【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
日経JASDAQ
38,085.80 -375.12 04/26
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,611.76 -100.99 04/26


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    [概況]

    20日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.190円まで上昇し堅調となった。
    本日、商業決算が集中しやすい五・十日で、仲値公示にかけては国内輸入企業などによる米ドル買いから、米ドル円は106.800円付近まで上昇した。
    その後も日経平均株価が下げ渋ったことなどを背景に米ドル円は上昇している。

    現在、米ドル円は107.150円付近で本日の高値圏を推移している。

    テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(106.646円)が下値付近に控えており、下値のサポートとなるか注目したい。
    一方、上限では20日移動平均線(108.485円)などが控えている。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    日経平均株価は前日比224円11銭安の2万1925円10銭、東証株価指数(TOPIX)は12.70ポイント安の1762.45と、ともに4営業日ぶりに反落で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:21 容量:11.39M

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     前日までの3営業日で1000円近く上げていたため、個人投資家の利益確定売りや戻り待ちの売りが優勢となった
    この日は中国などアジアの一部市場も休場で、積極的な買い手である海外投資家の動きは鈍く、売りに押されやすかった。
     
    市場からは「Globex(シカゴ先物取引システム)でNYダウ先物が安く、今晩の米国株安が警戒され、手控え気分が強い。日経平均はきのう取引時間中に高値2万2152円を付けたが、この水準は急落後の3分の1戻し(2万2009円)を超え、(フィボナッチ係数の)38.2%戻し(2万2164円)にも近く、ひとまず戻り一巡感が出るレベルでもある」(準大手証券)との声が聞かれた。
     
    主力株は売りが優勢となったが、東証1部でも小型株指数は比較的堅調な値動きを続けた。別の市場関係者は、「指数はマイナスだったが、全体としては、それほどムードは悪くなかった」と話していた。

    東証1部の出来高は12億3682万株、売買代金は2兆2390億円。騰落銘柄数は値上がり1027銘柄、値下がり949銘柄、変わらず90銘柄。
     
    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、機械、食料品、輸送用機器などが下落。パルプ・紙、電気・ガス業などが上昇。

     
    個別では、トヨタ、日産自が軟調で、ソニーが甘く、ファナック、コマツ、東エレクは値を下げた。住友鉱の下げがきつく、JXTGは反落。三菱UFJ、みずほFGなどメガバンクが売られ、スルガ銀は年初来安値。ソフトバンクG、JT、ファーストリテも下落した。
     
    半面、7&iHDが堅調で、中部電が小高く、NTTドコモは強含み。任天堂、日本紙、東海カ、パナソニック、三菱自も上昇した。
     
    東証2部株価指数は前日比14.06ポイント高の7348.42ポイントと4日続伸した。
    値上がり銘柄数は231、値下がり銘柄数は218となった。
     
    個別では、アップルインターナショナルがストップ高。ブルボン、福留ハム、パシフィックネット、キーウェアソリューションズ、ニッキなど9銘柄は昨年来高値を更新。
    ジー・スリーホールディングス、アライドテレシスホールディングス、アイケイ、岡本工作機械製作所、日本パワーファスニングが買われた。
     
    一方、ヒガシトゥエンティワン、ジーエルサイエンス、杉村倉庫、倉庫精練が売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比22円39銭高の4045円06銭だった。
    個人投資家による中小型株買いが増え、ジャスダック平均は午後に上げに転じた。
    株価下落に目先的な底入れ感が台頭し始めたことで、「好材料が出た銘柄を中心に、個人投資家が押し目を拾う動きを再び活発化させている」との声が上がっていた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で1262億円、売買高は1億2023万株だった。
    値上がり銘柄数は370、値下がり銘柄数は289となった。

    個別では、ルーデン・ホールディングス、アミタホールディングス、アスラポート・ダイニング、ワンダーコーポレーション、免疫生物研究所がストップ高。博展、シイエム・シイ、共同ピーアール、白鳩など24銘柄は昨年来高値を更新。セルシード、ポエック、ショーエイコーポレーション、細谷火工、ネットマーケティングが買われた。
     
    一方、IGポート、アイフリークモバイル、ラクオリア創薬、大村紙業、日本興業が売られた。

    東証マザーズ指数は前日比6.83ポイント高の1216.07ポイントと4日続伸。
    上昇幅は小さかったが、東証1部市場が大幅安する中で相対的な強さをみせた。
    値上がり銘柄数は133、値下がり銘柄数は100となった。
     
    個別では、イード、グレイステクノロジーがストップ高。エスユーエスは一時ストップ高と値を飛ばした。フィル・カンパニー、ダブルスタンダード、弁護士ドットコム、トレンダーズ、ジャパンインベストメントアドバイザーなど7銘柄は昨年来高値を更新。みらいワークス、ドリコム、AMBITION、ジーニー、ALBERTが買われた。

    【寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比249円69銭安の2万1899円52銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、17.66ポイント安の1757.49で始まった。
     
    手掛かり材料に乏しい中、前日に上昇した反動などで利益確定売りに押される展開が続いている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下落。
    祝日明けの米国市場がロシア疑惑問題のほか、21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるため、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まる可能性はありそう。
    外国為替市場では、1ドル=106円70銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、三菱UFJ、三井不は安い。ソフトバンクGが売られ、ファーストリテ、JTはさえない。ファナック、安川電、コマツ、ソニー、日本電産、SUMCOが値を下げ、富士通は大幅安。トヨタ、三菱自、ブリヂストンは下落している。
    半面、東京ガスが買われ、松井証は続伸。任天堂が締まり、7&iHDはしっかり。東海カ、日本紙が値を上げ、横浜ゴムは堅調となっている。
     
     
    ランチバスケットは24件、280.86億円。差し引き10億円の売り越しとの観測。
     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。午前終値は前日比69銭安の4021円98銭だった。
    ゲームソフト開発の日本一ソフトや精密鍛造金型のニチダイなど買いが優勢な銘柄も目立ち、指数は方向感を欠く動きだった。
    売買代金は概算で766億円、売買高は7355万株だった。値上がり銘柄数は302、値下がり銘柄数は326となった。
     
    個別では、アイフリークモバイル、ムトー精工、清和中央ホールディングス、ラクオリア創薬、共和工業所が売られた。
     
    一方、アミタホールディングスがストップ高。博展、共同ピーアール、日本プリメックス、テリロジーなど18銘柄は昨年来高値を更新。セルシード、日本一ソフトウェア、ウェッジホールディングス、ニチダイ、ルーデン・ホールディングスが買われた。

    東証マザーズ(前引け)=マザーズ指数は4日ぶり反落、ソネットMN、アトラエが売られる
     
    東証マザーズ指数も反落した。午前終値は前日比4.01ポイント安の1205.23だった。
    値上がり銘柄数は93、値下がり銘柄数は143となった。
     
    個別では、ソネット・メディア・ネットワークス、アトラエ、グローバル・リンク・マネジメント、リファインバース、ユーザベースが売られた。
     
    一方、イードがストップ高。弁護士ドットコム、エスユーエス、ジャパンインベストメントアドバイザー、プラッツは昨年来高値を更新。みらいワークス、グレイステクノロジー、AMBITION、ALBERTが買われた。

    20日前場の日経平均株価は前日比265円00銭安の2万1884円21銭と4営業日ぶりに大幅反落した。
    19日の米国市場はプレジデンツデーの祝日で休場だったが、欧州株が下落した。投資家心理の重荷になり、幅広い銘柄に売りが出た。
    前日まで3営業日の上昇ピッチの速さを警戒した売りも重なった。下げ幅は一時300円を超えた。
    ただ、前場の東証1部の売買代金は1兆円台前半にとどまっており、「売りが膨らんだというより、買いの手が止まって下げた、というのが実感に近い」とみられる。
      
    日本株の業績面での割安さが指摘される中、休み明けの米株の動向を確認する前に大きく売り込むのは難しいと思われ、市場からは「Globex(シカゴ先物取引システム)でNYダウ先物が下落し、日本株に響いている。上がるも下がるも米株次第であり、その米株はまだボラティリティが高く戻り高値圏で波乱があるとみている」との声が聞かれた。
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ反落した。
     
    業種別株価指数(33業種)は、銀行業、機械、保険業、電気機器、非鉄金属の下落率が大きかった。上昇はパルプ・紙のみ。
     
    東証1部の出来高は6億2530万株、売買代金は1兆958億円。騰落銘柄数は値上がり647銘柄、値下がり1335銘柄、変わらず82銘柄。


    個別では、トヨタ、日産自の自動車株の一角や、ファナック、コマツ、東エレクが売られ、三菱自、ソニーは値を消した。富士通は急落。住友鉱は下げがきつい。三菱UFJ、三井住友などメガバンクが売り優勢、スルガ銀は昨年来安値。東京海上、ソフトバンクG、ファーストリテは反落した。ブレインパッド、東京製鉄などは大幅安となった。
     
    半面、任天堂が底堅く、ガンホー、7&iHDは堅調。日本紙、東海カ、Vテクも上昇した。
    エスケイジャパン、ショーケース・ティービー、中国塗料などが値を飛ばし、サンケン電気、ガンホー・オンライン・エンターテイメントなども買われた。
     
    東証2部株価指数は前日比16.12ポイント安の7318.24ポイントと4日ぶり反落した。
    値上がり銘柄数は175、値下がり銘柄数は248となった。
     
    個別では、サンセイ、ジーエルサイエンス、京進、アルメタックス、アートスパークホールディングスが売られた。
     
    一方、パシフィックネット、MCJ、梅の花が昨年来高値を更新。日本パワーファスニング、ジー・スリーホールディングス、東京ラヂエーター製造、アライドテレシスホールディングス、SECカーボンが買われた。


     

    【寄り付き概況】

    20日寄り付きの日経平均株価は、前営業日比94円89銭安の2万2054円32銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、7.19ポイント安の1767.96で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。前日までの上昇を受けた利益確定の売りなどに押され、主力株中心に値を下げている。
     
    前日の米国株市場は休場だったが、欧州株市場は総じて軟調だったことや足もとは円高が一服しているものの、引き続き円高警戒感は根強い。
    前日までの3日間で日経平均株価は1000円近い上昇をみせていただけに、利益確定売りの動きが出やすい環境にある。
     
    売買代金も減少傾向にあり、市場では底入れを確認したとのコンセンサスも固まっていない段階で、足もとは強弱感が対立している。主力株が敬遠されるなか、好業績株やテーマ株を中心とした個別物色の動きが強まりそうだ。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、7業種が高く、値上がり上位に紙パルプ、水産、海運など。一方、値下がりで目立つのは機械、銀行、卸売など。
     
    個別では、トヨタ、日産自など自動車株の一角が売られ、ファナック、コマツ、日本電産は反落。三菱UFJ、三井住友がさえず、スルガ銀は昨年来安値。ソフトバンクG、JT、ファーストリテも下落している。
    半面、7&iHDが小高く、キリンHD、エーザイ、住友不、JR東海、王子HD、任天堂、三菱自、ソニー、東海カなどが買われている
     
    225先物はGS・SBI・三菱・IB・みずほ・モルスタ・大和が買い越し。
    ソジェン・野村・JP・バークレイズ・メリル・ナティクス・クレディが売り越し。
    TOPIX先物は野村・GS・SBI・モルスタが買い越し。
    ドイツ・ソジェン・JPが売り越し。
     
    テクニカル的には、ホクト(1379)、東急建(1720)、大豊建(1822)、佐田建(1826)、日揮(1963)、塩水港(2112)、LIFULL(2120)、コシダカ(2157)、L&M(2170)、カカクコム(2371)、サンエー(2659)、ハウス食(2810)、あい(3076)、日清紡(3105)、ヨシックス(3221)、日商開発(3252)、プレザンス(3254)、日管理(3276)、サンセイラン(3277)、ムゲン(3299)、ツルハ(3391)、フィックスタ(3687)、大王紙(3880)、MDV(3902)、DIT(3916)、IBC(3920)、カネカ(4118)、KHネオ(4189)、ダイキアク(4245)、レッグス(4286)、アミューズ(4301)、DI(4310)、大日住薬(4506)、富士製薬(4554)、アルプス技(4641)、サイバーエージ(4751)、大塚商(4768)、フルキャスト(4848)、ミルボン(4919)、神戸鋼(5406)、冶金工(5480)、サンコール(5985)、ウチヤマ(6059)、IBJ(6071)、日立建(6305)、SANKYO(6417)、金銭機(6418)、THK(6481)、鈴木(6785)、電子材料(6855)、レーザテック(6920)、ホトニクス(6965)、日ライフL(7575)、リコー(7752)、ヤマハ(7951)、ピジョン(7956)、三共生興(8018)、ユニー(8028)、日立ハイテク(8036)、GSIクレ(8101)、サンリオ(8136)、東セン(8439)、松井証(8628)、東陽倉(9306)、インプレス(9479)、富士ソフト(9749)、アークス(9948)が動兆。

    20日の東京株式市場は、全体的には手がかり材料難、目先の利益を確定する動きが強まると予想する。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1900円-2万2200円を想定する。
    19日の米国株はプレジデンツデーで休場、英FTSE100指数と独DAX指数が4日ぶりに反落した。大阪取引所のナイトセッション取引は、19日の終値比150円安の2万1950円と軟調な展開だった。
    日経平均株価は昨日19日、前週末比428円96銭高と大発会の17年大納会比741円39銭高に次ぐ2番目の上げ幅となった。直近3営業日で1000円近い上昇をみせていたこともあり、戻り待ちの売りが優勢となりそう。
    ただ、日経平均株価の予想PERは19日時点で13.18倍、16日時点のNYダウの16.95倍よりも低いことから、下値では押し目を拾う動きも見込まれ、下げ渋る展開も予想される。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の半ば(19日終値106円56-57銭)と小動きとなっている。
    きょうも全体的には盛り上がりに欠け、材料性のある銘柄が個別に物色される展開を予想する。
     
     
    【好材料銘柄】
    ■アップルインターナショナル <2788>
    今期経常は3.9倍増益、前期配当を8期ぶり5円で復配・今期も5円継続へ。
     
    ■ウェッジホールディングス <2388>
    破産状態にあるとして金融取引を禁止されていたタイ子会社グループ・リースについて、裁判所が金融取引再開を容認。
     
    ■アスラポート・ダイニング <3069>
    株主優待制度を拡充。株主優待の提供回数を年1回から年2回に変更し、500株以上保有で3000円相当、1000株以上保有で6000円相当の商品を年2回贈呈する。実質倍増となる。また、保有株数2000株以上の区分を新設し、1万5000円相当の商品を年2回贈呈する。そのほか、高級ステーキ店などを運営するスティルフーズと資本業務提携。
     
    ■ワンダーコーポレーション <3344>
    RIZAPグループ <2928> [札証A]がTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株980円で19日終値を6.2%上回る水準。買い付け期間は2月20日から3月22日まで。なお、TOB成立後も同社の上場は維持する。また、RIZAPを引受先とする198万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は835円で、調達する約16億円は新規出店費用などに充てる。
     
    ■ネットマーケティング <6175>
    3月13日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
    ■ショーエイコーポレーション <9385>
    東証はショーエイを26日付で東証2部に市場変更する。これを踏まえ、市場変更記念配当3円と記念株主優待を実施。記念優待は18年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード500円分を贈呈する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    20(火)
    予定はありません
     
    【海外】
    独2月ZEW景況感指数(19:00)
    米2年国債入札
    《米決算発表》
    ホーム・デポ、エコラボ、メドトロニック、MGMリゾーツ・インターナショナル、フルーア


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    NY市場はプレジデンツデーで休場。
    欧州株式市場はロンドン・ドイツともに4日ぶりの反落。
    前週に上昇が続いた反動で売りが先行したとの解釈だ。
    GLOBEXの時間外取引でEmini−ダウ株価指数先物は59ドル安の25177ドル。
    アジア時間には105ドル高の25341ドルまで上昇していたがその後売り優勢の展開。
    一時182ドル安まで下落。
    「機械的にストップロスを探すような売りが出た」という声が聞こえる。
    もっともNYは主要3指数ともに年初の水準を上回ってきている。
    NYダウが△2.02%、NASDAQが△4.87%、S&P500が△2.19%。
    ▲2.0%の日経平均とは際立った違いだ。
    加えればロンドン▲5.72%、ドイツ▲4.12%、フランス▲1.06%。
    一方でロシアが△9.06%、ブラジルが△10.96%。
    昨年ダメだった指数が上昇しているのも目立っている。
     
    3日続伸で2週間ぶりに22000円台回復は「良くできました」だった月曜日。
    背景は平均売りコストを上回ったことによる一部の海外短期筋による株価指数先物への買い戻しとの解釈だ。
    6日の日経平均先物3月物の売買高加重平均価格(VWAP)は21714円。
    7日のVWAPは21880円、8日は21818円。
    平均売りコストを宇和まったことからのストップロス(損失覚悟)の買い戻し。
    現物の今年最低の売買高と合わせると納得できようか。
    ただ「急落前の5日のVWAPは22871円、2日以前は23000円台で平均売りコストはかなり上。
    「売り方にまだ余裕があり、急いで買い戻す必要がない」という見方もある。
    テクニカル的には「1月23日のザラバ高値(24129円)から2月14日のザラバ安値(20950円)までの下落幅。
    その38.2%戻りの22164円が目標」という声もある。
    38.2%という数字に意味なく根拠を求める向きは多いがほぼ昨日段階で達成した格好だ。
    過去の上値と現実水準との乖離の時間帯ということだろう。
    月曜の値上がり銘柄数は2002と記録的な水準。
    日経レバ(1570)の純資産が19日時点で4795億円。
    2016年11月15日以来、1年3カ月ぶりの高水準を回復。
    背景は「リバウンド狙いの個人投資からの買い。
    純資産を基準価額で割った19日時点の口数は2468万口。
    1月26日の936万口は16日連続で増加。
    口数はこの間に2.6倍となった」という。
    指数プレイが主役ということだろう。
    25日線からのかい離はマイナス3.2%まで低下。
    200日線からはプラス5.1%となった。
    騰落レシオは80.00%。
    サイコロは6勝6敗で50%。
    空売り比率は41.2%まで低下したものの17日連続の40%超えだ。
    日経VIが22.21まで落ち着いてきた。
    日経平均採用銘柄のEPSは1680.52円でPERはようやく13.18倍と13倍台回復。
    欧州株の反落とNYの時間外取引のマイナスを反映して225先物大証夜間取引終値は日中比150円安の21950円と2200円割れ。
    「NYは半値戻し、日経は3分の1戻し」では物足りないところ。
    昨日の薄商いの大幅高の反動となりそうな気配。
    今年の続伸は「3」までしかないから「4日続伸」を見たいのが市場の気持ちだろう。
     
    ◇━━━ カタリスト ━━━◇
     
    ヤマシン(6240)・・・動兆。
     
    ヤマシンフィルタに注目する。
    同社は建設機械の油圧回路に用いるフィルター世界首位。
    業績は絶好調。
    飛躍的に濾過効果高めるPET系極細新素材開発。
    横須賀の量産開発拠点はあらたな一歩。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

    [概況]
     
    日経平均が後場に入っても上昇を続けた事などに為替市場の円売り優勢の流れは続いて、欧州株式市場も上昇で始まると序盤にユーロは当日高値132.370円まで上昇した。
     
    其の後欧州株式市場が上値を抑えられた事などにユーロは値を下げたがドルは買われ、NY市場朝方に当日高値106.740円まで上昇した。
     
    其の後は米国がプレジデントデーによる祭日で商いの少ない中、為替市場は小幅揉み合いとなり、ドルは最後前週末比+31銭高の106.600円で引けた。ドル高に連れて他の主要通貨も上昇したが、トルコリラ(-1銭)や南アランド(-1銭)は小幅安で引けた。
    米国が祭日とあってこの日の為替市場はレンジ内での小動きにとどまり、21日のFOMCまでは様子見姿勢の揉み合いではないか。



    [提供:カネツFX証券株式会社]


    [株価材料]
     
    ■関電工<1942>
    IoT活用設備監視サービスを開始
     
    ■北越紀州<3865>
    伊製飲料無菌充填システムを試験納入
     
    ■Jマテリアル<6055>
    半導体製造用ガス倉庫を開設へ
     
    ■三菱電<6503>
    変更した走行位置維持する技術開発
     
    ■ローム<6963>
    10年間光度が落ちない車用LED開発
     
    ■東海理化<6995>
    トヨタ系3社が次世代シート共同開発
     
    ■NTT<9432>
    系列がAIで電柱・電線点検するシステム実験開始




    19日の米国株式相場はプレジデンツデーの祝日で休場。






     

    【シカゴ日本株先物概況】



    米国市場はプレジデンツデーのため休場














    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7247.66(-47.04)
    FTSE100種総合株価指数は4営業日ぶりに反落した。前週末16日の終値に比べ47.04ポイント安の7247.66で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。
    前週に上昇が続いた反動で売りが先行し、午後には下げ幅を拡大した。日用品のレキットベンキーザーの下げが株価指数に大きく影響した。医薬品株と鉱業株の下げも指数の押し下げ要因となった。
     
    個別では、2017年通期の決算を発表したレキットベンキーザーは7%超下落した。18年の増収率見通しが市場予想の範囲内だったことから、失望売りが広がった。
    銅価格の下落を背景に、鉱業株も下落した。ランドゴールド・リソーシズとフレスニージョの下げが目立った。医薬品株も下がり、なかでもシャイアーの下げが大きくなった。
     
    半面、ロシアの鉄鋼大手エブラズは、鉄道製品を供給する5年契約を結んだことなどが好感され4%超上がった。資産運用のスタンダード・ライフ・アバディーンと製紙のモンディも上昇した。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12385.60(-66.36)
    ドイツ株式指数(DAX)は4営業日ぶりに反落した。終値は前週末16日と比べて66.36ポイント安の12385.60だった。
    個別では、ダイムラーが下落した。米当局が同社のメルセデス・ベンツについてディーゼル排気テストの際に不正があった可能性を指摘したと伝わり、売りが広がった。工業用ガスのリンデと透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアも安くなった。
    一方で、アナリストが株価目標と投資判断を引き上げたドイツ銀行は買われた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5256.18(-25.40)



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