【市況一覧】
日経平均株価
38,471.20 -761.60 04/16
TOPIX
2,697.11 -56.09 04/16
マザーズ
661.60 -19.15 04/16
日経JASDAQ
37,735.11 -248.13 04/16
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,885.02 -290.08 04/16


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    日経平均は3日続伸した。
    前日の米国株市場で主要3指数が大幅高となった流れを受けて、幅広く買いが先行した。一時300円超高に上昇し2万2500円を回復。2月5日以来3週間ぶりの高値を付けた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を前に警戒感も根強く、後場には上げ幅を縮めた。

    明日も米国株とドル円の動向が大きく注目される。
    買い意欲が継続する一方で、27日までの3日続伸で日経平均株価が合計653円と大幅上昇していることへの警戒感もあることから、売り買いが拮抗する地合いとなりそうだ。
    ダウ平均は足元の上昇スピードが速く、急伸の後に急落するなど、上を試して失速するような場合には、日本株は不安定となりやすいだろう。

    現地27日に予定されるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言の内容次第で、米長期金利やNYダウが波乱展開となり、その影響を受ける可能性もある。
    ドル円はパウエルFRB議長の発言を受けて大きな動きが出た場合、短期的には動いた方向に勢いがつく可能性がある。

    ■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)

    23558.81  均衡表雲上限(日足)
    23366.87  ボリンジャー:+1σ(25日)
    23309.72  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23028.38  均衡表雲下限(日足)
    22807.72  13週移動平均線
    22766.25  75日移動平均線
    22539.75  均衡表基準線(日足)
    22539.75  均衡表転換線(週足)
    22446.38  25日移動平均線

    22389.86  ★日経平均株価27日終値

    22101.41  26週移動平均線
    22036.26  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22011.44  6日移動平均線
    21905.49  均衡表転換線(日足)
    21720.25  新値三本足陰転値
    21684.43  均衡表基準線(週足)
    21525.90  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21264.80  ボリンジャー:-2σ(13週)
    21153.05  200日移動平均線
    20893.10  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20605.42  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20493.35  ボリンジャー:-3σ(13週)

    連日でマドを空けての上昇となり、25日線の攻防となった。連日で十字足を形成する格好だが、それ故に需給が傾きづらいため、上昇の中でもロングには傾きづらいだろう。結果的にはボリンジャーバンドの中心値(25日)を捉えており、いったんは跳ね返されそうだが、+1σとのレンジに移行できるかが注目されよう。

    週間形状では26週線を突破してきており、2万2000円固めから同線を支持線に変えたいところである。とはいえ、心理的な抵抗だった2万2000円を超えてきているため、2月6日の下落局面で空けたマド(2万2277-2万2659円処)下限レベルをクリアしてきている。その為、2万2000円を固めることにより、今後はマドを埋めに行くトレンド形成が意識されてくるだろう

    [概況]

    27日の東京外国為替市場は、パウエルFRB議長の就任後初となる議会証言を控え、様子見ムードが広がった。米ドル円は上記の理由が意識され107.00円を挟んだ取引に終始。

    序盤は買いが優勢で107.00円を上抜けたが、徐々に利益確定と思われる売りに押されて本日の安値106.780円まで下落した。その後、107円を回復する場面は見られたが長続きはせず、終盤にかけては再び106円台後半の水準へ沈んでいる。

    注目のパウエルFRB議長の議会証言は日本時間午前0時から始まる予定だ。

    仮に米景気が拡大していることを理由に利上げペースの加速が指摘されれば、米ドル円は上昇し、基調を反転させるかもしれない。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    27日の日経平均株価は3日続伸し、前日比236円23銭高の2万2389円86銭で終えた。

    本日のマーケット動画
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    26日のNY株式相場が上昇し、投資家心理が上向いた。株価指数先物の上昇に伴い、裁定取引の買いが入った。
     
    日経平均株価は取引開始直後から上伸し、前日比350円近くまで上げ幅を広げる場面があった。米国での金利上昇の一服感や株価の急速な戻りが、冷え込んでいた投資家心理を温めた。
    日経平均は、取引時間中に2万2500円台に乗せた後は、戻り売りに押し戻された。根強く残る投資家の不安心理を示した格好で、地合いが固まったとは言い切れない。
     
    市場からは「下向きの25日移動平均線(2万2446円)にタッチし、下げの半値戻し(取引時間中ベースで2万2539円)にも接近した。いい所まで来ており、目先戻り一巡の可能性がある。
    米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル新議長の議会証言次第では「再び金融市場が揺さぶられかねない」と、寒の戻りを警戒する声もあった。
     
    JPX日経インデックス400は3日続伸した。終値は前日比151.55ポイント高の1万5824.99だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、15.53ポイント高の1790.34で終えた。
     
    東証1部の出来高は13億2910万株、売買代金は2兆6299億円。騰落銘柄数は値上がり1201銘柄、値下がり751銘柄、変わらず115銘柄。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、電気機器、非鉄金属の上昇が目立った。下落は、サービス業、陸運業、海運業など。
     
    個別銘柄では、資生堂は昨年来高値を更新した。村田製、国際石開帝石、東邦鉛、住友鉱は反発した。ソニー、東エレク、ファナックが高く、日本電産、SUMCOは大幅高。任天堂が値を上げ、ソフトバンクG、ファーストリテ、三菱UFJ、三井住友が買われた。トヨタが堅調で、ブリヂストンも底堅い展開だった。

    半面、OLC、楽天が安く、ヤマトHDは下落した。郵船、神戸鋼、KDDI、大東建の下げが目立った。
     
    東証2部株価指数は前日比4.51ポイント安の7392.67ポイントと3日ぶり反落した。
    値上がり銘柄数は246、値下がり銘柄数は217となった。
     
    個別では、田岡化学工業、サイバーステップ、朝日インテック、ぷらっとホームが売られた。
     
    一方、フライトホールディングス、平和紙業がストップ高。ファステップス、ダイショー、キーウェアソリューションズ、イトーヨーギョーなど13銘柄は昨年来高値を更新。エルナー、ダイヤモンド電機、アルチザネットワークス、ファーマフーズ、クリヤマホールディングスが買われた。
     

    日経ジャスダック平均株価は小幅ながら9日続伸した。終値は前日比2円20銭(0.05%)高い4125円41銭とおよそ3週ぶりの高値だった。
    26日の米株高で投資家心理が上向いた。ただ東京市場の取引時間中は新たな買い材料に欠け、午後に上げ幅を縮小した。2月前半の急落で割安感の出ていた東証1部の主力株により多くの資金が向かったこともジャスダック平均の上昇を小幅にとどめた。
    ジャスダック平均の9日続伸は2017年12月29日〜18年1月16日以来。
     
    27日のジャスダック市場の売買代金は概算で966億円、売買高は1億3377万株だった。
    値上がり銘柄数は313、値下がり銘柄数は345となった。
     
    個別では、アクシーズ、シーズメン、アイレックスがストップ高。ネクストジェン、オプトエレクトロニクスは一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、高橋カーテンウォール工業、UTグループ、エフティグループなど24銘柄は昨年来高値を更新。ズーム、フジプレアム、平山ホールディングス、大村紙業が買われた。
     
    一方、歯愛メディカル、共同ピーアール、山陽百貨店、太洋工業、ヴィスコ・テクノロジーズが売られた。

    東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比7.68ポイント安い1230.03だった。
    指数は、高く始まったが利益確定売りが出て失速。後場は持ち直しの動きとなった。
    最近上場した銘柄や値動きの軽さが目立った一部の銘柄の商いが膨らみ、市場全体の売買代金を押し上げた。
    下落銘柄数が上昇より多く、「個人は利益確定売りを織り交ぜながら、投資対象を探しているという感じだ」という。値上がり銘柄数は78、値下がり銘柄数は154となった。
     
    上場3日目のMマートが大幅安。商いが膨らみ乱高下した。すららネットやブライトパスも下落した。一方、大手銀行グループのスマートフォンQRコード決済への参入報道を受け、メタップスなど関連とみなされた銘柄に思惑買いが入った。
     
    個別では、ALBERT、クロス・マーケティンググループ、サインポスト、ナノキャリア、ソケッツが売られた。
     
    一方、ビリングシステム、メディアシークがストップ高。総医研ホールディングス、マネーフォワード、すららネット、Mマート、弁護士ドットコムなど9銘柄は昨年来高値を更新。エンカレッジ・テクノロジ、メタップス、アイリッジ、GameWithが買われた。
     
     

    【後場寄り付き概況】

    27日後場寄付きの日経平均株価は前日比270円28銭高の2万2423円91銭で寄り付いた。東証株価指数(TOPIX)は、15.23ポイント高の1790.04で始まった。
    前日の米株高と為替の円安・ドル高傾向を背景に主力株を中心に買いが広がり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにしっかりしている。
     
    外国為替市場では、1ドル=106円90銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    25日線到達で強弱感が対立しやすいが、22000円を明確に上放れてきているため、2月6日の下落局面で空けたマド(22277-22659円処)を埋めに行く動きをみせてくる可能性も出てくる。今日のところは指数インパクトの大きい値がさ株が中心になりやすいか。

    個別では、任天堂、ファーストリテが値を上げ、ソフトバンクGはしっかり。三菱UFJが買われ、東京海上は高い。武田が続伸し、JTは堅調。東エレク、ファナック、日本電産が上伸し、アルプス、安川電は大幅高。
    半面、楽天、ヤフー、日本通信が売られ、ガンホー、サッポロHDは安い。ヤマトHDが下押し、東急はさえない。ニコンは弱含み。商船三井が緩み、太平洋セメは軟調。

    ランチバスケットは15件、240.34億円、差し引き売り買い均衡との観測。

    [株価材料]

    椎間板性腰痛症に対するNF-κBデコイ 米で第1b相臨床試験開始 

     アンジェス<4563>が後場上げ幅拡大。同社は27日11時30分に、米国における椎間板性腰痛症に対するNF-κBデコイオリゴDNAの第1b相臨床試験について、第1例目の投与を開始したと発表した。
     
     この臨床試験は、24例の椎間板性腰痛症患者を対象として実施するもので、投与後12カ月にわたり経過を観察し、安全性および有効性を確認するという。同社では、米国では椎間板性腰痛症の患者数が多く大きな市場規模が期待され、かつ本薬の治療に必要な椎間板内注射に精通した医師が多いことから、本薬の開発上のメリットが大きいと考えるとしている。


     

    27日前場の日経平均株価は前日比307円22銭高の2万2460円85銭と大幅に3日続伸して引けた。
    米株価が連日の大幅高となったことで投資家心理が改善した。日経平均は一時、約3週間ぶりに2万2500円台に乗せた。
     
    朝方は、米長期金利上昇への警戒感が和らぎ26日の米国株式が大幅上昇した流れを受け買い優勢で始まった。戻り売りに伸び悩む場面もあったが、株価指数先物買いを交えてジリ高歩調となり、一時2万2502円05銭(前日比348円42銭高)まで上昇する場面があった。その後も下値は堅く、前引けにかけて高値圏で推移した
     
    ただ、市場では、米国株の戻りに比べ、外国為替市場では円相場が高止まりしている状況。日本企業にとっての業績不安が払拭されない中では、日経平均の値上がり幅ほど商いの盛り上がりは感じられないとの声があった。
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
    東証1部の出来高は6億3527万株、売買代金は1兆2220億円。騰落銘柄数は値上がり1279銘柄、値下がり708銘柄、変わらず77銘柄。

     個別では、任天堂が商いを伴い高く、東京エレクトロン、SUMCOなど半導体関連も物色され、今期業績が好調だと報じられたNTTデータが高かった。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも買い優勢だった。ファナック、キーエンスも高い。サイバーコムが大幅高、日電産や三菱電が上げ、国際石開帝石や住友電、千代田化工建設も上昇した。
     
    半面、スタートトゥデイが値を下げ、ペプチドリームも売りに押された。ラクーンが大幅安、ヤマトHDや大東建、OLC、アウトソーシング、ブレインパッドも下落した。
     
    東証2部株価指数は前日比5.43ポイント高の7402.61ポイントと3日続伸した。
    値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は171となった。
     
    個別では、平和紙業がストップ高。ダイショー、キーウェアソリューションズ、イトーヨーギョー、ゼニス羽田ホールディングスなど10銘柄は昨年来高値を更新。エルナー、ダイヤモンド電機、アルチザネットワークス、クリヤマホールディングス、PALTEKが買われた。
     
    一方、ファステップス、田岡化学工業、朝日インテック、タカショー、エス・ディー・エス バイオテックが売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比17円60銭高い4140円81銭だった。26日の米国株の上昇を受けて投資家心理が上向き、新興企業株にも買いが入った。ただ、2月の急落で割安感の出た東証1部の主力株により多くの資金が向かい、ジャスダック平均の上昇は小幅にとどまった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で563億円、売買高は7796万株。値上がり銘柄数は358、値下がり銘柄数は262となった。
     
    個別では、高橋カーテンウォール工業、UTグループ、エフティグループ、WDI、白鳩など20銘柄が昨年来高値を更新。アイレックス、大村紙業、ネクストジェン<、ワイエスフードが買われた。
     
    一方、ネットマーケティング、太洋工業、共同ピーアール、ヴィスコ・テクノロジーズ、歯愛メディカルが売られた。
     

    東証マザーズ指数は反落した。午前終値は前日比2.40ポイント安い1235.31だった。上場3日目のMマートに売買が集まった。同社株は乱高下のすえ、小幅安で終えた。
    値上がり銘柄数は95、値下がり銘柄数は139となった。
     
    個別では、クロス・マーケティンググループ、サインポスト、ALBERT、ソケッツ、メドレックスが売られた。
     
    一方、総医研ホールディングス、マネーフォワード、すららネット、Mマート、弁護士ドットコムなど8銘柄が昨年来高値を更新。ビリングシステム、エンカレッジ・テクノロジ、ASJ、GameWith、イントランスが買われた。

     


    [概況]

    欧州市場序盤に米国債利回りの低下などに当日安値106.370円まで下げたドルは欧州株式市場の上昇などに値を戻し、NY株式市場が大幅続伸で始まると107円台を回復するまで反発した。
     
    其の後発表された1月新築住宅販売件数は予想を下回った事もあってドルも一旦は売られたが、上昇で始まったNY株式市場が上げ幅を拡大した事などにドルも買われ、NY市場中盤には当日高値107.155円まで上昇した。
     
    其の後は上値が重くなって揉み合いとなり、最後は前週末比+5.5銭高の106.960円と107円を割り込んで引けた。ドルは107円を維持出来ずに引けたが106円半ばでは買われて値を戻す動きとなっており、上昇トレンド再開とまでは行かないが、下値は買いで良いのではないか。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    週明けの欧米株式はアジア株の堅調を受けての続伸展開。
    NYダウは前週末比399ドル高の25709ドルまで上昇。
    2月1日以来、約3週間ぶりの高値水準を回復した。
    背景は10年債利回りが一時2.83%まで低下したこと。
    「株価の割高感が強まるとの警戒感が薄れた」との解釈だ。
    VIX(恐怖)指数も16%台まで低下した。
    午後に上昇幅を拡大した形は悪くない。
    2日連続で300ドル超の大幅高も投資心理の改善の証拠になろうか。
    「株高・債券高」の格好だ。
    NYダウ採用銘柄はコカコーラ以外29銘柄が上昇。
    上昇寄与度は化学のスリーエムが49ドル、ボーイングが46ドル。
    NASDAQも大幅続伸。
    終値ベースで1月31日終値を上回り2月の下落を帳消しにした。
    この間アップルとネットフリックスが6%超の上昇。
    フェイスブックとアルファベットはまだ1月末値を回復してない。
    NYダウは一目均衡の雲の上限(25496ドル)を突破し青空が見えてきた形となった。
     
     
    上値は重かったもののシッカリの週初の日経平均。
    陽線で5日線(21935円)を上回った「形」は悪くない。
    19日の戻り高値(22149円)を上回ったことも変化の前兆かも知れない。
    商いの薄さだけは課題となった。
    パウエルFRB着長の下院での議会証言が28日から27日へと1日前倒し。
    「吉か凶かの分水嶺」ではある。
    右肩下がりになってはいえるものの25日線(22503円)からのかい離はマイナス1.6%まで縮小。
    騰落レシオは95.54%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲17.193%(前日▲15.410%)と悪化。
    1月23日の▲18.371%に近づいてきた。
    買い方は▲5.294%(前日▲5.987%)。
    空売り比率は39.4%。
    40%超は21日連続でストップ。
    1月24日以来22日ぶりの30%台となった。
    2月14日の46.5%がピークだったことになる。
    日経VIは20.72まで低下。
    日経平均採用銘柄のEPSは1685円でPERは13.14倍。
    予想株式益回り6.56%と依然高水準だ。
    週明けのNYダウは大幅に3日続伸。
    シカゴ225先物終値は日中比195円高の22415円。
    12月メジャーSQ値22590円を視野に入れてきた。
    3月第1週を含む週の株高と月の初日は20か月連続高のアノマリーに向けての素直な展開に期待したいところだ。
    25日線を奪還すれば風景もさらに変わるに違いない。
     
    ◇━━━ カタリスト ━━━◇
     
    バリューゴルフ(3931)・・・動兆。
     
    バリューゴルフに注目する。
    同社はプレー予約運営のゴルフが中核。
    「1人予約ランド」のゴルフ事業が想定超の拡大。
    ゴルフサービスのラインナップが拡充。
    一人予約ランドコースは900を突破。
    上場1年経過は次のステップへの一里塚と見る。
     
     

    (兜町カタリスト櫻井)

    【寄り付き概況】

    27日寄付きの日経平均株価は、前営業日比238円04銭高の2万2391円67銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、15.81ポイント高の1790.62で始まった。
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに上伸している。米株価の大幅続伸を受けた買いが優勢となり、ほぼ全面高で始まった。
     
    前日のNYダウが約400ドルの上昇で3日続伸、ナスダック指数も続伸し約1カ月ぶりの高値に達しており、これを受けて東京株式市場でも広範囲に買いが優勢となった。
    VIX指数の低下に加え、外国為替市場でも1ドル=107円台近辺の推移とドル安・円高は一服しており、外部環境は総じて追い風が強い。
     
    一方、パウエルFRB議長の議会証言を現地時間27日に控えており、この結果を見極めたいとの思惑があるほか、2万2000円台は需給面でも戻り売り圧力が強く、買い一巡後の動きが注目される。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種全面高様相で値上がり上位に鉱業、電気機器、非鉄、建設、その他製品など。
     
    個別では、任天堂が高く、パナソニック、ソニー、東エレクも値を上げ、トヨタ、ホンダはしっかり。ソフトバンクG、NTTも堅調となっている。三菱UFJ、三井住友、野村、第一生命、ファーストリテは買い優勢で、アステラス薬、花王が底堅く、JTも上昇している。
     
    半面、KDDI、ヤマトHDは安く、ガンホー、キリンHD、7&iHDは売り物がとなっている。
     
    225先物は、JP・GS・三菱・UBS・UBS・野村・モルスタが買い越し。
    みずほ・ナティクス・クレディ・アムロ・シティ・メリル・SBIが売り越し。
    TOPIX先物はメリル・UBS・モルスタ・みずほが買い越し。
    ドイツ・アムロ・バークレイズ・GSが売り越し。
     
    テクニカル的には、東京一番(3067)、ジョイ本田(3191)、DLE(3686)、セック(3741)、小野薬(4528)、りらいあ(4708)、ソフトバンク(9984)、船場(6540)、芝浦メカ(6590)、物産(8031)、立花エレ(8159)、太平洋興(8835)、ハマキョウ(9037)、ヤマト(9064)、安田倉庫(9324)が動兆。

    [株価材料]
     
    ■東急不HD<3289>
    系が新築戸建て販売でVR導入
     
    ■東海カ<5301>
    LIB用負極材を70%増産へ
     
    ■不二越<6474>
    ロボ技術研究センターを開設へ
     
    ■三菱電<6503>
    台湾・韓国で生産性課題解決する組織発足
     
    ■日産自<7201>
    中古車オークション事業拡大
     
    ■NTT<9432>
    系列がAI活用道路点検システム開発
    AI活用遠隔音声認識技術を開発

    27日の東京株式市場は、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から続伸スタートの展開が予想される。
    寄った後は昨日同様に、積極的に上値を追う流れにはなりづらいと考えるその後は、もみ合いとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジ:2万2200円-2万2500円を想定する。
    寄り付きは、米国株高を受けて株価指数先物を中心に買い先行のスタートとなろう。買い一巡後は、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控え、内容を確認したいとして模様眺めムードが広がりそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の後半(26日終値106円54-55銭)と円安方向にある。米国市場で、ハイテク関連銘柄が上昇したこともあり、輸出関連の主力株が堅調な動きとなることが見込まれる。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比195円高の2万2415円。
     
     
    【好材料銘柄】
    ■日本特殊陶業 <5334>
    発行済み株式数(自社株を除く)の2.26%にあたる480万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。
    買い付け期間は2月27日から5月31日まで。取得した全ての自己株を6月8日付で消却する。
     
    ■バイテックホールディングス <9957>
    子会社バイテックベジタブルファクトリーがキヤノン電子 <7739> らを引受先とする第三者割当増資を実施すると正式発表。
    業界で群を抜く植物工場事業者を目指し、将来的には株式上場も視野に入れる。22年3月期植物工場事業の売上目標を100億円に設定。
    また、21年3月期に売上高3000億円(18年3月期計画は1880億円)、営業益80億円(同32.5億円)を目指す中期経営計画を策定。今期配当を5円増額修正。
     
    ■ダイヤモンド電機 <6895>
    3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
    ■エルナー <6972>
    筆頭株主の太陽誘電 <6976> と資本業務提携。太陽誘電を引受先とする7692万4000株の第三者割当増資を実施する。
    発行価格は65円で、調達する約49億円は設備投資や運転資金などに充てる。
     
    ■テクノアルファ <3089>
    エレクトロニクス事業で大型案件を受注。18年11月期第2四半期に売上計上する見込み。
     
    ■KeyHolder <4712>
    株主優待制度を拡充。現行は業務提携先のオリーブスパが運営するリラクゼーションサロンで利用可能なサロンチケット(2万2000円相当)を、3500株以上保有株主に一律で2枚贈呈している。
    新制度では2000株以上保有に対象範囲を広げ、保有株数に応じて同サロンチケットを1枚〜10枚贈呈する。
     
    ■セレスポ <9625>
    株主優待制度を新設。毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、業務上で関わりのあるイベント、スポーツ競技大会、公演のチケットを1点贈呈する。
    初回は、(1)ゴルフ日本シリーズJTカップのペアチケット、(2)ベルギービールウィークエンドの飲食チケット、(3)明治座公演 鑑賞ペアチケットを予定。なお、応募者多数の場合は抽選となる。
     
    ■エンカレッジ・テクノロジ <3682>
    3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
    ■ベネフィットジャパン <3934>
    東証がベネフィJを3月23日付で東証1部に市場変更する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    27(火)
    2年国債入札
    《決算発表》
    東和フード、内田洋
     
    【海外】
    米1月耐久財受注(22:30)
    米12月FHFA住宅価格指数(23:00)
    米12月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅(23:00)
    米2月消費者信頼感指数(2/28 0:00)
    FRBのパウエル議長が初の議会証言(下院)
    《米決算発表》
    オートゾーン、メイシーズ、AES、アルベマール
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    26日の米株式市場でダウ工業株30種平均が大幅に3日続伸した。前週末比399ドル28セント高の2万5709ドル27セントと2月1日以来、約3週間ぶりの高値で終えた。
     
    アジア・欧州株がほぼ全面高となり、米国株にも買いが先行した。
    長期金利の上昇が一服しハイテク株が選好され、終日堅調推移となった。ダウ平均は一時400ドルを超す上昇となった。
    化学のスリーエム(3M)の上げが目立ち、値がさの航空機ボーイングと2銘柄でダウ平均を100ドル近く押し上げた。
    26日の10年債利回りは一時2.83%まで低下した。ドイツ国債など欧州主要国の金利も軒並み低下し、株式の投資妙味が意識されたとの指摘があった。
     
    一方で、明日のパウエルFRB議長の議会証言を見極めたいとの思惑も広がった。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸した。同84.073ポイント高の7421.464と1月29日以来、約1カ月ぶりの高値で終えた。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力株が軒並み上げた。投資会社バークシャー・ハザウェイを率いる米著名投資家ウォーレン・バフェット氏がCNBCテレビのインタビューで両銘柄に好意的な見方を示し、買いを誘った。
     
    セクター別では公益事業を除いて全面高となり、特に各種金融や半導体・半導体製造装置の上昇が目立った。
     
    個別では、運輸・宅配のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は、2013年の欧州当局によるオランダの同業TNTエクスプレスの買収阻止に対して提訴し買われた。
    半導体のクアルコム(QCOM)は、同業ブロードコム(AVGO)の買収に対して交渉に応じる姿勢を示し上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は年内に3種類の「iPhone」を発売するとの見方が報じられ堅調推移した。
     
    一方で、食品メーカーのディーン・フーズ(DF)は決算内容が予想を下振れ大幅下落となった。
     
    VIX指数は15.80と低下(前営業日16.49)。ダウ平均が引けにかけて25732.80ドルまで続伸し、米主要株式3指数がいずれも堅調に推移したことで、VIX指数は15.80まで低下して引けた。
    明日のパウエルFRB議長の議会証言に向けて、パウエル・プットや緩やかな利上げ路線の踏襲といった楽観的なムードが支配的になっている。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,709.27+399.28
    S&P500種
    2,779.60+32.30
    ナスダック
    7,421.464+84.073
     
    米10年債利回り(%)
    2.8642 -0.007
    米2年債利回り(%)
    2.2259 -0.016
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,332.80+2.50
    NY原油(ドル/バレル)
    64.00+0.45
    円・ドル
    106.95 - 106.96+0.41
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は続伸した。3月物は前週末比390円高の2万2415円で引け、同日の大取終値を195円上回った。
    円相場が小幅に下落したうえ、米長期金利の低下を背景に米株が大幅続伸し、日本株の買い安心感が広がった。市場は27日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言に注目している。この日の3月物高値は2万2380円、安値は2万2035円。
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    22415 ( +195 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    22425 ( +205 )
    ( )は大阪取引所終値比
     

    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7289.58(+45.17)
    FTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。前週末23日の終値に比べ45.17ポイント高の7289.58で引けた。構成銘柄の約7割が上昇した。石油株と鉱業株の上げが指数を押し上げた。
     
    BPは、アナリストによる投資判断と株価目標の引き上げが好感された。世界的な需要増で液化天然ガス(LNG)の供給が今後不足するとの見通しを示したロイヤル・ダッチ・シェルも高くなった。金と銅の相場上昇を背景に、鉱業株も軒並み上昇した。オーストラリアのドレイトン炭鉱の売却を完了したアングロ・アメリカンの上げが目立った。
    航空・防衛のBAEシステムズと小売りのキングフィッシャーの上げも大きくなった。
     
    半面、バークレイズなど銀行株は下がった。それぞれ通期決算を発表した配送のブンズルと不動産投資信託(REIT)のハマーソンは売られた。ロシアの鉄鋼大手エブラズと医療のメディクリニック・インターナショナルも下落した。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12527.04(+43.25)
    ドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前週末23日と比べて43.25ポイント高の12527.04だった。
    アナリストが株価目標を引き上げた自動車のフォルクスワーゲン(VW)の上げが目立った。一方で、コメルツ銀行と鉄鋼のティッセン・クルップは売られた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5344.26(+26.89)



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