[3435]サンコーテクノ

[08月15日更新]

サンコーテクノは下値固め完了、19年3月期1Q大幅増益で通期も増益予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。19年3月期第1四半期は大幅増益だった。民間・公共設備投資が堅調に推移して通期も増収増益予想、そして連続増配予想である。株価は下値固め完了して反発を期待したい。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 18年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が79%、機能材事業が21%だった。収益面では建設関連のため期後半の構成比が高い特性がある。

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上を掲げている。建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。

■19年3月期1Q大幅増益、通期も増益予想

 19年3月期連結業績予想は、売上高が18年3月期比2.9%増の168億円、営業利益が3.5%増の12億円、経常利益が4.1%増の12億10百万円、純利益が4.8%増の8億35百万円としている。配当予想は2円増配の年間24円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は23.4%となる。

 第1四半期は、売上高が前年同期比1.6%増の35億49百万円で、営業利益が59.1%増の1億92百万円、経常利益が61.3%増の1億95百万円、純利益が93.6%増の1億17百万円だった。

 ファスニング事業は5.8%増収だった。公共工事や耐震工事が低調で金属系および接着系あと施工アンカーが減少したが、土木関連を中心に完成工事高が増加した。機能材事業は11.4%減収だった。アルコール測定器や電動油圧工具関連は好調だったが、FRPシート関連における二重床や防水樹脂の材料販売終了が影響した。

 通期ベースでは民間・公共設備投資が堅調に推移し、インフラ補修・保全や20年東京オリンピック・パラリンピック関連の需要増加などでファスニング事業が牽引する。小幅ながら増収増益予想である。

 セグメント別売上高の計画は、ファスニング事業が6.4%増の136億93百万円、機能材事業が10.2%減の31億06百万円としている。なお機能材事業の減収は、外壁補修商材アンカーピン等のファスニング事業への移管と、二重床関連およびハウスメーカー関連の販売終了が主因で、この影響を除くと6.0%増となる。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。

■株価は下値固め完了して反発期待

 株価は4月高値1496円から反落して水準を切り下げたが、1100円台で下値固め完了感を強めている。

 8月14日の終値は1193円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS102円43銭で算出)は約12倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は約2.0%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1393円19銭で算出)は約0.9倍、時価総額は約104億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線突破の動きを強めている。下値固め完了して反発を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[07月11日更新]

サンコーテクノは売り一巡して反発期待、19年3月期増収増益・連続増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。民間・公共設備投資が堅調に推移して19年3月期増収増益・連続増配予想である。株価は年初来安値を更新する展開だったが、売り一巡して反発を期待したい。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 18年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が79%、機能材事業が21%だった。収益面では建設関連のため期後半の構成比が高い特性がある。

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上を掲げている。建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。

■19年3月期増収増益・連続増配予想

 19年3月期連結業績予想は、売上高が18年3月期比2.9%増の168億円、営業利益が3.5%増の12億円、経常利益が4.1%増の12億10百万円、純利益が4.8%増の8億35百万円としている。

 民間・公共設備投資が堅調に推移し、インフラ補修・保全や20年東京オリンピック・パラリンピック関連の需要増加などでファスニング事業が牽引する。小幅ながら増収増益予想である。

 セグメント別売上高の計画は、ファスニング事業が6.4%増の136億93百万円、機能材事業が10.2%減の31億06百万円としている。なお機能材事業の減収は、外壁補修商材アンカーピン等のファスニング事業への移管と、二重床関連およびハウスメーカー関連の販売終了が主因で、この影響を除くと6.0%増となる。

 配当予想は18年3月期比2円増配の年間24円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は23.4%となる。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。

■株価は売り一巡して反発期待

 株価は4月高値1496円から反落し、水準を切り下げて年初来安値を更新する展開だったが、7月3日の1132円から切り返して売り一巡感を強めている。7月5日には1226円まで上伸する場面があった。

 7月10日の終値1190円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS102円43銭で算出)は約12倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は約2.0%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1393円19銭で算出)は約0.9倍である。時価総額は約104億円である。

 週足チャートで見ると52週移動平均線を割り込んだが、安値圏で陽線を立てた。売り一巡して反発を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月18日更新]

サンコーテクノは調整一巡感、19年3月期増収増益・連続増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。19年3月期増収増益、そして連続増配予想である。株価は調整一巡感を強めている。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 18年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が79%、機能材事業が21%だった。収益面では建設関連のため期後半の構成比が高い特性がある。

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上を掲げている。
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。

■19年3月期増収増益・連続増配予想

 19年3月期連結業績予想は、売上高が18年3月期比2.9%増の168億円、営業利益が3.5%増の12億円、経常利益が4.1%増の12億10百万円、純利益が4.8%増の8億35百万円としている。
 
 民間・公共設備投資が堅調に推移し、インフラ補修・保全や20年東京オリンピック・パラリンピック関連の需要増加などでファスニング事業が牽引する。小幅ながら増収増益予想である。

 セグメント別売上高の計画は、ファスニング事業が6.4%増の136億93百万円、機能材事業が10.2%減の31億06百万円としている。なお機能材事業の減収は、外壁補修商材アンカーピン等のファスニング事業への移管と、二重床関連およびハウスメーカー関連の販売終了が主因で、この影響を除くと6.0%増となる。

 19年3月期の配当予想は18年3月期比2円増配の年間24円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は23.4%となる。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。

■株価は調整一巡感

 株価は4月高値1496円から反落したが、その後は1200円台で推移して調整一巡感を強めている。

 6月15日の終値1235円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS102円43銭で算出)は約12倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は約1.9%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1393円19銭で算出)は約0.9倍である。時価総額は約108億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、1200円近辺が下値支持線の形だ。反発を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[5月17日更新]

サンコーテクノは調整一巡感、19年3月期増収増益・連続増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。需要回復基調で18年3月期は増収増益だった。19年3月期も増収増益、そして連続増配予想である。株価は4月の高値圏から急反落したが調整一巡感を強めている。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 18年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が79%、機能材事業が21%だった。収益面では建設関連のため期後半の構成比が高い特性がある。

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。新製品開発・市場投入を推進し、売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。

 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。

■18年3月期増収増益・増配、19年3月期も増収増益・連続増配予想

 18年3月期連結業績は、売上高が17年3月期比5.3%増の163億26百万円、営業利益が3.1%増の11億59百万円、経常利益が3.8%増の11億62百万円、純利益が0.7%増の7億96百万円だった。

 需要が回復基調で、営業強化などの施策も寄与して小幅ながら増収増益だった。売上総利益率は30.8%で1.3ポイント低下、販管費比率は23.7%で1.1ポイント低下した。

 ファスニング事業は売上高が8.5%増の128億65百万円で営業利益が8.3%増の16億74百万円だった。金属系あと施工アンカーが堅調に推移した。耐震工事減少で低迷していた接着系あと施工アンカーの需要が底入れし、土木関連を中心に完成工事高が大幅増加したことも寄与した。機能材事業は売上高が4.9%減の34億60百万円で営業利益が7.3%減の4億12百万円だった。アルコール測定器、電子基板関連が好調だったが、国内の電動油圧工具関連などが低調だった。

 19年3月期連結業績予想は、売上高が18年3月期比2.9%増の168億円、営業利益が3.5%増の12億円、経常利益が4.1%増の12億10百万円、純利益が4.8%増の8億35百万円としている。ファスニング事業が牽引して小幅ながら増収増益予想である。好業績を期待したい。

 18年3月期の配当は17年3月期比2円増配の年間22円(期末一括)とした。19年3月期の配当予想は18年3月期比2円増配の年間24円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は23.4%となる。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。

■株価は調整一巡感

 株価は4月高値1496円から急反落したが、1200円台で調整一巡感を強めている。

 5月16日の終値1268円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS102円43銭で算出)は約12倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は約1.9%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1393円19銭で算出)は約0.9倍である。時価総額は約111億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、下ヒゲで調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月02日更新]

サンコーテクノは自律調整一巡して1月高値に接近、18年3月期増益・増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。需要回復基調で18年3月期増収増益予想、そして増配予想である。中期的にも事業環境は良好だろう。株価は自律調整一巡して1月の年初来高値に接近している。上値を試す展開が期待される。
 
■ファスニング事業と機能材事業を展開
 
 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。
 
 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。
 
 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。
 
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。
 
■18年3月期増収増益・増配予想
 
 18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.2%増の163億円、営業利益が6.7%増の12億円、経常利益が6.3%増の11億90百万円、純利益が1.1%増の8億円としている。需要が回復基調であり、営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は22.4%となる。
 
 第3四半期累計は、売上高が前年同期比3.9%増の116億75百万円、営業利益が1.9%増の7億47百万円、経常利益が1.9%増の7億56百万円、純利益が2.7%増の5億01百万円だった。小幅ながら増収増益と順調だった。売上総利益率は31.3%で1.0ポイント低下、販管費比率は24.9%で0.8ポイント低下した。
 
 ファスニング事業は売上高が7.7%増の91億20百万円で営業利益が9.5%増の11億50百万円だった。金属系あと施工アンカーが堅調に推移した。耐震工事減少で低迷していた接着系あと施工アンカーの需要が底入れし、土木関連を中心に完成工事高が大幅増加したことも寄与した。機能材事業は売上高が7.7%減の25億54百万円で営業利益が9.1%減の3億05百万円だった。アルコール測定器、電子基板関連が好調だったが、国内の電動油圧工具関連が低調だった。
 
 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が71.6%、営業利益が62.3%、経常利益が63.5%、純利益が62.6%である。低水準の形だが、建設関連で期後半の構成比が高い特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースで好業績が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。
 
■株価は自律調整一巡して1月高値に接近
 
 株価は直近安値圏1300円近辺から切り返し、1月の年初来高値1459円に接近している。自律調整が一巡したようだ。
 
 3月30日の終値1404円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS98円30銭で算出)は14〜15倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.6%近辺、前々期実績連結PBR(前々期実績の連結BPS1302円42銭で算出)は1.1倍近辺である。時価総額は約123億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月08日更新]

サンコーテクノは自律調整一巡して上値試す、18年3月期増益・増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。需要回復基調で18年3月期増収増益予想、そして増配予想である。中期的にも事業環境は良好だろう。株価は昨年来高値圏で堅調に推移している。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。
 
■ファスニング事業と機能材事業を展開
 
 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。
 
 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。
 
 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。
 
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。
 
■18年3月期増収増益・増配予想
 
 18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.2%増の163億円、営業利益が6.7%増の12億円、経常利益が6.3%増の11億90百万円、純利益が1.1%増の8億円としている。需要が回復基調であり、営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は22.4%となる。
 
 第3四半期累計は、売上高が前年同期比3.9%増の116億75百万円、営業利益が1.9%増の7億47百万円、経常利益が1.9%増の7億56百万円、純利益が2.7%増の5億01百万円だった。小幅ながら増収増益と順調だった。売上総利益率は31.3%で1.0ポイント低下、販管費比率は24.9%で0.8ポイント低下した。
 
 ファスニング事業は売上高が7.7%増の91億20百万円で営業利益が9.5%増の11億50百万円だった。金属系あと施工アンカーが堅調に推移した。耐震工事減少で低迷していた接着系あと施工アンカーの需要が底入れし、土木関連を中心に完成工事高が大幅増加したことも寄与した。機能材事業は売上高が7.7%減の25億54百万円で営業利益が9.1%減の3億05百万円だった。アルコール測定器、電子基板関連が好調だったが、国内の電動油圧工具関連が低調だった。
 
 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が71.6%、営業利益が62.3%、経常利益が63.5%、純利益が62.6%である。低水準の形だが、建設関連で期後半の構成比が高い特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースで好業績が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。
 
■株価は昨年来高値圏で堅調、自律調整一巡して上値試す
 
 株価は1月22日に昨年来高値1459円まで上伸した。その後も高値圏で堅調に推移し、自律調整一巡感を強めている。
 
 3月7日の終値1334円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS98円30銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.6%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1302円42銭で算出)は1.0倍近辺である。時価総額は約117億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月15日更新]

サンコーテクノは高値圏で堅調、18年3月期3Q累計順調で通期増益・増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。18年3月期第3四半期累計は小幅ながら増収増益と順調だった。需要回復基調で通期も増収増益、そして増配予想である。中期的にも事業環境は良好だろう。株価は昨年来高値圏で堅調に推移している。地合い悪化の影響は限定的のようだ。上値を試す展開が期待される。
 
■ファスニング事業と機能材事業を展開
 
 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。
 
 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。
 
 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。
 
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。
 
■18年3月期増収増益・増配予想
 
 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.2%増の163億円、営業利益が6.7%増の12億円、経常利益が6.3%増の11億90百万円、純利益が1.1%増の8億円としている。需要が回復基調であり、営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は22.4%となる。
 
 第3四半期累計は、売上高が前年同期比3.9%増の116億75百万円、営業利益が1.9%増の7億47百万円、経常利益が1.9%増の7億56百万円、純利益が2.7%増の5億01百万円だった。
 
 小幅ながら増収増益と順調だった。売上総利益率は31.3%で1.0ポイント低下、販管費比率は24.9%で0.8ポイント低下した。
 
 ファスニング事業は売上高が7.7%増の91億20百万円で営業利益が9.5%増の11億50百万円だった。金属系あと施工アンカーが堅調に推移した。耐震工事減少で低迷していた接着系あと施工アンカーの需要が底入れし、土木関連を中心に完成工事高が大幅増加したことも寄与した。機能材事業は売上高が7.7%減の25億54百万円で営業利益が9.1%減の3億05百万円だった。アルコール測定器、電子基板関連が好調だったが、国内の電動油圧工具関連が低調だった。
 
 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が71.6%、営業利益が62.3%、経常利益が63.5%、純利益が62.6%である。低水準の形だが、建設関連で期後半の構成比が高い特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースで好業績が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。
 
■株価は高値圏で堅調
 
 株価は1月22日に昨年来高値1459円まで上伸し、その後も高値圏で堅調に推移している。地合い悪化の影響は限定的のようだ。
 
 2月14日の終値1366円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS98円30銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.6%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1302円42銭で算出)は1.0倍近辺である。時価総額は約119億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月05日更新]

サンコーテクノは17年10月高値に接近、18年3月期増収増益・3期連続増配予想
 
 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。18年3月期は需要回復基調で増収増益・3期連続増配予想である。中期的にも事業環境は良好だろう。株価は自律調整一巡して17年10月の昨年来高値に接近している。上値を試す展開が期待される。
 
■ファスニング事業と機能材事業を展開
 
 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。
 
 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。
 
 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。
 
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。
 
■18年3月期増収増益・3期連続増配予想
 
 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.2%増の163億円、営業利益が6.7%増の12億円、経常利益が6.3%増の11億90百万円、純利益が1.1%増の8億円としている。需要が回復基調であり、営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は22.4%となる。
 
 第2四半期累計は、売上高が前年同期比3.7%増の75億34百万円、営業利益が1.2%減の4億21百万円、経常利益が5.8%増の4億24百万円、純利益が4.7%増の2億64百万円だった。営業微減益だが概ね計画水準だった。売上総利益率は31.3%で1.0ポイント低下、販管費比率は25.7%で0.7ポイント低下した。営業外では為替差益を計上した。
 
 ファスニング事業は売上高が5.3%増の57億60百万円で営業利益が6.2%増の6億82百万円だった。金属系あと施工アンカーが堅調に推移し、耐震工事減少で低迷していた接着系あと施工アンカーの需要も底入れした。停滞していた太陽光関連工事も進捗した。機能材事業は売上高が1.4%減の17億73百万円で営業利益が5.2%減の2億13百万円だった。アルコール測定器、電子基板関連が好調だったが、国内の電動油圧工具関連が低調だった。
 
 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が46.2%、営業利益が35.1%、経常利益が35.6%、純利益が33.0%である。低水準の形だが、建設関連で期後半の構成比が高い特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースで好業績が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。
 
■株価は17年10月の昨年来高値に接近
 
 株価は直近安値圏1100円近辺から徐々に水準を切り上げ、17年10月の昨年来高値1355円に接近している。自律調整が一巡したようだ。
 
 1月4日の終値1305円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS98円30銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.7%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1302円42銭で算出)は1.0倍近辺である。時価総額は約114億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月11日更新]

サンコーテクノは自律調整一巡して戻り高値圏、18年3月期増収増益・3期連続増配予

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。18年3月期は需要回復基調で増収増益・3期連続増配予想である。中期的にも事業環境は良好だろう。株価は自律調整一巡して戻り高値圏だ。上値を試す展開が期待される。
 
■ファスニング事業と機能材事業を展開
 
 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。
 
 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。
 
 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。
 
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。
 
■18年3月期増収増益・3期連続増配予想
 
 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.2%増の163億円、営業利益が6.7%増の12億円、経常利益が6.3%増の11億90百万円、純利益が1.1%増の8億円としている。需要が回復基調であり、営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は22.4%となる。
 
 第2四半期累計は売上高が前年同期比3.7%増収、営業利益が1.2%減益、経常利益が5.8%増益、純利益が4.7%増益だった。営業微減益だが概ね計画水準だった。売上総利益率は31.3%で1.0ポイント低下、販管費比率は25.7%で0.7ポイント低下した。営業外では為替差益を計上した。
 
 ファスニング事業は売上高が5.3%増の57億60百万円で、営業利益(連結調整前)が6.2%増の6億82百万円だった。金属系あと施工アンカーが堅調に推移し、耐震工事減少で低迷していた接着系あと施工アンカーの需要も底入れした。停滞していた太陽光関連工事も進捗した。機能材事業は売上高が1.4%減の17億73百万円で、営業利益が5.2%減の2億13百万円だった。アルコール測定器、電子基板関連が好調だったが、国内の電動油圧工具関連が低調だった。
 
 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が46.2%、営業利益が35.1%、経常利益が35.6%、純利益が33.0%である。低水準の形だが、建設関連で期後半の構成比が高い特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースで好業績が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。
 
■株価は自律調整一巡して戻り高値圏
 
 株価は10月31日の年初来高値1355円から反落したが、直近安値圏1100円近辺から切り返し、戻り高値圏1200円近辺で推移している。自律調整が一巡したようだ。
 
 12月8日の終値1234円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS98円30銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.8%近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1302円42銭で算出)は0.9倍近辺である。時価総額は約108億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月13日更新]

サンコーテクノは18年3月期2Q累計営業微減益だが計画水準、通期は増収増益・3期連続増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。11月9日発表の18年3月期第2四半期累計は営業微減益だが計画水準である。需要回復基調で通期は増収増益・3期連続増配予想である。中期的にも事業環境は良好だろう。株価は年初来高値圏だ。11月10日は売り優勢となったが、目先的な売り一巡後は上値を試す展開が期待される。
 
■ファスニング事業と機能材事業を展開
 
 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。
 
 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。
 
 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。
 
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。
 
■18年3月期2Q累計は営業微減益だが計画水準
 
 11月9日発表した今期(18年3月期)第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.7%増の75億34百万円、営業利益が1.2%減の4億21百万円、経常利益が5.8%増の4億24百万円、純利益が4.7%増の2億64百万円だった。
 
 営業微減益だが、売上高、各利益とも計画水準だった。売上総利益は0.5%増加したが、売上総利益率は31.3%で1.0ポイント低下した。販管費は0.9%増加したが、販管費比率は25.7%で0.7ポイント低下した。営業外では為替差益を計上した。
 
 ファスニング事業は売上高が5.3%増の57億60百万円で、営業利益(連結調整前)が6.2%増の6億82百万円だった。金属系あと施工アンカーが堅調に推移し、耐震工事減少で低迷していた接着系あと施工アンカーの需要も底入れした。停滞していた太陽光関連工事も進捗した。機能材事業は売上高が1.4%減の17億73百万円で、営業利益が5.2%減の2億13百万円だった。アルコール測定器、電子基板関連が好調だったが、国内の電動油圧工具関連が低調だった。
 
■18年3月期増収増益・3期連続増配予想
 
 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.2%増の163億円、営業利益が6.7%増の12億円、経常利益が6.3%増の11億90百万円、純利益が1.1%増の8億円としている。営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は22.4%となる。
 
 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が46.2%、営業利益が35.1%、経常利益が35.6%、純利益が33.0%と低水準の形だが、建設関連で期後半の構成比が高い特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースでは好業績が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。
 
■株価は年初来高値圏、目先的な売り一巡後は上値試す
 
 株価は10月31日に年初来高値1355円まで上伸した。11月10日には第2四半期累計の営業微減益を嫌気して売り優勢となったが、自律調整の範囲だろう。
 
 11月10日の終値1205円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS98円30銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.8%近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1302円42銭で算出)は0.9倍近辺である。時価総額は約105億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。目先的な売り一巡後は上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月05日更新]

サンコーテクノは年初来高値更新の展開、18年3月期増収増益・3期連続増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。需要回復基調で18年3月期は増収増益・3期連続増配予想である。20年東京五輪や国土強靭化政策など中期的に事業環境は良好だろう。株価は年初来高値更新の展開だ。上値を試す展開が期待される。なお11月9日に第2四半期決算発表を予定している。
 
■ファスニング事業と機能材事業を展開
 
 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。
 
 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。
 
 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。
 
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。
 
■18年3月期増収増益・3期連続増配予想
 
 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.2%増の163億円、営業利益が6.7%増の12億円、経常利益が6.3%増の11億90百万円、純利益が1.1%増の8億円としている。営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は22.4%となる。
 
 第1四半期(4〜6月)連結業績は売上高が前年同期比6.8%増収、営業利益が19.1%増益、経常利益が28.3%増益、純利益が34.6%増益だった。ファスニング事業において各種設備工事の需要が回復傾向となり、金属系あと施工アンカーが好調に推移した。また耐震工事等の減少で低迷していた接着系あと施工アンカーの販売が底入れし、停滞していた太陽光関連の工事が進捗したことも寄与して増収・2桁増益だった。
 
 通期予想に対する第1四半期の進捗率は低水準の形だが、建設関連で期後半の構成比が高い特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースでも好業績が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。
 
■株価は年初来高値更新の展開
 
 株価は年初来高値更新の展開で、10月4日には1249円まで上伸した。
 
 10月4日の終値1232円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS98円30銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.8%近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1302円42銭で算出)は0.9倍近辺である。時価総額は約108億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって1000円近辺での中段保ち合いから上放れた形だ。上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月12日更新]

サンコーテクノは年初来高値圏で堅調、18年3月期増収増益・3期連続増配予想

  サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。需要回復基調で18年3月期は増収増益・3期連続増配予想である。20年東京五輪や国土強靭化政策など中期的に建設関連の事業環境は良好だろう。株価は年初来高値圏で堅調だ。低PBRも見直して上値を試す展開が期待される。
 
■ファスニング事業と機能材事業を展開
 
 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。
 
 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。
 
 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。
 
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好である。
 
■18年3月期増収増益・3期連続増配予想
 
 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.2%増の163億円、営業利益が6.7%増の12億円、経常利益が6.3%増の11億90百万円、純利益が1.1%増の8億円としている。営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は22.4%となる。
 
 第1四半期(4〜6月)連結業績は売上高が前年同期比6.8%増収、営業利益が19.1%増益、経常利益が28.3%増益、純利益が34.6%増益だった。主力のファスニング事業において各種設備工事の需要が回復傾向となり、金属系あと施工アンカーが好調に推移した。また耐震工事等の減少で低迷していた接着系あと施工アンカーの販売が底入れし、停滞していた太陽光関連の工事が進捗したことも寄与して増収・2桁増益だった。
 
 通期予想に対する第1四半期の進捗率は低水準の形だが、建設関連で期後半の構成比が高い特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースでも好業績が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。
 
■株価は年初来高値圏で堅調、低PBRも見直して上値試す
 
 株価は8月9日に年初来高値1044円まで上伸し、その後も高値圏で堅調に推移している。
 
 9月11日の終値1000円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS98円30銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は2.2%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1302円42銭で算出)は0.8倍近辺である。時価総額は約87億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。低PBRも見直して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[08月16日更新]

サンコーテクノは年初来高値更新、18年3月期1Qが2桁増益で通期は増収増益・3期連続増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。需要回復で18年3月期第1四半期は増収・2桁増益だった。通期は増収増益・3期連続増配予想である。20年東京五輪や国土強靭化政策など中期的に建設関連の事業環境は良好だろう。株価は年初来高値更新の展開だ。低PER・低PBRも見直して上値を試す展開が期待される。
 
■ファスニング事業と機能材事業を展開
 
 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。
 
 収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。
 
■あと施工アンカーの最大手
 
 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
 
 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だろう。
 
■センサー関連商材も強化
 
 センサー関連では14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。
 
 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。
 
■18年3月期1Qは増収・2桁増益
 
 8月9日発表した今期(18年3月期)第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比6.8%増の34億92百万円、営業利益が19.1%増の1億21百万円、経常利益が28.3%増の1億21百万円、そして純利益が34.6%増の60百万円だった。
 
 主力のファスニング事業において各種設備工事の需要が回復傾向となり、金属系あと施工アンカーが好調に推移した。また耐震工事等の減少で低迷していた接着系あと施工アンカーの販売が底入れした。さらに停滞していた太陽光関連の工事が進捗したことも寄与して増収・2桁増益だった。売上総利益は2.4%増加したが、売上総利益率は30.9%で1.9ポイント低下した。販管費は0.6%増加したが、販管費比率は27.5%で1.7ポイント低下した。
 
 セグメント別に見ると、ファスニング事業は売上高が10.7%増の26億49百万円で営業利益(連結調整前)が24.4%増の2億80百万円、機能材事業は売上高が3.9%減の8億42百万円で営業利益が20.7%減の75百万円だった。機能材事業ではアルコール測定器および電子基板関連が好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売が低調で、FRPシート関連も減少した。
 
■18年3月期通期は増収増益・3期連続増配予想
 
 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.2%増の163億円、営業利益が6.7%増の12億円、経常利益が6.3%増の11億90百万円、純利益が1.1%増の8億円としている。営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は22.4%となる。
 
 セグメント別の計画は、ファスニング事業の売上高が5.3%増の124億93百万円で営業利益(連結調整前)が6.4%増の16億45百万円、機能材事業の売上高が4.6%増の38億06百万円で営業利益が6.8%増の4億74百万円としている。海外売上高は12.6%増の10億円を目標としている。
 
 第1四半期の進捗率は低水準の形だが、建設関連で期後半の構成比が高い特性があるためネガティブ要因とはならない。通期ベースでも好業績が期待される。
 
■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す
 
 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。
 
 経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。
 
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。
 
■株価は年初来高値更新、低PER・低PBRも見直して上値試す
 
 株価は8月9日に1044円まで上伸した。年初来高値更新の展開だ。
 
 8月15日の終値972円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS98円30銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は2.3%近辺、そして前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1302円42銭で算出)は0.7倍近辺である。時価総額は約85億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。そして13週移動平均線も上向きに転じて先高感を強めている。低PER・低PBRも見直して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[07月13日更新]

サンコーテクノは年初来高値更新、18年3月期増収増益・3期連続増配予想で指標面に割安感

 サンコーテクノ<3435>(東2)は、建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。18年3月期増収増益・3期連続増配予想である。株価は水準を切り上げて年初来高値を更新した。指標面の割安感も見直して上値を試す展開が期待される。なお8月9日に第1四半期決算発表を予定している。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 新中期経営ビジョンでは、経営目標数値に売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。
 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■18年3月期は増収増益・3期連続増配予想

 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.2%増の163億円、営業利益が同6.7%増の12億円、経常利益が同6.3%増の11億90百万円、純利益が同1.1%増の8億円としている。営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は同2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は22.4%となる。

 セグメント別計画は、ファスニング事業の売上高が同5.3%増の124億93百万円で営業利益(連結調整前)が同6.4%増の16億45百万円、機能材事業の売上高が同4.6%増の38億06百万円で営業利益が同6.8%増の4億74百万円としている。海外展開も強化し、海外売上高は同12.6%増の10億円を目標としている。

■株価は水準切り上げて年初来高値更新

 株価の動きを見ると、800円〜850円近辺での短期モミ合いから上放れ、水準を切り上げて年初来高値を更新した。7月10日には935円まで上伸した。

 7月11日の終値930円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS98円30銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は2.4%近辺、そして前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1302円42銭で算出)は0.7倍近辺である。時価総額は約81億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。指標面の割安感も見直して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月29日更新]

サンコーテクノは調整一巡してモミ合い上放れ、18年3月期増収増益・3期連続増配予想で割安感も見直し

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。18年3月期は増収増益・3期連続増配予想である。20年東京五輪や国土強靭化政策など、中期的に建設関連の事業環境は良好だ。株価は徐々に水準を切り上げて調整一巡感を強めている。指標面の割安感も見直してモミ合い上放れの展開が期待される。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 17年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。また売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。
 収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連では14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■17年3月期は減収減益

 前期(17年3月期)連結業績は売上高が前々期(16年3月期)比6.9%減の154億97百万円、営業利益が同16.0%減の11億24百万円、経常利益が同10.9%減の11億19百万円、純利益が同2.4%減の7億90百万円だった。

 建設着工量の減少や太陽光発電設備の着工量減少の影響で主力のファスニング事業が減収減益となり、機能材事業も電動油圧工具関連の国内販売が低調だった。売上総利益は同6.5%減少したが、売上総利益率は32.1%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.3%減少したが、販管費比率は24.8%で同0.9ポイント上昇した。

 ROEは7.7%で同0.7ポイント低下、自己資本比率は69.3%で同2.1ポイント上昇した。配当は同2円増配の年間20円(期末一括)とした。2期連続増配で、配当性向は20.6%である。

 セグメント別に見ると、ファスニング事業は売上高が同5.9%減の118億59百万円で営業利益(連結調整前)が同10.7%減の15億46百万円、また機能材事業は売上高が同10.0%減の36億37百万円で営業利益が同10.6%減の4億44百万円だった。なお海外売上高は3.2%増の8億88百万円だった。

 ファスニング事業では、金属系あと施工アンカーが堅調だったが、接着系あと施工アンカーが太陽光発電工事や耐震工事の減少で低調だった。ただし全体の売上高は第4四半期(1月〜3月)に前年同期比プラスに転じて改善傾向となった。機能材事業ではアルコール測定器関連の新製品が好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売が減少し、FRPシート関連も二重床等の複合材料が減少した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期32億69百万円、第2四半期39億99百万円、第3四半期39億71百万円、第4四半期42億58百万円、営業利益は1億01百万円、3億25百万円、3億08百万円、3億90百万円だった。16年3月期第1四半期以降低調だったが、17年3月期第4四半期は改善方向に転じたようだ。

■18年3月期は増収増益・3期連続増配予想

 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.2%増の163億円、営業利益が同6.7%増の12億円、経常利益が同6.3%増の11億90百万円、純利益が同1.1%増の8億円としている。営業強化などの施策で増収増益予想である。配当予想は同2円増配の年間22円(期末一括)としている。連続増配で、予想配当性向は22.4%となる。

 セグメント別計画は、ファスニング事業の売上高が同5.3%増の124億93百万円で営業利益(連結調整前)が同6.4%増の16億45百万円、機能材事業の売上高が同4.6%増の38億06百万円で営業利益が同6.8%増の4億74百万円としている。海外展開も強化し、海外売上高は同12.6%増の10億円を目標としている。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。

 経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。

■株価は調整一巡してモミ合い上放れ、割安感も見直し

 株価の動きを見ると、4月の直近安値761円から徐々に水準を切り上げて調整一巡感を強めている。6月27日には889円まで上伸した。

 6月27日の終値877円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS98円30銭で算出)は8〜9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は2.5%近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1302円42銭で算出)は0.7倍近辺である。時価総額は約77億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支える形だ。指標面の割安感も見直してモミ合い上放れの展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[05月29日更新]

サンコーテクノは調整一巡感、18年3月期増収増益・連続増配予想で割安感も見直し

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。18年3月期は増収増益・連続増配予想である。20年東京五輪や国土強靭化政策など中期的に建設関連の事業環境は良好だ。株価はやや上値の重い展開だが調整一巡感を強めている。指標面の割安感も見直して反発展開が期待される。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 17年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業が77%、機能材事業が23%だった。また売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%、17年3月期19.4%と上昇基調である。
 収益面では建設関連のため、期後半の構成比が高い特性がある。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連では14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■17年3月期は減収減益

 5月12日発表した前期(17年3月期)連結業績は、売上高が前々期(16年3月期)比6.9%減の154億97百万円、営業利益が同16.0%減の11億24百万円、経常利益が同10.9%減の11億19百万円、純利益が同2.4%減の7億90百万円だった。

 建設着工量の減少や太陽光発電設備の着工量減少の影響で主力のファスニング事業が減収減益となり、機能材事業も電動油圧工具関連の国内販売が低調だった。売上総利益は同6.5%減少したが、売上総利益率は32.1%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.3%減少したが、販管費比率は24.8%で同0.9ポイント上昇した。

 ROEは7.7%で同0.7ポイント低下、自己資本比率は69.3%で同2.1ポイント上昇した。配当は同2円増配の年間20円(期末一括)とした。配当性向は20.6%である。

 セグメント別に見ると、ファスニング事業は売上高が同5.9%減の118億59百万円で営業利益(連結調整前)が同10.7%減の15億46百万円、また機能材事業は売上高が同10.0%減の36億37百万円で営業利益が同10.6%減の4億44百万円だった。

 ファスニング事業では、金属系あと施工アンカーが堅調だったが、接着系あと施工アンカーが太陽光発電工事や耐震工事の減少で低調だった。ただし全体の売上高は第4四半期(1月〜3月)に前年同期比プラスに転じて改善傾向となった。機能材事業ではアルコール測定器関連の新製品が好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売が減少し、FRPシート関連も二重床等の複合材料が減少した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期32億69百万円、第2四半期39億99百万円、第3四半期39億71百万円、第4四半期42億58百万円、営業利益は1億01百万円、3億25百万円、3億08百万円、3億90百万円だった。16年3月期第1四半期以降低調だったが、17年3月期第4四半期は改善方向に転じたようだ。

■18年3月期は増収増益予想で、連続増配予想

 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.2%増の163億円、営業利益が同6.7%増の12億円、経常利益が同6.3%増の11億90百万円、純利益が同1.1%増の8億円としている。配当予想は同2円増配の年間22円(期末一括)で予想配当性向は22.4%となる。

 セグメント別計画は、ファスニング事業の売上高が同5.3%増の124億93百万円で営業利益(連結調整前)が同6.4%増の16億45百万円、機能材事業の売上高が同4.6%増の38億06百万円で営業利益が同6.8%増の4億74百万円としている。海外展開も強化し、海外売上高は同12.6%増の10億円を目標としている。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。

 経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の需要増が期待される。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、QUOカード500円分を贈呈している。

■株価は調整一巡感、割安感も見直し

 株価の動きを見ると、4月14日の直近安値761円から切り返したが、やや上値が重く800円〜850円近辺でモミ合う形だ。ただし5月25日には857円まで上伸する場面があり、調整一巡感を強めている。

 5月26日の終値835円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS98円30銭で算出)は8〜9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は2.6%近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1302円42銭で算出)は0.6倍近辺である。時価総額は約73億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支える形だ。指標面の割安感も見直して反発展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[04月07日更新]

サンコーテクノは建設用あと施工アンカーの最大手、中期的に事業環境良好

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。17年3月期営業減益予想だが、18年3月期は収益改善が期待される。20年東京五輪や国土強靭化政策など中期的に建設関連の事業環境は良好だ。株価は3月の年初来高値から反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業75.7%、機能材事業24.3%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%と上昇基調である。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連商材も強化している。14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期37億61百万円、第2四半期46億72百万円、第3四半期46億13百万円、第4四半期47億89百万円、営業利益が2億45百万円、4億65百万円、3億88百万円、4億13百万円、16年3月期は売上高が35億46百万円、43億80百万円、43億61百万円、43億61百万円、営業利益が1億57百万円、3億83百万円、3億52百万円、4億46百万円だった。

 建設関連のため期後半の構成比が高い収益構造である。16年3月期は15年3月期比減収減益だった。公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。

 売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。ROEは8.4%で15年3月期比4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は3円増配の年間18円(期末一括)で配当性向は18.1%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円、機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。

■17年3月期第3四半期累計は減収減益

 前期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比8.5%減の112億39百万円、営業利益が同17.8%減の7億34百万円、経常利益が同12.7%減の7億43百万円、純利益が同11.2%減の4億87百万円だった。

 人手不足による建設着工量の減少、太陽光発電設備の施工繰延などの影響で主力のファスニング事業が減収減益となり、機能材事業も電動油圧工具関連の国内販売が低調で減収減益だった。

 売上総利益は同7.5%減少したが、売上総利益率は32.3%で同0.4ポイント上昇した。販管費は同4.5%減少したが、販管費比率は25.7%で同1.1ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同8.4%減の84億70百万円で営業利益が同12.5%減の10億50百万円、機能材事業は売上高が同9.1%減の27億68百万円で営業利益が同11.7%減の3億35百万円だった。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期32億69百万円、第2四半期39億99百万円、第3四半期39億71百万円、営業利益は1億01百万円、3億25百万円、3億08百万円だった。

■17年3月期通期も営業減益予想、18年3月期は収益改善期待

 前期(17年3月期)通期連結業績予想(10月28日に減額修正)は売上高が前々期(16年3月期)比2.7%減の162億円、営業利益が同3.6%減の12億90百万円、経常利益が同1.3%減の12億40百万円、純利益が同2.4%増の8億30百万円としている。

 施工アンカーの需要回復本格化が遅れているため減収・営業減益予想である。配当予想は同2円増配の年間20円(期末一括)で予想配当性向は19.6%となる。

 セグメント別計画は、ファスニング事業の売上高が同1.9%減の123億66百万円で営業利益(連結調整前)が同1.6%増の17億58百万円、機能材事業の売上高が同5.1%減の38億33百万円で営業利益が同22.5%減の3億85百万円としている。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.4%、営業利益が56.9%、経常利益が59.9%、純利益が58.7%と低水準の形だが、第4四半期の構成比が高い収益構造である。また今期(18年3月期)は収益改善が期待される。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈している。

■株価は自律調整一巡して上値試す

 株価の動きを見ると、3月13日の年初来高値906円から反落し、4月4日に784円まで調整する場面があった。ただしその後は切り返しの動きを強めている。

 4月6日の終値841円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS101円98銭で算出)は8〜9倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.4%近辺、前々期実績連結PBR(前々期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.7倍近辺である。時価総額は約74億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[03月15日更新]

サンコーテクノは戻り歩調で昨年来高値試す、建設用あと施工アンカーの最大手

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。17年3月期営業減益予想だが、20年東京五輪や国土強靭化政策など、建設関連の事業環境が良好で中期的に収益拡大が期待される。なお4月5日〜7日開催の「第1回接着・接合EXPO」に出展する。株価は戻り歩調だ。17年3月期営業減益予想の織り込みが完了して昨年来高値を試す展開が期待される。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業75.7%、機能材事業24.3%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%と上昇基調である。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

 なお4月5日〜7日開催(東京ビッグサイト)の「第1回接着・接合EXPO」に出展する。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連商材も強化している。14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期37億61百万円、第2四半期46億72百万円、第3四半期46億13百万円、第4四半期47億89百万円、営業利益が2億45百万円、4億65百万円、3億88百万円、4億13百万円、16年3月期は売上高が35億46百万円、43億80百万円、43億61百万円、43億61百万円、営業利益が1億57百万円、3億83百万円、3億52百万円、4億46百万円だった。

 建設関連のため期後半の構成比が高い収益構造である。16年3月期は15年3月期比減収減益だった。公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。

 売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。ROEは8.4%で15年3月期比4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は3円増配の年間18円(期末一括)で配当性向は18.1%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円、機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。

■17年3月期第3四半期累計は減収減益

 今期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比8.5%減の112億39百万円、営業利益が同17.8%減の7億34百万円、経常利益が同12.7%減の7億43百万円、純利益が同11.2%減の4億87百万円だった。

 人手不足による建設着工量の減少、太陽光発電設備の施工繰延などの影響で主力のファスニング事業が減収減益となり、機能材事業も電動油圧工具関連の国内販売が低調で減収減益だった。

 売上総利益は同7.5%減少したが、売上総利益率は32.3%で同0.4ポイント上昇した。販管費は同4.5%減少したが、販管費比率は25.7%で同1.1ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同8.4%減の84億70百万円で営業利益が同12.5%減の10億50百万円、機能材事業は売上高が同9.1%減の27億68百万円で営業利益が同11.7%減の3億35百万円だった。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期32億69百万円、第2四半期39億99百万円、第3四半期39億71百万円、営業利益は1億01百万円、3億25百万円、3億08百万円だった。

■17年3月期通期も営業減益予想

 今期(17年3月期)通期連結業績予想(10月28日に減額修正)は、売上高が前期(16年3月期)比2.7%減の162億円、営業利益が同3.6%減の12億90百万円、経常利益が同1.3%減の12億40百万円、純利益が同2.4%増の8億30百万円としている。

 施工アンカーの需要回復本格化が遅れているため減収・営業減益予想である。配当予想は同2円増配の年間20円(期末一括)で予想配当性向は19.6%となる。

 セグメント別計画は、ファスニング事業の売上高が同1.9%減の123億66百万円で営業利益(連結調整前)が同1.6%増の17億58百万円、機能材事業の売上高が同5.1%減の38億33百万円で営業利益が同22.5%減の3億85百万円としている。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.4%、営業利益が56.9%、経常利益が59.9%、純利益が58.7%と低水準の形だが、第4四半期の構成比が高い収益構造である。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈している。

■株価は戻り歩調で昨年来高値試す

 株価の動きを見ると、安値圏700円近辺でのモミ合いから上放れて水準を切り上げている。3月14日には906円まで上伸する場面があった。17年3月期営業減益予想の織り込みが完了して戻り歩調だ。

 3月14日の終値876円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS101円98銭で算出)は8〜9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.3%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.7倍近辺である。時価総額は約77億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。17年3月期営業減益予想の織り込みが完了して16年1月の昨年来高値1111円を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[02月16日更新]

サンコーテクノは建設用あと施工アンカーの最大手、中期的に収益拡大期待

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。2月9日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績は減収減益で、通期も営業減益予想である。ただし20年東京五輪や国土強靭化政策など、建設関連の事業環境が良好で中期的に収益拡大が期待される。株価は安値圏モミ合いから上放れて戻り歩調だ。17年3月期営業減益予想の織り込みが完了して戻りを試す展開が期待される。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業75.7%、機能材事業24.3%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%と上昇基調である。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連商材も強化している。14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期37億61百万円、第2四半期46億72百万円、第3四半期46億13百万円、第4四半期47億89百万円、営業利益が2億45百万円、4億65百万円、3億88百万円、4億13百万円、16年3月期は売上高が35億46百万円、43億80百万円、43億61百万円、43億61百万円、営業利益が1億57百万円、3億83百万円、3億52百万円、4億46百万円だった。

 建設関連のため期後半の構成比が高い収益構造である。16年3月期は15年3月期比減収減益だった。公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。

 売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。ROEは8.4%で15年3月期比4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は3円増配の年間18円(期末一括)で配当性向は18.1%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円、機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。

■17年3月期第3四半期累計は減収減益

 2月9日発表した今期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比8.5%減の112億39百万円となった。営業利益は同17.8%減の7億34百万円、経常利益は同12.7%減の7億43百万円、純利益は同11.2%減の4億87百万円だった。

 売上総利益は同7.5%減少したが、売上総利益率は32.3%で同0.4ポイント上昇した。販管費は同4.5%減少したが、販管費比率は25.7%で同1.1ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同8.4%減の84億70百万円で営業利益が同12.5%減の10億50百万円、機能材事業は売上高が同9.1%減の27億68百万円で営業利益が同11.7%減の3億35百万円だった。

 人手不足による建設着工量の減少、太陽光発電設備の施工繰延などの影響で主力のファスニング事業が減収減益となり、機能材事業も電動油圧工具関連の国内販売が低調で減収減益だった。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期32億69百万円、第2四半期39億99百万円、第3四半期39億71百万円、営業利益は1億01百万円、3億25百万円、3億08百万円だった。

■17年3月期通期も営業減益予想

 今期(17年3月期)通期連結業績予想は前回予想(10月28日に売上高、利益を減額修正)を据え置き、売上高が前期(16年3月期)比2.7%減の162億円、営業利益が同3.6%減の12億90百万円、経常利益が同1.3%減の12億40百万円、純利益が同2.4%増の8億30百万円としている。

 下期に見込んでいたあと施工アンカーの需要回復本格化が遅れているため減収営業減益予想である。配当予想は据え置いて同2円増配の年間20円(期末一括)としている。予想配当性向は19.6%となる。

 セグメント別計画は、ファスニング事業の売上高が同1.9%減の123億66百万円で営業利益(連結調整前)が同1.6%増の17億58百万円、機能材事業の売上高が同5.1%減の38億33百万円で営業利益が同22.5%減の3億85百万円としている。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.4%、営業利益が56.9%、経常利益が59.9%、純利益が58.7%と低水準の形だが、第4四半期の構成比が高い収益構造である。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈している。

■株価は17年3月期営業減益予想の織り込み完了して戻り試す

 株価の動きを見ると、安値圏700円近辺でのモミ合いから上放れて水準を切り上げている。17年3月期営業減益予想の織り込みが完了したようだ。

 2月15日の終値833円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS101円98銭で算出)は8〜9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.4%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.7倍近辺である。時価総額は約73億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線が上向きに転じてサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。17年3月期営業減益予想の織り込みが完了して戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月16日更新]

サンコーテクノは基調転換して戻り歩調、建設用あと施工アンカーの最大手

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。17年3月期営業減益予想だが、20年東京五輪や国土強靭化政策など建設関連の事業環境が良好であり、中期的に収益拡大が期待される。株価は安値圏モミ合いから上放れた。指標面の割安感が強く、基調転換して戻り歩調が期待される。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業75.7%、機能材事業24.3%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%と上昇基調である。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連商材も強化している。14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期37億61百万円、第2四半期46億72百万円、第3四半期46億13百万円、第4四半期47億89百万円、営業利益が2億45百万円、4億65百万円、3億88百万円、4億13百万円、16年3月期は売上高が35億46百万円、43億80百万円、43億61百万円、43億61百万円、営業利益が1億57百万円、3億83百万円、3億52百万円、4億46百万円だった。

 建設関連のため期後半の構成比が高い収益構造である。16年3月期は15年3月期比減収減益だった。公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。

 売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。ROEは8.4%で15年3月期比4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は3円増配の年間18円(期末一括)で配当性向は18.1%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円、機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。

■17年3月期第2四半期累計は減収減益

 今期(17年3月期)第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は売上高が前年同期比8.3%減の72億68百万円、営業利益が同21.0%減の4億26百万円、経常利益が同21.8%減の4億01百万円、純利益が同23.1%減の2億52百万円だった。連結売上高に占める新製品売上高は13億23百万円で、新製品比率は18.2%だった。

 増収増益予想から一転して減収減益での着地となった。人手不足による建設着工量の減少や天候不順の影響による工期ずれ込みなどで、あと施工アンカーの売上が計画を下回った。太陽光関連市場の縮小も影響した。また電動油圧工具は海外が順調だが、国内の減少をカバーできなかった。売上総利益は同8.3%減少したが、売上総利益率は32.3%で同横ばいだった。販管費は同4.9%減少したが、販管費比率は26.4%で同0.9ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.1%減の54億70百万円で営業利益が同14.8%減の6億42百万円だった。各種設備工事の需要回復などに伴って金属系あと施工アンカーは堅調だったが、公共工事減少で接着系あと施工アンカーが低調だった。機能材事業は売上高が同11.9%減の17億98百万円で営業利益が同12.7%減の2億25百万円だった。アルコール測定器は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売が低調だった。またFRPシート関連の二重床等の複合材料や電子基板関連も減少した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期32億69百万円、第2四半期39億99百万円、営業利益は1億01百万円、3億25百万円だった。

■17年3月期通期も減額して減収・営業減益予想

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想(10月28日に売上高、利益とも減額修正)は、売上高が前期(16年3月期)比2.7%減の162億円、営業利益が同3.6%減の12億90百万円、経常利益が同1.3%減の12億40百万円、純利益が同2.4%増の8億30百万円としている。

 第2四半期累計が計画を下回ったことに加えて、下期に見込んでいたあと施工アンカーの需要本格化が遅れているため減収営業減益予想となった。配当予想は据え置いて同2円増配の年間20円(期末一括)としている。予想配当性向は19.6%となる。

 セグメント別計画は、ファスニング事業の売上高が同1.9%減の123億66百万円で営業利益(連結調整前)が同1.6%増の17億58百万円、機能材事業の売上高が同5.1%減の38億33百万円で営業利益が同22.5%減の3億85百万円としている。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

 なお通期会社予想に対する第2四半期の進捗率は売上高が44.9%、営業利益が33.0%、経常利益が32.3%、純利益が30.4%と低水準の形だが、第4四半期の構成比が高い収益構造のため、通期会社予想は達成可能だろう。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈している。

■株価は基調転換して戻り歩調

 株価の動きを見ると、安値圏700円近辺でのモミ合う展開から上放れた。17年3月期営業減益予想の織り込みが完了して基調転換したようだ。

 1月13日の終値763円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS101円98銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.6%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.6倍近辺である。時価総額は約67億円である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線と26週移動平均線を突破し、続いて52週移動平均線も突破した。指標面の割安感が強く、基調転換して戻り歩調が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月28日更新]

サンコーテクノは下値固め完了感、17年3月期営業減益予想だが中期的に収益拡大期待

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。17年3月期第2四半期累計が計画を下回り、通期も営業減益予想となったが、中期的に20年東京五輪や国土強靭化政策など建設関連の事業環境は良好であり、収益拡大が期待される。株価は下値固め完了感を強めている。指標面の割安感も見直して反発が期待される。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業75.7%、機能材事業24.3%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%と上昇基調である。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連商材も強化している。14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期37億61百万円、第2四半期46億72百万円、第3四半期46億13百万円、第4四半期47億89百万円、営業利益が2億45百万円、4億65百万円、3億88百万円、4億13百万円、16年3月期は売上高が35億46百万円、43億80百万円、43億61百万円、43億61百万円、営業利益が1億57百万円、3億83百万円、3億52百万円、4億46百万円だった。

 建設関連のため期後半の構成比が高い収益構造である。16年3月期は15年3月期比減収減益だった。公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。

 売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。ROEは8.4%で15年3月期比4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は同3円増配の年間18円(期末一括)で配当性向は18.1%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円、機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。

■17年3月期第2四半期累計は計画未達で減収減益

 11月9日発表した今期(17年3月期)第2四半期累計(4〜9月)の連結業績(10月28日に売上高、利益とも減額修正)は、売上高が前年同期比8.3%減の72億68百万円で、営業利益が同21.0%減の4億26百万円、経常利益が同21.8%減の4億01百万円、純利益が同23.1%減の2億52百万円だった。

 増収増益予想から一転して減収減益での着地となった。人手不足による建設着工量の減少や天候不順の影響による工期ずれ込みなどで、あと施工アンカーの売上が計画を下回った。また電動油圧工具は海外が順調だが、国内の減少をカバーできなかった。売上総利益は同8.3%減少したが、売上総利益率は32.3%で同横ばいだった。販管費は同4.9%減少したが、販管費比率は26.4%で同0.9ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.1%減の54億70百万円で営業利益が同14.8%減の6億42百万円だった。各種設備工事の需要回復などに伴って金属系あと施工アンカーは堅調だったが、公共工事減少で接着系あと施工アンカーが低調だった。機能材事業は売上高が同11.9%減の17億98百万円で営業利益が同12.7%減の2億25百万円だった。アルコール測定器は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売が低調だった。またFRPシート関連の二重床等の複合材料や電子基板関連も減少した。

 なお四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期32億69百万円、第2四半期39億99百万円、営業利益は1億01百万円、3億25百万円だった。

■17年3月期通期も減額して減収・営業減益予想

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想については、10月28日に減額修正(5月13日公表の前回予想に対して売上高を13億円減額、営業利益を1億10百万円減額、経常利益を90百万円減額、純利益を50百万円減額)し、売上高が前期(16年3月期)比2.7%減の162億円、営業利益が同3.6%減の12億90百万円、経常利益が同1.3%減の12億40百万円、純利益が同2.4%増の8億30百万円としている。

 第2四半期累計が計画を下回ったことに加えて、下期に見込んでいたあと施工アンカーの需要増が来期(18年3月期)に一部ずれ込む見込みとなり、減収営業減益予想となった。なお配当予想は据え置いて同2円増配の年間20円(期末一括)としている。予想配当性向は19.6%となる。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

 なお修正後の通期会社予想に対する第2四半期の進捗率は売上高44.9%、営業利益33.0%、経常利益32.3%、純利益30.4%と低水準の形だが、第4四半期の構成比が高い収益構造のため、修正後の通期会社予想は達成可能だろう。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈している。

■株価は下値固め完了感、指標面の割安感も見直し

 株価の動きを見ると安値圏600円台でモミ合う展開だ。ただし6月の年初来安値635円を割り込むことなく下値固め完了感を強めている。17年3月期減額修正に対するネガティブ反応も限定的だった。

 11月25日の終値675円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS101円98銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3.0%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.6倍近辺である。時価総額は約59億円である。

 週足チャートで見ると戻りを押さえていた26週移動平均線突破の動きを強めている。下値固めが完了し、指標面の割安感も見直して反発が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月27日更新]

サンコーテクノは調整一巡して反発期待、17年3月期増益・連続増配予想で割安感を見直し

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。17年3月期増益・連続増配予想である。政府の経済対策が追い風であり、中期的に20年東京五輪や国土強靭化政策など建設関連の事業環境は良好だ。株価は調整一巡して反発が期待される。0.6倍近辺の低PBRなど指標面の割安感も見直し材料だ。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業75.7%、機能材事業24.3%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%と上昇基調である。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連商材も強化している。14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期37億61百万円、第2四半期46億72百万円、第3四半期46億13百万円、第4四半期47億89百万円、営業利益が2億45百万円、4億65百万円、3億88百万円、4億13百万円、16年3月期は売上高が35億46百万円、43億80百万円、43億61百万円、43億61百万円、営業利益が1億57百万円、3億83百万円、3億52百万円、4億46百万円だった。

 建設関連のため期後半の構成比が高い収益構造である。16年3月期は15年3月期比減収減益だった。公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。

 売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。ROEは8.4%で15年3月期比4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は同3円増配の年間18円(期末一括)で配当性向は18.1%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円、機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。

■17年3月期第1四半期は減収減益

 今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の連結業績は売上高が前年同期比7.8%減の32億69百万円、営業利益が同35.6%増の1億01百万円、経常利益が同35.8%減の94百万円、純利益が同46.5%減の45百万円だった。

 公共投資の減少傾向に加えて、建設現場での人手不足による工事遅れや着工件数減少などが影響して減収減益だった。売上総利益は同9.0%減少し、売上総利益率は32.3%で同0.4ポイント低下した。販管費は同4.8%減少したが、販管費比率は29.2%で同1.0ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.6%減の23億93百万円で営業利益が同19.0%減の2億25百万円だった。各種設備工事が回復傾向となって主力の金属系あと施工アンカーは好調だったが、公共工事減少で接着系あと施工アンカーが低調だった。機能材事業は売上高が同8.4%減の8億76百万円で営業利益が同11.6%減の95百万円だった。アルコール測定器は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売、FRPシート関連の複合材料、電子基板関連が低調だった。

■17年3月期通期は増収増益・連続増配予想で収益改善基調期待

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想(5月13日公表)は、売上高が前期(16年3月期)比5.1%増の175億円、営業利益が同4.6%増の14億円、経常利益が同5.8%増の13億30百万円、純利益が同8.6%増の8億80百万円としている。配当予想は同2円増配の年間20円(期末一括)で、予想配当性向は18.5%となる。

 セグメント別(連結調整前)の計画は、ファスニング事業の売上高が同4.7%増の131億93百万円、営業利益が同3.9%増の17億98百万円、機能材事業の売上高が同6.6%増の43億06百万円、営業利益が同7.5%増の5億34百万円としている。

 ファスニング事業では、第2四半期(7〜9月)以降に耐震工事やインフラ維持保全工事等の受注本格化、第3四半期(10〜12月)以降に20年東京五輪関連需要の本格化、さらに東北地域における建築物着工の本格化などを見込んでいる。機能材事業(電動油圧工具)は、国内はファスニング事業を取り巻く業況に連動し、海外販売が好調に推移する見込みだ。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が18.7%、営業利益が7.2%、経常利益が7.1%、純利益が5.1%と低水準の形だが、第4四半期の構成比が高い収益構造のためネガティブ要因とはならない。通期ベースでは増収増益が期待される。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈している。

■株価は指標面の割安感を見直して反発期待

 株価の動きを見ると安値圏でモミ合う展開だ。ただし6月の年初来安値635円を割り込むことなく調整一巡感を強めている。

 10月26日の終値670円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS108円13銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3.0%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.6倍近辺である。時価総額は約59億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、ほぼ底値圏だろう。調整一巡して反発が期待される。0.6倍近辺の低PBRなど指標面の割安感も見直し材料だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[9月24日更新]

サンコーテクノは17年3月期増益・連続増配予想で指標面の割安感を見直し

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。17年3月期増益・連続増配予想である。政府の経済対策が追い風であり、中期的に20年東京五輪や国土強靭化政策など建設関連の事業環境は良好だ。株価は7月29日と8月1日の戻り高値から反落して安値圏だが、指標面の割安感を見直して反発展開が期待される。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業75.7%、機能材事業24.3%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%と上昇基調である。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連商材も強化している。14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期37億61百万円、第2四半期46億72百万円、第3四半期46億13百万円、第4四半期47億89百万円、営業利益が2億45百万円、4億65百万円、3億88百万円、4億13百万円、16年3月期は売上高が35億46百万円、43億80百万円、43億61百万円、43億61百万円、営業利益が1億57百万円、3億83百万円、3億52百万円、4億46百万円だった。

 建設関連のため期後半の構成比が高い収益構造である。16年3月期は15年3月期比減収減益だった。公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。

 売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。ROEは8.4%で15年3月期比4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は同3円増配の年間18円(期末一括)で配当性向は18.1%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円だった。金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。電子基板関連やアルコール測定器関連は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売やFRPシート関連が減少した。

■17年3月期第1四半期は減収減益

 今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の連結業績は売上高が前年同期比7.8%減の32億69百万円、営業利益が同35.6%増の1億01百万円、経常利益が同35.8%減の94百万円、純利益が同46.5%減の45百万円だった。

 公共投資の減少傾向に加えて、建設現場での人手不足による工事遅れや着工件数減少などが影響して減収減益だった。売上総利益は同9.0%減少し、売上総利益率は32.3%で同0.4ポイント低下した。販管費は同4.8%減少したが、販管費比率は29.2%で同1.0ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.6%減の23億93百万円で営業利益が同19.0%減の2億25百万円だった。各種設備工事が回復傾向となって主力の金属系あと施工アンカーは好調だったが、公共工事減少で接着系あと施工アンカーが低調だった。機能材事業は売上高が同8.4%減の8億76百万円で営業利益が同11.6%減の95百万円だった。アルコール測定器は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売、FRPシート関連の複合材料、電子基板関連が低調だった。

■17年3月期通期は増収増益・連続増配予想で収益改善基調期待

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想(5月13日公表)は、売上高が前期(16年3月期)比5.1%増の175億円、営業利益が同4.6%増の14億円、経常利益が同5.8%増の13億30百万円、純利益が同8.6%増の8億80百万円としている。配当予想は同2円増配の年間20円(期末一括)で、予想配当性向は18.5%となる。

 セグメント別(連結調整前)の計画は、ファスニング事業の売上高が同4.7%増の131億93百万円、営業利益が同3.9%増の17億98百万円、機能材事業の売上高が同6.6%増の43億06百万円、営業利益が同7.5%増の5億34百万円としている。

 ファスニング事業では、第2四半期(7〜9月)以降に耐震工事やインフラ維持保全工事等の受注本格化、第3四半期(10〜12月)以降に20年東京五輪関連需要の本格化、さらに東北地域における建築物着工の本格化などを見込んでいる。機能材事業(電動油圧工具)は、国内はファスニング事業を取り巻く業況に連動し、海外販売が好調に推移する見込みだ。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が18.7%、営業利益が7.2%、経常利益が7.1%、純利益が5.1%と低水準の形だが、第4四半期の構成比が高い収益構造のためネガティブ要因とはならない。通期ベースでは増収増益が期待される。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈している。

■株価は指標面の割安感を見直して反発期待

 株価の動きを見ると、7月29日と8月1日の戻り高値778円から反落し、概ね700円近辺で推移している。ただし6月の年初来安値635円まで下押す動きは見られず調整一巡感を強めている。

 9月21日の終値671円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS108円13銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3.0%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.6倍近辺である。時価総額は約59億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、指標面の割安感を見直して反発展開が期待される(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[8月25日更新]

サンコーテクノは基調転換の動き、17年3月期第1四半期減益だが通期増益・連続増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。17年3月期第1四半期は減益だったが、通期は増益・連続増配予想である。政府の経済対策も追い風となり、中期的にも20年東京五輪や国土強靭化政策など建設関連の事業環境は良好だ。株価は安値圏モミ合いから基調転換の動きを強めている。指標面の割安感も見直して戻りを試す展開だろう。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業75.7%、機能材事業24.3%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%と上昇基調である。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連商材も強化している。14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期37億61百万円、第2四半期46億72百万円、第3四半期46億13百万円、第4四半期47億89百万円、営業利益が2億45百万円、4億65百万円、3億88百万円、4億13百万円、16年3月期は売上高が35億46百万円、43億80百万円、43億61百万円、43億61百万円、営業利益が1億57百万円、3億83百万円、3億52百万円、4億46百万円だった。

 建設関連のため期後半の構成比が高い収益構造である。16年3月期は15年3月期比減収減益だった。公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。

 売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。ROEは8.4%で15年3月期比4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は同3円増配の年間18円(期末一括)で配当性向は18.1%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円だった。金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。電子基板関連やアルコール測定器関連は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売やFRPシート関連が減少した。

■17年3月期第1四半期は減収減益

 8月9日発表した今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比7.8%減の32億69百万円、営業利益が同35.6%増の1億01百万円、経常利益が同35.8%減の94百万円、純利益が同46.5%減の45百万円だった。

 公共投資の減少傾向に加えて、建設現場での人手不足による工事遅れや着工件数減少などが影響して減収減益だった。売上総利益は同9.0%減少し、売上総利益率は32.3%で同0.4ポイント低下した。販管費は同4.8%減少したが、販管費比率は29.2%で同1.0ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.6%減の23億93百万円で営業利益が同19.0%減の2億25百万円だった。各種設備工事が回復傾向となって主力の金属系あと施工アンカーは好調だったが、公共工事減少で接着系あと施工アンカーが低調だった。機能材事業は売上高が同8.4%減の8億76百万円で営業利益が同11.6%減の95百万円だった。アルコール測定器は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売、FRPシート関連の複合材料、電子基板関連が低調だった。

■17年3月期通期は増収増益・連続増配予想で収益改善基調期待

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想については、前回予想(5月13日公表)を据え置いて、売上高が前期(16年3月期)比5.1%増の175億円、営業利益が同4.6%増の14億円、経常利益が同5.8%増の13億30百万円、純利益が同8.6%増の8億80百万円としている。配当予想は同2円増配の年間20円(期末一括)で予想配当性向は18.5%となる。

 セグメント別(連結調整前)の計画は、ファスニング事業の売上高が同4.7%増の131億93百万円、営業利益が同3.9%増の17億98百万円、機能材事業の売上高が同6.6%増の43億06百万円、営業利益が同7.5%増の5億34百万円としている。

 ファスニング事業では、耐震工事やインフラ維持保全工事等の受注(第2四半期〜)、20年東京五輪関連需要の本格化(第3四半期〜)、東北地域における建築物着工の本格化などを見込んでいる。機能材事業(電動油圧工具)は、国内はファスニング事業を取り巻く業況に連動し、海外販売が好調に推移する見込みだ。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が18.7%、営業利益が7.2%、経常利益が7.1%、純利益が5.1%と低水準の形だが、第4四半期の構成比が高い収益構造のためネガティブ要因とはならないだろう。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈している。

■株価は基調転換の動き

 株価の動きを見ると、7月29日と8月1日の戻り高値778円から一旦反落したが、12日の660円から反発して下値を切り上げる動きだ。第1四半期減益に対するネガティブ反応は一時的だった。

 8月24日の終値704円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS108円13銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.8%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.6倍近辺である。時価総額は約62億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が下値を支える形となり、26週移動平均線突破の動きを強めている。基調転換の動きだ。指標面の割安感も見直して戻りを試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[7月29日更新]

サンコーテクノは強基調に転換して戻り試す、17年3月期増収増益・連続増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。17年3月期増収増益・連続増配予想で、経済対策も追い風となる。中期的にも20年東京五輪や国土強靭化政策など建設関連の事業環境は良好だ。株価は安値圏モミ合いから上放れた。強基調に転換して戻りを試す展開だろう。なお8月9日に第1四半期の業績発表を予定している。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業75.7%、機能材事業24.3%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%と上昇基調である。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となり、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連商材も強化している。14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期37億61百万円、第2四半期46億72百万円、第3四半期46億13百万円、第4四半期47億89百万円、営業利益が2億45百万円、4億65百万円、3億88百万円、4億13百万円、16年3月期は売上高が35億46百万円、43億80百万円、43億61百万円、43億61百万円、営業利益が1億57百万円、3億83百万円、3億52百万円、4億46百万円だった。

 建設関連のため期後半の構成比が高い収益構造である。16年3月期は15年3月期比減収減益だった。公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。

 売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。ROEは8.4%で15年3月期比4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は同3円増配の年間18円(期末一括)で配当性向は18.1%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円だった。金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。電子基板関連やアルコール測定器関連は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売やFRPシート関連が減少した。

■17年3月期は増収増益・連続増配予想で収益改善基調期待

 今期(17年3月期)の連結業績予想(5月13日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比5.1%増の175億円、営業利益が同4.6%増の14億円、経常利益が同5.8%増の13億30百万円、純利益が同8.6%増の8億80百万円としている。配当予想は同2円増配の年間20円(期末一括)で予想配当性向は18.5%となる。

 セグメント別(連結調整前)の計画は、ファスニング事業の売上高が同4.7%増の131億93百万円、営業利益が同3.9%増の17億98百万円、機能材事業の売上高が同6.6%増の43億06百万円、営業利益が同7.5%増の5億34百万円としている。

 ファスニング事業では、耐震工事やインフラ維持保全工事等の受注(第2四半期〜)、20年東京五輪関連需要の本格化(第3四半期〜)、東北地域における建築物着工の本格化などを見込んでいる。機能材事業(電動油圧工具)は、国内はファスニング事業を取り巻く業況に連動し、海外販売が好調に推移する見込みだ。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈している。

■株価は強基調に転換して戻りを試す

 株価の動きを見ると、安値圏600円台でのモミ合いから上放れて、7月28日には770円まで上伸した。

 7月28日の終値763円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS108円13銭で算出)は7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.6%近辺、そして前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.6倍近辺である。時価総額は約67億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を突破した。そして13週移動平均線が上向きに転じてきた。指標面に割安感があり、強基調に転換して戻りを試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[7月12日更新]

サンコーテクノは下値固め完了して割安感を見直し、17年3月期増収増益・連続増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連の測定器も展開している。17年3月期増収増益・連続増配予想で、中期的にも20年東京五輪や国土強靭化政策など建設関連の事業環境は良好だ。株価は安値圏だが、下値固めが完了して指標面の割安感を見直す動きが期待される。なお8月9日に第1四半期の業績発表を予定している。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期セグメント別売上高構成比はファスニング事業75.7%、機能材事業24.3%だった。売上高に対する新製品比率は14年3月期16.0%、15年3月期17.0%、16年3月期18.2%と上昇している。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー関連商材も強化

 センサー関連商材も強化している。14年11月ドコモ・システムズと業務提携し、15年3月自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」を発表した。これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期37億61百万円、第2四半期46億72百万円、第3四半期46億13百万円、第4四半期47億89百万円、営業利益が2億45百万円、4億65百万円、3億88百万円、4億13百万円だった。16年3月期は売上高が35億46百万円、43億80百万円、43億61百万円、43億61百万円、営業利益が1億57百万円、3億83百万円、3億52百万円、4億46百万円だった。

 建設関連のため期後半の構成比が高い収益構造である。16年3月期は公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で減収減益だった。ROEは8.4%で15年3月期比4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は同3円増配の年間18円(期末一括)で、配当性向は18.1%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

■16年3月期は減収減益、太陽光発電市場が縮小

 前期(16年3月期)連結業績は、前々期(15年3月期)比6.7%減収、同11.4%営業減益、同16.7%経常減益、同27.3%最終減益だった。公共事業の減少や太陽光発電市場の縮小で金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円だった。金属系・接着系あと施工アンカーが低調だった。機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。電子基板関連やアルコール測定器関連は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売やFRPシート関連が減少した。

■17年3月期は増収増益・連続増配予想で収益改善基調期待

 今期(17年3月期)の連結業績予想(5月13日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比5.1%増の175億円、営業利益が同4.6%増の14億円、経常利益が同5.8%増の13億30百万円、純利益が同8.6%増の8億80百万円としている。配当予想は同2円増配の年間20円(期末一括)で予想配当性向は18.5%となる。

 セグメント別(連結調整前)の計画は、ファスニング事業の売上高が同4.7%増の131億93百万円、営業利益が同3.9%増の17億98百万円、機能材事業の売上高が同6.6%増の43億06百万円、営業利益が同7.5%増の5億34百万円としている。

 ファスニング事業では、耐震工事やインフラ維持保全工事等の受注(第2四半期〜)、20年東京五輪関連需要の本格化(第3四半期〜)、東北地域における建築物着工の本格化などを見込んでいる。機能材事業(電動油圧工具)は、国内はファスニング事業を取り巻く業況に連動し、海外販売が好調に推移する見込みだ。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈している。

■株価は下値固め完了感、指標面の割安感を見直し

 株価の動きを見ると、地合い悪化の影響で6月24日に年初来安値となる635円まで調整する場面があったが、5月以降は概ね650円〜700円近辺のレンジで推移して下値固め完了感を強めている。

 7月7日の終値664円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS108円13銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3.0%近辺、そして前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.6倍近辺である。なお時価総額は約58億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、下値固めが完了して指標面の割安感を見直す動きが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[6月09日更新]

サンコーテクノは指標面に割安感、17年3月期増収増益・連続増配予想で収益改善

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。16年3月期は太陽光発電関連の市場縮小などで減収減益だったが、17年3月期は増収増益・連続増配予想である。20年東京五輪や国土強靭化政策などで建設関連の中期的な事業環境は良好であり、収益改善基調が期待される。株価は安値圏でモミ合う展開だが、3%近辺の予想配当利回りや0.6倍近辺の実績PBRなど指標面の割安感も強く、下値固めが完了して反発のタイミングだろう。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更し、ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 16年3月期のセグメント別売上構成比はファスニング事業が75.7%、機能材事業が24.3%である。新製品比率は18.2%(15年3月期比1.2ポイント上昇)だった。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。

 新製品を積極投入し、6月2日には足場つなぎ専用「あしばジョイントアンカー」を新発売した。イメージキャラクターとして「あしたのジョー」を起用した。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機などは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー事業も強化

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携して、15年3月に自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。

 建設関連で期後半の構成比が高い収益構造である。また15年3月期の売上高に対する新製品比率は17.0%で14年3月期比1.0ポイント上昇した。ROEは12.6%で同0.7ポイント上昇、自己資本比率は61.4%で同6.5ポイント上昇した。配当性向は11.0%だった。利益配分については、将来の事業展開・経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 なお5月18日には監査等委員会設置会社への移行を発表した。6月28日開催予定の第52回定時株主総会に付議する。

■16年3月期は減収減益、太陽光発電関連の市場が縮小

 前期(16年3月期)連結業績は、売上高が前々期(15年3月期)比6.7%減の166億48百万円、営業利益が同11.4%減の13億38百万円、経常利益が同16.7%減の12億56百万円、純利益が同27.3%減の8億10百万円だった。

 主力の金属系・接着系あと施工アンカーの販売が低調だった。公共事業の需要が減少し、さらに太陽光発電関連の市場縮小も影響した。売上総利益は同5.8%減少したが、売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同3.8%減少したが、販管費比率は23.9%で同0.7ポイント上昇した。

 営業外では為替差損益が悪化(前々期は差益48百万円計上、前期は差損21百万円計上)し、特別利益では投資有価証券売却益が減少(前々期は20百万円計上、前期は0百万円計上)した。ROEは8.4%で同4.4ポイント低下、自己資本比率は67.2%で同5.8ポイント上昇した。配当は同3円増配の年間18円(期末一括)とした。配当性向は18.1%である。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.8%減の126億06百万円、営業利益が同10.8%減の17億31百万円だった。公共事業などの需要が減少し、太陽光発電関連の市場縮小の影響を受けて、主力の金属系・接着系あと施工アンカーの販売が低調だった。機能材事業は売上高が同2.9%減の40億41百万円、営業利益が同5.6%減の4億97百万円だった。電子基板関連やアルコール測定器関連は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売やFRPシート関連が減少した。なお新製品比率は18.2%で同1.2ポイント上昇した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)35億46百万円、第2四半期(7月〜9月)43億80百万円、第3四半期(10月〜12月)43億61百万円、第4四半期(1月〜3月)43億61百万円、営業利益は第1四半期1億57百万円、第2四半期3億83百万円、第3四半期3億52百万円、第4四半期4億46百万円だった。

■17年3月期は増収増益・連続増配予想で収益改善基調期待

 今期(17年3月期)の連結業績予想(5月13日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比5.1%増の175億円、営業利益が同4.6%増の14億円、経常利益が同5.8%増の13億30百万円、純利益が同8.6%増の8億80百万円としている。配当予想は同2円増配の年間20円(期末一括)で予想配当性向は18.5%となる。

 セグメント別(連結調整前)の計画は、ファスニング事業の売上高が同4.7%増の131億93百万円、営業利益が同3.9%増の17億98百万円、機能材事業の売上高が同6.6%増の43億06百万円、営業利益が同7.5%増の5億34百万円としている。

 ファスニング事業では、耐震工事やインフラ維持保全工事等の受注(第2四半期〜)、20年東京五輪関連需要の本格化(第3四半期〜)、東北地域における建築物着工の本格化などを見込んでいる。機能材事業(電動油圧工具)は、国内はファスニング事業を取り巻く業況に連動し、海外販売が好調に推移する見込みだ。

 重点施策として、市場創出に向けた開発力(インフラ土木分野での高付加価値製品・新工法開発)と営業力の強化、特殊工法の開発(用途開発)推進、海外展開(東南アジア、特にベトナムでの販売強化に注力し、グループ目標10億円の早期達成目指す)、新事業の推進(テクノテスターグラフ・ポータブル、アルコール測定器ST−3000、環境配慮型FRPシートなど)に取り組む。

 景気対策としての公共投資の増加、太陽光発電関連市場縮小の影響一巡などで収益改善基調が期待される。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げている。成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。経営目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、新製品売上高構成比30%、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。20年東京五輪、都市再開発、国土強靭化政策などで中期的に事業環境は良好だ。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施している。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

■株価は安値圏だが下値固め完了感、指標面の割安感を見直し

 株価の動きを見ると、5月31日に665円まで調整する場面があり、5月以降は安値圏700円割れ水準でモミ合う展開だ。ただし下値固め完了感も強めている。

 6月8日の終値675円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS108円13銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3.0%近辺、そして前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1217円68銭で算出)は0.6倍近辺である。なお時価総額は約59億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、700円割れ水準で下値固め完了感を強めている。指標面の割安感も見直して反発のタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月19日更新]

サンコーテクノは震災復旧・復興関連で急反発、17年3月期は収益改善基調期待

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。16年3月期は太陽光発電関連の市場縮小などで減収減益予想だが、17年3月期は収益改善基調が期待される。20年東京五輪などで建設関連の中期的な事業環境は良好だ。株価は地合い悪化も影響して年初来安値更新の展開だったが、18日は震災復旧・復興需要関連として急反発した。指標面の割安感も強く、底打ちして出直り展開だろう。

■あと施工アンカーの最大手

 16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更し、ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRP関連、電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)の最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー事業も強化

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携し、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。

 建設関連で期後半の構成比が高い収益構造である。また15年3月期の売上高に対する新製品比率は14年3月期比1.0ポイント上昇して17.0%となった。ROEは0.7ポイント上昇して12.6%、自己資本比率は同6.5ポイント上昇して61.4%、配当性向は11.0%だった。

■16年3月期第3四半期累計は減収減益、太陽光発電関連の市場縮小

 前期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比5.8%減の122億87百万円、営業利益が同18.7%減の8億92百万円、経常利益が同20.2%減の8億51百万円、純利益が同19.8%減の5億49百万円だった。

 建設現場での人手不足による工期遅れも影響して建設用ファスニング製品の需要が鈍化し、太陽光発電関連の市場縮小も影響して減収減益だった。なお売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇したが、販管費比率は24.6%で同1.3ポイント上昇した。特別利益では投資有価証券売却益が減少した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.0%減の92億43百万円、営業利益が同13.8%減の12億01百万円だった。公共事業などの需要が減少し、太陽光発電関連の市場縮小の影響を受けて、主力の金属系・接着系あと施工アンカーの販売が低調だった。

 機能材事業は売上高が同2.2%減の30億44百万円、営業利益が同10.5%減の3億80百万円だった。電子基板関連やアルコール測定器関連は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売やFRPシート関連が減少した。

 なお四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)35億46百万円、第2四半期(7月〜9月)43億80百万円、第3四半期(10月〜12月)43億61百万円、営業利益は第1四半期1億57百万円、第2四半期3億83百万円、第3四半期3億52百万円だった。

■16年3月期通期も減収減益予想だが、17年3月期は収益改善基調期待

 前期(16年3月期)通期の連結業績予想(11月6日に減額修正)は、売上高が前々期(15年3月期)比0.8%減の177億円、営業利益が同4.7%減の14億40百万円、経常利益が同7.2%減の14億円、純利益が同18.3%減の9億10百万円としている。

 太陽光発電関連が市場縮小の影響で引き続き低調に推移する見込みだ。さらに建設投資の先行きに不透明感があるとしている。売上総利益率は同0.3ポイント上昇の31.9%、販管費比率は同0.5ポイント上昇の23.7%の想定としている。

 なお9月29日に、当社が加入している東京金属事業厚生年金基金において解散の方針が決議(9月18日付)されたと発表している。現時点では同基金の解散が当社業績に与える影響はないものと予想されるが、今後の同基金の清算結了までには不確定要素もあるため、当社業績に重大な影響が生じる場合には判明次第開示するとしている。

 配当予想(5月14日公表)は同3円増配の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は16.1%となる。利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.4%、営業利益が62.0%、経常利益が60.8%、純利益が60.3%である。低水準の形だが期後半の構成比が高い収益構造であり、挽回が期待される。また今期(17年3月期)は景気対策としての公共投資の増加、太陽光発電関連市場縮小の影響一巡などで収益改善基調が期待される。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げ、成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。そして目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は3月末に実施

 株主優待制度については15年3月期から実施している。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

■株価は震災復旧・復興関連銘柄として急反発

 株価の動きを見ると、地合い悪化も影響して800円近辺でのモミ合いから下放れの形となり、4月13日の年初来安値667円まで調整した。しかし18日は前日比73円(10.83%)高の747円まで急伸した。震災復旧・復興関連銘柄として物色されたようだ。

 4月18日の終値747円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS111円81銭で算出)は6〜7倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.4%近辺、前々期実績連結PBR(前々期実績の連結BPS1146円57銭で算出)は0.7倍近辺である。時価総額は約65億円である。

 日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線突破の動きを強めている。指標面の割安感も強く、底打ちして出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月25日更新]

サンコーテクノは下値固め完了感、16年3月期減収減益予想の織り込み完了

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。16年3月期は太陽光発電関連の市場縮小などで減収減益予想だが、20年東京五輪などで建設関連の中期的な事業環境は良好だ。株価は水準を切り下げたが下値固め完了感を強めている。指標面の割安感も強い。16年3月期減収減益予想の織り込みが完了して反発のタイミングだろう。

■あと施工アンカーの最大手

 16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更し、ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRP関連、電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)の最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー事業も強化

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携し、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。

 建設関連で期後半の構成比が高い収益構造である。また15年3月期の売上高に対する新製品比率は14年3月期比1.0ポイント上昇して17.0%となった。ROEは0.7ポイント上昇して12.6%、自己資本比率は同6.5ポイント上昇して61.4%、配当性向は11.0%だった。

■16年3月期第3四半期累計は減収減益、太陽光発電関連の市場縮小

 今期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比5.8%減の122億87百万円、営業利益が同18.7%減の8億92百万円、経常利益が同20.2%減の8億51百万円、純利益が同19.8%減の5億49百万円だった。

 建設現場での人手不足による工期遅れも影響して建設用ファスニング製品の需要が鈍化し、太陽光発電関連の市場縮小も影響して減収減益だった。なお売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇したが、販管費比率は24.6%で同1.3ポイント上昇した。特別利益では投資有価証券売却益が減少(前期20百万円計上、今期0百万円計上)した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.0%減の92億43百万円、営業利益が同13.8%減の12億01百万円だった。公共事業などの需要が減少し、太陽光発電関連の市場縮小の影響を受けて、主力の金属系・接着系あと施工アンカーの販売が低調だった。

 機能材事業は売上高が同2.2%減の30億44百万円、営業利益が同10.5%減の3億80百万円だった。電子基板関連やアルコール測定器関連は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売やFRPシート関連が減少した。

 なお四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)35億46百万円、第2四半期(7月〜9月)43億80百万円、第3四半期(10月〜12月)43億61百万円、営業利益は第1四半期1億57百万円、第2四半期3億83百万円、第3四半期3億52百万円だった。

■16年3月期通期も減収減益予想

 今期(16年3月期)通期の連結業績予想(11月6日に減額修正)は、売上高が前期(15年3月期)比0.8%減の177億円で、営業利益が同4.7%減の14億40百万円、経常利益が同7.2%減の14億円、純利益が同18.3%減の9億10百万円としている。

 太陽光発電関連が市場縮小の影響で引き続き低調に推移する見込みだ。さらに建設投資の先行きに不透明感があるとしている。売上総利益率は同0.3ポイント上昇の31.9%、販管費比率は同0.5ポイント上昇の23.7%の想定としている。

 なお9月29日に、当社が加入している東京金属事業厚生年金基金において解散の方針が決議(9月18日付)されたと発表している。現時点では同基金の解散が当社業績に与える影響はないものと予想されるが、今後の同基金の清算結了までには不確定要素もあるため、当社業績に重大な影響が生じる場合には判明次第開示するとしている。

 配当予想(5月14日公表)は同3円増配の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は16.1%となる。利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.4%、営業利益が62.0%、経常利益が60.8%、純利益が60.3%である。低水準の形だが期後半の構成比が高い収益構造であり、挽回が期待される。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げ、成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。そして目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は3月末に実施

 なお12月11日に「内部統制システム構築に関する基本方針」改定、および「サンコーテクノグループ コーポレートガバナンス基本方針」制定を発表した。持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行う体制の充実・強化に継続して取り組むとしている。

 株主優待制度については15年3月期から実施している。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

■株価は下値固め完了感

 株価の動きを見ると、2月23日に昨年来安値790円まで調整し、その後も安値圏でモミ合う展開だ。ただし790円を割り込むことなく、800円台に戻して下値固め完了感を強めている。

 3月24日の終値817円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS111円81銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.2%近辺、そして前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1146円57銭で算出)は0.7倍近辺である。時価総額は約71億円である。

 日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線突破の動きを強めている。指標面の割安感も強い。16年3月期減収減益予想の織り込みが完了して反発のタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月24日更新]

サンコーテクノの16年3月期第3四半期累計は減収減益だったが、中期的な事業環境は良好

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。16年3月期第3四半期累計は太陽光発電関連の市場縮小などで減収減益だったが、20年東京五輪などで建設関連の中期的な事業環境は良好だ。株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、売られ過ぎ感を強めている。そして指標面の割安感も台頭している。16年3月期減収減益予想の織り込みが完了して反発のタイミングだろう。

■あと施工アンカーの最大手

 16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更し、ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRP関連、電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)の最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー事業も強化

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携し、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。

 建設関連で期後半の構成比が高い収益構造である。また15年3月期の売上高に対する新製品比率は14年3月期比1.0ポイント上昇して17.0%となった。ROEは0.7ポイント上昇して12.6%、自己資本比率は同6.5ポイント上昇して61.4%、配当性向は11.0%だった。

■16年3月期第3四半期累計は減収減益、太陽光発電関連の市場縮小

 2月10日発表の今期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)連結業績は、売上高が前年同期比5.8%減の122億87百万円、営業利益が同18.7%減の8億92百万円、経常利益が同20.2%減の8億51百万円、そして純利益が同19.8%減の5億49百万円だった。

 建設現場での人手不足による工期遅れも影響して建設用ファスニング製品の需要が鈍化し、太陽光発電関連の市場縮小も影響して減収減益だった。なお売上総利益率は31.9%で同0.2ポイント上昇したが、販管費比率は24.6%で同1.3ポイント上昇した。特別利益では投資有価証券売却益が減少(前期20百万円計上、今期0百万円計上)した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、ファスニング事業は売上高が同7.0%減の92億43百万円、営業利益が同13.8%減の12億01百万円だった。公共事業などの需要が減少し、太陽光発電関連の市場縮小の影響を受けて、主力の金属系・接着系あと施工アンカーの販売が低調だった。

 機能材事業は売上高が同2.2%減の30億44百万円、営業利益が同10.5%減の3億80百万円だった。電子基板関連やアルコール測定器関連は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売やFRPシート関連が減少した。

 なお四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)35億46百万円、第2四半期(7月〜9月)43億80百万円、第3四半期(10月〜12月)43億61百万円、営業利益は第1四半期1億57百万円、第2四半期3億83百万円、第3四半期3億52百万円だった。

■16年3月期通期も減収減益予想

 今期(16年3月期)通期連結業績予想については前回予想(11月6日に減額修正)を据え置いて、売上高が前期比0.8%減の177億円、営業利益が同4.7%減の14億40百万円、経常利益が同7.2%減の14億円、純利益が同18.3%減の9億10百万円としている。

 太陽光発電関連が市場縮小の影響で引き続き低調に推移する見込みだ。さらに建設投資の先行きに不透明感があるとしている。売上総利益率は同0.3ポイント上昇の31.9%、販管費比率は同0.5ポイント上昇の23.7%の想定としている。

 なお9月29日に、当社が加入している東京金属事業厚生年金基金において解散の方針が決議(9月18日付)されたと発表している。現時点では同基金の解散が当社業績に与える影響はないものと予想されるが、今後の同基金の清算結了までには不確定要素もあるため、当社業績に重大な影響が生じる場合には判明次第開示するとしている。

 配当予想(5月14日公表)は同3円増配の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は16.1%となる。利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.4%、営業利益が62.0%、経常利益が60.8%、純利益が60.3%である。低水準の形だが期後半の構成比が高い収益構造であり、挽回が期待される。

■中期ビジョンで売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げ、成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。そして目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株主優待制度は3月末に実施

 なお12月11日に「内部統制システム構築に関する基本方針」改定、および「サンコーテクノグループ コーポレートガバナンス基本方針」制定を発表した。持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行う体制の充実・強化に継続して取り組むとしている。

 株主優待制度については15年3月期から実施している。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

■株価は売られ過ぎ感

 株価の動きを見ると、地合い悪化も影響して水準を切り下げ、2月23日には13年11月780円以来の安値水準となる790円まで調整した。ただし売られ過ぎ感を強めている。

 2月23日の終値790円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS111円81銭で算出)は7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.3%近辺、そして前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1146円57銭で算出)は0.7倍近辺である。時価総額は約69億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%を超えて売られ過ぎ感を強めている。そして指標面の割安感も台頭している。20年東京五輪などで中期的な事業環境は良好であり、16年3月期減収減益予想の織り込みが完了して反発のタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月24日更新]

サンコーテクノは16年3月期業績予想減額修正だが織り込み完了

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。16年3月期業績予想の減額修正を嫌気して株価は反落したが、8月の年初来安値まで下押す動きは見られない。16年3月期減収減益予想の織り込みが完了して出直りが期待される。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業(あと施工アンカー、ドリルビット、電動油圧工具などの開発・製造・販売)を主力として、リニューアル事業(外壁補修関連やFRP関連製品などの製造・販売)、センサー事業(電子プリント基板や各種測定器の製造・販売)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用特殊ネジ・釘類のことで、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更した。新しい事業セグメント区分は、ファスニング事業(ファスニング事業、工事部門)と、機能材事業(電動油圧工具製造・販売の子会社IKK、工事部門以外のリニューアル事業、センサー事業)としている。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー事業も強化

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携して、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。

 建設関連で期後半の構成比が高い収益構造だ。また15年3月期の売上高に対する新製品比率は14年3月期比1.0ポイント上昇して17.0%となった。ROEは0.7ポイント上昇して12.6%、自己資本比率は同6.5ポイント上昇して61.4%、配当性向は11.0%だった。

■16年3月期業績予想を減額修正

 11月6日に今期(16年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)および通期の業績予想を減額修正した。第2四半期累計は期初計画に対して売上高が未達となり減益幅が拡大した。通期は増収営業増益予想から一転して減収営業減益予想となった。

 そして11月12日に発表した第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比6.0%減の79億26百万円、営業利益が同24.0%減の5億40百万円、経常利益が同25.5%減の5億13百万円、純利益が同26.0%減の3億28百万円だった。

 太陽光発電関連の市場縮小などで減収だった。売上総利益率は32.3%で同0.2ポイント上昇したが、減収による売上総利益の減少や販管費の増加で減益だった。販管費比率は25.5%で同1.9ポイント上昇した。

 セグメント別の動向を見ると、ファスニング事業は売上高が同8.4%減の58億85百万円で、営業利益(連結調整前)が同17.2%減の7億54百万円だった。マンションや商業施設の需要が鈍化したことに加えて、太陽光発電関連の市場縮小の影響を受け、主力の金属系・接着系あと施工アンカーの販売が低調だった。

 機能材事業は、売上高が同1.7%増の20億41百万円で、営業利益が同5.7%減の2億57百万円だった。電子基板関連は好調だったが、電動油圧工具関連の国内販売が伸び悩んだ。FRPシート関連やアルコール測定器関連は前年並みだった。

 なお四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)35億46百万円、第2四半期(7月〜9月)43億80百万円、営業利益は第1四半期1億57百万円、第2四半期3億83百万円だった。

 通期の連結業績予想は前回予想(5月14日公表)に対して、売上高が11億円減額して前期比0.8%減の177億円、営業利益が1億80百万円減額して同4.7%減の14億40百万円、経常利益が2億円減額して同7.2%減の14億円、純利益が1億65百万円減額して同18.3%減の9億10百万円とした。

 第2四半期累計が計画を下回ったことに加えて、太陽光発電関連が市場縮小の影響で引き続き低調に推移する見込みだ。さらに建設投資の先行きに不透明感があるとして通期業績予想を減額修正した。

 なお9月29日に、当社が加入している東京金属事業厚生年金基金において解散の方針が決議(9月18日付)されたと発表している。現時点では同基金の解散が当社業績に与える影響はないものと予想されるが、今後の同基金の清算結了までには不確定要素もあるため、当社業績に重大な影響が生じる場合には判明次第開示するとしている。

 配当予想は前回予想(5月14日公表)を据え置いて同3円増配の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は16.1%となる。利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が44.8%、営業利益が37.5%、経常利益が36.7%、純利益が36.1%である。低水準の形だが期後半の構成比が高い収益構造であり、挽回が期待される。

■売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げ、成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大が期待される。

■株価は16年3月期業績予想減額修正の織り込み完了

 なお株主優待制度については15年3月期から実施している。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

 株価の動きを見ると、16年3月期業績予想の減額修正を嫌気して1100円台に水準を切り下げた。ただし8月の年初来安値951円まで下押す動きは見られない。

 11月20日の終値1151円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS111円81銭で算出)は10〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.6%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1146円57銭で算出)は1.0倍近辺である。時価総額は約101億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込み、週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形となったが、8月の年初来安値951円まで下押す動きは見られず1100円台で下値を固める動きだ。16年3月期減収減益予想の織り込みが完了して出直りが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月08日更新]

サンコーテクノは調整一巡して強基調に転換、16年3月期営業増益・増配予想を見直し

 サンコーテクノ[3435](東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。株価は調整が一巡して強基調に転換したようだ。16年3月期の営業増益・増配予想を見直して続伸展開だろう。なお11月12日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業(あと施工アンカー、ドリルビット、電動油圧工具などの開発・製造・販売)を主力として、リニューアル事業(外壁補修関連やFRP関連製品などの製造・販売)、センサー事業(電子プリント基板や各種測定器の製造・販売)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用特殊ネジ・釘類のことで、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更した。新しい事業セグメント区分は、ファスニング事業(ファスニング事業、工事部門)と、機能材事業(電動油圧工具製造・販売の子会社IKK、工事部門以外のリニューアル事業、センサー事業)としている。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー事業も強化

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携して、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■期後半の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。期後半の構成比が高い収益構造だ。

 また15年3月期の配当性向は11.0%だった。ROEは14年3月期比0.7ポイント上昇して12.6%、自己資本比率は同6.5ポイント上昇して61.4%となった。売上高に対する新製品比率は同1.0ポイント上昇して17.0%となった。

■16年3月期営業増益・増配予想

 今期(16年3月期)の連結業績予想(5月14日公表)は、売上高が前期比5.4%増の188億円、営業利益が同7.2%増の16億20百万円、経常利益が同6.0%増の16億円、純利益が同3.5%減の10億75百万円としている。

 セグメント別の計画(連結調整前)を見ると、ファスニング事業の売上高が同4.5%増の144億42百万円、営業利益が同2.9%増の19億97百万円、機能材事業の売上高が同7.8%増の49億19百万円、営業利益が同21.0%増の6億37百万円としている。

 ファスニング事業では、土木分野の設備関連商材の開発・販売、太陽光関連の小規模物件を中心とした受注を強化する。機能材事業では、環境配慮型FRPシート、勤怠管理システム、15年2月発売の新型アルコール測定器、15年5月発売の熱中症計などの拡販を強化する方針だ。

 第1四半期(4月〜6月)は売上高が前年同期比5.7%減の35億46百万円、営業利益が同35.7%減の1億57百万円、経常利益が同38.8%減の1億47百万円、純利益が同41.8%減の84百万円だった。

 セグメント別(連結調整前)の動向を見ると、ファスニング事業は売上高が同8.5%減の25億89百万円、営業利益が同21.3%減の2億78百万円だった。マンションや商業施設の需要が鈍化したことに加えて、メガソーラー設置工事の遅れも影響して、主力の金属系・接着系あと施工アンカーの販売が低調だった。

 機能材事業は売上高が同2.8%増の9億56百万円、営業利益が同2.9%減の1億08百万円だった。電動油圧工具関連の国内販売が伸び悩んだが、電子基板関連やアルコール測定器関連は好調だった。FRPシート関連は前年並みだった。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が18.9%、営業利益が9.7%、経常利益が9.2%、純利益が7.8%である。低水準の形だが期後半の構成比が高い収益構造であり、期初時点で下期偏重の計画だ。第2四半期(7月〜9月)以降の挽回が期待される。

 なお9月29日に、当社が加入している東京金属事業厚生年金基金において解散の方針が決議(9月18日付)されたと発表している。現時点では同基金の解散が当社業績に与える影響はないものと予想されるが、今後の同基金の清算結了までには不確定要素もあるため、当社業績に重大な影響が生じる場合には判明次第開示するとしている。

 配当予想は同3円増配の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は13.6%となる。利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

■売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げ、成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大基調が期待される。

■株価は調整一巡して強基調に転換

 株主優待制度については15年3月期から実施している。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

 株価の動きを見ると、8月末〜9月末の安値圏1100円〜1200円でのモミ合いから上放れる動きだ。10月5日と6日は1340円、そして7日は1346円まで上伸した。調整が一巡したようだ。

 10月7日の終値1341円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS132円09銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.4%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1146円57銭で算出)は1.2倍近辺である。なお時価総額は約117億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を突破した。そして25日移動平均線が上向きに転じた。また週足チャートで見ると26週移動平均線と13週移動平均線を一気に突破する動きを強めている。調整が一巡して強基調に転換したようだ。16年3月期営業増益・増配予想を見直して続伸展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月28日更新]

サンコーテクノは急落した8月安値で底打ち、16年3月期増配予想を評価

 サンコーテクノ[3435](東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。株価は急落した8月の年初来安値で底打ちしたようだ。16年3月期第1四半期(4月〜6月)は大幅減益だったが、通期ベースでは営業増益が期待され、増配予想も評価して出直り展開だろう。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業(あと施工アンカー、ドリルビット、電動油圧工具などの開発・製造・販売)を主力として、リニューアル事業(外壁補修関連やFRP関連製品などの製造・販売)、センサー事業(電子プリント基板や各種測定器の製造・販売)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用特殊ネジ・釘類のことで、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更した。新しい事業セグメント区分は、ファスニング事業(ファスニング事業、工事部門)と、機能材事業(電動油圧工具製造・販売の子会社IKK、工事部門以外のリニューアル事業、センサー事業)としている。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー事業も強化

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携して、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■16年3月期第1四半期減益だが、通期ベースで営業増益・増配予想

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。

 また15年3月期の配当性向は11.0%だった。ROEは14年3月期比0.7ポイント上昇して12.6%、自己資本比率は同6.5ポイント上昇して61.4%となった。売上高に対する新製品比率は同1.0ポイント上昇して17.0%となった。

 今期(16年3月期)の連結業績予想(5月14日公表)は、売上高が前期比5.4%増の188億円、営業利益が同7.2%増の16億20百万円、経常利益が同6.0%増の16億円、純利益が同3.5%減の10億75百万円としている。

 セグメント別の計画(連結調整前)を見ると、ファスニング事業の売上高が同4.5%増の144億42百万円、営業利益が同2.9%増の19億97百万円、機能材事業の売上高が同7.8%増の49億19百万円、営業利益が同21.0%増の6億37百万円としている。

 ファスニング事業では、土木分野の設備関連商材の開発・販売、太陽光関連の小規模物件を中心とした受注を強化する。機能材事業では、環境配慮型FRPシート、勤怠管理システム、15年2月発売の新型アルコール測定器、15年5月発売の熱中症計などの拡販を強化する方針だ。

 第1四半期(4月〜6月)は売上高が前年同期比5.7%減の35億46百万円、営業利益が同35.7%減の1億57百万円、経常利益が同38.8%減の1億47百万円、純利益が同41.8%減の84百万円だった。

 セグメント別(連結調整前)の動向を見ると、ファスニング事業は売上高が同8.5%減の25億89百万円、営業利益が同21.3%減の2億78百万円だった。マンションや商業施設の需要が鈍化したことに加えて、メガソーラー設置工事の遅れも影響して、主力の金属系・接着系あと施工アンカーの販売が低調だった。

 機能材事業は売上高が同2.8%増の9億56百万円、営業利益が同2.9%減の1億08百万円だった。電動油圧工具関連の国内販売が伸び悩んだが、電子基板関連やアルコール測定器関連は好調だった。FRPシート関連は前年並みだった。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が18.9%、営業利益が9.7%、経常利益が9.2%、純利益が7.8%である。低水準の形だが期初時点で下期偏重の計画であり、第2四半期(7月〜9月)以降の挽回が期待される。

 なお配当予想は同3円増配の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は13.6%となる。利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

■売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げ、成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大基調だろう。

■株価は売り一巡、8月安値で底打ち

 株主優待制度については14年11月に導入を発表した。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

 株価の動きを見ると、第1四半期の大幅減益に悪地合いも影響して8月25日に年初来安値951円まで急落したが、その後は反発して概ね1100円〜1200円近辺で推移している。売り一巡して8月安値で底打ちしたようだ。

 9月25日の終値1184円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS132円09銭で算出)は9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.5%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1146円57銭で算出)は1.0倍近辺である。なお時価総額は約104億円である。

 週足チャートで見ると、8月の急落時に長い下ヒゲをつけて底打ちし、その後は下値を固める動きだ。また日足チャートで見ると25日移動平均線突破の動きを強めている。16年3月期第1四半期(4月〜6月)は大幅減益だったが、通期ベースでは営業増益が期待され、増配予想も評価して出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[8月26日更新]

サンコーテクノは地合い悪化も影響して急落したが売り一巡して出直り

 サンコーテクノ[3435](東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。株価は8月7日の戻り高値1700円まで上伸したが、第1四半期(4月〜6月)大幅減益を嫌気し、さらに地合い悪化も影響して急落した。ただし8月25日は寄り付き直後につけた年初来安値951円から切り返し、終値では前日比100円高の1290円まで戻した。目先的な売りが一巡して出直り展開だろう。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業(あと施工アンカー、ドリルビット、電動油圧工具などの開発・製造・販売)を主力として、リニューアル事業(外壁補修関連やFRP関連製品などの製造・販売)、センサー事業(電子プリント基板や各種測定器の製造・販売)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用特殊ネジ・釘類のことで、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 なお16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更した。新事業セグメント区分は、ファスニング事業(ファスニング事業、工事部門)と、機能材事業(電動油圧工具製造・販売の子会社IKK、工事部門以外のリニューアル事業、センサー事業)とする。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー事業も強化

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携して、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■16年3月期第1四半期減益だが、通期ベースで営業増益・増配予想

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。

 また15年3月期の配当性向は11.0%だった。ROEは14年3月期比0.7ポイント上昇して12.6%、自己資本比率は同6.5ポイント上昇して61.4%となった。売上高に対する新製品比率は同1.0ポイント上昇して17.0%となった。

 8月11日に発表した今期(16年3月期)第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比5.7%減の35億46百万円で、営業利益が同35.7%減の1億57百万円、経常利益が同38.8%減の1億47百万円、純利益が同41.8%減の84百万円だった。

 セグメント別(連結調整前)の動向を見ると、ファスニング事業は売上高が同8.5%減の25億89百万円、営業利益が同21.3%減の2億78百万円だった。マンションや商業施設の需要が鈍化したことに加えて、メガソーラー設置工事の遅れも影響して、主力の金属系・接着系あと施工アンカーの販売が低調だった。

 機能材事業は売上高が同2.8%増の9億56百万円、営業利益が同2.9%減の1億08百万円だった。電動油圧工具関連の国内販売が伸び悩んだが、電子基板関連やアルコール測定器関連が好調だった。FRPシート関連は前年並みだった。

 通期の連結業績予想は前回予想(5月14日公表)を据え置いて売上高が前期比5.4%増の188億円、営業利益が同7.2%増の16億20百万円、経常利益が同6.0%増の16億円、純利益が同3.5%減の10億75百万円としている。

 セグメント別の計画(連結調整前)を見ると、ファスニング事業の売上高が同4.5%増の144億42百万円、営業利益が同2.9%増の19億97百万円、機能材事業の売上高が同7.8%増の49億19百万円、営業利益が同21.0%増の6億37百万円としている。

 ファスニング事業では、土木分野の設備関連商材の開発・販売、太陽光関連の小規模物件を中心とした受注を強化する。機能材事業では、環境配慮型FRPシート、勤怠管理システム、15年2月発売の新型アルコール測定器、15年5月発売の熱中症計などの拡販を強化する方針だ。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が18.9%、営業利益が9.7%、経常利益が9.2%、純利益が7.8%と低水準だが、期初時点で下期偏重の計画であり、第2四半期(7月〜9月)以降の挽回が期待される。

 配当予想は同3円増配の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は13.6%となる。利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

■売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げ、成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大基調だろう。

■株価は地合い悪化も影響したが売り一巡して切り返し

 株主優待制度については14年11月に導入を発表した。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

 株価の動きを見ると、8月7日の戻り高値1700円まで上伸したが、第1四半期大幅減益を嫌気し、さらに地合い悪化も影響して急落した。ただし8月25日は寄り付き直後につけた年初来安値951円から切り返し、終値では前日比100円高の1290円まで戻した。目先的な売りが一巡したようだ。

 8月25日の終値1290円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS132円09銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.4%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1146円57銭で算出)は1.1倍近辺である。

 週足チャートで見ると、戻り高値圏から大陰線を引いて一気に26週移動平均線を割り込み、1200円近辺の下値支持線も割り込んだ形だが、安値圏で長い下ヒゲをつけて売り一巡感を強めている。出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[07月28日更新]

サンコーテクノは下値固め完了して出直り、16年3月期営業増益・増配予想を評価

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。株価は1300円近辺のモミ合いから上放れて7月21日の1527円まで上伸した。下値固めが完了して強基調に転換した形であり、16年3月期の営業増益・増配予想を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。15年1月の上場来高値1830円を目指す展開だろう。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業(あと施工アンカー、ドリルビット、電動油圧工具などの開発・製造・販売)を主力として、リニューアル事業(外壁補修関連やFRP関連製品などの製造・販売)、センサー事業(電子プリント基板や各種測定器の製造・販売)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用特殊ネジ・釘類のことで、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 なお16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更した。新事業セグメント区分は、ファスニング事業(ファスニング事業、工事部門)と、機能材事業(電動油圧工具製造・販売の子会社IKK、工事部門以外のリニューアル事業、センサー事業)とする。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

■センサー事業も強化

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携して、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■16年3月期は営業増益・増配予想

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。

 また15年3月期の配当性向は11.0%だった。ROEは14年3月期比0.7ポイント上昇して12.6%、自己資本比率は同6.5ポイント上昇して61.4%となった。売上高に対する新製品比率は同1.0ポイント上昇して17.0%となった。

 今期(16年3月期)の連結業績予想(5月14日公表)は売上高が前期比5.4%増の188億円、営業利益が同7.2%増の16億20百万円、経常利益が同6.0%増の16億円、純利益が同3.5%減の10億75百万円としている。

 セグメント別の計画(連結調整前)を見ると、ファスニング事業は売上高が同4.5%増の144億42百万円、営業利益が同2.9%増の19億97百万円、機能材事業は売上高が同7.8%増の49億19百万円、営業利益が同21.0%増の6億37百万円としている。

 ファスニング事業では、土木分野の設備関連商材の開発・販売、太陽光関連の小規模物件を中心とした受注を強化する。機能材事業では、環境配慮型FRPシート、勤怠管理システム、15年2月発売の新型アルコール測定器、15年5月発売の熱中症計などの拡販を強化する方針だ。

 ファスニング事業は都市圏を中心とする再開発・耐震化工事、社会インフラ維持・補修工事の増加などが追い風だ。ゼネコンにおける人員・資材不足による工事着工遅れなどを考慮しているようだが、会社予想はやや保守的な印象が強く、利益率の高い新商品比率の上昇も寄与して増額含みだろう。

 配当予想は同3円増配の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は13.6%となる。利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

■売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げ、成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大基調だろう。

■株価は下値固め完了して出直り本格化

 株主優待制度については14年11月に導入を発表した。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

 株価の動き(15年1月1日付で株式2分割、5月21日付で東証2部に市場変更)を見ると、1300円近辺でのモミ合いから上放れの展開となり、7月21日の1527円まで上伸した。下値固めが完了して強基調に転換したようだ。

 7月27日の終値1474円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS132円09銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.2%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1146円57銭で算出)は1.3倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。また週足チャートで見ると26週移動平均線を突破した。そして上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。

 指標面では予想PERに割安感があり、16年3月期の営業増益・増配予想を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。15年1月の上場来高値1830円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[6月29日更新]

サンコーテクノは下値固め完了、16年3月期営業増益・増配を評価

 サンコーテクノ[3435](東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。株価は下値固めが完了して切り返しの動きを強めている。16年3月期の営業増益・増配予想を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業(あと施工アンカー、ドリルビット、電動油圧工具などの開発・製造・販売)を主力として、リニューアル事業(外壁補修関連やFRP関連製品などの製造・販売)、センサー事業(電子プリント基板や各種測定器の製造・販売)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用特殊ネジ・釘類のことで、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 なお16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更した。新事業セグメント区分は、ファスニング事業(ファスニング事業、工事部門)と、機能材事業(電動油圧工具製造・販売の子会社IKK、工事部門以外のリニューアル事業、センサー事業)とする。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携して、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

■16年3月期営業増益・増配予想

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。

 15年3月期の配当性向は11.0%、ROEは14年3月期比0.7ポイント上昇して12.6%、自己資本比率は同6.5ポイント上昇して61.4%だった。売上高に対する新製品比率は同1.0ポイント上昇して17.0%となった。

 今期(16年3月期)の連結業績予想(5月14日公表)は売上高が前期比5.4%増の188億円、営業利益が同7.2%増の16億20百万円、経常利益が同6.0%増の16億円、純利益が同3.5%減の10億75百万円としている。

 配当予想は同3円増配の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は13.6%となる。利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 セグメント別の計画(連結調整前)を見ると、ファスニング事業は売上高が同4.5%増の144億42百万円、営業利益が同2.9%増の19億97百万円、機能材事業は売上高が同7.8%増の49億19百万円、営業利益が同21.0%増の6億37百万円としている。

 ファスニング事業では、土木分野の設備関連商材の開発・販売、太陽光関連の小規模物件を中心とした受注を強化する。機能材事業では、環境配慮型FRPシート、勤怠管理システム、15年2月発売の新型アルコール測定器、15年5月発売の熱中症計などの拡販を強化する方針だ。

 ファスニング事業は都市圏を中心とする再開発・耐震化工事、社会インフラ維持・補修工事の増加などが追い風だ。ゼネコンにおける人員・資材不足による工事着工遅れなどを考慮しているようだが、会社予想はやや保守的な印象が強く、利益率の高い新商品比率の上昇も寄与して増額含みだろう。

■売上高成長率5%以上を目指す

 新中期経営ビジョンでは「独自のファスニング(締結)システムで安全・安心を提供するモノづくり集団の追究」を掲げ、成長企業(優良企業)、ブランド力アップ、業務力アップ、チーム人財力アップを目指す方針だ。目標数値には売上高成長率5.0%以上、営業利益率8.0%以上、ROA8.0%以上を掲げている。

 中期成長に向けて組織変更を実施した。ファスニング事業以外を一つの事業に集約して営業体制を強化するとともに、事務作業を集約して収益改善を推進する。また一気通貫体制・フレキシブル体制で安定供給・安定品質・市場創出を促進する。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大基調だろう。

 なお株主優待制度については14年11月に導入を発表した。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

■株価は下値固め完了して出直り

 株価の動き(15年1月1日付で株式2分割、5月21日付で東証2部に市場変更)を見ると、1月の上場来高値1830円から反落して調整局面だったが、1200円台で下値固めが完了して切り返しの動きを強めている。

 6月26日の終値1344円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS132円09銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.3%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1146円57銭で算出)は1.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると横向きに転じた13週移動平均線を突破し、さらに26週移動平均線も突破の動きを強めている。指標面では予想PERに割安感があり、16年3月期の営業増益・増配予想を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[5月19日更新]

サンコーテクノは16年3月期営業増益・増配と東証2部への市場変更を好感して出直り

 サンコーテクノ[3435](JQS)は、あと施工アンカーなどのファスニング事業を主力としている。5月21日付でJASDAQ(スタンダード)から東証2部へ市場変更する。株価は調整局面だったが、16年3月期の営業増益・増配予想と東証2部への市場変更を好感して切り返しの展開だ。下値固めが完了して出直りの動きが本格化しそうだ。

 ファスニング事業(あと施工アンカー、アンカー打込み機など)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(電子基板関連試験機、アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類のことで、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携して、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

 5月14日に発表した前期(15年3月期)の連結業績は売上高が前々期比3.6%増の178億35百万円、営業利益が同0.1%減の15億11百万円、経常利益が同2.5%増の15億09百万円、純利益が同22.4%増の11億14百万円だった。ROEは同0.7ポイント上昇して12.6%、自己資本比率は同6.5ポイント上昇して61.4%となった。

 配当予想については5月14日に期末2円50銭増額修正して年間15円(期末一括)とした。15年1月1日付株式2分割を考慮すると実質的に前々期と同額で、配当性向は11.0%となる。利益配分については、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としている。

 ゼネコンにおける建設資材不足や人員不足による工事着工遅れの影響で、売上高と営業利益は計画を下回ったが、主力のファスニング事業を中心に概ね順調に推移した。純利益は法人税等の減少で大幅増益だった。

 セグメント別(内部取引・全社費用等調整前)に見ると、主力のファスニング事業は都市圏を中心に再開発需要や維持保全需要が概ね堅調に推移して、売上高が同2.6%増の134億23百万円、営業利益が同4.3%増の11億70百万円だった。

 リニューアル事業は受注が好調で売上高が同6.9%増の38億54百万円だったが、営業利益は販管費の増加で同7.7%減の3億32百万円だった。センサー事業は売上高が同2.7%増の6億65百万円だったが、営業利益は棚卸資産簿価切り下げの影響で同85.2%減の2百万円だった。

 なお四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、第4四半期(1月〜3月)47億89百万円で、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円、第4四半期4億13百万円だった。

 今期(16年3月期)の連結業績予想(5月14日公表)は売上高が前期比5.4%増の188億円、営業利益が同7.2%増の16億20百万円、経常利益が同6.0%増の16億円、純利益が同3.5%減の10億75百万円、配当予想が同3円増配の年間18円(期末一括)としている。

 ファスニング事業は都市圏を中心とする再開発・耐震化工事、社会インフラ維持・補修工事の増加などが追い風だ。ゼネコンにおける人員・資材不足による工事着工遅れなど厳しい事業環境が続くとしているが、会社予想はやや保守的な印象が強く、利益率の高い新商品比率の上昇も寄与して増額含みだろう。

 建設現場では現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大基調だろう。

 株主優待制度については14年11月に導入を発表した。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してQUOカード500円分を贈呈する。

 なお5月14日に東京証券取引所による市場変更承認を発表した。5月21日付でJASDAQ(スタンダード)から東証2部へ市場変更する。

 株価の動き(15年1月1日付で株式2分割)を見ると、1月高値1830円から反落して調整局面だったが、1200円台前半の水準で下値固めが完了し、16年3月期の営業増益・増配予想と東証2部への市場変更を好感して切り返しの動きを強めている。5月18日は1316円まで上伸した。

 5月18日の終値1316円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS132円09銭で算出)は10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.4%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1146円57銭で算出)は1.1倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を突破した。下値固めが完了して出直りの動きが本格化しそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月10日更新]

サンコーテクノは下値固め完了感、16年3月期増収増益期待で出直り

 アンカー大手のサンコーテクノ[3435](JQS)の株価は、1月高値から反落して水準を切り下げたが、直近安値圏1200円台前半で下値固め完了感を強めている。16年3月期の増収増益が期待され、中期成長力も評価して出直り展開だろう。

 ファスニング事業(あと施工アンカー、アンカー打込み機など)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(電子基板関連試験機、アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類のことで、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

 センサー事業も強化している。14年11月にドコモ・システムズと業務提携して、15年3月には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の提供を開始した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表している。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることによりガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

 前期(15年3月期)の連結業績見通し(5月14日公表)については売上高が前々期比4.6%増の180億円、営業利益が同0.4%増の15億20百万円、経常利益が同0.5%増の14億80百万円、純利益が同4.4%増の9億50百万円としている。

 配当予想(15年1月1日付株式2分割に伴って11月14日に修正)は、年間12円50銭(期末一括)としている。前期との比較では記念配当分2円50銭(株式2分割遡及修正後)を落とした形だ。

 セグメント別計画(内部取引・全社費用等調整前)は、ファスニング事業の売上高が同5.1%増の137億57百万円、営業利益が同4.7%増の11億76百万円、リニューアル事業の売上高が同2.6%増の37億円、営業利益が同11.7%減の3億18百万円、センサー事業の売上高が同16.7%増の7億56百万円、営業利益が同17.4%増の27百万円としている。

 第3四半期累計(4月〜12月)は前年同期比5.0%増収、同3.2%営業増益、同2.5%増経常増益、同10.5%最終増益だった。ファスニング事業、リニューアル事業、センサー事業とも増収と好調に推移した。

 なお四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円と順調に推移している。

 そして通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が72.5%、営業利益が72.2%、経常利益が72.0%、純利益が72.0%である。建設関連で第4四半期(1月〜3月)の構成比が高い収益構造を考慮すれば高水準だった。

 ゼネコンの工事現場における人手不足の影響、リニューアル事業における工事原価の上昇、50周年記念イベントに伴う販管費の増加、給与水準引き上げに伴う人件費の増加、設備投資の増加などを考慮して通期会社見通しは利益横ばいだが、利益率の高い新商品比率の上昇も寄与して通期増額の可能性が高いだろう。そして今期(16年3月期)も増収増益が期待される。

 ファスニング事業は都市圏を中心とする再開発・耐震化工事、社会インフラ維持・補修工事の増加などが追い風である。また建設現場では人手不足の影響が深刻化しているため、現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加する。中期的に事業環境は良好であり、新製品や高付加価値製品の拡販も寄与して収益拡大基調だろう。

 なお14年11月に株主優待制度の導入を発表し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してクオカード500円分を贈呈する。

 株価の動き(15年1月1日付で株式2分割)を見ると、1月高値1830円から反落して水準を切り下げた。3月中旬に一旦1400円台まで戻す場面があったが、3月期末の配当権利落ちも影響して再び水準を切り下げた。ただし直近安値圏1200円台前半の水準で下げ渋り、下値固め完了感を強めている。

 4月9日の終値1298円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想連結EPS116円73銭で算出)は11倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は1.0%近辺、前々期実績PBR(前々期実績に株式2分割を考慮した連結BPS999円93銭で算出)は1.3倍近辺である。

 週足チャートで見ると52週移動平均線を割り込んで調整局面だが、14年10月の1215円、15年3月の1227円が下値支持線のようだ。また日足チャートで見ると25日移動平均線突破の動きを強めている。下値固めが完了し、16年3月期増収増益期待で出直り展開だろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月20更新]

サンコーテクノは調整一巡してトレンド転換の可能性

 アンカー大手のサンコーテクノ[3435](JQS)の株価は、3月11日の直近安値1227円から切り返しの動きを強めている。19日は1442円まで戻す場面があった。調整が一巡してトレンド転換した可能性があり、今期(15年3月期)業績見通し増額の可能性や中期成長力を評価して出直り展開だろう。

 ファスニング事業(あと施工アンカー、アンカー打込み機など)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(電子基板関連試験機、アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類のことで、当社はあと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好だ。

 14年11月にドコモ・システムズとの業務提携を発表し、3月18日には自動車運送事業法の対象企業に向けたクラウド型点呼サービス「docoですcar Guardian」の開始を発表した。ドコモ・システムズが当社の呼気アルコール測定システムを利用したクラウド型サービスを提供する。

 15年2月には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売を発表した。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都板橋区)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることにより、ガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現する。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(5月14日公表)は売上高が前期比4.6%増の180億円、営業利益が同0.4%増の15億20百万円、経常利益が同0.5%増の14億80百万円、純利益が同4.4%増の9億50百万円としている。

 配当予想(15年1月1日付株式2分割に伴って11月14日に修正)は、年間12円50銭(期末一括)としている。前期との比較では記念配当分2円50銭(株式2分割遡及修正後)を落とした形だ。

 セグメント別計画(内部取引・全社費用等調整前)は、ファスニング事業の売上高が同5.1%増の137億57百万円、営業利益が同4.7%増の11億76百万円、リニューアル事業の売上高が同2.6%増の37億円、営業利益が同11.7%減の3億18百万円、センサー事業の売上高が同16.7%増の7億56百万円、営業利益が同17.4%増の27百万円としている。

 第3四半期累計(4月〜12月)は前年同期比5.0%増収、同3.2%営業増益、同2.5%増経常増益、同10.5%最終増益だった。ファスニング事業、リニューアル事業、センサー事業とも増収と好調に推移した。

 なお四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円で、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円と順調に推移している。

 そして通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が72.5%、営業利益が72.2%、経常利益が72.0%、純利益が72.0%である。建設関連で第4四半期(1月〜3月)の構成比が高くなる収益構造を考慮すれば高水準と言えるだろう。

 ゼネコンの工事現場における人手不足の影響、リニューアル事業における工事原価の上昇、50周年記念イベントに伴う販管費の増加、給与水準引き上げに伴う人件費の増加、設備投資の増加などを考慮して通期会社見通しは利益横ばいだが、利益率の高い新商品比率の上昇も寄与して通期増額の可能性が高いだろう。

 ファスニング事業は都市圏を中心とする再開発・耐震化工事、社会インフラ維持・補修工事の増加などが追い風だ。また建設現場では人手不足の影響が深刻化しているため、現場作業の省力化・機械化ニーズの高まりや非熟練作業者の増加が予想され、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった製品の採用が一段と増加するだろう。中期的に事業環境は良好であり、新製品の開発・拡販も寄与して収益拡大基調が期待される。

 なお14年11月に株主優待制度の導入を発表し、毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してクオカード500円分を贈呈する。

 株価の動き(15年1月1日付で株式2分割)を見ると、1月高値1830円から反落して水準を切り下げたが、3月11日の直近安値1227円から切り返しの動きを強めている。19日は1442円まで戻す場面があった。14年10月の1215円を割り込まずに反発して下値を確認した形だろう。

 3月19日の終値1372円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS116円73銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は0.9%近辺、そして前期実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮した連結BPS999円93銭で算出)は1.4倍近辺である。

 週足チャートで見ると52週移動平均線を割り込んで調整局面だが、日足チャートで見ると25日移動平均線を突破した。調整が一巡してトレンド転換した可能性があり、今期業績見通し増額の可能性や中期成長力を評価して出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月23日更新]

サンコーテクノは売られ過ぎ感、今期業績増額の可能性や中期成長力を評価して反発のタイミング

 アンカー大手のサンコーテクノ[3435](JQS)が2月13日に発表した第3四半期累計(4月〜12月)連結業績は増収増益でした。しかし株価は急落して20日には1300円まで調整しました。今期(15年3月期)業績見通しの据え置きが嫌気された可能性がありそうです。ただし今期業績増額の可能性を考慮すれば売られ過ぎ感を強めています。中期成長力を評価して反発のタイミングでしょう。

 ファスニング事業(あと施工アンカー、アンカー打込み機など)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(電子基板関連試験機、アルコール測定器など)を展開しています。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類のことで、当社はあと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手です。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風となるため、中期的に事業環境は良好です。

 14年11月にはドコモ・システムズと業務提携しました。ドコモ・システムズのクラウド型位置情報サービスと、当社の呼気アルコール測定システムを使った運行管理者支援サービスを融合させて、クラウド型アプリケーション・サービスを提供する方針です。15年3月の開始予定としています。

 また2月16日には「燃料電池式業務用呼気アルコール測定器ST−3000」の発売開始を発表しました。燃料電池センサーの技術を持つタニタ(東京都板橋区)と共同開発した新製品で、これまでの接触燃焼式から燃料電池式にすることにより、ガス選択性の向上と測定時間の短縮を実現しました。

 2月13日発表の今期(15年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)連結業績は、売上高が前年同期比5.0%増の130億46百万円、営業利益が同3.2%増の10億98百万円、経常利益が同2.5%増の10億66百万円、純利益が同10.5%増の6億84百万円となりました。

 セグメント別売上状況(内部取引等調整前)を見ると、ファスニング事業は金属系・接着系アンカーや電動油圧工具などが好調で同4.7%増収、リニューアル事業は太陽光関連が好調で同4.4%増収、センサー事業は電子基板関連やアルコール測定器が好調で同7.2%増収となりました。

 なお四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)37億61百万円、第2四半期(7月〜9月)46億72百万円、第3四半期(10月〜12月)46億13百万円、営業利益は第1四半期2億45百万円、第2四半期4億65百万円、第3四半期3億88百万円です。

 通期の連結業績見通しは前回予想(5月14日公表)を据え置いて、売上高が前期比4.6%増の180億円、営業利益が同0.4%増の15億20百万円、経常利益が同0.5%増の14億80百万円、純利益が同4.4%増の9億50百万円としています。

 配当予想(15年1月1日付株式2分割に伴って11月14日に修正)は、年間12円50銭(期末一括)としています。前期との比較では記念配当分2円50銭(株式2分割遡及修正後)を落としています。

 セグメント別計画(内部取引・全社費用等調整前)は、ファスニング事業の売上高が同5.1%増の137億57百万円、営業利益が同4.7%増の11億76百万円、リニューアル事業の売上高が同2.6%増の37億円、営業利益が同11.7%減の3億18百万円、センサー事業の売上高が同16.7%増の7億56百万円、営業利益が同17.4%増の27百万円としています。

 通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が72.5%、営業利益が72.2%、経常利益が72.0%、純利益が72.0%です。建設関連で第4四半期(1月〜3月)の構成比が高くなる収益構造を考慮すれば高水準と言えるでしょう。

 ゼネコンの工事現場における人手不足の影響、リニューアル事業における工事原価の上昇、50周年記念イベントに伴う販管費の増加、給与水準引き上げに伴う人件費の増加、設備投資の増加などを考慮して通期の会社見通しは利益横ばいとしていますが、利益率の高い新商品比率の上昇も寄与して通期見通しは増額の可能性が高いでしょう。

 ファスニング事業は都市圏を中心とする再開発・耐震化工事、社会インフラ維持・補修工事の増加などが追い風です。さらに建設現場では人手不足の影響が深刻化しているため、現場作業の省力化・機械化に加えて、非熟練作業者の増加も予想されます。こうした状況も背景として、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった当社の主力製品の採用が一段と増加すると予想されます。中期的に事業環境は良好であり、新製品の開発・拡販も寄与して収益拡大基調が期待されます。

 なお14年11月に株主優待制度の導入を発表しています。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してクオカード500円分を贈呈します。

 株価の動き(15年1月1日付で株式2分割)を見ると、1月高値1830円から利益確定売りで反落し、さらに第3四半期累計業績を受けて急落し、2月20日には1300円まで調整しました。通期見通しの据え置きが嫌気された可能性がありそうです。しかし売られ過ぎ感を強めています。

 2月20日の終値1320円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS116円73銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は0.9%近辺、そして前期実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮した連結BPS999円93銭で算出)は1.3倍近辺です。予想連結PERには割安感があります。

 週足チャートで見ると一気に52週移動平均線を割り込んで調整局面の形となりました。ただし日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が15%程度に拡大して売られ過ぎ感を強めています。今期業績見通し増額の可能性や中期成長力を評価して反発のタイミングでしょう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月16日更新]

サンコーテクノの株価は第3四半期業績発表を受けて急落したが、通期業績は最高益更新を見込むため、反発が予想される

 あと施工アンカーのサンコーテクノ[3435](JQS)の株価は、13日の14時の第3四半期業績発表を受けて急落し、11月21日以来の1300円台(12月26日の株式分割の調整数値)となる前日比189円安の1366円で引けた。下げた要因の一つは、前年同期と比較して成長率が低かったことが要因と思われる。しかし、今期業績は、前期に続き最高益更新を見込むことから株価の反発が予想される。

 第3四半期連結業績は、売上高130億46百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益10億98百万円(同3.2%増)、経常利益10億66百万円(同2.5%増)、純利益6億84百万円(同10.5%増)と増収増益。

 主力商品の「あと施工アンカー」、太陽光発電市場向け高付加価値製品に加え、センサー事業が順調に収益を拡大していることから過去最高の収益を達成した。

 セグメント別の業績は、ファスニング事業の売上高は99億27百万円(同4.7%増)、セグメント利益8億05百万円(同2.5%増)と増収増益。建設資材の不足や人員不足により工事の着工に遅れが出たが、都市圏を中心とした堅調な再開発需要や維持保全需要の回復を受けて、主力製品である金属系・接着系アンカーやワンサイドファスナー、電動油圧工具の販売が好調であった。

 リニューアル事業の売上高は27億円(同4.4%増)、セグメント利益2億66百万円(同2.5%増)と同じく増収増益。太陽光関連はメガソーラーの物件や耐震補強工事の受注により好調に推移したが、FRPシート関連商材は、補助金制度による特需の反動減の影響が続き売上減であった。

 センサー事業の売上高は4億91百万円(同7.2%増)、セグメント利益23百万円(同250.5%増)と増収大幅増益であった。大幅増益となった要因は、電子基板関連の販売価格の見直しやアルコール測定器の定期的校正に伴う安定的利益の確保等による。

 通期連結業績予想は、当初予想を据え置いている。売上高180億円(前期比4.6%増)、営業利益15億20百万円(同0.4%増)、経常利益14億80百万円(同0.5%増)、純利益9億50百万円(同4.4%増)と増収増益で過去最高益更新を見込む。

 13日の引け値1366円を指標面で見ると、予想PER11.7倍(今期一株当たり純利益116円73銭で算出)、配当利回り0.92%(今期配当12円50銭で算出)、PBR1.36倍(前期実績の連結BPS999円93銭で算出)となる。

 週足チャートで見ると13日の急落で、13週移動平均線、26週移動平均線を割り込んでいる。今期も最高益更新が見込まれることから株価の反発が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[1月27日更新]

サンコーテクノは利益確定売り一巡、中期成長力を評価して上値追い

 アンカー大手のサンコーテクノ[3435](JQS)の株価は、1月5日の高値1830円から利益確定売りで一旦反落したが、1600円近辺で下げ渋り感を強めている。利益確定売りが概ね一巡したようだ。中期成長力を評価する流れに変化はなく上値追いの展開だろう。なお2月13日に第3四半期累計(4月〜12月)の業績発表を予定している。

 ファスニング事業(あと施工アンカー、アンカー打込み機など)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(電子基板関連試験機、アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類のことであり、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風であり、中期的に事業環境は良好だ。

 14年11月にはドコモ・システムズと業務提携した。ドコモ・システムズのクラウド型位置情報サービスと、当社の呼気アルコール測定システムを使った運行管理者支援サービスを融合させて、クラウド型アプリケーション・サービスを提供する。15年3月開始予定だ。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(5月14日公表)は売上高が前期比4.6%増の180億円、営業利益が同0.4%増の15億20百万円、経常利益が同0.5%増の14億80百万円、純利益が同4.4%増の9億50百万円としている。

 配当予想(11月14日に修正)は、前回予想の年間25円(期末一括)から年間12円50銭(期末一括)に修正した。ただし15年1月1日付の株式2分割に伴う修正であり、実質的に変更はない。なお前期との比較では記念配当分2円50銭(株式2分割遡及修正後)を落としている。

 セグメント別計画(内部取引・全社費用等調整前)は、ファスニング事業の売上高が同5.1%増の137億57百万円、営業利益が同4.7%増の11億76百万円、リニューアル事業の売上高が同2.6%増の37億円、営業利益が同11.7%減の3億18百万円、センサー事業の売上高が同16.7%増の7億56百万円、営業利益が同17.4%増の27百万円としている。

 第2四半期累計(4月〜9月)は前年同期比8.4%増収、25.9%営業増益、28.4%経常増益、42.5%最終増益だった。ファスニング事業およびリニューアル事業が好調だった。通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高46.9%、営業利益46.7%、経常利益46.6%、純利益46.6%だが、建設関連で第4四半期(1月〜3月)の構成比が高くなる収益構造を考慮すれば高水準である。

 ゼネコンの工事現場における人手不足の影響、リニューアル事業における工事原価の上昇、50周年記念イベントに伴う販管費の増加、給与水準引き上げに伴う人件費の増加、設備投資の増加などを考慮して利益横ばいの通期会社見通しだが、利益率の高い新商品比率の上昇も寄与して通期見通しは増額の可能性が高いだろう。

 主力のファスニング事業は、都市圏を中心とする再開発・耐震化工事、社会インフラ維持・補修工事の増加などを追い風として、金属系・接着系あと施工アンカー、ドリルなどの施工関連ツール、引張確認試験機、電動油圧工具などの需要が拡大基調である。またリニューアル事業ではメガソーラー・ハウスメーカー向け太陽光発電関連工事・商材、センサー事業では電子基板関連が好調だ。

 建設現場では人手不足の影響が深刻化しているため、現場作業の省力化・機械化に加えて、外国人や女性の活用など非熟練作業者の増加も予想される。こうした状況も背景として、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった当社の主力製品の採用が一段と増加しそうだ。事業環境は良好であり、新製品の開発・拡販も寄与して中期的に収益拡大基調だろう。

 なお11月14日に株主優待制度の導入を発表した。毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してクオカード500円分を贈呈する。

 株価の動き(15年1月1日付で株式2分割)を見ると、1月5日に付けた高値1830円から利益確定売りで一旦反落したが、1600円近辺で下げ渋り感を強めている。利益確定売りが概ね一巡したようだ。中期成長力を評価する流れに変化はないだろう。

 1月26日の終値1600円を指標面(1株当たり数値は15年1月1日付株式2分割を考慮して算出)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS116円73銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は0.8%近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS999円93銭で算出)は1.6倍近辺である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。サポートラインを確認した形であり、上昇トレンドに変化はないだろう。指標面に割高感はなく、中期成長力を評価して上値追いの展開だろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月25日更新]
サンコーテクノは高値更新の展開、中期成長力を評価して上値追い

 アンカー大手のサンコーテクノ[3435](JQS)の株価は高値更新の展開だ。12月2日に3200円を付けて9月高値2998円を突破し、12月24日には3600円まで上値を伸ばしている。指標面に割高感はなく、中期成長力を評価して上値追いの展開だろう。

 ファスニング事業(あと施工アンカー、アンカー打込み機など)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(電子基板関連試験機、アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類のことであり、当社はあと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連、20年東京夏季五輪関連、リニア新幹線関連など建設工事の増加が追い風であり、中期的に事業環境は良好だ。

 14年11月にはドコモ・システムズと業務提携した。ドコモ・システムズのクラウド型位置情報サービスと、当社の呼気アルコール測定システムを使った運行管理者支援サービスを融合させて、クラウド型アプリケーション・サービスを提供(15年3月開始予定)する。

 今期(15年3月期)の連結業績見通しは前回予想(5月14日公表)を据え置いて、売上高が前期比4.6%増の180億円、営業利益が同0.4%増の15億20百万円、経常利益が同0.5%増の14億80百万円、純利益が同4.4%増の9億50百万円としている。

 セグメント別計画(内部取引・全社費用等調整前)は、ファスニング事業の売上高が同5.1%増の137億57百万円、営業利益が同4.7%増の11億76百万円、リニューアル事業の売上高が同2.6%増の37億円、営業利益が同11.7%減の3億18百万円、センサー事業の売上高が同16.7%増の7億56百万円、営業利益が同17.4%増の27百万円としている。

 第2四半期累計(4月〜9月)は前年同期比8.4%増収、同25.9%営業増益、同28.4%経常増益、同42.5%最終増益だった。センサー事業は微減収だったが、主力のファスニング事業が同9.9%増収、リニューアル事業が同3.4%増収と好調に推移した。

 ファスニング事業は、都市圏を中心とする再開発・耐震化工事、社会インフラ維持・補修工事の増加などを追い風として、金属系・接着系あと施工アンカー、ドリルなどの施工関連ツール、引張確認試験機、電動油圧工具などが好調に推移している。リニューアル事業ではメガソーラー・ハウスメーカー向け太陽光発電関連工事・商材、センサー事業では電子基板関連が好調だ。

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が46.9%、営業利益が46.7%、経常利益が46.6%、純利益が46.6%だが、建設関連で第4四半期(1月〜3月)の構成比が高くなる収益構造を考慮すれば高水準と言えるだろう。

 ゼネコンの工事現場における人手不足の影響、リニューアル事業における工事原価の上昇、50周年記念イベントに伴う販管費の増加、給与水準引き上げに伴う人件費の増加、設備投資の増加などを考慮して利益横ばいの通期会社見通しを据え置いているが、利益率の高い新商品比率の上昇も寄与して通期見通しは増額の可能性が高いだろう。

 建設現場では人手不足の影響が深刻化しているため、現場作業の省力化・機械化に加えて、外国人や女性の活用など非熟練作業者の増加も予想される。こうした状況も背景として、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった当社の主力製品の採用が一段と増加しそうだ。事業環境は良好であり、新製品の開発・拡販も寄与して中期的に収益拡大基調だろう。

 なお11月14日に株式分割、株式分割に伴う配当予想の修正、および株主優待制度の導入を発表した。14年12月31日を基準日(効力発生日15年1月1日)として1株を2株に分割する。この株式2分割に伴って配当予想を前回予想の年間25円(期末一括)から今回予想の年間12円50銭(期末一括)に修正した。ただし実質的に変更はない。なお前期との比較では記念配当分2円50銭(株式2分割遡及修正後)を落としている。株主優待制度については毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してクオカード500円分を贈呈する。

 株価の動きを見ると、10月の直近安値2430円から切り返し、12月2日に3200円を付けて9月高値2998円を突破した。さらに12月24日には3600円まで上値を伸ばしている。中期成長力を評価する流れに変化はないようだ。

 12月24日の終値3500円を指標面(株式2分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS233円45銭で算出)は15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は0.7%近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS1999円86銭で算出)は1.8倍近辺である。

 日足チャートで見ると目先的な過熱感はあるが、週足チャートで見ると一旦割り込んだ13週移動平均線と26週移動平均線を素早く回復した。上昇トレンドに回帰した形だ。指標面に割高感はなく、中期成長力を評価して上値追いの展開だろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月27日更新]

サンコーテクノは調整一巡して上昇トレンドに回帰、9月高値を試す

 アンカー大手のサンコーテクノ[3435](JQS)の株価は、10月の直近安値2430円から切り返し、11月14日に2843円、11月26日に2819円まで戻している。短期調整が一巡して上昇トレンドに回帰する形だ。指標面に割高感はなく、今期(15年3月期)業績見通し上振れの可能性を再評価して、9月高値2998円を試す展開だろう。

 ファスニング事業(あと施工アンカー、アンカー打込み機など)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(電子基板関連試験機、アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類のことであり、当社はあと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 あと施工アンカー、アンカー打込み機、FRPシートなどは震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連など建設工事の増加が追い風であり、中期的に事業環境は良好だ。

 なお11月5日にドコモ・システムズとの業務提携を発表した。ドコモ・システムズのクラウド型位置情報サービスと、当社の呼気アルコール測定システムを使った運行管理者支援サービスを融合させ、さらなる業務効率を支援するクラウド型アプリケーション・サービスを提供する。サービス提供開始は15年3月を予定している。

 11月14日発表の今期(15年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比8.4%増の84億33百万円、営業利益が同25.9%増の7億10百万円、経常利益が同28.4%増の6億89百万円、純利益が同42.5%増の4億43百万円だった。

 セグメント別(内部取引・全社費用等調整前)に見ると、ファスニング事業は金属系・接着系アンカーなどが好調で売上高が同9.9%増の65億68百万円、営業利益が同33.7%増の5億52百万円だった。リニューアル事業は太陽光関連が好調で売上高が同3.4%増の16億01百万円、営業利益が同1.3%増の1億41百万円だった。センサー事業は売上高が同微減の3億17百万円だったが、電子基板関連の販売価格見直しなどが寄与して営業利益が同5.1倍の14百万円だった。

 通期の連結業績見通しは前回予想(5月14日公表)を据え置いて、売上高が前期比4.6%増の180億円、営業利益が同0.4%増の15億20百万円、経常利益が同0.5%増の14億80百万円、純利益が同4.4%増の9億50百万円としている。

 セグメント別計画(内部取引・全社費用等調整前)は、ファスニング事業の売上高が同5.1%増の137億57百万円、営業利益が同4.7%増の11億76百万円、リニューアル事業の売上高が同2.6%増の37億円、営業利益が同11.7%減の3億18百万円、センサー事業の売上高が同16.7%増の7億56百万円、営業利益が同17.4%増の27百万円としている。

 ファスニング事業は、都市圏を中心とする再開発・耐震化工事、社会インフラ維持・補修工事の増加などを追い風として、金属系・接着系あと施工アンカー、ドリルなどの施工関連ツール、引張確認試験機、電動油圧工具などが好調に推移する。リニューアル事業ではメガソーラー・ハウスメーカー向け太陽光発電関連工事・商材、センサー事業では電子基板関連試験機が好調だ。

 ゼネコンの工事現場における人手不足の影響、リニューアル事業における工事原価の上昇、50周年記念イベントに伴う販管費の増加、給与水準引き上げに伴う人件費の増加、設備投資の増加などを考慮して、利益は前期比横ばいの会社見通しとしている。

 しかし通期会社見通しには保守的な印象が強い。通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が46.9%、営業利益が46.7%、経常利益が46.6%、純利益が46.6%だが、建設関連が主力で第4四半期(1月〜3月)の構成比が高くなる収益構造を考慮すれば高水準と言えるだろう。利益率の高い新商品比率の上昇も寄与して、通期見通しは上振れの可能性があるだろう。

 建設現場では人手不足の影響が深刻化しているため、現場作業の省力化・機械化に加えて、外国人や女性の活用などで非熟練作業者の増加も予想される。こうした状況も背景として、現場での使いやすさを高めた施工ツール、あと基礎アンカー、アンカー打込み機、紫外線硬化FRPシートといった当社の主力製品の採用が一段と広がりそうだ。事業環境は良好であり、新製品の開発・拡販も寄与して中期的に収益拡大基調だろう。

 なお11月14日に株式分割、株式分割に伴う配当予想の修正、および株主優待制度の導入を発表した。14年12月31日を基準日(効力発生日15年1月1日)として1株を2株に分割する。この株式2分割に伴って配当予想を従来の年間25円から年間12円50銭(期末一括)に修正したが、実質的に変更はない。なお前期との比較では記念配当分2円50銭(株式2分割遡及修正後)を落としている。株主優待制度については毎年3月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対してクオカード500円分を贈呈する。

 株価の動きを見ると、10月17日の直近安値2430円から切り返しの展開となった。そして11月14日には2843円、11月26日には2819円まで戻している。短期調整が一巡したようだ。中期成長力を評価する流れに変化はないだろう。

 11月26日の終値2808円を指標面(効力発生日15年1月1日付の株式2分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS233円45銭で算出)は12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は0.9%近辺、前期実績PBR(前期実績連結BPS1999円86銭で算出)は1.4倍近辺である。

 週足チャートで見ると、一旦割り込んだ13週移動平均線と26週移動平均線突破の動きを強めている。上昇トレンドに回帰する形だ。指標面に割高感はなく、今期業績見通し上振れの可能性を再評価して9月高値2998円を試す展開だろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)

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