[3753]フライトホールディングス

[1月26日更新]

フライトホールディングスは基調転換の動き、電子決済ソリューションが牽引して中期収益拡大期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)は、電子決済ソリューションなどのサービス事業を主力としている。18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想だが、中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。株価は調整一巡して基調転換の動きを強めている。なお2月8日に第3四半期決算発表を予定している。
 
■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開
 
 傘下のフライトシステムコンサルティングがシステム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業、イーシー・ライダーがB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比は、C&S事業が23%、サービス事業が74%、ECソリューション事業が3%だった。収益面ではサービス事業における大型案件によって変動する特性が強い。
 
■C&S事業はPepper関連を強化
 
 C&S事業では、ソフトバンクロボティクスの人型ロボットPepperの法人モデル「Pepper for Biz」に関して、17年2月新サービスとしてコンテンツマネージメントソリューション「Scenaria」をジエナ社と共同開発した。そしてロボアプリ開発者を支援する「Pepperパートナープログラム」において「ロボパートナー」認定を取得している。またソフトバンクと日本IBMが共同で行う「IBM Watson エコシステムプログラム」に参画し、ビジネスおよびテクノロジーパートナーに選定されている。
 
 17年11月にはAIとロボットを医療で活用するため、東京慈恵医科大学先端医療情報技術研究講座およびジェナ社と、医療機関で「Pepper」を使ったコミュニケーションシステムに関する共同研究を行うと発表した。
 
■電子決済ソリューションはマルチ決済端末など展開
 
 電子決済ソリューション事業では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開し、電子決済事業に関して複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許、複数加盟店の切り替えに関する特許を取得している。
 
 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。
 
 16年3月には、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末の新製品「incredist premium」の販売を開始した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。
 
 16年12月にはMastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得、17年5月にはJCBのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、17年6月にはDiscoverのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、中国銀聯のコンタクトレスEMVのブランド認定を取得した。
 
■18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想
 
 今期(18年3月期)連結業績予想(5月15日公表)は売上高が前期(17年3月期)比20.7%減の25億円、営業利益が56.0%減の2億60百万円、経常利益が56.2%減の2億50百万円、純利益が50.9%減の2億円としている。配当は無配継続としている。
 
 第2四半期累計は売上高が前年同期比1.4%増の10億52百万円、営業利益が48.5%減の63百万円、経常利益が33.3%減の73百万円、そして純利益が40.9%減の57百万円だった。利益は計画超だった。モバイル決済ソリューションに係る開発費が想定を下回った。
 
 通期は前期計上の大型案件の反動で減収減益予想である。サービス事業は第1四半期に既存大口顧客向け「incredist」追加納品を計上し、第2四半期累計でも大幅増収増益だったが、通期ベースでは顧客の導入スケジュールが流動的としている。ただし中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。
 
■株価は基調転換の動き
 
 株価は水準を切り下げたが、12月25日と26日の昨年来安値643円から切り返して基調転換の動きを強めている。1月17日には850円まで上伸した。
 
 1月25日の終値788円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS21円15銭で算出)は37倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS75円94銭で算出)は10.4倍近辺である。時価総額は約75億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線を突破した。さらに26種移動平均線突破の動きを強めている。基調転換して出直りが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月29日更新]

フライトホールディングスは電子決済ソリューションが牽引して中期収益拡大期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)は、電子決済ソリューションなどのサービス事業を主力としている。18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想だが、中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。株価は水準を切り下げたが、ほぼ底値圏だろう。
 
■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開
 
 傘下のフライトシステムコンサルティングがシステム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業、イーシー・ライダーがB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比は、C&S事業が23%、サービス事業が74%、ECソリューション事業が3%だった。収益面ではサービス事業における大型案件によって変動する特性が強い。
 
■C&S事業はPepper関連を強化
 
 C&S事業では、ソフトバンクロボティクスの人型ロボットPepperの法人モデル「Pepper for Biz」に関して、17年2月新サービスとしてコンテンツマネージメントソリューション「Scenaria」をジエナ社と共同開発した。そしてロボアプリ開発者を支援する「Pepperパートナープログラム」において「ロボパートナー」認定を取得している。またソフトバンクと日本IBMが共同で行う「IBM Watson エコシステムプログラム」に参画し、ビジネスおよびテクノロジーパートナーに選定されている。
 
 17年11月にはAIとロボットを医療で活用するため、東京慈恵医科大学先端医療情報技術研究講座およびジェナ社と、医療機関で「Pepper」を使ったコミュニケーションシステムに関する共同研究を行うと発表した。
 
■電子決済ソリューションはマルチ決済端末など展開
 
 電子決済ソリューション事業では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開し、電子決済事業に関して複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許、複数加盟店の切り替えに関する特許を取得している。
 
 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。
 
 16年3月には、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末の新製品「incredist premium」の販売を開始した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。
 
 16年12月にはMastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得、17年5月にはJCBのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、17年6月にはDiscoverのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、中国銀聯のコンタクトレスEMVのブランド認定を取得した。
 
■18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想
 
 今期(18年3月期)連結業績予想(5月15日公表)は売上高が前期(17年3月期)比20.7%減の25億円、営業利益が56.0%減の2億60百万円、経常利益が56.2%減の2億50百万円、純利益が50.9%減の2億円としている。配当は無配継続としている。
 
 第2四半期累計は売上高が前年同期比1.4%増の10億52百万円、営業利益が48.5%減の63百万円、経常利益が33.3%減の73百万円、そして純利益が40.9%減の57百万円だった。利益は計画超だった。モバイル決済ソリューションに係る開発費が想定を下回った。
 
 通期は前期計上の大型案件の反動で減収減益予想である。サービス事業は第1四半期に既存大口顧客向け「incredist」追加納品を計上し、第2四半期累計でも大幅増収増益だったが、通期ベースでは顧客の導入スケジュールが流動的としている。ただし中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。
 
■株価はほぼ底値圏
 
 株価は12月25日と26日に年初来安値となる643円まで水準を切り下げた。
 
 12月28日の終値680円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS21円15銭で算出)は18倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS75円94銭で算出)は9.0倍近辺である。時価総額は約64億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線が抵抗線の形だが、ほぼ底値圏だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月30日更新]

フライトホールディングスは売られ過ぎ感、電子決済ソリューションが牽引して中期収益拡大期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)は、電子決済ソリューションなどのサービス事業を主力としている。18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想だが、中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。株価は水準を切り下げて年初来安値圏だが、売られ過ぎ感も強めている。
 
■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開
 
 傘下のフライトシステムコンサルティングがシステム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業、イーシー・ライダーがB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比は、C&S事業が23%、サービス事業が74%、ECソリューション事業が3%だった。収益面ではサービス事業における大型案件によって変動する特性が強い。
 
■C&S事業はPepper関連を強化
 
 C&S事業では、ソフトバンクロボティクスの人型ロボットPepperの法人モデル「Pepper for Biz」に関して、17年2月新サービスとしてコンテンツマネージメントソリューション「Scenaria」をジエナ社と共同開発した。そしてロボアプリ開発者を支援する「Pepperパートナープログラム」において「ロボパートナー」認定を取得している。またソフトバンクと日本IBMが共同で行う「IBM Watson エコシステムプログラム」に参画し、ビジネスおよびテクノロジーパートナーに選定されている。
 
 11月17日には、AIとロボットを医療で活用するため、東京慈恵医科大学先端医療情報技術研究講座およびジェナ社と、医療機関で「Pepper」を使ったコミュニケーションシステムに関する共同研究を行うと発表した。
 
■電子決済ソリューションはマルチ決済端末など展開
 
 電子決済ソリューション事業では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開し、電子決済事業に関して複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許、複数加盟店の切り替えに関する特許を取得している。
 
 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。
 
 16年3月には、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末の新製品「incredist premium」の販売を開始した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。
 
 そして16年12月にはMastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得、17年5月にはJCBのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、17年6月にはDiscoverのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、中国銀聯のコンタクトレスEMVのブランド認定を取得した。
 
■18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想
 
 今期(18年3月期)連結業績予想(5月15日公表)は売上高が前期(17年3月期)比20.7%減の25億円、営業利益が56.0%減の2億60百万円、経常利益が56.2%減の2億50百万円、純利益が50.9%減の2億円としている。配当は無配継続としている。
 
 第2四半期累計は、売上高が前年同期比1.4%増の10億52百万円だが、営業利益が48.5%減の63百万円、経常利益が33.3%減の73百万円、純利益が40.9%減の57百万円だった。売上高は計画を47百万円下回ったが、営業利益は33百万円、経常利益は43百万円、純利益は32百万円、それぞれ計画を上回った。モバイル決済ソリューションに係る開発費が想定を下回った。
 
 通期は前期計上の大型案件の反動で減収減益予想である。サービス事業は第1四半期に既存大口顧客向け「incredist」追加納品を計上し、第2四半期累計でも大幅増収増益だったが、通期ベースでは顧客の導入スケジュールが流動的としている。ただし中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。
 
■株価は年初来安値圏だが売られ過ぎ感
 
 株価は900円近辺でのモミ合いから下放れの形となり、11月15日には年初来安値691円まで調整した。ただし売られ過ぎ感も強めている。
 
 11月29日の終値722円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS21円15銭で算出)は34倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS75円94銭で算出)は9.5倍近辺である。時価総額は約68億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線が抵抗線の形だ。ただし日足チャートで見ると、25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%を超えて売られ過ぎ感も強めている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月20日更新]

フライトホールディングスは電子決済ソリューションが牽引して中期収益拡大期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)は、電子決済ソリューションなどのサービス事業を主力としている。18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想だが、中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。株価は調整一巡感を強めている。なお11月9日に第2四半期決算発表を予定している。
 
■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開
 
 傘下のフライトシステムコンサルティングがシステム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業、イーシー・ライダーがB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比は、C&S事業が23%、サービス事業が74%、ECソリューション事業が3%だった。収益面ではサービス事業における大型案件によって変動する特性が強い。
 
■C&S事業はPepper関連を強化
 
 C&S事業では、ソフトバンクロボティクスの人型ロボットPepperの法人モデル「Pepper for Biz」に関して、17年2月新サービスとしてコンテンツマネージメントソリューション「Scenaria」をジエナ社と共同開発した。そしてロボアプリ開発者を支援する「Pepperパートナープログラム」において「ロボパートナー」認定を取得している。またソフトバンクと日本IBMが共同で行う「IBM Watson エコシステムプログラム」に参画し、ビジネスおよびテクノロジーパートナーに選定されている。
 
■電子決済ソリューションはマルチ決済端末など展開
 
 電子決済ソリューション事業では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開し、電子決済事業に関して複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許、複数加盟店の切り替えに関する特許を取得している。
 
 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。
 
 16年3月には、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末の新製品「incredist premium」の販売を開始した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。
 
 そして16年12月にはMastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得、17年5月にはJCBのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、17年6月にはDiscoverのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、中国銀聯のコンタクトレスEMVのブランド認定を取得した。
 
■18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想
 
 今期(18年3月期)連結業績予想(5月15日公表)は売上高が前期(17年3月期)比20.7%減の25億円、営業利益が56.0%減の2億60百万円、経常利益が56.2%減の2億50百万円、純利益が50.9%減の2億円としている。配当は無配継続としている。
 
 第1四半期(4〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.0倍増収で、営業利益、経常利益、純利益とも黒字化した。サービス事業において既存の大口顧客向け「incredist」追加納品を売上計上した。
 
 通期は前期計上の大型案件の反動で減収減益予想である。第1四半期はサービス事業において大口顧客向け追加納品を計上したが、通期ベースでは顧客の導入スケジュールが流動的としている。中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。
 
■株価は調整一巡感
 
 株価は戻りの鈍い展開だが、900円近辺で推移して調整一巡感を強めている。
 
 10月19日の終値879円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS21円15銭で算出)は42倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS75円94銭で算出)は12倍近辺である。時価総額は約83億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線突破の動きを強めている。調整一巡して反発が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月26日更新]

フライトホールディングスは調整一巡、電子決済ソリューションが牽引して中期収益拡大期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想だが、中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。株価は調整一巡して反発が期待される。
 
■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開
 
 傘下のフライトシステムコンサルティングがシステム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業、イーシー・ライダーがB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比は、C&S事業が23%、サービス事業が74%、ECソリューション事業が3%だった。収益面ではサービス事業における大型案件によって変動する特性が強い。
 
■C&S事業はPepper関連を強化
 
 C&S事業では、ソフトバンクロボティクスの人型ロボットPepperの法人モデル「Pepper for Biz」に関して、17年2月新サービスとしてコンテンツマネージメントソリューション「Scenaria」をジエナ社と共同開発した。そしてロボアプリ開発者を支援する「Pepperパートナープログラム」において「ロボパートナー」認定を取得している。またソフトバンクと日本IBMが共同で行う「IBM Watson エコシステムプログラム」に参画し、ビジネスおよびテクノロジーパートナーに選定されている。
 
■電子決済ソリューションはマルチ決済端末など展開
 
 電子決済ソリューション事業では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開し、電子決済事業に関して複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許、複数加盟店の切り替えに関する特許を取得している。
 
 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。
 
 16年3月スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末の新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。
 
 そして16年12月Mastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得、17年5月JCBのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、17年6月DiscoverのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、中国銀聯のコンタクトレスEMVのブランド認定を取得した。
 
■18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想
 
 今期(18年3月期)連結業績予想(5月15日公表)は売上高が前期(17年3月期)比20.7%減の25億円、営業利益が56.0%減の2億60百万円、経常利益が56.2%減の2億50百万円、純利益が50.9%減の2億円としている。配当は無配継続としている。
 
 第1四半期(4〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.0倍増収で、営業利益、経常利益、純利益とも黒字化した。サービス事業において既存の大口顧客向け「incredist」追加納品を売上計上した。
 
 通期は前期計上の大型案件の反動で減収減益予想である。第1四半期はサービス事業において大口顧客向け追加納品を計上したが、通期ベースでは顧客の導入スケジュールが流動的としている。中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。
 
■株価は調整一巡して反発期待
 
 株価は水準を切り下げて9月8日には845円まで調整したが、その後は900円近辺で推移して調整一巡感を強めている。
 
 9月25日の終値922円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS21円15銭で算出)は44倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS75円94銭で算出)は12倍近辺である。時価総額は約87億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線突破の動きを強めている。調整一巡して反発が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[08月31日更新]

フライトホールディングスは電子決済ソリューションが牽引して中期収益拡大期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。18年3月期第1四半期は大幅増収で黒字化した。通期は大型案件の反動で減収減益予想だが、中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。株価は調整一巡感を強めている。
 
■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開
 
 傘下のフライトシステムコンサルティングがシステム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業、イーシー・ライダーがB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。
 
 17年3月期のセグメント別売上高構成比は、C&S事業が23%、サービス事業が74%、ECソリューション事業が3%だった。収益面ではサービス事業における大型案件によって変動する特性が強い。
 
■C&S事業はPepper関連を強化
 
 C&S事業では、ソフトバンクロボティクスの人型ロボットPepperの法人モデル「Pepper for Biz」に関して、17年2月新サービスとして、コンテンツマネージメントソリューション「Scenaria」をジエナ社と共同開発した。そしてロボアプリ開発者を支援する「Pepperパートナープログラム」において「ロボパートナー」認定を取得している。またソフトバンクと日本IBMが共同で行う「IBM Watson エコシステムプログラム」に参画し、ビジネスおよびテクノロジーパートナーに選定されている。
 
■電子決済ソリューションはマルチ決済端末など展開
 
 電子決済ソリューション事業では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開し、電子決済事業に関して複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許、複数加盟店の切り替えに関する特許を取得している。
 
 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。
 
 16年3月スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末の新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。
 
 16年8月には「incredist premium」の電子マネー対応第一弾としてNTTドコモ<9437>の後払い電子マネー「iD」がサービスインした。
 
 また「incredist premium」は、16年12月Mastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得、17年5月JCBのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、17年6月DiscoverのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、中国銀聯のコンタクトレスEMVのブランド認定を取得した。
 
■18年3月期1Qは大幅増収で各利益とも黒字化
 
 今期(18年3月期)第1四半期(4〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.0倍の6億05百万円、営業利益が66百万円の黒字(前年同期は1億03百万円の赤字)、経常利益が72百万円の黒字(同1億15百万円の赤字)、純利益が57百万円の黒字(同1億16百万円の赤字)だった。
 
 サービス事業において既存の大口顧客向け「incredist」追加納品を売上計上して大幅増収となり、各利益とも黒字化した。
 
 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が5.8%増の1億32百万円で営業利益が15百万円の赤字(同6百万円の赤字)だった。サービス事業は売上高が7.6倍の4億46百万円で、業利益が1億68百万円(同30百万円の赤字)だった。ECソリューション事業は売上高が25.8%増の23百万円で営業利益が6百万円の赤字(同0百万円の赤字)だった。
 
■18年3月期通期は大型案件の反動で減収減益予想
 
 今期(18年3月期)連結業績予想(5月15日公表)は売上高が前期(17年3月期)比20.7%減の25億円、営業利益が56.0%減の2億60百万円、経常利益が56.2%減の2億50百万円、純利益が50.9%減の2億円としている。配当は無配継続としている。
 
 前期計上の大型案件の反動で減収減益予想である。第1四半期はサービス事業において大口顧客向け追加納品を計上したが、通期ベースでは顧客の導入スケジュールが流動的としている。中期的には電子決済ソリューションが牽引して収益拡大が期待される。
 
■株価は調整一巡して反発期待
 
 株価は水準を切り下げてやや軟調展開だが、8月1日の年初来安値870円から切り返しの動きを強めている。
 
 8月30日の終値963円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS21円15銭で算出)は46倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS75円94銭で算出)は13倍近辺である。時価総額は約91億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線突破の動きを強めている。調整一巡して反発が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[07月24日更新]

フライトホールディングスは調整一巡感、大型案件の反動で18年3月期減益予想だが中期収益拡大期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想だが、電子決済ソリューションが牽引して中期的に収益拡大が期待される。株価は調整一巡して反発展開が期待される。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 傘下のフライトシステムコンサルティングがシステム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業、イーシー・ライダーがB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。収益面ではサービス事業における大型案件によって変動する特性が強い。

 C&S事業では、ソフトバンクと日本IBMの「IBM Watson エコシステムプログラム」のビジネスおよびテクノロジーパートナーに選定されている。

 電子決済ソリューション事業では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開し、電子決済事業に関して複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許、複数加盟店の切り替えに関する特許を取得している。

■18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想

 今期(18年3月期)連結業績予想(5月15日公表)は、売上高が前期(17年3月期)比20.7%減の25億円、営業利益が同56.0%減の2億60百万円、経常利益が同56.2%減の2億50百万円、純利益が同50.9%減の2億円としている。配当は無配継続としている。

 サービス事業で前期計上した「incredist premium」大型案件の反動で減収減益予想だが、電子決済ソリューションが牽引して中期的に収益拡大が期待される。

■株価は調整一巡して反発期待

 株価は6月の年初来安値926円から切り返し、1000円台を回復して調整一巡感を強めている。

 7月20日の終値1008円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS21円15銭で算出)は48倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS75円94銭で算出)は13倍近辺である。時価総額は約95億円である。

 週足チャートで見ると、戻りを押さえていた13週移動平均線突破の動きを強めている。調整一巡して反発展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月30日更新]

フライトホールディングスは18年3月期減益予想だが、電子決済ソリューションが牽引して中期収益拡大期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想だが、電子決済ソリューションが牽引して中期的に収益拡大が期待される。株価は水準を切り下げたが調整一巡感を強めている。フィンテック関連として注目され、反発展開が期待される。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 傘下のフライトシステムコンサルティングがシステム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業、イーシー・ライダーがB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 17年3月期のセグメント別売上高構成比は、C&S事業が23%、サービス事業が74%、ECソリューション事業が3%である。収益面ではサービス事業における大型案件によって変動する特性が強い。
■C&S事業はPepper関連を強化

 C&S事業では、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」に関して、新サービス「Scenaria」をジエナ社と共同開発し、ロボアプリ開発者を支援する「Pepperパートナープログラム」において「ロボパートナー」認定を取得している。またソフトバンクと日本IBMが共同で行う「IBM Watson エコシステムプログラム」に参画し、ビジネスおよびテクノロジーパートナーに選定されている。

 17年2月発表したPepper向けコンテンツ制作&コンテンツマネージメントソリューション「Scenaria」のプレ・サービスインとして、6月28日開催の定時株主総会において「Scenaria」で作成されたコンテンツを使用してPepperによる報告事項の発表を実施した。

■電子決済ソリューションはマルチ決済端末など展開

 電子決済ソリューション事業では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開し、電子決済事業に関して複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許、複数加盟店の切り替えに関する特許を取得している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 16年3月にはスマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末の新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年8月には「incredist premium」の電子マネー対応第一弾としてNTTドコモ<9437>の後払い電子マネー「iD」がサービスインした。

 また「incredist premium」は、16年12月Mastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得、17年5月JCBのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、17年6月DiscoverのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得、中国銀聯のコンタクトレスEMVのブランド認定を取得した。

■17年3月期は黒字化

 前期(17年3月期)連結業績は売上高が前々期(16年3月期)比61.3%増の31億53百万円、営業利益が5億90百万円(前々期は92百万円の赤字)、経常利益が5億70百万円(同1億28百万円の赤字)、純利益が4億07百万円(同1億62百万円の赤字)だった。

 サービス事業における大型案件の納品が完了し、各利益とも黒字化した。売上総利益は同2.3倍となり、売上総利益率は37.5%で同11.6ポイント上昇した。販管費は同1.0%減少し、販管費比率は18.8%で同11.8ポイント低下した。ROEは79.1%だった。自己資本比率は46.8%で同24.8ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別動向を見ると、C&S事業は売上高が同24.4%増の7億24百万円で営業利益(連結調整前)が同2.4倍の27百万円、サービス事業は売上高が同73.1%増の23億39百万円で営業利益が同4.5倍の7億89百万円、ECソリューション事業は売上高が同2.4倍の89百万円で営業利益が8百万円(同46百万円の赤字)だった。

 サービス事業では「incredist premium」大型案件の納品が完了し、Apple Pay対応の準備を進める顧客向け「ペイメント・マイスター」ライセンス販売も拡大した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期2億02百万円、第2四半期8億35百万円、第3四半期10億85百万円、第4四半期10億31百万円、営業利益は1億03百万円の赤字、2億26百万円、3億24百万円、1億43百万円だった。

■18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想

 今期(18年3月期)連結業績予想(5月15日公表)は、売上高が前期(17年3月期)比20.7%減の25億円、営業利益が同56.0%減の2億60百万円、経常利益が同56.2%減の2億50百万円、純利益が同50.9%減の2億円としている。配当は無配継続としている。

 前期計上の大型案件の反動で減収減益予想だが、電子決済ソリューションが牽引して中期的に収益拡大が期待される。

■株価は調整一巡して反発期待

 株価の動きを見ると上値を切り下げる形で軟調展開だったが、6月15日の年初来安値926円から切り返して調整一巡感を強めている。6月28日には1145円まで上伸する場面があった。

 6月29日の終値1003円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS21円15銭で算出)は47倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS75円94銭で算出)は13倍近辺である。時価総額は約95億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、日足チャートで見ると25日移動平均線突破の動きを強めている。反発展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月02日更新]

フライトホールディングスは売られ過ぎ感、18年3月期は大型案件の反動だが中期成長期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想だが、電子決済ソリューションはフィンテック関連として中期成長が期待される。株価は上値を切り下げて軟調だが、売られ過ぎ感を強めている。調整一巡して反発が期待される。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 傘下のフライトシステムコンサルティングがシステム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業、イーシー・ライダーがB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 17年3月期のセグメント別売上高構成比は、C&S事業が23%、サービス事業が74%、ECソリューション事業が3%である。なお収益面ではサービス事業における大型案件によって変動する特性が強い。

■電子決済ソリューション分野に強み

 C&S事業では、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」に関して、新サービス「Scenaria」をジエナ社と共同開発し、ロボアプリ開発者を支援する「Pepperパートナープログラム」において「ロボパートナー」認定を取得している。またソフトバンクと日本IBMが共同で行う「IBM Watson エコシステムプログラム」に参画し、ビジネスおよびテクノロジーパートナーに選定されている。

 電子決済ソリューション事業では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開し、電子決済事業に関して複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許、複数加盟店の切り替えに関する特許を取得している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 16年3月にはスマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末の新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年8月には「incredist premium」の電子マネー対応第一弾としてNTTドコモ<9437>の後払い電子マネー「iD」がサービスインした。16年12月には「incredist premium」が、Mastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得した。

 5月10日には「incredist premium」が、JCBのコンタクトレスEMVのブランド認定を取得したと発表している。

■17年3月期は黒字化

 5月15日発表した前期(17年3月期)連結業績は、売上高が前々期(16年3月期)比61.3%増の31億53百万円で、営業利益が5億90百万円(前々期は92百万円の赤字)、経常利益が5億70百万円(同1億28百万円の赤字)、純利益が4億07百万円(同1億62百万円の赤字)だった。

 サービス事業における大型案件の納品が完了し、各利益とも黒字化した。売上総利益は同2.3倍となり、売上総利益率は37.5%で同11.6ポイント上昇した。販管費は同1.0%減少し、販管費比率は18.8%で同11.8ポイント低下した。ROEは79.1%だった。自己資本比率は46.8%で同24.8ポイント上昇した。配当は無配を継続した。

 セグメント別動向を見ると、C&S事業は売上高が同24.4%増の7億24百万円で営業利益(連結調整前)が同2.4倍の27百万円、サービス事業は売上高が同73.1%増の23億39百万円で営業利益が同4.5倍の7億89百万円、ECソリューション事業は売上高が同2.4倍の89百万円で営業利益が8百万円(同46百万円の赤字)だった。

 サービス事業では「incredist premium」大型案件の納品が完了し、Apple Pay対応の準備を進める顧客向け「ペイメント・マイスター」ライセンス販売も拡大した。C&S事業は人員採用が計画どおり進まず、引き合いに十分対応する人員体制を確保できなかったため計画を下回ったが、大型仕掛り案件だったデータセンター移転案件の納品完了が寄与した。ECソリューション事業も引き合いが堅調でほぼ計画水準だった。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期2億02百万円、第2四半期8億35百万円、第3四半期10億85百万円、第4四半期10億31百万円、営業利益は1億03百万円の赤字、2億26百万円、3億24百万円、1億43百万円だった。

■18年3月期は大型案件の反動で減収減益予想

 今期(18年3月期)連結業績予想(5月15日公表)は、売上高が前期(17年3月期)比20.7%減の25億円、営業利益が同56.0%減の2億60百万円、経常利益が同56.2%減の2億50百万円、純利益が同50.9%減の2億円としている。配当は無配継続としている。

 前期計上の大型案件の反動で減収減益予想だが、電子決済ソリューションはフィンテック関連として中期成長が期待されるだろう。

■株価は売られ過ぎ感、調整一巡して反発期待

 株価の動きを見ると上値を切り下げる形となり、年初来安値を更新して軟調だ。ただし売られ過ぎ感を強めている。

 5月31日の終値1020円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS21円15銭で算出)は48倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS75円94銭で算出)は13倍近辺である。時価総額は約96億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%を超えて売られ過ぎ感を強めている。また週足チャートで見ると52週移動平均線が接近している。調整一巡して反発展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[04月17日更新]

フライトホールディングスは売られ過ぎ感強めて反発期待、フィンテック関連で注目

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。17年3月期は大口案件が寄与して黒字化予想である。株価は2月の戻り高値圏から反落して調整局面だが売られ過ぎ感を強めている。フィンテック関連として注目され、反発展開が期待される。なお5月15日に17年3月期決算発表を予定している。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 13年4月にはJ−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」を販売開始した。

 16年11月にはフライトシステムコンサルティングが電子決済事業に関して2つの技術(複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許)で特許権を取得した。

 17年2月にはフライトシステムコンサルティングが電子決済事業に関して、複数加盟店の切り替えに関する特許権を取得したと発表している。導入先企業で複数の加盟店契約を取り扱ううえで、決済端末を複数台用意するのではなく、iPad等のアプリケーション内で加盟店契約を切り替えるという機能を実現した。

■アライアンスも活用して事業展開

 15年9月イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

 15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携し、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーがGMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」新プランを発表した。

 17年2月にはフライトシステムコンサルティングがジェナ(東京都)と、人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」に関するプログラムを、WEBブラウザによる操作だけで開発可能なクラウドサービス「Scenaria(シナリア)」を共同開発し、さらに「Scenaria」を事業化するためジェナと業務提携したと発表している。

■海外展開も加速

 14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月にはアジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品「incredist premium」を投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは、米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して、新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 16年3月新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年6月にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」の提供を開始した。

 16年8月、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が電子マネーに対応し、第一弾としてNTTドコモ<9437>の後払い電子マネー「iD」がサービスインした。

 16年12月には、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が、Mastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得した。

■サービス事業の大型案件が影響する収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益が7百万円の赤字、58百万円の赤字、77百万円の赤字、83百万円の黒字、16年3月期は売上高が1億83百万円、2億61百万円、1億73百万円、13億38百万円、営業利益が1億43百万円の赤字、79百万円の赤字、1億33百万円、2億63百万円だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上が影響する収益構造だ。15年3月期は新規大型案件の先送りが影響し、16年3月期第4四半期は新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。なお16年3月期は新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だったが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。

■17年3月期第3四半期累計は黒字化

 前期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.4倍の21億22百万円、営業利益が4億47百万円(前年同期は3億55百万円の赤字)、経常利益が4億44百万円(同3億82百万円の赤字)、純利益が2億94百万円(同4億13百万円の赤字)だった。

 サービス事業における大型案件の納品が完了し、各利益とも黒字化した。売上総利益は同10.9倍となり、売上総利益率は41.3%で同28.3ポイント上昇した。販管費は同1.7%減少し、販管費比率は20.2%で同50.4ポイント低下した。なお経営資源の有効活用および有利子負債の圧縮による財務体質の改善を図るため、固定資産(投資不動産)の譲渡を決定し、減損損失72百万円を特別損失に計上した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が同41.0%増の5億82百万円で営業利益が47百万円(同10百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同7.7倍の14億93百万円で営業利益が5億77百万円(同1億19百万円の赤字)、ECソリューション事業は売上高が同2.5倍の52百万円で営業利益が1百万円の赤字(同43百万円の赤字)だった。

 サービス事業で「incredist premium」大型案件を納品した。またApple Pay対応の準備を進める顧客向けスマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」ライセンス販売も拡大した。C&S事業では大型仕掛り案件だったデータセンター移転案件の納品が完了した。

 なお四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期2億02百万円、第2四半期8億35百万円、第3四半期10億85百万円、営業利益は1億03百万円の赤字、2億26百万円、3億24百万円だった。

■17年3月期通期予想は大型案件寄与して黒字化

 前期(17年3月期)通期の連結業績予想(2月9日に再増額修正)は、売上高が前々期(16年3月期)比58.5%増の31億円で、営業利益が5億10百万円(前期は92百万円の赤字)、経常利益が5億円(同1億28百万円の赤字)、純利益が3億50百万円(同1億62百万円の赤字)としている。

 サービス事業において「Apple Pay」の国内サービス開始に伴う特需があり、関連したライセンス販売拡大や「Apple Pay」利用に関する各種開発が見込まれる。また「incredist」の原価低減も寄与する。配当は無配継続としている。今期(18年3月期)も収益拡大が期待される。

■株価は売られ過ぎ感、調整一巡して反発期待

 株価の動きを見ると、2月の戻り高値1790円から反落して調整局面だ。4月13日には1060円まで下押す場面があった。ただし売られ過ぎ感を強めている。

 4月14日の終値1102円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS37円01銭で算出)は29〜30倍近辺で、前々期実績連結PBR(前々期実績の連結BPS32円92銭で算出)は33倍近辺である。時価総額は約104億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%を超えて売られ過ぎ感を強めている。フィンテック関連として注目され、調整一巡して反発展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[03月27日更新]

フライトホールディングスは調整一巡して戻り試す、大口案件寄与して17年3月期黒字化予想

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。17年3月期は大口案件が寄与して黒字化予想である。3月13日には不動産売却に伴う借入金返済も発表している。株価は2月の戻り高値圏から反落したが1月の直近安値を割り込まず調整一巡感を強めている。フィンテック関連として注目され、調整一巡して戻りを試す展開が期待される。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 13年4月にはJ−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」を販売開始した。

 16年11月にはフライトシステムコンサルティングが電子決済事業に関して2つの技術(複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許)で特許権を取得した。

 17年2月にはフライトシステムコンサルティングが電子決済事業に関して、複数加盟店の切り替えに関する特許権を取得したと発表している。導入先企業で複数の加盟店契約を取り扱ううえで、決済端末を複数台用意するのではなく、iPad等のアプリケーション内で加盟店契約を切り替えるという機能を実現した。

■アライアンスも活用して事業展開

 15年9月イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

 15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携し、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーがGMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」新プランを発表した。

 17年2月にはフライトシステムコンサルティングがジェナ(東京都)と、人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」に関するプログラムを、WEBブラウザによる操作だけで開発可能なクラウドサービス「Scenaria(シナリア)」を共同開発し、さらに「Scenaria」を事業化するためジェナと業務提携したと発表している。

■海外展開も加速

 14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月にはアジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品「incredist premium」を投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは、米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して、新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 16年3月新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年6月にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」の提供を開始した。

 16年8月、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が電子マネーに対応し、第一弾としてNTTドコモ<9437>の後払い電子マネー「iD」がサービスインした。

 16年12月には、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が、Mastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得した。

■サービス事業の大型案件が影響する収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益が7百万円の赤字、58百万円の赤字、77百万円の赤字、83百万円の黒字、16年3月期は売上高が1億83百万円、2億61百万円、1億73百万円、13億38百万円、営業利益が1億43百万円の赤字、79百万円の赤字、1億33百万円、2億63百万円だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上が影響する収益構造だ。15年3月期は新規大型案件の先送りが影響し、16年3月期第4四半期は新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。なお16年3月期は新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だったが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。

■17年3月期第3四半期累計は黒字化

 今期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.4倍の21億22百万円、営業利益が4億47百万円(前年同期は3億55百万円の赤字)、経常利益が4億44百万円(同3億82百万円の赤字)、純利益が2億94百万円(同4億13百万円の赤字)だった。

 サービス事業における大型案件の納品が完了し、各利益とも黒字化した。売上総利益は同10.9倍となり、売上総利益率は41.3%で同28.3ポイント上昇した。販管費は同1.7%減少し、販管費比率は20.2%で同50.4ポイント低下した。なお経営資源の有効活用および有利子負債の圧縮による財務体質の改善を図るため、固定資産(投資不動産)の譲渡を決定し、減損損失72百万円を特別損失に計上した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が同41.0%増の5億82百万円で営業利益が47百万円(同10百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同7.7倍の14億93百万円で営業利益が5億77百万円(同1億19百万円の赤字)、ECソリューション事業は売上高が同2.5倍の52百万円で営業利益が1百万円の赤字(同43百万円の赤字)だった。

 サービス事業で「incredist premium」大型案件を納品した。またApple Pay対応の準備を進める顧客向けスマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」ライセンス販売も拡大した。C&S事業では大型仕掛り案件だったデータセンター移転案件の納品が完了した。

 なお四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期2億02百万円、第2四半期8億35百万円、第3四半期10億85百万円、営業利益は1億03百万円の赤字、2億26百万円、3億24百万円だった。

■17年3月期通期予想は再増額修正して黒字化

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想(2月9日に再増額修正)は、売上高が前期(16年3月期)比58.5%増の31億円、営業利益が5億10百万円(前期は92百万円の赤字)、経常利益が5億円(同1億28百万円の赤字)、純利益が3億50百万円(同1億62百万円の赤字)としている。

 サービス事業において「Apple Pay」の国内サービス開始に伴う特需があり、関連したライセンス販売拡大や「Apple Pay」利用に関する各種開発が見込まれる。また「incredist」の原価低減も寄与する。配当は無配継続としている。

 なお3月13日には不動産の売却に伴って借入金を返済(三井住友銀行1億70百万円)したと発表している。

■株価は調整一巡して戻り試す

 株価の動きを見ると、2月の戻り高値1790円から反落して調整局面の形だ。ただし1月の直近安値1161円を割り込むことなく調整一巡感を強めている。

 3月24日の終値1300円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS37円01銭で算出)は35倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は39倍近辺である。時価総額は約123億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%を超えて売られ過ぎ感を強めている。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋る形だ。フィンテック関連として注目され、調整一巡して戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[02月21日更新]

フライトホールディングスは調整一巡して上値試す、17年3月期業績予想を再増額修正

 フライトホールディングス <3753> (東2)は電子決済ソリューションを主力としている。17年3月期第3四半期累計の連結業績が黒字化し、通期予想を再増額修正した。株価は昨年来高値圏から急反落したが調整一巡し、17年3月期業績予想の再増額修正も好感して切り返しの動きを強めている。フィンテック関連として注目され、上値を試す展開が期待される。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 13年4月にはJ−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」を販売開始した。

 16年11月にはフライトシステムコンサルティングが電子決済事業に関して2つの技術(複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許)で特許権を取得した。

 また2月1日にはフライトシステムコンサルティングが電子決済事業に関して、複数加盟店の切り替えに関する特許権を取得したと発表している。導入先企業で複数の加盟店契約を取り扱ううえで、決済端末を複数台用意するのではなく、iPad等のアプリケーション内で加盟店契約を切り替えるという機能を実現した。

■アライアンスも活用して事業展開

 15年9月イーシー・ライダーがラクーン <3031> と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

 15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携し、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーがGMOインターネット <9449> のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」新プランを発表した。

 2月8日にはフライトシステムコンサルティングがジェナ(東京都)と、人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」に関するプログラムを、WEBブラウザによる操作だけで開発可能なクラウドサービス「Scenaria(シナリア)」を共同開発し、さらに「Scenaria」を事業化するためジェナと業務提携したと発表している。

■海外展開も加速

 14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月にはアジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品「incredist premium」を投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは、米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して、新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 16年3月新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年6月にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ <7862> のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」の提供を開始した。

 16年8月、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が電子マネーに対応し、第一弾としてNTTドコモ <9437> の後払い電子マネー「iD」がサービスインした。

 16年12月には、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が、Mastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得した。

■サービス事業の大型案件が影響する収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益が7百万円の赤字、58百万円の赤字、77百万円の赤字、83百万円の黒字、16年3月期は売上高が1億83百万円、2億61百万円、1億73百万円、13億38百万円、営業利益が1億43百万円の赤字、79百万円の赤字、1億33百万円、2億63百万円だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上が影響する収益構造だ。15年3月期は新規大型案件の先送りが影響し、16年3月期第4四半期は新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。なお16年3月期は新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だったが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。

■17年3月期第3四半期累計は黒字化

 2月9日発表した今期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.4倍の21億22百万円、営業利益が4億47百万円(前年同期は3億55百万円の赤字)、経常利益が4億44百万円(同3億82百万円の赤字)、純利益が2億94百万円(同4億13百万円の赤字)だった。

 サービス事業における大型案件の納品が完了し、各利益とも黒字化した。売上総利益は同10.9倍となり、売上総利益率は41.3%で同28.3ポイント上昇した。販管費は同1.7%減少し、販管費比率は20.2%で同50.4ポイント低下した。なお経営資源の有効活用および有利子負債の圧縮による財務体質の改善を図るため、固定資産(投資不動産)の譲渡を決定し、減損損失72百万円を特別損失に計上した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が同41.0%増の5億82百万円で営業利益が47百万円(同10百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同7.7倍の14億93百万円で営業利益が5億77百万円(同1億19百万円の赤字)、ECソリューション事業は売上高が同2.5倍の52百万円で営業利益が1百万円の赤字(同43百万円の赤字)だった。

 サービス事業で「incredist premium」大型案件を納品した。またApple Pay対応の準備を進める顧客向けスマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」ライセンス販売も拡大した。C&S事業では大型仕掛り案件だったデータセンター移転案件の納品が完了した。

 なお四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期2億02百万円、第2四半期8億35百万円、第3四半期10億85百万円、営業利益は1億03百万円の赤字、2億26百万円、3億24百万円だった。

■17年3月期通期予想を再増額修正

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想は2月9日に再増額修正した。前回予想(10月17日に増額修正)に対して、売上高は9億円増額して前期(16年3月期)比58.5%増の31億円、営業利益は3億円増額して5億10百万円(前期は92百万円の赤字)、経常利益は3億円増額して5億円(同1億28百万円の赤字)、純利益は1億90百万円増額して3億50百万円(同1億62百万円の赤字)とした。

 サービス事業において「Apple Pay」の国内サービス開始に伴う特需があり、関連したライセンス販売拡大や「Apple Pay」利用に関する各種開発が見込まれる。また「incredist」の原価低減も寄与する。なお配当は無配継続としている。

■株価は調整一巡して上値試す

 株価の動きを見ると、16年11月〜12月の昨年来高値圏2000円近辺から急反落したが、17年1月の直近安値圏1200円近辺で調整が一巡し、17年3月期業績予想の再増額修正も好感する形で切り返しの動きを強めている。2月20日には1790円まで上伸した。

 2月20日の終値1764円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS37円01銭で算出)は48倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は54倍近辺である。時価総額は約167億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線が上向きに転じた。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返し、13週移動平均線を回復した。上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月26日更新]

フライトホールディングスは17年3月期黒字化予想でフィンテック関連も注目、調整一巡して再動意の可能性

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。17年3月期は黒字化予想である。そして再増額余地がありそうだ。フィンテック関連としても注目される。株価は急伸した昨年来高値圏から一転急反落したが、調整一巡して再動意の可能性がありそうだ。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 13年4月にはJ−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」を販売開始した。

 16年11月にはフライトシステムコンサルティングが電子決済事業に関して2つの技術(複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許)で特許権を取得した。

■アライアンスも活用して事業展開

 15年9月イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

 15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携し、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーがGMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」新プランを発表した。

■海外展開も加速

 14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月にはアジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品「incredist premium」を投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは、米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して、新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 16年3月新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年6月にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」の提供を開始した。

 16年8月、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が電子マネーに対応し、第一弾としてNTTドコモ<9437>の後払い電子マネー「iD」がサービスインした。

 16年12月には、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が、Mastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得した。

■サービス事業の大型案件が影響する収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益が7百万円の赤字、58百万円の赤字、77百万円の赤字、83百万円の黒字、16年3月期は売上高が1億83百万円、2億61百万円、1億73百万円、13億38百万円、営業利益が1億43百万円の赤字、79百万円の赤字、1億33百万円、2億63百万円だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上が影響する収益構造だ。15年3月期は新規大型案件の先送りが影響し、16年3月期第4四半期は新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。なお16年3月期は新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だったが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。

■17年3月期第2四半期累計は黒字化

 今期(17年3月期)第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.3倍の10億37百万円で、営業利益が1億23百万円(前年同期は2億22百万円の赤字)、経常利益が1億10百万円(同2億38百万円の赤字)、純利益が98百万円(同2億40百万円の赤字)だった。計画超の増収効果で黒字化した。

 売上総利益は同6.5倍増加し、売上総利益率は29.3%で同25.2ポイント上昇した。販管費は同横ばいにとどまり、販管費比率は27.5%で同36.7ポイント低下した。

 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が同46.3%増の4億12百万円で営業利益が54百万円(同2百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同3.8倍の5億91百万円で営業利益が1億88百万円(同63百万円の赤字)、ECソリューション事業は売上高が同2.7倍の39百万円で営業利益が0百万円の赤字(同31百万円の赤字)だった。

 サービス事業では下期に売上計上予定だった「incredist premium」大型案件の一部が第2四半期に納品された。またApple Pay対応の準備を進める顧客向けスマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」ライセンス販売も拡大した。C&S事業では大型仕掛り案件だったデータセンター移転案件の納品が完了した。

■17年3月期通期も黒字化予想で再増額余地

 今期(17年3月期)通期連結業績予想(10月17日に増額修正)は、売上高が前期(16年3月期)比12.5%増の22億円、営業利益が2億10百万円(前期は92百万円の赤字)、経常利益が2億円(同1億28百万円の赤字)、純利益が1億60百万円(同1億62百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 サービス事業において「incredist」の原価率低減が見込まれ、さらに「Apple Pay」に関連したライセンス販売拡大や「Apple Pay」利用に関する各種開発が見込まれる。なお「Apple Pay」関連については保守的に織り込んだとしている。通期予想は再増額余地がありそうだ。

■株価は調整一巡して再動意の可能性

 株価の動きを見ると、昨年来高値圏2000円近辺から急反落して、1月23日の1161円まで調整したが、1月25日には前日比175円(14.67%)高の1368円まで急反発する場面があった。調整が一巡したようだ。

 1月25日の終値1276円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円92銭で算出)は75倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は39倍近辺である。時価総額は約121億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が20%程度に拡大して急反発した。売られ過ぎ感を強めた形だ。また週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込んだが、26週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。乱高下の展開だが、調整一巡して再動意の可能性がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月28日更新]

フライトホールディングスは急伸後の自律調整一巡感、17年3月期黒字化予想でフィンテック関連も注目

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。17年3月期黒字化予想で再増額余地がありそうだ。株価は急伸後の自律調整一巡感を強めている。フィンテック関連としても注目され、上値を試す可能性がありそうだ。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開している。

スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

13年4月にはJ−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」を販売開始した。

16年11月にはフライトシステムコンサルティングが電子決済事業に関して2つの技術(複数暗号鍵の切り替えに関する特許、無線を使った複数機器の設定に関する特許)で特許権を取得した。

■アライアンスも活用して事業展開

15年9月イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリパートナーとして認定された。

16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携し、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーがGMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」新プランを発表した。

■海外展開も加速

14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月にはアジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品「incredist premium」を投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは、米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して、新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 16年3月新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年6月にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」の提供を開始した。

 16年8月、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が電子マネーに対応し、第一弾としてNTTドコモ<9437>の後払い電子マネー「iD」がサービスインした。

 なお12月14日には、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が、Mastercard、VISA、AmericanExpressのコンタクトレスEMV(ICカード国際規格EMV技術を用いた非接触IC決済対応のクレジットカード)に関するブランド認定を取得したと発表している。

■サービス事業の大型案件が影響する収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益が7百万円の赤字、58百万円の赤字、77百万円の赤字、83百万円の黒字、16年3月期は売上高が1億83百万円、2億61百万円、1億73百万円、13億38百万円、営業利益が1億43百万円の赤字、79百万円の赤字、1億33百万円、2億63百万円だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上が影響する収益構造だ。15年3月期は新規大型案件の先送りが影響し、16年3月期第4四半期は新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。なお16年3月期は新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だったが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。

■17年3月期第2四半期累計は黒字化

 今期(17年3月期)第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.3倍の10億37百万円で、営業利益が1億23百万円(前年同期は2億22百万円の赤字)、経常利益が1億10百万円(同2億38百万円の赤字)、純利益が98百万円(同2億40百万円の赤字)だった。計画超の増収効果で黒字化した。

 売上総利益は同6.5倍増加し、売上総利益率は29.3%で同25.2ポイント上昇した。販管費は同横ばいにとどまり、販管費比率は27.5%で同36.7ポイント低下した。

 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が同46.3%増の4億12百万円で営業利益が54百万円(同2百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同3.8倍の5億91百万円で営業利益が1億88百万円(同63百万円の赤字)、ECソリューション事業は売上高が同2.7倍の39百万円で営業利益が0百万円の赤字(同31百万円の赤字)だった。

 サービス事業では下期に売上計上予定だった「incredist premium」大型案件の一部が第2四半期に納品された。またApple Pay対応の準備を進める顧客向けスマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」ライセンス販売も拡大した。C&S事業では大型仕掛り案件だったデータセンター移転案件の納品が完了した。

■17年3月期通期も黒字化予想で再増額余地

 今期(17年3月期)通期連結業績予想(10月17日に増額修正)は、売上高が前期(16年3月期)比12.5%増の22億円、営業利益が2億10百万円(前期は92百万円の赤字)、経常利益が2億円(同1億28百万円の赤字)、純利益が1億60百万円(同1億62百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 サービス事業において「incredist」の原価率低減が見込まれ、さらに「Apple Pay」に関連したライセンス販売拡大や「Apple Pay」利用に関する各種開発が見込まれる。なお「Apple Pay」関連については保守的に織り込んだとしている。通期予想は再増額余地がありそうだ。

■株価は急伸後の自律調整一巡感、上値試す可能性

 株価の動きを見ると、10月中旬に動意づき、500円近辺でのモミ合い展開から、14年2月以来の高値水準となる11月21日の2053円まで急伸した。その後は高値圏でやや乱高下する展開だが、自律調整一巡感を強めている。

 12月26日の終値1969円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円92銭で算出)は116倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は60倍近辺である。時価総額は約186億円である。

 週足チャートで見るとやや過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線に対するプラス乖離率が低下して自律調整一巡感を強めている。上値を試す可能性がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月02日更新]

フライトホールディングスは17年3月期業績予想の大幅増額修正で急動意、フィンテック関連で注目

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。10月17日に17年3月期第2四半期累計および通期連結業績予想の大幅増額修正を発表し、株価は急動意で底放れの展開となった。通期予想に再増額余地があり、フィンテック関連として注目される。乱高下しながら上値を試す可能性がありそうだ。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 13年4月にはJ−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」を販売開始した。

■アライアンスも活用して事業展開

 15年9月イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

 15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携し、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーがGMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」新プランを発表した。

■海外展開も加速

 14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月にはアジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品「incredist premium」を投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは、米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して、新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 16年3月新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年6月にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」の提供を開始した。

 16年8月、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が電子マネーに対応し、第一弾としてNTTドコモ<9437>の後払い電子マネー「iD」がサービスインした。

■サービス事業の大型案件が影響する収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益が7百万円の赤字、58百万円の赤字、77百万円の赤字、83百万円の黒字、16年3月期は売上高が1億83百万円、2億61百万円、1億73百万円、13億38百万円、営業利益が1億43百万円の赤字、79百万円の赤字、1億33百万円、2億63百万円だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上が影響する収益構造だ。15年3月期は新規大型案件の先送りが影響し、16年3月期第4四半期は新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。なお16年3月期は新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だったが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。

■17年3月期第1四半期は赤字縮小

 今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の連結業績は売上高が前年同期比10.6%増の2億02百万円、営業利益が1億03百万円の赤字(前年同期は1億43百万円の赤字)、経常利益が1億15百万円の赤字(同1億52百万円の赤字)、純利益が1億16百万円の赤字(同1億53百万円の赤字)だった。増収効果や販管費抑制効果で赤字が縮小した。

 売上総利益は同5.4倍増加し、売上総利益率は23.7%で同18.8ポイント上昇した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は74.7%で同8.8ポイント低下した。営業外費用では為替差損10百万円を計上した。

 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が同4.6%増の1億25百万円で営業利益が6百万円の赤字(同9百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同5.1%減の59百万円で営業利益が30百万円の赤字(同46百万円の赤字)、ECソリューション事業は売上高が同3.2倍の18百万円で営業利益が0百万円の赤字(同19百万円の赤字)だった。

■17年3月期第2四半期累計と通期予想を大幅増額修正

 10月17日に今期(17年3月期)第2四半期累計(4〜9月)および通期連結業績予想の増額修正を発表した。

 第2四半期累計は前回予想(5月20日公表)に対して、売上高を4億30百万円増額して前年同期比2.3倍の10億30百万円、営業利益を2億90百万円増額して1億20百万円(前年同期は2億22百万円の赤字)、経常利益を2億90百万円増額して1億10百万円(同2億38百万円の赤字)、純利益を2億80百万円増額して1億円(同2億40百万円の赤字)とした。

 サービス事業において下期に売上計上を計画していた「incredist」大型案件の一部が第2四半期に納品された。また「Apple Pay」対応の準備を進める顧客への決済アプリケーション「ペイメント・マイスター」のライセンス販売が拡大したため、売上高・利益とも計画を大幅に上回った。

 通期の連結業績予想については、売上高を1億円増額して前期(16年3月期)比12.5%増の22億円、営業利益を1億50百万円増額して2億10百万円(前期は92百万円の赤字)、経常利益を1億50百万円増額して2億円(同1億28百万円の赤字)、純利益を1億30百万円増額して1億60百万円(同1億62百万円の赤字)とした。配当は無配継続としている。

 サービス事業において「incredist」の原価率低減が見込まれ、さらに「Apple Pay」に関連したライセンス販売拡大や「Apple Pay」利用に関する各種開発が見込まれるため、売上高・利益とも増額修正した。なお「Apple Pay」関連については保守的に織り込んだとしている。通期予想は再増額余地がありそうだ。

■株価は急動意で基調転換、乱高下しながら上値を試す可能性

 株価の動きを見ると、9月以降は500円近辺でモミ合う展開だったが、10月17日発表した連結業績予想の大幅増額修正を評価し、急動意で底放れの展開となった。10月25日には1375円まで上伸する場面があった。

 11月1日の終値1119円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円92銭で算出)は66倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は34倍近辺である。時価総額は約106億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線とも上向きに転じた。基調転換を確認した形だ。フィンテック関連として注目されるだけに、乱高下しながら上値を試す可能性がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月04日更新]

フライトホールディングスは基調転換して戻り歩調、フィンテック関連で注目

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力としている。17年3月期は新製品「incredist premium」が寄与して黒字化予想である。フィンテック関連として注目され、株価は基調転換して戻り歩調だ。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 13年4月にはJ−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」を販売開始した。

■アライアンスも活用して事業展開

 15年9月イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

 15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携し、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーがGMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」新プランを発表した。

■海外展開も加速

 14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月にはアジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品「incredist premium」を投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは、米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して、新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 16年3月新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年6月にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」の提供を開始した。

 16年8月、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が電子マネーに対応し、第一弾としてNTTドコモ<9437>の後払い電子マネー「iD」がサービスインした。

■サービス事業の大型案件が影響する収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益が7百万円の赤字、58百万円の赤字、77百万円の赤字、83百万円の黒字、16年3月期は売上高が1億83百万円、2億61百万円、1億73百万円、13億38百万円、営業利益が1億43百万円の赤字、79百万円の赤字、1億33百万円、2億63百万円だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上が影響する収益構造だ。15年3月期は新規大型案件の先送りが影響し、16年3月期第4四半期は新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。なお16年3月期は新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だったが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。

■17年3月期第1四半期は赤字縮小

 今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の連結業績は売上高が前年同期比10.6%増の2億02百万円、営業利益が1億03百万円の赤字(前年同期は1億43百万円の赤字)、経常利益が1億15百万円の赤字(同1億52百万円の赤字)、純利益が1億16百万円の赤字(同1億53百万円の赤字)だった。増収効果や販管費抑制効果で赤字が縮小した。

 売上総利益は同5.4倍増加し、売上総利益率は23.7%で同18.8ポイント上昇した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は74.7%で同8.8ポイント低下した。営業外費用では為替差損10百万円を計上した。

 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が同4.6%増の1億25百万円で営業利益が6百万円の赤字(同9百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同5.1%減の59百万円で営業利益が30百万円の赤字(同46百万円の赤字)、ECソリューション事業は売上高が同3.2倍の18百万円で営業利益が0百万円の赤字(同19百万円の赤字)だった。

■17年3月期は黒字化予想、新製品も寄与して収益改善期待

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想(5月20日公表)は、売上高が前期(16年3月期)比7.4%増の21億円で、営業利益が60百万円の黒字(前期は92百万円の赤字)、経常利益が50百万円の黒字(同1億28百万円の赤字)、純利益が30百万円の黒字(同1億62百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 C&S事業は前期からの仕掛案件や既存顧客のデータセンター移転案件に注力するほか、ITインフラのクラウド移行の営業を強化する。サービス事業は既存大口顧客に対する追加導入の提案活動、Apple Payを含むコンタクトレスEMVや電子マネーにも対応する新製品「incredist premium」の開発・販売に注力する。ECソリューション事業はカスタマイズ対応や越境ECにフォーカスして、BtoB向けECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の販売に注力する。

 利益面では、新製品「incredist premium」販売活動で前期に積み残した北米での検定費用、EU圏、台湾、シンガポールなどでの検定費用、Apple Pay到来に伴う決済センターとの接続など、1億円規模の開発費が発生する見込みだが、増収効果で吸収して黒字化予想だ。なおApple Pay開始時期が未確定のため、Apple Payが開始された場合に想定し得る売上については織り込んでいない。Apple Payが開始されたタイミングで売上・利益に関する見直しを行う予定としている。新製品の寄与で収益改善が期待される。

■株価は基調転換して戻り歩調

 株価の動きを見ると、8月中旬に動意づき、安値圏300円台から9月26日の年初来高値543円まで上伸した。

 9月30日の終値487円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円29銭で算出)は92倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は15倍近辺である。時価総額は約46億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線と52週移動平均線を上抜いた。基調転換して戻り歩調だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[9月13日更新]

フライトホールディングスは年初来高値更新して基調転換確認、17年3月期は新製品寄与して黒字化予想

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECソリューションも展開している。17年3月期は新製品が寄与して黒字化予想である。株価は8月17日に「incredist premium」がドコモ「iD」に対応したとの発表を好感して動意づき、6月高値を突破して9月8日の年初来高値537円まで上伸した。目先的には過熱感を強めているが、基調転換を確認した形であり、上値を試す展開だろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 13年4月にはJ−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」を販売開始した。

■アライアンスも活用して事業展開

 15年9月イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

 15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携し、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーがGMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」新プランを発表した。

■海外展開も加速

 14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月にはアジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品を積極投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは、米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して、新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 16年3月新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年6月にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」の提供を開始した。第一弾の電子マネーブランドとしてNTTドコモ<9437>の「iD(アイディー)」がサービスインする。

 また8月17日には、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が電子マネーに対応し、第一弾としてNTTドコモの後払い電子マネー「iD」がサービスインしたと発表した。

■サービス事業の大型案件が影響する収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益が7百万円の赤字、58百万円の赤字、77百万円の赤字、83百万円の黒字、16年3月期は売上高が1億83百万円、2億61百万円、1億73百万円、13億38百万円、営業利益が1億43百万円の赤字、79百万円の赤字、1億33百万円、2億63百万円だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上が影響する収益構造だ。15年3月期は新規大型案件の先送りが影響し、16年3月期第4四半期は新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。

 16年3月期は新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だったが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。売上総利益は15年3月期比23.5%増加し、売上総利益率は25.9%で同0.1ポイント上昇した。販管費は同27.5%増加し、販管費比率は30.6%で同1.1ポイント上昇した。自己資本比率は22.0%で同10.8ポイント低下した。配当は無配を継続した。

 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が同6.2%減の5億82百万円で営業利益が同3.3倍の11百万円、サービス事業は売上高が同40.2%増の13億51百万円で営業利益が同8.0%増の1億77百万円、ECソリューション事業は売上高が同54.8%増の36百万円で営業利益が46百万円の赤字(前々期は19百万円の赤字)だった。

 C&S事業は人材採用が計画どおりに進まず、サービス事業の立ち上げに要員を投入したため減収だったが、営業損益は改善した。サービス事業は新製品「incredist premium」大型案件納品で大幅増収だが、同製品の開発費発生のため営業損益は伸び悩んだ。ECソリューション事業は事業立ち上げのため固定費が先行して発生している。

■17年3月期第1四半期は赤字縮小

 今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の連結業績は売上高が前年同期比10.6%増の2億02百万円、営業利益が1億03百万円の赤字(前年同期は1億43百万円の赤字)、経常利益が1億15百万円の赤字(同1億52百万円の赤字)、純利益が1億16百万円の赤字(同1億53百万円の赤字)だった。増収効果や販管費抑制効果で赤字が縮小した。

 売上総利益は同5.4倍増加し、売上総利益率は23.7%で同18.8ポイント上昇した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は74.7%で同8.8ポイント低下した。営業外費用では為替差損10百万円を計上した。

 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が同4.6%増の1億25百万円で営業利益が6百万円の赤字(同9百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同5.1%減の59百万円で営業利益が30百万円の赤字(同46百万円の赤字)、ECソリューション事業は売上高が同3.2倍の18百万円で営業利益が0百万円の赤字(同19百万円の赤字)だった。

■17年3月期は黒字化予想、新製品も寄与して収益改善期待

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想(5月20日公表)は、売上高が前期(16年3月期)比7.4%増の21億円で、営業利益が60百万円の黒字(前期は92百万円の赤字)、経常利益が50百万円の黒字(同1億28百万円の赤字)、純利益が30百万円の黒字(同1億62百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 C&S事業は前期からの仕掛案件や既存顧客のデータセンター移転案件に注力するほか、ITインフラのクラウド移行の営業を強化する。サービス事業は既存大口顧客に対する追加導入の提案活動、Apple Payを含むコンタクトレスEMVや電子マネーにも対応する新製品「incredist premium」の開発・販売に注力する。ECソリューション事業はカスタマイズ対応や越境ECにフォーカスして、BtoB向けECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の販売に注力する。

 利益面では、新製品「incredist premium」販売活動で前期に積み残した北米での検定費用、EU圏、台湾、シンガポールなどでの検定費用、Apple Pay到来に伴う決済センターとの接続など、1億円規模の開発費が発生する見込みだが、増収効果で吸収して黒字化予想だ。なおApple Pay開始時期が未確定のため、Apple Payが開始された場合に想定し得る売上については織り込んでいない。Apple Payが開始されたタイミングで売上・利益に関する見直しを行う予定としている。新製品の寄与で収益改善が期待される。

■株価は基調転換を確認して上値試す

 株価の動きを見ると安値圏300円台で推移していたが、8月17日に「incredist premium」がドコモ「iD」に対応したとの発表を好感して動意づき、6月高値を突破して9月8日の年初来高値537円まで上伸した。
8月17日に新製品「incredist premium」がドコモ「iD」に対応したとの発表を好感して8月17日に400円、そして18日に428円まで急伸する場面があった。

 9月9日の終値487円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円29銭で算出)は92倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は15倍近辺である。時価総額は約46億円である。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線に対するプラス乖離率が20%を超えて、目先的にはやや過熱感を強めている。ただし週足チャートで見ると、26週移動平均線と13週移動平均線を一気に突破して基調転換を確認した形である。上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[8月19日更新]

フライトホールディングスは新製品がドコモ「iD」に対応、17年3月期は新製品寄与して黒字化予想

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECソリューションも展開している。8月17日には新製品「incredist premium」がドコモ「iD」に対応したと発表している。また17年3月期第1四半期は赤字が縮小した。通期は新製品が寄与して黒字化予想である。株価は調整一巡して出直り展開だろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 13年4月にはJ−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」を販売開始した。

■アライアンスも活用して事業展開

 15年9月イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

 15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携し、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーがGMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」新プランを発表した。

■海外展開も加速

 14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月にはアジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品を積極投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは、米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して、新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 16年3月新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年6月にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」の提供を開始した。第一弾の電子マネーブランドとしてNTTドコモ<9437>の「iD(アイディー)」がサービスインする。

 また8月17日には、タブレット向けマルチ決済装置の新製品「incredist premium」が電子マネーに対応し、第一弾としてNTTドコモの後払い電子マネー「iD」がサービスインしたと発表した。

■サービス事業の大型案件が影響する収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益が7百万円の赤字、58百万円の赤字、77百万円の赤字、83百万円の黒字、16年3月期は売上高が1億83百万円、2億61百万円、1億73百万円、13億38百万円、営業利益が1億43百万円の赤字、79百万円の赤字、1億33百万円、2億63百万円だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上が影響する収益構造だ。15年3月期は新規大型案件の先送りが影響し、16年3月期第4四半期は新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。

 16年3月期は新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だったが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。売上総利益は15年3月期比23.5%増加し、売上総利益率は25.9%で同0.1ポイント上昇した。販管費は同27.5%増加し、販管費比率は30.6%で同1.1ポイント上昇した。自己資本比率は22.0%で同10.8ポイント低下した。配当は無配を継続した。

 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が同6.2%減の5億82百万円で営業利益が同3.3倍の11百万円、サービス事業は売上高が同40.2%増の13億51百万円で営業利益が同8.0%増の1億77百万円、ECソリューション事業は売上高が同54.8%増の36百万円で営業利益が46百万円の赤字(前々期は19百万円の赤字)だった。

 C&S事業は人材採用が計画どおりに進まず、サービス事業の立ち上げに要員を投入したため減収だったが、営業損益は改善した。サービス事業は新製品「incredist premium」大型案件納品で大幅増収だが、同製品の開発費発生のため営業損益は伸び悩んだ。ECソリューション事業は事業立ち上げのため固定費が先行して発生している。

■17年3月期第1四半期は赤字縮小

 8月9日発表した今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比10.6%増の2億02百万円で、営業利益が1億03百万円の赤字(前年同期は1億43百万円の赤字)、経常利益が1億15百万円の赤字(同1億52百万円の赤字)、純利益が1億16百万円の赤字(同1億53百万円の赤字)だった。増収効果や販管費抑制効果で赤字が縮小した。

 売上総利益は同5.4倍増加し、売上総利益率は23.7%で同18.8ポイント上昇した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は74.7%で同8.8ポイント低下した。営業外費用では為替差損10百万円を計上した。

 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が同4.6%増の1億25百万円で営業利益が6百万円の赤字(同9百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同5.1%減の59百万円で営業利益が30百万円の赤字(同46百万円の赤字)、ECソリューション事業は売上高が同3.2倍の18百万円で営業利益が0百万円の赤字(同19百万円の赤字)だった。

■17年3月期は黒字化予想、新製品も寄与して収益改善期待

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想は前回予想(5月20日公表)を据え置いて、売上高が前期(16年3月期)比7.4%増の21億円、営業利益が60百万円の黒字(前期は92百万円の赤字)、経常利益が50百万円の黒字(同1億28百万円の赤字)、純利益が30百万円の黒字(同1億62百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 C&S事業は前期からの仕掛案件や既存顧客のデータセンター移転案件に注力するほか、ITインフラのクラウド移行の営業を強化する。サービス事業は既存大口顧客に対する追加導入の提案活動、Apple Payを含むコンタクトレスEMVや電子マネーにも対応する新製品「incredist premium」の開発・販売に注力する。ECソリューション事業はカスタマイズ対応や越境ECにフォーカスして、BtoB向けECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の販売に注力する。

 利益面では、新製品「incredist premium」販売活動で前期に積み残した北米での検定費用、EU圏、台湾、シンガポールなどでの検定費用、Apple Pay到来に伴う決済センターとの接続など、1億円規模の開発費が発生する見込みだが、増収効果で吸収して黒字化予想だ。なおApple Pay開始時期が未確定のため、Apple Payが開始された場合に想定し得る売上については織り込んでいない。Apple Payが開始されたタイミングで売上・利益に関する見直しを行う予定としている。新製品の寄与で収益改善が期待される。

■株価は調整一巡して出直り

 株価の動きを見ると安値圏300円台で推移していたが、新製品「incredist premium」がドコモ「iD」に対応したとの発表を好感して8月17日に400円、そして18日に428円まで急伸する場面があった。

 8月18日の終値382円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円29銭で算出)は72倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は12倍近辺である。時価総額は約36億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線と13週移動平均線を一気に突破した。調整一巡して出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[7月22日更新]

フライトホールディングスは調整一巡して出直り、17年3月期は新製品寄与して黒字化予想

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECソリューションも展開している。17年3月期は新製品が寄与して黒字化予想である。株価は6月の年初来高値から反落後の調整が一巡して出直り展開だろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」を展開している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末に利用する大企業向け国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始し、高級ホテル・レストラン・観光タクシー・旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 13年4月にはJ−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」を販売開始した。

■アライアンスも活用して事業展開

 15年9月イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

 15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携し、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーがGMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」新プランを発表した。

■海外展開も加速

 14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月にはアジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品を積極投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは、米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して、新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 16年3月新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国ではセキュリティー基準審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する。

 16年6月にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」の提供を開始した。第一弾の電子マネーブランドとしてNTTドコモ<9437>の「iD(アイディー)」がサービスインする。

■サービス事業の大型案件が影響する収益構造

 四半期別推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益が7百万円の赤字、58百万円の赤字、77百万円の赤字、83百万円の黒字、16年3月期は売上高が1億83百万円、2億61百万円、1億73百万円、13億38百万円、営業利益が1億43百万円の赤字、79百万円の赤字、1億33百万円、2億63百万円だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上が影響する収益構造だ。15年3月期は新規大型案件の先送りが影響し、16年3月期第4四半期は新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。

 16年3月期は新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だったが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。売上総利益は15年3月期比23.5%増加し、売上総利益率は25.9%で同0.1ポイント上昇した。販管費は同27.5%増加し、販管費比率は30.6%で同1.1ポイント上昇した。自己資本比率は22.0%で同10.8ポイント低下した。配当は無配を継続した。

 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が同6.2%減の5億82百万円で営業利益が同3.3倍の11百万円、サービス事業は売上高が同40.2%増の13億51百万円で営業利益が同8.0%増の1億77百万円、ECソリューション事業は売上高が同54.8%増の36百万円で営業利益が46百万円の赤字(前々期は19百万円の赤字)だった。

 C&S事業は人材採用が計画どおりに進まず、サービス事業の立ち上げに要員を投入したため減収だったが、営業損益は改善した。サービス事業は新製品「incredist premium」大型案件納品で大幅増収だが、同製品の開発費発生のため営業損益は伸び悩んだ。ECソリューション事業は事業立ち上げのため固定費が先行して発生している。

■17年3月期は黒字化予想、新製品も寄与して収益改善期待

 今期(17年3月期)の連結業績予想(50月20日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比7.4%増の21億円、営業利益が60百万円の黒字(前期は92百万円の赤字)、経常利益が50百万円の黒字(同1億28百万円の赤字)、純利益が30百万円の黒字(同1億62百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 C&S事業は前期からの仕掛案件や既存顧客のデータセンター移転案件に注力するほか、ITインフラのクラウド移行の営業を強化する。サービス事業は既存大口顧客に対する追加導入の提案活動、Apple Payを含むコンタクトレスEMVや電子マネーにも対応する新製品「incredist premium」の開発・販売に注力する。ECソリューション事業はカスタマイズ対応や越境ECにフォーカスして、BtoB向けECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の販売に注力する。

 利益面では、新製品「incredist premium」販売活動で前期に積み残した北米での検定費用、EU圏、台湾、シンガポールなどでの検定費用、Apple Pay到来に伴う決済センターとの接続など、1億円規模の開発費が発生する見込みだが、増収効果で吸収して黒字化予想だ。なおApple Pay開始時期が未確定のため、Apple Payが開始された場合に想定し得る売上については織り込んでいない。Apple Payが開始されたタイミングで売上・利益に関する見直しを行う予定としている。新製品の寄与で収益改善が期待される。

■株価は調整一巡して出直り

 株価の動きを見ると、6月の年初来高値520円から反落後の調整局面だが、地合い悪化の影響を受けた6月24日の直近安値295円から切り返しの動きを強めている。

 7月21日の終値350円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円29銭で算出)は66倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は11倍近辺である。時価総額は約33億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋り、サポートラインを確認した形だ。調整一巡して出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[6月29日更新]

フライトホールディングスは新製品が寄与して17年3月期黒字化予想

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECソリューションも展開している。次世代型マルチ決済装置「incredist premium」や電子マネー対応版「ペイメント・マイスター」が寄与して17年3月期黒字化予想である。株価は急伸した6月6日の年初来高値から地合い悪化で反落したが、再動意の可能性があるだろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 14年10月、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)し、ECソリューション事業も強化している。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューション分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」はiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けの、国内初のBtoB決済ソリューションである。10年9月に提供開始して高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 そして13年4月には、J−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」の販売を開始した。

■アライアンスも活用して事業展開

 15年9月イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を連携した。

 15年12月フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けで、ロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月イーシー・ライダーがportia(ポーシャ)と業務提携して、BtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」とポーシャの企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携した。またイーシー・ライダーが、GMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」の新プランを発表した。

■海外展開も加速

 14年12月「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。ICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)やApple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。15年12月アジアを中心とした電子決済ソリューション事業展開に向けてFLIGHT台湾を設立した。

 16年5月にはフライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredoraxと業務提携した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品を積極投入

 15年10月フライトシステムコンサルティングが米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて、北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 また米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 そして16年3月、新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国では現在セキュリティー基準の審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する予定としている。

 6月2日にはフライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」を開発し、加盟店向けに提供開始すると発表した。第一弾の電子マネーブランドとしてNTTドコモ<9437>の「iD(アイディー)」がサービスインする。

■大型案件も影響する収益構造

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期3億59百万円、第2四半期3億円、第3四半期2億38百万円、第4四半期6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上有無も影響する収益構造で、15年3月期は新規大型案件の先送りが影響した。ただし第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

■16年3月期は開発費増加などで赤字拡大

 前期(16年3月期)連結業績は売上高が前々期(15年3月期)比22.8%増の19億55百万円、営業利益が92百万円の赤字(前々期は59百万円の赤字)、経常利益が1億28百万円の赤字(同62百万円の赤字)、純利益が1億62百万円の赤字(同84百万円の赤字)だった。配当は無配を継続した。

 新製品「incredist premium」大型案件納品で増収だが、開発費発生やECソリューション事業における固定費先行などで利益は赤字が拡大した。売上総利益は23.5%増加し、売上総利益率は25.9%で同0.1ポイント上昇した。販管費は同27.5%増加し、販管費比率は30.6%で同1.1ポイント上昇した。営業外では為替差損益が悪化(前々期は差益13百万円、前期は差損7百万円)した。特別損失ではソフトウェア評価損10百万円を計上した。自己資本比率は22.0%で同10.8ポイント低下した。

 セグメント別(連結調整前)動向を見ると、C&S事業は売上高が同6.2%減の5億82百万円で営業利益が同3.3倍の11百万円、サービス事業は売上高が同40.2%増の13億51百万円で営業利益が同8.0%増の1億77百万円、ECソリューション事業は売上高が同54.8%増の36百万円で営業利益が46百万円の赤字(前々期は19百万円の赤字)だった。

 C&S事業は引き合いが堅調だったが人材採用が計画どおりに進まず、またサービス事業の立ち上げに要員を投入したため減収だった。営業損益は改善した。サービス事業は新製品「incredist premium」大型案件納品で大幅増収だが、同製品の開発費発生のため営業損益は伸び悩んだ。ECソリューション事業は事業立ち上げのため固定費が先行して発生している。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期1億83百万円、第2四半期2億61百万円、第3四半期1億73百万円、第4四半期13億38百万円で、営業利益は第1四半期1億43百万円の赤字、第2四半期79百万円の赤字、第3四半期1億33百万円、第4四半期2億63百万円だった。第4四半期はサービス事業における新製品「incredist premium」大型案件納品が寄与した。

■17年3月期は黒字化予想、新製品も寄与して収益改善期待

 今期(17年3月期)の連結業績予想(50月20日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比7.4%増の21億円、営業利益が60百万円の黒字(前期は92百万円の赤字)、経常利益が50百万円の黒字(同1億28百万円の赤字)、純利益が30百万円の黒字(同1億62百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 C&S事業は、前期からの仕掛案件や既存顧客のデータセンター移転案件に注力するほか、新たな取組としてクラウド移行の専門部隊を立ち上げ、ITインフラのクラウド移行の営業を強化する。サービス事業は、既存大口顧客に対する追加導入の提案活動、Apple Payを含むコンタクトレスEMVや電子マネーにも対応する新製品「incredist premium」の開発・販売に注力する。ECソリューション事業はカスタマイズ対応や越境ECにフォーカスして、BtoB向けECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の販売に注力する。

 利益面では、新製品「incredist premium」販売活動で、前期に積み残した北米での検定費用、EU圏、台湾、シンガポールなどでの検定費用、およびApple Pay到来に伴う決済センターとの接続など、1億円規模の開発費が発生する見込みだが、増収効果で吸収して黒字化予想だ。なおApple Pay開始時期が未確定のため、Apple Payが開始された場合に想定し得る売上については織り込んでいない。Apple Payが開始されたタイミングで売上・利益に関する見直しを行う予定としている。新製品も寄与して収益改善が期待される。

■株価は地合い悪化の影響で反落したが再動意の可能性

 株価の動きを見ると、急伸した6月6日の年初来高値520円から地合い悪化で反落し、6月24日に295円まで調整したが、その後は切り返しの動きを強めている。再動意の可能性があるだろう。

 6月28日の終値349円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円29銭で算出)は66倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は11倍近辺である。時価総額は約33億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。調整が一巡して再動意の可能性があるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[6月03日更新]

フライトホールディングスは17年3月期黒字化予想、新製品も寄与して収益改善期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECソリューションなども展開している。6月2日には電子マネー対応版「ペイメント・マイスター」新製品を発表した。第一弾の対応ブランドはNTTドコモ<9437>の「iD」である。16年3月期は赤字が拡大したが17年3月期は黒字化予想である。次世代型マルチ決済装置の新製品「incredist premium」なども寄与して収益改善基調が期待される。株価は17年3月期黒字化予想や、5月31日発表のEU圏Credoraxとの業務提携を材料視して動意づいた。モミ合いから上放れて大底圏を脱する形だ。続伸展開だろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 14年10月にECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)し、ECソリューション事業も強化している。

■電子決済ソリューション分野に強み

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」と、スマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マイスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」は10年9月に提供開始した。iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けの、国内初のBtoB向け決済ソリューションである。高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店など幅広い業種に導入されている。

 そして13年4月には、J−Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといったカードの読み取りを1台で実現できる、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist」の販売を開始した。

■アライアンスも活用して事業展開

 14年9月には、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」に関して、フォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 15年4月には、スマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マイスター for J−Mups(ジェイマップス)」を加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。そして15年11月には「ペイメント・マイスター for J−Mups」をバージョンアップし、訪日外国人向けの外貨建てカード決済サービスに対応した。

 15年9月には、子会社イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」と、ラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」との連携を開始した。

 15年12月には子会社フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリの開発者などを総合的に支援する「Pepperパートナープログラム」において、ロボアプリパートナーとして認定された。

 16年4月には子会社イーシー・ライダーがportia(ポーシャ、東京都)と業務提携し、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」と、ポーシャが新しく提供する企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携させたサービスを提供すると発表した。

 また16年4月には子会社イーシー・ライダーが、GMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO(コノハ)」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」の新プランを提供すると発表した。

■海外展開も加速

 14年12月には、海外での「ペイメント・マイスター」および「incredist」の拡販に向けて、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 また15年12月には、アジアを中心とした海外での電子決済ソリューション事業の展開に向けて、台湾に100%子会社(FLIGHT台湾)を設立した。

 5月31日には子会社フライトシステムコンサルティングが、EUでクレジットカード・アクワイアリング事業を行うCredorax(クレドラクス)との業務提携を発表した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」をCredoraxに接続し、クレジットカード決済装置の新製品「incredist premium」を活用したタブレット連動型カード決済ソリューションをEU圏で広く展開していく。なお接続完了は16年8月頃の予定としている。

■新製品を積極投入

 15年10月には子会社フライトシステムコンサルティングが、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて、北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置「incredist」の新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、および日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 また米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 そして16年3月、新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国では現在セキュリティー基準の審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する予定としている。

 6月2日には子会社フライトシステムコンサルティングが、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マイスター」の新たなラインナップとして、トッパン・フォームズ<7862>のグループ会社であるTFペイメントサービス(TFPS)と連携し、電子マネー対応版「ペイメント・マイスター for Thincacloud」を開発し、加盟店向けに提供開始すると発表した。

 接続先決済センターを、TFPSが運営する電子マネー専用クラウド型決済プラットフォームサービス「Thincacloud(シンカクラウド)」として、電子マネー決済を実現する。第一弾の電子マネーブランドとしてNTTドコモ<9437>の「iD(アイディー)」がサービスインする。

■大型案件も影響する収益構造

 15年3月期の四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上有無も影響する収益構造で、15年3月期は新規大型案件の先送りが影響した。ただし第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

■16年3月期は大型案件が一巡して赤字拡大

 5月20日発表した前期(16年3月期)の連結業績は、売上高が前々期(15年3月期)比22.8%増の19億55百万円、営業利益が92百万円の赤字(前々期は59百万円の赤字)、経常利益が1億28百万円の赤字(同62百万円の赤字)、純利益が1億62百万円の赤字(同84百万円の赤字)だった。配当は無配を継続した。

 サービス事業で新製品「incredist premium」の大型案件を納品して大幅増収だったが、同製品の開発費発生や、ECソリューション事業における固定費先行などで利益面では赤字が拡大した。売上総利益は23.5%増加し、売上総利益率は25.9%で同0.1ポイント上昇した。販管費は同27.5%増加し、販管費比率は30.6%で同1.1ポイント上昇した。営業外では為替差損益が悪化(前々期は差益13百万円計上、前期は差損7百万円計上)した。特別損失ではソフトウェア評価損10百万円を計上した。自己資本比率は22.0%で同10.8ポイント低下した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が同6.2%減の5億82百万円、営業利益が同3.3倍の11百万円だった。サービス事業は売上高が同40.2%増の13億51百万円、営業利益が同8.0%増の1億77百万円だった。ECソリューション事業は売上高が同54.8%増の36百万円、営業利益が46百万円の赤字(前々期は19百万円の赤字)だった。

 C&S事業では物流企業向けシステム開発やマイナンバー対応システム開発支援などを行い、引き合いも堅調だったが、人材採用が計画どおりに進まず、またサービス事業の立ち上げに要員を投入したため減収だった。営業損益は改善した。サービス事業では、新製品「incredist premium」の大型案件を納品して大幅増収だが、同製品の開発費発生のため営業損益は伸び悩んだ。ECソリューション事業は事業立ち上げのため固定費が先行して発生している。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)1億83百万円、第2四半期(7月〜9月)2億61百万円、第3四半期(10月〜12月)1億73百万円、第4四半期(1月〜3月)13億38百万円で、営業利益は第1四半期1億43百万円の赤字、第2四半期79百万円の赤字、第3四半期1億33百万円、第4四半期2億63百万円だった。第4四半期はサービス事業における新製品「incredist premium」の大型案件納品が寄与した。

■17年3月期は黒字化予想、新製品も寄与して収益改善期待

 今期(17年3月期)の連結業績予想(50月20日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比7.4%増の21億円、そして営業利益が60百万円の黒字(前期は92百万円の赤字)、経常利益が50百万円の黒字(同1億28百万円の赤字)、純利益が30百万円の黒字(同1億62百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 C&S事業においては、前期からの仕掛案件や既存顧客のデータセンター移転案件に注力するほか、新たな取組としてクラウド移行の専門部隊を立ち上げ、ITインフラのクラウド移行の営業を強化する。サービス事業においては、既存大口顧客に対する追加導入の提案活動、Apple Payを含むコンタクトレスEMVや電子マネーにも対応する新製品「incredist premium」の開発・販売活動に注力する。ECソリューション事業では、強みであるカスタマイズ対応や越境ECにフォーカスして、BtoB向けECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の販売活動に注力する。

 利益面では、新製品「incredist premium」販売活動で、前期に積み残した北米での検定費用、EU圏、台湾、シンガポールなどでの検定費用、およびApple Pay到来に伴う決済センターとの接続など、1億円規模の開発費が発生する見込みだが、増収効果で吸収して黒字化予想だ。なおApple Pay開始時期が未確定のため、Apple Payが開始された場合に想定し得る売上については織り込んでいない。Apple Payが開始されたタイミングで売上・利益に関する見直しを行う予定としている。新製品も寄与して収益改善が期待される。

■株価はモミ合い上放れて大底圏脱出

 株価の動きを見ると、17年3月期黒字化予想や、5月31日発表のEU圏Credoraxとの業務提携を材料視して動意づいた。5月31日には447円まで急伸して1月の470円に接近する場面があった。300円〜350円近辺でのモミ合いから上放れる形だ。

 6月2日の終値360円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円29銭で算出)は68倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS32円92銭で算出)は11倍近辺である。時価総額は約34億円である。

 週足チャートで見ると戻りを押さえていた13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。モミ合いから上放れて大底圏を脱する形だ。続伸展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月25日更新]

フライトHD次世代型マルチ決済装置の新製品が寄与して17年3月期収益改善期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。16年3月期は赤字予想だが、17年3月期は次世代型マルチ決済装置の新製品「incredist premium」が寄与して収益改善基調が期待される。株価は3月の戻り高値圏から反落したが、2月の上場来安値まで下押すことなく切り返している。大底圏を脱して下値を切り上げる形だ。出直り展開だろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」、およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。

 14年10月には、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)して、ECソリューション事業も強化している。

■アライアンスも活用して事業展開

 14年9月には、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」に関して、フォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 15年4月には、スマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。

 15年11月には「ペイメント・マスター for J−Mups」のバージョンアップを行い、訪日外国人向けの外貨建てカード決済サービスに対応した。

 15年9月には、子会社イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」と、ラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」との連携を開始した。

 15年12月には子会社フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリの開発者などを総合的に支援する「Pepperパートナープログラム」においてロボアプリパートナーとして認定された。

 4月5日には子会社イーシー・ライダーがportia(ポーシャ、東京都)と業務提携し、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築システム「EC−Rider B2B」と、ポーシャが新しく提供する企業向けオンラインリアルタイム決済システム「portia」を連携させたサービスを提供すると発表した。

 4月21日には子会社イーシー・ライダーが、GMOインターネット<9449>のクラウドサービス「ConoHa byGMO(コノハ)」を基盤に採用した「EC−Rider B2B」の新プランを提供すると発表した。

■海外展開も加速

 14年12月には、海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 また15年12月には、アジアを中心とした海外での電子決済ソリューション事業の展開に向けて、台湾に100%子会社(FLIGHT台湾)を設立した。

■決済端末の新製品「incredist premium」の販売開始

 15年10月には、子会社フライトシステムコンサルティングが米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて、北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置incredistの新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 また米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 そして16年3月、新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。米国では現在セキュリティー基準の審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する予定としている。

■大型案件も影響する収益構造

 15年3月期の四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上有無も影響する収益構造で、15年3月期は新規大型案件の先送りが影響した。ただし第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

■16年3月期第3四半期累計は大型案件一巡で減収、赤字拡大

 前期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比31.1%減の6億17百万円、営業利益が3億55百万円の赤字(前年同期は1億42百万円の赤字)、経常利益が3億82百万円の赤字(同1億34百万円の赤字)、純利益が4億13百万円の赤字(同1億34百万円の赤字)だった。

 サービス事業における大型案件の一巡、マルチ電子決済端末incredistの次世代機「incredist premium」の開発・販売開始遅れなどで大幅減収となり、ECソリューション事業の先行費用や「incredist premium」開発費用も影響して利益は赤字が拡大した。純利益はECソリューション事業に係る減損損失18百万円計上やソフトウェア評価損10百万円の計上も影響した。

 セグメント別(連結調整前)に見るとC&S事業は売上高が前年同期比3.4%減の4億12百万円で営業利益が10百万円の赤字(前年同期は0百万円)、サービス事業は売上高が同57.4%減の1億93百万円で営業利益が1億19百万円の赤字(同22百万円の黒字)、ECソリューション事業は売上高が同3.1倍の21百万円で営業利益が43百万円の赤字(同8百万円の赤字)だった。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)1億83百万円、第2四半期(7月〜9月)2億61百万円、第3四半期(10月〜12月)1億73百万円、営業利益は第1四半期1億43百万円の赤字、第2四半期79百万円の赤字、第3四半期1億33百万円だった。

■16年3月期は赤字だが、17年3月期は新製品が寄与して収益改善期待

 前期(16年3月期)通期の連結業績予想(2月9日に減額修正)は、売上高が前期(15年3月期)比21.8%増の19億40百万円、営業利益が1億40百万円の赤字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が1億70百万円の赤字(同62百万円の赤字)、純利益が2億円の赤字(同84百万円の赤字)としている。なお配当は無配継続としている。

 C&S事業において引き合いに十分対応する人員体制を確保できなかったこと、サービス事業においてマルチ電子決済端末incredistの次世代機「incredist premium」の開発・販売開始が遅れたこと、そしてECソリューション事業の立ち上がりが遅れたことで、赤字が拡大する見込みだ。

 ただし「incredist premium」に関して3月に大型案件の納品を控えており、第4四半期(1月〜3月)に約13億円の売上を計上する予定としている。また「incredist premium」販売開始によって、今期(17年3月期)は収益改善基調が期待される。

■株価は大底圏脱して下値切り上げ

 株価の動きを見ると、3月14日の戻り高値434円から反落したが、2月の上場来安値236円まで下押すことなく、4月6日の直近安値301円から切り返している。大底圏から脱して下値を切り上げた形だ。

 4月21日の終値は342円で、時価総額は約32億円である。週足チャートで見ると13週移動平均線が下値を支える形となった。出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月28日更新]

フライトHDの17年3月期は次世代決済装置新製品の収益寄与期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。16年3月期業績は赤字予想となったが、次世代型マルチ決済装置の新製品「incredist premium」を3月14日に販売開始した。17年3月期収益への寄与が期待される。株価は2月の上場来安値から切り返している。大底圏を脱して出直り展開だろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「incredist(インクレディスト)」、およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。

 14年10月には、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)して、ECソリューション事業も強化している。

■アライアンスも活用して事業展開

 14年9月には、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」に関して、フォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 15年4月にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。

 15年11月には「ペイメント・マスター for J−Mups」のバージョンアップを行い、訪日外国人向けの外貨建てカード決済サービスに対応した。

 15年9月には、子会社イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築ASP「EC−Rider B2B」と、ラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」との連携を開始した。

 15年12月には導入事例として、子会社イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築ASP「EC−Rider B2B」が、ニトムズ(愛知県名古屋市)の「ニトムズオンラインストア」の基盤システムに採用されたことを紹介している。

 15年12月には、子会社フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリの開発者などを総合的に支援する「Pepperパートナープログラム」においてロボアプリパートナーとして認定された。そして1月19日には事例紹介として「Pepper」によるフライトグループ受付を公開している。

■海外展開も加速

 14年12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 また15年12月にはアジアを中心とした海外での電子決済ソリューション事業の展開に向けて台湾に100%子会社(FLIGHT台湾)を設立した。

■決済端末の新製品「incredist premium」の販売開始

 15年10月には、子会社フライトシステムコンサルティングが米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて、北米市場向けにタブレット連動型クレジットカード決済装置incredistの新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 また米国子会社FLIGHT SYSTEM USAは米国の大手決済センター事業者PIVOTALと業務提携した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 そして3月14日に新製品「incredist premium」の日本国内での販売を開始した。なお米国では現在、セキュリティー基準の審査を依頼中であり、審査が終了次第、米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での販売を開始する予定としている。

■大型案件も影響する収益構造

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上有無も影響する収益構造で、15年3月期は新規大型案件の先送りが影響した。ただし第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

■16年3月期第3四半期累計は大型案件一巡で減収、赤字拡大

 今期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比31.1%減の6億17百万円、営業利益が3億55百万円の赤字(前年同期は1億42百万円の赤字)、経常利益が3億82百万円の赤字(同1億34百万円の赤字)、純利益が4億13百万円の赤字(同1億34百万円の赤字)だった。

 サービス事業における大型案件の一巡、マルチ電子決済端末incredistの次世代機「incredist premium」の開発・販売開始遅れなどで大幅減収となり、ECソリューション事業の先行費用や「incredist premium」開発費用も影響して利益は赤字が拡大した。純利益はECソリューション事業に係る減損損失18百万円計上、ソフトウェア評価損10百万円計上も影響した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が前年同期比3.4%減の4億12百万円で営業利益が10百万円の赤字(前年同期は0百万円)、サービス事業は売上高が同57.4%減の1億93百万円で営業利益が1億19百万円の赤字(同22百万円の黒字)、ECソリューション事業は売上高が同3.1倍の21百万円で営業利益が43百万円の赤字(同8百万円の赤字)だった。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)1億83百万円、第2四半期(7月〜9月)2億61百万円、第3四半期(10月〜12月)1億73百万円、営業利益は第1四半期1億43百万円の赤字、第2四半期79百万円の赤字、第3四半期1億33百万円だった。

■16年3月期通期は赤字予想だが、17年3月期は新製品の収益寄与期待

 今期(16年3月期)通期の連結業績予想(2月9日に減額修正)は、売上高が前期比21.8%増の19億40百万円だが、営業利益が1億40百万円の赤字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が1億70百万円の赤字(同62百万円の赤字)、純利益が2億円の赤字(同84百万円の赤字)としている。なお配当は無配継続としている。

 C&S事業において引き合いに十分対応する人員体制を確保できなかったこと、サービス事業においてマルチ電子決済端末incredistの次世代機「incredist premium」の開発・販売開始が遅れたこと、ECソリューション事業の立ち上がりが遅れているため、減額修正して赤字が拡大する見込みだ。

 ただし「incredist premium」に関して3月に大型案件の納品を控えており、第4四半期(1月〜3月)に約13億円の売上を計上する予定としている。また「incredist premium」販売開始によって、来期(17年3月期)収益への寄与が期待される。

■株価は大底圏脱して出直り

 株価の動きを見ると、2月12日の上場来安値236円から切り返し、3月14日には434円まで急伸する場面があった。その後は350円近辺で推移している。調整が一巡したようだ。

 3月25日の終値は340円で、時価総額は約32億円である。日足チャートで見ると25日移動平均線を突破し、25日移動平均線が上向きに転じている。また週足チャートで見ると13週移動平均線を突破した。大底圏を脱する動きのようだ。出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月01日更新]

フライトHDは16年3月期減額修正だが、次世代決済装置新製品の収益寄与期待

 フライトホールディングス<3753>(東2)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。16年3月期通期業績予想を減額修正したが、次世代型マルチ決済装置の新製品「incredist premium」の販売開始を発表した。17年3月期収益への寄与が期待される。株価は調整が一巡して切り返しの動きを強めている。出直り展開だろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。

 14年10月には、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)して、ECソリューション事業も強化している。

■アライアンスも活用して事業展開

 14年9月には、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」に関して、フォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 15年4月にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。

 15年11月には「ペイメント・マスター for J−Mups」のバージョンアップを行い、訪日外国人向けの外貨建てカード決済サービスに対応した。

 15年9月には、子会社イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築ASP「EC−Rider B2B」と、ラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」との連携を開始した。

 15年12月には導入事例として、子会社イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築ASP「EC−Rider B2B」が、ニトムズ(愛知県名古屋市)の「ニトムズオンラインストア」の基盤システムに採用されたことを紹介している。

 15年12月には、子会社フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリの開発者などを総合的に支援する「Pepperパートナープログラム」においてロボアプリパートナーとして認定された。そして1月19日には事例紹介として「Pepper」によるフライトグループ受付を公開している。

■海外展開も加速

 14年12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 また15年12月にはアジアを中心とした海外での電子決済ソリューション事業の展開に向けて台湾に100%子会社(FLIGHT台湾)を設立した。

■決済端末の新製品「incredist premium」を発表

 15年10月には、子会社フライトシステムコンサルティングが米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて、北米市場向けタブレット連動型クレジットカード決済装置incredistの新製品「incredist premium」を発表した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 そして米国子会社FLIGHT SYSTEM USAと米国の大手決済センター事業者PIVOTALとの業務提携を発表した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 そして2月9日には、新製品「incredist premium」の日本国内での販売を16年3月14日から開始すると発表した。同様に米国子会社FLIGHT SYSTEM USAを通じて米国での出荷も開始する。

■大型案件も影響する収益構造

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上有無も影響する収益構造で、15年3月期は新規大型案件の先送りが影響した。ただし第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

■16年3月期第3四半期累計は大型案件一巡で減収、赤字拡大

 2月9日発表した今期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)連結業績は、売上高が前年同期比31.1%減の6億17百万円、営業利益が3億55百万円の赤字(前年同期は1億42百万円の赤字)、経常利益が3億82百万円の赤字(同1億34百万円の赤字)、純利益が4億13百万円の赤字(同1億34百万円の赤字)だった。

 サービス事業における大型案件の一巡、マルチ電子決済端末incredistの次世代機「incredist premium」の開発・販売開始遅れなどで大幅減収となり、ECソリューション事業の先行費用や「incredist premium」開発費用も影響して利益は赤字が拡大した。純利益はECソリューション事業に係る減損損失18百万円計上、ソフトウェア評価損10百万円計上も影響した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が前年同期比3.4%減の4億12百万円で営業利益が10百万円の赤字(前年同期は0百万円)、サービス事業は売上高が同57.4%減の1億93百万円で営業利益が1億19百万円の赤字(同22百万円の黒字)、ECソリューション事業は売上高が同3.1倍の21百万円で営業利益が43百万円の赤字(同8百万円の赤字)だった。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)1億83百万円、第2四半期(7月〜9月)2億61百万円、第3四半期(10月〜12月)1億73百万円、営業利益は第1四半期1億43百万円の赤字、第2四半期79百万円の赤字、第3四半期1億33百万円だった。

■16年3月期通期予想を減額修正

 今期(16年3月期)通期の連結業績予想については2月9日に減額修正を発表した。前回予想(5月19日公表)に対して売上高を1億60百万円減額、営業利益を2億円減額、経常利益を2億円増額、純利益を2億25百万円減額した。

 修正後の通期連結業績予想は、売上高が前期比21.8%増の19億40百万円、営業利益が1億40百万円の赤字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が1億70百万円の赤字(同62百万円の赤字)、純利益が2億円の赤字(同84百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 C&S事業において引き合いに十分対応する人員体制を確保できなかったこと、サービス事業においてマルチ電子決済端末incredistの次世代機「incredist premium」の開発・販売開始が遅れたこと、ECソリューション事業の立ち上がりが遅れていることなどを要因として減額修正した。

 ただし「incredist premium」に関して3月に大型案件の納品を控えており、第4四半期(1月〜3月)に約13億円の売上を計上する予定としている。また「incredist premium」販売開始によって、来期(17年3月期)収益への寄与も期待される。

■株価は調整一巡して出直り

 株価の動きを見ると、地合い悪化も影響して2月12日の昨年来安値236円まで下押したが、その後は切り返しの動きを強めている。25日には329円まで上伸する場面があった。調整が一巡したようだ。

 2月26日の終値は313円で、時価総額は約30億円である。日足チャートで見ると25日移動平均線を突破した。16年3月期業績予想を減額修正したが、17年3月期はマルチ電子決済端末incredistの次世代機「incredist premium」の収益寄与が期待される。週足チャートで13週移動平均線を突破すれば出直りの動きが本格化しそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月21日更新]

フライトHDは16年3月期営業黒字化予想、決済端末の新製品にも注目

 フライトホールディングス<3753>(東2)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。16年3月期は大型案件も寄与して営業黒字化予想である。マイナンバー制度関連や決済端末新製品も注目点だ。株価は地合い悪化も影響してモミ合い下放れたが売られ過ぎ感を強めている。反発のタイミングだろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。

 14年10月には、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)して、ECソリューション事業も強化している。

■アライアンスも活用して事業展開

 14年9月には、スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」に関して、フォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 15年4月にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。

 15年11月には「ペイメント・マスター for J−Mups」のバージョンアップを行い、訪日外国人向けの外貨建てカード決済サービスに対応した。

 15年9月には、子会社イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築ASP「EC−Rider B2B」と、ラクーンのBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」との連携を開始した。

 15年12月には導入事例として、子会社イーシー・ライダーのBtoB向けECサイト構築ASP「EC−Rider B2B」が、ニトムズ(愛知県名古屋市)の「ニトムズオンラインストア」の基盤システムに採用されたことを紹介している。

 15年12月には、子会社フライトシステムコンサルティングが、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリの開発者などを総合的に支援する「Pepperパートナープログラム」においてロボアプリパートナーとして認定された。そして1月19日には事例紹介として「Pepper」によるフライトグループ受付を公開している。

■海外展開も加速

 14年12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT USAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 また1月6日には、アジアを中心とした海外での電子決済ソリューション事業の展開に向けて台湾に100%子会社(FLIGHT台湾)を設立したと発表している。

■決済端末の新製品「incredist premium」を発表

 15年10月には、子会社フライトシステムコンサルティングが米国子会社FLIGHT USAを通じて、北米市場向けタブレット連動型クレジットカード決済装置incredistの新製品「incredist premium」を発表(出荷開始は16年1月中旬)した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 そして米国子会社FLIGHT USAと米国の大手決済センター事業者PIVOTALとの業務提携を発表した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 なお新製品「incredist premium」の日本国内での販売開始時期については、コンタクトレスEMV決済自体がテスト運用段階で、Apple Payも開始されていないため未定としている。

■大型案件も影響する収益構造

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上有無も影響する収益構造で、15年3月期は新規大型案件の先送りが影響した。ただし第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

■16年3月期第2四半期は大型案件一巡で減収、赤字拡大

 今期(16年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比32.6%減の4億44百万円、営業利益が2億22百万円の赤字(前年同期は65百万円の赤字)、経常利益が2億38百万円の赤字(同67百万円の赤字)、そして純利益が2億40百万円の赤字(同67百万円の赤字)だった。サービス事業における大型案件が一巡して大幅減収となり、ECソリューション事業の先行費用も影響して利益は赤字が拡大した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が前年同期比0.2%増の2億81百万円、営業利益が2百万円の赤字(同6百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同58.5%減の1億57百万円、営業利益が63百万円の赤字(同43百万円の黒字)、ECソリューション事業は売上高が14百万円、営業利益が31百万円の赤字だった。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)1億83百万円、第2四半期(7月〜9月)2億61百万円、営業利益は第1四半期1億43百万円の赤字、第2四半期79百万円の赤字だった。

■16年3月期通期は営業黒字化予想

 今期(16年3月期)通期の連結業績予想(5月19日公表)は、売上高が前期比31.9%増の21億円、営業利益が60百万円の黒字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が30百万円の黒字(同62百万円の赤字)、純利益が25百万円の黒字(同84百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 C&S事業では、マイナンバー制度関連および物流関連でシステム開発の大型案件を見込んでいる。サービス事業では、マルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」で、顧客側の都合で16年3月期にズレ込んだ新規大型案件が寄与する。ECソリューション事業では、今後3年間で100社への導入を目標としているBtoB用ECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の寄与が期待される。

 第2四半期累計は赤字幅が拡大したが、通期ベースでは増収効果で研究開発費、マーケティング費、採用費の増加を吸収して営業黒字化見込みだ。収益は改善基調だろう。

■株価はモミ合い下放れて軟調だが売られ過ぎ感

 株価の動きを見ると、地合い悪化も影響して1月20日には319円まで下押す場面があった。400円台でのモミ合いから下放れた形で軟調展開だ。ただし売られ過ぎ感を強めている。そして15年8月安値270円に接近して調整の最終局面と考えられる。

 1月20日の終値325円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円64銭で算出)は123倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS50円12銭で算出)は6.5倍近辺である。時価総額は約31億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえ、400円台でのモミ合いから下放れの形だが、日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が20%を超えて売られ過ぎ感を強めている。調整の最終局面で反発のタイミングだろう。
[11月30日更新]

フライトホールディングスの16年3月期営業は黒字化予想、決済端末の新製品も注目

 フライトホールディングス<3753>(東2)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。株価は安値圏でモミ合う展開だが調整一巡感を強めている。16年3月期営業黒字化予想であり、マイナンバー制度関連や15年10月発表の決済端末新製品も注目点だ。反発展開だろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、およびB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。

 また14年10月には、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)して、ECソリューション事業も強化している。

 14年12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社FLIGHT USAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

■アライアンスも活用して事業展開

 14年9月にはスマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」に関して、フォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 15年4月にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。

 15年9月には子会社イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーが提供するB2B企業向けに特化したECサイト構築ASP「EC−Rider B2B」と、ラクーンが提供するBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」との連携を開始した。

■決済端末の新製品「incredist premium」を発表

 15年10月には子会社フライトシステムコンサルティングが米国子会社FLIGHT USAを通じて、北米市場向けタブレット連動型クレジットカード決済装置incredistの新製品「incredist premium」を発表(出荷開始は16年1月中旬予定)した。磁気クレジットカード、接触型ICクレジットカード(EMV)、非接触型ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)、日本独自の電子マネーに対応した決済端末である。

 そして米国子会社FLIGHT USAと米国の大手決済センター事業者PIVOTALとの業務提携を発表した。PIVOTALのGlobalOneサービスと協業して新製品「incredist premium」の北米での販売を強化する。

 なお新製品「incredist premium」の日本国内での販売開始時期については、コンタクトレスEMV決済自体がテスト運用段階で、かつApple Payも開始されていないため未定としている。

■大型案件も影響する収益構造

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円で、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上有無も影響する収益構造で、15年3月期は新規大型案件の先送りが影響した。ただし第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

■16年3月期営業黒字化予想

 11月12日発表の今期(16年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比32.6%減の4億44百万円、営業利益が2億22百万円の赤字(前年同期は65百万円の赤字)、経常利益が2億38百万円の赤字(同67百万円の赤字)、純利益が2億40百万円の赤字(同67百万円の赤字)だった。サービス事業における大型案件が一巡して大幅減収となり、ECソリューション事業の先行費用も影響して利益は赤字が拡大した。

 なおセグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が前年同期比0.2%増の2億81百万円で、営業利益が2百万円の赤字(同6百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同58.5%減の1億57百万円で、営業利益が63百万円の赤字(同43百万円の黒字)、ECソリューション事業は売上高が14百万円で、営業利益が31百万円の赤字だった。

 なお四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)1億83百万円、第2四半期(7月〜9月)2億61百万円、営業利益は第1四半期1億43百万円の赤字、第2四半期79百万円の赤字だった。

 通期の連結業績予想は前回予想(5月19日公表)を据え置いて、売上高が前期比31.9%増の21億円、営業利益が60百万円の黒字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が30百万円の黒字(同62百万円の赤字)、純利益が25百万円の黒字(同84百万円の赤字)としている。配当は無配継続としている。

 C&S事業はマイナンバー制度関連および物流関連でシステム開発の大型案件を見込んでいる。サービス事業はマルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」で、顧客側の都合で16年3月期にズレ込んだ新規大型案件が寄与する。ECソリューション事業は、今後3年間で100社への導入を目標としているB2B用ECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の寄与が期待される。

 第2四半期累計は赤字幅が拡大したが、通期ベースでは増収効果で研究開発費、マーケティング費、採用費の増加を吸収して営業黒字化見込みだ。収益改善基調だろう。

■株価は安値圏モミ合いだが調整一巡感

 株価の動き(15年8月1日付で東証2部へ市場変更)を見ると、安値圏の400円〜500円近辺でモミ合う展開だ。ただし8月の年初来安値270円まで下押すことなく調整一巡感を強めている。

 11月27日の終値453円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円64銭で算出)は172倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS50円12銭で算出)は9.0倍近辺である。時価総額は約43億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、13週移動平均線突破の動きを強めている。16年3月期営業黒字化予想であり、マイナンバー制度関連や15年10月発表の決済端末新製品も注目点だ。反発展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月27日更新]

フライトホールディングスは8月安値で底打ちして下値切り上げ、16年3月期営業黒字化予想

 フライトホールディングス<3753>(東2)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。株価は8月の年初来安値で底打ちして下値を切り上げる形であり、16年3月期の営業黒字化予想も評価して反発展開だろう。マイナンバー制度関連も注目点だ。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、およびB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。14年9月にはフォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 また14年10月には、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)してECソリューション事業も強化している。

 14年12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社フライトUSAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 15年4月にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。

 また15年9月には子会社イーシー・ライダーがラクーン<3031>と業務提携して、イーシー・ライダーが提供するB2B企業向けに特化したECサイト構築ASP「EC−Rider B2B」と、ラクーンが提供するBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」との連携を開始した。

■大型案件も影響する収益構造

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円で、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。

 サービス事業における大型案件の売上計上有無も影響する収益構造で、15年3月期は新規大型案件の先送りが影響した。ただし第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

■16年3月期営業黒字化予想

 今期(16年3月期)の連結業績予想(5月19日公表)は売上高が前期比31.9%増の21億円、営業利益が60百万円の黒字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が30百万円の黒字(同62百万円の赤字)、純利益が25百万円の黒字(同84百万円の赤字)としている。配当は無配を継続する。

 C&S事業はマイナンバー制度関連および物流関連でシステム開発の大型案件を見込んでいる。サービス事業はマルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」で、顧客側の都合で16年3月期にズレ込んだ新規大型案件が寄与する。ECソリューション事業は、今後3年間で100社への導入を目標としているB2B用ECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の寄与が期待される。

 第1四半期(4月〜6月)は売上高が前年同期比49.1%減の1億83百万円、営業利益が1億43百万円の赤字(前年同期は7百万円の赤字)、経常利益が1億52百万円の赤字(同15百万円の赤字)、純利益が1億53百万円の赤字(同15百万円の赤字)だった。

 サービス事業において前年同期の電子決済ソリューション大型案件の追加納品が一巡したため大幅減収で営業赤字が拡大した。ただし概ね計画水準のようだ。14年11月連結で新規のECソリューション事業は固定費が先行した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が同3.5%減の1億20百万円で、営業利益が9百万円の赤字(同8百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同73.5%減の62百万円で、営業利益が46百万円の赤字(同52百万円の黒字)、新規のECソリューション事業は売上高が5百万円で、営業利益が19百万円の赤字だった。

 第1四半期は営業赤字幅が拡大したが、通期ベースでは増収効果で研究開発費、マーケティング費、採用費の増加を吸収して営業黒字化見込みだ。収益改善基調だろう。

■株価は8月の年初来安値で底打ちして下値切り上げ

 株価の動き(15年8月1日付で東証2部へ市場変更)を見ると、17年4月予定の消費税率10%引き上げ時の軽減税率関連として急伸した9月10日の戻り高値622円から反落したが、8月の年初来安値270円まで下押すことなく、400円〜500円近辺のレンジで推移している。8月の年初来安値で底打ちして下値を切り上げる展開だ。

 10月26日の終値444円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円64銭で算出)は168倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS50円12銭で算出)は8.9倍近辺である。なお時価総額は約42億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、13週移動平均線突破の動きを強めている。8月の年初来安値で底打ちして下値を切り上げる形であり、16年3月期の営業黒字化予想も評価して反発展開だろう。マイナンバー制度関連も注目点だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月29日更新]

フライトHDは8月安値で底打ち、16年3月期営業黒字予想

 フライトホールディングス[3753](東2)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。株価は消費税率10%引き上げ時の軽減税率関連の思惑で人気化する場面があり、8月の年初来安値で底打ちしたようだ。16年3月期の営業黒字化予想も評価して反発展開だろう。マイナンバー制度関連も注目点だ。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、およびB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。14年9月にはフォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 また14年10月には、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)してECソリューション事業も強化している。

 14年12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社フライトUSAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 15年4月にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。

■16年3月期営業黒字化予想

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

 今期(16年3月期)の連結業績予想(5月19日公表)は売上高が前期比31.9%増の21億円、営業利益が60百万円の黒字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が30百万円の黒字(同62百万円の赤字)、純利益が25百万円の黒字(同84百万円の赤字)としている。配当は無配を継続する。

 C&S事業はマイナンバー制度関連および物流関連でシステム開発の大型案件を見込んでいる。サービス事業はマルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」で、顧客側の都合で16年3月期にズレ込んだ新規大型案件が寄与する。ECソリューション事業は、今後3年間で100社への導入を目標としているB2B用ECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の寄与が期待される。

 第1四半期(4月〜6月)は売上高が前年同期比49.1%減の1億83百万円、営業利益が1億43百万円の赤字(前年同期は7百万円の赤字)、経常利益が1億52百万円の赤字(同15百万円の赤字)、純利益が1億53百万円の赤字(同15百万円の赤字)だった。

 サービス事業において前年同期の電子決済ソリューション大型案件の追加納品が一巡したため大幅減収で営業赤字が拡大した。ただし概ね計画水準のようだ。14年11月連結で新規のECソリューション事業は固定費が先行した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が同3.5%減の1億20百万円で、営業利益が9百万円の赤字(同8百万円の赤字)、サービス事業は売上高が同73.5%減の62百万円で、営業利益が46百万円の赤字(同52百万円の黒字)、新規のECソリューション事業は売上高が5百万円で、営業利益が19百万円の赤字だった。

 第1四半期は営業赤字幅が拡大したが、通期ベースでは増収効果で研究開発費、マーケティング費、採用費の増加を吸収して営業黒字化見込みだ。収益改善基調だろう。

■株価は8月安値で底打ち

 株価の動き(15年8月1日付で東証2部へ市場変更)を見ると、悪地合いも影響して急落した8月25日の年初来安値270円から切り返し、9月10日には622円まで急伸する場面があった。17年4月予定の消費税率10%引き上げ時の軽減税率関連との思惑がはたらいたようだ。その後は反落して人気一巡の形だが、8月の年初来安値まで下押す動きは見られない。

 9月28日の終値416円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円64銭で算出)は158倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS50円12銭で算出)は8.3倍近辺である。なお時価総額は約39億円である。

 週足チャートで見ると再び13週移動平均線と26週移動平均線を割り込んだが、日足チャートで見ると25日移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。8月安値で底打ちしたようだ。16年3月期の営業黒字化予想も評価して反発展開だろう。マイナンバー制度関連も注目点だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[8月31日更新]

フライトホールディングスは調整の最終局面、第1四半期赤字拡大だが16年3月期通期は黒字予想

 フライトホールディングス <3753> (東2)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。株価は第1四半期(4月〜6月)の赤字拡大や地合い悪化も影響して8月25日の年初来安値270円まで急落する場面があったが、28日には381円まで戻している。売り一巡して調整の最終局面だろう。16年3月期営業黒字化予想で、マイナンバー制度関連も注目点だ。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、およびB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。14年9月にはフォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 また14年10月には、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)してECソリューション事業も強化している。

 14年12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社フライトUSAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 15年4月にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。

 8月3日には「インクレディスト」の導入事例として、MOMA DESIGN STOREにおけるレジ周りの改革とインバウンド需要の対応を紹介している。

■16年3月期第1四半期は赤字拡大だが通期は営業黒字化予想

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

 8月14日に発表した今期(16年3月期)第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比49.1%減の1億83百万円、営業利益が1億43百万円の赤字(前年同期は7百万円の赤字)、経常利益が1億52百万円の赤字(同15百万円の赤字)、純利益が1億53百万円の赤字(同15百万円の赤字)だった。

 サービス事業で、前年同期の電子決済ソリューション大型案件の追加納品が一巡したため大幅減収で営業赤字が拡大した。ただし概ね計画水準のようだ。14年11月連結化で新規のECソリューション事業は固定費が先行して発生した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、C&S事業は売上高が同3.5%減の1億20百万円、営業利益が9百万円の赤字(同8百万円の赤字)だった。サービス事業は売上高が同73.5%減の62百万円、営業利益が46百万円の赤字(同52百万円の黒字)だった。新規のECソリューション事業は売上高が5百万円、営業利益が19百万円の赤字だった。

 通期の連結業績予想は前回予想(5月19日公表)を据え置いて、売上高が前期比31.9%増の21億円で、営業利益が60百万円の黒字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が30百万円の黒字(同62百万円の赤字)、純利益が25百万円の黒字(同84百万円の赤字)としている。配当は無配を継続する。

 C&S事業はマイナンバー制度関連および物流関連でシステム開発の大型案件を見込んでいる。サービス事業はマルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」で、顧客側の都合で16年3月期にズレ込んだ新規大型案件が寄与する。

 ECソリューション事業はB2B向けECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の寄与が期待される。今後3年間で100社への導入を目標としている。増収効果で研究開発費、マーケティング費、採用費の増加を吸収して営業黒字化見込みだ。収益は改善基調だろう。

■株価は調整の最終局面

 株価の動き(15年8月1日付で東証2部へ市場変更)を見ると、500円台でのモミ合い展開から下放れの形となり、第1四半期の赤字拡大や地合い悪化も影響して8月25日の年初来安値270円まで急落する場面があった。ただし28日には381円まで戻している。売り一巡して調整の最終局面のようだ。

 8月28日の終値374円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円64銭で算出)は142倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS50円12銭で算出)は7.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が依然として10%を超えて売られ過ぎ感の強い水準だ。16年3月期の営業黒字化予想を評価して反発展開だろう。マイナンバー制度関連も注目点だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[07月28日更新]

フライトHDは8月1日付で東証2部に上場市場変更、モミ合い上放れ期待
 フライトホールディングス<3753>(東マ)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。7月24日に8月1日付での東証2部への上場市場変更を発表した。株価は安値圏550円近辺でモミ合う展開だが下値固めは完了しているようだ。調整のほぼ最終局面だろう。東証2部への上場市場変更や16年3月期の営業黒字化予想を評価してモミ合い上放れが期待される。マイナンバー制度関連も注目点だ。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、およびB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。14年9月にはフォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 また14年10月には、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)してECソリューション事業も強化している。

 14年12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社フライトUSAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 15年4月にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。

■16年3月期は営業黒字化予想

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

 今期(16年3月期)の連結業績予想(5月19日公表)は売上高が前期比31.9%増の21億円で、営業利益が60百万円の黒字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が30百万円の黒字(同62百万円の赤字)、純利益が25百万円の黒字(同84百万円の赤字)としている。配当は無配を継続する。

 C&S事業はマイナンバー制度関連および物流関連でシステム開発の大型案件を見込んでいる。サービス事業はマルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」で、顧客側の都合で16年3月期にズレ込んだ新規大型案件が寄与する。

 ECソリューション事業はB2B向けECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の寄与が期待される。今後3年間で100社への導入を目標としている。増収効果で研究開発費、マーケティング費、採用費の増加を吸収して営業黒字化見込みだ。収益は改善基調だろう。

■株価は下値固め完了して調整の最終局面、モミ合い上放れ期待

 なお7月23日に公認会計士等の異動および一時会計監査人の選任を発表した。当社の会計監査人である仁智監査法人と協議の結果、7月23日付で監査契約を合意解約し、一時会計監査人として優成監査法人を選任した。

 また7月24日に8月1日付での東証2部への上場市場変更を発表した。東証マザーズ上場後10年を経過した上場会社による上場市場の選択に基づき、東証2部への市場変更を選択し、東京証券取引所より8月1日付での市場変更の決定が公表された。なお上場市場変更に際して銘柄呼称が「M−フライト」から「フライト」に変更される。

 株価の動きを見ると安値圏550円近辺でモミ合う展開だ。ただし全般地合い悪化の影響を受けて7月9日に475円まで下押す場面があったが、素早く切り返してモミ合いレンジに回帰している。下値固めは概ね完了しているようだ。調整の最終局面だろう。

 7月27日の終値542円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円64銭で算出)は205倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS50円12銭で算出)は11倍近辺である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、ともに横向きに転じてきた。下値固めが完了して調整のほぼ最終局面だろう。東証2部への上場市場変更や16年3月期の営業黒字化予想を評価してモミ合い上放れ展開が期待される。マイナンバー制度関連も注目点だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月30日更新]

フライトHDは調整の最終局面、16年3月期の営業黒字化予想を評価
 フライトホールディングス<3753>(東マ)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。株価は安値圏550円近辺でモミ合う展開が続いているが調整のほぼ最終局面だろう。16年3月期の営業黒字化予想を評価して反発展開が期待される。マイナンバー制度関連も注目点だ。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、およびB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

 スマートデバイス決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。14年9月にはフォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。

 また14年10月には、ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(14年11月イーシー・ライダーに商号変更)してECソリューション事業も強化している。

 14年12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社フライトUSAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 15年4月にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせたさまざまな拡張性の高い決済を実現する。

■16年3月期は営業黒字化予想

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。第4四半期に黒字化して営業損益は改善基調だ。

 今期(16年3月期)の連結業績予想(5月19日公表)は売上高が前期比31.9%増の21億円で、営業利益が60百万円の黒字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が30百万円の黒字(同62百万円の赤字)、純利益が25百万円の黒字(同84百万円の赤字)としている。配当は無配を継続する。

 C&S事業では、マイナンバー(社会保障・税番号)制度関連および物流関連で、システム開発の大型案件を見込んでいる。

 サービス事業では、マルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」で、顧客側の都合で16年3月期にズレ込んだ新規大型案件が寄与する。

 ECソリューション事業では、B2B向けECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の寄与が期待される。今後3年間で100社への導入を目標としている。

 増収効果で研究開発費、マーケティング費、採用費の増加を吸収して黒字化見込みだ。収益は改善基調だろう。

■株価は調整の最終局面

 株価の動きを見ると安値圏550円近辺でモミ合う展開が続いている。ただし2月の年初来安値491円まで下押すことなく調整一巡感を強めている。6月29日には全般地合い悪化の影響で513円まで調整する場面があったが、影響は一時的だろう。

 6月29日の終値525円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円64銭で算出)は199倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS50円12銭で算出)は10倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、調整のほぼ最終局面だろう。16年3月期の営業黒字化予想を評価して反発展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[5月29日更新]

フライトHDは16年3月期の営業黒字化予想を評価
 フライトホールディングス<3753>(東マ)はシステム開発や電子決済ソリューションを展開している。株価は安値圏でモミ合う展開だが、16年3月期の営業黒字化予想を評価して反発展開だろう。マイナンバー制度関連も注目点だ。

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、およびB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。

 14年9月フォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業、14年10月ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGY(11月イーシー・ライダーに商号変更)を子会社化してECソリューション事業も強化している。

 また14年12月には、海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社フライトUSAを設立した。今後のICチップ付きクレジットカード決済(EMV決済)および、Apple PayなどのNFC決済においてグローバル展開を推進する。

 15年4月にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせた様々な拡張性の高い決済を実現する。

 5月19日に発表した前期(15年3月期)の連結業績は売上高が前々期比16.7%減の15億92百万円で、営業利益が59百万円の赤字(前々期は1億79百万円の黒字)、経常利益が62百万円の赤字(同1億65百万円の黒字)、純利益が84百万円の赤字(同1億52百万円の黒字)だった。

 大型案件が一巡して大幅減収となり、各利益は赤字に転落した。ただし電子決済ソリューションの利益率が想定より改善して、2月12日の減額修正値に対しては赤字幅が縮小した。

 セグメント別(内部取引・全社費用等調整前)に見ると、C&S事業は売上高が同9.9%減の6億20百万円で、営業利益が同93.6%減の3百万円だった。引き合いは堅調だったが、エンジニアの採用や外注パートナーの確保に苦戦して引き合いに十分対応できなかった。

 サービス事業は売上高が同21.2%減の9億63百万円で、営業利益が同49.2%減の1億64百万円だった。マルチ電子決済端末「インクレディスト」と決済専用アプリ「ペイメント・マスター」の前々期納品分の追加受注を売上計上したが、新規大口案件が顧客側の都合で16年3月期にズレ込んだ。

 ECソリューション事業は売上高が同23百万円で、営業利益が19百万円の赤字だった。14年11月にイーシー・ライダーを子会社化して開始したため、B2B向けECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の開発費用が先行した。今後3年間で100社への導入を目標としている。

 なお四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、第4四半期(1月〜3月)6億95百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字、第4四半期83百万円の黒字だった。

 今期(16年3月期)の連結業績予想(5月19日公表)は売上高が前期比31.9%増の21億円で、営業利益が60百万円の黒字(前期は59百万円の赤字)、経常利益が30百万円の黒字(同62百万円の赤字)、純利益が25百万円の黒字(同84百万円の赤字)としている。配当は無配を継続する。

 C&S事業でマイナンバー(社会保障・税番号)制度関連および物流関連のシステム開発の大型案件、サービス事業でマルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」の大型案件が寄与して大幅増収となり、研究開発費、マーケティング費、採用費の増加を吸収して黒字化見込みだ。ECソリューション事業でのECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の寄与も期待される。

 株価の動きを見ると、安値圏550円近辺でモミ合う展開だ。ただし2月安値491円まで下押すことなく下値固め完了感を強めている。

 5月28日の終値553円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円64銭で算出)は209倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS50円12銭で算出)は11倍近辺である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、日足チャートで見ると25日移動平均線突破の動きを強めている。下値固めが完了し、16年3月期の営業黒字化予想を評価して反発展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月27日更新]

フライトHD下値固め完了、16年3月期の収益改善期待で出直り
 システム開発や電子決済ソリューションのフライトホールディングス<3753>(東マ)の株価は下値固め完了感を強めている。16年3月期の収益改善期待で出直り展開だろう。なお5月19日に15年3月期決算発表を予定している。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などに導入されている。

 14年9月フォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業、14年10月ECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」のDRAGON TECHNOLOGY(11月イーシー・ライダーに商号変更)を子会社化してECソリューション事業も強化している。また14年12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社フライトUSAを設立した。

 4月23日にはスマートデバイスを活用したクレジットカード・銀聯カードなど複数の決済処理が可能な新サービス「ペイメント・マスター for J−Mups(ジェイマップス)」を開発し、加盟店向けに提供開始すると発表した。接続先決済センターを三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で運営する「J−Mups(ジェイマップス)」として、顧客ニーズに合わせた様々な拡張性の高い決済を実現する。

 前期(15年3月期)の連結業績見通し(2月12日に減額修正)は売上高が前々期比16.3%減の16億円、営業利益が85百万円の赤字(前々期は1億79百万円の黒字)、経常利益が95百万円の赤字(同1億65百万円の黒字)、純利益が98百万円の赤字(同1億52百万円の黒字)としている。

 第3四半期累計(4月〜12月)は大型案件一巡で前年同期比43.6%減収となり、各利益は赤字だった。四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字だった。

 マルチ電子決済端末「インクレディスト」と決済専用アプリ「ペイメント・マスター」新規大口案件が顧客側の都合で16年3月期にズレ込んだ。Windowsタブレット向け「ペイメント・マスター」に連携する他社製POSアプリケーションの準備が遅れ、IC対応クレジットカード決済(EMV決済)の開発や電子マネーの対応範囲拡大が遅れていることも影響するようだ。ただし16年3月期は大型案件も寄与して収益改善が期待されるだろう。

 今後の取り組みとして、C&S事業でマイナンバー(社会保障・税番号)制度関連のシステム開発、サービス事業でマルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」のテスト稼働中顧客の全国展開、IC対応クレジットカード決済(EMV決済)の新規大口顧客案件対応、HP社「リテールケース」とマルチ電子決済端末「インクレディスト」を核にしたHP社との営業展開、決済専用アプリ「ペイメント・マスター」の他社供給、ECソリューション事業でのECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の拡販を推進するとしている。

 株価の動きを見ると、4月2日と3日の戻り高値670円から反落して概ね560円〜600円近辺でモミ合う展開だ。ただし2月の安値491円、3月の安値532円まで下押すことなく、下値固め完了感を強めている。

 4月24日の終値は572円で、前々期実績PBR(前々期実績連結BPS59円06銭で算出)は10倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線突破、また週足チャートで見ると13週移動平均線突破の動きを強めている。下値固めが完了し、16年3月期の収益改善期待で出直り展開だろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月27日更新]

フライトHDは15年3月期の赤字見通しを織り込んで底打ち

 システム開発や電子決済ソリューションのフライトHD[3753](東マ)の株価は下値を切り上げる動きだ。15年3月期赤字見通しの織り込みが完了し、2月13日の安値で底打ちしたようだ。16年3月期の収益改善期待で出直りのタイミングだろう。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションである。

 14年9月にはフォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」を展開するDRAGON TECHNOLOGY(11月イーシー・ライダーに商号変更)を子会社化してECソリューション事業も強化している。また12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社フライトUSAを設立した。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(2月12日に減額修正)については売上高が前期比16.3%減の16億円、営業利益が85百万円の赤字(前期は1億79百万円の黒字)、経常利益が95百万円の赤字(同1億65百万円の黒字)、そして純利益が98百万円の赤字(同1億52百万円の黒字)としている。

 第3四半期累計(4月〜12月)は、サービス事業で前期計上した大型案件が一巡して前年同期比43.6%減収となり、各利益は赤字となった。なお四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)3億59百万円、第2四半期(7月〜9月)3億円、第3四半期(10月〜12月)2億38百万円、営業利益は第1四半期7百万円の赤字、第2四半期58百万円の赤字、第3四半期77百万円の赤字である。

 通期ベースでは、マルチ電子決済端末「インクレディスト」と決済専用アプリ「ペイメント・マスター」を利用する新規大口顧客向け案件が顧客側の都合で来期(16年3月期)にズレ込むようだ。またWindowsタブレット向け「ペイメント・マスター」に連携する他社製POSアプリケーションの準備が遅れ、IC対応クレジットカード決済(EMV決済)の開発や電子マネーの対応範囲拡大も遅れているようだ。

 今後の取り組みとして、C&S事業でマイナンバー(社会保障・税番号)制度関連のシステム開発、サービス事業でマルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」のテスト稼働中顧客の全国展開、IC対応クレジットカード決済(EMV決済)の新規大口顧客案件対応、HP社「リテールケース」とマルチ電子決済端末「インクレディスト」を核にしたHP社との営業展開、決済専用アプリ「ペイメント・マスター」の他社供給、ECソリューション事業でのECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の拡販を推進するとしている。

 今期(15年3月期)は赤字見通しだが、来期(16年3月期)は大型案件も寄与して収益改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、2月13日の安値491円から3月16日の697円まで切り返した。その後一旦反落したが下値を切り上げる動きだ。15年3月期赤字見通しの織り込みが完了し、2月13日の安値で底打ちしたようだ。

 3月26日の終値は586円で、前期実績PBR(前期実績連結BPS59円06銭で算出)は10倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が抵抗線の形だが、日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げる動きだ。15年3月期赤字見通しの織り込みが完了し、16年3月期の収益改善期待で出直りのタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月26日更新]

フライトHDは15年3月期の赤字を織り込み、16年3月期の収益改善期待で出直りの動き

 システム開発や電子決済ソリューションのフライトホールディングス[3753](東マ)の株価は、2月13日に今期(15年3月期)業績減額修正を嫌気して491円まで急落しました。ただし切り返しの動きを強め、25日は前日比85円高の626円まで急伸する場面がありました。今期の赤字見通しを織り込んだ可能性があり、来期(16年3月期)の収益改善期待で出直りの動きを強めそうです。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更しました。事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開しています。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化しています。決済専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションです。

 また14年10月にはECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」を展開するDRAGON TECHNOLOGY(11月イーシー・ライダーに商号変更)を子会社化してECソリューション事業も強化しています。

 14年9月にはフォウカスとスマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業しました。12月には海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて米国子会社フライトUSAを設立しました。

 2月12日発表の今期(15年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の連結業績は売上高が前年同期比43.6%減の8億97百万円、営業利益が1億42百万円の赤字(前年同期は2億30百万円の黒字)、経常利益が1億34百万円の赤字(同2億27百万円の黒字)、純利益が1億34百万円の赤字(同1億92百万円の黒字)となりました。サービス事業で前期計上した大型案件の一巡などで大幅減収となり、各利益は赤字となりました。

 通期連結業績見通しは2月12日に減額修正しました。前回予想(5月19日公表)に対して売上高を5億円減額して前期比16.3%減の16億円、営業利益を2億85百万円減額して85百万円の赤字(前期は1億79百万円の黒字)、経常利益を2億75百万円減額して95百万円の赤字(同1億65百万円の黒字)、純利益を2億62百万円減額して98百万円の赤字(同1億52百万円の黒字)としました。

 減額修正要因として、C&S事業でエンジニア採用および外注パートナー確保に苦戦して堅調な引き合いに十分対応できていないこと、サービス事業でマルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」を利用する新規大口顧客向け案件が顧客側の都合で来期(16年3月期)にズレ込むこと、Windowsタブレット向け「ペイメント・マスター」に連携する他社製POSアプリケーションの準備が遅れていること、IC対応クレジットカード決済(EMV決済)の開発や電子マネーの対応範囲拡大が遅れていることがあるようです。

 今後の取り組みとして、C&S事業でマイナンバー(社会保障・税番号)制度関連のシステム開発、サービス事業でマルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」のテスト稼働中顧客の全国展開、IC対応クレジットカード決済(EMV決済)の新規大口顧客案件対応、HP社「リテールケース」とマルチ電子決済端末「インクレディスト」を核にしたHP社との営業展開、決済専用アプリ「ペイメント・マスター」の他社供給、ECソリューション事業でECサイト構築パッケージ「EC−Rider B2B」の拡販を推進するとしています。

 今期は赤字見通しですが、来期(16年3月期)は大型案件が寄与して収益改善が期待されます。

 株価の動きを見ると、12月中旬に動意づく場面がありましたが買いが続かず、水準を切り下げて軟調展開です。2月13日には今期業績見通しの減額修正を嫌気して491円まで急落しました。ただしその後は切り返しの動きを強めています。25日は前日比85円(15.72%)高の626円まで急伸する場面がありました。今期の赤字見通しを織り込んだ可能性があるでしょう。

 2月25日の終値は590円で、前期実績PBR(前期実績連結BPS59円06銭で算出)は10倍近辺です。日足チャートで見ると抵抗線の25日移動平均線、週足チャートで見ると抵抗線の13週移動平均線突破の動きを強めています。今期の赤字見通しを織り込んだ可能性があり、来期の収益改善期待で出直りの動きを強めそうです。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[1月28日更新]

フライトHDは下値固め完了感、収益改善基調も評価材料で出直り

 システム開発や電子決済ソリューションのフライトホールディングス<3753>(東マ)の株価は、安値圏600円台で推移しているが、12月11日の昨年来安値618円を割り込むことなく、下値固め完了感も強めている。収益改善基調も評価材料であり、きっかけしだいで出直りの動きが本格化しそうだ。

フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。

電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。

専用アプリ「ペイメント・マスター」は、10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などで導入されている。またマルチ電子決済端末「インクレディスト」は、前期の大型案件も寄与して国内で数万台の納入実績がある。

14年9月には子会社フライトシステムコンサルティングとフォウカスが、スマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。10月には、BtoB/BtoC向けECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」を展開する情報処理サービスのDRAGON TECHNOLOGYを子会社化(11月イーシー・ライダーに商号変更)した。

また12月には米国子会社フライトUSAを設立した。電子決済ソリューション事業の次の展開として、海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて調査・検討を進めるとしている。

なお14年10月には、子会社フライトシステムコンサルティングのマルチ電子決済端末「インクレディスト」の導入事例を紹介している。ソフトバンクモバイルがiPadと「インクレディスト」を連携して、あらゆる接客業務をこなす新システムiPad版GINIEの大量導入を進め、PCを全廃して店舗業務を改革した事例だ。

今期(15年3月期)の連結業績見通し(5月19日公表)は売上高が前期比9.9%増の21億円、営業利益が同11.6%増の2億円、経常利益が同8.6%増の1億80百万円、純利益が同7.8%増の1億64百万円としている。

第2四半期累計(4月〜9月)は、前年同期に大型案件が集中した反動で大幅減収となり、営業利益、経常利益、純利益とも赤字だったが、概ね計画水準としている。下期(10月〜3月)には「ペイメント・マスター」で他社ハードウェア向けライセンス供給拡大や、大手流通向けIC付きクレジットカード決済対応ソリューションの大型商談が寄与する見込みだ。通期ベースでは好業績が期待されるだろう。

また来期(16年3月期)以降も、C&S事業では法人向けソリューションの提案を強化し、マイナンバー制度関連などの案件に対応する。サービス事業では電子決済ソリューション(マルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」)の拡販、大型案件の継続受注および保守対応を推進する。収益改善基調が期待される。

株価の動きを見ると、12月中旬に動意付いて12月15日には1019円まで急伸する場面があったが、買いが続かず反落し、安値圏の600円台で推移している。ただし12月11日の昨年来安値618円を割り込むことなく、下値固め完了感も強めている。

1月27日の終値649円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円34銭で算出)は37倍近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS59円06銭で算出)は11倍近辺である。

週足チャートで見ると、13週移動平均線と26週移動平均線が抵抗線の形だが、600円台で下値固め完了感を強めている。マルチ電子決済端末「インクレディスト」の大型案件を材料視する傾向が強いが、収益改善基調も評価材料であり、きっかけしだいで出直りの動きが本格化しそうだ。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月15日更新]

フライトホールディングスは年初来安値から一転して2営業日連続のストップ高、底打ちして出直り

 システム開発や電子決済ソリューションのフライトホールディングス[3753](東マ)の株価は、軟調展開が続き12月11日には年初来安値618円まで調整する場面があったが、11日発表の米国子会社設立を好感して急反発し、一転して11日、12日と2営業日連続のストップ高となった。底打ちして強基調に転換した可能性があり、出直りの動きが本格化しそうだ。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。専用アプリ「ペイメント・マスター」は10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などで導入されている。またマルチ電子決済端末「インクレディスト」は前期の大型案件も寄与して国内で数万台の納入実績がある。

 14年9月には子会社フライトシステムコンサルティングとフォウカス(東京都新宿区)が、スマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マスター」や「インクレディスト」と、フォウカスのスマートデバイスを用いたPOSレジ&オーダーエントリーシステム「ポス・キューブ」を連携して、モバイルPOS決済システムを拡販する。

 14年10月には子会社フライトシステムコンサルティングのマルチ電子決済端末「インクレディスト」の導入事例として、ソフトバンクモバイルがiPadと「インクレディスト」を連携して、あらゆる接客業務をこなす新システムiPad版GINIEの大量導入を進め、PCを全廃して店舗業務を改革した事例を紹介している。

 また14年10月には企業向け情報処理サービスのDRAGON TECHNOLOGY(名古屋市)を子会社化(11月1日付でイーシー・ライダーに商号変更)した。同社のB2B/B2C向けECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」と、子会社フライトシステムコンサルティングとのシナジー効果が期待できるとしている。

 12月11日には米国子会社フライトUSAの設立を発表した。電子決済ソリューション事業の次の展開として、海外での「ペイメント・マスター」および「インクレディスト」の拡販に向けて調査・検討を進めるとしている。

 今期(15年3月期)の連結業績見通しは前回予想(5月19日公表)を据え置いて売上高が前期比9.9%増の21億円、営業利益が同11.6%増の2億円、経常利益が同8.6%増の1億80百万円、純利益が同7.8%増の1億64百万円としている。

 C&S事業では法人向けソリューションの提案を強化し、マイナンバー制度関連など下期から稼動の案件に対応する。サービス事業では電子決済ソリューション(マルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」)の拡販、前期に納品した大型案件の継続受注および保守対応を推進する。

 第2四半期累計(4月〜9月)は、前年同期に大型案件が集中した反動で大幅減収となり、営業利益、経常利益、純利益とも赤字だった。ただし概ね計画水準としている。下期(10月〜3月)は「ペイメント・マスター」で他社ハードウェア向けライセンス供給拡大や、大手流通向けIC付きクレジットカード決済対応ソリューションの大型商談が寄与する見込みだ。通期ベースでは好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、水準を切り下げる軟調展開が続き、12月11日には年初来安値618円まで調整する場面があったが、11日発表の米国子会社設立を好感して急反発し、一転して11日、12日と2営業日連続のストップ高となった。

 12月12日の終値890円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円34銭で算出)は51倍近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS59円06銭で算出)は15倍近辺である。週足チャートで見ると戻りを押さえていた13週移動平均線を突破した。底打ちして強基調に転換した可能性があり、26週移動平均線を突破すれば出直りの動きが本格化しそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月05日更新]

フライトHDは水準切り下げたが調整のほぼ最終局面、収益改善基調を評価して反発のタイミングフライトHDは水準切り下げたが調整のほぼ最終局面、収益改善基調を評価して反発のタイミング

 システム開発や電子決済ソリューションのフライトホールディングス<3753>(東マ)の株価は、水準を切り下げて10月17日に年初来安値となる694円、終値でも702円まで調整した。ただしその後も終値では700円台を割り込まず下げ渋り感を強めている。調整のほぼ最終局面のようだ。収益改善基調を評価して反発のタイミングだろう。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。専用アプリ「ペイメント・マスター」は10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションであり、特許出願中の機能も含めて大企業での管理に必要な機能を数多く搭載している。

 14年9月には子会社フライトシステムコンサルティングとフォウカス(東京都新宿区)が、スマートデバイスを用いたモバイルPOS決済システムで協業すると発表した。フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マスター」や「インクレディスト」と、フォウカスのスマートデバイスを用いたPOSレジ&オーダーエントリーシステム「ポス・キューブ」を連携して、モバイルPOS決済システムを拡販する。

 10月6日には、子会社フライトシステムコンサルティングのマルチ電子決済端末「インクレディスト」の導入事例として、ソフトバンクモバイルがiPadと「インクレディスト」を連携して、あらゆる接客業務をこなす新システムiPad版GINIEの大量導入を進め、PCを全廃して店舗業務を改革した事例を紹介している。

 10月23日には企業向け情報処理サービスを展開するDRAGON TECHNOLOGY(名古屋市)の第三者割当増資を引き受けて子会社化(出資比率90%)し、同社の商号11月1日付でイーシー・ライダーに変更すると発表した。同社の事業の柱は自社開発のB2B/B2C向けECサイト構築パッケージソフト「イーシー・ライダー」を活用したASPサービス提供で、子会社フライトシステムコンサルティングとのシナジー効果が期待できるとしている。

 今期(15年3月期)の連結業績見通しは前回予想(5月19日公表)を据え置いて、売上高が前期比9.9%増の21億円、営業利益が同11.6%増の2億円、経常利益が同8.6%増の1億80百万円、純利益が同7.8%増の1億64百万円としている。

 C&S事業では法人向けソリューションの提案を強化し、マイナンバー制関連など下期から稼動の案件に対応する。サービス事業では電子決済ソリューション(マルチ電子決済端末「インクレディスト」および決済専用アプリ「ペイメント・マスター」)の拡販、前期に納品した大型案件の継続受注および保守対応を推進する。

 第1四半期(4月〜6月)は営業赤字だったが、前年同期のフライトシステムコンサルティングの実績との比較で見ると6.2%増収となり、営業利益、経常利益、純利益とも赤字幅が縮小した。収益は改善基調である。さらに下期(10月〜3月)は「ペイメント・マスター」で他社ハードウェア向けライセンス供給拡大や、大手流通向けIC付きクレジットカード決済対応ソリューションの大型商談が寄与する見込みだ。通期ベースでは好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、10月7日に990円まで上伸する場面があったが、買いが続かず水準を切り下げて10月17日に年初来安値となる694円、終値でも702円まで調整した。ただしその後も終値では700円台を割り込まず下げ渋り感を強めている。調整のほぼ最終局面のようだ。

 10月29日の終値714円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円34銭で算出)は41倍近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS59円06銭で算出)は12倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、調整のほぼ最終局面で反発のタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。