櫻井英明の稼足銘柄
フライトホールディングス (3753) 東証2部
株価671円(02月06日終値)  
単元株数100株
時価総額 約73億円

■会社概要
携帯端末利用の電子決済端末が主力。決済アプリサービス展開。ITコンサル・開発も。
ブロードバンドやデジタル放送に関する様々なサービス(デジタルコンテンツ(映像や音楽等)のマネージメントや配信に関するコンサルティング、ソフトウェア受託開発)、各種システム開発、並びにiPhone等スマートフォンを利用した電子決済ソリューションプラットホームの事業を展開する。
 
■業績動向
2月8日に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は2300万円の赤字(前年同期は4億4400万円の黒字)に転落した。
併せて、通期の同損益を従来予想の2億5000万円の黒字→トントン(前期は5億7000万円の黒字)に下方修正した。

会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づく試算では、10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億7700万円の黒字→7300万円の赤字(前年同期は4億6000万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は9600万円の赤字(前年同期は3億3400万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の29.9%→-32.9%に急悪化した。
 
■ポイント
5日移動平均線をサポートラインに上昇加速している。システム開発を手掛けるが、ヒト型ロボット「ペッパー」の医療分野の活用など人工知能(AI)関連の研究開発も進捗させている。
また、訪日外国人観光客が急増傾向にあるなかで、新たなインバウンド関連としての側面からも注目を集めている。スマートフォン決済のアップルペイ関連として先駆しており、電子マネー決済が普及している中国人観光客のスマホ決済の普及を先取りする形で投機マネーが攻勢を強めている。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
バリューゴルフ (3931) 東証マザーズ
■株式データ
株価 2,849円(02月06日終値)
単元株数 100株
時価総額 約59億円
 
■会社概要
ゴルフ事業「1人予約ランド」運営等のASPサービス。情報誌発行、広告メディア制作。
ゴルフ事業、広告メディア制作事業、メディカル事業などに従事する会社である。ゴルフ事業においては、ASPサービス、ゴルフ場ホームページ管理システム、サポートサービスなどに従事する。広告メディア制作事業においては、求人やブライダル関連の広告制作業務を受託する。メディカル事業においては、医療専門の書籍出版事業を携わる。
 
■業績動向
12月14日に決算を発表。18年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の1億0800万円に急拡大し、通期計画の1億5800万円に対する進捗率は前年同期の52.8%を上回る68.4%に達した。
 
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づく試算では、11-1月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比19.0%増の5000万円に伸びる計算になる。
 
直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比15倍の2900万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.0%→4.1%に大幅改善した。
 
 
■ポイント
消費関連の範疇で対象となる企業や業態は多岐にわたるが、相対的に優位なポジションにあるのは、消費に絡むネット関連企業と考えている。
同社は、ゴルフ事業は好調でメディカル事業は損益改善している。ゴルフ・ドゥと業務提携。1人予約ランドは引き続き堅調。会員数は38万人を突破している。従業員・顧客満足度調査サービスは納品開始した。


■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
ネットマーケティング (6175) JASDAQスタンダード
■株式データ
株価1,800円(02月06日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約155億円
 
■会社概要
アフィリエイト広告や「Omiai」などメディア事業を手掛ける。
インターネット広告市場において、主としてアフィリエイト広告に特化したエージェントとして、広告プロモーションの戦略立案から運用支援までを一貫して提供する「広告事業」を展開する。
Facebookを活用した安心・安全な出会いを提供する恋愛マッチングサービス「Omiai(オミアイ)」を運営する「メディア事業」を展開する。広告事業は主にアフィリエイト領域における戦略立案及び運用支援に注力したコンサルティングサービスを提供する。メディア事業は主に、オンラインマッチングサービスである「Omiai」の企画及び運用を行う。
 
■業績動向
2月9日に決算を発表。18年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比53.7%増の3.1億円に拡大し、従来予想の2.5億円を上回って着地。
通期計画の5.3億円に対する進捗率は58.6%に達し、さらに前年同期の48.5%も上回った。

会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づく試算では、1-6月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.3%増の2.2億円に伸びる計算になる。
 
■ポイント
大株主であるモバイル・インターネットキャピタル(MICファンド)が保有していたネットマーケティング株式の全株を売却したと発表。これまでVC等が保有する同社株式を市場で売却した場合には、ネットマーケティング株式の売却圧力となり市場価格に影響を及ぼす可能性があったが、今回の売却により、今後は大株主の売却によるリスクはほぼ解消される見込み。
 
東京証券取引所本則市場(市場第一部または市場第二部)への市場変更申請を行う準備を具体的に進めてる。
昨年12月15日に、立会外分売は本則市場への市場変更における形式要件の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図るために行うもの。 

 ■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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