【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
日経JASDAQ
37,775.38 +22.07 04/19
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,601.50 -81.87 04/19


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    12日の日経平均株価は小反発し、2万2269円(前週末比19円高)引け。
    方向感に乏しい展開となった。
    市場では、「2万2500円近辺では戻り売りが出やすく、2万2000円接近では押し目買い入る。足元は居心地の良い水準」との声が聞かれた。
     
    明日(13日)の東京株式市場は、積極的に売る動きは想定されないものの、半面買い上がる新規材料にも乏しいことから、売り買いが拮抗するこう着状態となりそうだ。
     
    12日の米国市場は、ベテランズデーの振り替え休日で債券・外国為替市場は休場。
    株式・商品市場は取引があるが、米国株式に大きな動きが出なければ、様子見気分につながる可能性もある。
     
    積極的なポジションは取りづらいところではあるが、外部環境の落ち着きを意識し、押し目を冷静に拾っておきたいところであろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(12日現在)
     
    23203.71  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23149.70  均衡表雲下限(日足)
    22830.34  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22755.19  13週移動平均線
    22710.00  均衡表転換線(週足)
    22710.00  均衡表基準線(週足)
    22678.65  75日移動平均線
    22603.73  26週移動平均線
    22450.28  均衡表基準線(日足)
    22364.94  200日移動平均線
     
    22269.88  ★日経平均株価12日終値
     
    22235.26  25日移動平均線
    22189.93  6日移動平均線
    22056.91  均衡表転換線(日足)
    22003.75  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21981.22  ボリンジャー:-1σ(13週)
    21968.68  均衡表雲上限(週足)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21640.18  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21403.76  ボリンジャー:-2σ(26週)
    21207.25  ボリンジャー:-2σ(13週)
    21149.80   新値三本足陰転値
    21045.10  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20803.78  ボリンジャー:-3σ(26週)
    20450.02  ボリンジャー:-3σ(25日)
    20433.28  ボリンジャー:-3σ(13週)
     
     
    【信用規制・解除】
    (12日大引け後 発表分)
    ○サンバイオ <4592>
    東証と日証金が13日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
     
     
     

    [概況]

    12日の外国為替市場は、ユーロと英ポンドの売りが目立つこととなった。

    ユーロ相場については、歳出が過剰だとして欧州委員会より非難されていた、2019年伊予算案の再提出期限が13日に迫るなか、イタリア政府と欧州委員会の対立懸念の再燃を嫌気する動きが活発となっているようだ。

    ユーロ円の値動きを見ると、東京時間では高値129.210円まで上昇したが、欧州時間が近づくと上記の理由により売りが優勢となり、安値128.265円と、高値から約1円の下落幅を記録した。

    ユーロ円は現在、128.300円近辺で推移しており、下げ止まったとする判断は早計だろうか。

    リスクシナリオとして、節目128.00円までの下落は想定しておきたい。

    一方、英ポンドは一部閣僚の辞任報道が伝わったことで、政局不安を懸念する動きから売られているようで、英ポンド円は一時本日の安値146.44円まで下落した。

    英ポンド円の見通しについては、英政府とEUとの離脱に向けた交渉が大詰めとなるなか、伝わるニュースで一喜一憂する神経質な相場付きとなりそうか。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    12日の日経平均株価は前週末比19円63銭高の2万2269円88銭と小反発。
    本日のマーケット動画

    時間:00:00:42 容量:6.01M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は、米金利上昇への警戒感から、9日の米国株式が下落した流れを受け、売り先行となり、一時2万2046円29銭(前週末比203円96銭安)まで下落する場面があった。
     
    一巡後は、上海総合指数が下げ止まり、中国の景気減速に対する警戒がやや和らいだ。ファナックなど中国関連株の一部に買い戻しが入り相場を押し上げた。外国為替市場で円安・ドル高が進んだのも支援材料となった。
    後場早々には2万2324円01銭(同73円76銭高)まで上昇した。その後、再度マイナス圏入りする場面もあり、方向感に乏しい展開となった。
     
    市場からは「下値では押し目買いが入る一方、上値は抑えられ、方向感が出ない。主要企業の4-9月決算も大方終了し、材料も乏しくなる。何らかのきっかけがないと、しばらくもみ合い相場が続くのではないか」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は小幅ながら反発した。終値は前週末比6.12ポイント高の1万4804.93だった。東証株価指数(TOPIX)は続落し、1.03ポイント安の1671.95で終えた。
     
    米国では12日がベテランズ・デーの振り替え休日で、債券・外為市場も休みとあって海外の市場参加者が少なく商いは乏しかった。
     
    東証1部の出来高は12億3161万株、売買代金は2兆1529億円。騰落銘柄数は値上がり887銘柄、値下がり1142銘柄、変わらず83銘柄。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は繊維製品、機械、鉱業などが上昇。石油・石炭製品、非鉄金属、海運業などが下落。
     
    個別では、2018年4〜9月期決算を発表した大林組が大幅高。ファーストリテ、NTT、武田薬などがしっかり。トヨタ自は小幅に上昇した。決算が好感された三井不は3%超高。市場予想を上回る増益決算となったダイフクが商いを伴って急伸し、ファナック、SMC、安川電の上げも目立った。KDDIやダイキン、エーザイが上昇した。また、熊谷組やJBR、ブレインパッドなどはストップ高水準で本日の取引を終えた。
     
    一方、村田製や太陽誘電、TDKなど電子部品株が下落した。ソニー、資生堂の軟調ぶりが目立ち、任天堂やソフトバンクGは小安い。積層セラミックコンデンサー(MLCC)の需要鈍化懸念が広がった太陽誘電、業績予想を下方修正した三井金などは急落。また、三井金や三井E&S、日揮などの下げも目立った。シンクロフードはストップ安水準まで売られた。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比71.25ポイント安の7256.37ポイントと続落。出来高7730万株。値上がり銘柄数は170、値下がり銘柄数は267となった。
     
    個別では、ぷらっとホームがストップ安。キャピタル・アセット・プランニングは一時ストップ安と急落した。アイケイ、コメ兵、あじかん、倉庫精練、東邦化学工業など15銘柄は年初来安値を更新。コーア商事ホールディングス、エルナー、TBグループ、SECカーボン、アライドテレシスホールディングスが売られた。
     
    一方、森組がストップ高。東洋刃物、スリーエフ、ジョリーパスタは年初来高値を更新。テクノスマート、京進、サイバーステップ、ハリマ共和物産、ヨネックスが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前週末比19円99銭安い3605円88銭だった。
    週明けで見送り気分が強く、戻り売りに押され軟調だった。前週末の米国株式相場の下落で投資家心理が悪化し、新興市場では運用リスクを回避する動きが優勢だった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で713億円、売買高は1億1874万株だった。。値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は394となった。
     
    個別ではnms ホールディングス、メイコーがストップ安。UTグループ、シイエム・シイ、フジタコーポレーション、日本パレットプール、アルファなど19銘柄は年初来安値を更新。アサカ理研、地域新聞社、アイ・ピー・エス、フューチャーベンチャーキャピタル、シード平和が売られた。
     
    一方、博展、オリコン、高見沢サイバネティックス、精工技研、アールビバンなど6銘柄が年初来高値を更新。ユニマット リタイアメント・コミュニティ、日本一ソフトウェア、ディーエムソリューションズ、昭栄薬品、五洋インテックスが買われた。
     
     

    マザーズ指数は7日ぶり反落、利益確定売り先行の展開
     
    東証マザーズ指数は前週末比24.52ポイント安の965.88ポイントと7日ぶり反落。
    主力株を中心に利食いが優勢。マザーズ指数は10月30日に821.32ポイントを付けてから急ピッチのリバウンドで心理的節目の1000ポイント付近まで戻していたこともあり、本日は主力の東証1部市場でも方向感が掴みづらかったなか、利益確定売り先行の展開だった。週明けで投資家の動きが鈍く、積極的な買いが見送られた。相場上昇が続いてきた反動で、上値では売り圧力が強く、東証マザーズ指数はじりじりと下落した。
    市場関係者は「増収増益決算だった銘柄も、材料出尽くしとなり値を下げた」と指摘していた。
    売買代金は概算で929.88億円。騰落数は、値上がり77銘柄、値下がり180銘柄、変わらず10銘柄となった。
     
    個別では、アズーム、データセクションがストップ安。エクストリーム、アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ安と急落した。グローバル・リンク・マネジメント、エディアは年初来安値を更新。ファイズ、フィンテック グローバル、アドバンスト・メディア、エコモット、サイジニアが売られた。
     
    一方、バンク・オブ・イノベーション、旅工房、アルファポリスがストップ高。フォーライフ、駅探、窪田製薬ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。エンカレッジ・テクノロジは年初来高値を更新。トランスジェニック、パルマ、イグニス、ベストワンドットコム、メディアフラッグが買われた。

     
    個別では、アズーム、データセクションがストップ安。エクストリーム、アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ安と急落した。グローバル・リンク・マネジメント、エディアは年初来安値を更新。ファイズ、フィンテック グローバル、アドバンスト・メディア、エコモット、サイジニアが売られた。
     
    一方、バンク・オブ・イノベーション、旅工房、アルファポリスがストップ高。フォーライフ、駅探、窪田製薬ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。エンカレッジ・テクノロジは年初来高値を更新。トランスジェニック、パルマ、イグニス、ベストワンドットコム、メディアフラッグが買われた。

     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は前週末比23円61銭高の2万2273円86銭で寄り付いた。
    値頃感を背景にした押し目買いが優勢で、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小じっかり。
     
    外国為替市場では、1ドル=114円近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
    日経平均は2万2000円を割り込まずにプラス圏に浮上し、5日、25日線を捉えてきている。足元で上値を切り下げる形状となり、戻り売り圧力も意識されようが、25日線辺りでの底堅さがみられてくるようだと、短期筋のショートカバーが意識されてきそうである
    大きなトレンドは出難い需給状況の中では、個人主体の材料株での値幅取りが中心になるだろう。
     
    個別では、ファーストリテが締まり、NTT、KDDIは堅調で、任天堂が底堅い。トヨタが強含みで、ファナック、東エレク、武田が値を上げ、ダイフク、SMCが大幅高。東レは上伸している。コマツ、東海カは小高い。
     
    半面、ソフトバンクG、ソニー、村田製、アドバンテスは下落し、太陽誘電が大幅安。SUBARUは値を下げている。資生堂がさえない。三菱UFJ、三井住友は軟調。三井金が急落している。

     

    12日前場の日経平均株価は前週末比33円98銭高の2万2284円23銭と小反発した。
    朝方は、米金利上昇への警戒感から、9日の米国株式が下落した流れを受け、売りが先行し、一時2万2046円29銭(前週末比203円96銭安)まで下落する場面があった。
     
    一巡後は、外国為替市場で円相場が1ドル=114円前後まで円安方向に振れたものあって、買い戻しが優勢となった。その後は、中国・上海総合指数をにらみつつ前週末終値近辺でもみ合ったが、同指数が徐々に強含んだこともあり、前引けにかけて底堅く推移した。
     
    中国景気の先行き不透明感への警戒が強まるなか、12日の上海株式相場が大きく水準を切り下げず、小幅に上昇する場面があった。ファナックや安川電といった前週末に下げの目立った中国関連株に買いを誘った。
    日経平均が心理的な節目である2万2000円を下回らなかったことも、短期スタンスの投資家が買い戻す動きにつながった。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇した。
     
    東証1部の出来高は6億1627万株、売買代金は1兆424億円。
    騰落銘柄数は値上がり1032銘柄、値下がり1000銘柄、変わらず78銘柄。

     

    業種別株価指数(33業種)は、食料品、繊維製品、水産・農林業、機械などが上昇。非鉄金属、石油・石炭製品などが下落。

    個別では、ファーストリテイリング、三井不、東レ、セコム、ファナック、日立建機も高い。SMCが物色人気となり、通期予想を上方修正したダイフクも大きく買われた。ブレインパッドがストップ高、熊谷組も値幅制限いっぱいに上昇した。
     
    半面、ソニーが軟調、資生堂も安い。村田製やTDKの下げが目立った。シンクロ・フード、オロはストップ安。積層セラミックコンデンサーの受注減が嫌気された太陽誘電が大きく下落。三井金属、青山商事なども大幅安だった。
     
    東証2部株価指数は前週末比54.38ポイント安の7273.24ポイントと続落した。
    出来高4685万株。値上がり銘柄数は158、値下がり銘柄数は243となった。
     
    個別では、キャピタル・アセット・プランニング、ぷらっとホームが一時ストップ安と急落した。コメ兵、あじかん、東邦化学工業、フジマック、トリニティ工業など9銘柄は年初来安値を更新。コーア商事ホールディングス、TBグループ、エルナー、システム情報、東京ラヂエーター製造が売られた。
     
    一方、東洋刃物が年初来高値を更新。テクノスマート、京進、さいか屋、ビットワングループ、サンテックが買われた。


     


    日経ジャスダック平均株価は続落した。
    前引けは前週末比11円73銭安い3614円14銭となった。前週末の米株式相場の下落で投資家心理が悪化した。上昇基調だった前週の反動で、時価総額が大きい銘柄を中心に利益確定の売りが優勢だった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で413億円、売買高は7381万株。
    値上がり銘柄数は244、値下がり銘柄数は354となった。
     
    個別では、メイコーがストップ安。UTグループ、シイエム・シイ、フジタコーポレーション、日本パレットプール、チヨダウーテなど13銘柄は年初来安値を更新。アサカ理研、地域新聞社、シード平和、レーサム、グリムスが売られた。
     
    一方、博展、オリコン、高見沢サイバネティックス、精工技研、ユニマット リタイアメント・コミュニティが年初来高値を更新。オートウェーブ日本一ソフトウェア、ディーエムソリューションズ、ULSグループ、ズームが買われた。
     


     東証マザーズ指数は前週末比14.43ポイント安の975.97ポイントと7日ぶり反落した。
    先週末の米株安などを受けて売りが先行、利益確定の売りが出ている。値上がり銘柄数は77、値下がり銘柄数は179となった。
     
    個別では、アジャイルメディア・ネットワークが一時ストップ安と急落した。エディアは年初来安値を更新。ファイズ、アズーム、データセクション、アドバンスト・メディア、メドレックスは値下がり率上位に売られた。
     
    一方、アルファポリスがストップ高。フォーライフ、駅探、窪田製薬ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。エンカレッジ・テクノロジは年初来高値を更新。日本ファルコム、メディアフラッグ、トランスジェニック、ロジザード、パルマが買われた。


     


    「軟調」
     
     
    週末のNY株式市場は下落。
    NYダウは一時300ドル近い下落となった。
    背景は中国経済の鈍化と原油価格の1%近い下落との解釈。
    「原油が市場を揺らしている。原油価格がさらに下げれば、世界経済の成長が鈍化する新たなサインだ」という声も聞こえる。
    中国国家統計局が発表した10月の生産者物価指数(PPI)上昇率は前年比3.3%。
    9月の3.6%から悪化。改めて貿易摩擦懸念が浮き彫りになった格好だ。
    エネルギー関連セクターが下落。
    アップルなどハイテクセクターも軟調。
    一方、消費財関連や不動産関連セクターは小幅に上昇。
    米国の10月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.6%上昇。
    2012年9月以 来6年1カ月ぶりの大幅な伸びとなり市場予想の0.2%上昇を上回って着地。
    インフレ懸念が再燃した。
    10年国債利回りは3.19%台。
    12月の利上げ確率は76%。
    月曜はベテランズデーで休場のため商いは低調だった。
    ドル円は113円台後半での推移。
     
     
    週末の日経平均は反落。
    寄り付きは15円安だったが大引けでは236円安。
    しかもSQ当日なのに売買代金は2兆5000億円水準と薄商い。
    「不透明要因だった中間選挙が終わって米国株は期待通りの反発、改めて日本株の割安感」とは残念ながらならなかった。
    結局週間では上げ下げを繰り返し週間では横ばいという結果。
    週間では6円高。週足は2週連続陽線。
    「22500円 から上は重かった」という見方だ。
    25日線からは0.2%、200日線からは0.6%のマイナスかい離。
    空売り比率は45.3%と29日連続の40%超。
    日経平均採用銘柄にPERは12.56倍でEPSは1771円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比145円安の22125円。
    気学では「後場にかけて大動きする変化注意日」。
     
    9日までに決算発表した1364者の決算集計。
    時価総額では上場企業全体の93%、社数で85%に相当する。
    4〜9月期(上期)の純利益は約15.6兆円と19%増で過去最高更新。
    ただ「下期は中国景気の減速のほか、原材料価格の高騰、国内の人手不足などが重荷になりそう」との解釈。
    上場企業の純利益は下期に約12.9兆円と15減の可能性もあるという。
    19年3月期通期の純利益は1%増にとどまる見通しと渋い。
    通期で増益を維持できれば3期連続での最高益。
    海外企業は18年主要企業ベースで米国は24%、欧州で8%増の見通し。
    どこか数字が食い違っている。
     
     
    NYダウは201ドル安の25989ドルと。
    NASDAQは123ポイント安の7406ポイント。
    S&P500は25ポイント安の2781ポイント。
    ダウ輸送株指数は143ポイント安の10517ポイント。
    SOX指数は1.85%の下落。
    3市場の売買高は79.3億株。
    CME円建ては大証比145円安の22125円。
    ドル建ては大証比120ポイント安の22150ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比130円安の22140円。
    ドル円は113.83円。
    10年国債利回りは3.185%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ライトアップ(6580)・・・動兆
     
    ライトアップに注目する。
    同社は企業の生産性向上のためのITツール導入支援などが中核。
    Webコンテンツ制作も手がける。 
    主力の「経営課題解決エンジン」使ったコンサルが拡大基調。
    「日本の中小企業を強くする」がテーマだ。
     


    (兜町カタリスト櫻井)


     

    【寄り付き概況】

    12日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は、前週末比128円55銭安の2万2121円70銭と続落してスタートした。
     
    前週末のNYダウが200ドル強の下げと5日ぶりに反落、米長期金利の上昇と中国景気減速懸念を背景とした中国株や香港株への警戒感が強く、東京株式市場でもリスク回避ムードが優勢となっている。
     
    原油市況の下げが続き、WTI原油先物価格は10日連続安で、これは34年ぶり。水準的にも一時60ドル大台を下回り約9カ月ぶりの安値に沈んだことも、世界景気減速への懸念と相まって買い手控えムードにつながっている。外国
     
    為替市場では1ドル=113円台後半の推移だが、輸出株全般は物色の矛先が向かいにくい状況。半面、内需の中小型株に相対的に買いが誘導されやすい地合いにある。
     
    取引開始前に日本銀行が発表した10月企業物価指数(速報値)は、前月比0.3%上昇で市場予想平均の同0.1%上昇を上回った。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業、不動産、食料品、電力ガスの4業種が高い。一方、値下がりで目立つのは倉庫、非鉄、電気機器など。
     
     
    個別では、SUBARUが下押し、トヨタ、ホンダも軟調。ソニー、村田製、日本電産が売られ、ファナックは続落している。住友鉱、JXTGが安く、三菱商はさえない。みずほFG、資生堂、JAL、塩野義も下落している。
     
    半面、ファーストリテが小高く、ソフトバンクGは強含み。NTTは堅調。東電力HD、楽天、三井不、ダイフクは反発している
     
    225先物は、アムロ・メリル・三菱・ソジェン・モルスタが買い越し。
    野村・ドイツ・大和・みずほ・パリバが売り越し。
    TOPIX先物はメリル・モルスタ・クレディ・ナティクス・アムロが買い越し。
    シティ・JP・SBI・パリバ・UBS・野村が売り越し。
     
    テクニカル的にはアイロム(2372)、ゲオ(2681)、ニチレイ(2871)、UKC(3156)、ヴィンクス(3784)、カーバイド(4064)、太平洋セメ(5233)、洋缶(5901」、日本郵政(6178)、洋エンジ(6330)、丸井(8252)、西武(9024)、東電(9501)、西尾レント(9699)、冨士ソフト(9749)が動兆。
     
     

    [概況]

    今週もドル高の流れが継続出来るかに注目
     
    先週末9日に発表された米経済指標は2件とも予想を上回ったが、NY株式市場は利益確定の売りや中国経済指標の悪化を受けた世界的な株価の下げなどに3市場とも値下がりし、リスク回避の円買いにドルは114円を割れて引けた(-20.5銭)。米国による経済制裁が効いて中国の経済指標(生産者物価)は4か月連続の低下となり、これが今後の米国経済ひいてはNY株価にどれほどの影響を与えるかは不明で、今後のNY株式市場の動きに注目したいが、ドルは先行きまだ強いと考えている。
     
    今週の米国は13日(火)10月財政収支、14日(水)MBA住宅ローン申請件数、10月消費者物価指数、15日(木)10月小売売上高、11月NY連銀製造業景気指数、11月フィラデルフィア連銀景況指数、10月輸入物価指数、新規失業保険申請件数、16日(金)10月鉱工業生・設備稼働率、9月対米証券投資、などが発表予定となっており、引き続きNY株式市場の動向に注目し、ドルは株価の変動に影響を受け易いものの堅調な動きを予想している。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     


     
    12日の東京株式市場は、欧米株安を嫌気して売り優勢の展開を予想する。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2100円−2万2300円。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半(前週末9日終値113円84−86銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の後半(同129円06−10銭)と小動き。
    為替は比較的落ち着いており、大きく崩れることはないとみるが、先行き不透明感から上値は重いと考える
    ただ、日経平均株価の5日移動平均線が、前週末9日時点2万2173円近辺で推移。直近では同線が下値を支える格好となっていただけに、同線が意識される場面もありそう。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比145円安の2万2125円だった。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    22125 ( -145 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    22150 ( -120 )
    ( )は大阪取引所終値比
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ジャパンベストレスキューシステム <2453>
    今期経常は9%増で4期連続最高益、3円増配へ。
     
    ■ブレインパッド <3655>
    上期経常を一転2.1倍増益に上方修正、通期も増額。
     
    ■石原産業 <4028>
    今期経常を2.2倍上方修正。
     
    ■ニチモウ <8091>
    上期経常は一転60%増益で上振れ着地・通期計画を超過。
     
    ■森組 <1853>
    今期経常を65%上方修正、配当も5円増額。
     
    ■オートウェーブ <2666>
    今期経常を81%上方修正。
     
    ■日本一ソフトウェア <3851>
    上期経常は5%減益・通期計画を超過。
     
    ■東洋合成工業 <4970>
    今期経常を一転24%増益に上方修正。
     
    ■ユニマット リタイアメント・コミュニティ <9707>
    上期経常を42%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
     
    ■パルマ <3461>
    今期経常は11%増で6期連続最高益、実質増配へ。12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
    ■日本ファルコム <3723>
    スマートフォン向けゲーム「イース アルタゴの五大竜」の台湾、香港、マカオでの配信が決定。
     
    ■バンク・オブ・イノベーション <4393>
    前期経常は3.2倍増で上振れ着地・2期連続最高益、今期業績は非開示。上海東方明珠文化発展とファンタジーRPG「幻獣契約クリプトラクト」「ミトラスフィア-MITRASPHERE-」の中国本土での配信を前提とした独占ライセンス契約で合意。
     
    ■アルファポリス <9467>  
    上期経常が3倍増益で着地・7-9月期も2.1倍増益。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    12(月)
    10月企業物価指数(8:50)
    10月工作機械受注(15:00)
    《決算発表》
    大林組、前田建、住友ベ、ふくおか、京都銀、近鉄GHD、TATERU、前田道、GMOPG、東和薬品、ホトニクス、めぶきFG、ヤオコー、アイフル、ソニーFH、GMO、ユー・エス・エス
     
    【海外】
    予定はありません。


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     



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