櫻井英明の稼足銘柄
セック(3741)東証1部
■株式データ
株価4,375円(11月14日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約224億円
 
■会社概要
システム開発会社。リアルタイムソフトウェア技術に強み。携帯の通信混雑回避技術など。
リアルタイム技術専門のソフトウェア会社。5つのビジネスフィールド(モバイルネットワーク、ワイヤレス、インターネット、社会基盤システム、宇宙先端システム)において、リアルタイムソフトウェアと、顧客の困難な課題を解決するためのリアルタイムソリューション製品「RealtimePowerシリーズ」を提供。
 
■業績動向
11月8日に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比62.0%増の3.5億円に拡大し、通期計画の7億円に対する進捗率は51.1%に達し、5年平均の35.4%も上回った。

会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比26.3%減の3.4億円に減る計算になる。

直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比67.9%増の1.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.6%→12.0%に大幅改善した。
 
■ポイント
移動体通信事業者向けのサービス系開発の好調継続に加え、非接触ICを含めたモバイル決済関連やロボットの研究開発案件の増加も寄与し、売上高が計画を上回ったことが利益を押し上げている。
 
ロボットに搭載可能なコンピュータビジョンソフトウェア「Rtrilo(アールトリロ)」の販売を開始したと発表。 「Rtrilo」は、ディープラーニング技術や各種画像処理を組み合わせて、カメラからの動画・静止画から特定の物体や領域を抽出し、高度なロボットの制御を可能にするコンピュータビジョンソフトウェア。適用シーンとしては、工場内の無人搬送車やロボットによる食器などの把握、農業向けの雑草・穀物の識別、警告ランプなどのアラート情報の管理者へのリアルタイム通知などを想定している。
  
■チャート


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