03月31日 マーケットコメント
03月31日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は月末・末期のフロー主導で112.210円まで上昇。
・・・続き
[概況]
31日、東京外国為替市場の米ドル円は、月末・末期のフローなどが主導となり一時112.210円まで上昇するものの、その後は上値が重い展開となった。
月末・末期のフロー絡みの国内勢の米ドル買いが一巡すると、その後はトランプ米政権の先行きに対する不透明感などから上値が重い。
トランプ米大統領は巨額な貿易赤字の原因を特定することを目的とし、大統領令に署名すると報道が伝わっている。
現在、米ドル円は111.900円付近を推移しており、この後は23:00に3月米ミシガン大学消費者マインド【確報】(予想:97.6 前回:97.6)の発表など米経済指標の発表が予定されている。
仮に好結果となった場合は再び112円台まで水準を引き上げられるか注目をしたい。
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03月31日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=続落、153円安。午後に期末を控え利益確定売りが膨らむ
【大引け概況】
31日の日経平均株価は続落し、前日比153円96銭安の1万8909円26銭で終えた。
・・・続き
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終値は節目の1万9000円を4日ぶりに下回った。午後に期末を控えた国内機関投資家の利益確定売りが膨らんだ。
前日の米株高や外国為替市場での円安を好感し、朝方買い優勢で始まり一時150円近く上昇する場面もあったが、その後は上値が重かった。後場に入ると日経平均株価は一気に水準を切り下げ、1万9000円台を割り込み安値引けとなった。
年度末を迎えた31日の日経平均は年度ベースで2150円59銭上昇した。
売買代金は前場に1兆円を下回ったが、後場に膨らみ、売買活況の目安とされる2兆円を大きく上回った。
JPX日経インデックス400は3日続落した。終値は前日比128.57ポイント安の1万3522.45だった。東証株価指数(TOPIX)は続落し、14.99ポイント安の1,512.60で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆5881億円。売買高は22億2223万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1677と、全体の8割を超えた。値上がりは270、変わらずは65銘柄だった。
個別では、経営統合を見送った森永は大幅に下落し、森永乳業はストップ安で値を付けた。後場に入り任天堂が売り物に押され三菱UFJも値を消した。日本写真印刷やKLabも安い
一方、半導体メモリー事業に米社から2兆円の買収提案があったと報じられた東芝は大きく上昇し売買代金トップ。ファストリテも堅調、ソニーは連日で昨年来高値を更新した。
東証2部株価指数は反発した。前日比46.56ポイント高の5996.16ポイントで引けた。
個別では、那須電機鉄工が一時ストップ高となり、シャープと朝日インテクが上げた。半面、フレンドリーが昨年来安値を更新、MCJとJトラストは下げた。
03月31日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、直近IPO銘柄や業績拡大期待銘柄に買いが入る
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反発した。終値は前日比9円61銭高の3045円84銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で528億円、売買高は7433万株だった。
値動きの軽い中小型株を選好する動きが続き、直近のIPO銘柄や業績拡大期待の強い銘柄に買いが入った。しかし、主力株相場が弱含むと、ジャスダック平均も上げ幅を縮小した。
値上がり銘柄数は243、値下がり銘柄数は368となった。
個別では、ロングライフホールディングが、中国事業拡大への期待感が膨らみストップ高、メディカル一光、ケアサービス、オールアバウト、初穂商事がストップ高。ミズホメディーが一時ストップ高となった。その他、アズジェント、クルーズが上昇した。
半面、ティビィシィ・スキヤツト、ネクスグループ、第一商品が昨年来安値を更新し、ブロッコリーや平田機工が下げた。
本日、新規上場したネットマーケティングは公開価格を36%上回る1552円の初値を付け、1630円で引けた。
03月31日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、夢展望、ファイズなどがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比6.27ポイント高の1070.89だった。
値上がり銘柄数は109、値下がり銘柄数は115となった。
個別では、親会社のRIZAPグループが夢展望の株式を追加取得したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。その他、インターネットインフィニティ、ファイズがストップ高となり、カナミックネットワーク、プラッツは一時ストップ高と値を飛ばした。 ビーロット、ミクシィなど11銘柄は昨年来高値を更新した。
一方、ピクスタ、ナノキャリアが昨年来安値を更新した。Aiming、ストライクなどが下げ、主力株のそーせいも小幅安に転じた。
昨日、東証マザーズ市場に上場したユーザーロカは公開価格の4.3倍となる1万2500円で初値を付け、1万2470円で引けた。
03月31日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発。125円高、中国の景況感改善で上げ幅を拡大
31日の日経平均株価は反発し、午前の終値は前日比125円61銭高の1万9188円83銭で前場を終えた。
・・・続き
31日前場の東京株式市場は、リスクを取る動きが再燃した。 東京外国為替市場で円相場は1ドル=112円台の円安・ドル高に振れ、主力株に海外収益の改善を期待した買いが入った。
朝方は上値の重い展開が続いたが、午前の取引終了にかけては上げ幅を拡大して終えた。中国の景況感改善が追い風となった。
31日午前に発表のあった3月の中国製造業購買担当者景気指数は約5年ぶりの高水準と市場予想以上に改善した。
もっとも年度末とあって値動きは乏しく売買代金は1兆円を下回り、日経平均の値幅は60円程度にとどまった。
前場の東証1部の売買代金は概算で9260億円、売買高は8億5599万株だった。値上がり銘柄数は1360、値下がりは519、変わらずは133銘柄だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
個別では、任天堂が堅調、半導体メモリー事業に米社から2兆円の買収提案があったと報じられた東芝は大きく上昇した。円安に振れた為、マツダとブリヂストンが上昇した。
一方、経営統合を見送った森永は大幅に下落し、森永乳業はストップ安で値を付け、売り気配のまま午前を終えた。森永製菓も大幅安。 資生堂やユニチャームは下落し、武田、花王も安かった。
東証2部株価指数は反発した。前日比54.52ポイント高の6004.12ポイントだった。
値上がり銘柄数は245、値下がり銘柄数は165となった。
那須電機鉄工がストップ高。関門海、ケミプロ化成など13銘柄は昨年来高値を更新した。 一方、フレンドリーが昨年来安値を更新。石井表記、西菱電機は値下がり率上位に売られた。
03月31日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、主力株上昇で中小型株にも買いが入る
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。午前終値は前日比14円04銭高い3050円27銭となった。
主力株の上昇で投資余力の増した個人投資家を中心に、値動きが軽く成長期待の高い中小型株が物色された。直近の新規株式公開銘柄や好材料の出た銘柄に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で283億円、売買高は4080万株。
値上がり銘柄数は349、値下がり銘柄数は224となった。
個別では、ケアサービス、メディカル一光がストップ高。初穂商事が一時ストップ高と値を飛ばした。セリア、ケイティケイなど23銘柄が昨年来高値更新となった。 一方、ティビィシィ・スキヤツト、ネクスグループが昨年来安値を更新。両毛システムズは下落した。
本日、新規上場したネットマーケは買い気配で始まったあと、公開価格1140円を36%上回る1552円で初値を付けた。 その後、初値を越える値で推移し、1600円で午前の取引を終えた。
03月31日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、3月IPO銘柄に買い
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。
午前終値は前日比12.57ポイント高い1077.19だった。
値上がり銘柄数は164、値下がり銘柄数は60となった。
個別では、インターネットインフィニティ、ファイズがストップ高。カナミックネットワーク、プラッツが一時ストップ高となった。 ビーロット、ティーケーピーなど10銘柄は昨年来高値を更新した。その他、グレイステクノロジー、ビーグリーが買われた。 半面、ピクスタ、ナノキャリアが昨年来安値を更新。WASHハウス、テラスカイが下落した。
昨日、新規上場したユーザーロカは、今日も買い気配が継続し、前引け時点の気配値は公開価格2940円の3.9倍となる1万1530円だった。
03月31日 為替市況コメント
【為替】良好な米経済指標にドルは買われ、111円台後半に値を伸ばす
・・・続き
[概況]
NY市場までのドルは111円を割れると買われる揉み合いが続いたが、米新規失業保険申請件数は予想より増える一方、米第4四半期GDP確報値と同デフレータ、個人消費の確報値はいずれも予想を上回る内容だった事でドルは買われ、それまでの高値を上抜いた。
其の後トランプ大統領が為替操作国を処罰する方針を検討と述べた事が伝わると、ドルは再び111円割れまで下げる場面があったが直ぐに値を戻し、クリーブランド連銀総裁が更なる利上げが必要になるという見方を再表明した事などに、其の後も上値を伸ばして行った。
そしてNY株式市場の上昇に終盤に111円台半ばを超えると、最後は+91銭高の111.940円とこの日の高値で引ける一方、ユーロは英国のEU離脱通知や対ドルでの売りに続落し、南アランドはゴーダン財務相の更迭報道で急落した。
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03月31日 カタリストコメント
「平穏な年度末」
NY株式市場は主要3指数そろって上昇。
背景の一つは2016年第4四半期のGDP確報値が年率換算で前期比2.1%増で着地したこと。
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改定値の1.9%増から上方修正された。
市場予想は2.0%増だった。
特に個人消費が堅調で輸入も増えた格好。
米経済の3分の2以上を占める個人消費は改定値の3.0%増から3.5%増へと上方修正された。
NASDAQの5日続伸はNY市場の底堅い動きの象徴と読みたいところ。
10年国債利回りは2.419%と、前日の2.387%から上昇した。
低水準での商いでの下落。
前日の権利落ち分を埋めた反動だったのかも知れない。
19000円は割れなかったが「日経平均先物は25日線と75日線のデッドクロスが接近」という声も聞こえる。
もっとも米GDPは上方修正で通過。
鉱工業生産と中国PMIを通過しての月末期末となる。
3月4週の外国人投資家は6週連続の売り越しで売越額は3741億円。
個人は2週連続で買い越し、買越額は3266億円。
前週の1328億円の買い越しから増加した。
「個人信用」(1月第2週以来11週連続の買い越し)に加え、「個人現金」が2週連続して買い越しとなった。
個人現金の2週連続買い越しは今年に入って初めて。
16年6月3週にかけての5週連続で買い越し以来となる。
信託銀行は8週連続で売り越しとなった。
個人の買い越し姿勢の鮮明化が目立つ数字となった。
225先物大証夜間取引終値は日中比130円高の19200円。
鉄鋼製品への関税適用方針など悪材料はあるものの平穏に期末を迎えそうな雰囲気。
かつてのような「お化粧」などはもはや見られないだろう。
何だかんだとアレコレと材料や背景を探してはみるものの、結局日経平均は18750円と19600円のレンジ。
この範囲で動いているに過ぎない。
微分した日々の動きにとらわれると、ココが見えなくなる。
だったら下げたら買って上げたら売ればいいのだろうが、コレが難しい。
下げたら弱気、上げたら強気という投資心理学の定石が邪魔をするのだろう。
日経ジャスダック平均が21連騰したことなどすぐ忘却の彼方。
必ずしも中小型株指数の誕生だけで上がった訳ではなくいずれは効いてくる指標だろう。
勝手雲が4月4日に黒くねじれているのなら底までは我慢という手もある。
他人の意見に付和雷同して自分の見通しを持たないと、それこそ株式投資は宇宙人のようなもの。
相場空間を漂流しかねない。
JPモルガンのレポートは「2013年以降の米経済と日本株」。
↓
ISM製造業景況指数が52を下回るとTOPIXの1株利益の3か月前比はマイナスになる傾向。
つまりISM製造業景況指数が52を上回っていることが米国経済堅調悪化の分岐点。
直近は57.7となっている。
そしてISM製造業景況指数が52を上回っている場合、日本株の調整時間は平均2週間。
調整率は7%と試算されている。
昨日権利配当落ちだったが機関投資家の配当の再投資に関する計算。
225連動が846億円。
TOPIX連動が3344億円。
JPX400連動が366億円。
MSCIJAPANが1525億円。
合計で6081億円。
毎年増えている。
前場のTOPIXの下落率と日銀のETF買い。
↓
★TOPIX下落率マイナス0.1%以下の場合
16年8〜12月:8回中2回
17年1月〜3月:3回中1回
★TOPIX下落率マイナス0.1%台の場合
16年8〜12月:8回中4回
17年1月〜3月:7回中2回
★TOPIX下落率マイナス0.2%台の場合
16年8〜12月:11回中7回
17年1月〜3月:4回中1回
★TOPIX下落率マイナス0.3%台の場合
16年8〜12月:9回中7回
17年1月〜3月:7回中6回
★TOPIX下落率マイナス0.4%台の場合
16年8〜12月:4回中3回
17年1月〜3月:3回中3回
★TOPIX下落率マイナス0.5%以上の場合
16年8〜12月:21回中20回
17年1月〜3月:9回中9回
今年は0.3%以下の下落率でもETFを買ってきたと読める。
熟練の市場関係者岡本さんのメールで見かけた「精神的に強い人が絶対にしない10のこと」。
「自分なりに考え解釈し消化して下さい。
その姿勢は人生だけでなく、相場の世界でも同じように!」とあった。
FORBESの電子版を見てみたら・・・。
↓
精神的な強さは、全く予期していないときに起きたことによって試されるものだ。
その人の精神的なタフさは、困難なときに何をするかではなく、何をしないかというところに明確に示される。
(1)失敗にこだわらない
(2)ネガティブな人と付き合わない
(3)自分を疑わない
(4)謝罪を求めない
(5)自分を哀れまない
(6)恨まない
(7)誰の悪影響も受けない
(8)人のことに介入しない
(9)怠けない
(10)悲観しない
結論:ニュースを見れば、戦闘や攻撃、脆弱な経済、企業の破綻、環境災害など。
世界は悪い方向に向かっていると思わせるようなことばかりだ。
だが、精神的に強い人は、自分にはどうすることもできない事柄に心を捉われたりしない。
(兜町カタリスト櫻井)
03月31日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 110円高、円安進み輸出関連に期待買い
[10時概況]
31日10時現在の日経平均株価は前日比110.98円高の1万9174.20円で推移している。
・・・続き
東京外国為替市場で円相場が1ドル=112円台に下落し、主力株に輸出採算の改善を期待した買いが続いている。ただ円安が進む中で上げの勢いは限られている。
10時現在の東証1部の売買代金は5442億円、売買高は5億2140万株だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も堅調に推移している。
東証1部の値上がり銘柄数は1365、値下がりは483、変わらずは158銘柄だった。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ で、日経平均を23.57円押し上げている。次いでソフトバンクが7.98円、TDKが5.32円と続く。
マイナス寄与度は5.51円の押し下げでファナックがトップ。以下、武田が2.09円、資生堂が2円と続いている。
業種別では33業種中、27業種前後が高く、値上がり上位に電力ガス、ゴム製品、保険、鉄鋼、建設、非鉄など。半面、値下がりは水産、石油、紙パルプ、食料品など。
個別では、東芝が上げ幅を広げた。円安を受けて、トヨタ自動車も高い。 一方、資生堂とユニチャームは下げ幅を拡大、「森永製菓との経営統合を見送り」と報じられた森永乳業もストップ安気配。武田や大塚HDも安く推移している。
東証2部株価指数は反発している。シャープと朝日インテクが上げ、関門海とコスモスは下げている。
03月31日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月31日号
03月31日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
31日の東京株式市場は、模様眺め気分が広がりそうだ。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、1万8950〜 1万9200円を想定する。
週末・月末・年度末が重なることもあり、ポジション調整の売りが予想される。
外国為替市場で引き続き円高・ドル安進行懸念が持続していることから、日経平均株価は下値模索の推移となりそうだ。
ただ、日銀によるETF(上場投資信託)買いが見込まれ、下値は限定的となりそうだ。
短期資金が値動きの軽い中小型株へ物色の矛先を向ける展開もありそう。
大手投資家は、様子見姿勢。来週以降の機関投資家によるポジション圧縮が警戒されやすいだろう。
市場では、新年度を迎えるに当たって、買い手掛かり材料が見当たらないなか、円高進行の不安感を抱えたままでは身動きできないというのが実情ではないか」との見方が出ていた。
寄り前には、2月の鉱工業生産指数や消費者物価指数など、国内指標の発表が多い。さらに場中には3月の中国PMIの発表が控えている。先行き不安定感が強まっており、弱い結果が売りを誘因する可能性がある点には注意を払いたい。
【個別銘柄情報】
■住友精化[4008]
2017年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。売上高は940億円から980億円(前期比13%増)に、当期純利益も50億円から55億円(37%増)にそれぞれ増額した。高吸水性樹脂の販売が計画を上回っているほか、為替の円安も利益増につながる。
30日終値は4715円(▲25)
■森永製菓[2201]・森永乳業[2264]
経営統合に向けた検討を終了すると発表した。両社それぞれの事業戦略への注力により、経営基盤の強化を図っていくことを最優先すべきという結論に至ったとし、両社の事業における様々な協業の可能性については今後も引き続き検討していくとしている。
30日終値は森永菓5300円(▲50)・森永乳976円(▲9)
■栗田工業[6370]
普通株式296万3900株を消却すると発表した。消却前の発行済株式総数の2.49%にあたる。4月6日に実施する。 30日終値は2734円(▲45)
【主な経済指標・スケジュール】
31日
【国内】
2月労働力調査・有効求人倍率(8:30)
2月家計調査(8:30)
2月消費者物価指数(8:30)
2月鉱工業生産(8:50)
2月住宅着工件数(14:00)
《決算発表》
トライステージ、トシンG、スター・マイカ、ニイタカ、日本エンタ、USEN、ミルボン、宝印刷、象印、キユソー流通、タキヒヨー
【海外】
中国3月製造業PMI(10:00)
中国3月非製造業PMI(10:00)
米2月個人所得・個人支出(21:30)
米3月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月30日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発で69ドル高 エネルギー関連株が高い
・・・続き
30日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比69ドル17セント高の2万0728ドル49セントで終えた。
米経済の力強さが確認されたことで市場に買い安心感が広がり、ダウはほぼ終日、買いが優勢。米金利上昇を眺めて、利ざや拡大期待から金融株が買われた。
原油先物価格が3週間ぶりに1バレル=50ドル台を回復したことも、支援材料となった。エネルギー関連株が買われた。
ナスダック総合株価指数は、前日比16.797ポイント高の5914.344と、1日以来ほぼ1カ月ぶりに過去最高値を更新した画像用半導体のエヌビディアや半導体大手インテル、ハードディスク駆動装置のシーゲート・テクノロジーとウエスタン・デジタルなどが買われ、指数を押し上げた。
米商務省が朝方発表した2016年10〜12月期の実質国内総生産(GDP)確定値は前期比年率で2.1%増と改定値から上方修正され、市場予想を上回った。
税引き後の企業利益は前年同期比で22.3%増と大幅に伸びた。米景気や企業業績の改善が続いているとの見方が改めて強まった。
堅調なGDP統計などを受けて長期金利の指標となる米10年物国債の利回りが上昇(価格は下落)。利ざや改善で収益が押し上げられるとの観測からゴールマン・サックスやJPモルガン・チェースが買われ、相場全体を押し上げた。
業種別S&P500種株価指数では「金融」「資本財・サービス」「エネルギー」など11業種中で7種が上昇した。「公益事業」「生活必需品」などは下落した。
個別では、カナダのオイルサンドの権益を売却し、資金を自社株買いなどに充てると前日に発表した石油大手コノコフィリップスが急伸。新薬の承認を米当局に申請すると発表したカナダのバイオ企業エテルナ・ゼンタリスも高い。大手証券による調査開始が伝わったイスラエルのセキュリティーソフト大手サイバーアーク・ソフトウエアも上昇した。
一方、前日夕に発表した四半期決算を受け証券会社の投資判断引き下げなどが相次いだスポーツ衣料のルルレモン・アスレティカが急落。スイスの同業買収で合意したと発表した医療機器のボストン・サイエンティフィックも下落した。中期経営計画を発表したアパレルのVFコーポレーションも下げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,728.49 +69.17
S&P500種
2,368.06 +6.93
ナスダック
5,914.344 +16.797
?
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅上昇した。6月物は前日比15円高の1万9180円で引け、前夜の大阪取引所の終値を110円上回った。
円安や米株高が好感された。
この日発表の昨年10〜12月期の米実質国内総生産(GDP)確定値が市場予想より伸び、市場心理が改善した。この日の6月物高値は1万9215円、安値は1万9020円。
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は小動き。前日終値に比べ4.20ポイント安の7369.52で引けた。医薬品株の下げが指数を押し下げる一方で、鉱業株の上げが下値を支えた。構成銘柄の半数以上は上昇した。
医薬品のシャイアーとアストラゼネカが売られた。保険のオールド・ミューチュアルとプルーデンシャルのほか、資産運用のシュローダーズと不動産投資信託(REIT)のブリティッシュ・ランド、医療機器のスミス・アンド・ネフューは、配当権利落ちの影響で下落した。
石油のロイヤル・ダッチ・シェルも売られた。
半面、銅価格の上昇を背景に、鉱業株は上がった。アントファガスタとアングロ・アメリカンの上げが目立った。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は3日続伸。終値は前日比53.43ポイント(0.44%)高の12256.43と、連日で年初来高値を更新した。
アナリストが投資判断を引き上げたドイツポストが買われた。タイヤのコンチネンタルは、アナリストによる株価目標引き上げが好感され上昇した。
一方で、配当権利落ちで自動車のダイムラーは4%超の下落。コメルツ銀行とドイツ銀行も売られた。
03月30日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
30日の東京株式市場は、リスク回避ムードが色濃く、日経平均株価は前日比154円安の1万9063円と3日ぶりに反落。
・・・続き
週間形状ではもち合いレンジの中ではあるが13週線が上値抵抗として意識されており、目先は26週線を試す可能性がありそうだ。目先はもち合いレンジ下限の1万9000円処で踏ん張りをみせ、一目均衡表の雲下限を割らずに切り返せるかを見極めたいところである。
31日の東京株式市場は、週末、月末、年度末が重なることから、模様眺め気分が広がりそうだ。日経平均株価が足元で不安定な動きをみせるなか、日銀によるETF(上場投資信託)買いが見込まれ、下値は限定的となりそう。
03月30日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[6966]三井ハイテック
[3031]ラクーン
[3180]ビューティガレージ
[3777]ジオネクスト
03月30日 為替市況コメント
【為替】米ドル円の戻りはあるか。注目の米GDP。
・・・続き
[概況]
30日の東京外国為替市場は、米ドル円の上値が重かった。米ドル円は、序盤こそ買いが優勢で一時111.440円まで回復するも、材料のない中では勢いが鈍く次第に売りに押される展開に。
欧州時間が始まる頃には午前中の上昇を吐き出し、111円台割れを試すような場面が散見されている。この後の米ドル円は、米GDPの結果に左右されそうか。
仮に結果が予想を上振れするようであれば、米景気の先行きに対する楽観的な見方からリスク選好ムードが広がり、米ドル円は上昇する可能性が高い。
短期的には、3/10からの下落に対する38.2%戻し(112.150円近辺)が上値目標となりそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月30日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反落、154円安。買い材料乏しいなか利益確定売り
【大引け概況】
30日の日経平均株価は反落し、前日比154円26銭安の1万9063円22銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
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朝方安く始まり、その後下げ渋る場面はあったものの、買い手控えムードのなか徐々に水準を切り下げる展開となった。
英国のEU離脱通知は織り込み済みで、外国為替市場でも大きな変動はみられなかったが、手掛かり材料にも事欠いており上値を追いづらい状況だった。
午後に日銀の上場投資信託(ETF)買いへの期待が後退し、日経平均先物に売りが出た。先物の売りが値がさ株のファストリに波及し、午前に堅調だったファナックも下落に転じ、指数の重荷となった。
円相場が高止まりするなか、利益確定目的の売りが優勢だった。
中国市場で上海総合指数が1%超下落する場面があり、中国の株安を警戒する売りも出た。中国人民銀行(中央銀行)は30日、短期金融市場での公開市場操作(オペ)を見送ると発表した。5営業日連続で見送り「資金の逼迫懸念から中国の銀行株を中心に売りが出た」といい、日本株にも売りが波及したとの指摘もあった。
JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比135.10ポイント安の1万3651.02だった。東証株価指数(TOPIX)は続落し、14.48ポイント安の1527.59で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆605億円。売買高は18億4941万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1572と、全体の78%を占めた。値上がりは338、変わらずは100だった。
個別では、東ガスや大ガスの下げが目立った。小野薬や楽天、味の素も大幅安となった。
任天堂が売られ、ソフトバンクグループも軟調。前日まで6日連続ストップ高となっていた沢藤電機は大幅高の後に売り物を浴び一時ストップ安に売られた。
日産自動車、コマツも軟調。ユニチカも値を下げた。
半面、29日に2017年3月期に1兆100億円程度の連結最終赤字に陥る見通しを発表した東芝は買いが優勢となり、4%上昇した。
証券会社が投資判断を引き上げた武田が大幅高となったほか、29日に原油先物相場が上昇したのを背景にJXや国際石開帝石が買われた。
北の達人コーポレーションがストップ高に買われ、ジーンズメイトも急伸。UACJが値を飛ばし、東邦亜鉛、マクロミルも上昇した。
きょう東証1部市場に上場したスシローGHは売り気配で始まり、9時9分に売り出し価格(公開価格、3600円)を170円(4.7%)下回る3430円で初値を付けた。
その後は初値比で上昇する場面もあったものの午後に伸び悩み、終値は初値比20円(0.6%)安の3410円となった。
東証2部株価指数は、前日比16.96ポイント安の5949.60ポイントと3営業日ぶりに反落した。
値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は241となった。
個別ではキタムラ、扶桑電通が昨年来安値を更新。日本食品化工、マーチャント・バンカーズ、タクミナ、三機サービスが売られた。
一方、関門海がストップ高。ネポンは一時ストップ高と値を飛ばした。E・Jホールディングス、北海道コカ・コーラボトリング、攝津製油、カワニシホールディングスなど25銘柄は昨年来高値を更新。日本アビオニクス、アドバンテッジリスクマネジメント、ファステップス、マーキュリアインベストメントが買われた。
03月30日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続落、主力株に利益確定売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比3円55銭安の3036円23銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で508億円、売買高は7373万株だった。
値上がり銘柄数は243、値下がり銘柄数は368となった。
このところ高値圏にあった主力株に利益確定売りが出て、午後に弱含んだ。最近の新規株式公開(IPO)銘柄の一角に個人投資家などの短期資金が集中したことも、既上場銘柄の重荷となった。
個別では、アパマンショップホールディングスが昨年来安値を更新。FCホールディングス、No.1、ANAP、アスコット、滝沢ハムが売られた。
一方、ケイティケイ、アルファ、ぱどがストップ高。遠州トラックは一時ストップ高と値を飛ばした。ベルグアース、クルーズ、UTグループ、セリアなど28銘柄は昨年来高値を更新。アイビー化粧品、ウイルプラスホールディングス、ソレキア、エムケー精工が買われた。
03月30日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、資金流入も後場は軟化
・・・続き
東証マザーズ指数は3日ぶり反落した。終値は前日比7.70ポイント安の1064.62だった。
新興市場には好需給の小型株で値幅を狙う資金が流入していたが、後場は全般に連動して軟化した。
値上がり銘柄数は81、値下がり銘柄数は150となった。
個別ではみんなのウェディング、サイバーステップ、ITbook、アクセルマーク、オウチーノが売られた。
一方、ファイズがストップ高。エムビーエスは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、アスカネット、ビーロット、TKPなど12銘柄は昨年来高値を更新。WASHハウス、トライステージ、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、インソース、G−FACTORYが買われた。
きょう東証マザーズ市場に上場したユーザーロカ(3984)は買い気配が続き、終日取引が成立しなかった。取引終了時点の気配値はきょうの上限で公募・売り出し価格(公開価格、2940円)の2.3倍にあたる6770円だった。
03月30日 アフターランチ
「もろもろ」
何だかんだとアレコレと材料や背景を探してはみるものの、結局日経平均は18750円と19600円のレンジ。
この範囲で動いているに過ぎない。
・・・続き
微分した日々の動きにとらわれると、ココが見えなくなる。
だったら下げたら買って上げたら売ればいいのだろうが、コレが難しい。
下げたら弱気、上げたら強気という投資心理学の定石が邪魔をするのだろう。
日経ジャスダック平均が21連騰したことなどすぐ忘却の彼方。
必ずしも中小型株指数の誕生だけで上がった訳ではなくいずれは効いてくる指標だろう。
勝手雲が4月4日に黒くねじれているのなら底までは我慢という手もある。
他人の意見に付和雷同して自分の見通しを持たないと、それこそ株式投資は宇宙人のようなもの。
相場空間を漂流しかねない。
JPモルガンのレポートは「2013年以降の米経済と日本株」。
↓
ISM製造業景況指数が52を下回るとTOPIXの1株利益の3か月前比はマイナスになる傾向。
つまりISM製造業景況指数が52を上回っていることが米国経済堅調悪化の分岐点。
直近は57.7となっている。
そしてISM製造業景況指数が52を上回っている場合、日本株の調整時間は平均2週間。
調整率は7%と試算されている。
昨日権利配当落ちだったが機関投資家の配当の再投資に関する計算。
225連動が846億円。
TOPIX連動が3344億円。
JPX400連動が366億円。
MSCIJAPANが1525億円。
合計で6081億円。
毎年増えている。
前場のTOPIXの下落率と日銀のETF買い。
↓
★TOPIX下落率マイナス0.1%以下の場合
16年8〜12月:8回中2回
17年1月〜3月:3回中1回
★TOPIX下落率マイナス0.1%台の場合
16年8〜12月:8回中4回
17年1月〜3月:7回中2回
★TOPIX下落率マイナス0.2%台の場合
16年8〜12月:11回中7回
17年1月〜3月:4回中1回
★TOPIX下落率マイナス0.3%台の場合
16年8〜12月:9回中7回
17年1月〜3月:7回中6回
★TOPIX下落率マイナス0.4%台の場合
16年8〜12月:4回中3回
17年1月〜3月:3回中3回
★TOPIX下落率マイナス0.5%以上の場合
16年8〜12月:21回中20回
17年1月〜3月:9回中9回
今年は0.3%以下の下落率でもETFを買ってきたと読める。
熟練の市場関係者岡本さんのメールで見かけた「精神的に強い人が絶対にしない10のこと」。
「自分なりに考え解釈し消化して下さい。
その姿勢は人生だけでなく、相場の世界でも同じように!」とあった。
FORBESの電子版を見てみたら・・・。
↓
精神的な強さは、全く予期していないときに起きたことによって試されるものだ。
その人の精神的なタフさは、困難なときに何をするかではなく、何をしないかというところに明確に示される。
(1)失敗にこだわらない
(2)ネガティブな人と付き合わない
(3)自分を疑わない
(4)謝罪を求めない
(5)自分を哀れまない
(6)恨まない
(7)誰の悪影響も受けない
(8)人のことに介入しない
(9)怠けない
(10)悲観しない
結論:ニュースを見れば、戦闘や攻撃、脆弱な経済、企業の破綻、環境災害など。
世界は悪い方向に向かっていると思わせるようなことばかりだ。
だが、精神的に強い人は、自分にはどうすることもできない事柄に心を捉われたりしない。
NYダウの続落記録は8日で終わったが大和のレポートがその先まで調べてくれている。
9日続落:1978年2月、1958年4月、1924年3月)。
10日続落:1963年7月
11日続落:1974年10月、1971年11月、1960年7月
12日続落:1968年1月
14日続落:1941年7月29日→1941年8月13日
2000年以降の権利落ち日の日経平均株価の騰落幅。
2000年3月28日93円高。
2001年3月27日223円安。
2002年3月26日53円安。
2003年3月26日113円高。
2004年3月26日239円高。
2005年3月28日31円高。
2006年3月25日40円高。
2007年3月27日156円安。
2008年3月26日38円安。
2009年3月26日156円高。
2010年3月29日9円安。
2011年3月29日19円安。
2012年3月28日72円安。
2013年3月27日22円高。
2014年3月27日145円高。
2015年3月27日185円安。
2016年3月29日30円安。
2017年3月29日14円高。
即日埋めはその後の株高サインでもあった。
(櫻井)。
03月30日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅を拡大
・・・続き
30日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比72円85銭安の1万9144円63銭で始まった。日経平均株価は下落幅を拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、6.47ポイント安の1535.60で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な展開となっている。
こう着感の強い相場展開のなか、マザーズ、ジャスダックは小幅ながらプラス圏で推移しており、中小型株に向かいやすい需給状況である。
日経平均は5日線レベルでのこう着が続いており、昨日同様、5日線と75日線とのレンジ内での推移に。一目均衡表では転換線、基準線に上値を抑えられるなか、支持線として意識されている雲上限を下回っての推移に。
ランチバスケットは20件、232.68億円。差し引き売り買い均衡との観測。
03月30日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落。手掛かり材料難、円高止まりで売り優勢
30日の日経平均株価は反落し、午前の終値は前日比47円56銭安の1万9169円92銭だった。
・・・続き
きょう前場の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか売りに押された。
英国のEU離脱通知は織り込み済みながら、為替市場を横目に買い手控えムードが強い。
目新しい取引材料が乏しいうえ、3月期末を明日に控えて買いを見送る国内の機関投資家が多く、売買は低調だった。
トランプ政権の政策運営の先行き不透明感が強まり、外国為替市場では円の一段安を見込む声が少なくなっている。輸出株のなかでも自動車関連株には売りが優勢だった。半面、29日の原油先物相場の上昇を背景に石油石炭製品や鉄鋼、非鉄金属が買われ、相場を下支えした。一方、海外事業の持ち直し報道で新日鉄住金も高い。
下値を売り込む動きもみられないが、押し目を拾う動きも限定的で値下がり銘柄数が値上がりの倍以上となっている。前場の売買代金は1兆円を下回った。
前場の東証1部の売買高概算は8億4966万株、売買代金概算は8815億5000万円。値上がり銘柄数は585、対して値下がり銘柄数は1274、変わらずは148銘柄だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
個別では、日産自や富士重などの自動車株が下落した。4月1日から都市ガス小売りが全面自由化されるのを前に、東ガスや大ガスも売られた。
任天堂が軟調、日産自動車なども安い。グリー、gumiなどゲーム関連が売られた。アウトソーシングも下落。前日まで6日連続ストップ高で、気配値のまま水準を切り上げてきた沢藤電機は朝方大幅高もその後売りが集中し急反落となっている。
半面、前日のWTI原油価格が戻りに転じており、この流れが東京市場にも波及している。国際石油開発帝石、日本海洋掘削、JXホールディングスなど資源・石油関連株が堅調。
武田薬品工業が買われ、ブイ・テクノロジーも堅調。東京エレクトロンも上昇した。UACJ、ルネサスエレクトロニクスなども高い。東邦亜鉛が物色人気、イーブックイニシアティブジャパンも値を飛ばした。
29日に2017年3月期に1兆100億円程度の連結最終赤字に陥る見通しを発表した東芝は買いが優勢となり、一時5%上昇した。
きょう東証1部市場に上場したスシローGHは売り気配で始まり、9時9分に売り出し価格(公開価格、3600円)を170円(4.7%)下回る3430円で初値を付けた。その後は買いが優勢になり、午前終値は初値比50円(1.5%)高の3480円だった。
東証2部株価指数は前日比15.80ポイント高の5982.36ポイントと3日続伸した。
値上がり銘柄数は193、値下がり銘柄数は213となった。
個別では、ネポンが一時ストップ高と値を飛ばした。E・Jホールディングス、北海道コカ・コーラボトリング、攝津製油、カワニシホールディングスなど20銘柄は昨年来高値を更新。石井表記、日本鋳造、アドバンテッジリスクマネジメント、東京コスモス電機が買われた。
一方、キタムラ、扶桑電通が昨年来安値を更新。日本食品化工、ニッキ、マーチャント・バンカーズ、北日本紡績が売られた。
03月30日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、時価総額の大きい銘柄の上昇
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。午前終値は前日比6円38銭高の3046円16銭だった。高値圏にあり、朝方は直近に高値を付けた銘柄を中心に利益確定売りが先行したが、下値では押し目買いが入った。材料が出た時価総額の大きい銘柄の上昇が指数を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で286億円、売買高は3542万株。
値上がり銘柄数は267、値下がり銘柄数は310となった。
個別では、ぱどがストップ高。遠州トラックは一時ストップ高と値を飛ばした。ベルグアース、クルーズ、UTグループ、セリアなど26銘柄は昨年来高値を更新。共同ピーアール、アイビー化粧品、ソレキア、ウイルプラスホールディングス、キャピタル・アセット・プランニングが買われた。
一方、ケアサービス、ANAP、滝沢ハム、こころネット、FCホールディングスが売られた。
03月30日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続伸、新規上場ユーザーロカは買い気配
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に3日続伸した。
午前終値は前日比3.97ポイント高の1076.29だった。値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は118となった。
個別では、ファイズがストップ高。エムビーエスは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、アスカネット、ビーロット、TKPなど11銘柄は昨年来高値を更新。WASHハウス、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、トライステージ、テラプローブ、インソースが買われた。
一方、ブラス、サイバーステップ、グランディーズ、オウチーノ、みんなのウェディングが売られた。
きょうマザーズ市場に新規上場したユーザーロカ(3984)は朝方から買い気配が続き、午前中の取引では初値が付かなかった。前引け時点の気配値は公開価格(2940円)を71%上回る5040円だった。
03月30日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 31円安、小安い水準 売買低調
[10時概況]
30日10時現在の日経平均株価は前日比31円08銭安の1万9186円40銭で推移。
・・・続き
1万9100円台後半での値動きとなっている。
英国のEU離脱通知は織り込み済みながら、外国為替市場では足もと1ドル=111円近辺の推移とやや円高に振れており、これが重荷となっている。輸出株への売り圧力は減少したものの、積極的な買いにつながっていない。
目新しい取引材料がなく、売買は低調だ。
10時現在の東証1部の売買高は4億6426万株、売買代金は概算で4957億円と15日以来の低水準となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅安が続いている。
前日29日はTOPIX先物に期末特有の買いが入って下値を支えたが、「同様の需給面での買いは一服している」という。30日の株式相場は1日を通して小動きを見込む声が多い。
東証1部の値下がり銘柄数は1319と、全体の約66%を占めた。値上がりは559、変わらずは121銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は4.56円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、ファストリが4.18円、ユニファミマが4.18円、KDDIが3.99円、大塚HDが2.55円と続いている。
プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を5.13円押し上げている。次いで京セラが5.02円、武田が5.02円、ファナックが2.47円、アドテストが2.43円と続く。
業種別では33業種中8業種が値上がり。1位は石油・石炭で、以下、鉱業、海運、空運と続く。値下がり上位にはパルプ・紙、水産・農林、証券・商品が並んでいる。
個別では、ハウスや大ガスは下げ幅を拡大した。NTTドコモも安く、NTTも安値圏で推移している。半面、値がさ株のファナックが上げ幅を拡大し、武田は一段高となった。JXや国際石開帝石は高値圏での値動きとなっている。
東証2部株価指数は反落している。シャープとJトラストが下げた。ネポンと石井表記が上げている。
30日、スシローグローバルホールディングス <3563> が東証1部に新規上場。初値は3430円で公開価格3600円を4.7%下回った。
同社は回転すしチェーンの最大手「あきんどスシロー」を展開。国内のほか韓国にも店舗を持つ。売り出し1912万3100株のほか、オーバーアロットメントによる追加売り出し201万1600株を実施した。
225先物は三菱・アムロ・パリバ・JP・野村・GS・クレディが買い越し。
ソジェン・SBI・HSBC・メリル・UBS・ドイツ・日興が売り越し。
TOPIX先物はみずほ・ドイツ・三菱・JP・バークレイズが買い越し。
モルスタ・ソジェン・HSBC・パリバ・GS・アムロが売り越し。
外資系等は、ライオン(4912)、オラクル(4716)、ニトリ(9843)、デジガレ(4819)、田辺三菱(4508)、荏原実(6328)、参天(6328)に注目。
テクニカル的には、テンプ(2181)、モロゾフ(2217)、新日本科学(2395)、Jオイル(2613)、キューピー(2809)、ニチレイ(2871)、あい(3076)、APC(3175)、ダイニック(3551)、ホギメディ(3593)、オプティム(3694)、LINE(3938)、レンゴー(3941)、保土谷(4112)、日ペ(4612)、日エンタ(4829)、ライオン(4912)、農薬(4996)、イソライト(5358)、タツタ(5809)、Jマテ(6055)、ツガミ(6101)、ASB(6284)、TOWA(6315)、マキタ(6586)、タムラ(6768)、コロンビア(6791)、キーエンス(6861)、兼松(8020)、山形銀(8344)、東陽倉(9306)、ビジョン(9416)、関電(9503)、ミスミ(9962)が動兆。
03月30日 カタリストコメント
「神話」
NY株式市場はマチマチの動き。
NASDAQとS&P500が続伸しNYダウは反落した。
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原油価格上昇を受けたエネルギーセクターと消費関連セクターの上昇と金融セクターの下落が混在した。
英国のEU離脱通知の影響はほとんどなかった。
市場の焦点はややトランプ政策を離れて第1四半期の企業決算。
S&P500採用銘柄の予想PERは18倍。
長期平均の15倍を上回っている。
このレベルを裏付けるだけの好業績かどうかがが伺われているということだ。
第1四半期の増益率の市場予想は10.1%。
昨日はアマゾンが過去最高値を更新し一部のバイオ関連銘柄が急騰したが、売買エネルギーは低調だった。
FOMCで投票権をもたないサンフランシスコ連銀総裁やボストン連銀総裁が複数回の利上げを支持した。
でも10年国債利回りは2.383%と低下した。
「オバマケア代替法案撤回後のドル売りはやや行き過ぎだった」との見方からドルは上昇。
市場で話題のアノマリーは「NYダウとS&P500の4月高」。
2006年以降4月のNYダウは11年連続で上昇し平均上昇率は2.6%。
リーマンショックの2008年でも4月7月8月は上昇していた。
大統領選挙翌年の4月のNYダウの上昇率は1.9%とやや鈍化しているという。
「NASDAQは2.4%、ラッセル2000は2.2%上昇していたことから中小型株指向」。
そんな声も聞こえる。
ロンドン・ドイツ・フランスともに株価指数は続伸。
「意外と何とか配当権利落ちは埋めた」というのが昨日の日経平均株価。
ただTOPIXは埋めらなかったし値下がり銘柄は1158と全面的上昇でなく局地戦での「埋め」だった印象。
ほとんど「寄ったら終い」で場中の動きが鈍く日中値幅は約90円だった。
中小型は結構元気な展開。
「日経平均がほぼ寄引同時線だったがマザーズ指数は大陽線で勢いの差は歴然」という声が聞こえる。
昨年4月は日経平均やTOPIXが横ばいだったがマザーズ指数は10%超の上昇だった。
「気にしなければならないのは権利落ち後の腰砕け」という声もある。
ここ数年は権利付き最終日までは堅調で買い物が一巡後の3月末には安くなることが多い。
昨年も権利落ちの29日は日経平均が30円安。
権利落ち分127円からするとけっこう堅調だったが翌日から7連敗。
合計1400円以上の値下がりだった。
市場は良い歴史ばかりではないようである。
225先物大証夜間取引終値は日中比80円安の19140円と反落した。
松井証券信用評価損率で売り方はマイナス11.812%(前日マイナス8.619%)。
買い方マイナス4.476%(前日マイナス5.758%)と売り買いの差は指数の推移以上に拡大。
中小型堅調の裏返しだった印象。
3月24日時点の裁定買い残は1兆7832億円とほとんど増加せず。
信用買い残が6週連続の増加で2兆6147億円と1年ぶりの高水準となったこととは好対照だ。
(売り残も9389億円と依然として1兆円レベル)。
また空売り比率はまた40.2%まで上昇したことが気にかかる。
日経VIは16.89まで低下。
日経平均のPERは15.77倍。
採用銘柄のEPSは1218円まで増加した。
英国はEU離脱を通知、東芝は最終赤字1兆円、債務超過6200億円との記者会見。
悪材料も出尽くし感があるが、ハイエナのような視点でウクライナでも持ち出してくるのだろうか。
昨年比プラス基準は19114円。
3月月足陽線基準19393円。
3月上昇→5月下落、3月下落→5月上昇(3月と5月は逆相関)のアノマリーがある。
3月小幅安も許容できるのかも知れない。
因みに日経平均の3月月中平均は19375円、TOPIXは1555円。
これも結構目印だろうか。
日経「春秋」に登場したミダス王の話。
「指がふれるとリンゴが金に変わった。
木の枝もテーブルもたちまちまばゆい黄金になる。
うかれているうちに恐ろしいことに気づく。
パンも飲み物も口にできない」。
ギリシャ神話の話だが、株の世界もこれに似ているような気がする。
自分の買いで株価は上がる。
どんどんどんどん上がる。
でも売ることが株価の下落を伴い、売ることはできない。
そんな場面はかつては結構見かけたような気がする。
ここアンデルセンの裸の王さまでも加えれば、童話版「仕手株」でも出来上がるだろう。
インサイダーはさしずめ「王様の耳はロバの耳」に登場する床屋さんだろうか。
トランプ大統領の温暖化規制見直しと英国のEU離脱通知。
どちらにバリューがあるのだろう。
どちらも既定路線の延長線上の通過点。
もし逆の動きとなったとしても大きな相場変動要因にはならないような気がする。
英国のEU離脱が大きなマイナス材料であるならば・・・。
ロンドンFTSE指数が過去最高の14連騰(12月〜1月)する筈はない。
しかも離脱通知に向けては続伸の動き。
英国市場はEU離脱、あるいは2年での離脱交渉を悪材料視していないということになる。
それを外野からアレコレと邪推するからモノが見えなくなる。
上昇しているのは非エネルギー資源セクター。
あるいは非耐久消費財や金融などのセクター。
ポンド安が英国経済にプラスという声まで聞こえてくる。
支持率低下の打開策になるのかどうかは不明だがトランプ氏の次の一手は環境問題。
地球温暖化政策の見直しに着手した。
本当に二酸化炭素が温暖化の原因とは証明されていないことから結構興味深い動きである。
確かに東京の空は環境問題が騒がれるようになってから澄んだ空になった。
上海では晴れた日も雲ばかり。
排気ガスはない方が良いに決まっている。
そうではなく温暖化という論点を持って環境問題を論じるから訳がわからないこともある。
パリ協定を形骸化するのなら、この本質を問う良い機会であるとも言えよう。
何十年もかけて築き上げたものがどちらへ向くのかは興味深い。
面白いのは中国の報道局長の会見。
「気候変動は全人類共通の課題。
他国が政策を変えようとも中国は自らの義務を100%果たす」。
パリ協定からの脱退には最低4年が必要だという。
こちらも気の長い時間軸。
それでも排ガス基準の見直しでもあれば米国車には格好の支援材料となる。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
JTP(2488)・・・動兆
日本サードパーティに注目する。
同社は情報機器ハード・ソフト・保守やIT研修等が中核。
クラウド・医療・AI・ロボット分野が拡大基調だ。
医療では日本ライフLが心臓ペースメーカの設定を行うための検査機器等の修理業務を委託。
ロボット「NAO」はプログラミング研修等で期待感大。
(兜町カタリスト櫻井)
03月30日 為替市況コメント
【為替】良好な米経済指標にドルは111円台に戻すも揉み合い継続
・・・続き
[概況]
英国が正式にEU離脱を通達した事を受けてユーロは急落し、NY市場朝方に当日安値119.000円まで下げ、連れてドルも110.700円(当日安値)まで下落した。
しかし2月中古住宅販売成約指数の予想を上回る結果にドルは111円台を回復し、NY市場中盤に111.160円まで戻したあとは111円を挟んだ揉み合いとなり、最後は前日比-17銭の111.030円と111円台を維持して引けた。
また、この日は米地区連銀総裁が年4回の利上げの可能性について言及していたがそれほどドル買いの後押しとはならず、ドルは上値が重く、下値を探る展開が続くのではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月30日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■江崎グリコ<2206>
グリコーゲンの脳活性化効果を確認
■エフティG<2763>
商店街など向けに電力小売りに参入
■ナブテスコ<6268>
航空機器の修理・整備を拡大
■日立<6501>
セキュリティやIoTデータ管理する統合基盤開発
■航空電<6807.T>
IMUとGPS融合位置情報検索装置を発売
■ヤマハ<7951>
衣類型モーションセンサーを実用化
■オリックス<8591>
系列がファナック<6954.T>製ロボをレンタル
■NTTドコモ<9437>
位置確認可能タグを児童見守りに活用
■トランスコスモ<9715>
AI融合チャットECサービスを提供
03月30日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月30日号
03月30日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
30日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9050円-1万9300円を想定する。
10時から東芝の臨時株主総会が始まることが日本株の上値を抑えそう。東芝の総会は当然紛糾が予想される、全体の様子見姿勢は強まりやすいだろう。
29日の日経平均株価は、3月期末の配当落ち分(約132円)を即日で埋めた。足元の堅調さを確認する格好となったが、日足チャート上では75日線(29日現在で1万9257円)や25日線(同1万9350円)が接近し、戻り待ち売りのポイントとして意識される可能性もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所終値比55円安の1万9165円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1330万株、買い960万株で、差し引き370万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、機械、その他製品、サービス、建設、電力、ガス、食品、化学、REIT、情報通信、証券、陸運など。買いセクターに、化学、電機、機械、商社、電力、建設など。
【好材料】
■ケイティケイ <3035>
上期経常を一転41%増益に上方修正・7期ぶり最高益、通期も増額、配当も2円増額。
■ぱど <4833>
資本業務提携先のRIZAPグループ <2928> [札証A]と広告出稿業務委託契約。同社が発行するフリーペーパーへの広告出稿など年間5億円以上を受託する。
■タツモ <6266>
今期経常を一転1%増益に上方修正・最高益更新へ。紫外線照射装置メーカーのクォークテクノロジーの株式を追加取得し子会社化する。
■関門海 <3372>
「玄品ふぐ」の中国フランチャイズ展開に向けて、上海企業とエリア本部契約を結んだ。
■オンコリスバイオファーマ <4588>
ジカウイルスなど新興感染症ワクチンを研究開発する米ワシントン大学発バイオ企業、プレシジョン社と資本提携。
【主な経済指標・スケジュール】
30(木)
【国内】
東芝の臨時株主総会
2年国債入札
《決算発表》
夢の街、ERI HD、ストライク、マルマエ
【海外】
米10-12月期GDP確定値(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月29日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落し42ドル安 利益確定の動きが広がる
・・・続き
29日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比42ドル18セント安の2万0659ドル32セントで終えた。
主要経済指標の発表がない中、昨日の上昇を受けた利益確定の動きから売りが先行した。ハイテク株が選好されたほか、原油相場の上昇が好感されたものの、トランプ政権による政策実行への不透明感が上値を抑える展開となった。
医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案の撤回を受け、ユナイテッドヘルス・グループなど医療保険株に売りが続いた。金利低下でゴールドマン・サックスなど金融株が下げたことも相場の重荷になった。
業種別では資源株への買いが目立った。米国の原油在庫が予想ほど増えなかったのを手掛かりに、国際商品市場で原油相場が上昇。シェブロンやエクソンモービルなど関連株が買われ、相場を下支えした。
29日は米ボストン連銀のローゼングレン総裁が年内に「4回の利上げが適切」と発言。米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁も「年内に3回以上の利上げの可能性を排除すべきではない」と話した。ただいずれも目新しさには欠け、相場への影響は限られた。
英国が欧州連合(EU)に離脱を正式に通知したが、米株への大きな影響を指摘する声は聞かれなかった。
ナスダック総合株価指数は4日続伸し、前日比22.407ポイント高い5897.547で終えた。大手証券の高評価を受けたアマゾン・ドット・コムが上場来高値を更新した。
セクター別では、エネルギーや小売が上昇する一方で保険や銀行が下落した。
製薬のマイラン(MYL)は食品医薬品局(FDA)が同社のジェネリック喘息薬を承認せず、下落した。
一方で、原油相場の上昇でサウスウエスタン・エナジー(SWN)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が堅調推移。製薬のバーテックス・ファーマシューティカルズ(VRTX)は嚢胞性線維症の臨床試験が成功し、大幅上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,659.32−42.18
S&P500種
2,361.13+2.56
ナスダック
5,897.547+22.407
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。6月物は前日比20円安い1万9165円で取引を終えた。大阪取引所の終値を55円下回った。短期的な利益確定売りで米ダウ工業株30種平均が反落し、日経平均先物でも売りがやや優勢になった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19165 ( -55 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19220 ( 0 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7373.72(+30.30)
FTSE100種総合株価指数は続伸。前日終値に比べ30.30ポイント高の7373.72で引けた。構成銘柄の6割近くが上昇した。
同日、メイ英首相が欧州連合(EU)に離脱を通知した。午前は離脱通知を控えて、前日終値を挟んでもみ合った。午後にかけて主力の資源株を中心に買いが入り、相場全体を押し上げた。
原油と銅相場が堅調に推移していることを背景に石油株と鉱業株が上昇した。
半面、旅行のTUIや航空株が下落。スタンダード・ライフやRSAインシュアランス・グループなど保険株も売りに押された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12203.00(+53.58)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比53.58ポイント(0.44%)高の12203.00と、連日で年初来高値を更新した。構成銘柄の約8割が上昇した。
ドイツ取引所が高く引けた。欧州連合(EU)はロンドン証券取引所(LSE)グループとの合併を承認しないとの判断を下した。ドイツ銀行と電力のRWEも上げた。一方、コメルツ銀行が安かった。半導体のインフィニオンテクノロジーズも下げた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5069.04(+22.84)
03月29日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
29日の日経平均は続伸だった。
・・・続き
前日の米株急反発や円高一服が追い風となって堅調に推移。3月期末の配当落ち分130円強を埋めての上昇で、足元の需給の良さを感じさせる1日でもあった。
ただ、上値を積極的に買う動きはまだ見られず、投資家のスタンスはまだ明確になっていないようである。
東証1部の売買代金は引け間際の売買で2兆円台には乗せたが、活況にはほど遠かった。
明日(30日)の東京株式市場は、一進一退の展開か。
3月期末の配当権利落ち分の約130円を即日埋めて前日比で小幅ながらプラスで引けたことで、やや安心感が広がり小康状態を保つことになりそうだ。
ただ、米株式市場や外国為替市場の円相場に影響を受ける地合いは継続しそうだ。
市場では、「外部環境はもやもやしており、おおむね1万9000−1万9500円のなかで当面もみ合い、あとはきっかけ待ちになる」との声が聞かれた。
03月29日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は方向感なく推移
・・・続き
[概況]
29日東京時間の米ドル円は111円台前半で推移しており、年度末ということもあり取引も少なく、動意の欠く展開となった。
ロンドン時間に入ると若干売られ、本日の安値111.015円を付けた。トランプ政権による政策運営の不透明感は払しょくされておらず、ドル買いは入りにくいようだ。
また、本日は複数の米金融当局者が講演を行うことになっており、特に、エバンス総裁は講演のテーマが経済と金融政策に関するものとなっており、発言によってはドル売りの流れが止まるかどうか注目したいところだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月29日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=14円高と小幅続伸。配当権利落ち分を埋め
【大引け概況】
29日の日経平均株価は小幅に続伸した。
・・・続き
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終値は前日比14円61銭高の1万9217円48銭だった。
前日の米国株市場でNYダウが9日ぶりに反発に転じたことや外国為替市場でのドル安・円高が一服したことを受け、リスク回避姿勢が緩んだことが背景となった。
日経平均は1万9,200円を軸に狭いゾーンでの往来に終始した。
3月期末の配当権利落ち分(約130円)を埋めた。米国など世界景気の堅調さを背景に、今後発表される3月期決算企業の2018年3月期業績が伸びるとの期待が根強い。権利落ちで割安感の強まった銘柄や好業績が期待できる銘柄に買いが優勢となり指数を押し上げた。
JPX日経インデックス400は反落し、前日比29.67ポイント安の1万3786.12だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、2.76ポイント安の1542.07だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆1595億円。売買高は17億5140万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は716と全体の36%を占めた。値下がりは1158、変わらずは118銘柄だった。
個別では、ソフトバンクグループが堅調、ソニーも買われた。2018年2月期の連結経常利益が前期比14%増の1000億円になりそうだと発表したニトリHDが買われ、原子力発電所の再稼働が裁判所に認められた関西電は上昇した。働き方改革の実行計画が固まり、ジェイエイシなど人材サービス関連銘柄も買いを集めた。米原子力子会社の米連邦破産法11条の適用申請を事前承認したと伝わった東芝は反発した。沢藤電機は6日連続で値幅制限いっぱいに買われている。
一方で、権利を確定した投資家の売りで、大東建やJALが下げた。第一生命HDなど保険株も下げが目立った。武田など医薬株は軟調だった。トヨタや日産自も下落した。銀行や保険といった金融株は軟調だった。明和地所が急落したほか、奥村組も大きく水準を切り下げた。
東証2部株価指数は前日比13.30ポイント高の5966.56ポイントと続伸した。値上がり銘柄数は203、値下がり銘柄数は257となった。
個別ではネポンがストップ高。サイオステクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。テクノ菱和、E・Jホールディングス、カワニシホールディングス、クロスプラス、ヴィンクスなど19銘柄は昨年来高値を更新。石井表記、ウインテスト、キーウェアソリューションズ、キョウデンが買われた。
一方、キタムラ、フルテック、グリーンズ、フレンドリーが昨年来安値を更新。平和紙業、プレミアムウォーターホールディングス、中央魚類、福留ハムが売られた。
03月29日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反落、国内機関投資家の利益確定売りが先行
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前日比1円70銭安の3039円78銭だった。実質的な新年度入りに伴い国内機関投資家の利益確定売りが先行した。もっとも、下値では個人などの押し目買いが入り、下値は限られた。
直近の新規株式公開(IPO)銘柄を売り、従来の新興銘柄を買う動きが入ったとの見方もあった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で662億円、売買高は7889万株だった。値上がり銘柄数は369、値下がり銘柄数は300となった。
FCHDやアエリアは下落した。半面、アズジェントと平田機工は上昇した。
個別ではクリップコーポレーション、ズームが昨年来安値を更新。鴨川グランドホテル、ケアサービス、朝日工業、サンメッセが売られた。
一方、ハピネス・アンド・ディ、No.1ストップ高。アズジェント、リバーエレテックは一時ストップ高と値を飛ばした。ベルグアース、UTグループ、アルトナー、セリアなど25銘柄は昨年来高値を更新。ユニバーサル園芸社、グラファイトデザイン、AKIBAホールディングス、夢テクノロジーが買われた。
03月29日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、堅調地合いで買い先行
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比27.89ポイント高の1072.32だった。
外部環境の不透明感から大型株で様子見ムードが強まり、マザーズ銘柄に個人投資家の資金が向かった。実質新年度相場入りで個人投資家の期待が高まった面もあるようだ。
値上がり銘柄数は202、値下がり銘柄数は29となった。
個別では、インタースペース、ティーケーピー、データホライゾン、クロス・マーケティンググループ、リアルコムなど7銘柄が昨年来高値を更新。ディー・ディー・エス、リネットジャパングループ、ブラス、カナミックネットワークが買われた。
一方、ピクスタ、ピーバンドットコム、ソレイジア・ファーマが昨年来安値を更新。ACCESS、フルッタフルッタ、海帆、ゼネラル・オイスター、オイシックスが売られた。
03月29日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[4829]日本エンタープライズ
[3071]ストリーム
[4763]クリーク・アンド・リバー社
[2438]アスカネット
03月29日 アフターランチ
「NAO」
日経平均130円、TOPIX14ポイント。
たかが130円ながらされど130円。
・・・続き
権利配当落ちの即日埋めの意味は結構大きい。
9月になかなか埋められなかったことが11月トランプ当選まで軟調を引きずったことが甦る。
市場で話題になっているのが「バスケット取引」の詳細が見えにくくなったこと。
21日から東証が立会外取引のデータ配信の方針が変わった。
従来は銘柄コード順に配信されていたのが約定順になった。
銘柄コード順であれば同時間にあった取引のうち、たとえば1301〜9984がバスケットとみなせた。
ところが約定順だと銘柄コードはバラバラ。
いちいち類推する手間がかかることこの上ない。
機関投資家や投信、証券会社などは確かにバスケットの手口を曝すことはイヤだろう。
例えば225連動インデックスで225銘柄を買う必要はない。
80銘柄〜100銘柄程度で連動性が保てるが、この連動性能は各社の腕の見せどころ。
これを曝したくない気持ちはわからないでもない。
手口がなくなり、バスケットが見えにくくなり、とかく市場は住みにくくなった。
もっとも何でもかんでも「個人情報」とか「機密情報」なのだから仕方がないのかも知れない。
企業はディスクロ、投資主体や業者はクローズ&シークレット。
何とも奇妙な構図だし、これはどう見てもグローバルスタンダードではなかろう。
それでも株主情報は公然と曝されている。
例えば東芝株を8.1%取得したとされるエフィシモ・キャピタル・マネジメント。
旧村上ファンド出身者が運営するシンガポール籍のファンドだ。
その保有銘柄の一部。
↓
第一生命(8750)、川船(9107)、リコー(7752)、ヤマダ電(9831)、日産車体(7222)、TOC(8841)、セゾン情報(9640)、JDL(6740)、鳥居薬(4551)、ニチイ学館(9792)など。
東証アローズでストボの実況。
日本サードパーティ(2488)の森社長がゲスト。
ロボットNAO君との会話があるかも知れない。
(櫻井)。
03月29日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価がやや下落幅を拡大
・・・続き
29日後場の日経平均株価は前日比3円74銭安の1万9199円13銭で寄り付いた。
日経平均株価はやや下落幅を拡大している。外国為替市場では、1ドル=111円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの展開となっている。
前日終値を挟んでの狭いレンジでの取引が続いている。
日経平均は一目均衡表の雲を上回っての推移となり、5日線と75日線とのレンジ相場が続いている。終値で配当落ち分を吸収する格好が望ましいが、まずは下値支持線レベルでの底堅さがみられることに注視。
ランチバスケットは180億円、差し引き10億円の買い越しとの観測。
03月29日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小反落、リスク回避ムード後退も持ち高調整の売り
29日午前の日経平均株価は小幅に反落した。
・・・続き
終値は5円52銭安い1万9197円35銭だった。
前日に米国株市場でNYダウが9日ぶりに反発をみせたことや、外国為替市場で1ドル=111円台に入る円安を受けて、リスク回避ムードの後退が意識された。
日経平均株価は、3月期末の配当権利落ち分(約130円)を考慮すると実質的には上昇になる。安値圏では個人投資家や国内機関投資家の押し目買いが入り、相場を下支えした。
ただ、欧米の政治など不透明感の強さから買いを手控えるムードが強く、前日に配当や株主優待の権利を確定した投資家の持ち高調整の売りが重荷となった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1081億円だった。売買高は9億4306万株。東証1部の値下がり銘柄数は1309と全体の65%を占めた。値上がりは600、変わらずは81だった。
個別では、武田や大東建など配当利回り狙いの買いが一巡した銘柄が下落した。三井住友FGやみずほFGも安い。JALも下げた。トヨタ自動車が軟調、ファストリが売られ、KDDIは安い。奥村組や大東建託が大幅安、ヤマダ電機も下値を探る展開。
一方、原子力発電所の再稼働が認められた関西電は大幅高。2018年2月期の連結経常利益が前期比14%増の1000億円になりそうだと発表したニトリHDが買われた。
18年2月期に営業最高益になると伝わった4℃ホールデは反発した。米原子力子会社が米連邦破産法11条の適用を申請することについて取締役会で事前承認したと伝わった東芝は上昇した。
ソニーが物色人気となり、ソフトバンクグループもしっかり。東京電力ホールディングス、関西電力など電力株の上昇が目立つ。
東証2部株価指数は、前日比1.50ポイント安の5951.76ポイントと反落した。値上がり銘柄数は175、値下がり銘柄数は254となった。
個別ではキタムラ、フルテック、グリーンズ、フレンドリーが昨年来安値を更新。平和紙業、福留ハム、中央魚類、関門海が売られた。
一方、ネポンがストップ高。テクノ菱和、クロスプラス、ヴィンクス、神島化学工業、ロンシール工業など16銘柄は昨年来高値を更新。ウインテスト、サイオステクノロジー、キーウェアソリューションズ、ケミプロ化成が買われた。
03月29日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落、国内機関投資家中心に利益を確定する動き
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比10円20銭安い3031円28銭だった。小型株の下落率が大型株に比べ相対的に大きく、「実質的な新年度入りに伴い、ジャスダック市場では国内機関投資家中心に利益を確定する動きが優勢だった」との指摘があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で369億円、売買高は4436万株。値上がり銘柄数は322、値下がり銘柄数は309となった。
個別では、クリップコーポレーション、ズームが昨年来安値を更新。ケアサービス、サンメッセ、朝日工業、鴨川グランドホテル、創健社が売られた。
一方、アズジェント、リバーエレテックが一時ストップ高と値を飛ばした。UTグループ、アルトナー、セリア、ANAPなど20銘柄は昨年来高値を更新。
シンデン・ハイテックス、No.1、フジタコーポレーション、夢テクノロジー、Nutsが買われた。
03月29日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、個人投資家の押し目買い
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比22.26ポイント高の1066.69だった。値上がり銘柄数は180、値下がり銘柄数は45となった。
個別ではティーケーピー、データホライゾン、クロス・マーケティンググループ、WASHハウスが昨年来高値を更新。ブラス、ディー・ディー・エス、テラプローブ、マイネットが買われた。
一方、ピクスタ、ピーバンドットコム、ソレイジア・ファーマが昨年来安値を更新。ゼネラル・オイスターフルッタフルッタ、MS−Japan、オウチーノ、シリコンスタジオが売られた。
03月29日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、14円安、米株高や円安で買い先行も外部環境の不透明感で様子見ムード
[10時概況]
29日10時現在の日経平均株価は前日比14円19銭安の1万9188円68選で推移。
・・・続き
トランプ米政権の政策や欧州の動向に不透明感が強く様子見ムードが広がっている。
朝方の買い一巡後は上値を追う動きはみられず、徐々に売りに押されている。
ただ、前日の米株高や為替の円高一服は投資家の安心感につながり、配当の権利落ち分(約130円)を考慮すると実質的には前日終値を100円近く上回る水準になっている。
一方、英国では欧州連合(EU)離脱手続き開始の通告が予定されており、国内外の政治リスクを警戒する向きも依然としてある。
外国為替市場で円相場はやや強含んだものの1ドル=111円台前半を維持している。下がった場面では、個人投資家などの押し目買いが入りやすく下げ幅は小幅にとどまっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も前日終値を下回る水準で推移している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6727億円、売買高は5億8640万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1344と全体の67%だった。値上がりは551、変わらずは94だった。
業種別では33業種中10業種が値上がり。1位は電気・ガスで、以下、海運、鉱業、石油・石炭と続く。値下がり上位には空運、建設、銀行が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は5.25円の押し下げで武田がトップ。以下、日ハムが3.99円、KDDIが3.65円、ファストリが3.42円、アステラスが3.23円と続いている。
プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を14.60円押し上げている。次いでファナック が8.94円、ソニーが3.12円、ダイキンが3.04円と続く。
個別では、武田やアステラスなど配当利回り狙いの買いが一巡した銘柄が安い。日ハムは下落している。日産自も売られている。前日に株主優待目的の買いが目立ったJALは下落。配当狙いで買われていた大東建やJTも下げている。
一方、ニトリHDに買いが続き、ソニーやダイキンは高い。原発の再稼働が容認された関西電は上昇している。東芝は高い。
東証2部株価指数は反落している。アトムとJトラストが下げ、シャープと朝日インテクが上げた。
225先物は野村・みずほ・ドイツ・パリバ・シティ・日興・GSが買い越し。
アムロ・UBS・SBI・ナティクス・クレディ・三菱・楽天が売り越し。
TOPIX先物は野村・みずほ・HSBC・バークレイズ・ナティクスが買い越し。
ドイツ・日興・三菱・クレディ・アムロが売り越し。
外資系等はパナ(6752)、GSユアサ(6674)、ヒューリックリート(3295)に注目。
テクニカル的には、日水(1332)、ショーボンド(1414)、日鉄鉱(1515)、PS三菱(1871)、きんでん(1944)、中部飼(2053)、アイケイケイ(2198)、不二家(2211)、アウトソ(2427)、WDB(2475)、インフォマート(2492)、キリン(2503)、DCM(3050)、MonotaRO(3064)、DVx(3079)、USMH(3222)、SUMCO(3436)、フェルト(3512)、大王紙(3880)、大阪ソーダ(4046)、パカライ(4095)、アイカ工(4206)、タキロン(4215)、リケンテク(4220)、EPS(4282)、NRI(4307)、有機薬(4531)、ツムラ(4540)、日医工(4541)、生化学(4548)、関ペ(4613)、日空調(4658)、ファルコ(4671)、ジャストシ(4686)、小林製薬(4967)、フコク(5185)、新日本電(5563)、デザインワン(6048)、日東工器(6151)、ダイキン(6367)、IDEC(6652)、京三(6742)、日光電(6849)、アドバンテスト(6857)、シスメックス(6869)、コーセル(6905)、イリソ(6908)、日電子(6951)、フタバ(7241)、コンドーテック(7438)、松田産(7456)、アドヴァン(7463)、シモジマ(7482)、ドウシシャ(7483)、シード(7743)、日本フラ(7820)、永大産(7822)、松風(7979)、グローブライ(7990)、ツカモト(8025)、紙パ商(8032)、東エレ(8035)、ヤマトイン(8127)、東陽テク(8151)、ソダニッカ(8158)、上新電(8173)、三谷産(8385)、大東銀(8563)、フジ住(8860)、リロ(8876)、イオンモ(8905)、JR西(9022)、日新(9066)、昭文社(9475)、沖縄電(9511)、イーレックス(9517)、西ガス(9536)、建設技研(9621)、常磐興(9675)、イオンディ(9787)、トラスコ中山(9830)が動兆。
03月29日 カタリストコメント
「配当落ち日新年度」
NY株式市場は3指数揃って上昇した。
背景は、コンファレンス・ボード3月消費者信頼感指数が約16年ぶりの高水準で着地したこと。
・・・続き
そして2月の貿易赤字が大幅に縮小。
1月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数が大幅な伸びとなったこと。
経済指標の好調が重なったことと解釈された。
しかし先週と今週で経済の状況に大きな変化があった訳ではなかろう。
先週来のNYダウ8日続落を主導していた理由はトランプ政権の政策遂行能力だった筈。
「トランプスランプ」という指摘もあった。
今更良好な経済指標という解釈はどこか変だろう。
前日までのNYダウの8日続落は2011年8月以来約5年半ぶりだった。
これは9日続落となると1978年以来のこととなるからココを避けた自立反発とした方がスッキリする。
もっともNYダウはトランプラリーで2700ドル上昇して520ドル程度の下落。
続落といってもそれほどの下落でなかったことも事実だ。
暴落指標とされるスキュ指数やヒンデンブルグオーメンの点灯などが持ち出されれば
一時的反発があってもおかしくはないとも言える。
個別で指数をけん引しているのは過去最高値を更新中のアップルだ。
第1四半期決算を発表した1月31日から株価は20%近く上昇した。
消費者信頼感指数は125.6と2月の116.1から上昇。
2000年12月以来の高水準を記録した。
雇用を巡り楽観的な見方が拡大し業況感の改善も寄与した。
トランプ大統領当選以来、減税や規制緩和など政策に対する期待から大幅に上昇してきている。
もっとも今回のCB消費者信頼感統計調査はオバマケア代替法案の撤回に追い込まれる前に実施された。
このことはあまり考慮されていない。
イエレンFRB議長の講演は内容的に不発で通過。
月曜の下落幅(276円安)を埋められなかったが火曜の日経平均株価は217円高と反発。
下落幅の78%を戻したことになる。
「結局19500円より上では売られるが19000円より下では買いが入る。
今年のパターンの反復」という格好だ。
「目先は下を試した後だけに上昇期待」という声も聞かれる。
東証1部市場の値上がり銘柄数は1804で全体の89.7%。
大発会の1851銘柄に次いで今年2番目の多さだった。
「配当の再投資分が約6000億円と過去最高。
例年配当付き最終日にこの買いが入ってきた」というのは月曜でも分かっていた筈。
でも市場は見えないフリだった。
興味深い市場の声は「91〜93日周期」説。
2015年9月安値→16年2月安値→16年6月安値が期間91日。
→16年1月までが93日だった。
この1月安値から93日目が月曜の安値(18932円)。
日柄は奇妙に一致している。
シカゴ225先物終値は大証日中比145円高の19185円。
大証先物終値は同150円高の19190円。
空売り比率は前日の41.1%→39.0%まで低下した。
日経VIも前日の19.75→17.892まで低下。
続伸期待の水曜日となる。
ただ受渡ベースでは4月入り。
権利配当落ち分は日経平均で約130円、TOPIXで約13.7ポイント。
これを即日埋められるかどうかが今日の課題だ。
覚えておきたい数字。
昨年比プラス基準は19114円
3月月足陽線基準19393円
3月SQ値19434円。
3月上昇→5月下落、3月下落→5月上昇(3月と5月は逆相関)。
25日移動平均19357円(マイナス0.80%かい離)
ボリンジャー:プラス1σ19545円、プラス2σ19732円
マイナス1σ191969円、マイナス2σ18982円
75日移動平均19247円(マイナス0.23%かい離)
200日移動平均17690円(プラス8.55%かい離)
一目均衡の雲の上限19103円
勝手雲の下限19335円、上限19506円、4月4日に黒くねじれ。
安部首相が平日に公邸泊から私邸泊に戻った。
3月23日に東京吉兆で経団連名誉会長と会食して以来のこと。
昨夜は銀座のステーキ「かわむら」で高村副総裁、二階幹事長、古谷選対委員長らと2時間あまり会食。
9時29分に私邸に戻った。
この顔ぶれは衆院選見送りの会合だったのかどうか。
予算も参院通過し余裕が出てきたということだろうか。
首相動向にしばらく夜の会合が登場しなかったので警戒感していたがようやく解けた印象。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
オンコリスバイオ(4588)・・・動兆
オンコリスバイオファーマに注目する。
同社は腫瘍溶解ウイルス技術での希少がん治療薬開が中核。
重症感染症の治療薬やがんマーカー開発も手掛けている。
がん診断用ウイルス製剤「テロメスキャン」に期待感。
予備的臨床試験結果を米サンフランシスコにおける胸部腫瘍学シンポジウムで発表。
また台湾のメディジェン社とテロメライシン(OBP301)の戦略的アライアンスに関する改訂契約を締結。
大阪大学との共同研究契約も締結。
(兜町カタリスト櫻井)
03月29日 為替市況コメント
【為替】良好な米経済指標やライアン下院議長発言でドルは111円台回復
・・・続き
[概況]
NY市場朝方にドルは当日安値110.190円まで下げたが、発表された1月ケースシラー住宅価格や3月コンファレンス・ボード3月消費者信頼感指数は共に予想を上回る良好な結果でドル売りは進まず、下落で始まったNY株式市場もライアン下院議長による税制改革に取り組むとコミット(確約)するとの発言にドルは買われ、NY市場中盤には再び110円台半ばを超えた。
其の後も株価の上昇と共にドル買いが進んで終盤には111円台に乗せ、最後も前日比+55銭高の111.200円と111円台を維持して引けた。
下院議長発言でトランプ政権の目玉政策に対する期待が復活しドルは買われたが、未だ下値を確認したと言うのは早いのではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月29日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ヴィンクス<3784>
レジ係ロボ用ソフトを開発
■三菱ケミHD<4188>
AIで化学品商品開発を開始
■鈴茂器工<6405.T>
飲食向けロボの機能拡充
■サン電子<6736>
AR活用業務支援で安川電<6506>と提携
■ケーヒン<7251>
HV用電子制御部品の生産倍増
■日ユニシス<8056>
大日印<7912.T>がITで教育を支援
■NTTドコモ<9437>
医療ITベンチャー2社に出資
03月29日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月29日号
03月29日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
29日の東京株式市場は、米国株高・円高を好感して終日しっかりの地合いが続くと予想する
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9000円-1万9300円を想定する。
実質新年度相場入りで相場つきに変化が見られるかどうかが注目される
市場推計で132円程度とみられる3月期末の配当落ち分を、即日で埋めることができるか、
即日で埋めることができれば、相場の底堅さを確認することとなり、先行き上昇への期待感が高まる可能性もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と円安に振れ引き続き、対ドルでの円高の動きが弱まり、輸出関連株には買い戻す動きみられそうだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所終値比145円高の1万9185円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1960万株、買い1380万株で、差し引き580万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、銀行、小売、電気機器、電力ガス、建設、輸送用機器、化学、鉄鋼、サービス、陸運など。買いセクターに、電気機器、医薬品、その他金融、機械、繊維など。
【好材銘柄】
■イーブックイニシアティブジャパン <3658>
ヤフー <4689> が運営する電子書籍ストア「Yahoo!ブックストア」の運営業務を受託。
■日本コロムビア <6791>
親会社のフェイス <4295> が株式交換によって完全子会社化する。8月1日付で同社株1株に対し、フェイス株0.59株を割り当てる。
■関西電力 <9503>
大阪高等裁判所が高浜原子力発電所3、4号機の再稼働禁止の仮処分を取り消す決定を下した。非開示だった今期経常は23%減益、未定だった配当は5期ぶり25円で復配。
■ハピネス・アンド・ディ <3174>
上期経常は80%増益・通期計画を超過。発行済み株式数の1.57%にあたる4万株(金額で4000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月29日から5月31日まで。うち2万2000株を29日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で買い付ける(買い付け価格は28日終値の902円)。
【主な経済指標・スケジュール】
29(水)
【国内】
2月商業販売統計(8:50)
【海外】
米2月中古住宅販売仮契約(23:00)
米7年国債入札
英国が欧州連合(EU)に離脱を通知
《米決算発表》
ペイチェックス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月28日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ9日ぶり反発 150ドル高、原油高や堅調な経済指標を好感
・・・続き
28日のNYダウ工業株30種平均は9営業日ぶりに反発した。
終値は前日比150ドル52セント高の2万0701ドル50セントだった。
朝方はトランプ政権への懸念が根強く、小動き。原油相場の上昇や、2月卸売在庫、3月消費者信頼感指数が予想を上振れたことが好感され、堅調推移となった。連日の株価下落で買い戻しも広がった。
米調査会社コンファレンス・ボードが28日発表した3月の米消費者信頼感指数は125.6と市場予想(113.8)を上回り、2000年12月以来、16年3カ月ぶりの水準まで上昇した。米景気への期待を高め、株式の買い安心感につながった。
また、今秋にも投入が予想されるスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新モデルへの期待から、多くの証券アナリストが強気の見方を示しているアップルは上場来高値を更新。ダウ平均を構成する30銘柄で上昇率トップとなり、相場上昇をけん引した。
米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長は28日の米CNBC番組で「今年は残り2回の追加利上げが適切にみえる」と語った。米長期金利の低下が一服し、金利上昇が業績の追い風となりやすいゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株に買いが広がったことも相場を押し上げた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比34.766ポイント高の5875.140で終えた。アップルのほか、フェイスブックやアマゾン・ドット・コムなど時価総額の大きい主力株が指数を押し上げた。
セクター別では医薬品・バイオテクノロジーを除いて全面高となり、自動車・自動車部品や運輸の上昇が目立った。
ネット小売のアマゾン(AMZN)は、中東の電子商取引会社スークと買収合意し、買われた。
中東の同業スークの買収を発表し、高成長が見込める中東での事業拡大を期待した買いが入った。
米国内での投資拡大を発表したフォード、中国のネット企業が大株主となった電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)が上昇。
一方で、スパイス・調味料のマコーミックが安い。発表した16年12月〜17年2月期決算で売上高が市場予想に届かず、嫌気した売りが優勢だった。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,701.50+150.52
S&P500種
2,358.57+16.98
ナスダック
5,875.140+34.766
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は急反発。6月物終値は前日比205円高の1万9185円だった。大阪取引所の終値に対しては145円上回った。朝方発表された3月の米消費者信頼感指数が16年ぶりの高水準になったのを受けて米株式相場が急反発し、日経平均先物もつれ高となった。この日の6月物高値は1万9215円、安値は1万8935円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19185 ( +145 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19255 ( +215 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7343.42(+49.92)
FTSE100種総合株価指数は3日ぶり反発。前日終値に比べ49.92ポイント高の7343.42で引けた。構成銘柄の約6割が上昇した。午前は前日終値を挟んでもみ合った。午後に入り、前日下落した資源株が買い戻され、相場全体を押し上げた。建設資材のウォルセリーの大幅上昇も指数の上げに貢献した。
半面、ディフェンシブ銘柄とされる医薬品株、たばこ株、公益事業株が軟調だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12149.42(+153.35)
ドイツ株式指数(DAX)は大幅反発。終値は前日比153.35ポイント(1.28%)高の12149.42と、17日に付けた年初来高値を更新した。午後に入り米国の株高が波及し、買いが広がった。2銘柄を除き、全銘柄が上昇した。
銀行株が大幅高となった。コメルツ銀行とドイツ銀行が3%前後、上げた。一方、電力のRWEと不動産のボノビアが下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5046.20(+28.77)
03月28日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
28日の日経平均は、217円高の大幅反発、1日で1万9000円の大台を回復した。
・・・続き
3月決算銘柄の配当権利取りの買いや円高一服による買い安心感からほぼ全面高の展開に。昨日に急落した反動という面もあるが、今回もボックス下限(1万9000円前後)から反発に転じたことで市場の先安観はとりあえず後退している。
明日(29日)、実質新年度相場入りで相場つきに変化が見られるかどうかが注目される。
国内は材料が乏しく、8連敗中のNY株式の動向次第か。
足元で強まるトランプ政権の政策不透明感を払しょくできるような大幅高となった場合は、直近大きく売られた金融や市況関連が買い戻される展開、弱い動きが続いた場合や反発しても戻りが鈍い場合には、内需銘柄が物色される展開を予想する。
相場が崩れなかったという点では、中小型株にとっては良好な地合いが続くと考える。
また、3月期末の配当落ち分(市場推計132円程度)を埋められるかどうかが注目される。
即日埋めとなれば、底堅さが改めて意識され、先高期待の温存につながる。
03月28日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は仲値公示にかけて110.840円まで上昇したが、その後は上値重い。
・・・続き
[概況]
28日、東京外国為替市場の米ドル円は仲値公示にかけて、一時110.840円まで上昇したが、その後は上値が重い展開となった。医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の撤回を受け、米国に対する先行きの不透明感が増したことなどから、米ドル円は上値が重い。
この後、2月米卸売在庫【速報】(予想:前月比0.2% 前回:前月比-0.2%)など米経済指標発表のほか、イエレン米FRB議長をはじめ、複数の米金融当局者の講演が予定されている。ただし、オバマケア代替法案の撤回で揺らいだトランプ米政権の政策期待が回復しないことには米ドル円は上値が重そうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月28日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=217円高、円高一服で配当再投資の買い
【大引け概況】
日経平均株価は反発した。前日比217円28銭高の1万9202円87銭で終えた。
・・・続き
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時間:1分32秒 容量:12.39M
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前日の米国株市場ではNYダウが約5年8カ月ぶりとなる8日続落と上昇トレンドに変調をきたしているが、一方でナスダック指数はしっかりした動きを維持した。
外国為替市場では1ドル=110円台後半の推移と円高が一服、これが全般買い戻しを誘発した。
きょうは3月期決算銘柄の配当権利付き最終売買日にあたり、国内外の機関投資家が配当再投資目的の買いを株価指数先物に入れて現物株相場を押し上げた。大引けにかけて商いが膨らみ、売買代金は前日に比べ4000億円近く多い2兆4150億円となった。裁定取引に絡んだ買いも加わり全面高となり、東証1部の値上がり銘柄数は1804と1月4日以来、ことし2番目の多さだった。
個人投資家からは権利取り狙いの買いが入った。短期筋による自律反発狙いの買いが集まったことも相場を下支えした。大引けにかけては売買が盛り上がったものの、「終日を通してみれば小口の買いが目立った」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比187.12ポイント高の1万3815.79だった。東証株価指数(TOPIX)は反発した。20.44ポイント高の1544.83で終え、きょうの高値で引けた。
東証1部の売買高は19億13万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は153、変わらずは54銘柄だった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクがしっかり、トヨタ自動車も反発に転じている。SUMCO、東京エレクトロン、信越化学工業など半導体関連が買われたほか、キーエンス、日電産やSMCも上昇した。富士通、旭化成、日立や三菱ケミHDも買われた。沢藤電機は5日連続ストップ高で買い物を残し、日本精線、新日本電工、日本アジア投資も物色人気となった。
半面、一方、任天堂が冴えず、すかいらーくは大きく売られた。住友鉱が下げ、ファストリも売られた。KLabも安い。日本エアーテックも急反落となった。JR九州が値を下げ、ライトオンは大幅安となった。MUTOHホールディングス、星光PMCなども安い。
東証2部株価指数は、前日比64.57ポイント高の5953.26ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は234、値下がり銘柄数は203となった。
個別では、TTK、テクノ菱和、ソルコム、増田製粉所、ブルドックソースなど23銘柄が昨年来高値を更新。倉庫精練、石井表記、グローバルダイニング、シード、ウェルス・マネジメントが買われた。
一方、フルテック、グリーンズが昨年来安値を更新。インタートレード、北日本紡績、森尾電機、篠崎屋、テクノアソシエが売られた。
03月28日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、個人投資家を中心に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比6円42銭高い3041円48銭だった。日経平均株価が節目の1万9000円台を回復し、買い手控えムードが後退。
個人投資家を中心に買いが集まった。28日上場の新規株式公開(IPO)2銘柄が買い気配から始まって順調な滑り出しとなったのも投資家心理を上向きにした。
ジャスダック市場の売買代金は概算で533億円、売買高は6340万株だった。値上がり銘柄数は361、値下がり銘柄数は272となった。
建設コンサルティングのFCHDや、オンラインゲームのアエリアが上昇した。半面、セリアは下落した。
個別ではANAP、FCホールディングス、寺崎電気産業がストップ高。ケアサービス、アイビー化粧品は一時ストップ高と値を飛ばした。オーテック、アルトナー、成学社、滝沢ハムなど26銘柄は昨年来高値を更新。アエリア、アイケイ、システム情報、ダイケン、新日本建物が買われた。
一方、ほぼ日が昨年来安値を更新。元旦ビューティ工業、セルシード、OSGコーポレーション、キャピタル・アセット・プランニング、安江工務店が売られた。
きょうジャスダック市場に新規上場したズームは公開価格を50%上回る2278円で初値を付けた。終値は初値に比べ17%安い1885円だった。同様にジャスダックに上場したNo.1は公開価格の2.2倍となる3460円で初値を付け、終値は初値に比べ7%安い3220円だった。
03月28日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、TKPが一時S高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比13.74ポイント高い1044.43だった。
日経平均の上昇が支援材料となり、前日の下落に対する反発狙いの買いが優勢となった。個別材料株に短期の値幅取り狙いの物色が向かったほか、足元で調整が続いていた銘柄や出遅れ感の強い銘柄にも買いが入ったようだ。
値上がり銘柄数は113、値下がり銘柄数は109となった。
個別では、貸会議室のTKP一時ストップ高と値を飛ばした。ブラス、アスカネット、クロス・マーケティンググループ、うるる、ACCESSは昨年来高値を更新。クラウドワークス、サンバイオ、ITbook、イード、地盤ネットホールディングスが買われた。
一方、ピクスタ、ロコンド、ピーバンドットコム、シャノン、オロなど7銘柄が昨年来安値を更新。力の源ホールディングス、ファンデリー、レントラックス、インターネットインフィニティ、アカツキが売られた。
03月28日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を6銘柄更新しました。
[1433]ベステラ
[2925]ピックルスコーポレーション
[8095]イワキ
[7587]PALTEK
[7172]ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)
[2492]インフォマート
03月28日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺での小動き
・・・続き
28日後場の日経平均株価は前日比211円60銭高の1万19197円19銭で寄り付いた。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、19.29ポイント高の1543.68で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円50戦台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な展開となっている。
3月期末決算企業の権利取り最終日となることもあり、配当志向の物色のほか、大引けでは配当再投資に伴う買い需要が意識されるだろう。
日経平均は、狭いレンジでの推移であるが、5日線を突破し、75日線との攻防をみせている。一目均衡表では雲上限を突破し、転換線、基準線との攻防といったところ。
実質新年度相場入りとなっても、国内外の政治リスクへの警戒は根強く、物色は個人の良好な需給状況が支える中小型株に向かいやすいだろう。
ランチバスケットは330億円、差し引き10億円の買い越しとの観測。
03月28日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発、円高一服などを好感、個人が配当取り狙い
28日午前の日経平均株価は反発した。
・・・続き
前日比203円80銭高の1万9189円39銭で前場を終えた。
前場は、外国為替市場で円高が一服したことなどを受けリスクオフの巻き戻しで高くなった。前日の米国株市場ではNYダウが8日続落となったものの、寄り後は戻り足となっていたことで、売り方の買い戻しを誘発した。
日経平均が前日に大幅安となったこともあって、自律反発を狙った買いが集まった。
きょうは3月期決算期末の配当の権利付き最終売買日で、「個人投資家を中心に権利取り狙いの買いが入っていた」との声が聞かれた。
海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家による買い戻しも目立ったという。ただ、いずれも注文は小口といい、売買は盛り上がりを欠いた。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆387億円、売買高は8億6512万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1737と、全体の86.4%を占めた。値下がりは201、変わらずは72銘柄だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
個別では、ソフトバンクグループ、トヨタ自動車がしっかり。SUMCO、東京エレクトロンなど半導体関連の上昇が目立つ。原油価格の上昇を受けて国際石開帝石やJXが上昇した。パナソニックや中部電が高く、日立や第一生命HDが買われた。
一方、任天堂が安い。コマツやファストリの下げも目立った。東芝も売られた。
すかいらーくは急落した。KLabが安く、MUTOHホールディングス、星光PMCなども値を下げた。
東証2部指数は前日比56.91ポイント高の5945.60ポイントと反発。値上がり銘柄数は227、値下がり銘柄数は184となった。
個別ではTTK、テクノ菱和、ソルコム、増田製粉所、ブルドックソースなど17銘柄が昨年来高値を更新。倉庫精練、石井表記、アドテック プラズマ テクノロジー、シード、ウェルス・マネジメントが買われた。
一方、フルテック、グリーンズが昨年来安値を更新。森尾電機、ケミプロ化成<4960>、浅香工業、ミロク売られた。
03月28日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、個人投資家を中心に中小型株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比6円49銭高い3041円55銭となった。個人投資家を中心に中小型株に買いが入った。東証1部の主力株が上昇し、投資家心理が上向いたのも追い風となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で2719億円、売買高は3118万株。
値上がり銘柄数は353、値下がり銘柄数は236となった。
個別では、ANAP、寺崎電気産業がストップ高。ケアサービス、アイビー化粧品は一時ストップ高と値を飛ばした。オーテック、アルトナー、成学社、滝沢ハムなど21銘柄は昨年来高値を更新。システム情報、アエリア、アルバイトタイムス、夢の街創造委員会が買われた。
一方、ほぼ日が昨年来安値を更新。元旦ビューティ工業、ウイルプラスホールディングス、セルシード、システム・ロケーションが売られた。
きょうジャスダック市場に新規上場したズーム(6694)は10時31分に公開価格(1520円)を50%上回る2278円で初値を付けた。前引けは初値に比べ242円(10.6%)安の2036円だった。
03月28日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、個人投資家を中心に中小型株に買い
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比10.69ポイント高い1041.38だった。
値上がり銘柄数は141、値下がり銘柄数は83となった。
個別では、デジタル画像処理のアスカネット、ブラス、クロス・マーケティンググループ、うるる、ACCESSが昨年来高値を更新。イード、ITbook、クラウドワークス、ジーエヌアイグループが買われた。
一方、前日に上場したTKP、ピクスタ、ロコンド、ピーバンドットコム、シャノンなど6銘柄が昨年来安値を更新。ジャパンエレベーターサービスホールディングス、力の源ホールディングス、ファンデリー、レントラックスが売られた。
03月28日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、自律反発 配当取り目的で個人の小口買い続く
[10時概況]
28日10時現在の日経平均株価は前日比188円32銭高の1万9173円91銭で推移。
・・・続き
前日の大幅な下げに対する自律反発の展開になっている。
外国為替市場で円高が一服し、買い安心感が広がった。石油石炭製品など比較的、配当利回りの高い業種に個人投資家の買いが入っている。
「3月決算期末を前に配当権利取り狙いの個人の買いが集まっている。海外ヘッジファンドによる買い戻しも目立つ」と市場関係者の話。
ただ、いずれも小口で、売買が大きく膨らむ状況ではないという。日米の政治が不透明なことから戻り待ちの売りも多く、10時以降は徐々に上値の重さも目立ってきた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を広げた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6360億円、売買高は5億4881万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1724と、全体の85.8%を占めた。値下がりは198、変わらずは86銘柄だった。
業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は鉱業で、以下、石油・石炭、ガラス・土石、パルプ・紙、金属製品、化学と続いている。
日経平均プラス寄与度トップはファナックで、日経平均を8.55円押し上げている。次いで東エレクが8.55円、京セラが8.44円、ソフトバンクが6.84円と続く。
マイナス寄与度は1.14円の押し下げでファストリがトップ。以下、日ハムが0.38円、コマツ が0.38円、ニチレイが0.3円と続いている。
個別では、パナソニックやSMCが上げ幅拡大。国際石開帝石や東ガスも一段高となった。三菱ケミHDやハウスが高く、マツダや三菱重も買われた。
一方、任天堂が引き続き安く、コマツが下げ幅を広げた。ファストリも売られた。
東証2部株価指数は反発した。シャープとJトラストが上げ、ベネ・ワンと日本KFCが下げた。
本日は2銘柄が上場し、No.1(ナンバーワン)も買い気配。
情報セキュリティ機器の販売や保守サービスなどを行い、仕入れ販売にとどまらず自社開発製品も手がける。
公開価格は1570円。買い気配をセリ上げる好スタートとなり、10時を過ぎては公開価格を30%上回る2044円で買い気配となり、まだ初値はついていない。
公開価格でのPERは7.3倍になり、たとえば大塚商会(4768)のPER20倍前後、エフティグループ(2763)のPER11倍前後などが参考にされている。
もう1銘柄新規上場となったズーム(6694)は音楽用電子機器の開発・販売などを行い、ハンディレコーダーやオーディオインターフェースなど、連結売上高の8割強を海外が占める。
公開価格は1520円。10時を過ぎても買い気配を上げて上値を追い、10時30分にかけては公開価格を46.6%上回る2228円の買い気配。まだ初値はついていない。
公開価格でのPERは13.7倍になり、ヤマハ(7951)のPER14倍台、河合楽器製作所(7952)のPER13倍前後、ヒビノ(2469)のPER15倍台などが参考にされている。
225先物はアムロ・クレディ・HSBC・ソジェン・IB・ドイツが買い越し。
大和・野村・三菱・モルスタ・SBI・ナティクスが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・ドイツ・シティ・GS・メリルが買い越し。
三菱・UBS・日興・バークレイズ・JP・野村が売り越し。
テクニカル的には、大成建(1801)、トラスト・テック(2154)、システナ(2317)、三交(3232)、扶桑化学(4368)、東京個別(4745)、酒井重(6358)、GMB(7214)、トランザク(7818)が動兆。
03月28日 カタリストコメント
「スティグリッツ教授」
NYダウは8日続落。
2月14日以来ほぼ1カ月半ぶりの安値となった。
・・・続き
8日続落は2011年7月22日から8月2日までの8日続落以来。
5年8カ月ぶり。
もっとも朝方の下落幅は180ドル超。
トランプ米大統領の議会運営力への警戒感が台頭した。
その後「金融などの規制緩和は議会を通す必要はなく、景気押し上げ効果への期待は残る」という楽観的な見方もあり
下落幅を縮小した格好。
NASDAQ指数は続伸、S&P500指数は小幅続落。
化学のデュポン、半導体のインテル、製薬のファイザーが上昇。
シェブロン、ゴールドマン、通信のベライゾン、GE、アメリカン・エキスプレスが下落。
ゴールドマン・サックスのレポート。
「議会の焦点は予算問題などに移ろう。
財政改革着手前に、18年度予算決議を成立させなければならない。
税制法案が来年可決の見通し。
審議開始の時期は6月以降になると予想。
法人税引き下げと個人税の小幅減税を含む法案に対して議会共和党の幅広い支持を得られるだろう」。
10年物国債利回りは2.38%まで下落(価格は上昇)。
6月の利上げ確率は前日の53.9%→48.5%へ低下。
週明けの日経平均株価は3日ぶりの反落。
NY株式夜間取引の大幅安を横目て見ながらの展開だった。
ドル建て日経平均は金曜が173.31と昨年来高値を更新しており機関投資家の利食い売りがあっても不自然ではなかった。
「最後の大バーゲンでも高配当銘柄や優待に手厚い銘柄などを物色するような動きはあまり見られない」という声が聞かれた。
東京個別の上昇は「指数ではなく個別の個」の象徴のように思える。
シカゴ225先物終値は大証日中比170円高の18980円。
権利配当落ち130円程度を加味すれば現物指数で19110円レベルで19000円台回復となっている。
25日線からマイナス1.9%かい離は中途半端な水準ながらさすがにスピード違反的だったということかも知れない。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲9.653%(前日▲11.199%)。
買い方は▲5.867%(前日▲4.791%)と接近。
空売り比率は41.1%とまた40%台までの上昇した(前日35.7%)。
22日の下落で40%台になり23日には30%台に低下。
このリズム感は残っていよう。
3月14日に開催された経済財政諮問会議。
出席したのは米コロンビア大学のジョセフ・E・スティグリッツ教授。
17日付日経朝刊の大機小機では「米国の寅さんの対日提言」として紹介された。
「政府(日銀)が保有する政府債務を無効にする」。
これは日銀の資産と政府の債務を相殺するという思考法だ。
もうひとつは「債務を永久債、あるいは長期債に組み替える」。
そして「政府債務を低下させるために消費税を上げることは(景気下押しで)逆効果」のくだり。
結構な辛口提言だ。
14日の会議に提出されたのは「持続可能で共有された繁栄への移行」。
「仮訳」とは言えわかりにくい日本語である。
興味深い論は「アメリカなしの新しい世界秩序」。
↓
アメリカは、自身が創出を助けた世界秩序から後退した。
速やかな転換は期待しないように。
良いニュースは、国際機関は自身の任務を続行する十分な力があること。
日本にとっての良いニュースは、政権はメキシコと中国に焦点をあてていること。
世界は、日本のリーダーシップを必要としている。これは好機かもしれない。
日本は、民主主義国の中で世界第二位の経済を有する。
米国通商代表部が特定の利益に支配されている中で
アメリカなしのより良い貿易協定を結ぶ余地があるかもしれない。
環境や労働者の権利、人権に関する貿易協定を進めることができる。
非民主主義的な投資協定や、薬価を上昇させ、ジェネリックへのアクセスを阻害する医薬品に関する条項は除くべき。
結論は「重要なメッセージ」とされている。
↓
日本を含む先進国経済はあまり良い状況ではない。
生活水準向上に必要な生産性の上昇率は低い。
これまでの成長の成果は相対的に少数の人々にしか届いていない。
技術進歩、改革、グローバリゼーションは期待されていた程の利益をもたらさなかった。
これらの問題に取り組まなければ、深刻な政治的結果が現れてくるだろう。
そして「先進国全般には代替的な政策がある」
↓
代替的な政策は、持続可能で共有された繁栄を確かなものにするだろう−成長率を高め、全ての者が恩恵を受ける。
これらには政府の重要な役割が含まれる。
市場における所得の平等を高める政策
市場経済ルールの書き換え
再分配面でのより積極的役割
経済を近代的なサービス部門を中心とする経済へ再構築する政策
その価値が社会的に決定されているサービス(教育、健康、介護)を供給するため、より高い賃金を支払うことを含む。
学習社会の創造、イノベーションの促進
イノベーションが、より重要な社会的ニーズのために行われることを保証する。
最後は「日本にとって、今こそが機会とチャレンジの時」
↓
これらの政策の殆どは、日本の状況に適用することができる。
日本には多くのアドバンテージがある。
産業政策の長い経験、失業率と不平等は低水準
しかし、同時に、労働力人口の減少や、高齢者の不平等の拡大という特別なチャレンジにも直面している。
金融政策は限界に到達しており、日本は成長に悪影響を及ぼすことなく必要な税収を得るため、炭素税を導入する必要がある。
最も重要なのは構造政策?イノベーションにおけるリーダーシップを日本が取り戻すために必要な政策を含む。
世界第二位の民主主義国家として、世界は、来る数年間の日本のリーダーシップを特に必要とするだろう。
そのほかに目を引いた部分。
★「金融政策は、ほぼ限界に達している」。
日本の金融政策はよく設計されているが、経済を刺激できるような、更なる余地は大きくはない。
金利引下げ(マイナス金利)は大きな効果は持たないだろう。
★「世界的にタックスヘイブンや税の競争を抑制するためにもっとやるべきことがある」。
↓
移転価格に基づく多国籍企業税制システムを変える必要があるだろう。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アイケイ(2722)・・・動兆
アイケイに注目する。
同社はカタログ通販を中核にしたメーカーベンダー。
生協向けやテレビ通販が強い。
プライムダイレクト、韓国化粧品店も併営。
化粧品・腹筋トレーニング機器が堅調。
ビジネス版LINEに期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
03月28日 為替市況コメント
【為替】株安によるリスク回避の円買いは継続もドルは110円台を維持
・・・続き
[概況]
NY市場朝方にドルは当日安値110.095円まで下げたが大台は割れず、NY株式市場が下落で始まったあと下げ幅を縮小すると共にドルも値を戻して、NY市場序盤過ぎには110円台半ばを回復した。
其の後は110円半ばを挟んだ揉み合いとなり、最後は前週末比-54銭の110.650円で引け、他の主要通貨も下げたが、ユーロ(+17.5銭)やポンド(+9銭)は対ドルでの上昇から対円でも買われ、小幅高で引けた。
ドルは下値を探る展開が続いており、目先は110円を維持出来るかどうかではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月28日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■富士フイルム<4901>
環境報告システムを刷新
■富通ゼネ<6755>
タイ工場のエアコン生産増強
■京セラ<6971>
半導体製造装置向けセラミック部品増産
■IHI<7013>
戦闘機向けエンジンの専用工場稼働
■トランスコスモ<9715>
広告・チャット・EC融合サービス販売
■ミロク情報<9928>
経費精算効率化のクラウドサービス提供
03月28日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月28日号
03月28日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
28日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそう。
・・・続き
様子見姿勢の強い地合いも続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万8900円-1万9200円を想定する。
NYダウは8日続落と重いムードは続くが、為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ばで推移。対ドルでの円高の動きが一服したことから、輸出関連銘柄に見直しの動きがみられそうだ。
ただ、相場全体を動かす材料に乏しいことから、上値は限定的となる可能性もある。一方、きょう28日は17年3月期決算の権利付最終売買日となることから、配当や株主優待の権利を確保する動きもみられそうだ。
日経平均は節目の1万9000円より上は維持しつつ、上は5日線(1万9166円)や一目均衡表の雲上限(1万9141円)が控える1万9150円どこが抵抗になると予想する。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所終値比170円高の1万8980円だった
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1350万株、買い1530万株で、差し引き180万株の買い越し。買い越しは6営業日ぶり。金額は売り越し。
売りセクターに、その他製品、商社、電機、食品、銀行、自動車など。買いセクターに、自動車、電機、化学、サービス、薬品、機械など。
【好材料銘柄】
■倉庫精練 <3578>
丸井織物がTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化を目指す。TOB価格は1株148円で27日終値を19.4%上回る水準。買い付け期間は3月28日から4月24日まで。
■オーテック <1736>
今期配当を18円増額修正。
【主な経済指標・スケジュール】
28(火)
【国内】
働き方改革実現会議が実行計画を決定
配当・優待権利付き最終売買日
《決算発表》
ハニーズHLD、ライトオン、ヒマラヤ、アークランド、ニトリHD
【海外】
イエレンFRB議長講演
米1月S&Pコアロジックケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米3月CB消費者信頼感指数(23:00)
米3月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
米5年国債入札
《米決算発表》
ダーデン・レストランツ
休場:インドネシア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月27日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ45ドル安で8日続落 1カ月半ぶり安値 トランプ政権への懸念
・・・続き
27日のNYダウ工業株30種平均は8日続落した。前週末比45ドル74セント安の2万0550ドル98セントと、2月14日以来ほぼ1カ月半ぶりの安値で終えた。8日続落は2011年7月下旬から8月初旬にかけて8日続落して以来、ほぼ5年8カ月ぶり。トランプ米大統領による政策運営の不透明感が警戒され、運用リスクを避ける動きが広がった。
ダウ平均は朝方に一時180ドル超下げた。前週末に医療保険制度改革(オバマケア)の代替法案を巡り、共和党の保守強硬派の賛同が得られず下院の採決が見送られた。議論をまとめられなかったトランプ米大統領の指導力に疑問符が付き、税制改革など経済政策の審議も難航するとの見方が強まった。
経済政策が頓挫すれば米景気や企業業績の逆風となりかねないとの見方から、買い持ち高を整理する目的の売りが出た。政策期待で買われてきたゴールドマン・サックスなど金融株、建設機械のキャタピラーなど資本財株に売りが膨らんだ。米原油先物相場の下落を受けてシェブロンなど石油株が下落し、相場の重荷になった面もあった。
ただ、朝安後は下げ幅を縮めた。「米政権が公約にする金融などの規制緩和は議会を通す必要はなく、景気押し上げ効果への期待は残る」(ダウ・ブルのマーク・ペイドー氏)との指摘があった。来月から本格化する米主要企業による1〜3月期の決算発表への期待も相場を支えた。
ナスダック総合株価指数は続伸した。前週末比11.636ポイント(0.2%)高の5840.374で終了した。
業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち「エネルギー」「金融」「資本財・サービス」など7業種が下落。「ヘルスケア」「素材」「IT(情報技術)」は上昇した。
個別銘柄では通信のベライゾン・コミュニケーションズ、ゼネラル・エレクトリック、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが下落した。事業売却を発表した包装材大手のシールドエアーは、収益力低下を懸念した売りに押された。
一方、化学のデュポンが上昇。欧州連合(EU)の欧州委員会が経営統合計画を条件付きで承認したことを好感した買いが入った。半導体のインテルや製薬のファイザーも上げた。金融大手が投資判断を最上位の「買い」で始めたと伝わった写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップも高い。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,550.98−45.74
S&P500種
2,341.59−2.39
ナスダック
5,840.374+11.636
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。6月物終値は前週末比115円安の1万8980円で引けた。大阪取引所の終値に対しては170円上回った。円高や米ダウ工業株30種平均の続落を嫌気した。先週末にオバマケア(医療保険制度改革)の代替法案の米下院採決が見送られ、トランプ米大統領の政策実行力に懐疑的な見方が強まった。この日の6月物安値は1万8735円、高値は1万9070円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18980 ( +170 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19055 ( +245 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7293.50(-43.32)
FTSE100種総合株価指数は続落。前週末終値に比べ43.32ポイント安の7293.50で引けた。鉱業関連株の下げが指数を押し下げるなか、構成銘柄の約6割が下落した。
銅価格の下落を受けて、鉱業関連株は大幅安。アントファガスタと資源商社のグレンコアの下げが大きくなった。石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルも下がった。
半面、テイラー・ウィンピーなど住宅建設株は買われた。金価格の上昇で、関連のフレスニージョとランドゴールド・リソーシズも高くなった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11996.07(-68.20)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前週末比68.20ポイント安の11996.07だった。トランプ米政権による政策運営に懐疑的見方が広がり、欧州各国株式相場が下落した。ただ、引けにかけて各国相場とも下げ渋った。
アナリストが株価目標を引き下げた電力のRWEの下げが大きくなった。鉄鋼のティッセン・クルップとITのSAPの下げも目立った。一方で、日用品のバイヤースドルフとミュンヘン再保険、通信のドイツテレコムは買われた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5017.43(-3.47)
03月27日 マーケットコメント
03月27日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、110円を維持できるか。
・・・続き
[概況]
27日の東京外国市場は、米ドル円の売り圧力が強まり、あわや110.00円割れの水準まで下落した。先週末に、オバマケアの代替法案が撤回されたことによるリスク回避の姿勢が、週を開けても尾を引いているようだ。
米ドル円の値動きを見ていくと、序盤から売り圧力が強く早々に先週末の安値を更新。その後、一服する場面もあったが欧州時間に入ると再び売りが優勢となり、本日の安値110.100円を記録した。
この後は、目立った経済指標がないためテクニカル主導の展開が予想される。
米ドル円に関しては、なんといっても心理的な節目である110.00円を維持できるかがポイントだ。仮に同水準を下回れば、次は200日移動平均線(108.20円近辺)が視野入り、水準を一層切り下げる可能性が高くなるため注意したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
週明けの日経平均は3日ぶりに大幅反落。
・・・続き
日銀のETF買い観測で1万9000円を大きく下回ることはなかったが、米国の政策不透明感から買い方が慎重とならざるを得ない状況が目先は続きそうだ
明日(28日)の東京株式市場は、きょうの日経平均株価大幅反落の後遺症に加え、外国為替市場での円高・ドル安進行懸念が持続することから、買い手控え姿勢の強いなか軟調な推移となりそうだ。
3月期決算銘柄の権利付き最終日で、配当取りの動きや配当再投資の先物買いが想定されるが、日経平均株価が心理的なフシ目である1万9000円を割り込んだことで、投資家心理がさらに弱気に傾く可能性がある。
今週は年度が変わるタイミングとなるが、その中で売買代金に変化が出るかどうかが注目される。
チャートでは、週間形状では13週線を割り込んでおり、目先は26週線を支持線として試しに行く可能性がある。また、週足のパラボリックは陰転シグナルを発生させている。
19262.53 ★日経平均株価24日終値
19226.86 75日移動平均線
19225.59 均衡表転換線(週足)
19197.12 ボリンジャー:-1σ(25日)
19134.70 ボリンジャー:-1σ(13週)
19123.63 均衡表雲上限(日足)
19024.88 ボリンジャー:-2σ(25日)
18951.36 ボリンジャー:-2σ(13週)
18921.40 均衡表雲下限(日足)
18852.64 ボリンジャー:-3σ(25日)
18768.03 ボリンジャー:-3σ(13週)
18569.69 26週移動平均線
17889.91 均衡表基準線(週足)
03月27日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=276円安、円高や政局に懸念1万9000円台割れ
【大引け概況】
27日の日経平均株価は反落した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分14秒 容量:10.11M
過去のマーケット動画はこちら
終値は前週末比276円94銭安の1万8985円59銭だった。心理的節目である1万9000円を下回ったのは2月9日以来、およそ1カ月半ぶり。トランプ米政権による政策運営の不透明感が高まり、投資家心理が悪化した。
前週末の米国株市場でNYダウが59ドル安と7日続落したことに加え、外国為替市場で円相場が1ドル=110円台前半まで円高・ドル安が進み、企業の輸出採算が目減りするとの警戒感も重荷となった。主力の大型株はほぼ全面安の展開だった。
前週末24日、米下院においてトランプ米大統領が看板政策として掲げてきた医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案の採決が見送られた。
他の重要政策への影響を懸念する雰囲気が強まり、海外投資家などが日本株にも運用リスクを回避する目的の売りを出した。国内では、学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる問題の長期化による、政局の混迷が手控え要因となった。
前場中ごろに下げ幅を300円超に拡大した後は、安い水準での一進一退が続いた。1万9000円を下回ったことで値ごろ感も浮上し、散発的な押し目買いが入った。後場は1万8900円台でもみ合う展開となった。
JPX日経インデックス400は3日ぶりに反落し、178.20ポイント安の1万3628.67で終えた。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落した。終値は19.53ポイント安の1524.39だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆311億円、売買高は17億6293万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の8割を超える1671、値上がりは252、変わらずは87だった。
個別では、傘下の米原子力子会社、ウエスチングハウス(WH)が28日にも米連邦破産法11条の適用を申請する方針を決めたと伝わった東芝が朝高後下げた。ファストリやソフトバンク、ファナックが売られ、3銘柄で日経平均を70円弱押し下げた。
円高進行を受けてトヨタや富士重、マツダなど自動車株も安かった。東京海上ホールディングス、花王も安い。古河電気工業も値を下げた。KLabはストップ安となり、北の達人コーポレーション、クックパッドも下落した。
半面、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」人気による業績の上振れ期待が根強い任天堂が上昇した。ダイキンは終始買い優勢の展開、スクリン、東エレクがしっかり。デジタルカメラなど不採算の6事業を対象に一段のリストラに踏み切ると伝わったパナソニックも小幅に上げた。東京個別指導学院や日本エアーテックが値を飛ばし、ベルシステム24ホールディングスも上昇した。メガチップス、エスケイジャパンも高い。
東証2部株価指数は前週末比9.89ポイント安の5888.69ポイントと反落。値上がり銘柄数は166、値下がり銘柄数は281となった。
個別ではグリーンズが昨年来安値を更新。メンバーズ、KIホールディングス、ウェルス・マネジメント、櫻島埠頭、花月園観光は値下がり率上位に売られた。
一方、鈴縫工業、南海辰村建設、弘電社、テクノ菱和、増田製粉所など28銘柄が昨年来高値を更新。戸上電機製作所、テクノスマート、インタートレード、太平製作所が買われた。
03月27日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日ぶり反落、投資家心理の悪化が新興市場にも波及
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに小幅反落した。
終値は前週末比5円92銭(0.19%)安い3035円06銭だった。前週末の米国株安や円高・ドル安で日経平均株価が1カ月半ぶりに1万9000円割れとなり、投資家心理の悪化が新興市場にも波及した。ジャスダック平均と東証マザーズ指数はともに午後下げ幅を拡大した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で401億円、売買高は6652万株だった。
値上がり銘柄数は254、値下がり銘柄数は400となった。
個別では、ブロッコリー、アエリア、フジタコーポレーション、大谷工業、キャピタル・アセット・プランニングが売られた。
一方、ケアサービス、アイビー化粧品、FCホールディングスがストップ高。ANAP、セルシードは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、太洋基礎工業、三東工業社、マサル、大成温調など29銘柄は昨年来高値を更新。
アルトナー、元旦ビューティ工業、チエル、ヒビノ、ムロコーポレーションが買われた。
03月27日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日ぶり反落、投資家心理の悪化が新興市場にも波及
・・・続き
東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反落した。
終値は前週末比19.98ポイント安い1030.69となり、きょうの安値で終えた。2月20日以来、約1カ月ぶりの安値水準。値上がり銘柄数は55、値下がり銘柄数は178となった。
個別ではピクスタ、ロコンド、シャノン、オロが昨年来安値を更新。Aiming、アクセルマーク、力の源ホールディングス、サイバーステップ、キャリアインデックスが売られた。
一方、アスカネット、ファンデリー、うるる、ビーグリー、ソレイジア・ファーマなど8銘柄が昨年来高値を更新。セラク、ブラス、シリコンスタジオ、フリークアウト・ホールディングス、タイセイが買われた。
きょうマザーズ市場に上場したTKP(3479)は11時16分に公開価格(6060円)を74%上回る1万560円で初値を付けた。午後は売りに押される展開となり、終値は初値比590円(5.6%)安の9970円だった。
03月27日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を10銘柄更新しました。
[8159]立花エレテック
[3751]日本アジアグループ
[3696]セレス
[6181]パートナーエージェント
[9419]ワイヤレスゲート
[8508]Jトラスト
[6197]ソラスト
[4712]アドアーズ
[3753]フライトホールディングス
[2915]ケンコーマヨネーズ
03月27日 アフターランチ
「データ好き」
北米では2017年年1月分からBBレシオが突然公表中止となった。
・・・続き
背景は一部の製造装置メーカーがデータを出さなかったため。
「出荷が間に合わない程の状況なら、他社が付け入る隙があることを公表することになりかねない。
だからデータ提出を拒んだのではないか」という指摘も聞こえる。
20年前にも半導体チップの分野で起こった。
米半導体工業会(SIA)1997年1月発表をもって半導体チップの米国BBレシオの発表を中止。
理由は北米半導体メーカーのシェア低下など。
しかしIT関連株が世界的に1995年頃から2000年まで集中物色の対象であった最中の出来事。
その後にITバブルが登場したことは記憶に新しい。
日経ヴェリタスの特集は「花開く増配株投資」。
「目指せ、配当長者」というのがサブタイトルだ。
花王(4452)は2017年12月期に28年連続の増配予定。
これが日本の上場企業で最長記録だ。
上場企業全体で2016年度の配当総額は過去最高の11.9兆円。
金融危機の09年度比でほぼ倍増する。
しかも配当性向は平均35%程度。
「3分の1時代」が到来する。
因みに、野村証券調べでは欧州企業の平均的な配当性向は5〜6割。
米国は3割で配当性向だけ見れば日本と同水準。
しかし自社株買いを合計した総配当性向は主力企業で100%を超えている。
「日本では長期金利を配当利回りが上回る「逆利回り革命」が常態化、
日銀が金融緩和継続しているだけにこの状態は当面変わりそうにない。
配分積み増しの動きが広がれば配当利回りが高まる。
債券から株式への投資マネーのシフトが加速する可能性もある」というのが結論。
(櫻井)。
03月27日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
日経平均株価指数の後場寄り付きは、前週末比277円10銭安の1万8985円43銭でスタート。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、19.81ポイント安の1524.11で始まった。
東京外国為替市場、ドル・円は12時30分現在、110.35円付近。
アジアの主要株式市場は、ほぼ全面安の展開となっている。
ランチバスケットは13件、125.59億円。差し引き20億円の売り越しとの観測。
日経平均は1万9000円を挟んでの不安定な相場展開が続いている。
ジャスダック、マザーズ指数は相対的に下落率が小さいほか、東証2部については小幅ながらプラス圏での推移となっており、個人主体の中小型株への物色意欲は根強い。配当志向の物色も意識されやすく、リスク回避の流れからも、中小型株にシフトしやすいだろう。
03月27日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=急反落、一時下げ幅300円超。円高進行と米政策の不透明感嫌気
27日午前の日経平均株価は反落した。
・・・続き
前引けは前週末比291円74銭安の1万8970円79銭だった。前場中ごろに節目の1万9000円を下回るとともに、下げ幅は300円を超える場面があった。
前週末の米国株市場ではNYダウが7日続落し下値模索の動きにあるほか、為替が円高基調にあることが嫌気されている。
前場取引時間中にドル円は1ドル=110円20銭台まで円高の動きをみせたことで、主力輸出株などが買い手控えられたほか、米長期金利の低下傾向などを嫌気して銀行や保険株なども売りに押されている。
前週末24日、市場の関心を集めていた米下院におけるオバマケア(医療保険制度改革法)の代替法案の採決が見送られた。トランプ米大統領が掲げる看板政策だっただけに、他の重要政策への影響を懸念する向きが強まった。海外投資家を中心に、運用リスクを避ける売りが日本株にも広がった。
国内では学校法人「森友学園」への国有地売却問題をめぐり、「政局の混迷も意識して積極的な押し目買いが見送られた」との声もある。
売り一巡後は底堅さもみられた。1万9000円を下回る水準では押し目買いが入りやすかったほか、日銀による上場投資信託(ETF)買いの思惑も下支えした。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9823億円、売買高は9億3346万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の8割を超える1658、値上がりは255、変わらずは95だった。
個別では、米原子力子会社、ウエスチングハウス(WH)が米連邦破産法11条(日本の民事再生法)の適用を申請する方針と伝わった東芝は朝高後に下落した。
三菱UFJや三井住友FGなどメガバンクも下げた。第一生命HDや東京海上などの保険株も安い。ソフトバンクグループやファーストリテイリングなどもインデックス売りの影響を受けている
半面、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の人気による業績期待が強い任天堂が上げた。東エレクやダイキン、富士通がしっかり。
日本精線が物色人気を集め値上がり率トップ。トランザクション、ベルシステム24ホールディングスなども値を飛ばした。
東証2部株価指数は前週末比0.10ポイント高の5898.68ポイントとわずかに続伸した。
値上がり銘柄数は159、値下がり銘柄数は279となった。
個別では、鈴縫工業、南海辰村建設、弘電社、テクノ菱和、増田製粉所など25銘柄が昨年来高値を更新。インタートレード、戸上電機製作所、テクノスマート、タクミナが買われた。
一方、グリーンズが昨年来安値を更新。KIホールディングス、アサガミ、PALTEK、アートスパークホールディングス、コメ兵が売られた。
03月27日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日ぶり反落、投資家心理の悪化が波及
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。
前引けは前週末比4円50銭安い3036円48銭となった。
米国株の下落や外国為替市場での円高・ドル安を受けた投資家心理の悪化が波及した。3月期決算企業の配当権利付き最終売買日を28日に控え、新興市場では高配当銘柄に資金を移すための換金売りも出たようだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で239億円、売買高は4045万株。値上がり銘柄数は239、値下がり銘柄数は377となった。
個別ではフジタコーポレーション、ブロッコリー、大谷工業、シンデン・ハイテックス、スマートバリューが売られた。
一方、FCホールディングスがストップ高。ANAP、セルシードは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、太洋基礎工業、マサル、大成温調、アルトナーなど24銘柄は昨年来高値を更新。アイビー化粧品、元旦ビューティ工業、ヒビノ、ケイティケイ、アール・エス・シーが買われた。
03月27日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、投資家心理の悪化が波及
・・・続き
東証マザーズ指数は、3日ぶり反落した。前引けは前週末比12.02ポイント安い1038.65だった。値上がり銘柄数は63、値下がり銘柄数は158となった。
個別では、シャノン、オロが昨年来安値を更新。サイバーステップ、力の源ホールディングス、Aiming、アクセルマーク、アクアラインは値下がり率上位に売られた。
一方、アスカネット、ファンデリー、うるる、ソレイジア・ファーマ、ACCESSなど6銘柄が昨年来高値を更新。シリコンスタジオ、窪田製薬ホールディングス、セラク、レントラックス、フリークアウト・ホールディングスが買われた。
きょうマザーズ市場に新規上場したTKP(3479)は11時16分に公開価格(6060円)を74%上回る1万560円で初値を付けた。前引けは初値比0.8%安の1万480円だった。
03月27日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 279円安、1万9000円下回る 主力株を中心に売り圧力
[10時概況]
27日10時現在の日経平均株価は前週末比279円72銭安の1万8982円81銭で推移。
・・・続き
心理的な節目の1万9000円を下回っている。
外国為替市場で円相場が1ドル=110円台前半まで上昇しており、歩調を合わせて株式市場では主力株を中心に売り圧力が強まった。トランプ米大統領の政策の先行き不透明感などを意識して、幅広い投資家がリスク回避目的の売りを急いでいる。23日に付けた取引時間中の直近安値(1万8973円)を下回り、手じまい売りに拍車がかかった面もある。
市場では「国内では学校法人『森友学園』を巡る政局の混迷が意識され、積極的な押し目買いが見送られている」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員)との声もある。現時点で3月期末の配当や優待の権利取りを狙った買いや、1万9000円を下回る水準での押し目買いは目立っていない。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はともに反落し、前週末終値から1.4%ほど下回っている。
日経平均マイナス寄与度は36.5円の押し下げでファストリがトップ。以下、ソフトバンクが15.28円、ファナックが13.12円、京セラが9.13円、KDDIが6.84円と続いている。
プラス寄与度トップはダイキンで、日経平均を3.80円押し上げている。次いで東エレクが1.14円、スクリンが0.53円、塩野義が0.19円、大成建が0.15円と続く。
業種別では33業種すべてが値下がり。下落率1位は保険で、以下、不動産、証券・商品、海運、非鉄金属、鉄鋼と並ぶ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6005億円、売買高は5億9318万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の8割を超える1637、値上がりは265、変わらずは104だった。
個別では、ファストリやソフトバンク、ファナックが下落し、3銘柄で日経平均を70円ほど押し下げている。トヨタやマツダ、富士重など自動車株の一角も安い。半面、ダイキンや東エレク、SUMCOがしっかり。エアーテックが高い。
東証2部指数は反落している。Jトラスト、ADプラズマ、MCJが下げ、朝日インテク、南海辰村が上昇した。
225先物はパリバ・野村・HSBC・ソジェン・クレディ・SBIが買い越し。
ドイツ・アムロ・みずほ・IB・楽天・メリルが売り越し。
TOPIX先物はHSBC・モルスタ・SBI・JP・三菱が買い越し。
ドイツ・日興・クレディが売り越し。
テクニカル的にはJACR(2124)、オプト(2389)、あらた(2733)、日本紙(3863)、北越紀州(3865)、花王(4452)、東和薬品(4553)、TOW(4767)、大塚商会(4768)、ISID(4812)、メック(4971)、ニチアス(5393)、日精線(5659)、LIXIL(5938)、ヤマシンF(6240)、全国保証(7164)、南海電(9044)、NTT(9432)、四国電(9507)が動兆。
03月27日 カタリストコメント
「のれん」
週末のNY株式市場は小幅安の展開。
NYダウは7日続落。
・・・続き
NASDAQは小幅反発。
午後になり下院での採決が予定されていたが撤回が伝わった。
本来はトランプ政権の議会運営への警戒感が台頭する局面。
他の経済案件を推し進める能力に疑問符が付くとの見方が出ていたところ。
しかし市場の解釈は「医療保健問題がこうした形でクリア。
規制改革や減税などそれほど複雑ではなく実行可能な案件に着手できる」と楽観的な見方。
特に税制改革などの推進に弾みがつくと考えられ始めた。
ライアン下院議長は会見で「率直に非常に残念な日」としたが市場は別の思考法を歩み始めた格好。
S&P500は週足では1.4%下落。週間としては年初来最大の下落となった。
2月の耐久財受注統計で、非国防資本財から航空機を除いたコア受注は前月比0.1%減少。
市場予想は0.6%増だった。
「製造業活動が上向いていることを示す根拠は増えつつあり、
企業の設備投資は2四半期連続で増加すると見られている」と指摘されている。
オバマケア撤回法案の撤回でマネーの流れは安全資産の債券→リスク資産の株式への方向感が出てきた印象。
ドルは底堅く推移した。
日経平均は木・金の2日間で221円高。
先週金曜日から3日続落での下落合計は548円。下
落幅に対し40%の戻りという微妙な格好となった。
日足は75日移動平均線を回復したが週足は13週線を割り込んだまま。
「13週線がやや下向きになりつつある点は警戒材料」という声も聞こえる。
日経平均は週間では約259円の下落。
週足では2週連続陰線。
2月終値19118円は上回っており月足陽線への期待もまだあろうか。
3月第3週の投資部門別株式売買動向で海外投資家は5週連続で売り越し。
売越額は4069億円で昨年9月第2週以来およそ半年ぶりの高水準。
個人投資家は4週ぶりに買い越した。
買越額は1328億円2月1週以来の大きさ。
信託銀行は7週連続で売り越し。
売越額は1390億円だった。
相変わらず自己の買いが目立っている。
シカゴ225先物終値は大証比45円安の19095円。
週末の大幅高を受け継いだ値動きに期待したいところ。
期末19500円を意識した動きもあろうか。
週間ベースでは、日経平均株価は1.3%、TOPIXは1.4%ともに2週続落。
東証マザーズ指数は1.6%、日経ジャスダック平均は0.4%ともに2週ぶり反発、
東証2部指数は0.6%安、9週ぶりの反落。
土曜の日経朝刊の見出しは「のれん、適宜再評価を」。
国際会計士連盟の会長さんへのインタビューだった。
「日本で監査への信頼感が高まることがアジア全体として重要」。
ごもっともである。
「東芝などのれんの扱いは小刻みに再評価すべきだ」との提言。
「監査人が具体的な意見を記す長文監査報告所が世界中に普及しはじめた」。
「監査に責任を持つパートナーを5〜7年で交代させる制度が望ましい」。
だったら時価評価重視のアメリカ的国際会計基準を改廃するのも一考だろう。
ロシアの動きがどうも変に映る。
ウクライナでの事件、そして北朝鮮への接近。
国内が森友学園や稀勢の里に目を奪われているうちに、地政学の変化は訪れている。
朝鮮半島にクリミア半島。
リスクを好む向きにとっては格好の材料となろうか。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
イーガーディアン(6050)・・・動兆
EGに注目する。
同社はSNS投稿等の目視監視や運用支援、ゲーム利用者の問い合わせ対応代行、広告審査が中核。
電子デバイス事業買収も奏功。
IoT、AI、AR・VR関連でもある。
ネットのセコム。
(兜町カタリスト櫻井)
03月27日 為替市況コメント
【為替】オバマケア代替法案不成立でドルは下値を探る展開か
・・・続き
[概況]
先週末24日は米政府がオバマケア代替法案の採決を断念した事で失望の売りにNY株式市場はナスダック以外値下がりして引け、為替市場でもドルが急落したが其の後反発し、最後は小幅上昇で引けた。
オバマケア代替法案の断念により、トランプ政権の政策実行力に疑問が生じ、週明け27日の東京外国為替市場はドルが売られ111円割れでスタートしたあと先週末安値(110.610円)を下抜き110円台前半に落ちる下げとなった。
今週はこの米新政権のつまづきがどこまでNY株式市場の下げに繋がり、株価の下げがドルをどこまで圧迫するのかに注目が集まる。
今週の米国は28日(火)1月S&Pケースシラー住宅価格指数、3月消費者信頼感指数、29日(水)MBA住宅ローン申請件数、30日(木)第4四半期GDP確報値、新規失業保険申請件数、31日(金)2月個人所得・個人支出、3月シカゴ購買部協会景気指数、3月ミシガン大学消費者信頼感指数などが発表予定となっており、株式・為替の両市場とも上値は重いと予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月27日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■大林組<1802>
4月から現場に「HAL作業支援用」導入
■パソナ<2168>
栄養士などプロと個人をネットで仲介
■帝人<3401>
ポリ繊維開発を販売会社に統合
■シンフォニア<6507>
画像で作業指示するデジタル屋台導入
■シーシーエス<6669>
1回で画像3種類撮影の検査システム開発
■富士重<7270>
新興国で運転支援システムを展開
■NTTドコモ<9437>
IoT向け通信規格サービスを開始
03月27日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月27日号
03月27日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
27日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9100円-1万9400円を想定する。
前週末24日の米国株式は、NYダウが7日続落。現地27日の米国株式の動きを見たいとして、模様眺めムードが広がる可能性もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半と円高に振れ、対ドルでの円高も重しとなりそう。警戒感も強まりやすく、売買は盛り上がりに欠けると予想する。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比45円安の1万9095円だった
日経平均金は先週末のリバウンドで75日線を捉えていたが、同線が上値抵抗として意識されやすいだろう。一目均衡表では雲上限を突破し、転換線、基準線に接近。雲上限が支持線として意識されるため、下値は堅そうである。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19095 ( -45 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19155 ( +15 )
( )は大阪取引所終値比
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り670万株、買い610万株で、差し引き60万株の売り越し。売り越しは5営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、保険、ゴム、食品、電機、建設、不動産、REIT、商社、機械、自動車など。買いセクターに、電機、機械、精密、化学、サービス、通信、銀行、農林水産、商社、自動車など。
【好材料銘柄】
■エスケイジャパン <7608>
前期経常を45%上方修正。また、大阪本社の売却に伴い、18年2月期に売却益1.2億円を特別利益に計上する。
■TASAKI <7968>
MBKパートナーズグループが出資するスターダストがTOB(株式公開買い付け)を実施し非公開化を目指す。TOB価格は1株2205円で24日終値を27.1%上回る水準。買い付け期間は3月27日〜5月11日まで。
■ベスト電器 <8175>
前期最終を54%上方修正。
■南海辰村建設 <1850>
今期経常を一転45%増益に上方修正・26期ぶり最高益更新へ。
■エボラブルアジア <6191>
東証がエボラブルAを31日付で市場1部に市場変更する。
【主な経済指標・スケジュール】
27(月)
【国内】
2月企業向けサービス価格指数(8:50)
日銀政策委員会・金融政策決定会合の主な意見(3/15〜16開催分)
《決算発表》
大光
【海外】
独3月Ifo景況感指数(17:00)
米3月ダラス連銀製造業活動(23:30)
米2年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月25日 マーケットコメント
03月25日 為替市況コメント
【為替】米ドル円が軟調。
・・・続き
[概況]
24日の欧米為替市場は、米ドル円が下押ししている。オバマケアの見直し法案の採決を待つ中、米共和党指導部から法案を可決できる票を十分獲得できたか確信がないとの発言が伝わったことが、米ドルの売りを招いたようだ。
米ドル円は、欧州時間開始から断続的に水準を切り下げる展開で、途中買い戻される場面はあるも上記の理由で再び売りが優勢となり、安値110.750円まで下落した。
今週の外国為替市場は、オバマケアの見直し法案がポイントとなった。同法案の採決が遅れることは、トランプ米政権が標榜してきた税制改革、大規模なインフラ投資計画などの審議が先送りを意味することから、法案成立の成り行きに市場は神経質に反応した。
本日の取引終了時間が迫っているが、今だ可決の報道は入っておらず予断を許さない状況が続いている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月25日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月25日号
03月24日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ7日続落 1カ月半ぶり安値 ヘルスケア法案への懸念
・・・続き
24日のNYダウ工業株30種平均は7日続落した。前日比59ドル86セント安の2万0596ドル72セントでと2月14日以来ほぼ1カ月半ぶりの安値で終えた。
ダウ平均が7日続けて下げるのは、2016年10月下旬から11月上旬にかけて以来およそ5カ月ぶりだった。
朝方は買い優勢で始まった。連日で下げた後とあって、持ち高を調整する目的の買いが先行した。トランプ米大統領の公約であるオバマケア改廃のための代替法案について、与党共和党内での調整が難航して23日は議会下院での採決が見送られていたが、24日は採決される予定だった。
午後になると、ダウ平均は一時120ドル超下げた。採決直前になってトランプ米大統領とライアン下院議長が会見中と報じられ、代替法案の可決に不透明感が強まった。米政権による経済政策への期待から買われてきた金融のゴールドマン・サックスなどに幅広い銘柄に売りが出た。
取引終了の約30分前に代替法案の採決が見送られると伝わった。ダウ平均は報道を受けて一時、下げ幅を急速に縮めた。
ナスダック総合株価指数は反発した。前日比11.045ポイント(0.2%)高の5828.738で終了した。前日夕に発表した四半期決算が大幅増収となった半導体大手のマイクロン・テクノロジーが急伸し、52週高値を更新した。IT(情報技術)銘柄に買いが波及した。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや消費者・サービスが上昇する一方で素材やエネルギーが下落した。
個別銘柄では、ユナイテッドヘルス・グループやエトナ、シグナなど医療保険銘柄に売りが目立った。スポーツ用品のフィニッシュラインが急落。四半期決算が最終赤字となり、1株利益が市場予想を下回ったのが嫌気された。ゲーム小売のゲームストップ(GME)は決算内容が嫌気されたほか、150以上の店舗閉鎖計画を発表し、大幅下落となった。
一方、アパレルのアンダーアーマー(UA)は一部アナリストによる投資判断、目標株価引き上げを受け、堅調推移。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)はビジネス向けに有料版の導入を検討していることが報じられ、買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,596.72−59.86
S&P500種
2,343.98−1.98
ナスダック
5,828.738+11.045
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は9営業日ぶりに反発した。6月物終値は前日比195円高の1万9095円で取引を終えた。24日の大阪取引所の終値は45円下回った。
週末を控え、前日まで下げ進んだ反動から買いが先行した。その後、オバマケア(医療保険制度改革)代替法案の米下院採決の行方を巡って米株式とともに売られる場面もあった。
ただ、取引終了前に同法案の採決見送りが伝わり、税改革法案の協議が先に進むとの思惑から米株が下げ渋り、買いが優勢になった。この日の6月物高値は1万9165円、安値は1万8920円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19095 ( -45 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19155 ( +15 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は小動き。前日終値に比べ3.89ポイント安の7336.82で引けた。下落銘柄数が上昇銘柄数をやや上回った。週末に加え、米下院でのオバマケア(医療保険制度改革)代替法案の採決の行方を見極めたいとの様子見ムードが強く、取引は低調だった。前日終値を挟んで売買は交錯した。
石油株が全面安で引けた。銅相場の下落を背景に鉱業株も売りに押された。ただ、金価格は上昇したことで関連株のランドゴールド・リソーシズとフレスニージョは買われた。
半面、自動車・航空部品のスミス・グループが高かった。上期増益の発表と通期の見通しを据え置いたことが好感された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比24.59ポイント(0.2%)高の12064.27だった。
半導体のインフィニオンテクノロジーズが1割近く上昇した。電力株も高かった。半面、ドイツ銀行と保険のアリアンツが安かった。ミュンヘン再保険も下げた。
03月24日 マーケットコメント
03月24日 為替市況コメント
【為替】米ドル円買い戻されるも限定的か
・・・続き
[概況]
24日東京時間の米ドル円は前日の流れを引き継ぎドル売りの展開になると思いきや、買い戻され111円台を回復し推移している。ダラス連銀総裁の会見によると、財政改革によって米国の経済成長予想が上振れする可能性。
家計部門は非常に良い状態とのことから本日の高値111.500円まで上昇した。しかし、終盤に入るとトランプ政権の主要な主張の一つであったオバマケアの見直しが共和党の一部の反対で見通せず、今後の政権運営を懸念する声もあり、111円台前半まで売られる展開となった。米ドル円はしばらく、米国の政権運営に左右されやすいだろう。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は軟調な展開となった。
米国で減税法案の審議の遅れが懸念され、ダウ平均が今年最大の下げ幅を記録。これを受けた22日の日経平均は400円超の大幅下落となった。為替市場で円高が進んだことも警戒材料となり、節目の1万9000円を割り込む場面もあった。政治面で「森友学園」問題が連日クローズアップされたことなども上値を抑えた。
週後半の金曜日にかけては円高が一服したことから押し目買いも入ったが、戻りも限定的だった。日経平均は週間では約259円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
【来週の相場展望】
日経平均はもち合いレンジ内での推移をキープしている。
来週は期末要因から手掛けづらいところであるが、実質新年度相場入りになるため、物色意欲は高そうである。
目先は方向感が見えづらい中、このレンジ内で一進一退の展開を予想する。
週初は、配当志向、その後は個別材料株にシフトしやすいだろう。
時期的には、期末の権利・配当取りの駆け込み買いや、年度末のお化粧買いなどに期待したいところ。ただし、円高が急速に進行したことなどから警戒感も強まりやすく、売買は盛り上がりに欠けると予想する。
日経平均は22日に400円超の下落を見ながらも押し目では買いが入り、円高が重荷となりながらも比較的値を保っていることから、大きく崩れる展開も想定しづらい。
来週以降も弱い動きが続くようだと、26週線が控える1万8500円台あたりまでの調整も意識される。しっかり月間上昇を達成し、先高期待を高めることができるかに注目したい。
03月24日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=続伸177円高、円高一服で幅広い銘柄に買い戻し
【大引け概況】
24日の日経平均株価は続伸した。前日比177円22銭高の1万9262円53銭で終えた。
・・・続き
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朝方はドル円相場での円高を嫌気して売りに押される展開だったが、3月決算期末を前に権利・配当取りを狙った押し目買いが優勢となったほか、円高一服も投資家心理を緩和させた。
買いの勢いが増し、日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。
株式市場では「3月決算期末を前に一部の国内機関投資家から持ち高調整を目的とした買いが入った」との声が聞かれた。
一方、トランプ米政権が最優先課題に掲げるオバマケア(医療保険制度改革法)代替法案の米下院での採決は24日に先送りされた。採決の結果を見送りたいとの雰囲気は強かった。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比118.17ポイント高の1万3806.87だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、13.51ポイント高の1543.92で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆1455億円。売買高は18億2174万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1559と、全体の77.5%を占めた。値下がりは351、変わらずは100銘柄だった。
個別では、旧村上ファンド出身者が設立したシンガポールの投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが筆頭株主に浮上したとみられる東芝は7.57%高で取引を終えた。関西電やOLCの上昇が目立った。塩野義や大東建が買われ、三井住友トラや三菱ケミHDが上げた。トヨタ自動車が堅調、ファーストリテイリングも買いが優勢。花王、NTTもしっかり。日本エアーテック、沢藤電機がストップ高に買われた。
一方、三菱電や楽天が安い。パナソニックやソフトバンクの下げも目立った。日電産やアサヒも売られた。KLab、オルトプラスは急落。コロプラも売られた。マクロミル、出光興産も安い。セイコーホールディングスが売りに押され、プリマハムも軟調。メガチップス、エイチ・アイ・エスなども値を下げた。
東証2部株価指数は前日比53.21ポイント高の5898.58ポイントと5日ぶり反発。値上がり銘柄数は284、値下がり銘柄数は144となった。
個別ではTTK、テクノ菱和、高田工業所、エスビー食品、ダイショーなど18銘柄が昨年来高値を更新。ケミプロ化成、アドテック プラズマ テクノロジー、アドバンテッジリスクマネジメントが買われた。
一方、インタートレード、フルテック、ツインバード工業、フジマック、リスクモンスターが売られた。
03月24日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、週末で商いは盛り上がりを欠いた
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比15円12銭高い3040円98銭となり、きょうの高値で取引を終えた。週末で商いは盛り上がりを欠いたものの、直近で上昇基調の銘柄に引き続き買いが集まり指数を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で344億円、売買高は5840万株だった。
値上がり銘柄数は400、値下がり銘柄数は233となった。
個別では、ケアサービス、フジタコーポレーション、FCホールディングスがストップ高。ウェッジホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、太洋基礎工業、滝沢ハム、KG情報、セリアなど19銘柄は昨年来高値を更新。アイフリークモバイル、両毛システムズ、ウイルプラスホールディングス、第一化成が買われた。
一方、T&Cメディカルサイエンス、シャクリー・グローバル・グループ、第一商品、ながの東急百貨店が昨年来安値を更新。ジェイホールディングス、テリロジー、共同ピーアール、オプトエレクトロニクスが売られた。
03月24日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、大引けにかけて上げ幅を拡大
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比6.54ポイント高い1050.67だった。
値上がり銘柄数は141、値下がり銘柄数は85となった。
東証1部市場がジリ高基調となり、新興市場は反比例するように上値の重い展開となったが大引けにかけて上げ幅を拡大させた。
個別では、アスカネット、ファンデリー、力の源ホールディングス、レントラックス、アクアラインが昨年来高値を更新。エボラブルアジア、リミックスポイント、テラプローブ、アドベンチャー、イントラストが買われた。
一方、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、エナリス、カヤック、パートナーエージェント、エンカレッジ・テクノロジが売られた。
きょうマザーズ市場に上場したソレイジア(4597)は9時32分に公開価格(185円)を26%上回る234円で初値を付けた。終値は初値比16.2%高の272円だった。
同日マザーズ市場に上場したオロ(3983)は14時2分に公開価格(2070円)の2.3倍にあたる4750円で初値を付けた。終値は初値比7.6%安の4390円だった。
03月24日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[7781]平山
[3135]マーケットエンタープライズ
[2763]エフティグループ
[2749]JPホールディングス
03月24日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価がやや上昇幅を縮小
・・・続き
午後寄付きの日経平均株価は、前営業日比165円52銭高の1万9250円83銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、13.72ポイント高の1544.13で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な展開となっている。
日経平均は上げ幅を広げ、75日線を回復してきている。
日経平均はレンジ下限からの理想的なリバウンドをみせており、一目均衡表では雲上限を突破してきている。
遅行スパンも再び切り上がりをみせており、上方シグナル発生が近づいている。
13週線は1万9320円辺りに位置しているが、終値でこれを上回ってくるようだと、支持線キープとの見方となり、来週以降のリバウンドも意識されてきそうである。
ランチバスケットは830億円、差し引き40億円の売り越しとの観測。
■アンジェスMG<4563>が後場上げ幅拡大。
同社は24日前引け後、米国で実施を計画しているNF-カッパBデコイオリゴDNAの椎間板性腰痛症に対する臨床試験で、米規制当局である食品医薬品局(FDA)に新薬臨床試験開始届け(IND)を申請したと発表した。
NF-カッパBデコイは、炎症性サイトカイン(細胞から放出される生理活性物質)を抑制することから、過剰な炎症や免疫反応を原因とするさまざまな疾患に有効な治療薬となる可能性がある。
現在、椎間板性腰痛症に対する治療薬としては消炎鎮痛剤などの対症療法しかないが、NF-カッパBデコイは既存の鎮痛剤とは異なり、その原因物質を抑制することで鎮痛効果を発揮するという。
03月24日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸、上げ幅一時200円超す、円安反転など受け
24日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。
・・・続き
前日比189円87銭高の1万9275円18銭で前場を終えた。
朝方は外国為替市場の円高を嫌気した売りに押されて安く始まったが、売り一巡後は上げに転じた。円高進行が一服するにつれて次第に買い戻しの勢いが増し、一時は上げ幅を200円あまりに広げた。
株式市場では「海外ヘッジファンドに加え、一部の国内機関投資家が3月決算期末を前に持ち高調整の買いを入れていた」との声が聞かれた。
また、オバマケア代替法案が採決される可能性が高まったとの見方も売り方の買い戻しを誘い全体指数を押し上げた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9417億円、売買高は9億565万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1630と、全体の81.1%を占めた。値下がりは280、変わらずは98銘柄だった。
個別では、旧村上ファンド出身者が設立したシンガポールの投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが筆頭株主に浮上したとみられる東芝は8%高で前場を終えた。三菱ケミHDや三井住友トラが高い。
三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも上昇した。関西電や富士通が上げ、ソニーやファナックも買われた。日本エアーテックはストップ高となり、GMOクラウド、新日本電工も値を飛ばした。
一方、日電産や楽天が下落。村田製やアサヒも売られた。
エイチ・アイ・エスも軟調。KLabは急落した。コロプラ、デジタルアーツも安い。
東証2部株価指数は、前日比29.05ポイント高の5874.42ポイントと5日ぶり反発した。値上がり銘柄数は271、値下がり銘柄数は137となった。
個別では、TTK、テクノ菱和、高田工業所、エスビー食品、ダイショーなど14銘柄が昨年来高値を更新。昭和ホールディングス、ケミプロ化成、アドテック プラズマ テクノロジー、Jトラストが買われた。
一方、フルテック、リスクモンスター、FDK、東邦化学工業が売られた。
03月24日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、投資家心理の改善
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比12円69銭高い3038円55銭となった。円相場が朝方から円安・ドル高に振れており、日本株に対する投資家心理の改善が新興市場にも波及した。一方で新たな材料は乏しく、売買代金は低調となっている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で178億円、売買高は3240万株。
値上がり銘柄数は359、値下がり銘柄数は221となった。
個別ではウェッジホールディングス、ケアサービス、フジタコーポレーションがストップ高。太洋基礎工業、滝沢ハム、KG情報、セリア、ホットマンなど17銘柄は昨年来高値を更新。両毛システムズ、アイフリークモバイル、ウイルプラスホールディングス、アエリアが買われた。
一方、T&Cメディカルサイエンス、シャクリー・グローバル・グループ、第一商品、ながの東急百貨店が昨年来安値を更新。ナガオカ、共同ピーアール、オプトエレクトロニクス、テリロジーが売られた。
03月24日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、新規上場のソレイジアが初値
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比2.77ポイント高い1046.90だった。
値上がり銘柄数は135、値下がり銘柄数は89となった。
力の源HDやアスカネット、エボラブルAが上昇した。一方で、IIFやディディエ、そーせいは下落した。
個別ではファンデリー、力の源ホールディングス、レントラックス、アクアラインが昨年来高値を更新。インスペック、アスカネット、エボラブルアジアが買われた。
一方、ディー・ディー・エス、カヤック、メディカルネット、アカツキ、ジャパンエレベーターサービスホールディングスが売られた。
きょうマザーズ市場に上場したソレイジア(4597)は、9時32分に公開価格(185円)を26%上回る234円で初値を付けた。前引け時点は初値比15%高の270円だった。
同日にマザーズ市場に上場したオロ(3983)は買い気配が続き、前引け時点で取引が成立していない。
03月24日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 上昇 国内勢や個人配当狙いなど押し目買い
[10時概況]
24日10時現在の日経平均株価は前日比129円18銭高の1万9214円49銭で推移。
・・・続き
10時前に東京外国為替市場で円の対ドル相場が下げに転じると、幅広い銘柄に買いが増えた。「3月決算期末を前に一部の国内機関投資家が持ち高調整を目的とした買いを入れているうえ、個人投資家からは配当狙いの買いも集まっている」という。
また、国内では引き続き学校法人「森友学園」に絡む国有地売却問題が政局の不透明要因として意識されそうだ。一方、1万9000円近辺は値ごろ感からの押し目買いも予想され、下げ余地は限定的との見方もある。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も一段高となった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5256億円、売買高は5億3648万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1571と、全体の78.3%を占めた。値下がりは308、変わらずは125銘柄だった。
日経平均プラス寄与度トップはファナックで、日経平均を11.22円押し上げている。次いでファストリが9.89円、京セラが6.54円、東エレクが6.27円、アドテストが5.02円と続く。
マイナス寄与度は0.99円の押し下げでアサヒがトップ。以下、トレンドが0.76円、スズキが0.42円、日ハムが0.38円、昭和シェルが0.3円と続いている。
業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位はパルプ・紙で、以下、銀行、ゴム製品、金属製品、化学、保険と続いている。
旧村上ファンド出身者が設立したシンガポールの投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが筆頭株主に浮上したとみられる東芝は一時上昇率が10%に達した。T&Dやソニーが上げ幅を広げた。富士通や京セラも高い。
一方、楽天やアサヒが引き続き安い。小野薬や丸紅も軟調。
日本エアーテック<6291>がストップ高。きょう付の日経産業新聞で「4月末、調合するときに飛び散った抗がん剤を無害にする作業台を発売する」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。
東証2部株価指数は反発した。Jトラストと朝日インテクが上げ、シャープとマーチャントが下げた。
03月24日 カタリストコメント
「はじめに」
相場は複数のシナリオの作者の意図を推理しながらの「犯人さがし」。
RPGのように時折モンスターが立ちはだかって王女様や宝探しの邪魔をします。
・・・続き
だったらどうしてその場面で登場するのかという意図を推測すれば相場の未来像を読む術になります。
あちらの材料、こちらの材料と話題満載ですが相場に効くのはたぶんワンワード。
「キーワードが、一言が相場の心を打つ」。
全体をまとめて一つの言葉を銃弾にして相場に放つことで局面が変わることは多いような気がします。
「トランプ」というワンワードの登場は相場の要となりました。
ただ株式市場が自浄作用で新たな未来を築いてきた延長線でもあります。
ストラテジストの馬渕治好さんは「ニューノーマル」と指摘されました。
新たな時代、新たな価値観の登場ということでしょう。
労働分配率が低下し、配当性向が高まっているのも現実。
企業が潤う時代には企業の分配に期待するのが方策であることは間違いありません。
目先の動きにオタオタしないで、明るい未来がもうすぐやってくると考えたいもの。
本書が「銘柄主義を基本にした自分シナリオつくり」の一助になれば幸いです。
「おわりに」
曖昧で答えのわからない状態というのは誰にとってもつらいものです。
しかし「チャンスは誰にでも一度は訪れ、そのチャンスを掴むも逃すも自分次第」と熟練した投資家さんの言葉。
目の前を多くの材料が通過しているのに、それを見逃すのも受け止めるのも運と実力の世界。
それでも時間の経過は黒白を明確にしてくれます。
株式投資は未来予想図の作成みたいなもの。
具体的な公表された事実だけを元に株価の未来を創造する作業に他なりません。
自分が市場の主人公であるための条件は選択した銘柄が市場の主人公であること。
これに尽きます。
世界の歴史のヒトこまである現代史の世界株式市場で戦うために必要なことを本書ではいくつかちりばめました。
一日数分の確認作業を怠らないことで、多くの皆さんに市場の主人公であり続けていただきたいと思います。
株式市場は決して難解な場所ではありません。
意外と単純で、意外と人間臭い場所です。
「相場は明日もある」。
永遠不滅の名言だと思います。
スケジュールを見てみると・・・
24日(金):米耐久材受注
週末:EU首脳会議(ローマ条約調印60周年)、ドイツ・ザールランド州議会選、欧州サマータイム開始
27日(月):企業向けサービス価格指数、独IFO景況感指数、核兵器禁止に関する国連会議(NY)
28日(火):3月権利付き最終日、米CS住宅価格指数、CB消費者信頼感
29日(水):米中古住宅販売仮契約、英国のEU離脱通知予定
30日(木):米GDP確定値、IDB(米州開発銀行)年次総会(〜2日)
31日(金):鉱工業生産、消費者物価、有効求人倍率、米個人所得、シカゴ購買部協会景気指数、中国3月製造業PMI
◇━━━ カタリスト ━━━◇
インターアクション(7725)・・・動兆
インターアクションに注目する。
同社はCCD・C−MOSイメージセンサセンサー向け検査用光源装置大手。
センサーでは世界トップシェア。
ソニーセミコンダクダマニュファクチュアリングからベストパ^トナー賞を受賞。
IoTでは自動運転対応、環境エネルギー事業ではPM2.5の検知・除去に期待。
最終的にはインダストリー4.0推進を目指している。
昨日東証1部指定。
(兜町カタリスト櫻井)
03月24日 為替市況コメント
【為替】オバマケア代替法案の採決延期で再度ドル売り
・・・続き
[概況]
オバマケア代替法案成立の行方に対する不透明感にドル売りが進み、NY市場で発表された新規失業保険申請件数が予想より増加すると、序盤にドルは当日安値で昨年11月22日以来となる110.615円まで下落し、ユーロも119.315円(当日安値)まで下げた。
其の後2月新築住宅販売件数の予想を上回る結果などにドルは買い戻され、株価の上昇もあって中盤には111.315円まで反発したが、オバマケア代替法案採決の延期で再び売られて111円を割り込み、最後は-19.5銭の110.930円で引けた。
主要通貨は概ね値下がりしたが、良好な英小売売上高の結果にポンドは小幅高で引けた。オバマケア代替法案の採決までは様子見か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月24日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■住友鉱<5713>
チリ銅鉱山の事業拡張を中止
■エアーテック<6291>
抗がん剤無害化する作業台発売
■安川電<6506.>
欧州で代替部品常時供給仕組構築
■ルネサス<6723>
中国で電気自動車向け半導体拡販
■共和電<6853.>
車向け計測システムで米国など深耕
■日ユニシス<8056>
人の流れ解析システムを安価提供
■商船三井<9104>
高精度の船舶異常検知システムを開発
03月24日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月24日号
03月24日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
24日の東京株式市場は、もみ合い商状となりそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8900円-1万9150円を想定する。
トランプ政権の政策運営に対する不透明感が依然として残る中、週末でもあり、手控えムードが強まる可能性が高い。消去法的に値動きの軽い中・小型株へ物色の矛先が向かうことが想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円前後で推移し、引き続き円高方向に振れている。輸出関連株は上値が重い展開となりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比30円安の1万8900円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り880万株、買い630万株で、差し引き250万株の売り越し。売り越しは4営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、自動車、薬品、情報通信、サービス、陸運、電機、食品、通信など。買いセクターに、電機、陸運、サービス、化学、REIT、卸売など。
【好材料銘柄】
■アグレ都市デザイン <3467>
今期配当を3円増額修正。
■ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ <6090>
次世代バイオマーカー探索に関する技術特許を取得。
■インスペック <6656>
AIを活用した分析ツールの開発を手掛けるメタデータと業務提携。半導体用精密基板検査装置や医療関連機器の開発などで連携する。
【主な経済指標・スケジュール】
24(金)
【国内】
予定はありません
【海外】
米2月耐久財受注(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月23日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し4ドル安 オバマケア代替法案の採決延期を嫌気
・・・続き
23日のNYダウ工業株30種平均が小幅ながら6日続落した。
終値は前日比4ドル72セント安の2万0656ドル58セントと、2月17日以来およそ1カ月ぶりの安値で付けた。ダウ平均の6日続落は昨年11月の米大統領選後で初めて。
朝方は、今晩に実施される医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案成立を巡る投票結果を見極めたいとの思惑から小動きとなった。
その後、米下院本会議はオバマケア代替法案の23日中の採決を見送った。同法案の成立が遅れれば減税などの景気刺激策の審議が後ずれする公算が大きいため、採決延期が伝わった取引終盤にかけて米株式には売りの勢いが増した。
ただ、相場の下値も限られた。米メディアによるとオバマケア代替法案は24日朝にも採決される見通しで、今後の協議進展や結果を見極めたいとして様子見ムードが強かった。ダウ平均の連日の下げを受けて割安とみた買いが入ったことも相場を支えた。
取引時間中にはオバマケア代替法案が今日中にも下院を通過するとの楽観論が浮上。ダウ平均は90ドルを超えて上昇する場面があった。
ナスダック総合株価指数は小反落し、同3.948ポイント安の5817.693で終えた。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや不動産が上昇する一方で運輸や自動車・自動車部品が下落した。
自動車大手のフォード(F)は1-3月期の利益見通しが予想を下振れ、軟調推移。携帯端末のアップル(AAPL)は4-6週間以内にインドでiPhoneの現地生産を開始するとの報道や、アプリ制作会社を買収したことが明らかとなったものの、小動きとなった。
一方で、決算発表後に大幅下落となったスポーツ用品のナイキ(NKE)は、買い戻しが入り、上昇。ディスカウントストアのダラー・ツリー(DLTR)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,656.58−4.72
S&P500種2,345.96−2.49
ナスダック
5,817.693−3.948
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅ながら8日続落した。6月物は前日比15円安の1万8900円で終え、大阪取引所の終値を30円下回った。約1カ月半ぶりの安値を連日で更新した。米下院本会議ではトランプ米政権が最優先とするオバマケア(医療保険制度改革)代替法案の23日中の採決が見送られ、米株式相場とともに売られた。
同法案の成立が遅れれば、景気刺激策の実施も後ずれするとの警戒は強い。行方を見極めたいとして積極的な取引を控える市場参加者も多かった。この日の6月物の安値は1万8815円、高値は1万9000円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18900 ( -30 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18970 ( +40 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7340.71(+15.99)
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ15.99ポイント高の7340.71で引けた。医薬品株の上げが指数を押し上げるなか、構成銘柄の約7割が上昇した。前日に起きたテロ事件による相場への影響は限定的だった。
医薬品株が買われた。アストラゼネカの上げが目立った。携帯電話サービスのボーダフォン・グループの上昇も全体の押し上げ要因となった。
半面、鉱業関連株は下落した。ランドゴールド・リソーシズと資源商社のグレンコアの下げが目立った。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12039.68(+135.56)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比135.56ポイント(1.14%)高の12039.68だった。
航空のルフトハンザと電力のRWE、ドイツ取引所が大きく上昇した。下落したのは、自動車のフォルクスワーゲンの1銘柄だけだった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5032.76(+38.06)
03月23日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
23日の日経平均株価は4日ぶりに反発。
・・・続き
日経平均は小幅高。下げが止まったというべきか、戻りが鈍いというべきか微妙ではあるが、昨晩の欧米市場も比較的落ち着いており、21日の米国市場の急落が尾を引かなかったことは好感できる。
日経平均は、節目の1万9000円割れで、いったんは底入れが意識されてくる。
今晩はイエレンFRB議長の講演がマーケットに与える影響が注目される。
トランプ政権運営に対する不安感が和らぐ格好となれば、自律反発が期待されてくる。もっとも、期末要因で機関投資家は積極的には動きづらいため、流れとしては個人主体による個別対応だろう。また、配当志向の物色も意識されるため、好配当銘柄への物色がみられそうだ。
03月23日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=4日ぶり反発、国内勢が押し目買い。日米の政治イベント睨み
【大引け概況】
23日の日経平均株価は4営業日ぶりに小幅に反発したが、前日比43円93銭高の1万9085円31銭で取引を終えた。
・・・続き
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前日の大幅安の反動で、株価の短期的な反発を期待する買いも入った。
前場は、対ドルでの円高進行を嫌気し売りに押される場面が見られたが、下値を試す動きは見られず下げ幅は限られた。午前には参議院予算委員会で、学校法人「森友学園」問題をめぐる籠池泰典氏に対する証人喚問が行われたが、相場への影響は限定的だった。
午後に入り堅調な動きが続き、取引終了間際の午後2時58分には、同63円73銭高の1万9105円11銭ときょうの高値を付ける場面が見られた。
ただ、米国で23日にオバマケア(医療保険制度改革法)の審議を控え、売買を手控えるムードも強かった。
JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに小幅に反発した。終値は前日比9.12ポイント高の1万3688.70だった。東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりに反発し、0.21ポイント高の1530.41で終えた。
東証1部の出来高は17億5963万株で、売買代金は2兆1905億円。騰落銘柄数は値上がり824銘柄、値下がり1037銘柄、変わらず149銘柄だった。
業種別では、石油・石炭製品、鉱業、不動産業が上昇率上位だった。一方、その他製品、海運業、銀行業が下落率上位だった。
個別では、23日付の日刊工業新聞が、分社して設立する半導体メモリー新会社について、早ければ18年度の株式上場を前提に売却手続きを進めていると報じた東芝(監理)が急反発した。
為替変動などに収益が左右されにくい内需関連株が買われ、アサヒは昨年来高値を更新し、キリンHDも上昇した。経営再建を目指す東芝は200円台を回復した。
他では、沢藤電機、サイバーコム、ユーシン精機、ダイキアクシなどが高い。
半面、米金融規制緩和への期待が後退した三菱UFJは下落した。利益確定目的の売りが出た任天堂は反落し、スマートフォン・ゲームで協業するディー・エヌ・エーの下げも目立った。その他では、マネックスG、ツツミ、カカクコムなどが安い。
東証2部株価指数は、前日比14.03ポイント安の5845.37ポイントと4日続落した。
値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は245となった。
個別ではアルデプロ、櫻島埠頭、マーキュリアインベストメント、あじかん、象印マホービンが売られた。
一方、インタートレード、フルテックがストップ高。高田工業所、エスビー食品、クロスプラス、リスクモンスター、フマキラーなど10銘柄は昨年来高値を更新。新華ホールディングス・リミテッド、石井表記、PALTEK、花月園観光、日本リーテックが買われた。
03月23日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、売買高は低水準
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値は前日比2円1銭高の3025円86銭だった。
海外の政治経済情勢に業績が左右されにくい内需関連株を中心に買いが優勢になった。100円ショップのセリアや転職仲介サイトのエンジャパンが上昇した。
学校法人「森友学園」(大阪市)の籠池泰典氏の国会での証人喚問などで様子見ムードもあり、ジャスダックの売買高は6085万株と約4カ月ぶりの低水準だった。
売買代金は概算で381億円だった。値上がり銘柄数は320、値下がり銘柄数は311となった。
個別では、ケアサービスがストップ高。太洋基礎工業、常磐開発、UTグループ、成学社、滝沢ハムなど17銘柄は昨年来高値を更新。共同ピーアール、トリケミカル研究所、フォーサイド、タツモ、平賀が買われた。
一方、T&Cメディカルサイエンス、ティビィシィ・スキヤツト、第一商品が昨年来安値を更新。フェローテック、ジェイホールディングス、アンドール、ヤマザキ、アエリアが売られた。
03月23日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、直近上場銘柄への物色
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は10.71ポイント高の1044.13だった。
直近上場銘柄への物色意欲もおう盛。東京市場全般が動きづらい状況のなか、値動きの軽い銘柄に資金が集中している。
値上がり銘柄数は133、値下がり銘柄数は87となった。
個別では、直近に上場した力の源ホールディングス、インターネットインフィニティがストップ高。アクアライン、パートナーエージェントは一時ストップ高と値を飛ばした。ファンデリー、ビーロット、うるる、ACCESS、インソースなど9銘柄は昨年来高値を更新。ジャパンエレベーターサービスホールディングス、ディー・ディー・エス、カヤック、キャリアが買われた。
一方、ナノキャリア、窪田製薬ホールディングスが昨年来安値を更新。エナリス、サイバーステップ、ビーグリー、リネットジャパングループ、バリューデザインが売られた。
03月23日 アフターランチ
「データ好き」
スポーツでも経済でもデータや記録が大好きなのが米国人。
21日に発表されたバンカメメリルの機関投資家調査。
・・・続き
株式を「割高」とする回答から「割安」とする回答を差し引いた数値は34%。
17年ぶりに高い水準まで上昇したという。
これが過熱感視され株価の下落につながったという取ってつけたような解釈もある。
もっとも個人金融資産の株式比率同様にITバブルのころのような投資心理は機関投資家も一緒のようだ。
さらに興味深いデータは「S&P500が1%以上下落しなかった記録」。
2017年3月21日にマイナス1.24%で途絶えてしまった記録は110日。
95年5月18日に終わった記録が111日、57年2月29日に終わった記録が116日。
過去最高は1963年11月21日に終わった185日。
ケネディ大統領の暗殺とともに途絶えたことになる。
21世紀では2006年11月27日に終わった95日が記録。
今回は今世紀の記録を塗り替えたことになる。
1945年3月8日までの93日というのもあった。
ブラックロックの日本株31銘柄買い増しが報道された。
主な銘柄はパナ(6752)、キャノン(7751)、旭硝子(5201)、ソニー(6758)、JR東(9020)など。
また、ジェフリーズは「我々は依然として日本株に強気」のレポート。
トップピック50銘柄を出してきた。
カーボン(5302)、ホシデン(6804)、石油資源(1662)、フタバ(7241)、アルパイン(6816)、日ケミコン(6997)、ワタベ(4696)、JFE(5411)、東海カ(5301)、東邦鉛(5707)、JDI(6740)、新電工(6967)、第一精工(6640)、ニチイ学館(9792)、市光工(7244)、NTN(6472)、三井金(5706)、カゴメ(2811)、ニチコン(6996)、ローム(6963)、大平金(5541)、SUMCO(3436)、Mimaki(6638)、JX(5020)、KYB(7242)、三井海洋(6269)、ミライアル(4238)、洋鋼鈑(5453)、アウトソ(2427)、アルバック(6728)、井関(6310)、旭硝子(5201)、太陽誘電(6976)、東ソー(4042)、KOA(6999)、三陽商(8011)、三菱ガス(4182)、三菱ケミ(4188)、ハウス食(2810)、ダスキン(4665)、鉄(5401)、タチエス(7239)、不二越(6474)、物産(8031)、ミツバ(7280)、船井電(6839)、大幸薬(4574)、LIXIL(5938)、ヤーマン(6630)、東燃ゼネ(5012)。
(櫻井)。
03月23日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価、13円13銭高スタート。
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は前日比13円13銭高の1万9054円51銭で寄り付いた。
日経平均株価は前日比マイナスに転じる推移となっている。
外国為替市場では、1ドル=112円30銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な展開となっている。
物色は、材料株に向かいやすい。直近で大きく下げていた銘柄等に自律反発の動きもみられており、投資家は冷静に対応しているようである。
また、日経平均は、1万9000円を割り込んだことで、調整一巡感から反対に売り込みづらくなろう。
ランチバスケットは30件、468.09億円。差し引き売り買い均衡との観測。
03月23日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[3093]トレジャー・ファクトリー
[3919]パイプドHD
[8946]ASIAN STAR
[4319]TAC
[3920]アイビーシー
03月23日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅反発。円高警戒感も押し目買い、材料乏しく上値は重い
23日午前の日経平均株価は小幅に反発し、午前の終値は前日比26円84銭高の1万9068円22銭だった。
・・・続き
前場は、売り買い交錯の展開となり、前日終値を挟んでのもみ合いとなった。
前日の米国株市場は下げ止まり感をみせたものの、外国為替市場で一段と円高が進行したことなどを受け、主力株中心にリスク回避の売りが出た。
海外の外国為替市場で円相場が前日に一時1ドル=110円台後半まで強含み、円高を警戒した売りが出たことで日経平均は1万9000円を下回る場面があった。
しかし、その後円高一服となり、日経平均は直近3日間で円近い下落をみせていたこともあって、値ごろ感からの一部の主要銘柄などに押し目買いが入った。前引けは小幅プラス圏で着地している。
JPX日経インデックス400は小幅に続落し、前日比2.97ポイント安の1万3676.61で終えた。TOPIXも小幅続落した。
前引けの東証1部の売買代金は1兆856億円、売買高は8億6116万株、東証1部の値上がり銘柄数は807と全体の4割ほどを占めた。値下がりは1036、変わらずは166銘柄だった。
個別では、国内証券が精製事業の収益改善見通しを指摘した東燃ゼネやJX、富士石油などが上昇した。東芝は200円台を1週間ぶりに回復した。アサヒは年初来高値を付けた。
SUMCOも物色人気を集めた。沢藤電機がストップ高となり、ウィルグループも値幅制限上限近くまで買われる場面があった。
半面、新型ゲーム機への期待を背景に続伸していた任天堂は朝高後に下げ、同社と協業するディー・エヌ・エーも軟調だった。円高を警戒した売りの出た自動車のトヨタやスズキが下げた。キーエンスも軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループも売りに押された。市光工業が大幅安、ヤマシンフィルタも安い
東証2部株価指数は前日比10.25ポイント安の5849.15ポイントと4日続落した。値上がり銘柄数は175、値下がり銘柄数は233となった。
きょう東証2部に新規上場したグリーンズは公開価格を8.6%上回る初値を付け、その後は初値を上回る場面が目立った。
個別ではアルデプロ、相模ゴム工業、いい生活、サイオステクノロジー、森尾電機が売られた。
一方、インタートレードがストップ高。高田工業所、エスビー食品、クロスプラス、リスクモンスター、フマキラーなど9銘柄は昨年来高値を更新。新華ホールディングス・リミテッド、石井表記、花月園観光、PALTEKが買われた。
03月23日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、新興株市場では、買いが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。
午前終値は前日比1円82銭高の3025円67銭だった。海外経済などに左右されにくい企業が多い新興株市場では、買いが優勢になった。100円ショップのセリアや介護事業のケアサービスなどの上昇が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で218億円、売買高は3497万株だった。
値上がり銘柄数は289、値下がり銘柄数は291となった。
個別では、ケアサービスがストップ高。太洋基礎工業、常磐開発、UTグループ、成学社、滝沢ハムなど13銘柄は昨年来高値を更新。野村マイクロ・サイエンス、共同ピーアール、地域新聞社、ネクストジェン、ジャパンシステムが買われた。
一方、T&Cメディカルサイエンス、ティビィシィ・スキヤツト、第一商品が昨年来安値を更新。フェローテック、ジェイホールディングス、ヤマザキ、アンドールが売られた。
03月23日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、21日上場した力の源HD大幅高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。午前終値は前日比4.98ポイント高い1038.40だった。
値上がり銘柄数は115、値下がり銘柄数は105となった。
個別では、インターネットインフィニティがストップ高。アクアライン、パートナーエージェントは一時ストップ高と値を飛ばした。
ファンデリー、ビーロット、力の源ホールディングス、うるる、ACCESSなど8銘柄は昨年来高値を更新。ディー・ディー・エス、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、ファイズ、Aiming、フィル・カンパニーが買われた。
一方、ナノキャリア、窪田製薬ホールディングスが昨年来安値を更新。サイバーステップ、エナリス、カナミックネットワーク、ビーグリー、リネットジャパングループが売られた。
03月23日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、軟調 円高懸念売りが重荷
[10時概況]
23日10時現在の日経平均株価は前日比4円81銭高の1万9046円19銭で推移。
・・・続き
節目の1万9000円近く小幅安で推移している。
円相場が強含み、企業業績の重荷になると警戒した海外投資家などの売りが出て、株価指数を押し下げている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も前日終値を下回っている。
午前10時ごろに森友学園問題を巡る籠池泰典氏の証人喚問が始まると投資家の様子見姿勢が強まり、円高を警戒した売りが優勢となった。ただ下値では国内機関投資家の買いが入り、売り買いは交錯している。
ただ、株価には値ごろ感が生じており、押し目買いも観測される状況。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6441億円だった。売買高は5億1758万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は702と、全体の3割程度にとどまる。値下がりは1124、変わらずは182銘柄だった。
業種別では33業種中15業種が値上がり。1位は石油・石炭で、以下、電気・ガス、金属製品、海運と続く。値下がり上位にはその他製品、ゴム製品、建設が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を7.60円押し上げている。次いで東エレクが3.04円、塩野義が2.47円、テルモが2.28円、アサヒが1.98円と続く。
マイナス寄与度は8.9円の押し下げでKDDIがトップ。以下、ファナックが3.61円、スズキが2.7円、日東電が2.47円、アルプスが1.9円と続いている。
個別では、円高基調を背景に自動車のスズキ、トヨタの軟調な値動きが目立った。KDDIも売りに押されている。半面、東芝は上昇した。アサヒも上げている。
東証2部株価指数は反発した。シャープ、フルテックが上昇した半面、アルデプロ、象印が下落した。きょう東証2部に新規上場したグリーンズは公開価格を8.6%上回って初値を付けた。
225先物はアムロ・JP・UBS・大和・GS・カブコムが買い越し。
モルスタ・野村・クレディ・ドイツ・ソジェン・バークレイズ・SBIが売り越し。
TOPIX先物はメリル・三菱・大和・JPが買い越し。
バークレイズ・ソジェン・ドイツ・クレディ・野村・モルスタが売り越し。
外資系等はJX(5020)、コスモエネルギー(5021)、VYHD(7593)、Nフィールド(6077)、住友鉱(5713)、静銀(8355)、SUMCO(3436)、Jマテ(6055)、エムスリー(2413)、キーエンス(6961)、みずほ(8411)、三井住友(8316)、三井住友トラ(8309)、小糸(7276)、スタンレー(6923)に注目。
テクニカル的には、Hamee(3134)、Bガレージ(3180)、クスリアオキ(3549)、ダイキアク(4245)、ホーチキ(6745)が動兆。
03月23日 カタリストコメント
「小さな記事」
NY株式市場はNYダウが続落。
S&P500とNASDAQ総合指数は小幅反発とマチマチの動き。
・・・続き
NYダウはナイキが足を引っ張った。
前半は売り優勢の展開から持ち直した格好。
上昇のけん引役はアップルだったとの声が聞かれる。
大幅な値下がりを受けでの押し目買いとの見方もある。
ただ市場の焦点はオバマケア改廃法案の修正案を巡る下院採決の方向。
否決ないし採決延期となればトランプ政権の経済政策運営能力に対する信頼は揺らぐ構図は変わっていない。
もっとも最初からオバマ政策が円滑に進行すると見る向きは少なかった。
やにわに議会運営を問われても困惑するのは政権も市場も一緒のように見える。
10年国債利回りは一時2.37%台まで低下。
原油在庫の増加を背景に原油先物価格が下落したことから追加引き締めが遅れるだろうとの解釈からの債券買いだった。
利上げペースの遅れからドル円も一時110.75円まで円高トレンドとなった。
この水準は4カ月ぶりとなる。
「オバマケア代替案の採決を23日に控え円に逃避的な買いが入った」という声もあるが本筋ではなかろう。
2月の中古住宅販売戸数は年率換算で前月比3.7%減の548万戸。
市場予想は2.0%減の557万戸だった。
大きな流れの中では日常的な経済指標は埋没するもの。
だからいちいち反応すると見通しが間違うことが多い。
「24日の耐久財、製造業統計も焦点」と言うが通過するだけのことだろう。
NYダウの今年最大の下げ幅を受けて日経平均も今年最大の下げ幅。
NYダウ平均のマイナス1.14%に対して日経平均はマイナス2.13%。
相変わらずNYがくしゃみをすると東京が風をひく構図は変わっていない情けなさだった。
日経平均の414円安は昨年11月9日の919円安以来の下落幅。
トランプラリーが始まって以来最大の下落。
「株売り・債券買い・ドル売り」の三重苦が久々にやってきた格好。
「75日線を割るところまで下げたのは昨年11月9日と一緒。
24日にかけて切り返すようなら週足ベースで下ヒゲを引いていい形。
配当権利取り派には格好の環境」という楽観論も聞かれないではない。
特定材料のない下げは本来市場が嫌いな展開というのは忘れた格好だ。
シカゴ225先物終値は18915円。
期末配当落ち分を考慮すれば現物指数は19000円台キープの水準。
25日線(19386円)からは1.78%のマイナスかい離。
75日線(19208円)からは0.87%のマイナスかい離。
200日線(17645円)からは7.91%のプラスかい離。
ボリンジャーのマイナス2σは19065円。
マイナス3σは18904円でココは行き過ぎ水準となろう。
マイナス1σが19225円だ。
一目均衡の雲の上限が19123円、下限が18919円でココを抜けると雲の下になる。
勝手雲は明日白くねじれている。
「明日の反発に期待するならば昨日の余韻で売られた場面は仕込み場面」という見方もある。
勝手雲の上限19331円を明日抜けるかどうかの読みとなってこよう。
サイコロは4勝8敗で33.3%。
松井証券信用評価損率速報で売り方はマイナス10.263%とさほど改善していない。
買い方はマイナス5.708%と悪化。
空売り比率40.1%と40%台だが何日続くかも売り方には課題だろう。
売り込みにくい背景は日経平均採用銘柄のPERが15.70倍まで低下したこと。
EPSは1212円まで増加してきている。
証人喚問通過も重要ではある。
小さな記事に注目すれば・・・。
ひとつは「5年ぶり対中黒字」の見出し。
2月の貿易統計速報で輸出額から輸入額を差し引いた収支は1118億円の黒字。
春節で抑えられていた輸出が反動で大幅増加になったとの解釈だ。
しかし背景は電子部品の輸出増加。
液晶など科学光学機器が48.6%増。
自動車部品が55.1%増。
悪くない。
もうひとつは「伸銅品需要、来年度1.2%増」の見出し。
2017年度の伸銅品需要は1.2%増の80万50トンの見通し。
こちらも背景は自動車部品やスマホ向けの需要増。
意外なのは住宅設備機器関連の需要の堅調推移。
秋以降は東京五輪関連需要が期待できるという。
足元を見ないで海外にかぶれていると見間違えるかも知れない。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
インターアクション(7725)・・・動兆
インターアクションに注目する。
同社はCCD・C−MOSイメージセンサセンサー向け検査用光源装置大手。
センサーでは世界トップシェア。
ソニーセミコンダクダマニュファクチュアリングからベストパ^トナー賞を受賞。
IoTでは自動運転対応、環境エネルギー事業ではPM2.5の検知・除去に期待。
最終的にはインダストリー4.0推進を目指している。
昨日東証1部指定。
(兜町カタリスト櫻井)
03月23日 為替市況コメント
【為替】ドルは弱材料に反応し易くなって、一時昨年11月23日以来の111円割れ
・・・続き
[概況]
欧州株式市場が下落で始まると為替市場は再び円買い優勢となってドルはそれまでの安値を下抜き、ユーロは120円を割り込んだ。
そしてNY市場で発表された2月中古住宅販売件数が予想を下回るとドルは昨年11月23日以来の111円割れとなり、NY株式市場の軟調な動きに終盤には当日安値で昨年11月22日以来となる110.720円まで下落した。
ユーロも119.690円(当日安値)まで下げたが、最後は若干値を戻して大台を回復し、ドルは-62.5銭の111.125円で引け、ユーロは-80銭の120円丁度で引けた。ドルは弱材料に反応し易くなって来ており、まだ下値を探る展開が続きそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月23日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ファンコミ<2461>
ウェブ掲載情報の信頼性チェックを開始
■東芝<6502>
半導体新会社の2018年度上場を検討
■日産自<7201>
今夏にも中国で新型SUVを生産・販売
■IHI<7013.>
東南アジアでパーム油の環境施策を事業化
■日立<6501>
国内4工場の生産をIoTで改善
■三陽商<8011>
働く女性向けのプロモーション強化
■オリックス<8591>
系列がドローンレンタルに参入
03月23日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月23日号
03月23日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
23日の東京株式市場は、方向感の出づらい展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジ:1万8850円-1万9200円を想定する。
昨日が大幅安であっただけに、さらに大きく売り込む動きにはならないとみるが、何かとリスクが意識されやすく、やや弱めで様子見姿勢が強まると予想する。
ただ、為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と円高に振れている。
現地22日のNY外為市場では一時1ドル=110円台の後半まで円高が進む場面がみられた。輸出関連株には重しとなりそうで、引き続き為替動向には神経質な展開となりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比5円高の1万8915円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1110万株、買い980万株で、差し引き130万株の売り越し。売り越しは3営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、自動車、化学、電機、その他金融、不動産、食品、機械、REIT、サービス、銀行、保険など。買いセクターに、サービス、情報通信、化学、建設、食品、機械、電機、石油、小売、REITなど。
【好材料銘柄】
■インタートレード <3747>
産学官共同研究「IT-はなびらたけプロジェクト」の研究成果を報告。標準ハナビラタケ株の抽出物から、抗がん剤や抗動脈硬化剤などに利用可能と考えられる新しい細胞活性を発見。
■石井表記 <6336>
前期経常が上振れ着地・今期は85%増益へ。
■ハーモニック・ドライブ・システムズ <6324>
今期最終を3.5倍上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング <7774>
中国における自家培養軟骨ジャックの特許に関する全権利を親会社の富士フイルムに3億円で譲渡。これに伴い、今期経常を28倍上方修正。
■フィル・カンパニー <3267>
4月14日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■ディー・ディー・エス <3782>
本人認証セキュリティプラットフォームが16年度に168自治体で新規採用された。保守契約中の自治体と合わせて合計242自治体で稼働。
■アクアライン <6173>
広島ガス <9535> と水まわり緊急修理サービス事業で業務提携。また、子会社を新設しリフォーム紹介事業を開始する。
【主な経済指標・スケジュール】
23(木)
【国内】
3月月例経済報告
《決算発表》
オプトエレクト
【海外】
イエレンFRB議長講演
米2月新築住宅販売件数(23:00)
米10年インフレ連動国債入札
《米決算発表》
アクセンチュア、マイクロン・テクノロジー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月22日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ5日続落し6ドル安、オバマケア代替法案の採決控え様子見
・・・続き
22日のNYダウ工業株30種平均は小幅に5日続落した。
終値は前日比6ドル71セント安の2万0661ドル30セントと、2月17日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。
明日に採決が行われる医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案に対して、共和党内から法案通過を阻止する動きがあり、減税法案など重要法案の審議にも遅れが生じるとの見方から、終日上値の重い展開となった。原油安や英国で発生したテロ事件を嫌気したリスク回避の動きも広がった。
ダウ平均は午前に下げ幅を89ドルまで広げた。
スポーツ用品のナイキが急落した。21日夕に発表した2016年12月〜17年2月期決算で売上高が市場予想に届かず、投資判断を引き下げる証券会社のアナリストも目立った。株価は約7%下げ、1銘柄でダウ平均を28ドル近く押し下げた。
ただ、前日に大きく下げた反動からハイテク株を中心に買い戻しも入り、ダウ平均は上げる場面もあった。マイクロソフトやアップル、インテルなどハイテク株が大きく上げて相場を支えた。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比27.816ポイント高の5821.641で終えた。アップルのほか、フェイスブックやアマゾン・ドット・コムなど時価総額の大きい主力株には買いが活発で指数を押し上げた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや電気通信サービスが下落した。
総合小売りのシアーズ(SHLD)が12%下落した。米証券取引委員会(SEC)に21日提出した年次報告書で、事業継続のリスクを示す「継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)に関する注記」を記載し、先行きの経営を不安視した売りが膨らんだ。
航空大手のアメリカン航空(AAL)はモルガン・スタンレーによる投資判断引き下げを受け、売られた。
一方で、ゼネラル・エレクトリック(GE)が高い。物言う株主のネルソン・ペルツ氏が率いるトライアン・ファンド・マネジメントとの協議に基づいてコストを削減する目標を定めたと発表し、収益改善を期待した買いが広がった。運送会社のフェデックス(FDX)はJPモルガンによる目標株価引き上げを受け、上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,661.30−6.71
S&P500種
2,348.45+4.43
ナスダック
5,821.641+27.816
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は7日続落し、約1カ月半ぶりの安値を連日で更新した。6月物は前日比55円安の1万8915円で取引を終えた。22日の大取終値は5円上回った。
トランプ米政権の政策運営の先行き不透明感を背景に円高・ドル安が進み、売られた。ダウ工業株30種平均の下げも弱材料になり、6月物は一時1万8770円まで下げた。この日の6月物高値は1万9040円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18915 ( +5 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18970 ( +60 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7324.72(-53.62)
FTSE100種総合株価指数は続落。前日終値に比べ53.62ポイント安の7324.72で引けた。金融株中心に売りが広がり、構成銘柄の約8割が下落した。午後遅くに英議会議事堂付近で発砲があったことをきっかけに売られる場面もあったが、その後は下げ渋り、影響は限定的だった。
トランプ米政権の政策でこれまで上昇した銀行株が売られた。バークレイズとロイズ・バンキング・グループの下げが大きくなった。
半面、アナリストが株価目標を引き上げた鉱業のアントファガスタは買われた。アングロ・アメリカンとフレスニージョ、ランドゴールド・リソーシズも上昇した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11904.12(-58.01)
ドイツ株式指数(DAX)は3日続落。終値は前日比58.01ポイント安の11904.12だった。
ドイツ取引所と工業用ガスのリンデが売られた。アナリストが株価目標を引き下げたドイツ銀行も下がった。一方で、自動車のフォルクスワーゲンとITのSAPは上がった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4994.70(-7.73)
03月22日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
22日の日経平均株価は3日続落。
・・・続き
終値は前日比414円安の1万9041円で、2月9日以来、約1カ月半ぶりの安値をつけて引けた。
下げ幅は本年最大で、チャート面でも25日、75日両移動平均線を割り込むなど上昇基調にヒビが入る下げとなった。
ダウ平均が今年最大の下げ幅を記録し、これを受けた日経平均も今年最大の下げ幅となった。率で見るとダウ平均の-1.14%に対して日経平均は-2.13%と、双方の位置を鑑みると日経平均の弱さが際立つ格好だ。
辛うじて1万9000円の大台は維持しているものの足元の円高基調は強く、もう一段の調整も考えられる流れとなっている。
ただ、パニック的な売られ方でもない。
今晩の米国株が反発、もしくは下げたとしても小幅であれば、あっさり戻しそうな雰囲気もある。米国株が極端に崩れなければ押し目買いに妙味ありと考える。大型株に関しては戻したとしてもその後が重いと考えるが、全体市場がクラッシュしなければ中小型株には悪くない地合いが続いている。中小型株への資金シフトを推奨したい。
テクニカル的には、一目均衡表の雲の上限にあたる1万9137.25円を割り込んできている格好で、雲の下限である1万8960円に接近している。
仮に1万8960円を割り込んできてしまうようであれば、大幅な調整局面となることも考えられるため注意が必要となるだろう。その際は、1万6097円(11/9安値)から1万9709円(1/9高値)上昇分の38.2%押しとなる1万8330円近辺までの調整局面を視野に入れておく必要がありそうだが、直近の安値1万8643円(1/18安値)が下値サポートとして機能するかも知れない。
03月22日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を7銘柄更新しました。
[2222]寿スピリッツ
[4963]星光PMC
[2467]バルクホールディングス
[9928]ミロク情報サービス
[4348]インフォコム
[4326]インテージホールディングス
[1430]ファーストコーポレーション
03月22日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=414円安、3日続落。米株安、円高受けリスク回避の売り
【大引け概況】
22日の日経平均株価は大幅に3日続落した。終値は前日比414円50銭安の1万9041円38銭だった。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分46秒 容量:14.30M
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日経平均は2月9日以来およそ1カ月半ぶりの安値を付けた。2016年11月9日以降の「トランプ相場」のもとでの最大の下げ幅となった。
前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が急落したことで投資家心理が悪化した。
国内外の機関投資家を中心に運用リスクを避ける動きが強まり、東証1部の9割超が下げるほぼ全面安の展開だった。
外国為替市場で円相場が1ドル=111円台半ばまで円高・ドル安が進み、企業の輸出採算が悪化するとの警戒感も売りを誘った。下値では押し目買いが入ったものの、午後にかけては相場の戻りの鈍さを嫌気した売りにも押された。
JPX日経インデックス400は3日続落し、307.42ポイント安の1万3679.58で終えた。東証株価指数(TOPIX)も3日続落した。終値は33.22ポイント安の1530.20だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆6583億円、売買高は20億5553万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1854、値上がりは107、変わらずは49だった。
個別では、米長期金利の低下により収益の改善期待が後退した三菱UFJや三井住友FGをはじめとしたメガバンクが下落した。第一生命HDやT&Dなど保険株も安い。
ソフトバンクグループも軟調。ファーストリテイリング、ファナックなども安い。円高進行により業績の伸び悩みへの警戒感からトヨタや富士重、マツダなどの自動車株も売りに押された。
東証1部に再上場したインターネットを通じた市場調査を手掛けるマクロミルは公募・売り出し価格(公開価格、1950円)を4.3%下回る1867円で初値を付け、同水準を下回って終えた。
半面、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の増産や人気ソフトの販売増により業績が上向くとの期待が根強い任天堂が高い。前日に17年3月期の業績見通しの上方修正と増配を発表した全国保証も上昇した。円高進行に伴い業績が上向くとの見方からニトリHDも買いが優勢だった。大東建託が堅調、全国保証が急伸をみせた。沢藤電機はストップ高、アイスタイル、GMOクラウドも大きく上昇。このほか、ディー・エル・イーなども物色人気となった。
東証2部株価指数は、前日比70.20ポイント安の5859.40ポイントと3日続落した。値上がり銘柄数は88、値下がり銘柄数は388となった。
個別では、ササクラ、ダイベア、いい生活、ゼット、シャープ、Jトラスト、日本リーテックが売られた。
一方、高田工業所、ソルコム、エスビー食品、森下仁丹、ケミプロ化成など11銘柄が昨年来高値を更新。象印やケミプロ、シード、アイスタディ、セコニックホールディングス、大興電子通信が買われた。
東証2部に新規上場したフルテックは公募・売り出し価格(公開価格、600円)の約2倍にあたる1230円で初値を付け、初値比20%安の985円で終えた。
03月22日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反落、投資家心理の悪化を映した売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。
終値は前日比24円54銭安の3023円85銭だった。21日の米国株が大幅に下落したほか、円相場も1ドル=111円台半ばまで上昇し、投資家心理の悪化を映した売りが優勢だった。
ただ、下値では国内機関投資家や個人の押し目買いが入り、下値は限られた。値動きの軽さを手掛かりに直近上場銘柄が物色されたことも、新興株相場全体の地合いを下支えした。
ジャスダック市場の売買代金は概算で395億円、売買高は7508万株だった。値上がり銘柄数は126、値下がり銘柄数は547となった。
個別では、ほぼ日、ティビィシィ・スキヤツトが昨年来安値を更新。オールアバウト、フジタコーポレーション、ユークス、夢テクノロジーが売られた。
一方、ケアサービス、アンドール、ヤマザキがストップ高。エプコ、共同ピーアールは一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、佐藤渡辺、UTグループ、滝沢ハム、ケア21など19銘柄は昨年来高値を更新。GFA、ソレキア、清和中央ホールディングス、ウイルプラスホールディングスが買われた。
03月22日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、新興市場も弱い動き
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比21.13ポイント安の1033.42だった。
米国株安と為替市場の円高進行を受けて東証1部市場が大きく下落。新興市場も弱い動きではあるが、下げ幅は限られた。値上がり銘柄数は52、値下がり銘柄数は172となった。
個別ではピクスタ、ピーバンドットコム、シャノン、窪田製薬ホールディングスなどが昨年来安値を更新。ジーエヌアイグループ、カナミックネットワーク、セラク、中村超硬がり売られた。
一方、ファイズがストップ高。ミクシィ、ファンデリー、ビーロット、サイバーステップ、ビーグリーなど7銘柄は昨年来高値を更新。レントラックス、みんなのウェディング、リボミック、メディカルネットが買われた。
21日に東証マザーズ市場に新規上場した力の源HD(3561)は上場2日目となるきょう10時56分に公募・売り出し価格(公開価格、600円)の3.7倍にあたる2230円で初値を付けた。その後も買いの勢いが強まり、初値比402円(18%)高の2632円まで上昇する場面もあった。終値は同400円高の2630円だった。
21日に東証マザーズ市場に新規上場したIIF(6545)は上場2日目となるきょう11時6分に公募・売り出し価格(公開価格、1320円)の3.8倍にあたる5040円で初値を付けた。その後は売りに押され、終値は初値比590円(12%)安の4450円だった。
03月22日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=-390円 大幅続落。リスク回避ムード強まる
22日午前の日経平均株価は大幅に続落した。
・・・続き
午前の終値は前日比390円51銭安の1万9065円37銭だった。
前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が急落したことを受けて、投資家心理が悪化し朝方からリスク回避の売りが集中した。海外投資家を中心に運用リスクを避ける動きが強まり、東証1部の9割超が下げるほぼ全面安の展開となった。 外国為替市場で円相場が1ドル=111円台半ばまで円高・ドル安が進み、企業の輸出採算の悪化を警戒した売りも出たうえ、 11時過ぎから売りが膨らみ、日経平均の下げ幅は400円を超える場面もあった。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ大幅に続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆3297億円、売買高は11億677万株。東証1部の値下がり銘柄数は1825、値上がりは135、変わらずは50だった。
個別では、前日の米国市場で長期金利の低下を背景に金融株が大きく下落した流れが日本株にも波及し、三菱UFJや三井住友FGなどがメガバンクが安い。 ファーストリテイリングが大幅安となり、日立マクセル、日本写真印刷も下落した。
半面、前日に2017年3月期の業績見通しの上方修正と増配を発表した全国保証が高い。新型ゲーム機増産で業績が上向くとの期待が根強く任天堂が5連騰と高い。 沢藤電機が一時ストップ高となり、リクルートホールディングス、NTTも高い。
東証2部株価指数は前日比63.68ポイント安の5865.92ポイントと3日続落。
値上がり銘柄数は72、値下がり銘柄数は373となった。
個別では、いい生活、ダイベア、明治機械は値下がり率上位に売られた。シャープ、Jトラストが安い。 一方、高田工業所、クニミネ工業、MCJなど8銘柄が昨年来高値を更新。東邦金属、シード、DNAチップ研究所は値上がり率上位に買われた。
03月22日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落。投資家心理悪化を映した売りが先行
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比20.19円安の3028.20円と反落。
値上がり銘柄数は114、値下がり銘柄数は521となった。
21日の米国株の下落に加え、円相場が1ドル=111円台半ばまで上昇し、投資家心理の悪化を映した売りが先行した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で223億円、売買高は4058万株。
個別では、アエリアと平田機工、リーダー電子、ユークスが売られた。
一方、ヤマザキがストップ高。エプコは一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、UTグループなど16銘柄は昨年来高値を更新。 16日新規上場したほぼ日は年初来安値をつけた後上昇した。
03月22日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、アスカネットやそーせいなどが下落
・・・続き
東証マザーズ指数と反落した。前引けは前日比11.54ポイント安の1043.01ポイントとなった。
値上がり銘柄数は51、値下がり銘柄数は174となった。
個別では、ピクスタ、ピーバンドットコム、シャノンなどが昨年来安値を更新。ジーエヌアイグループ、セラク、カナミックネットワークは値下がり率上位に売られた。
一方、ファイズがストップ高。ミクシィ、ファンデリー、サイバーステップなどが昨年来高値を更新。リボミック、みんなのウェディング、フリークアウト・ホールディングスは値上がり率上位に買われた。
21日に新規上場した力の源HDは上場2日目となる22日の10時56分に公募・売り出し価格600円の3.7倍にあたる2230円で初値を付けた。その後はやや売りに押され、前引けは2190円だった。
21日に新規上場したIIFは上場2日目となる22日の11時6分に公募・売り出し価格1320円の3.8倍にあたる5040円で初値を付けた。寄り付き後はやや売りに押され、前引けは4810円だった。
03月22日 アフターランチ
「アフターランチ」
NYダウは今月から上昇9年目に入る。
・・・続き
景気は6月に拡大局面9年目入り。
1940年代以降の金融政策と景気の動きへの調査。
FRBが利上げしてから平均33か月で景気は後退に転じているという。
今回は2015年12月に利上げがあったから33か月後は2018年半ば。
まだ先なのだが・・・。
そしてアメリカの家計に占める株式比率は昨年末に約40%。
第二次世界大戦後の平均が28%。
ITバブルの時が40%だった。
そういう意味での警戒感葉あるのかも知れない。
そもそもアメリカの景気けん引の主役は軍事ーIT−不動産の循環。
これにバイオやインフラというのが副食となってきたのが歴史。
今回の景気はおそらくインフラとITがけん引するのだろう。
日銀のETF買い。
先週は15日(水)前場のTOPIXマイナス0.36%で724億円買い。
16日(木)前場のTOPIXマイナス0.13%で724億円買い。
17日(金)前場のTOPIXマイナス0.47%で724億円買い。
3日連続だった。
21日(火)は前場のTOPIXマイナス0.1%でさすがに見送り。
でも3月6日(月)は前場のTOPIXマイナス0.28%で見送り。
3月3日(金)はマイナス0.18%で見送り。
となると16日(木)のマイナス0.13%で買ったのがイレギュラー感。
3月は8日だけしか買っていなかったからなのだろうか。
毎月5000億円が買い付けノルマの平均となる。
因みに予算的にはETF5兆7000億円。
新型ETFが3000億円、ETFが900億円。
因みに今年の買いは1兆3447億円。
昨年は累計4兆3820億円。
15年は3兆694億円。
14年は1兆2845億円。
13年は1兆953億円だった。
創設以来の累計は12兆6443億円。
REITは3747億円となっている。
機関投資家が気にする3月月中平均。
今年は先週までで19478円。
因みに昨年3月月中平均は16897円。
3月末値は16758円。
年間では約3000円の上昇。
悪くはないし問題にもしていない数字となっている。
(櫻井)。
03月22日 為替市況コメント
【為替】新規材料の無い中でドル売りが進む
・・・続き
[概況]
仏大統領選の候補者討論会でマクロン氏がユーロ離脱を主張するルペン氏を支持率で上回ったとの報道にユーロは欧州市場序盤に当日高値121.850円まで上昇した。
一方ドルは材料の無い中、NY株式市場が上昇で始まったあと下落に転じるとドルも売られて112円を割れ、株価の下げ幅拡大と共にNY市場引け間際には当日安値111.530円まで下落した。
最後も-81銭の111.750円と2月28日以来の111円台に落ちて引け、それ以外の主要通貨も下げたが、ポンドは英消費者物価指数の予想を上回る結果に利上げ期待から前日比上昇(+39銭)して引けた。ドルは下値を探る動きが継続しそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月22日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅続落、米株急落や円高進行を嫌気
【寄り付き概況】
22日前場寄り付きの日経平均株価は大幅に続落して始まった。
・・・続き
前日比309円26銭安の1万9146円62銭で寄り付いた、その後下げ幅は350円を超える場面もあった。
前日の米国株式市場でダウ工業株30種平均など主要株価指数がそろって大きく下落し、投資家心理が悪化した。海外投資家を中心に運用リスクを避ける動きが強まり、幅広い銘柄で売りが優勢となった。
外国為替市場で円相場が1ドル=111円台半ばまで円高・ドル安が進み、輸出企業の多い日本株にも重荷となった。輸出採算の悪化への警戒感からトヨタや富士重など自動車株の一角のほか、アルプスなどの電子部品株にも売りが強まった。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)もそれぞれ大幅に下落して始まった。
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がり率で目立つのは海運、鉄鋼、保険、証券、機械、非鉄など。
前日の米国市場で長期金利の低下を背景に金融株が大きく下落した流れが日本株にも波及し、三菱UFJや三井住友FGなどのメガバンクが安い。T&Dや第一生命HDなど保険株も大幅に下げた。半面、3日に発売された新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の増産で業績が上向くとの期待が根強い任天堂が高い。
21日に17年3月期の業績見通しの上方修正と年間配当を増やすと発表した全国保証も上昇した。
225先物はアムロ・ソジェン・野村・日興・みずほ・カブコムが買い越し。
モルスタ・JP・シティ・大和が売り越し。
TOPIX先物はGS・クレディ・パリバ・メリル・アムロが買い越し。
ドイツ・日興・ソジェン。・大和が売り越し。
外資系等は任天堂(7974)、ブラザー(6448)、NECネ(1973)に注目。
テクニカル的にはマルハ(1333)、ファーストコーポ(1430)、フィード・ワン(2060)、寿スピ(2222)、学情(2301)、不二油(2607)、アリアケ(2815)、永谷園(2899)、クラボウ(3106)、あさひ(3333)、コスモス薬(3349)、旭化成(3407)、ケイアイス(3465)、GMOクラウド(3788)、コムチュア(3844)、片倉コープ(4031)、リソー教育(4714)、ITFOR(4743)、サイバー(4751)、CIJ(3826)、新日本電(5563)、ホソカワミク(6277)、エアーテック(6291)、リケン(6462)、NTN(6472)、エフテック(7212)、佐鳥電(7420)、ハピネット(7552)、シチズン(7762)、SHOーBI(7819)、木曽路(8160)、さが美(8201)、松屋(8237)、ユナイテッド(9110)が動兆。
03月22日 カタリストコメント
「大富豪デビッド・ロックフェラー3世の大往生を市場が追悼?」
NY株式市場は大幅下落。
NYダウ、S&P500は4日続落。
・・・続き
トランプ当選後最大の下落幅となった。
NASDAQは午前中にザラバ高値を更新後に5日ぶりの反落。
背景はオバマケアの修正案にてこずっていること。
23日に下院本会議で審議する予定だが時間がかかっている。
この様子から企業減税の実施への警戒も台頭。
「金融株と製造業株主導での株価の見切り売り。
トランプ政権の成長支援策の発表がすぐに政策実行に結びつくことに投資家が自信を失ってきている」。
そんな指摘も聞かれる。
S&P500銀行株指数は3.9%下落。
中心銘柄のバンカメは5.8%下落。
同社株価は昨年11月8日から3月20日までに43.7%急伸。
銀行セクターの上昇率28.6%大きくアウトパフォームしていた。
AKスチールが9%、USスチールが7.6%、キャタピラーが3%下落した。
WTI原油先物がバレル=47.34ドルまで下落したことも悪材料視。
特定の悪材料がある訳ではないものの「トランプ政策に対する漠とした危惧」での株安。
ムードが呼んだ株価上昇はムードに包まれた株価の下落を惹起した印象。
図に乗って多くのものを望むからこんな下落も生じてくる。
10年債利回りは2.4%台と約3週間ぶりの低水準。
VIX(恐怖)指数は14.56%まで上昇した。
強いて言えば・・・。
「大富豪デビッド・ロックフェラー3世の大往生」を市場が追悼・懸念したとでも言えるのかも知れない。
意外と下げ渋った3連休明けの東京市場。
主力銘柄の値動きは色褪せた格好だが新興中小型の個別の強さは出てきたような印象。
「昨年3月から4月にかけて見られたマザーズ優勢相場の再来が見られそう」という声もある。
あるいは「割り切って中小型のジェットコースター相場に乗って細かく動くか。
観覧車並みの緩い動きの大型株を気長に仕込むかの分水嶺」という指摘もある。
株価が地球を一周してみれば朝方高かったNY株式は後場に大幅下落。
トランプ政策への懸念が材料となった。
「企業決算やFOMC、雇用統計など材料が出尽くしたところで、市場は議会の動きに注目しだした」という見方。
おそらくトランプ懸念は下落材料の本筋ではないと考えたいところ。
「膠着からの脱却には一度下落してから」という経験則もある。
シカゴ225先物は大証日中比340円安の18970円。
為替の111円台も嫌気されよう。
前日は25日線とSQ値がサポートとなったが、今日は無理っぽいところ。
だが売り一巡後の展開に戻りへの期待はあるのではなかろうか。
興味深いことに「勝手雲」は今日黒くねじれて24日に白くねじれている。
その間の上限は19329円、下限は19309円。
瞬間的には19163円を見に行くことは当然あろう。
29日に19504円を上回るかどうかが課題となろうか。
「配当分(約160円)を考慮すれば19200円どころの攻防。
日経平均株価の75日移動平均線は19198円でここが抵抗帯。
一目均衡表の雲の上限は19123円」と市場関係者。
昨日の朝、NYへの電話インタビュー。
「ロックフェラーさんが101歳でお亡くなりになった市場インパクトは?」と聞いた。
答えは「市場は話題にしてません」。
フツーに思えば間違いなくそうだろう。
でも何となく引っかかった。
そうしたら今朝の下落。
莫大な資産家の逝去は時として市場に影響することがあるのかも知れない。
ロックフェラーの推定資産は200兆円とも言われる。
シティ・チェース・メリル・エクソン・ペプシ・カーギル・ボーイング・GM
GE・AP通信・NBCテレビ。
影響力は結構大きい。
穿って考えればトランプ大統領の後ろ盾のようなもの。
だから下落の材料が議会になったと考えても不自然ではないような気がする。
全くの陰謀説的立場ながら・・・。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
カナミックネットワーク(3939)・・・動兆
カナミックネットワークに注目する。
同社は自治体、医師会、介護サービス事業者向けクラウドサービスが中核。
システムユーザー実績約51000名以上。
約15600事業所の医療法人・介護事業所、
全国で約280拠点以上の地域包括支援センターへの導入実績。
医療・介護向け特化のネット広告サービスが堅調。
業績は好調。
今月総務省の「Iot サービス創出支援事業」に係る委託先候補に選定されたのも好材料視。
(兜町カタリスト櫻井)
03月22日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■AOITYOHD<3975>
歩きながら旅行体験できるVR開発
■CTC<4739>
共有ソフトで新たな営業・サポートを提案
■シャープ<6753>
「ロボホン」用アプリ開発会社に奨励金
■キヤノン<7751 >
系列が有機ELパネル製造向け装置を増産
■キヤノンMJ<8060>
系列がIoT導入支援事業に参入
■SOMPOHD<8630.T>
系列が風力発電の安全審査を開始
03月22日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月22日号
03月22日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
22日の東京株式市場は、シカゴ日経平均先物(1万8970円 -340 )にサヤ寄せするスタートになろう。
・・・続き
寄り付き以降の売り圧力は限定的と予想する。ただ、戻りも鈍そうで、その後は1万9000円近辺で様子見姿勢が強まると考える。
日経平均株価の予想レンジは、1万9100円-1万9400円を想定する。
朝方は、同清算値にサヤ寄せするスタートになろう。為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の後半と円高に振れている。輸出関連株には、売り圧力が強まる場面もありそう。ただ、売り一巡後は、日銀のETF(上場投資信託)買いへの期待感から、下げ渋る動きもみられそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比340円安の1万8970円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1650万株、買い1160万株で、差し引き490万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、情報通信、自動車、精密、薬品、電機、ETF、機械、不動産、通信など。買いセクターに、サービス、電機、銀行、商社、薬品、化学など。
【好材料銘柄】
■エプコ <2311>
東京電力エナジーパートナーと省エネリフォーム事業の共同出資会社設立に向けて検討を開始。
■シード <7743> [東証2]
東証がシードを28日付で市場1部に指定替えする。
■リボミック <4591>
アステラス製薬 <4503> とアプタマー医薬品開発に関する共同研究開発契約を結んだ。これによりアステラスから受領する研究費を事業収益として計上する。
【主な経済指標・スケジュール】
22(水)
【国内】
2月貿易統計(8:50)
1月全産業活動指数(13:30)
日銀金融政策決定会合議事要旨(1/30〜31開催分)
40年国債入札
《決算発表》
石井表記
【海外】
米1月FHFA住宅価格指数(22:00)
米2月中古住宅販売件数(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月21日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ4日続落で237ドル安 政策不透明感も
・・・続き
21日のNYダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比237ドル85セント安の2万0668ドル01セントで終えた。
2月17日以来ほぼ1カ月ぶりの安値。下げ幅は2016年9月13日以来ほぼ半年ぶりの大きさ。昨年11月の米大統領選以降に株高基調が続く「トランプ相場」では最大の下げとなった。
原油相場の上昇や主要ハイテク株の上昇を受けて買いが先行した。しかしながら、昨日にFBI長官がロシアによる米大統領選介入疑惑を巡り、トランプ政権との繋がりを捜査していることを認めた。また、オバマケアの廃止を含む医療保険関連法案で、共和党内の調整が難航していることも嫌気され、今後の政権運営への先行き懸念から午後にかけて大きく下落し軟調推移となった。
米長期金利の低下を背景に、収益が拡大するとの期待が後退した金融株が売られた。トランプ米政権の税制改革や規制緩和の先行き不透明感も利益確定売りを誘った。
金融規制の緩和は難しいとの見方も金融株の売り材料とされ、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが売られ、2銘柄でダウ平均を80ドル超押し下げた。
米カンザスシティー連銀のジョージ総裁は講演で、米連邦準備理事会(FRB)には危機時の金融緩和策を取り除く機会が訪れているとの認識を示した。金融政策は「重要な転換点に差し掛かっている」と指摘したが、株式相場の反応は目立たなかった。
ナスダック総合株価指数は、前日比107.704ポイント安の5793.825で終えた。昨年9月9日以来の大きな下げとなり、2月14日以来の安値で終えた。グーグルの持ち株会社アルファベットやアマゾン・ドット・コム、アップルなど時価総額の大きい主力株が軒並み売られ、指数を押し下げた。
セクター別では、公益事業や食品・飲料・タバコが上昇する一方で銀行や自動車・自動車部品が下落した。
食品メーカーのケロッグ(K)、ゼネラルミルズ(GIS)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落。住宅建設のレナーも下げた。決算は市場予想を上回ったが、株価が最高値圏にあり利益確定売りが出た。新色の「iPhone」などを発売すると発表したアップル(AAPL)は最高値を更新したものの、下げて終えた。
上昇銘柄は外食のチポトレ・メキシカン・グリルや電力のデューク・エナジーなど少数にとどまった。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,668.01−237.85
S&P500種
2,344.02−29.45
ナスダック
5,793.825−107.704
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は6日続落しおよそ1カ月半ぶりに1万9000円を割り込んで取引を終えた。6月物終値は前日比300円安の1万8970円だった。21日の大阪取引所の終値を340円下回った。
トランプ米政権の政策運営を巡る先行き不透明感から円高や米株安が大きく進み、売りを促した。
この日の6月物安値は1万8950円、高値は1万9350円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18970 ( -340 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19030 ( -280 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7378.34(-51.47)
FTSE100種総合株価指数は反落。前日終値に比べ51.47ポイント安の7378.34で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。午前に一時、前日に付けた最高値(7429.81)を上回る場面があったものの、午後にかけて資源株を中心に幅広い銘柄に売りが膨らんだ。
銅相場の下落を背景に鉱業株が軒並み大幅安となった。資源商社のグレンコア、リオ・ティント、BHPビリトンはそれぞれ4%前後下落し、指数の下げを主導した。
半面、食品包装のブンズルが上昇。アナリストが目標株価と投資判断を引き上げたことが買い手掛かりになった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11962.13(-90.77)
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比90.77ポイント安の11962.13だった。構成銘柄の約9割が下落した。
透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアなど医療関連株が安かった。航空のルフトハンザと鉄鋼のティッセン・クルップも下げた。一方、ドイツの長期金利上昇などを受けて銀行株が買われた。ドイツ銀行は4%超上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5002.43(-9.73)
03月21日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
連休明けの日経平均が続落。
・・・続き
終値は前週末比65円安の1万9455円で、9日以来、約2週間ぶりに1万9500円台を割り込んで引けた。
18日に閉幕したG20財務相会合の共同声明で、「反保護主義」の文言が削除されたことを嫌気して円高・ドル安が進行。これを受けて輸出株中心に売りが広がった。
下値では個人や日銀の買い(観測)などが入ったが、出来高不足でプラス圏まで戻すには至らなかった。
チャート的には25日移動平均線(1万9394円)がサポートする格好で、当面は同線が短期的な強気弱気の分かれ目となりそうだ。これ以上の円高がなければここでサポートされる可能性の方が高いだろう。
全体市場がこう着感を強めていることや、円安が期待しづらい地合いであることなどは、新興市場への資金シフトを強める材料となる。
03月21日 為替市況コメント
【為替】FRB高官の発言を引き続き注視
・・・続き
[概況]
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官による発言を引き続き注視する展開となりそうだ。
予想レンジは1ドル=112円20〜113円50戦。
先週末に開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では「保護主義に対抗する」との文言が削除されたことを受け、為替相場では、ドル安・円高が進行した。
今晩はダドリーNY連銀総裁や、ジョージ米カンザスシティ連銀総裁などの講演があり、その発言が注目されそうだ。
03月21日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=65円安と続落、円高に米保護主義懸念で利益確定売り
【大引け概況】
21日の日経平均株価は続落した。
・・・続き
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終値は前週末比65円71銭安の1万9455円88銭だった。
外国為替市場で円相場が強含み、円高を警戒した国内投資家などの利益確定目的の売りが出た。
18日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明で「保護主義への対抗」といった文言が盛り込まれず、米国の保護主義的政策への警戒感が強まった。海外投資家が買いを手控える動きも広がった。
3月期末を控えて持ち高調整の売りも出た。米金利の上昇一服を受けて金融株が軟調となった。T&Dなど保険株は下落し、銀行の三菱UFJも下げた。
「材料難で、為替も含めレンジを踏襲する動きだ。上を買う投資主体が見当たらず、下への仕掛けがあっても短期的なものにとどまり、トレンドをもった動きにはならない。需給面で改善される新年度入りまでは、こんな調子だろう」との声が聞かれた。
ただ下値では個人投資家らの押し目買い意欲は根強く下値を支えた。割安感の強い銘柄や高い配当利回りの期待できる銘柄は買いが入った。
JPX日経インデックス400は続落し、前週末比32.31ポイント安の1万3987.00だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、2.43ポイント安の1563.42だった。
東証1部の出来高は15億9718万株、売買代金は2兆396億円。
東証1部の値下がり銘柄数は862と全体の43%を占めた。値上がりは991、変わらずは156銘柄だった。
個別では、半導体メモリー事業の買収に政府が関与するとの観測が出た東芝は上昇した。
住友不がTOB(株式公開買い付け)実施の住友販売(監理)がストップ高配分。
新型ゲーム機の増産が伝わった任天堂が上げた。JTやアサヒ、大東建も上昇した。
第1四半期(16年11月−17年1月)の連結決算で黒字転換のオハラや、17年3月期の連結利益予想を上方修正して期末配当増額のフィードワンも上昇。GMOクラ、Sサイエンス、ユニデンHDなどの上げも目立った。
一方、鋼材価格の据え置きを発表した東京製鉄の下げが目立った。スマートフォン開発ベンチャーへの出資を取りやめると伝わったソフトバンクも下げた。
東証2部株価指数は前週末比3.38ポイント安の5929.60ポイントと続落した。
値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は199となった。
個別ではアルデプロ、大興電子通信、日本プラスト、森尾電機、マーチャント・バンカーズが売られた。
一方、ダイベアが一時ストップ高と値を飛ばした。高田工業所、E・Jホールディングス、攝津製油、エスビー食品、ダイショーなど28銘柄は昨年来高値を更新。ケミプロ化成、セック、ウェルス・マネジメント、ヒラキ、インターアクションが買われた。
03月21日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、直近のIPO銘柄が活発に売買
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比20円84銭高い3048円39銭だった。円相場の強含みを受けて東証1部の主力株が軟調に推移するなか、業績期待の根強い中小型株に買いが入った。直近の新規株式公開(IPO)銘柄も活発に売買された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で479億円、売買高は8632万株だった。値上がり銘柄数は366、値下がり銘柄数は275となった。
個別ではケアサービス、遠州トラックがストップ高。ライフフーズは一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業、クルーズ、UTグループ、滝沢ハム、ゲンダイエージェンシーなど34銘柄は昨年来高値を更新。エヌアイシ・オートテック、ハビックス、ソレキア、ヒューマンホールディングスが買われた。
一方、ほぼ日、T&Cメディカルサイエンス、ティビィシィ・スキヤツト、日宣が昨年来安値を更新。アエリア、日本マニュファクチャリングサービス、フォーバル・リアルストレート、ナガオカ、AKIBAホールディングスが売られた。
03月21日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、IPO2銘柄の初値付かず
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比19.93ポイント高い1054.55だった。
東証1部への市場変更を見送ると発表しウリ気配で始まったそーせいグループがプラス浮上したことで新興市場全般に下値買いが入った。
値上がり銘柄数は144、値下がり銘柄数は85となった。
個別ではサイバーステップが一時ストップ高と値を飛ばした。ファンデリー、ビーロット、ドリコム、ビーグリー、ACCESSなど7銘柄は昨年来高値を更新。アスカネット、ブラス、レントラックス、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、コラボスが買われた。
一方、ピクスタ、ピーバンドットコム、シャノン、ナノキャリア、窪田製薬ホールディングスなど6銘柄が昨年来安値を更新。JMC、レノバ、ファイズ,ITbookが売られた。
きょうマザーズ市場に上場した力の源HD(3561)とIIF(6545)は終日買い気配が続き、取引が成立しなかった。取引終了時点の気配値は力の源HDが1380円、IIFが3040円で、いずれもきょうの上限に当たる公募・売り出し価格(公開価格)の2.3倍まで切り上げた。
03月21日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
21日後場寄付きの日経平均株価は、前営業日比50円34銭安の1万9471円25銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.19ポイント安の1564.66で始まった。
外国為替市場では、1ドル=112円70銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な展開となっている。
日経平均は25日線を挟んでのこう着が続いている。下値の堅さは意識される。
中小型株の一角はプラスに転じる動きをみせている。先週末に調整をみせていたこともあり、売り一巡後の仕切り直しの動きが意識されやすい。
また、値動きの強い銘柄等にも個人投資家からの資金が集中しやすくなりそうだ。
ランチバスケットは18件、365.40億円。差し引き20億円の買い越しとの観測。
03月21日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=51円安続落。下げ渋る、円高一服で買い戻し
21日午前の日経平均株価は続落した。
・・・続き
午前の終値は前週末比51円97銭安い1万9469円62銭だった。
前日の米国株市場でNYダウが小幅に3日続落と上値の重さが意識されるほか、外国為替市場でドル売り・円買いの動きがみられたことで、輸出株中心に売りに押された。
外国為替市場で円相場が1ドル=112円台半ばと前週末に比べて円高がやや進み企業業績の改善期待が後退したことも買いを手控えるムードを強めた。
18日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明で「保護主義への対抗」といった文言が盛り込まれず、米国が自国企業を優先した政策を取るとの懸念が強まった。下げ幅は一時180円を超えたが、その後は下げ渋った。
下値では国内機関投資家や個人投資家の押し目買い意欲が根強かった。
日銀のETF買いに対する思惑を背景に売りの勢いは限定的で、3月決算期末を控えた配当権利取りの買いなども下値を支えている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆688億円だった。売買高は8億3950万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1023と全体の51%を占めた。値上がりは830、変わらずは155だった。
個別では、米長期金利の上昇一服で、T&Dなど保険株の下げが目立った。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも冴えない。スマートフォン開発ベンチャーへの出資を取りやめたと伝わったソフトバンクも下落した。富士重やトヨタなど自動車株の一角も下げた。債権者による法的整理申し立ての検討が伝わったタカタは大幅安となった。
タカラレーベンが大幅安、東京製鉄、ミネベアミツミなども値を下げた。
一方、3日に発売した新型ゲーム機「ニンテンドー スイッチ」の増産が伝わった任天堂の上げが大きかった。コマツは上昇し、東芝は朝安後に上げに転じた。住友不によるTOB(株式公開買い付け)が発表された住友販売は制限値幅の上限(ストップ高)水準まで買い気配を切り上げた。キーエンスも買いが先行しているほか、NTTもしっかり。オハラが大幅高、ムゲンエステートも値を飛ばした。ブラザー工業も物色人気。
東証2部株価指数は前週末比6.61ポイント安の5926.37ポイントと続落した。
値上がり銘柄数は229、値下がり銘柄数は191となった。
個別では、アルデプロ、ランドコンピュータ、大興電子通信、シャープ、マーチャント・バンカーズ、サンコーが売られた。
一方、攝津製油、エスビー食品、ダイショー、ヒラキ、クロスプラスなど21銘柄が昨年来高値を更新。ケミプロ化成、ウェルス・マネジメント、セックが買われた。
03月21日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、直近の新規株式公開(IPO)銘柄に資金が流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比11円56銭高い3039円11銭となった。円相場の強含みを受けて主力株への買いが鈍るなか、業績拡大期待の強い中小型株や直近の新規株式公開(IPO)銘柄に資金が流入した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で283億円、売買高は5961万株。
値上がり銘柄数は336、値下がり銘柄数は276となった。
個別では、ケアサービスがストップ高。ライフフーズは一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業、UTグループ、ゲンダイエージェンシー、オーシャンシステム、ハピネス・アンド・ディなど29銘柄は昨年来高値を更新。ワイエスフード、ソレキア、エヌアイシ・オートテック、ハビックス、KYCOMホールディングスが買われた。
一方、ほぼ日、T&Cメディカルサイエンス、ティビィシィ・スキヤツト、日宣が昨年来安値を更新。日本マニュファクチャリングサービス、ユークス、AKIBAホールディングスが売られた。
03月21日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、中小型株が買われる
・・・続き
東証マザーズ指数も反発した。前引けは前週末比9.54ポイント高の1044.16だった。
値上がり銘柄数は115、値下がり銘柄数は108となった。
個別では、東証1部への市場変更を当面見送ると表明したそーせいは売り先行後、上げに転じた。
ファンデリー、ビーロット、サイバーステップ、ビーグリー、ACCESSなど6銘柄が昨年来高値を更新。ジャパンエレベーターサービスホールディングス、アスカネット、ブラス、フィル・カンパニー、リファインバースが買われた。
一方、ピクスタ、ピーバンドットコム、シャノン、ナノキャリア、窪田製薬ホールディングスなど6銘柄が昨年来安値を更新。JMC、ファイズ、うるる、レノバ、アクロディアが売られた。
きょうマザーズ市場に上場した力の源HD(3561)とIIF(6545)は朝方から買い気配が続き、午前中の取引では初値が付かなかった。前引け時点の気配値は、力の源HDが公開価格(600円)を80%上回る1080円、IIFが公開価格(1320円)を70%上回る2244円だった。
03月21日 カタリストコメント
「韓非子」
中国の古典に「韓非子」というのがあります。
根底にあるのは「人間は欲望と利益の二つで動くもの」という思考法。
・・・続き
もともとは国家統治とか転じて経営学などで用いられるものでした。
でも株式市場で渦巻いているのも「欲望と利益」でしょう。
市場参加者の欲望と利益を忖度しないで相場観はなかなか成立しないもの。
でも、市場関係者はこういう低レベルなことは忖度することは滅多にありません。
学問チックにROEだ、ESGだ、あるいはEBITDAだ。
アルファベットを並べれば相場が事足りる訳ではないのでしょうが、どうもそっちに流れる傾向です。
売る人が多いから株価は下落、買う人が多いから株価上昇。
不滅の定理の筈なのに、この解釈では失笑されるばかり。
株式市場はもともとそんなに高級な場所ではない筈。
欲と利益への願望が渦巻いて株価は形成されるもの。
何か不都合がある訳でもないのでしょうがまぜか最近はこの部分をあまり語ろうとはされません。
やはり事の本質を見ることは必要でしょう。
「虎の能く狗を服する所以は、爪牙なり」。
「巧詐は拙誠に如かず」。
「人を恃むは自ら恃むに如かず」。
「事の理によるときは、労せずして成る」。
古い言葉でも案外と参考になるような気がします。
週末のNYダウは19ドル安、週明けのNYダウは8ドル安と3日続落。
一方アップルが史上最高値を更新し検診しているNASDAQ総合株価指数は小幅に4日続伸。
FOMCを通過しG20も通過し結局は方向感のない展開。
主な経済指標や目立った大型N&Aの発表などの物色材料が乏しいことも影響した格好。
「重要イベントを波乱なく終えた安心感が漂う」という声も聞こえる。
緩やかな金利上昇の方向性を受けて10年債利回りは2.464%まで低下。
連動して金融セクターが軟調展開。
2月の米鉱工業生産指数は横ばいで着地。
3月のミシガン大学消費者態度指数速報値は97.6と前月から改善した。
キャタピラーは減収幅が縮小し上昇。
ウォルト・ディズニーは前週公開の「美女と野獣」の好調から上昇。
画像処理半導体大手のエヌビディアやAMDなど半導体関連も上昇した。
セキュリティソフトのFEYEが証券会社の投資判断引き上げを受けて急伸。
先週のNYダウは0.1%高。
NASDAQ総合指数は0.7%高。
S&P500指数は0,2%高。
ともに2週ぶりの反発となった。
週末の日経平均は三連休を前に見送り姿勢。
日中値幅は60円程度のこう着状態だった。
国会の証人喚問を除けば大きなイベントも少なく動きづらい展開と見る向きも多い。
一方で総額12兆円に及ぶという配当取りの動きもみられる可能性も大きい。
いずれにしても自ら動く努力の少ない東京市場は欧米株式市場の動向如何の展開。
シカゴ225先物終値は大証日中比80円安の19270円。
ドル円の112円台を嫌気した格好での下落となった。
メジャーSQ値、決定以来6日連続で上回って来た記録が途絶えそうな気配。
25日線19394円が微妙にサポートしてくれれば明日につながる動きに期待できようか。
空売り比率は34.5%と意外と上昇していないことは安心感になる。
日経平均採用銘柄のPERは16.13倍。
EPSは1210.27円まで増加してきている。
素直に考えればこれは救いになろうか。
週間ベースでは、日経平均株価は0.4%。
TOPISは0.5%安でともに4週ぶり反落。
東証マザーズ指数は4.8%安で6週ぶり反落。
日経ジャスダック平均は1.2%安で8週ぶりの反落。
東証2部指数は2.0%高で8週続伸(累計11.0%上昇)。
(兜町カタリスト櫻井)
03月21日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 141円安。円高警戒で売りスタート、その後押し目買い
[10時概況]
21日、10時現在の日経平均株価は前週末比141円03銭安の1万9380円56銭で推移している。
・・・続き
米国の保護主義政策も懸念され、株価指数先物にまとまった売り物が断続的に出たほか、外国為替市場では足もと1ドル=112円台半ばの推移とドル安・円高傾向を懸念した売りが出た。 その後は、売りが一巡しやや下げ幅を縮めている。根強い先高観を背景に押し目買いが入り、下値を支えている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は前週末終値を小幅に下回る水準で推移している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6559億円、売買高は5億1947万株だった。 東証1部の値上がり銘柄数は748、値下がりは1086、変わらずは173と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均マイナス寄与度は22.81円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、ファストリが19.39円、ダイキンが5.89円と続いている。
プラス寄与度トップはアステラスで、日経平均を1.90円押し上げている。次いでクラレが1.79円、JTが1.14円と続く。
業種別では33業種中6業種が値上がり。値上がり率上位業種は、その他製品、水産農林、パルプ紙など。値下がり率上位業種は、保険、証券商品先物、銀行など。
個別では、ソフトバンクは下げ幅をやや広げ、塩野義が軟調。米長期金利低下により三菱UFJなどメガバンクが軟調。
一方で、渋谷に大型店を出すと伝わったニトリHDが上げ、任天堂も新型ゲーム機増産で活況高。大東建も買われている。
東証2部株価指数は続落している。シャープとマーチャントが下げ、朝日インテクといい生活が上げている。
225先物はアムロ・野村・シティ・ソジェンが買い越し。
クレディ・ナティクス・HSBC・大和・メリルが売り越し。
TOPIX先物はメリル・ナティクス・野村・アムロが買い越し。
GS・クレディ・バークレイズ・シティ・ソジェン・UBSが売り越し。
テクニカル的には東京エネスク(1945)、ファンコミ(2461)、日清オイリオ(2602)、ダイドリミ(3205)、ムゲンエステイト(3299)、ヒトコム(3654)、ポール(3657)、ブロードリーフ(3673)、コニシ(4956)、星光(4963)、帝通工(6763)、ローランドDG(6789)、ホシデン(6804)、山一電(6941)、ティラド(7236)、良否計画(7453)、ネットワン(7518)、アートネ(7823)、阪和興(8078)、北越銀(8325)、山形銀(8344)、カナモト(9567)、CEC(9692)、サハミチ(9900)、アークス(9948)が動兆。
03月21日 為替市況コメント
【為替】東京市場は休場で米経済指標の発表が無く、為替市場は終日小動き
・・・続き
[概況]
東京市場が祭日による休場となる中で、欧州市場序盤にドルは当日安値112.450円まで下げたが其の後は値を戻し、中盤に今度は112.910円(当日高値)まで上昇したが113円台を付ける事は出来なかった。
NY市場に入っても主要経済指標の発表が無い中で為替市場は終日小動きが続き、終盤にユーロは当日安値120.700円まで下げ、ドルも安値付近(112.485円)まで下げたが揉み合いの範囲で、最後ドルは-12銭の112.560円と112円台半ばで引け、ユーロは-15銭の120.900円で引けた。
ドルの高値と安値の差はわずか46銭と50銭に満たない方向性の無い小動きで、為替市場は新規材料待ちといったところ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月21日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
21日の東京株式市場は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から軟調な動きとなりそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジ:1万9350円-1万9550円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ばと円高に振れている。
為替相場が円高に振れていることから、輸出関連株には売りが優勢となる展開が想定される。一方で、業績の上方修正や配当予想の増額を発表した銘柄や、値動きの軽い小型株などへの物色が中心になるとみられる。
シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、同17日の大阪取引所終値比80円安の1万9270円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1150万株、買い1100万株で、差し引き50万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、情報通信、不動産、小売、鉄鋼、電機、通信、自動車、REITなど。買いセクターに、その他製品、食品、自動車、サービス、ゲーム、不動産、銀行、薬品など。
【好材料銘柄】
■ピーエス三菱 <1871>
今期経常を一転1%増益に上方修正、配当も2円増額。
■フィード・ワン <2060>
今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1.5円増額。
■オハラ <5218>
11-1月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■住友不動産販売 <8870>
住友不動産 <8830> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株3600円で17日終値を24%上回る水準。買い付け期間は3月21日から5月1日まで。
■エヌアイシ・オートテック <5742>
今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
【きょうの主な経済指標・スケジュール】
21(火)
【国内】
17年公示地価
日EU首脳会談(ブリュッセル)
【海外】
米10-12月期経常収支(21:30)
《米決算発表》
レナー、ナイキ、ゼネラルミルズ、フェデックス
休場:南ア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月21日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■FRONTEO<2158>
社員離職分析をソラスト<6197.T>に導入
■DNAチップ<2397>
EGFR遺伝子の変異検出サービス開始
■三菱電<6503>
スマートメータ活用IoTサービスを提案
■パナソニック<6752>
AI技術者を5年で最大1500人まで拡大
■シャープ<6753>
ドローンでメガソーラー建設費削減
■三菱重<7011>
合弁が日本で洋上風力の市場開拓
03月21日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月21日号
03月20日 【NY株/欧州株概況】
【市況】NYダウ続落し8ドル安 政策不透明
・・・続き
20日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、前週末比8ドル76セント安の2万0905ドル86セントで終えた。
朝方は原油相場の下落を嫌気し、もみ合う展開となった。先週のG20財務相・中銀総裁会議で米国が強硬姿勢を示したことで先行き不透明感も広がり、小幅な値動きに終始する展開となった。
20日はコミー米連邦捜査局(FBI)長官が下院情報特別委員会の公聴会で、昨年の大統領選でのトランプ陣営によるロシア接触疑惑を捜査していると明らかにした。財政刺激策の詳細が依然として明らかにならないまま、結果次第では経済政策にも悪影響を及ぼしかねないとの見方から、買い手控えにつながった。
もっとも、ダウ平均は前週末の終値を上回って推移する場面も多かった。2月までの過去3カ月間の売上高を発表したキャタピラーが3%近く上昇し、相場上昇をけん引した。新作映画が好調だったウォルト・ディズニーや、投資判断の引き上げがあったアップルとあわせ、ダウ平均を約33ドル押し上げた。
ナスダック総合株価指数は小幅に4日続伸し、前週末比0.533ポイント高い5901.529で終えた。アップルがけん引し、取引時間中に一時は1日に付けた最高値(5904.029)を上回った。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で自動車・自動車部品や銀行が下落した。
宝飾品のティファニー(TIF)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、上昇。エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は映画「美女と野獣」が3月公開作品で過去最高の興行収入を記録し、買われた。
キャタピラーは減収幅が4年2カ月ぶりの小ささまで縮小し、販売動向の回復を好感した買いが入った。画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディアも大幅高。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も上げるなど、半導体関連の上昇が目立った。
一方、コールズやメーシーズ、ノードストロームなど百貨店株が軒並み下げた。原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移となった
NYダウ工業株30種(ドル)
20,905.86−8.76
S&P500種
2,373.47−4.78
ナスダック
5,901.529+0.533
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅ながら5日続落した。6月物は前週末比25円安の1万9270円で終え、17日の大阪取引所の終値を80円下回った。
緩やかな米利上げ見通しを背景に円高が進み、相場を下押しした。午後に入り米株式相場が下げる場面で売りが優勢になり、6月物は一時1万9220円まで下げた。この日の6月物の高値は1万9395円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19270 ( -80 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19335 ( -15 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7429.81(+4.85)
FTSE100種総合株価指数は小幅ながら4日続伸。前週末終値に比べ4.85ポイント高の7429.81と、先週末に付けた最高値(7424.96)を更新して引けた。午前は利益確定目的の売りが優勢だったものの、終盤にかけて鉱業株に買い戻しが入ったほか、保険株が買われ指数を押し上げた。ただ石油株の下落が重荷になり、上げ幅は小幅にとどまった。構成銘柄の6割が上昇した。
保険のダイレクトライン・インシュアランス・グループ、アドミラル・グループ、オールド・ミューチュアルが高く引け、指数の上げを主導した。半面、利益確定の売りや軟調な原油相場を背景に石油株が全面安となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12052.90(-42.34)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前週末比42.34ポイント安の12052.90だった。先週末に年初来高値を付けたことで利益確定目的などの売りが優勢だった。
コメルツ銀行とドイツ銀行が2〜3%超下落し、指数の下げを主導した。航空のルフトハンザも安かった。自動車株も軟調だった。半面、電力のエーオン、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアが上げた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5012.16(-17.08)
03月18日 マーケットコメント
03月18日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月18日号
03月17日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し19ドル安 米金利低下で金融株安
・・・続き
17日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続落した。
終値は前日比19ドル93セント安の2万0914ドル62セントだった。
原油相場の上昇が好感され買いが先行した。その後は、トランプ大統領と独メルケル首相との会談を控えて手控えムードとなったが、会談終了後に上昇。しかし、トランプ政権下で初参加となるG20財務相・中銀総裁会議で貿易や為替相場に対する米国の意向が受け入れられるかを見極めたいとの思惑から引けにかけて上げ幅を縮小した。
米長期金利の低下を背景に、金利上昇が業績の追い風となりやすい金融株が売られて相場を下押しした。だが、相場を方向付ける材料に欠いたため、ダウ平均は前日終値を挟んでもみ合う場面も多かった。
2月の米鉱工業生産指数は上昇を見込んでいた市場予想に反して横ばいにとどまった。ただ、3月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)速報値は97.6と前月から改善。2月の米景気先行指標総合指数も改善基調にあり、米経済指標は強弱入り交じる内容となり相場の反応は限られた。
ナスダック総合株価指数は小幅に3日続伸し、前日比0.236ポイント高の5900.996で終えた。取引時間中には過去最高値を上回る場面もあった。
セクター別では、消費者・サービスや資本財が上昇する一方で自動車・自動車部品や各種金融が下落した。
製薬のアムジェン(AMGN)は高脂血症治療薬「レパーサ」が重度の心臓発作や脳卒中などのリスクを15%軽減したとの検証結果を発表したが、予想された程の効果がなかったことから下落。
向こう4年で2万5000人に及ぶ新規雇用のうち、2000人を退役軍人の採用に充てると発表したIBMが下落した。中国で新たに研究開発センターを開設する計画が伝わったアップルも安い。
一方、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や航空機のボーイング航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズなどが上昇した。宝飾品のティファニーは2016年11月〜17年1月期決算が市場予想を上回ったのが好感されて買われた。グラフィックソフトのアドビ・システムズ(ADBE)や宝飾品のティファニー(TIF)は、決算内容が好感され上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,914.62−19.93
S&P500種
2,378.25−3.13
ナスダック
5,900.996+0.236
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続落した。6月物は前日比45円安の1万9295円で終え、大阪取引所の終値を55円下回った。外国為替市場で円高・ドル安が進んだのを受け、日本株先物が売られた。米ダウ工業株30種平均が下げたことも重荷となった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19295 ( -55 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19360 ( +10 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は3日続伸。前日終値に比べ9.01ポイント高の7424.96と、前日に付けた過去最高値を更新した。石油株の上げが指数を押し上げるなか、構成銘柄の半数以上は上昇した。
石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが上がった。ブリティッシュ・アメリカン・タバコなどたばこ株と、バラット・ディベロップメンツなど住宅建設株も堅調だった。
半面、銀行株は売られた。スタンダードチャータード銀行とHSBCホールディングスの下げが目立った。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は3日続伸。終値は前日比12.06ポイント(0.1%)高の12095.24と、前日に付けた年初来高値を更新した。
電力のエーオンとコメルツ銀行は上昇。工業用ガスのリンデは、バークレイズによる株価目標引き上げを受けて買われた。半面、自動車のフォルクスワーゲンとBMW、ドイツ銀行は下落した。
03月17日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
今週は、期待された円安加速が空振りに終わり上放れることができなかった。
・・・続き
一方、下値は日銀や個人の押し目買いが強く崩れる気配も見えず底堅かった。
この状況は来週にも引き継がれる可能性がある。
さて、来週(21〜24日)の東京株式市場は、国内、海外ともに目立ったイベントがないことから、外国為替市場や国内の政治問題を意識しながらの神経質な展開となりそうだ。
外国為替市場で1ドル=112円に入るような円高・ドル安が進行すると、売り優勢の推移も予想される。
ただし、3連休中に米国市場でダウ平均などが再び高値を更新するような動きがみられれば、動意付く週になる公算が大きい。主に3月本決算銘柄への権利・配当取り目的の駆け込み的な買い需要の発生が予想されるだろう。
03月17日 為替市況コメント
【為替】G20開幕。リスク回避に警戒したい。
・・・続き
[概況]
17日の東京外国為替市場は、目立った材料がなく各通貨とも小動きだった。米ドル円は上下30銭の狭いレンジを推移しており、FOMCの結果を受けた弱気な動きは一服している。
この後は、今日と明日にかけG20財務相中央銀行総裁会議が開催されることもあり、23:00に発表される3月ミシガン大学消費者信頼感指数を無難に通過すれば、静かな週末を迎えそうだ。
今回のG20のポイントは、トランプ政権が標榜する保護主義的な政策がどのように声明に反映されるかである。
仮に保護主義色が強い内容となれば、リスク回避の姿勢から円高が進行し米ドル円は下落する可能性が高く、下値は2/28の安値111.675円までを想定しておきたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月17日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反落68円安、ポジション調整の売り
【大引け概況】
17日の日経平均株価は小幅に反落し、前日比68円55銭安の1万9521円59銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:0分53秒 容量:7.31M
過去のマーケット動画はこちら
前日の米国株市場でNYダウが小幅ながら反落したほか、1ドル=113円台前半でもみ合う為替相場を横目に下値を試す展開だった。
材料難のなか、期末接近で機関投資家のポジション調整の売りが観測されるほか、大引けのFTSE株価指数の構成銘柄見直しに伴い日本株への売り需要を警戒した目先筋の売りも下押し圧力につながった。
大阪の学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る問題で国政の停滞を懸念する小口の売りが優勢だった。また、3連休を前に様子見姿勢も強かった。日中の値幅(高値と安値の差)は59円と小さかった。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比67.76ポイント安の1万4019.31だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、6.84ポイント安の1565.85で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4595億円。売買高は20億1361万株だった。世界の機関投資家が運用基準とするFTSE株価指数の構成銘柄見直しに伴う売買が大引けで膨らみ、売買代金、売買高とも前日よりも多かった。
東証1部の値下がり銘柄数は1116と、全体の5割強を占めた。値上がりは742、変わらずは148銘柄だった。
個別では、トランプ米大統領が自動車メーカーに米国生産の拡大を求める姿勢を鮮明にしていると伝わり、トヨタや富士重、マツダなどが下落した。関西電や大ガス、東ガスなど電気・ガス株の下げも目立った。ソフトバンクグループ、村田製作所も軟調だった。アステラスやヤマトHDは売られた。インベスターズクラウド、兼松サステックが安く、タカラレーベンも大きく売り込まれた。
一方、公的資金を使った再建支援案が伝わった東芝は上昇した。米国の経済政策の恩恵を受けるとの期待からファナックが昨年来高値を更新した。大和や住友鉱が買われた。
任天堂が売買代金トップで上値追い、SUMCOも堅調。ミネベアミツミも高い。新家工業、北の達人コーポレーションが大幅高、東京個別指導学院も活況高となった。
東証2部株価指数は前日比29.85ポイント安の5932.98ポイントと反落した。
値上がり銘柄数は195、値下がり銘柄数は241となった。
個別ではウェルス・マネジメント、ダイトーケミックス、フライトホールディングス、マーチャント・バンカーズ、ジーエルサイエンスが売られた。
一方、ササクラが一時ストップ高と値を飛ばした。日本電通、ベネフィット・ワン、攝津製油、はごろもフーズ、クロスプラスなど18銘柄は昨年来高値を更新。いい生活、三精テクノロジーズ、フォーシーズホールディングス、マーキュリアインベストメント、フジマックが買われた。
03月17日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反落、利益確定売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比4円60銭安い3027円55銭だった。新規株式公開(IPO)が相次ぐなか、個人投資家からIPO関連の売買資金を確保するための売りが既存銘柄に出た。
もっとも、日経平均株価が下落するなど大型株への買いが見送られるなか、値動きが良く好業績を期待できる中小型株を買う動きもみられ、下値は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で560億円、売買高は8745万株だった。値上がり銘柄数は276、値下がり銘柄数は362となった。
個別ではT&Cメディカルサイエンス、ティビィシィ・スキヤツト、日宣が昨年来安値を更新。アイケイ、アスコット、テクノクオーツ、スマートバリュー、ジャパンシステムは値下がり率上位に売られた。
一方、フジタコーポレーション、遠州トラック、ソレキアがストップ高。ユークスは一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、クルーズ、UTグループ、滝沢ハム、ゲンダイエージェンシーなど26銘柄は昨年来高値を更新。明豊エンタープライズ、清和中央ホールディングス、前田製作所、アエリアが買われた。
16日にジャスダック市場に新規上場したほぼ日(3560)は、上場2日目のきょう9時に公開価格(2350円)の2.2倍となる5360円で初値を付けた。終値は初値比340円(6%)安の5020円だった。
03月17日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、3連休前で積極的な売買が控えられる
・・・続き
東証マザーズ指数も反落した。終値は前日比17.22ポイント安い1034.62だった。
3連休前で積極的な売買が控えられるなか、新興市場も主力級銘柄に売りが出た。
値上がり銘柄数は65、値下がり銘柄数は158となった。
個別ではピクスタ、ピーバンドットコム、窪田製薬ホールディングス、AppBank、ファイズが昨年来安値を更新。そーせい、ディー・ディー・エス、ネオジャパン、JMC、レノバ、そーせいグループは値下がり率上位に売られた。
一方、ジャパンエレベーターサービスホールディングスがストップ高。ジーエヌアイグループ、ファンデリー、グランディーズ、ドリコム、リアルコムなど6銘柄は昨年来高値を更新。Aiming、中村超硬、ケアネット、エニグモ、うるるは値上がり率上位に買われた。
マザーズ市場に新規上場したビーグリー(3981)は、9時に公開価格(1880円)を1円上回る1881円で初値を付けた。終値は初値比197円(10.47%)高い2078円だった。同じくマザーズに新規上場したJエレベータ(6544)は、10時52分に公開価格(550円)を340円(61%)上回る890円で初値を付けた。終値は初値比で制限値幅の上限(ストップ高)となる150円(16.85%)高の1040円だった。
03月17日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を3銘柄更新しました。
[3670]協立情報通信
[4792]山田コンサルティンググループ
[6264]マルマエ
03月17日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比71円78銭安の1万9518円36銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
トヨタ、日産自、富士重が安く、任天堂、Vテクがさえない。三菱UFJ、三井住友が値を下げ、第一生命、東京海上は軟調。半面、ファナック、ソニー、TDKが値を上げ、SUMCOは買い優勢。東芝は大幅高。
後場は日銀のETF買い入れへの思惑から、切り返しをみせてくるかが注目されるところ。
外国為替市場では、1ドル=113円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの展開。
ランチバスケットは30件、210.86億円。差引き210億円の売り買い均衡との観測。
03月17日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=66円安、物色意欲盛り上がらず反落
17日午前の日経平均株価は小幅に反落し、前日比66円87銭安の1万9523円27銭で前場を終えた。
・・・続き
16日の米ダウ工業株30種平均の反落や国政の混乱を懸念して買いが手控えられる中、小口の売りに押された。
日経平均は一時100円を超える下げで1万9,500円大を割り込む場面もあったが、
その後は為替がやや円安方向に振れていることもあって、押し目買いに下げ渋った。
3連休前で持ち高調整売りが出やすかった。大阪の学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る問題で、学園の理事長退任の意向を示した籠池泰典氏は16日に「安倍晋三首相の寄付金が入っている」と発言した。
事態の展開次第では、株高を促してきたアベノミクスを支えた政権基盤が揺らぎかねないとして、売買を見送る空気が広がった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9184億円、売買高は8億3128万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1321と、全体の66%を占めた。値上がりは533、変わらずは149銘柄だった。
個別ではトヨタ自動車、マツダと富士重が下落し、任天堂も冴えない。今期減益見通しを発表した東京ドームは大幅安となった。ヤマトHDと三菱重の下げも大きかった。タカラレーベンが大幅安、KLabも下落した。
一方、「公的資金を使って経営再建を支援する案が浮上した」と伝わった東芝は大幅に上昇した。大和と住友鉱が上げ、ファナックは昨年来高値を更新した。
ソニもしっかり、新家工業が値を飛ばし、北の達人コーポレーションも大幅高。M&Aキャピタルパートナーズ、ルネサスエレクトロニクスなども上昇した。
東証2部株価指数は前日比16.53ポイント安の5946.30ポイントと反落した。
値上がり銘柄数は186、値下がり銘柄数は233となった。
個別ではダイトーケミックス、マーチャント・バンカーズ、フライトホールディングス、ジーエルサイエンス、郷鉄工所は値下がり率上位に売られた。
一方、ササクラが一時ストップ高と値を飛ばした。日本電通、ベネフィット・ワン、攝津製油、はごろもフーズ、クロスプラスなど15銘柄は昨年来高値を更新。いい生活、三精テクノロジーズ、ファーマフーズ、NCS&A、アピックヤマダが買われた。
03月17日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落、利益確定売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比2円95銭安い3029円20銭だった。新規株式公開(IPO)が相次ぐなか、個人投資家からIPO関連の売買資金を確保するための売りが出た。日経平均株価の下落も重荷になった。一方、好業績を手掛かりとした買いも入り、下値は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で331億円、売買高は5622万株だった。値上がり銘柄数は258、値下がり銘柄数は338となった。
個別では日宣が昨年来安値を更新。ブロッコリー、アスコット、ウェッジHDが下げた。
一方、フジタコーポレーション、ユークスがストップ高。常磐開発、クルーズ、アエリア、明豊エンター、平田機工が上げた。
16日にジャスダック市場に上場したほぼ日(3560)は、9時に公開価格(2350円)の2.2倍となる5360円で初値を付けた。前引けは初値比540円安の4820円だった。
03月17日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、ネオジャパンが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比16.57ポイント安い1035.27だった。
値上がり銘柄数は66、値下がり銘柄数は158となった。
個別ではピクスタ、ピーバンドットコム、窪田製薬ホールディングス、ファイズが昨年来安値を更新。ディディエやジーエヌアイ、そーせいが下落した。
一方、ジーエヌアイグループ、ファンデリー、グランディーズ、ドリコム、リアルコムなど6銘柄が昨年来高値を更新。ケアネット、うるる、ドリコム、ミクシィが上昇した。
きょうマザーズ市場に上場したビーグリー(3981)は、9時に公開価格(1880円)を1円上回る1881円で初値を付けた。前引けは初値比156円(8.3%)高の2037円だった。同日にマザーズ市場に上場したJエレベータ(6544)は、10時52分に公開価格(550円)を340円(61%)上回る890円で初値を付けた。前引けは初値比35円(3.9%)高の925円だった。
03月17日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、55円安 買い手控えられ反落
[10時概況]
17日10時現在の日経平均株価は前日比55円60銭安の1万9534円54銭で推移している。
・・・続き
きょうは週末で3連休、年度末も控えていることから積極的な買いが入りにくい。
様子見気分が強い、「積極的に売る材料はないが、買い手控えにつながっている」との指摘もあった。
大阪の学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る問題で安倍首相との絡みも懸念される状況となってきたことで、株式市場も政治面の紛糾を嫌気する可能性がある。
全般相場が下押す場面では日銀のETF買いの思惑もあり、押し目買いが下値を支えるケースも考えられる。また、円高・ドル安の進行が一服したのが投資家心理を支えている状況。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小安い水準が続く。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5636億円、売買高は5億2209万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1233と、全体の約6割を占めた。値上がりは567、変わらずは203銘柄だった。
業種別では33業種中30業種が下落し、上昇はパルプ・紙、証券・商品、小売の3業種にとどまっている。値下がり1位は電気・ガスで、以下、海運、医薬品、輸送用機器、不動産、その他金融と並ぶ。
日経平均マイナス寄与度は6.96円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、アステラスが6.18円、東エレクが4.37円、電通が3.8円、京セラが3.73円と続いている。
プラス寄与度トップはファナックで、日経平均を17.30円押し上げている。次いでファストリが12.55円、KDDIが2.97円、花王が1.37円と続く。
個別では、オリックスやヤマトHDは下げ幅を拡大した。大ガスや東ガスも一段安となった。マツダが売られた。一方、大和は上げ幅を広げ、いすゞは上昇に転じた。東芝は高値圏での推移が続いている。
東証2部株価指数は続伸している。シャープと三精テクノロが上げ、フライトHDとJトラストが下げた。
225先物はアムロ・みずほ・大和・日興・ドイツ・パリバが買い越し。
HSBC・モルスタ・クレディ・バークレイズ・シティ・SBI・メリルが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・バークレイズ・野村・アムロが買い越し。
みずほ・日興・JP・メリル・モルスタが売り越し。
外資系等はエプソン(6724)、神戸物産(3038)、トリケミカル(4369)、野村(8604)、SUMCO(3436)に注目。
テクニカル的には、ホクリョウ(1384)、MISAWA(1722)、ルネサンス(2378)、プレサンス(3254)、エイチーム(3662)、東京個別(4745)、鋳鉄管(5612)、エイチワン(5989)、M&Aキャピ(6080)、ミネベアミツミ(6479)、安川(6506)、KOA(6999)、豊田合成(7282)、レック(7874)、兼松サステク(7961)、SBI(8473)、郵船(9101)、松屋フーズ(9887)、JKHD(9896)が動兆。
03月17日 カタリストコメント
「期末年度末到来」
NY株式市場はマチマチ。
NYダウとS&P500は反落。
・・・続き
特にヘルスケア関連銘柄への利益確定売りが出たとの解釈。
下院予算委員会がオバマケア改廃法案を僅差とはいえで承認したことが影響した格好。
国債利回りの上昇を受けて金融セクターは反発した。
NASADAQ総合指数はアップルが過去最高値を更新したことから小幅続伸。
オラクルも過去最高値を更新した。
2月の住宅着工件数は前月比3%増の年率129万戸。
市場予想の126万戸を上回った。
11日までの週の新規失業保険申請件数は前週比2000件減の24.1万件と市場予想とほぼ一致で着地。
新規申請件数は30万件以下は好調な数字。
106週連続でこの水準を下回っており1970年に記録して以来の長さ。
国債利回りは反転上昇。
「米債は前日買われ過ぎた感があり一部で利益を確定させる動きが出た可能性がある」という指摘がある。
「FRBが見込む利上げは実質的に昨年12月時点と同じ。
予想される財政政策と物価上昇圧力に対応して今後いつペースが加速しても全然おかしくない。
現段階でドルの新たな弱気トレンドが始まる公算は依然として乏しい」という声も聞こえる。
トランプ米大統領は2018会計年度(17年10月〜18年9月)の予算案概要を提示した。
国防費は増額。
メキシコ国境沿いの壁建設費用を計上。
一方他の予算は大きく削減するものが多い。
環境保護局予算を約31%(26億ドル)削減。
国務省や他の国際プログラム予算を28%(109億ドル)削減する方向。
CO2削減を目指す「クリーン・パワー・プラン」への資金拠出はストップする意向。
ただ予算骨子には1兆ドルのインフラ整備関連費用は含まれていない。
ロンドンFT100は取引時間中の過去最高値を更新。
日経平均、TOPIXともに3日ぶりに反発した。
「わずか12円高だが、貴重な12円高」という声が聞こえる。
朝方は円高を嫌気した格好で120円超の下落。
午後に日銀金融政策決定会合で現状維持が伝わったあとはプラス転換した。
FOMCは0.25%の利上げ、オランダ総選挙は与党勝利、日銀金融政策は変更なし。
加えて中国では全人代が波乱なく閉幕。
外部材料にサプライズはなかった。
ドル建て日経平均は2.35ポイント高の173.03。
昨年来高値(3月2日の172.24)を更新した。
「三連休を控えて売買代金の極端な増加は見込みづらい。
重量級のイベントを通過したことの安心感はある」という声もある。
CME円建ては大証比100円安の19340円と軟調展開。
ただ25日線からは1%のプラスかい離。
3月メジャーSQ値19434円に対しては5勝0敗。
昨日もSQ値が下値をサポートした格好だった。
空売り比率は37.5%。
日経VIは14.58まで低下している。
「昨日の日足はほぼ寄付き坊主。
もう少し長い足だと寄り切り線といって珍重される(上値を強く暗示する)型」。
こういう声に期待したい。
3月第2週の投資部門別株式売買動向では海外投資家4週連続で売り越した。
売越額は986億円。
6週連続で売り越し。
売越額は255億円。
個人も3週連続も売り越しで売越額は975億円。
買っているのは証券自己売買という歪な需給は期末特有の要因ではある。
スケジュールを見てみると・・・
21日(火):米経常収支
22日(水):貿易統計、全産業活動指数、米中古住宅販売
23日(木):米新築住宅販売
24日(金):米耐久材受注
【3月】
24日(金)変化日
26日(日)欧州サマータイム開始、香港特別行政区長官選挙
28日(火)3月権利付き最終日
30日(木)変化日
◇━━━ カタリスト ━━━◇
PALTEK(7587)・・・動兆
PALTEKに注目する。
同社は独立系半導体商社。
業績は復調。
通信機器、クラウド、医療機器向け好調。
デザインサービスの産機、医療機器、航空・宇宙向けが拡大基調。
子会社がドイツ展示会にフルHDエンコーダ装置等を出展。
(兜町カタリスト櫻井)
03月17日 為替市況コメント
【為替】FOMCで利上げ予測回数は増えず、ドルは3月1日以来の113円割れ
・・・続き
[概況]
ドルは欧州早朝勢と見られる売りに3月1日以来の113円割れとなり、当日安値112.890円まで下げたが直ぐに大台を回復して揉み合いとなった。
NY市場で発表された米経済指標はマチマチで為替市場には影響薄となり、買い先行で始まったNYダウが序盤のうちにマイナス圏に落ちるとドルも序盤に再度113円を割り込んだ。
其の後、米財務長官が「ドル高は長期的には良い事だが、短期的には問題もある」と発言した事などに買い戻されて113円台を回復し、最後は前日比-16.5銭の113.290円で引けた。目先のドルは下値を確認する展開か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月17日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月17日号
03月17日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■日揮<1963>
ビッグデータ活用プラント稼働支援を開始
■マーケットエンタ<3135>
ネットで家電などの宅配レンタル開始
■7&I−HD<3382>
全PBで環境に優しい植物インキを使用
■栗田工<6370>
排水処理用の微生物融通する仕組み整備
■NEC<6701>
400ギガ対応容量拡大光フィルターを開発
■ルネサス<6723>
中国でEV需要など狙い事業創出強化
■パナソニック<6752>
暗闇でも鮮明のCMOSイメージセンサ開発
03月17日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月17日号
03月17日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
17日の東京株式市場は、軟調な展開か。
・・・続き
週末要因、三連休を控えて東京市場もさえない展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、1万9300円-1万9600円を想定する。
現地16日の米国株式は、FOMC(米連邦公開市場委員会)通過で売り買いが交錯し、方向感に乏しい展開だった。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半と小動き。
トランプ米政権が発足して初のG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議が、現地17日にドイツで開催される。ムニューシン米財務長官が同会議でどのような主張を展開するか、確認したいとして模様眺め気分が広がる可能性もある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比100円安の1万9340円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1030万株、買い1140万株で、差し引き110万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、陸運、サービス、不動産、保険、ガラス、電機、通信、情報通信、薬品など。買いセクターに、その他金融、商社、自動車、電機、銀行、建設、通信など。
【好材料銘柄】
■新家工業 <7305>
今期経常を84%上方修正、配当も1円増額。
■小林産業 <8077>
11-1月期(1Q)経常は35%増益で着地。
■三精テクノロジーズ <6357>
今期経常を32%上方修正、配当も5円増額。
■ドリコム <3793>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
【主な経済指標・スケジュール】
17(金)
【国内】
《決算発表》
ベステラ、カイカ、サンバイオ、オハラ、TASAKI、アルデプロ
【海外】
G20財務相・中央銀行総裁会議(〜3/18 ドイツ)
米2月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
米2月CB景気先行総合指数(23:00)
米3月ミシガン大学消費者マインド指数(23:00)
《米決算発表》
ティファニー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月16日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落し15ドル安 利益確定売り優勢
・・・続き
16日のNYダウ工業株30種平均は小幅に反落した。
終値は前日比15ドル55セント安の2万0934ドル55セントだった。
昨日のFOMCで年内の追加利上げ見通しが維持されたことによる安心感から買いが先行した。その後は、原油相場の下落に伴い、株式相場も上げ幅を縮小したものの、日銀や英イングランド銀行が政策金利を据え置いたほか、オランダ下院選で極右政党が第1党とならなかったことを好感して、アジア・欧州株がほぼ全面高となったことから下値は限られた。
トランプ米政権は16日、2018会計年度(17年10月〜18年9月)の予算方針を公表した。国防費を拡充する半面、非国防費を大きく削減する提案を示した。市場が期待するインフラ投資や減税などの税制改革などを含んだ全体像を示す予算教書の公表は5月に持ち越されたため、株式相場の反応は限られた。
ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比0.713ポイント(0.0%)高の5900.760で終えた。アップルやグーグルの持ち株会社アルファベット、フェイスブックといった時価総額の大きい主力株が買われ指数を押し上げた。
セクター別では、各種金融や銀行が上昇する一方で公益事業や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
アパレルメーカーのゲス(GES)は決算内容が予想を下振れ、大幅下落。スポーツ用品のナイキ(NKE)は中国国営テレビで不適切な広告を行ったとの批判を受けて下落したものの、引けにかけて下げ幅を縮小した。
住宅設備のジョンソン・コントロールズ傘下の防災器具会社を20億ドル(約2260億円)で買収すると発表した工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が下落した。
一方で、1ドルショップのダラー・ゼネラルが高い。取引開始前に発表した2016年11月〜17年1月期決算が大幅な増収増益となったのを好感した買いが入った。
NY証券取引所(NYSE)とトロント証券取引所に新規株式公開(IPO)した高級衣料ブランドのカナダグースは公開価格を大きく上回る水準で取引を終えた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,934.55−15.55
S&P500種
2,381.38−3.88
ナスダック
5,900.760+0.713
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅続落した。6月物は前日比25円安の1万9340円で引け、16日の大阪取引所の終値を100円下回った。米利上げペースが加速するとの観測が後退し円高が進み、売りに押された。一方、米株式相場の上昇局面では買いも入り下げ幅は限られた。この日の6月物安値は1万9300円、高値は1万9495円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19340 ( -100 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19405 ( -35 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7415.95(+47.31)
FTSE100種総合株価指数は続伸。前日終値に比べ47.31ポイント高の7415.95と、終値ベースで1日に付けた過去最高値を更新した。鉱業株中心に買われ、構成銘柄の約6割が上昇した。米利上げペースが加速するとの懸念が後退したほか、欧州の政治リスクへの警戒が和らいだことも買い安心感につながった。
銅価格の上昇を背景に、鉱業株が軒並み大幅高となった。アングロ・アメリカンは8%超の上昇。インドの富豪が同社の一部株式を買い取ると発表したことが買い材料。
半面、前日の大幅上昇の反動で、医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズは下落した。テーマパーク運営のマーリン・エンターテイメンツは、アナリストが株価目標と投資判断をともに引き下げたことが嫌気され売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12083.18(+73.31)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比73.31ポイント高の12083.18と、年初来高値を更新した。米利上げペースが加速するとの懸念が後退したほか、欧州の政治リスクへの警戒が和らいだことで買い安心感が広がり、欧州各国株式相場が上昇した。
航空のルフトハンザは、2016年の業績は予想範囲内だったものの、17年について市場予想を上回る利益目標を設定したことから大幅高となった。一方で、ハイデルベルクセメントと医薬・化学大手のメルクは売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5013.38(+27.90)
03月16日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
16日の日経平均は3日ぶりに反発。
・・・続き
米国の利上げ見通しが穏当なもの(年3回を維持)となったことから円高・ドル安が進行し、マイナス圏での推移となっていたが、配当取りの買いや日銀のETF買い観測などで持ち直し、結果的に底堅さを印象づけて引けている。
市場関係者からは「きょうは、米利上げペース加速観測の後退により、外国為替市場で大幅に円高・ドル安が進行したにも関わらず、日経平均株価は頑強な値運びとなった。背景には米経済政策への期待感や、中期的には円安・ドル高の流れが継続するとの判断があるようだ」との見方が出ていた。
明日(17日)の東京株式市場は、売り買いが拮抗するもみあいのなか、市場エネルギーは徐々に回復に向かいそうだ。ただ、後場は、三連休を控えて様子見気分になるだろう。
外国為替市場で16日夕刻に一時、1ドル=112円台後半をつけるなど、円高・ドル安傾向が強まっており、これに伴う売りが想定される。
一方で、16日後場は、急激な円高進行にも関わらず押し目買い意欲の強さが顕在化しており、一方通行の動きにはなりそうもない。
積極的には手掛けづらいものの、期末を前に高配当面で買い需要はあるだろう。
イベント通過で見直されれば、来週に向け日経平均の2万円予想が多くなってくる可能性もあるだろう。
03月16日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、更なる下値を試すか。
・・・続き
[概況]
16日の東京外国為替市場は、米ドル円が低調に推移した。昨日のFOMCは予想通り0.25%の利上げを実施したが声明や金利見通しは早期利上げ観測を後退させる内容で、米ドル円を113円台前半へ下落させた。
米ドル円は東京時間においてもFOMCの結果が尾を引き下値での推移が続いた。欧州時間に入ると売りはさらに活発となり、一時112円台割れまで水準を切り下げている。
米ドル円は、日足チャートが一目均衡表の雲の下限や20日移動平均線といった節目となるポイントを下抜けている。
こうした地合いの弱さから、米ドル円は更なる下値を模索する可能性が高そうだ。仮に下落が続きようであれば、2/28安値111.675円が下値目標になるか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月16日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=12円高小反発、後場押し目買いにプラス圏に
【大引け概況】
16日の日経平均株価は3日ぶりに小反発した。前日比12円76銭高の1万9590円14銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:2分12秒 容量:18.60M
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前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要指数が高く、原油市況も急反発するなどリスクオンの流れにあったが、為替の円高進行が買い手控えにつながった。
米連邦準備理事会(FRB)は15日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を引き上げた。一方、年3回という基本の利上げシナリオを維持し、米利上げペースの加速観測が後退した。
日米金利差が縮小しかねないとの見方から朝方は円高・ドル安が進み、保険などの金融株や自動車といった輸出関連株に売りが出た。日経平均の下げ幅は一時120円を超えた。
半面、押し目買い意欲は強かった。
「薄商いのなかでも一部の国内機関投資家や海外勢は買いを入れた」といい、売りが一巡した後に株価指数は上昇に転じた。午後は日銀の上場投資信託(ETF)買い観測が指摘されると思惑買いが入った。日銀が16日まで開いた金融政策決定会合では現状の金融政策を据え置き、株式市場の反応は限られた。
JPX日経インデックス400は3日ぶりに反発した。終値は前日比6.92ポイント高の1万4087.07だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、1.38ポイント高の1572.69で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆1590億円。売買高は17億9651万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1235と、全体の61.6%を占めた。値下がりは630、変わらずは139銘柄だった。
個別では、建機需要の回復期待を背景にコマツが昨年来高値を連日で更新した。ソフトバンクや大和の上げも目立った。任天堂もしっかり、JFEやキヤノンが高く、国際石開帝石やNTTドコモが買われた。ブイ・テクノロジーも上昇した。M&Aキャピタルパートナーズが一時ストップ高に買われたほか、KLab、エイチームも値を飛ばした。ローツェ、日本ケミコンが大幅高、古河電気工業、アルテック、アイスタイルなども高い。
一方、第一生命HD、T&DHDや三菱UFJなどの金融株の下げが目立った。東芝やファストリの下落も大きかった。日産自や大塚HDが安く、JTやマツダも売られた。
良品計画が値を下げ、武田薬品工業も軟調。カルビー、サントリー食品インターナショナルなども下落した。
東証2部株価指数は前日比87.80ポイント高の5962.83ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は250、値下がり銘柄数は167となった。
個別では日本電通、増田製粉所、井村屋グループ、ベネフィット・ワン、クロスプラスなど14銘柄が昨年来高値を更新。石井表記、インターアクション、サンコー、あじかんが買われた。
一方、昭和ホールディングス、ウインテスト、スーパーバッグ、タカトリ、Jトラストが売られた。
03月16日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、内需株が多い新興市場に資金流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比19円44銭高い3032円15銭だった。円高・ドル安の進行を受け内需株が多い新興市場に資金が流入した。
日銀の金融政策決定会合を波乱なく通過したことで買い安心感が広がり一段高の展開となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で576億円、売買高は7821万株だった。
値上がり銘柄数は393、値下がり銘柄数は231となった。
個別ではアイケイ、アエリアが一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、クルーズ、滝沢ハム、ブロッコリー、シンデン・ハイテックスなど15銘柄は昨年来高値を更新。
パピレス、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、トリケミカル研究所、夢の街創造委員会が買われた。
一方、ティビィシィ・スキヤツ、日宣が昨年来安値を更新。スリー・ディー・マトリックス、ウェッジホールディングス、アスコット、MICS化学が売られた。
きょうジャスダック市場に上場したほぼ日(3560)は終日買い気配が続き、上場初日は取引が成立しなかった。最後の気配値はきょうの上限で公募・売り出し価格(公開価格、2350円)の2.3倍にあたる5410円だった。コピーライターの糸井重里氏が社長を務めることで知られる。
03月16日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、ハイアス・アンド・カンパニー買われる
・・・続き
東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反発した。
前日大幅安した反動から自律反発狙いの買いが入ったが、上値を追う動きは限られた。
終値は前日比16.05ポイント高い1051.84だった。値上がり銘柄数は153、値下がり銘柄数は68となった。
個別では、メディアフラッグが一時ストップ高と値を飛ばした。ACCESSは昨年来高値を更新。ハイアス・アンド・カンパニー、ユーザベース、グレイステクノロジー、ITbook、ファンデリーが買われた。
一方、ピクスタ、窪田製薬ホールディングスが昨年来安値を更新。ジェネレーションパス、AppBank、ビリングシステム、キャリア、ストリームは値下がり率上位に売られた。
マザーズ市場に上場したうるる(3979)は9時19分に公開価格(3000円)を11%上回る3330円で初値を付けた。終値は初値比4.5%高の3480円だった。上場2日目のファイズ(9325)は10時16分に公開価格(1250円)の3.2倍にあたる4010円で初値を付け、終値は初値比1.5%安の3950円だった。
03月16日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を3銘柄更新しました。
[2761]トシン・グループ
[2708]久世
[7501]ティムコ
03月16日 アフターランチ
「スケジュール」
東京市場にも常識的思考法があったようで一時プラス展開。
為替を離れて鳥瞰できる工夫が出来てきたのかも知れない。
・・・続き
トランプ氏がインタビューで「法人税率15%への引き下げ」に言及したとの観測が奏功したのだろうが・・・。
何でも欲しがるマミちゃんの勝手な市場想像力は邪魔でしかないような気がする。
中国中央テレビで毎年3月15日の「世界消費者権利デー」に放送される特別番組「315晩会」。
消費者の権利を侵害したとする企業を名指しすることで有名な番組。
今年は米スポーツ用品大手ナイキと良品計画が海外で展開する「Muji」ブランドがやり玉に挙がったという。
ナイキはバスケットボール用シューズ「ハイパーダンク」の一部がターゲット。
エアクッション機能の宣伝文句で消費者に誤解を与えたと指摘。
Mujiは加工食品がターゲット。
2015年に高レベルの放射線が検知された東京都内で製造された加工食品を中国で販売したとしている。
かつてアップルが謝罪したこともあったが、とばっちりのような気がしないでもない。
以下4〜6月のスケジュール。
【4月】
1日(土)エープリールフール、都市ガス小売り自由化
3日(月)日銀短観
5日(水)変化日、ECB理事会
7日(金)土星逆行開始
9日(日)G7エネルギー相会合(〜10日・ローマ)
11日(火)満月
14日(金)SQ、NY・ロンドン市場休場(グッドフライデー)、金星逆行開始
17日(月)変化日、ロンドン市場休場(イースターマンデー)
19日(水)上海国際自動車ショー
20日(木)変化日
22日(土)IMF世銀春季会合(ワシントン)
23日(日)フランス大統領選第1回投票
24日(月)世界最大の産業見本市「ハノーバーメッセ」開催
26日(水)日銀金融政策決定会合(〜27日)
27日(木)ECB理事会
28日(金)米GDP速報値
【5月】
1日(月)ロンドン市場休場(メイ・バンク・ホリデー)、
2日(火)FOMC(〜3日)
3日(水)東京休場、ECB理事会、ユーロ圏GDP速報値、水星順行開始
4日(木)みどりの日で休場、ADB年次総会(〜7日、横浜)
5日(金)こどもの日で休場
9日(火)変化日
10日(水)世界経済フォーラムASEAN会議(プノンペン〜12日)
11日(木)G7財務相・中央銀行総裁会議(イタリア・バリ〜13日)満月
12日(金)SQ
15日(月)変化日
17日(水)ECB理事会
19日(金)イラン大統領選、変化日
25日(木)OPEC総会(ウィーン)
26日(金)G7首脳会議(イタリア・タオルミーナ〜27日)、変化日
27日(土)ラマダン入り
29日(月)NY休場(メモリアルデー)、ロンドン休場(スプリング・バンク・ホリデー)
【6月】
1日(木)変化日、はがき62円に値上げ
7日(水)OECD閣僚理事会(パリ〜8日)、変化日
8日(木)ECB理事会
9日(金)メジャーSQ、満月
11日(日)フランス下院選第1回投票、木星準順行開始
13日(火)米FOMC(〜14日)
14日(水)変化日
16日(金)米メジャーSQ
18日(日)フランス下院選第2回投票、海王星逆行開始
19日(月)パリ国際航空ショー(〜25日)、変化日
20日(火)ザ・コンシューマー・グッズ・フォーラム・サミット(〜23日ベルリン)変化日
21日(水)ECB理事会
22日(木)EU首脳会議(ブリュッセル・〜23日)
24日(土)新月
25日(日)ラマダン終了
30日(金)変化日、通常国会会期末
(櫻井)。
03月16日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
16日後場寄り付きの日経平均株価は前日比17円55銭安の1万9559円83銭で寄り付いた。
日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
外国為替市場では、1ドル=113円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な展開となっている。
前場寄付きがほぼ安値となる格好で、下げ渋りを見せてきている。もち合いレンジの上限での底堅さが意識されており、先高期待は根強いとみられる。
調整感のあった新興市場の中小型株についても、自律反発の動きが目立っており、良好な需給状況のなかで押し目買い意欲の強さが窺われる。
ランチバスケットは10件、200.07億円。差し引き売り買い均衡との観測
03月16日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続落、円高を警戒。朝安後下げ渋りも
16日午前の日経平均株価は続落した。
・・・続き
外国為替市場で1ドル=113円台前半と円高が進行したことがネガティブ材料となった。しかし下値では押し目買いが入り、その後は戻り歩調となって、一時前日比プラス圏に浮上する場面もあった。
米連邦準備理事会(FRB)が15日に年3回という基本の利上げシナリオを維持し、米利上げペースの加速観測が後退した。企業業績の重荷となる円高・ドル安が進み、自動車などの輸出関連株に売りが出て指数を押し下げた。
FRBは15日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で3カ月ぶりに利上げに踏み切ったが、利上げ自体は市場予想通りだった。半面、15日投開票のオランダ下院選挙で与党が第1党を維持する見通しとなった。
株式市場では「海外ヘッジファンドなど短期筋が売りを出した一方、一部の国内機関投資家は押し目買いを入れていた」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9805億円、売買高は8億8491万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は918と、全体の約46%を占めた。値上がりは875、変わらずは210銘柄だった。
個別では、米長期金利の低下を背景に日米金利差の拡大による収益改善期待が後退し、第一生命HDなどの保険株や三菱UFJといった銀行株の下落が目立った。円高で輸出採算に懸念の出たマツダやホンダ、トヨタなど自動車株も下げた。東芝やファストリが売られ、キリンHDやJTが安かった。良品計画も値を下げた。カルビーが売られ、パイオニアも下落した。
一方、コマツは昨年来高値を更新した。JXや国際石開帝石が上昇し、JFEや大和の上げも目立った。
ソフトバンクグループが堅調、ブイ・テクノロジーも高い。ソニーがしっかり、SUMCOも買い優勢。M&Aキャピタルパートナーズがストップ高、日本カーボンも大幅高。エイチームも値を飛ばした。
東証2部株価指数は、前日比30.77ポイント高の5905.80ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は213、値下がり銘柄数は185となった。
個別では井村屋グループ、トーソー、TONE、アトム、北陸ガスなど6銘柄が昨年来高値を更新。シャープ、日本パワーファスニング、花月園観光、インターアクション、神島化学工業、石井表記が買われた。
一方、昭和ホールディングス、ウインテスト、第一稀元素化学工業、タカトリが売られた。
03月16日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、新興市場の内需株に物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比10円82銭高い3023円53銭となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて外国為替市場で円高・ドル安が進み、新興市場の内需株に物色が向かった。好決算など個別材料が出た銘柄にも買いが集まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で332億円、売買高は4945万株。
値上がり銘柄数は332、値下がり銘柄数は235となった。
個別では、アエリアが一時ストップ高と値を飛ばした。
常磐開発、クルーズ、滝沢ハム、ブロッコリー、アイケイなど14銘柄は昨年来高値を更新。JALCOホールディングス、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、免疫生物研究所、パピレスが買われた。
一方、ティビィシィ・スキヤツト、日宣が昨年来安値を更新。ウェッジホールディングス、スリー・ディー・マトリックス、MICS化学<、アスコットが売られた。
03月16日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=4日ぶり反発、ハイアス・アンド・カンパニー上昇
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比4.14ポイント高い1039.93だった。
値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は96となった。
個別ではメディアフラッグが一時ストップ高と値を飛ばした。ACCESSは昨年来高値を更新。ハイアス・アンド・カンパニー、レントラックス、ファンデリー、ユーザベースが買われた。
一方、ピクスタ、窪田製薬ホールディングスが昨年来安値を更新。エニグモ、ジェネレーションパス、そーせい、クラウドW、AppBank、モバイルファクトリーが売られた。
きょうマザーズ市場に上場したうるる(3979)は9時19分に公開価格(3000円)を11%上回る3330円で初値を付けた。前引け時点は初値比3.0%高の3430円だった。同日にジャスダック市場に上場したほぼ日(3560)は買い気配が続き、前引け時点で取引が成立していない。
15日にマザーズ市場に上場したファイズ(9325)は、上場2日目のきょう10時16分に公開価格(1250円)の3.2倍にあたる4010円で初値を付けた。前引け時点は初値比2.7%安の3900円だった。
03月16日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 86円安、オランダ総選挙や米株高が支え
[10時概況]
16日、10時現在の日経平均株価は前日比86円29銭安の1万949円09銭で推移している。
・・・続き
15日の海外の外国為替市場で米利上げの加速観測の後退を受け、日米金利差が広がらないとの見方から円買い・ドル売りが進んだ。1ドル=113円台前半へと急速に円高が進行しており、これを嫌気する売りが優勢となっている。
日本株でも輸出関連株などが売られた。「海外ヘッジファンドなどの短期筋が売りを出している一方で、一部の国内機関投資家などからは買いが入っている」という。ただ3月期末に向けた決算対策売りが一巡した後で、積極的な売買を見送るムードが強い。
15日投開票のオランダ下院選挙で与党が第1党を維持したほか、前日の米株高が投資家心理の支えとなり、円高を警戒した売りが一巡した後は押し目買いが入った。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も一時上げに転じた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5580億円、売買高は5億2431万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1085と、全体の54%を占めた。値上がりは715、変わらずは201銘柄だった。
業種別では33業種中12業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、石油・石炭、水産・農林、非鉄金属と続く。値下がり上位には保険、食料、銀行が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は30.04円の押し下げでファストリがトップ。以下、東エレクが4.56円、ホンダが4.11円、TDKが3.8円、トレンドが3.23円と続いている。
プラス寄与度トップはファナックで、日経平均を5.70円押し上げている。次いでコマツが2.30円、KDDIが1.83円、ソフトバンクが1.71円と続く。
個別では、東芝や第一生命HDが下げ幅を拡大。ファストリやマツダの下落も目立った。アサヒや小野薬も安い。一方、コマツが昨年来高値を更新。JXやオリックスも上げ幅を広げた。大和やキヤノンも高い。
東証2部株価指数は反発。シャープとADプラズマが上げ、昭和HDとマーチャントが下げた。
225先物はアムロ・日興・ドイツ・大和・野村が買い越し。
ソジェン・メリル・JP・SBI・パリバが売り越し。
TOPIX先物はJP・ドイツ・モルスタ・大和が買い越し。
メリル・GS・ソジェン・日興・アムロが売り越し。
外資系等は古河電工(5801)、栄研化学(4549)、日鉄鉱(1515)、サカタのタネ(1377)に注目。
テクニカル的には東建コーポ(1766)、大豊建(1822)、コア(2359)、アミューズ(4301)、ラウンドワン(4680)、日本CMK(6958)、市光工(7244)、シークス(7613)、ユニチャーム(8113)、青山商(8219)、南海電(9044)、セコム(9735)が動兆。
03月16日 カタリストコメント
「ハマチかイナダか」
NY株式市場は急反発の展開。
FOMCが想定通り昨年12月以来の追加利上げ決定で通過。
・・・続き
FF金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ0.75〜1%となった。
イエレンFRB議長の会見コメント。
「米経済は過去数カ月、まさに想定通りの進展を遂げた。
経済が現在乗っている軌道に一定の自信がある」。
ただFRBは将来の利上げペースが加速するとの兆候は示さなかった。
年内利上げの可能性はあと2回となり緩やかな利上げペースは株式市場では好感された格好。
FRB当局者の経済見通しは、前回12月からほぼ変わらず。
2017年の成長率は2.1%で据え置き。
長期金利見通しの中央値は3.0%。
年末時点の失業率予想は変わらずの4.5%、2019年を通じて同水準にとどまると見込まれた。
コアインフレ率は1.9%と、前回の1.8%からやや引き上げられた。
FOMCの結果を受けて株価は上昇幅拡大。
一方、国債利回りは大幅低下。
ドルは急落。
年内3回の利上げ確率は50%以上、年4回利上げの確率は約25%。
6月13〜14日のFOMCで利上げが行われる確率は49%と14日時点の53%から低下した。
9月利上げ確率は76%、12月は55%。
「市場では次回利上げが9月とみる向きが強まっている」との声がある。
株式市場では原油先物相場が1週間超ぶりに上昇したことでエネルギーセクターが上昇。
週末の先物決済を控えて3市場の売買高は約78億株と増加。
市場が気にしていたオランダの下院選挙は与党勝利。
これでフランスのルペン候補当選の可能性も後退。
水曜の魔力も薄れ昨日の日経平均は続落。
売買代金は1兆6771億円と今年2番目の低さだった。
米3月FOMCは想定通り利上げで通過。
しかし今年の利上げの可能性があと2回となったことからドル円は113円台半ばまでの円高トレンド。
「勝手に想像して勝手に着地」みたいな格好となった。
フツーに考えれば、利上げ=米景気好調。
あと2回の利上げ=2回だろうと3回だろうと基本スタンスは不変。
にもかかわらず局所を捉えてドル売りに走る短期筋の思考法が優先されたという印象。
いずれどこかで是正はされるのだろう。
「QE3を止めたら株が下がる、利上げをしたら株は下がる」と言っていた市場筋の声。
それに反して株は上昇したのがここ数年の現実。
小手先の解釈は間違うことが多いものだ。
「年4回でないからドル安円高」というような為替かぶれチックな表面的発想には縛られない方が良かろう。
シカゴ225先物終値は大証比85円安の19365円。
現物にすれば19500円レベル。
25日移動平均19361円からはプラスかい離継続。
3月メジャーSQ値19434円はまだ下回っておらすSQ後4連勝。
松井証券信用評価損率速報で買い方はマイナス4.528%と悪化したがこれ新興市場の下落が背景だろう。
Quick調査の信用評価損率はマイナス5.19%まで改善。
空売り比率は35.1%と安定的。
3月10日時点の裁定買い残は1182億円減少し1兆7250億円。
需給的に過熱感は薄い。
決算対策の売りは既に終了。
借株の返済を含めた買い戻し、期末権利配当取りの動きに期待感はある。
下値はせいぜい3月SQ値程度の限定的な動きと見たい。
今回のFOMCでの勝利者はトランプというと変だろうか。
FOMCは0.25%の利上げで通過。
これは予想通りであり景気が良いからこそ利上げで来た。
しかし年内の利上げの可能性はあと2回。
2018年は3度で据え置かれた。
このペースだと金利は2019年末まで中立水準には戻らない見通し。
異常な利上げではなく、フツーのペースでの利上げ。
勝手に年4回と予想していた債券市場で金利は下落。
しかも刹那的にはドル安トレンド。
でも株価は大幅高で過去最高値圏。
歪んだものの見方をする為替や債券市場の関係者よりは株式市場の方が単純にモノを見ている印象。
金利はさほど上がらず、株価は上昇しかもドル安。
トランプ大統領がニンマリしたようの思うのは気のせいだろうか。
16日に公表予定の2018会計年度の予算教書。
国務省の予算が最大31%、対外支援関連予算は28%それぞれ削減されるとの見通しが登場した。
米ニューヨーク・タイムズ紙の報道。
議会関係者の話として「国務省予算に28%、環境保護局に31%の支出削減を求める内容」と。
何かアメリカの勝ちのような気がしてくる。
日経朝刊のキーワードは「ぶり」。
「帰ってきたぶり企業、最高益」で登場したのは11年ぶりに最高益を更新するレック。
「長い苦境を脱し、出世魚の如く成長した」企業の一つとされる。
あるいは「株式市場でもぶり企業続出」。
ことらはニチレイが1990年以来27年ぶりの高値を付けたことが紹介されている。
脂がのっているから「ぶり」。
関東ではイナダ→ワラサ→ブリ。
感大ではハマチ→メジロ→ブリ。
東京市場はまだイナダやハマチにしか過ぎない。
今日はセック(3741)が東証2部上場。
明日はDIT(3916)が東証1部上場。
来週水曜は桧家HD(1413)が東証2部上場。
毎日鐘がなる季節となってきた。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
キャリア(6198)・・・動兆
キャリアに注目する。
同社はシニア派遣のシニアワーク、介護施設に看護師・介護士派遣のシニアケアが中核。
シニア派遣は早朝対応の新サービス開始。
業績は堅調。
労働人口の減少、社会の高齢化の進展は追い風。
4月1日に1対2の株式分割予定。
(兜町カタリスト櫻井)
03月16日 為替市況コメント
【為替】FOMCの年内利上げ予想が12月と変わらず、ドルは急落
・・・続き
[概況]
NY市場で発表された2月小売売上高は予想通りだったが、2月消費者物価指数と3月NY連銀製造業景気指数は予想を上回り、NY株式市場は上昇で始まる一方、為替市場はFOMCを控えた揉み合いが続いた。
其のFOMCではFOMCメンバーによる年内の利上げ見通しが12月と同じで2回が最も多かった事や、イエレンFRB議長も緩やかな利上げを主張してタカ派姿勢は示さなかった為にドルは売られた。
それまでの114円台半ばから一気に114円割れまで急落し、NY市場終盤には当日安値113.170円まで下落した。最後も前日比-1.31円の113.455円と大幅下落したが、NY株式市場が上昇する中でドルが下げ続けるというのも考えにくく、株価の動きを見ながらドルの買い場を探したいところ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月16日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■アイロムG<2372>
iPS細胞の受託製造・加工に参入
■7&I−HD<3382>
スマホで食品情報確認できるシステムを開発
■三井金<5706>
キャリア付き極薄電解銅箔の生産増強
■住友電工<5802>
高強度と導電性両立の金属複合線材を開発
■三菱重<7011>
系列が自家発電用エンジンの遠隔制御サービスを提供
■マツダ<7261>
米国でターボチャージャー搭載車を拡充
■極東開<7226>
横浜工場でトラックの荷台製造ライン刷新
■サンリオ<8136>
成田空港でヒト型ロボ「ココロ」の実験開始
03月16日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月16日号
03月16日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
16日の東京株式市場は、軟調な展開となりそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9300円-1万9500円を想定する。
寄り付きは、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行しよう。
米国株はFOMC(米連邦公開市場委員会)を受け反発したものの、為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ばと円高に振れている。輸出関連の主力株には重しとなりそうだ。
日経平均先物3月限SQ(特別清算指数)値の1万9434円30銭や、25日線(15日現在で1万9361円)などが下値として意識される場面もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比85円安の1万9365円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り930万株、買い1090万株で、差し引き160万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額は売り越し。
売りセクターに、電機、不動産、銀行、鉄鋼、REIT、証券、ゴム、サービス、薬品、小売など。買いセクターに、サービス、不動産、化学、自動車、陸運、電機、保険など。
【好材料銘柄】
■鹿島 <1812>
今期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額。
■北の達人コーポレーション <2930>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■バロックジャパンリミテッド <3548>
今期経常は23%増で2期ぶり最高益、28円増配へ。中期経営計画を策定。2021年1月期に経常利益110億円(17年1月期実積は53.8億円)を目指す。
■M&Aキャピタルパートナーズ <6080>
上期経常を2.1倍上方修正。
■インターアクション <7725>
東証がインターアクを22日付で市場1部に指定替えする。
■パピレス <3641>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
緑内障・高眼圧症治療剤「WP-1303(H-1129)」について、ライセンスアウト先のわかもとが国内第1相臨床試験が終え、良好な結果だったと報告。
■ACCESS <4813>
前期経常が上振れ着地・今期は2倍増益へ。
■ハイアス・アンド・カンパニー <6192>
4月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。5-1月期(3Q累計)経常が5%増益で着地・11-1月期も3.5倍増益。
【主な経済指標・スケジュール】
16(木)
【国内】
黒田日銀総裁会見
《決算発表》
モロゾフ、丸善CHI、稲葉製作、OS映、ドーム
【海外】
BOE金融政策委員会
米2月住宅着工件数・建設許可件数(21:30)
米3月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)
《米決算発表》
アドビ・システムズ、ダラー・ゼネラル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月15日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発 112ドル高、利上げ決定受け
・・・続き
15日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比112ドル73セント高の2万0950ドル10セントで終えた。
原油相場が上昇し買いが先行。堅調な2月の消費者物価指数や小売売上高、3月NAHB住宅市場指数も好感されたが、米連邦準備理事会(FRB)の発表を控えて小動きとなった。
注目のFOMCでは大方の予想通り、賛成多数で政策金利0.25%が引き上げられた。年内の追加利上げ見通しも残り2回と据え置かれ、先行き不透明感の解消から発表後に上げ幅を拡大した。
一時は上げ幅を140ドルほどに広げ、節目の2万1000ドルに接近した。下げが続いていた原油相場が持ち直したことも、投資家心理を強気に傾けた。ダウ銘柄では、シェブロンなどの石油株や建機のキャタピラーなどの上げが目立った。
債券市場で米金利が急低下し、配当利回りの高い通信のベライゾン・コミュニケーションズなど公益事業株が買われた。
ナスダック総合株価指数は反発。前日比43.231ポイント高い5900.047で終え、最高値に迫った。
セクター別では、エネルギーや不動産が上昇する一方で銀行や各種金融が下落した。
独立系エネルギー会社のサウスウエスタン・エナジー(SWN)はシティグループによる投資判断引き上げを受け、上昇。通信大手のAT&T(T)は欧州当局が同社とメディア大手タイムワーナー(TWX)の買収を承認し、堅調推移した。
一方、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は世界的なハッキング被害が嫌気され、下落した。クレディ・スイスが投資判断を引き下げたインテルも下げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,950.10+112.73
S&P500種2,385.26+19.81
ナスダック
5,900.047+43.231
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続落した。6月物は前日比65円安の1万9365円で取引を終えた。15日の大阪取引所の終値を85円下回った。円高を嫌気した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り利上げが決まった。声明内容が緩やかな利上げペースを示したとの見方からドル売り・円買いが進んだ。
6月物の安値は1万9335円、高値は1万9465円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19365 ( -85 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19440 ( -10 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7368.64(+10.79)
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ10.79ポイント高の7368.64で引けた。取引時間中に一時、1日に付けた最高値(7382.90)を上回る場面もあった。構成銘柄の半数以上が上昇した。堅調な原油、金属相場を背景に主力の資源株が買われ指数を押し上げた。好決算を発表した医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズの大幅上昇も指数の上げに貢献した。
半面、住宅建設株が売られた。不動産投資信託(REIT)も軟調だった。利益確定目的の売りで鉱業のランドゴールド・リソーシズが安かった。情報・出版のインフォーマと旅行のTUIの下げも目立った。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12009.87(+21.08)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比21.08ポイント高の12009.87だった。
アディダスとコメルツ銀行が高かった。一方、電力のエーオンが安かった。アナリストが投資判断などを引き下げたほか、米格付け会社が格付けを引き下げたことが響いた。同業のRWEも下げた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4985.48(+11.22)
03月15日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
15日の日経平均は、前日比32円安と小幅続落。
・・・続き
米国株の下げや原油安から序盤は幅広く売りが先行したが、期末の配当取りなど押し目買いに支えられ、後場は下げ幅を縮める底堅い展開だった。
さて、明日(16日)の東京株式市場は、外部環境に影響大の1日となりそうだ。
日本時間16日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や、オランダ議会選挙の大勢判明など、当面の懸念材料とされていたイベントが通過する。
海外市場に波乱がなければ、心理的な上値圧迫要因も取り払われるだろう。
週初から様子見で力を溜め込んでいるだけに、主力大型株にもやや買い気が戻り日経平均株価は反発に転じることになりそうだ。
03月15日 為替市況コメント
【為替】FOMCの結果待ち。
・・・続き
[概況]
15日の東京外国為替市場は、FOMCという大きなイベントを控え各通貨とも小動きだった。米ドル円は買いが優勢となる場面もあったが、115.00円を目前にすると上記の理由で徐々に勢いは衰えていった。
欧州時間入り後の米ドル円は114円台半ばで推移しており、この動きはFOMCの結果発表まで続きそうだ。
注目のFOMCは0.25%の利上げがほぼ確実なことから、次の2つの点がポイントとなる。1つはイエレン議長の会見で、今後の利上げを示唆するような発言が出るかが注目だ。2つ目は経済予想発表。
この中で、FOMC参加者による政策金利予測の点を分布したチャート、ドット・プロットが従来の年内3回の利上げ見通しから4回の見通しへ引き上げられるかが注目される。
仮に米国の早期利上げ観測を後押しするような内容になれば、米ドル円は上昇する可能性が高く、このところ上値が抑えられていた115.500円近辺を上抜けていく展開が予想される。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月15日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=32円安小幅続落.FOMC待ちで売買代金は今年2番目の低水準
【大引け概況】
15日の日経平均株価は続落した。
・・・続き
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終値は前日比32円12銭安の1万9577円38銭だった。日本時間16日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表などを控え、買いが手控えられた。
また原油市況が下落基調を強めていることやオランダの議会選挙の結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせた。投資家の模様眺めムードが根強く、東証1部の売買代金は今年2番目の低水準に沈んだ。
もっとも、売りの勢いは一方的に強まらず、日経平均の値幅(高値と安値の差)は80円弱にとどまった。
JPX日経インデックス400は小幅に続落し、前日比16.18ポイント安の1万4080.15で終えた。東証株価指数(TOPIX)も小幅に続落した。終値は3.59ポイント安の1571.31だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆6771億円と、2月21日以来およそ3週間ぶりの低水準だった。売買高は16億5020万株、東証1部の値下がり銘柄数は1461、値上がりは420、変わらずは123だった。
個別では、東京証券取引所が15日付で上場廃止の恐れがある監理銘柄に指定した東芝は急落した。14日にユーロ円建ての新株予約権付社債の発行を決めた九州電や三菱ケミHDが安い。フリービット、コロプラなども売られた。日本板硝子が下落、エムアップ、リョービ、栄研化学などの下げも目を引いた。
半面、主力のトヨタのほか、三菱UFJや三井住友FGのメガバンクが買われた。前日に2016年6月〜17年2月期の決算を発表したツルハHDが高い。郵船や川崎汽など海運株も上昇した。トヨタ自動車、ホンダなどの自動車株もしっかり。神戸物産が値上がり率トップ、市光工業も大幅高に買われている。メガチップス、ラウンドワンの上昇も目立った。
東証2部株価指数は前日比46.44ポイント安の5875.03ポイントと5営業日ぶりに反落した。値上がり銘柄数は131、値下がり銘柄数は321となった。
個別では、ウェルス・マネジメント、ファーマフーズ、ランドコンピュータ、アドテック プラズマ テクノロジー、マーチャント・バンカーズが売られた。
一方、タカトリがストップ高。井村屋グループ、攝津製油、自重堂、スーパーバッグ、神島化学工業など14銘柄は昨年来高値を更新。郷鉄工所、昭和ホールディングス、ノダ、第一稀元素化学工業が買われた。
03月15日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反落、押し目買いも根強い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比29円71銭安い3012円71銭だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に持ち高調整の換金売りが出やすかったうえ、午後に急落する銘柄が目立ったことで、地合いの悪化を警戒した売りが広がった。半面、押し目買いの動きも根強く、下値は比較的限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で654億円、売買高は9280万株だった。
値上がり銘柄数は159、値下がり銘柄数は478となった。
個別ではティビィシィ・スキヤツトが昨年来安値を更新。アドアーズ、オービス、AKIBAホールディングス、夢テクノロジーが売られた。
一方、山王がストップ高。常磐開発、大成温調、滝沢ハム、アイケイなど20銘柄は昨年来高値を更新。
MICS化学、ウェッジホールディングス、アエリア、ジーダットが買われた。
03月15日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日続落、時価総額の大きな銘柄の売り
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比36.38ポイント安い1035.79だった。
今年初めて25日移動平均線を割り込んだ。時価総額の大きな銘柄を中心に持ち高調整の売りがかさみ、下げ幅は米大統領選があった2016年11月9日以来の大きさだった。
値上がり銘柄数は28、値下がり銘柄数は200となった。
個別ではディー・ディー・エスがストップ安。ピクスタ、ロコンド、シャノン、窪田製薬ホールディングスは昨年来安値を更新。インスペック、ITbook、Aiming、ペッパーフードサービスが売られた。
一方、ジーエヌアイグループ、ディー・ディー・エス、リアルコム、ラクスが昨年来高値を更新。クラウドワークス、ストリーム、メディアフラッグ、アライドアーキテクツが買われた。
きょう東証マザーズ市場に上場したファイズは買い気配が続き、終日取引が成立しなかった。取引終了時点の気配値はきょうの上限で公募・売り出し価格(公開価格、1250円)の2.3倍にあたる2875円だった。
03月15日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[4662]フォーカスシステムズ
[3199]綿半ホールディングス
[3435]サンコーテクノ
[3036]アルコニックス
03月15日 アフターランチ
「中小型」
JPX日経中小型指数の発表が月曜からスタートした。
・・・続き
同時に日経ジャスダック平均の連騰が止まったと言うのはご愛嬌だろうか。
因みにこの指数は時価総額が上位20%の大型株は除外。
逆に時価総額100億円以下の銘柄も除外している。
過去1年の売買代金合計が150億円以下の銘柄も除外。
そして選ばれた200銘柄で構成されている。
2016年8月末が10000。
この間日経平均の上昇率は3%で中小型株指数の上昇率は6%。
間違いなくアウトパフォームしている。
除外されるのは赤字継続や上場3年未満の企業や売買代金の薄い銘柄。
流動性を保った中小型株と言う意味ではわかりやすい。
因みに構成銘柄で年初からの上昇が目立った銘柄は以下のようなもの。
↓
ワコム(6727)、ペッパー(3053)、レーサム(8890)、
アンリツ(6754)、フルスピード(2159)、ラック(3857)、
JUKI(6440)、SHOEI(7839)、JAC(2124)、
レーザテック(6920)など。
アメリカのS&P500も採用銘柄の時価総額の基準を引き上げると言う。
従来は53億ドルだったのが61億ドルになる。
17日の大引けでの入れ替えになるという。
株価はまだ上がるというサインと読めなくもない。
週末の米雇用統計で気になったのは23.5万人増ではなかった。
建設業での増加幅は2006年2月以来11年ぶりの大きさ。
リーマン後遺症は消えまた不動産バブルのトレンドが出てきたのかも知れない。
(櫻井)。
03月15日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価がやや下落幅を縮小
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は前日比36円67銭安の1万9572円83銭で寄り付いた。
日経平均株価はやや下落幅を縮小している。
外国為替市場では、1ドル=114円80銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な推移となっている。
午後についてもイベントを控えていることから、こう着感の強い相場展開だろう。
相対的に出遅れている銘柄等へは、押し目買いの動きが意識されてくる可能性がありそうだ。
ランチバスケットは20件、135.36億円。
差し引き20億円の売り越しとの観測。
03月15日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落、FOMC待ちで模様眺めムード強い
15日午前の日経平均株価は続落した。
・・・続き
前引けは前日比57円78銭安の1万9551円72銭だった。
前日の原油安や米株安で投資家心理がやや弱気に傾き、海外投資家を中心に利益確定の売りが優勢となった。
日本時間16日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて模様眺めムードも強く、幅広い銘柄で売りが優勢だった。
また、オランダの議会選挙の結果も見極めたいとの思惑から全般は買い手控えムードが強い。
午前中ごろに外国為替市場で円相場が1ドル=114円台後半まで円高進行が一服すると、株価指数先物や現物株にも買いが入った。もっとも、午前の日経平均の値幅(高値と安値の差)は52円ほどにとどまり、積極的な押し目買いも限られた。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で7256億円、売買高は7億5698万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体の約7割にあたる1408、値上がりは420、変わらずは173だった。
個別では、東京証券取引所が15日付で上場廃止の恐れのある監理銘柄に指定した東芝が安い。14日にユーロ円建ての新株予約権付社債の発行を決めた九州電や三菱ケミHDも下げた。ファナックも軟調。ソフトバンクグループも冴えない。
半面、前日に2016年6月〜17年2月期の決算を発表したツルハHDが高い。三菱重や任天堂、ファストリも上昇した。ラウンドワン、神戸物産も値を飛ばした。ルネサスエレクトロニクスなども高い。
東証2部指数は前日比39.11ポイント安の5882.36ポイントと5日ぶり反落した。値上がり銘柄数は152、値下がり銘柄数は269となった。
個別では、シャープ、マーチャント、ファーマフーズ、東京コスモス電機、マナック、インタートレード、ランドコンピュータが売られた。
一方、タカトリがストップ高。井村屋グループ、自重堂、スーパーバッグ、神島化学工業など12銘柄は昨年来高値を更新。新華ホールディングス・リミテッド、郷鉄工所、昭和ホールディングス、石井表記が買われた。
03月15日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落するも中小型物色は旺盛
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。午前終値は前日比10円14銭安の3032円28銭となった。直近の続伸で過熱感が出てきた銘柄に利益確定売りが出た半面、中小型物色は依然として旺盛で、下値は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で304億円、売買高は4837万株。
値上がり銘柄数は215、値下がり銘柄数は373となった。
個別ではティビィシィ・スキヤツトが昨年来安値を更新。ユニバーサルやアドアーズ、太洋工業が下落した。
半面、山王がストップ高。常磐開発、大成温調、アイケイ、シンデン・ハイテックス、フライングガーデンなど18銘柄は昨年来高値を更新。アエリアやウェッジHD、フォーバルRが上昇した。
03月15日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続落、ファイズは買い気配
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続落した。午前終値は前日比11.55ポイント安の1060.62だった。
値上がり銘柄数は79、値下がり銘柄数は145となった。
個別ではピクスタ、窪田製薬ホールディングスが昨年来安値を更新。ペッパーフードサービス、Aiming、アドベンチャー、フィル・カンパニー、イトクロ、そーせい、チェンジが下落した。
一方で
ジーエヌアイグループ、ディー・ディー・エス、リアルコムが昨年来高値を更新。アライドアーキテクツ、ストリーム、クラウドW、エルテスは上昇した。
きょうマザーズ市場に新規上場したファイズ(9325)は朝方から買い気配が続き、午前中の取引では初値が付かなかった。前引け時点の気配値は公開価格(1250円)を71%上回る2132円だった。
03月15日 為替市況コメント
【為替】ドルは2日ぶりに115円台に乗せるが、FOMCを控えて維持は出来ず
・・・続き
[概況]
東京市場終盤から米国債利回りの上昇を受けてドルは買われ、欧州株式市場がマチマチで始まる中、2日ぶりに115円台に乗せて当日高値115.200円まで上昇した。
しかしFOMCを控えて上昇は続かず、中盤には115円を割り込み、ユーロもNY市場序盤に122円を割り込んだ。
株価の下げにドルもNY市場中盤に当日安値114.520円まで下げたが其の後は下げ止まりから値を戻し、最後は前日比-9.5銭の114.765円と小幅安で引ける一方、ユーロは-67.5銭の121.715円で引けるなど、主要通貨は下落して引けた。
イベントを控えてドルは115円台を維持する事は出来なかったが、FOMCで利上げに前向きな姿勢が示されればいつでも115円台を回復する事が出来る114円台後半で引けるなど、ドルはFOMC待ちの揉み合いとなり、それまでは様子見と見る。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月15日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=欧米株安と円高傾向嫌気して続落
【寄り付き概況】
15日の東京株式市場は売り優勢で始まった。
・・・続き
寄り付きの日経平均株価は前日比80円75銭安の1万9528円75銭で寄り付いた。
現地15日まで開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を前に積極的な買いが入りにくい状況。また、オランダの議会選挙の結果も極右政党の議席数の伸びが警戒されている。
前日の原油安や米株安が投資家心理の重荷となり、リスクを回避する動きもやや強まった。
外国為替市場では1ドル=114円台後半の推移と円高に振れており、主力輸出株中心に向かい風が強い地合いとなっている。
ただ、下値では日銀のETF買いなどに期待した押し目買いが入る可能性があり、売り一巡後の動きが注目される。
寄り付き時点で業種別では33業種中、食料品、小売を除き安い。値下がりで目立つのは鉄鋼、紙パルプ、鉱業、証券、不動産など。
個別では、主力のトヨタやホンダなどの自動車株の一角や三菱UFJや三井住友FGなどメガバンクが安い。労働組合が約2万人いる非正規従業員を4月1日付で組合員にすると伝わったOLCも下落して始まった。
半面、14日の取引終了後に2016年6月〜17年2月期決算を発表したツルハHDが高い。大成建や鹿島など建設株の一角も上昇している。
東証マザーズに新規上場したファイズ<9325>がカイ気配で始まった。寄り付き段階、公開価格と同値の1250円に差し引き70万株程度の買い注文を抱えている。
アマゾンが主要顧客で、Eコマース企業の倉庫作業、物流業務を請け負う。公開株式数は63万2500株。
225先物はシティ・JP・SBI・ドイツ・アムロが買い越し。
日興・野村・モルスタ・パリバが売り越し。
TOPIX先物はメリル・HSBC・モルスタ・野村が買い越し。
日興・三菱・バークレイズ・JPが売り越し。
外資系等はツルハ(3391)、ケーズ(8282)に注目。
テクニカル的には大成建(1801)、協和エク(1951)、山パン(2212)、雪印メグ(2270)、ワールド(2429)、ゲンキー(2772)、シキボウ(3109)、ホットランド(3196)、オープンハウス(3288)、DI(4310)、扶桑化学(4368)、武田(4502)、キョーリン(4569)、電硝(5214)、ネツレン(5976)、平和(6412)、山洋電(6516)、富士通(6702)、アルプス(6770)、クラリオン(6796)、日セラ(6929)、イオン北(7512)、ゼンショー(7550)、パラマウント(7817)、リョーサン(8140)、しまむら(8227)、平和堂(8276)、あおぞら(8304)、青森銀(8342)、ポケットC(8519)、丹青社(9743)が動兆。
03月15日 カタリストコメント
「すくみはエネルギーの蓄積、と考えたい」
NY株式市場は下落の展開。
原油安でエネルギーセクターが軟調。
・・・続き
米北東部の大雪による結構で空運セクターも下落。
なによりNYの雪が投資心理を減退させ3市場の売買高は62億株と低下した。
吹雪による非常事態宣言も出され米独首脳会談も延期となった。
オバマケア改革案が進めば2018年末までに1400万人が保険を失うとの観測から病院や保険セクターも軟調だった。
原油安はインフレに向けた障害との解釈から国債利回りはやや低下(価格は上昇)。
FRBの利上げを見越した格好は継続。
ただ15日のオランダ下院選を控えた欧州の政治リスク要因から安全資産としての側面を持つドルは上昇した。
トランプ米大統領はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン副皇太子とホワイトハウスで会談。
「サウジによる対米投資が会談の主要議題の1つ」とい声も聞かれる。
会談にはペンス副大統領、クシュナー大統領上級顧問、プリーバス首席補佐官、
バノン首席戦略官・上級顧問が同席。
国王は日本へ、副皇太子は米国へとサウジの動きが際立っている。
4日続伸とはならずまた3日続伸の壁で跳ね返された日経平均株価だった。
日中値幅37円では闘う姿勢ではなかったということになろう。
日経朝刊でも指摘されているが先導株比率が49.8%と今年2番目の水準。
方向感のなさが東芝など一部銘柄への商い集中となったということ。
近くて遠い2万円を切望しながらも足踏みは継続している。
「大発会から50日目。
3日続伸が4回。
4日続落が2回。
3日続落が2回。
年初来の星取りは24勝26敗」という指摘も聞こえる。
強気論は「信用売り残は9554億円でトランプラシー開始の昨年11月の3割増加」。
あるいは「4月は外国人買いの特異月。
07年からの10年外国人は4月は平均1兆円規模の買い越し。
日経平均は7勝3敗」など。
CME円建ては大証比50円安の19430円。
現物では19560円前後の水準だ。
メジャーSQ値19434円に対しては3連勝と悪くはない。
松井証券信用評価損益率速報で買い方はマイナス3.371%と好転。
空売り比率は35%台で安定している。
すくみはエネルギーの蓄積でもある。
火曜と違って水曜だけにリセットに期待したい日。
ようやく本屋さんに登場した新刊。
「トランプ相場でオタオタするな この株でコッソリゴッソリ儲けましょう」。
以下はHPなどでの内容紹介。
↓
■厳選30銘柄袋とじ! !
■まさか、まさかのトランプ大統領就任。
ココから、日本株の新時代がやってくる! !
■個人投資家のカリスマ、櫻井英明が
この混濁のトランプ相場の先を読み
ゴッソリ儲ける銘柄、タイミングを大公開。
■東京MXテレビの東証アローズからの株式中継で個人投資家さんからの人気が高い
櫻井英明さんが、トランプ大統領決定以降揺れ動く東京市場の今後、勝ち方を教えます。
トランプ政権は、レーガノミクス再来で経済浮上のチャンス。
イギリスのEU離脱も、日本には追い風。
そして何より、足元の日本株の数字が軒並み良いです。
■日経平均2万円も間近。
勢いのいい中小型株を中心に、これから上がる「こっそり儲けたい」株を選びました!
★東京MXテレビの株式中継で個人投資家(特に年配)からの人気が高い櫻井さん。
お得意の時局解説・株式銘柄オススメ本。
というのもあった。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
DIT(3916)・・・動兆
DITに注目する。
同社は独立系情報サービス会社でソフトウエア開発が中核。
金融系システム開発、車載機器組み込み開発・検証が好調。
Web改ざんを瞬時に検知して修復する自社開発ソフトを監視カメラシステム向けにも拡販。
IoT関連の次世代システム開発に期待感。
3月17日東証1部指定。
増配の公算。
(兜町カタリスト櫻井)
03月15日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■テックファーム<3625>
税理士法人とAI活用相続相談を展開
■ラック<3857>
バンクガードとスーパー乱数IDの普及で提携
■サトーHD<6287>
個別で異なる包装材印刷技術を提供
■三菱電機<6503>
電気自動車と自宅間で送電する技術開発
■東洋電<6505>
SiC素子使用の鉄道車両用制御装置を開発
■シャープ<6753>
IGZO液晶外販せず自社製品に優先採用
■日産自<7201.T>
完成車自動搬送の試験運用を開始
■オリックス<8591>
系列が技術者3倍増でロボレンタル強化
03月15日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月15日号
03月15日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
15日の東京株式市場は、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から、利食い優勢の展開になりそうだ。
・・・続き
手掛かり材料に乏しいなか、弱含みで推移しそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万9500円-1万9700円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の後半と円高に振れている。輸出関連銘柄には重しになるとみられるが下値は限定的だろう。
現地14日の米国株式が軟調だった流れから上値は重いとみられ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やオランダで行われる議会選挙の動向をみたいとして、手控えムードが広がる展開となりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比50円安の1万9430円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り2140万株、買い1670万株で、差し引き470万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、陸運、通信、化学、ゴム、薬品、輸送用機器、機械、小売、不動産など。買いセクターに、不動産、電機、繊維、機械、情報通信、自動車など。
【好材料銘柄】
■ラクーン <3031>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.6%にあたる10万株(金額で6000万円)を上限に自社株買いを実施する。未定だった今期配当は4.5円実施。また、売掛保証事業を手掛ける子会社トラスト&グロースの保証残高が100億円を突破した。
■神戸物産 <3038>
11-1月期(1Q)経常は91%増益で着地。
■山王 <3441>
今期経常を53%上方修正。
■セルシード <7776>
厚生労働省から「特定細胞加工物製造許可」を取得。これを踏まえ再生医療提供機関から特定細胞加工物として細胞シートの製造委託を受ける「細胞シート受託加工」について事業化の検討を進める。
■セゾン情報システムズ <9640>
未定だった今期配当は2期ぶり20円で復配。
【主な経済指標・スケジュール】
15(水)
【国内】
日銀金融政策決定会合(〜3/16)
2月訪日外客数
春闘集中回答日
《決算発表》
三井ハイテ、ジェネパ、バロック、クスリのアオキ、エニグモ、トリケミカル、ACCESS、3Dマトリックス、楽天地
【海外】
オランダ議会選挙
イエレンFRB議長会見(経済見通し)
米3月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米2月消費者物価指数(21:30)
米2月小売売上高(21:30)
米3月NAHB住宅市場指数(23:00)
米1月企業在庫(23:00)
米1月対米証券投資(3/16 5:00)
TPP閣僚会合(チリ)
《米決算発表》
オラクル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月14日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し44ドル安、FOMC前に買い手控えド
・・・続き
14日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比44ドル11セント安の2万0837ドル37セントで終えた。
2月にサウジアラビアが原油の減産基準を緩和したことが報じられ、原油相場が下落し売りが先行した。また、米北東部への猛吹雪で閑散取引となったほか、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や、イエレン議長による追加利上げ見通しへの見解を見極めたいとの思惑から相場の重荷となった。
NY原油先物相場は有力産油国のサウジアラビアが2月に増産したとの報告を受け、一時3カ月半ぶりの安値を更新した。原油安による収益悪化への警戒感からシェブロンなど石油関連株に売りが広がり、相場を押し下げた。
ダウ平均は一時95ドル安まで下げたが、原油相場が午後にかけて下げ渋ると下げ幅を縮めた。
2月の卸売物価指数(PPI)は前月比で市場予想を上回って上昇した。物価の上昇基調を示したと受け止められたが、相場の反応は目立たなかった。
ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落し、同18.968ポイント安の5856.816で終えた。
セクター別では、自動車・自動車部品やメディアが上昇する一方で運輸やエネルギーが下落した。
個別では、製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は著名投資家のビル・アックマン氏が運用する投資ファンドが保有株を全て売却し、大幅下落。
米北東部を直撃した猛吹雪で、航空便のキャンセルが相次ぎ、デルタ航空(DAL)やアメリカン航空(AAL)、ユナイテッド・コンチネンタル(UAL)など航空株に売りが広がった。
一方、エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受けて、買われた。
米国際送金大手マネーグラムに買収を提案したと発表した送金・決済業務のユーロネットは売りが先行したが小高く終えた。マネーグラムは急伸した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,837.37−44.11
S&P500種
2,365.45−8.02
ナスダック
5,856.816−18.968
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は4営業日ぶりに反落した。6月物は前日比110円安の1万9430円で取引を終えた。14日の大阪取引所の終値を50円下回った。
原油安を手掛かりに米株式とともに売られた。15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、今後の利上げペースを見極めたいとの向きが多く、動意薄の展開になった。
14日の6月物安値は1万9380円、高値は1万9580円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19430 ( -50 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19505 ( +25 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7357.85(-9.23)
FTSE100種総合株価指数は4日ぶり反落。前日終値に比べ9.23ポイント安の7357.85で引けた。構成銘柄の6割近くが下落した。
取引時間中に一時、3月1日に付けた最高値(7382.90)を上回る場面もあった。その後、午後に原油相場の下落に伴い、石油株が売りに転じ、指数の足を引っ張った。英国や欧州政治の先行き不透明感を警戒する動きも出て、取引は低調だった。
原油相場の売りが進んだことに連れて、午前は買われていた石油株が全面安で引けた。金融株にも売りが膨らんだ。
半面、プルーデンシャルが高かった。アジアの業績が好調で2016年の営業利益が過去最高になったとの発表が買い材料視された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11988.79(-1.24)
ドイツ株式指数(DAX)は小動き。終値は前日比1.24ポイント安の11988.79だった。15日のオランダ下院選挙を前に積極的な売買は手控えられた。欧州の主要株式市場は総じて下落した。
アディダスが安かった。銀行株と自動車株も軟調だった。一方で、電力のRWEが大幅上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4974.26(-25.34)
03月14日 マーケットコメント
03月14日 為替市況コメント
【為替】英ポンドの動きに注目。
・・・続き
[概況]
14日の東京外国為替市場は、英ポンドの売りが活発となった。売りを誘うような材料は出ていないが、昨日英国のメイ首相の報道官がEU離脱に向けた正式手続きについて今月末までに着手するという、同国の政治的な動きを緊迫させる発言が、本日も意識されたようだ。
英ポンドの売りは欧州時間序盤に入り活発となっており、対円で一時139.40円まで下落している。
この後も下落の動きが続きようであれば、200日移動平均線(138.00円近辺)が一旦の下値目処となりそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
日経平均は終日小動き。
・・・続き
東証一部の売買代金は1兆7814億円と薄商い。
重要イベントを控えて上にも下にも動けずの中、決算発表の再延期を申請した東芝に売買が集中するという、ちょっと寂しい相場だった。
FOMCの結果発表含め、多くの材料を消化するのが木曜16日となることから、明日も同様に動きづらい地合いが想定される。
FOMCでの発表内容を見極めたいとする模様眺めのほか、オランダでは15日に、注目されている欧州の一連の選挙の先陣を切って議会選挙が行われる。
そのような中、あすはIPOが1社予定されている。ここからは3月末まで毎日新規上場があり、FOMC通過で全体の地合いがどう転ぼうとも、しばらくはIPO銘柄にホットな資金が向かう可能性が高い。
マザーズ指数は結局続落で終えたが、ジャスダック平均は反発するなど新興市場は崩れておらず、中小型株を選好する流れが強まると予想する。
日経平均は年初からのこう着で、相当煮詰まり感が台頭している。イベント通過後のレンジ上放れが意識されてと思う。
03月14日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=24円安、4日ぶり反落。下げ幅は限定的
【大引け概況】
14日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比24円25銭安の1万9609円50銭で終えた。
・・・続き
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売り買い交錯で方向感の定まらないなか、日経平均株価は前日比小安い水準でもみ合う展開に終始した。
日経平均は連日で昨年来高値を更新していたこともあり、目先の利益を確定する目的の売りが優勢だった。15日の米FOMCの結果やオランダの議会選挙の結果を見極めたいとの思惑が、買いを手控えさせた。
一方、外国為替市場では1ドル=114円台後半と前日に比べ円安・ドル高に振れており、主力株には業績改善を期待した買いも入った。利益確定売りとの綱引きになり、日経平均は前日終値(1万9633円)近辺でもみ合う時間が長かった。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比21.65ポイント安の1万4096.33だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、2.50ポイント安の1574.90で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆7814億円。売買高は17億5824万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は945と、全体の4割強を占めた。値上がりは899、変わらずは160銘柄だった。
東芝は3日続伸で終えた。午前中は2016年4〜12月期の決算発表の再延期を申請したことが嫌気され、節目の200円を下回って終了した。午後に入ってからは再延期の申請が承認されたと発表し、3月14日としていた提出期限は4月11日に延長された。米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)の非連結子会社化を含めて検討を始めたことも発表し、上場廃止への警戒感が和らぎ、買い戻しの動きが活発化した。
個別では、トヨタ自動車が軟調に推移、任天堂が冴えず、リクルートホールディングスも売りに押された。コンコルディとパナソニックが下落した。三井不と菱地所も下げ、KDDIとNTTドコモも安かった。ワコムが急落、gumiも大幅安。アシックス、ナブテスコが売られ、日新製鋼も値を下げた。
一方、米原発巡る損害賠償金で約141億円を米電力会社に支払うと発表した三菱重は大幅に上昇した。米長期金利の上昇に伴う運用改善期待からSOMPOや東京海上など保険株も上げた。GMOペイメントゲートウェイも値を飛ばした。ブイ・テクノロジーが急動意、前日ストップ高のイーブックイニシアティブジャパンも続急騰となった。
東証2部株価指数は前日比80.93ポイント高の5921.47ポイントと4日続伸し、連日で昨年来高値を更新した。値上がり銘柄数は228、値下がり銘柄数は207となった。
個別では、第一稀元素化学工業がストップ高。大興電子通信は一時ストップ高と値を飛ばした。金下建設、TTK、井村屋グループ、カワニシホールディングス、メディアスホールディングスなど29銘柄は昨年来高値を更新。昭和ホールディングス、ミロク、スーパーバッグ、神島化学工業、フジマックが買われた。
一方、新華ホールディングス・リミテッド、ジーエルサイエンス、岡山県貨物運送、ぷらっとホーム、PALTEKが売られた。
03月14日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、値動きの良いゲーム関連株など物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小反発だった。終値は前日比2円81銭高い3042円42銭だった。日経平均株価が方向感を欠く中、値動きの良いゲーム関連株や材料の出た銘柄を中心に個人投資家が新興株を買う動きが強まった。
21営業日ぶりに反落したきのう13日の流れを受けて午前は利益確定売りがやや優勢だったが、午後は持ち直した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で601億円、売買高は9190万株だった。
銘柄数は284、値下がり銘柄数は328となった。
個別では、ウェッジホールディングスがストップ高。オプトエレクトロニクス、フォーバル・リアルストレートは一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業、常磐開発、アルトナー、ブロッコリー、アイケイなど29銘柄は昨年来高値を更新。ホウライ、シンデン・ハイテックス、アエリアが買われた。
一方、ティビィシィ・スキヤツトが昨年来安値を更新。リーバイ・ストラウス ジャパン、テイン、ジェイ・エスコムホールディングス、GMOペパボが売られた。
03月14日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続落、利益確定売り
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に続落した。終値は前日比2.68ポイント安い1072.17だった。
東京市場全般が小康状態となるなか、前日大きく下げた新興市場上場銘柄への自律反発狙いの買いは限られた。値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は126となった。
個別では、シャノンが昨年来安値を更新。シンシア、ITbookレアジョブ、弁護士ドットコム、G−FACTORYが売られた。
一方、クラウドワークスがストップ高。ペッパーフードサービス、ディー・ディー・エス、リアルコムは昨年来高値を更新。チェンジ、ユナイテッド&コレクティブ、デジタルアイデンティティ、ヨシムラ・フード・ホールディングス、ピーバンドットコムが買われた。
03月14日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は前日比11円58銭安の1万9622円17銭で寄り付いた。
日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
外国為替市場では、1ドル=114円80銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な推移となっている。
午後もこう着感の強い展開が続くことになろうが下値の堅さは意識されそうである。
中小型株については本日も利食い優勢の展開だが、東証2部指数はプラス圏で推移するなど、物色意欲は強い。
ランチバスケットは140億円、差し引き売り買い均衡との観測
03月14日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小反落、模様眺めムードのなか利益確定売り
14日午前の日経平均株価は小幅に反落し、前日比14円61銭安の1万9619円14銭で前場を終えた。
・・・続き
日経平均は連日で昨年来高値を更新していたこともあり、ひとまず利益を確定する目的の売りが優勢だった。
15日投開票のオランダ議会選や14〜15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)など大型イベントを目前にし、様子見ムードが強かった。
外国為替市場では1ドル=114円台後半と前日に比べ円安・ドル高に振れており、主力株には業績改善を期待した買いも入りやすい。ただ下値も頑強で、小型株に高いものが目立った。
利益確定売りとの綱引きになり、日経平均は前日終値(1万9633円)近辺での膠着状態が続いた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で8266億円、売買高は8億1715万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は976と、全体の約5割を占めた。値上がりは821、変わらずは207だった。
個別では、2016年4〜12月期の決算発表の再延期を申請した東芝は取引終了にかけて売りがかさみ、節目の200円を下回って終了した。NTTドコモとKDDIが下落し、三井不と菱地所も安い。gumiが大幅安、日本ライフライン、ディー・エヌ・エーなども値を下げた。
一方、米長期金利の上昇に伴う運用改善期待からSOMPOや東京海上など保険株が上昇した。取引開始前に米原発巡る損害賠償金で約141億円を米電力会社に支払うと発表した三菱重は大幅に上昇した。コマツやSMCは昨年来高値を更新した。
ブイ・テクノロジーが大きく切り返したほか、GMOペイメントゲートウェイ、アルプス電気も堅調。イーブックイニシアティブジャパンが続急騰で値上がり率トップ。三井ハイテックも値を飛ばした。
東証2部株価指数は、前日比47.77ポイント高の5888.31ポイントと4日続伸した。
値上がり銘柄数は189、値下がり銘柄数は216となった。
個別では金下建設、井村屋グループ、カワニシホールディングス、メディアスホールディングス、クロスプラスなど21銘柄が昨年来高値を更新。シャープとマーチャント、神島化学工業、ミロク、光陽社が買われた。
一方、新華ホールディングス・リミテッド、岡山県貨物運送、コーセーアールイー、ランドコンピュータが売られた。
03月14日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続落、短期的な過熱感が意識される
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。前引けは前日比4円02銭安い3035円59銭となった。
このところの相場上昇で短期的な過熱感が意識され、前日に続いて利益確定売りが優勢だった。もっとも投資家の押し目買い意欲は根強く、株価指数の下げ幅は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で335億円、売買高は5307万株。
値上がり銘柄数は249、値下がり銘柄数は334となった。
個別では、ティビィシィ・スキヤツトが昨年来安値を更新。ジェイ・エスコムホールディングス、アミタホールディングス、チヨダウーテ、フォーサイドが売られた。
一方、オプトエレクトロニクス、フォーバル・リアルストレートが一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業、常磐開発、アルトナー、アイケイ、アエリアなど20銘柄は昨年来高値を更新。ウェッジHD、キムラ、ナガオカが買われた。
03月14日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、前日に続いて利益確定売り
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比6.33ポイント安い1068.52だった。
東証マザーズ指数は前日比6.33ポイント安の1068.52ポイントと続落。
値上がり銘柄数は96、値下がり銘柄数は125となった。
個別では、シャノンが昨年来安値を更新。レアジョブ、サイバーステップ、フルスピード、アイドママーケティングコミュニケーション、ジーエヌアイグループが売られた。
一方、ペッパーフードサービス、ディー・ディー・エスが昨年来高値を更新。クラウドワークス、ヨシムラ・フード・ホールディングス、ストライク、リアルコムが買われた。
03月14日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、10円、安欧米のイベント前に様子見
[10時概況]
14日10時現在の日経平均株価は前日比10円21銭安の1万9623.54円で推移している。
・・・続き
外国為替市場では1ドル=115円近辺の推移で円安傾向に振れており、外部環境はリスクオンの流れにある。輸出株中心に押し目買いも入っている。
ただ、日経平均は前日まで3日続伸しており、15日の米FOMCやオランダの議会選挙を前に、いったん利益を確定しようとする売りも出やすい。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅下落にとどまっている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4965億円、売買高は4億9980万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1164と、全体の5割強を占めた。値上がりは662、変わらずは176だった。
業種別では33業種中13業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、石油・石炭、保険、非鉄金属と続く。値下がり上位にはゴム製品、サービス、情報・通信が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は6.62円の押し下げでKDDIがトップ。以下、電通が4.56円、ソフトバンク が3.76円、日東電が3.12円、ユニファミマが2.28円と続いている。
プラス寄与度トップはファナックで、日経平均を5.51円押し上げている。次いでファストリが3.80円、日ハムが1.52円、オリンパスが1.52円と続く。
個別では、東芝は大幅下落しているものの、節目の200円を上回って推移している。NTTドコモやHOYAが下げ幅を拡大し、三井不とセブン&アイも一段安。
一方、SOMPOやオリックスは一段高となった。富士通と旭化成も上げ幅を広げている。
東証2部株価指数は続伸している。シャープとコスモスが上げ、ADプラズマとフライトHDは下げた。
03月14日 カタリストコメント
「今年初の4日続伸に期待」
週明けのNY株式はまちまちの展開。
NYダウは3日ぶりに小反落。
・・・続き
一方NASDAQは4日続伸。
S&P500は3日続伸。
「ヘルスケア」や「生活必需品」など3業種が下落。
「素材」や「公益事業」セクターが上昇。
月曜のM&A案件に反応する部分もあったが、原油先物価格の続落が重石となりほぼ週末水準での推移。
ダウの下落はインテルの2%下落が影響した。
「15日にかけて米東部で大型の積雪があるとの予報も投資心理の後退の一因」との声も聞こえる。
10年国債利回りは一時2.6%を上回る水準まで上昇(債券価格は下落)。
2014年9月18日以来、2年6カ月ぶりの高水準となった。
FOMC待ちの状況ながら債券利回りは上昇した。
金は10日ぶりに反発。
フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は6日続伸し52週(過去1年)高値を更新した。
半導体関連株への投資継続がうかがわれ米国でも第4次産業革命路線は歩まれている印象。
VIX(恐怖)指数は11.35まで低下。
欧州株は続伸。
週明けの日経平均は小幅に3日続伸。
連日の高値更新となったが売買エネルギーは低水準。
日経ジャスダック平均の連騰記録は残念ながら21で止まった。
「中小型株から主力大型株に資金が移ったような印象」という声も聞かれる。
13日から日経中小型株指数算出が始まったが、こういうイベントは相場の転機となることもままあること。
新興市場は15日からIPOラッシュ。
昨年も3月はIPOラッシュで需給悪化が懸念されたが、
昨年3月のマザーズ指数は月間で21.7%の大幅上昇(日経平均は4.6%上昇)。
新たなヒーロー登場に期待する向きも多く、この流れは今年も継続しそうな気配だ。
シカゴ225先物終値は大証日中比20円高の19540円。
3月権利配当落ち分を約130円とすれば現物は19600円水準だろう。
ドル建て日経平均は171.20まで上昇し高値接近(3月2日が172.24)。
25日線からのかい離はプラス1.7%。
松井証券経由の信用評価損率速報で買い方はマイナス3.575%。
空売り比率は35.7%と問題ない水準。
火曜日ながら今年初の4日続伸に期待がかかる。
(兜町カタリスト櫻井)
03月14日 為替市況コメント
【為替】FOMCを控えた様子見姿勢に為替市場は小動き
・・・続き
[概況]
ドル(114.490円)やユーロ(122.150円)は欧州市場序盤に当日安値まで下げたが、米FOMCだけではなく日本や英国といった中銀の金融政策発表を控えた様子見姿勢に下げも進まず、其の後は値を戻して揉み合いとなった。
NY市場に入っても小動きは続き、ドルは最期前週末比+11.5銭高の114.860円と114円台後半を維持したが、115円台に乗せる事は出来なかった。
一方ユーロはQE終了前に利上げは可能といった先週の報道に買われたあと、仏やベルギー中銀総裁が否定した事などに売られて、最後は値下がり(-24.5銭)して引けた。FOMCまでは様子見姿勢の小動き継続と見る。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月14日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■サッポロHD<2501>
系列が2020年にベトナムビール事業で黒字狙う
■CTC<4739>
モバイル端末向けアプリの開発一括支援を提供
■日立建機<6305>
中国拠点で電力「見える化」システム導入
■ローム<6963>
系列が輸送中の衝撃など記録するマイコン開発
■ニプロ<8086>
整備中の北大阪健康医療都市に進出
■京急<9006>
横浜で学生向けシェアハウスを4月から稼動
03月14日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月14日号
03月14日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
14日の東京株式市場は、様子見気分の強い地合い継続しそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9500円-1万9800円を想定する。
昨日の日経平均株価は3日続伸し連日で昨年来高値を更新したものの、現地14-15日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、積極的には動きづらく、動意に乏しい展開となることも想定される。
決算期限の東芝はすでに再延期の見通しと報じられており、先月のようなショック的な全体株安を引き起こす可能性は低いと思われる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の後半と小動き、手掛かり材料難のなか、短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比20円高の1万9540円だった。
外資系5社の寄り付き前注文動向は、売り1030万株、買い770万株、差し引き260万株の売り越し。金額ベースは64億円の売り越し。
【好材料銘柄】
■ゲンキー <2772>
4月10日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。今期配当を実質増額修正。
■第一稀元素化学工業 <4082>
4月21日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施する。今期配当を5円増額修正。また、株主優待制度を新設。毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード2000円分を贈呈する。
■マルコ <9980>
株主優待制度を新設。17年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、マルコ20%割引券1枚を贈呈。2000株以上保有する株主には追加でRIZAP&RIZAP GOLF 共通1万円割引券1枚を贈呈する。
■アルトナー <2163>
今期経常は11%増で3期連続最高益、前期配当を5円増額・今期は実質増配。
■フォーバル・リアルストレート <9423>
今期最終を95%上方修正、配当も1円で11期ぶり復配へ。
■ストライク <6196>
上期経常を一転19%増益に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
14(火)
【国内】
2月首都圏新規マンション発売(13:00)
20年国債入札
《決算発表》
ファーマフーズ、トーエル、ツルハHD、ファーストロジ、ヤーマン、スバル興
【海外】
中国2月小売売上高(11:00)
中国2月都市部固定資産投資(11:00)
中国2月鉱工業生産(11:00)
独3月ZEW景況感指数(19:00)
FOMC(〜3/15)
米2月生産者物価(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月13日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ小反落し21ドル安 FOMC前で手控えムード
・・・続き
13日のNYダウ工業株30種平均が3営業日ぶりに小反落し、前週末比21ドル50セント安の2万0881ドル48セントで終えた。
明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での発表内容を見極めたいと思惑から手控えムードとなり、終日上値の重い展開となった。
原油先物相場が軟調に推移し、原油安が業績に悪影響を与えるとの見方から石油関連株が下げ重荷となった。利益確定や持ち高調整の売りが出る場面もあり、ダウ平均は一時57ドル安まで下げ幅を広げた。
ナスダック総合株価指数は4日続伸し、同14.059ポイント安の5875.784で終えた。
自動運転技術に関連した先進運転支援システムのモービルアイ(イスラエル)を約153億ドル(約1兆7500億円)で買収する発表した半導体のインテルが下げた。一方で、自動運転車開発に関連するとみられる銘柄に連想買いが入った。
セクター別では、自動車・自動車部品や素材が上昇する一方で運輸や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
トランプ大統領による薬価引き下げによる懸念からメルク(MRK)、マイラン(MYL)、製薬のペリゴ(PRGO)など製薬銘柄が下落した。
半導体のインテルが2%下げ、下落率はダウ平均で最大だった。買収費用の負担を懸念した売りが出た。
一方、モービルアイ(MBLY)が買収価格にさや寄せするかたちで急伸。検索大手のヤフー(YHOO)は通信大手のベライゾン(VZ)へのネット事業売却後の幹部人事を発表し、買われた。アナリストが投資判断を引き下げたものの、航空機のボーイングは上げて終えた。映画・娯楽のウォルト・ディスニーや化学のデュポンが上げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,881.48−21.50
S&P500種
2,373.47+0.87
ナスダック
5,875.784+14.059
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。6月物は前週末比95円高の1万9540円で取引を終えた。13日の大阪取引所の終値を20円上回った。
14〜15日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、動意薄の展開だった。市場関係者は、織り込みがほぼ100%近くに達している今回のFOMCでの追加利上げの決定にとどまらず、その先の中長期での金融政策の方向性を見極めたいとしている。
6月物の高値は1万9540円、安値は1万9400円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19540 ( +20 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19610 ( +90 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7367.08(+24.00)
FTSE100種総合株価指数は続伸。前週末終値に比べ24ポイント高の7367.08で引けた。鉱業株の上昇が指数に貢献するなか、構成銘柄の7割近くが上昇した。
銅価格の上昇を受けて、鉱業関連株が買われた。フレスニージョとアントファガスタはともに5%前後、アングロ・アメリカンも約4%、それぞれ上がった。
半面、通信のBTグループは3%超下落した。保険のスタンダード・ライフは、アナリストが投資判断と株価目標をともに引き下げたことが響いて売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11990.03(+26.85)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前週末比26.85ポイント(0.22%)高の11990.03だった。
鉄鋼のティッセン・クルップと自動車のフォルクスワーゲン、ダイムラーは上昇した。一方で、通信のドイツテレコムと電力のRWE、エーオンは売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4999.60(+6.28)
03月13日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
13日の東京株式市場は朝方安く始まったものの、その後は押し目買いが優勢となり日経平均株価は小幅ながらプラス圏に浮上した。
・・・続き
ただ、東証1部の売買代金は、1兆7724億円と2兆円を大きく下回った。
明日(14日)の東京株式市場では、現地14〜15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、様子見気分が継続しそうだ。
ただ、外国為替市場の円相場が、1ドル=114円台後半のレンジで推移していれば、積極的に売られる可能性は限定的だろう。
市場関係者からは「きょうは外国為替市場で円安一服状態となり、自動車、電機など輸出関連の主力銘柄が軟調推移となった。その半面、電力・ガス、陸運、情報・通信、建設といったやや出遅れ感のある内需セクターへ循環物色の輪が広がりをみせた。ただ、輸出関連銘柄が見送られると、売買代金は一気に減少してしまう」との見方が出ていた。
米雇用統計を通過してもそれほど円安が進まなかったこと、米連邦公開市場委員会(FOMC)後に材料が多いのはむしろ新興市場であることを鑑みると、新興市場優位の地合いはここからもう一段強まる可能性がある。その意味では、きょう連騰記録が止まった日経ジャスダック平均があす以降、調整色を強めるのか否かを注視しておきたい。
03月13日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、調整は続くか。
・・・続き
[概況]
13日の東京外国為替市場は、米ドル円が軟調に推移した。先週の米雇用統計は予想を上回るもFOMCを控えていることで上値追いにはならず、逆に材料出尽くし感からポジション調整の売りが膨らんでしまった。
本日もその流れが継続し、米ドル円は一時114.500円まで下押ししている。この後は、目立った経済指標の発表もないことから、週中のFOMCをにらみ徐々に調整は一服しそうだ。もっとも上昇も同じ理由から控えられ、値動きは限定的か。仮に下落が継続するようであれば、節目である114円近辺が下値目処として意識されそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月13日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日続伸、売り先行後に上げ転換。連日で昨年来高値
【大引け概況】
13日の日経平均株価は小幅に3日続伸した。
・・・続き
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終値は前週末比29円14銭高の1万9633円75銭で連日の昨年来高値更新となった。
10日発表の2月の米雇用統計は強い結果となり、米連邦準備理事会(FRB)が15日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決めるとの見方が強まった。
ただ「米国政府の為替政策が不透明」との見方もあり、円安・ドル高が一服した。
日経平均が10日に昨年来高値を更新したため、朝方は利益を確定する売りが先行した。
後場は小高い水準でもみ合いが続き、その値幅は40円弱にとどまった。
原油安が採算改善につながる電力株や、高配当や株主優待の見込める通信や鉄道株、一部の小売株が買われて相場を支えた。「出遅れていた投資家が下値で買いを入れた」との指摘があった。
ただ、新規の手掛かり材料に乏しく、重要イベントを控え、様子見気分が強まった。
JPX日経インデックス400は3日続伸し、前週末比30.72ポイント高の1万4117.98だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、3.39ポイント高の1577.40だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆7724億円と活況の目安となる2兆円を下回った。
東証1部の売買高は14億7180万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は998と全体の50%だった。値下がりは849、変わらずは157銘柄だった。
個別では、NTTやKDDIなどが上げた。リクルートも高い。JR東日本が買われた。ハウスなど建設株も上昇した。配当性向を引き上げた丹青社は10%高だった。丸井Gも買われた。第4四半期の連結決算で営業黒字のイーブックストップ高。北の達人、ビューティガレージ、ミライアル<などの上げも目立った。
一方、東エレクやアドテストが下落した。円安一服でホンダも安い。野村、大和証Gなどの証券が軟調、第一生命HDや三井住友FGといった金融株の一角も下げた。個人情報流出の懸念が強まったGMO―PGはストップ安水準で売買が成立した。新日鉄住金など鉄鋼株も下落した。
東証2部株価指数は前週末比21.24ポイント高の5840.54ポイントと3日続伸した。昨年来高値を更新した。値上がり銘柄数は192、値下がり銘柄数は235となった
個別ではミロクがストップ高。JESCOホールディングス、金下建設、弘電社、井村屋グループ、カワニシホールディングスなど34銘柄は昨年来高値を更新。
シャープ、東京コスモス電機、ジーエルサイエンス、ササクラ、アサヒ衛陶、スーパーバッグが買われた。
一方、マーチャント・バンカーズ、インタートレード、加地テック、ランドコンピュータ、アドテック プラズマ テクノロジーが売られた。
03月13日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=22日ぶり反落、連日の上昇で過熱感が意識される
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は22営業日ぶりに反落した。終値は前週末比24円62銭安い3039円61銭だった。連日の上昇で過熱感が意識され、直近で上昇していた銘柄に利益確定目的の売りが膨らみ、きょうの安値圏で終えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で594億円、売買高は9698万株だった。
値上がり銘柄数は285、値下がり銘柄数は371となった。
個別では地域新聞社、T&Cメディカルサイエンスが昨年来安値を更新。デジタルデザイン、太洋工業、デュアルタップ、夢テクノロジー、ダイケンがり率上位に売られた。
一方、アエリア、テインがストップ高。リーバイ・ストラウス ジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。三東工業社、滝沢ハム、ブロッコリー、アイケイ、オーシャンシステムなど34銘柄は昨年来高値を更新。アエリアやブロッコリーなどのゲーム株の一角が買われたほか、アルトナー、アイビー化粧品、ソルガム・ジャパン・ホールディングス、昭栄薬品が買われた。
03月13日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、利益確定売り
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前週末比11.78ポイント安い1074.85だった。
新興市場は前場こそ買い先行の展開だったが、後場に急失速。利益確定売りに押された。値上がり銘柄数は39、値下がり銘柄数は185となった。
個別では、エルテスが一時ストップ安と急落した。シャノンは昨年来安値を更新。PバンCOM、レノバ、モルフォ、グレイステクノロジー、AMBITION、フィル・カンパニーが売られた。
一方、ミクシィ、ジーエヌアイグループ、ペッパーフードサービス、ファンデリーなど11銘柄が昨年来高値を更新。エムビーエス、ITbook、ディー・ディー・エス、フルッタフルッタが買われた。
03月13日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を8銘柄更新しました。
[8154]加賀電子
[9621]建設技術研究所
[7456]松田産業
[6837]京写
[9678]カナモト
[7621]うかい
[4559]ゼリア新薬工業
[3242]アーバネットコーポレーション
03月13日 アフターランチ
「小手先でなく」
東京株式は売り優勢のマイナススタートから小幅続伸。
ドル円の115円台→114円台は少しだけ見えたフリで通過。
・・・続き
2日連続の昨年来高値更新となってきた。
日経ジャスダック平均は22日続伸が微妙なところ。
興味深いのは市場関係者のコメント。
「課題はFOMCの利上げ。
『年内4回の利上げ』を匂わせるのか『あとは年末』と言うのか。
あるいは『次の利上げも近い将来』と言うのか。
これで展開が大きく違うのではないか」。
いずれにしても利上げトレンドは変わらず時間軸が違うだけ。
その時間軸で相場は多少左右されるかも知れないが結果は一緒だろう。
トレンド変化ならば重大だろうが、技術的な問題にしか過ぎない。
しかしそれしか材料がなければ大きく話題にする傾向。
このレトリックに術に嵌ってはいけないだろう。
必要なのは小手先ではなく王道だ。
大和のレポートは「日経平均が1月に前年高値を更新した年は、まず4月頃の高値に期待」。
面白いアノマリーである。
↓
日経平均が1月中に前年の高値を更新した場合。
1980年以降ではその年の4月頃にかけて1月の高値を一段と更新する動きとなっている。
少なくとも1年以内の高値を更新したことで上値の需給が軽くなる。
そして株式市場の季節性が良いタイミングを迎える。
だから株価が上値を追う動きが強まったと考えられる。
このような年の4月高値については、1月高値に対する上昇率が平均で+9.3%。
特に大きく上昇した3回(2013年、1987年、1986年)を除いて計算しても平均で+5.5%。
これを今年に当てはめると・・・。
1月の日経平均高値19594円(1月4日終値ベース)に対して、
20671円(プラス5.5%)〜21416円(プラス9.3%)程度の高値が4月頃に期待できる。
日経ヴェリタスは英国のEU離脱シナリオ。
☆シナリオ(1):可能性75%
何らかの合意、内容は見えず。
英国とEUは交渉期限の2019年3月までに、離脱の条件や新しい貿易協定、
離脱までの経過措置などで合意すること目指す。
双方とも経済に甚大な影響が及ぶ交渉決裂は避けたいのが本音。
何らかの合意に至るのがメーンシナリオ。
どのような内容になるかは見えない。
☆シナリオ(2)可能性15%
交渉が決裂、英企業に打撃。
「バッドディールを結ぶくらいなら、ノーディールがまし」。
メイ首相はEU離脱の交渉に背水の陣で臨む考え。
英国側は交渉決裂のシナリオちらつかせEUの譲歩引き出す構えも、
脅迫的ともいえる姿勢にEUでは反発多く。
交渉過程で信頼崩れれば「ノーディール(交渉決裂)」が現実味帯びる。
☆シナリオ(3)可能性10% 期限を延期、「再投票」も?
2年の交渉期間は短すぎると「交渉期限の延長」もありうる。
交渉期限の延長には残留する27カ国すべての承認必要。
現状ではほとんど可能性はないが、交渉が行き詰まれば、
英国民投票のやり直しという選択肢も浮上しそう。
(櫻井)。
03月13日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は前週末比35円85銭高の1万9640円46銭で寄り付いた。
日経平均株価は前場終値近辺で小動きとなっている。外国為替市場では、1ドル=114円80銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な展開となっている。
セクターでは、情報通信の強さが目立っている。やや内需系にシフトしている感はある、出遅れセクターや銘柄の見直しが意識されそうである。
ランチバスケットは37件、293.16億円。
差し引き20億円の買い越しとの観測。
03月13日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続伸、朝安後、押し目買いで切り返し
13日午前の日経平均株価は小幅に続伸した。
・・・続き
午前終値は前週末比37円40銭高の1万9642円01銭だった。10日の昨年来高値1万9604円を上回った。
朝方は安く始まったものの、その後は徐々に買いが優勢となり、日経平均株価は1万9600円台半ばまで水準を切り上げ、連日で昨年来高値を上回っている。
外国為替市場で円相場が対ドルで伸び悩み、国内機関投資家などから押し目買いが入った。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に続伸した。朝方は利益確定売りが先行し、日経平均は下げ幅が70円を超える場面もあった。
午前の取引終了時点の東証1部の売買代金は概算で8256億円、売買高は7億4162万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1062と全体の53%だった。値下がりは756、変わらずは185だった。
個別では、KDDIやソフトバンクが上げ、中外薬や武田も買われた。東芝テック株を売却すると伝わった東芝も売り物をこなし堅調に上げた。東芝テックも上昇した。キーエンスは昨年来高値を更新した。KDDI、NTTドコモなど情報通信株への買いが目立つ。イーブックイニシアティブジャパンがストップ高カイ気配、配当性向を50%に引き上げると発表した丹青社は大幅高となった。
一方、任天堂が小安く、トヨタやホンダが下げ、東エレク、ルネサスエレクトロニクスなど半導体関連銘柄も安い。新日鉄住金も下落した。野村など証券株も下落した。情報流出の懸念が高まったGMO―PGは値幅制限の下限まで下げた。
東証2部株価指数は、前週末比41.22ポイント高の5860.52ポイントと3日続伸した。
値上がり銘柄数は223、値下がり銘柄数は180となった。
個別では金下建設、井村屋グループ、カワニシホールディングス、日本食品化工、メディアスホールディングスなど25銘柄が昨年来高値を更新。
東京コスモス電機、西芝電機、ジーエルサイエンス、アゼアス、スーパーバッグが買われた。
一方、加地テック、マーチャント・バンカーズ、インタートレード、ヒラノテクシードが売られた。
03月13日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=22日ぶり反落、益確定目的の売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前週末比6円31銭安い3057円92銭となった。前営業日までに21日続伸。13年ぶりの連騰記録に肩を並べたこともあり過熱感が意識され、最近上昇の目立った銘柄を中心に利益確定目的の売りに押された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で316億円、売買高は5600万株。
値上がり銘柄数は329、値下がり銘柄数は284となった。
個別では、地域新聞社、T&Cメディカルサイエンスが昨年来安値を更新。デジタルデザイン、ダイケン、ユークス、ナ・デックス、共和工業所は値下がり率上位に売られた。
一方、リーバイ・ストラウス ジャパンがストップ高。三東工業社、滝沢ハム、ブロッコリー、アイケイなど30銘柄は昨年来高値を更新。アイビー化粧品、アエリア、日本ラッド、ウェッジホールディングス、ニューフレアテクノロジーが買われた。
03月13日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、時価総額の大きい銘柄の上昇が寄与
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前週末比4.62ポイント高い1091.25だった。
値下がり銘柄数が値上がり数より多かったものの、時価総額の大きいミクシィやサイバダインの上昇が寄与した。値上がり銘柄数は86、値下がり銘柄数は132となった。
個別ではミクシィ、ジーエヌアイグループ、ペッパーフードサービス、ファンデリー、データホライゾンなど10銘柄が昨年来高値を更新。
エムビーエス、WASHハウス、イトクロ、FFRI、ソーシャルワイヤーが買われた。
一方、グレイステクノロジー、モルフォ、キャリア、エルテス、シャノンが売られた。
03月13日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 小幅高、国内機関投資家から小口の買い
[10時概況]
13日10時現在の日経平均株価は前週末比5円42銭高の1万9610円03銭で推移している
・・・続き
朝方の売り一巡後、外国為替市場で円の対ドル相場が伸び悩むと押し目買いが入った。
株式市場では「株式相場の先高観は根強く、国内機関投資家から小口の買いが入った」との指摘があった。海外ヘッジファンドの買いをみられるという。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に上昇している。業種別TOPIXでは「情報・通信業」や「サービス業」が上げている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4809億円、売買高は4億3081万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1014と全体の51%だった。値下がりは807、変わらずは182だった。
業種別では33業種中16業種が値上がり。1位は空運で、以下、電気・ガス、サービス、倉庫・運輸と続く。値下がり上位には鉄鋼、石油・石炭、証券・商品が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはKDDIで、日経平均を10.84円押し上げている。次いでファナックが3.80円、富士重が1.94円、ユニファミマが1.90円と続く。
マイナス寄与度は8.74円の押し下げでファストリがトップ。以下、東エレクが3.61円、電通が3.42円、ホンダが2.43円と続いている。
個別では、NTTドコモやKDDIが上げ幅を広げ、ファナックが買われている。塩野義も高い。リクルートが上昇している。カゴメや森永乳は昨年来高値を更新した。
東芝テックは急伸。東芝はPOSレジで国内シェア5割の同社株を売却する検討に入ったと報じられている。売却によって、よりシナジー効果が期待される他社との再編思惑などが高まる格好。
一方で、T&Dは下げ幅を広げ、野村は軟調。新日鉄住金など鉄鋼株が下落している。アドテストなど半導体関連銘柄の一角もさえない。
東証2部株価指数は続伸している。
神島化学工業が決算を発表。17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の経常利益(非連結)が前年同期比72.7%増の12.5億円に拡大して着地したことが買い材料視されている。シャープとコスモスが上げ、マーチャントと朝日インテクが下げている。
225先物は野村・ドイツ・日興・SBI・GS・みずほが買い越し。
アムロ・ナティクス・モルスタ・楽天が売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・クレディ・バークレズ・SBI・ドイツが買い越し。
パリバ・メリル・大和・JP・三菱が売り越し。
テクニカル的には積水ハ(1928、中電工(1941)、三機工(1961)、昭和産(2004)、M&A(2127)、NSSOL(2327)、宝(2531)、サントリー(2587)、MonotaRO(3064)、Jフロント(3086)、トヨタ紡(3116)、クリエイト(3148)、ジョイ本田(3191)、RSTECH(3445)、イチカワ(3513)、東海染(3577)、北越紀州(3865)、gumi(3903)、東亜合成(4045)、ダイセル(4202)、積水化(4204)、積水樹(4212)、電通(4324)、T&G(4331)、日精化(4362)、ハリマ化(4410)、田辺三菱(4508)、有機薬(4531)、キッセイ(4547)、中国塗(4617)、日特塗(4619)、OLC(4661)、日エンター(4829)、フィルム(4901)、マンダム(4917)、ファンケル(4921)、タカラバイオ(4947)、ニチレキ(5011)、バンドー(5195)、黒崎播磨(5352)、岡部(5959)、ベクトル(6058)、リクルート(6098)、エラン(6099)、日郵政(6178)、ソラスト(6197)、OKK(6205)、日阪(6247)、ナブテスコ(6268)、SMC(6273)、コマツ(6301)、新東工(6339)、ブラザー(6448)、マックス(6454)、大和冷(6459)、ユーシン(6482)、キッツ(6498)、三菱電(6503)、マキタ(6586)電気興(6706)、ソニー(6758)、TOA(6809)、ユニデン(6815)、デンソー(6902)、ウシオ(6925)、カシオ(6952)、新電工(6967)、日車両(7102)、かんぽ(7181)、富山第一(7184)、フタバ(7241)、KYB(7242)、富士機工(7260)、今仙(7266)、愛三(7283)、小野建(7414)、コジマ(7513)、理研器(7734)、キャノン電子(7739)、プロネク(7893)、ピジョン(7956)、4℃(8008)、三共生興(8018)、ミズノ(8022)、東エレ(8035)、山善(8051)、菱洋エレ(8068)、三信電(8150)、東陽テク(8151)、イズミ(8273)、地銀、みずほ(8411)、興銀リ(8425)、東センリ(8439)、大和(8601)、岡三(8609)、光世(8617)、カブコム(8703)、ソニーFH(8729)、楽天地(8842)、スターツ(8850)、日通(9062)、洋埠頭(9351)、四国電(9351)、応用地質(9755)、ダイセキ(9793)、因幡電産(9934)、スズケン(9987)、イーストン(9995)が動兆。
03月13日 カタリストコメント
「記録」
週末のNY株式市場は小幅続伸。
2月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は23.5万人増で着地。
・・・続き
市場予想の19万人増を上回ったことからFOMCでの利上げ確率は85%→92%まで上昇。
米経済の好調な推移は好感された。
もっとも、特にポジティブサプライズという訳でもなく、影響は限定的。
時間当たり平均賃金は前月比0.2%上昇と市場予想の0.3%を下回ったことはややネガ材料。
一方で下院の歳入、エネルギー・商業の両委員会がオバマケア改廃法案を承認。
ヘルスケア関連セクターの足を引っ張った。
週足ではNYダウが0.5%、NASDAQが0.2%、S&P500が0.4%下落。
WTI原油先物はバレル48ドルまで下落。
「ヘッジファンドが手じまい売り」と解釈された。
原油相場の弱気シグナル点滅は懸念材料視される。
週末の日経平均は意外感を伴っての19600円台回復。
昨年来高値を更新した。
「大きく上げてその後はしぼんでを繰り返し」という指摘もあるが。強い動きとなってきた。
木曜に148だった新高値銘柄数は250まで増加した。
東証1部の売買代金は2兆9483億円。
メジャーSQとはいえ1月26日の2兆7423億円を上回って今年最高。
前回メジャーSQの昨年12月12日の3兆3144億円以来の水準だった。
週間では約135円の上昇。
週足では3週連続で陽線となった。
日経ジャスダック平均株価は21日続伸。
東証マザーズ指数も昨年6月以来の高値を更新した。
シカゴ225先物終値は大証日中比25円安の19445円。
3月権利配当落ち分が130円程度と考えれば19600円前後というところだろう。
ドル円がまた114円台となったから上値追いは期待薄だろうか。
まずは3月メジャーSQ値19434円30銭キープが最低の目標。
25日移動平均からの乖離はプラス1.7%。
松井証券信用評価損益率速報で買い方はマイナス3.030%。
2015年6月24日のマイナス1.639%が直近の最高水準。
空売り比率は33.5%まで低下した。
過熱感は全くない。
今週前半は週央のFOMC通過待ちの展開だろう。
日経ヴェリタスの特集は「企業VSトランプ」。
特に注目したいのは「法人減税で6800億円増益効果も」の部分。
「追い風として期待集めるのが大幅な法人減税。
野村証券試算では法人税率が10ポイント下がると、日本企業の純利益を1%程度押し上げる効果。
現状の35%→20%に引き下げを目指す共和党案なら1.5%押し上げ効果。
35%→15%に引き下げるトランプ案になれば2%の押し上げ効果。
上場企業の純利益(34兆円)で計算すると約6800億円の増益効果が期待できるという。
トランプ政策の明るさも登場してきた。
今日気になるのは日経JASDAQ平均の行方。
先週末まで21連騰。
今日上昇すれば22連騰。
これは13年ぶりの長さ。
1989年につけた22連勝という過去最長記録に並ぶまであと1日。
「新興株→主力株に資金を移す」のかどうか。
あるいは一方通行が続くのかどうか。
これも明るい記録である。
記録は数えだすと止まるというマーフィーの法則みたいなのが株式市場だが・・・。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
メック(4971)・・・動兆
メックに注目する。
同社は電子基盤・部品製造用の薬品が中核の技術開発型企業。
世界中の基板メーカーと取引がある。
スマホ用の需要は拡大。
ロボット・自動車等に期待感。
IoTの流れは追い風。
3月7日の発表された20万株・3億円上限の自社株買いも好感。
(兜町カタリスト櫻井)
03月13日 為替市況コメント
【為替】ドルは材料出尽くしで売られたが、今週はFOMCに注目
・・・続き
[概況]
先週末の米2月雇用統計は良好な結果で、ドルは当日高値115.520円まで上昇したが、平均時給が予想を下回った為に直ぐに売られ、続いて米商務長官が「貿易問題について日本の優先度は高い」と発言した事をきっかけに更に売られ、NY市場終盤に当日安値114.640円まで下落した。
ドル高は出直しとなった感じだが、今週の米経済指標は14日(月)生産者物価指数、15日(水)MBA住宅ローン申請件数、NY連銀製造業景気指数、小売売上高、消費者物価指数、FOMC(14〜15日)、16日(木)住宅着工件数・建設許可件数、新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数、17日(金)鉱工業生産・設備稼働率、ミシガン大学消費者信頼感指数、景気先行指数などが発表予定となっており、15日のFOMC後に行われるイエレンFRB議長の会見にも注目が集まる。
ここで議長が米経済について強気の見通しを示し、利上げ回数見通しが増える様な事にでもなればドル高期待は高まると見られる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月13日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■味の素<2802>
動物栄養事業見直しで採算改善図る
■クリーク&リバ<4763>
AI技術者と企業仲介する事業開始
■住友電工<5802>
タイで食品など向けに水処理事業参入
■OKI<6703>
系列がコネクテッドカー関連信頼性試験を開始
■極東開<7226>
名古屋で荷役省力装置の工場新設
■キヤノン<7751>
人物自動追跡の監視カメラソフト開発
03月13日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月13日号
03月13日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
13日の東京株式は、手掛かり材料に乏しく、16日までは様子見姿勢の強い地合いが続くだろう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9400円-1万9700円を想定する。
為替動向に左右されそうだ。
前週末10日の米国株式は続伸したが、為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の後半と円高に振れている。対ドルで円高方向に振れていることから、輸出関連株は上値が重い展開となりそう。3月限SQ(特別清算指数)値の1万9434円30銭が下値として意識される可能性もある。
中小型株の活況が続くなか、IPOも多く控えており、物色材料には事欠かない。下値は固いと想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比25円安の1万9445円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1020万株、買い1150万株で、差し引き130万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。売りセクターに、電機、化学、建設、鉱業、海運、不動産、通信、小売、REITなど。買いセクターに、機械、通信、化学、保険、電機、自動車など。
【好材料銘柄】
■gumi <3903>
非開示だった今期経常は黒字浮上で5期ぶり最高益更新へ。VRゲームの開発・制作会社よむネコを持分法適用会社化する。
■アゼアス <3161>
5-1月期(3Q累計)経常は3.1倍増益・通期計画を超過。
■FFRI <3692>
今期経常を2.4倍上方修正。
■LITALICO <6187>
東証が17日付で市場1部に市場変更する。
■WASHハウス <6537> [東証M]
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
【主な経済指標・スケジュール】
13(月)
【国内】
2月国内企業物価指数(8:50)
1月機械受注(8:50)
1月第三次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
JPNミート、ポールHD、シーズHD、萩原工業、正栄食
【海外】
休場:インド
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月11日 マーケットコメント
03月11日 為替市況コメント
【為替】米雇用統計はまずまずで来週の利上げを正当化。
・・・続き
[概況]
10日欧米外国為替市場において、米ドル/円は、米国雇用統計への期待感から買いが優勢となり115円半ばの高値圏で推移となっていたが、米雇用統計が発表されると反落している。
注目された米雇用統計は、2月非農業部門雇用者数変化(予想:20.0万人 結果:23.5万人)、2月失業率(予想:4.7% 結果:4.7%)となっており、まずまずの好結果となったが、来週開催予定のFOMCにおいて、利上げを正当化する程度の内容に止まり、今後の利上げ回数の上方修正のイメージまで高まらなかった事が反落の要因となったようだ。
その後もロス米商務長官が、貿易について日本の優先度は高い、と述べた事が嫌気されて、米ドル/円は売りが強まり114.640円まで下落するなど激しい値動きとなった。
来週は14−15日にFOMCの開催が予定されているが、0.25%の利上げを織り込んで来ていると思われる。
そのため、週の序盤は上値の重たい相場展開となりそうであるがどうか。米ドル/円の終値は114.745円。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月11日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月11日号
03月10日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続伸 雇用統計の改善を好感も伸び悩み
・・・続き
10日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比44ドル79セント高の2万0902ドル98セントで終えた。
2月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を上回って増えるなど、労働市場の改善持続を好感した買いが先行。原油相場の下落で、午後にかけて上げ幅を縮小する展開となったが、引けにかけて再び上昇した。
雇用統計で雇用者数は前月比23万5000人増と、市場予想(約19万人増)を大きく上回った。建設業、製造業などでの雇用の伸びが目立った。1月分も上方修正されたうえ、失業率は4.7%に低下し、良好な雇用情勢を示した。
一方、平均時給は前月比0.2%の上昇と予想ほど伸びなかった。賃金上昇があまり加速しておらず、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが速まるとの観測がいったん後退したことも、株式相場にとっては好材料と受け止められた。
14〜15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)ではFRBが追加利上げに踏み切ると予想されているが様子見ムードが強かった。
また、原油先物で指標のWTIの期近物が節目の1バレル50ドルを下回る水準で推移しているほか、銅先物など商品市況が全般に弱含んでいたため、業績への悪影響が意識され、石油や素材株が一時軟調に推移したことなどが重荷となった。
ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同22.918ポイント高の5861.725で終えた。
セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で銀行やメディアが下落した。
格安航空会社のジェットブルー(JBLU)は2月の有効座席マイル当たりの旅客収入(RASM)が前月から回復し、上昇した。ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。
アナリストによる投資判断の下げが伝わった日用品のキンバリー・クラークは売りが先行したが、上げて終えた。
一方、航空会社のサウスウェスト・エアラインズ(LUV)は1-3月期の業績見通しを引き下げ、下落した。前日夕発表した四半期決算が市場予想を下回った通信機器のフィニサーが急落し、業績見通しが慎重と受け止められたスポーツ用品のズーミーズにも売りが膨らんだ。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,902.98+44.79
S&P500種
2,372.60+7.73
ナスダック
5,861.725+22.918
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は上げた。取引の中心となった6月物は前日比155円高の1万9445円で取引を終えた。10日の大阪取引所の終値は25円下回った。
2月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を上回る伸びを示し、米株とともに買われた。雇用指標はおおむね良好だったものの賃金の上昇はやや鈍いとして円が買われたため、上値を抑えた。
6月物の高値は1万9530円、安値は1万9300円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19445 ( -25 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19520 ( +50 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は7日ぶり反発。前日終値に比べ28.12ポイント高の7343.08で引けた。欧州株に続いて米株式相場も上昇して始まったことで投資家心理が改善した。前日下落した銘柄を中心に買い戻された。下落銘柄数が上昇銘柄数を上回ったが、通信のBTグループと石油のBPが高く引け、指数の上昇に貢献した。
前日全面安で引けた石油株が割安感から買われた中、終盤にかけてBPへの買いが強まり、一時4%高となった。米石油メジャーのエクソンモービルが同社に買収を打診したとの英イブニングスタンダード紙の報道が手掛かりになった。
半面、不動産投資信託(REIT)が売られた。RSAインシュアランス・グループなど保険株も軒並み下落した。銀行株も軟調だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比15.21ポイント安の11963.18だった。週末を控えて取引を利益確定売りで下落した。
不動産のボノビア、自動車のBMW、航空のルフトハンザが安かった。一方で、ドイツの長期金利上昇を背景に銀行株が高かった。コメルツ銀行は5%超高で引けた。
03月10日 マーケットコメント
03月10日 為替市況コメント
【為替】注目度高まる米雇用統計。
・・・続き
[概況]
10日の東京外国為替市場は、円安が進行し米ドル円は一時115.510円まで上昇した。昨日のドラギ発言をきっかけとするユーロ買い主導の円安の動きが東京時間でも継続したようだ。米ドル円は欧州時間序盤に入り特に買いが活発で、本日の高値を更新している。
しかしこの後の上昇は、本日22:30に控える米雇用統計をにらみ、次第に一服してくるかもしれない。今月の米雇用統計は二つの理由でいつも以上に注目が集まっている。ひとつは今週発表されたADP雇用統計の民間雇用者数が30万人近い大幅増加だったこと。
これにより非農業部門雇用者変化数への期待感が高まっており、実際事前予想が20万増へと上昇している。二つ目は来週のFOMCに直結するというタイミング。仮に予想を上回る良好な結果であれば来週のFOMCの利上げが決定的になるだけでなく、米国の利上げペースを加速させ、年4回の利上げが現実味を帯びてきそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【来週の見通し】【今週の相場概況】
・・・続き
【来週の見通し】
来週は目が離せない週となりそうだ。
メジャーSQを無事に消化、需給面の不安もひとつ解消されている全般的には堅調展開か。
14〜15日のFOMCが大きく注目されるため、同イベントを東京市場で消化する16日までは様子見姿勢の強い地合いが続くだろう。
一方、16日は日銀会合の結果発表日やオランダ議会選挙(15日)の開票とも重なる上に、米国の予算教書の公表が15日になるとの報道もあり、かなり慌ただしい展開が想定される。
ただ、足元の状況では、米国の利上げペースが加速することはあっても、減速することは想定しづらい。
そのため、為替が日本株の支えになると考える。円安に弾みがつくのはまさにこのタイミングしかないだろう。米国の指標発表も多く、一段の円安進行にも期待が持てる。
また、中小型株の活況が続くなか、IPOも多く控えており、物色材料には事欠かない。下値は固いと想定され、海外市場がしっかりであれば、大きく値を伸ばす可能性もあると考える。
なお、米国の3月利上げが見送られる可能性はまだあり、その場合は短期的には円高が進む可能性が高いが、低金利環境の長期化期待から米国株が急伸すると想定されることや、5月か6月の利上げは確実との見方が強まることなどから、日本株へのネガティブ影響は限定的と予想する。
【今週の相場概況】
今週は、堅調な展開となった。
前半はイエレンFRB議長発言などから米国の3月利上げの可能性が一段と高まったにもかかわらず、ドル円の動きの鈍さから上値の重い動きが続いた。週末の米雇用統計を控えるなか、様子見姿勢が強まり商いは低調。
後半にかけては、米国の良好な雇用指標を受けて急速に円安が進んだことから切り返す展開。ドル円が節目の115円台を回復したことから買いの勢いが強まり、日経平均は1万9600円台を回復。終値ベースで昨年来の高値を更新。
また、日経ジャスダック平均が連騰記録を伸ばすなど、中小型株には息の長い買いが続いた。
日経平均は、週間で約135円の上昇となり、週足では3週連続で陽線を形成した。
03月10日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=続伸、286円高、円安など背景に昨年来高値更新
【大引け概況】
10日の日経平均株価は続伸し、前日比286円03銭高の1万9604円61銭で終えた。
・・・続き
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大発会の1月4日に付けた1万9594円16銭を上回り、約2カ月ぶりに昨年来高値を更新した。
前日の米国株市場でNYダウが小幅ながら4日ぶりに反発をみせたほか、米長期金利上昇を背景に為替が1ドル=115円台前半で取引時間中も漸次円安方向に振れ、これが主力株をはじめ幅広い銘柄に買いを呼び込む原動力となった。
朝方の株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(メジャーSQ)算出を通過して、一気に買い戻しが加速する格好となった。
企業の海外収益を押し上げる円安基調が強まり、投資家心理が改善した。
昨年来高値を更新した午後には、証券の野村や大和に買いが集まった。保険や銀行など幅広い金融株が上げ幅を拡大し、株価指数を押し上げた。空売りしていた投資家が買い戻しを急いだという。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比177.10ポイント高の1万4087.26と昨年来高値を更新した。
東証株価指数(TOPIX)も続伸し、19.33ポイント高の1574.01と昨年来高値を上回って終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆9483億円。売買高は22億6716万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1563と、全体の7割を超えた。値下がりは341、変わらずは100銘柄だった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループが売買代金トップで上値追いとなったほか、S&Pグローバルが格付けを引き上げたソニーは大幅高だった。米長期金利の上昇に伴う運用収益の改善期待を背景に第一生命HDとT&Dは昨年来高値を更新した。ANAHDとJALも上昇した。トヨタ自動車も堅調。ソニー、ファナックが高く、ファーストリテイリングも買われた。
半面、原油安を背景に、商社の住友商や丸紅、伊藤忠、三菱商などが軒並み下落した。JFEと住友鉱も下げた。クミアイ化学工業が大幅安、東洋ゴム工業、サンデンホールディングスが値を下げ、井関農機も軟調。三井金属、三井海洋開発も売られた。
東証2部株価指数は前日比25.19ポイント高の5819.30ポイントと続伸し昨年来高値を更新した。値上がり銘柄数は236、値下がり銘柄数は191となった。
個別ではDNAチップ研究所が一時ストップ高と値を飛ばした。金下建設、井村屋グループ、ベネフィット・ワン、攝津製油など19銘柄は昨年来高値を更新。シャープ、新華ホールディングス・リミテッド、インタートレード、黒田精工が買われた。
一方、昭和ホールディングス、マーチャント・バンカーズ、明治機械、スーパーバッグ、三機サービスが売られた。
03月10日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=21日続伸、中小型株物色の意欲は強く
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら21日続伸した。
2003年12月24日から04年1月27日まで続いた21連騰に、およそ13年ぶりに肩を並べた。終値は前日比21銭高い3064円23銭だった。個人の中小型株物色の意欲は強く、取引開始直後にこの日の高値を付けた。買い一巡後は値上がりしていた銘柄に利益確定売りが散発的に出て、急速に伸び悩んだ。日経ジャスダック平均は後場中ごろに前日終値を割り込む場面もあった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で651億円、売買高は9910万株だった。
値上がり銘柄数は328、値下がり銘柄数は297となった。
個別ではテイン、ナ・デックスがストップ高。MICS化学は一時ストップ高と値を飛ばした。滝沢ハム、KG情報、ブロッコリー、シンデン・ハイテックス、ホットマンなど35銘柄は昨年来高値を更新。アイビー化粧品、グッドコムアセット、第一化成、パウダーテック、リーバイ・ストラウス ジャパンが買われた。
一方、ウェッジホールディングス、フジタコーポレーション、ユニバーサルエンターテインメント、ジャパンシステム、免疫生物研究所が売られた。
03月10日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=指数は反発、投資家心理の改善
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比6.00ポイント高い1086.63だった。
新興市場も投資家心理の改善に恩恵を受けた。値上がり銘柄数は110、値下がり銘柄数は115となった。
個別ではピーバンドットコムがストップ高。ジーエヌアイグループは一時ストップ高と値を飛ばした。ペッパーフードサービス、ファンデリー、データホライゾン、クロス・マーケティンググループなど10銘柄は昨年来高値を更新。
レノバ、メドレックス、シルバーエッグ・テクノロジー、ITbook、ラクスが買われた。
一方、ロコンド、PバンCOMが昨年来安値を更新。AMBITION、オンコリスバイオファーマ、シリコンスタジオ、アスカネット、グレイステクノロジーが売られた。
03月10日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は前日比262円46銭高の1万9581円04銭で寄り付いた。前場終値近辺で小動きとなっている。外国為替市場では、1ドル=115円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な展開となっている。
日経平均はもち合いレンジの上限レベルに接近している。
後場は、雇用統計の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まるだろう。
また、来週には米連邦準備理事会(FRB)は14、15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを議論がある。一段高というよりは、FOMC待ちといった流れの中で、こう着感が強まりそうだ。
ランチバスケットは180億円、差引き10億円の売り越しとの観測。
03月10日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=大幅続伸、円安背景に幅広く買われる
10日午前の日経平均株価は続伸し、前日比256円76銭高の1万9575円34銭で前場を終えた。
・・・続き
寄り付きから買い優勢の展開だったが、その後物色人気が高まった。
外国為替市場で円相場が弱含み、自動車や精密機器などの輸出関連株に採算改善を期待した買いが入った。
外国為替市場で円相場が1ドル=115円台前半と1カ月半ぶりの水準まで下落し、ソニーや富士通など電機株にも買いが膨らんだ。米長期金利の上昇に伴う運用収益の改善期待を背景に、T&Dや第一生命HDなど保険株の上昇が目立った。
円相場の先安観が強まる中で午前はじり高の展開となった。日経平均は昨年来高値の1万9594円に近づいた場面では利益確定目的の売りも出たが、円安を好感した買いが優勢となった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は、メジャーSQ算出に絡み概算で1兆7609億円に膨らんだ。売買高は13億7351万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1534と、全体の7割を超えた。値下がりは352、変わらずは117銘柄だった。
メジャーSQ概算値は1万9434円30銭となった。225型がやや売り越しだった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループが売買代金トップで堅調、ファーストリテイリング、ファナックも高い。S&Pグローバルが格付けを引き上げたソニーは大幅高となった。大塚HDと塩野義は上昇し、ANAHDとJALも上げた。アサヒとアサヒは昨年来高値を更新した。星光PMCが値を飛ばし、三井ハイテックの上げも目立つ。
半面、原油安を背景に、商社の住友商や丸紅、伊藤忠、三菱商などが軒並み下落した。JFEと住友鉱も下げた。NTTデータが軟調、アルファが大きく利食われ、オルトプラスも大幅安。クミアイ化学工業の下げが目立ち、フィード・ワンも安い。
東証2部株価指数前日比23.36ポイント高の5817.47ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は243、値下がり銘柄数は181となった。
個別ではDNAチップ研究所が一時ストップ高と値を飛ばした。井村屋グループ、ベネフィット・ワン、攝津製油、プロシップなど17銘柄は昨年来高値を更新。新華ホールディングス・リミテッド、トリニティ工業、インターアクションが買われた。
一方、昭和ホールディングス、マーチャント・バンカーズ、Jトラスト、ランドコンピュータ、三機サービスが売られた。
03月10日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=21日続伸、利益確定売りに押される銘柄も
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に上昇した。午前の終値は前日比1円53銭高い3065円55銭だった。日宣など最近新規上場した銘柄の上げが目立ち、業績好調な銘柄を物色する動きも続いた。
この日は東証1部上場の主力大型株に個人の投資資金が向かったこともあり、中小型株への関心は一巡気味。利益確定売りに押される銘柄も散見され、指数の上値の重さが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で415億円、売買高は6120万株。
値上がり銘柄数は322、値下がり銘柄数は246となった。
個別では、テイン、MICS化学がストップ高。ナ・デックスは一時ストップ高と値を飛ばした。滝沢ハム、KG情報、シンデン・ハイテックス、アズマハウスなど28銘柄は昨年来高値を更新。アイビー化粧品、ナガオカ、アドバンテッジリスクマネジメント、クレステック、が買われた。
一方、ウェッジホールディングス、フジタコーポレーション、ユニバーサルエンターテインメントが売られた。
03月10日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、指数上値の重い
・・・続き
東証マザーズ指数は上昇した。前引けは前日比0.76ポイント高い1088.26だった。
値上がり銘柄数は115、値下がり銘柄数は101となった。
個別では、ジーエヌアイグループが一時ストップ高と値を飛ばした。ペッパーフードサービス、ファンデリー、データホライゾン、クロス・マーケティンググループなど10銘柄は昨年来高値を更新。ピーバンドットコム、シルバーエッグ・テクノロジー、メドレックス、タイセイ、リネットジャパングループが買われた。
一方、ロコンド、ピーバンドットコムが昨年来安値を更新。AMBITION、オンコリスバイオファーマ、みんなのウェディング、マルマエ、グレイステクノロジーが売られた。
03月10日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、200円高 円安好感、昨年来高値近く
[10時概況]
10日10時現在の日経平均株価は前日比200円21銭高の1万9518円79銭で推移している。
・・・続き
日経平均株価は200円を超える上げ幅を保っている。
外国為替市場で円相場も1ドル=115円台前半の円安・ドル高水準を保ち、好感した買いが続いている。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も堅調に推移している。
米長期金利の上昇を受けて保険などの金融株が高く、運用リスクを取る投資家の姿勢が広がっている。ただ日経平均は昨年来高値の1万9594円を意識して利益確定売りも出ている。市場には「円安がさらに進まないと上値を追いにくい」との指摘があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3452億円、売買高は10億3634万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1577と、全体の約79%を占めた。値下がり302、変わらずは124銘柄だった。
業種別では33業種中30業種が上昇し、下落は海運、鉄鋼、卸売の3業種にとどまっている。値上がり率1位は保険で、以下、空運、証券・商品、医薬品、サービス、ゴム製品と続いている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を29.66円押し上げている。次いで大塚HDが9.39円、京セラが8.67円、コナミHDが6.84円、東エレクが5.70円と続く。
マイナス寄与度は2.28円の押し下げでNTTデータがトップ。以下、日東電が0.91円、三菱商が0.63円、東ソーが0.61円と続いている。
個別では、大塚HDと京セラは上げ幅を拡大している。富士通とSMCも一段高している。T&Dと第一生命HDは昨年来高値を更新した。半面、住友商と三菱商は下げ幅を拡大している。原油相場の下落を受け、商社株が軟調に推移している。JFEと新日鉄住金も下落している。
東証2部株価指数は続伸している。シャープとインタートレが上げ、Jトラストとマーチャントは下げた。
03月10日 カタリストコメント
「本」
本が出来上がった。
題名は「トランプ相場でオタオタするな
・・・続き
この株でヒッソリゴッソリ儲けましょう」。
いつも題名を見るとおちゃらけているのだが中身は真剣。
そこいらの投資入門書よりは株式投資の核心に触れている筈。
投資理論書としても役に立つ筈なのだが・・・。
以下は目次。
↓
目次
はじめに
第1章 "トランプ相場が、今熱い!"
トランプ大統領という現実を必然と考える
日本にとっても「嬉しいサプライズ」
トランプ大統領誕生の瞬間の株式実況中継
どうしてトランプは勝てたのか
ソロスとバフェットはどうしたか
10億ドルの損失を蒙ったソロス
バフェットは強気
ブレグジットとトランプノミクス
大統領就任へのご祝儀相場
「トランプ銘柄」の高騰を見ろ!
日本でもトランプ銘柄誕生!
レーガノミクス再来→いよいよ日本株バブル再来!
トランプノミクスで強いアメリカ復活
米国と国益をともにする日本
レパトリ減税+インフラ投資でアメリカ経済活性化
すでに移動平均線が予測していた株高
"22954円を抜ければ、バブルがホンモノに"
21世紀型インフラ整備
日本の「21世紀型インフラ整備」
アベノミクスも進化中
中小型銘柄の絶好調ぶりを見ろ!
結果論的勝利の方程式
"ダブルバーガー、史上最高値銘柄が続々"
第2章 急騰のXデーはいつか
下げの限界値を知れば怖くない
みずほFGの出来高5億株
アノマリーもバカにできない
ヒジュラ暦のアノマリー
6月反転はやって来るのか
"季節アノマリー、特異日もチェック"
1996年相場から見透す
夏季五輪→万博→冬季五輪の流れ
日銀とGPIFというアシスト
日経「経済指標」から浮かび上がるサイン
毎日5分でこれだけは見ておく数字
NYからの動きを見る
欧州は3つだけ
そしてやっぱり日経平均
未来と現実の報道から方向性が見える
オタオタするな+あきらめない
第3章 もうオタオタしない相場の戦い方
揺れる相場にオタオタするな
相場の限界を知る
売買の瞬間の心理戦に勝つ
株を買うのか株価を買うのか
PER49倍の壁は越えるな
株の「復元力」を信じる
テクニカルはマーケットの領域。ファンダメンタルズは人間の領域
セオリーから外れた「新しい現象」に惑わされない
シナリオの伝播が早いマーケットに倣え
呼吸を整えよう
銘柄選択の結論
第4章 株上昇のキーワード 第4次産業革命
「第七大陸」の未来
首相コメントにあふれる投資のタネ
国家戦略は投資戦略に通じる
世界の富裕層は何に注目しているのか
2017年のトピックは「脱」「二流」
GDP600兆円と第4次産業革命の本気
日本のショーケース化の意味
ソフトバンクの孫氏の嗅覚が嗅ぎ分けるもの
自動車のIoTが熱い
第5章 コッソリゴッソリ儲ける稼足30銘柄
37年の時間をかけて行き着いた場所
稼足=経験則と知識と推理力
統合報告書が映す未来
2017年大発会の上昇銘柄から見える相場テーマ
グッドシナリオ未来予想図(稼足30銘柄)
「厳選袋とじ30銘柄」
第6章 知っていれば怖くないリスク
セブンの悲劇
ABCDEリスク
「相場は怖い」から脱出する
逆のシーンを想定しよう
売る銘柄から考えるのも手だ
時間軸でのリスク分散
おわりに
編集者からのメール。
「本ができてまいりました!
袋とじがエロいです(笑)
今回は店頭で混乱を起こさないように
先行販売はいたしません。
13日が全国発売です。
なので、櫻井さんのお手元に届くのが
一番早い「出荷」になります。
株、早く2万円になーれ」。
袋とじに反応した方々は結構多いから面白いもの。
スケジュールを見てみると・・・
10日(金):法人企業景気予測調査、企業物価指数、メジャーSQ、米雇用統計、財政収支
週末:東日本大震災から6年、サウジのテルマン国王来日、改正道交法施行、米国夏時間入り
13日(月):機械受注、第3次活動指数、インド休場
14日(火):首都圏マンション発売、FOMC(〜15日)、米生産者物価、独ZEW景況感、中国小売売上高等各種経済指標
15日(水):日銀金融政策決定会合、訪日外国人客数、春闘集中回答日、米消費者物価、小売売上高、イエレン議長会見、NY連銀製造業景気指数、オランダ議会選挙、TPP閣僚会合
16日(木):黒田日銀総裁会見、米連邦債務上限適用再開、住宅着工件数、フォラデルフィア連銀景況指数、BOE金融政策委員会
17日(金):米鉱工業生産、CB景気先行指数、ミシガン大学消費者マインド指数、G20財務相・中央銀行総裁会議(〜18日ドイツ)
【3月】
10日(金)メジャーSQ
12日(日)満月
13日(月)変化日
14日 (火)米FOMC(〜15日)
15日(水)日銀金融政策決定会合(〜16日)
16日(木)米連邦債務上限適用再開
17日(金)変化日
24日(金)変化日
26日(日)欧州サマータイム開始、香港特別行政区長官選挙
28日(火)3月権利付き最終日
30日(木)変化日
3月中
英国は3月末までのEUへ離脱通告
広島空港民営化基本方針策定
任天堂の「ニンテンドースイッチ」発売
野球のWBC開幕
360度シアター「IHIステージアラウンド東京」が豊洲に開業
英国の客船クイーン・エリザベスが神戸発着ツアー開催
銀座ソニービルが閉館予定
オランダ議会選挙(15日まで)
正月から2か月半。
病になりそうなほど必死に働いたので今日はお休み。
やっと地球と格闘の日が来た。
SQの日、特にメジャーSQの日は場にいない方が良いような気がする。
昨年2月12日は戸塚にいて裏目に出たが・・・。
明日は東京ドームプリズムホール。
(兜町カタリスト櫻井)
03月10日 為替市況コメント
【為替】米国債利回りの上昇にドルは買われ、1月27日以来の115円台
・・・続き
[概況]
ECB理事会では予想通り金利が据え置かれたが、其の後行われたドラギECB総裁の会見で、「QEはインフレが持続的に上昇するまで継続」としたものの、「新規の緩和策は議論されなかった」との発言に市場はECBが緩和縮小に向かうとの見方からユーロ買いで反応し、NY市場序盤にユーロは当日高値121.890円まで上昇した。
欧州債利回りは上昇し、連れて米国債利回りも上昇してドルは買われ、NY市場序盤にそれまでの高値を上抜き、引け間際には当日高値115.015円まで上昇した。
前日の予想を大幅に上回るADP雇用者数の結果にドル高期待が復活し、昨日は1月27日以来となる115円台を付けたが、これで本日の雇用統計も予想を上回る様ならドルは更なる上昇も期待出来そうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月10日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■大和ハウス<1925>
現場で安全管理用IoTを導入
■アミタHD<2195>
海外で産業廃棄物の再資源化利用を推進
■アドウェイズ<2489>
中国のECデータ分析サービスを拡充
■第一三共<4568>
2019年めどに医療用医薬品売上高首位狙う
■パンチ<6165>
日中で顧客特注金型部品を増産
■NEC<6701>
災害模擬体験できる防災コンテンツ作成
■TDK<6762>
厚さ0.35mmの触覚デバイスを開発
■アシードHD<9959>
19.3期までに高付加価値自販機を増設
03月10日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月10日号
03月10日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
10日の東京株式市場は続伸後、もみ合いとなりそうだ。
・・・続き
日経平均の予想レンジは、1万9300円-1万9500円を想定する。
為替市場で日本に味方する方向に傾いており、ドル・円が1ドル=114円台の後半と円安に振れている。
朝方は、円安を背景に輸出関連株を中心に買いが先行するとみられる。ただ、現地10日に米2月雇用統計の発表を控えることから、積極的に上値を追う展開は想定しづらく、様子見姿勢の強い地合いはそれほど変わらないとみる。
また、きょうは3月限先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出日にあたることから、市場推定値が意識される場面もありそう。
シカゴ日経平均先物6月限の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比120円高の1万9290円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1380万株、買い1030万株で、差し引き350万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、化学、電機、銀行、不動産、商社、陸運、サービス、その他製品、機械、情報通信、REITなど。買いセクターに、銀行、化学、電機、サービス、保険、繊維、自動車、機械など。
【好材料銘柄】
■ザッパラス <3770>
非開示だった今期経常は72%増益、未定だった配当は2期ぶり5円で復配。
■ナ・デックス <7435>
5-1月期(3Q累計)経常が48%増益で着地・11-1月期も3.1倍増益。
■アドバンテッジリスクマネジメント <8769>
東証はアドバンRMを16日付で東証2部に市場変更する。
■キャピタル・アセット・プランニング <3965>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■ジーンテクノサイエンス <4584>
医薬品の輸入販売などを手掛ける伊藤忠ケミカルフロンティアと資本業務提携。同社が開発中のバイオシミラーを共同開発する。資本面では伊藤忠ケミカルフロンティアを引受先とする19万9800株の第三者割当増資を実施する。
【主な経済指標・スケジュール】
10(金)
【国内】
1-3月期法人企業景気予測調査(8:50)
2月国内企業物価指数(8:50)
メジャーSQ算出日
《決算発表》
カナモト、テンポス、Hamee、鳥貴族、ADR、シーアールイー、モルフォ、エイチーム、ソフトウェアサー、フリービット、gumi、アイリッジ、神島化、イトクロ、サムコ、アイモバイル、コーセル、トーホー、日本ロジ、シーイーシー
【海外】
米2月雇用統計(22:30)
米2月財政収支(3/11 4:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月09日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは2ドル高、原油安やドル高
・・・続き
9日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら4営業日ぶりに反発し、前日比2ドル46セント高の2万0858ドル19セントで終えた。
欧州中央銀行(ECB)理事会でドラギ総裁が政策金利の据え置きを発表し、寄付き後に上昇。原油相場が50ドルの大台を割り込んだほか、為替相場のドル高進行や米国債利回りの大幅上昇が嫌気され、下落したものの、明日の雇用統計を見極めたいとの思惑から引けにかけて再び上昇した。
2月の雇用統計を巡っては「雇用増を見込んでいるが、失業率や賃金上昇率などを見極めたい」との指摘があった。14〜15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で議論される金融政策の重要な材料となるため、市場の様子見ムードが一段と高まった。
米長期金利の指標となる10年物国債利回りが一時2.60%に上昇し、ほぼ3カ月ぶりの高水準を付けた。
一方、原油安が相場の重荷になる場面もあった。米指標油種WTIの期近4月物が節目の1バレル50ドルを下回り、昨年11月30日以来約3カ月ぶりの安値を付けた。目先の収益を圧迫するとの警戒感から石油株が下落。ダウ平均は一時80ドル近く下落した。ただ、その後石油株には押し目買いが入り、エクソンモービルやシェブロンは上昇して終えた。
ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比1.255ポイント高の5838.807で終えた。グーグルの持ち株会社アルファベットやアマゾン・ドット・コムなど時価総額の大きい主力株の一角が買われ、指数を支えた。
セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーやエネルギーが上昇する一方で不動産や自動車・自動車部品が下落した。
小売大手のシアーズ・ホールディングス(SHLD)は決算内容が好感され、上昇。朝方発表した四半期決算が想定ほど落ちこまなかったとの見方から買い安心感が広がった。身売りが頓挫したと伝わった出版大手のタイム(TIME)は買いが入った。
一方、事務用品小売のステープルズ(SPLS)は決算内容が嫌気され、下落。経営幹部の退任を発表した保険のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は小安く終えた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,858.19+2.46
S&P500種
2,364.87+1.89
ナスダック
5,838.807+1.255
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は6営業日ぶりに反発した。3月物は前日比95円高の1万9415円で引け、大阪取引所の終値を105円上回った。NYダウ平均の反発や円安進行を好感した買いが入った。3月の米利上げ観測が根強く、市場は金融政策の先行きを占う材料である10日の米雇用統計発表に注目している。この日の3月物高値は1万9420円、安値は1万9265円。
推定売買高は5万2428枚(夜間電子取引、日中電子取引を含む)で、内訳は3月物が1万2425枚、6月物が4万3枚。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19290 ( +120 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19365 ( +195 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7314.96(-19.65)
FTSE100種総合株価指数は6日続落。前日終値に比べ19.65ポイント安の7314.96で引けた。6日続落となるのは、2015年12月の8日続落(3〜14日)以来1年3カ月ぶりとなる。上昇銘柄数が下落銘柄数を上回ったものの、主力の資源株が下落し相場全体を押し下げた。
銅価格の下落を受けて鉱業株が大幅全面安となり、指数の下げを主導した。なかでもBHPビリトンは6%近く下落、アングロ・アメリカンやアントファガスタも安かった。
半面、好決算を発表した保険のアヴィヴァが大幅高で引けた。同業のアドミラル・グループも高かった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11978.39(+11.08)
ドイツ株式指数(DAX)は小幅続伸。終値は前日比11.08ポイント高の11978.39だった。午後に入り、上昇に転じた。欧州中央銀行(ECB)は同日の理事会で金融政策の現状維持を決めた。航空のルフトハンザが高かった。ドイツの長期金利上昇を追い風に銀行株も買われた。一方、BMWをはじめ自動車株が下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4981.51(+21.03)
03月09日 マーケットコメント
03月09日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は114円半ば付近で小動きが続き、欧州時間にかけては上昇。
・・・続き
[概況]
9日、東京外国為替市場の米ドル円は114円台半ばで小動きとなった。
米国時間に発表された2月米ADP雇用統計(予想:18万人 結果:29.8万人)が市場予想を大きく上回り、本日東京時間の、米ドル円は114円台半ば付近で推移が続いた。
現在、欧州時間に入ると、米ドル円は一時114.950円まで上昇し堅調となっている。
この後は、欧州中央銀行(ECB)理事会やECB総裁会見に加え、米新規失業保険申請件数(予想:23.8万件 前回:22.3万件)などの米経済指標が控えている。
米ドル円の直近値動きでは115円付近で上値が重く、この後115円を抜け切れるかにも注目だ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
9日の日経平均は5営業日ぶりに反発した
・・・続き
注目されていたADP雇用報告では、民間部門雇用者数が29.8万人増と、市場予想の18.5万人増を上回る大きな伸びとなった。
日経平均は、5日線と25日線とのレンジ取引をみせている。
メジャーSQのほか、今晩欧州では、ECB理事会およびドラギ総裁会見が予定されている。また、米雇用統計を控えていることもあり、自律反発ながらも戻りの鈍さは想定内であろう。
13週線は上回ってきており、煮詰まり感が台頭するなか、明日の大引けで13週線を上回って終えることが出来るかが注目される。
ただし、結局の処は米雇用統計を見極めたいとするムードから、翌週のFOMC待ちといった流れの中で、こう着感が強まりそうだ。
米国株が多少下げたとしても、円安基調が続いていれば、日本株の大崩れはなく、米国株が反発してくるようなら意外高の可能性もあると考える。
物色は、対象は絞られてくるとみられるが、中小型株への個人主体の値幅取りの動きが続きそうだ。
03月09日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=64円高、米利上げ観測による円安を受け自律反発
【大引け概況】
9日の日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前日比64円55銭高の1万9318円58銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
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注目されていたADP雇用統計では、民間部門雇用者数が29.8万人増と、市場予想の18.5万人増を上回る大きな伸びとなった。
これにより週末の雇用統計を待たずに来週のFOMCでの利上げが確実視される格好となった。シカゴ日経225先物は大阪比70円高の19320円、円相場は1ドル114円台半ばとやや円安に振れて推移するなか、採算改善に期待する買いが輸出株に向かった。
ただ、10日に発表される2月の米雇用統計を見極めたい投資家が多く、積極的な売買は限られた。日経平均の値幅は87円と小動きだった。
JPX日経インデックス400は5営業日ぶりに反発した。終値は前日比38.14ポイント高の1万3910.16だった。東証株価指数(TOPIX)は反発し、4.43ポイント高の1554.68で終えた。
東証1部の売買代金は活況の目安となる2兆円を下回った。
東証1部の売買代金は概算で1兆8791億円。売買高は15億9502万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1216と、全体の約6割を占めた。値下がりは625、変わらずは163銘柄だった。
業種別では、ゴム製品、精密機器、ガラス土石、非鉄金属が上昇率上位。一方で、鉱業、鉄鋼、電力ガス、石油石炭、倉庫運輸が下落率上位だった。
個別では、円安を受け、スズキやブリヂストンが昨年来高値を更新したほか、東エレクやパナソニックなど電機株も上昇した。トヨタ自動車は5日ぶりに反発した。株主資本の3%をメドに配当すると発表したジャフコが大幅高となった。業績発表が材料視されて日東網やヤマトHDや楽天も買われた。
一方、原油先物相場の下落を背景に、国際石開帝石や石油資源が売られた。3月3日に新型ゲーム機を発売して以降上昇していた任天堂は下落した。決算発表再延期の可能性があると一部で報じられたことから、東芝は大幅安となった。バロックは17年1月期の連結業績予想を下方修正で売られた。
東証2部株価指数前日比24.58ポイント高の5794.11ポイントと反発した
値上がり銘柄数は245、値下がり銘柄数は187となった。
個別では日本電通、カワニシホールディングス、エスビー食品など26銘柄が昨年来高値を更新。昭和ホールディングス、インタートレード、PALTEK、Jトラストが買われた。
一方、ビューティ花壇、川岸工業、内海造船、メンバーズ、FDKが売られた。
03月09日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=20日続伸、成長期待の高い銘柄などに資金が流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は20日続伸した。20日続伸は2003年12月24日から04年1月27日までの21日続伸以来、約13年ぶりの長さ。終値は前日比13円48銭高い3064円02銭で1991年7月2日以来、約25年8カ月ぶりの高値を更新した。
主力株の値動きの鈍さから中小型株を選好する流れが続き、成長期待の高い銘柄などに資金が流入した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で551億円、売買高は9142万株だった。
値上がり銘柄数は319、値下がり銘柄数は306となった。
個別ではシンデン・ハイテックス、フジタコーポレーション、再生医療技術を巡る思惑から買われた免疫生物研究所、ダイケン、太洋工業など6銘柄がストップ高。日東ベスト、東洋合成工業、助川電気工業は一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、神田通信機、暁飯島工業、夢真HDなど36銘柄は昨年来高値を更新。santec、デュアルタップ、ジェクシード、MICS化学、fonfunが買われた。
一方、T&Cメディカルサイエンスが昨年来安値を更新。アイル、アミタホールディングス、チヨダウーテ、アズジェント、Nutsが売られた。
03月09日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、利益確定売り
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に反落した。終値は前日比0.22ポイント安い1080.63だった。値上がり銘柄数は100、値下がり銘柄数は120となった。
個別では、ピクスタ、ロコンドが昨年来安値を更新。前日に新作ゲームの詳細を発表したモブキャスト、中村超硬、アルファポリス、エムビーエス、大泉製作所が売られた。
一方、オンコリスバイオファーマがストップ高。ビリングシステム、Aimingは一時ストップ高と値を飛ばした。データホライゾン、ディー・ディー・エス、インソース、ジャパンインベストメントアドバイザー、アイドママーケティングコミュニケーションは昨年来高値を更新。AMBITION、ITbook、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、アクセルマーク、シンプロメンテが買われた。
9日に東証マザーズ市場に上場したPバンCOM(3559)は13時43分に公開価格の2.1倍となる3530円で初値を付けた。その後は利益確定売りや手じまい売りが優勢になり、初値比19%安の2850円で取引を終えた。
03月09日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を9銘柄更新しました。
[2599]ジャパンフーズ
[2483]翻訳センター
[2404]鉄人化計画
[7600]日本エム・ディ・エム
[2471]エスプール
[2479]ジェイテック
[6237]イワキポンプ
[3022]山下医科器械
[7564]ワークマン
03月09日 アフターランチ
「だから何」
さすがに5日続落はかろうじて回避。
25日線19241円でプラス0,69%のかい離。
・・・続き
200日線17521円でプラス0.69%のかい離。
25日線はサポートとなっている。
13週移動平均19294円も同様の水準。
ボリンジャーバンドの+2σが19635円。
まだここが限界値なのかも知れない。
・騰落レシオ(25日):109.79
・RCI(17日):58.09
・RSI(11日):43.89
・ストキャスティクス(10日):49.11
・ボリュームレシオ(12日):34.52
・サイコロジカルライン(14日):35.71
JASDAQの19連騰が話題になっている。
2006年1月16日までが18連騰だったからこれを抜いた。
その前が2005年11月14日までの17連騰。
1990年1月5日までが18連騰だった。
この先は2004年1月27日までの21連騰。
そして1989年10月13日までの22連騰。
いよいよバブル越えの水準が近づいてきた。
東証小型株指数は25年8カ月ぶりの高値水準。
東証2部株価指数は過去最高値圏。
主力はモタモタ、個別はしっかり。
小型成長株に日本の未来があると読みたいところ。
悪材料には「だから何」と打ち返す強さが求められようか。
(櫻井)。
03月09日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=5日ぶり小反発。円安で堅調もECB理事会控え薄商い
9日前引けの日経平均株価は5営業日ぶりに小反発し、前日比29円07銭高の1万9283円10銭で前場を終えた。
・・・続き
前日の米国株市場が軟調だったものの、米長期金利の上昇を背景としたドル高・円安の流れを好感して主力株中心に買い優勢で始まった。 ただ、買い一巡後は上値が重くなり、前引けにかけては伸び悩んだ。 米利上げ観測の強まりを背景に円相場が1ドル=114円台半ばまで下落し、採算の改善期待から輸出株に買いが入った。 一方、10日に2月の米雇用統計の発表があり、さらに欧州時間9日にECB理事会が開催されることで様子見姿勢も強まっている。
また、明日はメジャーSQ算出があり、先物にポジション調整の売りが出たことも重荷となったようだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8738億円と低調、売買高は7億9971万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1145と、全体の6割弱を占めた。値下がりは661、変わらずは195だった。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで9.89円の押し上げ、以下、東京エレクトロン 7.22円、オリンパス 4.75円と続いている。 マイナス寄与度は9.13円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、ファナックが7.41円、KDDIが3.31となっている。
個別では、任天堂が引き続き上値追い。富士通やパナソニックなど電機株の一角が上昇。 スズキやブリヂストンが昨年来高値を付け、ヤマトHDも高い。 一方、2016年4〜12月期決算の発表期限を14日に控えた東芝が大幅安となった。JR九州が安く、原油先物相場の下落で国際石開帝石が売られた。新日鉄住金や三井物も下落した。
東証2部株価指数は前日比20.73ポイント高の5790.26と反発した。値上がり銘柄数は228、値下がり銘柄数は161となった。
カワニシホールディングス、エスビー食品、大光、黒谷が上げた。 半面、朝日インテクとビューティ花壇、アマテイが下げた。
03月09日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=20日続伸、値動きが軽い中小型株への物色続く
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日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比10円00銭高い3060円54銭となった。 前日まで19日続伸した流れが途切れず、きょうも上昇して推移している。東証1部の主力株の上値が重いなか、値動きが軽い中小型株への個人投資家などの物色が続いた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で332億円、売買高は5031万株。
値上がり銘柄数は291、値下がり銘柄数は276となった。
個別ではシンデン・ハイテックス、ダイケンがストップ高。 再生医療関連として関心を集めた免疫生物研や夢真HDが上昇した。 一方、9日の取引分から信用取引の規制がかかったアズジェントが安く、T&Cメディカルサイエンス、ジシステム、セグエGも下落した。
03月09日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、ビリングシステムが一時S高
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東証マザーズ指数は続伸した。午前終値は前日比1.31ポイント高の1082.16ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は123、値下がり銘柄数は91となった。
個別ではビリングシステムが一時ストップ高。ITbookやディー・ディー・エス、レノバが上げ、 新作ゲームの詳細を発表したモブキャスが急落、エニグモ、ディディエが下げた。
本日上場したPバンCOMは買い気配が続き、午前中の取引では初値が付かなかった。前引け気配値は公開価格1650円を70%上回る2812円となっている。
03月09日 為替市況コメント
【為替】予想を大きく上回る経済指標にドルは114円台回復
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[概況]
NY市場で発表された米2月ADP雇用者数は予想(+18.7万人)を大幅に上回る+29.8万人の増加となり、発表後にドルは急騰してNY市場序盤に当日高値114.750円まで上昇した。
しかし115円台には達せず、其の後はNY株式市場の下げもあって上値を抑えられて揉み合いとなり、最後は前日比+41銭高の114.380円と、終値では2日以来となる114円台で引けた。
これで明日の米雇用統計に対する期待も高まった感じだが、FOMC(日本時間16日未明)での利上げは確実視され、すでに相場に織り込まれていると見られる中でドルがどこまで上値を伸ばす事が出来るか注目されるが、明日までは揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月09日 カタリストコメント
「ヘタ」
NYダウは4日続落だったがNASDAQは3日ぶりの反発。
原油在庫が市場予想以上に増加しWTI原油先物価格が5%以上下落。
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バレル50ドル台水準までの下落を嫌気したとの解釈。
高値圏での警戒感が強いために強いて材料を見つければそういうことになるのだろう。
一方でADP全米雇用レポートで民間部門雇用者数は29.8万人増。
市場予想の19万人増を大きく上回って着地した。
週末発表の雇用統計も堅調が予測され来週のFOMCでの利上げの可能性は86%とさらに上昇。
10年債利回りは2.583%と一時昨年12月20日以来の高水準まで上昇した。
10年債利回りは8日続落(利回りは上昇)。
昨年12月の2.8%以来のもみあい過程のフシをことごとく上抜いてきた。
3市場の売買高は約71億株と増加した。
外部材料の中国とか北朝鮮、中東などはほとんど見えないフリでの展開。
ただ英国ではEU離脱の権限に対して、メイ首相に追加条件をつけると言う修正案が上院で可決。
修正案では、離脱協議の最終合意案を拒否する一段の権限を議会に認めており、今後の行方は混沌としてきた。
反ブレグジットの流れが発生したときのNY市場動向に対する言及はまだない。
しかし懸念材料として押さえておくベき必要はあろうか。
昨日の日経平均株価は今年2回目の4日続落。
TOPIXも続落しており「水曜日連続高」のアノマリーは崩れた。
25日移動平均(19241円)をサポートとしてピタッと止まった動きは強弱感の対立そのものだろう。
一方で日経ジャスダック平均は19連騰。
「日経平均であれば、日本もバブル復活か」となるという指摘もあるがそうではなく個別の話。
もっとも日経朝刊では「ジャスダック銘柄は業績好調。
今期の純利益は前期比40.6%増の見通し」と指摘されており、業績に裏付けられた上昇。
3月決算企業の10.5%増益と比べると明らかに先行していることは間違いない。
シカゴ225先物終値は大証比70円高の19320円。
さすがに今年初の5日続落は避けたい動きは感じられる。
3日時点の裁定買い残は3週連続で増加。
前週比1201億円増の1兆8433億円と少しやる気が出てきた数字。
逆に裁定売り残高は2週連続で減少。
411億円減の1851億円だった。
日経平均のPERは15.99倍(EPSは1204円)と16倍割れ。
いずれにしてもSQ通過で風景が変わると仮定すれば、最後の揉み合いみたいになって欲しい日。
日経朝刊「スクランブル」は「ベア投信の山、株高阻む」。
株価指数とは逆の動きをするベア(弱気)型投信の残高が急増しているという。
背景は外債運用で損失を抱えた地銀などの運用だという。
外債は損失拡大の一方で日本株投信などでは利益が拡大しているのが現実。
「2016年度は日本株に救われた」という地銀の運用担当者のコメントも登場している。
そもそも株の運用なんてほとんど経験のない債券専門家ばかりが金融機関の運用担当者。
それが自分の畑の債券に足をすくわれ、見下してきた株式運用に助けられるという構図。
結構奇妙に映るものである。
そしてその利益を来期に持ち越すために現状でベア投資を買って利益を確定する動きが拡大。
それが足もとの株価の伸び悩みの一因であるとも指摘されている。
一生懸命走っているのに加速しないと思ったら後ろでドレスの裾を踏まれていた。
そんな感じだろうか。
警戒されている外国人投資家ではなく、もたもたの原因は国内機関投資家。
株の素人が少しの儲けを大切に扱う構図そのもの。
儲からないと思っていた株に助けられてもそれでも株は信じられないということだろうか。
だからこの国の市場は伸び悩むことになる。
幸い、日本の機関投資家は素人ばかりだから新興市場の株は扱えない。
だから個人投資家中心のジャスダック平均は19日も連騰できるのだ。
19連騰が東京市場の本来の動きと考えても何の不自然さもないだろう。
利食い千人力とはいうものの利食いの後はさらに上がることが多いもの。
出来れば利益をフィックスしたファンドマネージャーが歯ぎしりする姿を見たいものである。
加えれば、日経1面トップは「金融庁。地銀に特別検査」の見出し。
背景は米金利上昇による外債の運用損の拡大。
外債に流れ仕組み際に踏み込んだ機関投資家が「下手」の烙印を押されることになるのだろうか。
プロがプロでなく、素人がプロである世界というのは珍しい。
そういう意味で個人投資家は自信を持つべきだろう。
しばしば思うのは為替の世界の話題の乏しさ。
外部要因とスケジュールしかないから仕方がないのかも知れない。
しかし雇用統計、FOMC、日銀金融政策決定会合。
あるいはオランダ、フランスの選挙やブレグジット。
結果の見えない事柄をスケジュール化して話題にする。
時間だけは過ぎるがその後に残るものはほとんどない。
個々のコメントについてはやけに詳しいがその結果について詮索することもマレ。
単に上か下だけ、あるいは刹那的値動きに対するベットだけ。
しかも罫線を持ち出してのアレコレばかり。
世界経済に何も貢献しない代物を扱っているとああなるのだろうか。
株の世界の良く言えば変幻自在さ、悪くいえばいい加減にはきっと付いていけないに違いない。
思いが少ないから相場にも心がないような気がする。
先週中国上海に出張されたあるトップの話。
テレビを見たら建機が不足しているが、建機会社は対応できていなかったという。
中国景気が心配だったのだろうか。
事前に増産はしておらずビジネス機会を逃しそうだという。
中国の建機はほとんど春節を中心にした動き。
その後1年はまったりだというから逸失利益は大きい。
勝てる戦いにも勝てないようだと、今がいいからとて安心はできない。
というか、こちらも需要不足が下手だった例になる。
あるいは「中国、意外と良いじゃない」と読むことも可能だが・・・。
(兜町カタリスト櫻井)
03月09日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、73円高。円安進み、自動車関連など輸出株が堅調
[10時概況]
9日10時現在の日経平均株価は前日比73円59銭高の1万9327円62銭で推移している。
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外国為替市場で1ドル=114円台半ばと朝方よりやや円安が進み、自動車関連など輸出株が堅調。値がさ株のファストリの上昇も指数を押し上げている。 輸出関連株を中心に買われ午前9時25分に96円17銭高の1万9350円20銭まで上昇する場面も見られた。買い一巡後は、やや上値が重い展開となっている。 為替市場では、ドル・円は114円50銭台で推移している。東証一部の売買代金は約5000億円に留まっており、商いはさほど増加していない。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小高い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4952億円、売買高は4億6092万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は586、値上がりは1206、変わらずは208。
業種別では33業種中25業種が値上がり。値上がり上位にゴム製品、海運、精密機器、非鉄、ガラス土石、金属製品など。 半面、値下がりで目立つのは鉄鋼、鉱業、電力ガス、不動産、卸売など。が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を14.45円押し上げている。次いで東エレクが7.22円、京セラが3.65円、スズキが3.65円、オリンパスが3.23円と続く。
マイナス寄与度は10.61円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、ファナックが2.28円、横河電が1.98円と続いている。
個別では、任天堂とコンコルディも強含んでおり、パナソニック、ソニー、トヨタ自、NTTが堅調に推移している。一方、JR東日本は下げ幅を広げ、三井物産、三菱地所、ソフトバンクがさえない。
東証2部株価指数は反発している。Jトラストと昭和HDが上げ、朝日インテクとマーチャントが下げた。
225先物はナティクス・野村・メリル・大和・シティ・HSBC・三菱が買い越し。
みずほ・JP・GS・クレディ・ソジェン・アムロ・ドイツ・UBSが売り越し。
TOPIX先物はGS・ドイツ・ナティクス・大和・シティ・HSBC・三菱が買い越し。
バークレイズ・モルスタ・ソジェン・JP・みずほ・メリルが売り越し。
テクニカル的にはホウスイ(1352)、サカタのタネ(1377)、東亜道(1882)、東亜建(1885)、グロバル(3271)、ネオス(3627)、KLab(3656)、大日精(4116)、メディカルシ(4350)、新日本電(5563)、ノーリツ(5943)、シンフォニア(6507)、日東工(6651)、ルネサス(6723)、新電元(6844)、オプテックス(6914)、アイシン(7259)、システムソフト(7527)、HOYA(7741)、紙パ商(8032)、ケーヨー(8268)が動兆。
03月09日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月09日号
03月09日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
09日の東京株式市場は、昨日まで4日続落したことへの反動から自律反発を想定する。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9100円から1万9400円を想定する。
日経平均の下値が25日移動平均線(1万9241円)に接したことで、テクニカル的な面から下値不安が薄れているのは救いだろう。4日続落を受けた本日は多少なりともの反発を期待したい。
昨日の日経平均は、売り一巡後に25日移動平均線の攻防が続いた、結局25日移動平均線を上回っている。したがって日経平均は下げ渋り底堅さをみせている。
下値は、一目均衡表の雲上限の1万9133円がサポートとなるかを注視しておきたい。
現状では、3月の利上げは完全に織り込んだとの見方が強まっているが、ドル円に関しては、いよいよ3月との見方が強まった場合、改めて動意が出てくる可能性があるだろう。
日程面では、プリント基板のEコマース事業の運営を手掛けるピーバンドットコム<3559>が東証マザーズ市場に新規上場する。
【注目個別銘柄】
■日東製網[3524]
2017年4月期の第3四半期(16年5月〜17年1月)連結決算を発表。売上高は132億
1500万円(前年同期比23%増)、営業利益8億6000万円(同2.5倍)、当期純利益が4億6000万円(同8倍)となった。北海道地区等の定置網や陸上用の防球ネットの施工工事の受注が好調だった。通期予想は変更していない。
8日終値は1990円(△11)
■バロックジャパンリミテッド[3548]
現在集計中の2017年1月期の連結業績予想の下方修正を発表。売上高は728億4300万円から694億9300万円(前期比1%増)に、営業利益が61億4600万円から53億6800万円(同10%減)、当期純利益も44億2400万円から35億700万円(同17%減)にそれぞれ減額した。消費者の低価格志向に加え、天候不順も響き国内の女性向け衣料や服飾雑貨の販売が伸び悩んだ。
8日終値は1472円(▲14)
■カネカ[4118]
発行済株式総数の1.50%にあたる500万株、金額で50億円をそれぞれ上限に自己株式取得を行うと発表した。3月9日から9月22日の期間に実施する。
8日終値は887円(▲8)
■エディオン <2730>
今期配当を4円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.03%にあたる200万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。このうち195万8800株は9日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で買い付ける。
■日東製網 <3524>
5-1月期(3Q累計)経常が3.7倍増益で着地・11-1月期は黒字浮上。
■インターアクション <7725>
C-MOSイメージセンサー検査用光源装置の大口受注を獲得。売上は第4四半期に計上する予定。
■santec <6777>
第7世代となる高性能・高速波長可変レーザーを開発。レーザー共振器と制御回路を完全に新設計することで、従来比2倍の高速性、1.5倍の広帯域スキャンが可能となり、かつ狭スペクトル線幅と低ノイズ化を実現した。
【予定】
03月09日(木)
【国内】
2月マネーストック(8:50)
2月都心オフィス空室率(11:00)
2月工作機械受注(15:00)
5年国債入札
《決算発表》
積水ハウス、ミライアル、クミアイ化、日ビュホテル、鎌倉新書、菱洋エレク
【海外】
《米決算発表》
シグネット・ジュエラーズ、アルタ・ビューティ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月08日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ3日続落し69ドル安、原油安も重荷
・・・続き
8日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比69ドル03セント安の2万0855ドル73セントで終えた。
朝方は堅調な2月ADP雇用統計が好感され、買いが先行したものの、追加利上げ観測の拡大が意識され、揉みあう展開となった。
建機のキャタピラーが不正会計の報道を受けて急落し、相場を押し下げた。原油安でシェブロンなど石油株が売られたのも重荷だった。
ダウ平均は小幅に上げて始まった後、徐々に売りに押される展開だった。取引終盤に下げ幅を広げ、下げ幅は一時90ドル近くに広がった。
キャタピラーが2.8%下落し、1銘柄でダウ平均を約18ドル押し下げた。同社が米国の税法や会計規則に従わない不正な手法で株価をつり上げているとの報告書を米連邦政府がまとめたと伝わり、嫌気した売りが出た。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で米原油在庫が市場予想を大幅に上回って増え、データが遡れる1982年以降で最大となった。
朝方のダウ平均は小幅に上げて始まった。米民間雇用サービス会社ADPが発表した2月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者が前月から29万8000人増えた。増加数は市場予想(約19万人増)を大きく上回り、2014年4月以来2年10カ月ぶりの大きさだった。利上げ観測から米債券市場で金利が上昇(相場は下落)し、利ざやの拡大など収益改善の連想からゴールドマン・サックスなど金融株に買いが入った。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに小反発し、前日比3.623ポイント高い5837.552で終えた。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや小売が上昇する一方でエネルギーや不動産が下落した。
油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移となった。アパレル小売のアーバンアウトフィッターズ(URBN)は決算内容が嫌気され、下落。
衣料のエクスプレスは取引開始前に発表した四半期決算で既存店売上高が減ったのを嫌気した売りが優勢だった。
一方で、前日夕の四半期決算の発表を手掛かりに、税務申告代行サービスのH&Rブロックが上昇。旅行情報サイトのトリップアドバイザーや百貨店のメーシーズ、高級皮革のコーチの上げも目立った。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,855.73−69.03
S&P500種
2,362.98−5.41
ナスダック
5,837.552+3.623
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅ながら5日続落した。3月物は前日比20円安の1万9320円で取引を終えた。8日の大阪取引所の終値は70円上回った。
NYダウ平均が下げ、相場を下押した。半面、3月の米利上げ観測から円安・ドル高が進み、下げ幅は限られた。
この日の3月物安値は1万9195円、高値は1万9410円だった。
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は小動き。前日終値に比べ4.38ポイント安の7334.61で引けた。石油株の下げが指数を押し下げた。上昇と下落の構成銘柄数はほぼ拮抗。
原油相場の下落を背景に、石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが売られた。ランドゴールド・リソーシズやアングロ・アメリカンなど鉱業株も安くなった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は横ばい。終値は前日比1.17ポイント(0.01%)高の11967.31だった。
アディダスは9%超上がった。中期的な売上高と利益の伸び率目標を引き上げたことが好感された。アナリストが株価目標を引き上げたドイツ銀行も高くなった。航空のルフトハンザも上昇した。一方で、電力のエーオンとドイツポストは売られた。
03月08日 マーケットコメント
03月08日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は113円台後半で上値重い。
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[概況]
8日、東京外国為替市場の米ドル円は、113円台後半で上値が重い展開となった。本邦、内閣府が発表した第4四半期GDP【確報】(予想:年率換算/前期比1.5% 結果:年率換算/前期比1.2%)が速報値から上方修正されたものの、市場予想値を下回ったことなどを受け、日経平均株価は軟調となった。
株安の動きを眺めながら、米ドル円もやや上値が重い推移が続く。その後、2月中国貿易収支が603.6億元赤字と発表された。
貿易赤字は2014年2月以来となり、リスク回避的な動きで円買いが進行し、米ドル円は一時113.600円まで下落した。
この後、欧米時間では2月米ADP雇用統計(予想:18万人 前回:24.6万人)など、米経済指標発表が予定されている。10日、米雇用統計の前哨戦として注目をしたい。テクニカル的には一目均衡表転換線(113.273円)付近が下値のサポートとなりそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月08日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=90円安、手掛かり材料難のなか買い手控えで4日続落
【大引け概況】
8日の日経平均株価は4日続落した。終値は前日比90円12銭安の1万9254円03銭だった。
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本日のマーケット動画
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前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が軟調だったことなどを受け、リスク回避ムードが優勢となり、主力株中心に、機関投資家のポジション調整の売りが続いた。
週末の米雇用統計や週明けには米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを控えて買いが手控えられ日経平均の動きは乏しくなった。
ただ、値ごろ感からの押し目買いも観測され、日経平均は後場に入って1万9200円台前半の狭いレンジでもみ合う展開となった。
JPX日経インデックス400は4日続落し、46.59ポイント安の1万3872.02で終えた。東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は4.79ポイント安の1550.25だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆144億円と、売買活況の目安となる2兆円をわずかに上回った。売買高は16億2603万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1073、値上がりは771、変わらずは160だった。
個別では、主力のトヨタのほか、三菱UFJが売りに押された。新日鉄住金やJFEなどの鉄鋼株、住友鉱や東邦亜鉛などの非鉄金属株も安かった。日東電工、アルプス電気、フィード・ワン、ヤマシンフィルタ、オルトプラスも値を下げた。三越伊勢丹ホールディングスの下げも目立つ。北の達人コーポレーションが売られ、パスコ、日産化学工業も安い。
半面、3日に発売した新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売が好調との見方から任天堂がきょうも断トツの商いで上昇した。大成建、大林組などの建設株の一角も高い。JR九州は11日続伸し、連日で上場来高値を更新した。
テンプホールディングスも買いが優勢となった。ネクシィーズグループ、フリービットが値を飛ばし、ケネディクスが活況高となった。
東証2部株価指数は、前日比42.62ポイント安の5769.53ポイントと7営業日ぶりに反落した。
値上がり銘柄数は193、値下がり銘柄数は224となった。
個別では、シャープ、昭和ホールディングス、Jトラスト、新華ホールディングス・リミテッド、DNAチップ研究所が売られた。
一方、郷鉄工所が一時ストップ高と値を飛ばした。日本電通、ソルコム、攝津製油、ブルドックソースなど31銘柄は昨年来高値を更新。
ランドコンピュータ、石井表記、東京コスモス電機、岡山県貨物運送、アルチザネットワークスが買われた。
03月08日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=19日続伸、中小型株の物色が引き続き活発
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は19日続伸した。19日続伸は2003年12月24日から04年1月27日までの21日続伸以来、約13年ぶりの長期連騰記録。終値は前日比6円60銭高い3050円54銭だった。材料が出た銘柄や16年末の新規株式公開(IPO)銘柄を中心に中小型株の物色が引き続き活発だった。
日経平均株価が4日続落するなど東証1部銘柄の値動きの鈍さも、個人投資家などによる新興市場への資金流入を誘った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で709億円、売買高は1億1069万株だった。値上がり銘柄数は310、値下がり銘柄数は299となった。
個別ではフジタコーポレーション、ミズホメディー、太洋工業がストップ高。アミタホールディングス、ダイケン、セルシード、ジャパンシステムは一時ストップ高と値を飛ばした。暁飯島工業、夢真ホールディングス、ブロッコリー、イデアインターナショナルなど32銘柄は昨年来高値を更新。アイル、共和工業所、ジェイエスエス、日本ラッドが買われた。
一方、ウェッジホールディングスがストップ安。デジタルデザイン、アズジェント、AKIBAホールディングス、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が売られた。
03月08日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、新興市場の主力銘柄に買い
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比9.73ポイント高い1080.85だった。値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は117となった。
材料株物色も活発だったが、資金の逃げ足が速く、値動きの荒さが目立った。上場2日目のロコンドが下落し、既存新興市場の主力級銘柄に資金が回帰した。
個別では、ファンデリー、データホライゾン、みんなのウェディング、生体認証で新材料の出たディー・ディー・エスなど9銘柄が昨年来高値を更新。
ジーエヌアイグループ、リアルコム、キャリア、大泉製作所が買われた。
一方、ロコンドが昨年来安値を更新。トラストホールディングス、中村超硬、レノバが売られた。
03月08日 アフターランチ
「アレコレ」
大和のレポートは彼岸底についての考察。
結論は「彼岸底は近年前倒し」。
・・・続き
↓
年度末独特の需給の季節性を表す相場格言「節分天井、彼岸底」は有名。
実際、日経平均の年間パフォーマンスを見ると、節分頃に一旦の天井があり、
お彼岸の頃は上昇が始まっている。
かつては実質的な同日のクロス売買・単純な値洗いが認められた。
近年は実質的な売買と認められるためには、売却から買戻しまでにある程度の時間が必要。
期中に買い戻すためには、売りの時期はかつてより前倒しになってきたのだろう。
最近は遅くてもメジャーSQの大商い時に紛れ込ませて、売りを終了することが多いようだ。
よって、国内の需給悪はそろそろ終了。
今後は買戻し要因に変わってくると期待できる。
「2月13日はNISAの日」、「10月4日は投資の日」。
いずれも底打ち反転につながっている。
証券業界による記念日の制定もかなり季節性があってうまいといえるかもしれない。
証券業界の人間は肌感覚で季節性を感じている証左だろう。
もうひとつのレポートは「2017年はニューエコノミー相場」。
↓
世界的にバブルの10年後はニューエコノミー相場になりやすいという経験則がある。
今年はBRICsバブルから10年。
過去のバブル形成の9年後にはダメ押しがあり、翌年となるバブル10年後は全般リバウンド傾向。
1973年や1989年の9年後には株価の下押しがありその翌年はリバウンドとなった。
バブル10年後の1983年や1999年はVTR相場やIT相場だった。
今回も、日経JASDAQ平均が2000年や2006年の高値を上抜けてきた。
一方でグッドイッシューが指摘している今年の想定外のリスク。
コメントは「株式市場の暴落は予定されている行事からは起こりません。
暴落は予定されていない、想定外の出来事から起こります」。
(1)米国の北朝鮮攻撃
(2)東シナ海での米中衝突
(3)サウジの原油増産
(4)日本と中国の緊張事態の勃発
(5)EU崩壊の始まり
(6)トランプの保護貿易主義
(櫻井)。
03月08日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落 先物に小口売り、模様眺めムードも
8日前引けの日経平均株価は4日続落。前日比97円51銭安の1万9246円64銭で前場の取引を終了した。
・・・続き
前日のNYダウ工業株30種平均が小幅続落し、東京市場では寄り付き前から「今、買う理由が見当たらない」との声が聞かれた。目新しい材料に乏しく模様眺めムードも強くなり、積極的な押し目買いも限られた。
取引開始前に内閣府が2016年10〜12月期の実質GDP(国内総生産)改定値を発表し、投資家の関心が高い設備投資の増加率は2.0%(速報値0.9%)に上方修正された。市場関係者からは「設備投資の増加は、投資した国の経済動向を重視する海外長期投資家が日本株の買い持ちを続ける材料になる」との指摘があった。
JPX日経インデックス400は続落し、東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落した。
東証1部の値上がり銘柄数は647、値下がりは1173、変わらずは182と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均マイナス寄与度は7.76円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、日東電が5.63円、アルプスが4.18円、KDDIが3.65円と並んだ。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を4.18円押し上げ。次いでオリンパスが2.28円、積水ハウスが1.83円、ヤマハが1.37円と続いた。
業種別では33業種中6業種が値上がり。1位は精密機器で、以下、建設、保険、その他製品が続いた。値下がり上位には海運、空運、非鉄金属が並んだ。
個別では、三菱UFJや三井住友FG、みずほFGなど銀行株が売りに押された。郵船、商船三井などの海運株や、JAL、ANAなどの空運株が軟調。ヤマシンF、新田ゼラチン、北の達人、フィードワン、三越伊勢丹などの下げが目立った。
半面、3日に発売した新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売が好調との見方から任天堂株が上昇した。HOYA、オリンパスなどの精密株が上昇。積水ハウス、五洋建設などの建設株や、第一生命HD、T&DHDなどの保険株も堅調。
オハラ、ビューティガレージ、ケネディクス、JALUXなどの上げが目立った。
東証2部指数は前日比0.40ポイント安の5811.75ポイントと7日ぶり反落。値上がり銘柄数は203、値下がり銘柄数は169となった。
個別では明治機械、DNAチップ研究所、森尾電機、新華ホールディングス・リミテッド、フジマックが売られた。
一方、日本電通、ソルコム、攝津製油、ブルドックソースなど27銘柄が昨年来高値を更新。ランドコンピュータ、東京コスモス電機、岡山県貨物運送、バイク王&カンパニーが買われた。
03月08日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=19日続伸、個人投資家などによる積極的な買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比3円04銭高の3046円98銭となった。前日まで18日続伸している流れが継続し、個人投資家などによる積極的な買いが続いた。直近に今期の業績見通しを上方修正した銘柄などが物色された。半面、日経平均株価が下落するなど大型株が軟調に推移し、指数の上値は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で411億円、売買高は6743万株。
値上がり銘柄数は291、値下がり銘柄数は290となった。
個別ではフジタコーポレーションがストップ高。アミタホール
ディングス、ダイケンは一時ストップ高と値を飛ばした。暁飯島工業、夢真ホールディングス、ブロッコリー、イデアインターナショナルなど25銘柄は昨年来高値を更新。アイル、日本ラッド、ミズホメディー、スマートバリューが買われた。
一方、チヨダウーテ、アズジェント、杉田エース、マツモト、AKIBAホールディングスが売られた。
03月08日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、個人投資家などによる積極的な買い
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。午前終値は前日比6.60ポイント高の1077.72だった。
値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は96となった。
個別ではユナイテッド、ファンデリー、みんなのウェディング、ディー・ディー・エス、リアルコムなど8銘柄が昨年来高値を更新。ソケッツ、メタップス、チェンジ、キャリアが買われた。
一方、ロコンドが昨年来安値を更新。トラストホールディングス、ハイアス・アンド・カンパニー、ITbook、グレイステクノロジーが売られた。
03月08日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、軟調 押し目買い限定
[10時概況]
8日10時現在の日経平均株価は前日比63円20銭安の1万9280円95銭で推移。
・・・続き
積極的な押し目買いが限られるなか、内外投資家が運用リスクに対する慎重姿勢から売り優勢の展開が続く。
「相場全体の方向感が乏しく、投資家の様子見ムードも強い」と指摘する。
短期目線で売買を繰り返す投資家が日替わりで個別株を物色する動きが多いとも説明した。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら下げ幅を広げた。
朝方は1ドル=114円台で推移していた円相場がやや強含んでいる点も積極的な買いを手控えさせている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5175億円、売買高は4億7292万株。東証1部の値下がり銘柄数は1084、値上がりは709、変わらずは205。
業種別では33業種中7業種が値上がり。1位は精密機器で、以下、建設、水産・農林、その他製品と続く。値下がり上位には非鉄金属、空運、倉庫・運輸が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は3.92円の押し下げで日東電がトップ。以下、ソフトバンクが3.88円、アルプス が3.8円、ヤマトHDが2.91円、ホンダが2.89円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を2.66円押し上げている。次いでファナックが2.28円、オリンパスが2.28円、ダイキンが2.28円、積水ハウスが1.71円と続く。
個別では、前日に大西洋社長の退任を発表した三越伊勢丹が安い。引き続きトヨタやホンダの自動車株のほか三菱UFJや三井住友FGも売りに押されている。半面、完全子会社であるLIXILビバの4月の上場が決まったLIXILグが高い。新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の出足が好調との見方から任天堂も引き続き高い。
東証2部指数は前日終値近辺で小動き。コスモス、マーチャント、FDKが上昇し、朝日インテクや明治機が下げた。
225先物はメリル・HSBC・シティ・ナティクス・JP・クレディが買い越し。
パリバ・三菱・GS・大和・アムロ・ソジェン・野村・バークレイズ・ドイツが売り越し。
TOPIX先物は三菱・パリバ・みずほ・大和・メリル・HSBC・ナティクスが買い越し。
GS・JP・モルスタ・野村が売り越し。
テクニカル的にはNIPPO(1881)、日揮(1963)、JALUX(2729)、神栄(3004)、物語(3097)、テクマト(3762)、東ソー(4042)、ネクシィーズ(4346)、参天(4536)、オカモト(5122)、ニッタ(5186)、冶金工(5480)、高田機(5923)、日東精(5957)、島精機(6222)、渋谷工(6340)、荏原(6361)、レーザーテク(6920)、太平洋(7250)、トプコン(7732)、キャノン(7751)、セイコー(8050)、極東貿(8093)、井筒屋(8260)、日エスコン(8892)、日立物流(9086)、SCSK(9719)、イオンディ(9787)が動兆。
03月08日 カタリストコメント
「時間軸はずれてきた」
NY株式市場は小幅続落。
NYダウとS&P500は過去1か月で初の続落。
・・・続き
売られたのは医薬品セクターと金融セクター。
医薬品はトランプ米大統領が共和党の「オバマケア代替案」を支持したことを懸念。
トランプ大統領が「製薬業界に競争をもたらす新たな制度に取り組んでいる。
米国民が支払う価格は大幅に下がる」と発言。
薬価引き下げに再び意欲を示したことを嫌気した格好となった。
また週末の雇用統計を通過したあとの来週のFOMCでの利上げ確率は84%まで上昇。
織り込んだとはいえ様子見モードは散見される。
今夜2月のADP民間雇用者数が発表される。
市場予想は19万人増で前月の24.6万人増から鈍化する見通し。
10年国債利回りは2.514%まで上昇(価格は低下)。
OECDが発表した世界経済見通しで米国の成長率は17年が2.4%(前回2.3%)。
18年が2.8%(前回3.0%)。
足元の見通しは堅調だ。
ただOECDの首席エコノミストのコメント。
「米国の金利上昇による金融市場のボラティリティ─で一部の借り手に悪影響を与えるおそれがある。
ドル上昇にもつながる可能性がある」と指摘。
これは覚えておくべきコメントだろう。
ロンドンFTSE100は4日続落。
昨日の日経平均は狭いレンジでのもみ合い。
東証1部の売買代金は2日連続で2兆円割れ。
日経平均の日中値幅は57円99銭と昨年12月26日の46円54銭以来の記録で今年最低となった。
SQ週の割には荒れない展開が続いている。
TOPIXはかすかながらも3日ぶりに反発しておりしっかりの印象。
指数寄与度の高いファーストリテとファナックが30円ほど日経平均の足を引っ張っていた。
一方でキャノン、NTT、任天堂がTOPIXの上昇に寄与していた。
「日経平均株価非採用の任天堂の上昇がこの明暗を分けた」という声も聞こえる。
空売り比率は35.9%で売り込んでいない水準。
シカゴ225先物終値は大証日中比10円安の19340円。
2月SQ値19276円を割れ込ませたい向きもあろうが13週移動平均がサポートする形だ。
日経VIは14%台まで低下。
過去3年で4回目の14%台となった。
これは「ほとんど不安や恐怖を感じていない」状況。
SQ週の荒れる筈の水曜日も平穏な値動きなのだろう。
安心感はあるが、ボラの低下は淡白で指数的にはあまり面白い展開ではない。
18日続伸のジャスダック平均を見ていると「個」の相場なのだろう。
OECDの世界経済見通しが発表された。
結論は「世界経済緩やかに回復、経済ナショナリズムがリスク」となっている。
世界経済の成長率は2017年3.3%、18年3.6%(前回11月と変わらず)。
各論は 米国は17年2.4%(前回2.3%)、18年2.8%(前回3.0)。
ユーロ圏は17年1.6%(変わらず)、18年1.6%(前回1.7%)。
日本は17年1.2%(前回1.0%)、18年0.8%(変わらず)。
中国は17年6.5%(前回6.4%)、18年6.3%(前回6.1%)。
興味深いコメント。
「多くの国で景気回復は緩やかになる。
消費支出と企業投資が低迷するなか金融市場は経済実体から切り離される」。
まさにニューノーマルの到来。
経済実体と金融市場は分断されれば市場経済は苦手な日本には有利になるに違いない。
「日本は財政面が成長を支えるという理由から今年の成長率見通しを上方修正。
よくわからないコメントだが、アベノミクスに期待というところだろうか。
「46年ぶり」が明治機械の復配。
1971年以来は高度成長期以来の復配。
そしてキリンは28年9カ月ぶりに高値。
時間軸はバブル崩壊を越えてきた。
いまだに恐怖と懸念で動くのは時間軸がずれているような気がする。
米商務省が発表した1月の貿易収支の赤字額は前月比9.6%増の484億9000万ドル。
2012年3月以来、4年10カ月ぶりの高水準となった。
背景は原油価格の上昇で輸入額が増えたこと。
1月のインフレ調整後の貿易赤字は653億ドル。
昨年12月の620億ドルから赤字幅を拡大した。
1月のインフレ調整後の輸出、輸入の額はともに過去最高。
「内需の回復および米国の貿易相手国の経済成長加速を示唆した」との解釈。
1月の輸入は2.3%増の2405億9000万ドル。
4年12月以来の高水準。
原油輸入は2億5900万バレルと、2013年7月以来の規模に拡大。
そして自動車の輸入は過去最高。
携帯電話や家財道具も増加した。
産業用資材・原料は15年7月以来の高水準。
中国からの輸入は5.1%増の414億ドル。
日本からの輸入は13.9%減の105億ドル。
ドイツからの輸入は9.2%減った。
「ドル高が引き続き輸出の足を引っ張っている」と言う指摘も聞かれる。
EUに対する輸出は7.3%減。
中でもドイツへの輸出は10.7%減少。
中国への輸出は13.4%減少。
メキシコに対する赤字は10.1%減少し15年7月以来の低い水準となった。
しかしロス米商務長官は「われわれは今後数カ月で有利とは言えない貿易協定の再交渉に乗り出す」とコメント。
実体とはかけ離れた場所での貿易摩擦がトランプツイッターによってクローズアップされるのだろうか。
もうひとつ興味深いのは中国の外貨準備高は予想に反して増加。
3兆ドルの大台を回復したこと。
「資本の流出に歯止めがかかった」ということになる。
「中国が人民元の大幅な切り下げを再度実施。
トランプ米新政権との貿易紛争が激化するリスク」は後退したと見られる。
2月末の中国外貨準備高は69億2000万ドル増の3兆0050億ドル。
市場予想は250億ドル減の2兆9730億ドルだった。
春節という特殊要因があったのかも知れないが・・・。
このところ夜の会合は減った安部首相。
昨日は国家安全保障局長や情報官、情報分析官とのミーティングの後6時過ぎに公邸に移動。
そのまま宿泊した。
公邸での宿泊は結構珍しい。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
リネットジャパン(3556)・・・動兆
昨年松IPOのリネットジャパンに注目する。
同社は中古のリユース事業「ネットオフ」と都市鉱山リサイクルの「リネット」事業が中核。
「もったいない」というのは強いて言えば日本独自の概念。
ネットリユース事業や小型家電回収サービスなどはまさに「もったいない」の代表。
家庭に眠る小型家電を宅配便で回収リサイクルする事業も展開。
「ネットリサイクル事業」という新たな形態に期待感は高い。
東京五輪の金メダルが都市金属から誕生することになればリサイクルの概念も少しは進歩しよう。
「IPO銘柄忘れた頃にやってくる」というア ノマリーもそこそこ稼働するのではなかろうか。
「もったいない」が財産を生む時代になってきた気がする。
IoT家電の廃棄、リサイクル、中古流通での情報漏えいなどリスクに関する共同研究をエルテスと開始。
(兜町カタリスト櫻井)
03月08日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ローソン<2651>
IoT活用で省エネ店舗運営を開始
■RIZAPG<2928>
シニア市場向け広告を強化
■帝人<3401>
傷つきにくさガラス並みのポリカーボネート樹脂開発
■カネカ<4118>
iPS細胞を低コストで大量培養する技術開発
■塩野義<4507>
米国で抗菌薬「セフィデロコル」の製造販売承認申請
■パナソニック<6752>
自律搬送ロボを空港などにも拡販
■ソニー<6758>
国内工場でIoT活用統合管理を開始
03月08日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月08日号
03月08日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
8日の東京株式市場は、もみ合いとなりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9200円-1万9500円を想定する。
手掛かり材料難のなか、マザーズ指数の連騰は11で止まったが、ジャスダック指数は18日続伸を記録した。閑散相場で新興市場優勢という地合い変わらないだろう。
引き続き値動きの軽い小型株が物色の中心になりそう。
昨日は小幅な下落ではあるが5日線を下回っての推移が続いた。下値は25日、75日線が支持線として意識されている状況は変わらない。
ただ、「SQ(特別清算指数)値算出週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリー(論理的に説明できない動き)もあり、株価指数先物に絡んだ売買には注意したい。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円前後で推移している。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比10円安の1万9340円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1510万株、買い1360万株で、差し引き150万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、化学、自動車、電機、情報通信、機械、精密、小売など。買いセクターに、自動車、通信、サービス、小売、保険、機械、薬品、商社、陸運など。
【好材料銘柄】
■郷鉄工所 <6397>
今期最終を赤字縮小に上方修正、未定だった配当は無配継続。
■みんなのウェディング <3685>
16日付で上場する うるる <3979> [東証M]の保有株売却に伴い、第2四半期に売却益約5億円を特別利益に計上する。
■ディー・ディー・エス <3782>
多要素認証統合プラットフォーム「EVE MA」の指紋認証対応環境を拡大。ミントウェーブ製 Linuxベースの独自OSであるBasilware64を搭載した端末でも利用可能となった。
【主な経済指標・スケジュール】
8(水)
【国内】
10-12月期GDP改定値(8:50)
1月国際収支(8:50)
1月景気動向指数(14:00)
2月景気ウォッチャー調査
《決算発表》
アスカネット、イハラケミカル
【海外】
中国2月貿易収支
米2月ADP雇用統計(22:15)
米1月卸売在庫(3/9 0:00)
米10年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月07日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し29ドル安 利益確定売り優勢、製薬株安も重荷
・・・続き
7日のNYダウ工業株30種平均は続落した。
終値は前日比29ドル58セント安の2万0924ドル76セントだった。上値を追う新たな手掛かりに欠くなか、相場は最高値圏とあって警戒感が意識されやすく利益確定を目的とした売りが優勢だった。製薬株の大きな下げも相場の重荷となった。
共和党下院による医療保険制度改革法(オバマケア)の代替案発表を受けて、トランプ大統領が製薬業界の競争激化や薬価引き下げに言及したことで、同セクターを中心に売りが先行した。ダウ平均を構成する30銘柄では業績圧迫への警戒からファイザー、メルクの製薬大手が売られて指数を下押しした。
ダウ平均は小幅な上げに転じる場面もあった。市場の関心は14〜15日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向いている。3月の追加利上げを占う2月の米雇用統計は週末に発表される。投資家は様子見姿勢を強めており、下値を探る動きも限られた。
ナスダック総合株価指数は続落。前日比15.246ポイント安の5833.929で終えた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスが上昇する一方で運輸やエネルギーが下落した。
スポーツ用品のディックス・スポーティング・グッズが安い。取引開始前に発表した2016年11月〜17年1月期決算が減益で利益見通しが市場予想を下回ったことを嫌気した売りが出た。
ストレージ(外部記憶装置)メーカーのニンブルストレージの買収を発表したITのヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)も下落。写真共有アプリを手掛けるスナップ(SNAP)は、先週の新規株式公開後に急騰した反動に加えて、複数アナリストから売り推奨を受けていることが嫌気され、大幅下落。
一方、手芸・家庭雑貨販売のマイケルズが高い。発表した16年11月〜17年1月期決算が増収増益で業績見通しも市場の予想より強気だったのを好感した買いが広がった。
クラウドベースの顧客管理ソフトなどのセールス・フォース(CRM)はITサービスのIBM(IBM)と人工知能開発での提携を発表し、買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,924.76−29.58
S&P500種
2,368.39
ナスダック
5,833.929−15.246
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅に4日続落した。3月物は前日比30円安の1万9340円で取引を終えた。7日の大阪取引所の終値を10円下回った。
米株式が高値警戒感から下げ、相場の上値を重くした。米金融政策の先行きを占う2月の米雇用統計の発表を10日に控え、取引に慎重な向きも多かった。
値幅は狭く、この日の3月物安値は1万9305円、高値は1万9395円だった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19340 ( -10 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19340 ( -10 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7338.99(-11.13)
FTSE100種総合株価指数は4日続落。前日終値に比べ11.13ポイント安の7338.99で引けた。構成銘柄の半数以上が下落した。資源株の買い戻しなどで反発して始まった。ただ午後に入り、ふたたび鉱業株が売りに押されたことと、医薬品株の売りが膨らみ指数を押し下げた。
金属相場の下落を受けて鉱業株が軒並み下落した。アントファガスタや資源商社のグレンコアが安かった。半面、品質試験サービスのインターテック・グループが大幅高で引けた。通期決算内容を好感し、アナリストが目標株価を引き上げた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11966.14(+7.74)
ドイツ株式指数(DAX)は小幅ながら4営業日ぶり反発した。終値は前日比7.74ポイント高の11966.14だった。取引は低調だった。
タイヤのコンチネンタルや自動車株が堅調だった。一方で電力株と銀行株が下落した。電力のエーオン、ドイツ銀行が安かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4955.00(-17.19)
03月07日 マーケットコメント
03月07日 為替市況コメント
【為替】豪ドル円、底堅い動き。
・・・続き
[概況]
7日の東京外国為替市場、豪ドル円が一時86.905円まで上昇し、堅調な動きとなった。
本日、豪準備銀行(RBA)は政策金利のオフィシャルキャッシュレートを1.5%に据え置いたと発表した。
政策金利の据え置きは市場予想通りであったが、ロウRBA総裁の会見で「追加利下げに否定的な見方」を示した事から、豪ドル買いが優勢の流れとなった。
そのため、豪ドル円は86.905円まで本日高値を付けて推移している。一方、米ドル円は小動きでの推移となっている。
昨日ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長の発言により、今晩発表される米貿易統計(予想:-485億USD 前回:-443億USD)に注目が集まっている。
もし、貿易赤字が予想以上に拡大するようであれば、リスク回避の円買いが優勢になる恐れがあるため注意したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月07日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日続落、34円安。前日の米株安や今週の雇用統計を控え、慎重姿勢続く
【大引け概況】
7日の日経平均株価は小幅続落した。前日比34円99銭安の1万9344円15銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分06秒 容量:9.69M
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6日の米株安を受けて投資家が運用リスクに慎重な姿勢を崩さなかった。買い気に乏しく、終始売り優勢の地合いだった。
下値には国内機関投資家の押し目買いが入り、下げ幅は限られた。日経平均の日中値幅は57円99銭と2016年12月26日以来約2カ月半ぶりの小ささだった。
全体的に軟調な動きでリスク回避ムードが強かったが、外国為替市場ではドル高・円安含みに推移したこともあり、主力株の押し目を拾う動きが出て下げ幅は限定的なものにとどまった。
非鉄金属、鉄鋼業、ゴムは軟調。半面、海運業や石油石炭製品、鉱業は堅調だった。
JPX日経インデックス400が、0.07ポイント安の13,918.61。東証株価指数(TOPIX)は0.14ポイント高の1555.04とほぼ横ばいだった。
東証1部の売買代金は概算で1兆9866億円と、前日に続き節目の2兆円を下回った。売買高は15億7596万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は985、値上がりは841、変わらずは178銘柄だった。
個別では、三菱UFJ、三井住友FGなどメガバンクが下げた。ファーストリテイリングも安い。ソニー、リクルートホールディングスが軟調だった。
一方、宅配運賃の引き上げ観測の出たヤマトHDは上昇し、関連して宅配ボックスを手掛けるアルファも上昇した。
新型ゲーム機への期待から任天堂が上昇。NTT、国際石開帝石のほか、キリンHDなど食品株も堅調だった。
東証2部株価指数は6日続伸し、終値は46.32ポイント高の5812.15と最高値を連日で更新した。
DNAチップ研究所、長大がストップ高。シャープやマーチャントが上げた。半面、朝日インテク、新華ホールディングス・リミテッド、フライトHDが下げた。
03月07日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=18日続伸、アズジェント、大洋工業などがストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は18日続伸。終値は前日比4円08銭高の3043円94銭と18日続伸した。 2005年12月16日〜06年1月16日以来の連続記録となった。終値は連日で1991年7月3日以来、約25年8カ月ぶりの高値を更新した。
セキュリティーソフトの販売拡大を評価した買いで大幅高となったアズジェントなど個別に材料が出た銘柄に買いが入り、相場全体を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で593億円、売買高は1億659万株だった。値上がり銘柄数は294、値下がり銘柄数は325となった。
個別では、無害化ソリューションの採用実績が41都道府県内と明らかにしたアズジェントがストップ高。 その他、アイル、アミタホールディングス、チヨダウーテ、太洋工業がストップ高。ACKグループ、ニューテックが一時ストップ高となった。 半面、日宣が昨年来安値を更新。ジャパンシステム、セフテック、協和日成が下げた。
03月07日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=12日ぶり反落。利益確定売りも資金流入は継続
・・・続き
東証マザーズ指数は12日ぶりに反落した終値は前日比9.33ポイント安い1071.12だった。 値上がり銘柄数は65、値下がり銘柄数は153となった。
東証1部市場が弱含みもみ合いとなるなか、新興市場への資金流入は継続した。
終値は前週末比6.60ポイント高い1080.45だった。値上がり銘柄数は65、値下がり銘柄数は153となった。
個別では、モブキャスト、地盤ネットホールディングス、Aiming、ベステラが売られた。
一方、トラストホールディングスが一時ストップ高。ペッパーフードサービス、エムビーエスなど11銘柄が昨年来高値を更新となった。
本日、マザーズ市場に上場したロコンドは公開価格1850円を42%上回る2625円で初値を付けた。終値は2735円だった。
03月07日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小動き
・・・続き
7日後場寄り付きの日経平均株価は前日比36円07銭安の1万9343円07銭で寄り付いた。日経平均株価が前場終値近辺での小動きとなっている。
外国為替市場では、1ドル=113円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な展開となっている。
日経平均の日中値幅は50円程度と狭いレンジでの推移と方向感を掴みづらくさせている。一方でTOPIX、東証2部はプラス圏での推移をみせている。
連騰が続くマザーズ、JASDAQはマイナス圏で推移しているが、プラス圏で推移している銘柄等により集中しやすいだろう。
ランチバスケットは9件、290.14億円。
差し引き10億円の売り越しとの観測。
03月07日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=欧米株安受け小幅続落も下げ幅限定的
7日午前の日経平均株価は小幅に続落した。
・・・続き
前場は前日比33円65銭安の1万9345円49銭。前日の欧米株安を引き継いで売りが先行する展開。また、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け日米電話会談が開かれるなど地政学リスクへの警戒も買い手控え要因になった。
ただ、米長期金利上昇を背景に外国為替市場でドルが買われており、1ドル=114円近辺の推移と円安含みで推移していることは下値を支える要因となっている。
ファストリなど日経平均への影響の大きい銘柄に売りが出た。半面、東証2部指数は上昇するなど中小型株は相対的に堅調だった。
下値では押し目買いが入り下げ幅は限定的だった、東証1部ではヤマトHDなどの陸運株やアステラスなどの医薬品株が買われ、相場全体を支えた。国内機関投資家が押し目買いを入れたとの指摘もあった。
JPX日経インデックス400は反発し、前日比1.38ポイント高の1万3920.06で終えた。TOPIXは反発した。業種別TOPIXは33業種中14業種が下げた。
前引けの東証1部の売買代金は9158億円、売買高は7億5086万株。
値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はきょうも拮抗している。東証1部の値下がり銘柄数は915、値上がりは888、変わらずは196銘柄だった。
個別では、ファーストリテイリング、ディーエヌエや楽天が安い。金利上昇の一服を受け三菱UFJや三井住友FG、みずほFGも下げた。牛丼チェーンの減収が続く吉野家HDも売られた。リクルートホールディングスが軟調、ネクソンは大幅安となった。コロプラが利食われ、フジクラも売りに押された。
半面、任天堂が大商いで上値追い態勢にあるほか、ヤマトHDの宅配事業の運用見直しに関連し、利用が広がるとの思惑から宅配ロッカーのアルファが上昇した。スイス子会社のランディス・ギアの売却観測が浮上した東芝も高い。キヤノンやダイキン、キリンHDが買われた。日本郵船が堅調、オルトプラスが連日のストップ高となり、スカラも商いを集め値を飛ばした。
東証2部株価指数は前日比9.99ポイント高の5775.82ポイントと6日続伸。値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は216となった。
個別ではDNAチップ研究所がストップ高。鈴縫工業、日本電通、弘電社、井村屋グループなど32銘柄は昨年来高値を更新。明治機械、岡山県貨物運送<、マーチャント・バンカーズ、フュートレックが買われた。
一方、新華ホールディングス・リミテッド、マーキュリアインベストメント、日本システム技術、ジオスターが売られた。
03月07日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=18日ぶり反落、利益確定売りも中小型株への買い続く
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。午前終値は前日比1円78銭安い3038円08銭だった。ジャスダック平均は6日まで17日続伸しており、利益確定売りで下落する銘柄が目立った。一方で中小型株への買いも続いており、下げは小幅だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で323億円、売買高は6548万株だった。
値上がり銘柄数は294、値下がり銘柄数は296となった。
個別では日宣が昨年来安値を更新。ジャパンシステム、協和日成、アズジェント、アンドールが売られた。
一方、アミタホールディングス、アイル、チヨダウーテがストップ高。三東工業社、大成温調、暁飯島工業、イデアインターナショナルなど34銘柄は昨年来高値を更新。
fonfun、トレイダーズホールディングス、アエリアが買われた。
03月07日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=12日ぶり反落、利益確定売り
・・・続き
東証マザーズ指数は前日比8.40ポイント安の1072.05ポイントと12日ぶり反落。値上がり銘柄数は71、値下がり銘柄数は149となった。
個別では、ITbook、フィル・カンパニー、ディー・ディー・エス、グレイステクノロジー、ベステラ、Aimingが売られた。
一方、トラストホールディングスがストップ高。エムビーエス、ユナイテッド、ペッパーフードサービス、ファンデリー、ドリコムなど11銘柄は昨年来高値を更新。ベイカレント・コンサルティング、ベガコーポレーション、ビリングシステムが買われた。
東証マザーズ市場に7日上場したロコンド(3558)は、10時23分に公開価格(1850円)を42%上回る2625円で初値を付けた。その後は初値を上回り、午前終値は初値を5%上回る2755円だった。
03月07日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時 下げ渋り、陸運株に機関投資家の買い
[10時概況]
7日10時現在の日経平均株価は前日比18円48銭安の1万9360円66銭で推移。
・・・続き
売買は盛り上がりを欠く。機関投資家の買いも「消極的な物色」にとどまっているという。日経平均は前日まで続落し200円近く下げていただけに、下値で買い戻しが入りやすかった面がある。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上げに転じた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5685億円と、前日の同時点からはやや増えた。売買高は4億7874万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は823。値上がりは972、変わらずは199銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は12.55円の押し下げでファストリがトップ。以下、ファナックが4.75円、京セラが3.65円、日東電が2.93円と続いている。
プラス寄与度トップはキヤノンで、日経平均を3.48円押し上げている。次いでダイキンが2.66円、アステラスが2.38円、ヤマトHDが2.30円と続く。
業種別では33業種中18業種が値上がり。1位は海運で、以下、石油・石炭、その他製品、倉庫・運輸と続く。値下がり上位には非鉄金属、ガラス・土石、銀行が並んでいる。
ファストリなどの値がさ株や三菱UFJなどの金融株の下げが相場全体の重荷となっている。半面、「ヤマトHD(9064)が27年ぶりに全面値上げに踏み切る」との報道を受け、陸運株全般に運賃値上げを期待した買いが入っている。アステラスなどの医薬品株も堅調だ。市場では「国内外の機関投資家の買い」との見方があった。
個別では、金利上昇の一服で三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGは軟調だ。今期無配の昭電工は下落した。一方、ヤマトHDは上昇し、海運市況が上向きつつあることなどを背景に郵船、商船三井も高い。
東証2部株価指数は続伸した。シャープ、マーチャントが上昇し、コスモス、朝日インテクが下落した。
7日、新規上場となったロコンド(3558)(東マ)はシューズヤバッグの通販サイト「LOCONDO.jp」などを運営し、公開価格は1850円。買い気配で始まり、10時を過ぎは公開価格の30%高の2408円。まだ初値はついていない。
225先物はみずほ・野村・大和・三菱・HSBC・パリバ・クレディ・シティが買い越し。
UBS・モルスタ・ナティクス・アムロ・JP・ドイツ・バークレイズ・メリルが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・野村・パリバ・大和・ナティクスが買い越し。
GS・クレディ・シティ・ソジェン・バークレイズ・ドイツ・JP・メリル・モルスタが売り越し。
テクニカル的には、北の達人(2930)、BEENOS(3328)、住江織(3501)、IIJ(3774)、gumi(3903)、石原産(4028)、フルキャスト(4848)、長谷川香(4958)、リソル(5261)、日カーボン(5302)、イソライト(5358)、神戸鋼(5406)、日立金(5486)、菱製鋼(5632)、住友電(5802)、ニッパツ(5991)、日立建(6305)、THK(6481)、明電舎(6508)、アルバック(6728)、横河電(6841)、コンコルディ(7186)、日産自(7201)、ネットワン(7518)、高島(8007)、ワキタ(8125)、りそな(8308)、北洋銀(8524)、極東証(8706)、サカイ引越(9039)、明治海(9115)、愛眼(9854)が動兆。
03月07日 カタリストコメント
「火曜日だけに」
週明けのNY株式は反落。
とばっちりみたいな解釈は「北朝鮮の弾道ミサイル発射で地政学リスクの高まりを警戒した売りが先行」。
・・・続き
確かに地政学的リスクの高まりではあるが「安全資産の円買い」同様に取ってつけたような説明に聞こえる。
むしろ高値圏での利益確定売りに押されたとした方がまだスッキリしようか。
トランプ大統領が移民や難民の入国を制限する新たな大統領令に署名。
イスラム圏7カ国などからの入国制限への制限条件は緩和された。
「国境強化が優先され、税制や規制改革といった経済政策の進展は遅れる」という警戒感も聞かれる。
素材・金融・ヘルスケアなどのセクターが下落。
エネルギーセクターは上昇。
鳥インフルエンザウイルスが検出されたと報じられた食肉のタイソン・フーズが下落。
独オペル事業を売却すると正式に発表したGMも下落。
過去最高値圏で推移していたアップルが目標株価の引き下げから下落。
時間外取引ではクラウドコンピューティングのセールスフォース・ドットコムが一段高。
欧州でドイツ銀の株が下落したことも悪材料視。
月曜の日経平均は続落。
週末のFRBのイエレン議長が「3月利上げの可能性」について明言したのに為替の動きは期待外れ。
メジャーSQ週というのに売買エネルギーも盛り上がらず東証1部の売買代金は1兆7200億円レベル。
強いサポートの13週線(19304円)が支持してくれるのだろう。
日経VIは昨日14.88まで低下。
2014年7月の14.00以来の水準まで落ちた。
「日経平均が上昇することを諦めてしまったのか」という声もある。
いずれにしても上昇のためのすくみは必要な時期なのだろう。
ゴールドマン・サックスのレポートは「安倍政権は、最長で2021年9月までの長期政権へ」。
「欧米でポピュリスト的な機運から政治不安要素が高まる。
日本の政治・経済両面での際立った安定感は、海外投資家から、投資環境としても高く評価される可能性」と指摘された。
消費増税が再々延期される可能性も否定できないとなれば日本株高の条件は一つ揃うことになろう。
シカゴ225先物終値は大証日中比10円高の19370円。
松井証券信用評価損益率速報で買い方はマイナス3.466%と前日のマイナス3.724%よりも好転。
足元は意外と悪くないようだ。
日経平均のPERは16.06倍でEPSは1206円。
空売り比率は37%台で売り込む水準ではない。
25日線(19225円)もサポートとなる動きだろう。
火曜日だけに過大な期待はないだろう。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
サン電子(6736)・・・動兆
サン電子に注目する。
同社はパチンコから情報・通信分野に中核を移行。
モバイル関連ビジネスに期待感。
モバイル関連機器の犯罪捜査機関向けに期待。
ARの実証実験開始。
VR向けゲームコンテンツ開発にも注力。
(兜町カタリスト櫻井)
03月07日 為替市況コメント
【為替】ドルは材料出尽くしから売られるも、下値では買われて揉み合い
・・・続き
[概況]
欧州株式市場は下落で始まり、仏大統領選でジュペ元首相が出馬断念を発表した事でユーロ売りが優勢となってドルも連れ安となり、欧州市場序盤に当日安値112.545円まで値下がりし、其の後ユーロも120.335円まで下落した。
しかし其の後は揉み合いとなり、NY株式市場が下落で始まったあと下げ幅を縮小するとドルもNY市場中盤に114円台を回復した。
しかし維持は出来ず直ぐに113円台に落ちて最後は前週末比-3.5銭の113.885円で引け、ドル以外の主要通貨も値下がりして引けた。
イエレンFRB議長の発言で3月利上げが確実視され、材料出尽くし感にドルは113円台に落ちたが、週末に雇用統計を控えている事もあってそれまでは揉み合い継続と見る。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月07日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■三菱ケミHD<4188>
系列がディスプレー用色材で有機ELに参入
■三菱電<6503>
演算量など30分の1にした画像認識向けAI開発
■東洋電<6505>
甲府の蓄電システムに300kWインバーター納入
■パナソニック<6752>
監視カメラ映像を高速転送する通信装置開発
■IHI<7013>
航空機部品生産にIoT活用でシャフト在庫削減
■トヨタ<7203>
低燃費化策で3気筒エンジンを投入
■東電力HD<9501>
EV活用事業案コンテストを実施
03月07日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月07日号
03月07日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
7日の東京株式市場は、方向感が出づらい相場展開か。
・・・続き
前日終値を挟んでこう着相場が続くと予想する
日経平均株価の予想レンジは、1万9200円-1万9500円を想定する。
新たな材料には乏しく上は期待しづらいが、円高一服は支えになりそうで下も限定的だろう。
6日の東証1部の売買代金は1兆7209億円と2月21日(1兆6540億円)以来、9日ぶりに2兆円の大台を割り込んだ。手掛かり材料難もあり、主力の大型株は手掛けづらいとみられ、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かいそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半と小動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比10円高の1万9370円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り510万株、買い660万株で、差し引き150万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、薬品、電機、建設、自動車、機械、商社、通信など。買いセクターに、ゴム、自動車、小売、その他製品、食品、薬品、銀行、電機など。
【好材料銘柄】
■PALTEK <7587>
2020年の東京五輪に向けた8K/4K映像機器の開発加速につながる映像機器開発プラットフォーム「Image CUBE2」を開発。また、ビデオ処理や機械学習、ビッグデータ分析などのワークロードを高速化するFPGAコンピューティングプラットフォーム「DATA BRICK」を開発。
■イマジニア <4644>
中国IT大手テンセントと組み、同国の人気漫画「兄に付ける薬はない!」をアニメ化。日中両国で放送・配信する。
■ベガコーポレーション <3542>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
【主な経済指標・スケジュール】
7(火)
【国内】
30年国債入札
《決算発表》
ガレージ、不二電機
【海外】
米1月貿易収支(22:30)
米1月消費者信用残高(3/8 5:00)
米3年国債入札
《米決算発表》
ブラウン・フォーマン、アーバン アウトフィッターズ、H&Rブロック
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月06日 【NY株/欧州株概況】
【市況】反落 ダウ51ドル安、地政学リスクを嫌気
・・・続き
6日のNYダウ工業株30種平均は反落した。終値は前週末比51ドル37セント安の2万0954ドル34セントだった。
北朝鮮によるミサイル発射を受けて投資家心理が悪化し、売りが先行した。最近の株価上昇が行き過ぎとの懸念や、トランプ政権が新たな移民規制策を発表したことで政策運営に対する警戒感も広がり軟調推移となったが、引けにかけて下げ幅を縮小した。
米連邦準備理事会(FRB)による早期利上げ観測を背景に上昇していた米国債利回りが、方向感無く推移したことも金融株への売りにつながった。米国への旅客需要が減少するとの警戒感からデルタ航空など航空株が軒並み売られたのも投資家心理を冷やした。
ナスダック総合株価指数も反落し、前週末比21.578ポイント安の5849.175で終えた。グーグルの持ち株会社アルファベットなど時価総額の大きい主力株の一角が売られ、指数を押し下げた。
セクター別では、エネルギーやメディアが上昇する一方で自動車・自動車部品や保険が下落した。
個別では、食肉メーカーのタイソンフーズ(TSN)は養鶏場で鳥インフルエンザウィルスが検出され、軟調推移。自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、傘下のドイツ子会社オペルと英子会社ボクスホールを仏同業のPSAグループに23億ドルで売却合意したものの、年金費用など最大45億ドルの追加費用の計上が明らかとなり、下落した。
米証券会社が目標株価を引き下げた小型カメラのゴープロ(GPRO)のほか、前週に新規株式公開(IPO)した写真・動画共有アプリのスナップも下げた。
一方、証券会社が投資判断を引き上げた動画配信のネットフリックス(NFLX)は上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,954.34−51.37
S&P500種
2,375.31−7.81
ナスダック
5,849.175−21.578
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は3日続落した。3月物は前週末比90円安の1万9370円で終え、大阪取引所の終値を10円上回った。
北朝鮮が6日に弾道ミサイルを発射したことを受け投資家心理が悪化。米株安と円高が進み売りを誘った。この日の3月物安値は1万9300円、高値は1万9515円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19370 ( +10 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19375 ( +15 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7350.12(-24.14)
FTSE100種総合株価指数は3営業日続落。前週末終値に比べ24.14ポイント安の7350.12で引けた。鉱業株の下げが指数を押し下げた。ただ、構成銘柄の半数以上は上昇した。
銅価格の下落を背景に、鉱業関連株が売られた。資源商社のグレンコアとアングロ・アメリカンの下げが目立った。石油のBPも安くなった。
半面、保険のスタンダード・ライフは5%超上昇した。英資産運用大手のアバディーン・アセット・マネジメントと合併することで合意したと発表したことが買い材料となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11958.40(-68.96)
ドイツ株式指数(DAX)は3営業日続落。終値は前週末比68.96ポイント安の11958.40だった。
新しい経営計画を発表したドイツ銀行が8%近く下落した。大規模増資で株式数が増え、1株当たりの価値が下がるとの懸念が広がったためだ。鉄鋼のティッセン・クルップと、半導体のインフィニオンテクノロジーズも下がった。一方で、電力のエーオンとミュンヘン再保険は上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4972.19(-22.94)
03月06日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
週明けの日経平均は軟調な展開。
・・・続き
ただ、下げたことよりも、東証一部の売買代金が極めて薄商いだったことの方が気がかりになる。
今週は、2月の雇用統計を見極めるまで様子見という地合いにもなりかねない。
明日、国内は材料が少ないため、米国株が早期利上げ観測の高まりを受けても堅調地合いが続くか、また、ドル円に動意が出るかといった外部要因の影響を大きく受ける可能性が高い。
足元の1万9300円どころは、今年強いサポートとなっている13週線(1万9304円、6日時点)が控える水準で、ここを割り込むことなく、切り返す動きが見られるかに注目したい。
チャートを見る限りはじり高歩調を維持しており下値は堅いが、上値も限られる変動率の低い相場が続きそうだ。
03月06日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、ジリ安。
・・・続き
[概況]
6日、東京時間の米ドル円は、上値の重たい展開となった。この日の米ドル円は、114.060円で寄り付きスタートするも、朝方伝わった「北朝鮮のミサイル発射報道」を受けてリスク回避の円買い優勢となった。
そのため、米ドル円は本日安値113.650円までジリ安の展開となった。ただ、前週末に注目されたイエレンFRB議長の講演で3月利上げ期待が非常に高まっているため、下値では買い拾われやすい展開となりそうか。
今週からブラック・アウト期間に突入し、材料探しのなかNY時間に米国の1月耐久財受注確報値(予想:前月比1.0% 前回:前月比1.8%)と製造業受注(予想:1.0% 前回:1.3%)の発表が予定されているため、好結果となれば米ドル買いの流れが強まるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月06日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=続落、90円安。薄商いのなか円高など嫌気
【大引け概況】
6日の日経平均株価は続落し、前週末比90円03銭安の1万9379円14銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
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前週末に続き、利益確定の売りが優勢となり日経平均株価は1万9400円台を割り込んで着地した。
前週末の米国株市場ではNYダウなど主要指数が反発に転じたものの上値が重く、外国為替市場で1ドル=113円台と円高・ドル安に推移し、輸出関連株に売りが優勢だった。
また、今週末に株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)算出を控え、持ち高調整の売りが出てファストリなどの値がさ株が下落、相場の重荷になった。
朝方は北朝鮮のミサイル発射が伝わり投資家心理を後退させる場面もあった。もっとも、全般に様子見ムードは強く、午後は下げ渋る動きとなった。
投資家が今後の相場が大きく動くと見込む場合に高まる日経平均ボラティリティー・インデックスは前週末比2.50ポイント(14.18%)低下の15.12となった。
先週末3日に米国でイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が講演し、3月の利上げを検討する意向を示した。市場では「3月の利上げがほぼ確定し、目先のイベントを警戒するリスク回避的なオプションの売買が一巡したのが要因になった」との声が出た。
東証1部の売買代金は概算で1兆7209億円と、2月21日以来の低水準だった。売買高は14億897万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は930と、全体の約4割を超えた。一方値上がりも916銘柄と4割を占め、変わらずは158銘柄だった。
JPX日経インデックス400は続落した。終値は前週末比36.76ポイント安の1万3918.68だった。東証株価指数(TOPIX)は続落し、3.15ポイント安の1554.90で終えた。
個別では、未払いの残業代を支給すると伝わったヤマトHDが大幅に下落。三井住友フィナンシャルグループが軟調、MS&ADや東京海上、SOMPOなど保険株も売られた。
ファーストリテイリングも売り込まれた、三越伊勢丹ホールディングスも冴えない。UACJが大きく売られ、SUMCOも下落した。タカラトミーなども値を下げた。
一方、銀行株では地銀の再編期待からコンコルディが上昇し、りそなHDも上がった。JFEや新日鉄住金など鉄鋼株の一角も買われた。北の達人コーポレーション、オルトプラスがストップ高となり、コロプラ、enishも大きく水準を切り上げた。
JPホールディングスが高く、リンクアンドモチベーションも物色人気を集めた。日本通信が買い優勢、ハーツユナイテッドグループ、KLabも上昇した。
東証2部株価指数は前週末比27.00ポイント高の5日続伸だった。値上がり銘柄数は237、値下がり銘柄数は189となった。
シャープと象印が上げ、Jトラストとが下げた。
個別では鈴縫工業、弘電社、井村屋グループ、カワニシホールディングスなど36銘柄が昨年来高値を更新。新華ホールディングス・リミテッド、東京コスモス電機、ヴィンクス、ノザワが買われた。
一方、Jトラスト、朝日インテク、川金ホールディングス、ヒラノテクシード、昭和ホールディングスが売られた。
03月06日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=17日続伸、中小型株に投資家からの買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は17日続伸した。終値は前週末比15円31銭高い3039円86銭となり、前週末3日に続き1991年7月3日以来、ほぼ25年8カ月ぶりの高値を付けた。3月期末の運用成績を意識した投資家からの買いが中小型株に入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で527億円、売買高は7710万株だった。値上がり銘柄数は356、値下がり銘柄数は270となった。
個別ではアミタホールディングス、ジェイ・エスコムホールディングス、太洋工業、ジャパンシステムがストップ高。第一建設工業、UTグループ、クエスト、ブロッコリーなど48銘柄は昨年来高値を更新。スーパーバリュー、AKIBAホールディングス、デジタルデザイン、IGポートが買われた。
一方、T&Cメディカルサイエンス、シャクリー・グローバル・グループが昨年来安値を更新。チヨダウーテ、ジェイホールディングス、安江工務店、ジェクシードが売られた。
03月06日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=11日続伸、新興市場への資金流入は継続
・・・続き
東証マザーズ指数は11日続伸した。2014年5月20日〜6月3日の連騰記録に並んだ。
東証1部市場が弱含みもみ合いとなるなか、新興市場への資金流入は継続した。
終値は前週末比6.60ポイント高い1080.45だった。値上がり銘柄数は123、値下がり銘柄数は99となった。
個別ではエムビーエス、トラストホールディングス、ITbook、チェンジがストップ高。Aimingは一時ストップ高と値を飛ばした。フルスピード、ユナイテッド、ファンデリー、フィル・カンパニーなど16銘柄は昨年来高値を更新。カナミックネットワーク、みんなのウェディング、キャリア、レントラックスが買われた。
一方、ユナイテッド&コレクティブ、JMC、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ビリングシステムが売られた。
03月06日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を3銘柄更新しました。
[5162]朝日ラバー
[5956]トーソー
[7955]クリナップ
03月06日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落。模様眺めムード、円安一服で売り優勢
6日午前の日経平均株価は続落し、前週末比98円70銭安の1万9370円47銭で前場を終えた。
・・・続き
下げ幅は一時、100円を超えた。
前週末の米国株市場でNYダウやナスダック指数など主要指数が反発したものの上値が重かったことや、足もと為替市場で円高含みに推移していることで、主力株中心に買い手控え感が強かった。
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長による講演があった前週末3日以降の外国為替市場で円相場が強含み、日本株の重荷となった。イエレン議長は3月中旬の会合で利上げを検討していると発言したが、市場参加者からは材料出尽くしと受け止められた。米金利の伸び悩みを受けて、東京株式市場では収益環境の改善期待が後退し、銀行や保険といった金融株が下げた。
国内外の機関投資家にポジション調整の売りが継続しているとの見方が出るなかで、押し目買い意欲も限定的だった。
北朝鮮による弾道ミサイル発射が伝わったことも投資家の慎重な姿勢を強めた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で7980億円、売買高は6億6293万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は911と、全体の約46%を占めた。値上がりは906、変わらずは181銘柄だった。
個別では、株式売り出しを発表した三井住友FGの下げが大きかった。ファーストリテイリングも値を下げた。ヤマトHD、三越伊勢丹ホールディングスと三井不は下落し、中部電と東ガスが下げた。UACJが大きく売られ、ソフトブレーンも利食われた。SUMCOの下げも目立つ。
一方、3日に新型ゲーム機を発売した任天堂の上げが目立った。新日鉄住金とJFEも上昇し、いすゞや東芝が上げた。リンクアンドモチベーションが物色人気となり、KLab、コロプラなども上昇した。
東証2部株価指数は前週末比10.59ポイント高の5749.42ポイントと5日続伸している。値上がり銘柄数は227、値下がり銘柄数は171となった。
個別では弘電社、井村屋グループ、ブルドックソース、メディアスホールディングスなど22銘柄が昨年来高値を更新。シャープ、新華ホールディングス・リミテッド、東京コスモス電機、ヒガシトゥエンティワン、アルチザネットワークスが買われた。
一方、森尾電機、Jトラスト、マーチャント、上村工業、ランドコンピュータが売られた。
03月06日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=17日続伸、中小型株を物色する流れが継続
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は17日続伸した。前引けは前週末比14円87銭高い3039円42銭となった。株式市場全体で中小型株を物色する流れが継続し、新興市場にも個人投資家の資金流入が続いた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で304億円、売買高は4543万株。値上がり銘柄数は341、値下がり銘柄数は254となった。
個別ではアミタホールディングス、ジェイ・エスコムホールディングス、ジャパンシステムがストップ高。第一建設工業、UTグループクエスト、ブロッコリーなど40銘柄は昨年来高値を更新。IGポート、デジタルデザイン、セグエグループ、アズジェント、スーパーバリューが買われた。
一方、T&Cメディカルサイエンス、シャクリー・グローバル・グループが昨年来安値を更新。ジェイホールディングス、チヨダウーテ、ピープル、GFが売られた。
03月06日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=17日続伸、中小型株を物色する流れが継続
・・・続き
東証マザーズ指数は11日続伸した。前引けは前週末比3.39ポイント高い1077.24だった。
値上がり銘柄数は120、値下がり銘柄数は99となった。
個別ではエムビーエス、ITbookがストップ高。フルスピード、ユナイテッド、クロス・マーケティンググループ、みんなのウェディングなど13銘柄は昨年来高値を更新。
日本スキー場開発、レントラックス、カナミックネットワーク、リアルコムが買われた。
一方、JMC、ユナイテッド&コレクティブ、パルマ、シンクロ・フード、ビリングシステムが売られた。
03月06日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時 軟調 円強含み警戒続く
[10時概況]
6日10時現在の日経平均株価は前週末比105円24銭安の1万9363円93銭で推移。
・・・続き
外国為替市場で円相場が1ドル=113円台後半と強含み、警戒した売りが続いている。JPX日経インデックス400と東証株価指数()も軟調な推移が続く。
朝方に北朝鮮の弾道ミサイル発射が伝わるなど不透明要因が増え、投資家は押し目買いに慎重な姿勢を強めている。市場では「円安・ドル高の一服を背景に、外国人投資家が一部で持ち高調整の売りを出しているのでは」との声があった。
株価指数先物に運用リスクを避ける目的の売りが出て、値がさ株の一角が裁定取引の解消に伴う売りに押されていることも日経平均を押し下げる要因となっている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4898億円、売買高は4億2240万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1073と、全体の約5割を占めた。値上がりは743、変わらずは176銘柄だった。
業種別では33業種中5業種が値上がり。1位は石油・石炭で、以下、その他製品、鉄鋼、情報・通信と続く。値下がり上位には保険、陸運、銀行が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は24.33円の押し下げでファストリがトップ。以下、ファナックが6.27円、日東電が6.12円、東エレクが4.94円と続いている。
プラス寄与度トップはKDDIで、日経平均を1.83円押し上げている。次いでトレンドが1.14円、コナミHDが1.14円、日産化が0.95円と続く。
個別では、三井住友FGは下げ幅を拡大。イオンやソニーも一段安となっている。一方、JXや新日鉄住金が上げ幅を広げた。三菱ケミHDやブリヂストンは上昇に転じている。
アース製薬は7期ぶりの最高益見通しなどに好感衰えず連日上場来の高値を更新。
東証2部株価指数は続伸した。シャープと川岸工が上げ、JトラストとフライトHDが下げた。
マザーズ銘柄で、ITbookが続急騰、値幅制限上限の100円高は630円まで買われる人気となった。官公庁や自治体中心にマイナンバー関連の受注が高水準、今後セキュリティー問題なども背景に同分野のシステム開発に展開する同社の存在感が浮き彫りとなっている。
225先物はナティクス・ソジェン・アムロ・HSBC・パリバ・モルスタが買い越し。
メリル・JP・GS・みずほ・シティ・野村・日興が売り越し。
TOPIX先物はパリバ・大和・三菱・バークレイズ・野村・JP・メリルが買い越し・。
GS・シティ・ナティクス・アムロ・モルスタ・クレディが売り越し。
外資系等はルネサス(6723)、テクマト(3762)、カルナバイオ(4572)、日セラ(6929)、シークス(7613)、ファンコミ(2461)、キリン(2503)に注目。
テクニカル的には、住石(1514)、巴(1921)、太平電(1968)、日ハム(2282)、イフジ(2924)、ラクーン(3031)、アルコニックス(3036)、ボルテージ(3639)、enish(3667)、保土谷(4112)、ISID(4812)、住友鉱(5713)、アピスト(6087)、東芝機械(6104)、ダイフク(6383)、日トムソン(6480)、芝浦メカ(6590)、じもと(7161)、ホンダ(7267)、新家工(7305)、コナカ(7494)、日写(7915)、ヴィア(7918)、関電(9503)、イノテック(9880)、アルテック(9972)が動兆。
03月06日 カタリストコメント
「薄っぺら」
週末のNY株式市場は反発。
市場の大きかった材料はイエレン議長の講演内容。
・・・続き
「雇用をめぐる指標とインフレが力強さを維持すればFRBは今月の会合で利上げを決定する」。
FRBが3月会合で利上げを決定する確率は約85%.
週初の30%近辺から大きく上昇。
金利上昇トレンドを受けて金融セクターが上昇した。
市場では「力強く成長している時は株式相場は利上げがあっても対応できる」という楽観的な見方が広がっている。
週足ではダウは0.9%、NASDAQは0.4%上昇。
NASDAQとS&P500は6週連続の上昇となった。
債券市場では2年債利回りが一時、2009年8月以来の高水準を記録。
10年債利回りが2.507%、7年債利回りが2.347%。
いずれも2月15日以来の高水準をつける場面があった。
ただドルは対円では114円を割り込んだ。
「足元で米利上げ観測はすでに高まっており最近のドル高を受けて一部で利益確定の売りが出た」との解釈。
メキシコペソは対ドルで約4カ月ぶり高値に上昇。
ロス米商務長官がメキシコと米国は双方が恩恵を受ける通商条約を結ぶことが可能だと発言したことが背景。
週末の日経平均株価は4日ぶりの反落。
「高値を抜け切れなかった徒労感があった」との声も聞こえる。
大発会から立会いは42日で21勝21敗と五分五分。
高値での気迷い商状とはいいながら下値は着実に切り上げている。
週間では約185円の上昇。
週足は2週連続で陽線。
米金利動向についての観測の声が大きくなってきた。
「バッドシナリオでも前半に一時的な円高、グッドシナリオなら円安加速。
日本株にはおおむねポジティブ」という見方が主流だろう。
シカゴ225先物終値は大証比10円安の19460円。
空売り比率は39%まで上昇したからそろそろ低下に向かおうか。
週末のメジャーSQと米雇用統計。
FOMCでの利上げ観測と苦労しながら材料を見つけてくる株式市場。
荒れるSQ週ならば週半ばの大幅高に期待したいところだ。
公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の10〜12月期の運用実績。
10兆4973億円の黒字だった。
黒字は2四半期連続。
2001年度以降、四半期ベースの運用益としては過去最高となった。
背景は米トランプ政権に対する政策期待などによる円安・株高の進行。
2016年末時点の運用資産は144兆9038億円。
10〜12月期の運用利回りはプラス7.98%。
運用資産は昨年9月末(132751億円)を上回った。
国内株式は4兆6083億円の黒字、外国株式が4兆8213億円の黒字。
運用益は拡大。
債券よさようなら、株式よコンニチワは正解だったことになる。
週末の日経新聞の題字が横書きになった。
おまけに日曜版の全32ページの中は16ページがほぼ広告。
残りの16ページのうち6ページ位全面広告でラテ欄も連載小説もある。
となると実質は9ページ程度。
まさに新聞の本質を具体化して見せてくれたことになる。
ただ日曜とはいえ実質2枚でしかない新聞。
これってクオリティがあるのだろうか。
まさか記者のプレミアムサタデー結果ではないと思うが・・・。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ブレインP(3655)・・・動兆
ブレインパッドに注目する。
同社は企業データを分析し販促に活用するデータマイニングが中核。
ドローン使った空撮画像処理。
食品工場での不良品検知の画像解析支援。
TSUTAYAのECサイトで販促支援ソフト採用。
など期待材料満載。
AI関連の一角だ。
リバウンド期待。
(兜町カタリスト櫻井)
03月06日 為替市況コメント
【為替】今週の注目は9日のECB理事会と10日の米雇用統計か
・・・続き
[概況]
先週末はイエレンFRB議長が講演で「経済が予想通りなら3月利上げは適切」と発言した事に反応して、ドルは当日高値114.760円まで上昇したが、”知ったら終い”と言った感じでドルは113円台に落ちるまで下落した。
しかしドルはこれで天井を打ったとは言えず、雇用統計次第では未だ上値が期待出来そうだ。
今週の米経済指標は6日(月)1月製造業受注指数、7日1月貿易収支、8日(水)MBA住宅ローン申請件数、2月ADP雇用統計、第4四半期非農業部門労働生産性指数、9日(木)2月輸入価格指数、新規失業保険申請件数、10日(金)2月雇用統計、2月財政収支、などが発表予定となっている。
また9日にはECB政策金利とドラギECB総裁の会見が予定されており、ECBの緩和政策が引き締めに向かうのかどうか、また仏大統領選で先週末の世論調査の結果(EU残留派のマクロン氏が優勢)が継続するかどうかも注目される。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月06日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■クラレ<3405>
LED照射範囲1.5倍にできる新部材開発
■多木化<4025>
体への負担少ない軟骨再生治療を開発
■日触媒<4114>
酸化グラフェン系材料の量産に成功
■UACJ<5741>
公募などで560億円調達しタイ工場増強
■日ピストン<6461>
中国・米国でバルブシート生産増強
■三菱電<6503>
IoT人材を100人規模で育成
■明電舎<6508>
アジアで鉄道用電力設備の受注強化
■極東開<7226>
都市鉱山など向け新型ごみ収集車開発
■凸版印<7911>
ブラインド用途で使える電子看板発売
03月06日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月06日号
03月06日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
6日の東京株式市場は、上値が重い展開か。
・・・続き
先週末の終値水準での攻防になりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万9300円-1万9600円を想定する。
前週末の米国株式は、イエレンFRB議長の3月利上げを示唆する発言があったものの反応は限られた。手掛かり材料に乏しいなかで、個別株物色が中心になりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円前後と円高方向にある。引き続き、為替動向に対して神経質な展開になりそう。
週末の米雇用統計のほか、メジャーSQを控えていることもあり、手がけづらい状況でもある。ただ、3月の利上げ確率が高まるなか、下値の堅さは意識されそうだ。
下値は13週線が支持線となり、煮詰まり感が台頭している。まずは13週線を支持線とした形でもち合いを明確に上放れてくるかを見極めたいところだろう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比10円安の1万9460円。
【好材料銘柄】
■KLab <3656>
リズムアクションゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の先行試遊会を「AnimeJapan 2017」で開催する。
■スカラ <4845>
ソフトブレーン <4779> 株式を追加取得。持株比率が50.23%に上昇し、日本会計基準上の子会社となった。
■ブロッコリー <2706>
KLab <3656> と共同開発するスマホ向けリズムアクションゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の先行試遊会を、日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2017」で開催する。
■日本スキー場開発 <6040>
上期経常が56倍増益で着地・11-1月期も86%増益。
■太洋工業 <6663>
スマートウエア向けテキスタイルFPC(フレキシブルプリント配線板)の開発進捗を報告。あらかじめ金属回路を形成した後で簡便に布に貼付可能な手法を開発。市販の様々な衣服に金属回路を形成することが可能となった。
【主な経済指標・スケジュール】
6(月)
【国内】
《決算発表》
日ハウスHD、学情、DyDo、フジコーポ、ピジョン
【海外】
米1月製造業受注(3/7 0:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月04日 マーケットコメント
03月04日 為替市況コメント
【為替】米ドル/円、イエレンFRB議長講演後に乱高下する展開。
・・・続き
[概況]
3日の欧米外国為替市場において、米ドル/円はイエレンFRB議長講演後に乱高下する展開となった。欧州外国為替市場序盤からイエレンFRB議長講演待ちムードの中、米ドル/円は114円台半ばでの推移が続いた。
NY時間に入り注目されていた講演内容だが「経済が予想通りなら3月利上げは適切」伝わり、ここ最近高まっていた利上げ期待を追認する内容となったことで、米ドル買いが強まり、米ドル/円は一時114.760円まで上昇する場面が見られた。
しかし講演の内容自体は事前にかなり織り込んでいたこともあり、一転してドル売り優勢となり断続的に米ドルが売られ、米ドル/円は113円台へと下落する格好となった。
本日の講演内容から市場では3月の利上げはほぼ確実視されているが、「経済が予想通りなら」と述べたことからも今後は来週に控えている米雇用統計に注目が集まるだろう。米ドル/円は113.920円で今週の取引を終えている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月04日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月04日号
03月03日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ小反発し2ドル高 FRB議長講演受け金融株上昇も上値の重い展開
・・・続き
3日のNY工業株30種平均は前日比2ドル74セント高の2万1005ドル71セントで終えた。原油相場の上昇が好感され、買いが先行。その後は、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が講演し、3月中の利上げを検討する方針を明言した。金利上昇に伴う利ざや拡大期待から金融銘柄が買われ、相場を支えた。もっとも、相場上昇が急速に進んだ後とあって目先の利益を確定する目的の売りも出て、上値は重かった。
イエレン議長は14〜15日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げする可能性に言及した。
先行きの金利上昇で、預貸利ざや拡大に伴い収益力が増すとの期待からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株が上昇し、指数を押し上げた。
3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した2月の非製造業景況感指数は57.6と2015年10月以来の水準に上昇した。製造業景況感指数も改善しており、米景気拡大への期待が相場を支えた面もあった。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比9.531ポイント高の5870.753で終えた。S&P500種株価指数も反発した。
セクター別では、運輸や銀行が上昇する一方で食品・生活必需品小売や耐久消費財・アパレルが下落した。
個別銘柄では、建設機械のキャタピラーが上昇。米内国歳入庁(IRS)など連邦当局による捜査の報道で前日に大きく下げたが、押し目買いが入った。製薬のメルクやアップルも上昇した。
前日に新規株式公開(IPO)した写真共有アプリ「スナップチャット」を手掛けるスナップ(SNAP)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受けたが、上昇。
CATV大手コムキャスト傘下のNBCユニバーサルがIPO時に5億ドルを投資したと伝わり、買いを呼び込んだ面があった。旅行予約サイトのエクスペディア(EXPE)はシティグループによる投資判断引き上げを受け、買われた。
一方、会員制卸売のコストコ・ホールセール(COST)は決算内容が嫌気され、下落。スーパーマーケットのクローガー(KR)はゴールドマン・サックスによる買い推奨リストから除外され、軟調推移となった。
スポーツ用品のナイキや小売りのウォルマート・ストアーズ、石油のエクソンモービル、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などが下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,005.71+2.74
S&P500種
2,383.12+1.20
ナスダック
5,870.753+9.531
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続落した。3月物は前日比95円安の1万9460円で引け、3日の大阪取引所の終値を10円下回った。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が3日の講演で月内の利上げを検討すると明言した。もっとも、利上げは市場に織り込み済みとの見方から外国為替市場で円高が進み、日経平均先物に売りが強まった。この日の3月物安値は1万9390円、高値は1万9590円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19460 ( -10 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19470 ( 0 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は小幅続落。前日終値に比べ8.09ポイント安の7374.26で引けた。広告のWPPグループの下げが指数を押し下げるなか、構成銘柄の約7割が下落した。
WPPグループは8%近く下がった。厳しい市場環境を理由に今年の売上高見通しを引き下げたことが響いた。ブリティッシュ・アメリカン・タバコなどたばこ株も安くなった。
セインズベリーなどスーパーマーケット株と、パーシモンなど住宅建設株も下がった。
半面、アストラゼネカやシャイアーなど医薬品株は買われた。バークレイズなど銀行株と、オールド・ミューチュアルなど保険株も上がった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比32.21ポイント安の12027.36だった。
ドイツ取引所と工業用ガスのリンデ、ドイツ銀行が売られた。一方で、コメルツ銀行と電力のRWE、医薬・農薬大手のバイエルは上昇した。
03月03日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は堅調な展開となった。
円高進行で日経平均が1万9000円を割り込む場面もあったが、トランプ大統領の議会演説では、インフラや防衛重視の姿勢を改めて示した。また、早期利上げに前向きな米国要人の発言が相次いだことなどから持ち直した。NYダウ平均の連騰記録は12で止まったが、一息入れて300ドル超上昇するなど買いの勢いは衰えず、米国の3月利上げ意識で円安も進んだことから、日経平均は2週連続の上昇となって、取引時間中(ザラバ)の昨年来高値を2カ月ぶりに更新した。
週間では約185円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
【来週の相場展望】
来週は堅調展開か。
今晩のイエレンFRB議長などの講演に対する反応で左右されるところは大きい。
3月利上げを確実視させるような発言が出れば、ドル円は115円台乗せも期待できる。
含みを残す程度であればいったん円高に振れるとは考えるが、週末には米雇用統計を控えていることから3月利上げの可能性は払しょくしづらい。
米国株は調整の可能性があるが、その場合には円安が進む可能性が高く、ネガティブ影響は限定的と考える。
来週は日米中で重要な経済指標が多く発表されるほか、ECB理事会も予定されており、マクロ面での刺激材料も多い。米国の大幅減税に対する期待も引き続き相場を下支えし、リスク・オンの様相が強まると予想する。
チャートでも、週間形状では1万9500円処が抵抗となる一方で、下値は13週線が支持線として機能する格好となっている。まずは13週線を支持線とした形でもち合いを明確に上放れてくるかを見極めたいところ。
03月03日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は114円台前半を推移し反落。
・・・続き
[概況]
3日、東京外国為替市場の米ドル円は一時114.060円まで下落し、反落となった。米長期国債利回りが2.47%付近まで下落していることや、週末におけるポジション調整売りなどから、米ドル円は114円台前半で上値が重い展開となっている。
この後、米国時間では2月米ISM非製造業景況指数(総合)(予想:56.5 前回:56.5)など米経済指標発表のほか、フィッシャー米FRB副議長とイエレン米FRB議長の講演が予定されている。
3月米FOMCを控え、ブラックアウトルール適用期間直前の講演であり注目が集まりそうか。直近ではFRB高官が相次ぎ早期米利上げを示唆していることから、この後の同公演においても3月米利上げが示唆されるかどうかが焦点となりそうか。
仮に3月米利上げが強く示唆された場合、米ドル円は再び115円台を目指す可能性も考えられそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月03日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=4日ぶり反落。95円安、米株安、円安一服で利益確定売り
【大引け概況】
3日の日経平均株価は反落し、前日比95円63銭安の1万9469円17銭で終えた。
・・・続き
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前日の米国株市場ではNYダウが112ドル安と反落するなど利食いの動きが表面化した。
外国為替市場での円安一服を受け、主力株を中心に売りが優勢だった。
前日までの3日続伸で短期的な過熱感が意識され、利益確定目的の売りを促した。午後は株価指数先物に断続的な売りが出て、下げ幅を170円超まで拡大する場面があった。
日銀による株価指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れの観測が聞かれなかったことや、米国時間3日にイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えることも午後の下げ幅拡大につながった。ただ、市場では「講演は米利上げを確認する内容になるとの見方が多く、来週以降の円高・株安への懸念は強くない」との声も聞かれ、取引終了にかけては押し目買いで下げ渋った。
JPX日経インデックス400は4日ぶりに反落し、終値は前日比68.30ポイント安の1万3955.44だった。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反落し、6.64ポイント安の1558.05で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆1856億円。売買高は17億1745万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1256と、全体の約6割を占めた。値上がりは617、変わらずは130銘柄だった。
個別では、2月の月次業績で受注減が嫌気された大東建は大幅安となった。原油先物相場の下落を受け、国際石開帝石が売られた。ソフトバンクグループが軟調、SUMCO、関東電化工業が大幅安、信越化学工業なども値を下げた。京セラや日東電も下げた。
一方、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を発売した任天堂は逆行高となった。ファストリが買われ、日経平均を下支えした。SMC、関西電の上げも目立った。
JR九州も買いが優勢だった。ソフトブレーンが活況高。保土谷化学工業が物色人気で大幅高となったほか、ヤマシンフィルタも値を飛ばした。
東証2部株価指数は前日比4.55ポイント高の5738.83ポイントと4日続伸した。
値上がり銘柄数は183、値下がり銘柄数は222となった。
個別では、弘電社、ソルコム、井村屋グループ、カワニシホールディングスなど28銘柄が昨年来高値を更新。シャープ、新華ホールディングス・リミテッド、川岸工業、ASTI、上村工業が買われた。
一方、キタムラが昨年来安値を更新。森尾電機、三井金属エンジニアリング、ランドコンピュータ、ウインテストが売られた。
03月03日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=16日続伸、利益確定で大引けは伸び悩み
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら16日続伸した。
終値は前日比8円28銭高い3024円55銭となり、連日で1991年7月3日以来、25年8カ月ぶりの高値を付けた。16日続伸は、2010年12月以来の長さ。為替相場の円安一服を受け東証1部の主力株が総じて軟調な展開となる中、新興市場の中小型株に機関投資家や個人投資家の資金が向かった。ただ、週末にあたり利益を確定する動きもあり、大引けにかけては伸び悩んだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で448億円、売買高は7744万株だった。
値上がり銘柄数は292、値下がり銘柄数は321となった。
個別ではジェイ・エスコムホールディングス、GFA、ジャパンシステムがストップ高。アンドール、チヨダウーテは一時ストップ高と値を飛ばした。
オーテック、第一建設工業、UTグループなど38銘柄は昨年来高値を更新。デュアルタップ、アズジェント、アスコット、ジェクシードが買われた。
一方、T&Cメディカルサイエンス、シャクリー・グローバル・グループが昨年来安値を更新。ジューテックホールディングス、野村マイクロ・サイエンス、アエリア、ナガオカが売られた。
03月03日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=10日続伸、指数は上げ幅を縮小
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅ながら10日続伸した。終値は前日比2.77ポイント高1073.85だった。10日続伸は14年6月以来の長さ。
週末らしく後場は手じまい売りに押される展開で指数は上げ幅を縮小させた。
値上がり銘柄数は100、値下がり銘柄数は118となった。
個別ではエムビーエス、ビリングシステム、ACCESSがストップ高。フルスピード、ペッパーフードサービス、トラストホールディングス、データホライゾンなど14銘柄は昨年来高値を更新。マルマエ、グレイステクノロジー、リアルコム、Aimingが買われた。
一方、ジーエヌアイやそーせい、みんなのウェディング、サイバーステップ、オウチーノ、アライドアーキテクツが売られた。
03月03日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を3銘柄更新しました。
[9179]川崎近海汽船
[9368]キムラユニティー
[7942]JSP
03月03日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は下落幅が拡大
・・・続き
3日後場寄り付きの日経平均株価は前日比56円42銭安の1万9508円38銭で寄り付いた。日経平均株価の下落幅が拡大している。
外国為替市場では、1ドル=114円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な展開となっている。
前場、日経平均、TOPIXいずれもマイナスで終えている。日銀のETF買い入れによる需給の下支えが意識されやすく、指数インパクトの大きい値がさ株の動向も注目されよう。
1万9500円を上回ってのこう着状態、これまでのもち合いレンジの上限が支持線として機能する格好である。小幅安ではあるが、センチメントは悪くないと考える。
一方、東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均が続伸、中小型の新興株を物色する動きが強まっている。
ランチバスケットは18件、333.18億円。
差引き90億円の売り越しとの観測。
03月03日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=利益確定売り優勢で小幅反落、円安一服で
3日午前の日経平均株価は反落し、前日比27円22銭安の1万9537円58銭で前場を終えた。
・・・続き
前日の米国株市場で主要指数が総じて安かったことを受け利益確定売りムードとなったが、朝方はドル円相場が1ドル=114円台前半と円安水準で推移していたこともあり、日経平均の下げは小幅にとどまった。
株式相場を下支えしていた円安基調の弱まりも、投資家を慎重姿勢に傾けた。
一時上げに転じた。買いが先行して始まった自動車などの輸出関連株は、トヨタが下げに転じるなど海外収益の改善期待が後退して伸び悩んだ。
日経平均は前日までの3日間の累計で457円上昇していたため、週末を控えた手じまい売りも出やすかった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9299億円、売買高は7億6005万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1021と、全体の5割を超えた。値上がりは795、変わらずは182銘柄だった。
個別では、原油安を受けて資源開発の国際石開帝石は大幅に下落した。2月の受注が減ったと発表した大東建の下げも目立った。東芝とコマツも下落し、JR西日本とJR東海が下がった。ソフトバンクグループが冴えず、コマツも安い。SUMCO、セガサミーホールディングスなどの下げも目立つ。
一方、新型ゲーム機をきょう発売した任天堂は大幅高となり、国内既存売上高が3カ月ぶりに増えたファストリも上げた。いすゞとスズキは年初来高値を付けた。
ソニーが堅調、JR九州もしっかり。三井金属が買い優勢となり、ソフトブレーンは大幅高で値上がりトップとなった。保土谷化学工業も買われた。
東証2部株価指数はと4日続伸した。
値上がり銘柄数は187、値下がり銘柄数は197となった。
個別では井村屋グループ、カワニシホールディングス、マーチャント・バンカーズ、オーウイル、森下仁丹など18銘柄が昨年来高値を更新。新華ホールディングス・リミテッド、アピックヤマダ、ASTIが買われた。
一方、キタムラが昨年来安値を更新。森尾電機、三井金属エンジニアリング、FDK、ロックペイントが売られた。
03月03日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=16日続伸、中小型を物色する動き根強い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前の終値は前日比12円01銭高い3028円28銭となった。
大型株が米国株や為替相場の動向を背景に軟調に推移する中、中小型の新興株を物色する動きが強まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で254億円、売買高は4718万株。
値上がり銘柄数は329、値下がり銘柄数は241となった。
個別では、チヨダウーテ、GFAがストップ高。アンドールは一時ストップ高と値を飛ばした。オーテック、第一建設工業、UTグループ、クエストなど32銘柄は昨年来高値を更新。デュアルタップ、ぱど、ジェクシード、アズジェントが買われた。
一方、T&Cメディカルサイエンスが昨年来安値を更新。ジューテックホールディングス、ジェイホールディングス、大谷工業、野村マイクロ・サイエンス、アエリアが売られた。
03月03日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=10日続伸、新興株を物色する動き
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比5.31ポイント高い1076.39だった。
値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は91となった。
個別ではACCESSがストップ高。エムビーエス、フルスピード、ペッパーフードサービス、データホライゾン、ラクスなど10銘柄は昨年来高値を更新。マルマエ、グレイステクノロジー<6541>、アカツキ、ダブルスタンダードが買われた。
一方、そーせいやモバファク、ユナイテッド&コレクティブ、オウチーノ、リネットジャパングループ、Gunosy、イードが売られた。
03月03日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時 23円安、利益確定売りが優勢
[10時概況]
3日10時現在の日経平均株価は前日比23円28銭安の1万9541円52銭で推移している。
・・・続き
前日までの大幅に上昇していたなか、2日の米株式相場の下落をきっかけにした利益確定目的の売りが優勢となっている。
原油先物相場の下落で石油や鉱業など資源株が軟調。一方、外国為替市場で円相場が1ドル=114円台前半と引き続き円安水準で推移していることは相場全体の下支え要因だ。採算改善に期待する買いが自動車などの輸出株の一角に入っており、いすゞやスズキは昨年来高値を付けた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も安い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5548億円、売買高は4億6766株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1063と、全体の5割を超えた。値上がりは746、変わらずは182銘柄だった。
業種別では33業種中9業種が値上がり。1位はその他製品で、以下、海運、水産・農林、電気・ガスと続く。値下がり上位には鉱業、石油・石炭、建設が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は7円の押し下げで京セラ がトップ。以下、ソフトバンクが6.62円、日東電が5.09円、ファナックが3.99円、東エレクが3.42円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を36.12円押し上げている。次いでKDDIが3.31円、中外薬が2.28円、テルモが2.28円と続く。
個別では、JR西日本やJR東海は下げ幅を拡大。大東建や国際石開帝石も日中の安値圏で推移している。
一方、ファストリやユニチャームは上げ幅を広げた。キリンHDや明治HDなどの食料品株が堅調で、ヨーグルトを初めて海外で販売すると発表した森永乳が昨年来高値を更新した。花王と任天堂も一段高となっている。任天堂が反発。この日、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が発売となったことから、滑り出し好調を期待した買いが入っているようだ。
東証2部株価指数は続伸している。シャープとマーチャントが上げ、Jトラストと森尾電が下げた。
225先物はGS・ナティクス・シティ・アムロ・HSBC・バークレイズが買い越し。
ソジェン・みずほ・メリル・JP・野村・クレディ・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・三菱・シティ・バークレイズ・日興・アムロ・クレディが買い越し。
ソジェン・GS・・みずほ・メリル・モルスタが売り越し。
外資系等は三井金(5706)、サントリーBF(2587)、海上(8766)、MS&AD(8725)、SONPO(8630)、T&D(8795)、ディップ(2379)、Jフロント(3086)、トレンド(4704)、神戸物産(3038)、希元素(4082)、ソニーFH(8729)、SMC(6273)に注目。
テクニカル的には、西松(1820)、三井H(1868)、日ハウス(1873)、NESIC(1973)、日清粉(2002)、IKK(2198)、丸大(2288)、アウオソ(2427)、ウェルネット(2428)、カワチ薬(2664)、JPHD(2749)、ハウス食(2810)、バイタル(3151)、アルファ(3434)、コロプラ(3668)オルトプラス(3672)、クレハ(4023)、日化薬(4272)、大日住薬(4506)、鳥居薬(4551)、第一三共(4568)、アルプス技(4641)、洋ゴム(5105)、太平洋セ(5233)、東海カ(5301)、TYK(5363)、洋鋼板(5453)、山特鋼(5453)、大平金(5541)、三井金(5406)、アルインコ(5933)、DMG森(6141)、ディスコ(6146)、小森(6349)、酒井重(6358)、日精工(6471)、ジェイテクト(6473)、ミネベアミツミ(6479)、ワコム(6727)、日信号(6741)、ソニー(6758)、池上通信(6771)、ヨコオ(6800)、スタンレー(6923)、ローム(6963)、ホトニクス(6965)、東海理化(6995)、ぬぶき(7167)、いすゞ(7202)、日信工(7230)、プレス工(7246)、スズキ(7269)、TSテック(7313)、コーナン(7516)、黒田電(7517)、サイゼリア(7581)、オリンパ(7733)、図書印(7913)、丸紅(8002)、豊田通商(8015)、ツカモト(8025)、すてき(8089)、千趣会(8165)、日ガス(8174)、日証金(8511)、ジャフコ(8595)、野村(8604)、丸三(8613)、第一生命(8750)、T&D(8795)、平和不(8803)、フジ住宅(8860)、サンフロンティア(8934)、グランディ(8999)、東武(9001)、三菱倉(9301)、ゼンリン(9474)、コナミ(9766)、関西スパ(9919)、プレナス(9945)が動兆。
03月03日 カタリストコメント
「場合によっては4日続伸も」
NY株式市場は3指数そろって反落。
金融セクターとキャタピラーが足をひっぱった格好。
・・・続き
前日に史上最高値を更新したことの反動もあろうか。
もっとも3月の利上げ観測の強まりは継続。
3月利上げの確率は79.7%と、前日の66.4%から上昇。
2年債利回りは一時1.340%と、2009年8月以来の水準に上昇。
10年国債利回りは2.505%と約2週間ぶりの高水準となった。
ドル円は114円台半ばとドル高円安傾向となっている。
もっとも株価は反落したとはいえVIX(恐怖)指数は11.90と低下。
3カ月先の変動を示すVXV指数は14.82と低下。
オプション市場は株価の大幅下落の可能性は織り込んでいないことになる。
WTI原油先物と金価格は3日続落。
市場の焦点は今夜のFRBのイエレン議長、フィッシャー副議長の講演となっている。
1月5日につけた昨年来高値を更新した日経平均株価。
安値引けになったところが残念ながら今日のNY株式への警戒を表現していたともいえる。
19500円台を上回っていることは2万円ラリー継続と考えられる。
19100円〜19500円のレンジは抜けた。
19500〜2万円というレンジに移行したと考えたいところだ。
シカゴ225先物はNYの下落の割には小動きで大証日中比65円安の19555円。
ドル円の114円台を背景に下げ渋っている。
25日移動平均からのかい離はプラス1.8%。
サイコロは6勝6敗で50%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方はマイナス12.865%。
買い方はマイナス3.592%まで好転してきた。
2015年6月24日のマイナス1.639%まで望めそうな印象だ。
空売り比率は35.6%、日経VIは17.55まで低下。
日経平均採用銘柄のPERは16.18倍。
EPSは1209円とかすかに増加。
マイナス展開は予測されるが小幅反落での週末となろうか。
場合によっては今年初の4日続伸の可能性もあるとみる。
昨日まで東証マザーズは9日続伸、日経ジャスダック平均は15日続伸。
東証2部指数は3日続伸。
スケジュールを見てみると・・・
3日(金):有効求人倍率、消費者物価指数、米ISM非製造業
週末:自民党大会、中国全人代開幕
6日(月):米製造業受注
7日(火):米貿易収支
8日(水):10〜12月GDP改定値、国際収支、景気動向指数、米ADP雇用レポート、中国貿易収支
9日(木):マネーストック、都心オフィス空室率、米輸入物価、EU首脳会議、ECB理事会、中国消費者・生産者物価
10日(金):法人企業景気予測調査、企業物価指数、メジャーSQ、米雇用統計、財政収支
【3月】
3日(金)金星逆行開始
5日 (日)自民党大会
7日(火)変化日
9日(木)ECB理事会、EU首脳会議
10日(金)メジャーSQ
12日(日)満月
13日(月)変化日
14日 (火)米FOMC(〜15日)
15日(水)日銀金融政策決定会合(〜16日)
16日(木)米連邦債務上限適用再開
17日(金)変化日
24日(金)変化日
26日(日)欧州サマータイム開始、香港特別行政区長官選挙
28日(火)3月権利付き最終日
30日(木)変化日
3月中
英国は3月末までのEUへ離脱通告
広島空港民営化基本方針策定
任天堂の「ニンテンドースイッチ」発売
野球のWBC開幕
360度シアター「IHIステージアラウンド東京」が豊洲に開業
英国の客船クイーン・エリザベスが神戸発着ツアー開催
銀座ソニービルが閉館予定
オランダ議会選挙(15日まで)
NYダウは112ドル安の21002ドルと反落。
NASDAQは42ポイント安の5861ポイント。
S&P500は14ポイント安の2381ポイント。
ダウ輸送株指数は154ポイント安の9439ポイント。
3市場の売買高は74億株。
CME円建ては大証比65円安の19555円。
ドル建ては55ポイント安の19565ポイント。
大証夜間取引は日中比50円安の19570円。
ドル円は114.38円。
10年国債利回りは2.483%。
非公式外資系動向は売り500万株/買い480万株。
12日ぶりの売り越し。
金額ベースは14億円の売り越し(8日ぶり)。
売りは自動車・精密・銀行・化学セクターなど。
買いは通信・化学・不動産・電機・食品・小売セクターなど。
売買交錯はその他製品・サービス・小売セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
デファクトスタンダード(3545)・・・動兆
デファクトスタンダードに注目する。
同社はインターネットによるリユース衣料品、装飾品の買い取り・販売が中核。
「セカンド」というコンセプトで取り扱う商品の目標は明確だ。
「ブランディア」サイトが順調に拡大。
在宅ワーカーへの業務委託拡大はクラウド関連でもある。
東京平和島の倉庫街にある本社を訪れると日本の経済や産業の息吹を感じる。
(1580円)
(兜町カタリスト櫻井)
03月03日 為替市況コメント
【為替】NY株式市場は反落したが、ドルは3月利上げ期待の高まりに続伸
・・・続き
[概況]
東京市場朝方に114円台に乗せたドルは其の後114円を挟んだ動きとなり、NY市場で発表された新規失業保険申請件数の予想を上回る減少に上値を伸ばしてNY市場序盤に114円台半ばを超えた。
NY株式市場は反落して始まり、ドルも一旦114円台前半に落ちたが直ぐに値を戻し、終盤には当日高値114.600円まで上昇して、最後も前日比+67銭高の114.405円と114円台に乗せて引ける続伸となった。
複数の地区連銀総裁が利上げに前向きな発言を行ってから市場には3月利上げの見方が増え、ドルは115円を目指す流れが出たと見られる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月03日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月03日号
03月03日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■大成建<1801>
鉄筋コンクリート構造物のひび割れ幅を低減する技術開発
■CTC<4739>
治験開始前の計画立案支援するクラウドサービス開始
■三菱ケミHD<4188>
傘下が殺菌剤のピリチオン誘導体で抗菌分野の需要開拓
■古河電<5801>
電子部品やレーダーなど次世代車向け製品を拡販へ
■三菱電<6503>
欧州にパワー半導体の技術マーケティング拠点開設
■東芝テック<6588>
AI活用したデータ解析ベンチャーに1.2億円出資
03月03日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月03日号
03月03日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
3日の東京株式市場は、堅調な展開か。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、1万9400円-1万9700円を想定する。
昨日1万9500円を上回り年初来高値も更新したことで、下値では買いが入りやすく、小じっかりの推移を予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の半ばと円安に振れている。米国の金利上昇を受け、対ドルで円安の動きとなっていることから、引き続き輸出関連株への見直しが進むこともありそう。
2日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比65円安の1万9555円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り500万株、買い480万株で、差し引き20万株の売り越し。売り越しは12営業日ぶり。金額も売り越し。売りセクターに、小売、自動車、精密、銀行、サービス、化学、その他製品など。買いセクターに、その他製品、通信、サービス、化学、不動産、電機、食品、小売など。
【好材料銘柄】
■ジェイ・エスコムホールディングス <3779>
東京テレビランドの通信販売事業の一部を譲受。今夏に延期したライセンス商品の企画販売とオンラインショップの展開を早期に進める。
■スリー・ディー・マトリックス <7777>
次世代止血剤として開発を進めている新規自己組織化ペプチド配列「PM03」の組織閉塞剤としての特許を欧州で取得。
■ビリングシステム <3623>
イオンディライト <9787> と開発協力し、シンクライアント型決済リーダーソリューションを、電子マネー「WAON」に対応した飲料自動販売機に導入。シンクライアント型決済は決済処理やセキュリティ主要機能をクラウドセンターに集約することで、高いセキュリティと優れた拡張性を実現する決済方式。
【主な経済指標・スケジュール】
3(金)
【国内】
1月労働力調査・有効求人倍率(8:30)
1月消費者物価指数(8:30)
1月家計調査(8:30)
2月消費者態度指数(14:00)
2月日経日本PMIサービス(14:00)
任天堂が新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」発売
《決算発表》
日駐、くらコーポ、日本スキー、ハイレックス、ファースト住、泉州電
【海外】
イエレンFRB議長 講演
フィッシャーFRB副議長 講演
米2月ISM非製造業景況指数(3/4 0:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月02日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落112ドル安 1カ月ぶり下げ幅 利益確定の動き
・・・続き
2日のNYダウ工業株30種平均は反落した。
終値は前日比112ドル58セント安の2万1002ドル58セントだった。ダウ平均の下げ幅は1月30日以来ほぼ1カ月ぶりの大きさ。
前日に303ドル高と昨年11月8日の米大統領選以降で最大の上げ幅となり、主要な株価指数が軒並み最高値を更新した。ひとまず目先の利益を確定しようという目的の売りが幅広い銘柄に広がった。建機大手キャタピラーの急落も響いた。
週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、連日、連銀高官が利上げに積極的な姿勢を示していることで米景気への楽観的な見方から下げ渋る場面もあったが、引けにかけて下げ幅を拡大した。
取引時間中に日本の国税庁にあたる米内国歳入庁(IRS)など米連邦当局がイリノイ州の本社を含む3施設を調査していると伝わったキャタピラーが4%急落し、1銘柄でダウ平均を28ドルあまり押し下げた
一方で、米FRB高官が相次いで早期利上げを容認する姿勢を示したこともあり、FRBが米景気の先行きに自信を深めているとの観測も株式相場を支えた。
ナスダック総合株価指数も反落し、前日比42.807ポイント安の5861.222で終えた。前日に最高値を更新した反動で主力株を中心に利益確定目的の売りが広がった。アップルやアマゾン・ドット・コム、グーグルの持ち株会社アルファベット、フェイスブックなど時価総額の大きい銘柄が軒並み売られ、指数を押し下げた。
セクター別では、公益事業や自動車・自動車部品が上昇する一方で銀行や運輸が下落した。
四半期決算で既存店売上高が大きく落ち込んだ食品スーパーのクローガーが下落。四半期決算で売上高が減少した鉱山機械のジョイ・グローバルも小安く終えた。ハンバーガーチェーンのシェイク・シャック(SHAK)は通期の売上高見通しが予想を下回り、売られた。
一方、四半期決算で一部ブランドの販売持ち直しが明らかになったカジュアル衣料のアバクロンビー・アンド・フィッチが上昇。
この日は写真・動画共有サイトアプリ「スナップチャット」を運営するスナップがNY証券取引所(NYSE)に上場した。米市場でのIT(情報技術)関連の式株式公開(IPO)としては2014年9月のアリババ集団以来の大規模上場の初値は24ドルと公募・売り出し(公開)価格の17ドルを41%上回った。終値は24.48ドルと初値を上回った。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,002.97−112.58
S&P500種
2,381.92−14.04
ナスダック
5,861.222−42.807
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅に反落した。3月物は前日比10円安の1万9555円で終え、大阪取引所の終値を65円下回った。
前日に大幅高となり過去最高値を更新したNY株式が下げたことにつれた売りが優勢だった。だが、3月の米利上げ観測から円安・ドル高が進み、日経平均先物には買いも入った。この日の3月物の安値は1万9535円、高値は1万9675円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19555 ( -65 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19565 ( -55 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7382.35(-0.55)
FTSE100種総合株価指数は横ばい。前日終値に比べ0.55ポイント安の7382.35で引けた。鉱業株が指数を押し下げる一方で、医薬品株の上げが下値を支えた。構成銘柄の半数以上が下落した。前日の大幅上昇の後だけに、日中を通して小動きで推移した。
金属価格の下落を受けて、鉱業株が安くなった。アングロ・アメリカンの下げが目立った。
総合ビジネス関連サービスのキャピタは9%超下落した。通期決算を発表したテーマパーク運営のマーリン・エンターテイメンツも下落。半面、アストラゼネカやシャイアーなど医薬品株は買われた。
医療機器メーカーのコンバテック・グループは約5%高。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12059.57(-7.62)
ドイツ株式指数(DAX)は小反落。終値は前日比7.62ポイント安の12059.57だった。ドイツテレコムは、第4四半期が赤字となったことが響いて売られた。鉄鋼のティッセン・クルップと工業用ガスのリンデも下落した。半面、アディダスと医薬・化学大手のメルクは上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4963.80(+2.97)
03月02日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
2日の日経平均株価は3日続伸。
・・・続き
終値は前日比171円高の1万9564円だった。取引時間中は1万9668円(274円高)まで買われ、1月5日につけたザラバベースの昨年来高値(1万9615円)を超える場面があった。
きょうの日経平均株価は、上も下も100円程度下の1万9450円〜1万9550円あたりの価格帯での推移が続くのではないかと予想していた。また、後場伸び悩んだとはいえ、1万9500円は上回って終えている。
新たな上昇ステージ入りへの期待感が高まっている。1万9300円〜2万円レベルでの推移になるのではないかと予想する。
3日続伸で日経平均株価が終値ベースで合計457円高と短期間に大幅上昇している。明日は週末とあって、利益確定の売りが優勢となる可能性がある。
ただ、中期的には米早期利上げ観測を背景とした円安進行を手掛かりに上昇基調は継続するとの見方が多い。
【東証主体別売買動向】
東京証券取引所が2日発表した2月第4週(2月20〜24日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が727億7204万円と2週連続の売り越しとなった。前週は763億944万円の売り越しだった。
個人投資家は409億1114万円と2週ぶりの売り越しだった。信託銀行は220億4490万円と4週連続の売り越し。事業法人は621億4468万円と2週ぶりの買い越しとなった。
03月02日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日続伸、171円高、米株高と円安受け昨年来高値に迫る
【大引け概況】
2日の日経平均株価は3日続伸した。
・・・続き
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前日比171円26銭高の1万9564円80銭で終え、1月4日の昨年来高値(1万9594円16銭)に迫った。主力株を中心にリスクを取る動きが加速した。
前日の米国株高と円安・ドル高を受けた海外投資家を中心とする買いが優勢だった。
朝方には米早期利上げ観測が一段と強まるなか、円安・株高への期待が高まり、一時は取引時間中として2015年12月以来およそ1年2カ月ぶりの高値を付ける場面もあった。午後は上値で利益を確定する売りも出て伸び悩んできょうの安値で終えた。
トランプ米大統領の政策推進への期待が高まったうえ、3月の米利上げ観測から米長期金利が上昇。金融株やインフラ関連株が相場上昇をけん引した。
金融株や素材株など幅広い銘柄に買いが先行。株価指数先物に断続的に買いが入ったことで、日経平均への影響が大きいファストリなどの値がさ株が一段高となり、指数を押し上げた面もあった。
JPX日経インデックス400は3日続伸した。終値は前日比106.28ポイント高の1万4023.74だった。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、11.60ポイント高の1564.69で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆5328億円、売買高は22億1038万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1457と全体の73%、値下がりは421、変わらずは124銘柄だった。
個別では、米長期金利の上昇を背景に三菱UFJ、三井住友FG、第一生命HDなどの金融株が買われた。2月の販売が伸びた三越伊勢丹も上げた。
出光興産も上昇。東芝が堅調、三井金属、村田製作所なども買いを集めた。低位株ではエコナックホールディングスが買われた。
半面、決算発表を再延期した昭電工が大幅安となった。新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の発売を3日に控えた任天堂は午後に一段安となった。楽天も下げた。
リクルートホールディングスも冴えない。ソフトブレーンが利益確定売りに押され、KLabも安い。日新電機、日本車両製造なども下落した。
東証2部株価指数は前日比20.62ポイント高の5734.28ポイントと3日続伸して昨年来高値を更新した。値上がり銘柄数は270、値下がり銘柄数は156となった。
個別では森尾電機が一時ストップ高と値を飛ばした。三井金属エンジニアリング、鈴縫工業、TTK、井村屋グループ、カワニシホールディングスなど40銘柄は昨年来高値を更新。マーチャント・バンカーズ、新華ホールディングス・リミテッドが買われた。
一方、FDK、D.A.コンソーシアムホールディングス、ニッチツ、オリジナル設計、テクノ菱和が売られた。
03月02日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=15日続伸、値動きの軽い新興市場への資金流入続く
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は15日続伸した。終値は前日比11円83銭高い3016円27銭で、連日で1991年7月3日以来、25年8カ月ぶりの高値を付けた。
15日続伸は2010年12月以来の長さ。値動きの軽い新興市場銘柄への資金流入が続いた。日経平均株価が上昇するなど主力株が堅調に推移し、個人投資家の投資余力が増したことも支えになった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で486億円、売買高は8864万株だった。
主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20も続伸。値上がり銘柄数は365、値下がり銘柄数は270となった。
個別ではジューテックホールディングス、アンドール、チヨダウーテ、ジャパンシステムがストップ高。ベクターは一時ストップ高と値を飛ばした。オーテック、常磐開発、大成温調、テノックスなど54銘柄は昨年来高値を更新。ソルガム・ジャパン・ホールディングス、エヌアイシ・オートテック、こころネット、ウィザスが買われた。
一方、ナガオカ、ジェイホールディングス、ビーマップ、アエリア、メディアグローバルリンクスが売られた。
03月02日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=8日続伸、後場はプラス浮上して堅調
・・・続き
東証マザーズ指数は8日続伸した。終値は前日比10.45ポイント高い1069.76だった。8日続伸は16年8月29日〜9月7日以来、約半年ぶりとなる。
東京市場全般が米トランプ大統領の議会演説に注目した前場は新興市場に買いは入らなかったが、安心感が広がった後場はプラス浮上して堅調に推移した。
個別では、エムビーエス、ジーエヌアイグループ、サイバーステップ、オウチーノがストップ高。カナミックネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。データホライゾン、みんなのウェディング、ディー・ディー・エス、シンクロ・フード、Gunosyなど10銘柄は昨年来高値を更新。はてな、ALBERT、MS−Japan、エンカレッジ・テクノロジが買われた。
一方、海帆、レノバ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、モバイルファクトリー、バルニバービが売られた。
03月02日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[8059]第一実業
[4548]生化学工業
[3176]三洋貿易
[2714]プラマテルズ
[8075]神鋼商事
03月02日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅をやや縮小
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は前日比210円15銭高の1万9603円69銭で寄り付いた。上昇幅をやや縮小している。
外国為替市場では、1ドル=113円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は、ほぼ全面高商状となっている。
日経平均株価は、一気にもち合いレンジを突破してきており、需給状況は改善している。これまでのレンジ(1万9000-1万9500円)を上回っての推移が続くようだと、買戻しを誘い込む可能性があるだろう。
ランチバスケットは21件、379.75億円。
差し引き100億円の売り越しとの観測。
03月02日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=250円高と大幅上昇。今年の高値更新
2日午前の日経平均株価は大幅続伸した。午前終値は前日比250円8銭高の1万9643円62銭だった。
・・・続き
トランプ米大統領の議会演説を受けて米国株市場ではNYダウが今年最大の上げ幅で最高値を更新したほか、 外国為替市場で1ドル=114円台に入る円安が進み、リスク資産選好の動きが強まり、幅広い銘柄に買いが入った。
トランプ米大統領の政策推進力に対する安心感が広がったことに加え、米連邦準備理事会(FRB)による3月の利上げ観測が強まり、金利上昇を受けて金融株が上昇したのが寄与した。
日経平均株価は寄り付きに今年の高値を更新、その後も売り物を吸収し1万9600円台半ばで前引けとなった。
JPX日経インデックス400は続伸し、前日比174.97ポイント高の1万4092.43で終えた。TOPIXは18.46ポイント高となり1,571.55と続伸した。業種別TOPIXは33業種すべてが上昇した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2957億円、売買高は12億2727万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1493、値下がりは369、変わらずは140銘柄だった。
個別では、米金利の上昇を受けて三井住友FG、みずほFGが上昇し、第一生命HDは昨年来高値を更新した。ファーストリテイリングも上値を追い、ボルテージ、ワコムが急伸した。
半面、決算発表の再延期した昭和電工が大幅安、メディアドゥ、KLabなどの下げも目立った。
2016年5月〜17年1月期に大幅増益となった伊藤園は朝高後に利益確定の売りなどに押され下げた。
東証2部株価指数は前日比11.88ポイント高の5687.22ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は283、値下がり銘柄数は142となった。
個別では森尾電機がストップ高。三井金属エンジニアリング、鈴縫工業、TTKなど33銘柄は昨年来高値を更新した。
半面、FDK、オリジナル設計、ADプラズマが下げた。
03月02日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸。25年ぶりの高水準
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは13円89銭高い3018円33銭だった。25年8カ月ぶりの高水準となる。
値上がり銘柄数は386、値下がり銘柄数は217となった。
前日1日の米株式相場の急伸や円相場の下落を受けて日経平均株価が昨年来高値を上回るなど主力の大型株が上昇し、個人投資家の投資余力が拡大した。
主力株に比べ、海外情勢の影響を受けにくい新興株の上値余地は大きいとの見方も継続的な買いにつながった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で283億円、売買高は5753万株。
個別ではジューテックホールディングス、チヨダウーテがストップ高。ベクターが一時ストップ高となった。その他、大成温調など46銘柄は昨年来高値を更新した。
一方、ビーマップ、タウンニュース社、アエリア、JHD、タツモ、メディアグローバルリンクスは値下がり率上位に売られた。
03月02日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸。新興株の上値余地は大きいとの見方も
・・・続き
東証マザーズ指数続伸した。前日比8.90ポイント高い1078.66ポイント。
値上がり銘柄数は146、値下がり銘柄数は73となった。
個別では、オウチーノ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。みんなのウェディング、ディー・ディー・エスなど13銘柄は昨年来高値を更新した。
一方、カナミックネットワーク、富士山マガジンサービス、ALBERTが下げた。
03月02日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =続伸、NY株高好感と114円台の円安
【寄り付き概況】
2日前場寄り付きの日経平均株価は続伸で始まった。
・・・続き
シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比175円高の1万9565円で、同清算値にサヤ寄せする動きとなっている。
日経平均株価は一時、前日比274円高の1万9668円まで買い進まれ、1月5日につけた取引時間中の高値1万9615円を上回ってきた。
東京外国為替市場では、1ドル=114円台と円安・ドル高が進行しており、自動車、電機、機械など輸出関連の主力銘柄に買いが先行している。
寄り付き時点で業種別では33業種が全面高で、値上がり上位に証券、保険、非鉄、鉄鋼、その他金融など。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、全体の8割を超えている。
個別では、メガバンク3行のほか、ソフトバンクG、ファストリ、京セラ、ファナックが上昇し、トヨタなど輸出株も高い。
一方で任天堂が冴えない。
225先物は野村・ソジェン・GS・クレディ・三菱が買い越し。
アムロ・JP・日産・SBI・楽天が売り越し。
TOPIX先物はみずほ・GS・クレディ・モルスタ・パリバ・SBIが買い越し。
メリル・アムロ・日興が売り越し。
外資系等はワコム(6727)、アサヒ(2502)、キリン(2503)、アマダ(6113)、シップ(3360)、シンフォニア(6507)、岡部(5959)に注目。
テクニカル的にはタケエイ(2151)、リニカル(2183)、グリコ(2206)、モロゾフ(2217)、カルビー(2229)、アリアケ(2815)、ロック・フィールド(2910)、ネクステージ(3186)、TIS(3626)、MDV(3902)、トーモク(3946)、三菱ガス(4182)、タキロン(4215)、日エンター(4829)、シーズ(4924)、小林製薬(4967)、住友ゴム(5110)、三星ベルト(5192)、中山鋼(5408)、古河電工(5801)、ユニプレス(5949)、牧野フ(6135)、豊和工(6203)、ASB機械(6284)、ローツエ(6323)、北越工業(6364)、栗田工(6370)、オムロン(6645)、タムラ製(6768)、共和電(6853)、京セラ(6971)、村田製(6981)、日ケミ(6997)、新明和(7224)、FCC(7296)、進和(7607)、凸版(7911)、スクロール(8005)、菱電商(8084)、水戸証券(8622)、FJネクスト(8935)、山九(9065)、トナミ(9070)、川船(9107)、スクエニ(9684)、メイテック(9744)、アサツー(9747)が動兆。
03月02日 カタリストコメント
「執念」
NY株式市場は反発。
主要3指数は揃って史上最高値を更新しトリプルクラウン復活となった。
・・・続き
NYダウは2万ドル達成から24日で21000ドル台に乗せた。
1万9000ドルから2万ドルへの上昇をけん引した主役はゴールドマン。
2万ドルから2万1000ドルへの上昇けん引役はゴールドマンとアップル、ボーイング。
偏りがなくなってきた。
1月25日の2万ドル台乗せ以降、最も値動きの大きい銘柄はアップルで約13%高。
シスコシステムズが約12%高。
ファイザーとJ&Jが約9%上昇した。
昨日の大幅高の背景は2つ。
一つはトランプ大統領の議会演説。
「いつものとげとげしい物言いが息を潜めた」こと。
そして公約である大規模な減税で米経済成長を加速させる方向性。
1兆ドル規模のインフラ投資の実施に意欲を示したこと。
改めて政策の一貫性と実現へ向けての議会との調和方針が評価された。
もうひとつはFRBの利上げ姿勢が鮮明になったこと。
ダドリーNY連銀総裁は「早期に利上げする根拠がかなり強まっている」と発言。
ウィリアムズSF地区連銀総裁は「3月会合で利上げが真剣に検討される」とコメント。
3月利上げの確率は70%程度に高まった。
2年債利回りは一時1.308%に上昇し2009年8月以来の水準。
10年債利回りは2.471%と2月16日来の水準まで上昇した(価格は下落)。
再びグレートローテーションの言葉が復活してきた印象だ。
ISM製造業景気指数は57.7と2014年8月以来の高水準。
1月の個人消費支出物価指数は前月比0.4%上昇。
2013年2月以来3年11カ月ぶりの高い伸びとなった。
足元好調な景気の裏返しが金利上昇観測となっている。
週末のイエレンFRB議長とフィッシャー副議長の講演に期待する向きも増えてきた。
ロンドン株式市場は続伸し過去最高値を更新。
金属価格上昇と米利上げ観測が追い風になったとの解釈。
英米の株価指数をみていると日本だけが取り残された感は拭えない。
3月初日の日経平均は続伸。
米金利上昇方向と円安トレンドを好感したこととトランプ演説の無事通過が背景となった。
前日のNY株は大幅高。
シカゴ225先物終値は大証日中比175円高の19565円。
高値は19620円まであったから1月5日高値19615円を奪還する可能性も出てきた。
大発会終値19584円を終値で上回れば年足陽線となる。
25日線(19217円)からのかい離はプラス0.91%。
騰落レシオも113.06%と過熱感は薄い。
昨日583兆円まで戻ってきた東証1部の時価総額が600兆円を上回って推移できるかどうかは今後の課題。
「勝手雲」の上限19264円を抜けてきておりアク抜け感は強い。
「勝手雲」は3月15日までしばらく白いままで悪くはない。
ボリンジャーのプラス2σが19600円。
ここを抜けてプラス3σの19791円までは望みすぎだろう。
2月24日時点の裁定買い残は373億円増の1兆7232億円。
2週連続の増加とはいえやる気はまだ感じられなかった。
裁定売り残は2週ぶりに減少し2263億円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方はマイナス12.110%。
買い方はマイナス4.008%。
Quick調査の信用評価損率もマイナス5.33%。
3週連続の改善でかなり良好な水準となっている。
昨日の上昇で日経平均のPERは16.06倍と16倍台に戻った。
EPSは1207円。
本来は高値を一気に取りに行くのがセオリーだがそこまで投資心理が改善したかどうかはまた疑問の余地がある。
とりあえず続伸期待というところか。
「主役になりたいのに脇役にすらなれない」という悲哀に遭遇はしたくないもの。
大和のレポートは「連騰記録」について。
↓
NYダウの連騰記録は同率2位の12連騰で止まった。
1970年12月までの12連騰以来となった。
1992年1月までが11連騰。
いずれも景気回復に重きがおかれている場面でヘルシーな上昇だった。
そしてその後のNYダウは上昇基調だった。
13連騰を達成した1987年。
背景は清算値算出方法の変更という技術的なこと。
現物市場の流動性が増したわけではなかった。
そしてブラック・マンデーに至る。
今回1987年の様な13連騰にならなかったのはヘルシーな範囲の連騰だったと言える。
日経ジャスダック平均は14連騰と上昇継続。
12連騰以上は加速のサインであるか天井のサインであることが多い。
今回は永年の上値抵抗レベル2800円どころを上抜けた。
過去この水準上抜けをトライした2000年や2006 年は新興企業に対する世間の風当たりが強かった。
2015年は円安加速を日銀が抑制した感があった。
しかし、今回はそうしたムードはない。
日経ジャスダック平均の今回の連騰は加速のサインである可能性がある。
トランプ演説よりも「宅配クライシス」がトップになった日経朝刊。
不思議な配列となった。
株よりも「働き方改革」の方が重要と思っているのかも知れない。
「GDP上方修正の公算」なんて心地よい見出しもある。
一番心に残ったのはスポーツ面の連載。
権藤監督の「悠々球論」だった。
「自称『感性派』の私はデータという『過去』は考えず、
投手がその日投げている球と打者の相性、打席の雰囲気だけを見る。
要するに『今』だけ。
データ市場主義の仰木監督とはしょっちゅうぶつかったもの」。
ここは妙に共感。
「仰木さんの勝負強さを生んでいたものは執念だった。
データに没頭し試合を見ていなかったもの、ここは絶対に外さないと言う執念ゆえ。
そこに勝負師・仰木のすぎみがあった。
そもそもコーチの言うことやセオリー通りにやって勝てるなら監督は要らない。
独自の采配ができるのも、勝負の責任を100%負う、という覚悟があればこそ。
だから勝てるのだ」。
こういう野球の話を株の世界と結び付けてものを考えるようになると、それこそ株病の手前かも知れない。
FXかぶれよりは良いように思えるが・・・。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
GーFACTORY(3474)・・・動兆
GーFACTORYに注目する。
同社は飲食店や美容室など店舗型サービス業向け物件、内装設備リースなどを展開。
店舗型サービス業の物件取得や内装設備の導入サポート等を中心とした出退店支援がコアビジネス。
ウナギ専門店「名代宇奈とと」も運営。
しかしこれは飲食店への経営サポート事業への情報収集が目的だ。
業績は好調。
今12月期は2ケタの増収増益見通し。
(兜町カタリスト櫻井)
03月02日 為替市況コメント
【為替】地区連銀総裁による利上げ支持発言や米大統領の議会演説を評価する株高にドルは2週間ぶりの114円台
・・・続き
[概況]
東京時間に113円台半ばを超えたドルは其の後も上値を伸ばし、NY市場で発表された米経済指標(個人支出、PCEデフレータ、建設支出は予想を下回り、個人所得、ISM製造業景況指数は予想を上回る)はマチマチだったが、株価の大幅反発もあってNY市場序盤に2月16日以来となる114円台に乗せた(高値114.065円)。
其の後一旦113円台半ばを割れる場面もあったが直ぐに値を戻し、最期は前日比+98銭高の113.735円と113円台後半に乗せて引け、株高・ドル高に連れて他の主要通貨も上昇して引けた。ドル高の流れが復活したと見られ、節目の115円を突破出来るかに注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月02日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ベネ・ワン<2412>
社員の交通費管理効率化サービスを開始
■アサヒ<2502>
系列が自販機設置抑制で台当たり増収に注力
■Bガレージ<3180>
美容室出店支援を開始 初期費用10分の1に
■CRI・MW<3698>
監視カメラの容量圧縮技術を開発
■パナソニック<6752>
18年度までに国内工場をIoT・AIでスマート化
■ソニー<6758>
化学物質情報の伝達を「ケムシェルパ」に変更
■新明和<7224>
海外でゴミ収集車の架装・販売に再進出
■NTT<9432>
系列がAI活用画像認識ソフトを販売
■DTS<9682>
資金洗浄対策について仮想通貨の技術支援乗り出す
03月02日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月02日号
03月02日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
3月1日の東京株式市場の寄り付きは、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買戻しが優勢になりそうだ。
・・・続き
2日の東京株式市場は続伸後、上値を試す場面もありそう。
日経平均株価の予想レンジは、1万9300円-1万9700円を想定する。
米国株の大幅高を受け、同清算値にサヤ寄せしてのスタートになろう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所終値比175円高の1万9565円だった。
ただ、日経平均も1万9500円より上では戻り売りも出やすいと想定されることから、高寄り後は伸び悩みも考えられる、上抜けることができるかどうかに、注目が集まりそうだ。
売買代金を伴いながらの上昇となれは、1月5日に付けた取引時間中の昨年来高値(1万9615円40銭)の更新も期待される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半と円安に振れているが米国株の強さを鑑みれば円安への勢いがやや弱い印象もある。円安に関しては輸出関連株には追い風となりそう。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り720万株、買い1710万株で、差し引き990万株の買い越し。買い越しは11営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、銀行、小売、卸売、化学、ゴム、サービスなど。買いセクターに、電機、不動産、機械、サービス、保険、小売など。
【好材料銘柄】
■エコナックホールディングス <3521>
今期経常を10倍上方修正。
■ステラ ケミファ <4109>
今期経常を30%上方修正・10期ぶり最高益、配当も3円増額。
■ディー・ディー・エス <3782>
「第14回情報セキュリティEXPO春」に、改正個人情報保護法に対応した指紋認証ソリューションを出展。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
2月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
アイ・ケイ・ケイ、ロックフィール、アルチザ、アインHD
【海外】
ユーロ圏2月消費者物価指数速報値
《米決算発表》
コストコホールセール、クーパー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月01日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発し303ドル高 米大統領選後で最大の上げ
・・・続き
1日のNYダウ工業株30種平均は大幅反発した。
終値は前日比303ドル31セント高の2万1115ドル55セントと、2日ぶりに過去最高値を更新した。昨日のトランプ大統領の議会演説が融和的な内容となり、減税やインフラ投資への意欲を示したことも好感され、買いが先行した。
米経済政策への期待が根強いほか、金利上昇で金融株が買われたことも相場を押し上げ、この日の上げ幅は昨年11月8日の米大統領選以降で最大となった。
市場では「大統領らしい振る舞いで、政策が推進される機会を得たと受け止められた」という。議会の協力を得て景気刺激策が実現に向かうとの期待が株式の買い安心感につながった。
3月利上げを見込む市場参加者が増えている。米金利が大きく上昇し、利ざや改善の期待からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど米銀大手が買われ、相場の上げをけん引した。
1日発表された1月の米個人消費支出(PCE)の伸びは市場予想に届かなかったが、米サプライマネジメント協会(ISM)の2月の製造業景気指数は57.7と市場予想(56)を上回った。米経済指標が改善傾向にあるとの見方も株式相場を支えた。
ナスダック総合株価指数も反発し、前日比78.592ポイント高の5904.030で終えた。S&P500種株価指数も上げ、6営業日ぶりに主要な米株価3指数がそろって最高値を更新した。
セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方で公益事業や不動産が下落した。
事務用品小売のオフィスデポ(ODP)やホームセンターのロウズ(LOW)は決算内容が好感され、上昇。
ゴールドマンが投資判断を引き上げた半導体のマイクロン・テクノロジーが上昇。ファストフードのマクドナルド(MCD)は投資家向けイベントで成長戦略を発表し、堅調推移した。
一方で、家電量販店のベストバイ(BBY)は決算内容が予想を下振れ、下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,115.55+303.31
S&P500種
2,395.96+32.32
ナスダック
5,904.029+78.591
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。3月物は前日比385円高の1万9565円で取引を終えた。1日の大阪取引所の終値を175円上回った。
3月の米利上げ観測から円安・ドル高が進んで買われた。トランプ米大統領による前夜の議会演説を手掛かりにNY株式が大きく上昇したことも支援材料になった。
この日の3月物高値は1万9620円、安値は1万9155円だった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19565 ( +175 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19575 ( +185 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7382.90(+119.46)
FTSE100種総合株価指数は3日続伸。前日終値に比べ119.46ポイント(1.64%)高の7382.90と、終値ベースで最高値を更新した。石油株と鉱業株の上げが指数を押し上げるなか、構成銘柄の約8割が上昇した。
石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが買われた。銅価格が上昇したことから、鉱業関連株も上がった。
半面、金価格の下落を背景に、関連のフレスニージョとランドゴールド・リソーシズは売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12067.19(+232.78)
ドイツ株式指数(DAX)は3日続伸。終値は前日比232.78ポイント高の12067.19だった。終値ベースで2015年4月以来の高値となった。全銘柄が上昇した。トランプ米大統領が演説でインフラ投資の拡大を表明したことを受けて、欧州各国株式相場が上昇した。
3月の米利上げ観測が強まったことで、ドイツ銀行とコメルツ銀行が大幅高となった。ハイデルベルクセメントと自動車のフォルクスワーゲンの上げも目立った。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4960.83(+102.25)
03月01日 マーケットコメント
03月01日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は米早期利上げ期待などを背景に一時113.670円まで上昇。
・・・続き
[概況]
1日、東京外国為替市場の米ドル円は一時113.670円まで上昇した。
東京時間早朝にダドリーNY連銀総裁の発言で「金融引き締めの必要性はかなり切迫している」と述べ、米利上げ時期が「比較的近い」と強調。
米連邦準備理事会(FRB)高官の相次ぐ早期利上げの示唆を受け、米ドル円は113円台の水準まで強含んだ。
その後、トランプ米大統領の議会演説では、インフラ投資や減税に対する姿勢が示されたが、具体策には欠ける内容となり、米ドル円は一時112.750円付近まで下落するも一時的な下げであった。
その後も、早期米利上げ期待などを背景に、米ドル円は113円台半まで上昇し、本日高値圏を推移している。
テクニカル的には一目均衡表基準線(113.485円)付近を推移しており、このラインを抜け切れるかにも注目をしたい。
仮に抜けきった場合、米ドル円は再び115円をトライする可能性も考えられそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月01日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=274円高、円安を好感、トランプ演説にも安心感
【大引け概況】
1日の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
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終値は前日比274円55銭高の1万9393円54銭だった。2月15日以来の高値だ。
前日の米国株市場でNYダウが13日ぶりに小反落したものの、外国為替市場で1ドル=113円台に入る円安に振れたことで、主力輸出株などを中心に買いが優勢となった。
海外ヘッジファンドなど短期で売買を手がける投資家が株価指数先物に買いを入れた。
NY連銀のダドリー総裁らが米国時間2月28日に、早期の利上げに前向きな姿勢を見せた。米利上げ期待が高まり、外国為替市場でドル高・円安が進んだ。自動車株など輸出関連銘柄を中心に買い安心感が広がった。
トランプ米大統領は米国時間2月28日夜(日本時間1日午前)に初めての議会演説に臨んだ。演説開始前は買いが手控えられ、上げ幅は45円程度に縮小する場面があった。
ただ保護主義的貿易政策など「過激な発言は控えられた」と受け止められ、午後に入り再び買いが優勢になった。上げ幅を300円近くまで広げる場面もあった。トランプ氏が演説でインフラ投資に改めて言及したことで、信越化やコマツなど米国インフラ投資関連とされる銘柄にも買いが入った。
JPX日経インデックス400は続伸し、前日比169.25ポイント高の1万3917.46だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、17.77ポイント高の1553.09だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3890億円。売買高は19億9364万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1426と全体の71%を占めた。値下がりは456、変わらずは120銘柄だった。
個別では、トランプ氏の演説で雇用を創出している企業として名指しされたソフトバンクが上昇した。三菱UFJなどメガバンクも堅調、第一生命HDなど保険株も上げた。トヨタ自動車、富士重など自動車株も高い。自社株買いを発表した栗田工も大幅高だった。「レチノール」という成分にしわ改善効果があると前日に発表した資生堂は大幅高となった。
ソフトブレーンがストップ高に買われ、ヤマシンフィルタ、新田ゼラチンなども値を飛ばした。
一方、ニコンが下げ、任天堂が安い。しわ化粧品で資生堂との競争激化の懸念が高まったポーラHDは大幅安。減益決算を発表したパーク24やHISが下げ、良品計画も売られた。
大垣共立銀行が売られ、三井松島産業、大王製紙も軟調。新日本電工も売りに押された。
東証2部株価指数は前日比38.32ポイント高の5713.66ポイントと続伸し、昨年来高値を更新した。
個別では森尾電機が一時ストップ高と値を飛ばした。三井金属エンジニアリング、鈴縫工業、テクノ菱和、井村屋グループなど36銘柄は昨年来高値を更新。アドテック プラズマ テクノロジー、ニッチツ、ランドコンピュータ、大興電子通信、ミロクが買われた。
一方、FDK、技研興業、櫻島埠頭、スリーエフ、ファステップスが売られた。
03月01日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=14日続伸、中小型銘柄を物色する流れ続く
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は14日続伸した。終値は前日比15円11銭高い3004円44銭だった。1991年7月以来約25年8カ月ぶりに3000円の節目を回復し、同年7月4日の3004円16銭を上回った。14日続伸は2012年1月18日〜2月6日以来、約5年1カ月ぶりとなる。
値上がり銘柄数は347、値下がり銘柄数は268となった。
個人投資家が値動きの軽い中小型銘柄を物色する流れが続いており、好業績銘柄を中心に買いが広がった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で431億円、売買高は7993万株だった。
個別ではジェイホールディングス、ジューテックホールディングス、チヨダウーテがストップ高。タウンニュース社、ビーマップは一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、第一建設工業、大成温調、テノックス、協和日成など40銘柄は昨年来高値を更新。日本モーゲージサービス、ウイルプラスホールディングス、フジプレアムが買われた。
一方、地域新聞社、T&Cメディカルサイエンス、シャクリー・グローバル・グループが昨年来安値を更新。大谷工業、城南進学研究社、細谷火工、オンキヨーが売られた。
03月01日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=8日続伸、後場はプラス浮上して堅調
・・・続き
東証マザーズ指数は8日続伸した。終値は前日比10.45ポイント高い1069.76だった。8日続伸は16年8月29日〜9月7日以来、約半年ぶりとなる。
東京市場全般が米トランプ大統領の議会演説に注目した前場は新興市場に買いは入らなかったが、安心感が広がった後場はプラス浮上して堅調に推移した。
個別では、エムビーエス、ジーエヌアイグループ、サイバーステップ、オウチーノがストップ高。カナミックネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。データホライゾン、みんなのウェディング、ディー・ディー・エス、シンクロ・フード、Gunosyなど10銘柄は昨年来高値を更新。はてな、ALBERT、MS−Japan、エンカレッジ・テクノロジが買われた。
一方、海帆、レノバ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、モバイルファクトリー、バルニバービが売られた。
03月01日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[2594]キーコーヒー
[2186]ソーバル
03月01日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅を一気に拡大
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は前日比189円22銭高の1万9308円21銭で寄り付いた日経平均株価が上昇幅を一気に拡大している。
アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
トランプ大統領の議会演説が続く中、大きな動きはみせていない。
もっとも、実際の米国の反応を確認するまでは強弱を判断するのは難しく、後場はこう着感が強まりやすいだろう。
買戻しとみられる動きがあったことから、大引けにかけてはポジション調整からやや軟調に推移する可能性はありそうだ。
値がさ株の動向を睨みつつ、短期資金は中小型株辺りにシフトしやすいとみられる。
ドル・円は113円付近で小動き状態。
注目のトランプ米大統領の議会演説は11時すぎに始まったが、中間層を対象とした減税のほか1兆ドル規模のインフラ投資に言及した。
議会演説では国内経済を立て直すための経済政策を提示したが、具体性は弱く市場の反応は鈍い。また、保護主義的な通商政策を強調したことは、ドル売り材料になりかねないだろう。
ここまでのドル・円の取引レンジは112円76銭から113円38銭、ユーロ・円は119円23銭から119円70銭、ユーロ・ドルは1.0555ドルから1.0580ドルで推移した。
ランチバスケットは2件、14.36億円。
差し引き売り買い均衡との観測。
03月01日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=円安好感で反発。トランプ氏演説前には上げ幅縮小
1日午前の日経平均株価は続伸した。午前の終値は前日比103円57銭高の1万9222円56銭だった。
・・・続き
前日の米国株市場でNYダウが13日ぶりに小反落したものの、外国為替市場で1ドル=113円台に入るなど円安に振れたことで、主力株中心にこれを好感する買いを誘った。
米国の早期利上げ観測の高まりを背景にドル買いの動きが強まった。円高が一服したのを受け、輸出関連株などに買いが入って指数を押し上げた。
株価指数先物への海外勢の買いも株高につながった。
ただ、トランプ米大統領の議会演説の開始時間が近づくと円安進行が一服し、日経平均の上げ幅も45円程度まで縮める場面があった。
その後、トランプ米大統領の議会演説が日本時間11時過ぎに始まったが、市場の反応は限られた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1129億円、売買高は10億258万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は859と全体の約43%を占めた。値下がりは974、変わらずは165だった。
個別では、トランプ大統領の演説で言及されたソフトバンクは買われた。朝方に自社株買いを発表した栗田工は大幅高。前日に倉庫火災の損害額を発表したアスクルも高い。配達時間指定を見直すと伝わったヤマトHDも買われた。「レチノール」という成分にしわ改善効果があると前日に発表した資生堂が大幅高となった。信越化学工業も買いが優勢。ソフトブレーンがストップ高に買われる人気となり、スカラも値を飛ばした。
一方、本業の不調が嫌気されたHISは下げた。減益決算となったパーク24も下げた。ニコンが下げ、電通も安い。任天堂も下落した。東芝も下げた。ポーラ・オルビスホールディングスが急落、トランザクションも大幅安。パーク24、エイチ・アイ・エスが売られた。
東証2部株価指数は前日比11.88ポイント高の5687.22ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は167、値下がり銘柄数は242となった。
個別では三井金属エンジニアリング、鈴縫工業、テクノ菱和、井村屋グループ、カワニシホールディングスなど25銘柄が昨年来高値を更新。ミロク、森尾電機、メディアスホールディングスが買われた。
一方、FDK、技研興業、ダイトーケミックス、ウェルス・マネジメント、リテールパートナーズが売られた。
03月01日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=14日ぶり反落、利益確定売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は14営業日ぶりに反落した。前引けは前日比5円73銭安い2983円60銭となった。小高く始まったものの、トランプ米大統領の議会演説を控え10時ごろから個人投資家の様子見姿勢が強まり、利益確定売りが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で236億円、売買高は5143万株。
値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は357となった。
個別ではT&Cメディカルサイエンスが昨年来安値を更新。大谷工業、GFA、オンキヨー、プラザクリエイト、セグエグループが売られた。
一方、ジューテックホールディングス、チヨダウーテがストップ高。常磐開発、第一建設工業、大成温調、テノックスなど33銘柄は昨年来高値を更新。ジェイホールディングス、フジプレアム、ヒップ、ナガオカが買われた。
03月01日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=8日ぶり反落、利益確定売りが優勢
・・・続き
東証マザーズ指数は前日比4.42ポイント安の1054.89ポイントと8日ぶりに反落した。
値上がり銘柄数は57、値下がり銘柄数は165となった。
個別ではユナイテッド&コレクティブ、モバイルファクトリー、テラプローブ、バルニバービ、グローバルグループが売られた。
一方、エムビーエス、サイバーステップ、カナミックネットワーク、オウチーノがストップ高。ジーエヌアイグループは一時ストップ高と値を飛ばした。
データホライゾン、ディー・ディー・エス、MS−Japan、グレイステクノロジーなど7銘柄は昨年来高値を更新。はてな、ALBERT、アンジェス MG、ダブルスタンダードが買われた。
03月01日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、200円高。円安好感、海外投資家が先物買い
[10時概況]
1日10時現在の日経平均株価は前日比200円18銭高の1万9319円17銭で推移している。
・・・続き
前日の米国株市場ではNYダウが25ドル安と13日連続高の達成はならなかったが、米国長期金利の上昇を背景に外国為替市場では円が買われ、足もとは1ドル=113円近辺の推移とドル高・円安方向に振れており、これが好感されたている。
1ドル=113円台前半まで円安に戻し「海外ヘッジファンドなどによる円売り・株価指数先物買いの動きが続いている」との指摘がある。
トランプ米大統領の議会演説への警戒感から、海外投資家は日本株の持ち高を減らしていた。こうした投資家が「為替の円安を受けて買い直している」という。
中国国家統計局と中国物流購入連合会が発表した2月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月比0.3ポイント上昇の51.6だった。景気判断の節目となる50を7カ月連続で上回った。中国景気の回復基調が確認されたが、市場の反応は限定的だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も前日終値を上回る水準で推移している。業種別TOPIXでは、「保険業」が高い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5653億円、売買高は5億755万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1162と全体の58%を占めた。値下がりは647、変わらずは180だった。
業種別では33業種中32業種が上昇し、下落は海運の1業種のみ。値上がり率1位は保険で、以下、医薬品、電気機器、食料、情報・通信、石油・石炭と続いている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を23.95円押し上げている。次いでソフトバンクが13.69円、KDDIが10.61円、ファナックが8.94円、京セラが7.68円と続く。
マイナス寄与度は0.57円の押し下げでトレンドがトップ。以下、ニコンが0.46円、DOWAが0.46円、電通が0.38円、静岡銀が0.34円と続いている。
個別では、値がさ株のファストリが上げ幅を広げている。富士重など自動車株の一角も高い。配達時間指定の見直しが伝わったヤマトHDも上げている。資生堂、ダイキン、メディカル・データ・ビジョンも高い。HOYAは昨年来高値を付けた。
半面、ニコンが下げ、ディーエヌエが安い。三菱マも下落している。2月28日に2016年11月〜17年1月期の連結営業減益になったと発表したHISも売りに押されている。
東証2部株価指数は続伸している。シャープと三浦印が上げ、FDKとエイチワンは下げている。
225先物はJP・野村・UBS・GS・SBI・シティが買い越し。
バークレイズ・アムロ・モルスタ・メリル・みずほが売り越し。
TOPIX先物はUBS・ドイツ・パリバ・モルスタ・野村が買い越し。
JP・シティ・GS・ソジェン・バークレイズが売り越し。
外資系等は、アスクル(2678)、産業ファ(3249)、昭和シェル(5002)、牧野フ(6135)、三菱UFJ(8306)、千葉銀(8331)、味(2802)、OSG(6136)、三井金(5706)、オムロン(6645)、THK(6481)、三菱電(6503)、SMC(6273)、ファナック(6954)、クボタ(6326)、BS(5108)に注目。
テクニカル的には、ファーストコーポ(1430)、ナカノフドー(1827)、奥村組(1833)、北野建(1866)、パソナ(2168)、セントケア(2374)、ファンコミ(2461)、ライク(2462)、共和レ(3553)、メディアドゥ(3678)、KHネオケム(4189)、イハラケミ(4989)、クミアイ(4996)、住友理工(5191)、ソディック(6143)、大同工(6373)、JUKI(6440)、エレコム(6750)、本多通信(6826)、古河電池(6937)、IHI(7013)、極東開(7226)、フランスベ(7840)、藤森工(7917)、ルック(8029)、兼松エレ(8096)、さが美(8201)、コメリ(8218)、佐賀銀(8395)、ユナイテッド海(9110)が動兆。
03月01日 カタリストコメント
「午前11時開始」
NYダウは13日ぶりの反落となった。
背景はトランプ米大統領の議会演説待ちの姿勢。
・・・続き
そしてディスカウントストアのターゲットの業績見通しが失望を誘ったとの解釈。
一方トランプ演説を控えヘルスケア関連やバイオ関連は上昇した。
S&Pヘルスケア株指数は年初から8.6%上昇。
ハイテク株指数に次いで大きな上昇をしている。
前年は21.7%下落したNASDAQバイオ株指数は年初から約13%上昇した。
経済指標は明るいものが多い。
GDP改定値は速報値と変らず年率1.9%増で着地。
コンファレンス・ボード(CB)が発表した2月の米消費者信頼感指数は114.8。
前月の111.6から上昇し、2001年7月以来の高水準。
市場予想の111.0も上回った。
シカゴ地区購買部協会が公表した2月の景気指数は57.4。
前月の50.3から上昇し、2014年12月以来の高水準。
S&Pケース・シラー住宅価格指数は前年同月比5.6%上昇。
前月の5.2%上昇から加速し、市場予想の5.3%も上回った。
NY連銀総裁は「利上げの根拠はかなり強まっている」とコメント。
SF連銀総裁は「3月来上げを真剣に検討する可能性」と指摘
トランプ大統領は「国内の不法移民に合法滞在の道を開く法律の導入を検討」との報道。
上下両院合同本会議での演説で言及する可能性があるとされる。
市場が求めているのは残念ながら減税と景気対策というギャップがあることは否めない。
火曜日の日経平均は5日ぶりの小反発。
続落は4日で一応止まり風景は変わった。
大引けはMSCIの比率見直しの売りで失速しながらもプラスで逃げ切りだった。
「いわゆる死んだふり」などという声も聞かれる。
残念ながら月の月足は陰線。
次は「10月高→翌年3月高」。
あるいは「3月初日を含む週は7年連続上昇」のアノマリーに期待だろう。
「演説に失望。NY株安・円高、日本株安が最悪シナリオ。
ここ数日間の相場でそのリスクを織り込んだというなら面白い」という格好だろうか。
シカゴ225先物終値は大証比50円高の19180円。
NYダウが12連騰で終わったが、225は意外としっかりの印象だ。
そもそもトランプ大統領の議会演説はある程度中身の見えたイベント。
突発的なネガサプライズとはなり得ない。
訳のわからない勝手な「期待外れ」はあっても
訳のわからない「警戒感」を勝手に持ち出せるような代物ではなかろう。
ということはやはり通過することが重要ということになる。
イベントとスケジュールしか手掛かりのない為替の世界とは異なり
株の世界には「企業」という最大の材料がある。
日本企業の業績を素直に評価するならば、外の世界の出来事に右往左往する必要はなかろう。
そのトランプ大統領演説は日本時間午前11時開始予定。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アンジェスMG(4563)・・・動兆
アンジェスMGに注目する。
同社は遺伝子治療薬開発が中核。
重症虚血肢の早期承認申請に期待。
カナダのサスカチュワン大学と共同で進めていたエボラ出血熱に対する抗血清製剤の開発は良好な試験結果。
アメリカのバイオ相場を見ると「そろそろリバウンド」の感。
(兜町カタリスト櫻井)
03月01日 為替市況コメント
【為替】複数の地区連銀総裁による利上げに前向きな発言でドル上昇
・・・続き
[概況]
東京市場終盤以降ドルは下げ続け、NY市場で発表された第4四半期GDP改定値が予想を下回る一方、2月シカゴ購買部協会景気指数やコンファレンスボード消費者信頼感指数は予想を上回るなど概ね良好だったが為替市場には影響薄で、NY株式市場が下げて始まると中盤には当日安値111.675円まで下落した。
しかし其の後サンフランシスコ連銀総裁が「3月利上げを真剣に検討」「現在の金利は異常に低い」と述べ、フィラデルフィア連銀総裁も「今年は3回の利上げが妥当」とし、更にNY連銀総裁は「利上げの主張は説得力のあるものになる」などと複数の地区連銀総裁が利上げに前向きな発言を行った事で3月利上げの可能性が浮上してドルは反発した。
そしてNY市場引け間際に当日高値112.900円まで上昇したあと、最期も+2.5銭高の112.755円と続伸したが、ドルとNZドル以外の主要通貨は値下がりした。本日の大統領演説(午前11時)までは様子見か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
03月01日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■東洋紡<3101>
硫化水素除去する小型装置販売
■エフアンドエム<4771>
電子労務手続きの機能拡充
■JUKI<6440>
電子部品実装機で車載分野開拓
■ミネベアミツミ<6479>
無線付き照明の販売強化
■凸版印<7911>
高精細4K電子看板を開発
■ヤマハ<7951>
独政府と連携し車載用排熱発電を開発
■三陽商<8011>
ECサイト「サンヨー・アイストア」刷新
■ソフトバンクG<9984>
系列が中小企業のIoT導入支援
03月01日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 03月01日号
03月01日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
3月1日の東京株式市場の寄り付きは、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買戻しが優勢になりそうだ。
・・・続き
その後は様子見気分が先行しそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万8900円-1万9400円を想定する。
トランプ米大統領が、日本時間の午前11時から米議会で演説を行う予定。
既に明らかとなっている国防費の増額や減税政策のほかに、新たな施策を示すか否かに注目が集まるとみられ、演説内容を確認したいとして取引前半は手控えムードが広がりそう。演説を受けた後は、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)の動向によって、値動きが荒くなることも想定され、注意が必要だろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半と円安に振れている。足下でポジション圧縮とみられる流れから売られていた金融セクターなどには買い戻しもありそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所終値比50円高の1万9180円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り860万株、買い1290万株で、差し引き430万株の買い越し。買い越しは10営む業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、小売、自動車、サービス、電機、銀行、保険、紙パ、ガラス、金属など。買いセクターに、薬品、電機、精密、商社、自動車など。
【好材料銘柄】
■新日本電工 <5563>
今期経常は2.5倍増益へ。
■エフ・ジェー・ネクスト <8935>
今期経常を一転21%増益に上方修正・最高益更新。
■スリープログループ <2375>
11-1月期(1Q)経常は14%増益で着地。
■メディアスホールディングス <3154>
東証がメディアスを3月21日付で市場1部に指定替えする。また、13万株の立会外分売を実施する。
■ジューテックホールディングス <3157>
東証はジューテックを3月7日付で東証2部に市場変更する。
■ウイルプラスホールディングス <3538>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■セルシード <7776>
食道再生上皮シートが厚生労働省「先駆け審査指定制度」の対象品目指定を受けた。迅速な実用化を目指す。
■はてな <3930>
上期経常が51%増益で着地・11-1月期も17倍増益。
■アンジェス MG <4563>
DNAワクチン技術を用いたエボラ出血熱抗血清製剤の開発が進展。血清がエボラウイルスに結合しその働きを止める機能を持つことを確認。
【主な経済指標・スケジュール】
1(水)
【国内】
10-12月期法人企業統計(8:50)
1月新車販売台数(14:00)
《決算発表》
伊藤園、巴工業
【海外】
トランプ米大統領が上下両院合同会議で演説
中国2月製造業PMI(10:00)
中国2月非製造業PMI(10:00)
中国財新2月製造業PMI(10:45)
米1月個人所得・個人支出(22:30)
米2月新車販売
米2月ISM製造業景況指数(3/2 0:00)
米1月建設支出(3/2 0:00)
ベージュブック
《米決算発表》
ベストバイ、ブロードコム、ロウズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
02月28日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは25ドル安、13日ぶりに反落。トランプ氏演説控え
・・・続き
2月28日のNYダウ工業株30種平均は13営業日ぶりに反落し、前日比25ドル20セント安の2万0812ドル24セントで終えた。
ダウ平均は前日まで12日連続で過去最高値を更新。同じく12日続けて高値を付けた1987年の記録に並んでいた。28日は月末でもあり、利益確定の動きが出やすかった。それでも2月は月間で948ドルあまり上げ、月ベースでは4カ月連続の上昇となった。
トランプ大統領の議会演説を控えて利益確定の売りも散見され、朝方からもみあう展開となった。原油相場の下落に伴い、株式相場も下落したが、減税やインフラ投資に関する経済政策発表への期待感が下値を支える展開となった。
トランプ氏の演説では「財政刺激策の実行に向けたスケジュールや具体的な規模を確認したい」(日系証券)との見方が根強い。株式相場はトランプ氏の「驚くべき税制改革」に対する期待を先取りして上げてきただけに、具体策が発表されるのか演説の内容を見極めたいとのムードが強まりやすかった。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比36.461ポイント安の5825.438で終えた。
セクター別では、公益事業や食品・飲料・タバコが上昇する一方で自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが下落した。
ディスカウントストアのターゲットが12%超安と急落した。朝方発表した16年11月〜17年1月期の決算が市場予想に届かず、嫌気した売りが膨らんだ。製薬のペリゴ(PRGO)は多発性硬化症治療薬「タイサブリ」のロイヤルティーに関する権利を最大28.5億ドルで売却すると発表し、大幅下落した。
一方、旅行予約サイトのプライスライン(PCLN)は決算内容が好感され上昇した。レンタカーのハーツ・グローバル・ホールディングスや、宅配ピザ・サービスのドミノ・ピザも四半期決算を材料視した買いが優勢だった。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,812.24−25.20
S&P500種
2,363.64−6.11
ナスダック
5,825.438−36.461
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅安だった。3月物は前日比15円安の1万9180円で取引を終えた。28日の大阪取引所の終値は50円上回った。
外国為替市場での円は上昇する場面が長かったほか、米株式の下落が相場を下押した。トランプ米大統領の議会演説を控え、市場関係者は減税など具体的な経済政策への言及があるかどうか、演説内容を見極めたいとの雰囲気が強まった。
28日の3月物安値は1万9020円、高値は1万9270円だった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19180 ( +50 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19195 ( +65 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7263.44(+10.44)
FTSE100種総合株価指数は小幅続伸。前日終値に比べ10.44ポイント高の7263.44で引けた。構成銘柄の約7割が上昇した。好決算を発表した銘柄が買われ、指数をけん引した。一方で主力の鉱業株が下落したことで上値は重かった。トランプ米大統領の議会演説を前に取引は低調だった。
エンジニアリング・サービスのバブコック・インターナショナル・グループが7%高と大幅上昇した。下期の業績が好調で通期決算が目標通りになる見込みとの報告が買い材料視された。
半面、BHPビリトンやランドゴールド・リソーシズをはじめ鉱業株が売りに押された。保険株も下げる中、セント・ジェームズ・プレイスが安かった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11834.41(+11.74)
ドイツ株式指数(DAX)は小幅続伸。終値は前日比11.74ポイント高の11834.41だった。
銀行株が上昇。電力株も堅調だった。個別銘柄では放送大手のプロジーベンザット1メディアが高かった。一方、半導体のインフィニオンテクノロジーズが安かった。鉄鋼のティッセン・クルップも下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4858.58(+13.40)
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