櫻井英明の稼足銘柄
デジタル・インフォメーション・テクノロジー (3916) 東証1部
■株式データ
株価2,970円(01月16日終値) 継続1月新春号掲載。株価2,447円(12月29日終値)
単元株数 100株
時価総額 約227億円
 
■会社概要
サイバー攻撃に備える情報セキュリティーシステムの構築を手掛ける。
ソフトウェア開発事業及びコンピュータ販売事業を営む。業務システム開発や運用サポート、組込みソフト開発・検証などを行う。エクセル業務改善ソフト「ゾブロス」など自社開発パッケージを強化。
 
■業績動向
11月10日に決算を発表。18年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比18.5%増の1.6億円に伸びたが、通期計画の7.2億円に対する進捗率は22.1%となり、前年同期の21.1%とほぼ同水準だった。
 
直近3ヵ月の実績である7-9月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.7%→6.0%に改善した。
 
■決算発表予定日  2018/02/14
 
■ポイント
日本経済新聞で「2017年7〜12月期の連結営業利益は、前年同期比2割増の3億6000万円程度になりそうだ」と報じられており、足もとの業績好調を好感した買いが入っている。
 
記事によると、電気自動車や自動運転など、自動車機器に組み込むITシステムの開発が好調に推移したほか、利幅の大きい自社製品の伸びが貢献したという。また、企業の情報漏洩やサイバー攻撃の危険性が高まるなか、セキュリティー対策ソフトの開発需要も増えているとしている。

■チャート

 
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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