【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
日経JASDAQ
37,775.38 +22.07 04/19
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,601.50 -81.87 04/19


07月02日 マーケットコメント

07月03日 マーケットコメント

07月04日 マーケットコメント

07月05日 マーケットコメント

07月06日 マーケットコメント

07月07日 マーケットコメント

07月09日 マーケットコメント

07月10日 マーケットコメント

07月11日 マーケットコメント

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07月17日 マーケットコメント


    [概況]

    18日、東京外国為替市場の米ドル円は一時113.150円まで上昇し、じり高の展開となっている。

    米国時間におこなわれたパウエル米連邦公開市場委員会(FRB)議長の議会証言において、米利上げ継続姿勢が再確認されたことなどから、米ドル円は堅調に推移している。米ドル円は年初来高値113.400円が意識されそうだ。

    この後は、前日に続きパウエル米FRB議長の下院金融委員会での証言や、6月米住宅着工件数(予想:前月比-1.9% 前回:前月比5.0%)など米経済指標の発表が予定されている。

    テクニカル的には、米ドル円は下値付近に5日移動平均線(112.594円)などが控えており、下値のサポートとなりそうか。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    きょうの日経平均は2万3000円が壁になった。
    ただ、失速して下げに転じたわけではなく、基調が強い中で、やや物足りないという程度。いったん調整は入るかもしれないが、直近の上昇でテクニカルが好転しており、下値は限定的と考える。
     
    きのうも終盤にかけては失速したが、きょうは米国株高と円安を受けて寄り付きから大幅高となった。外部環境のサポートがあれば、押し目を作らず、2万3000円からその上を試す展開も十分期待できるだろう。
     
    今晩米国ではベージュブックの公表や住宅着工件数の発表などがあり、ドル高・円安基調を強める材料になるかが注目される。また、きょう引け後に発表された訪日外客数統計では、6月も好調な内容が確認できた。
    訪日客はリピーター需要などもあり、この先も増加傾向が続く可能性が高い。きょうは発表を前にラオックスなどに動意が見られたが、円安は訪日客の国内消費拡大にも一役買う。インバウンド関連銘柄には再評価の余地があると考える。
     
    チャート面では2万3000円接近で本日の足が陰線となったことから目先は足踏みしやすいところ。ただ、円安が続く限りは押しも浅そうで、5月、6月に続いての2万3000円チャレンジ相場は続きそうだ。
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
     
    23546.37  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23475.86  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23419.21  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23120.47  ボリンジャー:+2σ(13週)
    23089.45  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22861.82  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22821.73  ボリンジャー:+1σ(13週)
     
    22794.19  ★日経平均株価18日終値
     
    22703.03  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22522.99  13週移動平均線
    22522.90  均衡表雲上限(日足)
    22404.35  均衡表雲上限(週足)
    22400.99  6日移動平均線
    22316.62  25日移動平均線
    22295.32  75日移動平均線
    22256.67  均衡表転換線(週足)
    22238.42  均衡表基準線(週足)
    22237.26  均衡表基準線(日足)
    22226.88  200日移動平均線
    22224.25  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22206.14  均衡表転換線(日足)
     
     
     
     
     

    【大引け概況】
    18日の日経平均株価は4日続伸した。終値は前日比96円83銭高の2万2794円19銭だった。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:22 容量:11.83M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は、17日の米国株高や円安・ドル高進行を好感し、買い優勢で始まった。株価指数先物買いを交えて上昇し、前場前半には一時2万2949円32銭(前日比251円96銭高)を付けた。一巡後は、上昇ピッチの速さに対する警戒感もあり、利益確定売りに押され、大引けにかけて上げ幅縮小の流れとなった。
     
    外国為替市場で円相場が1ドル=113円台とおよそ半年ぶりの安値を付け、自動車など輸出関連株に採算改善を期待した買いが先行した。中国や香港などアジアの株式相場が堅調に推移したのも、投資家心理を強気に傾けた。
     
    JPX日経インデックス400は4日続伸した。終値は前日比49.88ポイント高の1万5509.89だった。東証株価指数(TOPIX)は4日続伸し、終値は6.16ポイント高の1751.21だった。
     
    東証1部の出来高は11億4604万株、売買代金は2兆1670億円。騰落銘柄数は値上がり1444銘柄、値下がり579銘柄、変わらず79銘柄。
     
    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、ゴム製品、精密機器の上昇が目立った。下落は鉱業、食料品、その他製品など。
     
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆1670億円。売買高は11億4604万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1444、値下がりは579、変わらずは79だった。
     
    個別では、ファーストリテイリングが大きく上値を伸ばしたほか、トヨタ自動車も買い優勢。太陽誘電や村田製作所、日本電産も堅調だった。出光興産が高い。エスケイジャパンがストップ高となったほか、ベクトルも活況高。ライクも値を飛ばした。曙ブレーキ工業が物色人気となり、クリーク・アンド・リバー社、ネクステージなども上昇した。
     
    半面、任天堂が軟調、東海カーボン、JTも値を下げた。資生堂も売りに押された。ソニーが高値更新後下げに転じた。コロプラが大幅安、インターアクション、クリエイト・レストランツ・ホールディングスの下げも目を引いた。ディップ、国際紙パルプ商事などが安く、石原産業も下落した。
     
    東証2部株価指数は前日比11.75ポイント高の7375.66ポイントと3日続伸した。
    値上がり銘柄数は274、値下がり銘柄数は163となった。
     
    個別では、ファステップスがストップ高。アイケイ、あじかん、日本ギア工業、日本モーゲージサービスは年初来高値を更新。リミックスポイント、カンロ、スマートバリュー、クロスキャット、富士通コンポーネントが買われた。
     
    一方、旭松食品、いい生活、川口化学工業、西川ゴム工業、瀧上工業など15銘柄が年初来安値を更新。三光合成、プロパティエージェント、ファーマフーズ、リテールパートナーズ、東京ボード工業が売られた。



     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比27円68銭高の3811円59銭とおよそ2週ぶりの高値だった。
    米株高基調が続き、投資家心理が改善。新興企業株にも買いが入った。ただ1日を通じて東証1部の輸出関連株に資金が集まりがちだったため、寄り付き後の日経ジャスダック平均は高値圏で一進一退となった。
    また、仮想通貨関連株を中心に買い注文が集まり、堅調な値動きだった。
    仮想通貨の急騰を受けて、「個人投資家の買い意欲が刺激された」という。
    関連銘柄の上昇により、値動きが活発な銘柄にも買いが波及し、市場の雰囲気が盛り上がった。ただ、売買代金は依然として低調で、「投資意欲が復調したとは言い切れない」との指摘もあった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で476億円、売買高は8948万株だった。値上がり銘柄数は430、値下がり銘柄数は203となった。
     
    個別では,フューチャーベンチャーキャピタルがストップ高。秋川牧園、ウエストホールディングス、夢の街創造委員会、市進ホールディングス、昭和システムエンジニアリングなど10銘柄は年初来高値を更新。エムティジェネックス、平山ホールディングス、キャピタル・アセット・プランニング、Shinwa Wise Holdings、GMOペパボが買われた。
     
    一方、アクシーズ、ヒビノ、ホリイフードサービス、バッファロー、菊池製作所など13銘柄が年初来安値を更新。オービス、ジェーソン、ウチダエスコ、キムラ、ニューフレアテクノロジーが売られた。

     


    東証マザーズ指数は前日比18.20ポイント高の1049.80ポイントと反発した。

    17日の米国市場の株高や円安進行などといった外部環境の好転を背景に日経平均が大幅上昇した流れを受けて、マザーズ銘柄にも買いが波及した。時価総額上位銘柄中心に買い戻しの動きもみられ、個人投資家のマインドが改善する展開となった。なお、売買代金は概算で773.21億円。騰落数は、値上がり174銘柄、値下がり72銘柄、変わらず11銘柄となった。
     
    個別では、ALBERTがストップ高。カヤック、チェンジは一時ストップ高と値を飛ばした。タイセイ、リネットジャパングループ、駅探、PR TIMES、シェアリングテクノロジーなど9銘柄は年初来高値を更新。ブランジスタ、Abalance、トレンダーズ、エーアイ、ソウルドアウトが買われた。
     
    一方、ユナイテッド、ジェイテックコーポレーション、ピーバンドットコム、ネットイヤーグループ、バリューゴルフなど10銘柄が年初来安値を更新。エルテス、キャンディル、ハイアス・アンド・カンパニー、ユーザベース、HANATOUR JAPANが売られた。


     

    【寄り付き概況】
     
    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比195円07銭高の2万2892円43銭で始まった。前場終値と比較して伸び悩んでいる。
    東証株価指数(TOPIX)は、10.98ポイント高の1756.03で始まった。
     
    外国為替市場では、1ドル=112円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    日経平均は直近の戻り高値水準で節目として意識される2万3000円に迫り、急ピッチの上昇に対する短期的な過熱警戒感もあって利益確定売りが出やすいところだろう。
    ここまで日経平均の上下の値幅は75円ほどにとどまっており、ややこう着感の強い展開となっている。
    アジア市場では中国・上海総合指数が4日ぶりに反発しており、中国景気の減速懸念から前日まで売りがかさんだ設備投資関連株にも買い戻しの動きが見られる。
     
    マザーズ指数や日経ジャスダック平均が反発した。ただ、マザーズ指数は朝方の買いが一巡すると伸び悩んでいる。主力大型株に関心が向かいやすい状況だが、個人投資家が中小型株に対し、需給面で選別色を強めているとみておきたい。
     
      個別では、ソフトバンクGが買われ、ファーストリテ、スタートトゥ、ANAは高い。エーザイが値を上げ、資生堂は反発。三井住友が締まり、マネックスG、村田製、安川電が上伸し、ファナック、トヨタ、スズキは堅調。
    半面、任天堂、JTが下押し、武田は弱含み。三菱UFJ、東京海上、アルプスが売られ、ソニーは小幅安。国際帝石が値を下げ、東海カは安い。

    ランチバスケットは230億円、差し引き20億円の買い越しとの観測。


     



    10月第1営業日に、日経平均株価(以後、日経平均)の定期銘柄入替えが実施される。
    大和のクオンツチームのレポート。

    結論は「今年は2銘柄の入替えを予想する」。
    除外候補としては宝HD(2531)、東京ドーム(9681)が絶対除外基準に該当。
    銘柄数の過剰感が強い素材セクターから古河機金(5715)が東京ドームの代わりに予備除外候補。
    採用候補は銘柄数の不足感が強い消費セクターから、スタートトゥデイ(3092)、
    サイバーエージェント(4751)。
    予備採用候補として、任天堂(7974)、カカクコム(2371)。
    任天堂は株価水準が約3万円台という値嵩株。
    採用された場合に他の銘柄へ与える影響は大きく採用の可能性は低い。
    日経側がスイッチを入れるタイミングに注目。
    今年は東証と大証が統合してから丸5年という区切りの良い年。
    旧大証銘柄の代表格という点が定性面でプラスに働く可能性もないとは言えない。
    通常は10月第1営業日(今年は10月1日)に実施されると見られる。
    リバランスに伴う売買インパクトは、理論的には前営業日となる9月28日終値ベース。
    日経平均パッシブ連動資産は、各銘柄2600万株程度。
    日経からの発表は例年通り9月上旬(遅くても7日まで)と見られる


    (櫻井)。


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比25円27銭高い3809円18銭。
    日経平均株価が1%近く上昇し、運用リスクをとりやすくなった個人投資家が新興企業株にも資金を振り向けた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で283億円、売買高は5205万株。
    値上がり銘柄数は423、値下がり銘柄数は184となった。
     
    個別では、ウエストホールディングス、夢の街創造委員会、昭和システムエンジニアリング、ASIAN STAR、ビジョナリーホールディングスなど7銘柄が年初来高値を更新。キャピタル・アセット・プランニング、エムティジェネックス、佐渡汽船、市進ホールディングス、フューチャーベンチャーキャピタルが買われた。
     
    一方、菊池製作所、IGポート、レイ、アルファ、小田原エンジニアリングなど8銘柄が年初来安値を更新。ニューフレアテクノロジー、キムラ、ネクスグループ、ウチダエスコ、オービスが売られた。


     

     
    東証マザーズ指数も反発し、前引けは前日比9.26ポイント高い1040.86だった。
    株高を受けて買いが先行、物色の矛先が東証1部の主力銘柄から中小型株にもシフトし始めている。
    値上がり銘柄数は165、値下がり銘柄数は83となった。
     
    個別では、ALBERTがストップ高。カヤック、チェンジは一時ストップ高と値を飛ばした。タイセイ、駅探、シェアリングテクノロジー、弁護士ドットコム、アドベンチャーなど7銘柄は年初来高値を更新。ブランジスタ、エーアイ、リンクバル、アルファポリス、トレンダーズが買われた。
     
    一方、ユナイテッド、ジェイテックコーポレーション、ネットイヤーグループ、バリューゴルフ、エルテスなど9銘柄が年初来安値を更新。HANATOUR JAPAN、ティーケーピー、キャンディル、グレイステクノロジー、ユーザベースが売られた。


     


    18日午前の日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比223円84銭高の2万2921円20銭だった
    取引時間中では、6月13日(高値2万2993円26銭)以来約1カ月ぶりの高値水準となる。東証株価指数(TOPIX)は12.97ポイント高の1758.02と、ともに続伸した。
     
    朝方は、17日の米国株高や円安・ドル高進行を好感し、買い優勢で始まった。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が上院の議会証言で「緩やかに利上げを行うことが適切」と述べ、過度な利上げ対する警戒感が後退し、日本株の支援材料につながった。
    株価指数先物買いを交え、一時2万2949円32銭(前日比251円96銭高)まで上昇する場面があった。
    その後は上げ一服商状ながら、前引けにかけて高値圏で推移した。時間外取引の米株価指数先物や中国・上海総合指数の上昇も支えとなった。
     
    市場では「日経平均で2万3000円より上の水準では売り圧力が増える」との観測が多く、警戒された。「米中貿易紛争の激化を嫌気して売っていた市場参加者の買い戻しが一巡し、上昇の勢いが弱まっている」との指摘もあった。
     
    東証1部の出来高は5億9593万株、売買代金は1兆1077億円。騰落銘柄数は値上がり1627銘柄、値下がり417銘柄、変わらず57銘柄。
     
    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、ゴム製品、水産・農林業の上昇が目立った。下落は鉱業、その他製品、食料品など。
     
    個別では、ソフトバンクグループ、トヨタ自動車などが上昇、ファーストリテイリンも大きく買われた。太陽誘電や村田製も高い。新インフルエンザ治療薬の臨床試験で有効な結果が得られたと発表した塩野義が上昇している。東エレクやアドテスト、スクリンも上げた。
    エスケイジャパンがストップ高、ライクベクトルなども値を飛ばした。
     
    一方、任天堂や東海カが下げた。受動喫煙対策法の成立を受けてJTが安い。既存店売上高が低調と受け止められたイオンファンが大幅安だった。
    Olympicグループが利食われ、石原産業、インターアクションなども大幅安。クリエイト・レストランツ・ホールディングスも売られた
     
    東証2部株価指数は前日比5.36ポイント安の7358.55ポイントと3日ぶり反落した。
    出来高4183万株。値上がり銘柄数は284、値下がり銘柄数は120となった。
     
    個別では、西川ゴム工業、瀧上工業、ニッセイ、神鋼環境ソリューション、松尾電機など8銘柄が年初来安値を更新。三光合成、プロパティエージェント、サイバーステップ、ショーエイコーポレーション、東京ボード工業が売られた。
     
    一方、アイケイ、あじかん、日本ギア工業、日本モーゲージサービスが年初来高値を更新。カンロ、ファステップス、リミックスポイント、ビート・ホールディングス・リミテッ、スマートバリューが買われた。



    NYダウは4日続伸。
    パウエルFRB議長が半期に一度の議会証言で米経済について楽観的な認識を示したことを好感した格好。
    同議長は「適切な金融政策運営によって今後数年労働市場は引き続き堅調。
    インフレ率は2%近辺で推移する。
    段階的なFF金利の引き上げの継続が最も適切と確信している」と証言した。
    市場は「今後、危機の兆候がみられた場合、FRBは利上げペースを緩める可能性がある」と解釈した。
    フェイスブック、グーグルの親会社アルファベット、アマゾンは過去最高値を記録。
    NASDAQ上昇の背景となった。
    ネットフリックスの契約者数の停滞はほとんど影響しなかった形だ。
    株価は一時14%下落後持ち直して5.2%上昇。
    10年国債利回りは2.860%。
    2年国債利回りは2.615%と10年ぶりにの高水準に上昇。
    長短金利差は2008年8月以来約11年ぶりの水準に縮小した。
    9月の0.25%利上げ確率は89%。
    12月の追加利上げ確率は約63%。
    パウエル発言を受けてドルも上昇。
    「貿易を巡る各国の対立が金融引き締めの見通しに与える影響は大きくない」との見方が背景だ。
    ドル円は112.80円台で1月以来の水準で推移。
     
     
    3連休明け火曜の日経平均は3日続伸。
    3日間の上昇幅は365円。
    寄り前には海外動向から動きづらい一日になるかと思われたが3ケタの上昇。
    112円台の円安を支援材料に買いは拡大。
    後場中盤に22800円台を回復。
    その後、上海株式の軟調な動きから終盤は失速。
    新興市場は弱く機械の一角などは急落。
    「物色にはかなりの強弱がついた」との見方だ。
    日経平均の0.44%に対しTOPIXが0.87%上昇。
    TOPIXの上昇率の方が高かった。
    「単純に任天堂が上がってソフトバンクが安いということ知れない。
    ただ指数間にバランス感覚が働き始めたとも見える」という声も聞こえる。
    ソフトバンクは11日連騰で止まったがソニーは7連騰。
    6000円台乗せで新高値。
    2008年1月以来10年半ぶりの6000円台だ。
    新高値銘柄数は53(前日40)、新安値銘柄数は33(前日:64)。
    高値と安値の数は逆転した。
    「6月12日の戻り高値23011円を上回ることができるかが注目点。
    ここを上回ってくると、投資家心理が一段と強気に傾きやすくなる」という強気もある。
    その先の23050円を抜ければ3度目の高値トライへの道だ。
    昨年末終値が22764円。
    大発会始値が23073円。
    微妙な水準での推移だ。
    25日線からは1.7%のプラスかい離。
    200日線からは2.2%のプラスかい離。
    騰落レシオは83.08%。
    空売り比率は41.9%と再度40%台。
    日経平均採用銘柄のPERは13.42倍でEPSは1691円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比125円高の22845円。
    昨日のザラバ高値を抜けてきた。
    高値は22850円。
    ボリンジャーのプラス1σは22719円。
    プラス2σは23101円だ。
    勝手雲は27日に白くねじれている。
    気学では「押し目買いの日」。
    4日続伸、4日連続日足陽線に期待。
     
     
     
    NYダウは55ドル高の25119ドルと4日続伸。
    NASDAQは49ポイント高の7855ポイントと反発。
    S&P500は11ポイント高の2809ポイント。
    ダウ輸送株指数は27ポイント高の10463イント。
    3市場の売買高は60億株。
    CME円建ては大証比125円高の22845円。
    ドル建ては大証比155ポイント高の22875ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比110円高の22830円。
    ドル円は112.85円。
    10年国債利回りは2.860%。
     
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    みらいワークス(6563)・・・動兆。
     
    みらいワークスに注目する。
    同社は企業とフリーのコンサルタントのマッチングサービスが中核。
    デジタルマーケティングやM&A分野中心に顧客企業のコンサルタント需要が拡大。
    フリーランスを中心とした医療系プロフェッショナル人材に特化したマッチングサービス「ヘルスケアプロフェッショナルズ.jp」に期待。
    業績は好調。

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    【寄り付き概況】 
    18日の東京株式市場は大きく買い優勢、寄り付きの日経平均株価は、前日比220円16銭高の2万2917円52銭と大幅に4日続伸してスタート。
     
    前週の地合いを引き継ぎ3連休明けの前日に日経平均は3日続伸したが、きょうも欧米株高や為替のドル高・円安を受けて上値指向となっている。
     
    外国為替市場では一段とドルが買われ、足もとは1ドル=113円台に入る円安が進行、これが主力株を中心に強力な追い風材料となっている。
     
    パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を受け、過度な利上げ対する警戒感が後退。
    これが日米金利差拡大の思惑を助長し、円安につながっている。また、米株市場では半導体関連株などが買われており、東京株式市場にもこの流れが波及している。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位にゴム製品、輸送用機器、石油、紙パルプ、鉄鋼など。
     
    個別では、ソフトバンクGが反発した。ファーストリテ、スタートトゥも高い。三井住友、みずほFGは強含み。トヨタ、スズキ、ソニー、村田製、東エレクが買われている。任天堂は小じっかり。
    半面、武田、エーザイが弱含み。JTも安い。三菱UFJ、東京海上、MS&AD、リクルートHDがさえない。
     
    225先物は、モルスタ・GS・クレディ・メリル・アムロが買い越し。
    野村・日興・ソジェン・シティ・SBIが売り越し。
    TOPIX先物はGS・クレディ・メリル・モルスタ・JP・ソジェンが買い越し。
    野村・みずほ・ドイツ・パリバ・バークレイズが売り越し。
     
    外資系等は、昭和シェル(5002)、出光(5019)、トレファク(3093)、住不(8830)、スター精密(7718)、ディップ(2379)、ファーストリテ(9983)、ワキタ(8125)、ベルシステム(6183)、ファンケル(4921)に注目。
     
    テクニカル的には、山パン(2212)、DeNA(2432)、ビックカメラ(3048)、コスモス薬品(3349)、eBASE(3835)、KHネオケム(4189)、住友ベ(4203)、レッグス(4286)、NRI(4307)、キッセイ(4547)、トレンド(4704)、ITFOR(4743)、エステー(4951)、平和(6412)、QB(6571)、古野電(6814)、シークス(7613)、島津(7701)、萩原工(7856)、タカラスタ(7981)、イワキ(8095)、東邦HD(8129)、島忠(8184)、松井証券(8628)、三菱倉(9301)、スカパー(9412)、ドコモ(9437)、静ガス(9543)、コナミ(9766)、イオンディ(9787)、ファーストリテ(9983)が動兆。



     

    [概況]

    欧州市場朝方に対ユーロで売られたドルは対円でも値下がりして当日安値112.220円まで下げたが、FRB議長の議会証言を控えて買い戻された。
     
    そしてNY市場に入り発表された6月鉱工業生産は予想を上回り、6月設備稼働率は予想を下回り、7月NAHB住宅市場指数は予想通りとマチマチな結果で為替市場には影響薄だったが、パウエルFRB議長が議会証言で「当面は漸進的利上げの継続が最善」とし、「失業率は低く、更に低下も予想される」と米経済の先行きに強気な発言をした為にドルは買われて一段高となった。
     
    そして売られて始まったNY株式市場が上昇に転じるとドルも買われ、NY市場中盤に当日高値112.940円まで上昇し、最後も前日比+57銭高の112.850円と113円に迫る上昇で引けた。米景気拡大は続いており、パウエルFRB議長はそれを追認しただけだと思うがドルは113円に迫る上昇となった。
    貿易摩擦に対する警戒感は残っているが、ドルはまだ上値が期待出来るのではないかと見ている。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    18日の東京株式市場は、買い先行後も堅調か。
    米国株が主要3指数そろって上昇に転じて終えており、これを好感して買い優勢の展開を予想する。
    日経平均株価の予想レンジ:2万2600円−2万2900円。
    米国では決算発表が本格化しているが、注目度の高いネットフリックスの下落が全体市場を崩す材料とならなかったことは安心材料。決算シーズンの株式市場は堅調との見方が強まり、上値を試す展開が続くと予想する。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半(17日終値は112円34−35銭)とやや円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の半ば(同131円76−80銭)と小動き。対ドルでの円安の動きを受け、輸出関連銘柄へ物色の矛先が向かいそう。
     
    ただ、日経平均株価は、直近3日間で760円強の上昇を演じているだけに、利益確定売りには注意したい。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比125円高の2万2845円だった。
     
    【好材料銘柄】
    ■ファーマフーズ <2929>
    今期経常を64%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
     
    ■ザインエレクトロニクス <6769>
    上期営業を一転黒字に上方修正。
     
    ■ALBERT <3906>
    上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    18(水)
    【国内】
    6月首都圏新規マンション発売(13:00)
    6月訪日外客数
    《決算発表》
    スーパーツール、TKP、サイバーS、マネフォワ−ド、メタップス、テイツー、近鉄百
     
    【海外】
    米6月住宅着工件数(21:30)
    ベージュブック
    パウエルFRB議長の下院議会証言
    《米決算発表》
    IBM、アメリカン・エキスプレス、モルガン・スタンレー、eBay、USバンコープ、M&Tバンク、テキストロン、アボット・ラボラトリーズ
     
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。



     


    [株価材料]
     
     
    ■日触媒<4114>
    化粧品材料事業に参入
     
    ■宇部興<4208>
    東南アで合成ゴム工場増強
     
    ■三洋化<4471>
    タイ・日本の工場増強
     
    ■洋インキHD<4634>
    歩行者の動き方分析できる床材開発
     
    ■富士通<6702>
    スタートアップ提携先として高評価 政府調査
     
    ■日野自<7205>
    50年までにディーゼル自動車の販売停止へ


     

    17日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比55ドル53セント高の2万5119ドル89セントと6月半ば以来約1カ月ぶりの高値で終えた。
     
    NYダウは、小幅安で開始。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えて様子見ムードが強まる中、前日引け後に発表した4〜6月期決算で会員数の伸びや売上高が予想を下回ったネットフリックスが急落し、期待先行で上昇してきた他のハイテク株にも売りが広がった。
    パウエルFRB議長は証言で、貿易摩擦の影響を警戒しつつも、米経済の先行きと利上げは緩やかなペースにとどまることが確認され、買い安心感を誘った。
     
    また、市場予想を上回る決算を発表したジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が買われ、ダウ平均を押し上げた。米企業による決算発表シーズンのさなかで、業績期待の買いも入りやすい。
    欧州連合(EU)の欧州委員会と米政府は17日、ユンケル欧州委員長とトランプ米大統領が25日にホワイトハウスで会談すると発表した。通商問題を協議する見込みで「貿易摩擦の緩和を期待する買いが入った」との指摘もあった。
     
    セクター別では、素材や半導体・半導体製造装置が上昇する一方でメディアや不動産が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は反発し、前日比49.399ポイント高の7855.118と過去最高値を更新した。
     
    開催中の会員向けセール「プライムデー」の販売好調が伝わったアマゾン・ドット・コムは9日続伸し、上場来高値を更新した。フェイスブックやアルファベット(グーグル)といった主力ハイテク株の上昇も指数を押し上げた。
     
    個別では、医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は、決算内容が予想を上振れ、堅調推移。16日夕に発表した決算を受け、朝方は売りが先行した動画配信大手のネットフリックスは急速に下げ渋った。小売最大手のウォルマート(WMT)は。人工知能(AI)や機械学習に関してマイクロソフトとの提携を発表し買われた。
     
    一方で、医療保険のユナイテッドヘルス(UNH)は、保険料収入が予想を下振れ下落した。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,119.89+55.53             
    S&P500種
    2,809.55+11.12
    ナスダック
    7,855.118+49.399
     
    米10年債利回り(%)
    2.86 +0.004
    米2年債利回り(%)
    2.6153 +0.012
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,227.30−12.40
    NY原油(ドル/バレル)   
    67.61−0.45
    円・ドル
    112.89 - 112.90+0.55
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反発した。
    9月物は前日比305円高の2万2845円で引け、同日の大取終値を125円上回った。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が17日の議会証言で、景気に楽観的な見方を示し、米株とともに買われた。円安も支援材料だった。
    この日の9月物高値は2万2850円、安値は2万2480円。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    22845 ( +125 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    22875 ( +155 )
    ( )は大阪取引所終値比


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7626.33(+25.88)
    FTSE100種総合株価指数は、英通貨ポンド安を背景に前日16日の終値に比べ25.88ポイント高の7626.33で引けた。午前のFT指数はもみ合いが続き、マイナス圏に沈む場面もあったが、午後に入るとポンドの下落を眺めて切り返し、この日の高値圏で引けた。
     
    資源関連株が買われ、指数の上げをけん引するなか、午後に入り銀行株の一角が買い戻されたほか、食品関連株が買われたことも株価押し上げに貢献した。構成銘柄の約7割が上昇した。
    個別では、アナリストが目標株価を引き上げたアントファガスタは2.2%高と上げが目立った。午前は全面安で推移していた銀行株は、小幅ながらロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)とHSBCホールディングスが上昇に転じて引けた。保険株は買いが先行した。午後に入り、英オンライン食品デリバリー大手ジャストイートが2.7%高とネット専業スーパーのオカドが上げ幅を広げ、高くなった。
     
    半面、時価総額の大きいたばこ株が下落した。アナリストが投資判断を引き下げたブックメーカー(賭け屋)のパディパワー・ベットフェアが3.2%安と下落率のトップだった。広告の英広告大手WPPは3.0%安、金融大手バークレイズは1.7%安とふるわなかった。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12661.54(+100.52)
    ドイツ株式指数(DAX)は4日続伸した。終値は前日16日と比べて100.52ポイント高の12661.54だった。
    午前は軟調に推移していたが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で米経済に楽観的な見方を示したことが買い安心感につながり、午後に入り幅広い銘柄に買いが広がった。
     
    個別銘柄では、最高経営責任者(CEO)の後任人事を決めた鉄鋼のティッセン・クルップが9%高となり、株価全体を押し上げた。素材メーカーのコベストロも高かった。
    半面、アディダスやドイツ銀行が下落した。

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5422.54(+13.11)



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