【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
日経JASDAQ
38,085.80 -375.12 04/26
為替(USD/JPY)
NYダウ チャート 6 NASDAQ
NYダウ平均
15,611.76 -100.99 04/26


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03月12日 マーケットコメント

03月13日 マーケットコメント

03月14日 マーケットコメント


    今週は、堅調展開だった。
    前週の急落の反動で週初から押し目買いが入ると、米国でアップルに強い買いが入ったことなどを好感して、日経平均は2万1500円台を回復。しかし、上値の重さも意識された。
    英国がEU離脱を巡って議会が混乱したことも相場をかく乱した。
    週後半は、円安が進行したことや、日銀の金融政策決定会合を無難に通過したことなどから、再び上を試す展開となった。
     
    日経平均は下値6週移動平均線(2万1123円)にタッチしたところで反発に転じ、目先の値幅調整が一巡してきた様子。世界景気への懸念が芽生えていた割に調整は短期で終わり、2万1000円台のレンジ形成局面(日柄調整)へ移行しつつある。日足チャートでは重要な75日移動平均線(2万1057円)にサポートされて腰折れを回避。まだ同線が下向きなので強い支持線にはなっていないが、ここを上回っていられる内は回復相場としての芽があると考える
    日経平均は週間では約425円の上昇となり、週足では陽線を形成した。
     
     
    来週は堅調展開か。
    東京株式市場は4日立ち会い。19日〜20日にFOMCが開催され、結果が出てくるのが日本時間で21日の早朝となるが、この日が東京市場では休場となる。
    そのため、やや動きづらい地合いとはなりそうだが、米国株に強い動きが戻りつつあること、FOMCはマーケットにポジティブなイベントになるとの期待が強いことなどから、下値は限定的と考える。日本株も今週、週間では大きく上昇したことから、直近で売られた銘柄には見直し買いが入りやすく、3月の配当・優待の権利取り目的の実需の買いも期待できる。IPOも多くあり、個別の活況がリスクオンムードを高めると予想する。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
     
    22244.79  ボリンジャー:+3σ(25日)
    22171.50  均衡表雲下限(週足)
    21983.07  200日移動平均線
    21937.77  ボリンジャー:+2σ(25日)
    21856.60  ボリンジャー:+2σ(13週)
    21822.04  新値三本足陽転値
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21630.76  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21556.90  26週移動平均線
     
    21450.85  ★日経平均株価15日終値
     
    21368.19  均衡表転換線(日足)
    21323.74  25日移動平均線
    21280.41  6日移動平均線
    21277.11  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21087.85  均衡表基準線(日足)
    21057.47  75日移動平均線
    21032.41  均衡表転換線(週足)
    21016.72  ボリンジャー:-1σ(25日)
    20823.69  均衡表雲上限(日足)
    20709.71  ボリンジャー:-2σ(25日)
     

    [概況]

    15日、東京外国為替市場の米ドル円は五・十日による実需の買いなどから一時111.905円まで上昇するもその後、日銀の金融政策決定会合の発表などを受け、111.480円まで反落した。同会合において、フォワードガイダンスの見直しなどの思惑が浮上していたが、結果は金融政策の現状維持や、フォワードガイダンスについては変更が無かった。
     
    これらを受け、米ドル円は弱含む展開となった。現在、米ドル円は111.690円付近で推移している。テクニカル的には米ドル円は下値付近に5日移動平均線(111.425円)や20日移動平均線(111.236円)などが控えており下値サポートとして意識されそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    15日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前日比163円83銭高の2万1450円85銭で終えた。
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    東証株価指数(TOPIX)も14.34ポイント高の1602.63と反発。
    円安を受けて朝方から買い戻しが先行し、円安進行にあわせて上げ幅を拡大した。
    短期志向の海外投資家による株価指数先物への買いも相場を押し上げた。機械、自動車といった輸出関連のほか、小売り、不動産など内需株も幅広く買われた。日経平均は午前に上げ幅を230円あまりに広げる場面があった。
     
    後場は円安の動きが一服したものの、アジア株が全般に底堅かったことに支えられた。
    日銀が金融政策決定会合で景気判断を下方修正するとの見方から円安に進み、外需関連株が引っ張った。その後も海外企業の業績期待や、中国・上海市場の上伸で投資家心理が改善し、高値圏で取引が続いた。
     
    市場からは「北の非核化交渉中断報道に対し、マーケットはあまり反応していない。一方、日銀が景気判断を下げたことで、決定会合後の会見で黒田日銀総裁が追加緩和に前向きな話をするのではないかとの期待感が残っている。
    ただ、米中交渉が難航し、米国株は上値が重く、来週は円高と相まって調整する可能性がある」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400が3日ぶりに反発し、終値は前日比129.55ポイント高の1万4266.22だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆7889億円、売買高は14億8329万株だった。日経平均株価や英FTSEの指数の構成銘柄見直しに伴い、大引けにかけて指数連動型の運用を目指す機関投資家の取引が膨らんだ。
    東証1部の値上がり銘柄数は全体の3分の2にあたる1434、値下がりは634、変わらずは68だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は鉱業、その他製品、繊維製品が上昇した。下落は海運業、非鉄金属2業種。
     
    個別では、14日の米株式市場の時間外取引で米半導体大手ブロードコムが上昇したのを好感し東エレクが上昇。ファナックやユニファミマも高い。テルモやソフトバンクグループ(SBG)、京セラも上げた。半面、ファストリや大和ハウス、大日本住友、住友鉱が安い。TDKやミネベア、エプソンも下落した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比1.47ポイント安の6814.34ポイントと続落した。
    出来高5489万株。値上がり銘柄数は203、値下がり銘柄数は219となった。
     
    個別では、日本食品化工、価値開発、ウィル、ジー・スリーホールディングス、ダイコー通産が昨年来安値を更新。システム情報、サンセイ、サンユウ、クワザワ、キャピタル・アセット・プランニングは値下がり率上位に売られた。
     
    一方、ストリーム、松尾電機がストップ高。オリエンタルチエン工業は一時ストップ高と値を飛ばした。日新商事、新潟交通は昨年来高値を更新。ラオックス、省電舎ホールディングス、大和重工、西芝電機、富士ソフトサービスビューロは値上がり率上位に買われた。
     

    東証マザーズ指数は小幅に続落した。終値は前日比8.33ポイント安の923.96だった。
    マザーズはさえない値動きで、バイオ関連など指数寄与度の大きい銘柄が売られたことが影響した。アンジェスや窪田製薬HD、オンコリスが下落した。
    一方、新規上場銘柄や個別の好材料株に買いが入った。
    市場関係者からは、「利益確定売りが広がる中で、新規株式公開(IPO)銘柄に資金が流れたようだ」との見方が出ていた。
    値上がり銘柄数は110、値下がり銘柄数は155となった。
     
    個別では、プレシジョン・システム・サイエンスがストップ安。サーバーワークス、アクアライン、コンヴァノ、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、MTGなど6銘柄は昨年来安値を更新。ライトアップ、Delta−Fly Pharma、エスユーエス、ASJ、VALUENEXは値下がり率上位に売られた。
     
    一方、バリューゴルフ、レアジョブがストップ高。G−FACTORY、日本リビング保証は一時ストップ高と値を飛ばした。ウォンテッドリー、メディアフラッグ、アイリックコーポレーションなど4銘柄は昨年来高値を更新。GA technologies、HEROZ、リックソフト、ロジザード、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンは値上がり率上位に買われた。
     
    15日に東証マザーズ市場に上場したカオナビは、午後に公開価格(1980円)の約2倍となる3970円の初値を付けた。その後は次第に利益確定売りに押され、終値は3440円と初値を13%下回った。
     

    日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに小幅に反発した。終値は前日比11円19銭高の3426円80銭だった。時価総額の大きな銘柄への買いが相場を支えた。ただ、医薬・バイオ関連が軒並み軟調で相場の上値は重かった。個人投資家の物色対象は値動きの軽い銘柄が中心で、相場全体としては方向感に乏しかった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で457億円。売買高は1億793万株だった。
    値上がり銘柄数は343、値下がり銘柄数は260となった。
     
    個別では、ケイブ、細谷火工がストップ高。ヒビノ、ホウライは昨年来高値を更新。ジャパンシステム、スパークス・グループ、協立電機、重松製作所、アクセスグループ・ホールディングスは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、エムティジェネックスがストップ安。スリー・ディー・マトリックスは一時ストップ安と急落した。ルーデン・ホールディングス、テノックス、イハラサイエンス、エスケーエレクトロニクス、エヌ・シー・エヌなど7銘柄は昨年来安値を更新。プリントネット、Nuts、イナリサーチ、SDエンターテイメント、シンバイオ製薬は値下がり率上位に売られた。

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比189円64銭高の2万1476円66銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、15.50ポイント高の1603.79で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにしっかり。主力株を中心に買い戻しが継続している。日銀の金融政策決定会合で、現状の金融政策が維持されることが決まった。為替相場はやや円高に振れているが、株式市場への大きな影響はない。
    外国為替市場では、1ドル=111円60銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    個別では、任天堂が上伸し、ソニーは底堅く、東エレク、SMC、安川電も買われている。トヨタは強含み。ソフトバンクG、KDDIがしっかり。三菱UFJ、三井住友が堅調。TATERUは大幅高となっている。
    半面、キーエンス、オムロンが値を下げ、村田製は小甘い。ファーストリテが売られ大和ハウスはさえない。
     
    日経平均は円安や中国株高を支援材料として上げ幅を広げている。
    日足チャート上では25日移動平均線がサポートとして機能しており、短期的な押し目買いの動きも誘いやすかったとみられる。
    このところ日中値幅がまずまず大きい一方で、2万1000円台前半から半ばでこう着感を強めつつあることも見て取れる。
    3月期末を前に配当権利取りの動きが下値を支える一方、売り方の買い戻しに一巡感が出てきたほか、金融機関による保有株売却観測も聞かれ、上値の重しになっているようだ。
     
    ランチバスケットは22件、585.58億円、売り買いほぼ同金額。
     
     

    15日の日経平均株価は前日比217円71銭高の2万1504円73銭と3日ぶりに大幅反発。
    朝方は、買い優勢で始まった。14日の米国株式は小幅に高安まちまちだったが、円安・ドル高歩調を受けて堅調地合いとなった。
    手掛かり材料が少ない中、円安・ドル高を受け、日経平均株価は堅調に始まった。その後も円安を材料にして外需関連の機械株などが買われたほか、内需関連の不動産や金融なども支え、上げ幅を広げた。
    中国・上海総合指数の上げも支えとなり、上げ幅を拡大し、前場終盤には一時2万1521円68銭(前日比234円66銭高)まで上昇した。その後も買い気は根強く、前引けにかけて高値水準で推移した。
     
    市場からは「(決算が好感された)半導体大手ブロードコムが米時間外取引で上昇し、半導体株やハイテク株が買われ、指数に寄与している。来週はFOMC(米連邦公開市場委員会)が見送り要因になるが、日経平均は2万1500円から上下数百円をイメージしている」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
     
    午前の東証1部の売買代金は概算で9089億円と前日の同時点(1兆337億円)を下回った。東証1部の売買高は5億3221万株。値上がり銘柄数は全体の8割強にあたる1758、値下がりは297、変わらずは81だった。
     

    業種別株価指数(33業種)は全て上昇した。上昇率は鉱業、繊維製品、医薬品などが大きく、建設業が最も小さかった。
     
    個別では、任天堂が高く、東京エレクトロンやファナック、テルモが高い。ソフトバンクグループ(SBG)や京セラ、トヨタ自動車、リクルートも上昇した。資生堂、リクルートホールディングスなども強い。TATERU大商いで急騰、三井ハイテック、アスクルも大幅高。双信電機も物色人気だった。
     
    半面、キーエンスが軟調、大和ハウス工業や日産化も冴えない。ヤーマンが急落、ペッパーフードサービス、スペースバリューホールディングスなども下落した。
    ファストリが小幅安。大日本住友やTOTO、住友鉱も下落した。
     
    東証2部株価指数は前日比12.17ポイント高の6827.98ポイントと反発した。
    出来高2705万株。値上がり銘柄数は218、値下がり銘柄数は170となった。
     
    個別では、ストリームがストップ高。オリエンタルチエン工業は一時ストップ高と値を飛ばした。新潟交通は昨年来高値を更新。ラオックス、鉄人化計画、プレミアムウォーターホールディングス、東京ボード工業、西芝電機は値上がり率上位に買われた。
     
    一方、日本食品化工、価値開発、ジー・スリーホールディングス、ダイコー通産が昨年来安値を更新。システム情報、ショクブン、クワザワ、サンユウ、日本アビオニクスは値下がり率上位に売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。前引けは前日比11円6銭高の3426円67銭だった。時価総額の大きな銘柄に個人投資家などの買いが入った。ただ、バイオ・医薬関連には売りが優勢となるなど、相場全体の方向感は乏しかった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で252億円、売買高は6640万株。値上がり銘柄数は360、値下がり銘柄数は210となった。
     
    個別では、ヒビノ、ホウライが昨年来高値を更新。ジャパンシステム、スパークス・グループ、協立電機、リバーエレテック、アクセスグループ・ホールディングスは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、スリー・ディー・マトリックスが一時ストップ安と急落した。ルーデン・ホールディングス、テノックス、イハラサイエンス、エスケーエレクトロニクス、エヌ・シー・エヌなど6銘柄は昨年来安値を更新。プリントネット、イナリサーチ、SDエンターテイメント、Nuts、大和コンピューターは値下がり率上位に売られた。
     
     

    東証マザーズ指数は小幅に続落した。前引けは前日比3.61ポイント安の928.68だった。足元で堅調に推移していた医薬・バイオ関連は売り買いまちまちだった。アンジェスやPSS、JIAが下落した。値上がり銘柄数は133、値下がり銘柄数は129となった。
     
    個別では、プレシジョン・システム・サイエンスが一時ストップ安と急落した。サーバーワークス、アクアライン、コンヴァノ、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、MTGは昨年来安値を更新。Delta−Fly Pharma、ライトアップ、VALUENEX、シャノン、エスユーエスは値下がり率上位に売られた。
     
    一方、日本リビング保証が一時ストップ高と値を飛ばした。レアジョブ、アイリックコーポレーションは昨年来高値を更新。G−FACTORY、GA technologies、窪田製薬ホールディングス、ロジザード、はてなは値上がり率上位に買われた。
     
    東証マザーズ市場に15日上場したクラウド人材情報管理サービスのカオナビは買い気配のまま午前を終えた。気配値は公開価格(1980円)を70%上回る3370円に切り上げた。


     

    【寄り付き概況】

    15日の日経平均株価は、前日比89円71銭高の2万1376円73銭と反発してスタート。
     
    前日の米国株市場は主要指数が高安まちまちの展開だが、東京株式市場では買いが優勢。前日の日経平均は高く始まったあと後場は値を消しており、足もと強気と弱気が交錯し方向感が定まっていないものの、外国為替市場で1ドル=111円台後半と円安が進んでいることはポジティブ材料となっている。
    きょうの日銀の金融政策決定会合の結果と引け後の黒田日銀総裁の記者会見を見極めたいとの思惑から、上値が重いとの見方もある。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、証券を除きほぼ全面高。値上がり上位に鉱業、水産、保険など。
     
    個別では、任天堂、トヨタが買われている。東エレク、コマツが高く、ファナックは強含み。武田もしっかり。ソフトバンクG、三菱UFJ、三井住友、みずほFGも堅調となっている。
    半面、ソニーがさえない。村田製、楽天、大和ハウスは軟調。ZOZOも弱含み。
     
    225先物は、モルスタ・三菱・ソジェン・野村が買い越し。
    JP・UBS・シティ・ドイツ・アムロが売り越し。
    TOPIX先物はソジェン・メリル・みずほ・モルスタが買い越し。
    バークレイズ・GS・ドイツが売り越し。
     
    テクニカル的には、SBS(2384)、トウキョウベース(3415)、オプティム(3694)、王子HD(3861)、Ubicom(3937)、多木化学(4025)、サニックス(4651)、DOWA(5714)、テクノプロ(6028)、平田機工(6258)、日光電(6849)、重工(7011)、クボテック(7709)、ドーム(9681)が動兆。
     
     
     


    [概況]

    NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より少し増え、2月輸入物価指数は予想を上回り、NY株式市場は横ばいで始まったが、続いて発表された1月新築住宅販売件数は予想を下回って、ダウは80ドル以上も値下がりした。
     
    しかし下値を買われてダウは値を戻し、米国債利回りも上昇した事などにドルも買われ、NY市場中盤には当日高値111.850円まで上昇した。
    其の後は株価の上値の重さにドルは揉み合いとなり、最後は前日比+51.5銭高の111.700円と111円後半に乗せて引け、ユーロも上昇したが合意無きEU離脱が否決されたポンドは材料出尽くしで、-40銭で引けるなど主要通貨はマチマチな動きとなった。マチマチな経済指標やNY株式市場にも拘わらずドルは111円後半に値を伸ばし、本日の米経済指標やNY株式市場の動向次第で112円を試す可能性もありそうだ
     

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    15日の日経平均株価は、上値が重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1000円-2万1400円。
    為替が円安に振れている点は支えとはなるが、外部環境からは新たな買い材料には乏しい。前場は日銀金融政策決定会合の結果発表を前に動きづらい一方、後場は結果を受けて荒い動きが出てくる展開も想定される。
    また、週末を控えたポジション調整の売りも警戒され、弱含みで推移する場面もありそう。
    物色は、値動きの軽い中小型株に矛先が向かうとみられる。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(14日終値は111円59-60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円36-40銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比50円高の2万1170円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■グッドコムアセット<3475>
    自社マンションを活用した民泊事業を開始。
     
    ■ケイブ<3760>
    吉成夏子・AKS代表取締役と岡本吉起・オカキチ代表取締役を引受先とする合計140万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は734円で調達する約10億円はゲーム開発に充てる。
     
    ■バリューゴルフ<3931>
    今期経常は65%増で2期ぶり最高益更新へ。
     
    ■プレミアグループ <7199>
    楽天銀行、楽天信託とオートリース事業に関する資金調達スキームの運用を開始。
     
    ■岡藤ホールディングス<8705>
    未定だった今期配当は2期ぶり3円で復配。
     
    ■スパークス・グループ<8739>
    東証が22日付で東証1部に市場変更する。
     
    ■英和<9857>
    今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額。
     
    ■銚子丸<3075>
    6-2月期(3Q累計)経常が74%増益で着地・12-2月期も17%増益。
     
    ■ファーストロジック<6037>
    上期経常が2.2倍増益で着地・11-1月期も69%増益。
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    15(金)
    黒田日銀総裁会見
    《決算発表》
    プロレド、ベステラ、モロゾフ、カイカ、丸善CHI、ジェネパ、モルフォ、エニグモ、トリケミカル、サンバイオ、ACCESS、シーズHD、楽天地、アルデプロ、ギフト、OS映
     
    【海外】
    米3月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
    米2月鉱工業生産(22:15)
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     


    [株価材料]
     
     
    ■FRONTEO<2158>
    米国の訴訟時にAIで資料確認を効率化できるサービス
     
    ■キリンHD<2503>
    発泡酒で機能系商品を主軸に販売テコ入れ 健康志向に対応
     
    ■コメ兵<2780>
    宝飾品のリメーク事業を拡大 リングやネックレスなど
     
    ■住友化<4005>
    研究開発・生産技術革新へ専門人材を強化 3年で600億円投資
     
    ■住友理工<5191>
    米国で非正規労働者の正社員化を拡大 人手不足解消へ
     
    ■シャープ<6753>
    「ロボホン」20台を同時制御する技術を開発 高周波音で
     
    ■ローム<6963>
    従来比58%省エネ化した家電用パワー半導体を開発
     
    ■TSテック<7313>
    英国生産からの撤退方針を決定 ホンダに歩調合わせる
     
    ■スクリン<7735>
    半導体製造装置事業で納入前検査の確認手法を刷新
     

    14日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、前日比7ドル05セント高の2万5709ドル94セントで終えた。
    中国の2月鉱工業生産が予想を下振れ、世界経済減速への懸念から、前日終値を挟んで揉み合う展開となった。
    ブルームバーグ通信は14日朝、複数の情報筋の話として、貿易問題の決着を目指す米中首脳会談の開催時期は早くても4月になると報じた。両国政府は当初、3月中の首脳会談の開催を目指していた。早期決着への期待感が後退する中、米株式市場は売り優勢で取引をスタートした。
    その後、トランプ米大統領が米中協議について「順調に進んでいる」と記者団に説明すると、ダウはプラス圏に浮上。ただ、大統領は「最終的に取引を行うかについて明言したくない。米国にとって望ましい取引でなければ、行わない」とも語ったことから、上値は重かった。
    一方、アップルを巡ってはカウエンが「買い」で投資判断を始め、モルガン・スタンレーは低迷していた「iPhone」の中国販売が安定する兆しがあると指摘した。アップル株は1%強上昇した。米景気への強気の見方を背景に、JPモルガン・チェースなど金融株が総じて買われたことも相場の支えだった。
     
    セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や銀行が上昇する一方で自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに小反落し、同12.495ポイント安の7630.910で終えた。個人情報の流出問題で米検察当局が捜査していると報じられたフェイスブックなど主力株の一角が売られた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,709.94+7.05
    S&P500種
    2,808.48−2.44
    ナスダック
    7,630.910−12.495
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,295.10−14.20
    NY原油(ドル/バレル)
    58.62+0.01
    円・ドル
    111.64 - 111.65+0.05
     

    【シカゴ日本株先物概況】

     
    シカゴ日経平均先物は4日ぶりに下げた。
    6月物は前日比115円安の2万1170円で引けた。14日の大取終値は50円上回った。米中貿易協議や中国景気の先行き警戒感が広がり、上値の重い展開になった。米メディアが14日に米中首脳会談は早くても4月に延期されたと報じた。
    この日の6月物安値は2万1090円、高値は2万1200円。

     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    21170 ( +50 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    21200 ( +80 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7185.43(+26.24)
    FTSE100種総合株価指数は4日続伸した。前日の終値に比べ26.24ポイント高の7185.43で引けた。構成銘柄の約6割が上昇した。
     
    英議会が欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」を拒否する決議案を可決したことで、英国株には買い安心感が広がった。乱高下している英通貨ポンドもこの日は弱含みで推移しており、相場を後押しした。
    上げ幅は限定的だった。金融と石油株が上昇し、株価指数を押し上げた。
     
    個別銘柄では、航空のイージージェットと自動車売買ウェブサイトを運営するオート・トレーダー・グループはともに約4%上がった。旅行のTUIは、モルガン・スタンレーが投資判断を引き上げたことなどが好感され、大幅高となった。
    保険大手プルーデンシャルは、2.3%高、同セントジェームズ・プレイスは2.1%高などの保険株の一角も締まった。
     
    半面、銅と金の価格安を背景に鉱業株は全面安だった。配当権利落ちで、建設資材のCRHと鉱業のアングロ・アメリカン、ギャンブル事業のGVCホールディングスの値下がりも目立った。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11587.47(+15.06)
    ドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前日と比べて15.06ポイント高の11587.47だった。英国の無秩序な欧州連合(EU)離脱に対する警戒感が後退し、欧州各国の株式相場が上昇した。
     
    個別では、電力のRWEの上げが目立った。今年の利益が減少するとの見通しを示し、朝方は下落したが、午後に買い戻された。鉄鋼のティッセン・クルップは、アナリストによる投資判断の引き上げが好感され上昇した。アディダスは大幅高となった。
     
    一方、第4四半期の営業利益が減少した航空のルフトハンザは6%超下落した。燃料コストなどが今年の売上高と収益性を圧迫するとの見通しを示したことも売りにつながった。
    前日に大幅下落したオンライン決済サービスのワイヤーカードは3%下落して引けた。同社がアジア太平洋の会計担当者の詐欺容疑について、社内調査では潔白が証明されたと発表し、午前に一時は5%近く上昇する場面もあった。ただ、その後売りに転じた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5349.78(+43.40)


     



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