【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
日経JASDAQ
38,085.80 -375.12 04/26
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,611.76 -100.99 04/26


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    [概況]

    13日の東京外国為替市場は、米中の貿易対立の激化を懸念し、流動性の高い米ドルを買う動きが引き続き活発なようで、米ドル円が高値圏にもかかわらず堅調に推移した。

    詳しく値動きを見てみると、米ドル円は序盤から買いが優勢で、午前中には昨日の高値を軽々と更新。

    終盤にかけやや弱含む場面もあったが、欧州時間に入ると再び買いが優勢となり本日高値112.810円まで上昇することとなった。

    この後の米ドル円は、いよいよ眼前に迫った大台113.00円を、どのタイミングで突破するかに注目が集まりそうだ。

    NY時間に発表される、米ミシガン大学消費者信頼感指数が良好な結果を示せば、勢いに乗って達成する可能性は高い。

    しかし、ここまで押し目らしい押し目をつくらず上昇してきた経緯を考えると、利益確定の売りも入りやすい状況になりつつあるのも確かで、取引する場合はそうした突発的な下落には十分注意を払いたいところだ。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    今週は、堅調となった。
    前週の大幅安の反動で、押し目買いが優勢の展開となった。
    アジア株にも持ち直しの動きが見られる中、為替市場では円安が急速に進行し、日本株の戻りを後押しした。
    トランプ政権が2000億ドル相当の対中制裁関税リストを公表したことで、警戒売りに押される場面もあったが、前週に大きく調整していたこともあり、ネガティブな反応は一時的だった。
    米ナスダック総合の高値更新や、さらなる円安進行を追い風に、週末にかけては一段高となった。日経平均は週間では約809円の上昇となり、週足では4週ぶりに陽線を形成した。
     
    12日の日経平均は大幅反発。
    上向きの5日線に支えられ、一時75日線近くまで上昇した。
    ボリンジャーバンドでは、日々線が中心線のやや下で取引を終えており、こちらも相場の中立圏復帰を確認する形状となっている。
     
    日経平均にとっては1ドル=112円台後半まで進んだ円安も追い風となっており、ダブルトップ形成で通常2〜3カ月かかる調整はもう終わった可能性が出ている。
    出来高がまだ少ない上にトピックスのチャートの形も弱いので持続性には多少疑問はあるが、とりあえず7月相場は上値2万3000円が再び視野に入ったと考えいいだろう。
    円相場も1ドル=114円台を目指す流れもあると考えられる。
     
     
    さて、来週は堅調展開か。
    東京株式市場は4日立ち会い。2月決算銘柄などの業績発表が一巡し、国内は材料難となる一方、米国では決算発表が本格化する。
    そのため、米国市場の影響を大きく受ける地合いになると予想する。
    米国も足元の経済指標などは良好で、決算発表はファンダメンタルズの良さを改めて確認するイベントになる可能性が高い。
    通商問題は引き続き警戒材料とはなる。
    ただし、今週大幅高となったことで地合いの改善が見込まれることから、ある程度の株価変動は許容しつつ、基本的には上を試す展開を予想する。
     
    1月23日高値(2万4129円)に対する制度信用取引の6カ月期日が迫り、需給面での重しとして意識される。
     
    インデックス主導のため、中小型については勢いが鈍る銘柄が多く散見されている。
    個人の需給動向は悪化傾向であるが、今後、日経平均の1月高値期日が通過してくるため、個人主体の材料株物色なども復活してくるかが注目されてきそうだ。需給改善を意識した押し目拾いのスタンスとなろう。
     
     
    上値・下値テクニカル・ポイント(13日現在)
     
    23510.90  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23380.54  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23115.35  ボリンジャー:+2σ(25日)
    23078.48  ボリンジャー:+2σ(13週)
    22961.07  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22776.43  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22719.80  ボリンジャー:+1σ(25日)
     
    22597.35  ★日経平均株価13日終値
     
    22474.38  13週移動平均線
    22448.17  均衡表雲上限(日足)
    22381.89  均衡表雲上限(週足)
    22324.25  25日移動平均線
    22256.67  均衡表転換線(週足)
    22251.31  75日移動平均線
    22238.42  均衡表基準線(週足)
    22237.26  均衡表基準線(日足)
    22216.26  26週移動平均線
    22202.65  200日移動平均線
    22172.33  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22125.79  6日移動平均線
    22077.91  均衡表転換線(日足)
    21928.70  ボリンジャー:-1σ(25日)
     

    【大引け概況】
    13日の日経平均株価は大幅続伸した。終値は前日比409円39銭高の2万2597円35銭だった。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:47 容量:6.62M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    6月21日以来、約3週間ぶりの高値。
     
    前日の米国株高を受けて日経平均株価は続伸して始まった。為替の円安基調も手伝って前場は堅調に推移し、後場、一段高となった。一方、日経平均に比べるとTOPIXの上昇率は小さかった。
    米中通商問題を巡り新たな悪材料が出ておらず、米中摩擦への懸念がやや後退した。前日の米株高の流れを引き継ぎ、東京株式市場でも幅広い銘柄が買われた。コマツや日立建機など中国関連とされる銘柄が上昇した。
     
    日経平均の構成銘柄を見ると、指数を大きく押し上げたのは比較的少数の銘柄で「現物が全体に買われたわけでなく、日経平均先物主導の上昇だった」という。
     
    先物主導で日経平均だけが大きく上昇する展開については、「いびつだ」と違和感を訴える声もある。とはいえ、この日の上昇により「チャート上の複数の節目を一気に上に抜け、株価は直近高値に向かいやすくなった」とされる。
    ソフトバンクのほか、12日の取引終了後に好決算を発表したファストリなど主力の値がさ株の上昇が目立った。この2銘柄の上昇だけで日経平均株価を160円強押し上げた。
     
    これまで投資家心理を圧迫していた米中貿易問題も、「中国側の抑制的な姿勢が目立ち始めた」と指摘され、相場の雰囲気は良くなっている。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前日比20.39ポイント高の1730.07で終えた。JPX日経インデックス400も続伸。終値は前日比182.86ポイント高の1万5342.42だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆5472億円。売買高は12億7836万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1547、値下がりは473、変わらずは80銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、サービス業、繊維製品、精密機器、ガラス・土石製品が上昇率上位。下落は石油・石炭製品、電気・ガス業の2業種。
     
     個別では、第3四半期決算が市場予想を上回る好調な内容だったファーストリテイリングが7%近い上昇で取引を終え、ソフトバンクGはが売買代金トップで3%超の大幅高で11日続伸となった。任天堂やソニーが高い。東海カ、ファナックが高く、資生堂も強い動きをみせた。
    リクルートホールディングスが上昇、SUMCOも買い優勢だった。Olympicグループが値上がり率トップに買われ、Gunosyはストップ高。コスモス薬品が急騰、古野電気も値幅制限いっぱいに買われた。
     
    一方、安川電、SMCやユニー・ファミリーマートホールディングスも売りに押された。TOKYO BASEがストップ安、セラク、デザインワン・ジャパンが急落。コンコルディア・フィナンシャルグループも大きく値を下げた
     
    東証2部株価指数は、前日比51.44ポイント高の7351.43ポイントと3日ぶり反発した。
    出来高5811万株。値上がり銘柄数は255、値下がり銘柄数は173となった。
     
    個別では、ファステップスが一時ストップ高と値を飛ばした。アイケイ、セイヒョー、あじかん、インテリジェント ウェイブ、阪神内燃機工業など8銘柄は年初来高値を更新。パシフィックネット、東京ボード工業、高田工業所、FUJIKOH、SECカーボンが買われた。
     
    一方、日本食品化工、旭松食品、新内外綿、関門海、自重堂など22銘柄が年初来安値を更新。リテールパートナーズ、キクカワエンタープライズ、ネットマーケティング、神島化学工業、光陽社が売られた。



     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比8円87銭高の3793円95銭だった。米中貿易摩擦の深刻化懸念が和らぐ中、リスク選好の動きが広がり、買い優勢の展開となった。
    12日の米株高で投資家心理が改善し、新興企業株にも買いが入った。
    もっとも、日経平均株価が大幅高となるなか投資資金の一部は東証1部の大型株に向かい、ジャスダック平均は心理的節目の3800円を前に伸び悩んだ。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で520億円、売買高は9775万株だった。
    値上がり銘柄数は371、値下がり銘柄数は256となった。
     
    個別では、テリロジー、ビーマップが一時ストップ高と値を飛ばした。翻訳センター、ダイヤ通商、セキ、ASIAN STAR、テーオーホールディングスなど7銘柄は年初来高値を更新。フォーサイド、エヌリンクス、シグマ光機、SHINWA Wise Holdings、夢の街創造委員会が買われた。
     
    一方、アクシーズ、岩塚製菓、プラマテルズ、バッファロー、ケイブなど16銘柄が年初来安値を更新。アルファ、ファンドクリエーショングループ、愛光電気、白鳩、オービスが売られた。

     


    東証マザーズ指数は前日比6.90ポイント高の1046.92ポイントと続伸した。
    東京株式市場全般が大きく上昇し、新興市場も連動した。ただ、マザーズは主力級銘柄の値動きが悪く、上昇幅は相対的に小さかった。
    日経平均株価が一時500円超値上がりするなど外部環境は良好。ある市場関係者は、「東証1部では個人好みの銘柄が大商いとなり、新興企業市場は少し閑散気味だった」と話していた。
    値上がり銘柄数は126、値下がり銘柄数は124となった。
     
    個別では、タイセイ、リネットジャパングループ、PR TIMES、弁護士ドットコム、トレンダーズが年初来高値を更新。ブランジスタ、UUUM、サインポスト、スタジオアタオ、ユナイテッド&コレクティブが買われた。
     
    一方、ジェイテックコーポレーション、ネットイヤーグループ、FFRI、バリューゴルフが年初来安値を更新。エルテス、GameWith、アイ・ピー・エス、フィル・カンパニー、ロジザードが売られた。


     

    【寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比320円94銭高の2万2508円90銭で始まった。
    東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、14.56ポイント高の1724.24で始まった。日経平均株価は前日比330円高前後と前場終値と比較して一段高。
    外国為替市場では、1ドル=112円60銭台での推移。アジアの主要株式市場は中国を除き総じて堅調。
     
    朝方の買いが一巡した後の日経平均は2万2500円手前でこう着感の強い展開となっている。
    アジア市場で中国・上海総合指数が反落し、足元では円安進行も一服しているとあって、上値を追う手掛かり材料には乏しい。週明け16日は海の日で休場となるため、連休を前にポジションを一方向に傾けづらい面もあるだろう。
     
    日経平均構成銘柄では、東海カ、ファストリテ、リクルートHなどが値上がり率上位。
    半面、コンコルディ、安川電、大日住薬などが値下がり率上位となっている。

     

    13日午前の日経平均株価は続伸し、前日比295円17銭高い2万2483円13銭で午前の取引を終えた。
     
    前場の東京株式市場はリスクオンの流れが加速、日経平均は高く始まった後も水準を切り上げ、一時300円を超える上昇でフシ目の2万2500円ラインを突破する場面があった。前日の欧米株市場が総じて上昇、米国株市場ではナスダック指数が史上最高値を更新するなど強く、外国為替市場で1ドル=112円台後半の推移と一段と円安が進行したことも物色人気につながった。
     
    電機など業績改善が期待される輸出関連株を中心に買われた。前場は東証1部で約7割の銘柄が値上がりした。
    コマツや日立建機など中国関連とされる銘柄が上昇した。12日取引終了後に好決算を発表したファストリ株も大幅上昇した。
     
    自動車株は高安まちまちだった。日米両政府は7月下旬にも、閣僚級の貿易協議「FFR」を開く方向で調整している。トランプ米大統領は協議を前に、自動車の関税引き上げで揺さぶりをかけており、市場では「貿易協議の内容が分かるまでは、自動車株を買い進めづらい状況が続きそうだ」の声があった。
     
    JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
     
    株価指数オプションなどの特別清算指数(SQ)算出に絡む売買があった。QUICK試算では、日経平均のSQ値は2万2452円35銭だった。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1666億円、売買高は5億8511万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1383だった。値下がりは599、変わらずは108銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、サービス業、繊維製品、精密機器、非鉄金属などが上昇。石油・石炭製品、電気・ガス業などが下落。


     個別では、ファーストリテイリングが大幅高、ソフトバンクグループ、リクルートホールディングスなど225採用の値がさ株が強い。任天堂、ソニー、キーエンスなども上昇した。Gunosyがストップ高に買われ、Olympicグループも値を飛ばした。
     
    半面、安川電機が売られ、THKも冴えない。コンコルディア・フィナンシャルグループは大幅安となった。ユニファミマ、リンガーハットが値を下げ、昭和シェル石油も下落した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比41.59ポイント高の7341.58ポイントと3日ぶり反発した。
    出来高3108万株。値上がり銘柄数は258、値下がり銘柄数は147となった。
     
    個別では、セイヒョー、インテリジェント ウェイブ、阪神内燃機工業、アイ・アールジャパンホールディングス、日本モーゲージサービスなど6銘柄が年初来高値を更新。ファステップス、セブンシーズホールディングス、パシフィックネット、東京ボード工業、アイケイが買われた。
    一方、旭松食品、関門海、自重堂、伊勢化学工業、川口化学工業など13銘柄が年初来安値を更新。リテールパートナーズ、ビート・ホールディングス・リミテッド、北日本紡績、三光合成、毎日コムネットが売られた。



     

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比8円99銭高の3794円07銭だった。日経平均株価が1%を超える上昇となり、リスク選好姿勢が回復した個人投資家が新興株にも資金を振り向けた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で285億円、売買高は5189万株。
    値上がり銘柄数は370、値下がり銘柄数は221となった。
     
    個別では、ビーマップがストップ高。テリロジー、ダイヤ通商、ASIAN STARは年初来高値を更新。リーバイ・ストラウス ジャパン、エヌリンクス、SAMURAI&J PARTNERS、SHINWA Wise Holdings、フォーサイドが買われた。
     
    一方、岩塚製菓、プラマテルズ、ケイブ、アルファ、テクノクオーツなど13銘柄が年初来安値を更新。白鳩、旭化学工業、愛光電気、ファンドクリエーショングループ、東武住販が売られた。


     

     
     
    東証マザーズ指数も続伸した。前引けは前日比9.83ポイント高の1049.85だった。
    前日の米国市場で主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、マザーズ市場でも買いが優勢となった。為替のドル高・円安も追い風だった。
    米ハイテク株も上伸しており、テクノロジー関連株の多いマザーズ市場にはプラスに働いている。
    ただ、足元では円安進行も一服しているとあって、上値を追う手掛かり材料には乏しい。
    週明け16日は海の日で休場となるため、連休を前にポジションを一方向に傾けづらい面もあるだろう。
    値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は113となった。
     
    個別では、タイセイ、リネットジャパングループ、PR TIMES、弁護士ドットコム、トレンダーズが年初来高値を更新。ブランジスタ、シルバーライフ、UUUM、ウォンテッドリー、スタジオアタオが買われた。
     
    一方、ジェイテックコーポレーション、FFRI、バリューゴルフが年初来安値を更新。エルテス、フィル・カンパニー、GameWith、アイ・ピー・エス、エムビーエスが売られた。



     



    NY株式市場は反発。
    NASDAQは史上最高値を更新した。
    フェイスブック、マイクロソフト、アマゾンが最高値を更新。
    アップルやアルファベットも上昇。
    貿易摩擦の影響が懸念されて売られていたボーイングやキャタピラーも1%超上昇。
    NYダウを押し上げた。
    マイクロソフトは2.2%上昇し時価総額が初めて8000億ドルを突破。
    既に時価総額が8000億ドルを上回っているアップル、アマゾン、アルファベットと並んだ。
    「どの企業の時価総額が最初に1兆ドルに届くか」に注目が集まってきた。
    FRBパウエル議長は「トランプ政権の減税策と歳出拡大策で経済は少なくとも3年間は押し上げられる。
    米経済は良好な位置にある」との考えを示した。
    6月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇と小幅な伸びで着地。
    市場予想は0.2%上昇だった。
    6月はガソリンの値上がりペースが落ちたほか、衣料が値を下げ、全体の伸びを抑制した。
    国債利回りは小幅上昇。
    消費者物価指数(CPI)の控えめな伸びや底堅い失業保険申請件数が材料となったとの解釈。
    10年債利回りは2.853%。
    2年債利回りは一時2.602%と1カ月前に付けた2008年8月以来の高水準に並んだ。
    ドルは対円で7日続伸。
    112円台半ばと6カ月ぶりの水準。
    「ドルが貿易を巡る相場変動にも持ちこたえると投資家がみている」との声が聞こえる。
     
     
    木曜の日経平均は255円高。
    水曜の下落分(264円)をほぼ取戻した。
    前日のNY株式は5日ぶりの大幅下落だったが為替の円安トレンドが追い風となった。
    「悪材料を消化してしっかり切り返した」との解釈だ。
    値上がり銘柄数1181(前日485)、値下がり銘柄数820(前日1563)。
    新高値銘柄数39(前日15)、新安値銘柄数80(前日148)。
    「10日終値(22196円)に届かず。
    200日移動平均線(22191円)にもちょっと足りない水準で中途半端」というのは贅沢だろう。
    NT倍率は12.98倍。
    6月21日のピーク水準(12.96倍)を上回ってきた。
    ただ騰落レシオは76.26倍。
    株価上昇で騰落レシオ低下というのは願ってもない姿だ。
    25日線からは0.6%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.938%。買い方▲12.561%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲23.97%と7月9日の▲23.36%を超えた。
    買い方▲21.08%。
    日経VIは16.84%と低下。
    日経平均採用銘柄のPERは13.16倍。
    EPSは1686円まで増加した。
    シカゴ225先物終値は大証日中比115円高の22325円。
    ドル円の112円台半ばは好感されよう。
    ソフトバンクの11連騰に期待したいしファーストリテの決算も好感されよう。
    週末13日の金曜日のSQはとりあえず無事通過の気配。
    「先週の日経平均は週間で約516円下落。
    今週は木曜まで399円の上昇。
    先週の下げ分を取り戻しての3連休を迎えたい」との声が聞こえる。
    気学では「逆向かい、突っ込み買い吹き値売りで駆け引きせよ」。
     
     
    NYダウは224ドル高の24924ドルと反発。
    NASDAQは107ポイント高の7823ポイントと過去最高値更新。
    S&P500は24ポイント高の2798ポイント。
    ダウ輸送株指数は47ポイント高の10473イント。
    3市場の売買高は58億株と薄商い。
    CME円建ては大証比115円高の22325円。
    ドル建ては大証比145ポイント高の22355ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比110円高の22320円。
    ドル円は112.52円。
    10年国債利回りは2.853%。
     
     
    スケジュールを見てみると・・・
     
    13日(金):オプションSQ、米輸出入物価、ミシガン大学消費者信頼感、中国貿易収支
    16日(月):海の日で休場、米小売売上高、NY連銀製造業景況感、企業在庫、中国4〜6月期GDP、各種経済統計、ファンボロー国際航空ショーにMRJ展示
    17日(火):首都圏新規マンション発売、米鉱工業生産、対証券投資、NAHB住宅指数、パウエルFRB議長上院で議会証言
    18日(水):訪日客数、米住宅着工件数、ベージュブック
    19日(木):貿易統計、米CB景気先行指数、フィラデルフィア連銀製造業景況感
    20日(金):消費者物価、全産業活動指数
     
     
    SQ値は22452円35銭。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    カチタス(8919)・・・動兆。
     
    カチタスに注目する。
    同社は戸建て・マンション中古再生事業を全国展開。
    17年4月にニトリHDと資本業務提携した。
    業績は好調。
    Web販促を強化中。


    (兜町カタリスト櫻井)


     

    【寄り付き概況】

    13日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比209円66銭高の2万2397円62銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、11.33ポイント高の1721.01で始まった。
     
    米中貿易摩擦が貿易戦争に発展することへの懸念がくすぶるが、米国の対中制裁関税の2000億ドル相当分の上乗せに対し、中国側は対抗措置などを出しておらずこれが投資家の不安心理を後退させている。
    前日のNYダウなど主要指数が大幅反発、ナスダック総合指数が史上最高値を更新するなど好地合いのなか、為替市場で対ドルが円安に振れていることなども材料視されたようだ。
     
    海外投資家のリスクを取る動きは健在で、相対的に出遅れる東京市場にも投資マネーが流入している。
    外国為替市場で1ドル=112円台の後半まで円安に振れており、これも全体相場に味方している。きょうはオプションSQ算出に絡み全体売買高は膨らむ。
    取引時間中は遅れて始まる上海株市場などアジア株の動向が注目される。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、26業種が高く、値上がり上位に非鉄、倉庫、電気機器、機械、鉄鋼、金属製品、精密機器など。
     
    個別では、ファナック、ソニー、東エレクが買われ、トヨタ、ホンダはしっかり。安川電は続伸。新日鉄住、住友鉱、東海カは上伸している。三井住友、野村が堅調。ソフトバンクGが高く、KDDI、武田が値を上げ、ファーストリテは急伸している。
     
    半面、ニトリHDが売られ、中部電が値を下げ、マルハニチロは反落。コンコルディアは大幅安。JXTG、ブリヂストン、日産自、SUBARUはさえない。

    225先物は、クレディ・GS・バークレイズ・シティ・みずほが買い越し。
    日興・SBI・JP・アムロ・大和が売り越し。
    TOPIX先物はパリバ・ソジェン・日興・モルスタ・クレディが買い越し。
    バークレイズ・GS・JP・野村が売り越し。
     
    外資系等は、じげん(3679)、デサント(8114)、サカイ(9039)、日機装(6376)、NSSOL(2327)、スクエニ(9684)、ベルシステム(6183)、ハニーズ(2792)、アイスタイル(3660)、EG(6050)、インソース(6200)、アイシン(7259)に注目。
     
    テクニカル的には、サカタのタネ(1377)、カカクコム(2371)、ネオス(3627)、ブレインP(3655)、オプテックス(6914)、三菱自(7211)、コジマ(7513)、ネットワン(7518)、Uアローズ(7606)、松屋(8237)、丸紅リ(9763)が動兆。



     

    [概況]

    日本やアジア株式市場の上昇に欧州株式市場も上昇で始まるとリスク選好の円売りが進んでユーロは序盤に当日高値131.460円まで上昇し、其のあとでドルも112.640円の当日高値を付けた。
     
    其の後NY市場で発表された6月消費者物価指数は予想を下回り、新規失業保険申請件数は予想より減少するなどマチマチな結果にドルは112円半ば割れまで下げたが直ぐに揉み合いに戻った。そして大幅反発で始まったNY株式市場が其の後も上値を伸ばすとドルも買われて112円半ばを超え、最後は前日比+51.5銭高の112.530円と112円台後半に乗せて引けた。
     
    ドルは4日続伸し、リスク選好の円売りにドル以外の主要通貨も対円で上昇して引けたが、好調を続ける米経済と来年夏までは利上げしないEU(ECB理事会での声明)、物価目標2%に届かない日本を比較すればドルが買われるのも自然ではないか。
    但し4日続伸しており、本日は週末でもある事から一旦押し目が出てもおかしくないと思われる。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
     
    ■出光興産<5019>
    インドネシアで工業用潤滑油増産
     
    ■KTC<5966>
    匠の技を協働ロボに伝授する技術開発に着手
     
    ■京セラ<6971>
    22年にもライダー・画像センサー一体製品を供給へ
     
    ■ケーヒン<7251>
    中国で新たな4輪車向け営業拠点開設
     
    ■リコー<7752>
    音声での議事録自動作成開発で2社と提携
     
    ■住友商<8053>
    水素製造装置販売開始へ
     
    ■中部電<9502>
    電力小売りを系列JVに集約


     

    13日の東京株式市場は、昨日の反発地合いを引き継ぐ形で堅調なスタートが予想される
    日経平均株価の予想レンジは、2万2100円−2万2500円。
    欧米株式の上昇と円安を受け、一段と水準を切り上げる展開が見込まれる。
    日経平均株価の25日線(12日時点で2万2328円)近辺では、戻り待ちの売りが想定されるが、業績への期待感から売りを消化することも期待される。
    ただ、取引終了前には、海の日を含む3連休を前にして、手じまい売りも出やすく2万2400円台からは上値が重くなりそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ば(12日終値112円33−34銭)と円安に傾く一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同131円25−29銭)と小動き。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比115円高の2万2325円だった。
     
    【好材料銘柄】
    ■Gunosy <6047>
    今期経常は29%増で5期連続最高益更新へ。AnyPay社と合弁会社を設立し、ブロックチェーン領域の事業を開始する。
    また、コーポレートベンチャーキャピタルを設立し、投資育成事業に参入する。
     
    ■イワキ <8095>
    3-5月期(2Q)経常は63%増益、今期配当を4.5円増額修正。
     
    ■セントラル警備保障 <9740>
    3-5月期(1Q)経常は65%増益で着地。
     
    ■ピクセラ <6731>
    民泊・ホテル運営事業を展開するオックスコンサルティング2の株式を取得し、持分法適用関連会社化する。
     
    ■イメージ ワン <2667>
    リアルタイムに心電図を伝送できるテレメトリー式心電送信機「duranta」が、セコム医療システムの遠隔診療支援プラットフォーム「セコム Vitalook」に採用された。
     
     
    ■リーバイ・ストラウス ジャパン <9836>
    今期経常を一転36%増益に上方修正。
     
    ■PR TIMES <3922>
    3-5月期(1Q)経常は86%増益で着地。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    13(金)
    オプションSQ
    《決算発表》
    パソナ、ブロンコB、タマホーム、ライク、キャンドゥ、ヨシムラフード、北の達人、DDHD、ドトル日レス、SFP、三栄建築、サムティ、クリレスHD、トウキョベース、串カツ田中、ほぼ日、テラスカイ、UUUM、ウォンテッドリ、サインポスト、ダイト、ベクトル、ベイカレント、RPA、CSランバー、SOU、松竹、東宝
     
    【海外】
    中国6月貿易収支
    米6月輸出入物価指数(21:30)
    米7月ミシガン大学消費者マインド指数(23:00)
    《米決算発表》
    JPモルガン・チェース、PNC フィナンシャル・サービシズ・グループ、シティグループ

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     


     
    12日のNYダウ工業株30種平均は前日比224ドル44セント高の2万4924ドル89セントと反発で終えた。
     
    この日のNYダウは買い優勢で始まった。トムソン・ロイターによると、今週から本格化する4〜6月期決算では主要500社の純利益が前年同期比約21%増加する見通しで、良好な企業業績への期待感に相場が押し上げられた。
    朝方発表された6月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことも、利上げペース加速への警戒感を和らげ、買い安心感につながった。
     
    米中貿易摩擦に対する過度の懸念が後退する中、前日に下げが目立ったキャタピラーやボーイングなど中国売上比率が高い銘柄が買い直された。主力ハイテク株が相次ぎ過去最高値を更新したことも、投資家心理を強気に傾けた。
     
    また、13日のJPモルガン・チェースなど銀行大手を皮切りに、米主要企業の4~6月期決算の発表が本格化する。好調な米景気や減税効果を支えに好内容が見込まれており、業績期待の買いが入りやすかった。朝方発表の6月の米消費者物価指数は前月比0.1%上昇と市場予想の0.2%を下回った。物価上昇が想定ほど加速していないとの見方も買い安心感につながった。
     
    ナスダック総合株価指数は前日比107.305ポイント高の7823.916とほぼ3週ぶりに過去最高値を更新した。個別銘柄でもフェイスブック、アマゾン・ドット・コム、アルファベット(A株)、マイクロソフトが過去最高値を付けた。中国売上比率の高さから、前日に幅広く売られた半導体株にも買いが入った。
     
    セクター別では、ソフトウェア・サービスやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
     
    個別では、ソフトウェアのCAテクノロジーズ(CA)は、半導体のブロードコム(AVGO)との買収合意を受けて大幅上昇した。米中貿易摩擦への懸念がやや後退し、携帯端末のアップル(AAPL)やソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)などのハイテク企業に加えて、中国による報復措置の影響が大きい航空機メーカーのボーイング(BA) は1.6%高、建設機械のキャタピラー(CAT)が2.0%高と買い戻された。
    航空大手のデルタ航空(DAL)は、1.8%高と決算内容が好感され堅調推移した。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、ゴールドマンサックスが同社のフェイクアカウントへの取り組みを評価し上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,924.89+224.44
    S&P500種
    2,798.29+24.27
    ナスダック
    7,823.916+107.305
     
    米10年債利回り(%)
    2.8491 +0.005
    米2年債利回り(%)
    2.59 +0.012
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,246.60+2.20   
    NY原油(ドル/バレル)
    70.27−0.06
    円・ドル
    112.53 - 112.54   +0.20

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反発した。
    9月物は前日比325円高の2万2325円で引けた。同日の大取終値を115円上回った。米国など主要国の株式相場が上昇し、日本株にも買いが波及した。為替の円安も買い材料となった。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    22325 ( +115 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    22355 ( +145 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7651.33(+59.37)
    FTSE100種総合株価指数は投資家のリスク回避姿勢が後退し、株価は反発した。
    前日11日の終値に比べ59.37ポイント高の7651.33で引けた。構成銘柄の約8割が上昇した。この日のFT指数は7600台を割り込んで寄りついた後、じりじりと値を上げていった。
     
    個別では、製薬大手アストラゼネカが3.5%高の上昇。同社のタグリッソがカナダ保健省により肺がんの1次治療として承認を取得したことなどが好感された。放送局スカイニューズは3.4%高、同社をめぐる買収合戦で、米メディア大手の21世紀フォックスと同業の米コムキャストがそれぞれ11日に提示額を引き上げた。12日には英政府が21世紀フォックスによるスカイ買収を承認した。前日に大幅下落したソフトウエア開発のマイクロフォーカスは3.2%高とこの日買い戻された。
     
    半面、オンライン食品販売オカド・グループは2.7%安と前日に引き続き下落した。アナリストが投資判断を引き下げたメディアのITVも下がった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12492.97(+75.84)
    ドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日11日と比べて75.84ポイント高の12492.97だった。
    個別では、鉄鋼のティッセン・クルップは、シティグループが投資評価を引き上げたことが好感され買われた。透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアと工業用ガスのリンデも上昇した。
    一方で、コメルツ銀行とドイツ銀行は売られた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5405.90(+51.97)
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて約1%上昇した。



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