【市況一覧】
日経平均株価
38,003.33 -456.75 04/25
TOPIX
2,686.92 -23.81 04/25
マザーズ
649.80 -5.80 04/25
日経JASDAQ
38,460.92 -42.77 04/25
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,712.75 +16.11 04/25


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    [概況]

    19日の東京外国為替市場における米ドル円は、比較的狭いレンジのなかで推移が続いた。

    そんななか、序盤は日本時間早朝に行われた日米首脳会談後の共同記者会見を受け、一時的に上昇することとなる。

    会見のなかでトランプ米大統領は、日本側が懸念していた通商問題について柔軟ともとれる姿勢を示し、このことが外国為替市場でリスク後退姿勢を後退させるきっかけとなったようだ。
    米ドル円の値動きを詳しく追うと、序盤は上記を理由に本日の高値107.530円へと上昇。
    ただ、中盤以降は利益確定と思われる売りに押され、欧州時間に入ると107円台の前半まで水準を切り下げることとなる。

    この後は、日米首脳会談が無難に通過し、また北朝鮮やシリア情勢、貿易戦争への懸念が一服する中で、米ドル円がどこまで上値を伸ばすかに注目したい。現状の一服感が続くようであれば、大台108.00円までの上昇はあってもよさそうだ。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     日経平均は伸び悩んだものの5日続伸。後場早々にはこう着感が強まり、下げに転じそうな雰囲気もあったが、底堅く推移した。
     
    節目の22000円を上回ったことで、上値は軽くなっており、2月27日の高値2万2502円が控える2万2500円あたりまでは早々に戻してくるのではないかと考える。
    2万2502円の上は、1月23日の高値2万4129円まで抵抗は少ない。商いの増加が欲しいところだが、来週からは3月決算企業の業績発表が本格化することから、それも十分期待できる。
     
    明日は上昇週の週末で、5連騰(合計530円の上昇)でもきょうの後場の動きは重かったことから、売りに押されやすいと考える。
    来週から本格化する18年3月期決算と19年3月期業績見通しの発表を前にして、“決算リスク”を回避する意識から買い手控え姿勢が強まりそうだ。
     
    ただ、警戒材料であった日米首脳会談を大きな波乱なく通過し、為替も円安方向に振れ、先には企業決算が控えるなど、日本株を取り巻く環境は悪くない。
    下はあっても2万2000円までで、良好な地合いが継続すると予想する。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(19日現在)
     
    22620.55  ボリンジャー:+3σ(25日)
    22615.09  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22533.30  均衡表雲上限(日足)
    22347.81  26週移動平均線
    22255.37  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22238.42  均衡表基準線(週足)
    22227.64  75日移動平均線
     
    22191.18  ★日経平均株価19日終値
     

    21939.21  均衡表転換線(日足)
    21911.92  6日移動平均線
    21890.18  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21833.77  13週移動平均線
    21586.93  均衡表雲下限(日足)
    21524.99  25日移動平均線
    21507.84  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21446.63  200日移動平均線
    21424.77  均衡表転換線(週足)
    21354.07  均衡表基準線(日足)
    21159.81  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21052.45  ボリンジャー:-1σ(13週)
    20794.62  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20667.87  ボリンジャー:-2σ(26週)
    20617.86  新値三本足陰転値
    20604.29  均衡表雲上限(週足)
    20429.43  ボリンジャー:-3σ(25日)
    20271.14  ボリンジャー:-2σ(13週)
     
    ボリンジャーバンドではバンドが横ばい推移するなかで、+2σに到達している。水準として過熱感はないが、もち合いレンジの上限を捉えてきたこともあり、いったんは達成感が意識されやすいところ
     
    一目均衡表の雲上限が位置する22500円近辺で商いが積み上がっており、戻り売りも意識されやすいところであり、こう着は想定内だろう。週間形状では13週線を突破し、26週線に接近。26週線を捉えてくると、ショートカバーを交えての一段の上昇とともに、トレンド転換をみせてくる。


     

    【大引け概況】
    19日の日経平均株価は5日続伸した。
    終値は前日比32円98銭高の2万2191円18銭と、2月27日以来、約1カ月半ぶりの高値。

     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:07 容量:9.65M


    過去のマーケット動画はこちら
    日米首脳会談をひとまず無難に通過したとの見方から、海外勢の買い戻しが先行した。ただ、日経平均は前日までの4日間で500円近く上昇していたため、上値では個人投資家の利益確定売りが増え、伸び悩んだ。
     
    5日続伸は昨年2017年10月以来、約半年ぶり。非鉄金属や鉄鋼、海運といった景気敏感株が買われ、日経平均は前場に上げ幅を200円あまりに広げる場面があった。
     
    ただ、財務省の相次ぐスキャンダルで安倍晋三政権の求心力が低下するとの見方は多い。主要企業の決算発表シーズンを間近に控え、戻り待ちの売りを出す投資家も散見された。
     
    JPX日経インデックス400は小幅続伸した。終値は前日比1.38ポイント高の1万5487.14だった。
    東証株価指数(TOPIX)も小幅に続伸。0.51ポイント高の1750.18で終えた。
    東証1部の売買代金は2兆5927億円。売買高は15億7719万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1177、値下がりは822、変わらずは83銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、非鉄金属、鉄鋼、電気・ガス業の上昇が目立った一方、ゴム製品、不動産業、小売業などは下落した。
     
    個別では、住友金属鉱山 が大幅高に買われたほか、安川電機 、コマツ なども堅調。三菱UFJや三井住友FG、三菱商事  も買い優勢となった。エムアップ がストップ高に買われ、安永 、平田機工も値を飛ばした。津田駒工業も大幅高。コマツ 、インターアクション 、東洋エンジニアリング なども上昇した。出光興産 、ソースネクストも高い。
     
    半面、マネックスグループ が大幅続落、任天堂、SUMCO が安く、ファナック 、キーエンスも軟調だった。レノバ がストップ安、TATERU <1も急落。THEグローバル社も大きく利食われた。トーセイ、アイスタイルなどの下げも目立つ。いちご 、ペプチドリーム も売られた。
     
    東証2部株価指数は前日比3.21ポイント安の6984.47ポイントと反落した。
    値上がり銘柄数は241、値下がり銘柄数は195となった。
     
    個別では、朝日印刷、東邦化学工業、東芝、ハイレックスコーポレーション、リヒトラブが年初来安値を更新。フュートレック、黒谷、クリヤマホールディングス、アイケイ、ネポンが売られた。
     
    一方、クレアホールディングス、ダイナック、三光マーケティングフーズ、グッドコムアセットなどが年初来高値を更新。リミックスポイント、ASTI、サンユウ、ヨネックス、ジェイ・エス・ビーが買われた。
    った一方、ゴム製品、不動産業、小売業などは下落した。







     


    日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比6円38銭安い3912円17銭だった。
     
    個人投資家の人気が高い東証1部の鉄鋼や非鉄株がにぎわったことで、新興企業株は買い見送り気分が強まった。
     
    小高い場面もあったが、市場では海外投資家が足元で中小型株投信を解約しているとの観測がくすぶっている。上値の重さも相まって、個人投資家を中心とした利益確定売りがじわりと優勢になった。
     
    主要企業による2018年3月期決算の発表を控え、輸出企業を中心に保守的に見積もった今期予想を示すとの見方が強まっている。
    決算発表後の株価下落を警戒する雰囲気があり、流動性が低い中小型株の持ち高を減らす目的で売りを出す投資家が多い。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で527億円、売買高は8464万株だった。
    値上がり銘柄数は342、値下がり銘柄数は298となった。
     
    個別では、麻生フオームクリート、ナカボーテック、シダー、ACKグループ、アプライドなど10銘柄が年初来安値を更新。ディーエムソリューションズ、大村紙業、サカイホールディングス、デュアルタップ、プロパストが売られた。
     
    一方、小田原機器、栄電子がストップ高。ベクターは一時ストップ高と値を飛ばした。シベール、佐藤食品工業、銚子丸、ネクスグループ<6634>、サンデーなど8銘柄は年初来高値を更新。クロスフォー、アサカ理研、ベルパーク、ヒューマンホールディングス、ANAPが買われた。


     

    東証マザーズ指数は前日比10.26ポイント安の1125.61ポイントと反落。
    値上がり銘柄数は111、値下がり銘柄数は127となった。
     
    前日からの流れを引き継いで買いが先行した。日米首脳会談を無事通過したとの見方から日経平均が続伸スタートし、中小型株についても目先の安心感につながった。
    ただ、マザーズ指数が5日線を上回る水準では利益確定の売りも出て、朝高後は軟調に推移した。
    引き続き国内外のリスク要因に対する個人投資家の警戒感は強かった。
     
    個別では、直近IPOのSOUが一時ストップ安と急落した。スタジオアタオ、メドレックス、サンバイオ、アライドアーキテクツは年初来安値を更新。MRT、エディア、シンメンテホールディングス、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、HANATOUR JAPANが売られた。
     
    一方、パルマ、農業総合研究所、グローバルウェイがストップ高。グランディーズ、ユーザベース、ソウルドアウト、エリアリンクなど6銘柄は年初来高値を更新。テンポイノベーション、ロコンド、メディアフラッグ、日本リビング保証、ツナグ・ソリューションズが買われた。
     
     


    見出しだけながら・・・。
    常々考えていること。

    【1】ストップ高銘柄追随法
    【2】IPO人気銘柄アリ地獄捕獲法
    【3】株は記憶と推理
    【4】(1)毎日「3題話」のシナリオを仮定する
           (2)指数は虚構の数字でしかない 
          (3)チャートには都合の良いものを使う習性がある
          (4)先物オプションを少しだけかじると見えてくるもの 
          (5)リズムとタイミング
          (6)時価総額・裁定買い残・移動平均線乖離・10年国債利回りを抑えておこう
       (7)東京ではなくNYやロンドンにいる大資産家になったつもりで展開を考える
    【5】(1)「価値のある株を、安いときに買って長く持てば」儲かるだろうか
       (2)株価は理論ではなく、欲望と損得勘定でつくられる
       (3)相場の真実は雑音の影に隠れている筈
       (4)首相動向からシナリオを仮定する
       (5)合言葉は「ファン・テク・ボ」(ファンダ・テクニカル・ボラ・ボリューム)
       (6)悪魔の囁きに騙されない法
       (7)前場は夜明けの延長線、後場は夜更けの前哨戦
       (8)現実から目を背けない
       (9)買いは誰でも出来る:本当に難しいのは売り場探し

    ★「成長株の見つけ方」
    (1)積極的発掘法=観察の継続。企業観察と政策観察、そして社会観察
    (2)消極的発掘法=スクリーニング

    ★問題解決の2つの方法。
    (1)アルゴリズムに従って理詰めで解決に導いて行く方法
    (2)直感的に素早く判断する方法
    後者の直感的に素早く判断することを、ヒューリスティックと言う。
    ヒューリスティックによる判断は、実際正しいことが多い。

    そしてGWを前に・・・。
    ★大切なこと=勉強しない
    ★楽しいことこそ長く続く=振り返り;しかし面倒くさい
    ★歴史に学ぶ=書物をひも解く
    ★足を使う、耳と口を使う=相手もヒマ
    ★毎日チャートを眺めても「目からウロコはない」
    ★夏のバカンスのために秋→春の相場はある。目標を明確に

    結論:自分が買った株価よりも高い株価で買ってくれる投資家を見つけるシナリオ探しに尽きる。

    (櫻井)。

     
    19日午前の日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比137円94銭高の2万2296円14銭だった。
    朝方から買いが先行し、日経平均株価は一時202円高の2万2360円まで上げ幅を拡大した。取引開始前に終了した日米首脳会談や共同記者会見は波乱なく通過し、買い安心感が広がった。
    為替相場も足もと1ドル=107円台半ばまで円安が進行しリスク選好ムードを後押した。
     
    市場では「注目されていた日米首脳会談で、経済分野が想定の範囲内の結果にとどまり新味に欠ける内容だったが、同会談をきっかけに、買い戻しの動きが進んだようだ」との声が聞かれた。
    ただ、米国市場は決算をにらんで売り買い交錯気味で、国内も企業の決算発表が控える。積極的に上値を追う動きは限られそうだ」との見方が出ている。
     
    業種別株価指数(33業種)は、非鉄金属、鉄鋼、電気・ガス業の上昇が目立った一方、ゴム製品、小売業、サービス業などは下落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2755億円、売買高は8億381万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1210、値下がりは769、変わらずは96だった。

    個別では、三菱UFJや三井住友FGなどメガバンクが物色人気となったほか、住友金属鉱山など非鉄株にも買われるものが目立つ。ソフトバンクやトヨタ、安川電機も堅調。エムアップがストップ高に買われたほか、安永も値を飛ばした。
     
    半面、マネックスグループが売りに押され、SUBARUも安い。任天堂、ルネサス、キーエンスも値を下げた。レノバが急反落、アイスタイル、TATERUも大きく値を下げた。
     
    東証2部指数は前日比2.52ポイント高の6990.20ポイントと続伸した。
    出来高8530万株。値上がり銘柄数は245、値下がり銘柄数は165となった。
     
    個別では、クレアホールディングス、ダイナック、魚喜、三光マーケティングフーズが年初来高値を更新。ASTI、リミックスポイント、インスペック、ヨネックス、指月電機製作所が買われた。
     
    一方、朝日印刷、東芝、ハイレックスコーポレーション、リヒトラブが年初来安値を更新。フュートレック、サンコーテクノ、アイケイ、宮入バルブ製作所、サイバーステップが売られた。


    日経ジャスダック平均株価は小幅ながら続伸した。前引けは前日比17銭高の3918円72銭だった。
    外国為替市場で円安・ドル高が進み、日本企業の輸出採算が悪化するとの懸念が後退。新興株市場でも運用リスクをとる動きが広がり、見直し買いが優勢となった。
    ただ、小安い場面もあった。
     
    市場では「海外投資家がここ数日に中小型株投信を解約しているとの観測がでている」。海外勢の動向を注視したいとのムードがあり、買い手控えにつながっている面がある。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で308億円、売買高は5181万株だった。
    値上がり銘柄数は331、値下がり銘柄数は280となった。
     
    個別では、小田原機器がストップ高。シベール、佐藤食品工業、銚子丸、ネクスグループ、サンデーなど8銘柄は年初来高値を更新。
    株主優待制度の導入を発表したクロスフォーの値上がりが目立った。ベクター、アサカ理研、アエリア、ヴィスコ・テクノロジーズなどが買われた。
     
    一方、麻生フオームクリート、ナカボーテック、シダー、ACKグループ、ラクオリア創薬など9銘柄が年初来安値を更新。サカイホールディングス、ディーエムソリューションズ、シーズメン、伊豆シャボテンリゾート、IGポートが売られた。


     


    東証マザーズ指数は前日比2.23ポイント安の1133.64ポイントと反落した。
    中小型株投信を解約しているとの観測があり、利益確定に急ぐ個人投資家もいるようだ。
    「積極的に上値を追う動きは限られそうだ」との見方が出ている。
    値上がり銘柄数は115、値下がり銘柄数は118となった。
     
    個別では、スタジオアタオ、メドレックス、アライドアーキテクツが年初来安値を更新。MRT、シンメンテホールディングス、クラウドワークス、アクセルマーク、エニグモが売られた。
     
    一方、グランディーズ、グローバルウェイ、ユーザベース、エリアリンクが年初来高値を更新。テンポイノベーション、シルバーライフ、ビープラッツ、SOU、ソーシャルワイヤーが買われた。


    【後場寄り付き概況】

     19日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比139円55銭高の2万2297円75銭で始まった。前場終値と比較して横ばい。
    東証株価指数(TOPIX)は、8.25ポイント高の1757.92で始まった。
     
    外国為替市場では、1ドル=107円40銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    個別では、トヨタが小高く、安川電が値を保ち、信越化はしっかり。住友鉱が高値圏でもみ合い、コマツ、三井物、伊藤忠は堅調。三菱UFJ、三井住友が高く、ソフトバンクGも値上がりしている。
    半面、任天堂が売りに押され、マネックスG、ファーストリテも下落。東エレク、ファナックが緩み、SUBARU、ホンダはさえない。
     
    日経平均は緩やかながらも順調なリバウンドをみせている今後本格化する決算を前に戻り待ちの売り圧力も強そうだ。
     
    テクニカル面では一目均衡表の雲の中での推移であり、強弱感が対立しやすいところでもある。
    そのため、積極的な上値追いとはならず、上値の重さが意識されてくるようだと、次第に戻り売りが警戒されてくるところ、ただ、押し目買い意欲は強そうである。
    出遅れているセクターや銘柄への見直し買いの動きも広がりがみられよう。
     
    ランチバスケットは11件、163.51億円、20億買い越し。


     

     
    NY株式はマチマチの動き。
    S&P500とNASDAQは続伸しNYダウは反落。
    「原油価格の上昇がエネルギーセクター、輸送株の上昇が工業セクターを押し上げた。
    一方、決算発表が軟調だったIBMが8%近く下落しダウの重荷」との解釈だ。
    ベージュブック(地区連銀報告)。
    「米経済は引き続き成長軌道に乗っているが世界的な貿易戦争のリスクは拡大」で着地。
    債券市場では長短利回り差が9日連続で縮小。
    10年国債利回りは2.858%。
    2年債利回りは約10年ぶりの高水準となる2.431%までに上昇した。
    「米国債利回りが上昇するには世界的に国債利回りが上昇する必要がある」という見方もある。
    米中の貿易戦争や米国などのシリア攻撃を巡る懸念が後退したことからドルは堅調。
    引け後に予想を上回る決算を発表したアルミ大手アルコア株は4%近く上昇。
    明日のNY株式の動向が楽しみになろうか。
     
    水曜の日経平均は寄り付き82円高。
    抵抗帯の22000円をアッサリ抜けて300円超の上昇で今年2度目の4日続伸。
    2月28日以来1ヶ月半ぶりの22000円台回復となった。
    「直前の戻り高値21971円(3月12日)を戻り高値を上回った。
    3月26日安値20347円のボトム確認」との見方だ。
    遅行的だがそうなる。
    次は2月27日の戻り高値22389円(ザラバ高値22502円)を上抜け期待。
    抜ければ23100台まで2月初めにマドを開けて急落した水準だ。
    市場からは目覚めたかのような声ばかりが聞こえる。
    25日線(21508円)からは3.0%(前日1.6%)のプラスかい離。
    200日線(21436円)からは3.4%(前日2.0%)のプラスかい離。
    騰落レシオは97.97%。
    サイコロは8勝4敗で66.7%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.170%。
    買い方▲9.204%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.31%。
    買い方▲16.28%。
    4月13日時点のQuick調査の信用評価損益率はマイナス9.09%。
    2週ぶりの改善だ。
    「個人投資家の株含み損縮小」という日経朝刊の見出しは大げさだろう。
    空売り比率は38.9%と3日ぶりに40%割れ。
    4月13日時点の裁定買い残は1244億円増加し1兆6082億円。
    裁定売り残は3347億円減の7546億円。
    裁定売り残の大幅な減少が先週来の続伸と昨日の大幅高につながったと見たい。
    日経平均採用銘柄のEPSは1712.38円。
    3月13日の1705.60円を抜いて過去最高だ。
    PERは12.94倍で13倍ならば22260円と計算できる。
    シカゴ225先物終値は大証日中比25円安の22155円。
    高値は22195円だったからココの突破が今年初の5日続伸への最低条件となろう。
    ボリンジャーのプラス2σ水準も22195円も立ちはだかっている。
    75日線22237円、ボリンジャーのプラス3σ水準22538円が一つの目標だ。
    願いは日足陽線と今年初の5日続伸。
     
    FRBのクオールズ副議長の議会証言。
    「金融機関の高リスク取引を厳しく制限するボルカー・ルールの細則や運用を見直す。
    制度の複雑さから金融機関の業務や市場取引に悪影響が及んでいる。
    柔軟な運用を目指す」。
    「資本市場にとって有害だ」はかなり良い響きだ。
    「過度な負担、大きな不確実性、多額のコスト」。
    これが消えれば金融機関ばかりでなく株式市場そのものの活性化につながるに違いない。
     
    絶好のゴルフ日和となったフロリダ。
    3時間かけて18ホールを回っていた。
    その後行われたのは日米首脳会談。
    トランプ大統領は「われわれは巨額の対日赤字を抱えているので、できれば均等にしたい。
    比較的短期間で何がしかのことができると信じている。
    日本はすでに多数の飛行機、ジェット戦闘機と旅客機の購入を予約している。
    私は金融や経済の世界が大好きだ。
    おそらく最も得意としている分野であり、課題を解決できるだろう」とコメント。
    安倍総理大臣は「アジア太平洋地域は世界経済をけん引する強力な成長センターだ。
    日米で力を合わせて日米両国の貿易と投資を拡大していきたい。
    自由で公正な枠組みをアジア太平洋地域に日米で拡大させていくことが大切だ」。
    ジェット機を買えば良いだけなのだろうか。
    「金融や経済の世界が好き」というトランプ氏の言葉は気にかかる。
     
     
    NYダウは38ドル安の24748ドルと反落。
    NASDAQは14ポイント高の7295ポイント。
    S&P500は2ポイント高の2708ポイント。
    ダウ輸送株指数は177ポイント高の10770ポイント。
    3市場の売買高は64.6億株と小幅に増加。
    CME円建ては大証比25円安の22155円。
    ドル建ては大証比5ポイント安の22175ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比10円安の22170円。
    ドル円は107.22円。
    10年国債利回りは2.867%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト ━━━◇
     
    ロングライフ(4355)・・・動兆。
     
    ロングライフHDに注目する。
    同社は関西中心に富裕層向け介護付き有料老人ホームを展開。
    既存ホーム入居率は向上。
    在宅介護が復調。
    新規のリゾート事業にも期待感。


    (兜町カタリスト櫻井)

    【寄り付き概況】

    19日の日経平均株価は、前日比73円66銭高の2万2231円86銭と5日続伸してスタート。
    18日のNYダウが3日ぶりに反落した一方、ナスダック総合指数は3日続伸するなど、まちまちの動き。ネガティブに反応したIBM急落の影響が反映されたもので、ナスダック指数はプラスを堅持するなど引き続きリスク選好ムードが優勢となっている。
    東京株式市場でもこの流れがプラスに働いた。
    日米首脳会談で記者会見が行われたが、影響は限定的のようだ。下値では押し目買いニーズが強い。
     
    取引開始前に財務省が発表した8−14日の対外対内証券売買契約は、非居住者の株式取引が3083億円の取得超で、3週連続の取得超となっている。
     
    東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=107円台の前半(18日終値は1ドル=107円30-31銭)、1ユーロ=132円台の後半(同132円67-71銭)で取引されている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種が高く、値上がり上位に石油、海運、鉱業、鉄鋼、非鉄など。


     
    個別では、フトバンクGが買われ、ファーストリテ、JTは小幅高になっている。東京海上が値を上げ、三菱UFJは堅調。
    半面、東エレクが続落し、キヤノン、ファナック、ソニー、キーエンス、SUBARUが下押し、ブリヂストン、マネックスGが値を下げ、スルガ銀は安い。小野薬は小幅安となっている。
     
    225先物は野村・パリバ・クレディ・GS・JPが買い越し。
    ソジェン・シティ・バークレイズ・日興・モルスタ・みずほが売り越し。
    TOPIX先物はクレディ・モルスタ・野村・立花が買い越し。
    みずほ・JP・メリル・パリバ・アムロが売り越し。
     
    外資系等はコメダ(3543)、アルヒ(7198)、SHIFT(3697)、テルモ(4543)、日電産(6594)、中電(9502)に注目。
     
    テクニカル的には、マルハ(1333)、熊谷組(1861)、日本粉(2001)、クックパッド(2193)、名糖産業(2207)、TSI(3608)、大王紙(3880)、日産化(4021)、住友ベ(4203)、DNC(4246)、パーク24(4666)、ライオン(4912)、小林薬(4967)、セガサミー(6460)、日光電(6849)、シスメックス(6869)、コロワイド(7616)、島津(7701)、スノーピーク(7816)、イオン(8267)、住友不(8830)、福山運(9075)、光通信(9435)、中電(9502)、大ガス(9532)、共立メンテ(9743)、丹青社(9743)が動兆。


     

    [概況]

    東京時間にドルは一時107円を割れる場面があったが其の後は上昇して終盤には当日高値107.400円まで上値を伸ばした。
     
    しかし其の後は上値が重くなり、107円台前半での小動きが続く一方で、ポンドは発表された3月消費者物価指数の予想を下回る結果に大きく売られて欧州市場序盤に当日安値152.05円まで急落し、直前の高値からは1.55円の大幅安となった。
     
    NY市場で発表されたMBA住宅ローン申請件数は良好だったが為替市場は反応薄で、NY株式市場が前日引値を挟んで揉み合いになるとドルも107円前半での小動きとなり、最後は前日比+21銭高の107.235円と小幅高で引けた。
     
    注目された日米首脳会談では通商協議に関して米国側から厳しい要求は出なかった模様で、円高要因はひとつ去った様だが、これがドル高の流れに繋がるかどうかは不明で、まだしばらくドルは上値の重い展開継続か。


    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

     
    19日の東京株式市場は、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2000円-2万2300円。
    18日の日経平均株価は、約1カ月半ぶりに心理的なフシ目の2万2000円台を回復。もみ合いを上放れたことで、投資家心理の好転も期待される。
    現地18日に行われた安倍晋三首相とトランプ米大統領の首脳会談で、投資と貿易に関する協議を開始することで合意した。
    朝方には日米首脳が会談後の会見を行ったが、特段のサプライズはなく、為替も落ち着いた動きとなっている。
    具体的な内容は今後明らかにされるとみられるが、神経質な展開となることも考えられるが総じて良好な地合いが続くと予想する。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(18日終値107円30-31銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比25円安の2万2155円だった。
     
    【好材料銘柄】
    ■イーブックイニシアティブジャパン <3658>
    前期経常を26%上方修正。
     
    ■アドソル日進 <3837>
    米Lynx社とIoTソリューションに関する包括契約を結び、IoT機器セキュリティを含むすべてのIoTソリューションを日本国内で独占的に販売する。
     
    ■安永 <7271>
    前期経常を32%上方修正、配当も4円増額。
     
    ■クロスフォー <7810>
    株主優待制度を新設。毎年7月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律で4500円相当の自社製品(Dancing Stone)を贈呈する。
     
    ■農業総合研究所 <3541>
    日本郵便四国支社と展開する農産物の集荷場事業における生産者の新規登録数拡大と農産物流通の促進を目的に業務委託契約を結んだ。
    日本郵便四国支社は郵便局内に集荷場を設置する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】

    19(木)
    日ロ戦略対話
    20年国債入札
    《決算発表》
    BPカストロール、DNAチップ、KOA
     
    【海外】
    米4月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
    米3月景気先行指数(23:00)
    米5年インフレ連動国債入札
    《米決算発表》
    PPGインダストリーズ、ニューコア、ペンテア、クエスト・ダイアグノスティクス、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、ピープルズ・ユナイテッド・バンク、BB&T、フィリップモリス

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■大林組<1802>
    AI活用トンネル掘削面評価システム実用化へ
     
    ■日立金<5486>
    新研究棟を開設
     
    ■ダイヘン<6622>
    新中部テクニカルセンターを設立
     
    ■ウシオ電<6925>
    半導体装置開発にAI活用
     
    ■三菱重<7011>
    系列が英航空ショーでMRJの初飛行展示実施へ
     
    ■住友商<8053>
    ペット用品通販会社に出資


     


    18日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比38ドル56セント安の2万4748ドル07セントで終えた。
    複数の主要企業決算や原油相場の上昇が好感され、買いが先行した。
    相場の重しとなったのは、ダウ構成銘柄でもあるITサービスのIBM(IBM)の通期見通しが予想を下振れたこと同社株は急落、7.5%下げた。1銘柄でダウ平均を約83ドル押し下げた。アナリストによる目標株価引き下げが相次いだ医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が2%超下げたのも相場の重荷となった。
     
    地区連銀経済報告(ベージュブック)では、大半の地区で雇用の伸びが確認されたものの、製造業や農業などの複数のセクターで輸入関税策や貿易摩擦による悪影響への懸念が示された。
     
    ただ、ダウ平均は高く推移する場面もあった。シリアや北朝鮮を巡る地政学リスクや米国の保護主義的な通商政策に対する懸念が後退している。建機のキャタピラーや航空機のボーイングなどが買われて相場を支えた。決算が市場予想を上回った金融のモルガン・スタンレーなど、好決算を発表した銘柄も買われた。
     
    ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同14.137ポイント高の7295.236と3月21日以来ほぼ1カ月ぶりの高値で終えた。アマゾン・ドット・コムなど主力株の一角が買われた。
     
    セクター別では、運輸やエネルギーが上昇する一方で食品・飲料・タバコや耐久消費財・アパレルが下落した。
     
    個別では、証券会社が投資判断を引き下げた通信機器のジュニパーネットワークスが安い。前日夕に決算と同時に示した出荷見通しが慎重と受け止められた半導体製造装置のラムリサーチも売られた。医薬品のアボット・ラボラトリーズ(ABT)は、既存事業の売上が予想に届かず売られた。
     
    一方、航空大手のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)や鉄道のCSX(CSX)は、決算内容が好感され上昇。アメリカン航空やノーフォーク・サザンなど運輸株全般に買いが広がった。電気自動車の量産型「モデル3」を増産する計画と報じられたテスラが上昇した。
    家電量販店のベストバイ(BBY)は、ネット小売のアマゾン(AMZN)と同社製スマートテレビの独占販売で提携し買われた。
     
    金属大手のアルコア(AA)は、マーケット終了後に1-3月期決算を発表し、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)の通期見通しも上方修正し、時間外取引で上昇して推移している。
     
     
    VIX指数は15.60と前日から上昇(前営業日15.25)。
    米株はまちまち。ダウ平均は小反落したが、S&Pとナスダックは続伸した。米中貿易戦争への懸念やシリア地政学リスクへの過度な警戒感はいったん緩んでいるものの、投資家のセンチメントは大きく改善されず、VIX指数は上昇した。
    米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、経済の見通しに楽観的な見方も、関税や貿易摩擦に懸念が示された。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,748.07−38.56
    S&P500種
    2,708.64+2.25
    ナスダック
    7,295.236+14.137
     
    米10年債利回り(%)
    2.8765 +0.063
    米2年債利回り(%)
    2.4314 +0.045
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,353.50+4.00
    NY原油(ドル/バレル)
    68.66+0.19
    円・ドル
    107.19 - 107.20   −0.11
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】

     
    シカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前日比270円高の2万2155円で引け、同日の大取終値を25円下回った。
    大取で反発した地合いを引き継いで始まり、米株上昇も買いを誘った。円安も追い風だった。北朝鮮などを巡る地政学リスクへの警戒感が薄れ、投資家心理が改善した。
    この日の6月物高値は2万2195円、安値は2万1885円
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    22155 ( -25 )
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    22175 ( -5 )
    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7317.34(+91.29)
    FTSE100種総合株価指数は続伸。前日17日の終値に比べ91.29ポイント高の7317.34で引けた。終値で7300台を付けたのは2月上旬以来、約2カ月半ぶりとなる。構成銘柄の約8割が上昇した。
    朝方発表になった3月の英消費者物価指数(CPI)をきっかけに上げ幅を広げた。午前から資源株に買いが集まる中、午後に入り、鉱業株が上げ幅を拡大し、株価指数を押し上げた。
     
    個別では、資源商社のグレンコアは7%超高となり、アングロ・アメリカンやフレスニージョなど軒並み5~6%上昇した。原油相場も上昇したことで石油株も高くなった。
    医療のメディクリニック・インターナショナルが引けにかけて急伸し、9%超高で引けた。通年決算が市場予想を上回るとの見方を示したことが好感された。
     
    半面、レジャー・外食のウィットブレッドが下落。アナリストが目標株価と投資判断を引き下げたことが響いた。前日値上げ幅が大きかったソフトウエア開発のマイクロフォーカスやアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズには利益確定の売りが出て下落した。住宅・建築関連株が軟調だった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12590.83(+5.26)
    ドイツ株式指数(DAX)は小幅続伸。終値は前日17日と比べて5.26ポイント高の12590.83だった。
    午後は売りが先行していたが、引けにかけて上昇に転じた。
    鉄鋼のティッセン・クルップやドイツポストが上げ幅を広げ、指数を押し上げた。
    個別では、電力のRWEが高くなった。エーオンも連れ高した。素材メーカーのコベストロの買いも続いている。
    一方、タイヤのコンチネンタルは為替差損などが影響し、通年の見通しを引き下げたことで売られ、安くなった。前日そろって値上げした自動車株は全面安で引けた。なかでもアナリストが目標株価を引き下げたダイムラーが安くなった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5380.17(+26.63)



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