櫻井英明の稼足銘柄
ヤーマン(6630)東証1部
■株式データ
株価1,871円(11月30日終値)
単元株数 100株
時価総額 約1,091億円
 
■会社概要
家庭用美容健康機器の製造・販売。量販店と通販が主力。化粧品も。
美容家電メーカーで、フェイスケア・ボディケア等の家庭用美容健康機器や、化粧品の研究開発・製造・仕入販売、バラエティ雑貨等の仕入販売などを手掛ける。インフォマーシャルやWEB等の直接販売、家電量販店等の店頭販売卸、カタログ等の通信販売卸と、幅広い販売チャネルを確保し、特性を活かした販売戦略を展開。
 
■業績動向
11月19日に業績修正を発表。19年4月期の連結経常利益を従来予想の49.9億円→64.7億円(前期は53.4億円)に29.4%上方修正し、一転して21.0%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
 
同時に、5-10月期(上期)の連結経常利益も従来予想の26.3億円→42.6億円(前年同期は33.1億円)に61.7%上方修正し、一転して28.7%増益見通しとなった。
 
■決算発表予定日  2018/12/13
 
■ポイント
ラジオ波を使った美顔器RFボーテシリーズが好調。アジアでの需要拡大により、海外部門の営業利益が前年比約5倍に急伸。国内でも店販が好調。積極的に新製品の開発・投入を継続。
 
11月11日の中国「独身の日」における売上状況を前日に発表した。
中国最大のECサイト「T-mall」における独身の日のトータル販売実績は前年比70%増となり、美顔器カテゴリにおける史上最高売上を更新、電子美容機器部門における販売実績と売上シェアで3年連続1位を獲得するとともに、「1日の売上が1億人民元を超えたブランド」に美顔器カテゴリで唯一ランクイン。中国人需要の鈍化懸念も大きく後退する状況へ。

■チャート

 
 
京進(4735)東証2部
■株式データ
株価1,199円(11月30日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約100億円
 
■会社概要
京都・滋賀地盤の学習塾。日本語学校、英会話教室や保育・介護も。
京都発祥の学習塾運営会社。小中高生を対象とした集合指導・個別指導の学習塾を、京都・滋賀・大阪・奈良・愛知を中心に展開。また、Net学習「京進e-DES」、英会話「京進ユニバーサルキャンパス」、幼児教育「京進ぷれわん」、保育事業「京進のほいくえん HOPPA」、日本語教育、国際人材交流なども手掛ける。
 
■業績動向
10月9日に決算を発表。19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比48.4%増の4.2億円に拡大し、6-11月期(上期)計画の4.8億円に対する進捗率は87.0%に達し、5年平均の71.0%も上回った。
 
直近3ヵ月の実績である6-8月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.2%→8.2%に改善した。
 
■ポイント
昨年9月につけた高値1320円を上抜けば、実質上場来高値更新となり、青空圏に浮上する。同社は京都、滋賀などを地盤に私立中・高入試対策を主力とする学習塾を展開し、個別指導も充実させており生徒数は増勢の一途だ。保育園から介護事業まで一貫した人材分野のビジネスに精通。特に政府の外国人就労拡大に向けた政策を背景に京進ランゲージアカデミー(外国人の日本語学校)運営が注目される。
 
日本語学校は全国に9校展開しており10月末現在で生徒数は約2180人と日本最大規模、今後さらに生徒数が増えていくことは必至とみられる。

■チャート
 
ビーイング(4734)東証JASDAQ
■株式データ
株価766円(11月30日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約63億円
 
■会社概要
建設業向けソフト開発会社。土木積算システムで首位級。CADソフト販売なども。
建設業向けソフトウエア開発会社。業界シェアトップを誇る土木工事積算システム「Gaia(ガイア)」を中心に、計画・入札・収支管理・書類作成・工程管理等の業務フローを総合的に支援するソフトウェアを開発・販売。また、設備業者向けCADソフトウェア「PlusCAD(プラスキャド)」等も手掛ける。
 
■業績動向
11月9日に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比34倍の2億7300万円に急拡大した。
併せて、通期の同利益を従来予想の2億6000万円→3億2000万円(前期は1億0200万円)に23.1%上方修正し、増益率が2.5倍→3.1倍に拡大する見通しとなった。
 
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づく試算では、10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比50.0%減の4700万円に大きく落ち込む計算になる。
 
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比3.8倍の1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.7%→9.4%に大幅改善した。
 
■ポイント
建設業界向け土木精算システム開発を主力としているが、新版の「ガイア10」が好調で19年3月期業績への寄与が見込まれている。
安倍政権では老朽化した橋梁やトンネルなどの整備を主眼とした「国土強靭化」を看板に掲げ、政策フォローしていく方針にあるが、土木精算システムで高い実力を持つ同社の収益環境は追い風が強い。
19年3月期営業利益は従来計画を大幅に増額し、前期比41%増の4億5000万円を予想するが、上期進捗率から一段の上振れも期待できそうだ。
 
■チャート


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