櫻井英明の稼足銘柄
やまねメディカル(2144)東証JASDAQ
■株式データ
株価690円(08月31日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約78億円
 
■会社概要
通所介護施設を首都圏に展開。独自サービスに強み。サービス付き高齢者住宅も。
首都圏地盤の介護事業者。サービス付き高齢者向け住宅「なごやかレジデンス」を拠点に、併設する通所介護「デイサービスセンターなごやか」「なごやかデイサービス」、訪問介護「なごやかナースステーション」・訪問看護「なごやかヘルパーステーション」・居宅介護支援「なごやかケアプラン」等の総合ケアセンターを運営。
 
■業績動向
8月6日に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は6700万円の黒字(前年同期は8200万円の赤字)に浮上し、4-9月期(上期)計画の1億6500万円に対する進捗率は40.6%となった。
 
直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-4.1%→5.2%に急改善した。
 
■ポイント
首都圏を中心に通所介護サービスを展開、高齢者向け住宅の入居率が高まるなか、業績は回復歩調にある。ケアサービスなどの利用者数の増加が着実に進んだ結果、利益が押し上げられた。今後は、先行投資が収益に寄与する局面に入ると見込んでいる。
株価面では時価総額が70億円強と小型で急騰習性があり、個人投資家の短期資金を中心に注目度が高い。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
UTグループ(2146)東証JASDAQ
■株式データ
株価3,740円(08月31日終値)
単元株数 100株
時価総額 約1,509億円
 
■会社概要
製造派遣・請負大手。半導体・液晶主体だが環境や車も。技術者派遣開始。
技術者派遣大手で、製造メーカーに正社員派遣・業務請負サービスを提供する製造派遣事業を手掛ける。主要顧客は国内の半導体・エレキ・環境・自動車業界など。また、設計開発・建設エンジニアを提供する「エンジニア事業」、再就職支援・グループ外出向などの受給調整サービスを提供する「再就職支援事業」も展開。
 
■業績動向
8月9日に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比81.1%増の16.5億円に拡大し、通期計画の69億円に対する進捗率は5年平均の16.0%を上回る23.9%に達した。
 
直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.1%→7.0%に改善した。
 
■ポイント
製造業向け技術者派遣を手掛ける企業に注目。自動車や電機業界など製造業向け技術者不足が顕著で、同分野に特化した人材サービスを手掛ける企業群の業績は軒並み増収増益路線を走っている。
自動車関連分野で派遣需要が拡大したことを受けてマニュファクチャリング事業が好調に推移したほか、グループ内転職制度により技術職社員を拡充させた効果や、事業会社の統合による効率化などでエンジニアリング事業の収益が改善したことことが貢献している。
 
水戸証券は14日、レーティング「A」と目標株価5000円を継続した。同社は製造業派遣の大手で正社員雇用(無期雇用派遣)、チーム派遣、キャリア形成支援などが特徴。第1四半期(4〜6月)は営業利益が前年同期比78%増の16億5300万円と好調だった。高単価な自動車関連での派遣採用が増えたことなどが貢献した。19年3月通期の営業利益は前期比35%増の70億円で据え置かれたが、同証券では96億円への増額修正を予想している。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
デジタル・インフォメーションテクノロジー(3916)東証1部
■株式データ
株価1,406円(08月31日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約217億円
 
■会社概要
サイバー攻撃に備えるセキュリティシステムを構築。金融、通信企業などが顧客。
独立系の情報サービス企業として同社及び連結子会社2社により構成され、ソフトウェア開発事業及びコンピュータ販売事業を営む。業務システム開発事業と運用サポート事業のビジネスソリューション事業を、組込み開発事業と組込み検証事業のエンベデッドソリューション事業を、自社商品の開発販売のその他事業をそれぞれ行う。コンピュータ販売事業セグメントについては、同社及び子会社の東洋インフォネットがカシオ情報機器の代理店として、カシオ計算機製中小企業向け事務処理コンピュータ「楽一」の販売を主として行い、他商材の重ね売りも行う。
 
■業績動向
8月10日に決算を発表。18年6月期の連結経常利益は前の期比23.2%増の7.9億円になり、19年6月期も前期比26.2%増の9.9億円に伸びを見込み、9期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。9期連続増収、増益になる。
 
同時に、今期の年間配当は14円とし、前期の株式分割を考慮した実質配当は27.3%増配とする方針とした。
 
直近3ヵ月の実績である4-6月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比9.8%増の1.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の4.4%→5.0%に改善した。
 
■ポイント
ソフトウェア開発で、ビジネスソリューション事業で金融分野を中心に事業の安定化に一定の成果が現れていることや、エンベデッドソリューション事業で車載を中心に伸長が見込まれることが牽引する見通し。
車載関連や半導体関連の組込みソフト開発も伸びる。自社商品の販売順調。開発費増や人件費増をこなし、利益続伸へ。連続増配。

 ■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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