【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
日経JASDAQ
37,775.38 +22.07 04/19
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,601.50 -81.87 04/19



    [概況]

    2日東京時間の外国為替市場は、全体的に小動きの展開となっている。

    米ドル円は、安値106.180円から高値106.420円の間を方向感なく推移、他方、クロス円通貨ペアでは英ポンド円は欧州時間にかけて上昇し一時149.58円付近まで上昇する場面があったものの、その後は小動きとなっている。

    この値動きについて一部の市場関係者からは、本日は一部の欧州加盟国がイースターマンデーのため一部市場が休場となっていることから、通常よりも取引参加者が減少しているものと見られており、動意に乏しい相場展開となったようだ。

    この後の時間については、先述したとおり通常よりも取引参加者が減少しているものとみられ、価格変動が起きにくい可能性がありそうか。

    ただ、米国では取引が行われるため23:00に3月米ISM製造業景況指数(予想:60.0 前回:60.8)の発表が控えており注目されている。

    市場予想では2004年5月以来の高水準となった2月の60.8からほぼ変わらずとされているものの、先行指標である3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想よりも弱かったこともあり同ISMでは結果が下振れする可能性も考えられそう。

    その場合には、米ドル円は下振れリスクが高まりそうかといった声が聞かれている。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     
    海外市場からの材料のない無風状態で新年度相場をスタート。
    日経平均は3日ぶり反落。
    日経平均は3桁上昇を維持できず安値引け(2万1388円、65円安)。25日線(2万1492円、4/2)に跳ね返された形で失速した。
    商いの薄さはなかなかのもの。東証1部の売買代金は、1.6兆円で、今年の最低(3/30の2.1兆円)を大きく更新した。
     
    明日(3日)の東京株式市場は、欧州株式市場は、イースターマンデーの祝日で2日も休場となるため、休場明けの米国株次第となりそうで、方向性も要注目である。
    新規の手掛かり材料に乏しいなかで、買い手控え姿勢が強まりそうだ。
     
    物色は先物主導のインデックス売買により、指数インパクトの大きい値嵩株が指数を左右される。ただし、外部環境が不安定なかでは、内需系や中小型株にシフトしやすい。
    中小型株も日経平均の値動きに振らされやすい面はあるが、スタンスとしては押し目拾いになるだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
     
    22539.75  均衡表雲上限(日足)
    22421.35  75日移動平均線
    22315.53  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22288.73  26週移動平均線
    22238.42  均衡表基準線(週足)
    22153.63  新値三本足陽転値
    22088.62  13週移動平均線
    22045.62  均衡表雲下限(日足)
    21903.88  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21657.59  均衡表転換線(週足)
    21492.24  25日移動平均線
    21424.77  均衡表基準線(日足)
    21402.27  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
    21388.58  ★日経平均株価2日終値
     
    21337.04  200日移動平均線
    21186.12  6日移動平均線
    21080.60  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21039.86  ボリンジャー:-1σ(13週)
    20972.48  均衡表転換線(日足)
    20668.95  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20515.80  ボリンジャー:-2σ(26週)
    20257.31  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    日経平均は25日線を下回り、5日線との攻防となった。
    5日線は切り上がりをみせており、25日線との短期ゴールデンクロスが意識されてきており、踏ん張りところであろう。
    ボリンジャーバンドでは中心値(25日)での攻防であり、-1σとのレンジというよりは中心値で張り付いておきたい。週間形状では13週、26週線とのデッド・クロス示現により、早い段階でのリバウンドによってダマシにしたいところである。
     
     
    【株式分割】
    (2日大引け後 発表分)
    ■インソース <6200>
    4月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
    【信用規制・解除】
    (2日大引け後 発表分)
    ■クレオ <9698> [JQ]
    東証と日証金が3日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。
    東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
     

    【大引け概況】
    日経平均株価は前営業日比65円72銭安の2万1388円58銭、東証株価指数(TOPIX)は7.52ポイント安の1708.78と、ともに3営業日ぶりに小幅ながら反落した。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:14 容量:10.42M





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     朝方は、売りが先行したが、下値は限定的で、為替相場の落ち着きや株価指数先物買いを交えて上げ幅を拡大し、後場の早い段階で一時2万1597円47銭(前週末比143円17銭高)まで上昇した。
    午前8時50分に発表された3月調査日銀短観で大企業・製造業の業況判断指数(DI)は市場予想を下回ったが、大企業・全産業の18年度の設備投資計画が前年度比2.3%増と市場予想の0.6%増を上回り、景況感は好調との見方が支えとなった。
     
    一巡後は、先物売りなどで利益確定売りが優勢となった。再度マイナス圏入りし、大引けにかけて、さえない展開となった。
    チャート上で上値として意識されていた25日移動平均(2万1492円)を下回り、個人投資家など短期筋から見切り売りが出た。
     
    2日はイースターマンデーの祝日で欧州主要市場が休場のため、市場の参加者が少なく、東証1部の出来高は9億5673万株、売買代金は1兆6740億円といずれも今年最低水準となった。騰落銘柄数は値上がり653銘柄、値下がり1346銘柄、変わらず80銘柄。
     
    JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落した。終値は前週末比74.32ポイント安の1万5105.77だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、パルプ・紙、不動産業、精密機器の下落が目立った。上昇は、その他製品、空運業、電気・ガス業など。
     
    個別では、ソフトバンクグループが軟調、ファナック、キーエンスも売りに押されたメガバンクの三菱UFJや三井住友FGの下げが目立った。前期が最終減益になった川重が下落した。サンワテクノスが急落、Hamee、LITALICOも大幅下落した。
     
    一方、半導体関連銘柄は高く、SUMCOや東エレクが上げた。任天堂も上昇した。
    NTTも堅調。ファーストリテイリング、花王も買い優勢だった。前沢工業が大きく値を飛ばし、オプトホールディングも急騰。北の達人コーポレーション、ヴィンクスなどが物色人気となったほか、レノバ、スミダコーポレーションなども上昇した。
     
    東証2部指数は前週末比3.60ポイント高の7217.24ポイントと3日続伸。値上がり銘柄数は264、値下がり銘柄数は200となった。
     
    個別では、誠建設工業がストップ高。タカトリは一時ストップ高と値を飛ばした。アルトナー、魚喜、ファーマフーズ、ビューティ花壇、グッドコムアセットなど13銘柄は年初来高値を更新。三精テクノロジーズ、森組、ケミプロ化成、オプティマスグループが買われた。
     
    一方、福留ハム、ダイショー、バイク王&カンパニー、トーヨーアサノ、瑞光など8銘柄が年初来安値を更新。ファステップス、青山財産ネットワークス、省電舎ホールディングス、キーウェアソリューションズが売られた。

     

    日経ジャスダック平均は前週末比18.54円高の4002.51円と3日続伸。日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前週末比18円54銭高い4002円51銭。

    欧州が休日のため海外投資家の動きは鈍く、東京市場全体は薄商いだったが、新興市場では短期売買による利ざや獲得を狙った買いが入った。
    リビング保証など最近の新規株式公開(IPO)が好調。同銘柄などを手掛けた個人投資家の投資余力が増し、買いが優勢となった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で804億円、売買高は1億2452万株だった。値上がり銘柄数は345、値下がり銘柄数は307となった。
     
    個別では、大村紙業、カイノス、日本ラッド、三光産業がストップ高。三信建設工業、イナリサーチ、サニーサイドアップ、B−R サーティワンアイスクリーム、ベクターなど32銘柄は年初来高値を更新。
    五洋インテックス、オートウェーブ、クレオ、明豊エンタープライズ、キャピタル・アセット・プランニングが買われた。
     
    一方、日本電技、マサル、滝沢ハム、カネ美食品、ナフコなど14銘柄が年初来安値を更新。カルナバイオサイエンス、セーラー広告、日本プロセス、ナガオカ、サンオータスが売られた。

     

    前場の日経平均株価は107円71銭高の21562円01銭と3日続伸。
    手掛かり材料は乏しく売り先行の展開。
    もっとも下値は限定的で反発。
    一時2万1578円26銭上昇し3月メジャーSQ値(21575円)をクリアした場面もあった。
    25日線(21512円)はクリア。
    日銀短観で大企業・製造業のDIは24と市場予想を下回った。
    しかし18年度の設備投資計画が前年度比2.3%増と市場予想の0.6%増を上回ったことを好感したとの解釈。
    想定レート為替レートは1ドル109円66銭だった。
    東証1部の売買代金は7662億円と低調。
    東証1部の値上がり銘柄数は1015銘柄。
    値下がりは954銘柄。
    任天堂、関電、アシックスが上昇。
    日本紙、オリンパスが下落。


    東京の桜は満開。
    「森友学園記事件も似たような時間軸」という指摘は大和のレポート。
    4月21日の安倍首相主催の「桜を見る会」。
    「日米首脳会談を成功させて帰国できれば、支持率も回復に向かうだろう」という声が聞こえる。
    節分来、相場を悩ましてきた制裁関税の問題。する傾向(4%安)。
    ドル円は1ヶ月半ほど円高(4%前後円高)となってその後安定に向かう傾向だった。
    米国の鉄鋼・アルミ産出額は経済全体の0.5%弱。
    関税の直接効果は物価面でも貿易数量面でも軽微。
    日本の対米輸出は年15兆円(GDPの3%弱)。
    鉄鋼・非鉄輸出は3057億円(同0.06%)。
    鉄鋼・アルミの関税だけであれば影響は軽微と考えられている。
    問題は年6兆円規模の日本の対米輸送機器輸出だろうか。
    OECDの試算では、世界貿易戦争(米・中・欧で全品目に10%の追加関税)の場合、世界の実質GDPが1.4%減少。
    貿易量が6.0%減少するとの推計が示されている。

    「後を見るか。先を見るか」というのは相場観の普遍のテーマだろう。
    「過去に饒舌、未来に寡黙」というのが通例だが、過去を捨てるわけではなく過去から未来を類推し想像するということ。
    ココが重要な点だ。
    どういうことかというと・・・。
    例えば騰落レシオ。
    25日前の値上がり値下がり銘柄数が消え、今日の値上がり値下がり銘柄数が入る。
    つまり過去からの連続性且つ非連続性が登場しているということ。
    今を考えるのではなく過去を振り返ることが重要であることは間違いない。
    あるいは紙芝居チックな200日移動平均も同様。
    200日前の株価が消え、今日の株価を反映する。
    ならば199日前が消えて、198日前が消えるとどうなるのか。
    その先読みこそが求められているのが相場だ。

    3月30日に決定したのが天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に関する政府方針。
    来年2月以降に新元号が発表され、4月30日が退位の礼。
    5月1日が即位の礼。
    10月22日以降に饗宴の儀。
    11月14〜15日が大嘗祭と進む。
    当然株式市場に関係あるとは考えられない。
    しかし元号が変化し時が移ることは間違いない。
    かつて暦の改定は朝廷のみに許されていたこと。
    徳川幕府でさえ触れることは出来なかった。
    元号は、昔は一世一元ではなかったので、しばしば変えられてきたものでもある。
    それが変わるというのであるから、ここ数年は重要な時期。
    とういうか・・・。
    滅多に遭遇するものではない。
    単なる儀式としてではなく歴史として記憶にとどめておくべきだろう。


    (櫻井)。

     2日午前の日経平均株価は続伸した。午前の終値は前週末比107円71銭高の2万1562円01銭だった。東証株価指数(TOPIX)は5.09ポイント高の1721.39と、ともにしっかり
     
    前週末3月30日の米欧主要市場が聖金曜日の祝日で休場となり、手掛かり材料の乏しいなか、朝方は、前週末の大幅続伸の反動もあり、売りが先行したが、下値は限定的だった。一巡後は、株価指数先物買いや主力株を中心に断続的な買いが入り、次第に上げ幅を拡大した。
    一時2万1578円26銭(前週末比123円96銭高)まで上昇した。
    円相場の下落が追い風になったほか、新年度入りに伴う国内機関投資家などによる新規資金の株買いを指摘する声もあった。電力や空運、化学が上昇し、パルプ紙や鉄道が下落した。
     
    午前8時50分に発表された3月調査日銀短観で大企業・製造業の業況判断指数(DI)は市場予想を下回ったが、18年度の設備投資計画が前年度比2.3%増と市場予想の0.6%増を上回り、景況感は好調との見方から買いにつながった。その後も高値圏で推移した。
     
    東証1部の出来高は4億6089万株、売買代金は低調で7662億円。騰落銘柄数は値上がり1015銘柄、値下がり954銘柄、変わらず105銘柄。
     
    個別では、任天堂が買い優勢、ソニーも上値追い。関西電の上げが目立った。電子部品関連株も高く、TDKや太陽誘電が上昇した。SUMCO、ファナック、安川電機なども強い。ヴィンクス、オプトホールディングが値を飛ばし、北の達人コーポレーションも物色人気となった。
    半面、ソフトバンクグループが冴えず、ブイ・テクノロジーも売りに押された。公募増資を発表したサンワテクノスが大幅安だった。Hamee、LITALICOも大きく下げた。前田建、ジャパンディスプレイも安い。
     
    東証2部株価指数は前週末比28.63ポイント高の7242.27ポイントと3日続伸した。
    値上がり銘柄数は265、値下がり銘柄数は169となった。
     
    個別では、タカトリが一時ストップ高と値を飛ばした。アルトナー、魚喜、ファーマフーズ、ビューティ花壇、グッドコムアセットなど10銘柄は年初来高値を更新。三精テクノロジーズ、森組、ファステップス、オプティマスグループ、高松機械工業が買われた。
     
    一方、福留ハム、ダイショー、トーヨーアサノ、太平製作所、戸上電機製作所など6銘柄が年初来安値を更新。青山財産ネットワークス、省電舎ホールディングス、ダイヤモンド電機、ジャパンエンジンコーポレーション、安川情報システムが売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。
    前引けは前週末比22円95銭高の4006円92銭。
    リビング保証の初値が公募・売り出し(公開)価格の約3倍になるなど、新規株式公開(IPO)の好調が続いている。個人投資家などの懐具合を改善させる一因となり、運用リスクをとる動きが強まった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で467億円、売買高は7281万株。値上がり銘柄数は361、値下がり銘柄数は259となった。
     
    個別では、カイノス、三光産業がストップ高。イナリサーチ、サニーサイドアップ、B−R サーティワンアイスクリーム、ベクター、イメージ ワンなど25銘柄は年初来高値を更新。五洋インテックス、オートウェーブ、大村紙業、メディシノバ・インク、キャピタル・アセット・プランニングが買われた。
     
    一方、マサル、滝沢ハム、アイビー化粧品、ミクロン精密、川重冷熱工業など10銘柄が年初来安値を更新。日本プロセス、セーラー広告、マルマン、やまみ、パレモ・ホールディングスが売られた。

     

    東証マザーズ指数は5日続伸した。前引けは前週末比5.75ポイント高の1211.99。
    値上がり銘柄数は132、値下がり銘柄数は103となった。
    3月15日に上場した神戸天然物化や、3月28日上場のアジャイルが売買代金を伴って上げた。
    リビング保証は上場2日目となる2日、公募・売り出し(公開)価格(1760円)の約2.9倍となる5100円の初値を付けた。5070円で午前の取引を終えた。
     
    個別では、FRONTEO、ユナイテッド、ファンデリー、メディカルネット、エニグモなど18銘柄が年初来高値を更新。JMC、日本動物高度医療センター、うるる、エル・ティー・エス、テンポイノベーションが買われた。
     
    一方、あんしん保証が年初来安値を更新。トライステージ、和心、イントランス、バーチャレクス・ホールディングス、シンメンテホールディングスが売られた。

     


    【寄り付き概況】

    2日の日経平均株価は前週末比12円73銭安の2万1441円57銭で寄り付いた。
    東証株価指数(TOPIX)は、0.02ポイント高の1716.32で始まった。
     
    前週末3月30日の米欧主要市場が聖金曜日の祝日で休場となり、手掛かり材料の乏しいなか、前週末に大幅続伸した反動もあり、売りが先行した。

    25日移動平均線とのマイナスカイ離をほぼ解消、きょうは同移動平均線を上回ってきておりリスク選好ムードが強まる流れにある。1日から米韓軍事演習が開始されたが、米朝間の緊張は依然より緩和されており、朝鮮半島を巡る地政学リスクに対する警戒感が後退していることも相場にはプラスに働く。一方で利益確定売り圧力も意識されている。

    外国為替市場では1ドル=106円台前半の推移で、為替動向によって地合いが左右されるケースも考えられる。

    午前8時50分に発表された3月調査の日銀短観(全国企業短期経済観測調査)は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス24と市場予想のプラス25を下回ったが、直後の為替市場での反応はみられなかった。

    寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種前後が高く、値上がり上位に鉄鋼、倉庫、食料品、空運、電力ガスなど。値下がりで目立つのは海運、精密機器、ガラス土石など。

    個別では、任天堂が高く、ソニー、東エレク、SUMCOはしっかり。三菱UFJ、三井住友が値を上げ、野村、東京海上も堅調。SUBARU、コマツ、川重は買い優勢。NTT、JTが強含みで、花王、九州電は底堅い展開となっている。

    半面、ソフトバンクG、KDDIが安く、ファーストリテは軟調。トヨタ、キーエンスはさえない。東海カが下落し、武田。OLが売られている。

    225先物は、GS・ドイツ・ナティクス・SBI・ソジェン・アムロが買い越し。
    JP・日興・みずほ・三菱・UBS・クレディ・メリルが売り越し。
    TOPIX先物はみずほ・ソジェン・メリル・野村が買い越し。
    モルスタ・JP・三菱・ナティクスが売り越し。
     
    外資系等は、野村総研(4307)、花王(4452)、カーボン(5302)、キトー(6409)、UMCエレ(6615)に注目。
     
    テクニカル的には、ヒノキヤ(1413)、新日建(1879)、パーソル(2181)、NSSOL(2327)、ルネサンス(2378)、ディップ(2379)、新日科(2395)、ブロンコB(3091)、ダイワボウ(3107)、スター・マイカ(3230)、ハウスドゥ(3457)、ホギメディ(3593)、セ硝(4044)、太陽日酸(4091)、日本化(4092)、ファンタジー(4343)、花王(4453)、OATアグ(4979)、ダントー(5337)、ベル24(6183)、ソラスト(6197)、キッツ(6498)、キーエンス(6861)、イマジカロボ(6879)、インタアク(7725)、シード(7743)、三信電(8150)、イズミ(8273)、ジャステック(9717)、富士ソフト(9749)、バイテック(9957)が動兆。


     

    [概況]

    先週末30日は欧米市場がグッドフライデーによる祭日で、外国為替市場は終日方向性の無い小動きに推移した。
    週明けも欧州市場はイースターマンデーによる連休で、本日はNY市場まで大きな動きは期待薄かも知れない。
     
    但し今週は週末の米雇用統計を始め、多くの経済指標が発表予定となっており、先週よりは値動きが期待出来そうだ。
    米経済指標は2日(月)3月ISM製造業景況指数、2月建設支出、4日(水)MBA住宅ローン申請件数、3月ADP雇用統計、3月ISM非製造業景況指数、2月製造業受注、5日(木)新規失業保険申請件数、2月貿易収支、6日(金)3月雇用統計、などが発表予定となっている。
     
    米国経済は好調を維持しているが、最近のNY株式市場や為替市場は米国の政治状況(トランプ大統領による閣僚の解任)や外交問題(米中貿易摩擦や米朝会談)などに影響を受け易くなっており、経済指標は株価やドルに影響を与えにくい状況となっている。
     
    従ってドルは105円割れでは買われる一方、107円から更に上値を伸ばすのは難しそうで、揉み合い継続ではないかと予想している。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    NY株式市場は聖金曜日(グッドフライデー)で休場。
    欧州株式市場の主要3指数も休場。
    週間ベースではNYダウは2.4%、NASDAQは1.0%、S&P500は2.7%。
    それぞれ上昇し3週ぶりの反発。
    月間ベースでは、ダウは3.7%安(累計7.8%下落)。
    NASDAQは2.9%安(同4.7%下落)。
    S&P500は2.0%安(同6.5%下落)。
    それぞれ2週続落となった。
    土曜日経で報じられたのが「米追加減税案浮上」の話。
    8年間の時限立法となっていた個人所得税減税を恒久化する方向。
    加えて株式譲渡益の税率引き下げも検討課題だという。
    所得税最高税率が39.6%→37%になったことでの税収減は1兆ドル。
    個人が少し潤い、政府は苦しむ構図。
    将来的には、米政府の赤字を材料にドル安円高になる可能性もあるのかも知れない。
    ただ財政不安による金利上昇がそれを打ち消すのだろうが・・・。

    週末の日経平均は続伸。
    東証1部の騰落銘柄数は値上がり1492銘柄、値下がり536銘柄と買い優勢。
    200日線(21329円)を回復。
    その上の25日線(21512円)は右肩下がりで0.3%のマイナスかい離だ。
    「日々線は2つの平均線に挟まれてサンドイッチ状態」という声が聞こえる。
    もっとも前週末の3月23日は974円安。
    様相は少し変わってきた印象。
    週間で836円高と大幅反発。
    週足は3週ぶりに陽線。
    月足は2か月連続で陰線。
    23日の安値20347円からは1000円以上上昇したことになる。
    3月月中平均は21395.50円。
    昨年3月月中平均190340円からは2055円の上昇となった。
    13週線(22267円〉と26週線(22261円)は微妙なデッドスロス。
    ここからの復活が望まれる。
    月足はうまい具合にボリンジャーのマイナス1σ(20339円)で止まった格好だ。
    ドル円も104円台からの切り返し。
    「円高と株安の2つの警戒が払しょくされた週」との見方だ。
    「大きく崩れた翌週の明確な反転は戻り基調の印」。
    そして「どっちに動くか、正念場を迎える」と見解が混在。
    ほとんど指摘されないが3月期末権利配当落ち分を埋めたことが本来は一番評価されていい筈だ。
    週間ベースでは、日経平均株価は4.1%高。
    TOPIXは3.1%高、ともに2週ぶり反発。
    東証マザーズ指数は4.3%高。
    日経ジャスダック平均は1.2%高。
    東証2部指数は1.2%高。
    それぞれ2週ぶりの反発。
    月間ベースでは、日経平均株価は2.8%安(累計7.1%下落)。
    TOPIXは2.9%安(同6.6%下落)。
    東証マザーズ指数は2.7%安(同8.2%下落)。
    日経ジャスダック平均は4.0%安同6.0%下落)。
    東証2部指数は2.8%安(同4.7%下落)。
    それぞれ2カ月続落。
    海外勢は1月第2週から3月第3週まで、現物と先物を合わせて11週連続で日本株を売り越し。
    累計売越額は8兆円を上回り、うち6割超が先物。
    3月第3週は現物では売り越しだったが先物は9週ぶりに買い越しに転じた。
    騰落レシオは98.17%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲14.012%。
    買い方は▲8.355%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方は▲16.98%。
    買い方は▲10.27%。
    差が拡大してきた。
    空売り比率は42.2%で9日連続での40%超。
    日経平均採用銘柄のEPSは1697円でPERは12.64倍。
    PER13倍で22061円だ。
    225先物大証夜間取引終値は日中比20円高の21460円。
    月曜朝の日銀短観、金曜夜の米雇用統計に挟まれた期初の週。
    気学では「変化を起こす注意日。
    翌日への足取りを注視せよ」となっている。

    2017年度最終売買日の日経平均株価は16年度末比2542円(13.5%)高。
    年度末としては1990年度末(26292円)以来27年ぶりの高値となった。
    そして4月は2001年以降、毎年海外投資家の現物買い越しが観測される月。
    背景は、米国の個人への税還付とされる。
    例年約30兆円が2月から5月までの間に個人に対し還付る。
    その一部が投資に回っているという観測。
    4月は17年連続で海外投資家が買い越しだ。
    そしてNYダウも同様に高いというのがアノマリー。
    過去28年で日経平均は16勝12敗で3位。
    ジャスダック平均は19勝9敗で2位。
    過去10年での月足では6勝4敗。
    アノマリー的には4月は上げの確率が70%を超えるような「上げの特異日」がない。
    「下げの特異日」も少ない。
    そしてゴールデンウィークの谷間の日は高いというのもある。


    日経ヴェリタスでは「月初の株高は本当か」の記事。
    2月まで20ヶ月連続で月の初日高だったことは記憶に新しい。
    理由の一つは「投資信託で積み立て投資を手掛ける個人投資家の資金の多くが月初に買い付ける」。
    もっとも・・・。
    最近は購入日を自由に選べるようになってきているという。
    日経平均の場合、積み立てリターンの最大は約定日が16日の67.8%。
    最少は約定日が3日の66.4%だという。
    一方、S&P500の場合は最大が26日約定の104.7%。
    最少は19日約定の104%。
    月初の購入は必ずしも不利とは言えないデータだ。
    最大と最小の差も1%未満(20年間で毎月1万円積み立てた場合1.8万円)。
    まあ右肩上がりでいるのだから、積立に関してはそうだろう。

    日銀短観の大企業製造業DIは24と前回比2ポイント悪化で着地。
    8四半期ぶりの悪化だがほぼ市場予想の範囲。
    想定為替レートは109円66銭。
    18年度の設備投資は2.3%。
    通過したということになる。

    ◇━━━ カタリスト ━━━◇

    スターティア(3393)・・・動兆。

    スターティアHDに注目する。
    同社はデジタルマーケッティングとITインフラ整備が中核。
    中小・中堅企業に複写機やサーバーを提供。
    電子書籍作成ソフト事業が拡大基調だ。
    Webプロモーションやネットワーク構築が堅調。
    業績は好調。
    4月1日付で持ち株会社体制に移行。


    (兜町カタリスト櫻井)


    今週は、政治情勢から経済統計に投資家の関心が移り、下値を固める展開となりそうだ。日経平均株価は2万1000台前半での値動きが想定される。
    米国市場と為替をにらみながらも底堅さを増す展開が予想される。名実ともに新年度相場入りとなり、海外投資家が買いに転じてくる可能性や国内機関投資家も3月末にかけて株式を売却する反動で、4月は買いに転じるとみられる。
    4月2日発表の日銀の全国企業短期経済観測調査(短観)が注目材料。
    新年度入り直後の発表となるため、市場関係者は「2018年度の収益計画や想定為替レートなどで今後の企業業績を占いたい」と関心を高めている。

    2日の東京株式市場は、堅調も上値が重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1300円-2万1600円を想定する。
    日経平均株価は前週末にかけて続伸し、一時2万1500円台を回復する場面もみられた。
    25日線(前週末3月30日時点で2万1512円)を視界に捉えるが、戻り待ちの売りが控え上値は重そう。
     
    取引開始前に公表される3月の日銀短観(全国企業短期経済観測調査)で、先行きの景況判断や事業計画の前提となっている想定為替レート(大企業・製造業)の水準次第では、相場の重しとなる可能性もありそう。
    また、中国は2日付けでアメリカ産の豚肉などに高い関税を課す対抗措置を実施すると発表。貿易摩擦の激化が警戒されるとみられ、時間外取引での米株価指数先物の動向に神経質な動きとなることも想定される。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の前半(前週末3月30日終値106円18−19銭)とやや円安に振れている。3月30日の大阪取引所ナイトセッションでは、30日の通常取引の終値比20円高の2万1460円だった。


     
    【好材料銘柄】 
    ■ミタチ産業 <3321>
    6-2月期(3Q累計)経常が2.7倍増益で着地・12-2月期も69%増益。
     
    ■ERIホールディングス <6083>
    6-2月期(3Q累計)経常が2.1倍増益で着地・12-2月期も3.8倍増益。
     
    ■伯東 <7433>
    今期経常を6%上方修正、配当も6円増額。
     
    ■アルテック <9972>
    12-2月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
     
    ■三精テクノロジーズ <6357>
    遊戯機械メーカー大手、オランダVekoma Ridesの全株式を取得し子会社化する。取得価額は166億円。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    2(月)
    3月調査日銀短観(8:50)
    3月軽自動車新車販売台数(14:00)
    3月新車販売台数(14:00)
    《決算発表》
    しまむら、地域新聞、クリエイトSDH、あさひ、メディカネット、WNIウェザー、日フイルコン、象印、オークワ
     
    【海外】
    米2月建設支出(23:00)
    米3月ISM製造業景況指数(23:00)
    イースターマンデー
    休場:英、香港


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■JT(2914)
    加熱式3本柱に 10月以降2製品投入
     
    ■ココカラF<3098>
    病院敷地内に薬局 ドラッグ店で先陣
     
    ■エナリス<6079>
    新電力の業務受託サービス開始へ
     
    ■ディスコ<6146>
    140億円で半導体用消耗品生産設備拡充へ
     
    ■ダイベア<6478>
    高精度ベアリング生産へ投資加速
     
    ■日立<6501>
    災害対策官民チームに参加
     
    ■JVCKW<6632>
    英国でドライブレコーダー販売本格化へ
     
    ■富士通<6702>
    理科教育向け動物解剖用VR教材開発
     
    ■高島屋(8233)
    10年ぶり高利益のもよう 前期営業4%増、訪日客消費が好調
     
    ■NTT<9432>
    系列が中小向けにネットワーク導入支援開始
     
    ■ナック<9788>
    戸建て住宅の設計代行サービス開始

     

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