[2362]夢真ホールディングス
[01月27日更新]

夢真ホールディングスは戻り試す、21年9月期増収増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。21年9月期増収増益予想としている。需要が堅調に推移する見込みだ。在籍人数の増加、高稼働率の維持、派遣単価の上昇などで収益拡大基調だろう。株価は11月の戻り高値圏から反落して上値を切り下げたが、調整一巡して反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。なお2月5日に21年9月期第1四半期決算発表を予定している。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 19年10月純粋持株会社体制に移行した。建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。

 20年9月期セグメント別(連結調整前)売上高構成比は建設技術者派遣および付随事業64.5%、エンジニア派遣および付随事業33.8%、その他1.7%、利益構成比は建設技術者派遣および付随事業94.1%、エンジニア派遣および付随事業9.3%、その他▲3.4%だった。期末の建設技術者数は5348人、エンジニア数は3579人だった。

 建設業界では東日本大震災後に工事量が増加基調となり、技術者需要も増加しているが、就業人数減少や高齢化で需要増加に対応できない状況が続き、派遣に対する需要が高水準に推移している。こうした状況も背景として、未経験者を採用して育成する戦略で高成長している。

■中期成長に向けてM&Aも積極活用

 成長に向けてM&A・アライアンスも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、20年4月システムエンジニアサービス事業のアローインフォーメーションを子会社化した。

 中期経営計画(21年9月期〜25年9月期)では、目標値に25年9月期売上収益1140億円、営業利益165億円、営業利益率14.5%、グループ合計期末技術者数1万8200人を掲げている。セグメント別計画は、建設技術者派遣および付随事業が売上収益565億円、利益91億円、技術者数8200人、エンジニア派遣および付随事業が売上収益555億円、利益90億円、技術者数1万人としている。

 建設技術者派遣および付随事業では、建設技術者派遣業界における圧倒的NO.1企業を目指し、未経験者を含めて積極的な採用を継続するとともに、定着率改善の取り組みを推進して在籍人数を着実に増加させる。エンジニア派遣および付随事業では積極的な採用による在籍人数の増加に加えて、育成型エンジニア派遣NO.1企業を目指し、再研修プログラム制度の拡充などでスキルアップを図り、単価上昇と利益率改善を推進する。

■21年9月期増収増益予想

 21年9月期の連結業績(IFRS)予想は、売上収益が20年9月期比4.0%増の610億円、営業利益が13.1%増の60億円、親会社所有者帰属当期利益が6.8%増の38億円としている。配当予想は20年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。

 建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業とも需要が堅調に推移する見込みだ。積極的な採用と未経験者の育成による在籍人数の増加、高稼働率の維持、派遣単価の上昇などで収益拡大基調だろう。

■株価は戻り試す

 株価は11月の戻り高値圏から反落して上値を切り下げたが、調整一巡して反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。1月26日の終値は712円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS50円39銭で算出)は約14倍、今期予想配当利回り(会社予想の35円で算出)は約4.9%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS154円20銭で算出)は約4.6倍、時価総額は約561億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[12月30日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡、21年9月期増収増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。21年9月期も需要が堅調に推移し、在籍人数の増加、高稼働率の維持、派遣単価の上昇などで増収増益予想としている。収益拡大基調だろう。株価は11月の戻り高値圏から反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 19年10月純粋持株会社体制に移行した。建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。

 20年9月期セグメント別(連結調整前)売上高構成比は建設技術者派遣および付随事業64.5%、エンジニア派遣および付随事業33.8%、その他1.7%、利益構成比は建設技術者派遣および付随事業94.1%、エンジニア派遣および付随事業9.3%、その他▲3.4%だった。期末の建設技術者数は5348人、エンジニア数は3579人だった。

 建設業界では東日本大震災後に工事量が増加基調となり、技術者需要も増加しているが、就業人数減少や高齢化で需要増加に対応できない状況が続き、派遣に対する需要が高水準に推移している。こうした状況も背景として、未経験者を採用して育成する戦略で高成長している。

■中期成長に向けてM&Aも積極活用

 成長に向けてM&A・アライアンスも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、20年4月システムエンジニアサービス事業のアローインフォーメーションを子会社化した。

 中期経営計画(21年9月期〜25年9月期)では、目標値に25年9月期売上収益1140億円、営業利益165億円、営業利益率14.5%、グループ合計期末技術者数1万8200人を掲げている。セグメント別計画は、建設技術者派遣および付随事業が売上収益565億円、利益91億円、技術者数8200人、エンジニア派遣および付随事業が売上収益555億円、利益90億円、技術者数1万人としている。

 建設技術者派遣および付随事業では、建設技術者派遣業界における圧倒的NO.1企業を目指し、未経験者を含めて積極的な採用を継続するとともに、定着率改善の取り組みを推進して在籍人数を着実に増加させる。エンジニア派遣および付随事業では積極的な採用による在籍人数の増加に加えて、育成型エンジニア派遣NO.1企業を目指し、再研修プログラム制度の拡充などでスキルアップを図り、単価上昇と利益率改善を推進する。

 なお20年5月には、子会社の夢真が運営(18年8月オープン)している建設業界特化求人サイト「俺の夢」のサイト閲覧数が累計700万PVを達成している。

■21年9月期増収増益予想

 21年9月期の連結業績(IFRS)予想は、売上収益が20年9月期比4.0%増の610億円、営業利益が13.1%増の60億円、親会社所有者帰属当期利益が6.8%増の38億円としている。配当予想は20年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。

 引き続き建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業とも需要が堅調に推移し、積極的な採用と未経験者の育成による在籍人数の増加、高稼働率の維持、派遣単価の上昇などで増収増益予想としている。収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡

 株価は11月の戻り高値圏から反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。12月29日の終値は702円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS50円39銭で算出)は約14倍、今期予想配当利回り(会社予想の35円で算出)は約5.0%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS154円20銭で算出)は約4.6倍、時価総額は約554億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[10月30日更新]

夢真ホールディングスは戻り歩調、20年9月期増収増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期(IFRS任意適用、レンジ予想)増収増益予想である。21年9月期も収益拡大を期待したい。株価は水準を切り上げて戻り歩調だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 19年10月純粋持株会社体制に移行した。建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。なお20年9月期から、セグメント区分を建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他としている。

 19年10月には子会社の夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。19年12月にはグループの稼働人数が9000名を突破した。20年5月には、子会社の夢真が運営(18年8月オープン)している建設業界特化求人サイト「俺の夢」のサイト閲覧数が累計700万PVを達成した。

■中期成長に向けてM&Aも積極活用

 成長に向けてM&A・アライアンスも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、20年4月システムエンジニアサービス事業のアローインフォーメーションを子会社化した。

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。

 セグメント別の計画は、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

■20年9月期増収増益予想、21年9月期も収益拡大期待

 20年9月期の連結業績予想(第1四半期〜第3四半期は日本基準、通期からIFRSを任意適用、5月11日に下方修正してレンジ予想)は、売上高が580億円〜600億円、営業収益が58億円〜66億円、親会社所有者帰属当期利益が37億円〜42億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。

 新型コロナウイルスの影響で、工事の一時中断・延長、派遣先の人員調整などにより、新規稼働の減少や稼働決定スピードの鈍化が想定されるとして、レンジ予想(6月以降の採用活動を通常ペースに戻した場合、20年9月期末まで採用ペースを抑制した場合の2パターンを想定)としている。特別損失にはフィリピンの子会社に係るのれん減損損失4億19百万円を計上する見込みだ。

 セグメント別の計画は、建設技術者派遣の売上高が377億円〜390億円、利益が62.5億円〜68億円、期末在籍人数が5040人〜5700人、エンジニア派遣の売上高が193億円〜200億円、利益が6.5億円〜9億円、期末在籍人数が3290人〜3690人としている。

 第3四半期累計(日本基準)は売上高が前年同期比17.0%増の441億18百万円、営業利益が23.5%増の46億58百万円、経常利益が27.2%増の47億88百万円、純利益が1.7%増の25億49百万円だった。需要が高水準に推移して増収増益だった。建設技術者派遣は10.2%増収で18.0%増益、エンジニア派遣事業は28.2%増収で2.1倍増益だった。

 新型コロナウイルスで緊急事態宣言が発令された4〜6月期で見ても、高稼働率の維持、派遣単価の上昇、採用費などの経費圧縮などで5.0%増収、17.6%営業増益と増収増益を維持した。一時的に採用を抑制して既存社員の稼働を優先させた。エンジニア派遣事業の稼働率は前年同期を上回った。

 第3四半期累計の営業利益進捗率はレンジ下限値に対して80.3%、上限値に対して70.6%と順調である。通期ベースでも収益拡大を期待したい。さらに21年9月期も収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は廃止

 株主優待制度については20年5月に廃止を発表(詳細は会社HP参照)した。公平な利益還元という観点などから総合的に検討し、配当による利益還元を安定的に実施していくことを優先する。

■株価は戻り歩調

 株価は水準を切り上げて戻り歩調だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。10月29日の終値は759円、前期推定連結PER(会社レンジ予想連結EP上限値55円22銭で算出)は約14倍、前期推定配当利回り(会社予想35円で算出)は約4.6%、前々期実績連結PBR(前々期実績連結BPS155円75銭で算出)は約4.9倍、時価総額は約599億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[09月30日更新]

夢真ホールディングスは戻り試す、20年9月期増収増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期(IFRS任意適用、レンジ予想)増収増益予想である。21年9月期も収益拡大を期待したい。株価は7月の直近安値圏から反発して水準を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 19年10月純粋持株会社体制に移行した。建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。なお20年9月期から、セグメント区分を建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他としている。

 19年10月には子会社の夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。19年12月にはグループの稼働人数が9000名を突破した。20年5月には、子会社の夢真が運営(18年8月オープン)している建設業界特化求人サイト「俺の夢」のサイト閲覧数が累計700万PVを達成した。

■中期成長に向けてM&Aも積極活用

 成長に向けてM&A・アライアンスも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、20年4月システムエンジニアサービス事業のアローインフォーメーションを子会社化した。

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。

 セグメント別の計画は、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

■20年9月期増収増益予想

 20年9月期の連結業績予想(第1四半期〜第3四半期は日本基準、通期からIFRSを任意適用、5月11日に下方修正してレンジ予想)は、売上高が580億円〜600億円、営業収益が58億円〜66億円、親会社所有者帰属当期利益が37億円〜42億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。

 新型コロナウイルスの影響で、工事の一時中断・延長、派遣先の人員調整などにより、新規稼働の減少や稼働決定スピードの鈍化が想定されるとして、レンジ予想(6月以降の採用活動を通常ペースに戻した場合、20年9月期末まで採用ペースを抑制した場合の2パターンを想定)としている。特別損失にはフィリピンの子会社に係るのれん減損損失4億19百万円を計上する見込みだ。

 セグメント別の計画は、建設技術者派遣の売上高が377億円〜390億円、利益が62.5億円〜68億円、期末在籍人数が5040人〜5700人、エンジニア派遣の売上高が193億円〜200億円、利益が6.5億円〜9億円、期末在籍人数が3290人〜3690人としている。

 第3四半期累計(日本基準)は売上高が前年同期比17.0%増の441億18百万円、営業利益が23.5%増の46億58百万円、経常利益が27.2%増の47億88百万円、純利益が1.7%増の25億49百万円だった。需要が高水準に推移して増収増益だった。建設技術者派遣は10.2%増収で18.0%増益、エンジニア派遣事業は28.2%増収で2.1倍増益だった。

 新型コロナウイルスで緊急事態宣言が発令された4〜6月期で見ても、高稼働率の維持、派遣単価の上昇、採用費などの経費圧縮などで5.0%増収、17.6%営業増益と増収増益を維持した。一時的に採用を抑制して既存社員の稼働を優先させた。エンジニア派遣事業の稼働率は前年同期を上回った。

 第3四半期累計の営業利益進捗率はレンジ下限値に対して80.3%、上限値に対して70.6%と順調である。通期ベースでも収益拡大を期待したい。さらに21年9月期も収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は廃止

 株主優待制度については20年5月に廃止を発表(詳細は会社HP参照)した。公平な利益還元という観点などから総合的に検討し、配当による利益還元を安定的に実施していくことを優先する。

■株価は戻り試す

 株価は7月の直近安値圏から反発して水準を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。9月29日の終値は710円、今期予想連結PER(会社レンジ予想連結EPの上限値S55円22銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想の35円で算出)は約4.9%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS155円75銭で算出)は約4.6倍、時価総額は約560億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[08月31日更新]

夢真ホールディングスは反発の動き、20年9月期増収増益予想で3Q累計順調

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期(IFRS任意適用、レンジ予想)は増収増益予想としている。第3四半期累計は増収増益で進捗率も順調だった。通期ベースでも収益拡大を期待したい。株価は第3四半期累計業績を好感する形で反発の動きとなった。戻りを試す展開を期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。19年10月純粋持株会社体制に移行した。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%で、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。なお20年9月期から、セグメント区分を建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他とした。

 19年10月には子会社の夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。19年12月にはグループの稼働人数が9000名を突破した。20年5月には、子会社の夢真が運営(18年8月オープン)している建設業界特化求人サイト「俺の夢」のサイト閲覧数が累計700万PVを達成した。

■中期成長に向けてM&Aも積極活用

 成長に向けてM&A・アライアンスも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、20年4月システムエンジニアサービスのアローインフォーメーションを子会社化した。

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。

 セグメント別の計画は、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

■20年9月期増収増益予想で3Q累計順調

 20年9月期の連結業績予想(第1四半期〜第3四半期は日本基準、通期からIFRSを任意適用、5月11日に下方修正してレンジ予想)は、売上高が580億円〜600億円、営業収益が58億円〜66億円、親会社所有者帰属当期利益が37億円〜42億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。

 新型コロナウイルスの影響で、工事の一時中断・延長、派遣先の人員調整などにより、新規稼働の減少や稼働決定スピードの鈍化が想定されるとして、レンジ予想(6月以降の採用活動を通常ペースに戻した場合、20年9月期末まで採用ペースを抑制した場合の2パターンを想定)である。なお特別損失には、フィリピンの子会社に係るのれん減損損失4億19百万円を計上する見込みだ。

 セグメント別計画は、建設技術者派遣の売上高が377億円〜390億円410億円、利益が62.5億円〜68億円、期末在籍人数が5040人〜5700人、エンジニア派遣の売上高が193億円〜200億円、利益が6.5億円〜9億円、期末在籍人数が3290人〜3690人としている。

 第3四半期累計(日本基準)は売上高が前年同期比17.0%増の441億18百万円、営業利益が23.5%増の46億58百万円、経常利益が27.2%増の47億88百万円、純利益が1.7%増の25億49百万円だった。需要が高水準に推移して増収増益だった。建設技術者派遣は10.2%増収で18.0%増益、エンジニア派遣事業は28.2%増収で2.1倍増益だった。

 なお新型コロナウイルスで緊急事態宣言が発令された4〜6月期で見ても、高稼働率の維持、派遣単価の上昇、採用費などの経費圧縮などで5.0%増収、17.6%営業増益と増収増益を維持した。一時的に採用を抑制して既存社員の稼働を優先させた。エンジニア派遣事業の稼働率は前年同期を上回った。

 第3四半期累計の営業利益進捗率はレンジ下限値に対して80.3%、上限値に対して70.6%と順調である。通期ベースでも収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は廃止

 株主優待制度については20年5月に廃止を発表(詳細は会社HP参照)した。公平な利益還元という観点などから総合的に検討し、配当による利益還元を安定的に実施していくことを優先する。

■株価は反発の動き

 株価は軟調だったが、第3四半期累計業績を好感する形で反発の動きとなった。戻りを試す展開を期待したい。8月28日の終値は665円、今期予想連結PER(会社レンジ予想の上限連結EPS55円22銭で算出)は約12倍、今期予想配当利回り(会社予想の35円で算出)は約5.3%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS155円75銭で算出)は約4.3倍、時価総額は約524億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[07月06日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期(IFRS任意適用)は増収増益予想としている。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、収益拡大を期待したい。株価は反発力が鈍く戻り一服となったが、調整一巡して出直りを期待したい。なお8月7日に第3四半期決算発表を予定している。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。19年10月純粋持株会社体制に移行した。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%で、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。なお20年9月期から、セグメント区分を建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他とする。

 19年10月には子会社の夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。19年12月にはグループの稼働人数が9000名を突破した。20年5月には、子会社の夢真が運営(18年8月オープン)している建設業界特化求人サイト「俺の夢」のサイト閲覧数が累計700万PVを達成した。

■中期成長に向けてM&Aも積極活用

 成長に向けてM&A・アライアンスも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、20年4月システムエンジニアサービスのアローインフォーメーションを子会社化した。

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。

 セグメント別の計画は、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

■20年9月期増収増益予想

 20年9月期の連結業績予想(第1四半期〜第3四半期は日本基準、通期からIFRSを任意適用、5月11日に下方修正してレンジ予想)は、売上高が580億円〜600億円、営業収益が58億円〜66億円、親会社所有者帰属当期利益が37億円〜42億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。

 新型コロナウイルスの影響で、工事の一時中断・延長、派遣先の人員調整などにより、新規稼働の減少や稼働決定スピードの鈍化が想定されるとして、レンジ予想(6月以降の採用活動を通常ペースに戻した場合、20年9月期末まで採用ペースを抑制した場合の2パターンを想定)である。なお特別損失には、フィリピンの子会社に係るのれん減損損失4億19百万円を計上する見込みだ。

 セグメント別計画は、建設技術者派遣の売上高が377億円〜390億円410億円、利益が62.5億円〜68億円、期末在籍人数が5040人〜5700人、エンジニア派遣の売上高が193億円〜200億円、利益が6.5億円〜9億円、期末在籍人数が3290人〜3690人としている。

 第2四半期累計(日本基準)は、売上高が前年同期比23.5%増の302億64百万円で、営業利益が27.8%増の33億78百万円、経常利益が30.3%増の34億29百万円、純利益が5.6%減の16億21百万円だった。

 第2四半期累計は概ね計画水準で着地した。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、通期も収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は廃止

 株主優待制度については20年5月に廃止を発表(詳細は会社HP参照)した。公平な利益還元という観点などから総合的に検討し、配当による利益還元を安定的に実施していくことを優先する。

■株価は調整一巡

 なお3月10日発表の自己株式取得(上限160万株・10億円、取得期間20年3月17日〜20年6月16日)は、累計取得株式数80万株で終了した。

 株価は反発力が鈍く戻り一服となったが、調整一巡して出直りを期待したい。7月3日の終値は561円、今期予想連結PER(会社レンジ予想の上限連結EPS55円22銭で算出)は約10倍、今期予想配当利回り(会社予想の35円で算出)は約6.2%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS155円75銭で算出)は約3.6倍、時価総額は約442億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[06月08日更新]

夢真ホールディングスは戻り試す

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期(IFRS任意適用)は、第3四半期以降に新型コロナウイルスの影響が意識されるが、19年9月期(日本基準)との比較で増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。株価は徐々に下値を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。19年10月純粋持株会社体制に移行した。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%で、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。19年12月にはグループ稼働人数が9000名を突破した。20年9月期からセグメント区分を、建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他とする。

 M&Aも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、19年10月夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。

 セグメント別の計画は、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

■20年9月期増収増益予想

 20年9月期の連結業績予想(第1四半期〜第3四半期は日本基準、通期からIFRSを任意適用、5月11日に下方修正してレンジ予想)は、売上高が580億円〜600億円、営業利益が58億円〜66億円、親会社所有者帰属当期利益が37億円〜42億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。

 新型コロナウイルスの影響で、工事の一時中断・延長、派遣先の人員調整などにより、新規稼働の減少や稼働決定スピードの鈍化が想定されるとして、レンジ予想(6月以降の採用活動を通常ペースに戻した場合、20年9月期末まで採用ペースを抑制した場合の2パターンを想定)である。なお特別損失には、フィリピンの子会社に係るのれん減損損失4億19百万円を計上する見込みだ。

 セグメント別計画は、建設技術者派遣の売上高が377億円〜390億円410億円、利益が62.5億円〜68億円、期末在籍人数が5040人〜5700人、エンジニア派遣の売上高が193億円〜200億円、利益が6.5億円〜9億円、期末在籍人数が3290人〜3690人としている。

 第2四半期累計(日本基準)は、売上高が前年同期比23.5%増の302億64百万円で、営業利益が27.8%増の33億78百万円、経常利益が30.3%増の34億29百万円、純利益が5.6%減の16億21百万円だった。概ね計画水準で着地した。

 20年9月期(IFRS任意適用)は、第3四半期以降に新型コロナウイルスの影響が意識されるが、19年9月期(日本基準)との比較で増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は廃止

 株主優待制度については5月11日に廃止を発表(詳細は会社HP参照)した。公平な利益還元という観点などから総合的に検討し、配当による利益還元を安定的に実施していくことを優先する。

■株価は戻り試す

 3月10日発表の自己株式取得(上限160万株・10億円、取得期間20年3月17日〜20年6月16日)について、5月31日時点の累計取得株式数は80万株となった。

 株価は徐々に下値を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。6月5日の終値は612円、今期予想連結PER(会社レンジ予想上限連結EPS55円22銭で算出)は約11倍、今期予想配当利回り(会社予想35円で算出)は約5.7%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS155円75銭で算出)は約3.9倍、時価総額は約483億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[05月18日更新]

夢真ホールディングスは下値切り上げ

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。新型コロナウイルスの影響を想定して、20年9月期(IFRS)連結業績予想を下方修正したが、19年9月期(日本基準)との比較では増収増益を維持する見込みだ。収益拡大を期待したい。株価は3月の安値圏から徐々に下値を切り上げている。出直りを期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。19年10月純粋持株会社体制に移行した。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%で、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。19年12月にはグループ稼働人数が9000名を突破した。20年9月期からセグメント区分を、建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他とする。

 M&Aも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、19年10月夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。

 セグメント別の計画は、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

■20年9月期連結業績予想は新型コロナウイルス影響で下方修正

 20年9月期の連結業績予想(第1四半期〜第3四半期は日本基準、通期決算からIFRSを任意適用、5月11日に下方修正してレンジ予想)は、売上高が580億円〜600億円、営業利益が58億円〜66億円、親会社所有者帰属当期利益が37億円〜42億円とした。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。

 新型コロナウイルスの影響で、工事の一時中断、工期の延長、派遣先の人員調整などにより、新規稼働の減少や稼働決定スピードの鈍化が想定されるとして、下方修正してレンジ予想(6月以降の採用活動を通常ペースに戻した場合、20年9月期末まで採用ペースを抑制した場合の2パターンを想定)とした。特別損失にはフィリピンの子会社に係るのれん減損損失4億19百万円を計上する。

 なお採用活動は3月後半から全面停止している。既存技術者の稼働を優先し、需要に応じて柔軟な採用活動を実施する。採用抑制は採用費の減少で利益押し上げ要因となる。

 セグメント別計画は、建設技術者派遣の売上高が377億円〜390億円410億円、利益が62.5億円〜68億円、期末在籍人数が5040人〜5700人、エンジニア派遣の売上高が193億円〜200億円、利益が6.5億円〜9億円、期末在籍人数が3290人〜3690人とした。

 なお第2四半期累計(日本基準)は、売上高が前年同期比23.5%増の302億64百万円、営業利益が27.8%増の33億78百万円、経常利益が30.3%増の34億29百万円、純利益が5.6%減の16億21百万円だった。概ね計画水準で着地した。第2四半期累計時点では新型コロナウイルスの影響が軽微だった。

 新型コロナウイルスの影響を想定して、20年9月期(IFRS)の連結業績予想を下方修正したが、19年9月期(日本基準)との比較では増収増益を維持する見込みだ。収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は廃止

 株主優待制度については5月11日に廃止を発表(詳細は会社HP参照)した。公平な利益還元という観点などから総合的に検討し、配当による利益還元を安定的に実施していくことを優先する。19年9月末時点の対象株主によるポイント行使をもって終了する。

■株価は下値切り上げ

 3月10日発表の自己株式取得(上限160万株・10億円、取得期間20年3月17日〜20年6月16日)について、3月31日時点の累計取得株式数は15万株となった。

 株価は下方修正を嫌気する形になったが、3月の安値圏から徐々に下値を切り上げている。出直りを期待したい。5月15日の終値は590円、今期予想連結PER(会社レンジ予想の上限連結EPS55円22銭で算出)は約11倍、今期予想配当利回り(会社予想の35円で算出)は約5.9%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS155円75銭で算出)は約3.8倍、時価総額は約465億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[04月17日更新]

夢真ホールディングスは売り一巡

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。当面は新型コロナウイルス感染症拡大による経済収縮の影響が懸念材料となるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は安値圏だが売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。19年10月純粋持株会社体制に移行した。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%で、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。19年12月にはグループ稼働人数が9000名を突破した。

 M&Aも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、19年10月夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。

 セグメント別の計画は、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

■20年9月期増益予想

 20年9月期連結業績予想(第1四半期〜第3四半期は日本基準、通期決算からIFRSを任意適用)は、売上高が630億円、営業利益が80億円、親会社所有者帰属当期利益が54億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。なおセグメント区分を建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他とする。

 日本基準19年9月期実績との比較で20.0%増収、2.2倍最終増益となる。稼働人数増加、稼働率上昇、単価上昇、採用効率化などで大幅増収増益見込みとしている。前期の採用投資の収益化やグループ企業の連携も推進する。

 セグメント別の計画は、建設技術者派遣の売上高が14.5%増の410億円、利益が27.0%増の75億円、期末在籍人数が11.5%増の6800人、エンジニア派遣の売上高が35.1%増の208億円、利益が9.0倍の12億円、期末在籍人数が9.9%増の4000人としている。

 第1四半期(日本基準)は、売上高が前年同期比27.6%増の150億84百万円、営業利益が23.0%増の15億25百万円、経常利益が22.4%増の15億42百万円、純利益が14.5%減の7億28百万円だった。純利益は法人税等の増加で減益だが、技術者の増員、派遣単価の上昇、M&A効果などで大幅増収・営業増益だった。期末技術者数は建設技術者派遣が12.0%増の6078人、エンジニア派遣が36.2%増の3703人だった。

 当面は新型コロナウイルス感染症拡大による経済収縮の影響が懸念材料となるが、中期的に収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換(詳細は会社HP参照)する。

■株価は売り一巡

 3月10日発表の自己株式取得(上限160万株・10億円、取得期間20年3月17日〜20年6月16日)について、3月31日時点の累計取得株式数は15万株となった。

 株価は安値圏だが売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。4月16日の終値は565円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS70円59銭で算出)は約8倍、今期予想配当利回り(会社予想の35円で算出)は約6.2%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS155円75銭で算出)は約3.6倍、時価総額は約445億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[03月26日更新]

夢真ホールディングスは反発の動き、自己株式取得

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期増益予想である。第2四半期以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響に注意が必要となるが、収益拡大を期待したい。なお3月10日に自己株式取得を発表している。株価は地合い悪化で急落したが、売り一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。19年10月純粋持株会社体制に移行した。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%で、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。なお19年12月にはグループ稼働人数が9000名を突破した。20年9月期中にグループ稼働人数1万名を目指している。子会社の夢テクノロジーは22年度までの3年間でAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)認定資格取得エンジニア1000名育成を目指している。

 M&Aも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、19年10月夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。

■20年9月期増益予想

 20年9月期の連結業績予想(第1四半期〜第3四半期は日本基準、通期決算からIFRSを任意適用)は、売上高が630億円、営業利益が80億円、親会社所有者帰属当期利益が54億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。なおセグメント区分を建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他とする。

 日本基準19年9月期実績との比較で20.0%増収、2.2倍最終増益となる。稼働人数増加、稼働率上昇、単価上昇、採用効率化などで大幅増収増益見込みとしている。前期の採用投資の収益化やグループ企業の連携も推進する。

 セグメント別計画は、建設技術者派遣の売上高が14.5%増の410億円、利益が27.0%増の75億円、期末在籍人数が11.5%増の6800人、エンジニア派遣の売上高が35.1%増の208億円、利益が9.0倍の12億円、期末在籍人数が9.9%増の4000人としている。収益拡大を期待したい。

 第1四半期(日本基準)は、売上高が前年同期比27.6%増の150億84百万円、営業利益が23.0%増の15億25百万円、経常利益が22.4%増の15億42百万円、純利益が14.5%減の7億28百万円だった。純利益は法人税等の増加で減益だが、技術者の増員、派遣単価の上昇、M&A効果などで大幅増収・営業増益だった。

 建設技術者派遣は19.1%増収で34.0%増益、エンジニア派遣は44.3%増収だが売上原価の増加で48.1%減益、その他は3.8倍増収だがのれん増加で赤字拡大した。期末技術者数は建設技術者派遣が12.0%増の6078人、エンジニア派遣が36.2%増の3703人だった。

 第2四半期以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響に注意が必要となるが、収益拡大を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換(詳細は会社HP参照)する。

■株価は反発の動き

 3月10日に自己株式取得を発表した。上限160万株・10億円、取得期間20年3月17日〜20年6月16日である。

 株価は地合い悪化で急落したが、売り一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。3月25日の終値は577円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS70円59銭で算出)は約8倍、今期予想配当利回り(会社予想35円で算出)は約6.1%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS155円75銭で算出)は約3.7倍、時価総額は約455億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[02月18日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡、20年9月期大幅増益予想で1Q順調

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期大幅増益予想(通期決算からIFRSを任意適用、日本基準19年9月期実績との比較)である。第1四半期(日本基準)は大幅営業増益と順調だった。通期も収益拡大を期待したい。株価は上値を切り下げる形だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。なお19年10月純粋持株会社体制に移行した。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。なお19年12月にはグループ稼働人数が9000名を突破した。20年9月期中にグループ稼働人数1万名を目指している。

 M&Aも積極活用している。19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、19年10月夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。

■20年9月期大幅増益予想で1Q順調

 20年9月期の連結業績予想(第1四半期〜第3四半期は日本基準、通期決算からIFRSを任意適用)は、売上高が630億円、営業利益が80億円、親会社所有者帰属当期利益が54億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。なおセグメント区分を建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他とする。

 日本基準19年9月期実績との比較で20.0%増収、2.2倍最終増益となる。需要が高水準に推移し、稼働人数増加、稼働率上昇、単価上昇、採用効率化などで大幅増収増益見込みとしている。前期の採用投資の収益化やグループ企業の連携も推進する。

 セグメント別計画は、建設技術者派遣の売上高が14.5%増の410億円、利益が27.0%増の75億円、期末在籍人数が11.5%増の6800人、エンジニア派遣の売上高が35.1%増の208億円、利益が9.0倍の12億円、期末在籍人数が9.9%増の4000人としている。収益拡大を期待したい。

 第1四半期(日本基準)は、売上高が前年同期比27.6%増の150億84百万円、営業利益が23.0%増の15億25百万円、経常利益が22.4%増の15億42百万円、純利益が14.5%減の7億28百万円だった。純利益は法人税等の増加で減益だが、技術者の増員、派遣単価の上昇、M&A効果などで大幅増収・営業増益だった。

 建設技術者派遣は19.1%増収で34.0%増益、エンジニア派遣は44.3%増収だが売上原価の増加で48.1%減益、その他は3.8倍増収だがのれん増加で赤字拡大した。期末技術者数は建設技術者派遣が12.0%増の6078人、エンジニア派遣が36.2%増の3703人だった。

 第1四半期の進捗は概ね計画水準としている。通期も収益拡大を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換(詳細は会社HP参照)する。

■株価は調整一巡

 株価は上値を切り下げる形だが、調整一巡して出直りを期待したい。2月17日の終値は844円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS70円59銭で算出)は約12倍、今期予想配当利回り(会社予想35円で算出)は約4.1%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS155円75銭で算出)は約5.4倍、時価総額は約665億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月17日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡、20年9月期大幅増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期大幅増益予想(IFRS移行で日本基準19年9月期実績との比較)である。収益拡大を期待したい。株価は11月の昨年来高値圏から反落したが、調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。なお2月8日に第1四半期決算発表を予定している。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。なお19年10月純粋持株会社体制に移行した。グループ総合力強化を図る。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。なお19年12月にはグループ稼働人数が9000名を突破した。20年9月期中にグループ稼働人数1万名を目指している。

 M&Aも積極活用している。18年10月フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化、19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、19年4月社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、19年10月夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。

■20年9月期大幅増益予想

 20年9月期の連結業績予想(IFRS移行)は、売上高が630億円、営業利益が80億円、親会社所有者帰属純利益が54億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。なおセグメント区分を建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他とする。

 日本基準19年9月期実績との比較で20.0%増収、2.2倍最終増益となる。需要が高水準に推移し、稼働人数増加、稼働率上昇、単価上昇、採用効率化などで大幅増収増益見込みとしている。前期の採用投資の収益化やグループ企業の連携も推進する。

 セグメント別計画は、建設技術者派遣の売上高が14.5%増の410億円、利益が27.0%増の75億円、期末在籍人数が11.5%増の6800人、エンジニア派遣の売上高が35.1%増の208億円、利益が9.0倍の12億円、期末在籍人数が9.9%増の4000人としている。収益拡大を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換(詳細は会社HP参照)する。

■株価は調整一巡

 株価は11月の昨年来高値圏から反落したが、調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。1月16日の終値は898円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS70円59銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想35円で算出)は約3.9%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS155円75銭で算出)は約5.8倍、時価総額は約708億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月20日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡、20年9月期大幅増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期大幅増益予想(IFRS移行で日本基準19年9月期実績との比較)である。収益拡大を期待したい。株価は11月の年初来高値圏から反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。なお19年10月純粋持株会社体制に移行した。グループ総合力強化を図る。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。

 M&Aを積極活用し、18年10月フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化、19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、19年4月社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、19年10月夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。

■20年9月期大幅増益予想

 20年9月期の連結業績予想(IFRS移行)は、売上高が630億円、営業利益が80億円、親会社所有者帰属純利益が54億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。なおセグメント区分を建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他とする。

 日本基準19年9月期実績との比較で20.0%増収、2.2倍最終増益となる。需要が高水準に推移し、稼働人数増加、稼働率上昇、単価上昇、採用効率化などで大幅増収増益見込みとしている。前期の採用投資の収益化やグループ企業の連携も推進する。

 セグメント別計画は、建設技術者派遣の売上高が14.5%増の410億円、利益が27.0%増の75億円、期末在籍人数が11.5%増の6800人、エンジニア派遣の売上高が35.1%増の208億円、利益が9.0倍の12億円、期末在籍人数が9.9%増の4000人としている。収益拡大を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換(詳細は会社HP参照)する。

■株価は調整一巡

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(19年9月9日に取得枠拡大と取得期間延長、上限405万株・30億円、取得期間18年12月20日〜19年12月19日)は終了した。累計取得株式数は265万1600株だった。

 株価は11月の年初来高値圏から反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。12月19日の終値は886円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS70円59銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想35円で算出)は約4.0%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS155円75銭で算出)は約5.7倍、時価総額は約699億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月25日更新]

夢真ホールディングスは上値試す、20年9月期大幅増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期大幅増益予想(IFRS移行で日本基準19年9月期実績との比較)である。収益拡大を期待したい。株価は年初来高値圏から一旦反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■建設技術者派遣を主力にエンジニア派遣も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣を主力として、製造・IT業界向けエンジニア派遣、その他(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成等)も展開している。なお19年10月純粋持株会社体制に移行した。グループ総合力強化を図る。

 19年9月期の売上高構成比は建設技術者派遣68%、エンジニア派遣29%、その他2%、期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。

 M&Aを積極活用し、18年10月フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化、19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、19年4月社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月子会社の夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化、19年10月夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。

■20年9月期大幅増益予想

 19年9月期の連結業績は、売上高が18年9月期比29.9%増の525億05百万円、営業利益が9.0%減の47億19百万円、経常利益が7.8%減の45億57百万円、純利益が31.1%減の25億04百万円だった。配当は18年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。

 建設技術者・エンジニア数の増員が目標を達成(期末目標9300人に対して実績9739人)し、派遣単価上昇やM&Aも寄与して計画超の大幅増収だったが、採用費の増額やM&A関連費用の発生など先行投資で各利益は計画未達となり、増益予想から一転して減益での着地となった。純利益は除却損や投資有価証券評価損の計上も影響した。

 建設技術者派遣は21.2%増収で9.6%増益、エンジニア派遣は48.3%増収だが71.3%減益、その他は2.6倍増収だが99.1%減益だった。期末の建設技術者数は6099人、エンジニア数は3640人だった。

 20年9月期の連結業績予想(IFRS移行)は、売上高が630億円、営業利益が80億円、親会社所有者帰属純利益が54億円としている。配当予想は19年9月期と同額の35円(第2四半期末15円、期末20円)である。なおセグメント区分を建設技術者派遣および付随事業、エンジニア派遣および付随事業、その他とする。

 日本基準19年9月期実績との比較で20.0%増収、2.2倍最終増益となる。需要が高水準に推移し、稼働人数増加、稼働率上昇、単価上昇、採用効率化などで大幅増収増益見込みとしている。前期の採用投資の収益化やグループ企業の連携も推進する。

 セグメント別計画は、建設技術者派遣の売上高が14.5%増の410億円、利益が27.0%増の75億円、期末在籍人数が11.5%増の6800人、エンジニア派遣の売上高が35.1%増の208億円、利益が9.0倍の12億円、期末在籍人数が9.9%増の4000人としている。収益拡大を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、目標値に21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換(詳細は会社HP参照)する。

■株価は上値試す

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(19年9月9日に取得枠拡大と取得期間延長、上限405万株・30億円)については、19年10月31日時点で累計取得株式数265万1600株となっている。

 株価は年初来高値圏から一旦反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。11月22日の終値は946円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS70円59銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想の35円で算出)は約3.7%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS155円75銭で算出)は約6.1倍、時価総額は約746億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月10日更新]

夢真ホールディングスは年初来高値更新の展開、19年9月期2桁営業増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。19年9月期2桁営業増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は急伸して年初来高値更新の展開だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。なお11月14日に19年9月期決算発表を予定している。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣事業を主力として、子会社夢テクノロジーの製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成)も展開している。

 M&Aを積極活用し、18年10月フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化、19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、19年4月社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化した。

 19年10月には純粋持株会社体制に移行(新設会社に分割事業を承継し、夢真ホールディングスとして上場を維持)した。グループ企業を横断した採用体制の構築など、グループ総合力強化を図る。また夢テクノロジーが外国人人材受け入れ制度における登録支援機関の認定を受けた。

■19年9月期2桁営業増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)で、予想配当性向は63.7%となる。

 第3四半期累計は売上高が前年同期比27.1%増の377億08百万円、営業利益が3.2%減の37億72百万円、経常利益が3.5%増の37億66百万円、純利益が7.9%減の25億01百万円だった。採用費の増額やM&A関連費用の計上で営業微減益だったが、需要が高水準に推移し、M&Aや技術者数積み上げによって大幅増収だった。純利益は関係会社株式売却益の反動で減益だった。

 建設技術者派遣は、稼働人数増加や派遣単価上昇で20.6%増収、6.0%増益だった。期末技術者数は22.2%増の6085人だった。エンジニア派遣事業は、エンジニア数の大幅増員やM&A効果で43.7%増収だった。利益は47.4%減益だった。ただし計画では利益を見込んでいなかったのに対して、採用活動の効率化で利益を計上した。期末エンジニア数は57.3%増の3394人だった。

 通期のセグメント別計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。収益拡大を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換(詳細は会社HP参照)する。

■株価は年初来高値更新の展開

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(19年9月9日に取得枠拡大と取得期間延長、上限405万株・30億円)については、19年9月30日時点で累計取得株式数265万1600株となった。

 株価は急伸して年初来高値更新の展開だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。10月9日の終値は995円、前期推定連結PER(会社予想連結EPS54円98銭で算出)は約18倍、前期推定配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約3.5%、前々期実績連結PBR(前々期実績連結BPS172円61銭で算出)は約5.8倍、時価総額は約784億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月10日更新]

夢真ホールディングスは反発の動き、19年9月期2桁営業増益予想、自己株式取得枠拡大

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。19年9月期2桁営業増益予想である。収益拡大を期待したい。9月9日には自己株式取得枠拡大と期間延長を発表した。また19年10月1日付で純粋持株会社体制に移行予定である。株価は安値圏モミ合いから反発の動きを強めている。出直りを期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣事業を主力として、子会社夢テクノロジーの製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成)も展開している。

 M&Aを積極活用し、18年10月フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化、19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、19年4月社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化した。

 なお19年10月1日付けで純粋持株会社体制に移行(新設会社に分割事業を承継し、夢真ホールディングスとして上場を維持)予定である。グループ企業を横断した採用体制の構築など、グループ総合力強化を図る。

■19年9月期2桁営業増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)で、予想配当性向は63.7%となる。

 第3四半期累計は売上高が前年同期比27.1%増の377億08百万円、営業利益が3.2%減の37億72百万円、経常利益が3.5%増の37億66百万円、純利益が7.9%減の25億01百万円だった。採用費の増額やM&A関連費用の計上で営業微減益だったが、需要が高水準に推移し、M&Aや技術者数積み上げによって大幅増収だった。純利益は関係会社株式売却益の反動で減益だった。

 建設技術者派遣は、稼働人数増加や派遣単価上昇で20.6%増収、6.0%増益だった。期末技術者数は22.2%増の6085人だった。エンジニア派遣事業は、エンジニア数の大幅増員やM&A効果で43.7%増収だった。利益は47.4%減益だった。ただし計画では利益を見込んでいなかったのに対して、採用活動の効率化で利益を計上した。期末エンジニア数は57.3%増の3394人だった。

 通期のセグメント別計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 月次速報によると、19年8月のグループ合計の稼働人数は前年同月比28.5%増の8749人(建設技術者派遣事業が5522人、エンジニア派遣事業が3227人)と順調に推移している。

 第3四半期累計の営業利益が微減益となり、進捗率も62.9%とやや低水準の形だが、通期ベースで収益拡大を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換(詳細は会社HP参照)する。

■株価は反発の動き

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(上限270万株・20億円、取得期間18年12月20日〜19年6月19日、6月7日に取得期間を19年9月30日まで延長)については、19年8月31日時点で累計取得株式数261万1400株となった。そして9月9日には取得枠拡大(上限405万株、30億円)と期間延長(18年12月20日〜19年12月19日)を発表した。

 株価は安値圏モミ合いから反発の動きを強めている。出直りを期待したい。9月9日の終値は855円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS54円98銭で算出)は約16倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約4.1%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS172円61銭で算出)は約5.0倍、時価総額は約674億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[08月22日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡、19年9月期3Q累計営業微減益だが通期2桁営業増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。19年9月期第3四半期累計は営業微減益だったが、通期は2桁営業増益予想である。通期ベースで収益拡大を期待したい。なおJPX日経中小型株指数2019年度構成銘柄に選定された。また19年10月1日付で純粋持株会社体制への移行を予定している。株価は反発力が鈍く安値圏だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣事業を主力として、子会社夢テクノロジーの製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成)も展開している。

 M&Aを積極活用し、18年10月フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化、19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、19年4月社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携、19年7月ITエンジニア派遣のガレネットを子会社化した。

 なお19年10月1日付けで純粋持株会社体制への移行(新設会社に分割事業を承継し、夢真ホールディングスとして上場を維持)を予定している。グループ企業を横断した採用体制の構築など、グループ総合力強化を図る。

■19年9月期3Q累計営業微減益だが通期2桁営業増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)としている。予想配当性向は63.7%となる。

 第3四半期累計は売上高が前年同期比27.1%増の377億08百万円、営業利益が3.2%減の37億72百万円、経常利益が3.5%増の37億66百万円、純利益が7.9%減の25億01百万円だった。採用費の増額やM&A関連費用の計上で営業微減益だったが、需要が高水準に推移し、M&Aや技術者数積み上げによって大幅増収だった。純利益は関係会社株式売却益の反動で減益だった。

 建設技術者派遣は、稼働人数増加や派遣単価上昇で20.6%増収、6.0%増益だった。期末技術者数は22.2%増の6085人だった。エンジニア派遣事業は、エンジニア数の大幅増員やM&A効果で43.7%増収だった。利益は47.4%減益だった。ただし計画では利益を見込んでいなかったのに対して、採用活動の効率化で利益を計上した。期末エンジニア数は57.3%増の3394人だった。

 通期のセグメント別計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 月次速報によると、19年7月のグループ合計の稼働人数は前年同月比28.4%増の8612人(建設技術者派遣事業が5479人、エンジニア派遣事業が3133人)と順調に推移している。

 第3四半期累計は営業微減益だったが、通期は2桁営業増益予想である。第3四半期累計の進捗率は売上高75.4%、営業利益62.9%である。利益進捗率がやや低水準の形だが、通期ベースで収益拡大を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換(詳細は会社HP参照)する。

■株価は調整一巡

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(上限270万株・20億円、取得期間18年12月20日〜19年6月19日、6月7日に取得期間を19年9月30日まで延長)については、19年7月31日時点で累計取得株式数181万1400株となっている。

 株価は反発力が鈍く安値圏だが、調整一巡して出直りを期待したい。8月21日の終値は768円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS54円98銭で算出)は約14倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約4.6%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS172円61銭で算出)は約4.4倍、時価総額は約605億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[07月16日更新]

夢真ホールディングスは反発の動き、19年9月期2桁営業増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。需要が高水準に推移して19年9月期2桁営業増益予想である。自己株式取得は期間を9月30日まで延長している。また19年10月1日付で純粋持株会社体制への移行を予定している。株価は下値固め完了して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者(建設現場の施工管理技術者)派遣事業を主力として、子会社夢テクノロジー(19年1月31日付で完全子会社化)の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。

 18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併、18年10月子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化、19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、19年4月社会人向けオンラインプログラミング学習サービスの侍を子会社化、19年6月夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携した。

 19年5月末にはグループ稼働技術者数が8000人を突破、19年6月末には夢テクノロジーの製造業・IT業界向け稼働エンジニア数が3000人を突破した。

 なお19年10月1日付けで純粋持株会社体制への移行(新設会社に分割事業を承継し、夢真ホールディングスとして上場を維持)を予定している。グループ企業を横断した採用体制の構築など、グループ総合力強化を図る。

■19年9月期2桁営業増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)としている。予想配当性向は63.7%となる。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比26.7%増の245億10百万円、営業利益が3.7%増の26億83百万円、経常利益が4.5%増の26億72百万円、純利益が6.5%減の17億50百万円だった。需要が高水準に推移し、M&Aや技術者数積み上げによって大幅増収だった。利益面は営業・管理部門増員による人件費の増加、採用費の増加、M&A関連業務委託費の増加などで営業・経常増益率が小幅にとどまったが、概ね計画水準としている。純利益は株式売却益の反動で減益だった。

 建設技術者派遣は、稼働人数増加と派遣単価上昇(4%上昇)で20.1%増収、9.1%増益だった。19年3月末技術者数は17.6%増の5704人だった。定着率(6ヶ月平均)は72%以上で安定している。エンジニア派遣事業は、エンジニア数の大幅増員やM&A効果で45.7%増収だが、採用費増加で19.1%減益だった。エンジニア数は46.7%増の2838人だった。

 通期は2桁営業増益予想である。需要が高水準に推移して稼働人数が増加し、コスト面ではM&A関連の一時的費用(業務委託費)が平常化する。セグメント別の計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 月次速報によると、19年6月のグループ合計の稼働人数は前年同月比29.8%増の8411人(建設技術者派遣事業が5387人、エンジニア派遣事業が3024人)と順調に推移している。
 
 第2四半期累計の進捗率は売上高49.0%、営業利益44.7%だった。営業利益進捗率がやや低水準の形だが、通期ベースで好業績を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換(詳細は会社HP参照)する。

■株価は反発の動き

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(上限270万株・20億円、取得期間18年12月20日〜19年6月19日、6月7日に取得期間を19年9月30日まで延長)については、19年6月30日時点で累計取得株式数176万6400株となっている。

 株価は700円近辺で下値固め完了して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。7月12日の終値は803円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS54円98銭で算出)は約15倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約4.4%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS172円61銭で算出)は約4.7倍、時価総額は約633億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月17日更新]

夢真ホールディングスは下値固め完了、19年9月期2桁営業増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。需要が高水準に推移して19年9月期2桁営業増益予想である。なお自己株式取得期間を9月30日まで延長した。また19年10月1日付で純粋持株会社体制に移行する。株価は下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者派遣事業を主力として、子会社夢テクノロジー(19年1月31日付で完全子会社化)の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。18年10月には稼働技術者数が7000人を突破、夢テクノロジーの在籍外国人エンジニア数が200名を突破した。

 18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併、18年10月子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化、19年4月ITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化、19年6月夢テクノロジーがシステム開発のBlueMemeと業務提携した。

 なお19年10月1日付けで純粋持株会社体制に移行(新設会社に分割事業を承継し、夢真ホールディングスとして上場を維持)する。グループ企業を横断した採用体制の構築など、グループ総合力強化を図る。

■19年9月期2桁営業増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)としている。予想配当性向は63.7%となる。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比26.7%増の245億10百万円、営業利益が3.7%増の26億83百万円、経常利益が4.5%増の26億72百万円、純利益が6.5%減の17億50百万円だった。需要が高水準に推移し、M&Aや技術者数積み上げによって大幅増収だった。利益面は営業・管理部門増員による人件費の増加、採用費の増加、M&A関連業務委託費の増加などで営業・経常増益率が小幅にとどまったが概ね計画水準としている。純利益は株式売却益の反動で減益だった。

 建設技術者派遣は、稼働人数増加と派遣単価上昇(4%上昇)で20.1%増収、9.1%増益だった。19年3月末技術者数は17.6%増の5704人だった。定着率(6ヶ月平均)は72%以上で安定している。エンジニア派遣事業は、エンジニア数の大幅増員やM&A効果で45.7%増収だが、採用費増加で19.1%減益だった。エンジニア数は46.7%増の2838人だった。

 通期は2桁営業増益予想である。需要が高水準に推移して稼働人数が増加し、コスト面ではM&A関連の一時的費用(業務委託費)が平常化する。セグメント別の計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 月次速報によると、19年5月のグループ合計の稼働人数は前年同月比27.9%増の8120人(建設技術者派遣事業が5210人、エンジニア派遣事業が2910人)と順調に推移している。
 
 第2四半期累計の進捗率は売上高49.0%、営業利益44.7%だった。営業利益進捗率がやや低水準の形だが、通期ベースで好業績を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象としている。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は下値固め完了

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(上限270万株・20億円、取得期間18年12月20日〜19年6月19日、6月7日に取得期間を19年9月30日まで延長)については、19年5月31日時点で累計取得株式数124万6400株となっている。

 株価は5月14日に667円まで下押したが、その後は700円台で推移して下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。6月14日の終値は766円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS54円98銭で算出)は約14倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約4.6%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS172円61銭で算出)は約4.4倍、時価総額は約604億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[05月20日更新]

夢真ホールディングスは売り一巡、19年9月期2桁営業増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。需要が高水準に推移して19年9月期2桁営業増益予想である。第2四半期累計の営業利益進捗率はやや低水準だったが、通期ベースで好業績を期待したい。株価は安値を更新したが、売り一巡して反発を期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者派遣事業を主力として、子会社夢テクノロジー(19年1月31日付で完全子会社化)の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。18年10月には稼働技術者数が7000人を突破、夢テクノロジーの在籍外国人エンジニア数が200名を突破した。

 18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併、18年10月子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化した。19年4月にはITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化した。

■19年9月期2桁営業増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)としている。予想配当性向は63.7%となる。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比26.7%増の245億10百万円、営業利益が3.7%増の26億83百万円、経常利益が4.5%増の26億72百万円、純利益が6.5%減の17億50百万円だった。需要が高水準に推移し、M&Aや技術者数積み上げによって大幅増収だった。利益面は営業・管理部門増員による人件費の増加、採用費の増加、M&A関連業務委託費の増加などで営業・経常増益率が小幅にとどまったが概ね計画水準としている。純利益は株式売却益の反動で減益だった。

 建設技術者派遣は、稼働人数増加と派遣単価上昇(4%上昇)で20.1%増収、9.1%増益だった。19年3月末技術者数は17.6%増の5704人だった。定着率(6ヶ月平均)は72%以上で安定している。エンジニア派遣事業は、エンジニア数の大幅増員やM&A効果で45.7%増収だが、採用費増加で19.1%減益だった。エンジニア数は46.7%増の2838人だった。

 通期は2桁営業増益予想である。需要が高水準に推移して稼働人数が増加し、コスト面ではM&A関連の一時的費用(業務委託費)が平常化する。セグメント別の計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 月次速報によると、19年4月のグループ合計の稼働人数は前年同月比26.2%増の7788人(建設技術者派遣事業が5071人、エンジニア派遣事業が2717人)と順調に推移している。
 
 第2四半期累計の進捗率は売上高49.0%、営業利益44.7%だった。営業利益進捗率がやや低水準の形だが、通期ベースで好業績を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象として、18年9月末から導入した。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は売り一巡

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(上限270万株・20億円、取得期間18年12月20日〜19年6月19日)については、19年4月30日時点で累計取得株式数56万6400株となっている。

 株価は5月14日に667円まで下押した。安値を更新したが、売り一巡して反発を期待したい。5月17日の終値は715円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS54円98銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約4.9%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS172円61銭で算出)は約4.1倍、時価総額は約560億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[04月15日更新]

夢真ホールディングスは下値固め完了、19年9月期2桁営業増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。需要が高水準に推移して19年9月期2桁営業増益予想である。株価は反発力の鈍い展開だが、下値固め完了して出直りを期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者派遣事業を主力として、子会社夢テクノロジー(19年1月31日付で完全子会社化)の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。18年10月には稼働技術者数が7000人を突破、夢テクノロジーの在籍外国人エンジニア数が200名を突破した。

 17年12月連結子会社Keepdataの株式を譲渡、夢真テクノロジーがエンジニア派遣のクルンテープを子会社化、18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併、18年10月子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化した。

 4月2日にはITエンジニア派遣のインフォーメーションポートを子会社化した。

■19年9月期2桁営業増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)としている。予想配当性向は63.7%となる。

 第1四半期は売上高が前年同期比25.6%増の118億24百万円、営業利益が0.7%増の12億40百万円、経常利益が4.6%増の12億60百万円、純利益が11.0%減の8億52百万円だった。需要が高水準に推移し、技術者数の積み上げによって大幅増収だった。利益面は採用費の増加、人件費(営業および人材管理部門)の増加、M&A関連費用(業務委託費)の計上などで営業増益率が小幅にとどまったが、概ね計画水準としている。

 建設技術者派遣は、稼働人数の増加と派遣単価の上昇で19.9%増収、8.7%増益だった。期末技術者数は14.5%増の5302人となった。エンジニア派遣事業は、エンジニア数の大幅増員やM&A効果で47.1%増収だったが、採用費の増加で6.8%減益だった。期末エンジニア数は54.4%増の2719人となった。

 通期は2桁営業増益予想である。需要が高水準に推移して稼働人数が増加し、コスト面ではM&A関連の一時的費用(業務委託費)が平常化する。セグメント別の計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 月次速報によると、19年3月のグループ合計の稼働人数は前年同月比24.4%増の7816人(建設技術者派遣事業が5042人、エンジニア派遣事業が2774人)と順調に推移している。
 
 第1四半期の進捗率は売上高23.6%、営業利益20.7%だった。営業利益進捗率がやや低水準の形だが、通期ベースで好業績を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象として、18年9月末から導入した。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は下値固め完了感

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(上限270万株・20億円、取得期間18年12月20日〜19年6月19日)については、19年3月31日時点で累計取得株式数8万8500株となっている。

 株価は反発力の鈍い展開だが、下値固め完了して出直りを期待したい。4月12日の終値は773円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS54円98銭で算出)は約14倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約4.5%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS172円61銭で算出)は約4.5倍、時価総額は約606億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[03月18日更新]

夢真ホールディングスは下値固め完了して出直り期待、19年9月期2桁営業増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。19年2月には建設技術者稼働人数が5000名を突破した。需要が高水準に推移して19年9月期2桁営業増益予想である。株価は反発力が鈍く安値圏だが、下値固め完了して出直りを期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者派遣事業を主力として、子会社夢テクノロジー(19年1月31日付で完全子会社化)の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。18年10月には稼働技術者数が7000人を突破、夢テクノロジーの在籍外国人エンジニア数が200名を突破した。

 17年12月連結子会社Keepdataの株式を譲渡、夢真テクノロジーがエンジニア派遣のクルンテープを子会社化、18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併、18年10月子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化した。

■19年9月期2桁営業増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)としている。予想配当性向は63.7%となる。

 第1四半期は売上高が前年同期比25.6%増の118億24百万円、営業利益が0.7%増の12億40百万円、経常利益が4.6%増の12億60百万円、純利益が11.0%減の8億52百万円だった。需要が高水準に推移し、技術者数の積み上げによって大幅増収だった。利益面は採用費の増加、人件費(営業および人材管理部門)の増加、M&A関連費用(業務委託費)の計上などで営業増益率が小幅にとどまったが、概ね計画水準としている。

 建設技術者派遣は、稼働人数の増加と派遣単価の上昇で19.9%増収、8.7%増益だった。期末技術者数は14.5%増の5302人となった。エンジニア派遣事業は、エンジニア数の大幅増員やM&A効果で47.1%増収だったが、採用費の増加で6.8%減益だった。期末エンジニア数は54.4%増の2719人となった。

 通期は2桁営業増益予想である。需要が高水準に推移して稼働人数が増加し、コスト面ではM&A関連の一時的費用(業務委託費)が平常化する。セグメント別の計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 月次速報によると、19年2月のグループ合計の稼働人数は前年同月比25.9%増の7694人(建設技術者派遣事業が5015人、エンジニア派遣事業が2679人)と順調に推移している。
 
 第1四半期の進捗率は売上高23.6%、営業利益20.7%だった。営業利益進捗率がやや低水準の形だが、通期ベースで好業績を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象として、18年9月末から導入した。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は下値固め完了して出直り期待

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(上限270万株・20億円、取得期間18年12月20日〜19年6月19日)については、19年2月28日時点で累計取得株式数4万8400株となっている。

 株価は反発力が鈍く安値圏だが、下値固め完了して出直りを期待したい。3月15日の終値は785円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS54円98銭で算出)は約14倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約4.5%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS172円61銭で算出)は約4.5倍、時価総額は約615億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[02月25日更新]

夢真ホールディングスは売り一巡して出直り期待、19年9月期1Q営業利益横ばいだが通期2桁営業増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。19年9月期第1四半期の営業利益は横ばいだったが、通期は2桁営業増益予想である。株価は第1四半期業績を嫌気する形で安値圏だが、売り一巡して出直りを期待したい。なお2月14日から米国店頭市場でADR(米国預託証券)の売買が可能になった。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者派遣事業を主力として、子会社夢テクノロジー(19年1月31日付で完全子会社化)の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。18年10月には稼働技術者数が7000人を突破、夢テクノロジーの在籍外国人エンジニア数が200名を突破した。

 17年12月連結子会社Keepdataの株式を譲渡、夢真テクノロジーがエンジニア派遣のクルンテープを子会社化、18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併、18年10月子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化した。

 なお18年12月27日にJSCの建設技術者派遣事業を承継すると発表したが、19年1月22日に吸収分割契約を解除すると発表した。合意していた数の技術者に係る雇用契約・派遣契約等を承継することができない事由が発生した。

■19年9月期1Q営業利益横ばいだが通期2桁営業増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)としている。予想配当性向は63.7%となる。

 第1四半期は売上高が前年同期比25.6%増の118億24百万円、営業利益が0.7%増の12億40百万円、経常利益が4.6%増の12億60百万円、純利益が11.0%減の8億52百万円だった。需要が高水準に推移し、技術者数の積み上げによって大幅増収だった。利益面は採用費の増加、人件費(営業および人材管理部門)の増加、M&A関連費用(業務委託費)の計上などで営業増益率が小幅にとどまったが、概ね計画水準としている。

 建設技術者派遣は、稼働人数の増加と派遣単価の上昇で19.9%増収、8.7%増益だった。期末技術者数は14.5%増の5302人となった。エンジニア派遣事業は、エンジニア数の大幅増員やM&A効果で47.1%増収だったが、採用費の増加で6.8%減益だった。期末エンジニア数は54.4%増の2719人となった。

 通期は2桁営業増益予想である。需要が高水準に推移して稼働人数が増加し、コスト面ではM&A関連の一時的費用(業務委託費)が平常化する。セグメント別の計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 月次速報によると、19年1月のグループ合計の稼働人数は前年同月比24.7%増の7537人(建設技術者派遣事業が4930人、エンジニア派遣事業が2607人)と順調に推移している。
 
 第1四半期の進捗率は売上高23.6%、営業利益20.7%だった。営業利益進捗率がやや低水準の形だが、通期ベースで好業績を期待したい。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。

 セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象として、18年9月末から導入した。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は売り一巡して出直り期待

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(上限270万株・20億円、取得期間18年12月20日〜19年6月19日)については、19年1月31日時点で累計取得株式数8400株となっている。

 株価は戻りが鈍く、第1四半期業績を嫌気する形で安値圏だが、売り一巡して出直りを期待したい。2月22日の終値は773円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS54円98銭で算出)は約14倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約4.5%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS172円61銭で算出)は約4.5倍、時価総額は約606億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月29日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡感、19年9月期大幅増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。19年1月31日付で夢テクノロジー<2458>を完全子会社化する。需要が高水準に推移して19年9月期も大幅増収増益予想である。株価は12月安値から切り返して調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。なお2月3日に第1四半期決算発表を予定している。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者派遣事業を主力として、連結子会社夢テクノロジー<2458>の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。18年10月にはグループ合計の稼働技術者数が7000人を突破、夢テクノロジーの在籍外国人エンジニア数が200名を突破した。

 経営リソースを成長セグメントに集中し、管理機能や人的資源の有効活用を図るためグループ再編も進めている。17年12月連結子会社Keepdataの株式を譲渡した一方で、夢真テクノロジーがエンジニア派遣のクルンテープを子会社化、18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併、18年10月子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化した。

 また19年1月31日付で夢テクノロジー<2458>を完全子会社化する。グループ成長戦略として、エンジニア分野の採用やM&Aを加速する。夢テクノロジーは19年1月28日付で上場廃止となる。

 なお18年12月27日にJSCの建設技術者派遣事業を承継すると発表したが、19年1月22日に吸収分割契約を解除すると発表した。合意していた数の技術者に係る雇用契約・派遣契約等を承継することができない事由が発生した。

■19年9月期大幅増収増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)としている。予想配当性向は63.7%となる。

 需要が高水準に推移し、派遣単価上昇も寄与して大幅増収増益予想である。セグメント別計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 月次速報によると、18年12月のグループ合計稼働人数は前年同月比25.2%増の7398人(建設技術者派遣事業が4907人、エンジニア派遣事業が2491人)と順調に推移している。19年9月期も好業績が期待される。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。セグメント別には建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象として、18年9月末から導入した。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は調整一巡感

 なお18年12月19日発表の自己株式取得(上限270万株・20億円、取得期間18年12月20日〜19年6月19日)については、18年12月31日時点で取得株式数0株となっている。

 株価は地合い悪が影響した12月25日安値714円から切り返して調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。1月28日の終値は803円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS54円98銭で算出)は約15倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約4.4%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS172円61銭で算出)は約4.7倍、時価総額は約599億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月20日更新]

夢真ホールディングスは反発期待、19年9月期大幅増益予想で自己株式取得発表

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。需要が高水準に推移して19年9月期も大幅増収増益予想である。12月19日には自己株式取得を発表した。なお19年1月31日付で夢テクノロジー<2458>を完全子会社化する。株価は軟調展開だが、自己株式取得も評価して反発を期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者派遣事業を主力として、連結子会社夢テクノロジー<2458>の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。18年10月にはグループ合計の稼働技術者数が7000人を突破、夢テクノロジーの在籍外国人エンジニア数が200名を突破した。

 経営リソースを成長セグメントに集中し、管理機能や人的資源の有効活用を図るためグループ再編も進めている。17年12月連結子会社Keepdataの株式を譲渡した一方で、夢真テクノロジーがエンジニア派遣のクルンテープを子会社化、18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併、18年10月子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化した。

 なお19年1月31日付で夢テクノロジー<2458>を完全子会社化する。グループ成長戦略として、エンジニア分野の採用やM&Aを加速する。夢テクノロジーは19年1月28日付で上場廃止となる。

■19年9月期大幅増収増益予想

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。配当予想は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)としている。予想配当性向は63.7%となる。

 需要が高水準に推移し、派遣単価上昇も寄与して大幅増収増益予想である。セグメント別計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 月次速報によると、18年11月のグループ合計稼働人数は前年同月比26.7%増の7321人(建設技術者派遣事業が4826人、エンジニア派遣事業が2495人)と順調に推移している。19年9月期も好業績が期待される。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。セグメント別には建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象として、18年9月末から導入した。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は反発期待

 12月19日に自己株式取得(上限270万株・20億円、取得期間18年12月20日〜19年6月19日)を発表した。

 株価は12月19日に748円まで下押す場面があった。年初来安値更新して軟調展開だが、自己株式取得も評価して反発を期待したい。12月19日の終値は767円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS54円98銭で算出)は約14倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約4.6%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS172円61銭で算出)は約4.4倍、時価総額は約572億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月29日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡して出直り期待、19年9月期大幅増益予想

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。18年9月期は大幅増収増益で着地した。需要が高水準に推移して19年9月期も大幅増収増益予想である。なお19年1月31日付で連結子会社の夢テクノロジー<2458>を完全子会社化する。株価は水準を切り下げて軟調展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者派遣事業を主力として、連結子会社夢テクノロジー<2458>の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業や、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。グループ合計の稼働技術者数は18年10月に7000人を突破した。

 経営リソースを成長セグメントに集中し、管理機能や人的資源の有効活用を図るためグループ再編も進めている。17年12月には連結子会社Keepdataの株式を譲渡した。一方で夢真テクノロジーがエンジニア派遣事業のクルンテープを子会社化、18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併した。18年10月には子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化、ITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化した。

 さらに19年1月31日付で連結子会社の夢テクノロジー<2458>を、株式交換によって完全子会社化する。グループ成長戦略として、エンジニア分野の採用やM&Aを加速する。なお夢テクノロジーは19年1月28日付で上場廃止となる。

■18年9月期は大幅増収増益、19年9月期も大幅増収増益予想

 18年9月期の連結業績は、売上高が17年9月期比32.5%増の404億19百万円、営業利益が2.2倍の51億86百万円、経常利益が2.0倍の49億40百万円、純利益が2.5倍の36億35百万円だった。需要が高水準に推移し、不採算事業の整理も寄与して大幅増収増益だった。売上総利益率は1,7ポイント上昇、販管費比率は3.3ポイント低下した。配当は17年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)とした。配当性向は71.8%である。

 建設技術者派遣事業は、売上高が31.0%増の296億09百万円で営業利益が73.1%増の49億80百万円だった。年間計画2500人を上回る2764人を採用し、期中平均技術者数は24.8%増の4852人、期末技術者数は15.1%増の5066人となった。稼働人数の増加、稼働率・派遣単価の上昇、採用費等のコントロール効果で大幅増収増益だった。

 エンジニア派遣事業は、売上高が40.5%増の103億78百万円で営業利益が2.6倍の4億65百万円だった。前期の941人を上回る1118人を採用し、期中平均エンジニア者数は39.8%増の1977人、期末エンジニア数は40.6%増の2414人となった。稼働人数の増加、稼働率・派遣単価の上昇、採用活動の効率化で大幅増収増益だった。

 19年9月期の連結業績予想は、売上高が18年9月期比23.7%増の500億円、営業利益が15.7%増の60億円、経常利益が21.4%増の60億円、純利益が12.8%増の41億円としている。なお19年1月31日付で夢テクノロジー<2458>を完全子会社化する。配当は18年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)としている。予想配当性向は63.7%となる。

 需要が高水準に推移し、派遣単価上昇も寄与して大幅増収増益予想である。セグメント別の計画は、建設技術者派遣事業の売上高が21.6%増の360億円、営業利益が20.5%増の60億円、採用人数が2800人、期末在籍人数が5900人、エンジニア派遣事業の売上高が25.2%増の130億円、営業利益が0億円、採用人数が1800人、期末在籍人数が3400人としている。その他事業では外国人活用ビジネスをスタートする。

 なお月次速報によると18年10月の稼働人数は前年同月比28%増の7147人(建設技術者派遣事業が4707人、エンジニア派遣事業が2440人)と順調に推移している。19年9月期も好業績が期待される。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。セグメント別には建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 なお株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象として、18年9月末から導入した。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は調整一巡して出直り期待

 株価は11月15日に年初来安値845円まで下押す場面があった。水準を切り下げて軟調展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。11月28日の終値は890円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS54円98銭で算出)は約16倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約3.9%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS172円61銭で算出)は約5.2倍、時価総額は約664億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月22日更新]

夢真ホールディングスは売り一巡して反発期待、18年9月期大幅増益予想で19年9月期も収益拡大期待

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。18年9月期大幅増益予想である。需要が高水準に推移して19年9月期も収益拡大が期待される。株価は地合い悪化の影響でモミ合い下放れの形となったが、売り一巡して反発を期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者派遣事業を主力として、連結子会社夢テクノロジー<2458>の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業や、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。グループ合計の稼働技術者数は17年12月に6000人を突破した。

 経営リソースを成長セグメントに集中し、管理機能や人的資源の有効活用を図るためグループ再編も進めている。17年12月には連結子会社Keepdataの株式を譲渡した。一方で夢真テクノロジーがエンジニア派遣事業のクルンテープを子会社化、18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併した。18年10月には子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化、CISCO製品を中心としたIT機器販売・レンタルおよびITエンジニア派遣のネプラスを子会社化、建機・液晶設計の三立機械設計を子会社化した。

■18年9月期は増額して大幅増益予想、19年9月期も収益拡大期待

 18年9月期連結業績予想(9月7日に利益を増額修正)は、売上高が17年9月期比27.8%増の390億円、営業利益が2.3倍の54億円、経常利益が2.1倍の52億円、純利益が2.6倍の37億円としている。配当予想は17年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)で、予想配当性向は70.5%となる。

 エンジニア派遣事業の連結子会社夢テクノロジーが19年9月期に向けた採用費積み増しで利益予想を減額修正(8月10日)したが、主力の建設技術者派遣事業において技術者採用および定着率が想定を上回り、稼働率および派遣単価の改善も寄与して売上総利益率が改善する。その他事業において事業再編が想定より進捗し、損失が縮小することも寄与する。

 なお建設技術者派遣事業の月次速報によると、18年9月は売上高が23%増収、営業利益が33%増益だった。技術者採用は17年10月〜18年9月累計2764人となった。

 建設技術者派遣、エンジニア派遣とも需要が高水準に推移している。19年9月期も収益拡大が期待される。

■21年9月期営業利益100億円目標

 新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では21年9月期売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。セグメント別には建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 なお株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象として、18年9月末から導入した。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は売り一巡して反発期待

 株価は地合い悪化の影響でモミ合い下放れの形となったが、10月11日の年初来安値959円から切り返しの動きを強めている。10月19日の終値は1014円、前期推定連結PER(会社予想連結EPS49円62銭で算出)は約20倍、前期推定配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約3.5%、前々期実績連結PBR(前々期実績連結BPS160円67銭で算出)は約6.3倍、時価総額は約756億円である。週足チャートで見ると安値圏で下ヒゲを付けた。売り一巡して反発を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月28日更新]

夢真ホールディングスは下値切り上げ、18年9月期大幅増益予想で19年9月期も収益拡大期待

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。18年9月期は増額修正して大幅増益予想である。需要が高水準に推移して19年9月期も収益拡大が期待される。株価はモミ合い展開だが徐々に下値を切り上げている。上放れを期待したい。

■建設技術者派遣事業を主力にエンジニア派遣事業も展開

 建設技術者派遣事業を主力として、連結子会社夢テクノロジー<2458>の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業や、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。グループ合計の稼働技術者数は17年12月に6000人を突破した。

 経営リソースを成長セグメントに集中し、管理機能や人的資源の有効活用を図るためグループ再編も進めている。17年12月には連結子会社Keepdataの株式を譲渡した。一方で夢真テクノロジーがエンジニア派遣事業のクルンテープを子会社化、18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併した。18年10月(予定)には子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化する。

■18年9月期は増額して大幅増益予想、19年9月期も収益拡大期待

 18年9月期連結業績予想(9月7日に利益を増額修正)は、売上高が17年9月期比27.8%増の390億円、営業利益が2.3倍の54億円、経常利益が2.1倍の52億円、純利益が2.6倍の37億円としている。配当予想は17年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)で、予想配当性向は70.5%となる。

 エンジニア派遣事業の連結子会社夢テクノロジーが19年9月期に向けた採用費積み増しで利益予想を減額修正(8月10日)したが、主力の建設技術者派遣事業において技術者採用および定着率が想定を上回り、稼働率および派遣単価の改善も寄与して売上総利益率が改善する。その他事業において事業再編が想定より進捗し、損失が縮小することも寄与する。

 なお建設技術者派遣事業の月次速報によると、18年8月は売上高が26%増収、営業利益が58%増益だった。また技術者採用は、年間採用見込み2700人に対して17年10月〜18年8月累計2545人、進捗率94.3%と順調である。

 建設技術者派遣、エンジニア派遣とも需要が高水準に推移している。19年9月期も収益拡大が期待される。

■21年9月期営業利益100億円目標

 9月7日発表の新中期経営計画(19年9月期〜21年9月期)では、21年9月期の売上高762億円、営業利益100億円、純利益68億円を目標に掲げている。セグメント別には、建設技術者派遣の売上高580億円、営業利益80億円、期末技術者数7800人、エンジニア派遣の売上高250億円、営業利益18億円、期末技術者数5500人としている。

 なお株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上を維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

■株主優待制度は9月末の株主対象、18年9月末から導入

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象として、18年9月末から導入した。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は下値切り上げ

 株価は1100円台でモミ合う展開だが、徐々に下値を切り上げている。9月27日の終値は1147円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS49円62銭で算出)は約23倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約3.1%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS160円67銭で算出)は約7.1倍、時価総額は約855億円である。

 週足チャートで見ると徐々に下値を切り上げて26週移動平均線突破の動きを強めている。上放れを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[08月27日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡感、18年9月期大幅増収増益予想で19年9月期も収益拡大期待

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。18年9月期大幅増収増益予想である。そして上振れ余地があるだろう。需要が高水準に推移して19年9月期も収益拡大が期待される。株価は調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。

■建設技術者派遣事業やエンジニア派遣事業を展開

 建設技術者派遣事業を主力として、連結子会社夢テクノロジー<2458>の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業や、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。グループ合計の稼働技術者数は17年12月に6000人を突破した。

 中期経営計画(18年9月期〜20年9月期)では、20年9月期の売上高600億円、営業利益79億円、純利益50億円を目標に掲げている。セグメント別には、建設技術者派遣の売上高380億円、営業利益60億円、期末技術者数6200人、エンジニア派遣の売上高205億円、営業利益17億円、期末技術者数4600人、その他事業の売上高15億円、営業利益2億円としている。

 なお株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上で維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。
 経営リソースを成長セグメントに集中し、管理機能や人的資源の有効活用を図るためグループ再編も進めている。17年12月には連結子会社Keepdataの株式を譲渡した。一方で夢真テクノロジーがエンジニア派遣事業のクルンテープを子会社化、18年8月夢テクノロジーが夢エデュケーションを吸収合併した。18年10月(予定)には子会社の夢ソリューションズを吸収合併、フィリピンのP4U社を子会社化する。

■18年9月期大幅増収増益予想で上振れの可能性

 18年9月期連結業績予想は売上高が17年9月期比27.8%増の390億円、営業利益が90.5%増の45億円、経常利益が85.7%増の45億円、純利益が2.0倍の29億円としている。配当予想は17年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)で、予想配当性向は90.0%である。

 第3四半期累計は売上高が前年同期比34.1%増の296億62百万円、営業利益が2.2倍の38億98百万円、経常利益が96.8%増の36億39百万円、純利益が2.5倍の27億15百万円だった。売上総利益率は30.7%で1.9ポイント上昇、販管費比率は17.6%で3.2ポイント低下した。営業外費用には持分法投資損失2億75百万円、特別利益には関係会社株式売却益4億40百万円を計上した。

 建設技術者派遣、エンジニア派遣とも需要が高水準に推移し、稼働人数の増加、稼働率の上昇、派遣単価の上昇、採用費を中心とするコストコントロール効果、不採算事業撤退・縮小効果などで大幅増収増益だった。18年6月末の技術者数は建設技術者派遣が24.7%増の4978人、エンジニア派遣が38.4%増の2158人となった。

 セグメント別に見ると、建設技術者派遣は売上高が33.0%増の218億61百万円で営業利益が77.6%増の37億55百万円だった。エンジニア派遣は売上高が40.8%増の75億07百万円で営業利益が2.4倍の4億15百万円だった。その他事業は経営リソースの集中で売上高が19.7%減の3億51百万円だが、営業利益は2億06百万円の赤字(前年同期は4億13百万円の赤字)で赤字が大幅縮小した。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が76.1%、営業利益が86.6%、経常利益が80.9%、純利益が93.6%と順調である。

 建設技術者派遣の月次速報によると、18年7月も売上高が31%増収、営業利益が67%増益と好調に推移している。また技術者採用は通期計画2500人に対して17年10月〜18年7月累計2333人と順調である。

 連結子会社夢テクノロジーが19年9月期に向けた採用費積み増しで通期利益予想を下方修正(8月10日)したが、建設技術者派遣、エンジニア派遣とも需要が高水準に推移している。通期予想は上振れ余地があるだろう。そして19年9月期も収益拡大が期待される。

■株主優待制度は9月末の株主対象、18年9月末から導入

 株主優待制度は毎年9月30日時点の3単元(300株)以上保有株主を対象として、18年9月末から導入する。保有株式数に応じて贈呈されるポイントを、特設サイト内の商品・サービスと交換する。ポイントは次年度に繰り越すことができ、最大2年間有効である。

■株価は調整一巡して出直り期待

 株価は1100円台でモミ合う展開だ。ただし大きく下押すことなく調整一巡感を強めている。8月24日の終値は1140円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS38円89銭で算出)は約29倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約3.1%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS160円67銭で算出)は約7.1倍、時価総額は約850億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、調整一巡して出直りを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[07月13日更新]

夢真ホールディングスは出直り期待、18年9月期大幅増収増益予想で上振れの可能性

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。需要が高水準に推移して18年9月期大幅増収増益予想である。7月12日発表した建設技術者派遣の6月速報値は売上高が34%増、営業利益が98%増と好調である。通期予想は上振れの可能性が高いだろう。株価は戻りの鈍い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■建設技術者派遣事業やエンジニア派遣事業を展開

 単体ベースの建設技術者派遣事業を主力として、子会社の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。グループ合計の稼働技術者数は17年12月に6000人を突破した。

 中期経営計画(18年9月期〜20年9月期)では、20年9月期の売上高600億円、営業利益79億円、純利益50億円を目標に掲げている。セグメント別には、建設技術者派遣の売上高380億円、営業利益60億円、期末技術者数6200人、エンジニア派遣の売上高205億円、営業利益17億円、期末技術者数4600人、その他事業の売上高15億円、営業利益2億円としている。

 なお株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上で維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

 経営リソースを成長セグメントに集中し、管理機能や人的資源の有効活用を図るためグループ再編も進めている。17年12月には連結子会社Keepdataの株式を譲渡した。一方で連結子会社の夢真テクノロジーがエンジニア派遣事業のクルンテープを子会社化した。18年8月(予定)には夢テクノロジーと夢エデュケーションが合併する。

 また18年5月には、レッドスタックジャパンおよびヴァルハルゲームスタジオと3社共同で、建築物の3次元データベースであるBIM分野での戦略的パートナーシップ協業を開始した。

■18年9月期大幅増収増益予想で上振れの可能性

 18年9月期連結業績予想は売上高が17年9月期比27.8%増の390億円、営業利益が90.5%増の45億円、経常利益が85.7%増の45億円、純利益が2.0倍の29億円としている。配当予想は17年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)で、予想配当性向は90.0%である。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比33.2%増の193億38百万円、営業利益が2.0倍の25億87百万円、経常利益が86.9%増の25億57百万円、純利益が2.3倍の18億71百万円だった。売上総利益率は30.8%で1.5ポイント上昇、販管費比率は17.4%で3.0ポイント低下した。特別利益には関係会社株式売却益4億40百万円を計上した。

 建設技術者派遣、エンジニア派遣とも需要が高水準に推移し、稼働人数の増加、稼働率の上昇、派遣単価の上昇、採用活動の効率化で大幅増収増益だった。採用活動も順調で、18年3月末の技術者数は建設技術者派遣が25.5%増の4852人、エンジニア派遣が40.1%増の1934人となった。

 セグメント別に見ると、建設技術者派遣は売上高が32.0%増の143億92百万円で営業利益が72.6%増の25億20百万円だった。エンジニア派遣は売上高が38.8%増の47億60百万円で営業利益が53.5%増の2億81百万円だった。その他事業は取捨選択が進展して売上高が8.6%減の2億24百万円だが、営業利益は1億28百万円の赤字(前年同期は2億76百万円の赤字)で赤字が縮小した。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.6%、営業利益が57.5%、経常利益が56.8%、純利益が64.5%と順調である。

 建設技術者派遣の月次速報値によると、売上高は稼働人数増加や派遣単価上昇で4月35%増、5月36%増、6月34%増と好調に推移し、営業利益はコスト管理も寄与して4月90%増、5月85%増、6月98%増と大幅伸長している。また技術者採用は通期計画2500人に対して17年10月〜18年6月累計2087人と順調である。

 稼働人数、稼働率、派遣単価が高水準に推移して通期予想は上振れの可能性が高いだろう。

■株価は調整一巡して出直り期待

 株価は地合い悪化も影響して戻りの鈍い展開だが、5月29日の直近安値1037円から徐々に下値を切り上げている。

 7月12日の終値1124円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS38円89銭で算出)は約29倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約3.1%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS160円67銭で算出)は約7.0倍、時価総額は約838億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、調整一巡して出直りを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[6月13日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡して戻り歩調、18年9月期大幅増収増益予想で上振れの可能性

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業や製造・IT業界向けエンジニア派遣事業などを展開している。需要が高水準に推移して18年9月期大幅増収増益予想である。建設技術者派遣の月次速報値は5月の売上高が36%増、営業利益が85%増と好調に推移している。通期予想は上振れの可能性が高いだろう。株価は調整一巡して戻り歩調だ。

■建設技術者派遣事業やエンジニア派遣事業を展開

 単体ベースの建設技術者派遣事業を主力として、子会社の製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)も展開している。グループ合計の稼働技術者数は17年12月に6000人を突破した。

 中期経営計画(18年9月期〜20年9月期)では、20年9月期の売上高600億円、営業利益79億円、純利益50億円を目標に掲げている。セグメント別には、建設技術者派遣の売上高380億円、営業利益60億円、期末技術者数6200人、エンジニア派遣の売上高205億円、営業利益17億円、期末技術者数4600人、その他事業の売上高15億円、営業利益2億円としている。

 なお株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上で維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

 経営リソースを成長セグメントに集中し、管理機能や人的資源の有効活用を図るためグループ再編も進めている。17年12月には連結子会社Keepdataの株式を譲渡した。一方で連結子会社の夢真テクノロジーがエンジニア派遣事業のクルンテープを子会社化した。18年8月(予定)には夢テクノロジーと夢エデュケーションが合併する。

 また18年5月には、レッドスタックジャパンおよびヴァルハルゲームスタジオと3社共同で、建築物の3次元データベースであるBIM分野での戦略的パートナーシップ協業を開始した。

■18年9月期大幅増収増益予想で上振れの可能性

 18年9月期連結業績予想は売上高が17年9月期比27.8%増の390億円、営業利益が90.5%増の45億円、経常利益が85.7%増の45億円、純利益が2.0倍の29億円としている。配当予想は17年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)で、予想配当性向は90.0%である。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比33.2%増の193億38百万円、営業利益が2.0倍の25億87百万円、経常利益が86.9%増の25億57百万円、純利益が2.3倍の18億71百万円だった。売上総利益率は30.8%で1.5ポイント上昇、販管費比率は17.4%で3.0ポイント低下した。特別利益には関係会社株式売却益4億40百万円を計上した。

 建設技術者派遣、エンジニア派遣とも需要が高水準に推移し、稼働人数の増加、稼働率の上昇、派遣単価の上昇、採用活動の効率化で大幅増収増益だった。採用活動も順調で、18年3月末の技術者数は建設技術者派遣が25.5%増の4852人、エンジニア派遣が40.1%増の1934人となった。

 セグメント別に見ると、建設技術者派遣は売上高が32.0%増の143億92百万円で営業利益が72.6%増の25億20百万円だった。エンジニア派遣は売上高が38.8%増の47億60百万円で営業利益が53.5%増の2億81百万円だった。その他事業は取捨選択が進展して売上高が8.6%減の2億24百万円だが、営業利益は1億28百万円の赤字(前年同期は2億76百万円の赤字)で赤字が縮小した。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.6%、営業利益が57.5%、経常利益が56.8%、純利益が64.5%と順調である。

 建設技術者派遣の月次速報値を見ると、売上高は4月が35%増、5月が36%増と好調で、営業利益はコスト管理も寄与して4月が90%増、5月が85%増と大幅伸長している。また技術者採用は通期計画2500人に対して17年10月〜18年5月累計1849人と順調である。

 稼働人数、稼働率、派遣単価が高水準に推移して通期予想は上振れの可能性が高いだろう。

■株価は調整一巡して戻り歩調

 株価は5月29日の直近安値1037円から切り返し、6月12日には1139円まで上伸した。調整一巡して戻り歩調だ。

 6月12日の終値1130円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS38円89銭で算出)は約29倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約3.1%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS160円67銭で算出)は約7.0倍、時価総額は約843億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、調整一巡して出直りが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[05月14日更新]

夢真ホールディングスは18年9月期2Q累計大幅増収増益、通期も大幅増収増益予想で上振れの可能性

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、建設技術者派遣事業および製造・IT業界向けエンジニア派遣事業も展開している。18年9月期第2四半期累計は需要が高水準に推移して大幅増収増益だった。通期も大幅増収増益予想である。そして上振れの可能性が高いだろう。株価は好業績を評価して2月高値を試す展開が期待される。

■建設技術者派遣事業およびエンジニア派遣事業を展開

 建設技術者派遣事業、および製造・IT業界向けエンジニア派遣事業、その他事業(人材紹介、フィリピン現地人材への日本語教育、ベトナム現地人材の採用支援、ITエンジニア育成など)を展開している。グループ合計の稼働技術者数は17年12月に6000人を突破した。

 中期経営計画(18年9月期〜20年9月期)では、20年9月期の売上高600億円、営業利益79億円、純利益50億円を目標に掲げている。セグメント別には、建設技術者派遣の売上高380億円、営業利益60億円、期末技術者数6200人、エンジニア派遣の売上高205億円、営業利益17億円、期末技術者数4600人、その他事業の売上高15億円、営業利益2億円としている。

 なお株主還元策は18年9月期以降、1株当たり配当額35円以上で維持する。ROEは30%以上を目指す。さらに東証1部への市場変更を目指すとしている。

 経営リソースを成長セグメントに集中するため、17年12月には連結子会社のKeepdataの株式を譲渡する一方で、連結子会社の夢真テクノロジーがエンジニア派遣事業のクルンテープを子会社化した。

■18年9月期2Q累計大幅増収増益、通期予想は上振れの可能性

 18年9月期連結業績予想は売上高が17年9月期比27.8%増の390億円、営業利益が90.5%増の45億円、経常利益が85.7%増の45億円、純利益が2.0倍の29億円としている。配当予想は17年9月期と同額の年間35円(第2四半期末15円、期末20円)で、予想配当性向は90.0%である。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比33.2%増の193億38百万円、営業利益が2.0倍の25億87百万円、経常利益が86.9%増の25億57百万円、純利益が2.3倍増の18億71百万円だった。売上総利益率は30.8%で1.5ポイント上昇、販管費比率は17.4%で3.0ポイント低下した。特別利益には関係会社株式売却益4億40百万円を計上した。

 建設技術者派遣、エンジニア派遣とも需要が高水準に推移し、稼働人数の増加、稼働率の上昇、派遣単価の上昇、採用活動の効率化で大幅増収増益だった。採用活動も順調で、18年3月末の技術者数は建設技術者派遣が25.5%増の4852人、エンジニア派遣が40.1%増の1934人となった。

 セグメント別に見ると、建設技術者派遣は売上高が32.0%増の143億92百万円で、営業利益が72.6%増の25億20百万円だった。エンジニア派遣は売上高が38.8%増の47億60百万円で、営業利益が53.5%増の2億81百万円だった。その他事業は、取捨選択が進展して売上高が8.6%減の2億24百万円だが、営業利益は1億28百万円の赤字(前年同期は2億76百万円の赤字)で赤字が縮小した。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.6%、営業利益が57.5%、経常利益が56.8%、純利益が64.5%と順調である。そして第3四半期以降も稼働率、派遣単価が高水準に推移する見込みだ。通期予想は上振れの可能性が高いだろう。

■株価は好業績評価して2月高値試す

 株価は戻り一服となって1200円近辺でモミ合う形だが、調整一巡感を強めている。

 5月11日の終値1224円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS38円89銭で算出)は約31倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間35円で算出)は約2.9%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS160円67銭で算出)は約7.6倍、時価総額は約913億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して2月高値1353円を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月18日更新]

夢真ホールディングスは調整一巡して戻り歩調、17年9月期大幅増収増益予想で上振れ余地

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建築技術者派遣事業を主力として、エンジニア派遣事業なども展開している。17年9月期大幅増収増益予想である。需要が高水準に推移して通期予想に上振れ余地がありそうだ。株価は調整一巡して戻り歩調だ。2月高値を試す展開が期待される。

■建築技術者派遣事業およびエンジニア派遣事業を展開

建築技術者派遣事業を主力として、エンジニア派遣事業、その他事業も展開している。17年12月にはグループの稼働技術者数が6000人を突破した。中期目標として20年度を目途に、建築技術者と製造・IT業界向けエンジニアの合計でグループ稼働人数1万人を目指している。

17年12月には子会社の夢真テクノロジーが、エンジニア派遣事業のクルンテープを子会社化した。
■18年9月期大幅増収増益予想で上振れ余地

18年9月期の連結業績予想は、売上高が17年9月期比27.8%増の390億円、営業利益が90.5%増の45億円、経常利益が85.7%増の45億円、純利益が2.0倍の29億円としている。

第1四半期は売上高が前年同期比34.5%増収、営業利益が90.8%増益、経常利益が66.3%増益、純利益が2.2倍増益だった。の9億57百万円だった。稼働人数増加、稼働率上昇、派遣単価上昇で、建築事業派遣事業が33.0%増収、74.0%増益、エンジニア派遣事業が37.5%増収、48.1%増益と、いずれも好調だった。期末技術者数は建築事業派遣事業が29.4%増の4629人、エンジニア派遣事業が47.4%増の1761人だった。

通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.1%、営業利益27.4%、経常利益26.8%、純利益33.0%と順調である。月次速報によると、建築技術者派遣事業は18年3月も31%増収、58%増益と好調に推移している。通期予想に上振れ余地がありそうだ。

■株価は調整一巡して戻り歩調

株価は直近安値圏1100円近辺から切り返している。調整一巡して戻り歩調だ。4月17日の終値は1229円、今期予想連結PERは約32倍、そして時価総額は約917億円である。週足チャートで見ると13週移動平均線回復の動きを強めている。2月高値1353円を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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