【市況一覧】
日経平均株価
38,079.70 +117.90 04/18
TOPIX
2,677.45 +14.30 04/18
マザーズ
659.87 +9.75 04/18
日経JASDAQ
37,753.31 -45.66 04/18
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,683.37 -181.88 04/18


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    明日(24日)の東京株式市場は、18年3月期決算と19年3月期の業績見通し発表の本格化を目前にして、売り買いともに手控え姿勢が強まり手控えムードが継続するとみられる
     
    ただ、外国為替市場で、じりじりと円安・ドル高が進行していることから、これが下支えとなり下値固めの値運びとなりそうだ。
    直近売られたハイテク株などに押し目買いが入る展開は期待できる。
    アップルの大幅安は警戒材料だが、円安局面でもあり、ハイテクでも販売製品がスマホに依存していない銘柄には見直しの余地はある、その点では、車載向けなど幅広く手がける日本電産に、決算前の先回り買いが入るかが注目される。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(23日現在)
     
    22745.64  ボリンジャー:+3σ(25日)
    22533.30  均衡表雲上限(日足)
    22349.76  26週移動平均線
    22349.02  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22304.86  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22238.42  均衡表基準線(週足)
    22210.33  75日移動平均線
     
    22088.04  ★日経平均株価23日終値
     
    22047.13  6日移動平均線
    21976.02  均衡表転換線(日足)
    21952.41  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21712.79  13週移動平均線
    21653.10  均衡表雲下限(日足)
    21555.79  25日移動平均線
    21510.65  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21466.12  200日移動平均線
    21424.77  均衡表転換線(週足)
    21354.07  均衡表基準線(日足)
    21159.17  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21120.71  ボリンジャー:-1σ(13週)
     
    終値は5日線とほぼ同水準で、25日線や200日線も上昇基調を維持しており、スピード調整の範囲内。下降中の75日線が上値の壁として意識され、75日線突破が目先の目標になるだろう。
    ボリンジャーバンドでは+1σから+2σで作るレンジ内にザラ場の高値と安値が収まり、形勢は買方優勢だったが、薄商いでレンジ抜けを試す様子はなかった。RSIやストキャスティクスの%Kなどオシレーター系指標も下がっており、本日は次の短期上昇波までの調整局面となった。
     
     

    [概況]

    23日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.960円まで上昇し堅調となった。北朝鮮が核・大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実験停止を発表されたことに加え、米長期金利の上昇などを受け、米ドル円は107円台後半で推移した。
     
    現在、欧州時間に入り米ドル円は107.950円付近で、引き続き上値を試す展開となっている。この後は3月米中古住宅販売件数(予想:前月比0.2% 前回:前月比3.0%)など米経済指標発表が予定されている。
    テクニカル的には米ドル円は下値付近に5日移動平均線(107.430円)などが控えており下値サポートとなりそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    【大引け概況】
    23日の日経平均株価は続落した。終値は前週末比74円20銭安の2万2088円04銭だった。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:43 容量:5.92M



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    朝方は、前週末20日の米国株安が重しとなり、売りが先行し、いったん弱含んだ。
    ドル高・円安や北朝鮮情勢の緊張緩和を支えに上げに転じる場面もあったが、買いは続かず、再度軟化した。後場終盤には、一時2万2065円52銭(前週末比96円72銭安)まで下落した。その後の戻りは鈍く、さえない展開となった。3月期決算発表の本格化を前に手控え気分が強まった。
     
    前週末の米国市場で米アップル株が大幅に下落した流れを引き継ぎ、ハ半導体や電子部品関連を中心に下げる銘柄が目立った。為替相場が円安・ドル高水準で推移したこともあり、下値は限られた。
     
    北朝鮮による核実験の停止表明に対しては、地政学リスクの緩和につながるか判断しかねるとの声が出ていた。ある市場関係者は「狙いが不明で、週末の南北首脳会談で詳細が明らかになるまでは評価しにくい」と話していた。
     
    為替が前週末に比べてやや円安・ドル高方向に振れたほか、保険・銀行株の上昇が目立ち、全体を支える要因となったようだ。週内は日米ともに主要企業の決算発表が相次ぐため動きづらく、東証1部の売買代金は低水準にとどまった。
    東証1部の売買代金は概算で2兆1614億円。売買高は13億4383万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1035、値上がりは955、変わらずは91銘柄だった。
     
    JPX日経インデックス400は続落した。終値は前週末比6.48ポイント安の1万5472.95だった。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら反落した。0.34ポイント安の1750.79で終えた。
     
    業種別株価指数(33業種)は、精密機器、水産・農林業、食料品の下落が目立った一方、保険業、銀行業、鉄鋼などが上昇した。
     
    個別では、大塚HDと第一三共の下落が目立った。キリンHDと楽天も下げ、ソフトバンクG、ソニー、JTなどが軟調で、ファナックは小安い。SUMCOが2%超安となるなど、半導体関連株や電子部品株が引き続き売られた。また、今期減益見通しのエンプラスが東証1部下落率トップとなった。
     
    一方、米長期金利の上昇が買い材料視され、三菱UFJ、三井住友、みずほといったメガバンク株や、第一生命HDが4%高となるなど保険株も上げが目立った。任天堂、マネックスG、武田薬などが堅調。VR事業の展開が注目されるエムアップは商い活発で大幅続伸。燃料デブリ取り出しロボットを共同開発した三井E&SHD、業績上方修正の浜松ホトニクやセレスも大幅高となり、宮越HDが東証1部上昇率トップとなった。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比66.74ポイント高の7053.23ポイントと続伸した。
    出来高1億0050万株。値上がり銘柄数は250、値下がり銘柄数は189となった。
     
    個別では、ダイナック、魚喜、三光マーケティングフーズ、セイヒョー、ジェイ・エス・ビーが年初来高値を更新。岡本工作機械製作所、SECカーボン、原田工業、パルステック工業、リミックスポイントが買われた。
     
    一方、アイケイ、サンコーテクノ、朝日印刷、ピーエイ、日本鋳造など8銘柄が年初来安値を更新。インスペック、グッドコムアセット、ファステップス、サイオス、石井表記が売られた。




     

    経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前週末比8円01銭高い3937円02銭となった。
    3月期企業の決算発表本格化を控えて東証1部に上場する大型株の上値が重くなる中、相対的に値動きの軽い中小型株に個人投資家などの資金流入が続いた。
    相場全体は方向感を欠く展開となり、個別に材料が出た銘柄への物色が目立った。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で535億円、売買高は1億974万株だった。値上がり銘柄数は349(スタンダード326、グロース23)、値下がり銘柄数は268(スタンダード253、グロース15)、変わらずは67(スタンダード65、グロース2)。
     
    個別では、ルーデン・ホールディングス、クロスキャット、アスラポートと業務提携すると一部で報じられた小僧寿しがストップ高。ウエストホールディングス、三信建設工業、銚子丸、東武住販、アルファグループなど21銘柄は年初来高値を更新。
    仮想通貨マイニング(採掘)の稼働開始を5月11日に決定したと発表したフォーサイド。その他では、ジャストプランニング、三光産業、エヌジェイホールディングスが買われた。
     
    一方、神田通信機、ホリイフードサービス、フーマイスターエレクトロニクス、ハピネス・アンド・ディ、大阪油化工業など7銘柄が年初来安値を更新。ANAPは、前週末までの上昇に対する反動から利益確定売りが広がった。先週末に急伸した反動からネクスグループ、システム ディ、リーバイ・ストラウス ジャパン、新日本建物が売られた。


     

    東証マザーズ指数は前週末比1.30ポイント高の1135.63ポイントと続伸。

    東京市場全般が軟調展開で、新興市場も小甘い展開となったが、大引けにかけてプラス浮上した。
    利益確定売りと押し目買いが交錯し、「全体的には終日、もみ合った」いう。
    ただ、人工知能(AI)など先端技術関連などで材料を内包した銘柄には資金が集まっているため、「個人投資家の意欲は回復基調にある」との声が上がっていた。
    売買代金は概算で592.47億円。騰落数は、値上がり109銘柄、値下がり130銘柄、変わらず7銘柄となった。
     
    個別では、17日に日本郵政の子会社による出資を発表したパルマがマザーズ売買代金トップで連日でストップ高となったほか、エムアップ子会社との協業を発表したJストリームがストップ高。
    デファクトスタンダード、CRI・ミドルウェア、ベイカレント・コンサルティングなど5銘柄は年初来高値を更新。ビープラッツ、ドリコム、ALBERT、一家ダイニングプロジェクト、PR TIMESが買われた。
     
    一方、そーせいグループ、ヘリオス、コンヴァノ、CYBERDYNEが年初来安値を更新。グローバルウェイ、農業総合研究所、ロコンド、シルバーライフ、クラウドワークスが売られた。
     
    20日に東証マザーズ市場に上場したHEROZは上場2日目の23日も買い注文が集まり、取引が成立しなかった。気配値は公募価格(公開価格、4500円)の5.3倍にあたる2万3810円と東証が定めるきょうの上限まで上がった。




     

    【後場寄り付き概況】

     
    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比36円57銭安の2万2125円67銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、2.00ポイント高の1753.13で始まった。
    前週に比べて円安・ドル高で推移している為替が支援材料となり、日経平均株価は下げ渋っている。東証株価指数(TOPIX)は小幅高。
     
    外国為替市場では、1ドル=107円80銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、トヨタ、ファナック、コマツが買われている。
    伊藤忠、商船三井は堅調。三菱UFJ、第一生命が値を上げ、任天堂が小高く、武田は小反発。エムアップはにぎわっている。
    半面、JT、アサヒの食品株や、花王が軟調。ファーストリテ、ソフトバンクGが値を下げ、JR東日本は小反落。ソニー、キヤノン、HOYAが売られ、東エレク、SUMCOも下落している。
     
    日経平均は一時プラスに転じる場面もみられたが、75日線に上値を抑えられている。一方で、下値は5日線が支持線として意識されており、両線に挟まれた狭いレンジ取引が続いている。指数インパクトの大きい値がさ株が上値の重石となっている。
    決算シーズン特有の個別対応での日替わり物色となろう。


     

    23日午前の日経平均株価は続落し、前週末比76円34銭安の2万2085円90銭で終えた。
     
    朝方は売りが先行したが、日経平均株価が一時プラス圏に浮上するなど売り買いが交錯した。前週末に小幅安となったものの、それまで日経平均は5日続伸で530円余りの上昇を見せていたこともあって、目先は利益確定の動きを誘発しやすい。決算発表の本格化を前に慎重な動きもみられる。
     
    前週末の米国市場では、米アップル株の大幅安を背景にダウ工業株30種平均が続落。一方、為替は円安・ドル高方向に振れており、外部環境は強弱まちまちで方向感に乏しい値動きとなった。
    外国為替市場で1ドル=107円台後半と円安方向に振れていることは下支え材料で、輸出セクターの一角にも押し目買いが散見される。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆838億円、売買高は7億1541万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1008と、全体の48%を占めた。値上がりは955、変わらずは118銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、精密機器、水産・農林業、食料品の下落が目立った一方、保険業、銀行業、海運業などが上昇した。

    個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが堅調、第一生命ホールディングスなど生保株にも買いが目立つ。コマツが上昇し、任天堂やマネックスGが上昇、
    宮越ホールディングスがストップ高カイ気配、エムアップ、オハラなども大きく買われた。
     
    半面、ソフトバンクグループが軟調、SUMCOも冴えない。楽天や第一三共の下げが目立った。JTも安い。エンプラスが急落、ヤーマンも急反落となった。福井コンピュータホールディングス、レーザーテックが大きく値を下げ、シャープも安い。
     
    東証2部株価指数は前週末比69.38ポイント高の7055.87ポイントと続伸した。
    出来高5940万株。値上がり銘柄数は246、値下がり銘柄数は168となった。
    個別では、ダイナック、魚喜、三光マーケティングフーズ、セイヒョー、ジェイ・エス・ビーが年初来高値を更新。岡本工作機械製作所、クリヤマホールディングス、フォーシーズホールディングス、東芝、ミロクが買われた。
     
    一方、アイケイ、朝日印刷、ピーエイ、日本鋳造、丸藤シートパイルなど7銘柄が年初来安値を更新。インスペック、グッドコムアセット、ファステップス、アジア航測が売られた。


     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前週末比5円73銭高い3934円74銭だった。
    東証1部に上場する大型株の上値が重い中で、好材料の出た個別銘柄を中心に、値動きの軽さに着目した買いが入った。新興市場でも決算発表の本格化を控えて積極的な買いは見送られ、指数も小幅な上昇にとどまった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で314億円、売買高は6626万株。
    値上がり銘柄数は355、値下がり銘柄数は259となった。
     
    個別では、仮想通貨関連のエンジニア育成で注目のクロスキャットが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、三信建設工業、アルファグループ、アトムリビンテック、岡山製紙など18銘柄は年初来高値を更新。
    小僧寿し、フォーサイド、エヌジェイホールディングス、ジャストプランニングが買われた。
     
    一方、フーマイスターエレクトロニクス、大阪油化工業、アイビー化粧品が年初来安値を更新。ANAP、サカイホールディングス、東京日産コンピュータシステム、新日本建物、ネクスグループが売られた。

     


    東証マザーズ指数は小反落した。前引けは前日比1.58ポイント安の1132.75だった。
    新規株式公開(IPO)銘柄や一部材料株に個人投資家の関心が集まり、指数への影響が大きい時価総額上位の銘柄への資金流入が細った。
    為替市場での円安や米長期金利の上昇を手掛かりとした金融セクターの堅調地合いを受けて一時プラスに転じる場面もみられた。しかし、国内政治リスクへの警戒のほか、本格化する決算発表を見極めたいとする模様眺めムードもあってか、上値追いは慎重となっている。
     
    値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は130となった。
     
    個別では、そーせいグループ、ヘリオス、CYBERDYNEが年初来安値を更新。農業総合研究所、ロコンド、グローバルウェイ、日本リビング保証、イトクロがに売られた。
     
    一方、貸し収納スペース運営代行のパルマが一時ストップ高と値を飛ばした。デファクトスタンダード、CRI・ミドルウェア、ベイカレント・コンサルティングなど4銘柄は年初来高値を更新。
    ユナイテッド&コレクティブ、ビープラッツ、ブライトパス・バイオ、リファインバース、ドリコムが買われた。
     
     
    20日に東証マザーズ市場に上場したHEROZは上場2日目の23日も買い気配が続き、午前中の取引では売買が成立しなかった。前引け時点の気配値は公募価格(公開価格、4500円)の3.9倍となる1万7630円だった。
     



    週末のNY株式市場は続落。
    金利の上昇基調やアップルに代表されるハイテクセクターの軟調が響いた。
    「金利や株式相場に影響が及ぶ可能性を懸念。
    今決算期の勢いもやや不足している」という声が聞こえる。
    もっともS&P500は週間で0.5%高と2週連続で上昇した。
    2年債利回りは2.449%に上昇。
    10年債利回りは2.945%と3月21日以来の水準に上昇。
    2月21日に記録した約4年ぶりの高水準となる2.957%は下回る水準。
    しかし3%が視野に入ってきた。
    「債券は株価動向やインフレ期待の高まりに反応している訳ではなく国債発行に関連した動き」。
    そんなとの見方だ。
    多くのFRB当局者は経済 が安定的に成長しているとコメント。
    年内は一段の利上げが実施されるとの見方が支配的となりドルは堅調。
    ドル/円は0.2%高の107.50円。一時は107.85円と、2週間ぶり高値を付けた。
    ユーロ/ドルは1.2248ドルと、2週間ぶり安値を更新。
    週初からの下落率は0.39%となり、週間としては2カ月ぶりの大きな下落となった。
    引け後に北朝鮮は「核兵器開発を実現。
    核実験、ミサイル発射は中止」と表明。週明けに織り込むことになる。
     
    週末の日経平均株価は6日ぶりの反落。
    東証1部の騰落銘柄数は値上がり989、値下がり978と売り買 いはほぼ均衡。
    少し前までの地政学リスクと円高を警戒する地合いからは脱却。
    シリアと北朝鮮の両方で懸念が後退し為替は落ちいてきた格好。
    ハイテクセクターが軒並み大幅安となりながら、日経平均はわずか28円の下落。
    やはり地合いは変わってきている。
    陰極まれば陽というところだろうか。
    節目の22000円を上回って推移し全体としては戻り基調が継続。
    日経平均は週間では約383円上昇。週足では4週連続で陽線。
    25日線や200日線からは3%程度のプラスかい離。
    そろそろ上向きそうば75日線(22219円)まではあと少し。
    ボリンジャのプラス2σで頭は抑えられているがボリンジャは拡大し始めた。
    空売り比率は41.7%まで上昇。
    ただ日経VI は16.00%まで低下した。
    日経平均のEPSは1707円でPERは12.98倍。
    13倍はもうすぐだ。
    北朝鮮の新たな動きを地球上で初めて評価する東京市場という格好だ。
    気になるのは「核兵器生産に成功」という表現。
    核開発とICBM開発を止めるばかりがクローズアップされているが・・・。
    日経朝刊連載小説「愉楽にて」は濡れ場の展開。
    しかも4月23日株高の特異日。
    アノマリー的には反発の日。
     
    NYダウは201ドル安の24462ドルと4日続落。
    NASDAQは91ポイント安の7146ポイントと続落。
    S&P500は22ポイント安の2670ポイントと続落。
    ダウ輸送株指数は92ポイント安の10578ポイント。
    3市場の売買高は64.5億株。
    CME円建ては大証比85円安の22075円。
    ドル建ては大証比60ポイント安の22100ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比110円安の22050円。
    ドル円は107.59円。
    10年国債利回りは2.951%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ヒビノ(2469)・・・動兆。
     
    ヒビノに注目する。
    同社はコンサート等の映像・音響設備提供サービスが柱。
    海外展開にも期待感。
    車メーカーへエンジン音や風切り音の探査・予測技術を提供。
    空港や工場の騒音対策にも期待感。
    材料は豊富。
    リバウンド期待。


    (兜町カタリスト櫻井)

    【寄り付き概況】
    23日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの経平均株価は、20日の終値と比べ4円36銭安の2万1578円88銭で取引を始めた。
     
    前週末のNYダウが200ドル強の下げで3日続落。アップル株の急落などが足を引っ張っており、半導体関連株などを中心に東京市場でも売り圧力の波及が懸念される。
     
    ただ、北朝鮮は21日、核実験とICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射を中止し、北部の核実験場を廃棄することを表明、地政学リスクが後退している。投資家心理にはプラスに働く。
     
    寄り付き時点で業種別値上がり上位に保険、銀行、海運、鉄鋼、その他金融など。
     
    東京エレクトロン、SUMCOなど半導体関連株への売りが優勢になっている。
    米国ではアプライドマテリアルズやインテル、ザイリンクス、エヌビディアなど軒並み続落歩調となっており、東京市場でも半導体製造装置や半導体材料メーカーの株価にマイナスに作用している。
    ただ、足もとは為替市場で1ドル=107円台後半と円安が進行しており、これを背景に押し目買いも観測され下げ幅は限定的だ。輸出主力株の下値を拾う動きに反映されやすく、売り一巡後の動きが注目される。

    個別では、エムアップが急伸し、任天堂、KDDIはしっかり。武田、三菱UFJが値を上げ、第一生命、マネックスGは大幅高。SBI、日本郵政は強含み。トヨタ、コマツは堅調となっている。
    半面、ソフトバンクGが小安く、トレンド、JT、大塚HDは軟調。東京ガス、大成建はさえない。東エレク、ソニー、キーエンスは小幅安。ファーストリテなどは売られている。

    225先物は、ソジェン・JP・みずほ・モルスタ・バークレイズが買い越し。
    野村・三菱・メリル・ドイツ・SBI・パリバ・GSが売り越し。
    TOPIX先物はクレディ・モルスタ・アムロ・GSが買い越し。
    野村・メリル・JP・ソジェンが売り越し。
     
    外資系等は、熊谷組(1861)、島津(7701)、KDDI(9433)、都競馬(9672)、三井E&S(7003)に注目。
     
    テクニカル的には、青木あす(1865)、クスリアオキ(3549)、エムアップ(3661)、SI(3826)、アバント(3836)、日化学(4092)、大正薬(4581)、スカラ(4845)、デザインワン(6048)、ストライク(6196)、キャリアデ(6538)、ヤーマン(6630)、アルヒ(7198)、コーナン(7516)、ユニチャーム(8113)、しまむら(8227)、SBI(8473)、四国電(9507)が動兆。

     

    23日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2100円-2万2300円を想定する。
    売り一巡後は下げ渋る展開となるだろうが、上値も重いと考える。
     
    週末には北朝鮮の非核化報道が流れ、為替も円安と日本株を下支えする要因はあるが、米国市場では連日でハイテク株が下げをけん引しており、これを警戒する可能性が高い。
    また、時間外取引での米株価指数先物の動きに影響を受ける場面もありそうだ。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の半ば(前週末は107円55-56銭)と円安に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比85円安の2万2075円だった。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    22075 ( -85 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    22100 ( -60 )
    ( )は大阪取引所終値比
     
     
     【好材料銘柄】  
    ■セレス <3696>
    今期経常を一転3%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■福井コンピュータホールディングス <9790>
    前期経常を17%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額。
     
    ■岡本工作機械製作所 <6125>
    前期最終を77%上方修正、配当も20円増額。
     
    ■今村証券 <7175>
    非開示だった前期経常は2.3倍増益へ。
     
    ■Jストリーム <4308>
    エムアップ <3661> 子会社のVR MODEがVR動画配信事業を展開するのにあたり、その大規模配信インフラに関連して協業することでエムアップと合意。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    23(月)
    《決算発表》
    アンジェス、コクヨ、大東建
     
    【海外】
    米3月シカゴ連銀全米活動指数(22:30)
    米3月中古住宅販売件数(23:00)
    《米決算発表》
    アルファベット、ハリバートン、ハズブロ、キンバリークラーク
    休場:トルコ


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    [概況]

    先週末20日のNY株式市場は原油価格の軟調やハイテク株の下げなどにダウは3日続落し、ナスダックやS&P500も続落して引ける一方、為替市場ではドルが買われて107円台後半に乗せる上昇となった。
    一方ドル以外の主要通貨は値下がりするなど、円安ではなく、ドル高・円高といった感じの動きとなった。
     
    今週の米国は23日(月)3月中古住宅販売件数、24日(火)2月住宅価格指数、2月S&Pケースシラー住宅価格指数、3月新築住宅販売件数、4月消費者信頼感指数、25日(水)MBA住宅ローン申請件数、26日(木)新規失業保険申請件数、3月耐久財受注、27日(金)第1四半期GDP速報値、第1四半期雇用コスト指数、4月ミシガン大学消費者信頼感指数などが発表予定となっており、他にECB理事会が26日(木)に開催されて政策金利が発表予定となっている。
    今週はドルが108円を付けるかどうかに注目し、其の可能性は高いと見て押し目買いで良いのではないかと考える。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
    ■双日<2768>
    国営カナダ大陸横断鉄道から車両改造を受注
     
    ■積水化<4204>
    ゴミからエタノール大量生産する技術開発
     
    ■三井E&S<7003>
    燃料デブリ取り出し用腕型ロボ開発
     
    ■三菱重<7011>
    傘下の三菱航空機が人員15%削減


     



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