【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
日経JASDAQ
38,085.80 -375.12 04/26
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,611.76 -100.99 04/26




     
     8月31日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比22ドル10セント安の2万5964ドル82セントで終えた。
     
    米国とカナダ、メキシコの3カ国はこの日、NAFTA再交渉の合意目標期限を迎えた。様子見ムードが広がる中、ダウはもみ合いで開始。米メキシコ間で大筋合意した新協定の骨格をカナダが受け入れるかどうかが焦点だったが、米国との2国間協議に臨んだフリーランド加外相は午前、記者団に対し「双方の立場には開きがある」と発言。
    投資家の間では目標期限内の合意到達に悲観的な見方が強まり、ダウはマイナス圏に沈んだ。
    週明け9月3日はレーバーデーの祝日で米株市場は休場となる。米中の貿易摩擦の激化への懸念や新興国経済を巡る不透明感が足元で高まっている。連休前に、中国売上高比率が高い航空機のボーイングなどに利益確定売りが出た。原油先物相場の下落を受けて、シェブロンなど石油関連株が売られたことも相場の重荷となった。
     
    ただ、米通商代表部(USTR)は声明でカナダとの協議を「建設的」としたうえで、9月5日に協議を再開する考えを示したと伝わった。来週以降の交渉への期待をつなぐ形となり、協議を巡る不透明感から大きく下げていたダウ平均は午後に下げ幅を縮めた。
     
     
    一方、ナスダック総合株価指数は反発し、同21.174ポイント高の8109.537で終えた。アップルやアマゾン・ドット・コムが連日で上場来高値を更新するなど、主力株の一角への買いが続いた。
     
    ダウ平均は月間では2カ月連続で上昇し、上昇幅は549ドルとなった。
     
    セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や小売が上昇する一方で自動車・自動車部品やエネルギーが下落した。


    個別では、自動車大手のフォード(F)は、中国に対する関税の影響で中国工場からの新型スポーツタイプ多目的車(SUV)の輸入を中止し、下落した。清涼飲料のコカ・コーラ(KO)は、英コーヒーチェーンのコスタと51億ドルで買収合意したものの、軟調推移。
     
    一方で、銃火器メーカーのアメリカン・アウトドア・ブランズ(AOBC)は決算内容が予想を上振れ、40%超の急騰。ヨガウェアのルルレモン・アスレティカ(LULU)は、通期見通しを引き上げ、大幅上昇となった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,964.82−22.10             
    S&P500種
    2,901.52+0.39
    ナスダック
    8,109.537+21.174
     
    米10年債利回り(%)
    2.8604 +0
    米2年債利回り(%)
    2.629 -0.024
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,206.70+1.70   
    NY原油(ドル/バレル)
    69.88−0.37
    円・ドル
    111.09 - 111.10−0.52


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は小幅反発した。
    9月物は前日比85円高の2万2820円で引け、同日の大取終値を40円下回った。3連休を前に持ち高調整の買いが優勢になった。
    市場が注目していた31日を期限としていた米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉は合意に至らなかったものの、来週の交渉継続が決まり、買いを支えた。
    一方、NYダウ工業株30種平均は続落し、日経平均先物の上値は限られた。
    9月物高値は2万2905円、安値は2万2680円。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    22820 ( -40 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    22825 ( -35 )
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100種総合株価指数は3日続落した。前日30日の終値に比べ83.61ポイント安の7432.42で引けた。米中貿易摩擦激化への懸念や英国の欧州連合(EU)離脱交渉の難航などを手掛かり材料に、リスク回避気分が強まった。
    株価は朝安で始まり、午後に入って英EU離脱交渉に関する閣僚発言を受けて下押した。構成銘柄の約8割が下落した。
     
    個別銘柄では、英会計ソフト大手セージが7.8%安で下落率トップ。最高経営責任者(CEO)の辞任が報じられたことが嫌気された。
    原油安を背景に石油のBPは 1.7%安、ロイヤル・ダッチ・シェルが2.1%安と下落した。銅価格も下がり、鉱業関連株の値下がりにつながった。資源商社のグレンコアの下落が目立った。医薬品株も売られた。アストラゼネカは、自己免疫に関連した開発中の新薬の試験で良好な結果が見られなかったことから、下げが大きくなった。
     
    半面、ウィットブレッドは14%高。上昇率は一時19%に達した。傘下の英カフェチェーン最大手のコスタを米飲料大手のコカ・コーラが39億ポンド(約5600億円)で買収すると発表したことが買い材料となった。水道のセバーン・トレントなど公益企業株も買われた。
     


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    ドイツ株式指数(DAX)は続落した。終値は前日30日と比べて130.18ポイント安の12364.06だった。米国と欧州連合(EU)の貿易摩擦が激化するとの懸念から、欧州各国の株式相場が下落した。
     
    個別では、アナリストが投資判断を引き下げた航空のルフトハンザの下げが大きくなった。トランプ米大統領が30日に、EUが提示した自動車関税撤廃案について十分ではないと語ったと伝わり、フォルクスワーゲンなど自動車株の値下がりも目立った。上昇したのは、工業用ガスのリンデの1銘柄だけだった。
     
     


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40(仏)5,406.85-71.21         
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて1%以上、下落した。

     

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