【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
日経JASDAQ
38,085.80 -375.12 04/26
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,611.76 -100.99 04/26



    [概況]

    1日、東京外国為替市場の米ドル円は一時113.005円まで上昇するも、節目である113円付近では上値が重い展開となっている。

    一方、クロス円では英ポンド円が一時145.88円まで上昇した。ラーブEU離脱担当相が議会のEU離脱委員会に宛てた書簡に、交渉の合意時期は「現時点で11月21日が適当」と記したことなどを手掛かりに英ポンド円が買われている模様だ。

    現在、欧州時間では米ドル円が112.920円付近、英ポンド円が145.60円付近で推移している。

    テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の基準線(112.965円)付近を推移しており、上値抵抗となる可能性も考えられそうだ。

    一方、英ポンド円でも一目均衡表の基準線(146.13円)や55日移動平均線(145.79円)などが控えている。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    東証マザーズ指数は前日比7.97ポイント安の899.59ポイントと3日ぶり反落した。
    東京株式市場全般が一服商状となっており、マザーズ市場も軟調に推移した。

    週末にかけて米国雇用統計をはじめとした海外における重要な経済指標発表や米アップルの決算も控え、日経平均が後場にかけて下げ幅を広げるなか、直近の急ピッチの上昇をみせたマザーズ市場にも利益確定の動きが出る格好となった。

    売買代金は概算で781.04億円。騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり175銘柄、変わらず3銘柄となった

     個別では、10月30日に新規上場したVALUENEXが一時ストップ安と急落した。ユナイテッド、フォーライフ、ベガコーポレーション、ネットイヤーグループ、プロパティデータバンクなど7銘柄は年初来安値を更新した。UUUMが軟調で、マネーフォワードが売られた。 

    半面、10月EC受注高が過去最高値を更新したロコンドが一時ストップ高に買われた。フリークアウト・ホールディングスも一時ストップ高と値を飛ばした。
    農業総合研究所、チームスピリット、ジェネレーションパス、VALUENEXは年初来高値を更新した。エムティジェネックス、セリア、弁護士ドットコム、ALBERT、ベストワンドットコムが買われた。

     

    日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比12円39銭安の3550円78銭だった。
    前日までの戻りが急だったことから、目先の利益を確保する動きが広がり、ジャスダック平均は3日ぶりに小反落した。
    日経平均が反落したことも戻り待ちの売りを誘う一因になったようだ。
    ただ、好決算など個別に材料のある銘柄に対する物色意欲は旺盛で、全般は小幅な下落にとどまっていた。

    市場では「相場の底は通り過ぎたとみている投資家が多い一方、主要銘柄の決算発表を控えており株価1000円以下の低位株の売買が目立った」との声が聞かれた。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で565億円、売買高は9167万株。
    値上がり銘柄数は293(スタンダード281、グロース12)、値下がり銘柄数は309(スタンダード288、グロース21)、変わらずは59(スタンダード56、グロース3)。
     
    個別では、大本組、大森屋、三東工業社、アプライド、アスコットなど24銘柄は年初来安値を更新した。
    上期営業赤字転落となった八千代工業が一時ストップ安まで売られたほか、上期の利益が2ケタの減益となったカーメイトが急落した。業績悪化が引き続き売り材料になった鈴茂器工が大幅安となった。他では、UTやシンバイオ、ワークマンが下落した。


    半面、19年6月期第1四半期の営業利益559%増となったアクモス、高見沢サイバネティックス、エムティジェネックスがストップ高。ぱど、日本プリメックス、ヒップ、サン電子は一時ストップ高と値を飛ばした。
    オプトエレクトロニクス、三ツ知、インフォコム、ナカニシは年初来高値を更新した。テリロジー、ジェネックス、ハーモニック、ユニバーサルは上昇した。

     

    【大引け概況】
    1日の日経平均株価は反落した。終値は前日比232円81銭安の2万1687円65銭だった。
    本日のマーケット動画

    時間:00:00:57 容量:8.52M

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    朝方は売り買い交錯で始まったが、その後は次第に下値を探る展開を余儀なくされた。
    前日の米国株市場ではNYダウやナスダック指数が大きく上昇したほか、取引時間中は中国・上海株や香港株が高く推移するなど追い風の強い環境にあった。
     
    しかし、日経平均は前日まで2日間で約770円の上昇をみせていたこともあって、為替の円安歩調が一服したことを契機に目先の利益確定売りを誘った。
     
    また、この日は携帯電話大手株の下落が目立った。NTTドコモが前日、2019年度から通信料金を値下げし、「年最大4000億円規模の顧客還元を行い、23年度に営業利益を17年度の水準に回復させる」と発表。
    収益悪化への警戒から同社株は15%近く下落し、約2年ぶりの安値を付けた。
    対応を迫られるとの懸念でKDDIが16%あまり下げ、約4年ぶりの安値を更新。ソフトバンクも大幅安となり、携帯3社で日経平均を180円強押し下げた。

    「携帯電話料金が高過ぎる」という政府の批判を受けての値下げとあって、市場では「政府の人気取り政策で株価が下落した」といった批判的な声も聞かれた。

    日経平均は大引けにかけて下げ幅を広げた。世界的な景気減速への警戒が強まるなか、市場では米国で1日発表される
    10月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数への関心が高まっていた。

    JPX日経インデックス400は3日ぶりに反落した。終値は前日比139.70ポイント安の1万4444.39だった。
    東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落し、14.07ポイント安の1632.05で終えた。

    東証1部の売買代金は概算で3兆2704億円、売買高は17億8249万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1108。値上がりは937、変わらずは66銘柄だった。
    業種別株価指数(33業種)では、保険業、不動産業、倉庫・運輸関連業など13業種が上昇した。
    一方、情報・通信、金属製品、石油・石炭製品など20業種は下落した。


    個別では、通期予想を下方修正した東京エレクトロンに売りが殺到し6%を超える下落。キーエンス、ZOZOが軟調。KDDIやソフトバンク、NTTドコモなど通信大手が大きく売られ、アステラスや塩野義など医薬品株の一部が大きく下げた。出光興産、JXTGなどの石油石炭製品株も安い。

    半面、ファーストリテーリングやコナミが買われ、通期予想を引き上げた村田製作所が大幅高。ソニーやアドテストも連日で上昇した。
    CTS、IDECが物色人気となり、第3四半期の連結営業利益は27.6%増加したインフォマートがストップ高に買われた。


    東証2部株価指数は前日比11.51ポイント安の7013.47ポイントと3日ぶり反落した。
    出来高は、8238万株。値上がり銘柄数は212、値下がり銘柄数は232となった。 

    個別では、カワニシホールディングス、サイオス、三井金属エンジニアリング、神島化学工業、オリエンタルチエン工業など16銘柄が年初来安値を更新した。インテリジェント ウェイブ、セーラー万年筆、ショクブン、川金ホールディングスが売られた。 
    一方、ダイベア、スリーエフが年初来高値を更新した。エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、阪神内燃機工業、イクヨ、エスティックが買われた。

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は前日比130円安前後と。
    日経平均株価は、前営業日比139円14銭安の2万1781円32銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、9.10ポイント安の1637.02で始まった
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。通信株の一角が大きく値を下げ、株価指数の重しになっている。
     
    前場は2万2000円を前に、足元の急ピッチの上昇を受けた利益確定売りの動きが寄付直後から強まり、日経平均の下げ幅は一時200円超えとなった。
    中国株をはじめとするアジア株式市場の堅調なスタート推移を受け、一時下げ幅を縮小する場面もみられたが、戻り売り圧力の強さからプラスに転じるには至らなかった。
    外国為替市場では、1ドル=112円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて高い。
     
    個別では、ソフトバンクG、KDDI、NTTドコモの下げがきつい。三菱UFJがさえず、野村は大幅反落。JT、アサヒが軟調で、アステラス薬は大幅安。トヨタ、キーエンス、東エレクも売られている。
    半面、ソニー、HOYAが買われ、TDK、村田製は急伸。アドバンテス、昭和電工、東海カは続伸。みずほFG、ファーストリテが値を上げ、任天堂も上昇している。
     
    日経平均は、直近の価格帯別売買高において商いの集中している2万2000-2万3000円のレンジを前に戻り売り圧力は非常に強く、この水準を明確に抜けてこないと目先はショートカバーの流れにも期待しにくいだろう。
     
    ランチバスケットは17件、219.23億円、50億売り越し。

     

    1日午前の日経平均株価は反落した。午前終値は前日比170円68銭高の2万1749円78銭だった。

    朝方に売り買いを交錯させたが、その後日経平均は下げ幅を広げる展開となった。前日までの2日間で日経平均は770円の急速な戻りをみせたことで、目先は戻り売りを優先する動きが強かった。

    日東電工や東エレクなど、前日に通期業績予想を下方修正した輸出関連株が値を下げた。また、携帯電話の通信料金の引き下げを発表し、収益悪化への懸念からNTTドコモが11%超下落。
    業界最大手の値下げで対応を迫られるとの警戒が強まり、KDDIとソフトバンクも大幅安となった。
    携帯大手3社で日経平均を180円近く押し下げた。KDDIは一時4年ぶり、NTTドコモはおよそ1年2カ月ぶりの安値を付けた。
    こうした銘柄は日経平均の値動きに与える影響が大きく、下押しにつながった。一方、業績を上方修正したTDKなどの電子部品株は値を上げ、明暗が分かれた。

    売り一巡後は、時間外取引で米株価先物が堅調に推移し、中国上海総合指数が3日続伸していることもあり、市場心理が改善し、株価指数先物を中心に買いが入った。

    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。

    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5584億円、売買高は8億5094万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1025。値上がりは1009、変わらずは74銘柄だった。


    業種別では、保険業、不動産業、精密機器など33業種中20業種が下落。情報・通信、パルプ・紙、金属製品など13業種は上昇した。

    個別では、ソフトバンクが大幅安。通期予想を下方修正した日東電と東エレクが下落。アステラスや塩野義など医薬品株の下げが目立つ。KDDI、NTTドコモが大きく値を下げた。三井E&Sホールディングスが一時ストップ安に売り込まれ、日清紡ホールディングスも急落した。


    半面、ユニファミマ、ファーストリテイリング、トランスコスモスが上昇。通期予想の引き上げで前日に上昇していたソニーやアドテストにも買いが続いた。TDKが大幅高。村田製作所、太陽誘電も急伸。連結経常利益が前年同期比28.1%増となったインフォマートが一時ストップ高、JVCケンウッも上昇した。



    東証2部株価指数は前日比12.43ポイント高の7037.41ポイントと3日続伸した。
    出来高5314万株。値上がり銘柄数は201、値下がり銘柄数は201となった。 
     
    個別では、スリーエフ、ダイベアが年初来高値を更新した。金下建設、阪神内燃機工業、エルナー、エスビー食品が買われた。 

    一方、サイオス、カワニシホールディングス、三井金属エンジニアリング、神島化学工業など13銘柄が年初来安値を更新した。 セーラー万年筆、野崎印刷紙業、セントラル総合開発、マルマエが売られた。 

     

    東証マザーズ指数は前日比0.52ポイント高の908.08ポイントと3日続伸した。
    中小型株は比較的底堅く、外部環境の好転を受けて、個人投資家中心に投資マインドの改善し買いにつながった。
    後場にかけて日経平均の上値が重くなるなかで短期的な値幅取りの動きが増える可能性も意識しておきたい。
    値上がり銘柄数は112、値下がり銘柄数は144となった。 
     
    個別では、農業総合研究所、ジェネレーションパス、チームスピリット、VALUENEXが年初来高値を更新した。ALBERTやイーソル、ファンデリーが買われた。 

    半面、ネットイヤーグループ、ユナイテッド、ベガコーポレーション、プロパティデータバンク、クックビズが年初来安値を更新した。UUUM、ソウルドアウト、シリコンスタジオが売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は小反落した。前引けは前日比2円53銭安い3560円64銭だった。
    前日までの上昇で、ジャスダック市場でも目先の戻り売りを優先する動きが強かった。
    ただ、中国株をはじめとするアジア株式市場の堅調なスタート推移を受け、一時下げ幅を縮小する場面もみられたが、戻り売り圧力の強さからプラスに転じるには至らなかった。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で336億円、売買高は5766万株。
    値上がり銘柄数は316、値下がり銘柄数は273となった。 
     
    個別では、八千代工業が一時ストップ安と急落した。大森屋、アスコット、大本組、創通など20銘柄は年初来安値を更新した。 マクドナルド、シンバイオ、UTグループが売られた。

    半面、高見沢サイバネティックス、ヒップ、日本プリメックスがストップ高。ぱど、サン電子は一時ストップ高と値を飛ばした。 三ツ知、インフォコム、オプトエレクトロニクス、ナカニシは年初来高値を更新した。 
    テリロジーやオプトエレクトロニクス、IPSが買われた。 


     


    【寄り付き概況】
     
    11月相場入りとなった1日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は、前日比14円05銭安の2万1906円41銭と3日ぶりに反落してスタートした。
    前日の大幅高の反動や、為替市場で円相場が円高に振れていることなどから、売りが先行したようだ。
     
    前日のNYダウ240ドル高と続伸、ナスダック指数は2%強の上昇をみせるなど上げ足を強めており、リスクオフの巻き戻しが継続している。
    ただ、外国為替市場で足もとドル高・円安が一服しており、前日までの2日間で日経平均は770円の急速な戻りを演じた後ということもあって、目先は戻り売りに上値の重い展開となっている。
     
    投資家心理が改善するなか、好調な企業決算発表を背景に好業績銘柄を拾う動きや、内需中小型株の戻り相場は継続するとみられ、全体相場は強さを発揮しそうだ。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種が高く、値上がり上位に陸運、不動産、電気機器など。一方、値下がりで目立つのは紙パルプ、石油、情報通信など。
     
    個別では、NTTドコモ、ソフトバンクGが売られている。ZOZO、ヤフー、楽天も安い。東エレク、パナソニックが値を下げている。トヨタは弱含み。
     
    半面、村田製、アドバンテスが上伸。ソニー、ファナック、日立もしっかり。任天堂は強含み。武田が堅調。三井住友、みずほFGは小幅高となっている。
     
     
    225先物は、野村・バークレイズ・日興・GS・大和・パリバ・JP・SBIが買い越し。
    アムロ・シティ・クレディ・ナティクス・ドイツ・ソジェンが売り越し。
    TOPIX先物はメリル・UBS・ソジェン・みずほ・パリバ・GSが買い越し。
    バークレイズ・ドイツ・クレディ・大和が売り越し。
     
    テクニカル的には、PS三菱(1871)、ウェルネット(2428)、パル(2726)、ホットランド(3196)、すかい(3197)、BS(5108)、日トリム(6788)、ノジマ(7419)、メディパル(7459)、アドヴァン(7463)、インタアクション(7725)、デサント(8114)、オリコ(8585)、ソニーFH(8729)、平和不(8803)、スズケン(9987)が動兆。


     

     
    「日本製」
     
    NY株式市場は主要3指数が続伸。
    NYダウは一時462ドル上昇し終値は241ドル高。
    NASDAQは一時200ポイント超の上昇場面があり終値では144ポイント高。
    2%超の上昇となった。
    NASDAQは2日で3.6%上昇。
    2日間の上昇率としては2016年6月以来の大きさだった。
    S&P500は2700ポイント台回復。
    「ハロウイン・ジャンプ!!」という声も聞かれた。
    月間ではNYダウが5.1%、S&P500が6.9%下落。
    ナスダックは9.2%安で2008年11月以来の大幅下落。
    2008年11月以来の大幅な下落だった。
    好決算を背景にフェイスブックが買われた。
    アルファベット、ネットフリックス、アマゾン、アップルが上昇。
    アップルは日本時間明朝の決算が注目される。
    好決算のGMも9.1%と急騰。
    FRBが資産7000億ドルを下回る米銀を対象とした規制緩和を提案したことから金融セクターも堅調だった。
    ADP全米雇用レポートで民間部門雇用者数が22.7万人増と8カ月ぶりの大幅増。
    市場予想の18.9万人増も上回って着地。
    「11月2日発表の雇用統計も力強いものになる可能性」という見方だ。
    10年国債利回りは3.15%水準。
    ドル円は小動きながら終値ベースでは113円台割れ。
    「日銀が金融政策の据え置きを決めたことで大規模な刺激策縮小を急いでいない」という声が聞こえる。
    VIX指数は21.23に低下。
    SKEW指数は118.11に低下(今年最大は8月13日の159.03)。
     
     
    日経平均は寄り付き112円高。
    1ドル113円台の円安や企業決算を好感し上昇幅を拡大。
    日銀が金融政策の現状維持を決定し物価見通しを引き下げたことから緩和が長期化するとの見方が拡大。
    後場は一段高で日経平均、TOPIXともに高値引け。
    火曜に続き今月最大の上昇幅となった。
    月間ベースでは日経平均株価は9.1%安、5カ月ぶりの大幅反落。
    TOPIXは9.4%安、2カ月ぶり大幅反落。
    いずれも10%超の下落を免れた。
    東証マザーズ指数は15.8%安、2カ月ぶりの反落。
    日経ジャスダック平均は7.0%安、3カ月ぶりの反落、
    東証2部指数は4.5%安、2カ月ぶりの反落。
    「なんとか魔の10月は終了」という声が聞こえる。
    結局、2018年3月月中平均21395.50円で止まったということだろうか。
    東証1部の売買代金は3兆4851円。
    値上がり1654銘柄、値下がり419銘柄。
    新高値10銘柄。新安値54銘柄と激減。
    騰落レシオはそれでも71.80。
    「連日の大幅上昇で下値不安はかなり和らいだ。
    月初に年初来高値を更新後、一気に3000円以上下落。
    売りが一服でそれなりの反発期待」との声が聞こえる。
    25日線からは4.1%、200日線からは2.3%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.726%。買い方▲14.106%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△2.92%。買い方▲24.23%。
    10月26日時点のQuick調査の信用評価損率は▲16.07%と前週より5.90%の悪化。
    空売り比率は45.0%で22日連続40%超。
    10月26日時点の裁定買い残は3134億円減の1兆614億円。
    4週連続減少でスカスカ。
    裁定売り残は137億円増の3865億円。
    こちらは3週連続増だ。
    日経VIは26.28。
    日経平均採用銘柄のPERは12.60倍。
    EPSは1739円と増加し10月3日の1748円が視野に入ってきた。
    PER13倍回復で22607円と計算できる。
    シカゴ225先物終値は大証日中比110円安の21770円。
    高値は21940円、安値は21560円。
    ドル円の112円台後半が効いてNY株高には残念ながら連動していない。
    「月初の入れ替え懸念」が勝った格好だ。
    このところの東京主導の動きに期待したいところ。
    10月24日のマド21911円は昨日埋めた。
    その先は10月10日の23373円、そして10月5日の23730円と遠い。
    しかし一歩ずつ埋める姿勢が求められている。
    勝手雲の下限は22828円だが7日には22944円。
    8日には21777円まで下がっており間もなく雲に入る。
    前日はボリンジャのマイナス1σの21830円を回復。
    当面の目標は25日線(22845円)となってきた。
    気学では「保合いとなるかジリ安を辿る日」。
    日足3日連続陽線がささやかな期待だ。
    戌年の11月1日。
    「ワンワンワン」はどう響くのだろうか。
    「11月は過去28年で12カ月中勝率18勝10敗で1位。
    過去5年連続月足陽線」と市場関係者。
     
    日経1面トップの見出しは「日用品、国産を対中輸出」。
    背景はインバウンド人気や越境ECが拡大した結果の「メイドインジャパン人気」。
    「メイドインジャパン」へのニーズが高まり、海外での消費が国内の投資や雇用を生む好循環という解釈だ。
    これまで輸出を牽引してきたのは自動車(12兆円)、半導体・電子部品(4兆円)など。
    しかし化粧品・おむつ・文具などで既に8000億円超。
    この動きは見逃すことはできないだろう。
    昨日、取材した白鳩(3192)の池上社長。
    「アパレルは中国製などが多かったが、今は衣料でも日本製にこだわるアジアとなってきた」。
    ウォッシュレットは必需品となったように、それぞれの分野で日本製品が求められる時代。
    けっして悪くない。
    円高で外へ出ていった企業が国内生産回帰をするから従業員は不足するというのも現実。
    設備投資も雇用も日本が生むということ。
    製品の現場感覚が国内回帰なのだから市場も自信を持つべきとき。
    相場が滑った転んだなんてことは目先のこと。
    大きな時間軸でみれば「日はまた昇る」だ。
    大きな時間軸での変化を捉えることが必要だろう。
    象徴的だったのは同じ日経朝刊のワコールの広告。
    キャッチコピーは「絆づくりは人づくり」。
    「インターネットでなんでも買えるこの時代。
    それでも求められる接客とは、機能を伝えるよりも、お客様の気持に寄り添うこと。
    カラダに一番近い商品だからこそ、内側から美しさを引き出すお手伝いをしたい。
    そして、心から快適な日常をお届けしたい」。
    欧米企業、あるいは中国企業などにこの発想は希薄。
    「今だけ、金だけ、自分だけ」でない企業の強さがここにある。
    無料でソフトを提供し、やらずぶったくりで個人情報を取得しデータ帝国をつくるような企業の対極に位置していよう。
    そう考えると、もっと大きな変化の波は来ているのかも知れない。
    必要なのは「黒船至上主義の排除と自信」。
    明治以来の「脱亜入欧」からの脱却だ。
     
    NYダウは241ドル高の25115ドルと続伸。
    NASDAQは144ポイント高の7305ポイント。
    S&P500は29ポイント高の2711ポイント。
    ダウ輸送株指数は15ポイント高の10191ポイント。
    SOX指数は1.24%の上昇。
    3市場の売買高は98億株。
    CME円建ては大証比110円安の21770円。
    ドル建ては大証比85ポイント安の21795ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比100円安の21780円。
    ドル円は112.93円。
    10年国債利回りは3.149%。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    アールビバン(7523)・・・動兆
     
    アールビバンに注目する。
    同社は版画作品の展示販売が中核。
    クリスチャン・ラッセン作品などが有名。
    アールビバンでしか手に入らない限定作品などはアート業界の未来へのニュースタンダードだ。
    ホットヨガ「アミーダ」も展開。
    今3月期第2四半期の連結業績予想は上方修正。
     

    (兜町カタリスト櫻井)


     

    [概況]

    NY市場に入り、発表されたMBA住宅ローン申請指数は前週比マイナスだったが、続いて発表された10月ADP雇用者数は予想を大きく上回ってドルは買われ、其の後発表された10月シカゴ購買部協会景気指数は予想を下回ったが、NY株式市場が大幅続伸で始まると序盤にドルは当日高値で10月9日以来となる113.400円まで上昇した。
     
    NY株式市場は序盤以降も上昇したが、ドルは其の後急速に値を下げ、ユーロも中盤に当日安値127.680円まで下落した。
    株価の上昇にドルも反発したが戻りを売られて引け近くに当日安値112.790円まで値下がりし、最後は前日比-5銭の112.980円と113円を割れて引けた。
     
    ドル安に連れて他の主要通貨も下げたが、英離脱担当相が「英国は11月21日までの合意を見込む」と発言した事を好感してポンドは買われ、+57銭高で引けた。NY株価上昇にも拘わらずドルは反落したが、流れはまだ上だと見ている。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

      【どう見るこの相場】京写の第2四半期は国内、海外共に好調に推移...

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    11月1日の東京株式市場は、軟調展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1700円−2万2100円。


    前日に大幅高を演じていただけに、売りに押される展開を予想する。
    大きく崩れる場面があれば押し目買いが入る可能性が高い。強弱感が入り交じる中、売り買いをこなした後は、徐々にこう着感が強まると予想する。
    引き続き、落ち着きどころを探るとみられるなか、日本時間の10時45分には、中国で10月財新製造業PMIが発表される。中国経済の先行き不透明感が警戒されるなか、同指標の内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がる場面もありそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半(10月31日終値113円19−21銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の後半(同128円43−47銭)と円高に振れている。為替市場の動きに対し、神経質な展開となることも予想される。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、31日の大阪取引所終値比110円安の2万1770円。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■サノヤスホールディングス <7022>
    上期経常は9倍増益・通期計画を超過。
     
    ■FPG <7148>
    今期経常は14%増で2期ぶり最高益、3.75円増配へ。
    発行済み株式数(自社株を除く)の2.8%にあたる250万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施。また、170万株の自社株を消却する。
     
    ■ダイベア <6478>
    ジェイテクト <6473> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1410円で31日終値を23.8%上回る水準。買い付け期間は11月5日から12月17日まで。
     
    ■ジェクシード <3719>
    今期経常を2倍上方修正。
     
    ■スリー・ディー・マトリックス <7777>
    PuraSINUS Gel(耳鼻咽喉科領域の癒着防止兼止血材)について、米国食品医薬品局に承認申請を提出。
     
    ■ディー・ディー・エス <3782>
    クラウド認証サービス「マガタマサービス」がドリーム・アーツの企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE」と連携。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    1(木)
    10月新車販売台数(14:00)
    10月軽自動車新車販売台数(14:00)
    10年国債入札
    《決算発表》
    住友商、三菱ケミHD、双日、KDDI、キッコーマン、エーザイ、小野薬、王子HD、東ソー、三井化学、CTC、フジHD、阪急阪神、ハウス食G、住友電、IHI、スズキ、ヤマハ、アコム、TBSHD、ヤマダ電、セガサミーHD、キーエンス
     
    【海外】
    米9月建設支出(23:00)
    米10月ISM製造業景気指数(23:00)
    《米決算発表》
    アップル、スターバックス、CBRE、AMETEK、PPL、アイデックス、ダウ・デュポン、パーカー・ハネフィン、MSCI、ガートナー、シグナ、エクセロン、プログレッシブ・コープ、アリスタネットワーク、ハインツ、フルーア、モトローラ・ソリューションズ、メットライフ、ウエスタンユニオン、エクイニクス
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■日精工<6471>
    機械要素部品データ活用サービス本格化
     
    ■NTN<6472>
    軸受け性能検査する小型装置開発
     
    ■不二越<6474>
    寿命2倍の超硬ドリル開発


     


     
    10月31日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比241ドル12セント高の2万5115ドル76セントで終えた。
     
    複数の主要企業決算が好感され、買いが先行。10月ADP雇用統計が予想を上振れ、米経済の堅調さが示されたほか、米連邦準備制度理事会(FRB)がメガバンクを除く金融機関の資本要件緩和を検討していることも好感され、終日堅調となった。
     
    30日夕の決算発表を手掛かりにフェイスブックが大幅に上昇。主力ハイテク株に買いが波及し、アマゾン・ドット・コムやネットフリックス、アルファベット(グーグル)が上昇した。主力株の上昇が投資家心理の改善につながった。
     
    好決算を発表した自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)も急伸。1株当たり利益と売上高がともに市場予想を上回ったほか、通年の業績予想についても当初目標の上限に達するとの見通しを示したことが好感された。
     
    米長期金利が上昇し、利ざや改善期待からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースといった銀行株の買いを誘った。「米連邦準備理事会(FRB)が大手銀行を除く金融機関の規制緩和を提案したのも銀行株の上昇につながった」との指摘があった。
     
    ただ、ダウは終盤にかけて220ドル余り上げ幅を縮小。市場関係者は「ボラティリティー(変動率)はまだ高い。不安定な取引はしばらく続くのではないか」と話した。
     
    セクター別では、自動車・自動車部品やソフトウェア・サービスが上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数も続伸し、前日比144.249ポイント高の7305.899で終えた。エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなどの半導体株の上昇が目立った。
     
    最後の2日間に戻したとはいえ、10月の米国株は低迷した。S&P500種株価指数は10月に6.9%下落した。月間の下落率としては2011年9月(7.2%下落)以来、7年ぶりの大きさだった。
     
     
    個別では、通信大手のTモバイル(TMUS)は、加入者純増数が予想を上回ったほか、同業スプリント(S)との合併承認に楽観的な見方を示し上昇した。オークションサイトのイーベイ(EBAY)やファストフードのヤム・ブランズ(YUM)も決算内容が好感された。
    一方で、食品メーカーのケロッグ(K)は、売上高が予想を下振れ大幅下落となった。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,115.76+241.12
    S&P500種2,711.74+29.11
    ナスダック
    7,305.899+144.249
     
    米10年債利回り(%)
    3.1473 +0.038
    米2年債利回り(%)
    2.8709 +0.028
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,215.00−10.30
    NY原油(ドル/バレル)
    65.04−0.27
    円・ドル
    112.95 - 112.96−0.24
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は続伸した。
    12月物は前日比145円高の2万1770円で引け、31日の大取終値を110円下回った。
    好調な米雇用指標に加え、30日発表になったフェイスブックの決算を手がかりにハイテク株主導で米株が続伸し、日経平均先物も買われた。円安も支援材料になった。
     
    12月物は一時大取の日中高値を上回る2万1940円まで上げたが、その後は伸び悩んだ。この日の12月物安値は2万1560円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    21770 ( -110 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    21795 ( -85 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7128.10(+92.25)
    FTSE100種総合株価指数は3日続伸した。前日30日の終値に比べ92.25ポイント高の7128.10で引けた。この日のFT指数は高寄り後、7100台で横ばい推移。終盤には7161.54と、約3週間ぶり高値を付けた。
    アジア株高が波及し、欧州株は軒並み大幅に上昇した。月末で持ち高調整を目的にした買いが入ったとの指摘もあった。指数採用銘柄の約8割が値上がりした。
     
    朝方からエネルギー株に買いが集まり、株価の上げを主導した。
    個別銘柄では、BPをはじめ石油株が高くなった。エネルギー関連サービスのウッド・グループも上げた。主力の鉱業株も軒並み上昇した。個別銘柄では総合ヘルスケアのNMCヘルスが5.2%高と大幅高となったほか、好決算を発表したスタンダードチャータード銀行と梱包材メーカーのスマーフィット・カッパ・グループも上げた。
     
    半面、電力・ガス供給ナショナル・グリッドは2.4%安など公益事業株が売られた。衣料小売りのネクストは四半期決算が振るわず、アナリストが投資判断を引き下げたため下落した。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11447.51(+160.12)
    ドイツ株式指数(DAX)は大幅に反発した。終値は前日30日と比べて160.12ポイント高の11447.51だった。
    世界の主要株式相場が上昇し、投資家のリスク選好意欲が高まった。構成銘柄の約9割が上昇した。
     
    個別では、オンライン決済サービスのワイヤーカードが大幅に上昇した。一方でドイツポストが安かった。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5093.44(+114.91)
    フランスの株価指数CAC40も2%超高と、大幅に上昇した。四半期決算を好感してロレアルが急上昇し、株価をけん引した。
     


     

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