櫻井英明の稼足銘柄
日本アンテナ(6930) 東証JASDAQ
■株式データ
株価1,398円(04月16日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約199億円
 
■会社概要
アンテナ大手。通信・放送用などが主力。電波障害対策工事にも強み。
通信用・テレビ受信用等各種アンテナ及び映像通信用電子機器の製造販売と、電気通信工事並びにこれに付帯する事業を営む。
 
■業績動向
2月1日に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5.1億円の黒字(前年同期は1.2億円の赤字)に浮上して着地した。
併せて、通期の同利益を従来予想の2.7億円→6.5億円(前期は1.5億円)に2.4倍上方修正し、増益率が74.2%増→4.2倍に拡大する見通しとなった。
 
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.2倍の4.1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.2%→10.1%に急改善した。
 
■決算発表予定日 2019/05/14
 
■ポイント
東芝コンシューママーケティング(川崎市)からのアンテナ・メディア機器事業の譲受を決め、事業譲受契約を締結したと発表している。譲受価額は非開示。同事業は特約店への販売やCATV向けなどの分野で強みを持つほか、販売から修理まで全国均一のサービスを提供している。また、事業譲受により技術者などのリソースが確保できるとしている。
4K・8K放送が開始されちょうど3カ月が経過、家電量販店各社では4Kテレビの売り上げが昨年12月以降、好調な伸びを示していることが伝わっている。4Kテレビの価格低下もあって、今後は一段と売れ行きが増すことが予想されており、同テーマに絡む銘柄群にマーケットの視線が高まっている。日本アンテナは放送用アンテナのトップメーカーで特需をとらえている。

■チャート



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