【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
日経JASDAQ
38,085.80 -375.12 04/26
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,611.76 -100.99 04/26


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04月09日 マーケットコメント


    [概況]

    10日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.255円まで上昇し堅調となった。
    本日、ボアオ・アジアフォーラムで中国の習近平国家主席の演説が行われた。
    同演説で米中貿易問題について対話的な姿勢を示したことなどを受け、米中貿易戦争への警戒感が緩み、米ドル円は堅調に推移した。

    現在、欧州時間に入り、米ドル円は107.050円付近を推移しており、やや上値は一服感が出てきている。
    この後、3月米生産者物価指数 (予想:前月比0.1% 前回:前月比0.2%)など米経済指標の発表が予定されている。

    テクニカル的には米ドル円は一目均衡表先行スパン1(雲の下限)107.181円付近では上値の抵抗帯となりそうか。
    一方、下限付近では一目均衡表転換線(106.575円)などが控えている。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    日経平均株価は前営業日比116円06銭高の2万1794円32銭で引けた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:32 容量:12.8M

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    中国の習近平国家主席が10日の演説で「自動車などの輸入関税を引き下げる」と述べたとの内容が伝わると、投資家心理が改善。自動車や電機株などを中心に買いが活発となった。

    外資の過半出資を容認するなど市場開放を一段と進める方針を示し、トヨタなどの自動車株が上昇。ファナックやコマツなどの機械、建機株の買いも活発となり、日経平均を押し上げ3月15日以来の高値を付けた。前引け間際には2万1933円99銭(前日比255円73銭高)まで値を上げた。

    取引開始直後は日経平均が100円超下げる場面もあった。シリア情勢をめぐる地政学的リスクが意識されたほか、米連邦捜査局がトランプ米大統領の顧問弁護士の事務所などを捜査したとの報道を受けて、前日の米株式相場が伸び悩んだ。さらに外国為替市場で円高・ドル安が進んだため、日本株で売りが先行した。

    JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前週末比61ポイント高の1万5332.88だった。
    東証株価指数(TOPIX)も続伸し、6.06ポイント高の1731.94で終えた。

    東証1部の出来高は2兆7034億円。売買高は14億6866万株。騰落銘柄数は値上がり1129、値下がりは873、変わらずは80銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉄鋼、機械、石油・石炭製品などが上昇。医薬品、サービス業などは下落した。
     
    個別では、習国家主席の発言を受け、日立建機など中国関連銘柄が上昇。トヨタ自動車が堅調、ソニー、ファナックも買われた。
    丸紅や伊藤忠などの商社株が高く、東京エレクトロン、安川電機も買われた。牧野フライス製作所、ペッパーフード、三井金属、コジマなども上昇した。

    半面、花王や資生堂などの内需関連として買われてきた株が下落。
    NTTドコモなど携帯3社が新サービスを始めると発表し、競合サービスを手がけるLINEが午後に一段安となった。
    任天堂が軟調、小野薬品工業が大幅安となった。ヨシムラ・フード、高島屋も売られた。

     東証2部株価指数は前日比9.38ポイント安の7091.41ポイントと反落した。
    値上がり銘柄数は226、値下がり銘柄数は200となった。
     
    個別では、日本食品化工、スーパーバッグ、バナーズなど19銘柄が年初来安値を更新した。ぷらっとホーム、ブルボンが売られた。
    半面、Jエンジンが船舶の環境規制に対応するシステムの初号機を納入と発表され、一時ストップ高となった。アルトナー、ダイナックなど11銘柄が年初来高値を更新し、グッドコムアセット、チャーム・ケア、アイスタディが買われた。

    日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比11円50銭安の3971円45銭だった。
    値上がり銘柄数は310、値下がり銘柄数は329となった。

    米中貿易摩擦への警戒感が和らぐなか、輸出株が多い東証1部銘柄など主力銘柄が上昇。相対的に新興株への関心が低下し、利益確定売りが優勢となった。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で665億円、売買高は1億1877万株だった。

    個別では、ヒビノ、メディカル一光、レイなど19銘柄が年初来安値を更新した。買取王国、カイノス、エンジャパンやユニバーサル、免疫生物研が下落した。

    半面、ITbookと経営統合すると発表されたサムシングホールディングスが連日のストップ高。「いきなり!ステーキ」のFC契約を締結したと発表したワンダーコーポレーションもストップ高となった。ソーバル、オンキヨー、メディアリンクスは一時ストップ高。日本プリメックス、仙波糖化工業、ランシステムなど21銘柄は年初来高値を更新した。スマートバリュー、細谷火工が買われた。

    東証マザーズ指数は反落した。終値は5.96ポイント安の1176.82で終えた。
    値上がり銘柄数は97、値下がり銘柄数は143となった。

    東証1部で小野薬が大幅安となり、バイオ・医薬品株が連れ安した影響もあった。

    個別では、ミクシィ、夢展望、ビープラッツなど8銘柄が年初来安値を更新した。そーせいやエムビーエス、フリークアウトが売られた。

    半面、直近IPO銘柄のブティックスがストップ高まで買われ、ソウルドアウトは一時ストップ高となった。
    クラウドワークス、ラクスなど10銘柄は年初来高値を更新し、フィルカンパニー、ソネット、メディアシークが買われた。

    本日、上場したヒューマンAは買い注文が集まり、取引が成立しなかった。公開価格1170円の2.3倍の2,691円の上限まで切り上がった。

    【後場寄り付き概況】

    10日午後寄り付きの日経平均株価は伸び悩んでいる。後場の寄り付きで前日比231円高い2万1909円を付けた後は、内需関連株の利益確定売りの動きに押されている。
     
    中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が10日の演説で、自動車などの輸入関税の引き下げに言及。中国国内市場を外資にさらに開放する方針を示したと伝わり、自動車株や商社株などを中心に買いが活発になっている。
    一方、このところ上げの勢いを強めていた花王や資生堂など内需関連株の一角には利益確定を目的とした売りが出ている。
     
    外国為替市場では、1ドル=107円10銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も午後は伸び悩んでいる。
     
    前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約148億円成立した。
     
    12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4047億円、売買高は8億3449万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1175と、前引けから183減った。値下がりは794銘柄、変わらずは113銘柄だった。
     
    個別では、ソニー、ファナック、SMCが上伸し、SUMCO、東エレク、キーエンスはしっかり。日立建機やコマツ、クボタが高い。一方、古河電が売られ、オリンパスは軟調。小野薬や高島屋が安い。
     
     
    インデックス買いが断続的に入っている。外需セクターへの上昇が目立っており、内需系からのリバランスも意識されやすい。
    後場も自律反発の流れが意識されやすい。ボトム圏からの強い動きにより、ショートカバーも誘う格好となりそうだ。また、グローベックスのNYダウ先物は300ドルを超える上昇をみせており、これも安心感につながりそうだ。日経平均の2万2000円回復が射程に入るだろう。

    10日午前の日経平均株価は続伸した。午前の終値は前日比234円80銭高の2万1913円06銭だった。取引時間中としては3月13日以来ほぼ1カ月ぶりに2万1900円台に上昇して午前の取引を終えた。
    東証株価指数(TOPIX)は14.90ポイント高の1740.78と、ともに上昇した。
     
    朝方売りが先行したが、その後買いが厚くなり大きくプラス圏に切り返した。
    前日の米国株市場で主要指数が高かったものの終盤失速する味の悪い引け方だったことに加え、為替市場で円高に振れたこともあって前半は上値が重かった。
     
    その後中国の習近平国家主席がきょうの演説で輸入関税の引き下げなどに言及したことが伝わり、自動車など輸出セクターを中心に急速に買い戻された。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2096億円、売買高は7億879万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1358と、全体の約65.2%を占めた。値下がりは639、変わらずは85銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)はその他製品、電気機器、輸送用機器などが上昇し、医薬品、繊維製品、倉庫・運輸関連業は下落した。
     
    個別では、習国家主席の演説を受け、丸紅など商社株が上昇。ファナックなどファクトリーオートメーション(FA)関連銘柄も高い。ソニーが物色人気となり、トヨタ自動車も高い。キーエンスも大きく上値を伸ばした。トーセイが値を飛ばし、ペッパーフードサービス、北の達人コーポレーションも人気を集めた。ジャパンベストレスキューシステム、アトラなどの上げ足も目立つ。
     
    半面、小野薬品工業が急落、マネックスグループも反落した。9日の取引終了後に2019年2月期の連結純利益が減益となる見通しを発表した高島屋が大幅安。楽天が軟調なほか、ヴィンクスも利食い優勢となった。
     
    東証2部株価指数は前日比21.51ポイント高の7122.30ポイントと続伸した。
    値上がり銘柄数は234、値下がり銘柄数は179となった。
     
    個別では、ジャパンエンジンコーポレーションが一時ストップ高と値を飛ばした。SYSKEN<、アルトナー、ダイナック、カワニシホールディングス、ジャパンミートなど10銘柄は年初来高値を更新。
    アップルインターナショナル、ファステップス、青山財産ネットワークス、グッドコムアセットが買われた。
     
    一方、日本食品化工、バナーズ、Oak キャピタル、スーパーバッグ、広栄化学工業など18銘柄が年初来安値を更新。ラピーヌ、ノダ、大興電子通信、ビート・ホールディングス・リミテッドが売られた。


     

    日経ジャスダック平均株価は3日続落した。前引けは前日比5円95銭安い3977円00銭。
    米中貿易摩擦などへの警戒感がくすぶり、運用リスクを抑制しようとするムードが強かった。東証1部銘柄などを比べて価格変動が大きい新興株を買い控える雰囲気につながった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で366億円、売買高は6351万株。
    値上がり銘柄数は302、値下がり銘柄数は292となった。
     
    個別では、岩塚製菓、ヒビノ、メディカル一光、レイ、シンバイオ製薬など17銘柄が年初来安値を更新。買取王国、幸和製作所、日本フォームサービス、ナビタス、フェスタリアホールディングスが売られた。
     
    一方、ソーバル、メディアリンクスが一時ストップ高と値を飛ばした。夢テクノロジー、日本マクドナルドホールディングス、日本プリメックス、仙波糖化工業など19銘柄は年初来高値を更新。オンキヨー、ドーン、デュアルタップ、グリムス、ODKソリューションズが買われた。

     


     東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比0.35ポイント高の1183.13。
    中国の習近平国家主席の貿易自由化を支持する発言を材料に、日経平均に買い戻しが進んだ。マザーズ市場もショートカバーを誘う格好となった。
    値上がり銘柄数は103、値下がり銘柄数は121となった。
     
    東証マザーズ市場に10日上場のヒューマンAは買い注文が集まり、午前は取引が成立しなかった。気配値は公募・売り出し価格(公開価格、1170円)を7割上回る1996円まで切り上がった。
     
    個別では、一部証券会社が新規に調査を開始したソウルドアウトが一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、パルマ、ラクス、メディアシーク、トレンダーズなど8銘柄は年初来高値を更新。ブティックス、カナミックネットワーク、ソネット・メディア・ネットワークス、総医研ホールディングス、アジャイルメディア・ネットワークが買われた。
     
    一方、ミクシィ、夢展望、ユナイテッド&コレクティブ、UMNファーマ、グレイステクノロジーが年初来安値を更新。エムビーエス、ゼネラル・オイスター、RPAホールディングス、和心が売られた。
     
     

    [概況]

    欧州市場序盤に当日高値107.220円まで上昇したドルだったが、其の後は売られて値下がりする一方、ユーロは対ドルでの上昇から対円でも買われ、NY株式市場が反発して始まる中を序盤に当日高値132.005円まで上昇した。
     
    NY市場に入りドルは107円を割れたが、株式市場が大幅反発して始まり、株価が序盤以降も上値を伸ばすとドルも再度107円に乗せる上昇となった。
     
    しかし戻りを売られて再び107円を割れ、株価が上げ幅を縮小するとドル売りも進んで引け間際に当日安値106.600円まで値下がりし、最後は前週末比-11.5銭の106.770円で引けた。
     
    一方対ドルでの上昇にユーロ(+22銭)やポンド(+24銭)、豪ドル(+15.5銭)、カナダドル(+39銭)、NZドル(+23銭)などは小幅高で引けた。株式・為替両市場とも貿易摩擦に対する警戒感に上値を抑えられており、ドルはしばらく揉み合いが続きそうだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【寄り付き概況】

    10日の東京株式市場は売り先行、日経平均株価は前日比78円59銭安の2万1599円67銭で寄り付いた。
    前日の米国株市場ではNYダウが反発したものの終盤急速に伸び悩み、前々日の570ドル強の下げを取り戻すには遠く及ばない小幅上昇にとどまった。米中貿易摩擦への懸念がくすぶるほか、FBIがトランプ米大統領の顧問弁護士の事務所などを捜査したとの報道が買い方の気勢を削いでいる。東京株式市場でもこの流れを引き継ぐ格好となっている。
     
    また、外国為替市場では1ドル=106円台後半の推移と円高方向に振れており、これが輸出セクターを中心に上値を押さえる要因となっている。
    一方、ここにきて内需株には好調なものが多く、全体相場を下支えする可能性もあり、下げ一巡後の動きが注目される。
     
     寄り付き時点で業種別では33業種中、値上がりはガラス土石、ゴム製品、その他製品の3業種。値下がりで目立つのは保険、食料品、石油、空運、銀行など。
     
    個別では、ファナック、安川電、SMC、三菱UFJが売られ、三井住友、ファーストリテも安く、7&iHD、イオンが下げ、高島屋は急落している。資生堂、花王も売りに押されている。
    半面、任天堂の買いが厚く、ソフトバンクGは小幅高。キーエンス、トヨタ、ブリヂストン、ソニーは高く、日本電産、コーセー、ファンケルが値上がりし、ポーラオルHDは大幅高となっている。
     
     225先物は、メリル・ソジェン・ドイツ・パリバ・クレディ・アムロが買い越し。
    SBI・UBS・JP・バークレイズ・みずほ・日興・モルスタが売り越し。
    TOPIX先物は日興・シティ・クレディ・野村・GSが買い越し。
    みずほ・ソジェン・三菱・JPが売り越し。
     
     テクニカル的には、ホクト(1379)、日揮(1963)、L&M(2170)、アサヒ(2502)、ソースネク(4344)、ツムラ(4540)、中国塗(4617)、平河ヒュー(5821)、文化シャタ(5930)、コジマ(7513)、東邦銀(8386)、アコム(8572)、三井不(8801)、住友不(8830)、北陸電(9505)、ダイセキ(9793)が動兆。
     

    週明けのNY株式市場は反発。
    NYダウは46ドル高の23979ドル。
    一時400ドル超上昇した場面もあったが引けにかけて伸び悩み。
    背景はニューヨーク・タイムズの報道。
    「FBIが9日にトランプ大統領の顧問弁護士の事務所を捜査した」と報じたことから売り優勢。
    尻すぼみとなった。
    「前週末に500ドル以上も下げたのが行き過ぎ。
    雇用統計や米中貿易摩擦への過剰反応からの巻き戻し」という解釈も聞かれた。
    中国が米国への対抗措置として人民元の切り下げを検討しているとの報道も懸念。
    結局、自律反発したものの懸念材料を打ち消す材料は登場しなかった格好だ。
    個別ではがん治療薬関連のメルク、アップル、インテル、GSなどが上昇。
    ホーム・デポやギャップが下落。
    債券市場はもみ合いで10年国債利回りは2.784%。
    シリア情勢の悪化から原油先物価格は上昇。
    ドル円は106円台後半での推移。
    「中国の習近平国家主席の演説を10日に控え米国に対する発言を見極めたいとの雰囲気」との見方だ。
     
     
    月曜の日経平均は後場に雰囲気が変わって上昇加速。
    NYの大幅安にもかかわらずプラスをキープした前場からの流れが良かったのだろう。
    110円高と3ケタ上昇となった。
    「個別はともかく指数は下げづらく上げやすい局面に入っている印象」という声が聞こえる。
    2月2日以来下向いていた25日線(21406円)は200日線(21376円)に接近。
    下回ってデッドクロス寸前にようやく上向いた。
    約2ヶ月ぶりの上向きとなることは好感されよう。
    上限が21159円の勝手雲は4月17日に白くねじている。
    高値は170円高の21737円だったがボリンジャーのプラス1σ(21720円)で跳ね返された格好。
    「新高値銘柄108に対し新安値銘柄111。売られる銘柄が多い」という指摘もある。
    内閣府が発表した3月の景気ウオッチャー調査。
    街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整済み)は48.9。
    前月比0.3ポイント上昇。
    上昇は4カ月ぶりだ。
    25日線からは1.3%のプラスかい離。
    200日線からは1.4%のプラスかい離。
    騰落レシオ¥は104.08%と3ケタ。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.627%。
    買い方▲9.273%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲18.31%。
    2017年6月22日の▲19.47%に近づいており新興市場の売り方は苦しそう。
    買い方は▲12.08%だ。
    空売り比率は40.4%と2日連続の40%超。
    日経平均採用銘柄 のEPSは1700.26円。
    2月期企業の決算発表が奏功したのか3月13日の1705.60円に迫ってきた。
    PERは12.75倍だ。
    シカゴ225先物終値は大証日中比135円安の21595円。
    高値は21800円まであったからNYの引け際の失速は残念。
    その後GLOBEXは21625円での取引からスタート。
    気学では昨日は「前週末の足取りに逆行」でその通りの値動きだった。
    今日は「変化を起こす重要日。後場の波動を注視せよ」。
    今年7勝6敗の火曜日。
    3月27日が551円高。
    2月6日が1071円安。
    1月23日の高値は24129円で今年のザラバ高値だった。
    このところ9日連続のクジラ幕。
    連続陽線でクジラ幕脱却に期待したいところだ。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■旭化成<3407>
    韓国で樹脂・繊維原料のANを増産
     
    ■テックファーム<3625>
    AI使って果物の品質判別する技術開発
     
    ■コマツ<6301>
    大阪工場で熱処理工程の新棟稼働へ
     
    ■大崎電<6644>
    小売り店向け顧客分析支援サービス開始
     
    ■パナソニック<6752>
    車関連制御システムのアザパと提携
     
    ■キヤノン<7751>
    監視カメラで待ち時間推定するソフト開発
     
    ■東エレク<8035>
    半導体製造装置の生産能力拡大
     
    ■KDDI<9433>
    QR決済サービス参入へ

     

    10日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジ:2万1500円-2万1800円を想定する
     
    米国株は主要3指数がそろって上昇した。ただ、ダウ平均は一時440ドル上昇したところから、引けでは46ドル高と上げ幅を縮小している。取引終盤にかけては、FBIがトランプ大統領の個人弁護士の事務所を捜査したとのニュースも流れており、引け味は良くない。
    手掛かり材料難のなか、為替動向や米株価指数先物の時間外取引での動きなどに神経質な反応をみせる場面も想定される。
    2万1500円はサポートとなるだろう、下値は固いと考える。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の半ば(9日終値107円09-10銭)と円高に振れる対ドルでの円高進行を警戒するムードが強まり、輸出関連銘柄を中心に軟調な展開となりそうだ。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比135円安の2万1595円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
    ■タカラバイオ <4974>
    大塚製薬と「NY-ESO-1・siTCRおよびCD19・CAR遺伝子治療薬」に関する共同開発・独占販売契約結んだ。
    これにより大塚製薬から契約一時金とマイルストーン達成金、合計で最大約63億円を受領する。
     
    ■ドーン <2303>
    6-2月期(3Q累計)経常が63%増益で着地・12-2月期も2倍増益。
     
    ■ワンダーコーポレーション <3344>
    ペッパーフードサービス <3053>と「いきなり!ステーキ」のフランチャイズ契約を結んだ。
    同社店舗の敷地内に、いきなり!ステーキを出店し集客効果、相乗効果を狙う。
     
    ■KeyHolder <4712>
    BIGFACEが運営するテレビ制作事業を譲り受けることで基本合意。
    また、ライブ・イベントスペースの開設および運営事業を行う子会社KeyStudioを新設。
     
    ■ナノキャリア <4571>
    ノーリツ鋼機 <7744>、ジーンテクノサイエンス <4584> [東証M]と、3社の間で事業化ノウハウを組み合わせたバイオ事業の創出を目的に資本業務提携。
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    10(火)
    工作機械受注(15:00)
    《決算発表》
    Jフロント、ABCマート、スギHD、ファーストコポ、コシダカHD、Fastep、アイケイ、パルGHD、サーラ、ピックルス、ビックカメラ、パイプドH、久光薬、デザインワン、OSG、ローツェ、竹内製作、中北製、エコス、シグマ光機、トランザクショ、ノダ
     
    【海外】
    米3月生産者物価指数(21:30)
    米3年国債入札
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    9日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前週末比46ドル34セント高の2万3979ドル10セントで終えた。
     
    米中貿易摩擦問題について、ムニューシン財務長官やクドロー国家経済会議委員長が、交渉による解決を支持していることから、警戒感が和らぎ買いが先行した。原油高も好感されたが、今週から始まる1-3月期決算を控えて、企業業績動向を見極めたいとの思惑から上げ幅を縮小する展開となった。
     
    ダウ平均は午後に400ドル超上げる場面があった。主力のがん治療薬の臨床試験で好結果が得られたと発表し、製薬のメルクが急伸。アップルやインテルなどのハイテク株やゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなど銀行株が買われ相場を押し上げた。
     
    前週末6日は貿易摩擦への懸念に加え、3月の雇用統計で非農業部門の雇用者数の増加が市場予想を下回ったことが株売りを誘っていた。ただ市場では「いずれも過剰反応で、短期筋を中心に買い戻しが入った」との声があった。
     
    ただ、ダウ平均は取引終盤にかけて伸び悩んだ。10日に中国の習近平国家主席が中国で講演する予定で、対米関係への発言を見極めたいとの雰囲気があった。
    10〜11日に利用者情報の不正流出について、フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が議会で証言する。11日には3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えるとあって、米株の上値を積極的に追う動きは限られた。
     
    ナスダック総合株価指数は反発し、前週末比35.233ポイント高い6950.344で終えた。
     
    セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや小売が下落した。
     
    個別では、種子大手モンサントが急伸した。米当局が独バイエルによる買収を承認すると伝わり、買い材料視された。バイオ製薬のアッヴィは関節リウマチ治療薬の試験で好結果が出たと明らかにし、買いが優勢だった。
     
    一方で、ホームセンターのホーム・デポやロウズが下落。スポーツ衣料のアンダーアーマーやカジュアル衣料のギャップ、百貨店のメーシーズなど小売株の下げが目立った。通信のベライゾン・コミュニケーションズやAT&Tも売り優勢で終えた
     
     
    VIX指数は21.77と上昇(前営業日21.49)。米株式市場は、オープン時は主要3指数とも反発して始まり、ダウ平均が一時400ドルを超えて上昇したことを受けて、VIX指数も20.34まで低下した。
    しかし、NYクローズが近づくと、米露関係の悪化や、FBIが米大統領の顧問弁護士を強制捜査とのNYタイムズ紙の報道が伝わると、株価は上げ幅を大幅に縮小し、VIX指数は前日比を上回って引けた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    23,979.10+46.34
    S&P500種
    2,613.16+8.69
    ナスダック
    6,950.344+35.233
     
    米10年債利回り(%)
    2.7826 +0.008
    米2年債利回り(%)
    2.2824 +0.008
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,340.10+4.00   
    NY原油(ドル/バレル)
    63.31−0.11
    円・ドル
    106.74 - 106.75−0.35
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は反発した。
    6月物は前週末比170円高の2万1595円で引け、同日の大取終値を135円下回った。米中貿易摩擦への警戒感の薄れから米株とともに買いが先行した。
    シカゴ時間の昼前には一時2万1800円まで上げた。その後は米株とともに売りに押され、伸び悩んだ。この日の安値は2万1420円。
     

    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    21595 ( -135 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    21625 ( -105 )
    ( )は大阪取引所終値比
     

    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7194.75(+11.11)
    FTSE100種総合株価指数は小反発。前週末6日の終値に比べ11.11ポイント高の7194.75で引けた。
    米中貿易摩擦や米政権によるロシア制裁を巡る警戒感がくすぶる中、積極的な売り買いを手控える向きも多かったようで取引は低調だった。金融株を中心に買われ、構成銘柄の7割近くが上昇した。
    上げ幅は小幅ながら、金融株では銀行株と資産運用株は全面高となり、保険株も買いが先行した。
     
    航空機エンジンのロールス・ロイスは、ドイツの部品子会社を米国の同業他社に売却することで合意したと伝わり、上昇した。
    ネクストなど小売り関連株が買い戻される中、衣料小売りと食品事業のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズが高くなり、指数の上げを主導した。
     
    半面、エブラズは14%安と大幅に下落して引けた。一時20%近く下げる場面もあった。6日に米トランプ政権がロシアに対して追加の経済制裁を実施したことをきっかけにロシア関連株に売りが広がっているという。9日のロシア株は11%下落した。他の鉱業株にも売りが波及し、軒並み下落。なかでも、資源商社のグレンコアやフレスニージョなどが安かった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12261.75(+20.48)
    ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前週末6日と比べて20.48ポイント高の12261.75だった。
    ドイツ取引所が高くなった。午後に下げ幅をやや縮小したものの、最高経営責任者(CEO)交代を発表したドイツ銀行も上昇。
    一方、素材メーカーのコベストロが安かったほか、自動車株が売られた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5263.39(+5.15)


     



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