[3098]ココカラファイン
[07月23日更新]

ココカラファインは調整一巡して出直り期待、19年3月期増収増益・増配予想

 ココカラファイン<3098>(東1)は、ドラッグストア・調剤薬局の大手チェーンである。18年9月期も新規出店などで大幅増収増益・増配予想である。株価は5月の上場来高値から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。なお7月31日に第1四半期決算発表を予定している。

■ドラッグストアの大手チェーン

ドラッグストア・調剤薬局の大手チェーンである。08年に関東のセイジョーと関西のセガミメディクスが経営統合し、M&Aも活用して店舗網を拡大している。18年3月期末の店舗数は17年3月期末比18店舗増加の1322店舗となった。調剤取扱店舗数は22店舗増加の271店舗である。

■19年3月期増収増益・増配予想

19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比5.4%増の4120億円、営業利益が7.2%増の147億円、経常利益が6.1%増の170億円、純利益が16.9%増の106億円としている。配当予想は3円増配の年間76円(第2四半期末38円、期末38円)としている。

薬価・診療報酬改定の影響があるが、新規出店、既存店活性化、サービス高度化、生産性向上などで増収増益予想としている。店舗展開は新規出店66店舗(うち調剤取扱店舗33店舗)、退店25店舗で、期末店舗数は1363店舗の計画である。なお月次売上速報によると、18年6月は既存店99.1%、全店102.8%、18年4月〜6月累計は既存店98.6%、全店102.8%だった。

■株価は調整一巡して出直り期待

株価は5月の上場来高値9020円から反落して水準を切り下げたが、7月5日の直近安値6470円から切り返しの動きを強めている。7月20日の終値は6920円、今期予想連結PERは約16倍、時価総額は約1763億円である。

週足チャートで見ると52週移動平均線近辺から切り返している。調整一巡して出直りを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。


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