櫻井英明の稼足銘柄
ハーツユナイテッドグループ (3676) 東証1部
株価1,826円(01月23日終値)  
単元株数100株
時価総額 約431 億円
 
■会社概要
ゲームソフトの不具合検査が主力。モバイル機器や専用機向けが中心。
デバッグ事業、メディア事業及びその他の事業を行う子会社等の経営管理及びそれに付帯または関連する業務を行う。
 
■業績動向
11月10日に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.8%増の10億円に伸びたが、通期計画の22.2億円に対する進捗率は45.3%となり、5年平均の43.7%とほぼ同水準だった。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づく試算では10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比14.6%増の12.1億円に伸びる計算になる。
 
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比16.4%増の4.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.5%→11.0%に上昇した。
 
■決算発表予定日  2018/02/09
 
■ポイント
事業戦略としては、アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメインを拡大して成長を加速させる方針だ。エンタテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。
 
M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
寿スピリッツ (2222) 東証1部
■株式データ
株価円6,540円(01月23日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約2,004億円
 
■会社概要
菓子製造販売会社。地域限定のブランド菓子など展開。洋菓子通販に力。
地域限定ブランド菓子の製造・販売を主力とする持株会社である。
 
■業績動向
11月1日に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比27.1%増の18.6億円に伸びた。
併せて、通期の同利益を従来予想の45億円→47億円(前期は38.9億円)に4.4%上方修正し、増益率が15.4%増→20.6%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づく試算では10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比16.6%増の28.3億円に伸びる計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比21.4%増の13.2億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の13.4%→14.1%に上昇した。
 
■決算発表予定日  2018/02/01
 
■ポイント
18年3月期第3四半期累計(4〜12月)売上概算は、前年同期比16.1%増の27,609百万円となる見込みであると発表した。同社は、重点施策に掲げている首都圏エリアでの展開強化やインバウンド対策として、主要都市空港の国際線ターミナルでの販売強化が奏功したことなどにより、第3四半期売上高は、前年同期比16.1%と大幅増加し27,609百万円となる模様だ。
東海東京調査センターが投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を5820円から6550円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。同センターでは、フランセを吸収したことによるシュクレイの新ブランド商品展開に加えて、生産性の向上や商品供給能力の向上、首都圏エリアの継続的な成長が見込まれるとしている。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
モリテック スチール (5986) 東証1部
■株式データ
株価1,194円(01月23日終値)
単元株数 100株
時価総額 約269億円
 
■会社概要
板金加工品大手。特殊帯鋼の商事と両輪。自動車向け中心。海外に拠点。
自動車向けを主力とする板金加工の大手。特殊帯鋼の商事と焼き入れ・板金加工が2本柱。自動車向け多い。タイやインドネシア等に拠点。
 
■業績動向
11月10日に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比4.6倍の6.5億円に急拡大し、従来予想の4.7億円を上回って着地。
併せて、通期の同利益を従来予想の7億円→9億円(前期は5.5億円)に28.6%上方修正し、増益率が25.2%増→61.0%増に拡大する見通しとなった。
 
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づく試算では10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比40.9%減の2.4億円に落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13倍の2.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.1%→3.5%に改善した
 
■決算発表予定日  2018/02/09
 
■ポイント
バブル時の1990年につけた上場来高値1360円も視界に入ってきた。板金加工大手で自動車業界向けに高水準の受注を確保している。トヨタ自動車<7203>が電気自動車(EV)の普及に対応する動きをみせるなか、充電などのインフラ面の充実が急がれる段階にある。
モリテックはEV向けケーブル自動巻き式充電スタンドを手掛けている。EV(電機自動車)、PHV(プラグインハイブリッド車)用に、充電後にケーブルを収納する必要がなく手が汚れない清潔な充電を可能にした国内初、高出力型ケーブル自動巻取式充電スタンド(認証課金タイプ)などを実用化しており、先々への期待も強いようだ。

 ■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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