[6264]マルマエ

[2月16日更新]

マルマエは調整一巡、受注好調で18年8月期予想は増額の可能性

 マルマエ<6264>(東2)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。受注好調で18年8月期大幅増収増益・増配予想である。1月の受注残高も前年比114.6%増と好調だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値圏から地合い悪化で反落したが、調整一巡して上値を試す展開が期待される。
 
■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開
 
 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開している。
 
 中期事業計画では、需要が拡大基調の半導体分野の伸長・生産性向上を推進し、新規分野として作業補助・介護ロボットの開発(鹿児島大学と共同研究)も推進している。
 
 なおパイオニアプラズマディスプレイ鹿児島工場の一部を取得し、新たな事業所として出水事業所(仮称)を設置する。半導体分野の需要拡大に対応して生産能力を増強する。18年4月操業開始予定である。
 
■18年8月期大幅増収増益予想、1Q高進捗率で通期増額の可能性
 
 今期(18年8月期)非連結業績予想(10月10日公表)は売上高が前期(17年8月期)比31.8%増の40億円、営業利益が30.7%増の10億円、経常利益が33.0%増の9億80百万円、純利益が24.0%増の6億68百万円としている。受注が高水準に推移して大幅増収増益予想である。
 
 分野別売上高の計画は、半導体分野が42.8%増の30億70百万円、FPD分野が17.6%増の9億07百万円としている。半導体分野はドライエッチング工程関連やCVD工程関連が拡大し、FPD分野は有機EL関連やG10.5液晶パネル関連が拡大する。
 
 第1四半期は、売上高が前年同期比69.2%増の10億45百万円、営業利益が2.8倍の3億18百万円、経常利益が2.8倍の3億16百万円、純利益が2.9倍の2億20百万円だった。
 
 受注高は半導体分野が72.3%増の8億71百万円、FPD分野が8.3%増の2億円、その他が3.4倍の16百万円、売上高は半導体分野が75.8%増の7億67百万円、FPD分野が61.5%増の2億56百万円、その他が81.3%減の2百万円だった。
 
 売上高の増加に伴って材料費、労務費、外注費が増加したが、増収効果や生産性向上効果で吸収した。売上総利益率は40.9%で8.2ポイント上昇、販管費比率は10.4%で4.1ポイント低下した。
 
 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高26.1%、営業利益31.8%、経常利益32.2%、純利益32.9%と高水準である。
 
 月次受注残高(速報値)を見ると、18年1月は半導体分野が7億30百万円(前月比13.0%増、前年同月比121.3%増)、FPD分野が3億06百万円(前月比33.3%増、前年同月比96.6%増)、その他分野が19百万円、合計が10億56百万円(前月比18.4%増、前年同月比114.6%増)だった。好調が続いている。18年8月期通期予想は増額の可能性が高いだろう。
 
 なお配当予想は年間20円(第2四半期末10円、期末10円)としている。17年3月1日付株式2分割を考慮すると、17年8月期の年間10円に対して10円増配となる。
 
■株主優待制度は毎年8月末に実施
 
 株主優待制度は、毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象として、クオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施した。
 
■株価は調整一巡して上値試す
 
 株価(17年3月1日付で株式2分割、18年1月1日付で東証マザーズから東証2部に市場変更)は、1月18日の上場来高値2281円から利益確定売りや地合い悪化で一旦反落したが、1500円近辺で下げ渋り調整一巡感を強めている。
 
 2月15日の終値1591円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS56円08銭で算出)は28〜29倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.3%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS263円36銭で算出)は6.0倍近辺である。時価総額は約253億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインだ。調整一巡して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[1月15日更新]

マルマエは高値更新の展開、18年8月期1Q大幅増収増益、12月受注残高も好調で通期予想は増額の可能性

 マルマエ<6264>(東2)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。受注が好調に推移して18年8月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期も大幅増収増益・増配予想である。12月の受注残高も前年比85.3%増と好調であり通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値更新の展開だ。目先的な過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。なお18年1月1日付で東証マザーズから東証2部に市場変更した。
 
■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開
 
 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開している。
 
 中期事業計画では、需要が拡大基調の半導体分野の伸長・生産性向上を推進し、新規分野として作業補助・介護ロボットの開発(鹿児島大学と共同研究)も推進している。
 
 なおパイオニアプラズマディスプレイ鹿児島工場の一部を取得し、新たな事業所として出水事業所(仮称)を設置する。半導体分野の需要拡大に対応して生産能力を増強する。18年4月操業開始予定である。
 
■18年8月期1Qは大幅増収増益
 
 今期(18年8月期)第1四半期の非連結業績は、売上高が前年同期比69.2%増の10億45百万円、営業利益が2.8倍の3億18百万円、経常利益が2.8倍の3億16百万円、純利益が2.9倍の2億20百万円だった。
 
 受注高は半導体分野が72.3%増の8億71百万円、FPD分野が8.3%増の2億円、その他が3.4倍の16百万円、売上高は半導体分野が75.8%増の7億67百万円、FPD分野が61.5%増の2億56百万円、その他が81.3%減の2百万円だった。
 
 売上高の増加に伴って材料費、労務費、外注費が増加したが、増収効果や生産性向上効果で吸収した。売上総利益率は40.9%で8.2ポイント上昇、販管費比率は10.4%で4.1ポイント低下した。
 
■18年8月期通期も大幅増収増益予想、1Q高進捗率で通期増額の可能性
 
 今期(18年8月期)非連結業績予想(10月10日公表)は売上高が前期(17年8月期)比31.8%増の40億円、営業利益が30.7%増の10億円、経常利益が33.0%増の9億80百万円、純利益が24.0%増の6億68百万円としている。受注が高水準に推移して大幅増収増益予想である。
 
 分野別売上高の計画は、半導体分野が42.8%増の30億70百万円、FPD分野が17.6%増の9億07百万円としている。半導体分野はドライエッチング工程関連やCVD工程関連が拡大し、FPD分野は有機EL関連やG10.5液晶パネル関連が拡大する。
 
 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高26.1%、営業利益31.8%、経常利益32.2%、純利益32.9%と高水準である。
 
 また月次受注残高(速報値)を見ると、17年12月は半導体分野6億46百万円(前月比1.4%減、前年同月比101.5%増)、FPD分野2億29百万円(前月比7.9%増、前年同月比48.3%増)、その他分野16百万円、合計8億92百万円(前月比1.2%増、前年同月比85.3%増)だった。好調が続いている。18年8月期通期予想は増額の可能性が高いだろう。
 
 なお配当予想は年間20円(第2四半期末10円、期末10円)としている。17年3月1日付株式2分割を考慮すると、17年8月期の年間10円に対して10円増配となる。
 
■株主優待制度は毎年8月末に実施
 
 株主優待制度は、毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象として、クオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施した。
 
■株価は自律調整一巡して上値試す
 
 株価(17年3月1日付で株式2分割、18年1月1日付で東証マザーズから東証2部に市場変更)は、第1四半期決算を好感して急伸し、17年11月高値1825円を突破した。1月12日には2137円まで上伸した。上場来高値更新の展開だ。
 
 1月12日の終値2120円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS56円08銭で算出)は37〜38倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は0.9%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS263円36銭で算出)は8.0倍近辺である。時価総額は約253億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。目先的な過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月19日更新]

マルマエは自律調整一巡して上値試す、18年8月期大幅増収増益・増配予想

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。受注が好調に推移して18年8月期大幅増収増益・増配予想である。11月の受注残高も前年比99.1%増と好調だ。株価は上場来高値圏から一旦反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。
 
■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開
 
 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開している。
 
 中期事業計画では、需要が拡大基調の半導体分野の伸長・生産性向上を推進し、新規分野として作業補助・介護ロボットの開発(鹿児島大学と共同研究)も推進している。また東証1部への市場変更も目指している。
 
■18年8月期も大幅増収増益予想
 
 今期(18年8月期)非連結業績予想(10月10日公表)は売上高が前期(17年8月期)比31.8%増の40億円、営業利益が30.7%増の10億円、経常利益が33.0%増の9億80百万円、純利益が24.0%増の6億68百万円としている。受注が高水準に推移して大幅増収増益予想である。
 
 分野別売上高の計画は、半導体分野が42.8%増の30億70百万円、FPD分野が17.6%増の9億07百万円としている。半導体分野はドライエッチング工程関連やCVD工程関連が拡大し、FPD分野は有機EL関連やG10.5液晶パネル関連が拡大する。
 
 なおパイオニアプラズマディスプレイ鹿児島工場の一部を取得し、新たな事業所として出水事業所(仮称)を設置する。半導体分野の需要拡大に対応して生産能力を増強する。18年4月操業開始予定である。
 
 月次受注残高(速報値)を見ると、17年11月は半導体分野6億55百万円(前月比18.8%増、前年同月比124.2%増)、FPD分野2億13百万円(前月比24.9%減、前年同月比47.4%増)、その他分野13百万円、合計8億82百万円(前月比5.1%増、前年同月比99.1%増)だった。好調が続いている。
 
 配当予想は年間20円(第2四半期末10円、期末10円)としている。17年3月1日付株式2分割を考慮すると、17年8月期の年間10円に対して10円増配となる。
 
■株主優待制度は毎年8月末に実施
 
 株主優待制度は、毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象として、クオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施した。
 
■株価は自律調整一巡して上値試す
 
 株価(17年3月1日付で株式2分割)は11月の上場来高値1825円から一旦反落したが、1400円近辺から切り返して自律調整一巡感を強めている。
 
 12月18日の終値1525円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS56円08銭で算出)は27〜28倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.3%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS263円36銭で算出)は5.8倍近辺である。時価総額は約182億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月29日更新]

マルマエは高値更新の展開、受注好調で18年8月期も大幅増収増益・増配予想

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。受注が好調に推移して18年8月期も大幅増収増益・増配予想である。株価は高値更新の展開だ。好業績を評価し、自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。
 
■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開
 
 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開している。
 
 中期事業計画では、需要が拡大基調の半導体分野の伸長・生産性向上を推進し、新規分野として作業補助・介護ロボットの開発(鹿児島大学と共同研究)も推進している。また東証1部への市場変更も目指している。
 
■18年8月期も大幅増収増益予想
 
 今期(18年8月期)の非連結業績予想(10月10日公表)については、売上高が前期(17年8月期)比31.8%増の40億円、営業利益が30.7%増の10億円、経常利益が33.0%増の9億80百万円、純利益が24.0%増の6億68百万円としている。受注が高水準に推移して大幅増収増益予想である。
 
 分野別売上高の計画は、半導体分野が42.8%増の30億70百万円、FPD分野が17.6%増の9億07百万円としている。半導体分野はドライエッチング工程関連やCVD工程関連が拡大し、FPD分野は有機EL関連やG10.5液晶パネル関連が拡大する。
 
 なお17年10月には、パイオニアプラズマディスプレイ鹿児島工場の一部を取得して、新たな事業所として出水事業所(仮称)を設置すると発表した。半導体分野の需要拡大に対応して生産能力を増強する。18年4月操業開始予定である。
 
 月次受注残高(速報値)を見ると、17年10月度は半導体分野が5億52百万円(前月比2.7%減少、前年同月比107.1%増加)、FPD分野が2億83百万円(前月比10.0%増加、前年同月比137.6%増加)、その他分野が3百万円、合計が8億39百万円(前月比1.0%増加、前年同月比113.7%増加)だった。好調が続いている。
 
 配当予想は年間20円(第2四半期末10円、期末10円)としている。17年3月1日付株式2分割を考慮すると、17年8月期の年間10円に対して10円増配となる。
 
■株主優待制度は17年8月末から実施
 
 株主優待制度は、毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象として、クオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施した。
 
■株価は高値更新の展開、好業績評価して上値試す
 
 株価(17年3月1日付で株式2分割)は6月高値1747円を突破して高値更新の展開となった。11月27日には1825円まで上伸する場面があった。
 
 11月28日の終値1676円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS56円08銭で算出)は29〜30倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.2%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS263円36銭で算出)は6.4倍近辺である。時価総額は約200億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなり、13週移動平均線も上向きに転じて先高感を強めている。好業績を評価し、自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月26日更新]

マルマエは戻り歩調で6月高値試す、受注好調で18年8月期も大幅増収増益・増配予想

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。17年8月期は大幅増収増益・増配だった。受注が好調に推移して18年8月期も大幅増収増益・増配予想である。株価は調整一巡して戻り歩調だ。好業績を評価して6月高値を試す展開が期待される。
 
■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開
 
 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開している。
 
 中期事業計画では、需要が拡大基調の半導体分野の伸長・生産性向上を推進し、新規分野として作業補助・介護ロボットの開発(鹿児島大学と共同研究)も推進している。また東証1部への市場変更も目指している。
 
■17年8月期大幅増収増益、18年8月期も収益拡大期待
 
 10月10日発表の前期(17年8月期)非連結業績は、売上高が前々期(16年8月期)比35.4%増の30億35百万円、営業利益が56.5%増の7億64百万円、経常利益が60.9%増の7億37百万円、純利益が48.2%増の5億38百万円だった。半導体分野の好調が牽引し、5月11日の2回目の増額修正値を上回る大幅増収増益だった。
 
 受注高は半導体分野が95.2%増の24億79百万円、FPD分野が11.3%増の9億21百万円、その他分野が65.5%増の35百万円、売上高は半導体分野が78.4%増の21億50百万円、FPD分野が18.7%減の7億71百万円、その他分野が6.5%減の50百万円だった。半導体分野は需要拡大が継続した。FPD分野は第2四半期(12〜2月)以降に有機EL関連とG10.5液晶パネル関連の受注が拡大した。
 
 売上総利益は48.8%増加し、売上総利益率は36.6%で3.3ポイント上昇した。販管費は34.3%増加したが、販管費比率は11.4%で0.1ポイント低下した。需要拡大に伴う生産設備増強や人材採用などで、売上原価では減価償却費、労務費、材料費、外注加工費、販管費では研究開発費、人件費が増加したが、増収効果で吸収した。
 
 なお配当は第2四半期末8円、期末6円とした。17年3月1日付株式2分割を考慮して換算すると、17年8月期は年間10円となり、16年8月期の年間7円50銭に対して2円50銭増配となる。
 
■18年8月期も大幅増収増益予想
 
 今期(18年8月期)の非連結業績予想(10月10日公表)については、売上高が前期(17年8月期)比31.8%増の40億円、営業利益が30.7%増の10億円、経常利益が33.0%増の9億80百万円、純利益が24.0%増の6億68百万円としている。受注が高水準に推移して大幅増収増益予想である。
 
 分野別売上高の計画は、半導体分野が42.8%増の30億70百万円、FPD分野が17.6%増の9億07百万円としている。半導体分野はドライエッチング工程関連やCVD工程関連が拡大し、FPD分野は有機EL関連やG10.5液晶パネル関連が拡大する。需要拡大に対応して半導体分野への生産設備増強投資を継続し、新工場や新事業所の設置も急ぐ方針だ。
 
 月次の受注残高(速報値)を見ると、17年9月度は半導体分野が5億67百万円(前月比2.8%増加、前年同月比105.0%増加)、FPD分野が2億58百万円(前月比3.9%減少、前年同月比148.1%増加)、その他分野が5百万円、合計が8億31百万円(前月比1.3%増加、前年同月比110.0%増加)だった。好調が続いている。
 
 なお配当予想は年間20円(第2四半期末10円、期末10円)としている。17年3月1日付株式2分割を考慮すると、17年8月期の年間10円に対して10円増配となる。
 
■株主優待制度は17年8月末から実施
 
 株主優待制度は、毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象として、クオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施した。
 
■株価は戻り歩調で6月高値試す
 
 株価(17年3月1日付で株式2分割)は調整一巡して戻り歩調だ。9月6日の直近安値1011円から切り返して10月23日には1400円まで上伸した。
 
 10月23日の終値1395円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS56円08銭で算出)は24〜25倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.4%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS263円36銭で算出)は5.3倍近辺である。時価総額は約166億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって13週移動平均線を回復した。好業績を評価し、急伸した6月高値1747円を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月14日更新]

マルマエは調整一巡感、受注好調で18年8月期も収益拡大期待

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。受注好調で17年8月期大幅増収増益予想である。そして18年8月期も収益拡大が期待される。株価は6月高値から反落して水準を切り下げたが、調整一巡感を強めている。なお10月10日に17年8月期決算発表を予定している。
 
■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開
 
 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野も強化している。
 
■17年8月期大幅増収増益予想、18年8月期も収益拡大期待
 
 前期(17年8月期)非連結業績予想(5月11日に2回目の増額修正)は売上高が前々期(16年8月期)比26.6%増の28億40百万円、営業利益が39.1%増の6億80百万円、経常利益が44.0%増の6億60百万円、純利益が23.8%増の4億50百万円としている。
 
 月次の受注残高(速報値)を見ると、17年8月度は半導体分野が5億51百万円(前月比2.4%増加、前年同月比147.0%増加)、FPD分野が2億68百万円(前月比15.8%減少、前年同月比127.9%増加)、その他分野が0百万円、合計が8億20百万円(前月比5.1%減少、前年同月比130.5%増加)だった。好調が続いている。
 
 通期予想に対する第3四半期累計(9月〜5月)の進捗率は売上高72.6%、営業利益70.9%、経常利益71.1%、純利益73.1%と順調だった。半導体分野とFPD分野の受注が好調に推移して3回目の増額余地がありそうだ。そして今期(18年8月期)も収益拡大が期待される。
 
 なお17年8月期の配当予想は、17年3月1日付で株式2分割を実施して第2四半期末8円、期末4円としている。株式2分割後に換算すると年間8円となり、16年8月期の年間7円50銭に対して50銭増配となる。
 
■株主優待制度は17年8月末から実施
 
 株主優待制度は、毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象として、クオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施する。
 
■株価は調整一巡感
 
 株価(17年3月1日付で株式2分割)は、急伸した6月の上場来高値1747円から反落して水準を切り下げた。9月6日には1011円まで調整した。その後は切り返して調整一巡感を強めている。
 
 9月13日の終値1106円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS42円71銭で算出)は25〜26倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想に株式2分割を考慮した年間8円で算出)は0.7%近辺、前々期実績PBR(前々期実績に株式2分割を考慮したBPS92円90銭で算出)は12倍近辺である。時価総額は約132億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋る形だ。調整一巡して出直りが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[08月17日更新]

マルマエは自律調整一巡して上値試す、受注好調で17年8月期通期予想に3回目の増額余地  
 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。受注好調で17年8月期通期予想に3回目の増額余地がありそうだ。株価は自律調整が一巡して上値を試す展開が期待される。
 
■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開
 
 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野も強化している。
 
■17年8月期通期大幅増収増益予想で3回目の増額余地
 
 今期(17年8月期)通期の非連結業績予想(5月11日に2回目の増額修正)については、売上高が前期(16年8月期)比26.6%増の28億40百万円、営業利益が39.1%増の6億80百万円、経常利益が44.0%増の6億60百万円、純利益が23.8%増の4億50百万円としている。
 
 月次の受注残高(速報値)を見ると、17年7月度は半導体分野が5億39百万円(前月比4.4%減少、前年同月比177.1%増加)、FPD分野が3億18百万円(前月比14.5%増加、前年同月比152.5%増加)、その他分野が6百万円(前月比74.1%減少、前年同月比16.6%減少)で、合計は8億64百万円(前月比0.3%減少、前年同月比163.3%増加)だった。好調が続いている。
 
 通期予想に対する第3四半期累計(9月〜5月)の進捗率は売上高72.6%、営業利益70.9%、経常利益71.1%、純利益73.1%と順調だった。半導体分野とFPD分野の受注が好調に推移して3回目の増額余地がありそうだ。
 
 配当予想は17年3月1日付で株式2分割を実施して第2四半期末8円、期末4円としている。株式2分割後に換算すると17年8月期は年間8円となり、16年8月期の年間7円50銭に対して50銭増配となる。予想配当性向は26.3%である
 
■株主優待制度は17年8月末から実施
 
 株主優待制度は、毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象として、クオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施する。
 
■株価は自律調整一巡して上値試す
 
 株価(17年3月1日付で株式2分割)は、急伸した6月の上場来高値1747円から反落し、8月15日に1197円まで調整した。7月24日発表の公募増資も嫌気された可能性があるが、概ね自律調整の範囲だろう。
 
 8月16日の終値1235円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS42円71銭で算出)は28〜29倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式2分割を考慮した年間8円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮したBPS92円90銭で算出)は13倍近辺である。時価総額は約145億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込んだが、自律調整が一巡して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
 
[07月14日更新]

マルマエは自律調整一巡して上値試す、受注好調で17年8月期第3四半期累計は大幅増収増益、通期予想に3回目の増額余地

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。受注好調で17年8月期第3四半期累計は大幅増収増益だった。通期予想に3回目の増額余地がありそうだ。株価は上場来高値圏で上げ一服の形だが、好業績を評価する流れに変化はなく、自律調整が一巡して上値を試す展開が期待される。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野も強化している。

■ロボット分野への参入も推進

 15年10月策定の新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)では、経営数値目標として18年8月期連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップ、自社投資による生産能力増強に加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとしてM&Aも活用する方針だ。

 また15年12月鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発を推進している。16年11月にはリハビリ装置(上肢の麻痺改善装置)の試作機が完成した。

 株主還元は配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■17年8月期第3四半期累計は大幅増収増益

 今期(17年8月期)第3四半期累計(9月〜5月)の非連結業績は、売上高が前年同期比26.1%増の20億63百万円、営業利益が同34.7%増の4億82百万円、経常利益が同40.1%増の4億69百万円、純利益が同17.1%増の3億29百万円だった。

 分野別の売上高は、半導体分野が同70.5%増の14億49百万円、FPD分野が同22.8%減の5億50百万円、その他分野が同55.7%減の20百万円だった。半導体分野の好調が牽引した。FPD分野は売上の端境期だったが、有機ELと第10.5世代向けの受注が再拡大する見込みだ。

 分野別の受注高は、半導体分野が同2.1倍の18億46百万円、FPD分野が同0.2%減の6億46百万円、その他分野が同2.6倍の30百万円、そして合計が同64.7%増の25億23百万円だった。

 売上総利益は同30.9%増加し、売上総利益率は35.1%で同1.3ポイント上昇した。販管費は同23.9%増加したが、販管費比率は11.7%で同0.2ポイント低下した。売上増加に伴って材料費、労務費、外注加工費、減価償却費が増加したが、増収効果で吸収した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期6億18百万円、第2四半期6億78百万円、第3四半期7億67百万円、営業利益は1億12百万円、1億65百万円、2億05百万円だった。四半期ベースでも収益拡大基調である。

■17年8月期通期も大幅増収増益予想で3回目の増額余地

 今期(17年8月期)通期の非連結業績予想(5月11日に2回目の増額修正)は売上高が前期(16年8月期)比26.6%増の28億40百万円で、営業利益が同39.1%増の6億80百万円、経常利益が同44.0%増の6億60百万円、純利益が同23.8%増の4億50百万円としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が72.6%、営業利益が70.9%、経常利益が71.1%、純利益が73.1%と概ね順調な水準である。半導体分野とFPD分野の受注が好調に推移して3回目の増額余地がありそうだ。

 なお月次受注残高(速報値)を見ると、17年6月度は半導体分野が5億64百万円(前月比9.1%減少、前年同月比236.8%増加)、FPD分野が2億78百万円(前月比30.1%増加、前年同月比98.4%増加)、その他分野が23百万円(前月比3.9%減少、前年同月比165.5%増加)で、合計は8億66百万円(前月比0.8%増加、前年同月比173.5%増加)と好調が続いている。

 半導体分野は受注が好調に推移しながら、生産体制の強化によって出荷検収も進展した。今後もロジックの微細化投資と3D NANDの設備投資拡大で好調に推移する見込みだ。FPD分野は出荷検収・受注とも高水準である。今後も有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の受注が拡大する見込みだ。

 半導体分野の急激な需要増加に対応するため、設備投資計画を当初の約4億円から7億円近くまで増加させる計画に上積みしている。この結果、半導体分野およびFPD分野の生産能力(販売価格換算)は、協力企業を含んで前期末時点の月産2億円程度から直近では月産2.6億円程度まで増加している。さらに現在の投資計画が一段落する来期(18年8月期)第1四半期には月産3億円程度まで増加する見込みとしている。

 配当予想は17年3月1日付で株式2分割を実施して第2四半期末8円、期末4円としている。株式2分割後に換算すると17年8月期は年間8円となり、16年8月期の年間7円50銭に対して50銭増配となる。予想配当性向は26.3%となる。

■株主優待制度は17年8月末から実施

 株主優待制度は、毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象として、クオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施する。

■株価は自律調整一巡して上値試す

 株価の動き(17年3月1日付で株式2分割)を見ると、6月8日に上場来高値となる1747円まで上伸した。その後は利益確定売りで上げ一服の形だが、1400円近辺で堅調に推移している。自律調整の範囲だろう。

 7月12日の終値1426円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS42円71銭で算出)は33倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式2分割を考慮した年間8円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮したBPS92円90銭で算出)は15倍近辺である。時価総額は約160億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。好業績を評価する流れに変化はなく、自律調整が一巡して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月15日更新]

マルマエは受注好調で17年8月期業績予想に3回目の増額余地

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。5月の受注残高も大幅増加し、17年8月期業績予想に3回目の増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価し、目先的な過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野も強化している。

■ロボット分野への参入も推進

 15年10月策定の新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)では、経営数値目標として18年8月期連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。
 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップ、自社投資による生産能力増強に加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとしてM&Aも活用する方針だ。

 また15年12月鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発を推進している。16年11月にはリハビリ装置(上肢の麻痺改善装置)の試作機が完成した。

 株主還元は配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■17年8月期第1四半期は減益だが、受注は大幅増

 今期(17年8月期)第2四半期累計(9月〜2月)の非連結業績は、売上高が前年同期比12.6%増の12億96百万円、営業利益が同4.0%増の2億77百万円、経常利益が同8.0%増の2億70百万円、純利益が同5.8%増の1億84百万円だった。

 分野別の受注高は半導体分野が同94.7%増の10億09百万円、FPD分野が同10.4%減の4億18百万円、その他分野が同6.4%減の8百万円、合計が同44.4%増の14億36百万円で、分野別の売上高は半導体分野が同50.1%増の8億80百万円、FPD分野が同25.1%減の3億78百万円、その他分野が同62.0%減の16百万円、合計が同12.6%増の12億96百万円だった。

 売上総利益は同9.6%増加し、売上総利益率は33.6%で同0.9ポイント低下した。販管費は同21.2%増加し、販管費比率は12.2%で同0.9ポイント上昇した。売上増に伴って材料費や外注加工費が増加し、需要拡大に対応した生産設備増強や流動的人材活用で減価償却費、労務費、研究開発費などが増加した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期6億18百万円、第2四半期6億78百万円、営業利益は1億12百万円、1億65百万円だった。四半期ベースでも収益拡大基調である。

■17年8月期大幅増収増益予想、さらに3回目の増額余地

 今期(17年8月期)通期の非連結業績予想(5月11日に2回目の増額修正)は売上高が前期(16年8月期)比26.7%増の28億40百万円で、営業利益が同39.3%増の6億80百万円、経常利益が同44.1%増の6億60百万円、純利益が同24.0%増の4億50百万円としている。半導体分野とFPD分野の受注が好調に推移して3回目の増額余地がありそうだ。

 なお月次受注残高(速報値)を見ると17年5月度は半導体分野が6億20百万円(前月比28.7%増加、前年同月比242.3%増加)、FPD分野が2億14百万円(前月比1.4%増加、前年同月比23.6%増加)、その他分野が24百万円(前月比216.6%増加、前年同月比91.2%増加)で、合計は8億59百万円(前月比22.6%増加、前年同月比133.9%増加)と好調が続いている。

 半導体分野は出荷検収が高水準で推移したうえで受注も大幅に拡大した。今後もロジックの微細化投資と3D NANDの設備投資拡大で好調に推移する見込みだ。FPD分野は出荷検収・受注とも高水準である。今後も特にテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の受注が拡大する見込みだ。

 半導体分野の急激な需要増加に対応するため、設備投資計画を当初の約4億円から7億円近くまで増加させる計画に上積みしている。この結果、半導体分野およびFPD分野の生産能力(販売価格換算)は、協力企業を含んで前期末時点の月産2億円程度から直近では月産2.6億円程度まで増加している。さらに現在の投資計画が一段落する来期(18年8月期)第1四半期には月産3億円程度まで増加する見込みとしている。

 配当予想は17年3月1日付で株式2分割を実施して第2四半期末8円、期末4円としている。株式2分割後に換算すると17年8月期は年間8円となり、16年8月期の年間7円50銭に対して50銭増配となる。予想配当性向は26.3%となる。

■株主優待制度は17年8月末から実施

 株主優待制度は、毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象として、クオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施する。

■株価は上場来高値更新の展開

 株価の動き(17年3月1日付で株式2分割)を見ると上場来高値更新の展開だ。4月高値1098円を突破して上げ足を速める形となり、6月8日には1747円まで上伸した。その後は利益確定売りが一旦優勢になったが自律調整の範囲だろう。

 6月14日の終値1379円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS42円71銭で算出)は32〜33倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式2分割を考慮した年間8円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮したBPS92円90銭で算出)は15倍近辺である。時価総額は約154億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。高値圏で上ヒゲを付けたが、好業績を評価し、目先的な過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[05月15日更新]

マルマエは4月の上場来高値試す、17年8月期業績予想を再増額修正、4月の受注残も増加  マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。受注好調で5月11日に17年8月期業績予想を再増額修正した。5月13日発表した4月の受注残高も増加している。株価は自律調整が一巡し、好業績を評価して4月の上場来高値を試す展開が期待される。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野も強化している。

■収益改善基調、受注好調でプロダクトミックス改善も寄与

 四半期別の業績推移を見ると、15年8月期は売上高が第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益が41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。16年8月期は売上高が6億19百万円、5億32百万円、4億84百万円、6億07百万円で、営業利益が1億55百万円、1億12百万円、90百万円、1億31百万円だった。

 16年8月期は15年8月期比5.6%増収、8.5%営業増益、5.1%経常増益だった。受注が好調に推移し、プロダクトミックス改善も寄与した。純利益は税金費用増加で同35.0%減益だった。

 分野別受注高は半導体分野が同2.7%増の12億69百万円、FPD分野が同9.3%増の8億28百万円、その他分野が同94.1%減の21百万円、売上高は半導体分野が同2.6%増の12億05百万円、FPD分野が同64.6%増の9億47百万円、その他分野が同76.2%減の89百万円だった。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで営業増益だった。売上総利益は同14.0%増加し、売上総利益率は33.3%で同2.4ポイント上昇した。販管費は同26.0%増加し、販管費比率は11.5%で同1.8ポイント上昇した。特別利益では補助金収入87百万円を計上した。ROEは42.9%で同57.8ポイント低下、自己資本比率は38.1%で同5.4ポイント上昇した。

 配当は年間15円(第2四半期末7円、期末8円)だった。15年9月1日付株式3分割を考慮して15年8月期の年間36円を12円に換算すると実質的に3円増配で、配当性向は21.7%だった。

■17年8月期第1四半期は減益だが、受注は大幅増

 今期(17年8月期)第2四半期累計(9月〜2月)の非連結業績は、売上高が前年同期比12.6%増の12億96百万円、営業利益が同4.0%増の2億77百万円、経常利益が同8.0%増の2億70百万円、純利益が同5.8%増の1億84百万円だった。

 分野別受注高は半導体分野が同94.7%増の10億09百万円、FPD分野が同10.4%減の4億18百万円、その他分野が同6.4%減の8百万円、合計が同44.4%増の14億36百万円だった。分野別売上高は半導体分野が同50.1%増の8億80百万円、FPD分野が同25.1%減の3億78百万円、その他分野が同62.0%減の16百万円、合計が同12.6%増の12億96百万円だった。

 売上総利益は同9.6%増加し、売上総利益率は33.6%で同0.9ポイント低下した。販管費は同21.2%増加し、販管費比率は12.2%で同0.9ポイント上昇した。売上増に伴って材料費や外注加工費が増加し、需要拡大に対応した生産設備増強や流動的人材活用で減価償却費、労務費、研究開発費などが増加した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期6億18百万円、第2四半期6億78百万円、営業利益は1億12百万円、1億65百万円だった。四半期ベースでも収益拡大基調である。

■17年8月期通期予想を再増額修正

 今期(17年8月期)通期の非連結業績予想について、5月11日に再増額修正を発表した。前回予想(12月19日に増額修正)に対して、売上高は3億46百万円増額して前期(16年8月期)比26.7%増の28億40百万円、営業利益は1億86百万円増額して同39.3%増の6億80百万円、経常利益は1億81百万円増額して同44.1%増の6億60百万円、そして純利益は1億29百万円増額して同24.0%増の4億50百万円とした。半導体分野とFPD分野の受注が想定以上となる見込みだ。

 なお17年4月度の月次受注残高(速報値)は半導体分野が4億82百万円(前月比7.2%増、前年同月比250.3%増)、FPD分野が2億11百万円(前月比21.9%増、前年同月比14.3%増)、その他分野が7百万円(前月比19.2%増、前年同月比34.6%減)で、合計は7億01百万円(前月比11.3%増、前年同月比109.7%増)と好調が続いている。

 半導体分野は出荷検収が高水準で推移したうえで、受注も拡大した。今後もロジックの微細化投資と3D NANDの設備投資拡大で好調に推移する見込みだ。FPD分野は出荷検収・受注とも高水準である。今後も特にテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の受注が拡大する見込みだ。

 なお半導体分野の急激な需要増加に対応するため、設備投資計画を当初の約4億円から、7億円近くまで増加させる計画に上積みしている。この結果、半導体分野およびFPD分野の生産能力(販売価格換算)は、協力企業を含んで前期末時点の月産2億円程度から、直近では月産2.6億円程度まで増加している。さらに現在の投資計画が一段落する来期(18年8月期)第1四半期には月産3億円程度まで増加する見込みとしている。

 配当予想は、17年3月1日付で株式2分割を実施して第2四半期末8円、期末4円としている。株式2分割後に換算すると17年8月期は年間8円となり、16年8月期の年間7円50銭に対して50銭増配となる。予想配当性向は26.3%となる。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも活用する方針だ。なお既存事業で半導体分野の需要が高水準のため、M&Aについては一時停止して自社投資を優先するとしている。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。そして16年11月にはリハビリ装置(上肢の麻痺改善装置)の試作機が完成した。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は好業績評価して4月の上場来高値試す

 株主優待制度は毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象としてクオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施する。

 株価の動き(17年3月1日付で株式2分割)を見ると、4月3日の上場来高値1098円から利益確定売りで反落し、地合い悪化が影響する場面もあったが、4月13日の直近安値718円から切り返し、増額修正も好感して5月12日には965円まで上伸している。

 5月12日の終値960円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS42円71銭で算出)は22〜23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式2分割を考慮した年間8円で算出)は0.8%近辺、前期実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮したBPS92円90銭で算出)は10.3倍近辺である。時価総額は約107億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線を一旦割り込んだが、素早く切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して4月の上場来高値を試す展開が期待される。
[04月27日更新]

マルマエは自律調整一巡して上値試す、受注好調で17年8月期業績予想再増額の可能性

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。受注好調で17年8月期業績予想は再増額の可能性が高いだろう。株価は4月3日の上場来高値から一旦反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野も強化している。

■収益改善基調、受注好調でプロダクトミックス改善も寄与

 四半期別の業績推移を見ると、15年8月期は売上高が第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益が41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。16年8月期は売上高が6億19百万円、5億32百万円、4億84百万円、6億07百万円で、営業利益が1億55百万円、1億12百万円、90百万円、1億31百万円だった。

 16年8月期は15年8月期比5.6%増収、8.5%営業増益、5.1%経常増益だった。受注が好調に推移し、プロダクトミックス改善も寄与した。純利益は税金費用増加で同35.0%減益だった。

 分野別受注高は半導体分野が同2.7%増の12億69百万円、FPD分野が同9.3%増の8億28百万円、その他分野が同94.1%減の21百万円、売上高は半導体分野が同2.6%増の12億05百万円、FPD分野が同64.6%増の9億47百万円、その他分野が同76.2%減の89百万円だった。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで営業増益だった。売上総利益は同14.0%増加し、売上総利益率は33.3%で同2.4ポイント上昇した。販管費は同26.0%増加し、販管費比率は11.5%で同1.8ポイント上昇した。特別利益では補助金収入87百万円を計上した。ROEは42.9%で同57.8ポイント低下、自己資本比率は38.1%で同5.4ポイント上昇した。

 配当は年間15円(第2四半期末7円、期末8円)だった。15年9月1日付株式3分割を考慮して15年8月期の年間36円を12円に換算すると実質的に3円増配で、配当性向は21.7%だった。

■17年8月期第1四半期は減益だが、受注は大幅増

 今期(17年8月期)第2四半期累計(9月〜2月)の非連結業績は、売上高が前年同期比12.6%増の12億96百万円、営業利益が同4.0%増の2億77百万円、経常利益が同8.0%増の2億70百万円、純利益が同5.8%増の1億84百万円だった。

 分野別受注高は半導体分野が同94.7%増の10億09百万円、FPD分野が同10.4%減の4億18百万円、その他分野が同6.4%減の8百万円、合計が同44.4%増の14億36百万円だった。分野別売上高は半導体分野が同50.1%増の8億80百万円、FPD分野が同25.1%減の3億78百万円、その他分野が同62.0%減の16百万円、合計が同12.6%増の12億96百万円だった。

 売上総利益は同9.6%増加し、売上総利益率は33.6%で同0.9ポイント低下した。販管費は同21.2%増加し、販管費比率は12.2%で同0.9ポイント上昇した。売上増に伴って材料費や外注加工費が増加し、需要拡大に対応した生産設備増強や流動的人材活用で減価償却費、労務費、研究開発費などが増加した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期6億18百万円、第2四半期6億78百万円、営業利益は1億12百万円、1億65百万円だった。四半期ベースでも収益拡大基調である。

■17年8月期通期予想は受注好調で再増額の可能性

 今期(17年8月期)通期の非連結業績予想(12月19日に増額修正)については、売上高が前期(16年8月期)比11.2%増の24億94百万円、営業利益が同1.1%増の4億94百万円、経常利益が同4.5%増の4億79百万円、純利益が同11.7%減の3億21百万円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が52.0%、営業利益が56.1%、経常利益が56.4%、純利益が57.3%と高水準である。受注好調で通期予想は再増額の可能性が高いだろう。

 なお17年3月度の月次受注残高(速報値)は半導体分野が4億50百万円(前月比27.5%増、前年同月比283.1%増)、FPD分野が1億73百万円(前月比9.6%増、前年同月比2.0%減)、その他分野が6百万円(前月比7.2%減、前年同月比48.5%減)で、合計は6億29百万円(前月比21.6%増、前年同月比105.2%増)と好調である。

 半導体分野は出荷検収が高水準で推移したうえで、受注が急拡大した。今後もロジックの微細化投資と3D NANDの設備投資拡大で好調に推移する見込みだ。FPD分野は出荷検収・受注とも高水準である。今後も第4四半期(6月〜8月)以降に有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の受注が拡大する見込みだ。

 配当予想は、17年3月1日付で株式2分割を実施して第2四半期末8円、期末4円としている。株式2分割後に換算すると17年8月期は年間8円となり、16年8月期の年間7円50銭に対して50銭増配となる。予想配当性向は26.3%となる。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも活用する方針だ。なお既存事業で半導体分野の需要が高水準のため、M&Aについては一時停止して自社投資を優先するとしている。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。そして16年11月にはリハビリ装置(上肢の麻痺改善装置)の試作機が完成した。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は自律調整一巡して上値試す

 株主優待制度は毎年8月末日現在、6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象としてクオカード1000円分を贈呈する。17年8月期末から実施する。

 株価の動き(17年3月1日付で株式2分割)を見ると、4月3日の上場来高値1098円から利益確定売りで一旦反落し、地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、4月13日の直近安値718円から切り返している。

 4月26日の終値855円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS30円46銭で算出)は28倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式2分割を考慮した年間8円で算出)は0.9%近辺、前期実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮したBPS92円90銭で算出)は9.2倍近辺である。時価総額は約96億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込む場面があったが、素早く切り返している。サポートラインを確認した形だろう。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[03月17日更新]

マルマエは上場来高値更新の展開、受注好調で17年8月期業績予想再増額の可能性

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。2月末の受注残高は前年同月比70.3%増加と好調だ。17年8月期業績予想は再増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値更新の展開となった。目先的な過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。なお3月30日に第2四半期累計の業績発表を予定している。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野も強化している。

■収益改善基調、受注好調でプロダクトミックス改善も寄与

 四半期別の業績推移を見ると、15年8月期は売上高が第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益が41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。16年8月期は売上高が6億19百万円、5億32百万円、4億84百万円、6億07百万円で、営業利益が1億55百万円、1億12百万円、90百万円、1億31百万円だった。

 16年8月期は15年8月期比5.6%増収、8.5%営業増益、5.1%経常増益だった。受注が好調に推移し、プロダクトミックス改善も寄与した。純利益は税金費用増加で同35.0%減益だった。

 分野別受注高は半導体分野が同2.7%増の12億69百万円、FPD分野が同9.3%増の8億28百万円、その他分野が同94.1%減の21百万円、売上高は半導体分野が同2.6%増の12億05百万円、FPD分野が同64.6%増の9億47百万円、その他分野が同76.2%減の89百万円だった。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで営業増益だった。売上総利益は同14.0%増加し、売上総利益率は33.3%で同2.4ポイント上昇した。販管費は同26.0%増加し、販管費比率は11.5%で同1.8ポイント上昇した。特別利益では補助金収入87百万円を計上した。ROEは42.9%で同57.8ポイント低下、自己資本比率は38.1%で同5.4ポイント上昇した。

 配当は年間15円(第2四半期末7円、期末8円)だった。15年9月1日付株式3分割を考慮して15年8月期の年間36円を12円に換算すると実質的に3円増配で、配当性向は21.7%だった。

■17年8月期第1四半期は減益だが、受注は大幅増

 今期(17年8月期)第1四半期(9〜11月)の非連結業績は売上高が前年同期比0.2%減の6億18百万円、営業利益が同27.6%減の1億12百万円、経常利益が同24.9%減の1億11百万円、純利益が同24.0%減の76百万円だった。

 分野別受注高は半導体分野が同85.1%増の5億05百万円、FPD分野が同29.0%減の1億85百万円、その他分野が同84.6%増の4百万円、合計が同29.6%増の6億96百万円だった。分野別売上高は半導体分野が同33.9%増の4億36百万円、FPD分野が同36.2%減の1億58百万円、その他分野が同63.9%減の13百万円、合計が同0.2%減の6億18百万円だった。

 売上総利益は同7.6%減少し、売上総利益率は32.7%で同2.6ポイント低下した。販管費は同41.5%増加し、販管費比率は14.5%で同4.3ポイント上昇した。労務費、外注加工費、減価償却費、研究開発費などが増加して減益だったが、受注は大幅増と好調だ。急拡大する需要に備えるための生産設備増強を進めている。

■17年8月期通期予想は受注好調で再増額の可能性

 12月19日に今期(17年8月期)第2四半期累計(9〜2月)および通期の非連結業績予想は12月19日に増額修正した。半導体分野およびFPD分野の受注が好調に推移している。

 第2四半期累計は前回予想(10月7日公表)に対して、売上高を1億25百万円増額して前年同期比9.8%増の12億65百万円、営業利益を62百万円増額して同5.6%減の2億52百万円、経常利益を66百万円増額して同1.8%減の2億46百万円、純利益を45百万円増額して同2.8%減の1億69百万円としている。

 通期予想は売上高を1億94百万円増額して前期(16年8月期)比11.2%増の24億94百万円、営業利益を94百万円増額して同1.1%増の4億94百万円、経常利益を99百万円増額して同4.5%増の4億79百万円、純利益を58百万円増額して同11.7%減の3億21百万円としている。依然として保守的であり再増額の可能性が高いだろう。

 なお配当予想は、17年3月1日付で株式2分割を実施して第2四半期末8円、期末4円としている。株式2分割後に換算すると17年8月期が年間8円、16年8月期が年間7円50銭で、前期比50銭増配となる。予想配当性向は26.3%となる。

■月次受注は半導体分野・FPD分野とも拡大見込み

 3月11日発表した17年2月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が3億53百万円(前月比7.0%増、前年同月比287.6%増)、FPD分野が1億58百万円(前月比1.3%増、前年同月比20.7%減)、その他分野が7百万円(前月比12.0%増、前年同月比48.7%減)で、合計は5億18百万円(前月比5.3%増、前年同月比70.3%増)となった。

 半導体分野は受注・出荷検収とも高水準で推移している。ロジックの微細化投資と3D NANDの設備投資拡大で好調に推移する見込みだ。FPD分野は有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の受注が拡大する見込みだ。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも活用する方針だ。なお既存事業で半導体分野の需要が高水準のため、M&Aについては一時停止して自社投資を優先するとしている。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。そして16年11月にはリハビリ装置(上肢の麻痺改善装置)の試作機が完成した。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は上場来高値更新の展開

 1月6日に株主優待制度導入を発表した。毎年8月末日現在、当社株式を6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象としてクオカード1000円分を贈呈する。17年8月末から実施する。

 株価の動き(17年3月1日付で株式2分割)を見ると、株式分割と株主優待制度導入も好感して上場来高値更新の展開となった。2月20日には1020円まで上伸した。その後も高値圏で堅調に推移している。

 3月16日の終値924円を指標面(17年3月1日付株式2分割換算後)で見ると、今期予想PER(会社予想EPS30円46銭で算出)は30〜31倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は0.9%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS92円90銭で算出)は9.9倍近辺である。時価総額は約103億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。目先的な過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。(日本インタビュ新聞アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[02月13更新]

マルマエは受注好調で17年8月期業績予想再増額の可能性、3月1日付で株式2分割

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。2月11日発表した1月末の受注残高は前年同月比48.8%増加となった。受注好調で17年8月期業績予想は再増額の可能性が高いだろう。また1月24日に立会外分売を実施した。そして3月1日付で株式2分割を実施する。株価は07年以来の高値水準だ。目先的な過熱感を冷ますための自律調整を交えながら、06年12月の上場来高値を目指す展開が期待される。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野も強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■収益改善基調、受注好調でプロダクトミックス改善も寄与

 四半期別の業績推移を見ると、15年8月期は売上高が第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益が41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。16年8月期は売上高が6億19百万円、5億32百万円、4億84百万円、6億07百万円で、営業利益が1億55百万円、1億12百万円、90百万円、1億31百万円だった。

 16年8月期は15年8月期比5.6%増収、8.5%営業増益、5.1%経常増益だった。受注が好調に推移し、プロダクトミックス改善も寄与した。純利益は税金費用増加で同35.0%減益だった。

 分野別受注高は半導体分野が同2.7%増の12億69百万円、FPD分野が同9.3%増の8億28百万円、その他分野が同94.1%減の21百万円、売上高は半導体分野が同2.6%増の12億05百万円、FPD分野が同64.6%増の9億47百万円、その他分野が同76.2%減の89百万円だった。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで営業増益だった。売上総利益は同14.0%増加し、売上総利益率は33.3%で同2.4ポイント上昇した。販管費は同26.0%増加し、販管費比率は11.5%で同1.8ポイント上昇した。特別利益では補助金収入87百万円を計上した。ROEは42.9%で同57.8ポイント低下、自己資本比率は38.1%で同5.4ポイント上昇した。

 配当は年間15円(第2四半期末7円、期末8円)だった。15年9月1日付株式3分割を考慮して15年8月期の年間36円を12円に換算すると実質的に3円増配で、配当性向は21.7%だった。

■17年8月期第1四半期は減益だが、受注は大幅増

 今期(17年8月期)第1四半期(9〜11月)の非連結業績は売上高が前年同期比0.2%減の6億18百万円、営業利益が同27.6%減の1億12百万円、経常利益が同24.9%減の1億11百万円、純利益が同24.0%減の76百万円だった。

 分野別受注高は半導体分野が同85.1%増の5億05百万円、FPD分野が同29.0%減の1億85百万円、その他分野が同84.6%増の4百万円、合計が同29.6%増の6億96百万円だった。分野別売上高は半導体分野が同33.9%増の4億36百万円、FPD分野が同36.2%減の1億58百万円、その他分野が同63.9%減の13百万円、合計が同0.2%減の6億18百万円だった。

 売上総利益は同7.6%減少し、売上総利益率は32.7%で同2.6ポイント低下した。販管費は同41.5%増加し、販管費比率は14.5%で同4.3ポイント上昇した。労務費、外注加工費、減価償却費、研究開発費などが増加して減益だったが、受注は大幅増と好調だ。急拡大する需要に備えるための生産設備増強を進めている。

■17年8月期通期予想は受注好調で再増額の可能性

 12月19日に今期(17年8月期)第2四半期累計(9〜2月)および通期の非連結業績予想を増額修正した。半導体分野およびFPD分野の受注が想定以上となる見込みだ。

 第2四半期累計は前回予想(10月7日公表)に対して、売上高を1億25百万円増額して前年同期比9.8%増の12億65百万円、営業利益を62百万円増額して同5.6%減の2億52百万円、経常利益を66百万円増額して同1.8%減の2億46百万円、純利益を45百万円増額して同2.8%減の1億69百万円としている。

 通期予想は売上高を1億94百万円増額して前期(16年8月期)比11.2%増の24億94百万円、営業利益を94百万円増額して同1.1%増の4億94百万円、経常利益を99百万円増額して同4.5%増の4億79百万円、純利益を58百万円増額して同11.7%減の3億21百万円としている。依然として保守的であり再増額の可能性が高いだろう。

 なお配当予想は、17年3月1日付で株式2分割を実施するため、第2四半期末8円、期末4円とした。株式2分割実施前に換算すると年間16円で、実質的に16年8月期比1円増配となる。予想配当性向は26.3%となる。

■月次受注は半導体分野・FPD分野とも拡大見込み

 2月11日発表した17年1月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が3億30百万円(前月比2.9%増、前年同月比228.5%増)、FPD分野が1億55百万円(前月比0.6%増、前年同月比28.4%減)、その他分野が6百万円(前月比3.9%増、前年同月比49.9%減)で、合計は4億92百万円(前月比2.2%増、前年同月比48.8%増)となった。

 半導体分野は受注・出荷検収とも高水準で推移している。ロジックの微細化投資と3D NANDの設備投資拡大で好調に推移する見込みだ。またFPD分野は出荷検収が順調に推移し、一時的に停滞していた受注も活発化してきた。そして有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の受注が拡大する見込みだ。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも活用する方針だ。なお既存事業で半導体分野の需要が高水準のため、M&Aについては一時停止して自社投資を優先するとしている。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。そして16年11月にはリハビリ装置(上肢の麻痺改善装置)の試作機が完成した。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は急伸して07年以来の高値水準、06年の上場来高値目指す

 なお1月6日に株式分割と株主優待制度導入を発表した。17年2月28日を基準日(効力発生日17年3月1日)として1株を2株に分割する。株主優待制度は毎年8月末日現在、当社株式を6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象としてクオカード1000円分を贈呈する。17年8月末から実施する。

 また流動性向上や株主数増加を図るため、1月24日に立会外分売を実施した。分売株数は27万9000株、分売値段は1218円だった。

 株価の動きを見ると、株式分割と株主優待制度導入の発表も好感して上げ足を速め、16年11月1084円を突破して2月10日の1479円まで上伸した。07年以来の高値水準だ。

 2月10日の終値1477円を指標面(17年3月1日付株式2分割前)で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS60円93銭で算出)は24〜25倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.1%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS185円80銭で算出)は7.9倍近辺である。なお時価総額は約83億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。目先的な過熱感を冷ますための自律調整を交えながら、06年12月の上場来高値1900円を目指す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月16日更新]

マルマエは受注好調で17年8月期再増額の可能性、3月1日付で株式2分割

 マルマエ <6264> (東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。17年8月期第1四半期は減益だったが、受注好調で第2四半期累計および通期予想を増額修正している。依然として保守的であり再増額の可能性が高いだろう。なお12月末の受注残高は前年同月比38.9%増加となった。また3月1日付での株式2分割、および17年8月期末からの株主優待制度導入も発表している。株価は自律調整一巡して16年11月高値を試す展開だろう。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野も強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■収益改善基調、受注好調でプロダクトミックス改善も寄与

 四半期別の業績推移を見ると、15年8月期は売上高が第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益が41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。16年8月期は売上高が6億19百万円、5億32百万円、4億84百万円、6億07百万円で、営業利益が1億55百万円、1億12百万円、90百万円、1億31百万円だった。

 16年8月期は15年8月期比5.6%増収、8.5%営業増益、5.1%経常増益だった。受注が好調に推移し、プロダクトミックス改善も寄与した。純利益は税金費用増加で同35.0%減益だった。

 分野別受注高は半導体分野が同2.7%増の12億69百万円、FPD分野が同9.3%増の8億28百万円、その他分野が同94.1%減の21百万円、売上高は半導体分野が同2.6%増の12億05百万円、FPD分野が同64.6%増の9億47百万円、その他分野が同76.2%減の89百万円だった。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで営業増益だった。売上総利益は同14.0%増加し、売上総利益率は33.3%で同2.4ポイント上昇した。販管費は同26.0%増加し、販管費比率は11.5%で同1.8ポイント上昇した。特別利益では補助金収入87百万円を計上した。ROEは42.9%で同57.8ポイント低下、自己資本比率は38.1%で同5.4ポイント上昇した。

 配当は年間15円(第2四半期末7円、期末8円)だった。15年9月1日付株式3分割を考慮して15年8月期の年間36円を12円に換算すると実質的に3円増配で、配当性向は21.7%だった。

■17年8月期第1四半期は減益だが、受注は大幅増

 1月6日発表した今期(17年8月期)第1四半期(9〜11月)の非連結業績は、売上高が前年同期比0.2%減の6億18百万円で、営業利益が同27.6%減の1億12百万円、経常利益が同24.9%減の1億11百万円、そして純利益が同24.0%減の76百万円だった。

 分野別受注高は半導体分野が同85.1%増の5億05百万円、FPD分野が同29.0%減の1億85百万円、その他分野が同84.6%増の4百万円、合計が同29.6%増の6億96百万円だった。分野別売上高は半導体分野が同33.9%増の4億36百万円、FPD分野が同36.2%減の1億58百万円、その他分野が同63.9%減の13百万円、合計が同0.2%減の6億18百万円だった。

 売上総利益は同7.6%減少し、売上総利益率は32.7%で同2.6ポイント低下した。販管費は同41.5%増加し、販管費比率は14.5%で同4.3ポイント上昇した。労務費、外注加工費、減価償却費、研究開発費などが増加して減益だったが、受注は大幅増と好調だ。急拡大する需要に備えるための生産設備増強を進めている。

■17年8月期予想を増額修正、受注好調で再増額の可能性

 12月19日に今期(17年8月期)第2四半期累計(9〜2月)および通期の非連結業績予想を増額修正した。半導体分野およびFPD分野の受注が想定以上となる見込みだ。

 第2四半期累計は前回予想(10月7日公表)に対して、売上高を1億25百万円増額して前年同期比9.8%増の12億65百万円、営業利益を62百万円増額して同5.6%減の2億52百万円、経常利益を66百万円増額して同1.8%減の2億46百万円、純利益を45百万円増額して同2.8%減の1億69百万円としている。

 通期予想は売上高を1億94百万円増額して前期(16年8月期)比11.2%増の24億94百万円、営業利益を94百万円増額して同1.1%増の4億94百万円、経常利益を99百万円増額して同4.5%増の4億79百万円、純利益を58百万円増額して同11.7%減の3億21百万円としている。依然として保守的であり再増額の可能性が高いだろう。


 なお配当予想は、17年3月1日付で株式2分割を実施するため、第2四半期末8円、期末4円とした。株式2分割実施前に換算すると年間16円で、実質的に16年8月期比1円増配となる。予想配当性向は26.3%となる。

■月次受注は半導体分野・FPD分野とも拡大見込み

 16年12月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野が3億20百万円(前月比9.6%増、前年同月比222.1%増)で、FPD分野が1億55百万円(前月比7.2%増、前年同月比42.2%減)だった。その他分野は6百万円(前月比0.8%減、前年同月比56.1%減)だった。そして合計は4億81百万円(前月比8.7%増、前年同月比38.9%増)となった。

 半導体分野は受注・出荷検収とも高水準で推移している。ロジックの微細化投資と3D NANDの投資拡大好調に推移する見込みだ。またFPD分野は出荷検収が順調に推移し、一時的に停滞していた受注も活発化してきた。そして有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の受注が拡大する見込みだ。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも活用する方針だ。なお既存事業で半導体分野の需要が高水準のため、M&Aについては一時停止して自社投資を優先するとしている。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。そして16年11月にはリハビリ装置(上肢の麻痺改善装置)の試作機が完成した。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は自律調整一巡して16年11月高値を試す

 なお1月6日に株式分割と株主優待制度導入を発表した。17年2月28日を基準日(効力発生日17年3月1日)として1株を2株に分割する。また株主優待制度は毎年8月末日現在、当社株式を6ヶ月以上継続して1単元(100株)以上(17年3月1日付株式2分割後)保有株主を対象としてクオカード1000円分を贈呈する。17年8月末から実施する。

 株価の動きを見ると、16年12月の直近安値圏800円台から切り返して戻り歩調だ。1月10日には1048円まで上伸して16年11月高値1084円に接近している。自律調整が一巡したようだ。

 1月13日の終値1030円を指標面(17年3月1日付株式2分割前)で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS60円93銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.6%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS185円80銭で算出)は5.5倍近辺である。なお時価総額は約58億円である。

 週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線近辺から切り返して上昇トレンドを確認した形だ。自律調整が一巡して16年11月高値1084円を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月13日更新]

マルマエは自律調整一巡して上値試す、受注好調で17年8月期増額の可能性

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。17年8月期は市場変動の大きさを考慮して減益予想だが、受注好調で増額の可能性が高いだろう。株価は08年来の1000円から利益確定売りで一旦反落したが、自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。なお1月6日に第1四半期業績発表を予定している。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野も強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■収益改善基調、財務改善も進展して15年8月期に初配当を実施

 15年8月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益は41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。15年8月期は半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。収益改善基調である。

 15年8月期の売上総利益率は30.9%で14年8月期比2.6ポイント上昇した。販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。ROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇、BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。また96年マザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。

■16年8月期は営業増益、受注好調

 前期(16年8月期)非連結業績は売上高が前々期(15年8月期)比5.6%増の22億42百万円となり、営業利益が同8.5%増の4億88百万円、経常利益が同5.1%増の4億58百万円だった。受注堅調で増収、営業増益、経常増益だった。純利益は税金費用増加で同35.0%減の3億63百万円だった。

 分野別受注高は半導体分野が同2.7%増の12億69百万円、FPD分野が同9.3%増の8億28百万円、その他分野が同94.1%減の21百万円、売上高は半導体分野が同2.6%増の12億05百万円、FPD分野が同64.6%増の9億47百万円、その他分野が同76.2%減の89百万円だった。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで営業増益だった。売上総利益は同14.0%増加し、売上総利益率は33.3%で同2.4ポイント上昇した。販管費は同26.0%増加し、販管費比率は11.5%で同1.8ポイント上昇した。特別利益では補助金収入87百万円を計上した。ROEは42.9%で同57.8ポイント低下、自己資本比率は38.1%で同5.4ポイント上昇した。

 配当は年間15円(第2四半期末7円、期末8円)とした。15年9月1日付株式3分割を考慮して前々期(15年8月期)の年間36円を12円に換算すると、実質的に3円増配となる。配当性向は21.7%である。

 なお四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期6億19百万円、第2四半期5億32百万円、第3四半期4億84百万円、第4四半期6億07百万円、営業利益は1億55百万円、1億12百万円、90百万円、1億31百万円だった。

■17年8月期減益予想だが保守的、受注好調で増額の可能性

 今期(17年8月期)の非連結業績予想(10月7日公表)については、売上高が前期(16年8月期)比2.6%増の23億円で、営業利益が同18.1%減の4億円、経常利益が同17.1%減の3億80百万円、純利益が同27.6%減の2億63百万円としている。配当予想は同1円増配の年間16円(第2四半期末8円、期末8円)としている。予想配当性向は32.0%となる。

 半導体分野、FPD分野とも市場変動が大きいことを考慮して保守的な見通しとしている。ただし受注好調で増額の可能性が高いだろう。

■月次受注は拡大見通し

 16年11月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野が2億92百万円(前月比9.7%増、前年同月比176.4%増)で、FPD分野が1億44百万円(前月比21.0%増、前年同月比42.2%減)だった。その他分野は6百万円(前月比12.6%減、前年同月比51.7%減)だった。そして合計は4億43百万円(前月比12.8%増、前年同月比20.2%増)となった。

 半導体分野は受注・出荷検収とも高水準で推移している。微細化投資や3D NAND投資の拡大で引き続き好調を維持する見込みだ。またFPD分野は出荷検収が順調に推移し、一時的に停滞していた受注も有機EL関連受注が大幅拡大した。引き続き有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の受注が拡大する見込みだ。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aは半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定している。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。そして11月30日には、リハビリ装置(上肢の麻痺改善装置)の試作機完成を発表した。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は自律調整一巡して上値試す

 株価の動きを見ると、08年来高値となる11月15日1084円から利益確定売りで一旦反落したが、900円近辺から切り返す動きだ。

 12月12日の終値919円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS49円99銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.7%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS185円80銭で算出)は4.9倍近辺である。時価総額は約51億円である。

 週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線近辺から切り返して上昇トレンドを確認した形だ。自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月16日更新]

マルマエは08年来の1000円台乗せ、17年8月期減益予想だが増額の可能性

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。17年8月期は市場変動の大きさを考慮して減益予想だが、受注環境は良好であり増額の可能性が高いだろう。株価は5月高値を突破し、08年来となる1000円台に乗せた。好業績を評価して上値を試す展開だろう。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■収益改善基調、財務改善も進展して15年8月期に初配当を実施

 15年8月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益は41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。15年8月期は半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。収益改善基調である。

 15年8月期の売上総利益率は30.9%で14年8月期比2.6ポイント上昇した。販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。ROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇、BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。また96年マザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。

■16年8月期は営業増益、受注好調

 前期(16年8月期)非連結業績は売上高が前々期(15年8月期)比5.6%増の22億42百万円となり、営業利益が同8.5%増の4億88百万円、経常利益が同5.1%増の4億58百万円だった。受注堅調で増収、営業増益、経常増益だった。純利益は税金費用増加で同35.0%減の3億63百万円だった。

 分野別受注高は半導体分野が同2.7%増の12億69百万円、FPD分野が同9.3%増の8億28百万円、その他分野が同94.1%減の21百万円、売上高は半導体分野が同2.6%増の12億05百万円、FPD分野が同64.6%増の9億47百万円、その他分野が同76.2%減の89百万円だった。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで営業増益だった。売上総利益は同14.0%増加し、売上総利益率は33.3%で同2.4ポイント上昇した。販管費は同26.0%増加し、販管費比率は11.5%で同1.8ポイント上昇した。特別利益では補助金収入87百万円を計上した。ROEは42.9%で同57.8ポイント低下、自己資本比率は38.1%で同5.4ポイント上昇した。

 配当は年間15円(第2四半期末7円、期末8円)とした。15年9月1日付株式3分割を考慮して前々期(15年8月期)の年間36円を12円に換算すると、実質的に3円増配となる。配当性向は21.7%である。

 なお四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期6億19百万円、第2四半期5億32百万円、第3四半期4億84百万円、第4四半期6億07百万円、営業利益は1億55百万円、1億12百万円、90百万円、1億31百万円だった。

■17年8月期減益予想だが保守的、受注環境良好で増額の可能性

 今期(17年8月期)の非連結業績予想(10月7日公表)については、売上高が前期(16年8月期)比2.6%増の23億円で、営業利益が同18.1%減の4億円、経常利益が同17.1%減の3億80百万円、純利益が同27.6%減の2億63百万円としている。配当予想は同1円増配の年間16円(第2四半期末8円、期末8円)としている。予想配当性向は32.0%となる。

 半導体分野、FPD分野とも市場変動が大きいことを考慮して保守的な見通しとしている。ただし受注環境は良好であり増額の可能性が高いだろう。

■月次受注は拡大見通し

 16年10月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野が2億66百万円(前月比3.7%減、前年同月比99.5%増)で、FPD分野が1億19百万円(前月比14.8%増、前年同月比52.3%減)だった。その他分野は7百万円(前月比52.8%減、前年同月比68.6%減)だった。そして合計は3億93百万円(前月比0.7%減、前年同月比3.2%減)となった。高水準を維持している。

 半導体分野は受注・売上検収とも高水準で推移している。微細化投資や3D NAND投資の拡大で引き続き好調を維持する見込みだ。FPD分野は売上検収が順調に推移している。そして受注は一時的に停滞していたが、有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の新規受注が拡大し始めている。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aは半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定している。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は5月高値突破して08年来の1000円台乗せ

 株価の動きを見ると、5月高値904円を突破し、11月2日に1000円まで上伸して08年以来となる1000円台に乗せた。そして11月15日には1084円まで上伸した。

 11月15日の終値1067円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS49円99銭で算出)は21〜22倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.5%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS185円80銭で算出)は5.7倍近辺である。時価総額は約60億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。需給面は良好であり、好業績を評価して上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月11日更新]

マルマエは17年8月期保守的で減益予想だが増額の可能性、目先的な売りが出れば押し目買い好機

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。10月7日発表した16年8月期非連結業績は受注高水準で営業増益だった。17年8月期は市場変動の大きさを考慮して減益予想だが、受注環境は良好であり増額の可能性が高いだろう。株価は5月高値を試す展開で08年来の1000円台も視野に入る。17年8月期減益予想を嫌気して目先的な売りが出れば押し目買い好機となりそうだ。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■収益改善基調、財務改善も進展して15年8月期に初配当を実施

 15年8月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益は41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。15年8月期は半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。収益改善基調である。

 15年8月期の売上総利益率は30.9%で14年8月期比2.6ポイント上昇した。販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。ROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇、BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。また96年マザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。

■16年8月期は営業増益、受注好調

 10月7日発表した前期(16年8月期)非連結業績は売上高が前々期(15年8月期)比5.6%増の22億42百万円、営業利益が同8.5%増の4億88百万円、経常利益が同5.1%増の4億58百万円、純利益が同35.0%減の3億63百万円だった。純利益は税金費用増加で減益だが、受注堅調で営業増益だった。

 分野別受注高は半導体分野が同2.7%増の12億69百万円、FPD分野が同9.3%増の8億28百万円、その他分野が同94.1%減の21百万円、売上高は半導体分野が同2.6%増の12億05百万円、FPD分野が同64.6%増の9億47百万円、その他分野が同76.2%減の89百万円だった。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで営業増益だった。売上総利益は同14.0%増加し、売上総利益率は33.3%で同2.4ポイント上昇した。販管費は同26.0%増加し、販管費比率は11.5%で同1.8ポイント上昇した。特別利益では補助金収入87百万円を計上した。ROEは42.9%で同57.8ポイント低下、自己資本比率は38.1%で同5.4ポイント上昇した。

 配当は年間15円(第2四半期末7円、期末8円)とした。15年9月1日付株式3分割を考慮して前々期(15年8月期)の年間36円を12円に換算すると、実質的に3円増配となる。配当性向は21.7%である。

 なお四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期6億19百万円、第2四半期5億32百万円、第3四半期4億84百万円、第4四半期6億07百万円、営業利益は1億55百万円、1億12百万円、90百万円、1億31百万円だった。

■17年8月期は保守的に減益予想だが、受注環境良好で増額の可能性

 今期(17年8月期)の非連結業績予想(10月7日公表)については、売上高が前期(16年8月期)比2.6%増の23億円で、営業利益が同18.1%減の4億円、経常利益が同17.1%減の3億80百万円、純利益が同27.6%減の2億63百万円としている。配当予想は同1円増配の年間16円(第2四半期末8円、期末8円)としている。予想配当性向は32.0%となる。

 半導体分野、FPD分野とも市場変動が大きいため保守的な見通しとしているが、受注環境は良好であり増額の可能性が高いだろう。

■月次受注は拡大見通し

 16年9月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野が2億76百万円(前月比24.0%増、前年同月比92.6%増)で、FPD分野が1億04百万円(前月比11.7%減、前年同月比48.7%減)だった。その他分野は14百万円(前月比1.0%増、前年同月比60.2%減)で、合計3億95百万円(前月比11.2%増、前年同月比3.1%増)だった。

 半導体分野は受注・売上検収とも高水準で推移している。微細化投資や3D NAND投資の拡大で受注残高は過去最高水準に達している。さらに今後一段と受注拡大傾向が強まる見通しだ。FPD分野は売上検収が増加した一方で受注が一時的に停滞しているが、有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の受注が年末にかけて再拡大する見込みだ。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aは半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定している。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は5月高値を試す、08年来の1000円台も視野

 株価の動きを見ると、水準を切り上げて5月高値904円に接近している。10月6日には859円まで上伸した。

 10月7日の終値831円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS49円99銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.9%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS185円80銭で算出)は4.5倍近辺である。時価総額は約47億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。17年8月期減益予想を嫌気して目先的な売りが出れば絶好の投資機会となりそうだ。売り一巡後は増額の可能性を評価して5月高値904円を試す展開だろう。08年来の1000円台も視野に入る。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[9月13日更新]

マルマエは16年8月期業績予想を3回目の増額修正、配当予想増額も評価して5月高値試す

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。9月10日、16年8月期業績予想および配当予想の増額修正を発表した。業績予想は3回目の増額修正である。株価は戻り高値圏でモミ合い展開だが下値切り上げの動きが継続している。増額修正を好感して5月の年初来高値を試す展開となりそうだ。なお10月7日に16年8月期決算発表を予定している。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■収益改善基調、財務改善も進展して15年8月期に初配当を実施

 15年8月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益は41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。15年8月期は半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。収益改善基調である。

 15年8月期の売上総利益率は30.9%で14年8月期比2.6ポイント上昇した。販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。ROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇、BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。また96年マザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。

■16年8月期第3四半期累計は2桁営業増益

 今期(16年8月期)第3四半期累計(15年9月〜16年5月)の非連結業績は前年同期比3.3%増収、同14.9%営業増益、同10.2%経常増益だった。純利益は税金費用増加で同11.1%減益だった。

 分野別の売上高は半導体分野が同3.2%減の8億50百万円、FPD分野が同97.4%増の7億12百万円、その他分野が同85.3%減の46百万円だった。受注高は半導体分野が同7.4%減の8億72百万円、FPD分野が同30.6%増の6億47百万円、その他分野が同96.3%減の11百万円、合計が同12.8%減の15億32百万円だった。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで2桁営業増益だった。売上総利益は同17.4%増加し、売上総利益率は33.8%で同4.0ポイント上昇した。販管費は同22.2%増加し、販管費比率は11.9%で同1.8ポイント上昇した。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期6億19百万円、第2四半期5億32百万円、第3四半期4億84百万円、営業利益は1億55百万円、1億12百万円、90百万円だった。

■16年8月期通期業績予想を3回目の増額修正、配当予想も増額修正

 9月10日、前期(16年8月期)非連結業績予想および配当予想の増額修正を発表した。

 業績予想は4月1日に続いて3回目の増額修正である。前回予想に対して売上高を90百万円増額、営業利益を70百万円増額、経常利益を70百万円増額、純利益を40百万円増額し、修正後は売上高が前々期(15年8月期)比5.5%増の22億40百万円、営業利益が同8.9%増の4億90百万円、経常利益が同5.8%増の4億60百万円、純利益が同35.6%減の3億60百万円とした。純利益は税負担が増加して減益だが、営業利益と経常利益は減益予想から一転して増益予想となった。FPD分野の売上が想定超となり、半導体分野の受注も好調に推移している。

 配当予想は前回予想の年間14円(第2四半期末7円、期末7円)に対して、期末に1円増額して年間15円(第2四半期末7円、期末8円)とした。15年9月1日付の株式3分割を考慮して、前々期(15年8月期)の年間36円を株式3分割後に換算すると年間12円となり、実質的に前々期比3円増配となる。予想配当性向は22.0%となる。

■月次受注は拡大見通し

 16年8月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野が2億23百万円(前月比14.8%増、前年同月比40.8%増)で、FPD分野が1億17百万円(前月比6.7%減、前年同月比50.4%減)だった。その他分野は14百万円(前月比98.6%増、前年同月比19.7%減)で、合計3億55百万円(前月比8.4%増、前年同月比19.7%減)だった。

 半導体分野は受注・売上検収とも高水準で推移した。微細化投資や3D NAND投資の拡大で受注残高は過去最高水準に達している。さらに今後一段と受注拡大傾向が強まる見通しだ。FPD分野は売上検収が増加した一方で受注が一時的に停滞しているが、有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネル関連の受注が年末にかけて再拡大する見込みだ。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aは半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定している。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。なお今期中に試作機を完成させる予定だったが、モーター等の購入品に長期納品が必要となったため、当初見通しより3ヶ月程度遅れて11月の試作機完成予定となった。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は下値切り上げの動き継続、増額修正評価して5月の年初来高値試す

 なお7月29日に流動性向上を目的とする株式の立会外分売を実施した。分売株式数10万株、分売値段647円だった。

 株価の動きを見ると、戻り高値圏700円近辺でモミ合う展開だが、6月の直近安値610円から反発後の下値切り上げの動きを継続している。

 9月9日の終値695円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS68円33銭で算出)は10〜11倍近辺で、前期推定配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は2.2%近辺、前々期実績PBR(前々期実績BPS135円80銭で算出)は5.1倍近辺である。時価総額は約39億円である。

 週足チャートで見ると一旦割り込んだ13週移動平均線を素早く回復して下値切り上げの動きを継続している。増額修正を評価して5月の年初来高値904円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[8月18日更新]

マルマエは半導体分野の受注拡大基調、下値切り上げの動き継続して5月高値目指す

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。半導体分野の受注が拡大基調であり、16年8月期業績予想は3回目の増額の可能性があるだろう。株価は下値切り上げの動きが継続している。5月の年初来高値を目指す展開だろう。なお流動性向上を目的として7月29日に立会外分売を実施した。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■収益改善基調、財務改善も進展して15年8月期に初配当を実施

 15年8月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益は41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。15年8月期は半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。収益改善基調である。

 15年8月期の売上総利益率は30.9%で14年8月期比2.6ポイント上昇した。販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。ROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇、BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。また96年マザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。

■16年8月期第3四半期累計は2桁営業増益

 今期(16年8月期)第3四半期累計(15年9月〜16年5月)の非連結業績は前年同期比3.3%増収、同14.9%営業増益、同10.2%経常増益だった。純利益は税金費用増加で同11.1%減益だった。

 分野別の売上高は半導体分野が同3.2%減の8億50百万円、FPD分野が同97.4%増の7億12百万円、その他分野が同85.3%減の46百万円だった。受注高は半導体分野が同7.4%減の8億72百万円、FPD分野が同30.6%増の6億47百万円、その他分野が同96.3%減の11百万円、合計が同12.8%減の15億32百万円だった。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで2桁営業増益だった。売上総利益は同17.4%増加し、売上総利益率は33.8%で同4.0ポイント上昇した。販管費は同22.2%増加し、販管費比率は11.9%で同1.8ポイント上昇した。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期6億19百万円、第2四半期5億32百万円、第3四半期4億84百万円、営業利益は1億55百万円、1億12百万円、90百万円だった。

■16年8月期通期業績予想は3回目増額修正の可能性

 今期(16年8月期)通期の非連結業績予想は前回予想(4月1日に2回目の増額修正)を据え置いて、売上高が前期(15年8月期)比1.2%増の21億50百万円、営業利益が同6.7%減の4億20百万円、経常利益が同10.5%減の3億90百万円、純利益が同42.8%減の3億20百万円としている。

 分野別売上高の計画は、半導体分野が同1.0%増の11億84百万円、FPD分野が同55.0%増の8億91百万円、その他分野が同83.3%減の56百万円としている。FPD分野の受注が好調に推移する。

 配当予想は年間14円(第2四半期末7円、期末7円)としている。15年9月1日付の株式3分割を考慮して、前期の年間36円を株式3分割後に換算すると年間12円となり、今期は実質的に前期比2円増配となる。予想配当性向は23.1%となる。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が76.1%、営業利益が85.0%、経常利益が85.9%、純利益が87.8%と高水準である。通期会社予想は3回目の増額修正の可能性があるだろう。

■月次受注は拡大見通し

 16年7月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野が1億94百万円(前月比16.2%増、前年同月比22.1%増)で、FPD分野が1億26百万円(前月比10.0%減、前年同月比49.9%減)だった。その他分野は7百万円(前月比17.5%減、前年同月比83.5%減)で、合計3億28百万円(前月比3.6%増、前年同月比28.1%減)だった。

 半導体分野は受注・売上検収とも高水準で推移した。微細化投資や3D NAND投資の拡大で今後一段と受注拡大傾向が強まる見通しだ。FPD分野は売上検収が増加した一方で受注が一時的に停滞したが、有機EL関連やテレビ向け第10.5世代大型パネルの設備投資計画が具体化している。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aは半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定している。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。なお今期中に試作機を完成させる予定だったが、モーター等の購入品に長期納品が必要となったため、当初見通しより3ヶ月程度遅れて11月の試作機完成予定となった。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は下値切り上げの動き継続、5月の年初来高値を目指す

 なお7月29日に流動性向上を目的とする株式の立会外分売を実施した。分売株式数10万株、分売値段647円だった。

 株価の動きを見ると、5月の年初来高値904円から一旦反落したが、6月の直近安値610円から反発して下値を切り上げている。

 8月17日の終値705円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS60円74銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は2.0%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS135円80銭で算出)は5.2倍近辺である。時価総額は約39億円である。

 週足チャートで見ると一旦割り込んだ13週移動平均線を素早く回復し、下値切り上げの動きを継続している。5月の年初来高値904円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[7月26日更新]

マルマエの16年8月期第3四半期累計は2桁営業増益、通期は3回目増額修正の可能性

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。16年8月期第3四半期累計は2桁営業増益だった。受注拡大傾向であり、通期予想は3回目の増額の可能性があるだろう。株価は調整一巡して5月高値を目指す展開だろう。なお流動性向上を目的として立会外分売を予定(7月29日〜8月5日)している。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■収益改善基調、財務改善も進展して15年8月期に初配当を実施

 15年8月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期3億84百万円、第2四半期6億39百万円、第3四半期5億59百万円、第4四半期5億42百万円、営業利益は41百万円、1億30百万円、1億40百万円、1億39百万円だった。15年8月期は半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。収益改善基調である。

 売上総利益率は30.9%で同2.6ポイント上昇、販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。ROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇、BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。また96年マザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。

■16年8月期第3四半期累計は2桁営業増益

 7月13日発表した今期(16年8月期)第2四半期累計(15年9月〜16年2月)の非連結業績は、売上高が前年同期比3.3%増の16億35百万円、営業利益が同14.9%増の3億57百万円、経常利益が同10.2%増の3億35百万円だった。純利益は税金費用の増加で同11.1%減の2億81百万円だった。受注高は同12.8%減の15億32百万円、受注残高は同0.3%減の3億67百万円だった。

 分野別受注高は、半導体分野が同7.4%減の8億72百万円、FPD分野が同30.6%増の6億47百万円、その他分野が同96.3%減の11百万円、分野別売上高は、半導体分野が同3.2%減の8億50百万円、FPD分野が同97.4%増の7億12百万円、その他分野が同85.3%減の46百万円だった。半導体分野は顧客内シェア拡大と生産体制強化などで堅調に推移した。FPD分野は有機EL関連の新規部品の受注拡大などが寄与した。その他分野は光学関連が一巡した。

 コスト面では労務費、減価償却費、研究開発費などが増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善、生産性向上効果などで2桁営業増益だった。売上総利益は同17.4%増加し、売上総利益率は33.8%で同4.0ポイント上昇した。販管費は同22.2%増加し、販管費比率は11.9%で同1.8ポイント上昇した。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期6億19百万円、第2四半期5億32百万円、第3四半期4億84百万円、営業利益は1億55百万円、1億12百万円、90百万円だった。

■16年8月期通期業績予想は3回目増額修正の可能性

 今期(16年8月期)通期の非連結業績予想は前回予想(4月1日に2回目の増額修正)を据え置いて、売上高が前期(15年8月期)比1.2%増の21億50百万円、営業利益が同6.7%減の4億20百万円、経常利益が同10.5%減の3億90百万円、純利益が同42.8%減の3億20百万円としている。

 分野別売上高の計画は、半導体分野が同1.0%増の11億84百万円、FPD分野が同55.0%増の8億91百万円、その他分野が同83.3%減の56百万円としている。FPD分野の受注が好調に推移する。

 配当予想は年間14円(第2四半期末7円、期末7円)としている。15年9月1日付の株式3分割を考慮して、前期の年間36円を株式3分割後に換算すると年間12円となり、今期は実質的に前期比2円増配となる。予想配当性向は23.1%となる。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が76.1%、営業利益が85.0%、経常利益が85.9%、純利益が87.8%と高水準である。通期会社予想は3回目の増額修正の可能性があるだろう。

■月次受注は拡大見通し

 16年6月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野1億67百万円(前月比7.7%減、前年同月比2.6%減)、FPD分野1億40百万円(前月比18.9%減、前年同月比25.2%減)、その他分野8百万円(前月比30.9%減、前年同月比66.5%減)、合計3億16百万円(前月比13.8%減、前年同月比18.0%減)だった。

 半導体分野は売上検収が過去最高水準に回復したため受注残高が減少したが、受注は高水準を維持している。微細化投資や3D NAND投資拡大で今後一段と受注拡大傾向が強まる見通しだ。FPD分野は売上検収が増加したため受注残高が減少だが、有機EL関連の引き合いが活発で、年末にかけて受注が拡大する見通しだ。またテレビ向け第10.5世代大型パネルの設備投資計画も具体化している。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連市場に参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aは半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定している。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。なお今期中に試作機を完成させる予定だったが、モーター等の購入品に長期納品が必要となったため、当初見通しより3ヶ月程度遅れて11月の試作機完成予定となった。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は調整一巡して5月高値を目指す

 なお7月21日に流動性向上を目的とする株式の立会外分売を発表した。分売予定株式数は10万株、分売予定期間は16年7月29日〜16年8月5日、分売値段は分売実施日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する。

 株価の動きを見ると、5月の年初来高値904円から利益確定売りや地合い悪化で反落したが、下値は限定的で調整一巡感を強めている。

 7月25日の終値670円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS60円74銭で算出)は11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は2.1%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS135円80銭で算出)は4.9倍近辺である。時価総額は約37億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。調整一巡して5月高値を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[6月21日更新]

マルマエは調整一巡して切り返し、受注高水準で16年8月期3回目増額修正の可能性

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。受注が高水準で16年8月期業績予想は3回目の増額の可能性があるだろう。株価は年初来高値圏から反落したが、調整一巡して切り返しの動きを強めている。上値を試す展開だろう。なお7月13日に第3四半期累計の業績発表を予定している。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■15年8月期は財務改善も進展して初配当を実施

 15年8月期は半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引し、売上総利益率は30.9%で同2.6ポイント上昇、販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。特別利益には「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」15百万円、および繰延税金資産1億13百万円を計上した。

 ROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇、BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。96年マザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。

 15年8月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、第3四半期(3月〜5月)5億59百万円、第4四半期(6月〜8月)5億42百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円、第3四半期1億40百万円、第4四半期1億39百万円だった。収益改善基調だ。

■16年8月期第2四半期累計は大幅営業増益

 今期(16年8月期)第2四半期累計(15年9月〜16年2月)の非連結業績は、売上高が前年同期比12.5%増の11億51百万円、営業利益が同55.8%増の2億67百万円、経常利益が同48.7%増の2億50百万円だった。純利益は税金費用の増加で同4.1%減の1億73百万円だった。受注高は同10.2%減の9億94百万円、受注残高は同12.9%増の3億04百万円だった。

 分野別受注高は、半導体分野が同12.9%減の5億18百万円、FPD分野が同2.2倍の4億67百万円、その他分野が同96.9%減の9百万円、分野別売上高は、半導体分野が同11.5%増の5億86百万円、FPD分野が同2.4倍の5億05百万円、その他分野が同84.2%減の42百万円だった。半導体分野は顧客内シェア拡大と生産体制強化などで堅調に推移した。FPD分野は旺盛な設備投資意欲を背景に受注が増加した。その他分野は光学関連が一巡した。

 売上原価では労務費、販管費では研究開発費と人件費が増加したが、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善で材料費と外注加工費が減少し、生産性向上効果も寄与して大幅営業増益だった。売上総利益は同42.2%増加し、売上総利益率は34.5%で同7.2ポイント上昇した。販管費は同20.5%増加し、販管費比率は11.3%で同0.7ポイント上昇した。

 なお四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)6億19百万円、第2四半期(12月〜2月)5億32百万円で、営業利益は第1四半期1億55百万円、第2四半期1億12百万円だった。

■16年8月期通期業績予想は3回目増額修正の可能性

 今期(16年8月期)通期の非連結業績予想(4月1日に2回目の増額修正)については、売上高が前期(15年8月期)比1.2%増の21億50百万円、営業利益が同6.7%減の4億20百万円、経常利益が同10.5%減の3億90百万円、純利益が同42.8%減の3億20百万円としている。

 分野別売上高の計画は、半導体分野が同1.0%増の11億84百万円、FPD分野が同55.0%増の8億91百万円、その他分野が同83.3%減の56百万円としている。FPD分野の受注が好調に推移する。

 配当予想は年間14円(第2四半期末7円、期末7円)としている。15年9月1日付の株式3分割を考慮して、前期の年間36円を株式3分割後に換算すると年間12円となり、今期は実質的に前期比2円増配となる。予想配当性向は23.1%となる。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.5%、営業利益が63.6%、経常利益が64.1%、純利益が54.1%と高水準である。下期については依然として保守的な印象が強く、通期会社予想は3回目の増額修正の可能性があるだろう。

■月次受注動向は高水準維持

 16年5月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野1億81百万円(前月比31.7%増、前年同月比14.7%増)、FPD分野1億73百万円(前月比6.3%減、前年同月比9.6%減)、その他分野12百万円(前月比8.4%増、前年同月比32.1%減)、合計3億67百万円(前月比9.9%増、前年同月比0.3%減)だった。

 合計ベースで見ると前月比増加、前年同月比微減だった。半導体分野は受注好調だった。エンドユーザーの大規模な微細化投資に伴って今後一段と拡大傾向が強まる見通しだ。FPD分野は受注減少だが出荷検収が好調に推移した。携帯端末向け設備投資が一旦落ち着いたが、年末にかけて有機EL向け受注が拡大する見通しで、テレビ向け第10.5世代大型パネル製造装置の設備投資も具体化している。

■新中期事業計画でロボット分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野は微細化投資の本格化に対応して、洗浄分野への参入やエッチング分野の試作強化を推進する。FPD分野は8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野では自動車関連やロボット関連へ市場へ参入し、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aは半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定している。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。なお今期中に試作機を完成させる予定だったが、モーター等の購入品に長期納品が必要となったため、当初見通しより3ヶ月程度遅れて11月の試作機完成予定となった。

 経営数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指している。また計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は調整一巡して上値試す

 株価の動きを見ると、5月20日の年初来高値904円から利益確定売りや地合い悪化で反落したが、600円近辺から切り返しの動きを強めている。

 6月20日の終値673円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS60円74銭で算出)は11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は2.1%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS135円80銭で算出)は5.0倍近辺である。時価総額は約38億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。調整一巡して上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[5月17日更新]

マルマエはFPD分野の受注好調で16年8月期3回目増額修正の可能性、

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。16年8月期第2四半期累計は大幅営業増益となり、進捗率も高水準である。FPD分野の受注好調が牽引して通期は3回目の増額の可能性があるだろう。株価は急伸して年初来高値を更新し、15年7月高値に接近する場面があった。上値を試す展開だろう。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月末日をもって事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

 そして15年9月には、商工組合中央金庫とのコミットメントライン契約(借入限度額50百万円)および当座貸越契約(借入限度額1億50百万円)を締結した。事業展開での資金需要に伴う手元資金の一時的な減少を防ぎ、経営のさらなる安定化を図る。

■15年8月期は財務改善も進展して初配当を実施

 15年8月期は半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。売上総利益率は30.9%で同2.6ポイント上昇、販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。特別利益には「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」15百万円、および繰延税金資産1億13百万円を計上した。

 ROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇、BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。96年マザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。

 15年8月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、第3四半期(3月〜5月)5億59百万円、第4四半期(6月〜8月)5億42百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円、第3四半期1億40百万円、第4四半期1億39百万円だった。収益改善基調だ。

■16年8月期第2四半期累計は大幅営業増益

 今期(16年8月期)第2四半期累計(15年9月〜16年2月)の非連結業績は、売上高が前年同期比12.5%増の11億51百万円、営業利益が同55.8%増の2億67百万円、経常利益が同48.7%増の2億50百万円だった。純利益は税金費用の増加で同4.1%減の1億73百万円だった。受注高は同10.2%減の9億94百万円、受注残高は同12.9%増の3億04百万円だった。

 分野別受注高は、半導体分野が同12.9%減の5億18百万円、FPD分野が同2.2倍の4億67百万円、その他分野が同96.9%減の9百万円、分野別売上高は、半導体分野が同11.5%増の5億86百万円、FPD分野が同2.4倍の5億05百万円、その他分野が同84.2%減の42百万円だった。半導体分野は顧客内シェア拡大と生産体制強化などで堅調に推移した。FPD分野は旺盛な設備投資意欲を背景に受注が増加した。その他分野は光学関連が一巡した。

 売上原価では労務費、販管費では研究開発費と人件費が増加したが、増収効果に加えて、FPD分野増収によるプロダクトミックス改善で材料費と外注加工費が減少し、生産性向上効果も寄与して大幅営業増益だった。売上総利益は同42.2%増加し、売上総利益率は34.5%で同7.2ポイント上昇した。販管費は同20.5%増加し、販管費比率は11.3%で同0.7ポイント上昇した。

 なお四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)6億19百万円、第2四半期(12月〜2月)5億32百万円で、営業利益は第1四半期1億55百万円、第2四半期1億12百万円だった。

■16年8月期通期業績予想は3回目増額修正の可能性

 今期(16年8月期)通期の非連結業績予想(4月1日に2回目の増額修正)については、売上高が前期(15年8月期)比1.2%増の21億50百万円、営業利益が同6.7%減の4億20百万円、経常利益が同10.5%減の3億90百万円、純利益が同42.8%減の3億20百万円としている。

 分野別売上高の計画は、半導体分野が同1.0%増の11億84百万円、FPD分野が同55.0%増の8億91百万円、その他分野が同83.3%減の56百万円としている。FPD分野の受注が好調に推移する。

 配当予想は年間14円(第2四半期末7円、期末7円)としている。15年9月1日付の株式3分割を考慮して、前期の年間36円を株式3分割後に換算すると年間12円となり、今期は実質的に前期比2円増配となる。予想配当性向は23.1%となる。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.5%、営業利益が63.6%、経常利益が64.1%、純利益が54.1%と高水準である。下期については依然として保守的な印象が強く、通期会社予想は3回目の増額修正の可能性があるだろう。

■月次受注動向は高水準維持

 5月14日発表した16年4月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野1億37百万円(前月比17.2%増、前年同月比13.7%減)、FPD分野1億84百万円(前月比4.5%増、前年同月比39.7%増)、その他分野11百万円(前月比6.1%減、前年同月比55.5%減)、合計3億34百万円(前月比8.9%増、前年同月比4.9%増)だった。

 合計ベースで見ると前月比、前年同月比とも増加した。半導体分野は出荷検収が進みながらも受注が増加した。FPD分野は受注が堅調に推移した。今後の見通しとして、半導体分野はエンドユーザーの大規模な微細化投資に伴って拡大傾向が強まる見通しだ。FPD分野では、携帯端末向けの設備投資が一旦落ち着いたが、年末にかけて有機EL向けの受注が拡大する見通しで、テレビ向け第10世代大型パネル製造装置の設備投資も具体化している。

 全般的に好調な受注状況であり、今後は大型真空パーツにおいて協力企業選定を進めることで生産体制を強化し、半導体分野等の小型真空パーツにおいては試作開発を強化することで受注拡大を図るとしている。

■新中期事業計画で新規分野への参入も推進

 15年10月に新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を策定した。

 半導体分野では微細化投資の本格化でエッチング、洗浄、ALDなどの工程で市場拡大が見込まれるため、洗浄分野への参入、エッチング分野での試作強化などを推進する。FPD分野では中長期的に8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野ではスマートフォン関連の需要が継続し、自動車関連やロボット関連の市場へ参入するため、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aの分野としては、半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定しているようだ。

 15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。なお市場ニーズの高さを考慮し、脳卒中の後遺症として腕や足に残る運動麻痺の改善を狙うリハビリ装置の製品化を先行し、腕の麻痺改善装置の開発に着手している。

 数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。株主還元としては配当性向35%以上(順次向上)を目指し、計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は年初来高値更新、15年7月高値目指す

 株価の動き(15年9月1日付で株式3分割)を見ると、500円〜550円近辺のモミ合いから上放れ、5月13日には年初来高値となる784円まで上伸する場面があった。その後は利益確定売りで一旦反落したが、強基調に変化はないだろう。

 5月16日の終値611円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS60円74銭で算出)は10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は2.3%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS135円80銭で算出)は4.5倍近辺である。時価総額は約34億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。高値圏で上ヒゲをつける形になったが、15年12月の戻り高値を突破して先高感を強めている。15年7月高値863円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月04日更新]

マルマエは16年8月期通期予想を2回目の増額修正、FPD分野の受注好調が牽引

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。4月1日に16年8月期通期業績予想の増額修正を発表した。15年12月25日に次ぐ2回目の増額修正で減益幅が縮小する見込みだ。FPD分野の受注好調が牽引する。そして下期予想に依然として保守的な印象が強く、3回目の増額の可能性がありそうだ。株価は2月の直近安値から切り返して戻り歩調である。16年1月の630円、さらに15年12月の764円を目指す展開だろう。なお4月11日に第2四半期累計の業績発表を予定している。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)を終結した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

 15年9月には商工組合中央金庫とのコミットメントライン契約(借入限度額50百万円)および当座貸越契約(借入限度額1億50百万円)を締結した。事業展開での資金需要に伴う手元資金の一時的な減少を防ぎ、経営のさらなる安定化を図る。

■15年8月期は財務改善も進展して初配当を実施

 15年8月期は半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。売上総利益率は30.9%で同2.6ポイント上昇、販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。特別利益には「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」15百万円、および繰延税金資産1億13百万円を計上した。

 ROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇、BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。そして96年のマザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。

 15年8月期の四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、第3四半期(3月〜5月)5億59百万円、第4四半期(6月〜8月)5億42百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円、第3四半期1億40百万円、第4四半期1億39百万円だった。収益改善基調だ。

■16年8月期第1四半期は大幅増収増益

 今期(16年8月期)第1四半期(9月〜11月)の非連結業績は、売上高が前年同期比60.9%増の6億19百万円、営業利益が同3.8倍の1億55百万円、経常利益が同3.5倍の1億48百万円、純利益が同2.4倍の1億円だった。

 分野別の受注高は、半導体分野が同4.5%減の2億73百万円、FPD分野が同3.0倍の2億61百万円、その他分野が同98.7%減の2百万円、分野別の売上高は、半導体分野が同36.8%増の3億26百万円、FPD分野が同2.4倍の2億48百万円、その他分野が同14.3%増の36百万円だった。

 売上原価で材料費や労務費、販管費で人件費が増加したが、増収効果と生産性向上効果で大幅増益だった。売上総利益率は35.3%で同9.9ポイント上昇、販管費比率は10.2%で同4.5ポイント低下した。

■16年8月期通期業績予想を2回目の増額修正

 4月1日に今期(16年8月期)第2四半期累計および通期業績予想の修正を発表した。FPD分野の受注が好調に推移している。

 第2四半期累計の非連結業績予想は、前回予想(12月25日に増額修正)に対して、売上高を31百万円増額、営業利益を47百万円増額、経常利益を45百万円増額、純利益を47百万円減額し、売上高が前年同期比12.5%増の11億51百万円、営業利益が同56.1%増の2億67百万円、経常利益が同48.8%増の2億50百万円、純利益が同4.4%減の1億73百万円とした。純利益は税効果会計における繰延税金資産の減少を反映するため減益となる。

 通期の非連結業績予想は、前回予想(12月25日に増額修正)に対して、売上高を20百万円増額、営業利益を40百万円増額、経常利益を40百万円増額、純利益を15百万円増額し、売上高が前期(15年8月期)比1.2%増の21億50百万円で、営業利益が同6.7%減の4億20百万円、経常利益を同10.3%減の3億90百万円、純利益が同42.7%減の3億20百万円とした。減益幅が縮小する見込みだ。

 配当予想については年間14円(第2四半期末7円、期末7円)としている。15年9月1日付の株式3分割を考慮して、前期の年間36円を株式3分割後に換算すると年間12円で、今期は実質的に前期比2円増配となる。予想配当性向は23.1%となる。

 修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.5%、営業利益が63.6%、経常利益が64.1%、純利益が54.1%となる。下期については依然として保守的な印象が強く、通期会社予想は3回目の増額の可能性がありそうだ。

■月次受注動向は高水準維持、1月は前年同月比24.3%増

 3月12日に発表した16年2月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野91百万円(前月比9.3%減、前年同月比44.4%減)、FPD分野1億99百万円(前月比8.5%減、前年同月比219.1%増)、その他分野13百万円(前月比9.4%増、前年同月比67.9%減)、合計3億04百万円(前月比8.1%減、前年同月比12.9%増)だった。

 合計ベースで見ると、前月比では減少したが、前年同月比では大幅に増加した。半導体分野では、出荷検収は増加したが、受注が停滞した。FPD分野では受注が増加しながら、それ以上に出荷検収が増加したため前月比では減少となったが、前年同月比では大幅に増加した。

 今後の見通しとして、半導体分野はエンドユーザーの大規模な微細化投資に伴って拡大傾向が強まる見通しだ。FPD分野は中小型から大型パネルまで幅広く設備投資が拡大しているため、高水準の受注と出荷検収が継続する見通しだ。携帯端末向けの設備投資は年半ばに一時減少するが、年末にかけて有機EL関連の受注が拡大する見通しだ。またテレビ向けに第10世代の大型パネル製造装置が具体化しており、受注品種拡大に向けた取り組みを行っている。

 全般的に好調な受注状況であり、今後は大型真空パーツにおいて協力企業選定を進めることで生産性を改善し、小型真空パーツでは社内の試作能力を高めることで受注拡大を図るとしている。

■新中期事業計画「Evolution2018」で新規分野への参入も推進

 15年10月に、新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を公表した。

 半導体分野では微細化投資の本格化でエッチング、洗浄、ALDなどの工程で市場拡大が見込まれるため、洗浄分野への参入、エッチング分野での試作強化などを推進する。FPD分野では中長期的に8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野ではスマートフォン関連の需要が継続し、自動車関連やロボット関連の市場へ参入するため、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 また半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aの分野としては、半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定しているようだ。

 そして15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。

 数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。また株主還元として配当性向35%以上(順次向上)を目指し、計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は戻り歩調で15年12月高値目指す

 株価の動き(15年9月1日付で株式3分割)を見ると、2月の直近安値429円から切り返して戻り歩調の展開だ。3月23日には620円まで上伸した。

 4月1日の終値580円を指標面で見ると、今期予想PER(修正後の会社予想のEPS60円74銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は2.4%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS135円80銭で算出)は4.3倍近辺である。時価総額は約32億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。また日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形になりそうだ。16年1月の630円、さらに15年12月の764円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月14日更新]

マルマエの16年2月の受注残高は前年同月比12.9%増加、FPD分野が好調

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。3月12日発表の16年2月受注残高は前年同期比12.9%増加した。FPD分野の好調が牽引して受注は高水準である。16年8月期通期業績の会社予想は再増額の可能性が高いだろう。株価は出直りの動きが本格化している。16年1月の630円、さらに15年12月の764円を目指す展開だろう。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

 15年9月には商工組合中央金庫とのコミットメントライン契約(借入限度額50百万円)および当座貸越契約(借入限度額1億50百万円)を締結した。事業展開での資金需要に伴う手元資金の一時的な減少を防ぎ、経営のさらなる安定化を図る。

■15年8月期は財務改善も進展して初配当を実施

 15年8月期の非連結業績は14年8月期比34.0%増収、同68.3%営業増益、同70.5%経常増益、同85.0%最終増益だった。半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。売上総利益率は30.9%で同2.6ポイント上昇、販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。特別利益には「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」15百万円、および繰延税金資産1億13百万円を計上した。

 そして96年のマザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。またROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇した。BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。

 15年8月期の四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、第3四半期(3月〜5月)5億59百万円、第4四半期(6月〜8月)5億42百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円、第3四半期1億40百万円、第4四半期1億39百万円だった。収益改善基調だ。

■16年8月期第1四半期は大幅増収増益

 今期(16年8月期)第1四半期(9月〜11月)の非連結業績は、売上高が前年同期比60.9%増の6億19百万円、営業利益が同3.8倍の1億55百万円、経常利益が同3.5倍の1億48百万円、純利益が同2.4倍の1億円だった。

 分野別の受注高は、半導体分野が同4.5%減の2億73百万円、FPD分野が同3.0倍の2億61百万円、その他分野が同98.7%減の2百万円、分野別の売上高は、半導体分野が同36.8%増の3億26百万円、FPD分野が同2.4倍の2億48百万円、その他分野が同14.3%増の36百万円だった。

 売上原価で材料費や労務費、販管費で人件費が増加したが、増収効果と生産性向上効果で大幅増益だった。売上総利益率は35.3%で同9.9ポイント上昇、販管費比率は10.2%で同4.5ポイント低下した。

■16年8月期業績予想は再増額の可能性

 12月25日に今期(16年8月期)第2四半期累計(9月〜2月)および通期の非連結業績予想を増額修正した。半導体分野とFPD分野の受注が好調に推移している。

  第2四半期累計の非連結業績予想は、前回予想(10月14日公表)に対して、売上高を1億20百万円増額して前年同期比9.4%増の11億20百万円、営業利益を70百万円増額して同28.4%増の2億20百万円、経常利益を70百万円増額して同21.7%増の2億05百万円、純利益を70百万円増額して同21.3%増の2億20百万円としている。

 通期の非連結業績予想については、前回予想(10月14日公表)に対して、売上高を1億30百万円増額して前期比0.3%増の21億30百万円、営業利益を80百万円増額して同15.6%減の3億80百万円、経常利益を80百万円増額して同19.7%減の3億50百万円、純利益を55百万円増額して同45.5%減の3億05百万円としている。

 配当予想については年間14円(第2四半期末7円、期末7円)としている。15年9月1日付の株式3分割を考慮して、前期の年間36円を株式3分割後に換算すると年間12円で、今期は実質的に前期比2円増配となる。予想配当性向は24.2%となる。

 修正後の分野別売上高の計画は、半導体分野が同2.5%増の12億01百万円、FPD分野が同49.6%増の8億60百万円、その他分野が同83.3%減の56百万円としている。特にFPD分野の受注が期初計画を大幅に上回る見込みだ。その他分野は光学関連消耗品の受注を見込むが、スポット的な受注も多いため先読みが困難としている。

 修正後の通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が29.1%、営業利益が40.8%、経常利益が42.3%、純利益が32.8%と高水準である。需要変動幅が大きいことなどを考慮して下期の保守的な見通しを残したとしているが、半導体やFPD分野の受注は高水準に推移することが予想され、会社予想は再増額の可能性が高いだろう。

■月次受注動向は高水準維持、1月は前年同月比24.3%増

 3月12日に発表した16年2月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野91百万円(前月比9.3%減、前年同月比44.4%減)、FPD分野1億99百万円(前月比8.5%減、前年同月比219.1%増)、その他分野13百万円(前月比9.4%増、前年同月比67.9%減)、合計3億04百万円(前月比8.1%減、前年同月比12.9%増)だった。

 合計ベースで見ると、前月比では減少したが、前年同月比では大幅に増加した。半導体分野では、出荷検収は増加したが、受注が停滞した。FPD分野では受注が増加しながら、それ以上に出荷検収が増加したため前月比では減少となったが、前年同月比では大幅に増加した。

 今後の見通しとして、半導体分野はエンドユーザーの大規模な微細化投資に伴って拡大傾向が強まる見通しだ。FPD分野は中小型から大型パネルまで幅広く設備投資が拡大しているため、高水準の受注と出荷検収が継続する見通しだ。携帯端末向けの設備投資は年半ばに一時減少するが、年末にかけて有機EL関連の受注が拡大する見通しだ。またテレビ向けに第10世代の大型パネル製造装置が具体化しており、受注品種拡大に向けた取り組みを行っている。

 全般的に好調な受注状況であり、今後は大型真空パーツにおいて協力企業選定を進めることで生産性を改善し、小型真空パーツでは社内の試作能力を高めることで受注拡大を図るとしている。

■新中期事業計画「Evolution2018」で新規分野への参入も推進

 15年10月に、新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を公表した。

 半導体分野では微細化投資の本格化でエッチング、洗浄、ALDなどの工程で市場拡大が見込まれるため、洗浄分野への参入、エッチング分野での試作強化などを推進する。FPD分野では中長期的に8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野ではスマートフォン関連の需要が継続し、自動車関連やロボット関連の市場へ参入するため、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 また半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aの分野としては、半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定しているようだ。

 そして15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。

 数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。また株主還元として配当性向35%以上(順次向上)を目指し、計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は出直りの動き本格化

 株価の動き(15年9月1日付で株式3分割)を見ると、地合い悪化の影響を受ける場面があったが、1月と2月の直近安値圏429円で下値固めが完了し、出直りの動きが本格化している。3月11日には581円まで上伸した。

 3月11日の終値581円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS57円90銭で算出)は10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は2.4%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS135円80銭で算出)は4.3倍近辺である。時価総額は約33億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。強基調への転換を確認した形だ。出直りの動きが本格化して16年1月の630円、さらに15年12月の764円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月15日更新]

マルマエの受注残高は高水準、16年8月期通期業績は再増額の可能性

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。2月13日発表の16年1月受注残高は前年同期比24.3%増加した。受注は高水準であり、16年8月期通期業績の会社予想は再増額の可能性が高いだろう。株価は地合い悪化の影響を受けたが、調整が一巡して反発のタイミングだろう。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

 なお15年9月には、商工組合中央金庫とのコミットメントライン契約(借入限度額50百万円)および当座貸越契約(借入限度額1億50百万円)を締結した。事業展開での資金需要に伴う手元資金の一時的な減少を防ぎ、経営のさらなる安定化を図る。

■15年8月期は財務改善も進展して初配当を実施

 15年8月期の非連結業績は14年8月期比34.0%増収、同68.3%営業増益、同70.5%経常増益、同85.0%最終増益だった。半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。売上総利益率は30.9%で同2.6ポイント上昇、販管費比率は9.7%で同1.7ポイント低下した。特別利益には「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」15百万円、および繰延税金資産1億13百万円を計上した。

 そして96年のマザーズ上場以来初となる年間36円(期末一括)の配当を実施した。配当性向は11.3%だった。またROEは100.7%で同22.9ポイント低下、自己資本比率は32.7%で同10.3ポイント上昇した。BPSは135円80銭で14年8月期の28円68銭から大幅に改善した。

 15年8月期の四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、第3四半期(3月〜5月)5億59百万円、第4四半期(6月〜8月)5億42百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円、第3四半期1億40百万円、第4四半期1億39百万円だった。収益改善基調だ。

■16年8月期第1四半期は大幅増収増益

 今期(16年8月期)第1四半期(9月〜11月)の非連結業績は、売上高が前年同期比60.9%増の6億19百万円、営業利益が同3.8倍の1億55百万円、経常利益が同3.5倍の1億48百万円、純利益が同2.4倍の1億円だった。

 分野別の受注高は、半導体分野が同4.5%減の2億73百万円、FPD分野が同3.0倍の2億61百万円、その他分野が同98.7%減の2百万円、分野別の売上高は、半導体分野が同36.8%増の3億26百万円、FPD分野が同2.4倍の2億48百万円、その他分野が同14.3%増の36百万円だった。

 売上原価で材料費や労務費、販管費で人件費が増加したが、増収効果と生産性向上効果で大幅増益だった。売上総利益率は35.3%で同9.9ポイント上昇、販管費比率は10.2%で同4.5ポイント低下した。

■16年8月期業績予想は再増額の可能性

 12月25日に今期(16年8月期)第2四半期累計(9月〜2月)および通期の非連結業績予想を増額修正した。半導体分野とFPD分野の受注が好調に推移している。

 第2四半期累計の非連結業績予想は、前回予想(10月14日公表)に対して、売上高を1億20百万円増額して前年同期比9.4%増の11億20百万円、営業利益を70百万円増額して同28.4%増の2億20百万円、経常利益を70百万円増額して同21.7%増の2億05百万円、純利益を70百万円増額して同21.3%増の2億20百万円としている。

 通期の非連結業績予想については、前回予想(10月14日公表)に対して、売上高を1億30百万円増額して前期比0.3%増の21億30百万円、営業利益を80百万円増額して同15.6%減の3億80百万円、経常利益を80百万円増額して同19.7%減の3億50百万円、純利益を55百万円増額して同45.5%減の3億05百万円としている。

 配当予想については年間14円(第2四半期末7円、期末7円)としている。15年9月1日付の株式3分割を考慮して、前期の年間36円を株式3分割後に換算すると年間12円で、今期は実質的に前期比2円増配となる。予想配当性向は24.2%となる。

 修正後の分野別売上高の計画は、半導体分野が同2.5%増の12億01百万円、FPD分野が同49.6%増の8億60百万円、その他分野が同83.3%減の56百万円としている。特にFPD分野の受注が期初計画を大幅に上回る見込みだ。その他分野は光学関連消耗品の受注を見込むが、スポット的な受注も多いため先読みが困難としている。

 修正後の通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が29.1%、営業利益が40.8%、経常利益が42.3%、純利益が32.8%と高水準である。需要変動幅が大きいことなどを考慮して下期の保守的な見通しを残したとしているが、半導体やFPD分野の受注は高水準に推移することが予想され、会社予想は再増額の可能性が高いだろう。

■月次受注動向は高水準維持、1月は前年同月比24.3%増

 2月13日に発表した16年1月度の月次受注残高(速報値)は、半導体分野1億円(前月比0.9%増、前年同月比34.6%減)、FPD分野2億17百万円(前月比6.7%減、前年同月比297.2%増)、その他分野12百万円(前月比8.9%減、前年同月比78.2%減)、合計3億30百万円(前月比4.6%減、前年同月比24.3%増)だった。

 合計ベースで見ると前月比はやや減少だが、前年同月比では大幅に増加した。半導体分野は受注・出荷検収とも復調している。FPD分野の受注も高水準で推移している。

 今後の見通しとして、半導体分野はエンドユーザーの大規模な微細化投資に伴って拡大傾向が強まる見通しだ。FPD分野は中小型から大型パネルまで幅広く設備投資が拡大しているため、高水準の受注と出荷検収が継続する見通しだ。携帯端末向けの設備投資は年半ばに一時減少するが、年末にかけて有機EL関連の受注が拡大する見通しだ。またテレビ向けに第10世代の大型パネル製造装置の引き合いが活発化しており、本年度中に試作、来期に量産化の見通しとなっているようだ。

 全般的に好調な受注状況であり、今後は大型真空パーツにおいて協力企業選定を進めることで生産性を改善し、小型真空パーツでは社内の試作能力を高めることで受注拡大を図るとしている。

■新中期事業計画「Evolution2018」で新規分野への参入も推進

 15年10月に、新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を公表した。

 半導体分野では微細化投資の本格化でエッチング、洗浄、ALDなどの工程で市場拡大が見込まれるため、洗浄分野への参入、エッチング分野での試作強化などを推進する。FPD分野では中長期的に8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野ではスマートフォン関連の需要が継続し、自動車関連やロボット関連の市場へ参入するため、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 また半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aの分野としては、半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定しているようだ。

 そして15年12月には鹿児島大学大学院理工学研究科との共同研究契約を締結した。リハビリ装置の研究開発と作業筋力補助ロボットの研究開発の2件について、早期の実用化を目指して共同研究する。

 数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。また株主還元として配当性向35%以上(順次向上)を目指し、計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は地合い悪化の影響を受けたが、調整一巡して反発のタイミング

 株価の動き(15年9月1日付で株式3分割)を見ると、株価は地合い悪化の影響で水準を切り下げた。2月12日には1月20日安値に並ぶ429円まで調整した。ただし15年11月安値419円に接近して調整の最終局面だろう。

 2月12日の終値433円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS57円90銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は3.2%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS135円80銭で算出)は3.2倍近辺である。時価総額は約24億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%を超えて売られ過ぎ感を強めている。調整が一巡して反発のタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月26日更新]

マルマエは16年8月期減益の会社予想だが受注高水準で増額の可能性

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。株価は調整が一巡して切り返す動きだ。16年8月期減益予想だが会社予想は保守的であり、受注が高水準で増額の可能性が高い。2%台後半の予想配当利回りも評価して出直りの動きを強めそうだ。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。そして債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

 なお15年9月には、商工組合中央金庫とのコミットメントライン契約(借入限度額50百万円)および当座貸越契約(借入限度額1億50百万円)を締結した。事業展開での資金需要に伴う手元資金の一時的な減少を防ぎ、経営のさらなる安定化を図る。

 また10月26日には、取締役会において「監査等委員会設置会社」に移行する方針を決定し、15年11月28日開催予定の第28期定時株主総会に付議することを決議した。

■15年8月期は半導体・FPDの高水準の受注が牽引して大幅増収増益

 前期(15年8月期)の非連結業績は売上高が前々期比34.0%増の21億24百万円で、営業利益が同68.3%増の4億50百万円、経常利益が同70.5%増の4億35百万円、純利益が同85.0%増の5億59百万円だった。純利益については、特別利益に「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」15百万円を計上したことや、繰延税金資産1億13百万円を計上したことも寄与した。

 半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。分野別受注高は半導体分野が同60.8%増の12億36百万円、FPD分野が同86.2%増の7億57百万円、その他分野が同17.3%減の3億68百万円で、合計が同45.7%増の23億62百万円だった。

 コスト面では増収に伴って材料費、労務費、外注加工費が増加したが、増収効果と生産性向上効果で売上総利益率は同2.6ポイント上昇して30.9%、販管費比率は同1.7ポイント低下して9.7%となった。

 そして96年のマザーズ上場以来初の配当を実施する。配当予想は年間36円(期末一括)で予想配当性向は11.3%である。またROEは同22.9ポイント低下して100.7%、自己資本比率は同10.3ポイント上昇して32.7%となった。BPSは135円80銭で前々期28円68銭から大幅に改善した。

 なお15年8月期の四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、第3四半期(3月〜5月)5億59百万円、第4四半期(6月〜8月)5億42百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円、第3四半期1億40百万円、第4四半期1億39百万円だった。収益改善基調だ。

■16年8月期減収減益・実質増配予想、受注高水準で増額の可能性

 今期(16年8月期)の非連結業績予想(10月14日公表)は、売上高が前期比5.9%減の20億円、営業利益が同33.4%減の3億円、経常利益が同38.1%減の2億70百万円、純利益が同55.3%減の2億50百万円としている。

 配当予想は年間14円(第2四半期末7円、期末7円)としている。15年9月1日付の株式3分割を考慮して、前期の年間36円を株式3分割後に換算すると年間12円となり、今期は実質的に前期比2円増配となる。予想配当性向は29.5%となる。

 分野別売上高の計画は、半導体分野が同0.9%増の11億83百万円、FPD分野が同17.1%増の6億73百万円、その他分野が同57.6%減の1億42百万円としている。その他分野は光学関連消耗品の受注を見込むが、スポット的な受注も多いため先読みが困難としている。

 また中国関連に不透明感があることや、半導体分野とFPD分野の需要変動幅が大きいことなどを考慮して、売上高およびコストとも全般的に保守的な計画としているようだ。しかし半導体やFPD分野の受注は高水準に推移することが予想され、会社予想は増額の可能性が高いだろう。

■月次受注動向は高水準維持

 15年10月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億33百万円(前月比7.0%減、前年同月比33.2%増)、FPD分野が2億50百万円(前月比23.4%増、前年同月比406.6%増)、その他分野が22百万円(前月比40.0%減、前年同月比84.4%減)、合計が4億06百万円(前月比5.8%増、前年同月比38.8%増)である。前年同月比で大幅に伸長し、前月比でも増加している。

 半導体分野は出荷検収が最高水準のため前月比では減少したが、前年同月比では高水準に推移している。FPD分野も最高水準の出荷検収が続く中でも受注の上乗せが続いている。

 今後の見通しとして、半導体分野はエンドユーザーの大規模な微細化投資が計画されているため、15年末から需要がさらに増加する見通しだ。FPD分野は中小型から大型パネルまで幅広く設備投資が拡大しているため、高水準の受注と出荷検収が継続する見通しだ。その他分野は各種携帯端末の需要動向が不透明としている。

 全般的に好調な受注状況であり、今後は大型真空パーツにおいて協力企業選定を進めることで生産性を改善し、小型真空パーツでは社内の試作能力を高めることで受注拡大を図るとしている。

■新中期事業計画「Evolution2018」

 15年10月、新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を公表した。

 半導体分野では微細化投資の本格化でエッチング、洗浄、ALDなどの工程で市場拡大が見込まれるため、洗浄分野への参入、エッチング分野での試作強化などを推進する。FPD分野では中長期的に8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野ではスマートフォン関連の需要が継続し、自動車関連やロボット関連の市場へ参入するため、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 また半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aの分野としては、半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定しているようだ。

 数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。また株主還元として配当性向35%以上(順次向上)を目指し、計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は調整一巡して切り返し

 株価の動き(15年9月1日付で株式3分割)を見ると、16年8月期減益予想も嫌気する形で水準を切り下げた。ただし11月4日の直近安値419円から切り返して500円近辺まで戻している。調整が一巡したようだ。

 11月25日の終値482円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS47円46銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は2.9%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS135円80銭で算出)は3.5倍近辺である。時価総額は約27億円である。

 日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインとなって切り返す動きだ。16年8月期減益予想だが会社予想は保守的であり、受注が高水準で増額の可能性が高い。2%台後半の予想配当利回りも評価して出直りの動きを強めそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月29日更新]

マルマエは16年8月期減益予想だが増額余地、2%台後半の配当利回りも評価

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。株価は16年8月期減益予想を嫌気する形で水準を切り下げたが売り一巡感を強めている。16年8月期業績の会社予想は保守的で増額余地があり、2%台後半の予想配当利回りも評価して反発展開だろう。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。そして債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

 なお15年9月には、商工組合中央金庫とのコミットメントライン契約(借入限度額50百万円)および当座貸越契約(借入限度額1億50百万円)を締結した。事業展開での資金需要に伴う手元資金の一時的な減少を防ぎ、経営のさらなる安定化を図る。

 また10月26日には、取締役会において「監査等委員会設置会社」に移行する方針を決定し、15年11月28日開催予定の第28期定時株主総会に付議することを決議した。

■15年8月期は大幅増収増益

 10月14日に発表した前期(15年8月期)非連結業績(9月30日に3回目の増額修正)は、売上高が前々期比34.0%増の21億24百万円、営業利益が同68.3%増の4億50百万円、経常利益が同70.5%増の4億35百万円、純利益が同85.0%増の5億59百万円だった。

 半導体分野およびFPD分野の好調な受注が牽引した。分野別の受注高は半導体分野が同60.8%増の12億36百万円、FPD分野が同86.2%増の7億57百万円、その他分野が同17.3%減の3億68百万円、合計が同45.7%増の23億62百万円だった。半導体分野は市場環境が良好だったことに加えて、顧客内におけるシェア拡大や生産体制の強化も寄与した。FPD分野は期前半が低迷したが、期後半に新型スマートフォン関連などで需要が拡大した。

 コスト面では増収に伴って材料費、労務費、外注加工費が増加したが、増収効果と生産性向上効果で大幅営業増益だった。売上総利益率は同2.6ポイント上昇して30.9%、販管費比率は同1.7ポイント低下して9.7%となった。純利益については、特別利益に「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」15百万円を計上したことや、繰延税金資産1億13百万円を計上したことも寄与した。

 なお配当予想は年間36円(期末一括)としている。96年のマザーズ上場以来初の配当実施(7月14日公表)で、予想配当性向は11.3%となる。ROEは前々期比22.9ポイント低下して100.7%、自己資本比率は同10.3ポイント上昇して32.7%となった。またBPSは135円80銭で前々期の28円68銭から大幅に改善した。

 四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、第3四半期(3月〜5月)5億59百万円、第4四半期(6月〜8月)5億42百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円、第3四半期1億40百万円、第4四半期1億39百万円だった。収益改善基調だ。

■16年8月期減収減益・実質増配予想、会社予想保守的で増額余地

 今期(16年8月期)の非連結業績予想(10月14日公表)は、売上高が前期比5.9%減の20億円、営業利益が同33.4%減の3億円、経常利益が同38.1%減の2億70百万円、純利益が同55.3%減の2億50百万円としている。

 配当予想は年間14円(第2四半期末7円、期末7円)としている。15年9月1日付の株式3分割を考慮して、前期の年間36円を株式3分割後に換算すると年間12円となり、今期は実質的に前期比2円増配となる。予想配当性向は29.5%となる。

 分野別売上高の計画は、半導体分野が同0.9%増の11億83百万円、FPD分野が同17.1%増の6億73百万円、その他分野が同57.6%減の1億42百万円としている。その他分野は光学関連消耗品の受注を見込むが、スポット的な受注も多いため先読みが困難としている。

 また中国関連に不透明感があることや、半導体分野とFPD分野の需要変動幅が大きいことなどを考慮して、売上高およびコストとも全般的に保守的な計画としているようだ。半導体やFPD分野の受注は高水準に推移することが予想され、会社予想には増額余地がありそうだ。

■月次受注動向は高水準維持

 15年9月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億43百万円(前月比9.4%減、前年同月比36.0%増)、FPD分野が2億02百万円(前月比14.7%減、前年同月比401.7%増)、その他分野が37百万円(前月比20.7%減、前年同月比196.2%増)、合計が3億83百万円(前月比13.4%減、前年同月比141.8%増)だった。前月比では減少したが前年同月比では大幅に伸長している。

 半導体分野は受注および出荷検収とも高水準に推移している。FPD分野も受注の好調を維持しながら出荷検収が本格化している。半導体分野は市場に一時的な停滞感があったが、回復の兆しが見え始めているようだ。またエンドユーザーの大規模な微細化投資が計画されているため、15年末から需要がさらに増加する見通しだ。FPD分野は中小型から大型パネルまで幅広く設備投資が拡大しているため、高水準の受注と出荷検収が継続する見通しだ。その他分野は各種携帯端末の需要動向が不透明としている。

 全般的には概ね好調な受注状況であり、今後は半導体製造装置分野の大型真空パーツにおいて協力企業選定を進めることで生産性を改善し、小型真空パーツでは社内の試作能力を高めることで受注拡大を図るとしている。

■新中期事業計画「Evolution2018」

 15年10月、新中期事業計画「Evolution2018」(16年8月期〜18年8月期)を公表した。

 半導体分野では微細化投資の本格化でエッチング、洗浄、ALDなどの工程で市場拡大が見込まれるため、洗浄分野への参入、エッチング分野での試作強化などを推進する。FPD分野では中長期的に8Kなどで需要拡大が見込まれるため、自社における設備投資ではなく、協力企業の拡大によって需要変動に対応する。その他分野ではスマートフォン関連の需要が継続し、自動車関連やロボット関連の市場へ参入するため、生産余力の効率的活用と協力企業の拡大を図る。

 また半導体分野を成長ドライバーとする既存事業のブラッシュアップに加えて、現業とのシナジー効果や半導体・FPD分野の需要変動に対するリスクヘッジとして、売上高20億円規模までの中小企業を対象としてM&Aも積極活用する方針だ。M&Aの分野としては、半導体洗浄・樹脂パーツや自動車・ロボット部品などを想定しているようだ。

 数値目標としては、18年8月期の連結売上高40億円、営業利益10億円(単体ベースで売上高30億円、営業利益7億円、M&Aで売上高10億円、営業利益3億円)を掲げている。また株主還元として配当性向35%以上(順次向上)を目指し、計画期間中に東証1部への市場変更を目指す方針だ。

■株価は16年8月期減益予想を嫌気した売り一巡

 株価の動き(15年9月1日付で株式3分割)を見ると、16年8月期減益予想を嫌気する形で、600円近辺から500円近辺に水準を切り下げた。ただし足元では売り一巡感を強めている。

 10月28日の終値491円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS47円46銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は2.9%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS135円80銭で算出)は3.6倍近辺である。なお時価総額は約27億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面の形だ。ただし52週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。16年8月期減益予想だが会社予想は保守的で増額余地があり、2%台後半の予想配当利回りも評価して反発展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月17日更新]

マルマエは16年8月期も増収増益基調、高値圏目指す

 マルマエ[6264](東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。株価は悪地合いの影響で年初来高値圏800円近辺から反落したが、9月7日の直近安値497円から切り返して600円台まで戻している。16年8月期も増収増益基調が予想され、高値圏を目指す展開だろう。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。そして債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

 なお9月12日に、商工組合中央金庫とのコミットメントライン契約(借入限度額50百万円)および当座貸越契約(借入限度額1億50百万円)の締結を発表した。事業展開での資金需要に伴う手元資金の一時的な減少を防ぎ、経営のさらなる安定化を図る。

 また9月12日に監査等委員会設置会社に移行する方針を決定したと発表した。15年11月開催予定の第28期定時株主総会において承認されることを条件に実施する。

■15年8月期は大幅増収増益予想、16年8月期も増収増益基調

 前期(15年8月期)の非連結業績予想(6月5日に2回目の増額)は売上高が前々期比32.5%増の21億円、営業利益が同49.5%増の4億円、経常利益が同50.6%増の3億85百万円、純利益が同30.6%増の3億95百万円としている。半導体・FPD製造装置関連の受注が高水準に推移して大幅増収増益予想だ。

 第3四半期累計(9月〜5月)は、売上高が前年同期比33.2%増の15億82百万円で、営業利益が同49.9%増の3億11百万円、経常利益が同53.3%増の3億04百万円、純利益が同51.9%増の3億16百万円だった。

 半導体・FPD製造装置関連を中心に受注が好調に推移し、増収効果と生産性向上効果で大幅営業増益だった。特別利益には「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」15百万円を計上した。

 四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、第3四半期(3月〜5月)5億59百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円、第3四半期1億40百万だった。収益改善基調を鮮明にしている。

 15年8月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億58百万円(前月比0.5%減、前年同月比68.7%増)、FPD分野が2億37百万円(前月比5.8%減、前年同月比322.7%増)、その他分野が47百万円(前月比5.1%増、前年同月比243.3%増)、合計が4億43百万円(前月比2.8%減、前年同月比170.4%増)だった。前月比では僅かに減少したが前年同月比では大幅増だった。

 半導体分野は受注および出荷検収とも高水準に推移した。半導体製造装置市場に減速感が見られるなかでも、当社の受注は消耗品が多いため影響は軽微のようだ。FPD分野は受注が好調を維持しながら出荷検収が本格化した。高水準の受注が当面持続する見込みだ。その他分野では各種携帯端末の需要動向が不透明だが、一定の受注は確保できる見通しとしている。

 全般的には半導体製造装置分野の真空パーツを中心に新規部品の受注が拡大基調であり、生産能力の増強が課題としている。こうした環境のなか、社内生産能力の増強および生産性の改善に加えて、協力企業との取引拡大により生産能力を高めることで出荷拡大を図るとしている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が75.3%、営業利益が77.8%、経常利益が79.0%、純利益が80.0%と高水準である。増収効果や生産性向上効果で売上原価率の一段の改善が期待され、15年8月期業績の会社予想は3回目の増額の可能性があるだろう。そして16年8月期も増収増益基調が予想される。

 なお7月14日に96年のマザーズ上場以来初めてとなる配当実施を発表した。15年1月末日をもって事業再生計画を終了したことや、第3四半期までの利益状況を鑑みて年間36円(期末一括)の配当を実施する。予想配当性向は16.0%となる。

■株価は悪地合いの売り一巡して高値圏目指す

 株価の動き(15年9月1日付で株式3分割)を見ると、悪地合いの影響で年初来高値圏800円近辺から反落して水準を切り下げたが、9月7日の直近安値497円から切り返して600円台まで戻している。悪地合いの売りは一巡したようだ。

 9月16日の終値604円を指標面(株式3分割後)で見ると、前期推定PER(会社予想に株式3分割を考慮したEPS74円98銭で算出)は8倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間36円を株式3分割後の年間12円に換算して算出)は2.0%近辺、前々期実績PBR(前々期実績に株式3分割を考慮したBPS28円67銭で算出)は21倍近辺である。なお時価総額は約34億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だ。そして一旦割りこんだ13週移動平均線回復の動きを強めている。16年8月期も増収増益基調が予想され、高値圏を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[8月21日更新]

マルマエは自律調整一巡して上値試す、9月1日付で株式3分割

 マルマエ[6264](東マ)は半導体製造装置などに使用される部品の精密切削加工事業を展開している。株価は急伸した7月高値後の自律調整局面だったが過熱感が解消した。15年8月期は大幅増益予想で3回目の増額の可能性があり、16年8月期も増収増益基調が予想される。自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。

■真空部品や電極などの精密加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。そして債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■15年8月期は大幅増益予想、16年8月期も増収増益基調

 今期(15年8月期)の非連結業績予想(6月5日に2回目の増額)は、売上高が前期比32.5%増の21億円、営業利益が同49.5%増の4億円、経常利益が同50.6%増の3億85百万円、純利益が同30.6%増の3億95百万円としている。半導体やFPD関連の受注が高水準だ。

 第3四半期累計(9月〜5月)は、売上高が前年同期比33.2%増の15億82百万円で、営業利益が同49.9%増の3億11百万円、経常利益が同53.3%増の3億04百万円、純利益が同51.9%増の3億16百万円だった。

 半導体製造装置関連を中心に受注が好調に推移した。増収効果と生産性向上効果で大幅営業増益だった。なお特別利益に「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」15百万円を計上した。

 なお四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、第3四半期(3月〜5月)5億59百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円、第3四半期1億40百万で、収益改善基調を鮮明にしている。

 15年7月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億59百万円(前月比7.3%減、前年同月比105.3%増)、FPD分野が2億52百万円(前月比34.3%増、前年同月比274.6%増)、その他分野が44百万円(前月比67.0%増、前年同月比43.3%増)、合計が4億56百万円(前月比18.1%増、前年同月比158.9%増)だった。

 半導体分野は受注および出荷検収とも高水準に推移した。半導体製造装置市場に減速感が見られるなかでも、当社の受注は消耗品が多いため影響は出ていないようだ。FPD分野は受注・出荷検収とも大幅伸長して回復傾向が鮮明になった。高水準の受注が当面持続する見込みだ。その他分野では通信系部品の立ち上がりが寄与した。

 全般的には半導体製造装置分野の真空パーツを中心に新規部品の受注が拡大基調であり、生産力の増強が課題としている。こうした環境のなか、社内生産力の増強および生産性の改善に加えて、協力企業との取引拡大により生産能力を高めることで出荷拡大を図るとしている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が75.3%、営業利益が77.8%、経常利益が79.0%、純利益が80.0%と高水準である。増収効果や生産性向上効果で売上原価率の一段の改善が期待され、15年8月期業績の会社予想は3回目の増額の可能性があるだろう。そして16年8月期も増収増益基調が予想される。

 なお配当予想については、7月14日に96年のマザーズ上場以来初めてとなる配当の実施を発表した。15年1月末日をもって事業再生計画を終了したことや、第3四半期までの利益状況を鑑みて年間36円(期末一括)の配当を実施する。予想配当性向は16.0%となる。

■株価は自律調整一巡して上値試す、9月1日付で株式3分割

 なお7月14日に株式分割を発表した。15年8月31日を基準日(効力発生日9月1日)として1株を3株に分割する。

 株価の動きを見ると、急伸した7月22日の年初来高値2590円後の自律調整局面だったが過熱感が解消した。そして8月17日の2075円から切り返して自律調整一巡感を強めている。

 8月20日の終値2247円を指標面(株式3分割前)で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS224円95銭で算出)は10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間36円で算出)は1.6%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は26倍近辺である。

 日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復する動きだ。また週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して再動意のタイミングのようだ。15年8月期業績予想は3回目の増額の可能性があり、16年8月期も増収増益基調が予想される。自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[7月30日更新]

マルマエは08年以来の高値水準、初配当実施や収益改善基調を評価

 マルマエ[6264](東マ)は半導体製造装置などに使用される部品の精密切削加工事業を展開している。株価は第3四半期累計(9月〜5月)の大幅増益、初配当実施と株式3分割の発表を好感し、7月22日の2590円まで急伸した。08年以来の高値水準だ。目先的には過熱感を残しているが、15年8月期業績予想は3回目の増額の可能性もあり、収益改善基調を評価して上値追いの展開だろう。

■真空部品や電極などの精密加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。そして債務の株式化を行ったA種優先株式については5月29日に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

■15年8月期は大幅増益予想で3回目の増額の可能性

 7月14日に発表した今期(15年8月期)第3四半期累計(9月〜5月)の非連結業績は、売上高が前年同期比33.2%増の15億82百万円で、営業利益が同49.9%増の3億11百万円、経常利益が同53.3%増の3億04百万円、純利益が同51.9%増の3億16百万円だった。

 半導体製造装置関連を中心に受注が好調に推移した。増収効果と生産性向上効果で大幅営業増益だった。なお特別利益に「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」15百万円を計上した。

 四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、第3四半期(3月〜5月)5億59百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円、第3四半期1億40百万で、収益改善基調を鮮明にしている。

 通期の非連結業績予想(6月5日に2回目の増額修正)は、売上高が前期比32.5%増の21億円、営業利益が同49.5%増の4億円、経常利益が同50.6%増の3億85百万円、純利益が同30.6%増の3億95百万円としている。半導体製造装置関連やFPD関連の受注が高水準だ。

 15年6月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億71百万円(前月比8.7%増、前年同月比93.0%増)、FPD分野が1億87百万円(前月比2.0%減、前年同月比163.3%増)、その他分野が26百万円(前月比40.3%増、前年同月比57.0%減)、合計が3億86百万円(前月比4.8%増、前年同月比73.5%増)だった。

 半導体分野とFPD分野が高水準に推移し、増収効果や生産性向上効果で売上原価率が一段と改善しそうだ。そして通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高75.3%、営業利益77.8%、経常利益79.0%、純利益80.0%と高水準である。収益改善基調であり、15年8月期業績予想は3回目の増額の可能性があるだろう。

 全般的には半導体製造装置分野の真空パーツを中心に新規部品の受注が拡大基調であり、生産力の増強が課題としている。こうした環境のなか、社内生産力の増強および生産性の改善に加えて、協力企業との取引拡大により生産能力を高めることで出荷拡大を図るとしている。

■15年8月期に初配当を実施

 15年8月期の配当予想について、従来は無配予想としていたが、7月14日に96年のマザーズ上場以来初めてとなる配当の実施を発表した。

 15年1月末日をもって事業再生計画を終了したことや、第3四半期までの利益状況を鑑みて年間36円(期末一括)の配当を実施する。予想配当性向は16.0%となる。

■株価は08年以来の高値水準

 なお7月14日に株式分割を発表した。15年8月31日を基準日(効力発生日9月1日)として1株を3株に分割する。

 株価の動きを見ると、第3四半期累計の大幅増益、初配当実施と株式3分割の発表を好感し、1500円近辺での短期モミ合いから上放れて7月22日の2590円まで急伸した。08年以来の高値水準だ。目先的な過熱感を強めたが、その後も高値圏で堅調に推移している。

 7月29日の終値2370円を指標面(株式3分割前)で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS224円95銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間36円で算出)は1.5%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は28倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線に対するプラス乖離率が拡大して目先的な過熱感を残しているが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合いから上放れた。強基調の形であり需給面の不安も小さい。15年8月期業績予想は3回目の増額の可能性もあり、収益改善基調を評価して上値追いの展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月08日更新]

マルマエは15年8月期業績予想2回目の増額修正、14年8月高値視野

 マルマエ<6264>(東マ)は精密部品加工事業を展開している。6月5日に15年8月期業績予想の2回目の増額修正を発表した。株価は5月28日に年初来高値1280円まで上伸している。増額修正を評価して上値追いの展開だろう。14年8月高値1468円が視野に入る。なお6月13日に5月度の月次受注残高、7月14日に第3四半期累計(9月〜5月)業績の発表を予定している。

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野などの精密加工も強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。そして債務の株式化を行ったA種優先株式については5月29日に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。

 6月5日に今期(15年8月期)非連結業績予想の増額修正を発表した。2月9日に続いて2回目の増額修正である。前回予想に対して売上高は1億50百万円増額して前期比32.5%増の21億円、営業利益は1億円増額して同49.8%増の4億円、経常利益は1億円増額して同51.0%増の3億85百万円、純利益は1億円増額して同30.8%増の3億95百万円とした。主にFPD分野の売上高が前回予想を上回り、純利益は減益予想から一転して増益予想となった。

 なお第2四半期累計(9月〜2月)までの四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円で、収益改善基調を鮮明にしている。

 15年4月度の月次受注残高(速報値)は半導体分野が1億59百万円、FPD分野が1億32百万円、その他分野が26百万円、合計が3億18百万円(前月比12.0%増加、前年同月比113.8%増加)だった。

 半導体分野(前月比12.7%減、前年同月比98.6%増)は一部顧客からの受注がやや停滞して前月比では減少となったが、前年同月比では大幅に増加している。FPD分野(前月比50.3%増、前年同月比179.4%増)は国内外の設備投資活発化に伴って受注回復が本格化している。その他分野(前月比97.8%増、前年同月比26.0%増)も堅調だ。

 全般的には半導体分野の真空パーツを中心に新規部品の受注が拡大基調であり、生産力の増強が課題としている。こうした環境のなか、社内生産力の増強および生産性の改善に加えて、協力企業との取引拡大により生産能力を高めることで出荷拡大を図るとしている。

 半導体分野の受注・出荷検収が好調であり、FPD分野の受注も回復が本格化している。増収効果や生産性向上効果で売上原価率が一段と改善しそうだ。収益改善基調であり、通期業績予想は3回目の増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると水準切り上げトレンドが継続している。そして2月高値1243円を突破して、5月28日には年初来高値となる1280円まで上伸した。収益改善基調を評価する動きだろう。

 6月5日の終値1245円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS224円95銭で算出)は5〜6倍近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は14倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形だ。15年8月期業績予想の2回目の増額修正を評価して上値追いの展開だろう。収益改善基調であり、14年8月高値1468円が視野に入る。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[5月12日更新]

マルマエは今期業績予想再増額の可能性、収益改善基調を評価してモミ合い上放れ

 マルマエ[6264](東マ)は精密部品加工事業を展開している。株価は戻り高値圏でモミ合う展開だが、下値を着実に切り上げて煮詰まり感も強めている。15年8月期業績予想は再増額の可能性が高く、収益改善基調を評価してモミ合い上放れの展開だろう。なお5月14日に月次受注残高(4月度)の公表を予定している。

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野などの精密加工も強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。

 なお残存債務については金融機関から新たに通常の借入を行ったうえで弁済する。債務の株式化を行ったA種優先株式については、分配可能額が積み上がる早い時期に買い戻しを行う方針としている。

 今期(15年8月期)の非連結業績予想(2月9日に増額修正)は、売上高が前期比23.0%増の19億50百万円、営業利益が同12.1%増の3億円、経常利益が同11.5%増の2億85百万円、純利益が同2.5%減の2億95百万円としている。受注の増加や生産性の向上で増収増益見込みだ。

 第2四半期累計(9月〜2月)は売上高が前年同期比45.8%増の10億23百万円の大幅増収となり、営業利益が同55.9%増の1億71百万円、経常利益が同62.0%増の1億68百万円、純利益が同61.4%増の1億81百万円の大幅増益だった。なお純利益は「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助金」による特別利益15百万円も寄与した。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(9月〜11月)3億84百万円、第2四半期(12月〜2月)6億39百万円で、営業利益は第1四半期41百万円、第2四半期1億30百万円である。収益改善基調を鮮明にしている。

 15年3月度の月次受注残高(速報値)は半導体分野が1億82百万円、FPD分野が87百万円、その他分野が13百万円、合計が2億84百万円(前月比5.6%増加、前年同月比56.4%増加)だった。

 その他分野はユニット受注が一旦落ち着いたため受注残高が減少したが、半導体分野は受注(受注残高は前月比11.6%増、前年同月比2.6倍増)および出荷検収とも増加基調だ。またFPD分野も国内外の設備投資活発化に伴って受注残高は前月比40.8%増、前年同月比77.5%増と回復が本格化している。

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が52.5%、営業利益が57.0%、経常利益が59.0%、純利益が61.4%と高水準である。半導体分野の受注・出荷検収が好調であり、FPD分野の受注も回復が本格化している。増収効果や生産性向上効果で売上原価率が一段と改善しそうだ。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、1100円台でやや上値が重くなり戻り高値圏でモミ合う展開だが、下値切り上げトレンドを継続してモミ合い煮詰まり感も強めている。

 5月11日の終値1120円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS168円00銭で算出)は6〜7倍近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は13倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値を着実に切り上げている。また13週移動平均線と26週移動平均線とも上向きで強基調に変化はない。15年8月期業績予想は再増額の可能性が高く、収益改善基調を評価してモミ合い上放れの展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月07日更新]

マルマエは下値を着実に切り上げ、収益改善基調を評価

 精密部品加工のマルマエ[6264](東マ)の株価は、2月の年初来高値から反落して調整局面だが下値を着実に切り上げている。15年8月期業績に再増額の可能性があり、4月13日発表予定の第2四半期累計(9月〜2月)業績に対する期待感も高まる。収益改善基調を評価して高値圏を目指す展開だろう。

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野などの精密加工も強化している。

 1月23日に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。

 なお残存債務については金融機関から新たに通常の借入を行ったうえで弁済する。債務の株式化を行ったA種優先株式については、分配可能額が積み上がる早い時期に買い戻しを行う方針としている。

 今期(15年8月期)の業績(非連結)見通し(2月9日に増額修正)は、売上高が前期比23.0%増の19億50百万円、営業利益が同12.4%増の3億円、経常利益が同11.8%増の2億85百万円、純利益が同2.3%減の2億95百万円としている。

 半導体分野の受注・出荷検収が好調であり、FPD分野の受注も回復傾向を強めている。その他分野の出荷検収も順調だ。増収に伴って売上原価率の一段の改善が期待され、通期見通しに再増額の可能性があるだろう。収益は改善基調だ。

 15年2月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億63百万円、FPD分野が62百万円、その他分野が42百万円、合計が2億69百万円(前月比1.2%増加、前年同月比1.0%減少)だった。その他分野は出荷検収が順調に進んだため受注残高が減少したが、半導体分野は受注(受注残高は前月比6.8%増、前年同月比2.3倍増)および出荷検収とも増加基調だ。またFPD分野の受注残高は前月比13.9%増、前年同月比7.4倍増と回復が本格化している。

 株価の動きを見ると、15年8月期業績見通しの増額修正を好感した2月の年初来高値1243円から反落して調整局面だが、1000円台を大きく割り込む動きは見られず下値を着実に切り上げている。

 4月6日の終値1025円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS168円00銭で算出)は6〜7倍近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は12倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支え、一旦割り込んだ13週移動平均線突破の動きを強めている。そして下値を着実に切り上げている。15年8月期業績に再増額の可能性があり、4月13日発表予定の第2四半期累計(9月〜2月)業績に対する期待感も高まる。収益改善基調を評価して高値圏を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月18日更新]

マルマエは調整一巡して切り返し、15年8月期業績再増額の可能性

 精密部品加工のマルマエ[6264](東マ)の株価は、調整が一巡して切り返しの動きを強めている。今期(15年8月期)業績見通し再増額の可能性もあり、収益改善基調を評価して水準切り上げの展開だろう。なお4月13日に第2四半期累計(9月〜2月)の業績発表を予定している。

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野などの精密加工も強化している。

 1月23日に事業再生計画(11年7月に事業再生ADR成立)の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため、終了期間を前倒しして15年1月末日をもって事業再生計画を終結した。残存債務については金融機関から新たに通常の借入を行ったうえで弁済する。

 なお債務の株式化を行ったA種優先株式については、分配可能額が積み上がる早い時期に買い戻しを行う方針としている。

 今期(15年8月期)の業績(非連結)見通し(2月9日に増額修正)は、売上高が前期比23.0%増の19億50百万円、営業利益が同12.4%増の3億円、経常利益が同11.8%増の2億85百万円、純利益が同2.3%減の2億95百万円としている。

 半導体分野の受注・出荷検収が好調であり、FPD分野の受注も回復傾向を強めている。その他分野の出荷検収も順調だ。増収に伴って売上原価率の一段の改善が期待され、通期見通しに再増額の可能性があるだろう。収益は改善基調だ。

 15年2月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億63百万円、FPD分野が62百万円、その他分野が42百万円、合計が2億69百万円(前月比1.2%増加、前年同月比1.0%減少)だった。その他分野は出荷検収が順調に進んだため受注残高が減少したが、半導体分野は受注・出荷検収とも増加基調だ。FPD分野は前月比13.9%増、前年同月比7.4倍増と受注回復が本格化してきた。

 株価の動きを見ると、今期業績見通しの増額修正を好感する形で2月10日に1243円まで急伸する場面があった。その後は買いが続かず1000円割れ水準まで調整したが、足元では切り返しの動きを強めている。

 3月17日の終値1010円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS168円00銭で算出)は6倍近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は12倍近辺である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込んだが、26週移動平均線が下値を支えて調整一巡感を強めている。今期業績見通し再増額の可能性があり、収益改善基調を評価して水準切り上げの展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月10日更新]

マルマエは15年8月期業績見通しを増額修正、収益改善基調を評価して14年8月高値目指す

 精密部品加工のマルマエ[6264](東マ)は、1月23日に事業再生計画の終結を発表し、2月9日には今期(15年8月期)業績見通しの増額修正を発表した。株価は戻り歩調の展開だ。今期業績見通しの増額修正を好感し、収益改善基調も評価して14年8月高値1468円を目指す展開だろう。

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野などの精密加工も強化している。11年7月に事業再生ADRが成立し、売上拡大と生産性向上に取り組んでいる。

 1月23日に事業再生計画の終結を発表した。16年10月末日の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため終了期間の前倒しを行う。15年1月末日をもって事業再生計画を終結し、残存債務については金融機関から新たに通常の借入を行ったうえで弁済する。なお債務の株式化を行ったA種優先株式については、分配可能額が積み上がる早い時期に買い戻しを行う方針としている。

 2月9日には、今期(15年8月期)の第2四半期累計(9月〜2月)および通期の業績(非連結)見通しの増額修正を発表した。

 通期の業績(非連結)見通しについては前回予想(10月14日公表)に対して、売上高を3億50百万円増額して前期比23.0%増の19億50百万円、営業利益を80百万円増額して同12.4%増の3億円、経常利益を85百万円増額して同11.8%増の2億8百万円、純利益を85百万円増額して同2.3%減の2億95百万円とした。営業利益と経常利益は減益見通しから一転して増益見通しとなった。

 FPD分野と半導体分野の受注が好調に推移していることに加えて、その他分野の受注が想定を上回る見通しとなった。増収に伴って売上原価率の一段の改善も期待され、通期見通しに再増額の可能性もあるだろう。収益は改善基調だ。

 14年12月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億46百万円、FPD分野が50百万円、その他分野が1億89百万円、合計が3億86百万円だった。前月比では7.4%増加、前年同月比では55.7%増加した。前月比では全分野が増加した。半導体分野が増加基調であり、その他分野もリピート受注が継続している。FPD分野も引き合いが好転し、本格的な受注拡大が接近しているようだ。

 株価の動きを見ると、12月26日の戻り高値1180円から反落し、さらに1月13日発表の第1四半期(9月〜11月)業績に対する目先的な売りで急落し、1月16日の915円まで調整した。その後は1月23日の事業再生計画終結発表を好感して水準切り上げの動きを強め、1月30日には1148円まで戻す場面があった。戻り歩調の展開だ。

 2月9日の終値1096円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS168円00銭で算出)は6〜7倍近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は13倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を確認した形だ。今期業績見通しの増額修正を好感し、収益改善基調も評価して14年8月高値1468円を目指す展開だろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[1月16日更新]

マルマエは目先的な売り一巡、今期業績増額の可能性や収益改善基調を評価して14年8月高値目指す

 精密部品加工のマルマエ[6264](東マ)の株価は、第1四半期(9月〜11月)業績発表を受けて1月14日は前日比123円安と急落した。ただし15日には前日比12円高と反発している。目先的な売りが早くも一巡したようだ。今期(15年8月期)業績増額の可能性や収益改善基調を評価して、14年8月高値1468円を目指す展開だろう。

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野などの精密加工も強化している。11年7月に事業再生ADRが成立し、売上拡大と生産性向上に取り組んでいる。

 1月13日に発表した今期(15年8月期)第1四半期(9月〜11月)の業績(非連結)は売上高が前年同期比23.8%増の3億84百万円、営業利益が同51.2%増の41百万円、経常利益が同69.9%増の42百万円、純利益が同21.9%増の41百万円と大幅増収増益だった。

 FPD分野の受注は当社顧客のシェア停滞の影響で低水準だったが、半導体分野の受注が増加し、その他分野もスマートフォンやタブレット端末関連製造装置向けの受注が好調だった。増収効果や生産性向上効果で営業損益が大幅に改善した。売上原価率は74.6%で同1.4ポイント改善した。

 通期の業績(非連結)見通しは前回予想(10月14日公表)を据え置いて売上高が前期比0.9%増の16億円、営業利益が同17.8%減の2億20百万円、経常利益が同21.7%減の2億円、純利益が同30.6%減の2億10百万円としている。

 通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が24.0%、営業利益が18.6%、経常利益が21.0%、純利益が19.5%とやや低水準だったが、半導体分野の受注が増加基調であり、FPD分野も期後半の受注回復本格化が期待される。今期業績見通しには増額の可能性があり、一段の収益改善が期待される。

 14年12月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億46百万円、FPD分野が50百万円、その他分野が1億89百万円、合計が3億86百万円となり、前月比では7.4%増加、前年同月比では55.7%増加した。前月比では全分野が増加となった。半導体分野が増加基調であり、その他分野もリピート受注が継続している。FPD分野も引き合いが好転しているため、本格的な受注拡大が間近の状況のようだ。

 株価の動きを見ると、12月26日に戻り高値となる1180円まで上値を伸ばし、その後も1000円台で堅調に推移していたが、第1四半期業績発表を受けて1月14日は前日比123円安と急落した。ただし15日には前日比12円高と反発している。目先的な売りが早くも一巡したようだ。

 1月15日の終値975円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS120円37銭で算出)は8〜9倍近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は11倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形だ。目先的な売りで一旦反落したが、今期業績増額の可能性や収益改善基調を評価して8月高値1468円を目指す展開だろう。 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月22日更新]
マルマエはモミ合い上放れて水準切り上げ、半導体分野の受注が増加基調

 精密部品加工のマルマエ<6264>(東マ)の株価は、10月中下旬の直近安値圏800円近辺でのモミ合いから上放れて水準切り上げの動きを強めている。12月19日は前日比60円高の960円まで上伸する場面があった。半導体分野の受注が増加基調であり、今期(15年8月期)業績見通し増額の可能性や収益改善基調を評価して8月高値1468円を目指す展開だろう。なお1月13日に第1四半期(9月〜11月)の業績発表を予定している。

 半導体やFPD(フラットパネルディスプレー)などの製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野の精密加工も強化している。11年7月に事業再生ADRが成立し、売上拡大と生産性向上に取り組んでいる。

 今期(15年8月期)の業績(非連結)見通し(10月14日公表)は売上高が前期比0.9%増の16億円、営業利益が同17.8%減の2億20百万円、経常利益が同21.7%減の2億円、純利益が同30.6%減の2億10百万円としている。不透明要因が多いためFPD分野とその他分野の受注を保守的な見通しとしている。ただし半導体分野の受注が増加基調である。今期業績見通しには増額の可能性があり、一段の収益改善が期待される。

 14年11月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億41百万円、FPD分野が37百万円、その他分野が1億80百万円、合計が3億59百万円となり、前月比では23.0%増加、前年同月比では85.4%増加となった。FPD分野は依然として低調だが、半導体分野の受注が大幅に増加し、その他分野もリピート受注が寄与して大幅に増加した。今後の見通しとして、FPD分野の受注増加は年末あたりとなるようだが、半導体分野は受注増加傾向が継続するとしている。

 株価の動きを見ると、10月中下旬の直近安値圏800円近辺でのモミ合いから上放れて水準切り上げの動きを強めている。12月19日には前日比60円(6.67%)高の960円まで上伸する場面があった。半導体分野の受注増加基調を好感する動きだろう。

 12月19日の終値950円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS120円37銭で算出)は7〜8倍近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は11倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインとなり、週足チャートで見ると26週移動平均線突破の動きを強めている。今期業績見通し増額の可能性や収益改善基調を評価して8月高値1468円を目指す展開だろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月02日更新]

マルマエは下値固め完了して出直り、今期業績上ブレの可能性や収益改善基調を評価

 精密部品加工のマルマエ[6264](東マ)の株価は、8月の年初来高値1468円から反落して調整局面だったが、直近安値圏の800円近辺で下値固め完了感を強めている。11月10日には939円まで急伸する場面もあった。今期(15年8月期)業績見通しに上ブレの可能性があり、収益改善基調を評価して出直り展開だろう。

 半導体やFPD(フラットパネルディスプレー)などの製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野の精密加工も強化している。11年7月に事業再生ADRが成立し、売上拡大と生産性向上に取り組んでいる。

 今期(15年8月期)の業績(非連結)見通し(10月14日公表)は売上高が前期比0.9%増の16億円、営業利益が同17.8%減の2億20百万円、経常利益が同21.7%減の2億円、純利益が同30.6%減の2億10百万円としている。不透明要因が多いためFPD分野とその他分野の受注を保守的な見通しとしている。

 14年10月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億円、FPD分野が49百万円、その他分野が1億43百万円、合計が2億92百万円となり、前月比では84.4%増加、前年同月比では80.7%増加した。半導体分野は受注、出荷検収とも順調に推移した。FPD分野は受注が持ち直し傾向のようだ。その他分野では光学関連のユニット受注が寄与して受注残高が大幅に増加した。

 今後の見通しとして、FPD分野の本格的な受注増加は年末あたりとなるようだが、半導体分野は受注・売上の増加傾向が継続するとしている。光学関連の受注拡大も寄与して今期業績の会社見通しには上ブレの可能性があり、一段の収益改善が期待されるだろう。

 株価の動き(14年3月1日付けで株式100分割)を見ると、8月の年初来高値1468円から反落して調整局面だったが、直近安値圏の800円近辺で下値固め完了感を強めている。11月10日には939円まで急伸する場面もあった。

 12月1日の終値862円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS120円37銭で算出)は7〜8倍近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は10倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインとなって徐々に下値を切り上げ、26週移動平均線突破の動きを強めている。今期業績見通し上ブレの可能性や収益改善基調を評価して出直り展開だろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
 
[11月06日更新]

マルマエは売り一巡、今期業績に上振れ余地があり、切り返しのタイミング

 精密部品加工のマルマエ<6264>(東マ)の株価は、8月の年初来高値1468円から利益確定売りで反落し、今期(15年8月期)減益見通しで10月16日の765円まで調整した。ただしその後は800円近辺で推移している。売りがほぼ一巡したようだ。今期業績見通しに上振れ余地があり、収益改善基調を評価して切り返しのタイミングだろう。

 半導体やFPD(フラットパネルディスプレー)などの製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野の精密加工も強化している。11年7月に事業再生ADRが成立し、売上拡大と生産性向上に取り組んでいる。

 10月14日に発表した前期(14年8月期)業績(非連結)(8月8日に増額修正)は、売上高が前々期比36.4%増の15億85百万円、営業利益が同2.1倍の2億67百万円、経常利益が同98.8%増の2億55百万円、純利益が同3.7倍の3億02百万円だった。

 半導体分野が牽引して大幅増収となり、増収効果や生産性向上効果で売上原価率は71.7%となり同2.7ポイント改善した。受注高も同43.8%増の16億21百万円と高水準だった。FPD分野が同31.1%減の4億06百万円と低調だったが、半導体分野が同49.9%増の7億69百万円と回復傾向を強め、その他分野もスマートフォン関連の新規顧客開拓などが寄与して4億45百万円と大幅に増加した。期末の受注残高は1億63百万円となり前々期末に比べて60.9%増加した。

 今期(15年8月期)の業績(非連結)見通しについては、売上高が前期比0.9%増の16億円、営業利益が同17.8%減の2億20百万円、経常利益が同21.7%減の2億円、純利益が同30.6%減の2億10百万円としている。不透明要因が多いためFPD分野とその他分野の受注を保守的な見通しとしている。

 14年9月度の月次受注残高(速報値)を見ると、半導体分野が1億05百万円、FPD分野が40百万円、その他分野が12百万円、合計が1億58百万円で、前月比では3.2%減少だが、前年同月比では44.4%増加となった。FPD分野がやや低調だったが、半導体分野が順調に推移した。今後の見通しとして半導体分野の受注・売上増加傾向が継続する見通しとしている。今期業績の会社見通しには保守的な印象が強く上振れ余地がありそうだ。事業再生計画は順調に進展しており、一段の収益改善が期待されるだろう。

 株価の動き(14年3月1日付けで株式100分割)を見ると、8月の年初来高値1468円から利益確定売りで反落し、今期減益見通しで10月16日の765円まで調整した。ただしその後は800円近辺で推移している。売りがほぼ一巡したようだ。

 10月29日の終値802円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS120円37銭で算出)は6〜7倍近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS86円03銭で算出)は9倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%程度まで拡大して売られ過ぎ感を強めている。また週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、52週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。今期業績見通しに上振れ余地があり、収益改善基調を評価して切り返しのタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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