【市況一覧】
日経平均株価
38,079.70 +117.90 04/18
TOPIX
2,677.45 +14.30 04/18
マザーズ
659.87 +9.75 04/18
日経JASDAQ
37,753.31 -45.66 04/18
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,683.37 -181.88 04/18


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    13日の日経平均が3日ぶりに反落。終値は前日比213円安の2万1290円だった。寄り前に発表された1月の機械受注の悪化を受けて売りが先行。中頃には中国上海株の下げもあり先物主導でみるみる下値を広げてしまった。英国のEU離脱問題が混沌としてきたことも買い手の動きを鈍らせる一因に。終盤は配当狙いの個人の押し目買いで下げ渋った。
     
     
    14日の東京株式市場は、取引時間中に発表される中国2月の重要経済指標の内容次第で波乱展開も予想される。
    きょう寄り付き前に内閣府が発表した1月の機械受注統計で、船舶や電力を除く民需の受注額が前月比5.4%減と、市場の事前予測を大きく下回り3カ月連続での減少となった。なかでも、電気機械や情報通信、自動車関連で減少が目立っており、中国での需要減退も影響しているようだ。
     
    また、明日から日銀の金融政策決定会合が開催される。きょうの下げがなければ楽観ムードが支配的になりそうであったが、イベント前では様子見姿勢が強まるだろう。
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(13日現在)
     
    21997.63  200日移動平均線
    21950.88  ボリンジャー:+2σ(25日)
    21822.04  新値三本足陽転値
    21814.92  ボリンジャー:+2σ(13週)
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21615.06  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21550.72  26週移動平均線
    21399.20  均衡表転換線(日足)
    21332.90  6日移動平均線
     
    21290.24  ★日経平均株価13日終値
     
    21279.24  25日移動平均線
    21250.09  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21087.85  均衡表基準線(日足)
    21066.36  75日移動平均線
    21032.41  均衡表転換線(週足)
    20943.42  ボリンジャー:-1σ(25日)
    20823.69  均衡表雲上限(日足)
    20685.26  13週移動平均線
    20607.60  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20391.48  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20329.32  均衡表雲下限(日足)
     
    25日移動平均線をキープしており、下値の堅さを確認した。日足の一目均衡表では、遅行線が株価との上方乖離幅を縮小するなか、基準線と転換線がともに横ばいで推移しており、目先の膠着相場の長期化を示唆。
    ボリンジャーバンド(25日ベース)では、日々線は一時中心線を割り込んだが、終値は中心線上に復帰しており、いったんは弱気局面入りを回避した。

    [概況]

    13日、東京外国為替市場の米ドル円は111円台前半から半ば付近で推移している。一方で、クロス円では英ポンド円が一時146.55円まで反発している。
    早朝に、英国のEU離脱合意案が英下院で否決されたが、市場では織り込みが進んでいたことなどから、英ポンド円は買いで反応した。現在、欧州時間に入り米ドル円は111.330円付近、英ポンド円は146.25付近で推移している。
     
    この後は英国の合意なきEU離脱の是非を問う採決が行われる予定だ。事前の調査などから、議会は合意なきEU離脱を回避したがっているとの見方が強いようだが注意は必要だろう。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    13日の日経平均株価は反落し、前日比213円45銭安の2万1290円24銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:13 容量:10.94M

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    東証株価指数(TOPIX)は13.41ポイント安の1592.07と、ともに反落した。
    前日までの大幅上昇を受け国内金融機関などから利益確定売りが出たほか、寄り付き前に発表された1月の機械受注が市場予想を大きく下回り、企業業績に対する警戒感が強まった。
    短期志向の投資家が株価指数先物に断続的な売りを出し、現物株指数を押し下げた。ファストリなど主力の値がさ株や、機械・電子部品関連株の下落が目立った。
     
    また、英国のEU離脱問題に対する先行き不透明感も買いを手控えさせている。株式需給面では、海外短期筋の先物売りや期末を控え国内機関投資家の持ち高調整の売りも影響した。しかし、下値では個人投資家の配当権利取り狙いの買いも観測され、後場は下げ渋る動きをみせた。
     
    JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落。終値は前日比119.01ポイント安の1万4160.91だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆1523億円。売買高は12億2571万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1648と、全体の8割弱を占めた。値上がりは411、変わらずは75だった。
     

    業種別株価指数(33業種)では、証券・商品先物取引業、保険業、石油・石炭製品の下落が目立った一方、鉱業、不動産業、その他製品が上昇した。
     
     
    個別では、ファナック、日立が値を下げ、オムロン、村田製は大幅安。トヨタ、JXTG、ZOZO、KDDIが下押し、ソフトバンクG、ファーストリテはさえない。三菱UFJが売られ、東京海上、野村、オリックスは安い。
     
    半面、信越化が上伸し、ソニー、キーエンスは強含み。国際帝石は堅調。任天堂が買われ、ガンホーは大幅高。JT、三井不が買われた。ルネサスエレクトロニクス、FPGが下値を模索、スルガ銀行も売り込まれた。日亜鋼業が値上がり率トップに買われ、TATERUも値を飛ばした。アルテリア・ネットワークス、日本光電なども高い。
     
    東証2部株価指数は前日比6.82ポイント高の6837.26ポイントと3日続伸した。
    出来高3939万株。値上がり銘柄数は149、値下がり銘柄数は247となった。
     
    個別では、ダイコー通産が昨年来高値を更新。DNAチップ研究所、サンコーテクノ、アップルインターナショナル、西部電機、サンユウは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、日本食品化工、価値開発、ジー・スリーホールディングス、東海ソフト、コーア商事ホールディングスが昨年来安値を更新。デュアルタップ、大盛工業、インスペック、ゼット、宇野澤組鐵工所は値下がり率上位に売られた。
     
     

    日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比4円22銭安い3419円28銭だった。日経平均株価が下落する中、投資家のリスク回避姿勢が午後も強く利益確定目的の売りに押された。
    ただ、日経平均株価は終日軟調だったが、新興企業市場の地合いに及ぼした影響は限定的。バイオ関連株が上伸するなど個人投資家によるテーマ性のある銘柄への投資意欲は旺盛なことから、売り一巡後は押し目買いも散見され、全般は下げ渋る展開となった。
    市場関係者は「値動きの良い銘柄に、個人投資家の人気が集まった」と指摘した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で462億円、売買高は9505万株だった。
    値上がり銘柄数は256、値下がり銘柄数は337となった。

     
    個別では、エムティジェネックスがストップ安。大成温調、KG情報、マックスバリュ九州、大木ヘルスケアホールディングス、ニューテックなど9銘柄は昨年来安値を更新。クロスフォー、マリオン、IMV、太洋工業、ヨンキュウが売られた。
     
    一方、ハピネス・アンド・ディ、Nuts、プリントネットがストップ高。ヒビノ、エンチョーなど3銘柄は昨年来高値を更新。APAMAN、GFA、ウチダエスコ、ネクストウェア、カルナバイオサイエンスが買われた。

     

    東証マザーズ指数は前日比8.66ポイント高の939.70ポイントと3日続伸。
    東証1部市場の大幅安を受けて軟調に推移する場面もあったが、新興市場への買い意欲は強くマザーズが逆行高となった。バイオ、ゲームに関連した銘柄の売買が活況だった。値上がり銘柄数は133、値下がり銘柄数は135となった。
     
    個別では、ドリコムがストップ高。コラボス、オンコリスバイオファーマ、リボミックは一時ストップ高と値を飛ばした。ラクスル、リンク、弁護士ドットコム、イード、ファイバーゲートなど6銘柄は昨年来高値を更新。インターネットインフィニティー、Delta−Fly Pharma、AmidAホールディングス、フロンティアインターナショナル、ブリッジインターナショナルは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、ZUU、スマレジ、中村超硬、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、MTGが昨年来安値を更新。ライトアップ、ジーニー、ベストワンドットコム、FFRI、GMO TECHが売られた。

    きょう新規上場したサーバーワークスは買い気配のまま上場初日を終えた。取引開始から買いが優勢で、気配値を公募・売り出し価格(公開価格、4780円)の約2.3倍にあたる1万1000円まで切り上げた。


     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比304円22銭安の2万1199円47銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、19.40ポイント安の1586.08で始まった。
    日経平均株価は前日比300円安前後と前場終値と比較して横ばい。
    買い手掛かりが見当たらない中で、前日の大幅高を受けた利益確定売りが続き、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調な値動き。難航する英国の欧州連合(EU)離脱問題や中国株安などが投資家心理を冷え込ませている。

     外国為替市場では、1ドル=111円20銭近辺の水移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、任天堂が甘く、ソフトバンクG、ソニーが値を下げ、オムロン、村田製は下押し、トヨタがさえない。ファーストリテが軟調で、ZOZOは大幅安。
     
    半面、信越化が高く、ガンホーは堅調。三井不、住友不が買い優勢で、JTはしっかり。
     
    ランチバスケットは18件、550.42億円、40億買い越し。
     

     
    「昔」
     
    市場に資金が流入すれば株価は当然上がる。
    ということは、資金が入るか資金が出ていくかを予測するのが「イロハのイ」ということ。
    ところが、どういう訳かここを通り過ぎて、何が上がるか何が下がるかと躍起になるのが市場。
    資金が入れば、ほぼ上昇トレンド。
    資金が出ていけばほぼ下落トレンド。
    この基本に立ち返ってみることが大切だろう。
    脚色としての米中摩擦やブレグジットに振り回されてはいけない。
    床屋政談をする時間の無駄に見えてくる。
    市場にマネーがやってくるのかどうか。
    市場からマネーが逃げていくのかどうか。
    微分して個別だけを考えると見間違える可能性が高い。
    かといって、市場からマネーが逃避しても、上がる銘柄は必ずあるところがややこしいところ。
     
    ★「灰汁(あく)抜け」
    株価を下落させる悪材料が出尽くして下落が一段落すること。
     
    ★「味」
    株価のようすのこと。
    「地合い」「地味」「場味」ともいう。
     
    ★「ちゃぶつく」
    見込みが外れて、売っても買っても思い通りにいかず、損を重ねてしまうこと。
     
    ★「もしも!」
    単に「もしもし」の「し」を省略したもの。
     
    ★「まる」
    日本の証券会社のほぼ共通用語。
    「×」「ゼロ=0」「取り消し」の意味。
     
    ★「ダマテン」
    顧客に黙って勝手に株の売買をすることです。
     
     
    ★「コツン」
    底打ちを表現する言葉。落ちて地面にぶつかってコツンと音がすることに由来。
    実際に音がコツンと聞こえることはない。
    聞こえたとしたら幻聴。
     
    ★「いって来い」
    相場や株価が値上がりまたは値下がりした後に、結局はもとの水準まで逆戻りしてしまうこと。
    ゼロ、トントン、ツーペイ
     
    東証の昔話。
     
    かつて「いい風が吹くように」と四方八方に扉が設置された。
    今の東証にもいくつもの扉がある。
    立会場はもともと3階建てにする予定だったが「青天井にしろ」と証券会社が猛反発。
    吹き抜け構造で天窓が設置された。
    勝負の日はゲンを担いて南口から入らずに、わざわざ東口(辰巳=立つ身)から入場した場立ちが多かったという。
     
    (櫻井)。

     

    13日午前の日経平均株価は反落し、午前の終値は前日比303円91銭安の2万1199円78銭だった。
    前日に大幅高となったため、国内金融機関などから利益確定売りが出た。
    12日の英議会下院によるEU(欧州連合)離脱修正案否決や、取引開始前に1月の機械受注が市場予想を下回る減少率だったことで影響は限定的で、いったん下げ渋る場面もあった。その後、株価指数先物に売り物が出て再度軟化し、前引けにかけて下げ幅拡大の流れとなった。中国・上海総合指数が朝高後に下げに転じ、重しとして意識された。
     
    寄り付き直後には、個人投資家による期末を意識した配当取りの動きから下げ渋る場面もみられたが、一時的だった。
     
    市場からは「先物主導で売られている。朝方は、英国や機械受注の話を早々に織り込んだとみられたが、その後売り仕掛け的な動きになった。3月期末に向けて売られやすく、前日にやり過ぎた反動もあるだろう」との声が聞かれた。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆219億円、売買高は5億9980万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1742と、全体の約8割を占めた。値上がりは330、変わらずは62だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下落した。
     
    業種別株価指数(33業種)では、証券・商品先物取引業、保険業、その他金融業の下落が目立った一方、鉱業が上昇した。
     
    個別では、オムロン、村田製作所、太陽誘電など電子部品株が売られ、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、ファーストリテイリングも下落した。日立製作所、日本電産なども値を下げた。TDKが安い。T&Dも売られた。オハラが急落、フジクラ、古河電気工業、ルネサスエレクトロニクスも安い。
     
    半面、自社株買いを発表した信越化学工業が堅調、三井不動産も買い優勢。マルハニチロも買われた。TATERUが商い急増のなか急伸、日亜鋼業、アルテリア・ネットワークスも値を飛ばした。
     
    東証2部株価指数は前日比37.52ポイント安の6792.92ポイントと3日ぶり反落した。
    出来高2412万株。値上がり銘柄数は128、値下がり銘柄数は250となった。
     
    個別では、日本食品化工、価値開発、東海ソフト、コーア商事ホールディングスが昨年来安値を更新。デュアルタップ、大盛工業、インスペック、ゼット、TBグループが売られた。
     
    一方、ダイコー通産が昨年来高値を更新。アップルインターナショナル、サンコーテクノ、西部電機、宮入バルブ製作所、ビットワングループが買われた。

     

    日経ジャスダック平均株価が反落した。前引けは前日比8円53銭安い3414円97銭となった。日経平均株価が反落したことで、個人投資家を中心にリスク回避姿勢が強まり、ひとまず利益を確定するための売りに押された。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で232億円、売買高は4767万株だった。
    値上がり銘柄数は216、値下がり銘柄数は335となった。
     
    個別では、大成温調、KG情報、マックスバリュ九州、ツクイスタッフ、国際計測器など7銘柄が昨年来安値を更新。クロスフォー、IMV、アイ・テック、santec、マリオンが売られた。
     
    一方、ヒビノ、エンチョーが昨年来高値を更新。GFA、Nuts、APAMAN、アバールデータ、ユークスは値上がり率上位に買われた。

    マザーズ指数は3日ぶり反落、利益確定売りが先行
     
    東証マザーズ指数は前日比6.15ポイント安の924.89ポイントと3日ぶり反落した。
    前日に大幅高となった反動で利益確定売りが先行している。
    ただ、本日は、サーバーワークスがマザーズ市場に新規上場するなどIPOが立て続けにあり、バイオ株など人気の高い銘柄の復調も窺え、個人投資家の中小型株への物色意欲は高い。
    値上がり銘柄数は85、値下がり銘柄数は177となった。
     
    13日に新規上場したサーバーワークスは買い気配のまま取引が成立しなかった。米アマゾン傘下のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)向けにインフラ基盤の構築や保守を請け負う。午前の取引終了時点での気配値8140円で公開価格の4780円を約7割上回った。
     
    個別では、ZUU、スマレジ、中村超硬、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、MTGが昨年来安値を更新。今期売上高の一転減収を発表したFFRI、ライトアップ、ベストワンドットコム、EduLab、霞ヶ関キャピタルは値下がり率上位に売られた。
     
    一方、コラボスがストップ高。前日に上半期決算の黒字転換を発表したラクスル、弁護士ドットコム、イード、ファイバーゲートは昨年来高値を更新。ドリコム、DELTA-Fly Pharma、AmidAホールディングス、窪田製薬ホールディングス、リボミックは値上がり率上位に買われた。

     

    【寄り付き概況】

    13日の日経平均株価は、前日比77円92銭安の92円77銭と3日ぶりに反落してスタート。
    前日のNYダウが、ボーイング株の続急落を受け軟調だったもののナスダック総合指数は高く、リスク選好ムードが継続している。
     
    ただ、東京株式市場は日経平均が今週に入り500円近い上昇をみせていたこともあって、目先利益確定の売りに押されている。
    中国や欧州の景気減速に対する警戒感もくすぶっており、新たな買い材料にも乏しく2万1500円台近辺は上値追いに慎重なムードも漂う。取引時間中は為替市場や中国・上海株市場の動向を横にらみに神経質な展開が続くとみられる。
     
    内閣府が取引開始前に発表した1月機械受注は、船舶・電力を除く民需は前月比5.4%減で、市場予想平均の同1.5%減を大きく下回った。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種が高く、値上がり上位は鉱業、不動産、建設など。一方、値下がりで目立つのは証券、保険、紙パルプなど。
     
    個別では、オムロンが大幅反落し、日立化成はさえない。村田製、日立が下押し、日本電産は安い。ソフトバンクG、任天堂、ファーストリテ、KDDI、ZOZO、オリックスが値を下げ、三菱UFJは弱含み。ANAは小幅安となっている。
     
    半面、トヨタ、ソニーが締まり、信越化は大幅高。ガンホーが急伸し、楽天はしっかり。7&iHDが値を上げ、武田、JTは堅調。三井不は高い。
     
    225先物は、野村・ソジェン・SBI・モルスタが買い越し。
    パリバ・アムロ・日興・バークレイズ・三菱・メリルが売り越し。
    TOPIX先物はメリル・ソジェン・モルスタ・SBI・ドイツ・クレディが買い越し。
    野村・UBS・GS・シティ・三菱・バークレイズが売り越し。
     
    テクニカル的には、前田道(1883)、グリコ(2206)、伊藤園(2593)、ソリトン(3040)、飯田(3291)、ガンホー(3765)、朝日ネット(3834)、イビデン(4062)、中外薬(4519)、東和薬品(4553)、第一三共(4568)、コニカ(4902)、小林製薬(4967)、バリュー(6078)、東芝テック(6588)、電気興(6706)、横河電(6841)、ホトニクス(6965)、パンパシ(7532)、シンシア(7782)、ルック(8029)、PALTAC(8283)、京阪神(8818)、JR東海(9022)、大ガス(9532)、東宝(9602)が動兆。
     

     


    「月曜高、木曜安、金曜大幅安の傾向」
     
    NY株式市場はマチマチの動き。
    2月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.2%上昇。
    市場予想と一致して着地。
    一方、前年同月比は1.5%上昇と、2016年9月以来、2年5カ月ぶりの小幅な伸びとなった。
    この冴えない数字からFRBのハト派姿勢が確認されたとしてS&P500とNASDAQは続伸。
    エチオピア航空の「ボーイング737MAX8機」墜落事故を受けて運航停止が相次いだボーイング株が続落、この影響でNYダウは反落した。
    ボーイング株の2日間の下落率は09年6月以降で最大となっている。
    英下院はメイ首相とEUがまとめた離脱修正案を賛成242票、反対391票で否決。
    「英離脱を巡る動きはかなり失望を誘っており、相場に多少影響した」という見方だ。
    3市場の売買高が約67億株と低調なのはブレグジットに対する様子見の影響もありそうだ。
    10年国債利回りは2.5%台に低下。
    ポンドは乱高下したものの最終的には落ち着いた格好。
    ドル円は111円台前半で推移。
     
     
    火曜の日経平均は続伸。
    寄り付き236円高、終値378円高。
    日足は2日連続の陽線。
    一時は400円以上上昇した局面もありSQ値(21348円)を回復。
    25日線と100日線(21321円)を上抜けてきた。
    3月4日ザラバ高値21860円〜11日ザラバ安値20938円。
    下落幅に対する戻り率は68.3%。
    値上がり1893銘柄。値下がり185銘柄。
    新高値19銘柄、新安値4銘柄。
    騰落レシオは102.84。
    25日線(21261円)からは1.1%のプラスかい離。
    200日線(22006円)からは2.3%のマイナスかい離。
    5日線は21341円。75日線は21071円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方 ▲9.101%。買い方▲11.454%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.864%。
    買い方▲16.771%。
    3月8日時点の信用買残は924億円増の2兆4616億円。
    同信用売り残は103億円増の8870億円。
    空売り比率は40.3%で6日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は7.9%。
    日経HVは15.2、日経VIは17.21。
    日経平均採用銘柄のPERは12.51倍。EPSは1718円。
    PBRは1.14倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比100円安の21230円。
    高値21380円、安値21150円。
    大証夜間取引終値は日中比100円安の21220円。
    逆ザヤを換算すると現物指数では21390円程度になる。
    いちばん重要なのは今年の相場を左右する3月の推移。
    月足陽線基準は21602円。
    26週線(21558円)奪還が課題。
    勝手雲の上限21370円キープも同様だ。
    勝手雲が次に黒くねじれるのは22日。
    ボリンジャーのプラス1σが21607円。
    プラス2σは21954円。
    気学では「不時の高下を見る日。押し目買い方針良し」。
    木曜は「吹き値売り方針の日」。
    金曜は「目先の天底を作ることあり」。
     
    なんか腑に落ちないのは「低変動銘柄に資金逃避」の記事。
    世界の低ボラティリティ株のETFに資金が流入しているのは事実だろう。
    「相場全体に比べて値動きが小さく安定的に収益が稼げる可能性」があるETFだ。
    「景気敏感株は来季業績下振れで相場変動が大きくなる」。
    だから「低ボラ」。
    頭では理解できる。
    ただ「ひとまず低ボラティリティ銘柄に資金を待避させリスクを抑えている」。
    本当にそうなのかどうかは運用者本人に聞いてみないとわからない。
    下方修正2回目のしまむらは低ボラ?
    薬品セクターは低ボラではなく新興市場のバイオ祭りの余得?
    電鉄は「インバウンドからみで高収益?」。
    何も低ボラを持ってこなくても材料はあるような気もするが・・・。
    「低ボラ」というのが、たぶん高級そうで収まりが良いのだろう。
     
    今年になってから12日までの曜日別勝敗。
    月曜:7勝1敗
    火曜:6勝4敗
    水曜:5勝4敗
    木曜:2勝7敗
    金曜:5勝5敗
    依然として月曜高木曜安の傾向は続いている。
    ここに金曜の大幅安が加わってきた。
     
    日経平均の3月期末配当落ち分は172円。
    TOPIXで17ポイント。
    これは2000年度以降の3月としては最高水準だ。
    市場では3月メジャーSQ値と6月限の先物指数を比較する人もいる。
    これって少し変なような気もする。
    しかし7日には現物も権利落するのだからまあいいかという感じだ。
    細かいことが結構気になるもの。
     
     
    NYダウは96ドル安の25554ドルと反落。
    NASDAQは32ポイント高の7591ポイントと続伸。
    S&P500は8ポイント高の2791ポイントと続伸。
    ダウ輸送株指数は51ポイント安の10261ポイントと反落。
    SOX指数は0.39%上昇。
    VIX指数は13.77。
    3市場の売買高は67億株と低調。
    225先物CME円建ては大証日中比100円安の21230円。
    ドル建ては大証比70ポイント安の21260ポイント。
    ドル円は111.35円。
    10年国債利回りは2.599%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    プレミアG(7199)・・・動兆
     
    プレミアグループに注目する。
    同社は中古車オートクレジットとワランティ(修理保証)が中核。
    個人向けオートリース事業に期待感。
    自動車購入時の融資でIoTを活用。
    購入する自動車にGPS付与などを条件に連帯保証人なし融資を開始予定。
    業績は堅調。
     

    (兜町カタリスト櫻井)


     

     
    13日の日経平均株価は反落後、底堅い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1300円-2万1600円。
    英下院はメイ英首相がEUと合意した離脱協定案を否決した。欧州の混迷が想定される中、日本株はきのうの大幅高の反動で売りが優勢の展開を予想する。
    日経平均株価は直近2日間で、前週末8日に下落した分を取り戻し、3月限SQ(特別清算指数)値の2万1348円40銭を上回った。ただ、2万1400円前後の水準は、2月後半にもみ合いとなった水準でもあり、ヤレヤレの売りが控えているとみられ、上値は重そうだ。
     
    一方で、下値を売る材料にも乏しいことから、底堅い動きとなりそう。
    25日線(2万1261円、12日時点、以下同じ)や5日線(2万1341円)はサポートとして期待でき、これらの水準を意識しながら、押し目買いや買い戻しで株価の下落幅は限定されよう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(12日終値は111円36-37銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の半ば(同125円46-50銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比100円安の2万1230円だった。
     



    【好材料銘柄】
     
    ■ハピネス・アンド・ディ<3174>
    コメ兵 <2780> [東証2]とブランド品の買い取りで協業。
     
    ■信越化学工業 <4063>
    発行済み株式数(自社株を除く)の3.3%にあたる1400万株(金額で1000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月13日から9月30日まで。また、今回取得した自社株を全て消却する。消却予定日は10月7日。
     
     
    ■ケーヨー <8168>
    前期最終を一転黒字に上方修正。
     
    ■シルバーライフ <9262> [東証M]
    上期経常が66%増益で着地・11-1月期も55%増益。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    13(水)
    1月機械受注(8:50)
    2月企業物価指数(8:50)
    1月第3次産業活動指数(13:30)
    《決算発表》
    アルトナー、Hamee、トーエル、シーアールイー、JPNミート、アセンテック、シーイーシー、丹青社
     
    【海外】
    米1月耐久財受注(21:30)
    米2月生産者物価指数(21:30)
    《米決算発表》
    プログレッシブ・コープ
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

    EU離脱協議が合意した事を受けて東京市場のポンドは大幅高で始まり、取引開始後直ぐに当日高値147.85円まで上昇したが、其の後は揉み合いとなり、欧州市場中盤に英司法長官はメイ英首相が合意したEU離脱協定の修正案はアイルランド国境の法的リスクを取り除いていないと発言してポンドは急落した。
    ポンド下落にドルやユーロも連れ安となり、NY市場で発表された2月消費者物価指数は予想通りだったがコア指数は予想を下回り、米国債利回りが低下すると序盤にドルは当日安値111.100円まで下げた。
     
    しかし111円は割れず、其の後は揉み合いとなり、最後は前日比+11銭高の111.320円と小幅続伸して引けた。他の主要通貨も上昇したが、英司法長官発言やメイ英首相とEUの合意案に対する英下院の投票は否決されてポンドは売られ(-80銭)、トルコリラも値下がり(-6銭)して引けた。
     
    ドルは東京時間に111.480円まで上昇したが111円半ばは超えられず、下値も111円を維持するなど小動きが続いており、EU離脱を巡り乱高下しているポンドは本日も英国で「合意無き離脱」を巡り投票が行われるとの事から、目先はポンドの動きに注目したい。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     


    [株価材料]
     
    ■JACR<2124>
    IT人材の転職支援を強化 AIに携わる人材の引き合いに対応
     
    ■東洋紡<3101>
    自動車用エンジニアリングプラスチックの海外事業を拡大
     
    ■オークネット<3964>
    多店舗展開を検討する飲食店と不動産会社をつなぐ事業
     
    ■日立金<5486>
    海水淡水化プラントのコスト低減に役立つ吸着フィルター開発
     
    ■ダイフク<6383>
    ファストリと物流自動化で提携 9割省人化できる倉庫を開発
     
    ■パナソニック<6752>
    住宅用火災警報器の新機種発売 スマホと連動する仕様
     
    ■三社電機<6882 >
    岡谷機電と業務提携 19年内に家庭用蓄電池市場に参入
     
    ■プレミアG<7199 >
    自動車購入時の融資の与信でIoTを活用 連帯保証人は不要
     
    ■エフテック<7212>
    19年度前半までに世界の開発機能を再編 図面データ共有
     
    ■シチズン<7762>
    普及価格帯腕時計の生産自動化を推進 双腕ロボットを導入
     

     
     12日のNYダウ工業株30種平均は反落した。前日比96ドル22セント安の2万5554ドル66セントで終えた。
     
    ダウ構成銘柄であるボーイングは12日も売りが殺到。新型旅客機「737MAX8」の相次ぐ墜落事故を受け、英国やオーストラリアなど各国で運航停止の動きが広がり、業績悪化への懸念が一段と高まった。
    また、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、英議会で離脱修正案の採決を控えていたことも相場の重しとなった。ニューヨーク時間午後の採決では修正案が反対多数で否決され、終盤にダウは下げ幅を広げた。
    収益への影響が懸念され、ボーイング株は6%安と連日で大幅安となった。1銘柄でダウ平均を166ドルあまり押し下げた。
     
    ダウ平均は小幅に上げに転じる場面もあった。米労働省が12日朝発表した2月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.5%上昇と伸び率は前月から縮小し、2年5カ月ぶりの低さだった。FRBが利上げに動きにくくなるとみて、株買いにつながった。
     
    一方、米労働省が朝方発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数が前月比0.1%上昇と、市場予想(ロイター通信調べ)の0.2%を下回る軟調な結果。インフレ圧力が抑制される中、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止が長引くとの安心感から、アップルなどハイテク株の一角が買われ、ナスダックは堅調に推移した。
     
     
    ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比32.967ポイント高の7591.031で終えた。アップルやアルファベット(グーグル)、アマゾン・ドット・コムなどの主力株が上げ、バイオ製薬株も軒並み高い
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,554.66−96.22
    S&P500種
    2,791.52+8.22
    ナスダック
    7,591.031+32.967
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,298.10+7.00   
    NY原油(ドル/バレル)
    57.16+0.29
    円・ドル
    111.32 - 111.33−0.04

     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。
    6月物は前日比90円高の2万1230円で引け、12日の大取終値を100円下回った。12日朝発表された2月の米消費者物価指数(CPI)が伸び悩み、米利上げ停止観測を背景に買われた。ただ、NYダウ工業株30種平均が反落したため、上げ幅は限られた。
    この日の6月物高値は2万1380円、安値は2万1150円。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    21230 ( -100 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    21260 ( -70 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7151.15(+20.53)
    FTSE100種総合株価指数は続伸した。前日11日の終値に比べ20.53ポイント高の7151.15で引けた。
    英国と欧州連合(EU)が11日深夜に離脱修正案で合意したものの、これを好感するよりも、外為相場のポンド急伸を嫌気する格好で朝安スタートとなった。ただ、その後は英法務長官による法的助言で修正案への失望感が広まるにつれ、ポンド安を手掛かりに株価は切り返した。指数構成銘柄全体の約7割が上昇した。
    銀行株が上昇した。英長期金利の上昇を背景に利ざや拡大を意識した買いが入った。原油高を追い風に石油株は全面高で引けた。
     
    個別銘柄では、石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは0.4%高、同BPも0.2%高と強含み。銅価格の上昇を材料に鉱業株も堅調だった。なかでもロシアの鉄鋼大手エブラズは、2.7%高で上昇率トップ。前日下落した住宅建設株、航空のイージージェットは買い戻された。
     
    半面、時価総額の大きい医薬品株が売られ、指数の重荷になった。ギャンブル事業のGVCホールディングスはが3.4%安で下落率トップだった。大幅安、品質試験サービスのインターテック・グループも安かった。それぞれアナリストが目標株価を引き下げたことが売り材料視された。米ボーイングの株安が波及し航空のインターナショナル・エアラインズ・グループは続落した。ボーイング「737MAX8」の利用中止を決めた旅行のTUIは一時上昇する局面があったが、結局下落して引けた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11524.17(-19.31)
    ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日11日と比べて19.31ポイント安の11524.17だった。
     
    個別銘柄では、前日に大幅に上昇したオンライン決済サービスのワイヤーカードとドイツ銀行がこの日は大幅安となり、指数の下落を主導した。自動車株も売りに押された。
    一方、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアと電力のRWE、医薬・化学大手のメルクの上げが目立った。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5270.25(+4.29)



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