[3137]ファンデリー

[2月13日更新]

ファンデリーは売られすぎ感、18年3月期3Q累計2桁増益で通期も2桁増益予想
 
 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。18年3月期第3四半期累計は2桁増益だった。健康食宅配会員数が増加基調であり、通期も2桁増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加を背景として、中期的に収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏から急反落したが売られすぎ感を強めている。目先的な売りが一巡し、好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。
 
■健康食宅配サービスのMFD事業が主力
 
 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業、およびマーケティング事業を展開している。17年3月期事業別売上高構成比はMFD事業91%、マーケティング事業9%だった。
 
 MFD事業は健康食(冷凍弁当)の通販カタログ「ミールタイム」などを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から注文を受けて宅配する。従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。管理栄養士・栄養士が顧客の疾病・制限数値・嗜好などに合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。
 
 MFD事業の会員数は、15年3月期末15万2771人、16年3月期末18万2905人、17年3月期末20万3441人と増加基調である。全国の医療機関などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得、専門性の高い栄養士による「ヘルシー食」など多様な健康食の開発やカウンセリングが強みである。
 
 なお需要拡大に対応してMFD事業の初の生産拠点となる新工場を建設する。18年度内に着工、19年度内に操業予定としている。また健康食通販カタログ「ミールタイム」の発行部数を、現在の各号75万部に対して、19年3月発行の「ミールタイム2019春号」から各号80万部に増刷する。さらなる会員数拡大を目指す。
 
 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。
 
 MFD事業はおせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因があり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重となる。利益配分については、事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、配当による株主への利益還元に努めるとしている。
 
■18年3月期3Q累計2桁増益
 
 1月31日発表した今期(18年3月期)第2四半期累計の非連結業績は、売上高が前年同期比4.8%増の25億12百万円、営業利益が20.3%増の5億01百万円、経常利益が18.2%増の5億02百万円、純利益が18.4%増の3億17百万円だった。
 
 主力のMFD事業が堅調に推移し、マーケティング事業が大幅伸長した。売上総利益率は58.8%で1.8ポイント上昇、販管費比率は38.8%で0.8ポイント低下した
 
 MFD事業は売上高が0.1%増の22億27百万円で営業利益が3.1%増の5億12百万円だった。期末MFD事業会員数は9.4%増の21万7507人(うち定期コース会員数は10.5%増の7786人)となった。また第3四半期の定期コース比率は3.9ポイント上昇して55.9%、1件あたり購入単価は29円低下して6972円となった。マーケティング事業は売上高が65.3%増の2億85百万円で営業利益が71.2%増の2億15百万円だった。健康食通販カタログの広告枠販売が順調に推移し、業務受託における複数案件獲得も寄与した。
 
 なお17年12月末時点の紹介ネットワーク数は1万9906ヶ所(病院・一般診療所が1万5797ヶ所、薬局が4109ヶ所)となり、18年3月期末目標の2万ヶ所の達成が目前となった。
 
■18年3月期2桁増益予想
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(4月28日公表)は売上高が前期(17年3月期)比12.8%増の36億40百万円、営業利益が12.1%増の6億81百万円、経常利益が10.3%増の6億80百万円、純利益が10.6%増の4億36百万円としている。紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも伸長して2桁増益予想である。配当は無配を継続する。
 
 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.0%、営業利益が73.6%、経常利益が73.9%、純利益が72.8%と概ね順調である。下期の構成比が高い収益特性を考慮すれば、通期ベースでも好業績が期待される。
 
 高齢者の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景として健康食宅配市場は拡大基調が予想される。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。
 
■株価は売られすぎ感
 
 株価は戻り高値圏1800円台から急反落した。地合い悪化も影響して2月6日には1415円まで調整した。ただし売られすぎ感を強めている。
 
 2月9日の終値1498円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS68円54銭で算出)は21〜22倍近辺、前期実績PBR(前期実績BPS292円10銭で算出)は5.1倍近辺である。時価総額は約95億円である。
 
 日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%を超えて売られすぎ感を強めている。また週足チャートで見ると1400円近辺が下値支持線の形だ。目先的な売りが一巡し、好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月05日更新]

ファンデリーは戻り高値圏、健康食宅配会員数増加基調で18年3月期2桁増益予想

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。健康食宅配会員数が増加基調であり、18年3月期2桁増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加を背景として、中期的に収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏だ。17年5月高値を試す展開が期待される。なお1月4日、日興アイ・アールの「2017年度全上場企業ホームページ充実度ランキング」において、新興市場ランキング「最優秀サイト」に選定されたと発表している。また1月31日に第3四半期決算発表を予定している。
 
■健康食宅配サービスのMFD事業が主力
 
 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業、およびマーケティング事業を展開している。17年3月期事業別売上高構成比はMFD事業91%、マーケティング事業9%だった。
 
 MFD事業は健康食(冷凍弁当)の通販カタログ「ミールタイム」などを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から注文を受けて宅配する。従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。管理栄養士・栄養士が顧客の疾病・制限数値・嗜好などに合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。
 
 MFD事業の会員数は、15年3月期末15万2771人、16年3月期末18万2905人、17年3月期末20万3441人と増加基調である。全国の医療機関などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得、専門性の高い栄養士による「ヘルシー食」など多様な健康食の開発やカウンセリングが強みである。なお需要拡大に対応してMFD事業の初の生産拠点となる新工場を建設する。18年度内に着工、19年度内に操業予定としている。
 
 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。
 
 MFD事業はおせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因があり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重となる。利益配分については、事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、配当による株主への利益還元に努めるとしている。
 
■18年3月期2桁増益予想
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(4月28日公表)は売上高が前期(17年3月期)比12.8%増の36億40百万円、営業利益が12.1%増の6億81百万円、経常利益が10.3%増の6億80百万円、純利益が10.6%増の4億36百万円としている。紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも伸長して2桁増益予想である。配当は無配を継続する。
 
 第2四半期累計は売上高が前年同期比6.1%増の16億49百万円、営業利益が34.2%増の3億31百万円、経常利益が30.4%増の3億31百万円、純利益が31.0%増の2億10百万円だった。主力のMFD事業が堅調に推移し、マーケティング事業が大幅伸長した。売上総利益率は58.7%で1.8ポイント上昇、販管費比率は38.6%で2.4ポイント低下した
 
 MFD事業は売上高が0.3%増の14億56百万円で営業利益が9.3%増の3億35百万円だった。MFD事業会員数は9.6%増の21万2985人で、このうち定期コース会員数は9.5%増の7761人となった。1件あたり購入単価は低下したが、定期コースの売上比率は上昇した。マーケティング事業は売上高が87.6%増の1億92百万円で営業利益が92.4%増の1億43百万円だった。業務受託が大幅伸長した。
 
 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が45.3%、営業利益が48.6%、経常利益が48.8%、純利益が48.1%である。やや低水準の形だが、下期の構成比が高い収益特性を考慮すればネガティブ要因とはならない。通期ベースでも好業績が期待される。
 
 高齢者の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景として健康食宅配市場は拡大基調が予想される。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。
 
■株価は戻り高値圏
 
 株価は1400円〜1600円近辺でのモミ合いから上放れて戻り高値圏だ。そして17年5月の上場来高値1959円に接近している。
 
 1月4日の終値1699円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS68円54銭で算出)は24〜25倍近辺、前期実績PBR(前期実績BPS292円10銭で算出)は5.8倍近辺である。時価総額は約108億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。17年5月の上場来高値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月11日更新]

ファンデリーは調整一巡して戻り歩調、健康食宅配会員数増加基調で18年3月期2桁増益予想  
 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として健康食宅配会員数が増加基調であり、18年3月期2桁増益予想である。株価は調整一巡して戻り歩調だ。5月の上場来高値を目指す展開が期待される。
 
■健康食宅配サービスのMFD事業が主力
 
 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業、およびマーケティング事業を展開している。17年3月期事業別売上高構成比はMFD事業91%、マーケティング事業9%だった。
 
 MFD事業は健康食(冷凍弁当)の通販カタログ「ミールタイム」などを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から注文を受けて宅配する。従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。管理栄養士・栄養士が顧客の疾病・制限数値・嗜好などに合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。
 
 MFD事業の会員数は、15年3月期末15万2771人、16年3月期末18万2905人、17年3月期末20万3441人と増加基調である。全国の医療機関などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得、専門性の高い栄養士による「ヘルシー食」など多様な健康食の開発やカウンセリングが強みである。なお需要拡大に対応してMFD事業の初の生産拠点となる新工場を建設する。18年度内に着工、19年度内に操業予定としている。
 
 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。
 
 MFD事業はおせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因があり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重となる。利益配分については、事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、配当による株主への利益還元に努めるとしている。
 
■18年3月期2桁増益予想
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(4月28日公表)は売上高が前期(17年3月期)比12.8%増の36億40百万円、営業利益が12.1%増の6億81百万円、経常利益が10.3%増の6億80百万円、純利益が10.6%増の4億36百万円としている。紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも伸長して2桁増益予想である。配当は無配を継続する。
 
 第2四半期累計は売上高が前年同期比6.1%増の16億49百万円、営業利益が34.2%増の3億31百万円、経常利益が30.4%増の3億31百万円、純利益が31.0%増の2億10百万円だった。主力のMFD事業が堅調に推移し、マーケティング事業が大幅伸長した。売上総利益率は58.7%で1.8ポイント上昇、販管費比率は38.6%で2.4ポイント低下した
 
 MFD事業は売上高が0.3%増の14億56百万円で、営業利益(連結調整前)が9.3%増の3億35百万円だった。第2四半期末のMFD事業会員数は9.6%増の21万2985人で、このうち定期コース会員数は9.5%増の7761人となった。1件あたり購入単価は低下したが、定期コースの売上比率は上昇した。マーケティング事業は売上高が87.6%増の1億92百万円で、営業利益が92.4%増の1億43百万円だった。業務受託が大幅伸長した。
 
 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が45.3%、営業利益が48.6%、経常利益が48.8%、純利益が48.1%である。やや低水準の形だが、下期の構成比が高い収益特性を考慮すればネガティブ要因とはならない。通期ベースでも好業績が期待される。
 
 高齢者の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景として健康食宅配市場は拡大基調が予想される。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。
 
■株価は調整一巡して戻り歩調
 
 株価は11月16日の直近安値1357円から切り返している。調整一巡して戻り歩調だ。
 
 12月7日の終値1577円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS68円54銭で算出)は23倍近辺、前期実績PBR(前期実績BPS292円10銭で算出)は5.4倍近辺である。時価総額は約100億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線突破の動きを強めている。5月の上場来高値1959円を目指す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月08日更新]

ファンデリーは健康食宅配会員数増加基調、18年3月期2Q累計大幅増益で通期も2桁増益予想  
 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として健康食宅配会員数が増加基調である。18年3月期第2四半期累計は大幅増益だった。そして通期も2桁増益予想である。株価はやや戻りの鈍い形だが調整一巡感を強めている。好業績を評価して出直りが期待される。
 
■健康食宅配サービスのMFD事業が主力
 
 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業、およびマーケティング事業を展開している。17年3月期事業別売上高構成比はMFD事業91%、マーケティング事業9%だった。
 
 MFD事業は健康食(冷凍弁当)の通販カタログ「ミールタイム」などを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から注文を受けて宅配する。従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。管理栄養士・栄養士が顧客の疾病・制限数値・嗜好などに合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。
 
 MFD事業の会員数は、15年3月期末15万2771人、16年3月期末18万2905人、17年3月期末20万3441人と増加基調である。全国の医療機関などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得、専門性の高い栄養士による「ヘルシー食」など多様な健康食の開発やカウンセリングが強みである。
 
 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。
 
 MFD事業はおせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因があり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重となる。利益配分については、事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、配当による株主への利益還元に努めるとしている。
 
 なお10月31日には、需要拡大に対応して、MFD事業の初の生産拠点となる新工場を建設すると発表した。18年度内に着工、19年度内に操業予定としている。
 
■18年3月期2Q累計は大幅増益
 
 10月31日発表した今期(18年3月期)第2四半期累計(4〜9月)非連結業績は、売上高が前年同期比6.1%増の16億49百万円、営業利益が34.2%増の3億31百万円、経常利益が30.4%増の3億31百万円、純利益が31.0%増の2億10百万円だった。
 
 主力のMFD事業が堅調に推移し、マーケティング事業が大幅伸長した。売上総利益は9.4%増加し、売上総利益率は58.7%で1.8ポイント上昇した。販管費は0.2%減少し、販管費比率は38.6%で2.4ポイント低下した
 
 MFD事業は売上高が0.3%増の14億56百万円で、営業利益(連結調整前)が9.3%増の3億35百万円だった。第2四半期末のMFD事業会員数は9.6%増の21万2985人で、このうち定期コース会員数は9.5%増の7761人となった。1件あたり購入単価は低下したが、定期コースの売上比率は上昇した。マーケティング事業は売上高が87.6%増の1億92百万円で、営業利益が92.4%増の1億43百万円だった。業務受託が大幅伸長した。
 
■18年3月期2桁増益予想
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(4月28日公表)は売上高が前期(17年3月期)比12.8%増の36億40百万円、営業利益が12.1%増の6億81百万円、経常利益が10.3%増の6億80百万円、純利益が10.6%増の4億36百万円としている。紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも伸長して2桁増益予想である。配当は無配を継続する。
 
 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が45.3%、営業利益が48.6%、経常利益が48.8%、純利益が48.1%である。やや低水準の形だが、下期の構成比が高い収益特性を考慮すればネガティブ要因とはならない。通期ベースでも好業績が期待される。
 
 高齢者の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景として健康食宅配市場は拡大基調が予想される。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。
 
■株価は調整一巡感、好業績評価して出直り期待
 
 株価は9月の直近安値1366円から切り返し、その後は1500円〜1600円近辺で推移している。やや戻りの鈍い形だが、下押す動きも見られず調整一巡感を強めている。
 
 11月7日の終値1516円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS68円54銭で算出)は22〜23倍近辺、前期実績PBR(前期実績BPS292円10銭で算出)は5.2倍近辺である。時価総額は約97億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線突破の動きを強めている。好業績を評価して出直りが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月10日更新]

ファンデリーは好業績を再評価、健康食宅配会員数増加基調で18年3月期2桁増益予想
 
 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として健康食宅配会員数が増加基調であり、18年3月期2桁増益予想である。株価は好業績を再評価して反発が期待される。なお10月31日に第2四半期決算発表を予定している。
 
■健康食宅配サービスのMFD事業が主力
 
 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業、およびマーケティング事業を展開している。17年3月期事業別売上高構成比はMFD事業91%、マーケティング事業9%だった。
 
 MFD事業は健康食(冷凍弁当)の通販カタログ「ミールタイム」などを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から注文を受けて宅配する。従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。管理栄養士・栄養士が顧客の疾病・制限数値・嗜好などに合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。
 
 MFD事業の会員数は、15年3月期末15万2771人、16年3月期末18万2905人、17年3月期末20万3441人と増加基調である。全国の医療機関などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得、専門性の高い栄養士による「ヘルシー食」など多様な健康食の開発やカウンセリングが強みである。
 
 また健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。
 
 MFD事業はおせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因があり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重となる。利益配分については、事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、配当による株主への利益還元に努めるとしている。
 
■18年3月期2桁増益予想
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(4月28日公表)は売上高が前期(17年3月期)比12.8%増の36億40百万円、営業利益が12.1%増の6億81百万円、経常利益が10.3%増の6億80百万円、純利益が10.6%増の4億36百万円としている。紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも伸長して2桁増益予想である。配当は無配を継続する。
 
 第1四半期(4〜6月)は売上高が前年同期比3.5%増収、営業利益が25.1%増益、経常利益が19.2%増益、純利益が19.0%増益だった。MFD事業、マーケティング事業とも伸長し、販管費の抑制も寄与して大幅増益だった。
 
 MFD事業の17年6月末会員数は16年6月末比2万180人(10.7%)増加の20万8529人、定期コース会員数は659人(9.4%)増加の7633人となった。紹介ネットワークの拡大などで会員数が順調に増加し、定期コース「栄養士おまかせ定期便」への移行も進展している。
 
 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高22.1%、営業利益21.1%、経常利益21.2%、純利益20.9%である。やや低水準の形だが、下期の構成比が高い収益特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースでも好業績が期待される。
 
 高齢者の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景として健康食宅配市場は拡大基調が予想される。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。
 
■株価は好業績を再評価して反発期待
 
 株価(17年9月27日付で貸借銘柄)は5月の上場来高値1959円から反落して水準を切り下げたが、9月6日の直近安値1366円から切り返しの動きを強めている。9月27日には1608円まで上伸する場面があった。
 
 10月6日の終値1494円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS68円54銭で算出)は21〜22倍近辺、前期実績PBR(前期実績BPS292円10銭で算出)は5.1倍近辺である。時価総額は約95億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線突破の動きを強めている。調整一巡し、好業績を再評価して反発が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月11日更新]

ファンデリーは調整一巡して反発期待、健康食宅配会員数増加基調で18年3月期2桁増益予想
 
 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として健康食宅配会員数が増加基調であり、18年3月期2桁増益予想である。株価は調整一巡し、好業績を再評価して反発が期待される。
 
■健康食宅配サービスのMFD事業が主力
 
 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業、およびマーケティング事業を展開している。17年3月期事業別売上高構成比はMFD事業91%、マーケティング事業9%だった。
 
 MFD事業は健康食(冷凍弁当)の通販カタログ「ミールタイム」などを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から注文を受けて宅配する。従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。管理栄養士・栄養士が顧客の疾病・制限数値・嗜好などに合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。
 
 MFD事業の会員数は、15年3月期末15万2771人、16年3月期末18万2905人、17年3月期末20万3441人と増加基調である。全国の医療機関などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得、専門性の高い栄養士による「ヘルシー食」など多様な健康食の開発やカウンセリングが強みである。
 
 また健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。
 
 MFD事業はおせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因があり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重となる。利益配分については、事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、配当による株主への利益還元に努めるとしている。
 
■18年3月期2桁増益予想
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(4月28日公表)は売上高が前期(17年3月期)比12.8%増の36億40百万円、営業利益が12.1%増の6億81百万円、経常利益が10.3%増の6億80百万円、純利益が10.6%増の4億36百万円としている。紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも伸長して2桁増益予想である。配当は無配を継続する。
 
 第1四半期(4〜6月)は売上高が前年同期比3.5%増収、営業利益が25.1%増益、経常利益が19.2%増益、純利益が19.0%増益だった。MFD事業、マーケティング事業とも伸長し、販管費の抑制も寄与して大幅増益だった。
 
 MFD事業の17年6月末会員数は16年6月末比2万180人(10.7%)増加の20万8529人、定期コース会員数は659人(9.4%)増加の7633人となった。紹介ネットワークの拡大などで会員数が順調に増加し、定期コース「栄養士おまかせ定期便」への移行も進展している。
 
 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高22.1%、営業利益21.1%、経常利益21.2%、純利益20.9%である。やや低水準の形だが、下期の構成比が高い収益特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースでも好業績が期待される。
 
 高齢者の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景として健康食宅配市場は拡大基調が予想される。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。
 
■株価は調整一巡して反発期待
 
 株価は5月の上場来高値1959円から反落して水準を切り下げた。9月6日には1366円まで調整した。ただし売られ過ぎ感を強めている。
 
 9月8日の終値1400円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS68円54銭で算出)は20〜21倍近辺、前期実績PBR(前期実績BPS292円10銭で算出)は4.8倍近辺である。時価総額は約89億円である。
 
 週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。調整一巡し、好業績を再評価して反発が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[08月07日更新]

ファンデリーは18年3月期第1四半期大幅増益、健康食宅配会員数増加基調で通期も2桁増益予想

ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として健康食宅配会員数が増加基調である。18年3月期第1四半期は大幅増益だった。そして通期も2桁増益予想である。株価は水準を切り下げたが、目先的な売りが一巡し、好業績を再評価して上値を試す展開が期待される。
■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げて、健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業、およびマーケティング事業を展開している。17年3月期事業別売上高構成比はMFD事業91%、マーケティング事業9%だった。

 健康食宅配サービスのMFD事業は健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病・制限数値・嗜好などに合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けで年4回発行のミールタイム、調剤薬局向けで年2回発行のミールタイムファーマ、および介護食系ミールタイムケアを発刊している。毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供している。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。

■専門性の高い栄養士によるメニュー開発やカウンセリングに強み

 健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。

 そして健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士による「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食の開発やカウンセリングを強みとしている。
 
 15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。16年9月には予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げた。

■アライアンス戦略も活用

 15年7月KDDI<9433>を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。KDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 16年10月シャープ<6753>とのサービス連携契約締結を発表した。シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」を通じて、健康志向の商品を製造・販売している食品メーカーの広告、管理栄養士の専門性を活かした食や健康に関する情報など、ユーザーに有益な食や健康に関する音声や画像による情報配信サービス「ポイント家電」をシャープと共同運営する。

■高収益構造が特徴、MFD事業の会員数は増加基調

 高収益構造を特徴としている。メニュー開発は栄養士が行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じて効率的に行う。冷凍弁当の製造と宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。カタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため売上高営業利益率は16年3月期16.6%、17年3月期18.8%と高収益を達成している。

 なおMFD事業はおせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因があるとしている。またマーケティング事業では業務受託売上が下期偏重となる。MFD事業の会員数は15年3月期末15万2771人、16年3月期末18万2905人、17年3月期末20万3441人と増加基調である。1件あたり購入単価は6800円〜6900円、定期コース構成比は50%強で推移している。

 利益配分については、当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

■18年3月期第1四半期は大幅増益

 7月31日発表した今期(18年3月期)第1四半期(4月〜6月)の非連結業績は、売上高が前年同期比3.5%増の8億04百万円、営業利益が25.1%増の1億44百万円、経常利益が19.2%増の1億44百万円、純利益が19.0%増の91百万円だった。

 MFD事業、マーケティング事業とも伸長し、販管費の抑制も寄与して大幅増益だった。売上総利益は5.6%増加し、売上総利益率は57.8%で1.2ポイント上昇した。販管費は1.3%減少し、販管費比率は39.8%で1.9ポイント低下した。

 MFD事業は売上高が0.3%増の7億32百万円で、営業利益(連結調整前)が10.0%増の1億70百万円だった。定期コース「栄養士おまかせ定期便」への移行、紹介ネットワークの拡大などで会員数が増加した。マーケティング事業は売上高が52.9%増の71百万円で、営業利益が45.9%増の51百万円だった。広告枠販売が順調に推移し、業務受託売上が大幅伸長した。

 MFD事業の17年6月末会員数は16年6月末比2万180人(10.7%)増加の20万8529人、定期コース会員数は659人(9.4%)増加の7633人となった。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コース構成比は50%強で推している。

■18年3月期通期も2桁増益予想

 今期(18年3月期)非連結業績予想(4月28日公表)は売上高が前期(17年3月期)比12.8%増の36億40百万円、営業利益が12.1%増の6億81百万円、経常利益が10.3%増の6億80百万円、純利益が10.6%増の4億36百万円としている。紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも伸長して2桁増益予想である。配当は無配を継続する。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が11.9%増の32億70百万円で営業利益(連結調整前)が13.1%増の7億43百万円、マーケティング事業の売上高が21.5%増の3億70百万円で営業利益が18.3%増の2億70百万円としている。MFD事業の受注件数は11.9%増の472千件、平均単価は同横ばいを想定している。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高22.1%、営業利益21.1%、経常利益21.2%、純利益20.9%である。やや低水準の形だが、下期の構成比が高い収益特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースでも好業績が期待される。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイト「はちまるレシピ」に食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景として健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は目先的な売り一巡して上値試す

 株価は5月の上場来高値1959円から反落し、第1四半期業績も嫌気する形で水準を切り下げたが、売られ過ぎ感を強めている。

 8月4日の終値1482円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS68円54銭で算出)は21〜22倍近辺、前期実績PBR(前期実績BPS292円10銭で算出)は5.1倍近辺である。時価総額は約94億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。目先的な売りが一巡し、好業績を再評価して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)

[07月11日更新]

ファンデリーは健康食宅配会員数増加基調で18年3月期2桁増益予想

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として健康食宅配会員数が増加基調であり、18年3月期2桁増益予想である。株価は5月の上場来高値圏から反落したが、調整が一巡し、好業績を再評価して上値を試す展開が期待される。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業、およびマーケティング事業を展開している。

 MFD事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。従来の食事宅配サービスと一線を画し、専門性の高い栄養士による食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指していることが特徴だ。

 16年9月には予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げた。MFD事業会員数は15年3月期末15万2771人、16年3月期末18万2905人、17年3月期末20万3441人と増加基調である。

■18年3月期も2桁増益予想

 今期(18年3月期)非連結業績予想(4月28日公表)は売上高が前期(17年3月期)比12.8%増の36億40百万円、営業利益が同12.1%増の6億81百万円、経常利益が同10.3%増の6億80百万円、純利益が同10.6%増の4億36百万円としている。紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも好調に推移して2桁増益予想である。

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景として健康食宅配市場は拡大基調が予想される。中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡して5月の上場来高値試す

 株価の動きを見ると、5月の上場来高値1959円から反落して水準を切り下げたが、売られ過ぎ感を強めている。

 7月7日の終値1563円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS68円54銭で算出)は22〜23倍近辺、前期実績PBR(前期実績BPS292円10銭で算出)は5.4倍近辺である。時価総額は約100億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。調整が一巡し、好業績を再評価して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月19日更新]

ファンデリーは自律調整一巡して5月の上場来高値試す、健康食宅配会員数増加基調で18年3月期も2桁増益予想

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として健康食宅配会員数が増加基調であり、18年3月期も2桁増益予想である。株価は自律調整が一巡し、好業績を評価して5月の上場来高値を試す展開が期待される。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げて、健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業、およびマーケティング事業を展開している。17年3月期事業別売上高構成比はMFD事業91%、マーケティング事業9%である。

 健康食宅配サービスのMFD事業は健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病・制限数値・嗜好などに合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。
 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けで年4回発行のミールタイム、調剤薬局向けで年2回発行のミールタイムファーマ、および介護食系ミールタイムケアを発刊している。毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供している。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。

■専門性の高い栄養士によるメニュー開発やカウンセリングに強み

 健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。

 そして健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士による「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食の開発やカウンセリングを強みとしている。

 15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 16年9月には予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げた。そして17年6月にはメニュー第四弾としてフレイル(年をとって、筋力・認知機能・社会とのつながりなど、心身の活力が低下した状態)に着目したメニューを発売開始した。

■アライアンス戦略も活用

 15年7月KDDI<9433>を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。KDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 16年10月シャープ<6753>とのサービス連携契約締結を発表した。シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」を通じて、健康志向の商品を製造・販売している食品メーカーの広告、管理栄養士の専門性を活かした食や健康に関する情報など、ユーザーに有益な食や健康に関する音声や画像による情報配信サービス「ポイント家電」をシャープと共同運営する。

■高収益構造が特徴、MFD事業の会員数は増加基調

 高収益構造を特徴としている。メニュー開発は栄養士が行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じて効率的に行う。冷凍弁当の製造と宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。カタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため売上高営業利益率は16年3月期16.6%、17年3月期18.8%と高収益を達成している。

 なおMFD事業はおせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因があるとしている。またマーケティング事業では業務受託売上が下期偏重となる。MFD事業の会員数は15年3月期末15万2771人、16年3月期末18万2905人、17年3月期末20万3441人と増加基調である。1件あたり購入単価は6800円〜6900円、定期コース構成比は50%強で推移している。

 利益配分については、当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

■17年3月期は計画超の2桁増益

 前期(17年3月期)の非連結業績は売上高が前々期(16年3月期)比7.0%増の32億27百万円、営業利益が同21.4%増の6億08百万円、経常利益が同23.2%増の6億16百万円、純利益が同26.2%増の3億94百万円だった。計画を上回る2桁増益で、売上高・利益とも過去最高を更新した。MFD事業、マーケティング事業とも伸長した。

 売上総利益は同8.1%増加し、売上総利益率は57.7%で同0.5ポイント上昇した。販管費は同2.6%増加したが、販管費比率は38.9%で同1.6ポイント低下した。なおROEは23.8%で同2.3ポイント低下した。自己資本比率は83.0%で同4.5ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 MFD事業は売上高が同5.4%増の29億22百万円で営業利益(連結調整前)が同9.7%増の6億57百万円だった。定期コース「栄養士おまかせ定期便」への積極的な移行、新ブランド「medical+mealtime」投入などで会員数が順調に増加した。マーケティング事業は売上高が同25.6%増の3億04百万円で営業利益が同26.6%増の2億28百万円だった。広告売上が順調に推移し、業務受託売上が大幅に増加した。

 MFD事業の期末会員数は16年3月期末比2万536人(11.2%)増加して20万3441人、定期コース会員数は同345人(5.0%)増加して7283人となった。1件あたり購入単価は概ね6800円〜6900円、定期コース構成比は50%強で推している。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期7億77百万円、第2四半期7億77百万円、第3四半期8億44百万円、第4四半期8億29百万円、営業利益は1億15百万円、1億32百万円、1億69百万円、1億92百万円だった。

■18年3月期も2桁増益予想

 今期(18年3月期)非連結業績予想(4月28日公表)は売上高が前期(17年3月期)比12.8%増の36億40百万円、営業利益が同12.1%増の6億81百万円、経常利益が同10.3%増の6億80百万円、純利益が同10.6%増の4億36百万円としている。紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも好調に推移して2桁増益予想である。配当は無配を継続する。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同11.9%増の32億70百万円で営業利益(連結調整前)が同13.1%増の7億43百万円、マーケティング事業の売上高が同21.5%増の3億70百万円で営業利益が同18.3%増の2億70百万円としている。MFD事業の受注件数は同11.9%増の472千件、平均単価は同横ばいを想定している。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイト「はちまるレシピ」に食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景として健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は自律調整一巡して5月の上場来高値試す

 株価の動きを見ると、5月22日に上場来高値1959円まで上伸した。その後は高値圏でモミ合う形だが自律調整一巡感を強めている。

 6月16日の終値1780円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS68円54銭で算出)は26倍近辺、前期実績PBR(前期実績BPS292円10銭で算出)は6.1倍近辺である。時価総額は約113億円である。

 週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近している。自律調整が一巡し、好業績を評価して5月の上場来高値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[05月08日更新]

ファンデリーは健康食宅配会員数増加で18年3月期も2桁増益予想

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として健康食宅配会員数が増加基調であり、4月28日発表した17年3月期非連結業績は計画超の2桁増益だった。そして18年3月期も2桁増益予想である。株価は4月の直近安値圏から切り返して3月の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げて、健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業、およびマーケティング事業を展開している。17年3月期事業別売上高構成比はMFD事業91%、マーケティング事業9%である。

 健康増進を図るためには、第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けミールタイム(年4回発刊)、調剤薬局向けミールタイムファーマ(年2回発刊)、および介護食系ミールタイムケアを発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。また健康食通販サイトのミールタイムも運営している。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。そして栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングなども特徴としている。

 健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士が、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を開発・提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 16年9月には予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げ、認知症と骨粗鬆症に着目したメニューを発売した。16年12月には「medical+mealtime」で風邪症候群に着目したメニューを発売した。17年3月には第三弾として便秘症に着目したメニューを発売した。

■アライアンス戦略も活発化

 15年7月、KDDI<9433>を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。本実証はKDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 16年10月にはシャープ<6753>とのサービス連携契約締結を発表した。シャープが製造・販売するウォーターオーブン「ヘルシオ」を通じて、健康志向の商品を製造・販売している食品メーカーの広告、管理栄養士の専門性を活かした食や健康に関する情報など、ユーザーに有益な食や健康に関する音声や画像による情報配信サービス「ポイント家電」をシャープと共同運営する。ウォーターオーブン「ヘルシオ」を所有するユーザーは「ポイント家電」サービスを通じて広告を見ることでポイントを貯め、ポイント家電サイトにてQUOカードと交換することができる。メディア領域における情報配信を強化し、収益拡大を図るとしている。

 17年3月には情報配信サービス「ポイント家電」の景品ラインナップ拡充を発表した。ギフティのWEBサービス「giftee」で取り扱うカジュアルギフトの提供を開始する。景品ラインナップは今後も追加する予定としている。

■高収益構造が特徴

 高収益構造を特徴としている。メニュー開発は栄養士が行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じて効率的に行う。冷凍弁当の製造と宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。カタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため売上高営業利益率は16年3月期16.6%、17年3月期18.8%と高収益を達成している。

 四半期別の業績推移を見ると、16年3月期は売上高が第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益が1億05百万円、72百万円、1億74百万円、1億49百万円だった。MFD事業は、おせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因があるとしている。またマーケティング事業では業務受託売上が下期偏重となる。

 16年3月期はMFD事業が好調に推移して計画超の増収増益だった。売上総利益は15年3月期比16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円で営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。マーケティング事業は売上高が同12.6%減の2億42百万円で営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 MFD事業の会員数は、15年3月期15万2771人、16年3月期末18万2905人、17年3月期末20万3441人と増加基調である。1件あたり購入単価は6800円〜6900円、定期コース構成比は50%強で推移している。

■17年3月期は計画超の2桁増益

 4月28日発表した前期(17年3月期)の非連結業績は売上高が前々期(16年3月期)比7.0%増の32億27百万円、営業利益が同21.4%増の6億08百万円、経常利益が同23.2%増の6億16百万円、純利益が同26.2%増の3億94百万円だった。MFD事業、マーケティング事業とも伸長し、計画を上回る2桁増益となった。そして売上高、利益とも過去最高を更新した。

 売上総利益は同8.1%増加し、売上総利益率は57.7%で同0.5ポイント上昇した。販管費は同2.6%増加したが、販管費比率は38.9%で同1.6ポイント低下した。またROEは23.8%で同2.3ポイント低下した。自己資本比率は83.0%で同4.5ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が同5.4%増の29億22百万円で、営業利益(連結調整前)が同9.7%増の6億57百万円だった。計画をやや下回ったが、定期購入サービス「栄養士おまかせ定期便」への積極的な移行や、新ブランド「medical+mealtime」など新商品開発・投入などで会員数が順調に増加した。マーケティング事業は売上高が同25.6%増の3億04百万円で、営業利益が同26.6%増の2億28百万円だった。広告売上が順調に推移し、積極的な営業活動によって業務受託売上が大幅に増加した。

 MFD事業の期末会員数は16年3月期末比2万536人(11.2%)増加の20万3441人、定期コース会員数は同345人(5.0%)増加の7283人となった。1件あたり購入単価は6800円〜6900円、定期コース構成比は50%強で推している。

 なお四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期7億77百万円、第2四半期7億77百万円、第3四半期8億44百万円、第4四半期8億29百万円、営業利益は1億15百万円、1億32百万円、1億69百万円、1億92百万円だった。

■18年3月期2桁増収増益予想

 今期(18年3月期)の非連結業績予想(4月28日公表)については、売上高が前期(17年3月期)比12.8%増の36億40百万円、営業利益が同12.1%増の6億81百万円、経常利益が同10.3%増の6億80百万円、そして純利益が同10.6%増の4億36百万円としている。市場環境が良好であり、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも好調に推移して2桁増収増益予想である。

 セグメント別には、MFD事業の売上高が同11.9%増の32億70百万円で営業利益(連結調整前)が同13.1%増の7億43百万円、マーケティング事業の売上高が同21.5%増の3億70百万円で営業利益が同18.3%増の2億70百万円としている。MFD事業の受注件数は同11.9%増の472千件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は3月の上場来高値に接近、好業績を評価して上値試す

 なお16年9月に従業員持株会を設立し、16年11月から継続的に当社株式を購入している。売買高増加や流動性向上に繋がるプラス効果も期待される。

 株価の動きを見ると、4月12日の直近安値1180円から切り返し、18年3月期2桁増収増益予想を好感する形で5月2日には1640円まで急伸した。そして3月の上場来高値1738円に接近している。

 5月2日の終値1614円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS68円54銭で算出)は23〜24倍近辺、前期実績PBR(前期実績BPS292円10銭で算出)は5.5倍近辺である。時価総額は約103億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[04月10日更新]

ファンデリーは過熱感解消して上値試す、健康食宅配会員数増加で18年3月期も収益拡大

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として健康食宅配会員数が増加基調である。17年3月期増収増益予想で、18年3月期も収益拡大が期待される。株価は急伸した3月の上場来高値から一旦反落したが、過熱感が解消し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。なお4月28日に17年3月期決算発表を予定している。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには、第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けミールタイム(年4回発刊)、調剤薬局向けミールタイムファーマ(年2回発刊)、および介護食系ミールタイムケアを発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。また健康食通販サイトのミールタイムも運営している。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。16年3月期事業別売上構成比はMFD事業92%、マーケティング事業8%だった。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。そして栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングなども特徴としている。

 健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士が、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を開発・提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 16年9月には予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げ、認知症と骨粗鬆症に着目したメニューを発売した。16年12月には「medical+mealtime」で風邪症候群に着目したメニューを発売した。17年3月には第三弾として便秘症に着目したメニューを発売した。

■アライアンス戦略も活発化

 15年7月、KDDI<9433>を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。本実証はKDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 16年10月にはシャープ<6753>とのサービス連携契約締結を発表した。シャープが製造・販売するウォーターオーブン「ヘルシオ」を通じて、健康志向の商品を製造・販売している食品メーカーの広告、管理栄養士の専門性を活かした食や健康に関する情報など、ユーザーに有益な食や健康に関する音声や画像による情報配信サービス「ポイント家電」をシャープと共同運営する。ウォーターオーブン「ヘルシオ」を所有するユーザーは「ポイント家電」サービスを通じて広告を見ることでポイントを貯め、ポイント家電サイトにてQUOカードと交換することができる。メディア領域における情報配信を強化し、収益拡大を図るとしている。

 3月27日にはシャープと共同運営する情報配信サービス「ポイント家電」で、景品ラインナップ拡充を発表した。ギフティのWEBサービス「giftee」で取り扱うカジュアルギフトの提供を開始する。景品ラインナップは今後も追加する予定としている。

■16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造

 収益構造の特徴として、栄養士はメニュー開発を行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得を行っている。そして健康食(冷凍弁当)の製造および宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。またカタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造を達成している。

 16年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益は1億05百万円、72百万円、1億74百万円、1億49百万円だった。MFD事業では、おせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因の傾向があるとしている。またマーケティング事業では業務受託売上が下期偏重となる。

 16年3月期はMFD事業が好調に推移して計画超の増収増益だった。売上総利益は15年3月期比16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円で営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。マーケティング事業は売上高が同12.6%減の2億42百万円で営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、17年3月期第1四半期末18万8349人、そして定期コース会員数は同様に6079人、6252人、6185人、6772人、6938人、6974人と増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は50%強で推移している。

■17年3月期第3四半期累計は2桁増益

 前期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比8.8%増の23億98百万円、営業利益が同18.8%増の4億16百万円、経常利益が同22.5%増の4億25百万円、純利益が同26.1%増の2億68百万円と2桁増益だった。

 MFD事業、マーケティング事業とも伸長した。売上総利益は同9.1%増加し、売上総利益率は57.0%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同5.3%増加したが、販管費比率は39.6%で同1.3ポイント低下した。営業外費用では株式公開費用12百万円が一巡した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が同8.4%増の22億25百万円で、営業利益(連結調整前)が同11.0%増の4億96百万円だった。新ブランド「medical+mealtime」を中心とした新商品の開発などで会員数が順調に増加した。マーケティング事業は売上高が同13.5%増の1億72百万円で、営業利益が同16.5%増の1億25百万円だった。広告枠の販売が順調に推移し、医療機関の紹介ネットワークを活用した業務受託もおいても複数案件を獲得して堅調だった。

 MFD事業の主要指標は、期末会員数が16年3月期第3四半期末に比べて2万1829人(12.3%)増加の19万8854人、定期コース会員数が同271人(4.0%)増加の7043人だった。1件あたり購入単価は概ね6900円前後で推移していたが、第3四半期(10〜12月)には7001円に上昇した。チャネル別売上構成比は定期コースが50%以上を占めている。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期7億77百万円、第2四半期7億77百万円、第3四半期8億44百万円、営業利益は1億15百万円、1億32百万円、1億69百万円だった。

■17年3月期増収増益予想、18年3月期も収益拡大

 前期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月10日公表)は売上高が前々期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも好調に推移して増収増益予想である。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.2%、営業利益が73.4%、経常利益が76.3%、純利益が78.8%と概ね順調な水準である。MFD事業の会員数が増加基調であり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重の収益構造である。通期ベースでも好業績が予想される。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は上場来高値更新、過熱感解消して上値試す

 16年9月に従業員持株会を設立し、16年11月から継続的に当社株式を購入している。需給面で見れば、安定的な当社株式購入需要を確保することで、売買高増加や流動性向上に繋がるプラス効果も期待される。

 株価の動きを見ると、3月上旬に動意づき、IPO直後の15年6月1676円を一気に突破して上場来高値を更新した。そして3月27日の1738円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、過熱感が解消した。

 4月7日の終値1355円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想EPS53円63銭で算出)は25〜26倍近辺、前々期実績PBR(前々期実績のBPS230円84銭で算出)は5.9倍近辺である。時価総額は約86億円である。

 週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。サポートラインの形だ。過熱感が解消し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[03月07日更新]

ファンデリーは1月の戻り高値突破、健康食宅配会員数増加基調で17年3月期増収増益予想

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。健康食宅配会員数が増加基調で17年3月期増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として中期成長も期待される。株価は1月の戻り高値を突破した。IPO直後の15年6月高値を試す展開が期待される。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには、第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けミールタイム(年4回発刊)、調剤薬局向けミールタイムファーマ(年2回発刊)、および介護食系ミールタイムケアを発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。また健康食通販サイトのミールタイムも運営している。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。16年3月期事業別売上構成比はMFD事業92%、マーケティング事業8%だった。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。そして栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングなども特徴としている。

 健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士が、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を開発・提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 16年9月には予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げ、認知症と骨粗鬆症に着目したメニューを発売した。16年12月には「medical+mealtime」で風邪症候群に着目したメニューを発売した。17年3月には第三弾として便秘症に着目したメニューを発売した。

■アライアンス戦略も活発化

 15年7月、KDDI <9433> を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。本実証はKDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 16年10月にはシャープ <6753> とのサービス連携契約締結を発表した。シャープが製造・販売するウォーターオーブン「ヘルシオ」を通じて、健康志向の商品を製造・販売している食品メーカーの広告、管理栄養士の専門性を活かした食や健康に関する情報など、ユーザーに有益な食や健康に関する音声や画像による情報配信サービス「ポイント家電」をシャープと共同運営する。ウォーターオーブン「ヘルシオ」を所有するユーザーは「ポイント家電」サービスを通じて広告を見ることでポイントを貯め、ポイント家電サイトにてQUOカードと交換することができる。メディア領域における情報配信を強化し、収益拡大を図るとしている。

 また17年3月には、テーブルマークと共同開発した「ミールタイムきつねうどん」「ミールタイム醤油ラーメン」の発売を開始した。

■16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造

 収益構造の特徴として、栄養士はメニュー開発を行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得を行っている。そして健康食(冷凍弁当)の製造および宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。またカタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造を達成している。

 16年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益は1億05百万円、72百万円、1億74百万円、1億49百万円だった。MFD事業では、おせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因の傾向があるとしている。またマーケティング事業では業務受託売上が下期偏重となる。

 16年3月期はMFD事業が好調に推移して計画超の増収増益だった。売上総利益は15年3月期比16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円で営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。マーケティング事業は売上高が同12.6%減の2億42百万円で営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、17年3月期第1四半期末18万8349人、そして定期コース会員数は同様に6079人、6252人、6185人、6772人、6938人、6974人と増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は50%強で推移している。

■17年3月期第3四半期累計は2桁増益

 今期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比8.8%増の23億98百万円、営業利益が同18.8%増の4億16百万円、経常利益が同22.5%増の4億25百万円、純利益が同26.1%増の2億68百万円と2桁増益だった。

 MFD事業、マーケティング事業とも伸長した。売上総利益は同9.1%増加し、売上総利益率は57.0%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同5.3%増加したが、販管費比率は39.6%で同1.3ポイント低下した。営業外費用では株式公開費用12百万円が一巡した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が同8.4%増の22億25百万円で、営業利益(連結調整前)が同11.0%増の4億96百万円だった。新ブランド「medical+mealtime」を中心とした新商品の開発などで会員数が順調に増加した。マーケティング事業は売上高が同13.5%増の1億72百万円で、営業利益が同16.5%増の1億25百万円だった。広告枠の販売が順調に推移し、医療機関の紹介ネットワークを活用した業務受託もおいても複数案件を獲得して堅調だった。

 MFD事業の主要指標は、期末会員数が16年3月期第3四半期末に比べて2万1829人(12.3%)増加の19万8854人、定期コース会員数が同271人(4.0%)増加の7043人だった。1件あたり購入単価は概ね6900円前後で推移していたが、第3四半期(10〜12月)には7001円に上昇した。チャネル別売上構成比は定期コースが50%以上を占めている。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期7億77百万円、第2四半期7億77百万円、第3四半期8億44百万円、営業利益は1億15百万円、1億32百万円、1億69百万円だった。

■17年3月期通期も増収増益予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月10日公表)は売上高が前期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも好調に推移して増収増益予想である。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.2%、営業利益が73.4%、経常利益が76.3%、純利益が78.8%と概ね順調な水準である。MFD事業の会員数が増加基調であり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重の収益構造である。通期ベースでも好業績が予想される。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は1月の戻り高値突破、15年6月の上場来高値試す

 16年9月に従業員持株会を設立し、16年11月から継続的に当社株式を購入している。需給面で見れば、安定的な当社株式購入需要を確保することで、売買高増加や流動性向上に繋がるプラス効果も期待される。

 株価の動きを見ると、2月の直近安値圏1000円近辺から切り返し、さらに3月6日に1249円まで急伸して1月の戻り高値1213円を突破した。自律調整が一巡したようだ。

 3月6日の終値1246円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS53円63銭で算出)は23〜24倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS230円84銭で算出)は5.4倍近辺である。時価総額は約79億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。中期成長力を評価してIPO直後の15年6月高値1676円を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[02月08更新]

ファンデリーは17年3月期第3四半期累計2桁増益、健康食宅配会員数が増加基調

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。1月31日発表した17年3月期第3四半期累計非連結業績は2桁増益だった。健康食宅配会員数が増加基調で通期も増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として中期成長も期待される。株価は1月の昨年来高値から一旦反落したが、目先的な売りが一巡し、中期成長力を評価してIPO直後の15年6月高値を目指す展開が期待される。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには、第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けミールタイム(年4回発刊)、調剤薬局向けミールタイムファーマ(年2回発刊)、および介護食系ミールタイムケアを発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。また健康食通販サイトのミールタイムも運営している。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。16年3月期事業別売上構成比はMFD事業92%、マーケティング事業8%だった。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。そして栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングなども特徴としている。

 健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士が、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を開発・提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 16年9月には、予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げて、認知症と骨粗鬆症に着目したメニューを発売した。また16年12月には「medical+mealtime」で風邪症候群に着目したメニューを発売した。

■アライアンス戦略も活発化

 15年7月、KDDI<9433>を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。本実証はKDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 16年10月にはシャープ<6753>とのサービス連携契約締結を発表した。シャープが製造・販売するウォーターオーブン「ヘルシオ」を通じて、健康志向の商品を製造・販売している食品メーカーの広告、管理栄養士の専門性を活かした食や健康に関する情報など、ユーザーに有益な食や健康に関する音声や画像による情報配信サービス「ポイント家電」をシャープと共同運営する。ウォーターオーブン「ヘルシオ」を所有するユーザーは「ポイント家電」サービスを通じて広告を見ることでポイントを貯め、ポイント家電サイトにてQUOカードと交換することができる。メディア領域における情報配信を強化し、収益拡大を図るとしている。

■16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造

 収益構造の特徴として、栄養士はメニュー開発を行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得を行っている。そして健康食(冷凍弁当)の製造および宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。またカタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造を達成している。

 16年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益は1億05百万円、72百万円、1億74百万円、1億49百万円だった。MFD事業では、おせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因の傾向があるとしている。またマーケティング事業では業務受託売上が下期偏重となる。

 16年3月期はMFD事業が好調に推移して計画超の増収増益だった。売上総利益は15年3月期比16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円で営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。マーケティング事業は売上高が同12.6%減の2億42百万円で営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、17年3月期第1四半期末18万8349人、そして定期コース会員数は同様に6079人、6252人、6185人、6772人、6938人、6974人と増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は50%強で推移している。

■17年3月期第3四半期累計は2桁増益

 1月31日発表した今期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比8.8%増の23億98百万円となり、営業利益が同18.8%増の4億16百万円、経常利益が同22.5%増の4億25百万円、純利益が同26.1%増の2億68百万円と2桁増益だった。

 MFD事業、マーケティング事業とも伸長した。売上総利益は同9.1%増加し、売上総利益率は57.0%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同5.3%増加したが、販管費比率は39.6%で同1.3ポイント低下した。営業外費用では株式公開費用12百万円が一巡した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が同8.4%増の22億25百万円で、営業利益(連結調整前)が同11.0%増の4億96百万円だった。新ブランド「medical+mealtime」を中心とした新商品の開発などで会員数が順調に増加した。マーケティング事業は売上高が同13.5%増の1億72百万円で、営業利益が同16.5%増の1億25百万円だった。広告枠の販売が順調に推移し、医療機関の紹介ネットワークを活用した業務受託もおいても複数案件を獲得して堅調だった。

 MFD事業の主要指標は、期末会員数が16年3月期第3四半期末に比べて2万1829人(12.3%)増加の19万8854人、定期コース会員数が同271人(4.0%)増加の7043人だった。1件あたり購入単価は概ね6900円前後で推移していたが、第3四半期(10〜12月)には7001円に上昇した。チャネル別売上構成比は定期コースが50%以上を占めている。

 なお四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期7億77百万円、第2四半期7億77百万円、第3四半期8億44百万円、営業利益は1億15百万円、1億32百万円、1億69百万円だった。

■17年3月期通期も増収増益予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想は前回予想(5月10日公表)を据え置いて、売上高が前期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも好調に推移して増収増益予想である。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.2%、営業利益が73.4%、経常利益が76.3%、純利益が78.8%と概ね順調な水準である。MFD事業の会員数が増加基調であり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重の収益構造である。通期ベースでも好業績が予想される。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は目先的な売りが一巡して中期成長力を評価

 なお16年9月に従業員持株会を設立し、16年11月から継続的に当社株式を購入している。需給面で見れば、安定的な当社株式購入需要を確保することで、売買高増加や流動性向上に繋がるプラス効果も期待される。

 株価の動きを見ると、1月の昨年来高値1213円反落し、第3四半期累計業績発表にもややネガティブな反応となったが、1000円近辺で下げ渋り、目先的な売り一巡感を強めている。

 2月7日の終値1046円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS53円63銭で算出)は19〜20倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS230円84銭で算出)は4.5倍近辺である。時価総額は約67億円である。

 週足チャートで見ると、サポートラインの13週移動平均線が接近して下げ渋る動きだ。目先的な売りが一巡し、中期成長力を評価してIPO直後の15年6月高値1676円を目指す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月20日更新]

ファンデリーはモミ合い上放れて昨年来高値更新、健康食宅配会員数が増加基調で中期成長>

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。健康食宅配会員数が増加基調で17年3月期増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として中期成長も期待される。株価はモミ合いから上放れて昨年来高値更新の展開となった。IPO直後の15年6月高値を目指す展開だろう。なお1月31日に第3四半期累計業績発表を予定している。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには、第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けミールタイム(年4回発刊)、調剤薬局向けミールタイムファーマ(年2回発刊)、および介護食系ミールタイムケアを発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。また健康食通販サイトのミールタイムも運営している。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。16年3月期事業別売上構成比はMFD事業92%、マーケティング事業8%だった。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。そして栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングなども特徴としている。

 健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士が、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を開発・提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 16年9月には、予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げて、認知症と骨粗鬆症に着目したメニューを発売した。また16年12月には「medical+mealtime」で風邪症候群に着目したメニューを発売した。

■アライアンス戦略も活発化

 15年7月、KDDI<9433>を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。本実証はKDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 16年10月にはシャープ<6753>とのサービス連携契約締結を発表した。シャープが製造・販売するウォーターオーブン「ヘルシオ」を通じて、健康志向の商品を製造・販売している食品メーカーの広告、管理栄養士の専門性を活かした食や健康に関する情報など、ユーザーに有益な食や健康に関する音声や画像による情報配信サービス「ポイント家電」をシャープと共同運営する。ウォーターオーブン「ヘルシオ」を所有するユーザーは「ポイント家電」サービスを通じて広告を見ることでポイントを貯め、ポイント家電サイトにてQUOカードと交換することができる。メディア領域における情報配信を強化し、収益拡大を図るとしている。

■16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造

 収益構造の特徴として、栄養士はメニュー開発を行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得を行っている。そして健康食(冷凍弁当)の製造および宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。またカタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造を達成している。

 16年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益は1億05百万円、72百万円、1億74百万円、1億49百万円だった。MFD事業では、おせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因の傾向があるとしている。またマーケティング事業では業務受託売上が下期偏重となる。

 16年3月期はMFD事業が好調に推移して計画超の増収増益だった。売上総利益は15年3月期比16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円で営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。マーケティング事業は売上高が同12.6%減の2億42百万円で営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、17年3月期第1四半期末18万8349人、そして定期コース会員数は同様に6079人、6252人、6185人、6772人、6938人、6974人と増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は50%強で推移している。

■17年3月期第2四半期累計は大幅増収増益

 今期(17年3月期)第2四半期累計(4〜9月)の非連結業績は、売上高が前年同期比19.0%増の15億54百万円、営業利益が同38.9%増の2億47百万円、経常利益が同46.6%増の2億54百万円、純利益が同37.9%増の1億60百万円だった。

 MFD事業、マーケティング事業とも伸長して大幅増収増益だった。売上総利益は同19.2%増加し、売上総利益率は56.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同13.0%増加し、販管費比率は41.0%で同2.1ポイント低下した。営業外費用では株式公開費用12百万円が一巡した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が同18.8%増の14億52百万円で営業利益(連結調整前)が同23.5%増の3億07百万円だった。会員数が順調に増加した。マーケティング事業は売上高が同21.0%増の1億02百万円で営業利益が同33.0%増の74百万円だった。広告枠の販売が順調に推移した。業務受託は一部案件において実施延期が発生したが、紹介ネットワークを活用して複数案件を獲得した。

 MFD事業の主要指標は、期末会員数が同3万3352人(20.7%)増加の19万4346人、定期コース会員数が同903人(14.6%)増加の7088人だった。1件あたり購入単価は6900円前後で推移している。チャネル別売上構成比は定期コースが50%以上を占めている。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期7億77百万円、第2四半期7億77百万円、営業利益は1億15百万円、1億32百万円だった。

■17年3月期通期も増収増益予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月10日公表)は売上高が前期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも好調に推移して増収増益予想である。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が44.8%、営業利益が43.5%、経常利益が45.6%、純利益が47.1%である。やや低水準の形だが、MFD事業はおせち料理で第3四半期の売上構成比が高い傾向があり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重の収益構造である。MFD事業の会員数が増加基調であり、通期ベースでも好業績が予想される。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価はモミ合い上放れて昨年来高値更新の展開

 なお16年9月に従業員持株会を設立し、16年11月から継続的に当社株式を購入している。需給面で見れば、安定的な当社株式購入需要を確保することで、売買高増加や流動性向上に繋がるプラス効果も期待される。

 株価の動きを見ると、900円〜1000円近辺でのモミ合いから上放れ、16年10月1058円を突破して昨年来高値更新の展開となった。そして1月10日には1213円まで上伸した。

 1月19日の終値1125円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS53円63銭で算出)は21倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS230円84銭で算出)は4.9倍近辺である。時価総額は約72億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなってモミ合いから上放れた。そして26週移動平均線も上向きに転じた。上昇トレンドへの転換を確認してIPO直後の15年6月高値1676円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月01日更新]

ファンデリーは健康食宅配会員数増加基調で17年3月期増収増益予想

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。17年3月期は健康食宅配会員数が順調に増加して増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として中期成長期待は強い。株価はモミ合いから上放れて水準切り上げの動きを強めている。好業績を評価して上値を試す展開だろう。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには、第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けミールタイム(年4回発刊)、調剤薬局向けミールタイムファーマ(年2回発刊)、および介護食系ミールタイムケアを発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。また健康食通販サイトのミールタイムも運営している。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。16年3月期事業別売上構成比はMFD事業92%、マーケティング事業8%だった。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。そして栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングなども特徴としている。

 健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士が、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を開発・提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 16年9月には、予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げて、認知症と骨粗鬆症に着目したメニューを発売した。また11月22日には「medical+mealtime」で風邪症候群に着目したメニューを12月1日からミールタイムで発売すると発表している。

■アライアンス戦略も活発化

 15年7月、KDDI<9433>を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。本実証はKDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 16年10月にはシャープ<6753>とのサービス連携契約締結を発表した。シャープが製造・販売するウォーターオーブン「ヘルシオ」を通じて、健康志向の商品を製造・販売している食品メーカーの広告、管理栄養士の専門性を活かした食や健康に関する情報など、ユーザーに有益な食や健康に関する音声や画像による情報配信サービス「ポイント家電」をシャープと共同運営する。ウォーターオーブン「ヘルシオ」を所有するユーザーは「ポイント家電」サービスを通じて広告を見ることでポイントを貯め、ポイント家電サイトにてQUOカードと交換することができる。メディア領域における情報配信を強化し、収益拡大を図るとしている。

■16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造

 収益構造の特徴として、栄養士はメニュー開発を行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得を行っている。そして健康食(冷凍弁当)の製造および宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。またカタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造を達成している。

 16年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益は1億05百万円、72百万円、1億74百万円、1億49百万円だった。MFD事業では、おせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因の傾向があるとしている。またマーケティング事業では業務受託売上が下期偏重となる。

 16年3月期はMFD事業が好調に推移して計画超の増収増益だった。売上総利益は15年3月期比16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円で営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。マーケティング事業は売上高が同12.6%減の2億42百万円で営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、17年3月期第1四半期末18万8349人、そして定期コース会員数は同様に6079人、6252人、6185人、6772人、6938人、6974人と増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は50%強で推移している。

■17年3月期第2四半期累計は大幅増収増益

 今期(17年3月期)第2四半期累計(4〜9月)の非連結業績は、売上高が前年同期比19.0%増の15億54百万円、営業利益が同38.9%増の2億47百万円、経常利益が同46.6%増の2億54百万円、純利益が同37.9%増の1億60百万円だった。

 MFD事業、マーケティング事業とも伸長して大幅増収増益だった。売上総利益は同19.2%増加し、売上総利益率は56.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同13.0%増加し、販管費比率は41.0%で同2.1ポイント低下した。営業外費用では株式公開費用12百万円が一巡した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が同18.8%増の14億52百万円で営業利益(連結調整前)が同23.5%増の3億07百万円だった。会員数が順調に増加した。マーケティング事業は売上高が同21.0%増の1億02百万円で営業利益が同33.0%増の74百万円だった。広告枠の販売が順調に推移した。業務受託は一部案件において実施延期が発生したが、紹介ネットワークを活用して複数案件を獲得した。

 MFD事業の主要指標は、期末会員数が同3万3352人(20.7%)増加の19万4346人、定期コース会員数が同903人(14.6%)増加の7088人だった。1件あたり購入単価は6900円前後で推移している。チャネル別売上構成比は定期コースが50%以上を占めている。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期7億77百万円、第2四半期7億77百万円、営業利益は1億15百万円、1億32百万円だった。

■17年3月期通期も増収増益予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月10日公表)は売上高が前期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業、マーケティング事業とも好調に推移して増収増益予想である。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が44.8%、営業利益が43.5%、経常利益が45.6%、純利益が47.1%である。やや低水準の形だが、MFD事業はおせち料理で第3四半期の売上構成比が高い傾向があり、マーケティング事業は業務受託売上が下期偏重の収益構造である。MFD事業の会員数が増加基調であり、通期ベースでも好業績が予想される。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価はモミ合い上放れて水準切り上げ

 なお16年9月に従業員持株会を設立し、16年11月から継続的に当社株式を購入する。需給面で見れば、安定的な当社株式購入需要を確保することで、出来高増加や流動性向上に繋がるプラス効果も期待される。

 また11月16日に立会外分売を実施した。分売株数10万株、分売値段925円だった。当社株式の分布状況の改善および流動性の向上ならびに株主数の増加を図る。

 株価の動きを見ると、9月中旬に動意づいて800円近辺でのモミ合いから上放れの動きとなった。そして10月19日には1058円まで急伸する場面があり、その後も900円台で推移している。

 11月30日の終値953円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS53円63銭で算出)は17.82倍、実績PBR(前期実績のBPS230円84銭で算出)は3.73倍である。時価総額は約60億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。好業績を評価して上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月18日更新]

ファンデリーはシャープとのサービス連携を発表、健康食宅配会員数が増加基調で中期成長期待

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。10月17日にはシャープ<6753>とのサービス連携契約締結を発表した。17年3月期は健康食宅配の会員数が順調に増加して増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加も背景として中期成長期待は強い。株価はモミ合いから上放れの動きを強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには、第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けミールタイム(年4回発刊)、調剤薬局向けミールタイムファーマ(年2回発刊)、および介護食系ミールタイムケアを発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。また健康食通販サイトのミールタイムも運営している。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。16年3月期事業別売上構成比はMFD事業92%、マーケティング事業8%だった。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。そして栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングなども特徴としている。

 健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士が、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を開発・提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 16年9月には新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げて、認知症と骨粗鬆症に着目したメニューを発売した。

■アライアンス戦略も活発化

 15年7月、KDDI<9433>を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。本実証はKDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 10月17日にはシャープ<6753>とのサービス連携契約締結を発表した。シャープが製造・販売するウォーターオーブン「ヘルシオ」を通じて、健康志向の商品を製造・販売している食品メーカーの広告、管理栄養士の専門性を活かした食や健康に関する情報など、ユーザーに有益な食や健康に関する音声や画像による情報配信サービス「ポイント家電」をシャープと共同運営する。ウォーターオーブン「ヘルシオ」を所有するユーザーは「ポイント家電」サービスを通じて広告を見ることでポイントを貯め、ポイント家電サイトにてQUOカードと交換することができる。メディア領域における情報配信を強化し、収益拡大を図るとしている。

■16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造

 収益構造の特徴として、栄養士はメニュー開発を行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得を行っている。そして健康食(冷凍弁当)の製造および宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。またカタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造を達成している。

 16年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益は1億05百万円、72百万円、1億74百万円、1億49百万円だった。なおMFD事業では、おせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因の傾向があるとしている。

 16年3月期はMFD事業が好調に推移して計画超の増収増益だった。売上総利益は同16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円、営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。知名度上昇効果で新規会員数が大幅増加し、定期購入サービス「栄養士おまかせ定期便」の利用者も順調に拡大した。マーケティング事業は売上高が同12.6%減の2億42百万円、営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、17年3月期第1四半期末18万8349人、そして定期コース会員数は同様に6079人、6252人、6185人、6772人、6938人、6974人と増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は50%強で推移している。

■17年3月期第1四半期は増収増益

 今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の非連結業績は、売上高が前年同期比18.0%増の7億77百万円、営業利益が同9.9%増の1億15百万円、経常利益が同29.9%増の1億21百万円、純利益が同25.9%増の77百万円だった。

 売上総利益は同16.1%増加したが、売上総利益率は56.6%で同1.0ポイント低下した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.5%増加し、販管費比率は41.7%で同0.1ポイント上昇した。営業外費用では株式公開費用11百万円が一巡した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が同19.4%増の7億30百万円、営業利益(連結調整前)が同21.4%増の1億55百万円だった。定期購入サービス「栄養士おまかせ定期便」への移行を中心として積極的な販売に注力した。マーケティング事業は売上高が同0.1%増の47百万円、営業利益が同3.6%増の35百万円だった。紹介ネットワークを活用した業務受託において複数案件を獲得した。

 MFD事業の主要指標は、期末会員数が同3万1477人(20.1%)増加の18万8349人、定期コース会員数が同722人(11.6%)増加の6974人だった。1件あたり購入単価は6882円で同9円上昇した。チャネル別売上構成比は定期コース51.7%、TEL24.6%、PC15.8%、その他(スマホ、タブレット端末、FAX)7.9%で、定期コースが5割を超えている。

■17年3月期通期も増収増益予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月10日公表)は売上高が前期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業が好調に推移して増収増益予想である。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が22.4%、営業利益が20.4%、経常利益が21.8%、純利益が22.7%である。やや低水準の形だが、MFD事業は会員数が増加基調であり、おせち料理で第3四半期の売上構成比が高い傾向がある。さらにマーケティング事業は業務受託売上が下期偏重であることを考慮すれば、通期会社予想の達成は可能だろう。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病患者の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価はモミ合い上放れの動き

 なお9月6日に従業員持株会設立を発表した。16年11月から継続的に当社株式を購入する。需給面で見れば、安定的な当社株式購入需要を確保することで、出来高増加や流動性向上に繋がるプラス効果も期待される。

 株価の動きを見ると、9月中旬に動意づいて800円近辺でのモミ合いから上放れの動きを強めている。

 10月17日の終値885円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS53円63銭で算出)は16〜17倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS230円84銭で算出)は3.8倍近辺である。時価総額は約56億円である。

 日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[9月21日更新]

ファンデリーはモミ合い上放れて高値圏目指す、健康食宅配の会員数は増加基調

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。17年3月期は健康食宅配の会員数が順調に増加して増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景として中期成長期待は強い。株価はモミ合い上放れの動きを強めてきた。調整一巡して高値圏を目指す展開だろう。なお9月6日に従業員持株会設立を発表した。需給面でのプラス効果も期待される。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには、第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けミールタイム(年4回発刊)、調剤薬局向けミールタイムファーマ(年2回発刊)、および介護食系ミールタイムケアを発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。また健康食通販サイトのミールタイムも運営している。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。16年3月期事業別売上構成比はMFD事業92%、マーケティング事業8%だった。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。そして栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングなども特徴としている。

 健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士が、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を開発・提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 なお15年7月、KDDI<9433>を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。本実証はKDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 16年9月には、味の素食品と共同開発の「ミールタイム肉シューマイ」を発売した。通常の冷凍シューマイとの比較でたんぱく質を約57%カットした。また新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げて、認知症と骨粗鬆症に着目したメニューを発売した。

■16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造

 収益構造の特徴として、栄養士はメニュー開発を行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得を行っている。そして健康食(冷凍弁当)の製造および宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。またカタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造を達成している。

 16年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益は1億05百万円、72百万円、1億74百万円、1億49百万円だった。なおMFD事業では、おせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因の傾向があるとしている。

 16年3月期はMFD事業が好調に推移して計画超の増収増益だった。売上総利益は同16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円、営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。知名度上昇効果で新規会員数が大幅増加し、定期購入サービス「栄養士おまかせ定期便」の利用者も順調に拡大した。マーケティング事業は売上高が同12.6%減の2億42百万円、営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、17年3月期第1四半期末18万8349人、そして定期コース会員数は同様に6079人、6252人、6185人、6772人、6938人、6974人と増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は50%強で推移している。

■17年3月期第1四半期は増収増益

 今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の非連結業績は、売上高が前年同期比18.0%増の7億77百万円、営業利益が同9.9%増の1億15百万円、経常利益が同29.9%増の1億21百万円、純利益が同25.9%増の77百万円だった。

 売上総利益は同16.1%増加したが、売上総利益率は56.6%で同1.0ポイント低下した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.5%増加し、販管費比率は41.7%で同0.1ポイント上昇した。営業外費用では株式公開費用11百万円が一巡した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が同19.4%増の7億30百万円、営業利益(連結調整前)が同21.4%増の1億55百万円だった。定期購入サービス「栄養士おまかせ定期便」への移行を中心として積極的な販売に注力した。マーケティング事業は売上高が同0.1%増の47百万円、営業利益が同3.6%増の35百万円だった。紹介ネットワークを活用した業務受託において複数案件を獲得した。

 MFD事業の主要指標は、期末会員数が同3万1477人(20.1%)増加の18万8349人、定期コース会員数が同722人(11.6%)増加の6974人だった。1件あたり購入単価は6882円で同9円上昇した。チャネル別売上構成比は定期コース51.7%、TEL24.6%、PC15.8%、その他(スマホ、タブレット端末、FAX)7.9%で、定期コースが5割を超えている。

■17年3月期通期も増収増益予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月10日公表)は売上高が前期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業が好調に推移して増収増益予想である。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が22.4%、営業利益が20.4%、経常利益が21.8%、純利益が22.7%である。やや低水準の形だが、MFD事業は会員数が増加基調であり、おせち料理で第3四半期の売上構成比が高い傾向がある。さらにマーケティング事業は業務受託売上が下期偏重であることを考慮すれば、通期会社予想の達成は可能だろう。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価はモミ合い上放れて高値圏目指す

 なお9月6日に従業員持株会設立を発表した。16年11月から継続的に当社株式を購入する。需給面で見れば、安定的な当社株式購入需要を確保することで、出来高増加や流動性向上に繋がるプラス効果も期待される。

 株価の動きを見ると、800円近辺でモミ合う展開だったが、9月20日は前日比89円(11.18%)高の885円まで急伸し、モミ合い上放れの動きを強めてきた。

 9月20日の終値883円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS53円63銭で算出)は16〜17倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS230円84銭で算出)は3.8倍近辺である。時価総額は約56億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。モミ合いから上放れて強基調に転換する動きであり、高値圏を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[8月29日更新]

ファンデリーは中期成長力に対して評価不足、健康食宅配の会員数は増加基調

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。17年3月期第1四半期は健康食宅配の会員数が順調に増加して増収増益だった。そして通期も増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景に中期成長期待は強い。株価はモミ合いだが中期成長力に対して評価不足だろう。煮詰まり感を強めて上放れが期待される。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには、第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けミールタイム(年4回発刊)、調剤薬局向けミールタイムファーマ(年2回発刊)、および介護食系ミールタイムケアを発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。また健康食通販サイトのミールタイムも運営している。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、食品メーカーなどへの健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、食品メーカーなどからの商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。16年3月期事業別売上構成比はMFD事業92%、マーケティング事業8%だった。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。そして栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングなども特徴としている。

 健康食通販カタログを配布する全国の医療機関、調剤薬局、介護施設などの紹介ネットワーク(約1万8000ヶ所)を通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士が食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を開発・提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 なお15年7月、KDDI<9433>を代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補として決定した。本実証はKDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対して、KDDIの「スマホdeドック」および当社の健康食宅配サービス「ミールタイム」を提供する。

 8月19日には味の素食品と共同開発の「ミールタイム肉シューマイ」を9月から発売すると発表した。通常の冷凍シューマイとの比較でたんぱく質を約57%カットした。8月22日には新ブランド「medical+mealtime」を立ち上げて認知症と骨粗鬆症に着目したメニューを発売すると発表した。9月からミールタイムで発売する。8月24日には栄養価を調整した「おから入りスイートポテト」と「りんごのミルクプリン」を9月から発売すると発表した。

■16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造

 収益構造の特徴として、栄養士はメニュー開発を行い、顧客獲得は全国の病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得を行っている。そして健康食(冷凍弁当)の製造および宅配は外部に委託している。食材価格変動は概ね外注先で吸収されるため収益変動要因とはなり難い。またカタログ制作費はカタログ誌面広告枠販売で賄うことが可能だ。このため16年3月期売上高営業利益率16.6%の高収益構造を達成している。

 16年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益は1億05百万円、72百万円、1億74百万円、1億49百万円だった。なおMFD事業では、おせち料理などで12月の売上高が増加する季節要因の傾向があるとしている。

 16年3月期はMFD事業が好調に推移して計画超の増収増益だった。売上総利益は同16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円、営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。知名度上昇効果で新規会員数が大幅増加し、定期購入サービス「栄養士おまかせ定期便」の利用者も順調に拡大した。マーケティング事業は売上高が同12.6%減の2億42百万円、営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、17年3月期第1四半期末18万8349人、そして定期コース会員数は同様に6079人、6252人、6185人、6772人、6938人、6974人と増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は50%強で推移している。

■17年3月期第1四半期は増収増益

 今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の非連結業績は、売上高が前年同期比18.0%増の7億77百万円、営業利益が同9.9%増の1億15百万円、経常利益が同29.9%増の1億21百万円、純利益が同25.9%増の77百万円だった。

 売上総利益は同16.1%増加したが、売上総利益率は56.6%で同1.0ポイント低下した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.5%増加し、販管費比率は41.7%で同0.1ポイント上昇した。営業外費用では株式公開費用11百万円が一巡した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が同19.4%増の7億30百万円、営業利益(連結調整前)が同21.4%増の1億55百万円だった。定期購入サービス「栄養士おまかせ定期便」への移行を中心として積極的な販売に注力した。マーケティング事業は売上高が同0.1%増の47百万円、営業利益が同3.6%増の35百万円だった。紹介ネットワークを活用した業務受託において複数案件を獲得した。

 MFD事業の主要指標は、期末会員数が同3万1477人(20.1%)増加の18万8349人、定期コース会員数が同722人(11.6%)増加の6974人だった。1件あたり購入単価は6882円で同9円上昇した。チャネル別売上構成比は定期コース51.7%、TEL24.6%、PC15.8%、その他(スマホ、タブレット端末、FAX)7.9%で、定期コースが5割を超えている。

■17年3月期通期も増収増益予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月10日公表)は売上高が前期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業が好調に推移して増収増益予想である。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が22.4%、営業利益が20.4%、経常利益が21.8%、純利益が22.7%である。やや低水準の形だが、MFD事業は会員数が増加基調であり、おせち料理で第3四半期の売上構成比が高い傾向がある。さらにマーケティング事業は業務受託売上が下期偏重であることを考慮すれば、通期会社予想の達成は可能だろう。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として、紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、健康に関するソリューションを提供するヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万ヶ所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者などの増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。当面は売上高100億円の早期達成を目指しているようだ。従来の食事宅配サービスと一線を画した健康食メニュー開発力などを武器として、中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は中期成長力に対して評価不足、煮詰まり感強めてモミ合い上放れ期待

 株価の動きを見ると、6月の直近安値700円から一旦反発したが、その後は戻り一服となって800円近辺でモミ合う展開だ。ただし中期成長力に対して評価不足だろう。

 8月26日の終値786円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS53円63銭で算出)は14〜15倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS230円84銭で算出)は3.4倍近辺である。時価総額は約50億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を挟んでモミ合う形だ。煮詰まり感を強めてモミ合い上放れが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[7月15日更新]

ファンデリーは健康食宅配事業の好調で17年3月期増収増益予想

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。健康食宅配が好調に推移して17年3月期増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景に中期成長期待が高まる。株価は地合い悪化も影響したが、調整一巡して出直り展開だろう。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 01年開始した栄養士による健康食宅配サービス「カウンセリングデリバリー」を主力としている。企業理念には「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは、医療機関・保健所・介護施設向けミールタイム(年4回発刊)、調剤薬局向けミールタイムファーマ(年2回発刊)、および介護食系ミールタイムケアを発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。ミールタイム発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。また健康食通販サイトのミールタイムも運営している。

 健康食宅配サービスから派生した事業として、健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。16年3月期の事業別売上高構成比はMFD事業92%、マーケティング事業8%である。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。このため栄養士が開発した健康食メニュー、栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングを特徴としている。15年7月1日現在、従業員50名のうち女性40名全員が栄養士である。

 健康食通販カタログを配布する病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士によって、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 16年3月期末時点のMFD事業会員数は15年3月期末比3万134人増加の18万2905人、定期コース会員数は同859人増加の6938人だった。いずれも増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は5割強で推移している。

■16年3月期は計画超の増収増益

 16年3月期はMFD事業が好調に推移して計画超の増収増益だった。売上総利益は16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円、営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。知名度上昇効果で新規会員数が大幅増加し、定期購入サービス「栄養士おまかせ定期便」の利用者も順調に拡大した。マーケティング事業は売上高が同12.6%減の2億42百万円、営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、定期コース会員数は15年3月期第4四半期末6079人、16年3月期第1四半期末6252人、第2四半期末6185人、第3四半期末6772人、第4四半期末6938人と増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後で推移している。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益は第1四半期1億05百万円、第2四半期72百万円、第3四半期1億74百万円、第4四半期1億49百万円だった。

■17年3月期も増収増益予想

 今期(17年3月期)の非連結業績予想(5月10日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、そして純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業が好調に推移して増収増益予想だ。販管費は同15.5%増の14億11百万円の計画としている。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、ヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万箇所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者の増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡して出直り

 株価の動きを見ると、地合い悪化も影響して6月24日に700円まで調整する場面があったが、2月の年初来安値588円まで下押すことなく、その後は切り返しの動きを強めている。

 7月13日の終値805円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS53円63銭で算出)は15倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS230円84銭で算出)は3.5倍近辺である。時価総額は約51億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線突破の動きを強めている。調整一巡して出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[6月23日更新]

ファンデリーは健康食宅配好調で17年3月期増収増益予想

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。健康食宅配が好調に推移して17年3月期増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景に中期成長期待は強い。株価は4月の年初来高値から反落したが、調整一巡して戻りを試す展開が期待される。

■健康食宅配サービスのMFD事業が主力

 01年開始した栄養士による健康食宅配サービス「カウンセリングデリバリー」を主力としている。社名ファンデリーの由来は「FUN(面白さ・楽しさ・感動)をDELIVERY(お届けする)」である。

 企業理念に「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 健康食宅配サービスのMFD(Medical Food Delivery)事業は、健康食(冷凍弁当)の通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受けて宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届ける「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは医療機関・保健所・介護施設向け「ミールタイム」、調剤薬局向け「ミールタイムファーマ」、介護食系「ミールタイムケア」を発行し、健康食通販サイト「ミールタイム」も運営している。「ミールタイム」は年4回、「ミールタイムファーマ」は年2回発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。「ミールタイム」発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。

 また健康食宅配サービスから派生した事業として、健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。16年3月期の事業別売上高構成比はMFD事業92%、マーケティング事業8%である。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは、従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。このため栄養士が開発した健康食メニュー、栄養士によるカウンセリング宅配サービス、栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングを特徴としている。15年7月1日現在、従業員50名のうち女性40名全員が栄養士である。

 健康食通販カタログを配布する病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士によって、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 なお16年3月期末時点のMFD事業の会員数は15年3月期末比3万134人増加の18万2905人、定期コース会員数は同859人増加の6938人だった。いずれも増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は5割強で推移している。

■16年3月期は計画超の増収増益

 前期(16年3月期)の非連結業績は、前々期(15年3月期)比13.0%増収、14.1%営業増益、14.4%経常増益、20.4%最終増益だった。MFD事業の好調が牽引して計画超の増収増益だった。売上総利益は16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円、営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。テレビ番組放送による知名度上昇効果なども寄与して新規会員数が大幅に増加し、定期購入サービス「栄養士おまかせ定期便」の利用者も順調に拡大した。

 マーケティング事業は、健康食品通販カタログの広告枠販売が順調だったが、紹介ネットワークを活用した業務受託において期前半に見込んでいた一部案件に規模縮小が生じ、売上高が同12.6%減の2億42百万円、営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、定期コース会員数は15年3月期第4四半期末6079人、16年3月期第1四半期末6252人、第2四半期末6185人、第3四半期末6772人、第4四半期末6938人と増加基調である。1件あたり購入単価は6900円前後で推移している。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期6億58百万円、第2四半期6億48百万円、第3四半期8億98百万円、第4四半期8億11百万円、営業利益は第1四半期1億05百万円、第2四半期72百万円、第3四半期1億74百万円、第4四半期1億49百万円だった。

■17年3月期も増収増益予想

 今期(17年3月期)の非連結業績予想(5月10日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、そして純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、MFD事業が好調に推移して増収増益予想だ。販管費は同15.5%増の14億11百万円の計画としている。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長戦略として紹介ネットワーク拡大・深耕、定期コース顧客獲得、コラボレーションによる商品付加価値向上、マーケティング事業拡大を掲げ、ヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万箇所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーター獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者の増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡して戻り試す

 株価の動きを見ると4月の年初来高値985円から反落し、地合い悪化も影響して6月17日に792円まで調整したが、その後は切り返しの動きを強めている。

 6月22日の終値817円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS53円63銭で算出)は15〜16倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS230円84銭で算出)は3.5倍近辺である。時価総額は約52億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが大きく下押す動きは見られない。調整一巡して戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[5月20日更新]

ファンデリーは17年3月期も増収増益予想、健康食宅配事業で中期成長期待

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。健康食宅配のMFD事業が好調に推移し、16年3月期は計画超の増収増益だった。そして17年3月期も増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景に中期成長期待は強い。株価は年初来高値圏から利益確定売りで一旦反落したが、自律調整が一巡して15年12月の戻り高値を目指す展開だろう。

■健康食宅配のMFD事業が主力

 00年9月設立、01年4月栄養士による健康食宅配サービス「カウンセリングデリバリー」開始、15年6月東証マザーズに新規上場した。社名ファンデリーの由来は「FUN(面白さ・楽しさ・感動)をDELIVERY(お届けする)」である。

 企業理念には「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 主力事業は健康食を宅配するMFD(Medical Food Delivery)事業である。健康食通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受け、健康食(冷凍弁当)を宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届けるサービス「栄養士おまかせ定期便」も提供している。

 健康食通販カタログは医療機関・保健所・介護施設向け「ミールタイム」や、調剤薬局向け「ミールタイムファーマ」を発行し、健康食通販サイト「ミールタイム」も運営している。また09年には介護食系通販カタログ「ミールタイムケア」も創刊した。通販カタログ「ミールタイム」は年4回、通販カタログ「ミールタイムファーマ」は年2回発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。なお「ミールタイム」発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。

 また健康食宅配サービスから派生した事業として、健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは、従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。このため栄養士が開発した健康食メニュー、栄養士によるカウンセリング宅配サービス、さらに栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングを特徴としている。15年7月1日現在、従業員50名のうち女性40名全員が栄養士である。

 健康食通販カタログを配布する病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士によって、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。

 15年11月には在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 なお16年3月期末時点のMFD事業の会員数は15年3月期末比3万134人増加の18万2905人、定期コース会員数は同859人増加の6938人だった。いずれも増加基調である。また1件あたり購入単価は6900円前後、定期コースの売上構成比は5割強で推移している。

■16年3月期は計画超の増収増益

 5月10日発表した前期(16年3月期)非連結業績は、売上高が前々期(15年3月期)比13.0%増の30億15百万円で、営業利益が同14.1%増の5億円、経常利益が同14.4%増の5億円、純利益が同20.4%増の3億12百万円だった。主力のMFD事業の好調が牽引して計画超の増収増益だった。

 売上総利益は16.8%増加し、売上総利益率は57.2%で同1.9ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.5%で同1.7ポイント上昇した。営業外収益では受取補償金10百万円を計上し、営業外費用では株式公開費用12百万円を計上した。ROEは26.1%で同6.1ポイント低下、自己資本比率は78.5%で同8.4ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が同16.0%増の27億72百万円、営業利益(連結調整前)が同38.7%増の5億98百万円だった。当社をテーマとしたテレビ番組放送による知名度上昇効果なども寄与して新規会員数が大幅に増加し、定期購入サービスである「栄養士おまかせ定期便」の利用者も順調に拡大した。

 マーケティング事業は、健康食品通販カタログの広告枠販売が順調だったが、紹介ネットワークを活用した業務受託において期前半に見込んでいた一部案件に規模縮小が生じ、売上高が同12.6%減の2億42百万円、営業利益が同13.3%減の1億80百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、会員数は15年3月期第4四半期末15万2771人、16年3月期第1四半期末15万6872人、第2四半期末16万994人、第3四半期末17万7025人、第4四半期末18万2905人、そして定期コース会員数は15年3月期第4四半期末6079人、16年3月期第1四半期末6252人、第2四半期末6185人、第3四半期末6772人、第4四半期末6938人と増加基調である。また1件あたり購入単価は6900円前後で推移している。

 また四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)6億58百万円、第2四半期(7月〜9月)6億48百万円、第3四半期(10月〜12月)8億98百万円、第4四半期(1月〜3月)8億11百万円、営業利益は第1四半期1億05百万円、第2四半期72百万円、第3四半期1億74百万円、第4四半期1億49百万円だった。

■17年3月期も増収増益予想

 今期(17年3月期)の非連結業績予想(5月10日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比15.0%増の34億66百万円、営業利益が同13.3%増の5億67百万円、経常利益が同11.4%増の5億57百万円、そして純利益が同8.8%増の3億40百万円としている。

 知名度向上効果、紹介ネットワークの新規開拓や深耕などにより、主力のMFD事業が好調に推移して増収増益予想だ。販管費は同15.5%増の14億11百万円の計画としている。

 セグメント別の計画は、MFD事業の売上高が同14.2%増の31億66百万円で営業利益(連結調整前)が同12.8%増の6億75百万円、マーケティング事業の売上高が同23.7%増の3億円で営業利益が同26.9%増の2億28百万円としている。MFD事業の受注件数は同15.5%増の46万件、平均単価は同横ばいを想定している。

 配当については無配を継続する。当面は内部留保の充実に注力する方針だが、今後は事業規模や収益が安定成長段階に入ったと判断された時点で、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当による株主への利益還元に努めるとしている。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長に向けた戦略として、紹介ネットワークの拡大・深耕、定期コース顧客の獲得、コラボレーションによる商品付加価値の向上、マーケティング事業の拡大を掲げ、ヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万箇所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客の獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーターの獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。コラボレーションによる商品付加価値の向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。

 マーケティング事業の拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者の増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は自律調整一巡して15年12月の戻り高値試す

 株価の動きを見ると、4月中旬〜5月上旬の年初来高値圏950円近辺から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押す動きは見られない。900円台を維持して自律調整の範囲だろう。

 5月19日の終値890円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS53円63銭で算出)は16〜17倍近辺、実績PBR(16年3月期実績のBPS230円84銭で算出)は3.9倍近辺である。時価総額は約56億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜いてきた。強基調を確認する形だ。中期成長期待は強く、自律調整が一巡して15年12月の戻り高値1100円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月07日更新]

ファンデリーは調整一巡して戻り歩調、健康食宅配事業で中期成長期待

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。3月29日にはNHKニュース「おはよう日本」で紹介された。16年3月期は健康食宅配MFD事業が好調に推移して増収増益予想である。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景に中期成長期待は強い。株価は調整が一巡して戻り歩調の展開だ。15年12月の戻り高値を目指す展開だろう。

■健康食宅配のMFD事業が主力

 00年9月設立、01年4月栄養士による健康食宅配サービス「カウンセリングデリバリー」開始、15年6月東証マザーズに新規上場した。社名ファンデリーの由来は「FUN(面白さ・楽しさ・感動)をDELIVERY(お届けする)」である。

 企業理念には「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 主力事業は健康食を宅配するMFD(Medical Food Delivery)事業である。健康食通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受け、健康食(冷凍弁当)を宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届けるサービス「栄養士おまかせ定期便」も提供している。なお定期コースの売上構成比は5割強である。

 健康食通販カタログは医療機関・保健所・介護施設向け「ミールタイム」や、調剤薬局向け「ミールタイムファーマ」を発行し、健康食通販サイト「ミールタイム」も運営している。09年には介護食系通販カタログ「ミールタイムケア」も創刊した。

 通販カタログ「ミールタイム」は年4回、通販カタログ「ミールタイムファーマ」は年2回発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。なお「ミールタイム」発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。

 また健康食宅配サービスから派生した事業として、健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは、従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。

 このため栄養士が開発した健康食メニュー、栄養士によるカウンセリング宅配サービス、さらに栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングを特徴としている。15年7月1日現在、従業員50名のうち女性40名全員が栄養士である。

 健康食通販カタログを配布する病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士によって、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。

 15年6月末時点の紹介ネットワーク数は医療機関1万3663箇所、保健所・介護施設等1433箇所、調剤薬局等3957箇所の合計1万9053箇所(15年3月末比1133箇所増加)で、15年3月末現在の顧客数は152千人(14年3月末比19千人増加)である。

 15年11月には、在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

■16年3月期第3四半期累計は増収増益

 前期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比11.2%増の22億04百万円、営業利益が同9.1%増の3億51百万円、経常利益が同7.7%増の3億47百万円、純利益が同3.0%増の2億12百万円だった。

 当社をテーマとしたテレビ番組が放送された好影響も寄与して、MFD事業において新規会員数が大幅に増加し、定期購入サービスである「栄養士おまかせ定期便」の利用者も順調に拡大した。売上総利益率は56.9%で同2.1ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.9%で同2.3ポイント上昇した。営業外費用では株式公開費用12百万円を計上した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が前年同期比13.4%増の20億52百万円、営業利益(連結調整前)が同32.5%増の4億47百万円だった。マーケティング事業は、期前半に見込んでいた一部案件に規模縮小が生じて、売上高が同12.0%減の1億52百万円、営業利益が同14.6%減の1億07百万円だった。

 四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)6億58百万円、第2四半期(7月〜9月)6億48百万円、第3四半期(10月〜12月)8億98百万円、営業利益は第1四半期1億05百万円、第2四半期72百万円、第3四半期1億74百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、新規会員数は15年3月期第3四半期4619人、第4四半期4013人、16年3月期第1四半期3873人、第2四半期3850人、第3四半期1万4480人、定期コース会員数は15年3月期第3四半期5974人、第4四半期6079人、16年3月期第1四半期6252人、第2四半期6185人、第3四半期6772人、1件あたり購入単価は15年3月期第3四半期6866円、第4四半期6853円、16年3月期第1四半期6873円、第2四半期6854円、第3四半期6917円となった。

 定期コースの売上構成比の推移は、16年3月期第1四半期54.9%、第2四半期55.2%、第3四半期45.2%だった。第3四半期はテレビ放送の影響でTELやPCでの購入が急増したため、相対的に定期コースの比率が低下した。

■16年3月期通期業績予想を増額修正

 前期(16年3月期)通期の非連結業績予想(3月11日に増額修正を発表)は、売上高が前々期(15年3月期)比13.0%増の30億15百万円、営業利益が同14.2%増の5億円、経常利益が同14.4%増の5億円、純利益が同17.0%増の3億03百万円としている。

 マーケティング事業は一部案件に規模縮小や実施延期などが生じたため期初計画を下回ったが、主力のMFD事業が期初計画以上に好調に推移した。事業拡大に向けた人件費の増加などを吸収して2桁増収増益見込みだ。配当予想は無配としている。

 なお修正後のセグメント別数値については、MFD事業の売上高が同16.0%増の27億73百万円(期初計画は26億37百万円)で営業利益(連結調整前)が同38.1%増の5億95百万円(同4億74百万円)、マーケティング事業の売上高が同12.6%減の2億42百万円(同3億01百万円)で営業利益が同14.4%減の1億78百万円(同2億27百万円)としている。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長に向けた戦略として、紹介ネットワークの拡大・深耕、定期コース顧客の獲得、コラボレーションによる商品付加価値の向上、マーケティング事業の拡大を掲げ、ヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万箇所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客の獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーターの獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。

 コラボレーションによる商品付加価値の向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。15年9月には味の素冷凍食品とのコラボレーションで、たんぱく質を約39%カットした「ミールタイム焼餃子」を発売した。

 マーケティング事業の拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者の増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡して戻り歩調

 株価の動きを見ると、2月の直近安値588円から切り返して戻り歩調の展開だ。3月31日には905円まで上伸した。調整が一巡したようだ。

 4月5日の終値865円を指標面で見ると、前期推定PER(修正後の会社予想EPS48円57銭で算出)は17〜18倍近辺、実績PBR(16年3月期第2四半期末実績のBPS199円67銭で算出)は4.3倍近辺である。時価総額は約55億円である。

 日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形だ。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を突破した。中期成長力を評価して15年12月の戻り高値1100円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月16日更新]

ファンデリーは16年3月期業績予想を増額修正、健康食宅配事業で中期成長期待

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力として、ヘルスケア総合企業を目指している。3月11日に16年3月期通期業績予想の増額修正を発表した。主力の健康食宅配MFD事業が想定以上に好調に推移した。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景に中期成長期待は強い。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが、15年8月の上場来安値を割り込むことなく調整が一巡して切り返している。16年3月期増額修正や中期成長力を評価して続伸展開だろう。

■健康食宅配のMFD事業が主力

 00年9月設立、01年4月栄養士による健康食宅配サービス「カウンセリングデリバリー」開始、15年6月東証マザーズに新規上場した。社名ファンデリーの由来は「FUN(面白さ・楽しさ・感動)をDELIVERY(お届けする)」である。

 企業理念には「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 主力事業は健康食を宅配するMFD(Medical Food Delivery)事業である。健康食通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受け、健康食(冷凍弁当)を宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届けるサービス「栄養士おまかせ定期便」も提供している。なお定期コースの売上構成比は5割強である。

 健康食通販カタログは医療機関・保健所・介護施設向け「ミールタイム」や、調剤薬局向け「ミールタイムファーマ」を発行し、健康食通販サイト「ミールタイム」も運営している。09年には介護食系通販カタログ「ミールタイムケア」も創刊した。

 通販カタログ「ミールタイム」は年4回、通販カタログ「ミールタイムファーマ」は年2回発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。なお「ミールタイム」発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。

 また健康食宅配サービスから派生した事業として、健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは、従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。

 このため栄養士が開発した健康食メニュー、栄養士によるカウンセリング宅配サービス、さらに栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングを特徴としている。15年7月1日現在、従業員50名のうち女性40名全員が栄養士である。

 健康食通販カタログを配布する病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士によって、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。

 15年6月末時点の紹介ネットワーク数は医療機関1万3663箇所、保健所・介護施設等1433箇所、調剤薬局等3957箇所の合計1万9053箇所(15年3月末比1133箇所増加)で、15年3月末現在の顧客数は152千人(14年3月末比19千人増加)である。

 15年11月には、在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

■16年3月期第3四半期累計は増収増益

 今期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比11.2%増の22億04百万円、営業利益が同9.1%増の3億51百万円、経常利益が同7.7%増の3億47百万円、純利益が同3.0%増の2億12百万円だった。

 当社をテーマとしたテレビ番組が放送された好影響も寄与して、MFD事業において新規会員数が大幅に増加し、定期購入サービスである「栄養士おまかせ定期便」の利用者も順調に拡大した。売上総利益率は56.9%で同2.1ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.9%で同2.3ポイント上昇した。営業外費用では株式公開費用12百万円を計上した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が前年同期比13.4%増の20億52百万円、営業利益(連結調整前)が同32.5%増の4億47百万円だった。マーケティング事業は、期前半に見込んでいた一部案件に規模縮小が生じて、売上高が同12.0%減の1億52百万円、営業利益が同14.6%減の1億07百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、新規会員数は15年3月期第3四半期4619人、第4四半期4013人、16年3月期第1四半期3873人、第2四半期3850人、第3四半期1万4480人、定期コース会員数は15年3月期第3四半期5974人、第4四半期6079人、16年3月期第1四半期6252人、第2四半期6185人、第3四半期6772人、1件あたり購入単価は15年3月期第3四半期6866円、第4四半期6853円、16年3月期第1四半期6873円、第2四半期6854円、第3四半期6917円となった。

 なお定期コースの売上構成比は、16年3月期第1四半期54.9%、第2四半期55.2%、第3四半期45.2%だった。第3四半期はテレビ放送の影響でTELやPCでの購入が急増したため、相対的に定期コースの比率が低下した。

 また四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)6億58百万円、第2四半期(7月〜9月)6億48百万円、第3四半期(10月〜12月)8億98百万円、営業利益は第1四半期1億05百万円、第2四半期72百万円、第3四半期1億74百万円だった。

■16年3月期通期業績予想を増額修正

 3月11日に今期(16年3月期)通期の非連結業績予想の増額修正を発表した。前回予想(6月25日公表)に対して、売上高を76百万円増額、営業利益を32百万円増額、経常利益を48百万円増額、純利益を32百万円増額し、修正後の通期予想は売上高が前期比13.0%増の30億15百万円、営業利益が同14.2%増の5億円、経常利益が同14.4%増の5億円、純利益が同17.0%増の3億03百万円とした。

 マーケティング事業は、期中に見込んでいた一部案件に規模縮小や実施延期などが生じたため、期初計画を下回ったが、主力のMFD事業が期初計画以上に好調に推移している。事業拡大に向けた人件費の増加などを吸収して2桁増収増益見込みだ。配当予想は無配としている。

 なお修正後のセグメント別数値については、MFD事業の売上高が同16.0%増の27億73百万円(期初計画は26億37百万円)で営業利益(連結調整前)が同38.1%増の5億95百万円(同4億74百万円)、マーケティング事業の売上高が同12.6%減の2億42百万円(同3億01百万円)で営業利益が同14.4%減の1億78百万円(同2億27百万円)とした。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長に向けた戦略として、紹介ネットワークの拡大・深耕、定期コース顧客の獲得、コラボレーションによる商品付加価値の向上、マーケティング事業の拡大を掲げ、ヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万箇所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客の獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーターの獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。

 コラボレーションによる商品付加価値の向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。15年9月には味の素冷凍食品とのコラボレーションで、たんぱく質を約39%カットした「ミールタイム焼餃子」を発売した。

 マーケティング事業の拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者の増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡して切り返し

 株価の動きを見ると、地合い悪化の影響を受ける場面があったが、15年8月の上場来安値573円を割り込むことなく、2月16日の直近安値588円から切り返して3月15日には878円まで上伸した。調整が一巡したようだ。

 3月15日の終値850円を指標面で見ると、今期予想PER(修正後の会社予想EPS48円57銭で算出)は17.5倍、実績PBR(16年3月期第2四半期末実績のBPS199円67銭で算出)は4.2倍である。なお時価総額は約50億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を突破して上伸した。また週足チャートで見ると13週移動平均線を突破した。16年3月期増額修正や中期成長力を評価して続伸展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[02月03日更新]

ファンデリーの16年3月期第3四半期累計は増収増益、健康食宅配事業で中期成長期待

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力としてヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景に中期成長期待は強い。1月29日発表の16年3月期第3四半期累計は増収増益だった。通期も増収増益基調だ。株価は地合い悪化の影響を受けたが、15年8月安値まで下押すことなく切り返しの動きを強めている。中期成長力を評価して出直り展開だろう。

■健康食宅配のMFD事業が主力

 00年9月設立、01年4月栄養士による健康食宅配サービス「カウンセリングデリバリー」開始、15年6月東証マザーズに新規上場した。社名ファンデリーの由来は「FUN(面白さ・楽しさ・感動)をDELIVERY(お届けする)」である。

 企業理念には「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 主力事業は健康食を宅配するMFD(Medical Food Delivery)事業である。健康食通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受け、健康食(冷凍弁当)を宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届けるサービス「栄養士おまかせ定期便」も提供している。なお定期コースの売上構成比は5割強である。

 健康食通販カタログは医療機関・保健所・介護施設向け「ミールタイム」や、調剤薬局向け「ミールタイムファーマ」を発行し、健康食通販サイト「ミールタイム」も運営している。09年には介護食系通販カタログ「ミールタイムケア」も創刊した。

 通販カタログ「ミールタイム」は年4回、通販カタログ「ミールタイムファーマ」は年2回発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。なお「ミールタイム」発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。

 また健康食宅配サービスから派生した事業として、健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは、従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。

 このため栄養士が開発した健康食メニュー、栄養士によるカウンセリング宅配サービス、さらに栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングを特徴としている。15年7月1日現在、従業員50名のうち女性40名全員が栄養士である。

 健康食通販カタログを配布する病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士によって、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。

 15年6月末時点の紹介ネットワーク数は医療機関1万3663箇所、保健所・介護施設等1433箇所、調剤薬局等3957箇所の合計1万9053箇所(15年3月末比1133箇所増加)で、15年3月末現在の顧客数は152千人(14年3月末比19千人増加)である。

 15年11月には、在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

■16年3月期第3四半期累計は増収増益

 1月29日に発表した今期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比11.2%増の22億04百万円で、営業利益が同9.1%増の3億51百万円、経常利益が同7.7%増の3億47百万円、純利益が同3.0%増の2億12百万円だった。

 当社をテーマとしたテレビ番組が放送された好影響も寄与して、MFD事業において新規会員数が大幅に増加し、定期購入サービスである「栄養士おまかせ定期便」の利用者も順調に拡大した。売上総利益率は56.9%で同2.1ポイント上昇した。販管費はカタログ発行部数増加などで同18.0%増加し、販管費比率は40.9%で同2.3ポイント上昇した。営業外費用では株式公開費用12百万円を計上した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が前年同期比13.4%増の20億52百万円、営業利益(連結調整前)が同32.5%増の4億47百万円だった。マーケティング事業は、期前半に見込んでいた一部案件に規模縮小が生じて、売上高が同12.0%減の1億52百万円、営業利益が同14.6%減の1億07百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標の推移を見ると、新規会員数は15年3月期第3四半期4619人、第4四半期4013人、16年3月期第1四半期3873人、第2四半期3850人、第3四半期1万4480人、定期コース会員数は15年3月期第3四半期5974人、第4四半期6079人、16年3月期第1四半期6252人、第2四半期6185人、第3四半期6772人、1件あたり購入単価は15年3月期第3四半期6866円、第4四半期6853円、16年3月期第1四半期6873円、第2四半期6854円、第3四半期6917円となった。

 なお定期コースの売上構成比は、16年3月期第1四半期54.9%、第2四半期55.2%、第3四半期45.2%だった。第3四半期はテレビ放送の影響でTELやPCでの購入が急増したため、相対的に定期コースの比率が低下した。

 また四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)6億58百万円、第2四半期(7月〜9月)6億48百万円、第3四半期(10月〜12月)8億98百万円、営業利益は第1四半期1億05百万円、第2四半期72百万円、第3四半期1億74百万円だった。

■16年3月期通期は増収増益予想

 今期(16年3月期)通期の非連結業績予想は前回予想(6月25日公表)を据え置いて、売上高が前期比10.1%増の29億39百万円、営業利益が同6.7%増の4億68百万円、経常利益が同3.2%増の4億51百万円、純利益が同4.6%増の2億71百万円としている。主力のMFD事業が順調に推移し、事業拡大に向けた人件費の増加などを吸収して増収増益予想だ。配当予想は無配としている。

 セグメント別計画は、MFD事業の売上高が同10.3%増の26億37百万円、営業利益(連結調整前)が同9.8%増の4億74百万円、マーケティング事業の売上高が同8.5%増の3億01百万円、営業利益が同9.1%増の2億27百万円としている。MFD事業では受注件数が同12.2%増の386千件、16年3月末時点の紹介ネットワーク数が同14.4%程度増加、会員数が同12.1%程度増加、平均単価が同横ばいを想定している。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が75.0%、営業利益が75.0%、経常利益が76.9%、純利益が78.3%と概ね順調な水準である。主力のMFD事業が順調に伸長して、通期増収増益基調に変化はないだろう。マーケティング事業は下期の構成比が高いことを考慮すれば、通期会社予想に増額余地もありそうだ。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長に向けた戦略として、紹介ネットワークの拡大・深耕、定期コース顧客の獲得、コラボレーションによる商品付加価値の向上、マーケティング事業の拡大を掲げ、ヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万箇所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客の獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーターの獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。

 コラボレーションによる商品付加価値の向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。15年9月には味の素冷凍食品とのコラボレーションで、たんぱく質を約39%カットした「ミールタイム焼餃子」を発売した。

 マーケティング事業の拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者の増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡して切り返し

 株価の動きを見ると、15年12月の戻り高値1100円から反落し、地合い悪化も影響して1月22日の701円まで調整した。ただし15年8月安値573円まで下押すことなく切り返しの動きを強めている。2月1日には814円まで上伸する場面があった。調整が一巡したようだ。

 2月2日の終値785円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS43円45銭で算出)は18倍近辺、実績PBR(16年3月期第2四半期末実績のBPS199円67銭で算出)は3.9倍近辺である。時価総額は約50億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面だが、日足チャートで見ると25日移動平均線突破の動きを強めている。中期成長力を評価して出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月07日更新]

ファンデリーは7日と8日放送のNHKワールドで紹介、健康食宅配事業で中期成長期待

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力としてヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景に中期成長期待は強い。1月7日と8日放送のNHKワールド「Rising」で当社が紹介される予定だ。株価は12月の戻り高値から一旦反落したが、16年3月期増収増益予想や中期成長力を評価して戻り歩調に変化はないだろう。なお1月29日に第3四半期累計(4月〜12月)の業績発表を予定している。

■健康食宅配のMFD事業が主力

 00年9月設立、01年4月栄養士による健康食宅配サービス「カウンセリングデリバリー」開始、15年6月東証マザーズに新規上場した。社名ファンデリーの由来は「FUN(面白さ・楽しさ・感動)をDELIVERY(お届けする)」である。

 企業理念には「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 主力事業は健康食を宅配するMFD(Medical Food Delivery)事業である。健康食通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受け、健康食(冷凍弁当)を宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届けるサービス「栄養士おまかせ定期便」も提供している。なお定期コースの売上構成比は5割強である。

 健康食通販カタログは医療機関・保健所・介護施設向け「ミールタイム」や、調剤薬局向け「ミールタイムファーマ」を発行し、健康食通販サイト「ミールタイム」も運営している。09年には介護食系通販カタログ「ミールタイムケア」も創刊した。

 通販カタログ「ミールタイム」は年4回、通販カタログ「ミールタイムファーマ」は年2回発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。なお「ミールタイム」発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。

 また健康食宅配サービスから派生した事業として、健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは、従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。

 このため栄養士が開発した健康食メニュー、栄養士によるカウンセリング宅配サービス、さらに栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングを特徴としている。15年7月1日現在、従業員50名のうち女性40名全員が栄養士である。

 健康食通販カタログを配布する病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士によって、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇している。

 15年6月末時点の紹介ネットワーク数は医療機関1万3663箇所、保健所・介護施設等1433箇所、調剤薬局等3957箇所の合計1万9053箇所(15年3月末比1133箇所増加)で、15年3月末現在の顧客数は152千人(14年3月末比19千人増加)である。

 15年11月には、在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするため、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

 なおNHKワールド(英語サイト)で放送されている「Rising」で、1月7日と8日(BS1は1月11日)に当社が紹介される。

■16年3月期第2四半期累計はカタログ費増加などで減益だが純利益は想定超

 今期(16年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)非連結業績は、売上高が13億06百万円、営業利益が1億77百万円、経常利益が1億73百万円、純利益が1億16百万円だった。売上高と営業利益は計画をやや下回ったが、経常利益はほぼ計画水準、純利益は計画を上回った。

 前年同期との比較で見ると、売上高は2.9%増加したが、利益面では営業利益が13.9%減益、経常利益が16.0%減益、純利益が12.1%減益だった。売上面ではMFD事業が「栄養士おまかせ定期便」への移行などで順調に推移し、売上総利益も6.5%増加した。しかしカタログ発行部数の増加などで販管費が15.1%増加して減益だった。売上総利益率は56.7%で1.9ポイント上昇、販管費比率は43.1%で4.6ポイント上昇した。

 セグメント別動向を見ると、MFD事業は売上高が前年同期比5.6%増の12億21百万円、営業利益(連結調整前)が同18.9%増の2億48百万円だった。売上高が計画をやや下回ったが概ね順調に推移した。マーケティング事業は売上高が同25.2%減の84百万円、営業利益が同31.0%減の56百万円だった。一部案件に実施延期が発生したことが影響した。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)6億58百万円、第2四半期(7月〜9月)6億48百万円で、営業利益は第1四半期1億05百万円、第2四半期72百万円だった。

 MFD事業の主要指標の推移を見ると、新規会員数は第1四半期3873人、第2四半期3850人、定期コース会員数は第1四半期6252人、第2四半期6185人、1件あたり購入単価は第1四半期6873円、第2四半期6854円、定期コースの売上構成比は第1四半期54.9%、第2四半期55.2%だった。

■16年3月期通期は増収増益予想

 今期(16年6月期)通期の非連結業績予想(6月25日公表)は、売上高が前期比10.1%増の29億39百万円、営業利益が同6.7%増の4億68百万円、経常利益が同3.2%増の4億51百万円、純利益が同4.6%増の2億71百万円としている。主力のMFD事業が順調に推移し、事業拡大に向けた人件費の増加などを吸収して増収増益予想だ。配当予想は無配としている。

 セグメント別売上高の計画は、MFD事業が同10.3%増の26億37百万円、マーケティング事業が同8.7%増の3億01百万円としている。MFD事業では受注件数が同12.2%増の386千件、16年3月末時点の紹介ネットワーク数が同14.4%程度増加、会員数が同12.1%程度増加、平均単価が同横ばいを想定している。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が44.5%、営業利益が38.0%、経常利益が38.5%、純利益が42.8%である。やや低水準の形だが、主力のMFD事業が概ね順調に推移し、マーケティング事業は下期の構成比が高い傾向がある。そして期初時点で下期偏重の計画であり、通期ベースでは増収増益が期待される。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長に向けた戦略として、紹介ネットワークの拡大・深耕、定期コース顧客の獲得、コラボレーションによる商品付加価値の向上、マーケティング事業の拡大を掲げ、ヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万箇所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客の獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーターの獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。

 コラボレーションによる商品付加価値の向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。15年9月には味の素冷凍食品とのコラボレーションで、たんぱく質を約39%カットした「ミールタイム焼餃子」を発売した。

 マーケティング事業の拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者の増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。中期的に収益拡大基調だろう。

■株価は戻り歩調に変化なし

 株価の動きを見ると、12月1日の戻り高値1100円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく900円近辺で推移して自律調整一巡感を強めている。戻り歩調に変化はないだろう。

 1月6日の終値895円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS43円45銭で算出)は20〜21倍近辺、実績PBR(16年3月期第2四半期末実績のBPS199円67銭で算出)は4.5倍近辺である。時価総額は約57億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支えている。16年3月期増収増益予想や中期成長力を評価して戻り歩調に変化はないだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月07日更新]

ファンデリーはIPO後の調整が一巡して戻り歩調、健康食宅配事業の中期成長力を評価

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食宅配事業を主力としてヘルスケア総合企業を目指している。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景に中期成長期待は強い。株価は15年6月IPO後の調整が一巡して戻り歩調だ。16年6月期増収増益予想や中期成長力を評価して6月の上場来高値圏を目指す展開だろう。

■健康食宅配のMFD事業が主力

 00年9月設立で、01年4月栄養士による健康食宅配サービス「カウンセリングデリバリー」を開始、15年6月東証マザーズに新規上場した。社名ファンデリーの由来は「FUN(面白さ・楽しさ・感動)をDELIVERY(お届けする)」である。

 企業理念には「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 主力事業は健康食を宅配するMFD(Medical Food Delivery)事業である。健康食通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受け、健康食(冷凍弁当)を宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届けるサービス「栄養士おまかせ定期便」も提供している。なお定期コースの売上構成比は5割強である。

 健康食通販カタログは医療機関・保健所・介護施設向け「ミールタイム」や、調剤薬局向け「ミールタイムファーマ」を発行し、健康食通販サイト「ミールタイム」も運営している。09年には介護食系通販カタログ「ミールタイムケア」も創刊した。

 通販カタログ「ミールタイム」は年4回、通販カタログ「ミールタイムファーマ」は年2回発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。なお「ミールタイム」発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。

 また健康食宅配サービスから派生した事業として、健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは、従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。

 このため栄養士が開発した健康食メニュー、栄養士によるカウンセリング宅配サービス、さらに栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングを特徴としている。なお15年7月1日現在、従業員50名のうち女性40名全員が栄養士である。

 健康食通販カタログを配布する病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士によって、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇しているようだ。

 15年6月末時点の紹介ネットワーク数は医療機関1万3663箇所、保健所・介護施設等1433箇所、調剤薬局等3957箇所の合計1万9053箇所(15年3月末比1133箇所増加)である。また15年3月末現在の顧客数は152千人(14年3月末比19千人増加)である。

 なお15年11月には、在宅医療を必要とする患者等の食事療法をサポートするために、医療機関に所属する管理栄養士が作る健康食レシピサイト「はちまるレシピ」を開設した。

■16年3月期第2四半期累計はカタログ費増加などで減益だが純利益は想定超

 今期(16年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)の非連結業績は、売上高が13億06百万円、営業利益が1億77百万円、経常利益が1億73百万円、純利益が1億16百万円だった。売上高と営業利益は計画をやや下回ったが、経常利益はほぼ計画水準、純利益は計画を上回った。

 前年同期との比較で見ると、売上高は2.9%増加したが、利益面では営業利益が13.9%減益、経常利益が16.0%減益、純利益が12.1%減益だった。売上面ではMFD事業が「栄養士おまかせ定期便」への移行などで順調に推移し、売上総利益も6.5%増加した。しかしカタログ発行部数の増加などで販管費が15.1%増加して減益だった。売上総利益率は56.7%で1.9ポイント上昇、販管費比率は43.1%で4.6ポイント上昇した。

 セグメント別に見ると、MFD事業は売上高が前年同期比5.6%増の12億21百万円、営業利益(連結調整前)が同18.9%増の2億48百万円だった。売上高が計画をやや下回ったが概ね順調に推移した。マーケティング事業は売上高が同25.2%減の84百万円、営業利益が同31.0%減の56百万円だった。一部案件に実施延期が発生したことが影響した。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)6億58百万円、第2四半期(7月〜9月)6億48百万円で、営業利益は第1四半期1億05百万円、第2四半期72百万円だった。

 なおMFD事業の主要指標を見ると、新規会員数は第1四半期3873人、第2四半期3850人、定期コース会員数は第1四半期6252人、第2四半期6185人、そして1件あたり購入単価は第1四半期6873円、第2四半期6854円だった。定期コースの売上構成比は第1四半期54.9%、第2四半期55.2%だった。

■16年3月期通期は増収増益予想

 今期(16年6月期)通期の非連結業績予想は前回予想(6月25日公表)を据え置いて、売上高が前期比10.1%増の29億39百万、営業利益が同6.7%増の4億68百万円、経常利益が同3.2%増の4億51百万円、純利益が同4.6%増の2億71百万円としている。配当予想については無配としている。主力のMFD事業が順調に推移し、事業拡大に向けた人件費の増加などを吸収して増収増益予想だ。

 セグメント別売上高の計画は、MFD事業が同10.3%増の26億37百万円、マーケティング事業が同8.7%増の3億01百万円としている。MFD事業では受注件数が同12.2%増の386千件、16年3月末時点の紹介ネットワーク数が同14.4%程度増加、会員数が同12.1%程度増加、平均単価が同横ばいを想定している。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が44.5%、営業利益が38.0%、経常利益が38.5%、純利益が42.8%である。やや低水準の形だが、主力のMFD事業が概ね順調に推移し、マーケティング事業は下期の構成比が高い傾向がある。そして期初時点で下期偏重の計画であり、通期ベースでは増収増益が期待される。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長に向けた戦略として、紹介ネットワークの拡大・深耕、定期コース顧客の獲得、コラボレーションによる商品付加価値の向上、マーケティング事業の拡大を掲げ、ヘルスケア総合企業を目指している。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万箇所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客の獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーターの獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。

 コラボレーションによる商品付加価値の向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。15年9月には味の素冷凍食品とのコラボレーションで、たんぱく質を約39%カットした「ミールタイム焼餃子」を発売した。

 マーケティング事業の拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者の増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。中期的に収益拡大基調だろう。

■株価はIPO後の調整が一巡して戻り歩調

 株価の動きを見ると、8月の上場来安値573円から反発し、さらに900円近辺でのモミ合いから上放れの動きを強めている。12月1日には戻り高値となる1100円まで上伸した。IPO後の調整が一巡して戻り歩調だ。

 12月4日の終値970円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS43円45銭で算出)は22〜23倍近辺、実績PBR(16年3月期第1四半期末実績のBPS190円97銭で算出)は5.1倍近辺である。時価総額は約61億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じてサポートラインの形となった。強基調への転換を確認した形だ。16年3月期増収増益予想や中期成長力を評価して6月のIPO直後の上場来高値圏を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月15日更新]

ファンデリーはIPO後の調整が一巡して切り返し、健康食宅配事業の中期成長力を評価

 ファンデリー[3137](東マ)は健康食宅配事業を主力としている。一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加も背景に中期成長期待は強い。10月8日放送のカンブリア宮殿(テレビ東京系列)で紹介された。株価は15年6月IPO後の調整が一巡して切り返している。16年6月期増収増益予想や中期成長力を評価して6月の上場来高値圏を目指す展開だろう。なお10月30日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

■健康食宅配事業が主力、15年6月東証マザーズ上場

 00年9月設立で、01年4月栄養士による健康食宅配サービス「カウンセリングデリバリー」を開始、15年6月東証マザーズに新規上場した。社名ファンデリーの由来は「FUN(面白さ・楽しさ・感動)をDELIVERY(お届けする)」である。

 企業理念には「一食二医社会の実現」を掲げている。健康増進を図るためには第一に「食事コントロール」があり、それでも困難なときに「医療」を行うことが望ましく、医療費削減に貢献するためにも「一食二医社会の実現」を目指すとしている。

 主力事業は健康食を宅配するMFD(Medical Food Delivery)事業である。健康食通販カタログを医療機関や調剤薬局などを通じて配布し、顧客(個人)から電話・FAX・WEBを通じて注文を受け、健康食(冷凍弁当)を宅配する。定期コースとして、当社の管理栄養士・栄養士が顧客の疾病、制限数値、嗜好に合わせてメニューを選び、定期的に届けるサービス「栄養士おまかせ定期便」もある。

 健康食通販カタログは医療機関・保健所・介護施設向け「ミールタイム」や、調剤薬局向け「ミールタイムファーマ」を発行し、健康食通販サイト「ミールタイム」も運営している。09年には介護食系通販カタログ「ミールタイムケア」も創刊した。

 通販カタログ「ミールタイム」は年4回、通販カタログ「ミールタイムファーマ」は年2回発刊し、毎号半分程度のメニューを変更して旬の食材を提供する。なお「ミールタイム」発行部数は13年春号40万部、14年春号50万部、15年春号75万部と増加基調である。

 また健康食宅配サービスから派生した事業として、健康食通販カタログ誌面の広告枠販売、商品サンプリングや健康食レシピ作成の業務受託、健康食レシピサイト運営などのマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を推進している。

■専門性の高い栄養士によるカウンセリングや宅配サービスに強み

 当社の健康食宅配サービスは、従来の食事宅配サービスと一線を画し、食事コントロールを通じた血液検査結果の数値改善を目指している。

 このため栄養士が開発した健康食メニュー、栄養士によるカウンセリング宅配サービス、さらに栄養士が電話対応する注文・相談・カウンセリングを特徴としている。なお15年7月1日現在、従業員50名のうち女性40名全員が栄養士である。

 健康食通販カタログを配布する病院や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じた効率的な顧客獲得と、専門性の高い栄養士によって、食事制限が必要な方に対して「ヘルシー食」「ヘルシー食多め」「たんぱく質調整食」「ケア食」など多様な健康食を提案できることが強みだ。担当栄養士に対する信頼感でリピート率も上昇しているようだ。

 15年6月末時点の紹介ネットワーク数は医療機関1万3663箇所、保健所・介護施設等1433箇所、調剤薬局等3957箇所の合計1万9053箇所(15年3月末比1133箇所増加)である。また15年3月末現在の顧客数は152千人(14年3月末比19千人増加)である。

■16年3月期増収増益予想

 今期(16年3月期)の非連結業績予想(6月25日公表)は、売上高が前期比10.1%増の29億39百万円、営業利益が同6.7%増の4億68百万円、経常利益が同3.2%増の4億51百万円、純利益が同4.6%増の2億71百万円としている。配当予想については無配継続としている。主力のMFD事業が順調に推移し、事業拡大に向けた人件費の増加などを吸収して増収増益予想だ。

 セグメント別売上高の計画は、MFD事業が同10.3%増の26億37百万円、マーケティング事業が同8.7%増の3億01百万円としている。MFD事業では受注件数が同12.2%増の386千件、16年3月末時点の紹介ネットワーク数が同14.4%程度増加、会員数が同12.1%程度増加、平均単価が同横ばいを想定している。

 第1四半期(4月〜6月)は売上高が6億58百万円、営業利益が1億05百万円、経常利益が93百万円、純利益が61百万円だった。前年同期は四半期財務諸表を作成していないため比較はできないが、MFD事業では「栄養士おまかせ定期便」への移行などで販売が順調に推移し、マーケティング事業では広告枠の販売が順調で業務委託も複数案件を獲得した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、MFD事業は売上高が6億11百万円、営業利益が1億27百万円、マーケティング事業は売上高が46百万円、営業利益が33百万円だった。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が22.4%、営業利益が22.4%、経常利益が20.6%、純利益が22.5%である。やや低水準の形だが下期偏重の期初計画であり、第2四半期累計会社予想に対する進捗率は売上高が48.0%、営業利益が55.3%、経常利益が53.8%、純利益が59.2%と高水準である。通期業績予想に増額余地がありそうだ。

■一人暮らし高齢者や生活習慣病の増加なども背景に中期成長期待

 中期成長に向けた戦略として、紹介ネットワークの拡大・深耕、定期コース顧客の獲得、コラボレーションによる商品付加価値の向上、マーケティング事業の拡大を掲げている。

 紹介ネットワークに関しては、開拓余地の大きい全国10万箇所強の一般病院・診療所向けに拡大を推進するとともに、既存紹介ネットワークにおいても栄養士の交流会「輝く栄養士の会」運営などを通じて、当社の栄養士と医療機関・保健所・介護施設等の栄養士とのコミュニケーション向上を図る。管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト「Foodish(フーディッシュ)」も運営している。

 定期コース顧客の獲得では「栄養士おまかせ定期便」の拡充などの施策によってリピーターの獲得を推進する。リピーターの獲得によって安定的な売上・利益の拡大に繋げる。

 コラボレーションによる商品付加価値の向上では、食品メーカー・協会や病院栄養士とのコラボレーションを強化する。15年9月には味の素冷凍食品とのコラボレーションで、たんぱく質を約39%カットした「ミールタイム焼餃子」を発売した。

 マーケティング事業の拡大では、健康食レシピ情報サイトに食品メーカー等の商品を使用した健康食レシピを公開するなど、健康食レシピ情報サイトも活用して事業を拡大する。

 高齢者数の増加、特に一人暮らし高齢者の増加、さらに生活習慣病患者や食事制限対象者の増加を背景に、健康食宅配市場は拡大基調が予想される。中期的に収益拡大基調だろう。

■株価はIPO後の調整が一巡して切り返し

 株価の動きを見ると、IPO直後の6月高値1676円から8月の直近安値573円まで調整したが、600円近辺でのモミ合いを経て水準切り上げの動きを強めている。10月9日には987円まで上伸する場面があった。調整が一巡して切り返す動きだ。

 10月14日の終値965円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS43円45銭で算出)は22〜23倍近辺、実績PBR(16年3月期第1四半期末実績のBPS190円97銭で算出)は5.1倍近辺である。なお時価総額は約61億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を突破した。600円近辺で下値固めが完了して強基調に転換したようだ。16年3月期増収増益予想や中期成長力を評価して6月の上場来高値圏を目指す展開だろう。
[7月01日更新]

ファンデリーは独自のビジネスモデルを再評価して直近IPO株人気

 ファンデリー[3137](東マ)は、今年6月25日に公開価格765円で新規株式公開(IPO)されたばかりで、1546円で初値をつけて上場来高値1676円まで買い進まれギリシャ債務問題による世界的地な株安の影響を受けて下ぶれたが、健康食の宅配事業(MFD事業)を展開する独自のビジネスモデルを手掛かりに、上値がシコリが少ないとして直近IPO株買いが再燃している。

 昨年2014年、今年2015年に相次いでIPOされた医療・健康関連の4銘柄が、初値形成後のセカンダリーで上場来高値まで約3倍化していることへの比較感も働き、なお上値余地が大きいとの評価も高まっている。

■健康食の宅配事業の紹介ネットワーク、顧客数は高齢化を背景に高成長

 同社のMDF事業は、同社の栄養士がメニュー開発した健康食を医療機関・介護施設に配布した通販カタログ「ミールタイム」、「ミールタイムファーマ」によって周知し、栄養士が電話で注文を受けて宅配している。

 この通販カタログの紹介ネットワークは、今年3月末現在で医療機関1万2598カ所、保健所・介護施設など1379カ所、調剤薬局など3943カ所の合計1万7920カ所と2014年3月末に比べて26.2%増加し、顧客数も、同14.2%増の15万2000人に達している。

 この紹介ネットワーク数・顧客数は、2004年のサービス開始以来、高成長しており、今2016年3月期のネットワーク数は、前期比14.4%増、会員数は同12.1%増、受注件数は同12.2%増の38万6000件と見込んでいる。

 今後も、MDF事業の好展開が予想される。高齢化の進展・高齢単身世帯比率の拡大に加え、生活習慣病患者も増加、高血圧患者は約5490万人、糖尿病患者は約2050万人と推計されており、同社の栄養士が電話によるカウンセリング相談を受け、健康食レシピ情報サイトによる情報提供も行っているためで紹介ネットワーク数の増加も相乗効果を発揮する。

 業績も、4万1000人に達する栄養士のコミュニティサイト「フーディッシュ」を活用したマーケティング支援事業も上乗せになって続伸、今2016年3月期業績は、売り上げ29億3900万円(前期比10.1%増)、経常利益4億5100万円(同3.2%増)、純利益2億7100万円(同4.6%増)と見込んでいる。

■同じ高齢医療関連株のセカンダリー高値を連想し最高値奪回に再発進

 株価は、独自ビジネスモデルの評価と公開規模の資金吸収額が8億円台と小規模にとどまったことから初値倍率が2.0倍と高人気となり、地相場を探るセカンダリー展開となっている。

 このセカンダリーでは、今年3月26日にIPOされた同じ高齢者医療関連の介護用ベッド製造・販売のプラッツ<7813>(東マ)は、上場来高値まで公開価格比3.5倍化しており、連想を強め再発進、上場来高値奪回からの高値チャレンジが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。