櫻井英明の稼足銘柄
スリープログループ(2375)東証2部
■株式データ
株価936円(12月27日終値)
単元株数 100株
時価総額 約71億円
 
■会社概要
法人・個人IT支援サービスを展開。PCサポートの人材派遣が主体。コールセンターも。
情報技術(IT)環境およびIT関連機器のユーザーをビジネス対象とする企業と、それを活用する個人および企業を対象に、ITビジネスを軸としたサポートサービスを日本全国で「24時間・365日」展開。ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)事業において、営業・販売支援サービス、導入・設置等支援サービス、運用支援サービス、ITシステム受託開発、人材支援サービスを提供する。コワーキングスペース事業はコワーキングスペースサービスを提供する。
 
■業績動向
11月27日に決算を発表。18年10月期の連結経常利益は前の期比52.9%増の6.1億円に拡大し、従来予想の4.9億円を上回って着地。19年10月期も前期比14.2%増の7億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収、増益になる。
 
同時に、前期の年間配当を7円→8円(前の期は5円)に増額し、今期も前期比2円増の10円に増配する方針とした。
 
直近3ヵ月の実績である8-10月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比71.7%増の1.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.8%→3.9%に改善した。
 
■ポイント
資本業務提携先のPCサービス<6025>と同様に買いが入っているようだ。
2017年10月期の有価証券報告書によれば、スリープロはPCサービス株6万2100株を保有しており、貸借対照表計上額は3726万円。1株当たり600円の計算となるが、PCサービスの5日終値は1699円まで上昇しており、含み益への期待が高まっているとみられる。なお、PCサービスは10月29日、OKウェイヴ<3808>との資本業務提携によりハードウェアウォレット「風神ウォレット」の販売総代理店となり、ウェブ販売を開始すると発表している。

■チャート

 
 
アルファクス・フード・システム(3814)東証JASDAQ
■株式データ
株価2,166円(12月27日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約54億円
 
■会社概要
注文システムなど外食向けASPサービス。経営コスト改善ソフトを提供。セルフレジを推進。「食文化の発展に情報システムで貢献する」ことを事業ポリシーとして、外食業界に特化した基幹業務システムのアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)による提供から、飲食店店舗にて利用する販売時点(POS)情報管理システム、オーダーエントリーシステムの自社企画商品の販売及び周辺サービスの提供までをワンストップで行う。
 
■業績動向
11月26日に業績修正を発表。19年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億6800万円→3億8000万円(前期は1億2900万円)に41.8%上方修正し、増益率が2.1倍→2.9倍に拡大する見通しとなった。
 
同時に、10-3月期(上期)の経常利益も従来予想の7100万円→1億1800万円(前年同期は3700万円)に66.2%上方修正し、増益率が91.9%増→3.2倍に拡大する見通しとなった。
 
■ポイント
蓄熱・電気ボイラーの入替をコンサルテーションし、ホテル施設等のエネルギーコストを削減するサービスを推進すると発表している。併せて配管器具や工事技術を有する日栄インテック(東京都荒川区)と業務提携する。新たな事業への進出に伴い、19年9月期通期の営業利益を従来予想の2.88億円から4.00億円(前期実績1.48億円)に上方修正している。

■チャート
 
シェアリングテクノロジー (3989)東証マザーズ
■株式データ
株価1,550円(12月07日終値)
単元株数 100株
時価総額 約284億円
 
■会社概要
日本最大級のライフサービスプラットフォーム「SHARING PLACE」を運営する。
ライフサービス領域に関する「バーティカルメディアサイト」の運営を通じて、WEB事業を展開。WEBマーケティングサービスでは、ユーザーへ生活に密着したサービスを提供する専門業者を紹介するなどのマッチングサービスを提供。同社がペット葬儀、リフォーム・工事・修理関係、害虫退治、看板製作、消臭・消毒、特殊清掃などのサービスを提供するサイトを運営。WEBコンサルティングサービスでは、同社が依頼主の所有するインターネットサイトのうち、依頼主から指定されたインターネットサイトに対して様々なWEBコンサルティング施策を実施することで、依頼主の所有するインターネットサイトの検索エンジン順位を向上させ、インターネットユーザー見込顧客の集客増加を図っている。
 
■業績動向
11月19日に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。18年9月期の連結税引き前利益は5.3億円になり、19年9月期は前期比3.0倍の16.2億円に急拡大する見通しとなった。
 
※18年9月期から連結決算に移行。
※18年9月期より会計基準を「日本基準→国際会計基準」に移行したため、前の期との比較を表記していません。
 
■ポイント
19年9月期の営業利益予想を前期比207.1%増の17,00億円と発表している。
WEBメディアのコンテンツ及び新システム「Mover」への投資や既存事業の新しいマネタイズに挑戦する。18年9月期の営業利益は5.53億円で着地した。前年同期比増減率は非開示。
また、ビックカメラ<3048>グループとの協業や施工部材販売サービスの開始、連結子会社株式の一部売却(譲渡価額約1億円)、新株予約権の取得・消却などを発表している。
 
■チャート



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