【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
日経JASDAQ
37,775.38 +22.07 04/19
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,601.50 -81.87 04/19


04月02日 マーケットコメント

04月03日 マーケットコメント

04月04日 マーケットコメント

04月05日 マーケットコメント

04月06日 マーケットコメント

04月07日 マーケットコメント

04月09日 マーケットコメント

04月10日 マーケットコメント

04月11日 マーケットコメント

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04月16日 マーケットコメント

04月17日 マーケットコメント


    [概況]

    18日午後の外国為替市場は、軒並み円安の推移となっている。

    米ドル円はじりじりと上昇し一時107.400円まで、他方、クロス円通貨ペアではユーロ円が一時132.915円まで、それぞれ本営業日の高値を更新している。

    この値動きについて一部の市場関係者からは、このあと日米首脳会談を控えており、終了後に両首脳の共同会見が行われる。

    市場では、そのことを好感しているとみられ、リスク選好の相場展開となったことが相場を下支えしているという。

    首脳会談は、日本時間19日午前6時半に始まる予定となっており、北朝鮮問題など政治関連の話題とともに日米通商問題について話し合われるものと見られる。

    北朝鮮に関してはポンペオ時期国務長官が金正恩委員長と会談していたことが米紙に報じられており、両国の緊張緩和への期待感が高まった経緯がある。

    また、拉致問題について米朝会談で言及されるとの報道もあるなど、目が話せない内容となっている。

    テクニカル分析を通して米ドル円を見てみると、一目均衡表での雲入りが確認されており上値の重さが伺える。

    そのようななかで、106.893円付近に控える先行スパン1に下支えされれば、底堅さが継続しそうか。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    18日の日経平均株価は前日比310円61銭高の2万2158円20銭と大幅に4営業日続伸。
     
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    2月28日以来ほぼ1カ月半ぶりに2万2000円台を回復した。日米首脳会談に対する過度な警戒感が和らぎ、幅広い銘柄が買い戻された。
     
    朝方は、米主要企業の好決算などを背景にした17日の米国株高を受け、買い優勢で始まった。日米首脳会談でトランプ米大統領から目立った要求が伝わらず、同大統領が次期国務長官に指名したマイク・ポンペオCIA(中央情報局)長官が、今月北朝鮮を極秘訪問し金正恩氏と会談したと伝えられ、北朝鮮情勢が安定化するとの期待も投資家心理を後押しした。
     
    指数は対ドルでの円弱含みも支えとなり、株価指数先物買いを交えて上げ幅を拡大し、後場終盤には一時2万2194円11銭(前日比346円52銭高)まで上昇する場面があった。
     
    JPX日経インデックス400は反発し、前日比171.07ポイント高の1万5485.76で終えた。東証株価指数(TOPIX)も反発。終値は19.69ポイント高の1749.67だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆5467億円、売買高は14億5861万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1733と、全体の8割強を占めた。値下がりは286、変わらずは63銘柄だった。
     
     
    個別では、建設事業の利益率向上などで18年3月期の業績予想を上方修正した戸田建設が大幅高で4日続伸。通信業向けなどの受注好調で18年3月期業績予想を上方修正したMinoriソリューションズも6日ぶりに大幅反発した。
    このほかに、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、ファナック、TDKなど日経平均株価への寄与度の高い銘柄は堅調。後場に入って日本郵船、商船三井など海運株が一段高となった。また、TOKYO BASE、KLab、ライオン、グリー、北の達人コーポレーションも買われた。
     
    半面、“中古マンションでも不正融資”と報じられたスルガ銀行は後場に入って下落幅を拡大。証券会社がアナリストリポートで、目標株価を引き下げたディップが後場一段安となった。このほかに、ルネサスエレクトロニクス、ブイ・テクノロジー、小野薬品工業は軟調推移となった。マネックスGや東エレクが下落した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比54.11ポイント高の6987.68ポイントと3日ぶり反発した。
    出来高1億1911万株。値上がり銘柄数は338、値下がり銘柄数は105となった。
     
    個別では、フュートレックがストップ高。マーチャント・バンカーズは一時ストップ高と値を飛ばした。クレアホールディングス、魚喜、東海汽船は年初来高値を更新。ファステップス、川崎近海汽船、クリヤマホールディングス、テクノスマート、杉村倉庫は値上がり率上位に買われた。
     
    一方、技研ホールディングス、北陸電話工事、ボーソー油脂、ランドコンピュータ、スーパーバッグなど20銘柄が年初来安値を更新。アライドテレシスホールディングス、アイケイ、要興業、D.A.コンソーシアムホールディングス、カンロが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比36円41銭高い3918円55銭となった。
    北朝鮮などを巡る地政学的リスクの後退や17日の米株式相場の上昇を受けて投資家心理が改善し、新興市場にも資金が流入した。もっとも売買は低調で、好材料の出た銘柄への個別物色や、直近大きく下落していた銘柄への見直し買いの動きが目立った。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で502億円、売買高は8932万株だった。売買代金は今年最低となった。値上がり銘柄数は481、値下がり銘柄数は164となった。
     
    個別では、ネクスグループ、小田原機器がストップ高。アイ・ピー・エスは一時ストップ高と値を飛ばした。日本プリメックス、佐藤食品工業、銚子丸、プロパスト、ヒロセ通商など11銘柄は年初来高値を更新。幸和製作所、大村紙業、シーズメン、トレイダーズホールディングス、クロスフォーが買われた。
     
    一方、アジアゲートホールディングス、ナカボーテック、シダー、ACKグループ、ホリイフードサービスなど19銘柄が年初来安値を更新。伊豆シャボテンリゾート、ルーデン・ホールディングス、フジプレアム、サカイホールディングス、日本フォームサービスが売られた。
     
     


    東証マザーズ指数は前日比21.68ポイント高の1135.87ポイントと3日ぶり反発。
    マザーズ指数が反発。ファンドの解約売り観測から需給が悪化し、前日に年初来安値を更新していたが、東証1部市場が全面高となったことで地合いが好転した。
    朝方は売り買い交錯気味だったが、徐々に買い姿勢が強まった。日経平均株価が大幅高になる中で新興企業市場にも資金が流れた。
    市場関係者からは「マザーズで不動産関連株に買いが目立った以外は物色に特徴がなく、個別材料を受けた売り買いが中心だった」との見方が出ていた。
     
    値上がり銘柄数は188、値下がり銘柄数は52となった。
     
    個別では、パルマ、グローバルウェイがストップ高。グランディーズは一時ストップ高と値を飛ばした。AMBITION、ユーザベース、シンメンテホールディングス、エリアリンクなど7銘柄は年初来高値を更新。フィル・カンパニー、メディアフラッグ、ビープラッツ、PKSHA Technology、ソウルドアウトが買われた。
     
     一方、トライステージ、アセンテック、フィンテック グローバルが年初来安値を更新。ユナイテッド、バリューデザイン、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、ジェイテックコーポレーション、ライフネット生命保険が売られた。

     

    【寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比283円97銭高の2万2131円56銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、16.82ポイント高の1746.80で始まった。
     
    前日の米国株高や為替の落ち着きを背景に値を上げた前場の地合いを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調に推移している。
    外国為替市場では、1ドル=107円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な推移となっている。
     
    個別では、ファーストリテが買われ、ソフトバンクG、NTTは堅調。ソニー、ファナック、トヨタ、日産自、郵船、商船三井が値を上げ、戸田建、大成建は大幅高となっている。
    半面、任天堂は弱含み、マネックスGは小反落。三菱UFJ、三井住友は売られ、東エレク、ルネサスが軟化。武田が小安く、スルガ銀は年初来安値。
     
    日経平均は前場半ば辺りからは2万2100円処でのこう着が続いている。
    このところは後場に入ると中小型株の弱さが目立っており、マザーズ銘柄などの底堅さを見極めたいところである。
     
    一目均衡表では雲下限を突破し、遅行スパンは上方シグナルを発生させている。
    225先物においては2万2260円辺りに雲上限が位置しており、これを捉えてくるようだと、テクニカル的にはトレンドが強まりやすいタイミングとなる。
     
    ランチバスケットは16件、285.64億円、20億買い越し



    前場の日経平均株価は282円高の22130円。
    今年2度目の4日続伸となった。
    次の目標を見てみると・・・。

    21968円(3月13日高値)。
    ココは通過。
    22162円(ボリンジャーのプラス2σ水準)
    22247円(75日線)
    22389円(2月27日終値)
    22509円(2月27日高値)

    2018年曜日別星取表

    月曜 8勝5敗
    火曜 9勝6敗
    水曜 3勝10敗
    木曜 9勝6敗
    金曜 7勝8敗

    2017年
          ↓
    月曜 26勝20敗
    火曜  20勝31敗
    水曜  31勝20敗
    木曜  25勝25敗
    金曜  27勝22敗

    2016年
       ↓
    月曜 26勝21敗
    火曜 28勝23敗
    水曜 23勝27敗
    木曜 25勝22敗
    金曜 26勝24敗

    昨日発表された2019卒業予定の国内の学生対象にした就職希望企業ランキング。
    航空会社や総合商社が上位にいるところを見ると、内向き志向が減ってきたのだろうか。
    あるいは少子高齢化で縮小する日本経済を支えるのは海外という志向になったのだろうか。
    1位(昨年4位)日本航空
    2位(同7位)伊藤忠、3位(同3位)全日空、4位(同2位)三菱UFJ銀
    5位(同12位)トヨタ、6位(同9位)三菱商事。
    「ブランド力」、「グローバル展開」に加えて「仕事が面白そう」がキーワード。
    学生就職人気企業の30年後というのは結構かけ離れた現実になっていたのも歴史。
    かつての花形の東京海上なんて名前は今出てこない。
    北炭とか東レという時代もあったが・・・。

    「噂の域を出ないのですが・・・」と市場関係者三。
    約500億円規模で運用していた私募ファンドが、一旦利益確定して分配するといった話が。
    それで最近のマザーズなど新興市場に人気株が売られていたのではないかと・・・
    確かに昨日は、「気持ち悪い」売られ方をする銘柄が多かったところも。
    ただ、ファンドが解散とかする噂が入ってくるのは、ほぼ終了間際か、終わってからといったことも多く・・・。

    財務省が発表した3月貿易統計速報。
    貿易収支が7973億円の黒字だった。
    輸出は米国向けハイブリッド車や中国向け液晶製造装置が増え前年比16カ月連続で増加。
    一方、輸入は中国からの衣類等が減り15カ月ぶりに減少。
    貿易収支は2カ月連続の黒字。
    市場予測中央値は4983億円の黒字だった。
    3月の輸出は前年比2.1%増の7兆3819億円で16カ月連続の増加。
    米国向けが同0.2%増、中国向けが同10.8%増。
    増加品目は自動車(同5.4%増)、半導体等製造装置(同16.8%増)、
    金属加工機械(同32.2%増)など。
    米国向けハイブリッド自動車、医薬品、原動機。
    EU向け掘削機、ドイツ向け旋盤、中国向けマシニン グセンタなどが増えた。
    3月の輸入は前年比0.6%減の6兆5845億円。減少は15カ月ぶり。
    品目は衣類・同付属品(同20.1%減)、石炭(同12.2%減)、
    魚介類(同12.6%減)など。
    米国産の医薬品や原油、中国産の衣類や刃物、携帯電話機、イカなどが減少した。
    2017年度の貿易収支は2兆4559億円の黒字。
    輸出額は前年比10.8%増加し79兆2219億円。
    年度ベースで1979年度以来過去2番目の水準だった。
    輸入は同13.6%増の76兆7660億円で過去3番目の水準。
    輸出の増加要因は、米国向け自動車、韓国向け半導体製造装置、台湾向け鉄鋼半製品など。
    輸入の増加要因は、中東原油、豪州産液化天然ガスなど。


    (櫻井)。


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比35円18銭高い3917円32銭だった。地政学リスクの後退や17日の米株高などを受け、新興市場でも投資家が運用リスクを取る動きを強めた。もっとも、時価総額上位の銘柄には上値の重さも目立ち、好材料が出た銘柄への個別物色の様相が強い。
     
    市場では個人投資家の動向について、東証1部に上場するマネックスGが連日大商いとなっていることから「1部に値動きの軽い銘柄がある時は新興市場に資金が流入しづらい」との声も聞かれた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で306億円、売買高は5845万株。値上がり銘柄数は462、値下がり銘柄数は159となった。
     
    個別では、ネクスグループ、小田原機器がストップ高。アイ・ピー・エスは一時ストップ高と値を飛ばした。日本プリメックス、銚子丸、プロパスト、ヒロセ通商、サンデーなど10銘柄は年初来高値を更新。
    シーズメン、幸和製作所、アズ企画設計、トレイダーズホールディングス、日本色材工業研究所が買われた。
     
    一方、アジアゲートホールディングス、ナカボーテック、ホリイフードサービス、エスエルディー、大阪油化工業など17銘柄が年初来安値を更新。ルーデン・ホールディングス、フジプレアム、伊豆シャボテンリゾート、イメージ情報開発が売られた。
     

    日経平均株価は前日比282円66銭高の2万2130円25銭と上伸し、2月28日以来ほぼ1カ月半ぶりの高値となり、東証株価指数(TOPIX)は16.74ポイント高の1746.72と反発した。
     
    朝方は、米主要企業の好決算などを背景に17日の米国株式が上昇した流れを受け、買い優勢で始まった。円弱含みも支えとなり、株価指数先物にまとまった買い物が断続的に入り、一時2万2136円21銭(前日比288円62銭高)まで上昇し、前引けにかけて高値水準で推移した。
    トランプ米大統領が次期国務長官に指名したマイク・ポンペオCIA(中央情報局)長官が、今月北朝鮮を極秘訪問し金正恩氏と会談したと伝えられ、北朝鮮情勢が安定化するとの期待も投資家心理を後押しした。
     
    市場関係者が注目している日米首脳会談は、「初日は穏やかな雰囲気だった。通商政策が主に議論されるとみられる2日目に対する警戒感も若干和らいでいる」との見方が広がり、先走り的な買いが日経平均を後押しした。
     
    東証1部の出来高は7億7718万株、売買代金は1兆3220億円。騰落銘柄数は値上がり1660銘柄、値下がり335銘柄、変わらず85銘柄。
     

    個別では、ファストリやソフトバンクが上昇。前期が18年ぶりに営業最高益となったと発表した戸田建の値上がりが目立った。通信業向けなどの受注好調で18年3月期業績予想を上方修正したMinoriソリューションズも6日ぶりに大幅反発している。東電HDやファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、ファナックも上げた。このほかに、インターアクション、TOKYO BASE、KLab、ライオン、日本製鋼所も買われている。
     
    一方、任天堂が下落。東エレクやニコンが売りに押され、“中古マンションでも不正融資”と報じられたスルガ銀行が大きく下げた。このところ急上昇をみせていたマネックスグループは6日ぶりに小幅反落。このほかに、ディップ、ルネサスエレクトロニクス、ブイ・テクノロジー、小野薬品工業は軟調な推移となっている。
     
     
    東証2部株価指数は前日比50.97ポイント高の6984.54ポイントと3日ぶり反発した。
    値上がり銘柄数は318、値下がり銘柄数は101となった。
     
    個別ではフュートレックがストップ高。クレアホールディングス、魚喜、東海汽船は年初来高値を更新。マーチャント・バンカーズ、川崎近海汽船、ファステップス、クリヤマホールディングスが買われた。
     
    一方、技研ホールディングス、北陸電話工事、ボーソー油脂、ランドコンピュータ、西菱電機など17銘柄が年初来安値を更新。アライドテレシスホールディングス、アイケイ、D.A.コンソーシアムホールディングス、アクロディア、Casaが売られた。

     


    東証マザーズ指数は前日比23.02ポイント高の1137.21ポイントと3日ぶり反発。
    17日の米株式相場が上昇。投資家心理が改善し、マザーズ市場にも買いが波及した。米朝首脳会談に向けた調整が進んでいると伝わり、北朝鮮リスクへの警戒感が和らいだことも買いに拍車を掛けた。指数は前日に年初来安値を付けており、時価総額首位で携帯ゲームのミクシィにも割安感に着目した買いが入った。

    値上がり銘柄数は189、値下がり銘柄数は51となった。
     
    個別では、グローバルウェイがストップ高。グランディーズ、エリアリンクなど3銘柄は年初来高値を更新。メディアフラッグ、ティーケーピー、グレイステクノロジー、すららネットが買われた。
     
    一方、トライステージ、アセンテック、フィンテック グローバルが年初来安値を更新。ライフネット生命保険、ラクス、ユナイテッド、バリューデザイン、富士山マガジンサービスが売られた。


     

    【寄り付き概況】

    18日午前の日経平均株価は、前営業日比81円42銭高の2万1929円01銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、3.76ポイント高の1733.74で始まった。
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに堅調な値動き。
     
    前日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅続伸したことを受けて買い優勢となっている。
    午前9時現在の東京外国為替市場では、1ドル=107円近辺での推移。
     
    日経平均株価は、午前9時13分に前日比157円26銭高の2万2204円85銭と、2万2000円台を回復した。取引時間中としては2月28日以来。
     
    17日のNYダウ、ナスダック総合指数ともに続伸した。シリアへの空爆を通過し同地域の地政学リスクが後退。1-3月期決算で好調な業績を示したユナイテッドヘルスが買われたほか、ボーイングなども堅調だった。3月住宅着工件数が市場予想平均を上回ったことも支援材料となった。
     
    午前8時50分に発表された3月貿易収支は7973億円の黒字となり、市場予想の4992億円の黒字を上回ったが、直後の為替市場での反応はほとんどみられなかった。
     
    寄り付き時点で業種別では、値上がり上位に電気・ガス、不動産、建設、石油石炭、サービス、情報・通信など。値下がりで目立つのは銀行、保険、証券商品先物、ゴム製品、輸送用機器、陸運などとなっている。
     
    個別では、ソフトバンクG、KDDIが高く、ファーストリテは買い優勢。トヨタ、日産自が値を上げ、ソニー、SUMCO、ファナック、キーエンス、日本郵政、戸田建、大成建、大林組は上伸し、三井不、菱地所も堅調。キリンHDが上げ幅を広げ、小野薬は小反発している。
    半面、任天堂が安く、キヤノンは軟調で、東エレクがさえない。三菱UFJ、三井住友は値を下げ、マネックスGは前日終値近辺でもみ合い。
     
     
    225先物は、アムロ・クレディ・ソジェン・日興・シティが買い越し。
    野村・メリル・バークレイズ・モルスタ・パリバ・SBIが売り越し。
    TOPIX先物はクレディ・モルスタ・ソジェン・GS・JP・パリバが買い越し。
    アムロ・みずほ・ドイツ・メリル・日興が売り越し。
     
    外資系等は、コスモス薬(3349)、ケーズ(8282)、カナモト(9678)、荏原(6361)に注目。
     
    テクニカル的には、ぐるなび(2440)、キリン堂(3194)、プレサンス(3254)、大日住薬(4506)、マンダム(4917)、ベル24(6183)、千代建(6366)、日産車体(7222)、メディパル(7459)、象印(7965)、東邦HD(8129)、東セン(8439)、テレ朝(9409)、レノバ(9519)、アイン(9627)、空港ビル(9706)が動兆。
     
     


    NY株式は大幅続伸。
    NYダウは200ドル超上昇。
    NASDAQは2%超の上昇となった。
    背景は前日引け後に決算を発表したネットフリックスの急伸。
    医療保険のユナイテッド・ヘルスも大幅高となり企業決算への期待感が高まった。
    S&P500採用銘柄の2018年第1四半期は前年同期比18.6%の増益見通し。
    7年ぶりの大幅増益予想だ。
    「情緒から数字への流れ」となってこようか。
    3月の住宅着工件数は年率換算で前月比1.9%増の131.9万戸と市場予想を上回った。
    鉱工業生産は0.5%増加。
    市場予想の0.4%を上回った。
    予想を上回った経済指標を刹那的好材料にした構図も見え隠れする。
    長短国債の利回り差は約10年ぶりの水準に縮小。
    急激な景気低迷リスク低下と見られている。
    「シリア空爆は通過しただけで材料とならなかった」という見方だ。
    ドルは堅調展開。
    トランプ大統領は前日「米国が利上げを継続する中、ロシアと中国は通貨切り下げゲームに興じている。
    これは容認できない!」とツイート。
    ただ、ムニューシン米財務長官が「通貨切り下げを巡る両国に対する警告だった」と釈明。
    ドル円は107円水準で推移した。
    IMFが最新の世界経済見通しを発表。
    米成長率見通しは今年が2.9%、来年は2.7%。
    1月時点の予想からいずれも0.2%ポイント引き上げられた。
     
     
    小動きながら3日続伸となった火曜日。
    ただ値上がり517銘柄、値下がり1487銘柄と売り優勢の展開。
    新高値35銘柄(前日34)、新安値89銘柄(前日50銘柄)というのも弱さの象徴だろう。
    「TOPIXは安く、東証1部上場銘柄の7割以上が下落。
    実際はポジションを軽くして日米首脳会談の結果を待つという構図」という見方だ。
    3日続伸ながらSQ値(21853円)に対しては3敗。
    25日線(21500円)からは1.6%のプラスかい離。
    200日線(21426円)からは2.0%のプラスかい離。
    騰落レシオは96.85%と低下。
    マザーズ指数は5ヶ月ぶりの安値水準。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.75%。
    買い方▲17.62%。
    相変わらず新興市場の買い方は苦しい。
    東証2部指数は年初来安値を更新した。
    空売り比率は40.7%と2日連続40%超。
    4月13日時点の信用買残は415億円減の3兆5503億円。
    信用売り残は120億円増の7724億円。
    日経VIは16.88%まで低下した。
    日経平均採用銘柄のEPSは1705.51円。
    3月13日の1705.60円にあと一歩まで迫った。
    PERは12.81倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比55円高の21885円。
    高値は21945円だった。
    一目均衡の雲の下限は21967円。
    ボリンジャーのプラス1σ21831円はクリア。
    プラス2σ22162円が限界。
    3月13日以来、今年2回目の4日続伸に期待というところ。
    課題は日米首脳会談だが、やはり通過するだけと見たい。
    次は週末のG20を話題にするのだろう。
     
    国際通貨基金(IMF)は最新の世界経済見通しを公表。
    コメントは「米中の通商制限拡大に伴い、堅調な世界成長が阻害される恐れがある。
    ただ、衝突を瀬戸際で回避する時間は残っている」。
    世界の成長見通しは今年、来年とも3.9%に据え置いた。
    米成長率見通しは今年が2.9%、来年は2.7%。
    1月時点の予想からいずれも0.2%ポイント引き上げた。
    日本や中国、インド、ロシア、メキシコの見通しは据え置いた。
    カナダや中東、北アフリカ諸国のほか複数の低所得途上国の見通しはやや引き下げ。
    途上国経済の1人当たり所得増見通しは今後5年間、困難に直面するとしている。
    一方、ドイツの2018年の成長率を1月の予測時点から0.2%ポイント引き上げ2.5%増。
    19年は2.0%増(暦年調整後)の見込み。
     
    日経1面では「純利益世界で3割増」の見出し。
    2017年度の純利益合計は4兆ドル(約420兆円)。
    3年ぶりに過去最高を更新の見通しだ。
    増加率は29%で7年ぶりの大きさ。
    背景は「先進国のIT関連技術革新が収穫期、新興国は資源高が業績押上」との解釈。
    地域別ではトップ20社のうち米国12社、中国5社。
    因みにトップはアップルの484億ドル。
    2位はブリティッシュ・アメリカン・タバコ(英)の483億ドル。
    3位はバークシャー・ハザウェイの449億ドル。
    4位は中国商工銀行の417億ドル。
    5位はサムスン電子の366億ドル。
    日本企業はトヨタの220億ドルが最高だ。
    因みに17年度の配当総額は約1.6兆ドル(170兆円)。
    主要企業の設備投資額は1.7兆ドル(180兆円)。
     
     
    NYダウは213ドル高の24786ドルと続伸。
    NASDAQは124ポイント高の7281ポイント。
    S&P500は28ポイント高の2706ポイント。
    ダウ輸送株指数は17ポイント安の10592ポイント。
    3市場の売買高は61.5億株と低調。
    CME円建ては大証比55円高の21885円。
    ドル建ては大証比75ポイント高の21905ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比100円高の21930円。
    ドル円は107.00円。
    10年国債利回りは2.814%。
     
    ◇━━━ カタリスト ━━━◇
     
    ソレイジア(4597)・・・動兆。
     
    ソレイジア・ファーマに注目する。
    同社はがん領域が主眼の創薬ベンチャー。
    候補物質の開発権導入による臨床開発が主体のファブレス企業。
    抗がん剤副作用による口腔内疼痛緩和材が上期中に国内販売開始予定。
    継続前提に重要事象。 
    リバウンド期待。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

    [概況]

    NY市場に入り発表された米経済指標(3月住宅着工件数、3月住宅建設許可件数、3月鉱工業生産、3月設備稼働率)は全て予想を上回り、更に取引開始前に発表された企業決算は良好でNY株式市場が続伸で始まると、序盤にドルは当日高値107.215円まで上昇した。
     
    ダウは序盤に当日高値を付けたがドル買いは続かず、日米首脳会談では貿易問題も話し合われるとの見方にドルは売られ、中盤には再び107円を割り込んだ。
     
    そして東京市場終盤に付けた当日安値106.870円に迫る106.890円まで下げたあとは揉み合いとなり、最後は前日比-11.5銭の107.025円とかろうじて107円に乗せて引けた。日米首脳会談では通商問題も協議される事から為替市場には警戒感が強く、NY株高がドル高に繋がっていない様だ。目先は日米首脳会談の結果を待つべきではないか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    18日の東京株式市場は、もみ合い展開か。
    日経平均株価予想レンジは、2万1700円-2万2000円。
    現地17日の米国株式が続伸した動きを受け、買いが先行するとみられる。
    注目度の高いネットフリックスが決算でしっかり上昇し、国内でも決算期待の高い銘柄を中心に、見直し買いが入ると考える。
    ただ、手掛かり材料に乏しいなか、2万2000円を前に、戻り待ちの売りに押される場面もありそう。首脳会談の結果を見極めるまではハードルが高い。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(17日終値106円99銭-107円00銭)と小動きの。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比55円高の2万1885円だった。
     
    【好材料銘柄】 
    ■ディア・ライフ <3245>
    非開示だった18年9月期経常は14%増で4期連続最高益、配当も2円増額。
    保有するパルマ <3461> [東証M]の株式を日本郵政キャピタルに売却することに伴い、売却益約6億円を特別利益に計上する。
    パルマ株式の保有割合は61.14%→43.34%となり、連結対象から外れる。
     
    ■フュートレック <2468> [東証2]
    韓国SKグループでAIサービス「AIBRIL」を展開するSK holdings C&Cと、音声認識技術と音響処理技術に関するパートナー契約を締結。
    AIサービスのビジネス展開で連携するほか、同社製品・サービスの海外市場への販路拡大を図る。
     
    ■パルマ <3461> [東証M]
    日本郵政 <6178> 傘下の投資会社である日本郵政キャピタルを引受先とする16万株の第三者割当増資を実施する。
    調達する約5.8億円はセルフストレージ物件開発の用地取得代金などに充てる。
    また、親会社ディア・ライフ <3245> が日本郵政キャピタルに保有株の一部を売却。これにより日本郵政キャピタルは同社の第2位株主に浮上する。
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    18(水)
    【国内】
    3月貿易統計(8:50)
    《決算発表》
    いちご
     
    【海外】
    ベージュブック
    《米決算発表》
    モルガン・スタンレー、アボット・ラボラトリーズ、テキストロン、USバンコープ、アメリカン・エキスプレス


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■三菱製紙<3864>
    販売子会社と連携し電池部材の営業強化
     
    ■牧野フ<6135>
    精度2倍のワイヤー放電加工機開発
     
    ■安川電機<6506>
    本社に開発拠点設立へ
     
    ■日アビオ<6946>
    超音波発振機を開発
     
    ■ファナック<6954>
    加工時間短縮させる装置・技術開発
     
    ■三菱自<7211>
    燃費改善したPHVを日欧で発売へ
     
    ■三井物<8031>
    3Dプリンター利用歯列矯正の普及拡大へ
     
    ■TBS<9401>
    スタートアップと勉強会開き投資先選定へ
     

     


    17日のNYダウ工業株30種平均は続伸した。前日比213ドル59セント高の2万4786ドル63セントと3月16日以来1カ月ぶりの高値で終えた。
    複数の主要企業決算が好感され、今後の決算発表への期待から買いが先行した。3月住宅着工・建設許可件数も予想を上振れ、終日堅調推移となった。
     
    朝方発表の米経済指標では、3月の住宅着工件数が年率換算で前月比1.9%増の131万9000戸と市場予想を上回ったほか、3月の鉱工業生産は0.5%増加し、伸びは市場予想の0.4%を上回った。
     
    企業決算では、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)が大幅に上げ、1銘柄でダウ平均を57ドル押し上げた。朝方に発表した四半期決算が市場予想を上回る増収増益だった。
    動画配信大手ネットフリックス(NFLX)が前日夕に市場予想を上回る増収増益決算を発表し、上場来高値を1カ月ぶりに更新した。業績期待の買いが他のハイテク株にも及び、アマゾン・ドット・コムが4%、アルファベット(グーグル)が3%、フェイスブックとマイクロソフトは2%上げた。
     
    17日朝までの決算発表を受け、市場では「業績基調は強いとの再認識が広がり始めた」との声が聞かれた。
    シリアや北朝鮮を巡る地政学リスクが後退するとの期待も株式の買い安心感を強めた。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比124.814ポイント高い7281.099と3月21日以来およそ1カ月ぶりの高値で終えた。
     
    セクター別では、小売やソフトウェア・サービスが上昇する一方で銀行や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
     
    個別では、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、アナリストによる目標株価の引き上げを好感し11%上昇。20日の決算発表を前にゼネラル・エレクトリック(GE)も大幅に上げた。
    航空大手のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)は、マーケット終了後に1-3月期決算を発表し、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
     
    一方で、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、「モデル3」生産の一時停止が報じられ下落。航空大手のサウスウエスト航空(LUV)は、飛行中のエンジン爆発による事故で、乗客1名が死亡したことが明らかとなり、軟調推移となった。
    金融大手ゴールドマン・サックスは朝方発表した18年1〜3月期決算が市場予想を上回る増収増益だった。ただ、金利関連商品の不振で債券・外国為替・商品の取引収入が市場予想に届かなかった。債券市場で米長短金利差が縮小したのも嫌気され、下げて終えた。サントラスト・バンクやコメリカなど中堅金融株の下げも目立った。
     
    VIX指数は15.25と低下(前営業日16.56)。米株式市場が堅調だったことで、VIX指数は6営業日続けての低下となった。
    シリア情勢や、米露間の関係悪化、米中貿易戦争など警戒しなくてはいけないものは多いが、企業の好決算が相次いで発表されていることが、米株を下支えしている
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,786.63+213.59
    S&P500種
    2,706.39+28.55
    ナスダック
    7,281.099+124.814
     
    米10年債利回り(%)
    2.8267 -0.005
    米2年債利回り(%)
    2.394 +0.017
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,349.50−1.20   
    NY原油(ドル/バレル)
    66.61+0.09
    円・ドル
    107.01 - 107.02   +0.02
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。6月物は前日比75円高の2万1885円で引け、同日の大取終値を55円上回った。
    米企業の好決算を受け米株が続伸し、日経平均先物を支えた。17日から始まった日米首脳会談の行方を見極めたいとの向きも多く、売買高は限られた。
    この日の6月物高値は2万1945円、安値は2万1770円。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)  21885 ( +55 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て) 21905 ( +75 )
    ※( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7226.05(+27.85)
    FTSE100種総合株価指数は反発。前日16日の終値に比べ27.85ポイント高の7226.05で引けた。構成銘柄の約8割が上昇した。
     
    ポンド高を背景に多国籍企業を中心に売りが先行して始まった。その後、英失業率の発表をきっかけに買いが広がり、上昇に転じた。
    失業率の低下で投資家心理が改善した。統計発表後に為替相場でポンド売りが強まったことを受け、多国籍企業の一角が上昇したことも指数を押し上げた。資源株と金融株をはじめ前日下落した銘柄が軒並み買い戻され、指数をけん引した。
     
    個別銘柄では、衣料小売りと食品事業のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズの上げが目立った。砂糖関連事業が不振で上期決算は若干減益となったものの、小売事業は好業績が続いていることから買われた。自動車部品のGKNも上げた。
     
    半面、ポンド高が収益を圧迫するとの思惑から海外で収益を得るたばこ株や酒類のディアジオが下落した。もっとも売りが先行していたファッションのバーバリー・グループや食品・日用品のユニリーバは上昇して引けた。
    レジャー・外食のウィットブレッドと航空機エンジンのロールス・ロイスは利益確定の売りで下落した。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12585.57(+194.16)
    ドイツ株式指数(DAX)は大幅反発。終値は前日16日と比べて194.16ポイント高の12585.57と、2月上旬以来、約2カ月ぶりの高値水準となった。
     
    米株の上昇が波及し、午後にかけて買いが広がり、全面高で引けた。
    個別では、工業用ガスのリンデが大幅高だった。仏のエアー・リキード社と水素供給の長期契約を結んだと伝わった素材メーカーのコベストロも上昇した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5353.54(+40.58)
     

     



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