[3676]ハーツユナイテッドグループ
[10月05日更新]

デジタルハーツホールディングスは戻り歩調、19年3月期大幅増収増益・増配予想

 デジタルハーツホールディングス<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力として、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。19年3月期大幅増収増益・増配予想である。株価は8月安値から反発して戻り歩調だ。上値を試す展開を期待したい。なお11月9日に第2四半期決算発表を予定している。

■デバッグ事業が主力

18年7月1日付でハーツユナイテッドグループがデジタルハーツホールディングスに商号変更した。

ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション=CS、デジタルソリューションリレーション=DS、アミューズメントリレーション=AM)を主力に、総合ゲーム情報サイト運営などのメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作などのクリエイティブ事業、その他(システム開発など)も展開している。
エンターテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。

19年3月期からセグメント区分を、エンターテインメント事業(従来のゲームデバッグ、クリエイティブ、メディア)と、エンタープライズ事業(従来のシステムテスト、その他のシステム開発・ITサポート)に変更した。

■事業ドメイン拡大の成長戦略を加速

アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。エンターテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。

目標数値として3年を目標に遅くとも5年後に、売上高500億円(エンターテインメント向け事業250億円、エンタープライズ事業のシステムテスト事業100億円とITサポート・セキュリティ事業100億円、および海外事業50億円)と、EBITDA100億円の達成を目指している。M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。

18年2月スタジオベントスタッフ社からゲーム攻略本制作事業を譲受、オプト社とゲーム攻略サイト企画・運営に係る業務提携、18年4月GNTと業務提携およびベトナムにおけるテスト専門会社設立で合意、NTT東日本と協業してセキュリティソリューションサービス「DH Secure」を提供開始した。

18年6月には米国セキュリティベンチャー2社(クラウドソーシングセキュリティサービスのSynack社、AIによる高拡張型異常検知システムのAella Data社)と提携し、エンタープライズ分野のセキュリティ事業に本格参入、18年8月にはテスト事業のエイネットを子会社化、バルテスと業務提携した。

10月1日には、デジタルハーツがラック<3857>から技術的支援を得て、同社のクラウド版監視システムを活用したセキュリティ監視サービスを、18年11月から提供開始すると発表した。

■19年3月期大幅増収増益・増配予想

19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比21.0%増の210億円、営業利益が26.7%増の22億円、経常利益が24.8%増の22億24百万円、純利益が27.7%増の15億33百万円としている。配当予想は1円50銭増配の年間13円(第2四半期末6円50銭、期末6円50銭)としている。予想配当性向は18.5%となる。

第1四半期は、売上高が前年同期比10.2%増の44億50百万円、営業利益が44.0%減の3億02百万円、経常利益が43.5%減の3億円、そして純利益が49.5%減の1億82百万円だった。売上高は第1四半期として過去最高を達成した。営業利益は人材強化などの先行投資負担で減益だったが計画水準としている。

通期ベースでは先行投資を継続しながら過去最高の売上高と営業利益を目指す。セグメント別売上高の計画は、エンターテインメント事業が9.2%増の170億円、エンタープライズ事業が2.1倍の40億円としている。

エンターテインメント事業では、GC(ゲームコンソール)やMS(モバイルゲーム)の売上増、および原価改善で下期に向けて粗利率改善を図る。また海外子会社の構造改革を継続実施する。エンタープライズ事業では、先行投資の成果として稼働率向上による粗利率向上を目指す。

第1四半期は減益だったが、期初時点で上期は投資フェーズ、下期から先行投資の収益貢献見込みとしている。通期ベースで好業績を期待したい。

■株主優待制度は毎年3月末の株主対象

株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上所有株主に対して実施している。1単元以上〜2単元未満所有株主に対しておこめギフト券3kg分、2単元以上所有株主に対しておこめギフト券6kg分を贈呈する。

■株価は戻り歩調

株価は8月安値1229円から反発して戻り歩調だ。10月2日には1722円まで上伸した。

10月4日の終値は1625円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS70円34銭で算出)は約23倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間13円で算出)は約0.8%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS154円61銭で算出)は約10.5倍、時価総額は約388億円である。

週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して先高観を強めている。上値を試す展開を期待したい。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)


[09月10日更新]

デジタルハーツホールディングスは戻り歩調、19年3月期大幅増収増益・増配予想

 デジタルハーツホールディングス<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力として、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。19年3月期大幅増収増益・増配予想である。株価は8月安値から急反発して戻り歩調だ。

■デバッグ事業が主力

 18年7月1日付でハーツユナイテッドグループがデジタルハーツホールディングスに商号変更した。

 ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション=CS、デジタルソリューションリレーション=DS、アミューズメントリレーション=AM)を主力に、総合ゲーム情報サイト運営などのメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作などのクリエイティブ事業、その他(システム開発など)も展開している。

 エンターテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。

 19年3月期からセグメント区分を、エンターテインメント事業(従来のゲームデバッグ、クリエイティブ、メディア)と、エンタープライズ事業(従来のシステムテスト、その他のシステム開発・ITサポート)に変更した。

■事業ドメイン拡大の成長戦略を加速

 アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。エンターテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。

 目標数値として3年を目標に遅くとも5年後に、売上高500億円(エンターテインメント向け事業250億円、エンタープライズ事業のシステムテスト事業100億円とITサポート・セキュリティ事業100億円、および海外事業50億円)と、EBITDA100億円の達成を目指している。M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。

 18年2月スタジオベントスタッフ社からゲーム攻略本制作事業を譲受、オプト社とゲーム攻略サイト企画・運営に係る業務提携、18年4月GNTと業務提携およびベトナムにおけるテスト専門会社設立で合意、NTT東日本と協業してセキュリティソリューションサービス「DH Secure」を提供開始した。

 18年6月には米国セキュリティベンチャー2社(クラウドソーシングセキュリティサービスのSynack社、AIによる高拡張型異常検知システムのAella Data社)と提携し、エンタープライズ分野のセキュリティ事業に本格参入、18年8月にはテスト事業のエイネットを子会社化、バルテスと業務提携した。

■19年3月期大幅増収増益・増配予想

 19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比21.0%増の210億円、営業利益が26.7%増の22億円、経常利益が24.8%増の22億24百万円、純利益が27.7%増の15億33百万円としている。配当予想は1円50銭増配の年間13円(第2四半期末6円50銭、期末6円50銭)としている。予想配当性向は18.5%となる。

 第1四半期は、売上高が前年同期比10.2%増の44億50百万円、営業利益が44.0%減の3億02百万円、経常利益が43.5%減の3億円、そして純利益が49.5%減の1億82百万円だった。売上高は第1四半期として過去最高を達成した。営業利益は人材強化などの先行投資負担で減益だったが計画水準としている。

 通期ベースでは先行投資を継続しながら過去最高の売上高と営業利益を目指す。セグメント別売上高の計画は、エンターテインメント事業が9.2%増の170億円、エンタープライズ事業が2.1倍の40億円としている。

 エンターテインメント事業では、GC(ゲームコンソール)やMS(モバイルゲーム)の売上増、および原価改善で下期に向けて粗利率改善を図る。また海外子会社の構造改革を継続実施する。エンタープライズ事業では、先行投資の成果として稼働率向上による粗利率向上を目指す。

 第1四半期は減益だったが、期初時点で上期は投資フェーズ、下期から先行投資の収益貢献見込みとしている。通期ベースで好業績を期待したい。

■株主優待制度は毎年3月末の株主対象

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上所有株主に対して実施している。1単元以上〜2単元未満所有株主に対しておこめギフト券3kg分、2単元以上所有株主に対しておこめギフト券6kg分を贈呈する。

■株価は戻り歩調

 5月16日に第三者割当(ドイツ銀行ロンドン支店)による第4回〜第6回新株予約権の発行、および新株予約権買取契約(ターゲット・イシュー・プログラム「TIP」)締結を発表した。潜在株式数は合計408万株である。

 株価は8月13日の年初来安値1229円から急反発して戻り歩調だ。9月5日には1583円まで上伸した。

 9月7日の終値は1501円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS70円34銭で算出)は約21倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間13円で算出)は約0.9%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS154円61銭で算出)は約9.7倍、時価総額は約359億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線突破の動きを強めている。出直りを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[7月09日更新]

デジタルハーツホールディングスは調整一巡して反発期待、19年3月期大幅増収増益・増配予想

 デジタルハーツホールディングス(ハーツユナイテッドグループが18年7月1日付で商号変更)<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力として、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。19年3月期大幅増収増益・増配予想である。株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、調整一巡感して反発を期待したい。なお8月10日に第1四半期決算発表を予定している。

■デバッグ事業が主力、ゲームデバッグの国内シェア1位

 18年7月1日付でハーツユナイテッドグループがデジタルハーツホールディングスに商号変更した。

 ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション=CS、デジタルソリューションリレーション=DS、アミューズメントリレーション=AM)を主力に、総合ゲーム情報サイト運営などのメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作などのクリエイティブ事業、その他(システム開発など)も展開している。

 エンターテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。

 18年3月期売上構成比(連結調整前)はデバッグ事業82%、メディア事業4%、クリエイティブ事業10%、その他5%だった。なお19年3月期からセグメント区分を、エンターテインメント事業(従来のゲームデバッグ、クリエイティブ、メディア)と、エンタープライズ事業(従来のシステムテスト、その他のシステム開発・ITサポート)に変更する。

■事業ドメイン拡大の成長戦略を加速

 アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速する方針だ。エンターテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。

 目標数値として3年を目標に遅くとも5年後に、売上高500億円(エンターテインメント向け事業250億円、エンタープライズ事業のシステムテスト事業100億円とITサポート・セキュリティ事業100億円、および海外事業50億円)と、EBITDA100億円の達成を目指している。M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。

 18年2月スタジオベントスタッフ社からゲーム攻略本制作事業を譲受、オプト社とゲーム攻略サイト企画・運営に係る業務提携、18年4月GNTと業務提携およびベトナムにおけるテスト専門会社設立で合意、NTT東日本と協業してセキュリティソリューションサービス「DH Secure」の提供を開始した。

 18年6月には米国セキュリティベンチャー2社(クラウドソーシングセキュリティサービスのSynack社、AIによる高拡張型異常検知システムのAella Data社)と提携し、エンタープライズ分野における事業拡大に向けてセキュリティ事業に本格参入すると発表した。なお18年5月に資本業務提携で基本合意(出資比率15%)したバルテスの株式取得は6月29日から8月31日に変更した。

■19年3月期大幅増収増益・増配予想

 19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比21.0%増の210億円、営業利益が26.7%増の22億円、経常利益が24.8%増の22億24百万円、純利益が27.7%増の15億33百万円としている。先行投資を継続しながら過去最高の売上高と営業利益を目指す。

 セグメント別売上高の計画は、エンターテインメント事業が6.5%増の165億83百万円、エンタープライズ事業が2.3倍の44億16百万円としている。配当予想1円50銭増配の年間13円(第2四半期末6円50銭、期末6円50銭)で、予想配当性向は18.5%となる。

 エンターテインメント事業では、GC(ゲームコンソール)やMS(モバイルゲーム)の売上増、および原価改善で下期に向けて粗利率改善を図る。また海外子会社の構造改革を継続実施する。エンタープライズ事業では、先行投資の成果として稼働率向上による増収増益の実現を目指す。成長を加速させるためのアライアンスも推進する。

 なお上期は投資フェーズで、下期から収益に貢献する見込みとしている。通期ベースで好業績を期待したい。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上所有株主に対して実施している。1単元以上〜2単元未満所有株主に対しておこめギフト券3kg分、2単元以上所有株主に対しておこめギフト券6kg分を贈呈する。

■株価は調整一巡して反発期待

 5月16日に第三者割当割当予定先はドイツ銀行ロンドン支店)による第4回〜第6回新株予約権の発行、および新株予約権買取契約(ターゲット・イシュー・プログラム「TIP」)締結を発表した。新株予約権数は合計4万800個で、潜在株式数は合計408万株となる。

 株価は4月の戻り高値圏1800円台から反落し、地合い悪化も影響して7月5日の1441円まで水準を切り下げた。

 7月6日の終値1483円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS70円34銭で算出)は約21倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間13円で算出)は約0.9%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS154円61銭で算出)は約9.6倍である。時価総額は約354億円である。

 週足チャートで見ると、大勢1400円〜1900円近辺のボックスレンジ下限に接近した形だ。調整一巡してレンジ下限から反発を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月18日更新]

ハーツユナイテッドグループは調整一巡感、19年3月期大幅増収増益・増配予想

 ハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力として、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。19年3月期大幅増収増益・増配予想である。なお18年7月1日付で商号をデジタルハーツホールディングスに変更する。株価は戻り高値圏から反落したが調整一巡感を強めている。

■デバッグ事業が主力、ゲームデバッグの国内シェア1位

 ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション=CS、デジタルソリューションリレーション=DS、アミューズメントリレーション=AM)を主力に、総合ゲーム情報サイト運営などのメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作などのクリエイティブ事業、その他(システム開発など)も展開している。

 エンターテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。18年3月期の売上構成比(連結調整前)はデバッグ事業82%、メディア事業4%、クリエイティブ事業10%、その他5%だった。

 なお18年7月1日付で商号をデジタルハーツホールディングスに変更する。また19年3月期からセグメント区分を、エンターテインメント事業(従来のゲームデバッグ、クリエイティブ、メディア)と、エンタープライズ事業(従来のシステムテスト、その他のシステム開発・ITサポート)に変更する。

■事業ドメイン拡大の成長戦略を加速

 アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速する方針だ。エンターテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。

 目標数値として3年を目標に遅くとも5年後に、売上高500億円(エンターテインメント向け事業250億円、エンタープライズ事業のシステムテスト事業100億円とITサポート・セキュリティ事業100億円、および海外事業50億円)と、EBITDA100億円の達成を目指している。M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。

 18年2月スタジオベントスタッフ社からゲーム攻略本制作事業を譲受、オプト社とゲーム攻略サイト企画・運営に係る業務提携、18年4月GNTと業務提携およびベトナムにおけるテスト専門会社設立で合意、NTT東日本と協業してセキュリティソリューションサービス「DH Secure」の提供を開始、18年5月バルテスと資本業務提携(出資比率15%、6月29日取得予定)で基本合意した。

 6月6日には米国セキュリティベンチャー2社(クラウドソーシングセキュリティサービスのSynack社、AIによる高拡張型異常検知システムのAella Data社)と提携し、エンタープライズ分野における事業拡大に向けてセキュリティ事業に本格参入すると発表した。

■19年3月期大幅増収増益・増配予想

 19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比21.0%増の210億円、営業利益が26.7%増の22億円、経常利益が24.8%増の22億24百万円、純利益が27.7%増の15億33百万円としている。先行投資を継続しながら過去最高の売上高と営業利益を目指す。

 セグメント別売上高の計画は、エンターテインメント事業が6.5%増の165億83百万円、エンタープライズ事業が2.3倍の44億16百万円としている。

 エンターテインメント事業では、GC(ゲームコンソール)やMS(モバイルゲーム)の売上増、および原価改善で下期に向けて粗利率改善を図る。また海外子会社の構造改革を継続実施する。エンタープライズ事業では、先行投資の成果として稼働率向上による増収増益の実現を目指す。成長を加速させるためのアライアンスも推進する。なお上期は投資フェーズで、下期から収益に貢献する見込みとしている。

 19年3月期の配当予想は18年3月期比1円50銭増配の年間13円(第2四半期末6円50銭、期末6円50銭)としている。予想配当性向は18.5%となる。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上所有株主に対して実施している。1単元以上〜2単元未満所有株主に対しておこめギフト券3kg分、2単元以上所有株主に対しておこめギフト券6kg分を贈呈する。

■株価は調整一巡感

 5月16日に第三者割当割当予定先はドイツ銀行ロンドン支店)による第4回〜第6回新株予約権の発行、および新株予約権買取契約(ターゲット・イシュー・プログラム「TIP」)締結を発表した。新株予約権数は合計4万800個で、潜在株式数は合計408万株となる。

 株価は4月の戻り高値圏1800円台から反落したが、1600円近辺から切り返して調整一巡感を強めている。

 6月18日の終値1699円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS70円34銭で算出)は約24倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間13円で算出)は約0.8%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS154円61銭で算出)は約11倍である。時価総額は約406億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線回復の動きを強めている。出直りを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[5月21日更新]

ハーツユナイテッドグループは売り一巡して反発期待、19年3月期は大幅増収増益・増配予想

 ハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力として、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。18年3月期は先行投資負担などで営業減益だったが、19年3月期は大幅増収増益・増配予想である。なお18年7月1日付で商号をデジタルハーツホールディングスに変更する。株価は決算発表を機に反落したが、目先的な売り一巡して反発を期待したい。

■デバッグ事業が主力、ゲームデバッグの国内シェア1位

 ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション=CS、デジタルソリューションリレーション=DS、アミューズメントリレーション=AM)を主力としている。総合ゲーム情報サイト運営などのメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作などのクリエイティブ事業、その他(システム開発など)も展開している。

 エンターテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。18年3月期の売上構成比(連結調整前)はデバッグ事業が82%、メディア事業が4%、クリエイティブ事業が10%、その他が5%だった。

 なお18年7月1日付で商号をデジタルハーツホールディングスに変更する。また19年3月期からセグメント区分を、エンターテインメント事業(従来のゲームデバッグ、クリエイティブ、メディア)と、エンタープライズ事業(従来のシステムテスト、その他のシステム開発・ITサポート)に変更する。

■事業ドメイン拡大の成長戦略を加速

 17年6月に玉塚元一代表取締役CEOが就任し、新経営体制下で「第2創業期」と位置付けて経営改革を実施し、既存事業への成長投資や新規分野へのチャレンジなど新たな取り組みを開始している。

 事業戦略としては、アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメインを拡大して成長を加速させる方針だ。エンターテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。

 目標数値として3年を目標に遅くとも5年以内に、売上高500億円(エンターテインメント向け事業250億円、システムテスト事業100億円、ITサポート・セキュリティ事業100億円、海外事業50億円)と、EBITDA100億円の達成を目指している。M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。

 17年9月テクニカルサポート分野でNTTマーケティングアクトと協業、17年11月システムテスト分野でマイクロフォーカスエンタープライズおよび日本ヒューレット・パカードと協業、セキュリティ分野でエフセキュアと協業、18年2月スタジオベントスタッフ社からのゲーム攻略本制作事業を譲受、オプト社とゲーム攻略サイト企画・運営に係る業務提携契約を締結した。

 18年4月には、GNTと業務提携およびベトナムにおけるテスト専門会社設立で合意、NTT東日本と協業してセキュリティ事業を本格化、セキュリティソリューションサービス「DH Secure」の提供を開始した。5月11日にはバルテスと資本業務提携(出資比率15%、6月29日取得予定)に関する基本合意書締結を発表した。

■18年3月期営業減益だが、19年3月期は大幅増収増益・増配予想

 18年3月期の連結業績は、売上高が17年3月期比12.4%増の173億53百万円、営業利益が9.0%減の17億35百万円、経常利益が10.7%減の17億82百万円、純利益が51.0%増の12億円だった。

 事業別の売上は、デバッグ事業が16.3%増収(CSが19.8%増収、DSが21.0%増収、AMが9.3%減収)で、メディア事業が15.2%増収、クリエイティブ事業が19.4%増収、その他が31.8%減収だった。売上高は概ね計画水準で過去最高だったが、営業利益と経常利益は増益予想から一転して減益での着地となった。

 メディア事業で18年1月に初開催した格闘ゲーム大会のスポンサー収入が想定を下回ったこと、運営コストが想定以上に嵩んだこと、デバッグ事業の新規領域であるエンタープライズ分野への積極的な先行投資を実施したことが影響した。売上総利益率は28.6%で0.6ポイント低下、販管費比率は18.6%で1.8ポイント上昇した。純利益は減損損失が大幅に減少したため大幅増益だった。

 19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比21.0%増の210億円、営業利益が26.7%増の22億円、経常利益が24.8%増の22億24百万円、純利益が27.7%増の15億33百万円としている。売上高、営業利益は過去最高更新予想である。

 エンターテインメント事業では、GC(ゲームコンソール)やMS(モバイルゲーム)の売上増、および原価率改善を図る。エンタープライズ事業では先行投資の成果として稼働率向上を推進する。なお上期は引き続き投資フェーズで、下期から収益に貢献する見込みとしている。

 18年3月期の配当は年間11円50銭(第2四半期末5円50銭、期末6円)とした。17年3月期(16年10月1日付株式2分割を考慮して年間11円50銭に換算)と実質同額となる。19年3月期の配当予想は18年3月期比1円50銭増配の年間13円(第2四半期末6円50銭、期末6円50銭)としている。予想配当性向は18.5%となる。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上所有株主に対して実施している。1単元以上〜2単元未満所有株主に対しておこめギフト券3kg分、2単元以上所有株主に対しておこめギフト券6kg分を贈呈する。

■株価は売り一巡して反発期待

 5月16日に第三者割当割当予定先はドイツ銀行ロンドン支店)による第4回〜第6回新株予約権の発行、および新株予約権買取契約(ターゲット・イシュー・プログラム「TIP」)締結を発表した。新株予約権数は合計4万800個で、潜在株式数は合計408万株となる。

 株価は決算発表を機に戻り高値圏1800円台から反落したが、2月安値1402円まで下押すことなく、1600円近辺から切り返す動きだ。

 5月18日の終値1697円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS70円34銭で算出)は約24倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間13円で算出)は約0.8%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS154円61銭で算出)は約11倍である。時価総額は約405億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、目先的な売り一巡して反発を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月10日更新]

ハーツユナイテッドグループは戻り歩調、18年3月期増収増益予想で19年3月期も収益拡大期待

 ハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力に、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。18年3月期2桁増収増益予想である。そして19年3月期も一段の収益拡大が期待される。株価は戻り歩調だ。

■デバッグ事業が主力、ゲームデバッグの国内シェア1位

 ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション、デジタルソリューションリレーション、およびアミューズメントリレーション)を主力(17年3月期売上構成比79%)として、総合ゲーム情報サイト運営等のメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作等のクリエイティブ事業、システム開発等のその他事業も展開している。

 エンタテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。

■事業ドメイン拡大の成長戦略を加速

 17年6月に玉塚元一代表取締役CEOが就任し、新経営体制下で「第2創業期」と位置付けて経営改革を実施し、既存事業への成長投資や新規分野へのチャレンジなど新たな取り組みを開始している。

 事業戦略としては、アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメインを拡大して成長を加速させる方針だ。エンタテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。

 目標数値としては3年を目標に遅くとも5年以内に、売上高500億円(エンタテインメント向け事業250億円、システムテスト事業100億円、ITサポート・セキュリティ事業100億円、海外事業50億円)と、EBITDA100億円の達成を目指している。M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。

 17年9月にはテクニカルサポート分野においてNTTマーケティングアクトと協業、17年11月にはシステムテスト分野においてマイクロフォーカスエンタープライズおよび日本ヒューレット・パカードと協業、セキュリティ分野においてエフセキュアと協業した。

 18年2月にはスタジオベントスタッフ社からのゲーム攻略本制作事業の譲受、およびオプト社とのゲーム攻略サイト企画・運営に係る業務提携契約締結を発表した。ゲーム攻略サイトは18年春のオープンを予定している。

 18年3月には子会社フレイムハーツが、スクウェア・エニックスの新作モバイルゲームアプリ「IDOL FANTSAY」の2D・3Dグラフィック制作など主要部分を開発した。

■18年3月期2桁増収増益予想

 18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比14.1%増の176億22百万円、営業利益が15.4%増の22億円、経常利益が11.4%増の22億25百万円、純利益が73.8%増の13億82百万円としている。第2創業期として新たな成長ステージを目指し、2桁増収増益予想である。

 配当予想は年間11円50銭(第2四半期末5円50銭、期末6円)としている。17年3月期(16年10月1日付株式2分割を考慮して年間11円50銭に換算)と同額となる。予想配当性向は18.1%となる。

 第3四半期累計は売上高が前年同期比11.6%増の129億60百万円、営業利益が10.7%増の15億51百万円、経常利益が7.4%増の15億67百万円、純利益が20.6%増の10億03百万円だった。

 ゲーム市場の好況を背景に、第3四半期累計として売上高、営業利益とも過去最高だった。主力のデバッグ事業が17.3%増収、10.9%営業増益と好調に推移して全体を牽引した。全リレーションが2桁増収だった。またクリエイティブ事業の収益性が大幅改善して黒字化したことも寄与した。売上総利益率は29.9%で0.9ポイント上昇、販管費比率は17.9%で1.0ポイント上昇した。

 通期でも主力のデバッグ事業の2桁伸長を見込んでいる。また成長余地の大きいシステムテスト分野など事業ドメイン拡大戦略を加速する。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高73.5%、営業利益70.5%、経常利益70.4%、純利益72.6%と概ね順調である。

 通期ベースでも好業績が期待される。さらに事業ドメイン拡大に向けた先行投資の成果で19年3月期は一段の収益拡大が期待される。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上所有株主に対して実施している。1単元以上〜2単元未満所有株主に対しておこめギフト券3kg分、2単元以上所有株主に対しておこめギフト券6kg分を贈呈する。

■株価は戻り歩調

 株価は2月安値1402円から切り返して4月9日には1844円まで上伸した。戻り歩調だ。

 4月9日の終値1819円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想連結EPS63円64銭で算出)は約29倍、前期推定配当利回り(会社予想の年間11円50銭で算出)は約0.6%、前々期実績連結PBR(前々期実績連結BPS119円96銭で算出)は約15倍である。時価総額は約435億円である。

 週足チャートで見るとボックスレンジ下限から切り返して26週移動平均線を突破した。上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月20日更新]

ハーツユナイテッドグループはレンジ下限から戻り歩調、18年3月期2桁増収増益予想、事業ドメイン拡大戦略を加速

 ハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力に、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。18年3月期2桁増収増益予想である。そして19年3月期は、事業ドメイン拡大に向けた先行投資の成果で一段の収益拡大が期待される。株価はボックスレンジ下限から切り返して戻り歩調の展開だ。
 
■デバッグ事業が主力、ゲームデバッグの国内シェア1位
 
 ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション、デジタルソリューションリレーション、およびアミューズメントリレーション)を主力(17年3月期売上構成比79%)として、総合ゲーム情報サイト運営等のメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作等のクリエイティブ事業、システム開発等のその他事業も展開している。
 
 エンタテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。
 
■事業ドメイン拡大の成長戦略を加速
 
 17年6月に玉塚元一代表取締役CEOが就任し、新経営体制下で「第2創業期」と位置付けて経営改革を実施し、既存事業への成長投資や新規分野へのチャレンジなど新たな取り組みを開始している。
 
 事業戦略としては、アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメインを拡大して成長を加速させる方針だ。エンタテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。
 
 目標数値としては3年を目標に遅くとも5年以内に、売上高500億円(エンタテインメント向け事業250億円、システムテスト事業100億円、ITサポート・セキュリティ事業100億円、海外事業50億円)と、EBITDA100億円の達成を目指している。M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。
 
 17年9月にはテクニカルサポート分野においてNTTマーケティングアクトと協業、17年11月にはシステムテスト分野においてマイクロフォーカスエンタープライズおよび日本ヒューレット・パカードと協業、セキュリティ分野においてエフセキュアと協業した。
 
 18年2月にはスタジオベントスタッフ社からのゲーム攻略本制作事業の譲受、およびオプト社とのゲーム攻略サイト企画・運営に係る業務提携契約締結を発表した。ゲーム攻略サイトは18年春のオープンを予定している。
 
 3月8日には子会社フレイムハーツが、スクウェア・エニックスの新作モバイルゲームアプリ「IDOL FANTSAY」の2D・3Dグラフィック制作など主要部分を開発したと発表している。
 
■18年3月期2桁増収増益予想
 
 18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比14.1%増の176億22百万円、営業利益が15.4%増の22億円、経常利益が11.4%増の22億25百万円、純利益が73.8%増の13億82百万円としている。第2創業期として新たな成長ステージを目指し、2桁増収増益予想である。
 
 配当予想は年間11円50銭(第2四半期末5円50銭、期末6円)としている。17年3月期(16年10月1日付株式2分割を考慮して年間11円50銭に換算)と同額となる。予想配当性向は18.1%となる。
 
 第3四半期累計は売上高が前年同期比11.6%増の129億60百万円、営業利益が10.7%増の15億51百万円、経常利益が7.4%増の15億67百万円、純利益が20.6%増の10億03百万円だった。
 
 ゲーム市場の好況を背景に、第3四半期累計として売上高、営業利益とも過去最高だった。主力のデバッグ事業が17.3%増収、10.9%営業増益と好調に推移して全体を牽引した。全リレーションが2桁増収だった。またクリエイティブ事業の収益性が大幅改善して黒字化したことも寄与した。売上総利益率は29.9%で0.9ポイント上昇、販管費比率は17.9%で1.0ポイント上昇した。
 
 通期でも主力のデバッグ事業の2桁伸長を見込んでいる。また成長余地の大きいシステムテスト分野など事業ドメイン拡大戦略を加速する。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高73.5%、営業利益70.5%、経常利益70.4%、純利益72.6%と概ね順調である。
 
 通期ベースでも好業績が期待される。さらに事業ドメイン拡大に向けた先行投資の成果で19年3月期は一段の収益拡大が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上所有株主に対して実施している。1単元以上〜2単元未満所有株主に対しておこめギフト券3kg分、2単元以上所有株主に対しておこめギフト券6kg分を贈呈する。
 
■株価はボックスレンジ下限から切り返して戻り歩調
 
 株価は地合い悪化が影響した2月15日の直近安値1402円から切り返し、3月16日には1777円まで上伸した。戻り歩調だ。
 
 3月19日の終値1669円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS63円64銭で算出)は26〜27倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間11円50銭で算出)は0.7%近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS119円96銭で算出)は14倍近辺である。時価総額は約399億円である。
 
 週足チャートで見ると、大勢1400円〜1800円近辺のボックスレンジ下限から切り返した形だ。そして26週移動平均線突破の動きを強めている。戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月02日更新]

ハーツユナイテッドグループは売り一巡して出直り、18年3月期2桁増収増益予想で事業ドメイン拡大戦略を加速

 ハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力に、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。18年3月期第3四半期累計は過去最高だった。そして通勤も2桁増収増益予想である。株価は地合い悪化で戻り高値圏から急反落したが、売り一巡して出直りの動きを強めている。
 
■デバッグ事業が主力、ゲームデバッグの国内シェア1位
 
 ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション、デジタルソリューションリレーション、およびアミューズメントリレーション)を主力(17年3月期売上構成比79%)として、総合ゲーム情報サイト運営等のメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作等のクリエイティブ事業、システム開発等のその他事業も展開している。
 
 エンタテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。
 
■事業ドメイン拡大の成長戦略を加速
 
 17年6月に玉塚元一代表取締役CEOが就任し、新経営体制下で「第2創業期」と位置付けて経営改革を実施し、既存事業への成長投資や新規分野へのチャレンジなど新たな取り組みを開始している。
 
 事業戦略としては、アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメインを拡大して成長を加速させる方針だ。エンタテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。
 
 目標数値としては、3年を目標に遅くとも5年以内に、売上高500億円(エンタテインメント向け事業250億円、システムテスト事業100億円、ITサポート・セキュリティ事業100億円、海外事業50億円)と、EBITDA100億円の達成を目指す。M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。
 
 17年9月にはテクニカルサポート分野においてNTTマーケティングアクトと協業、17年11月にはシステムテスト分野においてマイクロフォーカスエンタープライズおよび日本ヒューレット・パカードと協業、セキュリティ分野においてエフセキュアと協業した。
 
 18年2月にはスタジオベントスタッフ社からのゲーム攻略本制作事業の譲受、およびオプト社とのゲーム攻略サイト企画・運営に係る業務提携契約締結を発表した。ゲーム攻略サイトは18年春のオープンを予定している。
 
■18年3月期3Q累計は過去最高、通期も2桁増収増益予想
 
 18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比14.1%増の176億22百万円、営業利益が15.4%増の22億円、経常利益が11.4%増の22億25百万円、純利益が73.8%増の13億82百万円としている。第2創業期として新たな成長ステージを目指し、2桁増収増益予想である。
 
 配当予想は年間11円50銭(第2四半期末5円50銭、期末6円)としている。16年10月1日付株式2分割を考慮して17年3月期を年間11円50銭に換算すると、前期と同額となる。予想配当性向は18.1%となる。
 
 第3四半期累計は売上高が前年同期比11.6%増の129億60百万円、営業利益が10.7%増の15億51百万円、経常利益が7.4%増の15億67百万円、純利益が20.6%増の10億03百万円だった。
 
 ゲーム市場の好況を背景に、第3四半期累計として売上高、営業利益とも過去最高だった。主力のデバッグ事業が17.3%増収、10.9%営業増益と好調に推移して全体を牽引した。全リレーションが2桁増収だった。またクリエイティブ事業の収益性が大幅改善して黒字化したことも寄与した。売上総利益率は29.9%で0.9ポイント上昇、販管費比率は17.9%で1.0ポイント上昇した。
 
 通期でも主力のデバッグ事業の2桁伸長を見込んでいる。また成長余地の大きいシステムテスト分野など事業ドメイン拡大戦略を加速する。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高73.5%、営業利益70.5%、経常利益70.4%、純利益72.6%と概ね順調である。
 
 通期ベースでも好業績が期待される。さらに事業ドメイン拡大に向けた先行投資の成果で19年3月期は一段の収益拡大が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上所有株主に対して実施している。1単元以上〜2単元未満所有株主に対しておこめギフト券3kg分、2単元以上所有株主に対しておこめギフト券6kg分を贈呈する。
 
■株価は地合い悪化の売り一巡して出直り
 
 株価は地合い悪化で戻り高値圏1900円近辺から急反落したが、2月15日の直近安値1402円から切り返している。地合い悪化の売りが一巡して出直る形だ。
 
 3月1日の終値1568円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS63円64銭で算出)は24〜25倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間11円50銭で算出)は0.7%近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS119円96銭で算出)は13倍近辺である。時価総額は約375億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、1400円近辺が下値支持線の形だ。戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[1月24日更新]

ハーツユナイテッドグループは16年高値が視野、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速           
 ハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力に、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。18年3月期は第2創業期と位置付けて2桁増収増益予想である。株価は昨年来高値圏で堅調だ。そして16年9月の上場来高値が視野に入ってきた。なお2月9日に第3四半期決算発表を予定している。
 
■デバッグ事業が主力、ゲームデバッグの国内シェア1位
 
 ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション、デジタルソリューションリレーション、およびアミューズメントリレーション)を主力(17年3月期売上構成比79%)として、総合ゲーム情報サイト運営等のメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作等のクリエイティブ事業、システム開発等のその他事業も展開している。
 
 エンタテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。
 
■事業ドメイン拡大の成長戦略を加速
 
 17年6月に玉塚元一代表取締役CEOが就任し、新経営体制下で「第2創業期」と位置付けて経営改革を実施し、既存事業への成長投資や新規分野へのチャレンジなど新たな取り組みを開始している。
 
 事業戦略としては、アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメインを拡大して成長を加速させる方針だ。エンタテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。
 
 目標数値としては、3年を目標に遅くとも5年以内に、売上高500億円(エンタテインメント向け事業250億円、システムテスト事業100億円、ITサポート・セキュリティ事業100億円、海外事業50億円)と、EBITDA100億円の達成を目指す。M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。
 
 17年9月にはテクニカルサポート分野においてNTTマーケティングアクトと協業、17年11月にはシステムテスト分野においてマイクロフォーカスエンタープライズおよび日本ヒューレット・パカードと協業、セキュリティ分野においてエフセキュアと協業した。
 
■18年3月期増収増益予想
 
 18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比14.1%増の176億22百万円、営業利益が15.4%増の22億円、経常利益が11.4%増の22億25百万円、純利益が73.8%増の13億82百万円としている。第2創業期として新たな成長ステージを目指し、2桁増収増益予想である。
 
 配当予想は年間11円50銭(第2四半期末5円50銭、期末6円)としている。16年10月1日付株式2分割を考慮して17年3月期を年間11円50銭に換算すると、前期と同額となる。予想配当性向は18.1%となる。
 
 第2四半期累計は売上高が前年同期比8.8%増の82億63百万円、営業利益が14.3%増の10億03百万円、経常利益が7.8%増の10億08百万円、純利益が20.9%増の6億74百万円だった。主力のデバッグ事業が15.7%増収、17.1%営業増益と好調に推移して全体を牽引した。クリエイティブ事業の収益性改善も寄与した。
 
 通期でも主力のデバッグ事業の2桁伸長を見込んでいる。また成長余地の大きいシステムテスト分野など事業ドメイン拡大戦略を加速し、先行投資負担を吸収する。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高46.9%、営業利益45.6%、経常利益45.3%、純利益48.8%と概ね順調である。通期ベースでも好業績が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上所有株主に対して実施している。1単元以上〜2単元未満所有株主に対しておこめギフト券3kg分、2単元以上所有株主に対しておこめギフト券6kg分を贈呈する。
 
■株価は昨年来高値圏で堅調、17年9月高値が視野
 
 株価は1月17日に昨年来高値1889円まで上伸した。その後も高値圏で堅調に推移している。そして17年9月高値2200円が視野に入ってきた。
 
 1月23日の終値1826円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS63円64銭で算出)は28〜29倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間11円50銭で算出)は0.6%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS119円96銭で算出)は15倍近辺である。時価総額は約436億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月28日更新]

ハーツユナイテッドグループは自律調整一巡して上値試す、18年3月期2桁増収増益予想で成長戦略も加速

ハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力に、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。18年3月期は第2創業期と位置付けて2桁増収増益予想である。株価は自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。
 
■デバッグ事業が主力、ゲームデバッグの国内シェア1位
 
 ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション、デジタルソリューションリレーション、およびアミューズメントリレーション)を主力(17年3月期売上構成比79%)として、総合ゲーム情報サイト運営等のメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作等のクリエイティブ事業、システム開発等のその他事業も展開している。
 
 エンタテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。
 
■事業ドメイン拡大の成長戦略を加速
 
 17年6月に玉塚元一代表取締役CEOが就任し、新経営体制下で「第2創業期」と位置付けて経営改革を実施し、既存事業への成長投資や新規分野へのチャレンジなど新たな取り組みを開始している。
 
 事業戦略としては、アウトソースニーズの拡大という環境変化に対応し、事業ドメインを拡大して成長を加速させる方針だ。エンタテインメント分野では、ゲームを中心にデバッグサービスの収益機会を拡大するとともに、クリエイティブメディアやカスタマーサポートの分野にも事業を拡大する。またゲームデバッグでのIT技術、豊富な人材、ノウハウを活用して、システムテスト、ITサポート、セキュリティといったエンタープライズ分野の新市場開拓も加速している。
 
 目標数値としては、3年を目標に遅くとも5年以内に、売上高500億円(エンタテインメント向け事業250億円、システムテスト事業100億円、ITサポート・セキュリティ事業100億円、海外事業50億円)と、EBITDA100億円の達成を目指す。
 
 M&Aやアライアンスも積極活用し、人によるテストと自動化・AIによる効率的なテストを組み合わせた総合的なソリューションを実現する方針だ。
 
 17年9月にはテクニカルサポート分野におけるNTTマーケティングアクトとの協業、17年11月にはシステムテスト分野におけるマイクロフォーカスエンタープライズおよび日本ヒューレット・パカードとの3社協業、セキュリティ分野におけるエフセキュアとの協業を発表している。
 
■18年3月期増収増益予想
 
 18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比14.1%増の176億22百万円、営業利益が15.4%増の22億円、経常利益が11.4%増の22億25百万円、純利益が73.8%増の13億82百万円としている。第2創業期として新たな成長ステージを目指し、2桁増収増益予想である。
 
 配当予想は年間11円50銭(第2四半期末5円50銭、期末6円)としている。16年10月1日付株式2分割を考慮して17年3月期を年間11円50銭に換算すると、前期と同額となる。予想配当性向は18.1%となる。
 
 第2四半期累計は売上高が前年同期比8.8%増の82億63百万円、営業利益が14.3%増の10億03百万円、経常利益が7.8%増の10億08百万円、純利益が20.9%増の6億74百万円だった。主力のデバッグ事業が15.7%増収、17.1%営業増益と好調に推移して全体を牽引した。クリエイティブ事業の収益性改善も寄与した。
 
 通期でも主力のデバッグ事業の2桁伸長を見込んでいる。また成長余地の大きいシステムテスト分野など事業ドメイン拡大戦略を加速し、先行投資負担を吸収する。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高46.9%、営業利益45.6%、経常利益45.3%、純利益48.8%と概ね順調である。通期ベースでも好業績が期待される。
 
■株主優待制度は毎年3月末に実施
 
 株主優待制度は毎年3月31日現在の1単元(100株)以上所有株主に対して実施している。1単元以上〜2単元未満所有株主に対しておこめギフト券3kg分、2単元以上所有株主に対しておこめギフト券6kg分を贈呈する。
 
■株価は自律調整一巡して上値試す
 
 株価は11月の年初来高値1885円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押す動きは見られない。自律調整の範囲だろう。
 
 12月26日の終値1710円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS63円64銭で算出)は26〜27倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間11円50銭で算出)は0.7%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS119円96銭で算出)は14倍近辺である。時価総額は約409億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)

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