[7621]うかい

[2月16日更新]

うかいは上場来高値更新の展開、既存店売上は1月も好調で18年3月期予想に上振れ余地

 うかい<7621>(JQ)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。18年3月期は新店開業費用などで減益予想だが、第3四半期累計が順調であり、飲食事業の既存店売上は18年1月も103.2%と好調である。通期予想に上振れ余地がありそうだ。そして19年3月期は新規出店も寄与して収益拡大が期待される。株価は地合い悪化の影響を受けず上場来高値更新の展開だ。
 
■高級和食・洋食料理店が主力
 
 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月期売上高構成比は飲食事業90%(和食46%、洋食42%、物販3%)、文化事業10%だった。収益面では第3四半期の構成比が高い特性がある。
 
 中長期成長戦略では「更なるブランドの構築」をテーマとして、既存店の研鑽、飲食の成長、物販の成長に取り組んでいる。
 
 17年2月には新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京・大手町パークビルディングにオープン、17年7月には洋菓子店「アトリエうかい」をJR東日本品川駅構内のエキナカ商業施設「エキュート品川」にオープン、17年9月には洋菓子店「アトリエうかい」を京王線調布駅直結商業施設「トリエ京王調布」にオープンした。
 
 今後の新規出店としては18年3月29日、東京・六本木ヒルズに鉄板料理「六本木うかい亭」と割烹料理「ROPPONGI kappou ukai」の2店舗を同時オープン予定である。
 
 海外については17年11月、第1号店の「うかい亭 高雄」を台湾・高雄市のホテル「シルクスクラブ」内にグランドオープンした。
 
■18年3月期減益予想だが既存店好調で上振れ余地
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(5月18日公表)は、売上高が前期(17年3月期)比2.6%増の129億円、営業利益が41.5%減の2億66百万円、経常利益が45.8%減の2億25百万円、純利益が52.2%減の1億15百万円としている。配当予想は前期と同額の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は80.9%となる。
 
 新業態「ル・プーレ ブラッスリーうかい」や物販「アトリエうかい」の新規出店も寄与して増収だが、事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想としている。
 
 2月8日発表した第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比6.0%増の102億78百万円、営業利益が3.8%増の5億30百万円、経常利益が9.7%増の5億20百万円、純利益が12.1%増の3億40百万円だった。
 
 事業本部(旧飲食事業)の既存店売上が好調に推移し、新規出店した洋菓子店舗も寄与した。売上総利益率は54.7%で0.4ポイント上昇、販管費比率は49.6%で0.5ポイント上昇した。
 
 事業本部(旧飲食事業)は、売上高が6.3%増の92億88百万円で、営業利益が14.3%増の12億75百万円だった。文化事業は、売上高が3.6%増の9億90百万円で、営業利益が1.5%減の1億25百万円だった。
 
 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が79.7%、営業利益が199.2%、経常利益が231.1%、純利益が295.7%とである。第4四半期に新店開業費用が発生するが、既存店売上の好調などで通期予想に上振れ余地がありそうだ。
 
 なお飲食事業の月次売上状況(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、18年1月は全店104.5%、既存店103.2%だった。既存店売上は3ヶ月連続の前年比プラスと好調だった。客単価は15年5月から33ヶ月連続前年比プラスである。
 
■株主優待制度は毎年9月末に実施
 
 株主優待制度は毎年9月中間期末時点の株主を対象として実施している。
 
■株価は上場来高値更新の展開
 
 株価は地合い悪化の影響を受けず上場来高値更新の展開だ。2月8日に4270円まで上伸した。その後も高値圏で堅調に推移している。
 
 2月15日の終値4055円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS22円24銭で算出)は182倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.4%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS923円97銭で算出)は4.4倍近辺である。時価総額は約212億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月18日更新]

うかいは上場来高値更新の展開、既存店売上は12月も105.5%と好調、18年3月期予想は増額の可能性

 うかい<7621>(JQ)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。飲食事業の既存店売上は12月も105.5%と好調だ。18年3月期業績予想は増額の可能性が高いだろう。株価は99年高値を突破して上場来高値更新の展開となった。上値を試す展開が期待される。
 
■高級和食・洋食料理店が主力
 
 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月期売上高構成比は飲食事業90%(和食46%、洋食42%、物販3%)、文化事業10%だった。収益面では第3四半期の構成比が高い特性がある。
 
 中長期成長戦略では「更なるブランドの構築」をテーマとして、既存店の研鑽、飲食の成長、物販の成長に取り組んでいる。
 
 17年2月には新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京・大手町パークビルディングにオープン、17年7月には洋菓子店「アトリエうかい」をJR東日本品川駅構内のエキナカ商業施設「エキュート品川」にオープン、17年9月には洋菓子店「アトリエうかい」を京王線調布駅直結商業施設「トリエ京王調布」にオープンした。
 
 今後の新規出店としては、18年春東京都港区六本木に「仮称:六本木うかい亭」と「仮称:ROPPONGI kappou ukai」の2店舗を同時出店予定である。
 
 海外については17年11月、第1号店の「うかい亭 高雄」を台湾・高雄市のホテル「シルクスクラブ」内にグランドオープンした。
 
■18年3月期減益予想だが増額の可能性
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(5月18日公表)は、売上高が前期(17年3月期)比2.6%増の129億円、営業利益が41.5%減の2億66百万円、経常利益が45.8%減の2億25百万円、純利益が52.2%減の1億15百万円としている。配当予想は前期と同額の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は80.9%となる。
 
 新業態「ル・プーレ ブラッスリーうかい」や物販「アトリエうかい」の新規出店も寄与して増収だが、事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想としている。
 
 第2四半期累計は、売上高が前年同期比6.6%増の65億41百万円、営業利益が94.7%増の2億31百万円、経常利益が2.4倍の2億26百万円、純利益が3.1倍の1億51百万円だった。
 
 事業本部(旧飲食事業)の既存店売上が前年比105.6%(速報値ベース)と好調に推移し、新規出店した洋菓子店舗の好調も寄与して計画超の大幅増益だった。売上総利益率は54.0%で0.6ポイント上昇、販管費比率は50.5%で1.0ポイント低下した。
 
 そして通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が50.7%、営業利益が86.8%、経常利益が100.4%、純利益が131.3%と高水準である。既存店売上好調で、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
 
 飲食事業の月次売上状況(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、17年12月は全店107.8%、既存店105.5%だった。既存店売上は2ヶ月連続の前年比プラスだった。客単価は15年5月から32ヶ月連続前年比プラスである。
 
■株主優待制度は毎年9月末に実施
 
 株主優待制度は毎年9月中間期末時点の株主を対象として実施している。
 
■株価は99年高値突破して上場来高値更新の展開
 
 株価は99年高値3520円を突破して1月16日に3620円まで上伸した。上場来高値更新の展開だ。
 
 1月17日の終値3595円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS22円24銭で算出)は162倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.5%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS923円97銭で算出)は3.9倍近辺である。時価総額は約188億円である。
 
 週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
 

[12月18日更新]

うかいは99年高値が射程圏、既存店売上好調で18年3月期予想は増額の可能性

 うかい<7621>(JQ)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。既存店売上好調で18年3月期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は8月の年初来高値に接近している。そして99年の上場来高値が射程圏だ。
 
■高級和食・洋食料理店が主力
 
 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月期売上高構成比は飲食事業90%(和食46%、洋食42%、物販3%)、文化事業10%だった。収益面では第3四半期の構成比が高い特性がある。
 
 中長期成長戦略では「更なるブランドの構築」をテーマとして、既存店の研鑽、飲食の成長、物販の成長に取り組んでいる。
 
 17年2月には新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京・大手町パークビルディングにオープン、17年7月には洋菓子店「アトリエうかい」をJR東日本品川駅構内のエキナカ商業施設「エキュート品川」にオープン、17年9月には洋菓子店「アトリエうかい」を京王線調布駅直結商業施設「トリエ京王調布」にオープンした。
 
 今後の新規出店としては、18年春東京都港区六本木に「仮称:六本木うかい亭」と「仮称:ROPPONGI kappou ukai」の2店舗を同時出店予定である。
 
 海外については17年11月、第1号店の「うかい亭 高雄」を台湾・高雄市のホテル「シルクスクラブ」内にグランドオープンした。
 
■18年3月期減益予想だが増額の可能性
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(5月18日公表)は、売上高が前期(17年3月期)比2.6%増の129億円、営業利益が41.5%減の2億66百万円、経常利益が45.8%減の2億25百万円、純利益が52.2%減の1億15百万円としている。配当予想は前期と同額の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は80.9%となる。
 
 新業態「ル・プーレ ブラッスリーうかい」や物販「アトリエうかい」の新規出店も寄与して増収だが、事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想としている。
 
 ただし第2四半期累計の非連結業績は、売上高が前年同期比6.6%増の65億41百万円、営業利益が94.7%増の2億31百万円、経常利益が2.4倍の2億26百万円、純利益が3.1倍の1億51百万円だった。
 
 事業本部(旧飲食事業)の既存店売上が前年比105.6%(速報値ベース)と好調に推移し、新規出店した洋菓子店舗の好調も寄与して計画超の大幅増益だった。売上総利益率は54.0%で0.6ポイント上昇、販管費比率は50.5%で1.0ポイント低下した。
 
 そして通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が50.7%、営業利益が86.8%、経常利益が100.4%、純利益が131.3%と高水準である。既存店売上好調で、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
 
 飲食事業の月次売上状況(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、17年11月は全店106.8%、既存店105.7%だった。既存店売上は10月が台風など悪天候の影響で8ヶ月ぶりに前年比マイナスとなったが、早くも11月には前年比プラスに回復した。なお客単価は15年5月から31ヶ月連続前年比プラスである。
 
■株主優待制度は毎年9月末に実施、優待内容を一部変更
 
 株主優待制度は毎年9月中間期末時点の株主を対象として実施している。優待内容は8月4日に一部変更を発表し、17年9月末から実施した。
 
■株価は8月の年初来高値に接近、99年高値も射程圏
 
 株価は直近安値圏3000円近辺から切り返し、3300円近辺まで上伸して8月の年初来高値3320円に接近している。
 
 12月15日の終値3295円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS22円24銭で算出)は148倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.5%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS923円97銭で算出)は3.6倍近辺である。時価総額は約173億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。上値を試す展開が期待され、99年の上場来高値3520円が射程圏だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
 [11月22日更新]

うかいは調整一巡して戻り歩調、18年3月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想も増額の可能性

 うかい<7621>(JQ)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。18年3月期第2四半期累計は計画超の大幅増益だった。通期予想も増額の可能性が高いだろう。株価は調整一巡して戻り歩調だ。
 
■高級和食・洋食料理店が主力
 
 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月期売上高構成比は飲食事業90%(和食46%、洋食42%、物販3%)、文化事業10%だった。収益面では第3四半期の構成比が高い特性がある。
 
 中長期成長戦略では「更なるブランドの構築」をテーマとして、既存店の研鑽、飲食の成長、物販の成長に取り組んでいる。
 
 17年2月には新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京・大手町パークビルディングにオープン、17年7月には洋菓子店「アトリエうかい」をJR東日本品川駅構内のエキナカ商業施設「エキュート品川」にオープン、17年9月には洋菓子店「アトリエうかい」を京王線調布駅直結商業施設「トリエ京王調布」にオープンした。
 
 今後の新規出店としては、18年春東京都港区六本木に「仮称:六本木うかい亭」と「仮称:ROPPONGI kappou ukai」の2店舗を同時出店予定である。
 
 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。そして17年秋のグランドオープンに先立ち、17年7月にソフトオープンした。
 
■18年3月期2Q累計は計画超の大幅増益
 
 11月9日発表した今期(18年3月期)第2四半期累計(4〜9月)の非連結業績は、売上高が前年同期比6.6%増の65億41百万円、営業利益が94.7%増の2億31百万円、経常利益が2.4倍の2億26百万円、純利益が3.1倍の1億51百万円だった。
 
 事業本部(旧飲食事業)の既存店売上が前年比105.6%(速報値ベース)と好調に推移し、新規出店した洋菓子店舗の好調も寄与して計画超の大幅増益だった。計画に対して、売上高は1億89百万円、営業利益は1億02百万円、経常利益は1億21百万円、純利益は97百万円、それぞれ上回った。
 
 売上高は事業本部が7.0%増の59億28百万円、分化事業が3.1%増の6億12百万円だった。売上総利益率は54.0%で0.6ポイント上昇し、販管費比率は50.5%で1.0ポイント低下した。
 
■18年3月期減益予想だが増額の可能性
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(5月18日公表)は、売上高が前期(17年3月期)比2.6%増の129億円、営業利益が41.5%減の2億66百万円、経常利益が45.8%減の2億25百万円、純利益が52.2%減の1億15百万円としている。配当予想は前期と同額の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は80.9%となる。
 
 新業態「ル・プーレ ブラッスリーうかい」や物販「アトリエうかい」の新規出店も寄与して増収だが、事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想としている。ただし通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高50.7%、営業利益86.8%、経常利益100.4%、純利益131.3%と高水準である。通期予想も増額の可能性が高いだろう。
 
 飲食事業の月次売上状況(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、17年10月は全店が101.1%、既存店が99.9%だった。既存店売上は台風など悪天候の影響で客数が減少して8ヶ月ぶりの前年比マイナスだったが、客単価は15年5月から30ヶ月連続前年比プラスである。
 
■株主優待制度は毎年9月末に実施、優待内容を一部変更
 
 株主優待制度は毎年9月中間期末時点の株主を対象として実施している。優待内容は8月4日に一部変更を発表し、17年9月末から実施した。
 
■株価は調整一巡して戻り歩調
 
 株価は99年来高値圏の3300円近辺から9月末の株主優待権利落ちで反落したが、3000円近辺から切り返して戻り歩調だ。
 
 11月20日の終値3220円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS22円24銭で算出)は145倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS923円97銭で算出)は3.5倍近辺である。時価総額は約169億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。調整一巡して戻りを試す展開が期待され、99年高値3520円も視野に入りそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月26日更新]

うかいは18年3月期減益予想だが上振れ余地、9月既存店売上106.8%と好調

 うかい<7621>(JQ)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。18年3月期は事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想だが、既存店売上は9月も106.8%と好調に推移している。通期予想に上振れ余地がありそうだ。株価は9月末の株主優待権利落ちで反落したが、調整一巡して戻りを試す展開が期待される。
 
■高級和食・洋食料理店が主力
 
 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月期売上高構成比は飲食事業90%(和食46%、洋食42%、物販3%)、文化事業10%だった。収益面では第3四半期の構成比が高い特性がある。
 
 中長期成長戦略では「更なるブランドの構築」をテーマとして、既存店の研鑽、飲食の成長、物販の成長に取り組んでいる。
 
 17年2月には新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京・大手町パークビルディングにオープン、17年7月には洋菓子店「アトリエうかい」をJR東日本品川駅構内のエキナカ商業施設「エキュート品川」にオープン、17年9月には洋菓子店「アトリエうかい」を京王線調布駅直結商業施設「トリエ京王調布」にオープンした。
 
 今後の新規出店としては、18年春東京都港区六本木に「仮称:六本木うかい亭」と「仮称:ROPPONGI kappou ukai」の2店舗を同時出店予定である。
 
 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。そして17年秋のグランドオープンに先立ち、17年7月にソフトオープンした。
 
■18年3月期減益予想だが既存店売上好調で上振れ余地
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(5月18日公表)は、売上高が前期(17年3月期)比2.6%増の129億円、営業利益が41.5%減の2億66百万円、経常利益が45.8%減の2億25百万円、純利益が52.2%減の1億15百万円としている。配当予想は前期と同額の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は80.9%となる。
 
 新業態「ル・プーレ ブラッスリーうかい」や物販「アトリエうかい」の新規出店も寄与して増収だが、事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想としている。
 
 第1四半期(4〜6月)は売上高が前年同期比5.2%増収、営業利益が9.2%増益、経常利益が14.5%増益、純利益が15.3%増益だった。事業本部(旧飲食事業)の既存店売上が好調に推移して増収増益だった。売上総利益は5.1%増加し、売上総利益率は53.7%で横ばいだった。販管費は4.8%増加したが、販管費比率は49.6%で0.2ポイント低下した。
 
 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.5%、営業利益49.6%、経常利益54.7%、純利益67.0%と高水準だった。
 
 また飲食事業の月次売上状況(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、17年9月は全店が108.5%、既存店が106.8%だった。既存店売上は17年3月から7ヶ月連続の前年比プラスとなった。客単価の上昇(15年5月から29ヶ月連続前年比プラス)が続き、客数も4ヶ月連続の前年比プラスとなった。この結果、4〜9月累計では全店107.0%、既存店105.6%となった。既存店の好調で通期予想に上振れ余地がありそうだ。
 
■株主優待制度は毎年9月末に実施、優待内容を一部変更
 
 株主優待制度は毎年9月中間期末時点の株主を対象として実施している。優待内容は8月4日に一部変更を発表し、17年9月末から実施した。
 
■株価は調整一巡して戻り試す
 
 株価は9月末の株主優待権利落ちで、99年来高値圏の3300円近辺から反落した。ただし3000円近辺で推移して調整一巡感を強めている。
 
 10月23日の終値3090円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS22円24銭で算出)は139倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS923円97銭で算出)は3.3倍近辺である。時価総額は約162億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線近辺下げ渋り、サポートラインを確認した形だ。調整一巡して戻りを試す展開が期待され、99年高値3520円も視野に入りそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月25日更新]

うかいは18年3月期減益予想だが上振れ余地、8月既存店売上109.8%と好調

 うかい<7621>(JQ)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。18年3月期は事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想だが、既存店売上は8月109.8%と好調に推移している。通期予想に上振れ余地がありそうだ。株価は99年来の高値圏で堅調だ。上値を試す展開が期待される。
 
■高級和食・洋食料理店が主力
 
 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月期売上高構成比は飲食事業90%(和食46%、洋食42%、物販3%)、文化事業10%だった。収益面では第3四半期の構成比が高い特性がある。
 
 中長期成長戦略では「更なるブランドの構築」をテーマとして、既存店の研鑽、飲食の成長、物販の成長に取り組んでいる。
 
 17年2月には新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京・大手町パークビルディングにオープン、17年7月には洋菓子店「アトリエうかい」をJR東日本品川駅構内のエキナカ商業施設「エキュート品川」にオープンした。
 
 今後の新規出店としては、18年春東京都港区六本木に「仮称:六本木うかい亭」と「仮称:ROPPONGI kappou ukai」の2店舗を同時出店、また洋菓子店「アトリエうかい」を17年秋開業予定の京王線調布駅直結商業施設「トリエ京王調布」にオープン予定である。
 
 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。そして17年秋のグランドオープンに先立ち、17年7月にソフトオープンした。
 
■18年3月期減益予想だが既存店売上好調で上振れ余地
 
 今期(18年3月期)非連結業績予想(5月18日公表)は、売上高が前期(17年3月期)比2.6%増の129億円、営業利益が41.5%減の2億66百万円、経常利益が45.8%減の2億25百万円、純利益が52.2%減の1億15百万円としている。配当予想は前期と同額の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は80.9%となる。
 
 17年2月オープンの新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」や物販の新規出店も寄与して増収だが、事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想としている。
 
 第1四半期(4〜6月)は売上高が前年同期比5.2%増収、営業利益が9.2%増益、経常利益が14.5%増益、純利益が15.3%増益だった。事業本部(旧飲食事業)の既存店売上が好調に推移して増収増益だった。売上総利益は5.1%増加し、売上総利益率は53.7%で横ばいだった。販管費は4.8%増加したが、販管費比率は49.6%で0.2ポイント低下した。
 
 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.5%、営業利益49.6%、経常利益54.7%、純利益67.0%と高水準だった。
 
 また飲食事業の月次売上状況(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、17年8月は全店が111.4%、既存店が109.8%だった。既存店売上は17年3月から6ヶ月連続の前年比プラスとなった。客単価の上昇(15年5月から28ヶ月連続前年比プラス)が続き、客数も3ヶ月連続の前年比プラスとなった。既存店の好調で通期予想に上振れ余地がありそうだ。
 
■株主優待制度は毎年9月末に実施、優待内容を一部変更
 
 株主優待制度は毎年9月中間期末時点の株主を対象として実施している。優待内容は8月4日に一部変更を発表した。17年9月末から実施する。
 
■株価は99年来の高値圏で堅調
 
 株価は8月16日に99年来高値圏となる3300円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが、大きく下押すことなく高値圏で堅調に推移している。自律調整の範囲だろう。
 
 9月22日の終値3245円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS22円24銭で算出)は146倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS923円97銭で算出)は3.5倍近辺である。時価総額は約170億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。上値を試す展開が期待され、99年高値3520円が視野に入る。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[08月17日更新] 

うかいは99年来の高値圏、18年3月期減益予想だが既存店売上好調で上振れ余地  
 うかい<7621>(JQ)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。18年3月期第1四半期は増収増益だった。通期は事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想だが、既存店売上が好調に推移して上振れ余地がありそうだ。株価は15年高値を突破して99年来の高値圏だ。上値を試す展開が期待される。
 
■高級和食・洋食料理店が主力
 
 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月期売上高構成比は飲食事業90%(和食46%、洋食42%、物販3%)、文化事業10%だった。収益面では第3四半期の構成比が高い特性がある。
 
 中長期成長戦略として「更なるブランドの構築」をテーマとして、既存店の研鑽、飲食の成長、物販の成長に取り組んでいる。
 
 17年2月には新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京・大手町パークビルディングにオープン、17年5月には洋菓子店「アトリエうかい」をJR東日本品川駅構内のエキナカ商業施設「エキュート品川」にオープンした。
 
 今後の新規出店としては、18年春東京都港区六本木に「仮称:六本木うかい亭」と「仮称:ROPPONGI kappou ukai」の2店舗を同時出店、また洋菓子店「アトリエうかい」を17年秋開業予定の京王線調布駅直結商業施設「トリエ京王調布」にオープン予定である。
 
 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。17年夏開業予定である。
 
■18年3月期1Qは増収増益
 
 今期(18年3月期)第1四半期(4月〜6月)の非連結業績は、売上高が前年同期比5.2%増の32億89百万円、営業利益が9.2%増の1億32百万円、経常利益が14.5%増の1億23百万円、そして純利益が15.3%増の77百万円だった。
 
 事業本部(旧飲食事業)の既存店が好調に推移して増収増益だった。売上総利益は5.1%増加し、売上総利益率は53.7%で横ばいだった。販管費は4.8%増加したが、販管費比率は49.6%で0.2ポイント低下した。
 
 セグメント別に見ると事業本部は売上高が5.7%増の30億15百万円で営業利益(連結調整前)が7.0%増の3億77百万円、文化事業は売上高が0.4%増の2億74百万円で営業利益が0百万円の赤字(前年同期は7百万円の黒字)だった。
 
■18年3月期通期減益予想だが既存店売上好調で上振れ余地
 
 今期(18年3月期)通期の非連結業績予想(5月18日公表)は、売上高が前期(17年3月期)比2.6%増の129億円、営業利益が41.5%減の2億66百万円、経常利益が45.8%減の2億25百万円、純利益が52.2%減の1億15百万円としている。配当予想は前期と同額の年間18円(期末一括)で、予想配当性向は80.9%となる。
 
 17年2月オープンの新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」や物販の新規出店も寄与して増収だが、事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想としている。
 
 ただし通期予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が25.5%、営業利益が49.6%、経常利益54.7%、純利益67.0%と高水準である。また飲食事業の月次売上状況(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、既存店売上高は17年4月105.0%、5月103.4%、6月105.0%、7月104.3%と好調に推移している。既存店の好調で通期業績予想に上振れ余地がありそうだ。
 
■株主優待制度は毎年9月末に実施、優待内容を一部変更
 
 株主優待制度は毎年9月中間期末時点の株主を対象として実施している。優待内容は8月4日に一部変更を発表した。17年9月末から実施する。
 
■株価は99年来の高値圏
 
 株価は15年6月高値3220円を突破して8月16日には3300円まで上伸した。99年来の高値圏だ。
 
 8月16日の終値3290円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS22円24銭で算出)は148倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.5%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS923円97銭で算出)は3.6倍近辺である。時価総額は約172億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。上値を試す展開が期待され、99年高値3520円が視野に入る。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[07月14日更新]

うかいは年初来高値更新の展開、18年3月期減益予想だが上振れ余地

 うかい<7621>(JQ)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。18年3月期は事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想だが、既存店売上が好調に推移して上振れ余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開だ。15年5月高値を突破すれば、99年の上場来高値が視野に入る。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。

 中長期成長戦略では「更なるブランドの構築」をテーマとして、既存店の研鑽、飲食の成長、物販の成長に取り組んでいる。

 17年2月には新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」をオープンした。さらに洋菓子店「アトリエうかい」を2017年秋開業予定の調布駅直結の商業施設「トリエ京王調布」A館1Fにオープン予定である。
 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。17年夏開業予定である。

■18年3月期減益予想だが既存店売上好調で上振れ余地

 今期(18年3月期)非連結業績予想(5月18日公表)は売上高が前期(17年3月期)比2.6%増の129億円、営業利益が同41.5%減の2億66百万円、経常利益が同45.8%減の2億25百万円、そして純利益が同52.2%減の1億15百万円としている。配当予想は前期と同額の年間18円(期末一括)で、予想配当性向は80.9%となる。

 17年2月オープンの新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」や物販の新規出店も寄与して増収だが、事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想としている。ただし既存店売上が好調に推移して上振れ余地がありそうだ。

■株価は年初来高値圏で堅調、フシ突破すれば上げ足速める可能性

 株価の動きを見ると、3000円近辺での短期モミ合いから上放れて年初来高値更新の展開となり、7月13日には3145円まで上伸した。

 7月13日の終値3080円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS22円24銭で算出)は138倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS923円97銭で算出)は3.3倍近辺である。時価総額は約161億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。上値を試す展開が期待される。15年5月高値3220円を突破すれば、99年の上場来高値3520円が視野に入る。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[05月23日更新]

うかいは15年高値を目指す、18年3月期減益予想だが4月既存店売上は好調

 うかい<7621>(JQ)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。18年3月期は事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想だが、4月既存店売上は105.0%と好調に推移している。株価は15年6月高値を目指す展開が期待される。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月期売上高構成比は飲食事業90%(和食46%、洋食42%、物販3%)、文化事業10%である。第3四半期の構成比が高い収益特性がある。

 中長期成長戦略として、既存店の研鑽、新たな魅力の創造、商圏の拡大、新店・新業態への挑戦という4つのテーマに取り組んでいる。

 14年4月に新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープン、15年4月焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設、17年2月に新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」をオープンした。また洋菓子店「アトリエうかい」を2017年秋開業予定の調布駅直結の商業施設「トリエ京王調布」A館1Fにオープン予定である。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。17年夏開業予定である。
■17年3月期は箱根火山活動の影響が一巡して大幅増益

 5月18日発表した前期(17年3月期)の非連結業績は、売上高が前々期(16年3月期)比4.2%増の125億72百万円、営業利益が同2.8倍の4億54百万円、経常利益が同3.2倍の4億15百万円、純利益が2億40百万円(前々期は1億29百万円の赤字)だった。

 飲食事業が概ね順調に推移し、文化事業における箱根大涌谷周辺の火山噴火活動の影響一巡も寄与して大幅増益だった。売上総利益は同6.3%増加し、売上総利益率は54.1%で同1.0ポイント上昇した。販管費は同1.8%増加にとどまり、販管費比率は50.5%で同1.2ポイント低下した。特別損失では前々期計上の減損損失1億76百万円が一巡した。

 ROEは5.1%で同7.9ポイント上昇、自己資本比率は45.1%で同1.9ポイント上昇した。配当は同3円増配の年間18円(期末一括)とした。配当性向は38.7%である。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同2.1%増の113億44百万円で営業利益(連結調整前)が同9.3%増の13億04百万円だった。定休日導入店舗を増やした影響や天候不順の影響で客数が減少したが、メニュー内容や価格の見直しなどの効果で客単価が上昇し、店舗での土産品販売も寄与した。売上高の内訳は和食が同0.9%増の57億59百万円、洋食が同0.7%増の52億47百万円、物販が同70.4%増の3億37百万円だった。

 文化事業は売上高が同28.1%増の12億28百万円で営業利益が1億21百万円の黒字(前々期は76百万円の赤字)だった。箱根大涌谷周辺の火山噴火活動の影響が一巡し、来館者数がほぼ例年並みに回復している。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期31億26百万円、第2四半期30億10百万円、第3四半期35億59百万円、第4四半期28億77百万円、営業利益は1億21百万円、2百万円の赤字、3億92百万円、57百万円の赤字だった。

■18年3月期減益予想だが4月既存店売上は好調

 今期(18年3月期)の非連結業績予想(5月18日公表)については、売上高が前期(17年3月期)比2.6%増の129億円、営業利益が同41.5%減の2億66百万円、経常利益が同45.8%減の2億25百万円、純利益が同52.2%減の1億15百万円としている。配当予想は前期と同額の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は80.9%となる。

 17年2月オープンの新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」や物販の新規出店も寄与して増収だが、事業拡大に向けた人材確保や新店開業費用などで減益予想としている。

 飲食事業月次売上(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、17年4月の全店売上高は106.2%、既存店売上高は105.0%と好調だった。客単価の上昇が続き、既存店の来客数も16年7月以来9ヶ月ぶりにプラスとなった。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度は毎年9月中間期末時点の株主を対象として実施している。優待内容は(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」を贈呈する。

■株価は15年高値目指す

 株価の動きを見ると、2800円台でのモミ合いから上放れの展開となり、16年8月高値2976円を突破して5月17日と18日に2991円まで上伸した。

 5月22日の終値2962円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS22円24銭で算出)は133倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS923円97銭で算出)は3.2倍近辺である。時価総額は約155億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。15年6月高値3220円を目指す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[04月18日更新]

うかいの17年3月の既存店売上は106.4%と好調、18年3月期も収益拡大期待

 うかい<7621>(JQ)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月の既存店売上高は106.4%と好調だった。17年3月期は大幅増益予想で増額余地があり、18年3月期も収益拡大が期待される。株価は自律調整一巡して16年9月の戻り高値を試す展開が期待される。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期売上高構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月に国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープン、15年4月には焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設して品質向上・量産可能な体制を整えた。

 17年2月には新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京都千代田区大手町の大手町パークビルディング1階にオープンした。ロティサリーチキンをメインにした新業態「ブラッスリー」である。

 洋菓子店「アトリエうかい」は、全日本空輸(ANA)国内線プレミアムクラスの軽食サービス「Premium SABO」とのコラボレーションで、17年3月1日から17年5月31日の期間限定で焼き菓子を提供している。

 また4月13日には、洋菓子店「アトリエうかい」を2017年秋開業予定の調布駅直結の商業施設「トリエ京王調布」A館1Fにオープンすると発表した。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。オープンに向けて準備を進めている。

 中期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 四半期別業績推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期30億66百万円、第2四半期29億30百万円、第3四半期34億99百万円、第4四半期27億39百万円、営業利益が84百万円、1億23百万円の赤字、3億80百万円、85百万円の赤字、16年3月期は売上高が30億36百万円、28億71百万円、34億40百万円、27億24百万円、営業利益が67百万円、77百万円の赤字、2億95百万円、1億20百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造である。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため全体として15年3月期比減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上したことも影響して赤字だった。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。ROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。配当は15年3月期と同額の年間15円(期末一括)だった。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。既存店売上高は100.4%だった。文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。

■17年3月期第3四半期累計は箱根火山活動の影響が一巡して大幅増益

 前期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)非連結業績は、売上高が前年同期比3.7%増の96億95百万円、営業利益が同78.8%増の5億11百万円、経常利益が同93.7%増の4億74百万円、純利益が同2.3倍の3億03百万円だった。

 飲食事業は定休日導入店舗を増やした影響を、メニュー内容・価格改定などで吸収して概ね順調に推移した。文化事業は箱根大涌谷周辺の火山噴火活動の影響が一巡し、来館者数が回復に向かっている。売上総利益は同5.5%増加し、売上総利益率は54.3%で同0.9ポイント上昇した。販管費は同1.0%増加にとどまり、販管費比率は49.1%で同1.3ポイント低下した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同1.4%増の87億39百万円で営業利益(連結調整前)が同2.9%減の11億15百万円だった。定休日導入店舗数拡大に伴う営業日数減少や台風・長雨等天候不順の影響で来店客数が減少したが、メニュー内容・価格改定で客単価は上昇した。

 文化事業は売上高が同30.8%増の9億56百万円で営業利益が1億27百万円の黒字(前年同期は42百万円の赤字)だった。箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで来館者数がほぼ例年並みに回復している。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期31億26百万円、第2四半期30億10百万円、第3四半期35億59百万円、営業利益は1億21百万円、2百万円の赤字、3億92百万円だった。

■17年3月期大幅増益・増配予想で増額余地、18年3月期も収益拡大期待

 前期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月19日公表)は売上高が前々期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は同3円増配の年間18円(期末一括)で推定配当性向は39.7%となる。

 飲食事業が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。通期会社予想に対する第3四半期の進捗率は売上高77.4%、営業利益114.6%、経常利益115.9%、純利益129.5%で、各利益は通期予想を超過達成している。第3四半期の構成比が高い収益特性に加えて、東京・大手町への新規出店費用の発生も予想されるが、好業績が期待される。増額余地もありそうだ。

 なお飲食事業月次売上(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、17年3月の全店売上高は107.5%、既存店売上高は106.4%と好調だった。客単価の上昇が続いている。16年4月〜17年3月累計では全店売上高が102.1%、既存店売上高が102.0%となった。

 前期(17年3月期)の大幅増益予想に続いて、今期(18年3月期)も収益拡大が期待される。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については毎年9月中間期末に実施している。

 15年11月には優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」となっている。

■株価は自律調整一巡して16年9月の戻り高値試す

 株価の動きを見ると、3月28日、29日、4月4日の年初来高値2880円から一旦反落したが自律調整の範囲だろう。

 4月17日の終値2820円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想EPS45円34銭で算出)は62倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前々期実績PBR(前々期実績BPS887円53銭で算出)は3.2倍近辺である。時価総額は約147億円である。

 週足チャートで見ると上向きに転じた26週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。自律調整が一巡して16年9月の戻り高値2975円を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[03月13日更新]

うかいは戻り歩調で昨年来高値に接近、17年3月期通期予想に増額余地

 うかい<7621>(JQ)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年2月新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京・大手町にオープンした。17年3月期は大幅増益予想で、さらに増額余地がありそうだ。株価は戻り歩調で16年8月の昨年来高値に接近している。戻りを試す展開が期待される。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期売上高構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月に国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープン、15年4月には焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設して品質向上・量産可能な体制を整えた。

 17年2月には新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京都千代田区大手町の大手町パークビルディング1階にオープンした。ロティサリーチキンをメインにした新業態「ブラッスリー」である。

 なお洋菓子店「アトリエうかい」が、全日本空輸(ANA)国内線プレミアムクラスの軽食サービス「Premium SABO」とのコラボレーションで、17年3月1日から17年5月31日の期間限定で焼き菓子を提供する。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。オープンに向けて準備を進めている。

 中期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 四半期別業績推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期30億66百万円、第2四半期29億30百万円、第3四半期34億99百万円、第4四半期27億39百万円、営業利益が84百万円、1億23百万円の赤字、3億80百万円、85百万円の赤字、16年3月期は売上高が30億36百万円、28億71百万円、34億40百万円、27億24百万円、営業利益が67百万円、77百万円の赤字、2億95百万円、1億20百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造である。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため全体として15年3月期比減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上したことも影響して赤字だった。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。ROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。配当は15年3月期と同額の年間15円(期末一括)だった。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。既存店売上高は100.4%だった。文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。

■17年3月期第3四半期累計は箱根火山活動の影響が一巡して大幅増益

 今期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)非連結業績は、売上高が前年同期比3.7%増の96億95百万円、営業利益が同78.8%増の5億11百万円、経常利益が同93.7%増の4億74百万円、純利益が同2.3倍の3億03百万円だった。

 飲食事業は定休日導入店舗を増やした影響を、メニュー内容・価格改定などで吸収して概ね順調に推移した。文化事業は箱根大涌谷周辺の火山噴火活動の影響が一巡し、来館者数が回復に向かっている。売上総利益は同5.5%増加し、売上総利益率は54.3%で同0.9ポイント上昇した。販管費は同1.0%増加にとどまり、販管費比率は49.1%で同1.3ポイント低下した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同1.4%増の87億39百万円で営業利益(連結調整前)が同2.9%減の11億15百万円だった。定休日導入店舗数拡大に伴う営業日数減少や台風・長雨等天候不順の影響で来店客数が減少したが、メニュー内容・価格改定で客単価は上昇した。

 文化事業は売上高が同30.8%増の9億56百万円で営業利益が1億27百万円の黒字(前年同期は42百万円の赤字)だった。箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで来館者数がほぼ例年並みに回復している。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期31億26百万円、第2四半期30億10百万円、第3四半期35億59百万円、営業利益は1億21百万円、2百万円の赤字、3億92百万円だった。

■17年3月期通期も大幅増益・増配予想、さらに増額余地

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月19日公表)は、売上高が前期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は前期比3円増配の年間18円(期末一括)で予想配当性向は39.7%となる。

 飲食事業が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。通期会社予想に対する第3四半期の進捗率は売上高77.4%、営業利益114.6%、経常利益115.9%、純利益129.5%で、各利益は通期予想を超過達成している。第3四半期の構成比が高い収益特性に加えて、東京・大手町への新規出店費用の発生も予想されるが、好業績が期待される。増額余地もありそうだ。

 なお飲食事業月次売上(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、17年2月の全店売上は100.2%、既存店売上は99.9%だった。既存店は16年8月以来の前年割れだったが、客単価は15年5月から連続で上昇している。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については毎年9月中間期末に実施している。

 15年11月には優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」となっている。

■株価は戻り歩調で昨年来高値に接近

 株価の動きを見ると戻り歩調だ。徐々に水準を切り上げて2月24日に2860円まで上伸した。そして16年8月の昨年来高値2976円に接近している。

 3月10日の終値2853円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS45円34銭で算出)は63倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS887円53銭で算出)は3.2倍近辺である。時価総額は約149億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。また13週移動平均線が26週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[02月07日更新]

うかいは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期予想に増額余地、2月23日新業態オープン予定

 うかい<7621>(JQ)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。2月3日発表した17年3月期第3四半期累計業績は大幅増益だった。通期も大幅増益予想で、さらに増額余地がありそうだ。なお2月23日に新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を東京・大手町にオープン予定である。株価は調整一巡して戻りを試す展開が期待される。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期売上高構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月に国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープン、15年4月には焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設して品質向上・量産可能な体制を整えた。

 また1月31日には、新業態店舗「ル・プーレ ブラッスリーうかい」を、東京都千代田区大手町の大手町パークビルディング1階に、2月23日オープン予定と発表した。ロティサリーチキンをメインにした新業態「ブラッスリー」である。

 全日本空輸(ANA)の国際線ビジネスクラスの機内食サービス「THE CONNOISSEURS」にてメニュー監修し、16年12月1日から17年2月28日の期間限定で「とうふ屋うかい」監修の機内食を提供する。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。オープンに向けて準備を進めている。

 中期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 四半期別業績推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期30億66百万円、第2四半期29億30百万円、第3四半期34億99百万円、第4四半期27億39百万円、営業利益が84百万円、1億23百万円の赤字、3億80百万円、85百万円の赤字、16年3月期は売上高が30億36百万円、28億71百万円、34億40百万円、27億24百万円、営業利益が67百万円、77百万円の赤字、2億95百万円、1億20百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造である。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため全体として15年3月期比減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上したことも影響して赤字だった。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。ROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。配当は15年3月期と同額の年間15円(期末一括)だった。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。既存店売上高は100.4%だった。文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。

■17年3月期第3四半期累計は箱根火山活動の影響が一巡して大幅増益

 2月3日発表した今期(17年3月期)第3四半期累計(4〜12月)非連結業績は、売上高が前年同期比3.7%増の96億95百万円、営業利益が同78.8%増の5億11百万円、経常利益が同93.7%増の4億74百万円、そして純利益が同2.3倍の3億03百万円だった。

 飲食事業は定休日導入店舗を増やした影響を、メニュー内容・価格改定などで吸収して概ね順調に推移した。文化事業は箱根大涌谷周辺の火山噴火活動の影響が一巡し、来館者数が回復に向かっている。売上総利益は同5.5%増加し、売上総利益率は54.3%で同0.9ポイント上昇した。販管費は同1.0%増加にとどまり、販管費比率は49.1%で同1.3ポイント低下した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同1.4%増の87億39百万円で営業利益(連結調整前)が同2.9%減の11億15百万円だった。定休日導入店舗数拡大に伴う営業日数減少や台風・長雨等天候不順の影響で来店客数が減少したが、メニュー内容・価格改定で客単価は上昇した。

 文化事業は売上高が同30.8%増の9億56百万円で営業利益が1億27百万円の黒字(前年同期は42百万円の赤字)だった。箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで来館者数がほぼ例年並みに回復している。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期31億26百万円、第2四半期30億10百万円、第3四半期35億59百万円、営業利益は1億21百万円、2百万円の赤字、3億92百万円だった。

■17年3月期通期も大幅増益・増配予想、さらに増額余地

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想は前回予想(5月19日公表)を据え置いて、売上高が前期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は前期比3円増配の年間18円(期末一括)で予想配当性向は39.7%となる。

 飲食事業が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。通期会社予想に対する第3四半期の進捗率は売上高77.4%、営業利益114.6%、経常利益115.9%、純利益129.5%で、各利益は通期予想を超過達成している。第3四半期の構成比が高い収益特性に加えて、東京・大手町への新規出店費用の発生も予想されるが、好業績が期待される。増額余地もありそうだ。

 なお飲食事業月次売上(アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、全店売上(既存店も同じ)は、16年4月102.4%、5月98.4%、6月103.6%、7月106.0%、8月96.1%、9月101.1%、10月102.8%、11月100.3%、12月102.7%となった。12月は4ヶ月連続のプラスである。また客単価は15年5月から20ヶ月連続で上昇した。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については毎年9月中間期末に実施している。

 15年11月には優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」となっている。

■株価は調整一巡して戻り試す

 株価の動きを見ると、16年10月〜11月の直近安値圏2600円〜2700円近辺で調整が一巡し、徐々に水準を切り上げている。

 2月3日の終値2791円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS45円34銭で算出)は62倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS887円53銭で算出)は3.1倍近辺である。時価総額は約146億円である。

 日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると26週移動平均線突破の動きを強めている。調整一巡して戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月13日更新]

うかいは17年3月期大幅増益・増配予想、12月既存店売上102.7%と堅調

 うかい<7621>(JQ)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。箱根大涌谷周辺の火山活動影響が一巡して17年3月期は大幅増益予想・増配予想である。また16年12月の既存店売上は102.7%と堅調だった。株価は調整一巡して戻りを試す展開が期待される。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期売上高構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月に国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープン、15年4月には焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設して品質向上・量産可能な体制を整えた。また16年2月には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積48.1坪(159.0u)で営業開始時期17年春予定としている。

 全日本空輸(ANA)の国際線ビジネスクラスの機内食サービス「THE CONNOISSEURS」にてメニュー監修し、16年12月1日から17年2月28日の期間限定で「とうふ屋うかい」監修の機内食を提供する。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。オープンに向けて準備を進めている。

 中期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 四半期別業績推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期30億66百万円、第2四半期29億30百万円、第3四半期34億99百万円、第4四半期27億39百万円、営業利益が84百万円、1億23百万円の赤字、3億80百万円、85百万円の赤字、16年3月期は売上高が30億36百万円、28億71百万円、34億40百万円、27億24百万円、営業利益が67百万円、77百万円の赤字、2億95百万円、1億20百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造である。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため全体として15年3月期比減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上したことも影響して赤字だった。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。ROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。配当は15年3月期と同額の年間15円(期末一括)だった。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。既存店売上高は100.4%だった。文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。

■17年3月期第2四半期累計は箱根火山活動の影響が一巡して大幅増益

 今期(17年3月期)第2四半期累計(4〜9月)の非連結業績は、売上高が前年同期比3.9%増の61億36百万円で、営業利益が1億19百万円(前年同期は10百万円の赤字)、経常利益が93百万円(同38百万円の赤字)、純利益が49百万円(同49百万円の赤字)でいずれも黒字化した。

 箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで文化事業における来館者数がほぼ例年並みに回復した。また飲食事業におけるメニュー内容・価格見直しによる客単価上昇や販管費の抑制などで各利益が黒字化した。売上総利益は同4.8%増加し、売上総利益率は53.4%で同0.5ポイント上昇した。販管費は同0.7%増加にとどまり、販管費比率は51.5%で同1.6ポイント低下した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同1.3%増の55億42百万円、営業利益(連結調整前)が同9.8%減の5億65百万円だった。店舗の定休日導入拡大に伴う営業日数減少や台風・長雨等天候不順の影響で来店客数が減少したが、メニュー内容・価格見直しで客単価は上昇した。

 文化事業は売上高が同36.8%増の5億93百万円、営業利益が49百万円の黒字(前年同期は73百万円の赤字)だった。箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで来館者数がほぼ例年並みに回復した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期31億26百万円、第2四半期30億10百万円、営業利益は1億21百万円、2百万円の赤字だった。

■17年3月期通期も飲食事業の既存店好調などで大幅増益・増配予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月19日公表)は、売上高が前期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は前期比3円増配の年間18円(期末一括)で予想配当性向は39.7%となる。

 飲食事業で既存店が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、経費増加などを吸収して増収増益基調だろう。

 飲食事業の月次売上(アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると、全店売上(既存店も同じ)は、16年4月102.4%、5月98.4%、6月103.6%、7月106.0%、8月96.1%、9月101.1%、10月102.8%、11月100.3%、12月102.7%となった。12月は4ヶ月連続のプラスである。また客単価は15年5月から20ヶ月連続で上昇した。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」となっている。

■株価は調整一巡して戻り試す

 株価の動きを見ると、16年9月末の株主優待権利落ちで一旦反落したが、16年10月〜11月の直近安値圏2600円〜2700円近辺から切り返して戻り歩調だ。

 1月12日の終値2796円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS45円34銭で算出)は62倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS887円53銭で算出)は3.2倍近辺である。時価総額は約146億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線を突破し、続いて26週移動平均線突破の動きを強めている。調整一巡して戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月22日更新]

うかいは17年3月期第2四半期累計黒字化で通期も大幅増益予想、10月既存店売上高は前年比102.8%と堅調

 うかい<7621>(JQ)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。箱根大涌谷周辺の火山活動影響が一巡して17年3月期第2四半期累計が黒字化し、通期も大幅増益予想、そして増配予想である。16年10月の飲食事業既存店売上高は前年比102.8%と堅調だった。株価は9月末の株主優待権利落ちで水準を切り下げたが、調整一巡して反発が期待される。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期売上高構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月に国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープン、15年4月には焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設して品質向上・量産可能な体制を整えた。また16年2月には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積48.1坪(159.0u)で営業開始時期17年春予定としている。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

 中期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 四半期別業績推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期30億66百万円、第2四半期29億30百万円、第3四半期34億99百万円、第4四半期27億39百万円、営業利益が84百万円、1億23百万円の赤字、3億80百万円、85百万円の赤字、16年3月期は売上高が30億36百万円、28億71百万円、34億40百万円、27億24百万円、営業利益が67百万円、77百万円の赤字、2億95百万円、1億20百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造である。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため全体として15年3月期比減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上したことも影響して赤字だった。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。ROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。配当は15年3月期と同額の年間15円(期末一括)だった。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。既存店売上高は100.4%だった。文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。

■17年3月期第2四半期累計は箱根火山活動の影響が一巡して大幅増益

 11月4日発表した今期(17年3月期)第2四半期累計(4〜9月)の非連結業績は、売上高が前年同期比3.9%増の61億36百万円となり、営業利益が1億19百万円(前年同期は10百万円の赤字)、経常利益が93百万円(同38百万円の赤字)、純利益が49百万円(同49百万円の赤字)でいずれも黒字化した。

 箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで文化事業における来館者数がほぼ例年並みに回復した。また飲食事業におけるメニュー内容・価格見直しによる客単価上昇や販管費の抑制などで各利益が黒字化した。売上総利益は同4.8%増加し、売上総利益率は53.4%で同0.5ポイント上昇した。販管費は同0.7%増加にとどまり、販管費比率は51.5%で同1.6ポイント低下した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同1.3%増の55億42百万円、営業利益(連結調整前)が同9.8%減の5億65百万円だった。店舗の定休日導入拡大に伴う営業日数減少や台風・長雨等天候不順の影響で来店客数が減少したが、メニュー内容・価格見直しで客単価は上昇した。

 文化事業は売上高が同36.8%増の5億93百万円、営業利益が49百万円の黒字(前年同期は73百万円の赤字)だった。箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで来館者数がほぼ例年並みに回復した。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期31億26百万円、第2四半期30億10百万円、営業利益は1億21百万円、2百万円の赤字だった。

■17年3月期通期も飲食事業の既存店好調などで大幅増益・増配予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想は前回予想(5月19日公表)をすおいて、売上高が前期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は前期比3円増配の年間18円(期末一括)で予想配当性向は39.7%となる。

 飲食事業で既存店が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、経費増加などを吸収して増収増益基調だろう。

 飲食事業の月次売上(アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると、全店売上(既存店も同じ)が16年4月102.4%、5月98.4%、6月103.6%、7月106.0%、8月96.1%、9月101.1%、10月102.8%となった。10月の既存店売上高は2ヶ月連続のプラスだった。客単価は15年5月から18ヶ月連続で上昇した。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」となっている。

■株価は調整一巡して反発期待

 株価の動きを見ると、9月末の株主優待権利落ちで年初来高値圏2950円近辺から反落して水準を切り下げたが、その後は2600円〜2700円近辺で推移して調整一巡感を強めている。

 11月18日の終値2680円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS45円34銭で算出)は59倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.7%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS887円53銭で算出)は3.0倍近辺である。時価総額は約140億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、52週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。調整一巡して反発が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月14日更新]

うかいの9月の既存店売上高は前年比101.1%と堅調

 うかい<7621>(JQ)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年9月の飲食事業既存店売上高は前年比101.1%と堅調だった。文化事業における箱根大涌谷周辺の火山活動の影響一巡も寄与して17年3月期大幅増益・増配予想である。株価は9月末の株主優待権利落ちで水準を切り下げたが、売り一巡して出直り展開だろう。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期売上高構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月に国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープン、15年4月には焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設して品質向上・量産可能な体制を整えた。また16年2月には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積48.1坪(159.0u)で営業開始時期17年春予定としている。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

 中期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 四半期別業績推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期30億66百万円、第2四半期29億30百万円、第3四半期34億99百万円、第4四半期27億39百万円、営業利益が84百万円、1億23百万円の赤字、3億80百万円、85百万円の赤字、16年3月期は売上高が30億36百万円、28億71百万円、34億40百万円、27億24百万円、営業利益が67百万円、77百万円の赤字、2億95百万円、1億20百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造である。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため全体として15年3月期比減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上したことも影響して赤字だった。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。ROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。配当は15年3月期と同額の年間15円(期末一括)だった。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。既存店売上高は100.4%だった。文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。

■17年3月期第1四半期は箱根火山活動の影響が一巡して大幅増益

 今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の非連結業績は、売上高が前年同期比3.0%増の31億26百万円、営業利益が同80.7%増の1億21百万円、経常利益が同2.0倍の1億08百万円、純利益が同3.1倍の67百万円だった。

 箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで、文化事業における来館者数がほぼ例年並みに回復した。また飲食事業におけるメニュー内容・価格見直しによる客単価上昇や、販管費の抑制などで大幅増益だった。売上総利益は同3.3%増加し、売上総利益率は53.7%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同微減となり、販管費比率は49.8%で同1.5ポイント低下した。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同1.4%増の28億53百万円、営業利益(連結調整前)が同7.8%減の3億52百万円だった。店舗の定休日導入拡大に伴う営業日数減少で来店客数が減少したが、メニュー内容・価格見直しで客単価が上昇した。文化事業は売上高が同22.9%増の2億73百万円、営業利益が7百万円の黒字(前年同期は41百万円の赤字)だった。箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで来館者数がほぼ例年並みに回復した。

■17年3月期通期も飲食事業の既存店好調などで大幅増益・増配予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月19日公表)は、売上高が前期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は前期比3円増配の年間18円(期末一括)で予想配当性向は39.7%となる。

 飲食事業で既存店が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、経費増加などを吸収して増収増益基調だろう。

 飲食事業の月次売上(アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると、全店売上(既存店も同じ)が16年4月102.4%、5月98.4%、6月103.6%、7月106.0%、8月96.1%、9月101.1%となった。9月の既存店売上高は2ヶ月ぶりにプラスに転じた。客単価は15年5月から17ヶ月連続で上昇した。なお4〜9月累計売上高は101.3%と堅調である。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」となっている。

■株価は売り一巡して出直り期待

 株価の動きを見ると、9月末の株主優待権利落ちで年初来高値圏2950円近辺から反落して水準を切り下げたが、2650円近辺で売り一巡感を強めている。

 10月13日の終値2655円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS45円34銭で算出)は59倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.7%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS887円53銭で算出)は3.0倍近辺である。時価総額は約139億円である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線と26週移動平均線を一気に割り込んだが、52週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。売り一巡して出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[9月14日更新]

うかいは15年高値に接近、17年3月期大幅増益・増配予想で9月末株主優待

 うかい<7621>(JQ)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。飲食事業が好調に推移し、文化事業における箱根大涌谷周辺の火山活動の影響一巡も寄与して、17年3月期大幅増益・増配予想である。株価は年初来高値更新の展開で15年6月高値に接近してきた。9月末の株主優待も注目点となる。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期売上高構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月に国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープン、15年4月には焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設して品質向上・量産可能な体制を整えた。また16年2月には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積48.1坪(159.0u)で営業開始時期17年春予定としている。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

 中期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 四半期別業績推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期30億66百万円、第2四半期29億30百万円、第3四半期34億99百万円、第4四半期27億39百万円、営業利益が84百万円、1億23百万円の赤字、3億80百万円、85百万円の赤字、16年3月期は売上高が30億36百万円、28億71百万円、34億40百万円、27億24百万円、営業利益が67百万円、77百万円の赤字、2億95百万円、1億20百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造である。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため全体として15年3月期比減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上したことも影響して赤字だった。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。ROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。配当は15年3月期と同額の年間15円(期末一括)だった。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。一部店舗における定休日導入に伴う来店客数減少、施設改修に伴う店舗稼働率低下の影響で計画をやや下回ったが、インバウンド需要増加、14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知向上、製菓新商品や期間限定ショップ展開の効果などで概ね堅調に推移した。既存店売上高は100.4%だった。

 文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。箱根大涌谷周辺の火山活動活発化(噴火警戒レベル3)の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少した。ただし15年11月に噴火警戒レベルが1へ引き下げられたことに伴い、来館客数は回復基調となった。

■17年3月期第1四半期は箱根火山活動の影響が一巡して大幅増益

 今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の非連結業績は、売上高が前年同期比3.0%増の31億26百万円、営業利益が同80.7%増の1億21百万円、経常利益が同2.0倍の1億08百万円、純利益が同3.1倍の67百万円だった。

 箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで、文化事業における来館者数がほぼ例年並みに回復した。また飲食事業におけるメニュー内容・価格見直しによる客単価上昇や、販管費の抑制などで大幅増益だった。売上総利益は同3.3%増加し、売上総利益率は53.7%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同微減となり、販管費比率は49.8%で同1.5ポイント低下した。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同1.4%増の28億53百万円、営業利益(連結調整前)が同7.8%減の3億52百万円だった。店舗の定休日導入拡大に伴う営業日数減少で来店客数が減少したが、メニュー内容・価格見直しで客単価が上昇した。文化事業は売上高が同22.9%増の2億73百万円、営業利益が7百万円の黒字(前年同期は41百万円の赤字)だった。箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで来館者数がほぼ例年並みに回復した。

■17年3月期通期も飲食事業の既存店好調などで大幅増益・増配予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想(5月19日公表)は、売上高が前期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は前期比3円増配の年間18円(期末一括)で予想配当性向は39.7%となる。

 飲食事業で既存店が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、経費増加などを吸収して増収増益基調だろう。

 飲食事業の月次売上(アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると、全店売上(既存店も同じ)が16年4月102.4%、5月98.4%、6月103.6%、7月106.0%、8月96.1%となった。8月の客数は減少したが、客単価は15年5月から16ヶ月連続で上昇した。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」となった。

■株価は年初来高値更新の展開で15年6月高値に接近

 株価の動きを見ると、年初来高値更新の展開で、8月31日には2976円まで上伸し、15年6月高値3220円に接近してきた。

 9月12日の終値2953円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS45円34銭で算出)は65倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS887円53銭で算出)は3.3倍近辺である。時価総額は約154億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。15年6月高値3220円を目指す展開だろう。9月末の株主優待も注目点となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[8月18日更新]

うかいは年初来高値更新で15年の高値が視野、既存店好調で9月末の株主優待も注目

 うかい<7621>(JQ)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。箱根大涌谷周辺の火山活動の影響が一巡して17年3月期第1四半期は大幅増益だった。飲食事業の既存店も好調に推移して通期大幅増益・増配予想である。株価は年初来高値更新の展開で15年6月高値が視野に入ってきた。9月末の株主優待も注目点となる。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期売上高構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月に国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープン、15年4月には焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設して品質向上・量産可能な体制を整えた。また16年2月には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積48.1坪(159.0u)で営業開始時期17年春予定としている。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

 中期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 四半期別業績推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期30億66百万円、第2四半期29億30百万円、第3四半期34億99百万円、第4四半期27億39百万円、営業利益が84百万円、1億23百万円の赤字、3億80百万円、85百万円の赤字、16年3月期は売上高が30億36百万円、28億71百万円、34億40百万円、27億24百万円、営業利益が67百万円、77百万円の赤字、2億95百万円、1億20百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造である。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため全体として15年3月期比減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上したことも影響して赤字だった。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。ROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。配当は15年3月期と同額の年間15円(期末一括)だった。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。一部店舗における定休日導入に伴う来店客数減少、施設改修に伴う店舗稼働率低下の影響で計画をやや下回ったが、インバウンド需要増加、14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知向上、製菓新商品や期間限定ショップ展開の効果などで概ね堅調に推移した。既存店売上高は100.4%だった。

 文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。箱根大涌谷周辺の火山活動活発化(噴火警戒レベル3)の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少した。ただし15年11月に噴火警戒レベルが1へ引き下げられたことに伴い、来館客数は回復基調となった。

■17年3月期第1四半期は箱根火山活動の影響が一巡して大幅増益

 8月3日発表した今期(17年3月期)第1四半期(4〜6月)の非連結業績は売上高が前年同期比3.0%増の31億26百万円、営業利益が同80.7%増の1億21百万円、経常利益が同2.0倍の1億08百万円、純利益が同3.1倍の67百万円だった。

 箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで、文化事業における来館者数がほぼ例年並みに回復した。また飲食事業におけるメニュー内容・価格見直しによる客単価上昇や、販管費の抑制などで大幅増益だった。売上総利益は同3.3%増加し、売上総利益率は53.7%で同0.2ポイント上昇した。販管費は同微減となり、販管費比率は49.8%で同1.5ポイント低下した。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同1.4%増の28億53百万円、営業利益(連結調整前)が同7.8%減の3億52百万円だった。店舗の定休日導入拡大に伴う営業日数減少で来店客数が減少したが、メニュー内容・価格見直しで客単価が上昇した。文化事業は売上高が同22.9%増の2億73百万円、営業利益が7百万円の黒字(前年同期は41百万円の赤字)だった。箱根大涌谷周辺の火山噴火警戒レベル引き下げで来館者数がほぼ例年並みに回復した。

■17年3月期通期も飲食事業の既存店好調などで大幅増益・増配予想

 今期(17年3月期)通期の非連結業績予想は前回予想(5月19日公表)を据え置いて、売上高が前期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は前期比3円増配の年間18円(期末一括)で予想配当性向は39.7%となる。

 飲食事業で既存店が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、経費増加などを吸収して増収増益基調だろう。

 なお飲食事業の月次売上(アトリエうかいの店頭販売含む)は、全店売上(既存店も同じ)が16年4月102.4%、5月98.4%、6月103.6%、そして7月106.0%だった。7月は客数が15年10月以来10ヶ月ぶりに増加に転じた。客単価は15年5月から15ヶ月連続で上昇している。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」となった。

■株価は年初来高値更新の展開で15年6月高値が視野

 株価の動きを見ると、年初来高値更新の展開で8月17日には2910円まで上伸した。そして15年6月高値3220円が視野に入ってきた。

 8月17日の終値2909円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS45円34銭で算出)は64倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS887円53銭で算出)は3.3倍近辺である。時価総額は約152億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。9月末の株主優待も注目点であり、15年6月高値3220円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[7月21日更新]

うかいは年初来高値更新、17年3月期大幅増益・増配予想で9月末の株主優待も注目

 うかい<7621>(JQS)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月期は箱根大涌谷周辺の火山活動の影響が一巡し、飲食事業も堅調に推移して大幅増益・増配予想である。株価は年初来高値更新の展開だ。9月末の株主優待も注目され、15年6月高値が視野に入りそうだ。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期売上高構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月に国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープンした。15年4月には焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設して品質向上・量産可能な体制を整えた。

 15年11月には全日本空輸(ANA)とのコラボレーションで、ANA国際線(台湾発日本路線)ビジネスクラスの機内食サービスに「とうふ屋うかい」監修のスペシャルメニューを16年1月・4月・10月の期間限定で提供すると発表した。

 16年2月には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積48.1坪(159.0u)で営業開始時期17年春予定としている。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

■中期経営計画で18年3月期営業利益6億46百万円目標

 中期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 四半期別業績推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期30億66百万円、第2四半期29億30百万円、第3四半期34億99百万円、第4四半期27億39百万円、営業利益が84百万円、1億23百万円の赤字、3億80百万円、85百万円の赤字、16年3月期は売上高が30億36百万円、28億71百万円、34億40百万円、27億24百万円、営業利益が67百万円、77百万円の赤字、2億95百万円、1億20百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造である。16年3月期は、文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため、全体として15年3月期比減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上したことも影響して赤字だった。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。ROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。配当は15年3月期と同額の年間15円(期末一括)だった。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。一部店舗における定休日導入に伴う来店客数減少、施設改修に伴う店舗稼働率低下の影響で計画をやや下回ったが、インバウンド需要増加、14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知向上、製菓新商品や期間限定ショップ展開の効果などで概ね堅調に推移した。既存店売上高は100.4%だった。

 文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。箱根大涌谷周辺の火山活動活発化(噴火警戒レベル3)の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少した。ただし15年11月に噴火警戒レベルが1へ引き下げられたことに伴い、来館客数は回復基調のようだ。

■17年3月期は火山活動活発化の影響一巡などで大幅増益・増配予想

 今期(17年3月期)の非連結業績予想(5月19日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は前期比3円増配の年間18円(期末一括)で予想配当性向は39.7%となる。

 飲食事業で既存店が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、経費増加などを吸収して増収増益基調だろう。

 なお飲食事業の月次売上(アトリエうかいの店頭販売含む)は、全店売上(既存店も同じ)は16年4月102.4%、5月98.4%だった。客数は15年10月から8ヶ月連続減少だが、客単価は15年5月から13ヶ月連続上昇である。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」となった。

■株価は年初来高値更新、15年6月高値が視野

 株価の動きを見ると、7月20日に2896円まで上伸する場面があった。年初来高値の展開だ。

 7月20日の終値2801円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS45円34銭で算出)は62倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.7%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS887円53銭で算出)は3.2倍近辺である。時価総額は約146億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。9月末の株主優待も注目され、15年6月高値3220円が視野に入りそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[6月22日更新]

うかいは年初来高値圏で堅調、17年3月期大幅増益・増配予想

 うかい<7621>(JQS)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。17年3月期は箱根大涌谷周辺の火山活動の影響が一巡し、飲食事業の既存店売上も堅調に推移して大幅増益・増配予想である。17年春には東京・大手町への新規出店を予定している。株価は年初来高値圏で堅調に推移している。9月末の株主優待権利取りに向けて15年6月高値も視野に入りそうだ。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期の売上構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(割烹うかい)」をオープンした。15年4月には焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設して品質向上・量産可能な体制を整えた。

 15年9月〜12月には期間限定でJR東日本・品川駅構内の商業施設「エキュート品川」に洋菓子店「アトリエうかい」を出店した。これまで「アトリエうかい」店舗とグループ洋食各店舗で商品を販売してきたが、神奈川県横浜市の直営店舗以外で初めての出店だった。

 15年11月には全日本空輸(ANA)とのコラボレーションで、ANA国際線(台湾発日本路線)ビジネスクラスの機内食サービスに「とうふ屋うかい」監修のスペシャルメニューを、16年1月・4月・10月の期間限定で提供すると発表した。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

■17年春、東京・大手町に新規出店予定

 16年2月には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積48.1坪(159.0u)で営業開始時期17年春予定としている。

■中期経営計画で18年3月期営業利益6億46百万円目標

 中期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造である。15年3月期のROEは0.6%で14年3月期比5.4ポイント低下、自己資本比率は41.7%で同0.5ポイント上昇した。配当性向は273.7%だった。また15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

■16年3月期は箱根火山活動活発化の影響で減収減益だが飲食事業は堅調

 前期(16年3月期)非連結業績は売上高が前々期(15年3月期)比1.3%減の120億71百万円、営業利益が同35.6%減の1億65百万円、経常利益が同31.1%減の1億28百万円、純利益が1億29百万円の赤字(前々期は28百万円の黒字)だった。文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため全体として減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上したことも影響した。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。特別損失では減損損失1億76百万円を計上した。配当は前々期と同額の年間15円(期末一括)とした。なおROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。一部店舗における定休日導入に伴う来店客数減少、施設改修に伴う店舗稼働率低下の影響で計画をやや下回ったが、インバウンド需要増加、14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知向上、製菓新商品や期間限定ショップ展開の効果などで概ね堅調に推移した。既存店売上高は100.4%だった。

 文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。箱根大涌谷周辺の火山活動活発化(噴火警戒レベル3)の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少した。ただし15年11月に噴火警戒レベルが1へ引き下げられたことに伴い、来館客数は回復基調のようだ。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億36百万円、第2四半期(7月〜9月)28億71百万円、第3四半期(10月〜12月)34億40百万円、第4四半期(1月〜3月)27億24百万円、営業利益は第1四半期67百万円、第2四半期77百万円の赤字、第3四半期2億95百万円、第4四半期1億20百万円の赤字だった。

■17年3月期は火山活動活発化の影響一巡などで大幅増益・増配予想

 今期(17年3月期)の非連結業績予想(5月19日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は前期比3円増配の年間18円(期末一括)で予想配当性向は39.7%となる。

 飲食事業で既存店が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、経費増加などを吸収して増収増益基調だろう。

 なお飲食事業の月次売上(アトリエうかいの店頭販売含む)は、全店売上(既存店も同じ)は16年4月102.4%、5月98.4%だった。客数は15年10月から8ヶ月連続減少だが、客単価は15年5月から13ヶ月連続上昇である。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選牛」となった。

■株価は年初来高値圏で堅調、15年6月高値も視野

 株価の動きを見ると年初来高値圏で堅調に推移している。6月13日には年初来高値となる2830円まで上伸した。

 6月21日の終値2820円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS45円34銭で算出)は62倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS887円53銭で算出)は3.2倍近辺である。時価総額は約147億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートして強基調だ。好業績を評価して続伸展開だろう。9月末の株主優待権利取りに向けて15年6月高値3220円も視野に入りそうだ。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[5月31日更新]

うかいは15年6月高値も視野、17年3月期大幅増益・増配予想

 うかい<7621>(JQS)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けたが、17年3月期は火山活動の影響が一巡し、飲食事業の既存店売上も堅調に推移して大幅増益・増配予想である。17年春には東京・大手町への新規出店を予定している。株価は年初来高値圏で堅調に推移している。好業績を評価して続伸展開だろう。15年6月高値3220円も視野に入りそうだ。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期の売上構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略としては、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。また15年4月には東京八王子市に、焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設し、品質向上・量産可能な体制を整えた。

 15年9月〜12月には期間限定でJR東日本・品川駅構内の商業施設「エキュート品川」に洋菓子店「アトリエうかい」を出店した。これまで「アトリエうかい」店舗とグループ洋食各店舗で商品を販売してきたが、神奈川県横浜市の直営店舗以外で初めての、また商業施設で初めての出店だった。

 15年11月には全日本空輸(ANA)とのコラボレーションで、ANA国際線(台湾発日本路線)ビジネスクラスの機内食サービスに「とうふ屋うかい」監修のスペシャルメニューを、16年1月・4月・10月の期間限定で提供すると発表した。

■17年春、東京・大手町に新規出店予定

 16年2月には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積は48.1坪(159.0u)で営業開始時期は17年春予定としている。

■中期経営計画で18年3月期営業利益6億46百万円目標

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造だ。15年3月期のROEは0.6%で14年3月期比5.4ポイント低下、自己資本比率は41.7%で同0.5ポイント上昇した。配当性向は273.7%だった。また15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

■16年3月期は箱根火山活動活発化の影響で減収減益だが飲食事業は堅調

 5月19日発表した前期(16年3月期)非連結業績は売上高が前々期(15年3月期)比1.3%減の120億71百万円、営業利益が同35.6%減の1億65百万円、経常利益が同31.1%減の1億28百万円、純利益が1億29百万円の赤字(前々期は28百万円の黒字)だった。

 文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため、全体として減収減益だった。純利益は特別損失に減損損失を計上(5月13日公表)したことも影響した。

 売上総利益は同2.4%減少し、売上総利益率は53.1%で同0.6ポイント低下した。販管費は同1.1%減少し、販管費比率は51.7%で同0.1ポイント低下した。特別損失では減損損失1億76百万円を計上した。配当は前々期と同額の年間15円(期末一括)とした。なおROEはマイナス2.8%で同3.4ポイント低下、自己資本比率は43.2%で同1.5ポイント上昇した。

 セグメント別の動向を見ると、飲食事業は売上高が同0.5%増の111億12百万円(和食が同1.2%減の57億06百万円、洋食が同0.7%増の52億08百万円、物販が同84.1%増の1億97百万円)で、営業利益(連結調整前)が同11.1%減の11億92百万円だった。一部店舗における定休日導入に伴う来店客数減少や、施設改修に伴う店舗稼働率低下の影響で計画をやや下回ったが、インバウンド需要の増加、14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知向上、製菓新商品や期間限定ショップ展開の効果などで概ね堅調に推移した。既存店売上高は100.4%だった。

 文化事業は売上高が同18.4%減の9億59百万円で、営業利益が76百万円の赤字(前々期は19百万円の黒字)だった。箱根大涌谷周辺の火山活動活発化(噴火警戒レベル3)の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少した。ただし15年11月に噴火警戒レベルが1へ引き下げられたことに伴い、来館客数は回復基調のようだ。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億36百万円、第2四半期(7月〜9月)28億71百万円、第3四半期(10月〜12月)34億40百万円、第4四半期(1月〜3月)27億24百万円、営業利益は第1四半期67百万円、第2四半期77百万円の赤字、第3四半期2億95百万円、第4四半期1億20百万円の赤字だった。

■17年3月期は火山活動活発化の影響一巡などで大幅増益・増配予想

 今期(17年3月期)の非連結業績予想(5月19日公表)については、売上高が前期(16年3月期)比3.8%増の125億38百万円、営業利益が同2.7倍の4億46百万円、経常利益が同3.2倍の4億09百万円、純利益が2億34百万円の黒字(前期は1億29百万円の赤字)としている。配当予想は前期比3円増配の年間18円(期末一括)としている。予想配当性向は39.7%となる。

 飲食事業で既存店が堅調に推移し、文化事業では箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響が一巡する。純利益は減損損失一巡も寄与する。東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、経費増加などを吸収して増収増益基調だろう。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選肉」となった。

■株価は年初来高値圏で堅調、15年6月高値も視野

 株価の動きを見ると、17年3月期大幅増益予想を好感して水準を切り上げ、5月25日には年初来高値となる2800円まで上伸した。堅調な展開だ。

 5月27日の終値2750円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS45円34銭で算出)は61倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は0.7%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS887円53銭で算出)は3.1倍近辺である。時価総額は約144億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。強基調を確認した形だ。好業績を評価して続伸展開だろう。15年6月高値3220円も視野に入りそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月13日更新]

うかいは既存店売上堅調、17年3月期増収増益期待

 うかい<7621>(JQS)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けたが、17年3月期は飲食事業の既存店売上が堅調に推移して増収増益が期待される。また17年春には東京・大手町への新規出店を予定している。株価は3月の年初来高値から一旦反落したが、調整が一巡して出直り展開だろう。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略としては、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。また15年4月には東京八王子市に、焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設し、品質向上・量産可能な体制を整えた。

 15年9月〜12月には期間限定で、JR東日本・品川駅構内の商業施設「エキュート品川」に洋菓子店「アトリエうかい」を出店した。これまで「アトリエうかい」店舗とグループ洋食各店舗で商品を販売してきたが、神奈川県横浜市の直営店舗以外で初めての、また商業施設で初めての出店だった。

 15年11月には全日本空輸(ANA)とのコラボレーションで、ANAの国際線(台湾発日本路線)ビジネスクラスの機内食サービスに「とうふ屋うかい」監修のスペシャルメニューを、16年1月・4月・10月の期間限定で提供すると発表した。

■17年春、東京・大手町に新規出店予定

 2月10日には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積は48.1坪(159.0u)で、営業開始時期は17年春予定としている。

■中期経営計画で18年3月期営業利益6億46百万円目標

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造だ。15年3月期のROEは0.6%で14年3月期比5.4ポイント低下、自己資本比率は41.7%で同0.5ポイント上昇した。配当性向は273.7%だった。また15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

■16年3月期第3四半期累計は減収減益だが飲食事業は堅調

 前期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比1.6%減の93億47百万円、営業利益が同16.3%減の2億85百万円、経常利益が同11.3%減の2億44百万円、そして純利益が同6.5%減の1億33百万円だった。

 文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため、全体として減収減益だった。しかし飲食事業はインバウンド需要の増加、14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知向上効果、製菓新商品や期間限定ショップ展開の効果などで堅調に推移した。売上総利益率は53.4%で同0.4ポイント低下、販管費比率は50.4%で同0.2ポイント上昇した。営業外収益では受取保険金が減少し、営業外費用では保険解約損が一巡した。特別損失では固定資産除却損が減少した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同0.9%増の86億16百万円で、営業利益(連結調整前)が同4.5%増の11億48百万円、文化事業は売上高が同23.6%減の7億30百万円で、営業利益が42百万円の赤字(前年同期は53百万円の黒字)だった。

 なお四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億36百万円、第2四半期(7月〜9月)28億71百万円、第3四半期(10月〜12月)34億40百万円で、営業利益は第1四半期67百万円、第2四半期77百万円の赤字、第3四半期2億95百万円だった。

■16年3月期営業減益予想だが、飲食事業は堅調で17年3月期増収増益期待

 前期(16年3月期)通期の非連結業績予想(11月6日に減額修正)は、売上高が前々期比1.6%減の120億38百万円、営業利益が同29.5%減の1億80百万円、経常利益が同34.3%減の1億22百万円、そして純利益が同39.0%増の39百万円としている。

 純利益は繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額が一巡して増益予想だ。配当予想(5月19日公表)は前期と同額の年間15円(期末一括)としている。予想配当性向は197.4%となる。

 飲食事業の月次売上高(前年比、アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、全店および既存店とも、16年3月98.6%、15年4月〜16年3月累計100.4%と堅調に推移している。また16年3月の客単価は11ヶ月連続の前年比プラスとなった。

 前期(16年3月期)は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けたため営業減益予想だが、主力の飲食事業は堅調に推移している。そして通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高77.7%、営業利益158.3%、経常利益200.0%、純利益341.0%で、各利益は通期会社予想を超過達成している。第3四半期の構成比が高い収益構造だが、通期増額余地もありそうだ。

 また来期(17年3月期)は、東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、一方では火山活動活発化という特殊要因の影響が緩和される。飲食事業が堅調に推移して増収増益が期待される。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選肉」となった。

■株価は3月の年初来高値から反落したが調整一巡して出直り

 株価の動きを見ると、3月18日の年初来高値2775円から一旦反落したが、調整一巡感を強めている。

 4月11日の終値2610円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS7円60銭で算出)は343倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.6%近辺、前々期実績PBR(前々期実績のBPS925円25銭で算出)は2.8倍近辺である。時価総額は約137億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線および26週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。調整が一巡して出直り展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[03月21日更新]

うかいはモミ合いレンジ突破の動き、17年春東京・大手町へ新規出店で収益拡大期待

 うかい<7621>(JQS)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けたため減収営業減益予想だが、17年春には東京・大手町への新規出店を予定している。14年4月「銀座kappou ukai」以来の新店であり、収益拡大期待が高まる。株価は2月の直近安値から切り返して15年10月以降のモミ合いレンジを突破する動きだ。15年8月の戻り高値を目指す展開だろう。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略としては、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。また15年4月には東京八王子市に、焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設し、品質向上・量産可能な体制を整えた。

 15年8月には、創業50周年記念本「うかい〜その料理表現と味覚世界〜」の発刊を発表した。15年9月1日〜16年3月31日の期間限定でFAX・メールによる通信販売を行う。

 15年9月〜12月には期間限定で、JR東日本・品川駅構内の商業施設「エキュート品川」に洋菓子店「アトリエうかい」を出店した。これまで「アトリエうかい」店舗とグループ洋食各店舗で商品を販売してきたが、神奈川県横浜市の直営店舗以外で初めての、また商業施設で初めての出店だった。

 15年11月には全日本空輸(ANA)とのコラボレーションで、ANAの国際線(台湾発日本路線)ビジネスクラスの機内食サービスに「とうふ屋うかい」監修のスペシャルメニューを、16年1月・4月・10月の期間限定で提供すると発表した。

■17年春、東京・大手町に新規出店予定

 2月10日には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積は48.1坪(159.0u)で、営業開始時期は17年春予定としている。

■中期経営計画で18年3月期営業利益6億46百万円目標

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造だ。15年3月期のROEは0.6%で14年3月期比5.4ポイント低下、自己資本比率は41.7%で同0.5ポイント上昇した。配当性向は273.7%だった。また15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

■16年3月期第3四半期累計は減収減益だが飲食事業は堅調

 今期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比1.6%減の93億47百万円、営業利益が同16.3%減の2億85百万円、経常利益が同11.3%減の2億44百万円、そして純利益が同6.5%減の1億33百万円だった。

 文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少したため、全体として減収減益だった。しかし飲食事業はインバウンド需要の増加、14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知向上効果、製菓新商品や期間限定ショップ展開の効果などで堅調に推移した。売上総利益率は53.4%で同0.4ポイント低下、販管費比率は50.4%で同0.2ポイント上昇した。営業外収益では受取保険金が減少し、営業外費用では保険解約損が一巡した。特別損失では固定資産除却損が減少した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同0.9%増の86億16百万円で、営業利益(連結調整前)が同4.5%増の11億48百万円、文化事業は売上高が同23.6%減の7億30百万円で、営業利益が42百万円の赤字(前年同期は53百万円の黒字)だった。

 なお四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億36百万円、第2四半期(7月〜9月)28億71百万円、第3四半期(10月〜12月)34億40百万円で、営業利益は第1四半期67百万円、第2四半期77百万円の赤字、第3四半期2億95百万円だった。

■16年3月期通期も営業減益予想だが飲食事業は堅調

 今期(16年3月期)通期の非連結業績予想(11月6日に減額修正)は、売上高が前期比1.6%減の120億38百万円、営業利益が同29.5%減の1億80百万円、経常利益が同34.3%減の1億22百万円、純利益が同39.0%増の39百万円としている。

 純利益は繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額が一巡して増益予想だ。配当予想(5月19日公表)は前期と同額の年間15円(期末一括)としている。予想配当性向は197.4%となる。

 飲食事業の月次売上高(前年比、アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、全店および既存店とも、15年4月98.4%、5月106.2%、6月97.3%、7月100.2%、8月101.7%、9月104.4%、10月103.7%、11月97.4%、12月99.6%、16年1月98.4%、2月99.9%と概ね堅調に推移している。16年2月の客単価は10ヶ月連続の前年比プラスとなった。

 今期(16年3月期)は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けたため営業減益予想だが、主力の飲食事業は堅調に推移している。そして通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高77.7%、営業利益158.3%、経常利益200.0%、純利益341.0%で、各利益は通期会社予想を超過達成している。第3四半期の構成比が高い収益構造だが、通期増額余地もありそうだ。

 また来期(17年3月期)は、東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、一方では火山活動活発化という特殊要因の影響が緩和される。飲食事業が堅調に推移して収益改善基調が期待される。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選肉」となった。

■株価は戻り歩調でモミ合いレンジを突破

 株価の動きを見ると、2月12日と15日の直近安値2450円から切り返して戻り歩調の展開だ。そして3月18日には2775円まで上伸する場面があった。15年10月以降のモミ合いレンジ2600円〜2700円を突破する動きだ。

 3月18日の終値2690円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7円60銭で算出)は354倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.6%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は2.9倍近辺である。時価総額は約141億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を突破し、25日移動平均線が上向きに転じた。また週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を突破した。そして15年10月以降のモミ合いレンジ2600円〜2700円を突破する動きだ。15年8月の戻り高値3005円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月17日更新]

うかいは17年春、東京・大手町に新規出店予定

 うかい<7621>(JQS)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。2月10日には東京・大手町への新規出店(17年春営業開始予定)を発表した。14年4月「銀座kappou ukai」以来の新店となる。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが素早く切り返している。調整が一巡してモミ合いレンジから上放れの動きが期待される。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略としては、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。また15年4月には東京八王子市に、焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設し、品質向上・量産可能な体制を整えた。

 15年8月には、創業50周年記念本「うかい〜その料理表現と味覚世界〜」の発刊を発表した。15年9月1日〜16年3月31日の期間限定でFAX・メールによる通信販売を行う。

 15年9月〜12月には期間限定で、JR東日本・品川駅構内の商業施設「エキュート品川」に洋菓子店「アトリエうかい」を出店した。これまで「アトリエうかい」店舗とグループ洋食各店舗で商品を販売してきたが、神奈川県横浜市の直営店舗以外で初めての、また商業施設で初めての出店だった。

 15年11月には全日本空輸(ANA)とのコラボレーションで、ANAの国際線(台湾発日本路線)ビジネスクラスの機内食サービスに「とうふ屋うかい」監修のスペシャルメニューを、16年1月・4月・10月の期間限定で提供すると発表した。

 2月10日には東京都千代田区大手町に新規出店すると発表した。予定出店面積は48.1坪(159.0u)で、営業開始時期は17年春予定としている。

■中期経営計画で18年3月期営業利益6億46百万円目標

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造だ。15年3月期のROEは0.6%で14年3月期比5.4ポイント低下、自己資本比率は41.7%で同0.5ポイント上昇した。配当性向は273.7%だった。また15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

■16年3月期第3四半期累計は減収減益だが飲食事業は堅調

 2月10日発表の今期(16年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)非連結業績は、売上高が前年同期比1.6%減の93億47百万円、営業利益が同16.3%減の2億86百万円、経常利益が同11.3%減の2億44百万円、そして純利益が同6.5%減の1億33百万円だった。

 飲食事業はインバウンド需要の増加、14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知向上効果、製菓新商品や期間限定ショップ展開の効果などで堅調に推移したが、文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受け、箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少した。売上総利益率は53.4%で同0.4ポイント低下、販管費比率は50.4%で同0.2ポイント上昇した。営業外収益では受取保険金が減少、営業外費用では保険解約損が一巡、特別損失では固定資産除却損が減少した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同0.9%増の86億16百万円で、営業利益(連結調整前)が同4.5%増の11億48百万円、文化事業は売上高が同23.6%減の7億30百万円で、営業利益が42百万円の赤字(前年同期は53百万円の黒字)だった。

 なお四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億36百万円、第2四半期(7月〜9月)28億71百万円、第3四半期(10月〜12月)34億40百万円で、営業利益は第1四半期67百万円、第2四半期77百万円の赤字、第3四半期2億95百万円だった。

■16年3月期通期も営業減益予想だが飲食事業は堅調

 今期(16年3月期)通期の非連結業績予想については前回予想(11月6日に減額修正)を据え置いて、売上高が前期比1.6%減の120億38百万円、営業利益が同29.5%減の1億80百万円、経常利益が同34.3%減の1億22百万円、純利益が同39.0%増の39百万円としている。

 純利益は繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額が一巡して増益予想だ。配当予想(5月19日公表)は前期と同額の年間15円(期末一括)としている。予想配当性向は197.4%となる。

 飲食事業の月次売上高(前年比、アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、全店および既存店とも、15年4月98.4%、5月106.2%、6月97.3%、7月100.2%、8月101.7%、9月104.4%、10月103.7%、11月97.4%、12月99.6%、16年1月98.4%と概ね堅調に推移している。16年1月の客単価は9ヶ月連続の前年比プラスとなった。

 今期(16年3月期)は文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けたため営業減益予想だが、主力の飲食事業は堅調に推移している。そして通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高77.7%、営業利益158.3%、経常利益200.0%、純利益341.0%で、各利益は通期会社予想を超過達成している。第3四半期の構成比が高い収益構造だが、通期増額余地もありそうだ。

 また来期(17年3月期)は、東京・大手町への新規出店準備費用の発生が予想されるが、一方では火山活動活発化という特殊要因の影響が緩和される。飲食事業が堅調に推移して収益改善基調が期待される。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選肉」となった。

■株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが素早く切り返し

 株価の動きを見ると、地合い悪化の影響で2月12日と15日に2450円まで調整する場面があり、概ね2600円〜2700円近辺のモミ合いレンジから下放れの形となったが、15日は終値で2550円まで戻している。素早く切り返す動きだ。

 2月16日の終値2550円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7円60銭で算出)は336倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.6%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は2.8倍近辺である。時価総額は約133億円である。

 週足チャートで見ると52週移動平均線を割り込んだが、15年1月の昨年来安値2240円まで下押すことなく切り返す動きだ。調整が一巡してモミ合いレンジから上放れの動きが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月12日更新]

うかいの第3四半期累計期間の業績は第2四半期累計期間の赤字をカバーし、黒字転換となる

■既に第3四半期累計期間の業績は、通期予想の利益をすべて上回る

 うかい<7621>(JQS)の第3四半期間(10月〜12月)の業績は、売上高34億40百万円、営業利益2億95百万円、経常利益2億82百万円、純利益1億82百万円となったことから、今期第2四半期累計期間の赤字をカバーし、第3四半期累計期間の業績は黒字転換となった。

 第2四半期累計期間は、箱根大涌谷周辺の火山活動の活発化により5月に噴火警戒レベル2(火口周辺規制)へ、6月にはレベル3(入山規制)へ引上げられ、箱根に訪れる観光客数が減少し、箱根ガラスの森美術館の来館者数は前年同四半期に比べ大幅に減少した。そのため、11月6日に期初予想の第2四半期、通期業績予想を下方修正している。

 しかし、第3四半期間の業績が回復したことから、第3四半期累計期間の業績は、売上高93億47百万円(前年同期比1.6%減)、営業利益2億85百万円(同16.3%減)、経常利益2億44百万円(同11.3%減)、純利益1億33百万円(同6.5%減)となった。

 なお、下方修正の主な要因であった箱根大涌谷周辺の火山活動の噴火警戒レベルは9月にレベル2へ、11月にはレベル1へと引き下げられたことに伴い、箱根ガラスの森美術館の来館者数は前年並みには戻りつつある。

 通期業績予想については、11月6日に発表した通期業績予想を据え置いている。しかし、既に第3四半期累計期間の業績は、通期予想の利益をすべて上回っていることから上振れも期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[01月13日更新]

うかいはモミ合い煮詰まり感、16年3月期減額修正の織り込みは完了

 うかい<7621>(JQS)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。株価は直近安値圏でモミ合う展開だが煮詰まり感を強めている。文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けたため16年3月期業績予想を減額修正したが、株価への織り込みは完了しており、モミ合い上放れの動きが期待される。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略としては、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。15年4月には東京八王子市に、焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設し、品質向上・量産可能な体制を整えた。

 15年8月には、創業50周年記念本「うかい〜その料理表現と味覚世界〜」の発刊を発表した。15年9月1日〜16年3月31日の期間限定でFAX・メールによる通信販売を行う。

 15年9月〜12月には期間限定で、JR東日本・品川駅構内の商業施設「エキュート品川」に洋菓子店「アトリエうかい」を出店した。これまで「アトリエうかい」店舗とグループ洋食各店舗で商品を販売してきたが、神奈川県横浜市の直営店舗以外で初めての、また商業施設で初めての出店だった。

 また15年11月には、全日本空輸(ANA)とのコラボレーションで、ANAの国際線(台湾発日本路線)ビジネスクラスの機内食サービスに「とうふ屋うかい」監修のスペシャルメニューを、16年1月・4月・10月の期間限定で提供すると発表した。

■中期経営計画で18年3月期営業利益6億46百万円目標

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

 海外については13年5月、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造だ。15年3月期のROEは0.6%で14年3月期比5.4ポイント低下、自己資本比率は41.7%で同0.5ポイント上昇した。配当性向は273.7%だった。また15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

■16年3月期第2四半期累計は文化事業が箱根大涌谷周辺火山活動の影響

 今期(16年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)の非連結業績は、売上高が前年同期比1.5%減の59億07百万円、営業利益が10百万円の赤字(前年同期は39百万円の赤字)、経常利益が38百万円の赤字(同90百万円の赤字)、純利益が49百万円の赤字(同84百万円の赤字)だった。

 飲食事業はインバウンド需要や14年5月開業「銀座kappou ukai」の認知度向上も寄与して順調に推移したが、文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響で箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少し、売上高、利益とも期初計画を下回った。

 ただし前年同期との比較では販管費抑制などで各利益とも赤字幅が縮小した。売上総利益率は53.0%で同0.1ポイント低下したが、販管費比率は53.1%で同0.6ポイント低下した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同1.4%増の54億73百万円で、営業利益(連結調整前)が同11.5%増の6億27百万円、文化事業は売上高が同27.5%減の4億33百万円で、営業利益が73百万円の赤字(前年同期は1百万円の赤字)だった。

 四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億36百万円、第2四半期(7月〜9月)28億71百万円、営業利益は第1四半期67百万円、第2四半期77百万円の赤字だった。

■16年3月期通期も減額だが飲食事業は堅調

 今期(16年3月期)通期の非連結業績予想(11月6日に減額修正)は、売上高が前期比1.6%減の120億38百万円、営業利益が同29.5%減の1億80百万円、経常利益が同34.3%減1億22百万円、純利益が同39.0%増の39百万円としている。

 第2四半期累計の実績や箱根ガラスの森の減収状況を勘案して売上高、利益とも減額修正した。なお純利益は繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額が一巡して増益予想だ。配当予想は前回予想(5月19日公表)を据え置いて前期と同額の年間15円(期末一括)としている。予想配当性向は197.4%となる。

 箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響で通期予想を減額修正し、通期会社予想に対する第2四半期累計の利益進捗率も低水準だが、第3四半期の構成比が高い収益構造であり、期初時点で下期偏重の計画だった。また飲食事業は順調であり、文化事業の大幅減収は火山活動活発化という特殊要因の影響だ。

 飲食事業の月次売上高(前年比、アトリエうかい店頭販売含む)を見ると、全店および既存店とも、15年4月98.4%、5月106.2%、6月97.3%、7月100.2%、8月101.7%、9月104.4%、10月103.7%、11月97.4%、12月99.6%と概ね堅調に推移している。12月の客単価は8ヶ月連続の前年比プラスとなった。

 飲食事業は既存店売上が堅調であり、新店「銀座kappou ukai」の収益寄与本格化やインバウンド需要取り込みも期待される。利益面では前期減益要因だった新店「銀座kappou ukai」や「アトリエうかい八王子工房」の開業費、創業50周年記念事業費、箱根ガラスの森特別企画展開催に係る販促費用が一巡する。全体業績も下期の挽回が期待される。

■株主優待制度は毎年9月末に実施

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また15年11月に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月末現在の株主から実施した。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選肉」となった。

■株価はモミ合い煮詰まり感

 株価の動きを見ると、株主優待権利落ち後の15年10月以降は、概ね2600円〜2700円近辺の小幅レンジでモミ合う展開が続いている。ただしモミ合い煮詰まり感を強めている。

 1月12日の終値2580円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7円60銭で算出)は339倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.6%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は2.8倍近辺である。時価総額は約135億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、52週移動平均線が下値を支える形となってモミ合い煮詰まり感を強めている。16年3月期業績予想減額修正の織り込みは完了しており、モミ合い上放れの動きが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月14日更新]

うかいはモミ合い煮詰まり感、文化事業は火山活動の影響だが飲食事業は順調

 うかい<7621>(JQS)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けて16年3月期業績予想を減額修正したが、飲食事業は順調で株価への影響は限定的だ。そしてモミ合い煮詰まり感を強めている。16年3月期減額修正の織り込みが完了して上放れの展開が期待される。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。

 新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。また15年4月には、東京八王子市に焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設し、品質向上・量産可能な体制を整えた。

 15年8月には、創業50周年記念本「うかい〜その料理表現と味覚世界〜」の発刊を発表した。15年9月1日〜16年3月31日の期間限定でFAX・メールによる通信販売を行う。

 なお15年9月24日〜15年12月25日の期間限定で、洋菓子店「アトリエうかい」をJR東日本品川駅構内の商業施設「エキュート品川」に出店している。これまで「アトリエうかい」店舗とグループ洋食各店舗で商品を販売してきたが、神奈川県横浜市の直営店舗以外で初めての、また商業施設で初めての出店である。

 また11月26日には、全日本空輸(ANA)とのコラボレーションで、ANAの国際線(台湾発日本路線)ビジネスクラスの機内食サービスに「とうふ屋うかい」監修のスペシャルメニューを、16年1月・4月・10月の期間限定で提供すると発表した。

■中期経営計画で18年3月期営業利益6億46百万円目標

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

 海外については13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造だ。また15年3月期のROEは14年3月期比5.4ポイント低下して0.6%、自己資本比率は同0.5ポイント上昇して41.7%、配当性向は273.7%だった。15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

■文化事業が箱根大涌谷周辺火山活動の影響

 今期(16年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)の非連結業績は、売上高が前年同期比1.5%減の59億07百万円、営業利益が10百万円の赤字(前年同期は39百万円の赤字)、経常利益が38百万円の赤字(同90百万円の赤字)、純利益が49百万円の赤字(同84百万円の赤字)だった。

 飲食事業はインバウンド需要や、14年5月開業の「銀座kappou ukai」の認知度向上も寄与して順調に推移したが、文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響で箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少し、売上高、利益とも期初計画を下回った。

 ただし前年同期との比較では、販管費抑制が寄与して各利益とも赤字幅が縮小した。売上総利益率は53.0%で同0.1ポイント低下したが、販管費比率は53.1%で同0.6ポイント低下した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同1.4%増の54億73百万円で、営業利益(連結調整前)が同11.5%増の6億27百万円、文化事業は売上高が同27.5%減の4億33百万円で、営業利益が73百万円の赤字(前年同期は1百万円の赤字)だった。

 なお四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億36百万円、第2四半期(7月〜9月)28億71百万円、営業利益は第1四半期67百万円、第2四半期77百万円の赤字だった。

■16年3月期通期も減額だが飲食事業は順調

 今期(16年3月期)通期の非連結業績予想(11月6日に減額修正)は、売上高が前期比1.6%減の120億38百万円で、営業利益が同29.5%減の1億80百万円、経常利益が同34.3%減1億22百万円、純利益が同39.0%増の39百万円としている。

 第2四半期累計の実績や箱根ガラスの森の減収状況を勘案して売上高、利益とも減額修正した。なお純利益は繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額が一巡して増益予想だ。配当予想は前回予想(5月19日公表)を据え置いて前期と同額の年間15円(期末一括)としている。予想配当性向は197.4%となる。

 箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響で通期予想を減額修正し、通期会社予想に対する第2四半期累計の利益進捗率も低水準だが、第3四半期の構成比が高い収益構造であり、期初時点で下期偏重の計画だった。また飲食事業は順調であり、文化事業の大幅減収は火山活動活発化という特殊要因の影響だ。

 飲食事業の月次売上高(前年比、アトリエうかい店頭販売含む)の動向を見ると、全店および既存店とも15年4月98.4%、5月106.2%、6月97.3%、7月100.2%、8月101.7%、9月104.4%、10月103.7%、11月97.4%と概ね好調に推移している。11月の客単価は7ヶ月連続の前年比プラスとなった。

 飲食事業は既存店売上が順調であり、新店「銀座kappou ukai」の収益寄与本格化やインバウンド需要取り込みも期待される。利益面では前期減益要因だった新店「銀座kappou ukai」や「アトリエうかい八王子工房」の開業費、創業50周年記念事業費、箱根ガラスの森特別企画展開催に係る販促費用が一巡する。全体業績も下期の挽回が期待される。

■株主優待の内容を一部変更

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 また11月6日に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月30日現在の株主から実施する。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選肉」となる。

■株価はモミ合い煮詰まり感

 株価の動きを見ると、株主優待の権利落ち後は概ね2600円〜2700円近辺の小幅レンジでモミ合う展開だ。ただし16年3月期業績予想の減額修正に対するネガティブ反応は見られない。影響は限定的のようだ。そしてモミ合い煮詰まり感を強めている。

 12月11日の終値2635円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7円60銭で算出)は347倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は2.8倍近辺である。時価総額は約138億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、2600円近辺が下値支持線の形となってモミ合い煮詰まり感を強めている。16年3月期業績予想減額修正の織り込みが完了してモミ合い上放れの動きが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月24日更新]

うかいは箱根大涌谷の火山活動の影響で16年3月期減額修正だが、飲食事業は順調

 うかい<7621>(JQS)は飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響で文化事業の来館客数が大幅に減少し、16年3月期業績予想を減額修正した。ただし株価への影響は限定的だ。飲食事業は順調であり、16年3月期減額修正の織り込みが完了してモミ合い上放れの動きを強めそうだ。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。

 新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。また15年4月には、東京八王子市に焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設し、品質向上・量産可能な体制を整えた。

 15年8月には、創業50周年記念本「うかい〜その料理表現と味覚世界〜」の発刊を発表した。15年9月1日〜16年3月31日の期間限定でFAX・メールによる通信販売を行う。

 また15年9月24日〜15年12月25日の期間限定で、洋菓子店「アトリエうかい」をJR東日本品川駅構内の商業施設「エキュート品川」に出店している。これまで「アトリエうかい」店舗とグループ洋食各店舗で商品を販売してきたが、神奈川県横浜市の直営店舗以外で初めての、また商業施設で初めての出店である。

■中期経営計画で18年3月期営業利益6億46百万円目標

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げ、ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに取り組んでいる。訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風となる。

 海外については13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 第3四半期の構成比が高い収益構造だ。また15年3月期のROEは14年3月期比5.4ポイント低下して0.6%、自己資本比率は同0.5ポイント上昇して41.7%、配当性向は273.7%だった。15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

■箱根大涌谷周辺火山活動で第2四半期累計が計画を下回り、通期も減額修正

 11月6日に発表した今期(16年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)の非連結業績は、売上高が前年同期比1.5%減の59億07百万円、営業利益が10百万円の赤字(前年同期は39百万円の赤字)、経常利益が38百万円の赤字(同90百万円の赤字)、純利益が49百万円の赤字(同84百万円の赤字)だった。

 飲食事業はインバウンド需要や、14年5月開業の「銀座kappou ukai」の認知度向上も寄与して順調に推移したが、文化事業が箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響で箱根ガラスの森の来館客数が大幅に減少した。

 売上高、利益とも期初計画を下回った。ただし前年同期との比較では、販管費抑制が寄与して各利益とも赤字幅が縮小した。売上総利益率は53.0%で同0.1ポイント低下したが、販管費比率は53.1%で同0.6ポイント低下した。

 セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が同1.4%増の54億73百万円で、営業利益(連結調整前)が同11.5%増の6億27百万円、文化事業は売上高が同27.5%減の4億33百万円で、営業利益が73百万円の赤字(前年同期は1百万円の赤字)だった。

 なお四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億36百万円、第2四半期(7月〜9月)28億71百万円、営業利益は第1四半期67百万円、第2四半期77百万円の赤字だった。

 通期の非連結業績予想は11月6日に減額修正した。前回予想(5月19日公表)に対して、売上高が2億64百万円減額して前期比1.6%減の120億38百万円、営業利益が1億83百万円減額して同29.5%減の1億80百万円、経常利益が1億87百万円減額して同34.3%減1億22百万円、純利益が1億29百万円減額して同39.0%増の39百万円とした。

 第2四半期累計の実績や箱根ガラスの森の減収状況を勘案して売上高、利益とも減額修正した。なお純利益は繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額が一巡して増益予想だ。配当予想は前回予想(5月19日公表)を据え置いて前期と同額の年間15円(期末一括)としている。予想配当性向は197.4%となる。

 箱根大涌谷周辺の火山活動活発化の影響で通期予想を減額修正し、通期会社予想に対する第2四半期累計の利益進捗率も低水準だが、第3四半期の構成比が高い収益構造であり、期初時点で下期偏重の計画だった。また飲食事業は順調であり、文化事業の大幅減収は火山活動活発化という特殊要因の影響だ。

 飲食事業は既存店売上が順調であり、新店「銀座kappou ukai」の収益寄与本格化やインバウンド需要取り込みも期待される。利益面では前期減益要因だった新店「銀座kappou ukai」や「アトリエうかい八王子工房」の開業費、創業50周年記念事業費、箱根ガラスの森特別企画展開催に係る販促費用が一巡する。全体業績も下期の挽回が期待される。

 なお飲食事業の月次売上高(前年比、アトリエうかい店頭販売含む)の動向を見ると、全店および既存店とも15年4月98.4%、5月106.2%、6月97.3%、7月100.2%、8月101.7%、9月104.4%、10月103.7%と概ね好調に推移している。10月の客単価は6ヶ月連続の前年比プラスとなった。

■株主優待の内容を一部変更

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。

 なお11月6日に優待内容の一部変更を発表した。変更前の「株主様お食事優待券」を変更後の「株主様ご優待券」として、利用可能店舗に「アトリエうかい」を追加し、優待内容を「利用可能店舗におけるご飲食代のご優待」から「利用可能店舗におけるご利用代のご優待券」に変更した。15年9月30日現在の株主から実施する。

 この結果、変更後の優待内容は、(1)100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主様限定お食事付ご入場招待券5枚(1万5000円相当)、(2)所有株式数に応じた「株主様ご優待券」または「うかい特選肉」となる。

■株価はモミ合い煮詰まり感、16年3月期減額の影響は限定的

 株価の動きを見ると、9月末の株主優待権利落ちで水準を切り下げ、10月以降は概ね2600円〜2700円近辺でモミ合う展開だ。ただし16年3月期業績予想の減額修正に対するネガティブ反応は見られない。影響は限定的のようだ。そしてモミ合い煮詰まり感を強めている。

 11月20日の終値2637円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7円60銭で算出)は347倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は2.9倍近辺である。時価総額は約138億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、一段と下押す動きは見られない。2600円近辺が下値支持線のようだ。16年3月期業績予想減額修正の織り込みが完了してモミ合い上放れの動きを強めそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[10月14日更新]

うかいは既存店好調で16年3月期収益改善基調

 うかい[7621](JQS)は高級和食・洋食料理店を展開している。株価は9月末の株主優待権利落ちで戻り高値圏3000円近辺から反落したが、概ね2600円近辺で推移している。下値は限定的のようだ。既存店売上高が好調に推移して16年3月期収益改善基調である。反発展開だろう。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力に、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。

 新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。

 なお15年8月には創業50周年記念本「うかい〜その料理表現と味覚世界〜」の発刊を発表した。15年9月1日〜16年3月31日の期間限定でFAX・メールによる通信販売を行う。

 また9月18日には、洋菓子店「アトリエうかい」をJR東日本品川駅構内の商業施設「エキュート品川」に、15年9月24日〜15年12月25日の期間限定で出店すると発表した。これまで「アトリエうかい」店舗とグループ洋食各店舗で商品を販売してきたが、神奈川県横浜市の直営店舗以外で初めての、また商業施設で初めての出店となる。

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに加えて、訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風だ。

■第3四半期の構成比が高い収益構造

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。第3四半期の構成比が高い収益構造だ。

 また15年3月期の配当性向は273.7%だった。ROEは14年3月期比5.4ポイント低下して0.6%、自己資本比率は同0.5ポイント上昇して41.7%となった。15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

■第1四半期の利益は第2四半期累計予想を超過達成、収益改善基調

 今期(16年3月期)の非連結業績予想(5月19日公表)は、売上高が前期比0.6%増の123億02百万円、営業利益が同41.4%増の3億63百万円、経常利益が同65.2%増の3億09百万円、純利益が同6.0倍の1億68百万円としている。配当予想は前期と同額の年間15円(期末一括)で予想配当性向は45.7%となる。

 厳しい事業環境などを考慮して売上高は前期比ほぼ横ばい予想だが、利益面では前期の減益要因だった新店「銀座kappou ukai」や「アトリエうかい八王子工房」の開業費、創業50周年記念事業費、箱根ガラスの森特別企画展開催に係る販促費用が一巡する。さらに営業外費用での保険解約損、繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額も一巡して大幅増益予想だ。

 第1四半期(4月〜6月)は売上高が前年同期比1.0%減の30億36百万円で、営業利益が同20.8%減の67百万円、経常利益が同3.9%増の53百万円、純利益が同20.1%増の21百万円だった。文化事業の減収が影響して減収・営業減益だったが、飲食事業は堅調だった。また経常利益と純利益は、営業外費用での保険解約損一巡や特別損失での固定資産除却損の減少などが寄与して増益だった。

 セグメント別売上高は、飲食事業が同0.7%増の28億14百万円、文化事業が同18.2%減の2億22百万円だった。飲食事業では14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知度向上、製菓事業における新商品展開、都心店や観光地域におけるインバウンド需要などが寄与した。文化事業は箱根町大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けた。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.7%、営業利益が18.5%、経常利益が17.2%、純利益が12.5%と低水準の形だ。しかし第3四半期の構成比が高く、期初時点で下期偏重の計画である。そして第2四半期累計(4月〜9月)に対する進捗率で見ると売上高50.2%、営業利益124.1%、経常利益176.7%、純利益1050.0%となり、利益は第2四半期累計予想を超過達成している。

 飲食事業の月次売上高(前年比、アトリエうかい店頭販売含む)の動向を見ると、全店および既存店とも15年4月98.4%、5月106.2%、6月97.3%、7月100.2%、8月101.7%、9月104.4%と概ね好調に推移している。9月の客単価は5ヶ月連続の前年比プラスとなり、9月の客数は4ヶ月ぶりに前年比プラスに転じた。なお4月〜9月累計売上高は前年同期比101.3%となった。

 消費増税や天候不順の影響が一巡し、株価上昇による高額消費の活発化、企業業績改善や賃金上昇に伴う消費マインドの改善、外国人旅行客のインバウンド需要、一部店舗のコースメニュー改定による客単価上昇、新店「銀座kappou ukai」の収益寄与本格化などが期待される。収益は改善基調だろう。

■株価は9月末の株主優待権利落ちの影響で一旦反落したが下値限定的

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして14年8月に優待内容変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、9月末の株主優待権利落ちで戻り高値圏3000円近辺から一旦反落したが、概ね2600円近辺で推移して一段と下押す動きは見られない。下値は限定的のようだ。

 10月13日の終値2640円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS32円79銭で算出)は81倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.6%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は2.9倍近辺である。なお時価総額は約138億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、さらに下押す動きは見られず2600円近辺で調整一巡感を強めている。既存店売上高が好調に推移して16年3月期収益改善基調である。反発展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月14日更新]

うかいは戻り高値圏で堅調、9月末の株主優待権利取りも注目

 うかい[7621](JQS)は高級和食・洋食料理店を展開している。株価は悪地合いの影響で急落する場面もあったが、素早く切り返して概ね戻り高値圏で堅調に推移している。悪地合いの影響は限定的のようだ。16年3月期の収益改善基調を評価する流れに変化はなく、9月末の株主優待権利取りの動きも注目される。6月の年初来高値3220円を目指す展開だろう。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力に、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。

 また8月25日には創業50周年記念本「うかい〜その料理表現と味覚世界〜」の発刊を発表した。15年9月1日〜16年3月31日の期間限定でFAX・メールによる通信販売を開始する。

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに加えて、訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風だ。

■第1四半期利益は第2四半期累計予想を超過達成、収益改善基調

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。第3四半期の構成比が高い収益構造だ。

 また15年3月期の配当性向は273.7%だった。ROEは14年3月期比5.4ポイント低下して0.6%、自己資本比率は同0.5ポイント上昇して41.7%となった。15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

 今期(16年3月期)の非連結業績予想(5月19日公表)は、売上高が前期比0.6%増の123億02百万円、営業利益が同41.4%増の3億63百万円、経常利益が同65.2%増の3億09百万円、純利益が同6.0倍の1億68百万円としている。配当予想は前期と同額の年間15円(期末一括)で予想配当性向は45.7%となる。

 厳しい事業環境などを考慮して売上高は前期比ほぼ横ばいだが、利益面では前期の減益要因だった新店「銀座kappou ukai」や「アトリエうかい八王子工房」の開業費、創業50周年記念事業費、箱根ガラスの森特別企画展の開催等に係る販促費用が一巡する。さらに営業外費用での保険解約損、繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額も一巡して大幅増益見込みだ。

 第1四半期(4月〜6月)は売上高が前年同期比1.0%減の30億36百万円で、営業利益が同20.8%減の67百万円、経常利益が同3.9%増の53百万円、純利益が同20.1%増の21百万円だった。文化事業の減収が影響して減収・営業減益だったが、飲食事業は堅調だった。また経常利益と純利益は、営業外費用での保険解約損一巡や特別損失での固定資産除却損の減少などが寄与して増益だった。

 セグメント別の売上高は飲食事業が同0.7%増の28億14百万円、文化事業が同18.2%減の2億22百万円だった。飲食事業では14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知度向上、製菓事業における新商品展開、都心店や観光地域におけるインバウンド需要などが寄与した。文化事業は箱根町大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けた。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.7%、営業利益が18.5%、経常利益が17.2%、純利益が12.5%と低水準の形だ。しかし第3四半期の構成比が高く期初時点で下期偏重の計画である。そして第2四半期累計(4月〜9月)に対する進捗率で見ると売上高が50.2%、営業利益が124.1%、経常利益が176.7%、純利益が1050.0%となり、利益は第2四半期累計予想を超過達成している。

 また飲食事業の月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)の動向を見ると、全店および既存店とも15年4月98.4%、5月106.2%、6月97.3%、7月100.2%、8月101.7%と概ね好調に推移している。客単価は15年5月から4ヶ月連続の前年比プラスで推移している。

 消費増税や天候不順の影響が一巡し、株価上昇による高額消費の活発化、企業業績改善や賃金上昇に伴う消費マインドの改善、外国人旅行客のインバウンド需要、一部店舗のコースメニュー改定による客単価上昇、新店「銀座kappou ukai」の収益寄与本格化などが期待される。収益は改善基調だろう。

■株価は年初来高値圏で堅調

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして14年8月に優待内容変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、3000円近辺の戻り高値圏から悪地合いの影響を受けて8月25日に2450円、9月7日に2685円まで急落する場面があったが、素早く切り返して概ね戻り高値圏で堅調に推移している。収益改善基調を評価する流れに変化はなく、悪地合いの影響は限定的のようだ。

 9月11日の終値2904円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS32円79銭で算出)は89倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.5%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は3.1倍近辺である。なお時価総額は約152億円である。

 日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を素早く回復する動きだ。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺で下ヒゲをつけて切り返し、13週移動平均線を維持している。サポートラインを確認した形だ。16年3月期の収益改善基調を評価する流れに変化はなく、9月末に向けて株主優待権利取りの動きも注目される。6月の年初来高値3220円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[8月14日更新]

うかいは6月の年初来高値に接近、9月末に向けて株主優待権利取りも注目

 うかい[7621](JQS)は高級和食・洋食料理店を展開している。第1四半期(4月〜6月)の利益は第2四半期累計(4月〜9月)予想を超過達成した。株価は水準切り上げの動きで、急伸した6月の年初来高値3220円に接近している。収益改善基調を評価する流れに変化はなく、9月末に向けて株主優待権利取りの動きも注目される。6月の年初来高値3220円、そして99年11月上場時の高値3520円が視野に入る。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力に、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに加えて、訪日外国人旅行客のインバウンド需要や和食ブームも追い風だ。

■第1四半期の利益は第2四半期累計予想を超過達成、収益改善基調

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。第3四半期の構成比が高い収益構造だ。

 また15年3月期の配当性向は273.7%だった。ROEは14年3月期比5.4ポイント低下して0.6%、自己資本比率は同0.5ポイント上昇して41.7%となった。15年3月期末の有利子負債売上高比率は31.6%まで改善して目標を達成した。

 8月7日に発表した今期(16年3月期)第1四半期(4月〜6月)の非連結業績は、売上高が前年同期比1.0%減の30億36百万円、営業利益が同20.8%減の67百万円、経常利益が同3.9%増の53百万円、純利益が同20.1%増の21百万円だった。

 文化事業の減収が影響して減収・営業減益だったが、経常利益と純利益は営業外費用での保険解約損一巡や特別損失での固定資産除却損の減少などが寄与して増益だった。

 セグメント別の売上高は飲食事業が同0.7%増の28億14百万円、文化事業が同18.2%減の2億22百万円だった。飲食事業では14年4月開業「銀座kappou ukai」のブランド認知度向上、製菓事業における新商品展開、都心店や観光地域におけるインバウンド需要などが寄与した。文化事業は箱根町大涌谷周辺の火山活動活発化の影響を受けた。

 通期の非連結業績予想は前回予想(5月19日公表)を据え置いて、売上高が前期比0.6%増の123億02百万円、営業利益が同41.4%増の3億63百万円、経常利益が同65.2%増の3億09百万円、純利益が同6.0倍の1億68百万円としている。配当予想は前期と同額の年間15円(期末一括)で予想配当性向は45.7%となる。

 厳しい事業環境などを考慮して売上高は前期比ほぼ横ばいだが、利益面では前期の減益要因だった新店「銀座kappou ukai」や「アトリエうかい八王子工房」の開業費、創業50周年記念事業費、箱根ガラスの森特別企画展の開催等に係る販促費用が一巡する。さらに営業外費用での保険解約損、繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額も一巡して大幅増益見込みだ。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が24.7%、営業利益が18.5%、経常利益が17.2%、純利益が12.5%と低水準の形だ。しかし第3四半期の構成比が高く、期初時点で下期偏重の計画である。そして第2四半期累計(4月〜9月)に対する進捗率で見ると売上高が50.2%、営業利益が124.1%、経常利益が176.7%、純利益が1050.0%となり、利益は第2四半期累計予想を超過達成している。

 なお飲食事業の月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると、全店および既存店とも15年4月98.4%、5月106.2%、6月97.3%、7月100.2%だった。

 消費増税や天候不順の影響が一巡し、株価上昇による高額消費の活発化、企業業績改善や賃金上昇に伴う消費マインドの改善、外国人旅行客のインバウンド需要、一部店舗のコースメニュー改定による客単価上昇、新店「銀座kappou ukai」の収益寄与本格化などが期待される。収益は改善基調だろう。

■株価は6月の年初来高値に接近、99年11月の上場来高値も視野

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして14年8月に優待内容変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、6月22日には年初来高値3220円まで急伸し、7月9日には地合い悪化の影響で2252円まで急落する場面があった。やや乱高下した形だが大勢としては水準切り上げの動きが続いている。そして8月7日には3000円まで上伸して6月の年初来高値に接近した。16年3月期の収益改善基調を評価する動きだろう。

 8月13日の終値2919円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS32円79銭で算出)は89倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.5%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は3.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を継続している。16年3月期の収益改善基調を評価する流れに変化はなく、9月末に向けて株主優待権利取りの動きも注目される。6月の年初来高値3220円、そして99年11月上場時の高値3520円が視野に入る。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[07月27日更新]

うかいは収益改善基調を評価、9月末に向けて株主優待権利取りも注目

 うかい<7621>(JQS)は高級料理店をチェーン展開している。株価は2600円〜2800円近辺でモミ合う展開だが、2400円近辺でのモミ合いから上放れて6月22日に3220円まで急伸する場面があった。99年11月上場時以来の高値水準だ。16年3月期の収益改善基調を評価する流れに変化はなく、9月末に向けて株主優待制度の権利取りの動きも注目される。そして99年11月上場時の高値3520円が視野に入る。

■高級和食・洋食店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。

■16年3月期は大幅増益予想で収益改善基調

 15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 また15年3月期の配当性向は273.7%だった。ROEは14年3月期比5.4ポイント低下して0.6%、自己資本比率は同0.5ポイント上昇して41.7%となった。そして有利子負債の返済が順調に進み、15年3月期末の対売上高比率は31.6%となり、目標の35%台まで改善した。

 今期(16年3月期)の非連結業績予想(5月19日公表)は売上高が前期比0.6%増の123億02百万円、営業利益が同41.4%増の3億63百万円、経常利益が同65.2%増の3億09百万円、純利益が同6.0倍の1億68百万円としている。配当予想は前期と同額の年間15円(期末一括)で予想配当性向は45.7%となる。

 厳しい事業環境などを考慮して売上高は前期比ほぼ横ばいだが、前期の減益要因だった新店「銀座kappou ukai」や「アトリエうかい八王子工房」の開業費、創業50周年記念事業費、箱根ガラスの森特別企画展の開催等に係る販促費用、営業外での積立型保険中途解約に伴う損失計上、さらに繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額の発生などが一巡して大幅増益見込みだ。

 消費増税や天候不順の影響が一巡し、株価上昇による高額消費の活発化、企業業績改善や賃金上昇に伴う消費マインドの改善、外国人旅行客のインバウンド需要、一部店舗のコースメニュー改定による客単価上昇、新店「銀座kappou ukai」の収益寄与本格化などが期待される。収益は改善基調だろう。

 なお月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると、15年4月は全店が98.4%、既存店が98.4%、5月は全店が106.2%、既存店が106.2%、6月は全店が97.3%、既存店が97.3%である。6月は天候不順が影響したようだ。

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに加えて、外国人旅行客のインバウンド需要や和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことも追い風だ。中期的に収益拡大が期待される。

■株価は強基調を継続、99年11月の上場来高値視野

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして14年8月に優待内容変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、2400円近辺でのモミ合いから上放れて6月22日に3220円まで急伸する場面があった。99年11月上場時以来の高値水準となる3000円台だ。その後は2600円〜2800円近辺でモミ合う展開だが、16年3月期の収益改善基調を評価して水準切り上げの展開が続いている。全般地合い悪化の影響を受けた7月9日に2252円まで調整する場面があったが影響は一時的だった。

 7月24日の終値2788円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS32円79銭で算出)は85倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.5%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は3.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を継続している。16年3月期の収益改善基調を評価する流れに変化はなく、9月末に向けて株主優待制度の権利取りの動きも注目される。そして99年11月上場時の高値3520円が視野に入る。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[06月15日更新]

うかいは14年1月高値突破、収益改善基調を評価
 うかい<7621>(JQS)は高級料理店をチェーン展開している。株価は14年1月の2580円を突破して6月11日の2616円まで上伸した。収益改善基調を評価して上値追いの展開だろう。9月末に向けて株主優待制度の権利取りの動きも注目されそうだ。次のターゲットは99年11月上場時の高値3520円となる。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 15年3月期の配当性向は273.7%、ROEは14年3月期比5.4ポイント低下して0.6%、自己資本比率は同0.5ポイント上昇して41.7%となった。また有利子負債の返済が順調に進み、15年3月期末の対売上高比率は31.6%となり、目標としている35%台まで改善した。

 今期(16年3月期)の非連結業績予想(5月19日公表)は売上高が前期比0.6%増の123億02百万円、営業利益が同41.4%増の3億63百万円、経常利益が同65.2%増の3億09百万円、純利益が同6.0倍の1億68百万円としている。配当予想は前期と同額の年間15円(期末一括)で予想配当性向は45.7%となる。

 厳しい事業環境などを考慮して売上高は前期比ほぼ横ばいだが、前期の減益要因だった新店「銀座kappou ukai」や「アトリエうかい八王子工房」の開業費、創業50周年記念事業費、箱根ガラスの森特別企画展の開催等に係る販促費用、営業外での積立型保険中途解約に伴う損失計上、さらに繰延税金資産取崩に伴う法人税等調整額の発生などが一巡して大幅増益見込みだ。

 月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると、15年4月は全店98.4%、既存店98.4%だったが、5月は全店106.2%、既存店106.2%とプラスに転じた。

 消費増税や天候不順の影響が一巡し、株価上昇による高額消費の活発化、企業業績改善や賃金上昇に伴う消費マインドの改善、外国人旅行客のインバウンド消費、一部店舗のコースメニュー改定による客単価上昇、さらに新店「銀座kappou ukai」の収益化などが期待される。収益改善基調だろう。

 中長期経営計画では18年3月期売上高129億51百万円、営業利益6億46百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに加えて、和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことも追い風だ。中期的に収益拡大基調だろう。

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして14年8月に優待内容変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、2300円台での短期モミ合いから上放れて上値追いの展開となり、14年1月の2580円を突破して6月11日には2616円まで上伸した。99年11月上場時以来の高値水準だ。16年3月期の収益改善を評価する動きだろう。

 6月12日の終値2560円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS32円79銭で算出)は78倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.6%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は2.8倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調だ。収益改善基調を評価して上値追いの展開だろう。9月末に向けて株主優待制度の権利取りの動きも注目されそうだ。次のターゲットは99年11月上場時の高値3520円となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[5月21日更新]

うかいは高値更新の展開、16年3月期は大幅増益予想

 うかい[7621](JQS)は高級料理店をチェーン展開している。株価は2300円台での中段保ち合いから上放れて高値更新の展開だ。5月19日発表の16年3月期大幅増益予想も好感した。14年1月高値2580円を目指す展開だろう。9月末に向けて株主優待制度の権利取りの動きも注目点となる。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。

 5月19日に発表した前期(15年3月期)の非連結業績は売上高が前々期比1.7%増の122億34百万円、営業利益が同33.1%減の2億56百万円、経常利益が同42.8%減の1億87百万円、純利益が同89.2%減の28百万円だった。

 配当予想は前々期(第2四半期末2円、期末13円)と同額だが期末一括で年間15円とした。配当性向は273.7%となる。ROEは同5.4ポイント低下して0.6%、自己資本比率は同0.5ポイント上昇して41.7%となった。

 消費増税によるマインド低下や天候不順の影響で売上高が伸び悩み、人件費の増加、新店「銀座kappou ukai」の開業費、創業50周年記念事業費、株主優待制度の充実に伴う費用の引当などで減益だった。なお11月7日の減額修正値に比べて、売上高は概ね計画水準だったが、消耗品費や修繕費などを効果的に投資した結果、営業利益と経常利益の減益幅が縮小した。純利益は繰延税金資産取崩が増加して修正値をやや下回った。

 四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、第4四半期(1月〜3月)27億39百万円、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円、第4四半期85百万円の赤字だった。

 今期(16年3月期)の非連結業績予想(5月19日公表)は売上高が前期比0.6%増の123億02百万円、営業利益が同41.4%増の3億63百万円、経常利益が同65.2%増の3億09百万円、純利益が同6.0倍の1億68百万円、配当予想が前期と同額の年間15円(期末一括)としている。

 厳しい事業環境を考慮して売上高は前期比ほぼ横ばいだが、コスト面では新店「銀座kappou ukai」開業費や創業50周年記念事業費が一巡して大幅増益見込みだ。消費増税や天候不順の影響が一巡し、株価上昇による高額消費の活発化、企業業績改善や賃金上昇に伴う消費マインドの改善、外国人旅行客のインバウンド消費なども寄与して収益改善基調だろう。

 なお月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると、15年4月は全店98.4%、既存店98.4%だった。

 中長期経営計画では17年3月期売上高127億53百万円、営業利益6億40百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに加えて、和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことも追い風だ。中期的に収益拡大基調だろう。

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして14年8月に優待内容変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、2300円台での中段保ち合いから上放れて高値更新の展開だ。5月20日には16年3月期大幅増益予想も好感して2497円まで上伸した。

 5月20日の終値2470円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS32円79銭で算出)は75倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.6%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円25銭で算出)は2.7倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形だ。16年3月期大幅増益予想を評価して14年1月高値2580円を目指す展開だろう。9月末に向けて株主優待制度の権利取りの動きも注目点となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[4月13日更新]

うかいは高値圏で堅調、16年3月期の収益改善期待

 高級料理店うかい[7621](JQS)の株価は2月の戻り高値後に上げ一服の形だが、戻り高値圏の2300円台で堅調に推移して日柄調整一巡感も強めている。16年3月期の収益改善を期待する流れに変化はなく、14年1月高値2580円を目指す展開だろう。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

 前期(15年3月期)の業績(非連結)見通し(11月7日に減額修正)は売上高が前々期比1.3%増の121億81百万円、営業利益が同49.5%減の1億94百万円、経常利益が同66.1%減の1億11百万円、純利益が同86.2%減の36百万円で、配当予想(5月19日公表)は前々期(第2四半期末2円、期末13円)と同額だが期末一括で年間15円としている。

 第3四半期累計(4月〜12月)は前年同期比1.4%増収、同37.5%営業減益、同45.0%経常減益、同47.8%最終減益だった。消費増税や天候不順の影響で売上高がやや伸び悩み、人件費の増加、新店「銀座kappou ukai」の開業費計上、創業50周年記念事業費の計上、株主優待制度の充実に伴う費用の引当などで大幅減益だった。通期ベースでも費用増加で大幅減益見通しとしている。

 ただし四半期別の推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円である。第3四半期の収益は大幅に改善した。

 また通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が78.0%、営業利益が175.8%、経常利益が247.8%、純利益が394.5%で利益は大幅に超過達成した。

 月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると、15年3月は全店97.2%、既存店95.3%、14年4月〜15年3月累計は全店102.2%、既存店99.3%だった。

 今期(16年3月期)は消費増税や天候不順の影響が一巡し、コスト面での新店「銀座kappou ukai」開業費や記念事業費の一巡も寄与して収益改善基調だろう。株価上昇による高額消費の活発化、企業業績の改善、賃金上昇に伴う消費マインドの改善、外国人旅行客のインバウンド消費増加なども追い風となる。

 中長期経営計画では17年3月期売上高127億53百万円、営業利益6億40百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大などに加えて、和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことも追い風だ。中期的に収益拡大基調だろう。

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして14年8月に優待内容変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、2月19日の戻り高値2395円後は上げ一服の形だが、戻り高値圏2300円台で堅調に推移して日柄調整一巡感も強めている。16年3月期の収益改善を期待する流れに変化はないだろう。

 4月10日の終値2329円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS7円00銭で算出)は333倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.7%近辺、前々期実績PBR(前々期実績のBPS925円47銭で算出)は2.5倍近辺である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して切り返しの動きを強めている。サポートラインを確認した形だろう。16年3月期の収益改善を期待する流れに変化はなく、14年1月高値2580円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[3月11日更新]

うかいは2月の既存店売上高は11.2%増、戻り歩調で14年1月高値も視野

 高級料理店うかい[7621](JQS)の株価は戻り歩調の展開だ。2月の戻り高値2395円後は上げ一服の展開だが、2月の既存店売上高は前年比11.2%増と好調であり、今期(15年3月期)業績の増額や来期(16年3月期)の収益改善を期待する流れに変化はなく、14年1月高値2580円も視野に入るだろう。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

 今期(15年3月期)の業績(非連結)見通しは前回予想(11月7日に減額修正)を据え置いて、売上高が前期比1.3%増の121億81百万円、営業利益が同49.5%減の1億94百万円、経常利益が同66.1%減の1億11百万円、純利益が同86.2%減の36百万円としている。配当予想(5月19日公表)は前期(第2四半期末2円、期末13円)と同額だが期末一括で年間15円としている。

 第3四半期累計(4月〜12月)は前年同期比1.4%増収、同37.5%営業減益、同45.0%経常減益、同47.8%最終減益だった。売上面では消費増税や天候不順の影響でやや伸び悩んだが、新店「銀座kappou ukai」も寄与して増収だった。利益面では人件費の増加、新店「銀座kappou ukai」の開業費計上、創業50周年記念事業費の計上、株主優待制度の充実に伴う費用の引当などで大幅減益だった。

 なお四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円である。第2四半期(7月〜9月)は夏場の天候不順が影響したが、第3四半期の収益は大幅に改善している。

 また通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が78.0%、営業利益が175.8%、経常利益が247.8%、純利益が394.5%で、利益は大幅に超過達成している。通期増額の可能性があるだろう。

 月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると15年2月は全店113.8%、既存店111.2%だった。前年の大雪の影響が一巡して既存店売上高は3ヵ月ぶりに前年比プラスに転じ、今期最も高い伸び率となった。既存店客単価は24ヶ月ぶりの前年比マイナスに転じたが、既存店来客数は117.0%と大幅に増加した。

 そして来期(16年3月期)は、消費増税や天候不順の影響が一巡し、コスト面での開業費や記念事業費の一巡も寄与して収益改善が期待される。

 中長期経営計画では17年3月期売上高127億53百万円、営業利益6億40百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大、高額消費の活発化、訪日外国人旅行客の増加に加えて、13年12月に「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことも追い風だ。中期的に収益拡大基調だろう。

 株主優待制度については14年5月に実施時期変更を発表し、毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして14年8月に優待内容変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、14年10月の2101円を直近ボトムとして戻り歩調の展開となった。2月19日には2395円まで上伸して14年9月の戻り高値2389円を突破した。その後は上げ一服の展開だが、今期業績の増額や来期の収益改善を期待する流れに変化はないだろう。

 3月10日の終値2339円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7円00銭で算出)は334倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.7%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円47銭で算出)は2.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を一旦割り込んだが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。今期業績の増額や来期の収益改善を期待する流れに変化はなく、14年1月高値2580円も視野に入るだろう。

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月16日更新]

うかいは第3四半期累計は減益だったが通期見通しを超過達成、株価は戻り歩調で14年1月高値も視野

 高級料理店うかい[7621](JQS)は2月6日に第3四半期累計(4月〜12月)業績を発表した。大幅減益だったが利益は今期(15年3月期)見通しを大幅に超過達成した。株価は戻り歩調の展開だ。13日には2365円まで上伸して14年9月の戻り高値2389円に接近した。上値を試す展開で14年1月高値2580円も視野に入るだろう。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年オープンに向けて準備を進めている。

 2月6日に発表した今期(15年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の業績(非連結)は、売上高が前年同期比1.4%増の94億95百万円、営業利益が同37.5%減の3億41百万円、経常利益が同45.0%減の2億75百万円、純利益が同47.8%減の1億42百万円だった。

 売上面では消費増税や天候不順の影響などでやや伸び悩んだが、新店「銀座kappou ukai」も寄与して増収だった。利益面では人件費の増加、新店「銀座kappou ukai」の開業費計上、創業50周年記念事業費の計上、株主優待制度の充実に伴う費用の引当などで大幅減益だった。セグメント別売上状況は飲食事業が同1.9%増収、分化事業が同3.2%減収だった。

 なお四半期別にみると、売上高は第1四半期(4月〜6月)30億66百万円、第2四半期(7月〜9月)29億30百万円、第3四半期(10月〜12月)34億99百万円で、営業利益は第1四半期84百万円、第2四半期1億23百万円の赤字、第3四半期3億80百万円である。

 通期の業績(非連結)見通しは前回予想(11月7日に減額修正)を据え置き売上高が前期比1.3%増の121億81百万円、営業利益が同49.5%減の1億94百万円、経常利益が同66.1%減の1億11百万円、純利益が同86.2%減の36百万円としている。配当予想(5月19日公表)は前期(第2四半期末2円、期末13円)と同額だが期末一括で年間15円としている。

 ただし通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が78.0%、営業利益が175.8%、経常利益が247.8%、純利益が394.5%で、利益は大幅に超過達成している。通期増額の可能性があるだろう。

 月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると15年1月は全店101.1%、既存店98.7%だった。既存店売上高は2ヵ月連続の前年比マイナスだったが、14年12月の97.8%に比べて改善した。既存店客単価は13年3月から23ヶ月連続の前年比プラスだった。

 高額消費の流れは継続しているようだ。そして来期(16年3月期)は消費増税や天候不順の影響一巡、開業費や記念事業費の一巡などで収益拡大が期待される。

 中長期経営計画では17年3月期売上高127億53百万円、営業利益6億40百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大、高額消費の活発化、訪日外国人旅行客の増加に加えて、13年12月に「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことも追い風だ。中期的に収益拡大基調だろう。

 株主優待制度については14年5月に実施時期の変更を発表し、従来の毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして14年8月に優待内容の変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、14年10月の2101円を直近ボトムとして水準を切り上げた。戻り歩調の展開だ。2月13日には2365円まで上伸して14年9月の戻り高値2389円に接近している。通期業績の増額を期待する動きだろう。

 2月13日の終値2356円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7円00銭で算出)は337倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.6%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円47銭で算出)は2.5倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を突破し、上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインの形だ。通期業績の増額や来期の収益拡大を期待して上値を試す展開だろう。14年1月高値2580円も視野に入る。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[2月9日更新]

うかいは第3四半期(10月〜12月)の業績が好調であったことから、株価は年初来最高値2580円奪回が予想される

 高級和食・洋食レストランのうかい[7621](JQS)の第3四半期(10月〜12月)の業績は好調であったことから、通期業績予想の上方修正が予想される。株価は10月16日の2101円を底に右肩上がりのトレンドを形成し、2月3日には2328円と年初来最高値2580円奪回が予想される。

 2月6日引け後に発表された第3四半期累計期間の業績は、売上高94億95百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益3億41百万円(同37.5%減)、経常利益2億75百万円(同45.0%減)、純利益1億42百万円(同47.8%減)と増収ながら大幅減益であった。

 ところが、第3四半期(10月〜12月)の業績は、売上高34億99百万円、営業利益3億80百万円、経常利益3億65百万円、純利益2億26百万円と好調に推移した。

 通期業績予想に対する第3四半期累計期間の業績の進捗率は、売上高77.9%、営業利益175.8%、経常利益、247.7%、純利益394.4%と利益面では既に第3四半期で大きく上回っている。通期業績予想の上方修正が予想される。

 仮に、第4四半期(1月〜3月)の業績が、第3四半期(10月〜12月)並みの業績を達成出来たとすると、売上高129億94百万円、営業利益7億21百万円、経常利益6億40百万円、純利益3億68百万円が見込める。
 第3四半期(10月〜12月)がいかに好業績で推移したかということがわかる。

 過去6か月間の週足チャートを見ると、9月25日の2389円から10月16日の2101円まで調整したが、その後は右肩上がりのトレンドを形成している。第3四半期の好業績と配当を材料に、年初来最高値2580円奪回が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[1月22日更新]

うかい、好調な飲食事業を反映し、右肩上がりの2200円台後半で推移

■京王高尾山口駅前の温泉施設とJR高尾駅前のビッグプロジェクトは追い風

 高級和食・洋食レストランのうかい[7621](JQS)の株価は、第3四半期(10月〜12月)の好調な飲食事業の売上を反映し、右肩上がりの2200円台後半で推移している。また、現在進められている京王高尾山口駅前の温泉施設とJR高尾駅前の全416戸の「プレミスト高尾サンシティ」の建設は追い風といえる。

 特に、JR高尾駅前の大和ハウスが進めているプロジェクトは、マンション建設だけでなく、その隣接地に京王ストア、イトーヨーカドー等の8店舗が入る大型商業施設の計画が進められていることから、今後、高尾町の集客力はかなり高まると共に人口増加は確実といえる。また、京王高尾山口の駅前ロータリーに建設中の温泉施設も集客力アップに貢献する。

 うかいにとって、首都圏中央連絡自動車道の高尾山ICの開通で商圏が広がったことに加え、地元の高尾町の人口増加は、今後の見込み客ともいえることから、業績拡大につながるものと思われる。

 一方、今期15年3月期第2四半期業績は、台風や豪雨など天候不順の影響に加えて、消費増税の影響の長期化で来客数および売上高が計画を下回り、利益面では創業50周年事業に係る販売促進費の増加、新店「銀座kappou ukai」の一部の開業費計上、保険中途解約に伴う損失計上などが影響したことで、赤字決算となった。

 しかし、第3四半期に入り、10月の飲食事業の売上高は前年同月比105.9%増、11月107.0%増と今期で1、2を争う伸び率となった。12月は選挙の影響はあったものの、前年同月比100%を確保している。

 また、円安の影響もあり、表参道、芝、銀座の3店舗の来店客の2割は海外からのお客さんで、大いに売上に貢献している。

 株価の直近3カ月の日足チャートを見ると、右肩上がりのトレンドを形成していることから、14年1月の高値2580円を意識した動きが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[1月15日更新]

うかいは調整一巡して水準切り上げ、16年3月期の収益改善期待で14年9月戻り高値目指す

 高級料理店うかい[7621](JQS)の株価は、14年10月2101円を直近ボトムとして水準を切り上げ、12月末〜1月上旬には2275円まで戻している。9月中間期末の株主優待権利落ち後の調整が一巡したようだ。来期(16年3月期)の収益改善期待で14年9月戻り高値2389円を目指す展開だろう。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。

 今期(15年3月期)の業績(非連結)見通し(11月7日に減額修正)は売上高が前期比1.3%増の121億81百万円、営業利益が同49.5%減の1億94百万円、経常利益が同66.1%減の1億11百万円、純利益が同86.2%減の36百万円としている。なお配当予想については前回予想(5月19日公表)を据え置いて、前期(第2四半期末2円、期末13円)と同額だが期末一括で年間15円としている。

 第2四半期累計(4月〜9月)は営業利益、経常利益、純利益とも赤字だった。消費増税や天候不順の影響で来客数および売上高が計画を下回り、利益面では創業50周年事業に係る販売促進費の増加、新店「銀座kappou ukai」の開業費計上、保険中途解約に伴う損失計上なども影響した。

 月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると14年12月は全店100.0%、既存店97.8%だった。既存店売上高は3ヵ月ぶりに前年比マイナスに転じた。ただし既存店客単価は102.2%となり、13年3月から22ヶ月連続の前年比プラスだった。高額消費の流れは継続しているようだ。第2四半期累計は計画を下回ったが下期の挽回、そして来期(16年3月期)の収益改善が期待される。

 中長期経営計画では17年3月期売上高127億53百万円、営業利益6億40百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大、高額消費の活発化、訪日外国人旅行客の増加に加えて、13年12月に「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことも追い風だ。中期的には収益拡大基調だろう。

 株主優待制度については14年5月に実施時期の変更を発表し、従来の毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして14年8月に優待内容の変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、14年9月中間期末の株主優待権利落ちで急反落したが、10月の2101円を直近ボトムとして水準切り上げの動きを強め、12月末〜1月上旬には2275円まで戻している。来期の収益改善を期待する動きだろう。

 1月14日の終値2274円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7円00銭で算出)は325倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.7%近辺、そして前期実績PBR(前期実績のBPS925円47銭で算出)は2.5倍近辺である。

 週足チャートで見ると、52週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げ、26週移動平均線を突破した。14年9月中間期末の株主優待権利落ち後の調整が一巡し、来期(16年3月期)の収益改善を期待して14年9月戻り高値2389円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[12月24日更新]
うかいは徐々に下値を切り上げ、株主優待権利落ち後の調整が一巡して9月の戻り高値を目指す

 高級料理店うかい<7621>(JQS)の株価は、10月中旬の直近安値圏2100円近辺から徐々に下値を切り上げて、12月以降は概ね2200円近辺で推移している。9月末の株主優待権利落ち後の調整が一巡し、9月の戻り高値2389円を目指す展開だろう。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。

 今期(15年3月期)の業績(非連結)見通しは11月7日に減額修正し、売上高が前期比1.3%増の121億81百万円、営業利益が同49.5%減の1億94百万円、経常利益が同66.1%減の1億11百万円、純利益が同86.2%減の36百万円としている。なお配当予想については前回予想(5月19日公表)を据え置いて、前期(第2四半期末2円、期末13円)と同額だが期末一括で年間15円としている。

 第2四半期累計(4月〜9月)は前年同期比0.3%増収だったが、営業利益、経常利益、純利益とも赤字だった。消費増税や天候不順の影響で来客数および売上高が計画を下回り、利益面では創業50周年事業に係る販売促進費の増加、新店「銀座kappou ukai」の開業費計上、保険中途解約に伴う損失計上なども影響した。

 月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると14年11月は全店107.0%、既存店105.0%だった。全店、既存店とも2ヶ月連続の前年比プラスで、いずれも今期最も高い増収率だった。また11月の客単価は全店104.2%、既存店103.3%となり、いずれも13年3月から21ヶ月連続の前年比プラスだった。高額消費の流れが継続し、消費増税や天候不順の影響も概ね一巡したようだ。第2四半期累計は計画を下回ったが、下期の挽回が期待される。

 中長期計画では17年3月期売上高127億53百万円、営業利益6億40百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大、高額消費の活発化、訪日外国人観光客の増加に加えて、13年12月に「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことも追い風だ。中期的には収益拡大基調だろう。

 株主優待制度については5月19日に実施時期の変更を発表し、従来の毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして8月8日に優待内容の変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、10月中旬の直近安値圏2100円近辺で下値固めが完了したようだ。今期業績見通し減額修正に対するネガティブ反応は限定的だった。徐々に下値を切り上げて、12月以降は概ね2200円近辺で推移している。

 12月22日の終値2197円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7円00銭で算出)は314倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.7%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS925円47銭で算出)は2.4倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートして下値を切り上げている。株主優待権利落ち後の調整が一巡して9月の戻り高値2389円を目指す展開だろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[11月28日更新]
うかいは今期減額修正に対するネガティブ反応は限定的、短期調整が一巡して切り返し局面

 高級料理店うかい[7621](JQS)の株価は、10月中旬の直近安値圏2100円近辺で下値固めが完了し、足元は2150円〜2200円近辺で推移している。11月7日に発表した今期(15年3月期)業績見通し減額修正に対するネガティブ反応は限定的のようだ。徐々に下値を切り上げる形であり、短期調整が一巡して切り返し局面だろう。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。

 今期(15年3月期)の業績(非連結)見通しについては11月7日に減額修正を発表した。前回予想(5月19日公表)に対して売上高は3億74百万円減額して前期比1.3%増の121億81百万円、営業利益は2億97百万円減額して同49.5%減の1億94百万円、経常利益は3億15百万円減額して同66.1%減の1億11百万円、そして純利益は1億95百万円減額して同86.2%減の36百万円とした。配当予想は前回予想を据え置いて、前期と同額だが期末一括の年間15円としている。

 第2四半期累計(4月〜9月)は前年同期比0.3%増収だったが、営業利益、経常利益、純利益とも赤字となった。台風や豪雨など天候不順の影響に加えて、消費増税の影響の長期化で来客数および売上高が計画を下回り、利益面では創業50周年事業に係る販売促進費の増加、新店「銀座kappou ukai」の一部の開業費計上、保険中途解約に伴う損失計上なども影響した。通期ベースでも第2四半期累計が計画を下回った影響が残る見通しだ。

 月次売上高(前年比、アトリエうかいの店頭販売含む)を見ると14年10月は全店105.9%、既存店103.9%だった。全店、既存店とも2ヶ月ぶりに前年比プラスに転じた。また10月の客単価は全店102.0%、既存店101.2%となり、いずれも13年3月から20ヶ月連続の前年比プラスだった。高額消費の流れは継続しているようだ。

 中長期計画では17年3月期売上高127億53百万円、営業利益6億40百万円を目標値として掲げている。ブランド認知度の向上、圏央道相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通に伴う商圏拡大、高額消費の活発化、訪日外国人観光客の増加に加えて、13年12月に「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことも追い風だ。中期的には収益拡大基調だろう。

 株主優待制度については5月19日に実施時期の変更を発表し、従来の毎年3月期末から毎年9月中間期末に変更して14年9月末から実施した。そして8月8日に優待内容の変更を発表した。箱根ガラスの森入場招待券1500円×10枚(1万5000円相当)を廃止し、代わりに100株以上所有株主に対して箱根ガラスの森株主限定食事付入場招待券5枚(1万5000円相当)を贈呈する。その他の優待内容に関しては所有株式数に応じた食事優待券または特選うかい牛肉で変更はない。

 株価の動きを見ると、9月25日の戻り高値2389円から株主優待の権利落ちで反落したが、10月中旬の直近安値圏2100円近辺で下値固めが完了し、足元は概ね2150円〜2200円近辺で推移している。11月7日に発表した今期業績見通し減額修正に対するネガティブ反応は限定的のようだ。

 11月27日の終値2182円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7円00銭で算出)は312倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.7%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS925円47銭で算出)は2.4倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートして下値を切り上げている。短期調整が一巡して切り返し局面だろう。

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)

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