【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
日経JASDAQ
37,775.38 +22.07 04/19
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,601.50 -81.87 04/19


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    13日のNYダウ工業株30種平均は前日比94ドル52セント高の2万5019ドル41セントと心理的節目の2万5000ドルを上回り6月半ば以来ほぼ1カ月ぶり高値で終えた。
     
    複数の大手行の決算内容が嫌気され、寄付き後から下落に転じたものの、来週から本格化する4-6月期決算への期待や原油相場の上昇が好感され、小幅上昇に転じた。ダウが節目となる25000ドルを突破したことで利益確定の動きも広がり、上値は限られた。
     
    ムニューシン米財務長官は前日、議会下院金融サービス委員会の公聴会で、知的財産権侵害を理由に発動した対中制裁関税について、中国が問題解決に「真剣に努力しようとするのなら、いつでも話し合いに応じる」と発言。米中貿易摩擦への警戒感が幾分和らぎ、中国との取引が多いボーイングやキャタピラーなどの銘柄に買いが入った。
     
    発表が本格化している米企業の2018年4〜6月期決算が好調になるとの期待を背景にした買いが続いた。
    米主要500社の4〜6月期決算の増益率は2割前後と1〜3月期に続き高い増益率が見込まれている。業績への期待が特に強いアップルやアマゾン・ドット・コムなど主力のIT関連などに好調な業績を期待した買いが続いた。
     
    一方、米銀行大手が発表した決算は強弱まちまちだった。JPモルガン・チェースは市場予想を上回る増収増益となったが、材料出尽くし感から売られた。
    シティグループは売上高にあたる営業収益が市場予想に届かず株価が下落。減益決算だったウェルズ・ファーゴも下げた。
     
    6月の米輸入物価指数は前月比0.4%低下した。インフレ圧力の鈍さが意識され、米長期金利が低下した。利ざや改善期待が後退し金融株の重荷になった一方、利上げペースが緩やかになるとの思惑が相場全体を支えたとの指摘があった。
     
    ナスダック総合株価指数は同2.060ポイント高の7825.976と連日で過去最高値を更新した。アップルなど主力株への買いが続いた。アマゾンがネットワーク機器の販売を検討しているとの報道を受けて、シスコシステムズなどネットワーク機器関連株が軒並み売られ、指数は下げる場面があった。
     
    セクター別では、食品・生活必需品小売や家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で銀行や電気通信サービスが下落した。
     
    個別では、大手行のJPモルガン(JPM)、シティグループ(C)、ウェルズファーゴ(WFC)は決算内容が嫌気され、下落。大手行決算でクレジットカード発行枚数の減速が明らかとなり、決済ネットワークのビザ(V)やマスターカード(MA)が売られた。
     
    一方で、ネット小売のアマゾン(AMZN)は、年に1度開催する大セール「プライムデー」を来週に控え、最高値を更新。アマゾンに対抗するためにセール開催を発表したディスカウントストアのターゲット(TGT)も堅調推移となった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,019.41+94.52             
    S&P500種
    2,801.31+3.02
    ナスダック
    7,825.976+2.060
     
    米10年債利回り(%)
    2.8289 -0.024
    米2年債利回り(%)
    2.582 -0.012
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,241.20−5.40   
    NY原油(ドル/バレル)
    70.58+0.25
    円・ドル
    112.34 - 112.35+0.01


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は続伸した。
    9月物は前日比240円高の2万2565円で終え、大阪取引所の終値を35円下回った。東京市場で株式相場が大幅上昇したのを受け、買い安心感が広がった。

    NYダウ工業株30種平均がほぼ1カ月ぶりに2万5000ドル台を回復したのも支えになった。ただ、週末を控えて、買いの勢いは限られた。
     

    シカゴ日経225先物 (円建て)
    22565 ( -35 )
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    22590 ( -10 )
    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100種総合株価指数は続伸した。前日12日の終値に比べ10.54ポイント高の7661.87で引けた。
    ムニューシン米財務長官が中国との貿易摩擦をめぐって対話を模索する姿勢を表明。これを受けFT指数は高寄りし、7716近辺まで上昇した。ただ、その後はポンドの下げ幅が縮小するとジリ安に転じて失速し、この日の安値圏で引けた。
    構成銘柄の半数以上は上昇した。
     
    個別銘柄では、英ソフトウエア会社マイクロフォーカスが4.7%高。アイルランドの複合企業DCCは3.7%高、英高級衣料バーバリーは2.5%高、アナリストが株価目標を引き上げた医薬品のアストラゼネカの上げが目立った。
    ビジネスサポートのDCCは、第1四半期の営業利益が予想範囲に達し、通期業績についても自信を示したことが好感され買われた。住宅建設のバラット・ディベロップメンツは、アナリストによる株価目標の引き上げなどが好感され上がった。
     
    半面、産金大手ランドゴールド・リソーシズは1.7%安と下げが目立った。たばこ株は午前に上昇したが、午後のポンドの下げ渋りにともない下落に転じた。英たばこ大手インペリアル・ブランズは1.2%安と下がった。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    ドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前日12日と比べて47.76ポイント高の12540.73だった。
    今回の決算シーズンで企業業績の拡大が期待され買いが優勢だった。
     
    個別では、アディダスとドイツポスト、工業用ガスのリンデが上昇した。
    一方で、医療機器のフレゼニウスと鉄鋼のティッセン・クルップ、電力のエーオンは売られた。



    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40(仏)5,429.20      +23.30



     



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