■株式データ
株価877円（11月16日終値）　
単元株数 100株
時価総額 約135億円
 
■会社概要
現代版画の催事販売が主体。イラスト系も。クレジット事業やフィットネスも展開。
版画絵画の販売、割賦販売斡旋、融資、美術品の購入・販売、出版、リゾートホテル、フィットネスクラブの営業。アート雑貨・キャラクター雑貨の販売や顧客向け金融サービスも行う。
 
■業績動向
11月9日に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の17.9億円に急拡大した。
併せて、通期の同利益を従来予想の11.8億円→18.9億円(前期は9.1億円)に60.2％上方修正し、増益率が28.8％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比68.8％減の0.9億円に大きく落ち込む計算になる。

直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の11億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の16.2％→21.5％に大幅上昇した。
 
■ポイント
ラッセン作の絵画を中心にアート作品の販売が好調。連れて金融サービスも伸びる。
 
版画などの発送が順調に推移したことや原価率を抑えることができたことに加えて、「健康産業事業」におけるホットヨガスタジオ「アミーダ」の出店費用が順調に予算内で推移したことなどが寄与した。また、営業外収益にデリバティブ利益を計上することも最終利益を押し上げたとしている。
今年10月にホテル譲渡で特益。株価は年初来高値を目指すと想定される。
  
■チャート

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