【市況一覧】
日経平均株価
38,079.70 +117.90 04/18
TOPIX
2,677.45 +14.30 04/18
マザーズ
659.87 +9.75 04/18
日経JASDAQ
37,753.31 -45.66 04/18
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,683.37 -181.88 04/18


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03月08日 マーケットコメント


    東京株式市場全般が調整地合いに入り、新興市場も連動した動きとなっている。
    2月末にかけて8日続伸を記録し、反落して記録がストップした後も6日まで4日続伸するなど、力強い動きであったが、さすがに週末にかけて調整色を強めてマザーズ指数は直近で一時900ポイント割れ。25日移動平均線も割り込んだが、一気の下落を懸念するほどの状況ではないだろう。小型株への買い意欲は強く、来週は押し目買いのチャンスとなりそうだ。
     
    個別で見れば、高値追いのオンコリスバイオファーマや東証1部への上場市場変更をきっかけに上値追いが続くライトアップ、他ではプレシジョン・システム・サイエンス、ジーニーなどに資金が集まっている。全般の動きは来週も不透明だが、個別ベースでみればチャンスは大きそうだ。


    8日のNYダウ工業株30種平均は前日比22ドル99セント安の2万5450ドル24セントと5日続落した。2月14日以来ほぼ3週ぶりの安値で終えた。
     
    2月の米雇用統計で雇用者数の伸びが小幅にとどまり、米景気の減速懸念から売りが先行した。米労働省が朝方発表した2月の雇用統計では、景気動向を示す非農業部門の就業者数が季節調整済みで前月比2万人増と、1月(31万1000人増)から大幅に鈍化し、伸びは2017年9月以来1年5カ月ぶりの小ささとなった。これを受けて市場では米景気の先行きに対する懸念が広がり、ダウは序盤に一時220ドル安まで下げた。
     
    また、中国税関総署が8日発表した2月の貿易統計で輸出額が前年同月比20.7%減と急激に落ち込んだほか、前日に欧州中央銀行(ECB)が19年のユーロ圏成長率見通しを大幅に下方修正したことで世界経済が減速するとの警戒感が広がった。
     
    原油先物相場が下落したうえ、ノルウェー政府が政府年金基金に石油・ガスの探査と生産を専門とする企業を運用対象から外すことを提案した。エクソンモービルなどエネルギー関連株が売られたのも相場の重荷となった。
     
    ただ、足元で下げた銘柄には短期的な戻りを見込んだ買いが入り、取引終了にかけて下げ幅を縮めた。
    米景気が急減速するとの悲観は強まらず、足元で下げが目立った金融のゴールドマン・サックスや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)などが買われ相場を支えた。雇用統計では失業率は低下し、平均時給の伸びは拡大した。「統計全体をみると雇用者数の増加幅の急減が、労働市場の懸念すべき基調を示唆している可能性は低い」との指摘があった。
     
    セクター別では、食品・生活必需品小売や公益事業が上昇する一方でエネルギーや小売が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は同13.322ポイント安の7408.142と2月11日以来の安値で終えた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,450.24−22.99
    S&P500種
    2,743.07−5.86
    ナスダック
    7,408.142−13.322
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,299.30+13.20
    NY原油(ドル/バレル)
    56.04−0.62
    円・ドル
    111.10 - 111.11    −0.68   
     


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は続落した。
    6月物は前日比185円安の2万0905円で終え、大阪取引所の終値を135円上回った。
    2月の米雇用統計を手掛かりに世界景気の減速懸念が広がり、米株とともに売られた。
    雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を大きく下回った。
    前日には欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の経済見通しを引き下げていた。
    6月物の安値は2万0645円。高値は2万1145円だった。




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100種総合株価指数は世界経済の先行き懸念を背景に投資家のリスク回避が進み続落した。前日の終値に比べ53.24ポイント安の7104.31で引けた。
    構成銘柄の約7割が下落した。下げ幅は午後にやや縮まった。
     
    欧州中央銀行(ECB)は7日に2019年のユーロ圏の経済成長率見通しを下方修正した。8日には2月の中国の輸出と輸入がともに減少し、2月の米雇用統計の非農業部門の就業者数の伸びも市場予想を下回ったことから、世界景気が減速しているとの懸念が広がった。こうした懸念を背景に原油と銅の価格が下落したことで資源株が売られ、株価指数の下げに大きく影響した。
     
    個別銘柄では、ギャンブル事業のGVCホールディングスは約14%急落した。一時は18%安と2016年7月以来、2年8カ月ぶりの安値をつけた。同社会長と最高経営責任者(CEO)がともに保有する自社株の一部を売却したことが響いた。建機レンタルのアシュテッド・グループと鉱業のアントファガスタは4%近く下落し目立った。前日に大幅下落した総合ヘルスケアのNMCヘルスは2.6%安、この日も下げが大きくなった。
     
    半面、食品・日用品のユニリーバと保険のアドミラル・グループは2.5%高と上昇が目立った。金価格の上昇を背景に、関連のフレスニージョは2.2%高と上昇した。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    ドイツ株式指数(DAX)は3日続落した。終値は前日と比べて59.96ポイント安の11457.84だった。この日発表された米中独3カ国の軟調な経済指標を受けて、世界的に景気が減速していると懸念され、欧州各国株式相場が下落した。
     
    個別では、アディダスと鉄鋼のティッセン・クルップ、医薬・農薬大手のバイエルの値下がりが目立った。
    一方で、オンライン決済サービスのワイヤーカードは5%超上がった。アナリストが株価目標を引き上げた不動産のボノビアも大幅高となった。


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5,231.22 -36.70
    イタリアの株価指数FTSE・MIBは前日に比べて1%下落した。

     



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