【市況一覧】
日経平均株価
38,471.20 -761.60 04/16
TOPIX
2,697.11 -56.09 04/16
マザーズ
661.60 -19.15 04/16
日経JASDAQ
37,735.11 -248.13 04/16
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,885.02 -290.08 04/16


03月01日 マーケットコメント

03月02日 マーケットコメント

03月04日 マーケットコメント


    5日の日経平均が3日ぶりに反落。終値は前日比95円安の2万1726円だった。
    前日の米株安や世界景気の減速懸念などから景気敏感株中心に売りが広がった。
    2万2000円の大台を前に目先筋の売りが出やすくなっていたことも下げの一因になっている。ただ、前場につけた安値を後場は下回らず、下げはしたものの底堅さが感じられる1日でもあった.
     
    明日(6日)の東京株式市場は、手掛かり難のなかで目先的な高値警戒感から小口の売りが先行する弱含みの推移となりそうだ。ただ、積極的に売り込む材料もないだけに下値は限定的となりそうだ。
     
    5日線(2万1618円、5日時点、以下同じ)や26週線(2万1647円)のサポートも効いており、今晩の米国株が落ち着いた動きとなれば、そのことが明日の買い材料になると期待できる。
     
    5日線や26週線が控える2万1600円どころの関門を破られた場合の下値のメドは、25日線(2万1139円)や75日線(2万1115円)が控える2万1100円台となる。仮に2万1500円を割るような場面があれば、慌てて押し目買いを入れるよりも、2万1000円台前半まで引きつけて買う戦略を推奨したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(5日現在)
     
    22836.28  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22638.91  ボリンジャー:+3σ(13週)
    22310.14  ボリンジャー:+3σ(25日)
    22125.67  均衡表雲上限(週足)
    22102.34  均衡表雲下限(週足)
    22043.51  200日移動平均線
    22007.83  ボリンジャー:+2σ(13週)
    21920.02  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    21726.28  ★日経平均株価5日終値
     
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21647.08  26週移動平均線
    21590.35  6日移動平均線
    21589.57  均衡表転換線(日足)
    21529.91  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21385.16  新値三本足陰転値
    21376.75  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21139.79  25日移動平均線
    21115.21  75日移動平均線
    21087.85  均衡表基準線(日足)
    20890.60  均衡表転換線(週足)
    20823.69  均衡表雲上限(日足)
    20749.68  ボリンジャー:-1σ(25日)
    20745.67  13週移動平均線
    20478.97  均衡表雲下限(日足)
     
    短期的な上昇局面中のスピード調整的な下落にとどまった。上向きの25日線が75日線を超えるゴールデンクロスを達成し、大局的には上昇トレンド入りを窺う形勢が強まった形だ。
    ボリンジャーバンドでは、+1σと+2σの中間付近をキープし、底堅さを確認した。
    RSI(9日ベース)は73.67%から63.85%へ低下したが、依然として中立圏のうち強気側にある。
     
     
    【信用規制・解除】
     
    (5日大引け後 発表分)

    ■地域新聞社 <2164>
    東証と日証金が6日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
     
     
     
     

    [概況]

    5日の東京外国為替市場は、豪ドル円が上下に振幅した。まず序盤は、豪州最大の貿易国である中国の景気減速懸念が強まり、安値79.000円まで下落する。具体的には中国の財新PMIの予想が下回ったことで、内容は予想53.5のところ結果は51.1だった。
     
    しかし、その後の豪中銀金融政策理事会の声明が伝わると買戻しが優勢となり、高値79.370円まで反転する。事前の予想では、このところロウRBA総裁が金融政策に対し中立的な姿勢を示していたことを鑑み、ハト派色の強い声明になるのではと予想されていた。
     
    しかし、声明の内容に前回から変更がなかったため、ハト派色への警戒が後退し買いが優勢となったわけだ。この後の外国為替市場で注目されるのは、米ISM非製造業指数や米新築住宅販売戸数といった米経済指標だ。仮に良好な結果を示せば、リスク選好姿勢の強まりから豪ドル円もさらに上昇する可能性が高い。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    5日の日経平均株価は前日比95円76銭安の2万1726円28銭、東証株価指数(TOPIX)は8.36ポイント安の1619.23と、ともに3営業日ぶりに反落した。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:24 容量:12.53M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    日経平均は前日、昨年10月の高値から同12月の安値の「半値戻し」となっていたため、目標達成感から当面の利益を確定する売りが出やすかった。
     
    米中貿易協議が進展するとの期待感はほぼ株価に織り込まれ、材料出尽くし感から利益確定売りや戻り待ちの売りが広がった。
    きょう開幕した中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では、中国の2019年の経済成長率目標が引き下げられた。上海総合指数や香港・ハンセン指数が弱含む場面では日本株にも売り圧力が強まった。
     
    その後、円伸び悩みなどもあって急速に下げ幅を縮小する場面もあったが、株価指数先物売りを交えて再度軟化し、一時2万1659円04銭(前日比163円00銭安)まで下押した。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定された。
     
    市場からは「日経平均はきのうまでの2日間で400円超上昇しており、利益確定売りのイメージだ。期末要因から、国内機関投資家の売りが続いているが、それも次第に解消されていくだろう。米中貿易協議への期待はいったん出尽くし感ながら、具体化すれば改めてポジティブな反応になる」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は3日ぶりに反落した。終値は前日比74.93ポイント安の1万4392.09だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆252億円。売買高は11億642万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1382と、全体の6割超を占めた。値上がりは663、変わらずは87銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、ゴム製品、輸送用機器、鉄鋼、金属製品、機械などが下落。上昇は銀行業など。

    個別では、武田薬品工業が下落。東エレクやアドテスト、スクリンの下げが目立った。ソフトバンクグループ(SBG)、ファナック、太陽誘電も下落した。大東建託も値を下げた。レオパレス21が値下がり率トップに売られ、ピジョンも大幅安。エンビプロ・ホールディングスが急落、市光工業、三井E&Sホールディングスなども大きく下げた。
     
    一方、ファーストリテイリング、エーザイ、資生堂、オリンパスが上昇した。ZOZOも買い優勢だった。キーエンスも高い。双信電機は連続ストップ高で、きのうに続き東証1部の値上がり率トップとなった。アダストリア、アトラエが大幅高に買われ、ヤマシンフィルタも高い。ハニーズホールディングス、新日本理化、昭和電線ホールディングスなども買われた。
     
     
    きょう東証1部に新規上場した日本国土開発は午前に公開価格(510円)を22%上回る624円で初値を付け、初値と同じ624円で初日の取引を終えた。年明け以降の株式相場の戻りで投資余力の回復した個人投資家の買いが入り、一時は646円まで上昇したが、その後は換金売りに押される場面もあった。
     
    東証2部株価指数は前日比18.38ポイント安の6866.43ポイントと3日ぶり反落した。
    出来高6615万株。値上がり銘柄数は171、値下がり銘柄数は246となった。
     
    個別では、DNAチップ研究所、松尾電機、SECカーボン、ビケンテクノ、鉄人化計画が売られた。
     
    一方、倉庫精練がストップ高。ピーエイ、NCS&A、ジョリーパスタは昨年来高値を更新。アマテイ、日建工学、フリージア・マクロス、理経、ダイナパックが買われた。
     

    日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比10円25銭安の3487円76銭だった。このところの上昇ペースの速さを気にかける投資家から、東証1部銘柄に売りが出たのをきっかけに利益確定売りが出た。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で537億円、売買高は9760万株だった。値上がり銘柄数は257、値下がり銘柄数は334となった。
     
    個別では、エムティジェネックスがストップ安。マミーマート、CBグループマネジメントは昨年来安値を更新。スペースシャワーネットワーク、エイケン工業、ソレキア、ジェイ・エスコムホールディングス、ミサワホーム中国が売られた。
     
    一方、山王、ゼネラルパッカーがストップ高。ヤマウ、多摩川ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。WDI、オリコン、精工技研、日本アンテナ、ワークマンは昨年来高値を更新。コスモ・バイオ、ニックス、アイレックス、IMV、ガーラが買われた。

    東証マザーズ指数は前日比5.80ポイント高の943.96ポイントと3日続伸した。
    朝方の売り一巡後は売り買いが交錯。マザーズは時価総額の大きい銘柄が買われ、午後はプラス圏を維持した。引き続きバイオ関連株や、最近上場したIPO(新規株式公開)銘柄に人気が集まった。午後に創薬ベンチャーのサンバイオ株に値幅取り狙いの買いが集まり急伸。1銘柄で指数を3ポイントあまり押し上げた。同じバイオ関連のアンジェスも午後に買われた。
    市場関係者は、「値動きの良い銘柄が物色され、資金の出入りは激しかった」話していた。
    値上がり銘柄数は112、値下がり銘柄数は151となった。
     
    個別では、SERIOホールディングス、ライトアップ、トランザスがストップ高。キャンディルは一時ストップ高と値を飛ばした。マネジメントソリューションズ、識学、ファイバーゲートは昨年来高値を更新。フロンティア・マネジメント、カヤック、サンバイオ、イグニス、AmidAホールディングスが買われた。
     
    一方、MTGが昨年来安値を更新。リネットジャパングループ、Kudan、メディアフラッグ、UMNファーマ、ピアラが売られた。
     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比113円63銭安の2万1708円41銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、11.32ポイント安の1616.27で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調な値動き。米国株安を背景に、投資家心理が冷え込んでいる。押し目を拾う動きも散見されるが、幅広い銘柄に出ている小口の利益確定売りを吸収できない状況だ。
     
    外国為替市場では、1ドル=111円80銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調となっている。
     
    個別では、ソフトバンクGが下落し、KDDIも甘い。トヨタが安く、日産自もさえない。ソニー、村田製、太陽誘電、SUMCO、武田が下押し、ピジョン、レオパレス21は大幅安となっている。
    半面、ファーストリテ、ZOZOが大幅高。キーエンスが底堅く、任天堂は切り返した。新規上場の国土開発は公募価格を上回る水準だが、初値からは下落している。
     
     
    8日に先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えるなか、足元の短期筋主体の売り方による買い戻しの動きは継続している。
    市場では、この相場状況を勘案し、メジャーSQを睨んで相場水準に押し上げたいとの思惑から先物買いが入りやすくなっている点を指摘する向きが多く聞かれている。
     
    また、中国の全国人民代表大会における減税やインフラ投資拡大といった景気刺激策に対する期待感も相場の下支え役として意識されているもよう。
    本日は利益確定の動きが先行しているが、中国株がランチタイムにかけてプラスに転じる場面などもみられており、レンジを切り上げている225先物の動きには後場も注目しておきたいところである
     
    ランチバスケットは16件、163.82億円、40億売り越し。
     

    日経平均株価は前日比131円98銭安の2万1690円06銭、東証株価指数(TOPIX)は13.01ポイント安の1614.58と、ともに反落した。
     
    前日の米主要株価指数は上昇して始まった後、値を消した。米中貿易協議については、両国が月内に合意するとの見通しに加え、追加関税が一部撤廃されるとの観測報道まで出ており、「これ以上のポジティブサプライズはなさそうな状況」となっていた。
    このため、予想外に弱かった12月の米建設支出の発表がきっかけとなり、米国市場では売りが加速。東京株式市場も朝から戻り待ちの売りが優勢となった。
    また、前日に18年10月の高値から12月安値までの下落幅の「半値戻し」となったことも目標達成感からの売りを促している。
     
    きょう開幕した中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では2019年の経済成長率の目標が2年ぶりに引き下げられた。引き下げ自体は事前に伝わっていたものの、香港・ハンセン指数や上海総合指数などが弱含む場面で日経平均も歩調を合わせて下落した。中国政府による減税やインフラ投資拡大など景気刺激策は「既定路線で驚きは小さい」との受け止めが多かった。
     
    日経平均の日足チャートについて「前日に投資家の気迷いを示すとされる『十字足』が出現し、短期的に相場は調整しやすい」とみていた。
     
    朝方は株価指数先物に短期の値幅取りを狙った買いが入り、日経平均は下げ幅を縮小する場面もあった。
     
    市場からは「米中貿易協議への進展期待を織り込み米株が下落したことで日本株にも売りが広がった。テクニカル面では半値戻し達成で目先調整と言ったところだ。今週はメジャーSQ(特別清算指数)算出や米雇用統計の発表を控えて動きづらく日柄調整になるのではないか」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
    前引けの東証1部の売買代金は概算で9952億円、売買高は5億6083万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1655と、全体の8割近くを占めた。値上がりは400、変わらずは77銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、鉄鋼、ゴム製品、機械、証券・商品先物取引業などの下落率がやや大きかった。上昇は水産・農林業のみ。
     
    きょう東証1部に新規上場した日本国土開発は公開価格(510円)を22%上回る624円で初値を付け、646円まで上げ幅を拡大した。その後は売りに押され、前引け時点では601円と初値を下回った。
     
    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)が軟調、武田薬品工業も売りに押された。東京エレクトロン、SUMCO、太陽誘電なども安い。ピジョンが値下がり率トップに売られたほか、レオパレス21も大きく下げた。イキン、信越化、アドテスト、ダブル・スコープ、三井E&Sホールディングスなども下落した。
     
    半面、ファーストリテイリングが買われ、ユニファミマ、資生堂、ZOZOも上昇した。双信電機は2日連続のストップ高。アダストリアが大幅高、ヤマシンフィルタ、昭和電線ホールディングスも高い。
     
    東証2部株式指数は前日比34.13ポイント安の6850.68ポイントと3日ぶり反落した。
    出来高3800万株。値上がり銘柄数は143、値下がり銘柄数は247となった。
     
    個別では、DNAチップ研究所、ヴィスコ・テクノロジーズ、SECカーボン、鉄人化計画、サイバーステップが売られた。
     
    一方、倉庫精練がストップ高。ピーエイは昨年来高値を更新。アマテイ、スリープログループ、ウェルス・マネジメント、神島化学工業、情報企画が買われた。
     
     

    日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。前引けは前日比3円43銭安い3494円58銭。
    前日比プラス圏で推移する場面もあったが、東証1部の主力株が下げたのにつれ、新興企業株にも目先の利益を確定する目的の売りが徐々に優勢になった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で313億円、売買高は5755万株。
    値上がり銘柄数は237、値下がり銘柄数は331となった。
     
    個別ではCBグループマネジメントが昨年来安値を更新。スペースシャワーネットワーク、ジェイ・エスコムホールディングス、エイケン工業、ソレキア、ミサワホーム中国が売られた。
     
    一方、多摩川ホールディングスがストップ高。ヤマウは一時ストップ高と値を飛ばした。WDI、オリコン、精工技研、日本アンテナ、ワークマンは昨年来高値を更新。Nuts、コスモ・バイオ、ニックス、ピクセルカンパニーズ、セプテーニ・ホールディングスが買われた。

     

    東証マザーズ指数は前日比1.38ポイント安の936.78ポイントと3日ぶり反落。
    本日から中国で始まる全国人民代表大会(全人代)の内容を見定めたいとの思惑も買い見送りとなっている。マザーズ市場では、引き続きバイオ関連株の堅調地合いが続いているほか、直近IPO銘柄への見直し買いも続いている。
    市場では「直近IPO銘柄は指数上昇に寄与はしないものの、個人投資家のマインド改善にはプラスに働く」との指摘が聞かれ、下値では個人の押し目買いが入っている。
    値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は172となった。
     
    個別では、MTGが昨年来安値を更新。UMNファーマ、すららネット、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、アクリート、アジャイルメディア・ネットワークは値下がり率上位に売られた。
     
    一方、トランザスがストップ高。キャンディルは一時ストップ高と値を飛ばした。マネジメントソリューションズ、識学、ファイバーゲートは昨年来高値を更新。ライトアップ、カヤック、フロンティア・マネジメント、ソネット・メディア・ネットワークス、SERIOホールディングスが買われた。

     

    【寄り付き概況】

    5日の日経平均株価は、前日比109円24銭安の2万1712円80銭と3日ぶりに反落してスタート。
    前日の米国株市場では主要指数が下落、NYダウは後半下げ渋ったものの、一時400ドル以上の下げをみせるなど波乱含みの展開となった。目先は利益確定を急ぐ動きが顕在化している。東京株式市場でも日経平均は直近2日間で430円以上の上昇をみせ、東証1部の騰落レシオも過熱ゾーンに近い110%台となっていただけに、米株市場の地合いを引き継ぐ形で売りが優勢となっている。
    中国ではきょうから全国人民代表大会が開幕、その内容にマーケットの視線が集まることになる。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、電力ガス、水産を除き安い。値下がりで目立つのは鉄鋼、石油、医薬品など。
     
    個別では、武田が売られ、KDDI、NTTは軟調。電通、楽天、ZOZOは反落している。みずほFG、三井不は小安い。トヨタが甘く、ソニー、東エレク、ファナックは値を下げている。任天堂は続落している。
    半面、キーエンス、HOYA、富士フイルム、キヤノンは堅調。ソフトバンクGが底堅く、ファーストリテは高い。資生堂、JT、サッポロHDは小幅に値を上げている。
     
    ドイツ・バークレイズ・三菱・日興・アムロ・GS・モルスタ・みずほが売り越し。
    TOPIX先物は野村・日興・大和・ナティクス・パリバ・GSが買い越し。
    みずほ・シティ・モルスタ・クレディ・アムロ・ドイツ・UBSが売り越し。
     
    テクニカル的には、寿スピ(2222)、アダストリア(2685)、旭化成(3407)、ザッパラス(3770)、三井化学(4183)、竹本容器(4248)、武田薬(4502)、アステラス(4503)、サイボウズ(4773)、アジアパイル(5288)、オークマ(6103)、ソディック(6143)、東京機械(6335)、明電舎(6508)、ベイカレント(6532)、ルネサス(6723)、エレコム(6750)、島津(7701)、ノーリツ鋼機(7744)、グローブライド(7990)、Gウィン(8111)、東建物(8804)、富士急(9010)、サカイ引越(9039)、空港ビル(9706)、SCSK(9719)が動兆。
     


    [概況]

    NY株式市場が続伸して始まるとドルは再度112円丁度まで上昇したが、其の後発表された12月建設支出の予想を下回る結果に株価は売られドルも急落した。
     
    そして東京時間に付けたそれまでの安値を下抜き、NY市場中盤には当日安値111.630円まで下げ、ユーロも126.450円(当日安値)まで下落した。しかしドルは111円半ばは割れず其の後は株価の下げ幅縮小と共に揉み合いとなり、最後は前週末比-24.5銭の111.750円と111円後半を維持して引けた。
     
    NY株式市場の下げに為替市場は円買い優勢となり、NZドル(+18銭)と南アランド(±0)以外の主要通貨も売られたが、本日以降の指標やイベントを控えて売り込まれる動きにはならなかった。ドルは112円を付けると上値が重くなり、弱材料に反応し易くなる感じだが、更なる上昇は今後発表される経済指標と株価の上昇に左右されるのではないか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    5日の東京株式市場は反落後、下げ渋る展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1600円-2万1800円。
    現地4日の米国株式は、NYダウ・ナスダックともに反落した。朝方は、米国株安の影響から売りが先行するとみられる。
    米国株が大きめの下げとなったことから、日本株も幅広い銘柄が売りに押されるだろう。シカゴ日経平均先物の水準が26週線(2万1650円、4日時点)と近く、この辺りで値動きが落ち着き、アジア株や為替動向をにらみながらも様子見姿勢が続く展開を想定する。
    足元では堅調な動きが続いることから、押し目を拾う動きも期待される。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(4日終値は111円90-91銭)、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の半ば(同127円09-13銭)と円高方向に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所終値比135円安の2万1685円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■アダストリア<2685>
    2月既存店売上高は前年同月比14.8%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
     
    ■山王<3441>
    開発中の水素透過膜の進捗を福島再生可能エネルギー研究所が公表。電解法を用いることで薄膜化が可能であり、貴金属パラジウムが必要量で作製できることからコスト面の負担も軽減される。膜の性質はしなやかで伸びにも強く、評価の結果水素透過量は文献値を超える状況。
     
    ■GMOペパボ<3633>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.52%にあたる4万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月5日から3月29日まで。
     
    ■ソネット・メディア・ネットワークス<6185>
    東証が11日付で東証1部に市場変更する。
     
    ■タカショー <7590>
    今期経常は63%増益へ。
     
    ■オークファン<3674>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.02%にあたる10万株(金額で8000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月5日から4月30日まで。
     
    ■識学<7049>
    個人向けサービス「識学トレーニング Personal Edition」を開発し、識学マネジメントカレッジで本格提供を開始。
     
    ■ジーンズメイ <7448>
    2月既存店売上高は前年同月比3.7%増と3ヵ月連続で前年実績を上回った。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    5(火)
    10年国債入札
    《決算発表》
    くらコーポ、ザッパラス、フジコーポ、アインHD
     
    【海外】
    米2月ISM非製造業景況指数(3/6 0:00)
    米12月新築住宅販売(3/6 0:00)
    米1月財政収支(3/6 4:00)
    中国全人代が開幕
    《米決算発表》
    ターゲット、ロス・ストアーズ

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■日触媒<4114>
    化粧品材料事業を拡大 ライラックファーマと共同研究に着手
     
    ■バンドー化<5195>
    貼りつけられる伸縮性歪みセンサーを21年3月までに製品化
     
    ■太平洋セメ<5233>
    コンクリ内の歪み・腐食をクラウド管理可能なシステム開発
     
    ■日工<6306>
    ペットボトル選別機「ペトリス」納入開始 リサイクル業者向けに
     
    ■東芝テック<6588>
    商品を自動スキャンするセルフレジ開発 店舗の混雑解消
     
    ■ソニー<6758>
    大規模農場を管理するサービスを米国・カナダで今春開始
     
    ■anfac<7035>
    宿泊客が記名など効率的にチェックインできるシステム開発
     
    ■ナカニシ<7716>
    ステンレス製ハンドピースを刷新 低コスト化・使い勝手向上
     
    ■大日印<7912>
    VR活用でバーチャルキャラクターが店頭などで接客するサービス
     
    ■藤森工<7917>
    医療機器事業に参入 血液の固まりの度合いを測定する装置開発
     
    ■JR東日本<9020>
    省人化へワンマン運転拡大 カメラで安全確認し3両編成以上も
     
    ■イチネンHD<9619>
    5子会社合併で発足の新会社を合理化 シナジー創出を早期に
     


     
    「空売り比率は59日ぶりの40%割れ」
     
     
    週明けのNY株式市場は反落。
    NYダウは206ドル安の25819ドル。
    一時414ドル下落した場面もあった。
    NASDAQは17ポイント安の7577ポイント。
    S&P500は2800ポイントを割れた。
    朝方は買い先行となったものの「貿易交渉での米中合意は織り込み済みで材料出尽くし感」との解釈。
    そして売り物優勢の展開。
    また「知的財産権侵害など中国の構造問題を巡る協議は合意に至っていない」との見方も売り材料となった。
    12月の建設支出額が0.6%減と市場予想(0.2%増)に反してマイナスになったことも悪材料。
    経済指標の下振れ継続を市場が垣間見たという格好。
    シティグループが算出するエコノミック・サプライズ指数はマイナス45.4。
    2017年8月以来およそ1年7カ月ぶりの低水準。
    同指数は経済指標の予想と実績のかい離を指数化したもので、実績が予想を上回れば上昇。
    下回れば下落を意味する。
    前週に民主党議員が提案した国民皆健康保険制度の法案や薬価引き下げの圧力を懸念する売りもあった。
    医療伊保険のユナイテッドヘルスやドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが大幅安。
    10年国債利回りは2.72%水準。
    ドル円は111円台後半。
    VIX(恐怖)指数は14.62。
     
    週明けの日経平均株価は続伸。
    寄り付き209円高、終値219円高。
    10月2日高値と12月26日安値の半値戻し(21698円)をクリア。
    「半値戻しは全値戻しの格言から10月高値24448円円奪回を目指す動きとなるのだろう」という希望の声も聞こえる。
    後場一段高で終値で21800円台。
    26週線(21650円)、12月メジャーSQ値21618円も上抜いた。
    東証1部の売買代金は2兆1536億円。
    値上がり1481銘柄。値下がり579銘柄。
    新高値35銘柄は今年最高。新安値3銘柄。
    騰落レシオは111.26。
    空売り比率は39.9%。
    11月30日以来59日ぶりの40%割れとなった。
    40%割れが継続すれば22000円も上抜けてこよう。
    日足は2日連続の陽線。
    25日線(21096円)からは3.4%のプラスかい離。
    75日線(21125円)とのゴールデンクロスは間もなく。
    200日線(22048円)からは1.0%のマイナスかい離と近づいてきた。
    5日線(21563円)、26週線(21669円)は上抜けた。
    52週線が21963円。
    週足の一目均衡の雲の下限が21684円、上限が21973円。
    勝手雲の上限が21698円。
    週足のボリンジャーのプラス2σ水準が21992円。
    12か月移動平均が22046円。
    月足の勝手雲の上限が21868円。
    NT倍率は13.41倍。
    松井証券信用評価損益率で売り方▲10.374%(前日 ▲9.435%)。
    買い方▲9.440%(前日▲10.336%)。
    ようやく逆転した。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.116%。
    買い方▲16.034%。
    日経HVは16.4、日経VIは16.54。
    日経平均採用銘柄のPERは12.44倍。
    EPSは1754円。
    PBRは1.15倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比70円安の21685円。高値21865円、安値12595円。
    ボリンジャーのプラス2σが21861円。プラス3σが22243円。
    気学では「押し目買いの日。ただし急伸高は利入れ良し」。
    水曜は「人気に逆行して動き前後場歩調を変える」。
    木曜は「初め高いと後安の日。逆なら見送れ」。
    金曜は「上寄りすると押し込むが安寄りすると踏みあがる日」。
     
     
     
    5日付け日本証券新聞で始まった1面コラム「乾坤一擲」第1回。
    赤間さんが書いていたのは「株式相場は、大きくとらえれば、バブルとバーゲンの繰り返し。
    その両極の間を、神経質に揺らぎながら通常の相場が形成される」。
    深い言葉だ。


    (兜町カタリスト櫻井)

    4日のNYダウ工業株30種平均は前週末比206ドル67セント安の2万5819ドル65セントと反落で終えた。
    米中が今月下旬にも貿易交渉で合意する見通しと伝わり、朝方は買いが先行した。
    米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は3日、米中両国が貿易協議で合意に至れば、互いの輸入品に昨年発動した制裁・報復関税の一部撤回を検討していると報道。
    さらに最終合意を目指す首脳会談は今月27日前後に米国内で開催する方向で調整中と伝えた。
    米中協議の早期合意への期待から、ダウは取引序盤に130ドル近く上昇した。
    航空機のボーイングや建機のキャタピラーなど中国関連とされる銘柄の上昇が目立った。
     
    だが、年初から米中合意を織り込んで相場が上げていたため、次第に材料出尽くしとみた売りに押された。
    また、3日午前中に発表された昨年12月の建設支出が前月比0.6%減と、市場予想(ロイター通信調べ)の0.2%増に反して大幅に悪化。米経済の先行き懸念から一転して売りが広がり、ダウは一気に上げ幅を縮小。マイナス圏に沈むと一時410ドル余りも下落した。
     
    医療保険のユナイテッドヘルス・グループや、ドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスの下落もダウ平均の重荷だった。前週に民主党議員が提案した国民皆健康保険制度の法案や薬価引き下げの圧力を懸念する売りが続いた。
     
    セクター別では、メディアや不動産が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや電気通信サービスが下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は前週末比17.786ポイント安の7577.567で終了した。バイオジェンなどバイオ製薬株が下げ、マイクロン・テクノロジーなど半導体株の一角も売られた。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,819.65−206.67
    S&P500種
    2,792.81−10.88
    ナスダック
    7,577.567−17.786
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,287.50−11.70
    NY原油(ドル/バレル)
    56.45+0.65
    円・ドル
    111.73 - 111.74−0.17

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は買い先行の後、反落した。
    3月物は前週末比70円安の2万1685円で引け、4日の大取終値を135円下回った。朝方は、米中貿易交渉の合意が近いとの期待から買い先行で始まった。
    その後、合意は市場にある程度織り込み済みとの見方から、米株とともに利益確定の売りに押された。
    この日の安値は2万1595円、高値は2万1865円。
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    21685 ( -135 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    21685 ( -135 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7134.39(+27.66)
    FTSE100種総合株価指数は続伸した。前週末の終値に比べ27.66ポイント高の7134.39で引けた。
    この日のFT指数は高寄り後、ジリ高。午後1時前に7166.19の高値を付けたあたりから売り優勢に転じ、上げ幅を削って引けた。構成銘柄の約7割が上昇した。
    米中間の貿易協議が合意に近づいていると期待され、買いが優勢となった。銀行と石油株の値上がりが株価指数を押し上げた。
     
    個別銘柄では、アナリストが株価目標を引き上げたオンライン不動産のライトムーブは5%超上がった。総合ヘルスケアのNMCヘルスも3%超の上昇。バークレイズがキャッシュ状況に好意的な分析を示したことが好感された。害虫駆除のレントキル・イニシャルは2.6%高と大幅高だった。
     
    半面、航空のインターナショナル・エアラインズ・グループは5%近く下がった。時価総額の大きい携帯電話サービスのボーダフォン・グループの下げも目立った。金価格の下落を背景に、関連のフレスニージョは3.0%安と安くなった。航空機エンジンのロールス・ロイスも下落した。同社は3日に、トルコの新たな戦闘機製造で参加計画を縮小したと発表した。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11592.66(-9.02)
    ドイツ株式指数(DAX)は3営業日ぶりに小反落した。終値は前週末と比べて9.02ポイント安の11592.66だった。米中間の貿易協議の合意も近いと期待され、日中は買いが優勢だったが、引け前に下げに転じた。
     
    個別銘柄では、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは大幅安。米政府が透析コストの削減を計画しているとの報道が売り材料となった。複数のアナリストが株価目標を引き下げた工業用ガスのリンデも売られた。
    一方で、医薬・農薬大手のバイエルと半導体のインフィニオンテクノロジーズの上昇が目立った。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5286.57(+21.38)
     
     
     

03月06日 マーケットコメント

03月07日 マーケットコメント

03月08日 マーケットコメント



株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

下記のブラウザでご利用いただけます。
Android
Chrome、ファミリーブラウザ for docomo、あんしんフィルター for docomo
iOS
Safari、あんしんフィルター for docomo
※ブラウザのバージョンによってご利用できない場合がございます。