06月30日 マーケットコメント
06月30日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、再び111円台へ。
・・・続き
[概況]
30日の東京外国為替市場は、米ドル円が軟調だった。
昨日は米株式市場の下落を背景にリスク回避的な円買いの動きが活発となったが、本日もその流れを踏襲する格好で、全般的に円買いが優勢だった。
米ドル円は序盤から軟調で、NY時間終盤に回復させた112円を早々に下抜ける展開。中盤以降も断続的に売られ、安値111.715円と昨日の安値を更新した。
欧州時間が近づくと下げ渋る動きを見せているが、本格的な買戻しには至っていない。この後の米ドル円は、本日の終値で112円を回復できるかがポイントとなりそうだ。
仮に同水準を下抜けた場合は、上昇の地合いが悪化し、112円を前にして足踏みが続くような展開が予想される。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】
・・・続き
今週は、軟調な展開となった。円安進行に支えられて中盤までは堅調な展開。
しかし米国でハイテク株が大きく下げ、米国株全体にも売りが波及したことから警戒ムードが強まった。
日経平均は年初来高値更新を目前に失速し、節目の2万円を割り込む場面もあった。
物色ではハイテク株が調整売りに押される一方、金融株など出遅れセクターに強い動きが見られた。
日経平均は週間では約99円の下落となり、週足では3週ぶりに陰線を形成した。
【来週の相場見通し】
来週(3〜7日)の東京株式市場は、欧州中央銀行(ECB)が従来の緩和策から転換し、9月にも緩和策縮小の方向に舵を切るのではとの思惑から、緩和マネーを支えとした株価上昇に対する警戒感が浮上しそうだ。
米国市場は週末に雇用統計を控えて様子見姿勢が強まりやすい上に、4日が独立記念日で休場というスケジュール。ハイテク株の下げへの警戒が強まる中、買いが入りづらい展開を予想される。
もし、海外株安と円高が同時進行するような推移となれば、波乱展開も予想される。
海外動向の影響を受けやすくなっており、来週の日経平均株価の想定レンジは、1万9600〜2万300円とする。
市場関係者からは「きょうの日経平均株価が取引時間中に、一時2万円を割り込むまで売られたことで、ある程度織り込みが進んだとの見方もある。
ただ、自民党議員を巡るスキャンダルや不適切な発言が相次ぐなかで実施される東京都議選(7月2日投開票)の結果次第では、安倍内閣の今後の政権運営に向かい風が強まる可能性もあり、外国人投資家の姿勢の変化に警戒感が強まっている」との見方が出ていた。
■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
20512.23 ボリンジャー:+3σ(25日)
20341.69 ボリンジャー:+2σ(25日)
20335.61 ボリンジャー:+2σ(26週)
20171.14 ボリンジャー:+1σ(25日)
20149.21 6日移動平均線
20132.31 均衡表転換線(日足)
20119.32 ボリンジャー:+1σ(13週)
20033.43 ★日経平均株価30日終値
20000.59 25日移動平均線
19944.12 均衡表基準線(日足)
19872.69 ボリンジャー:+1σ(26週)
19831.82 新値三本足陰転値
19830.04 ボリンジャー:-1σ(25日)
19731.37 均衡表転換線(週足)
19659.50 ボリンジャー:-2σ(25日)
19517.30 13週移動平均線
19488.95 ボリンジャー:-3σ(25日)
19477.19 75日移動平均線
■ランキング【売買代金 増加率】 (6月30日)
1. <8894> 原弘産 25 (+13.6%) 338 ( 127倍)
2. <1369> One225 20,290 ( -0.8%) 492 ( 58.0倍)
3. <7831> ウイルコHD 186 (+10.7%) 215 ( 44.0倍)
4. <4651> サニックス 219 ( +0.9%) 247 ( 18.5倍)
5. <1599> ダイワJPX 14,630 ( -0.7%) 184 ( 18.3倍)
6. <2438> アスカネット 1,835 ( +1.5%) 4,369 ( 18.3倍)
7. <7896> セブン工業 194 ( +6.0%) 101 ( 14.2倍)
8. <4769> IC 1,320 (+22.9%) 139 ( 13.4倍)
9. <9872> 北恵 692 ( +3.7%) 109 ( 11.6倍)
10. <1475> iSTPX 1,628 ( -0.7%) 172 ( 9.4倍)
11. <4998> フマキラ 961 ( +3.4%) 552 ( 8.6倍)
12. <4564> OTS 301 ( +6.7%) 5,512 ( 8.6倍)
13. <5603> 虹技 241 ( +3.0%) 104 ( 8.6倍)
14. <5289> ゼニス羽田 330 ( +6.1%) 785 ( 8.5倍)
15. <6289> 技研製 3,005 ( -4.3%) 3,858 ( 8.2倍)
16. <4814> ネクスウェア 416 (+17.2%) 3,160 ( 7.5倍)
17. <3526> 芦森工 300 ( +6.8%) 9,289 ( 7.4倍)
18. <6073> アサンテ 1,943 ( +1.7%) 141 ( 6.9倍)
19. <6347> プラコー 218 (+11.2%) 1,736 ( 6.3倍)
20. <7834> マルマン 225 ( +7.1%) 302 ( 6.1倍)
06月30日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を12銘柄更新しました。
[4829]日本エンタープライズ
[3135]マーケットエンタープライズ
[2438]アスカネット
[3071]ストリーム
[7190]マーキュリアインベストメント
[8508]Jトラスト
[3021]パシフィックネット
[8059]第一実業
[3753]フライトホールディングス
[4712]アドアーズ
[7776]セルシード
06月30日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=186円安と反落、一時2万円割れ。米ハイテク株安やや円高嫌気
【大引け概況】
30日の日経平均株価は反落し、前日比186円87銭安い2万0033円43銭で終えた。
・・・続き
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取引開始後にはザラ場ベースで19日以来およそ2週間ぶりに、2万円の大台を下回る場面があった。
前日の米ダウ工業株30種平均が大幅に下落した流れを受けて、6月30日の東京市場は朝方から幅広い銘柄が値下がりした。
為替が円高・ドル安に振れたことも株を売る材料となり、日経平均株価は午前中に一時2万円を下回った。午後は主要銘柄の取引が低調だったが、大引け直前にまとまった買いが入り、日経平均は下げ幅をやや縮小した。
7月3日までに東京都議選の投開票や日銀の企業短期経済観測調査(短観)を控えているため、積極的な売り買いは手控えられた。
市場からは「基調転換のサインはまだ出ていないが、上値の重さを改めて印象付けた。
25日線が短期的なサポートラインとして意識され、これを下抜けるようだと調整色が強まりそう。都議選の影響は自民党の負け具合にもよるが、どの程度織り込みに動いたかは不透明だ。ただ、円高にフレたとはいえ、ドル・円が1ドル=112円近くで安定している点は支えになる」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比99.29ポイント安の1万4353.63だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、12.17ポイント安い1611.90で終えた。
東証1部の出来高は19億6897万株、売買代金は2兆6024億円。それぞれ16日以来となる2週間ぶりの大きさとなった。
騰落銘柄数は値上がり490銘柄、値下がり1409銘柄、変わらず123銘柄だった。
個別銘柄では、任天堂が大量の売りで大幅安となり、ソフトバンクG、オリックス、HOYAが下げた。関西電、JR東日本や日電産が下落した。キーエンスや東芝、野村が安い。
ニトリHDが小安く、東芝は9営業日続落した。
半面、各国金利の上昇を受けて、保険のT&Dや第一生命HDは上げた。りそなHDも堅調だった。三菱重やJFE、三菱電が上昇した。
JFEが締まり、国際帝石も上げ、三井物はしっかり。住友化が値上がりし、芦森工が個別に買われた。
東証2部株価指数は前日比9.61ポイント安の6141.51ポイントと反落。
値上がり銘柄数は185、値下がり銘柄数は254となった。
個別では、カネヨウ、宇野澤組鐵工所、北日本紡績、アルチザネットワークスが売られた。
一方、DNAチップ研究所がストップ高。NCS&Aは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電通、黒谷、スター・マイカ、石原ケミカルなど22銘柄は年初来高値を更新。マルコ、ウイルコホールディングス、堀田丸正、ゼニス羽田ホールディングス、セブン工業が買われた。
06月30日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反落、外部環境悪化などで小幅安
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小反落した。終値は前日比0円69銭安い3251円67銭だった。29日の米株安の流れを受け売りが優勢だった。ただ、午後に下げ幅を縮小し、小幅安にとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で723億円、売買高は1億4380万株だった。
値上がり銘柄数は254、値下がり銘柄数は377となった。
個別では、SYSホールディングスが一時ストップ安と急落した。エヌアイデイ、ピクセルカンパニーズ、ナフコ、ティビィシィ・スキヤツト、ディーエムソリューションズなど7銘柄は年初来安値を更新。ANAP、エヌジェイホールディングス、岡本硝子、内外テック、ジェクシードが売られた。
一方、日本一ソフトウェア、パスポート、ソレキアストップ高。ネクストウェア、リーダー電子は一時ストップ高と値を飛ばした。
太洋基礎工業、大本組、ソーバル、きょくとう、プラップジャパンなど26銘柄は年初来高値を更新。インフォメーションクリエーティブ、プラコー、やまねメディカル、デジタルアドベンチャー、マルマンが買われた。
ジャスダック市場に1社、マザーズ市場に2社が上場した。ジャスダック上場のSYSHD(3988)は13時39分に公開価格の2.2倍となる5530円の初値を付けた。利益確定売りで制限値幅の下限(ストップ安水準)まで下落する場面もあり、終値は初値比17%安の4575円だった。
06月30日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、ポジション調整に係る利益確定による売り
・・・続き
東証マザーズ指数は反落し、終値は前日比3.63ポイント安い1181.74だった。
取引開始から、環境悪化のほか、ポジション調整に係る利益確定による売り圧力が強かった。29日の米国市場でハイテク株中心のナスダック総合指数が大きく下落したのを受け、ハイテク関連業種やビットコイン関係株を中心に値を下げた。
値上がり銘柄数は86、値下がり銘柄数は140となった。
時価総額の大きいミクシィが下落。
個別では、ビーブレイクシステムズ、エクストリーム、ホープ、Fringe81が年初来安値を更新。ソレイジア・ファーマ、フリークアウト・ホールディングス、シグマクシス、アライドアーキテクツ、ネットイヤーグループが売られた。
一方、ASJがストップ高。夢展望、ベガコーポレーション、オンコセラピー・サイエンス、シンプロメンテなど8銘柄は年初来高値を更新。プレシジョン・システム・サイエンス、MRT、ソケッツ、UMNファーマ、カナミックネットワークが買われた。
マザーズ上場のツナグS(6551)は13時36分に公開価格の2.1倍となる4515円の初値を付けた。一時は制限値幅の上限(ストップ高水準)に迫る場面もあり、終値は初値比4.1%高の4700円。同じくマザーズ上場のゲームウィズ(6552)は14時56分に公開価格の2.3倍である4490円の初値を付け、その後は再び買い気配となり、大引け時点の気配値は初値比1%高の4535円だった。
年初から半年間の上昇率は、日経ジャスダック平均株価が18.7%、マザーズ指数が25.4%となった。
06月30日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比224円29銭安の1万9996円01銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、15.01ポイント安の1609.06で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円80銭台での推移。アジアの主要株式市場は、ほぼ全面安商状の展開となっている。
世界のハイテク株をけん引していた「FANG」銘柄については過熱警戒感から引き続き利益確定の流れは警戒しておく必要がありそうだ。
後場は、日銀のETF買い入れが需給の下支えとなろう。
日経平均の2万円固めとなれば、中小型株には個人の押し目拾いの動きがみられてくる可能性がある
ランチバスケットは520億円、差し引き40億円の買い越しとの観測。
06月30日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落、219円安。米株急落や円高を嫌気
30日午前の日経平均株価は反落し、前日比219円42銭安い2万0000円88銭で終えた。
・・・続き
前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに大幅安だったことを受けて、朝方から大きく売り優勢に傾き、外国為替市場でも円が買われ、リスクオフの流れを助長した。
また、円相場が1ドル=111円台後半まで円高が進行したことも投資家心理を冷やした
半導体製造装置大手の東エレクの下落率は一時4%を超えて、日経平均を押し下げた。
先物の下落に伴い裁定解消売りも出て、値がさ株のソフトバンクやファナック、京セラなどの下げも目立った。
ただ日経平均が2万円の大台を割り込んだところでは下げ渋った。日本企業の業績拡大期待から押し目買いが入った。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2508億円、売買高は9億4888万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1536と、全体の76%を占めた。値上がりは357、変わらずは128だった。
個別では、任天堂が大量の売りに押され、キリンHD、JTの下げが大きかった。ソニーやキーエンスも下落した。野村やJR東日本が安かった。ソフトバンクGも安く、Vテクは下げ足を速めた。トヨタ、SUBARUは軟調だった。東芝は9営業日続落した。
半面、国際石開帝石やJFE、第一三共は上昇した。りそなHD、第一生命HDやT&Dも堅調だった。三井物、三菱商も堅調。住友化がにぎわい、三井化学も上げた。
東証2部株価指数は反落した。シャープや朝日インテクが下げ、マルコと堀田丸正は上げた。
東証2部株価指数は前日比33.28ポイント安の6117.84ポイントと反落。値上がり銘柄数は110、値下がり銘柄数は300となった。
個別では、カネヨウ、技研製作所、日本食品化工、コンテック、JMACSが売られた。
一方、DNAチップ研究所がストップ高。日本電通、黒谷、サンコーテクノ、ノザワなど15銘柄は年初来高値を更新。マルコ、堀田丸正、セブン工業、平和紙業<、ジー・スリーホールディングスが買われた。
06月30日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落、投資家心理が悪化、売り優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比15円50銭安い3236円86銭となった。29日に米国株が大きく下げたことで投資家心理が悪化し、東京市場の新興株も売りが優勢となった。特に米ハイテク株安を受け、内外テックをはじめ半導体関連銘柄の下落が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で405億円、売買高は8968万株。値上がり銘柄数は170、値下がり銘柄数は436となった。
個別では、エヌアイデイ、ピクセルカンパニーズ、ティビィシィ・スキヤツト、ディーエムソリューションズ、ハンズマンなど6銘柄が年初来安値を更新。エヌジェイホールディングス、アイケイ、Nuts、岡本硝子、ジェクシードが売られた。
一方、ネクストウェア、ソレキアがストップ高。パスポートは一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、ソーバル、プラップジャパン、トシン・グループなど17銘柄は年初来高値を更新。リーダー電子、プラコー、イデアインターナショナル、ぱどなどが買われた。
06月30日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、投資家心理が悪化、売り優勢
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比12.15ポイント安い1173.22だった。値上がり銘柄数は51、値下がり銘柄数は177となった。
個別では、ビーブレイクシステムズ、エクストリーム、Fringe81が年初来安値を更新。時価総額の大きいミクシィが下落したほか、シグマクシス、リミックスポイント、フリークアウト・ホールディングス、ネットイヤーグループが売られた。
一方、夢展望、オンコセラピー・サイエンス、シンプロメンテ、中村超硬が年初来高値を更新。カナミックネットワーク、ソケッツ、UMNファーマ、インフォテリア、イグニスが買われた。
きょうはジャスダック市場にSYSHD(3988)が、マザーズ市場にツナグS(6551)とゲームウィズ(6552)がそれぞれ上場した。午前の取引ではいずれも買い気配が続き、取引が成立しなかった。市場では「市場全体が軟調な中で、個人投資家の資金が新規株式公開(IPO)銘柄に向かっている」との見方があった。
06月30日 為替市況コメント
【為替】ドルは113円寸前まで上げたが、其の後111円台まで落ちて、結局揉み合い継続
・・・続き
[概況]
欧州株式市場が上昇で始まると為替市場は円売り優勢となり、NY市場に入って発表された新規失業保険申請件数は予想より増加したが、第1四半期実質GDP確報値が予想を上回るとドルは一段高となった。
そしてNY市場序盤に当日高値112.940円まで上昇したが113円台には乗せられず、NY株式市場が序盤以降下げ続けると為替市場も円買い優勢となり、中盤には112円を割れて当日安値111.800円まで下落した。
ユーロも128円を割り込んだが、株価の下げ幅縮小と共に円買いも収まってドルは値を戻し、最期は前日比-15銭の112.175円と112円台を回復して引け、ユーロは+54銭高の128.335円で引けた。
ドルはNY株価の下げに小幅続落となったが、ドラギECB総裁や英中銀総裁による発言の影響(買い)が続いてユーロやポンドは続伸するなど、主要通貨はマチマチな動きとなった。
ドルは113円台寸前まで上昇したが大台には乗せられず、其の後111円台まで落ちるなど、レンジを抜けられずまだ揉み合い継続ではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月30日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=反落 一時2万円割れ、欧米株安や円高を嫌気
【寄り付きの概況】
30日の日経平均株価は前日比194円67銭安の2万25円63銭で寄り付いた。
・・・続き
取引開始後に下げ幅が200円を超え、2万円の大台を一時下回った。
取引時間中での2万円割れは19日(安値1万9949円88銭)以来ほぼ2週間ぶり。29日の欧米株安や円高を嫌気し、売り優勢で始まり、軟調に推移している。
市場では「5日移動平均と25日移動平均の範囲での値動きになりそう」との見方があった。29日時点で日経平均の5日移動平均は2万0172円、25日移動平均は1万9986円となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は共に反落して始まった。
業種別では、任天堂、大日印などのその他製品株が下落。東精密、HOYAなどの精密株や、NTT、ソフトバンクなどの情報通信株も売られている。JT、森永乳などの食料品株も安い。
半面、国際帝石などの鉱業株がしっかり。三井不、住友不などの不動産株も買われている。
個別では、 2017年3〜5月期の連結営業減益が伝わったローソンは小安く始まった。村田製やソニー、ソフトバンクが下げた。キーエンスやSMC、ファナックも安い。任天堂、NTTやヤマトHDも売られた。
一方、金融株は堅調で、りそなHDや第一生命HD、三菱UFJが高い。東芝や住友化は上昇している。
225先物はみずほ・GS・日興・モルスタ・ドイツが買い越し。
クレディ・メリル・パリバ・アムロ・大和・ソジェン・UBSが売り越し。
TOPIX先物はアムロ・パリバ・ドイツ・みずほが買い越し。
クレディ・日興・GS・野村・ソジェンが売り越し。
テクニカル的には、ホクリョウ(1384)、積ハ(1928)、住電設(1949)、日比谷(1982)、博報堂DY(2433)、ラクーン(3031)、大光(3160)、ネクステージ(3186)、ユニゾン(3258)、トリドール(3397)、王子(3861)、CTS(4345)、一工薬(4461)、明光ネ(4668)、神戸鋼(5406)、合同鉄(5410)、新日電(5563)、Sサイエンス(5721)、UACJ(5741)、シンフォニア(6507)、航空電(6807)、三井ハイ(6966)、日東電(6988)、じもと(7161)、凸版(7911)、オンワード(8016)、サンリオ(8136)、三信電(8150)、七十七(8341)、八十二(8359)、三菱Uリ(8593)、JPX(8697)、岩井コスモ(8707)、三井不(8801)が動兆。
06月30日 カタリストコメント
「株高の特異日」
・・・続き
1949年以降の株高の特異日。
2月25日上昇確率74.07%
5月1日同74.07%
1月14日同74%
12月26日同72.73%
12月28日同72.22%
5月2日同70.91%
6月30日同70.91%
5月31日同60.06%
2月1日同68.52%
7月1日同68.52%
スケジュールを見てみると・・・
週末:東京都議会選投開票
3日(月):日銀短観、自動車販売、消費者態度指数、米ISM製造業、建設支出
4日(火):マネタリーベース、米休場(独立記念日)
5日(水):米製造業受注
6日(木):米ADP雇用レポート、貿易収支、ISM非製造業
7日(金):景気動向指数、GPIFの16年度運用成績、米雇用統計、G20サミット(ドイツ)
(兜町カタリスト櫻井)
06月30日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■三住建設<1821>
船から陸へ電力供給するシステム開発へ
■三井化学<4183>
米州で車用ポリプロピレン混練樹脂工場を増強
■サイバーエージ<4751>
系列がTVCM効果の数値化サービス開始
■浜ゴム<5101>
国内で農機用タイヤ事業への参入検討
■日電算<6594>
系列がEV向けモーター部材用小型サーボプレスを発売
■シライ電子<6658>
車用プリント配線基板の工場を集約
06月30日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月30日号
06月30日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
30日の東京株式市場は、軟調展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9900円−2万100円を想定する。
米国株がハイテク株の下げを主因にダウ平均が3桁の下落と大幅安、現地29日のシカゴ市場の日経平均先物円建て清算値は、29日の大阪取引所終値比235円安の1万9975円だった。
株価指数先物を中心に売りが先行し、同清算値にサヤ寄せする動きが強まりそう。売り一巡後は、フシ目の2万円や25日線(29日時点で1万9986円)が下値として意識されそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半で推移している。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1290万株、買い1090万株で、差し引き200万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、精密、食品、薬品、通信、自動車、小売など。買いセクターに、機械、サービス、銀行、情報通信、その他製品、不動産、陸運、精密など。
【好材料銘柄】
■ボルテージ <3639>
今夏配信予定のチームドラマアプリ「アニドルカラーズ」に登場するアイドルグループの音楽CDを9月20日に2枚同時発売。
■スター精密 <7718>
3-5月期(1Q)経常は54%増益で着地。
■北恵 <9872>
上期経常を一転17%増益に上方修正、通期も増額。
■夢の街創造委員会 <2484>
9-5月期(3Q累計)経常が47%増益で着地・3-5月期も24%増益。
■オンコセラピー・サイエンス <4564>
米テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターでMELK阻害剤「OTS167」の乳がんに対する第1相臨床試験を開始。
【主な経済指標・スケジュール】
30(金)
【国内】
5月消費者物価指数(8:30)
5月失業率・有効求人倍率(8:30)
5月家計調査(8:30)
5月鉱工業生産(8:50)
《決算発表》
ダイセキソリュ、トライステージ、ソーバル、きょくとう、アダストリア、トシンG、DCM、テクノアルファ、スター・マイカ、クラウディア、パイプドH、WNIウェザー、USEN、アクトコール、マルマエ、ジンズメイト、スギHD、タカキュー、UCS、ケーヨー、ダイセキ、アルテック
【海外】
中国6月製造業PMI(10:00)
中国6月非製造業PMI(10:00)
米5月個人所得・個人支出(21:30)
米6月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
《米決算発表》
マイクロン・テクノロジー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月29日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ平均167ドル安 ハイテクに利益確定売り
・・・続き
29日のNYダウ工業株30種平均は大幅に反落した。前日比167ドル58セント安の2万1287ドル03セントと、12日以来ほぼ2週ぶりの安値で終えた。
朝方は、米連邦準備制度理事会(FRB)によるストレステスト(健全性審査)で大手銀行すべてが合格したことで金融株を中心に上昇したものの、ハイテク株の売りが上げ幅を打ち消し、軟調推移となった。1-3月期GDP確定値が予想を上回ったものの、相場への影響は限られた。
年初から相場上昇をけん引してきたフェイスブックやアマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)など、頭文字を取って「FANG]と呼ばれる主要ハイテク株などへの売りが強まった。
四半期末が近づき、資産構成の見直しを目的とした売りが出たとの指摘もあった。ダウ平均の下げ幅は一時250ドルを超えた。
一方、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株は堅調だった。米連邦準備理事会(FRB)が28日夕、大手金融機関を対象に配当など資本計画を精査し、全34社の計画を承認した。承認を受けて各社が増配や自社株買いを相次いで発表し、好感した買いが入った。
取引開始前に発表された2017年1〜3月期の米実質国内総生産(GDP)確定値は、前期比年率1.4%増と改定値から0.2%ポイント上方修正された。ただ、過去のデータとあって相場の反応は限られた。
ナスダック総合株価指数は反落し、前日比90.063ポイント安の6144.351と5月23日以来ほぼ1カ月ぶりの安値で終了した。時価総額の大きい主要ネット株や半導体株が売られ、指数を押し下げた。
セクター別では、銀行や自動車・自動車部品が上昇する一方で半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスが下落した。
家具小売のピア・ワン・インポーツ(PIR)は決算内容が嫌気され、下落した。半導体のインテルやIT機器のシスコシステムズ、クレジットカードのビザなどが下落した。ドラッグストアのライト・エイドが急落。同業のウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが同社の買収を断念し、店舗取得に切り替えたことが嫌気された。
一方、ビールやワインの販売を手掛けるコンステレーション・ブランズは決算が市場予想を上回る増益となり、買いが集まった。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,287.03−167.58
S&P500種
2,419.70−20.99
ナスダック
6,144.351−90.063
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落し、約2週間ぶりに2万円を割り込んで引けた。9月物は前日比235円安の1万9975円で引け、29日の大取終値を235円下回った。
米株の大幅反落が嫌気された。欧州の金融緩和の出口が意識され、投資家心理が悪化した。円相場の反発も日本株の売り材料になった。9月物の安値は1万9860円、高値は2万0280円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
19975 ( -235 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
20010 ( -200 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7350.32(−37.48)
FTSE100種総合株価指数は3日続落。前日終値に比べ37.48ポイント安の7350.32で引けた。医薬品株とたばこ株の下げが指数を押し下げ、構成銘柄の約8割が下落した。
アストラゼネカなど医薬品株が売られた。シャイアーは3%超下がった。たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコとインペリアル・ブランズも下落した。
半面、バークレイズなど銀行株は軒並み買われた。米連邦準備理事会(FRB)が前日にストレステスト(健全性調査)の結果などに基づき全社の資本計画を承認したことなどが好感された。HSBCホールディングスは約4%高。米モルガン・スタンレーが良好な資本状況が当面続くとの見通しを理由に、投資判断を引き上げたのが買い材料となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12416.19(−231.08)
ドイツ株式指数(DAX)は3日続落。終値は前日比231.08ポイント安の12416.19だった。欧州各国株式相場は午前に下落に転じ、午後には一段安となった。
半導体のインフィニオンテクノロジーズと電力のRWE、日用品のバイヤースドルフが下落した。上昇したのは、コメルツ銀行とドイツ銀行の2銘柄だけだった。米連邦準備理事会(FRB)のストレステスト(健全性調査)の結果などに基づき全社の資本計画が承認されたことが買い材料となった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5154.35(−98.55)
06月29日 マーケットコメント
06月29日 為替市況コメント
【為替】円安が進行、関係者からのタカ派的な発言が背景か。
・・・続き
[概況]
29日東京時間の外国為替市場は、全体的に円安が進む展開となっている。
なかでも、米ドル円はじりじりと上昇し一時112.650円まで水準を上げたほか、ユーロ円が一時128.800円まで、それぞれ本営業日の高値を更新する展開となっている。
現在も同水準を推移しており、底堅さを維持している。
この値動きについて一部の市場関係者からは、米FRBメンバーの関係者から利上げにタカ派的な発言が聞かれたことから、日米の金利差が拡大傾向となっており、そのことが米ドル円を押し上げる一因になっているようだ。
他方、ユーロ円については、欧州中央銀行(ECB)から、現在の資産拡大政策を終了させる趣旨の発言などが聞かれたことから、ドイツなどユーロ圏の国債利回りが上昇、そのことがユーロ買いを誘っているようだとの声が聞かれている。
この後の時間では、第一四半期・米国内総生産【確報値】(GDP)(予想:年率/前期比+1.2% 前回:年率/前期比+1.2%)の発表が控えており注目されている。確報値とあって、改定値からの大幅な変更はないと考えられているようだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月29日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を6銘柄更新しました。
[3199]綿半ホールディングス
[3180]ビューティガレージ
[3919]パイプドHD
[3435]サンコーテクノ
[3970]イノベーション
[4763]クリーク・アンド・リバー社
06月29日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反発、米株高を好感。一時年初来高値上回る
【大引け概況】
29日の日経平均株価は反発した。終値は、前日比89円89銭高の2万220円30銭だった。
・・・続き
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時間:1分10秒 容量:23.57M
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前日の米株高で買い安心感が広がった。米景気の底堅さを背景とした米長期金利の上昇を受け、国内機関投資家は出遅れていた景気敏感株に買いを入れたようだ。
一時は上げ幅が130円を超え、20日に付けた年初来高値(2万230円)を上回った。
市場関係者からは、「明確な流れが出たわけではないが、ハイテク株や好業績銘柄への一極集中の流れに変化が見られ良い兆候だ」との声が聞かれた。
朝方の買い一巡後は伸び悩んだ。高値圏では利益確定売りが出やすかった。
7月2日投開票の東京都議選を前に、稲田朋美防衛相の不規則発言や加計学園問題を巡る国内政治への懸念から、海外投資家を中心に買いを手控える投資家も少なくなかった。
JPX日経インデックス400は反発し、前日比82.13ポイント高の1万4452.92だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、9.70ポイント高の1624.07だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆4419億円。売買高は19億5041万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1513と全体の75%を占めた。値下がりは398、変わらずは110銘柄だった。
個別では、米金融株高を受け、三菱UFJや三井住友FGが上昇した。3〜5月期純利益が23%増となったJフロントが大幅高となった。ソフトバンクG、ファーストリテ、ファナックはしっかり。米キャタピラー株の上昇で、コマツや日立建機は買われた。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の国内出荷が好調な任天堂は買われた。
半面、3〜5月期に連結営業減益になったニトリHDが大幅安。半導体子会社の売却を巡り、米ウエスタン・デジタルを提訴した東芝は下げた。東エレクは続落した。NTTが売られ、NTTドコモや北越紀州紙は売られた。JTが値を下げ、アステラス薬はさえない。ブリヂストンが緩み、東レは弱含み。
東証2部株価指数は前日比35.45ポイント高の6151.12ポイントと反発。値上がり銘柄数は286、値下がり銘柄数は148となった。
個別では、DNAチップ研究所がストップ高。カネヨウ、NCS&Aは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電通、情報企画、スガイ化学工業、ソフト99コーポレーションなど22銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、マルコ、ソリトンシステムズ、北日本紡績、アサヒ衛陶が買われた。
一方、武蔵野興業、明治機械、ジーエルサイエンス、日本タングステン、インタートレードが売られた。
06月29日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、情報セキュリティー関連銘柄買われる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比14円24銭高い3252円36銭だった。世界的なサイバー攻撃の被害拡大を背景に、情報セキュリティー関連銘柄のアズジェントやラックに買いが入った。時価総額の大きいマクドナルドが業績期待で買われ、相場を支えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で777億円、売買高は1億7567万株だった。値上がり銘柄数は411、値下がり銘柄数は217となった。
個別では、パスポートがストップ高。ANAP、アズジェント、ぱどは一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業、シベール、プラップジャパン、夢の街創造委員会など26銘柄は年初来高値を更新。五洋インテックス、グリムス、ソルガム・ジャパン・ホールディングス、SDエンターテイメント、デジタルアドベンチャーが買われた。
一方、ピクセルカンパニーズ、ティビィシィ・スキヤツト、ディーエムソリューションズ、ハンズマン、ニッピが年初来安値を更新。ノムラシステムコーポレーション、エフアンドエム、ソレキア、NaITO、アミタホールディング売られた。
06月29日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日ぶり反発、バイオ関連など買われる。
・・・続き
東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比18.86ポイント高い1185.37だった。東京市場全般が買い先行の展開となって日経平均株価は高値を更新。新興市場も好地合いに乗って主力株に買いが入った。
また、好材料が出たゲーム関連株やバイオ医薬品関連株に買いが集まった。前日は個人投資家の買いが小休止したが、「きょうは、早くも(利益確定で得たお金を新たな銘柄に投資する)循環物色の動きが戻ってきた。個人の投資意欲は衰えていない」という。
値上がり銘柄数は153、値下がり銘柄数は70となった。
個別では、ASJがストップ高。ネットイヤーグループ、プレシジョン・システム・サイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、夢展望、ベガコーポレーション、カヤック、シンプロメンテなど8銘柄は年初来高値を更新。アンジェス MG、ビリングシステム、中村超硬などが買われた。
一方、みんなのウェディング、シャノン、ビーブレイクシステムズ、ホープ、Fringe81など6銘柄が年初来安値を更新。ソレイジア・ファーマ、イグニス、オロ、テモナ、旅工房が売られた。
06月29日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比111円56銭高の2万0241円97銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺で小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、10.48ポイント高の1624.85で始まった。
外国為替市場では、1ドル=112円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、ほぼ全面高商状の展開となっている。
日経平均はこう着ながらも、ソフトバンクG、ファナックがけん引する格好から、底堅い値動きをみせている
金融やハイテク株の底堅さが続くようであれば、中小型株についても、引き続き強い値動きをみせるだろう。
ランチバスケットは21件、483.83億円。差し引き30億円の買い越しとの観測。
06月29日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=米株高など受け反発 年初来高値上回るも上値に重さ
29日午前の日経平均株価は反発した。
・・・続き
午前の終値は108円44銭高い2万0238円85銭だった。
前日の米株高や為替の円安などを背景にリスク選好ムードが強まり、朝方から買い優勢の展開。上げ幅は一時130円を超え、20日につけた年初来高値(2万230円)を上回った。
ただ、これ以外の手掛かり材料に乏しく、買い一巡後は上値が重くなった。国内政局に対する懸念も主力株の上値を買いにくい背景に指摘されている。
7月2日投開票の東京都議選を前に、稲田朋美防衛相の不規則発言や加計学園問題を巡る国内政治への懸念から、海外投資家の買いは入りにくいという。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発し、年初来高値を上回る場面があった。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2310億円だった。売買高は9億8707万株。東証1部の値上がり銘柄数は1390と全体の69%を占めた。値下がりは485、変わらずは145だった。
個別で社、三菱UFJやみずほFGが上げた。3〜5月期の連結純利益が23%増となったJフロントが一時10%高となった。米キャタピラー株の上昇で、コマツや日立建機も上昇した。新日鉄住金など鉄鋼株は上げた。
家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の国内販売が好調な任天堂が切り返した。ソフトバンクグループもしっかり。enishも値を上げた。ジーンズメイトがストップ高に買われ、シンフォニアテクノロジも大幅高。J.フロント リテイリングも物色人気となった。
半面、3〜5月期が営業減益となったニトリHDは大幅に続落した。半導体子会社の売却を巡り、米ウエスタン・デジタルを提訴したと発表した東芝は下げた。スタートトゥは売られた。JTが安く、北越紀州紙は反落した。JAC Recruitment、日本マイクロニクスなども値を下げた。
東証2部株価指数は前日比17.22ポイント高の6132.89ポイントと反発。値上がり銘柄数は259、値下がり銘柄数は153となった。
個別では、DNAチップ研究所がストップ高。カネヨウ、NCS&Aは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電通、情報企画、スガイ化学工業、ソフト99コーポレーションなど17銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、マルコ、ピクセラ、アサヒ衛陶が買われた。
一方、武蔵野興業、JFEシステムズ、ジーエルサイエン、エスビー食品、宮入バルブ製作所は値下がり率上位に売られた。
06月29日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、情報セキュリティー関連銘柄への買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。前引けは前日比5円73銭高い3243円85銭となった。
世界的にサイバー攻撃の被害が拡大するなか、アズジェントなど情報セキュリティー関連銘柄への買いが目立った。ブロッコリーなどゲーム関連を買う動きも見られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で448億円、売買高は1億1476万株。値上がり銘柄数は375、値下がり銘柄数は208となった。
個別ではシベール、夢の街創造委員会、カネ美食品、ANAPなど19銘柄が年初来高値を更新。パスポート、アズジェント、ぱど、SDエンターテイメントが買われた。
一方、ティビィシィ・スキヤツト、ディーエムソリューションズ、ハンズマン、ニッピが年初来安値を更新。ノムラシステムコーポレーション、岡本硝子、内外テック、エフアンドエムがり率上位に売られた。
06月29日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】3日ぶり反発、ミクシィが上げ、指数を押し上げ
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比9.65ポイント高い1176.16だった。
値上がり銘柄数は154、値下がり銘柄数は70となった。
時価総額の大きいミクシィが上げ、指数を押し上げた。
個別では、ネットイヤーグループが一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、カヤックなど6銘柄は年初来高値を更新。
ASJ、イグニス、ビリングシステム、マルマエが買われた。
一方、みんなのウェディング、シャノンビーブレイクシステムズ、Fringe81、レノバが年初来安値を更新。ソレイジア・ファーマ、データホライゾン、ディー・ディー・エス、旅工房、UMNファーマが売られた。
06月29日 カタリストコメント
「受難?」
NY株式市場は大幅反発。
金融とハイテクセクターが上昇を主導した。
・・・続き
S&Pは約2か月振りの大幅高。
ナスダックは昨年11月以来の上昇率となった。
もっとも前日の下落の反動高という声が聞こえるものの全値戻しには至らなかった。
商いは低調で3市場の売買高は67億株。
木曜の日経平均は4日ぶりの反落。
NYの写真相場と言う指摘が聞こえた。
権利配当落ち分26円埋めることもできなかった。
もつとも新高値銘柄は依然3ケタをキープしており相場の支えとなっている。
為替の112円台は見えないフリだった印象。
225先物大証夜間取引終値は日中比80円高の20220円。
25日線からの乖離はプラス0.8%まで低下。
株主総会集中日、株高の特異日は反発期待。
昨日と今日の日経朝刊は「アナリスト受難の時代」。
AIの登場で受難は予測されたが結構早いスピードで襲ってきた印象。
欧州では株式手数料と調査コストの分離を要求。
世界の主要投資銀行で働くアナリストは昨年6000人を割り込んだという。
この4年で1割減。
これが現実である。
世界では1日に約8000のレポートが投資家向けに配信されるが読めれるのはその数%だけという現実。
近年は企業が直接投資家とやりとりすルIRが増加したのもアナリスト受難の原因。
そしてフェア・ディスクロージャー・ルールの導入も受難の原因。
外的規制の影響もあろうが、一番大きいのは自助努力が少なかったことだろうか。
「株は死んだ」と評された70年台のNYから学んだ「アナリスト重視の姿勢」は今曲がり角を迎えている。
AIに勝つための努力はさらに求められるに違いない。
もっとも財務分析のプロに株価分析をさせてきたのも間違いだとは思うのだが・・・。
企業の栄枯盛衰が財務だけで図れるのなら、そんな楽なことはなかろう。
NYダウは143ドル高の21454ドルと反発。
NASDAQは87ポイント高の6234ポイント。
S&P500は21ポイント高の2440ポイント。
ダウ輸送株指数は133ポイント安の9517ポイント。
3市場の売買高は67億株。
CME円建ては大証比70円高の20210円。
ドル建ては大証比105ポイント高の20245ポイント。
大証夜間取引は日中比80円高の20220円。
ドル円は112.28円。
10年国債利回りは2.226%。
非公式外資系5社動向は売り470万株、買い1120万株。
金額ベースは3億円の買い越し(3日連続)。
売りはゴム・食品・電力・情報通信セクターなど。
買いは自動車・銀行・保険・電機・化学セクターなど。
売買交錯は不動産セクターなど。
225先物はクレディ・SBI・カブコムが買い越し。
みずほ・ソジェン・野村・日興が売り越し。
TOPIX先物はGS・パリバ・メリル・モルスタ・ソジェンが買い越し。
大和・みずほ・シティ・バークレイズが売り越し。
外資系等はトリドール(3397)、日医工(4541)、日産(7201)、スズキ(7269)、ヤマ発(7272)、太陽誘電(6976)、トラコス(9715)、ニトリ(9843)、第一三共(4568)、日東電(6988)に注目。
テクニカル的には、不二家(2211)、ローソン(2651)、三菱紙(3864)、レンゴー(3941)、日ペ(4612)、ノリタケ(5331)、大紀ア(5702)、日軽金(5703)、豊田織機(6201)、スズキ〈7269)、ヒマラヤ〈7514)、IDOM(7599)、三陽商会(8011)、青森銀(8342)、山形銀(8344)、沖縄銀(8397)が動兆。
(兜町カタリスト櫻井)
06月29日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時、買い優勢で始まるも国内政治懸念で買い手控えも
【10時の概況】
29日10時現在の日経平均株価は前日比84円62銭高の2万215.03円で推移。
・・・続き
前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに急反発したことで投資家心理が改善したほか、足もと外国為替市場では1ドル=112円台前半と円安水準で推移していることも、主力株中心に追い風材料となっている。
ただ、年初来高値(2万230円)を上回る水準では利益確定売りが出やすい。
また、稲田朋美防衛相の不規則発言や加計学園問題を巡り、「国内政治の安定への懸念が高まり、海外投資家の買いも入りにくい」という。
一方、年金など買い遅れていた国内機関投資家の資金が下値を支えている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を縮めている。業種別TOPIXでは、「鉄鋼」や「銀行業」が高い。半面、「食料品」や「小売業」が下げている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7372億円、売買高は6億2231万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1394と全体の69%を占めた。値下がりは459、変わらずは160だった。
日経平均プラス寄与度トップは日東電 で、日経平均を12.55円押し上げている。次いでソフトバンクが8.21円、ファナックが7.98円、信越化が5.13円、京セラが3.42円と続く。
マイナス寄与度は2.28円の押し下げでファストリがトップ。以下、NTTデータが2.09円、JTが1.86円、東エレクが1.71円と続いている。
業種別では33業種中28業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、ガラス・土石、銀行、海運と続く。値下がり上位には食料、水産・農林、小売が並んでいる。
個別では、日東電が上げ幅を広げた。米キャタピラー株の上昇で、コマツや日立建機が一段高となっている。3〜5月期純利益が23%増となったJフロントは一時10%高となった。
半面、値がさ株のファストリが売られた。東エレクは一時下げに転じた。東芝は下げ幅を広げている。NTTデータは軟調だ。任天堂も売られている。
東証2部株価指数は反発している。NCS&Aがストップ高水準まで上げ、DNAチップが高い。一方、シャープとフライトHDが下げた。
06月29日 為替市況コメント
【為替】予想を下回る経済指標も株価の上昇や円安にドルは小幅安にとどまる
・・・続き
[概況]
欧州株式市場が下落で始まると、序盤にドルは112円を割り込んで当日安値111.820円まで下げたが、其の後は米国債利回りの上昇もあって112円台を回復した。
そしてNY市場序盤にECB関係者の話として、前日行われたドラギECB総裁の発言について「市場が判断を誤った。発言は景気回復の認識と金融面での支援が依然必要との認識との間でバランスを取る事を意図したもの」と伝わるとユーロは1円以上も急落して当日安値126.470円まで下落した。
しかしNY市場で発表された5月中古住宅販売成約指数が予想を下回るとユーロは対ドル買われて対円でも上昇し、更に英中銀総裁が「ある程度の刺激策の解除が必要となる公算」と述べた事をきっかけにポンドは買われて1円以上も急騰し、連れてユーロ買いも進んだ。
ドルは株価の上昇に112円台を維持したが上値を目指す勢いは弱く、一方ポンドはNY市場序盤に当日高値145.55円まで上昇し、ユーロも終盤に127.880円の当日高値を付けた。ドルは-2.5銭の112.325円で引けたが、それ以外の主要通貨は上昇し、ドル安・円安の動きとなった。ドルは112円台を維持したが未だ揉み合い継続と見る。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月29日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■CRI・MW<3698>
運転時の警告音など作るソフトウエア開発
■USEN<4842>
事務所向けBGMサービスを7月に拡充
■JXTG<5020>
家庭用ガス市場参入を検討
■住友商<8053>
インドネシアで地熱発電所を完成・稼働
■IHI<7013>
LNGプラントなど大型プロジェクト建設を再編
■JR西日本<9021>
走るだけの線路検査システムを試験運用
06月29日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月29日号
06月29日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
29日の東京株式は、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から買いが先行しよう。
・・・続き
20日に付けた日経平均株価の取引時間中の高値(2万318円11銭)を意識する場面もありそうだ。ただ、引き続き手掛かり材料難が続くことから、買い一巡後は、もみ合う展開も予想される。
日経平均株価の予想レンジは、2万100円−2万300円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半で推移している。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所終値比70円高の2万210円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り470万株、買い1120万株で、差し引き650万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、ゴム、食品、不動産、電力、情報通信など。買いセクターに、自動車、銀行、不動産、保険、電機、化学など。
【好材料銘柄】
■日比谷総合設備 <1982>
今期最終を一転40%増益に上方修正・最高益更新へ。
■J.フロント リテイリング <3086>
3-5月期(1Q)税引き前は42%増益で着地。
■モブキャスト <3664> [東証M]
スマートフォン向けゲーム「【18】キミト ツナガル パズル」で男性シンガー「luz(ルス)」とコラボ企画を開催。
【主な経済指標・スケジュール】
29(木)
【国内】
株主総会集中日
5月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
夢の街、ハローズ、銚子丸、シーズメン、クスリのアオキ、ストライク、ナガイレーベ、スター精、セキチュー
【海外】
米1-3月期GDP確定値(21:30)
米韓首脳会談(〜30日)
《米決算発表》
ナイキ、マコーミック
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月28日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発し143ドル高金利上昇受け金融株が相場けん引
・・・続き
28日のNYダウ工業株30種平均は大幅反発し、前日比143ドル95セント高の2万1454ドル61セントで終えた。
昨日のドラギ欧州中銀総裁の発言や主要経済指標を受けた長期金利の上昇が続いており、金融セクターを中心に買いが先行した。ハイテク株にも買い戻しが広がり終日堅調推移となった。
ダウ平均は前日に98ドル安と5月17日以来の下げ幅となっていた。このため28日は「前日に下げた分の巻き戻し」との見方が多い。とりわけアップルなど大型IT株を買い戻す動きが広がり「投資家心理の改善につながった」という。
米連邦準備理事会(FRB)が28日夕、大手銀行が提出した資本計画の審査結果を発表する。審査を無事通過し、株主還元の強化が認められるとの期待が金融株買いを招いた面もあった。
米金利上昇を受けてゴールドマン・サックスなど金融株が大幅高となり、相場上昇をけん引した。欧州で金融緩和の早期縮小観測が後退し、前日に下げた米株の買いを促した。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比87.791ポイント高い6234.414で終えた。
セクター別では、銀行や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で公益事業や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
オフィス用品のステープルズが引け間際に急伸した。プライベート・エクイティ(PE)投資会社のシカモア・パートナーズによる買収合意が近いと伝わり、好感した買いが膨らんだ。
食品のゼネラルミルズ(GIS)や住宅メーカーのKBホーム(KBH)は予想を上回る決算を発表して上昇した。種子・農業製品の米モンサントも3〜5月期決算を手がかりに買われた。
一方で、投資判断の引き下げが伝わった自動車部品メーカーのアドバンス・オート・パーツが下落。同業への事業売却で合意した不動産投資信託(REIT)のファースト・ポトマック・リアルティー・トラストも下げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,454.61+143.95
S&P500種
2,440.69+21.31
ナスダック
6,234.414+87.791
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅に反発した。9月物は前日比65円高の2万0210円で引け、28日の大取終値を70円上回った。円安進行と米株の反発を好感した。この日の9月物高値は2万0215円、安値は2万0045円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
20210 ( +70 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
20245 ( +105 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7387.80(−46.56)
FTSE100種総合株価指数は続落。前日終値に比べ46.56ポイント安の7387.80で引けた。医薬品株の下げが指数を押し下げ、下落銘柄数は構成銘柄の約7割を占めた。
午後に英中銀イングランド銀行のカーニー総裁が向こう数カ月以内に金融緩和の縮小を論議する必要があると述べたことを受けて、利上げ観測がぶり返すと急速に売りが広がった。
アストラゼネカなど医薬品株が売られた。
半面、インターナショナル・エアラインズ・グループなど航空株は買われた。イージージェットは、アナリストによる株価目標引き上げが好感された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12647.27(−23.75)
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比23.75ポイント安の12647.27だった。
電力のエーオンとRWEが下落した。一方で、航空のルフトハンザとコメルツ銀行は上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5252.90(−5.68)
06月28日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
28日の日経平均が4日ぶりに反落。終値は前日比94円安の2万130円だった。
・・・続き
指数は小動きであったが、値下がり銘柄が結構多かった上に、大型、中小型株問わず、ここまで動きが良かったものに値崩れしたものが多く見られた。
明日の東京株式市場で、主要指数はもみ合い商状か。
日経平均株価は前週初めに2万円台に復帰して以降、大台定着とともに、ほぼ直近の「マド」(19日高値2万87円-20日安値2万227円)内で推移し、こう着感が強まりつつある。
欧米の中央銀行の金融引き締め姿勢や、ハイテク株比率の高いナスダック市場の下落基調に対する懸念もある。
この先の物色に関しては変化が出てくる可能性がある。
低PERや低PBR銘柄を中心に、出遅れ銘柄の物色が強まる可能性がある。
■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
20818.37 ボリンジャー:+3σ(26週)
20742.63 ボリンジャー:+2σ(13週)
20503.28 ボリンジャー:+3σ(25日)
20350.08 ボリンジャー:+2σ(26週)
20325.67 ボリンジャー:+2σ(25日)
20148.47 6日移動平均線
20148.06 ボリンジャー:+1σ(25日)
20133.69 ボリンジャー:+1σ(13週)
20130.41 ★日経平均株価28日終値
20101.46 均衡表転換線(日足)
19970.44 25日移動平均線
19944.12 均衡表基準線(日足)
19881.79 ボリンジャー:+1σ(26週)
19831.82 新値三本足陰転値
19792.83 ボリンジャー:-1σ(25日)
19731.37 均衡表転換線(週足)
19615.21 ボリンジャー:-2σ(25日)
19524.76 13週移動平均線
【信用規制・解除】
銘柄 (28日大引け後 発表分)
■ASJ <2351>
東証が29日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■ノムラシス <3940>
東証が29日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■リバーエレク <6666>
東証が29日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■オンキヨー <6628>
東証と日証金が29日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
■五洋インテ <7519>
東証と日証金が29日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
■トレイダーズ <8704>
東証と日証金が29日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
ランキング【売買代金 増加率】 (6月28日)
1. <7746> 岡本硝子 195 (+21.1%) 5,111 ( 188倍)
2. <3604> 川本産業 305 ( +2.3%) 312 ( 120倍)
3. <1592> 日興JPX日 1,324 ( +0.2%) 682 ( 88.9倍)
4. <6942> ソフィア 206 ( +3.0%) 324 ( 73.7倍)
5. <2191> テラ 526 ( +8.7%) 906 ( 48.4倍)
6. <6888> アクモス 355 (+12.7%) 2,635 ( 47.3倍)
7. <9888> UEX 438 ( +3.1%) 654 ( 34.2倍)
8. <7514> ヒマラヤ 899 ( +7.9%) 229 ( 24.5倍)
9. <4317> レイ 345 ( +6.2%) 572 ( 18.2倍)
10. <5609> 日鋳造 113 ( +2.7%) 107 ( 17.7倍)
11. <3168> 黒谷 844 ( +4.7%) 100 ( 17.3倍)
12. <7571> ヤマノHD 134 ( -3.6%) 2,067 ( 15.8倍)
13. <3633> GMOペパボ 3,365 ( -1.3%) 113 ( 13.8倍)
14. <1329> iシェア日経 20,790 ( -0.2%) 163 ( 13.1倍)
15. <4222> 児玉化 68 ( +1.5%) 691 ( 12.7倍)
16. <3753> フライト 1,033 ( +1.7%) 1,073 ( 12.6倍)
17. <3628> データHR 1,970 ( +5.6%) 130 ( 12.3倍)
18. <3131> シンデンハイ 3,515 ( +1.3%) 908 ( 12.0倍)
19. <6494> NFKHD 79 ( +8.2%) 198 ( 11.1倍)
20. <6894> パルステック 195 ( +2.6%) 151 ( 10.6倍)
06月28日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、ユーロ円ともに上値の重い展開に。
・・・続き
[概況]
28日の東京外国為替市場の米ドル円は112円台を維持しているものの上値の重い展開が続いており、先日のECBのドラギ総裁によるタカ派的発言をきっかけに、円売りが優勢となったユーロ円も127円台前半で推移している。
本日の東京市場では利益確定の動きなどから上値は限られ、現在ドル円は112.15円、ユーロ円は127.30円で推移している。
本日はポロズ・カナダ中銀総裁、カーニーBOE総裁、ドラギECB総裁、黒田日銀総裁がECBフォーラムでのパネルディスカッションを行う予定となっており、そこでの発言に注目が集まるだろう。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月28日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を6銘柄更新しました。
[5162]朝日ラバー
[4963]星光PMC
[3917]アイリッジ
[7837]アールシーコア
[9419]ワイヤレスゲート
[4275]カーリットホールディングス
06月28日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=4日ぶり反落、94円安。ハイテク銘柄に売り
【大引け概況】
28日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比94円68銭安の2万0130円41銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分25秒 容量:28.55M
過去のマーケット動画はこちら
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに下落し、特にナスダック指数は100ポイント超の下げで約1カ月ぶりの安値をつけたことで、電気機器や精密機器などIT(情報技術)関連株が下落した。欧米株安が28日も続くのか見極めたい投資家が多く、取引終了にかけて持ち高調整の売りが広がった。日経平均の下げ幅は100円を超える場面があった。
半面、欧米の長期金利の上昇を背景にみずほFGや三菱UFJなど銀行株に買いが入った。ただ、国内金利の上昇は限られ、第一生命HDやT&Dなど保険株は伸び悩んだ。外国為替市場で円相場が1ドル=112円台前半に下落し、SUBARUやマツダ、スズキなど自動車株が買われた。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比21.23ポイント安の1万4370.79だった。東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反落し、4.65ポイント安の1614.37で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4293億円。売買高は19億2007万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1383と、全体の68%を占めた。値上がりは503、変わらずは112銘柄だった。
個別では、前日までの4営業日で6%近く上昇していた任天堂が下落。東京エレクトロン、ブイ・テクノロジーなども大きく下げた。グリーやKLabなどゲーム関連株も安かった。12月期決算企業で配当・権利落ちの影響が出たキヤノンやJT、楽天が下落。SMCや花王、ヤマトHDも売られた。
一方、中国企業の収益改善期待から、新日鉄住金や三井物、住友鉱など資源関連株の一角が上昇した。三菱ケミHDやダイキン、信越化も買われた。
三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが買われ、トヨタ自動車も堅調だった。
enishが大商いで値を飛ばしたほか、トランザクション、新電元工業なども大幅高となった。ジーンズメイト、ブレインパッドなども上昇した。
東証2部株価指数は前日比45.35ポイント安の6115.67ポイントと3日ぶり反落。値上がり銘柄数は139、値下がり銘柄数は293となった。
個別では、セーラー万年筆が年初来安値を更新。NCS&A、ピックルスコーポレーション、ウェーブロックホールディングス、自重堂、JMACSが売られた。
一方、DNAチップ研究所、武蔵野興業がストップ高。川本産業は一時ストップ高と値を飛ばした。金下建設、アヲハタ、サトウ食品工業、児玉化学工業など17銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、宮入バルブ製作所、カネヨウ、黒谷が買われた。
06月28日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日ぶり反落、ゲームやバイオ株に高値警戒感で売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比35円10銭安の3238円12銭だった。下げ幅は4月12日以来、約2カ月ぶりの大きさだった。
直近に高値を付けていたゲームやバイオ株に高値警戒感が強まり、売りが優勢になった。時価総額の大きい銘柄の下げが目立った。売買高は概算3億8880万株と2014年12月9日以来の高水準だった。売買代金は概算で1256億円だった。
値上がり銘柄数は203、値下がり銘柄数は464となった。
個別では、デジタルアドベンチャーが一時ストップ安と急落した。ディーエムソリューションズ、ハンズマン、ニッピは年初来安値を更新。やまねメディカル、レカム、精工技研、オンキヨー、ブロッコリーが売られた。
一方、テラ、アクモス、岡本硝子が一時ストップ高と値を飛ばした。神田通信機、イナリサーチ、シベール、翻訳センターなど34銘柄は年初来高値を更新。トレイダーズホールディングス、五洋インテックス、ぱど、プラコー、リバーエレテックが買われた。
06月28日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続落、利益確定売り
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比31.20ポイント安の1166.51だった。
値上がり銘柄数は32、値下がり銘柄数は202となった。
市場関係者からは、「23日の急落に続く大きな下げだが、信用評価損率は悪化していない。自然体の調整で今後大きく崩れる心配はなさそうだ」との見方が出ていた。
アカツキやサイステップ、ドリコムが下落した。リミックスやイグニス、トランスGが上昇した。
個別ではサイバーステップが一時ストップ安と急落した。シャノン、ビーブレイクシステムズ、エクストリームは年初来安値を更新。Fringe81、エンバイオ・ホールディングス、ソネット・メディア・ネットワークス、アカツキ、ドリコムが売られた。
一方、プレシジョン・システム・サイエンスがストップ高。マーケットエンタープライズは一時ストップ高と値を飛ばした。日本アクア、ジェイグループホールディングス、夢展望、カヤックなど6銘柄は年初来高値を更新。トランスジェニックデータホライゾン、リミックスポイント、ASJ、ゼネラル・オイスターが買われた。
06月28日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの、日経平均株価は、前営業日比65円18銭安の2万0159円91銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.63ポイント安の1617.39で始まった。
外国為替市場では、1ドル=112円を挟んだ小幅な値動き。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な推移となっている。
模様眺めムードが意識され金融株がこう着感を強めてくるようだと、中小型株へシフトしよう
ランチバスケットは23件、244.39億円。差し引き20億円の売り越しとの観測
06月28日 アフターランチ
「26円安までは許すのだが」
225の配当落ちは26円程度。
・・・続き
しかし前場は58円安。
32円ほど余計に下がった勘定だ。
野村のレポートで登場した「FANG日本版」。
「フ」ァーストリテ〈9983)、「ア」インHD(9627)、「日」電産(6594)、ソフトバンク「G」(9984)がどの代表。
「ファ日G」と「ファング」。
似たようなものだろうか。
探し方は「事業分野よりも強い経営者。
経営者の強さの差がアルファの源泉になる」。
同一経営者が10年以上経営に従事。
且つその10年のROEが8%を上まわるという企業。
これが「日本版FANGーlike stocks」。
ソフトバンク(9984)、ファーストリテ(9983)、村田(6981)、日電産(6594)、SMC(6273)、HOYA(7741)、楽天(4755)、エーザイ(4523)、シマノ(7309)、シスメックス(6869)、エムスリー(2413)、USS(4732)、ブラザー(6448)、大塚商会(4768)、東武(9001)、参天(4536)、スタンレー(6923)、リンナイ(5947)、ABC(2670)、光通信(9435)、しまむら(8227)、イズミ(8273)、サイバー(4751)、コスモス薬(3349)、パーク24(4666)、堀場(6856)、アイン(9627)、GMOPG(3769)、松井証(8628)、リゾートト(4681)、OSG(6136)、ビックカメ(3048)、シーズ〈4924)、菱鉛筆(7976)。
以下はeワラント証券の「ビッグデータ、AI関連銘柄」。
ブレインパッド〈3655)、ホットリンク(3680)、オプティム(3694)、インテージ(4326)、電通国際(4812)、EG(6050)、シグマクシス(6088)、フリークアウト(6094)、リクルート〈6098)、アトラエ(6194)、ソニー(6758)、ソフトバンク(9984)。
(櫻井)。
06月28日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落58円安、米株安を嫌気も円安が下支え材料に
28日の日経平均株価は反落した。午前の終値は前日比58円88銭安の2万0166円21銭だった。
・・・続き
前日の米ハイテク株安を嫌気し、電気機器などが下げた。利益確定目的の売りも重荷となった。一方、円相場の下落が投資家心理を支え、下値は限られた。精密機器や小売業などが安く、保険や銀行が高かった。
6月配当落ちの影響(26円程度)もあり、一時2万144円88銭(前日比80円21銭安)まで下落した。
売り一巡後は、対主要通貨での円安や配当の再投資に伴う買い期待などが支えとなり、中盤にかけて下げ渋り、前日終値に迫る場面もあった。ただ、買いは続かず、引けにかけては再び売りに傾き、弱含み推移となった。
市場からは「配当落ち分を考慮すれば、日経平均株価は一時、実質プラス圏入りした。日本株の割安感から、外国人投資家が買いを入れているとみられ、日経平均は2万円台固めから早晩上に突っかけてくる可能性がありそうだ」との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は下落し、JPX日経インデックス400は小幅に続伸した。
東証1部の出来高は9億8539万株、売買代金は1兆1638億円。騰落銘柄数は値上がり660銘柄、値下がり1171銘柄、変わらず167銘柄。
個別では、任天堂が相変わらずの大商いも軟調、東京エレクトロンも売りに押されている。ソニー、キヤノンなども安い。経営破たんし前日ストップ安配分のタカタ(整理)がきょうから呼値の制限値幅が撤廃され、大幅安。エムアップ、オルトプラス、GMOクラ、KLabなどの下げも目立った。
半面、新日鉄住金、JFEなどの鉄鋼株が上昇。三菱UFJ、三井住友、みずほなどの銀行株も堅調。国際帝石、石油資源どの鉱業株も高い。三菱ケミカルホールディングスも上昇。enishが大幅高。ブレインパッドも値を飛ばし、ヤマシンフィルタ、ヒマラヤなども急伸した。
東証2部指数は前日比28.80ポイント安の6132.22ポイントと3日ぶり反落。値上がり銘柄数は164、値下がり銘柄数は251となった。
個別ではセーラー万年筆が年初来安値を更新。NCS&A、ピックルスコーポレーション、JMACS、ウェーブロックホールディングス、工藤建設が売られた。
一方、金下建設、アヲハタ、サトウ食品工業、児玉化学工業、セコム上信越など13銘柄が年初来高値を更新。堀田丸正、カネヨウ、フライトホールディングス、東洋刃物、セントラル総合開発は値上がり率上位に買われた。
06月28日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落、主力銘柄が下落し、投資家心理が悪化
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。午前終値は前日比19円67銭安の3253円55銭となった。ブロッコリーなどゲーム株やオンキヨーなど、直近に買いが集まっていた銘柄に利益確定売りが出た。東証1部の主力銘柄が下落し、投資家心理が悪化した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で683億円、売買高は2億1362万株。値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は375となった。
個別ではディーエムソリューションズ、ハンズマンが年初来安値を更新。やまねメディカル、レカム、オンキヨー、NaITO、サニーサイドアップが売られた。
一方、テラ、アクモス、岡本硝子が一時ストップ高と値を飛ばした。イナリサーチ、システム・ロケーション、翻訳センター、シンデン・ハイテックスなど29銘柄は年初来高値を更新。トレイダーズホールディングス、LCホールディングス、五洋インテックス、ハピネス・アンド・ディが買われた。
06月28日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、ビーブレイクシステムズ、エクストリームが年初来安値を更新
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。午前終値は前日比19.02ポイント安の1178.69だった。
値上がり銘柄数は40、値下がり銘柄数は190となった。
個別では、ビーブレイクシステムズ、エクストリームが年初来安値を更新。パス、Fringe81、サイバーステップ、MRT、イグニスが売られた。
一方、日本アクア、ジェイグループホールディングス、夢展望、カヤック、ネオジャパンが年初来高値を更新。リミックスポイント、トランスジェニック、データホライゾン、パルマ、PR TIMESが買われた。
06月28日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 32円安小安い、米株安に警戒 円安は下支え
【10時の概況】
28日10時現在の日経平均株価は前日比32円06銭安の2万193円03銭で推移。
・・・続き
前日比30円ほど安い2万0100円台後半で推移している。
前日の米株安を受け、売りが優勢。一方、外国為替市場で円がドルやユーロに対し下落しているのが投資家心理を支えている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に上昇している。
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が27日、株式などの資産価格について「いくらか高い」との認識を示した。市場の一部で米国株の調整で日本株の先高観が後退するとの見方を誘っている。足元の円相場は下落しているが、「7月7日に米雇用統計の発表を控え持続的な円安は見込みにくく、株式市場の様子見気分は強い」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の荒井誠治シニア投資ストラテジスト)との声があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6812億円、売買高は5億9659万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1008と、全体の約5割を占めた。値上がりは810、変わらずは178銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は12.74円の押し下げで東エレクがトップ、キヤノンが6.05円、コナミHD が5.32円、ファナックが4.75円、JTが2.93円と続いている。
プラス寄与度トップは信越化 で、日経平均を4.18円押し上げている。ソフトバンクが3.42円、ダイキンが3.04円、ユニファミマが1.52円と続く。
業種別では33業種中19業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、銀行、保険、鉱業と続く。値下がり上位にはゴム製品、食料、電気機器が並んでいる。
個別では、キヤノンや日立、富士フイルムが下げ幅を広げた。楽天やファナックが一段安となっている。ホンダと住友不は下落に転じた。大塚HDやソニー、セブン&アイも安い。
一方、三菱ケミHDや三井物、住友鉱は上げ幅を拡大した。大ガスが上げ幅を広げ、年初来高値を付けた。りそなHDや三井住友トラ、みずほFGなど銀行株の一角には引き続き買いが入っている。
東証2部株価指数は反落している。シャープとNCS&Aが下げ、堀田丸正やフライトHDが上昇している。
225先物は三菱・日興・東海東京・みずほ・GS・野村・ソジェンが買い越し。
アムロ・大和・モルスタ・メリル・JPが売り越し。
TOPIX先物はメリル・野村・ソジェン・モルスタ・アムロが買い越し。
大和・GS・日興・三菱が売り越し。
外資系等は東レ(3402)、オラクル(4716)、シップ(3360)、トリケミカル(4369)に注目。
テクニカル的には、フィードワン(2060)、デジア(2326)、新日本科学(2395)、JALUX(2729)、ハニーズ(2792)、芦森工(3526)、四国化(4183)、三井化(4183)、アイカ工(4206)、板硝子(5202)、三井金(5706)、大チタ(5726)パイオラック(5988)、リブセンス(6054)、ダイフク(6383)、日ピラー(6490)、ソニー(6758)、ヨコオ(6800)、日立マク(6810)、遠藤照明(6932)、共同印(7914)、コクヨ(7984)、岡村製(7994)、カメイ(8037)、フォーバル(8275)、ジャステック(9717)、ファーストリテ(9983)が動兆。
06月28日 カタリストコメント
「埋めるか」
NY株式市場は下落。
上院がオバマケア代替法案の採決を独立記念日以降に先送り。
・・・続き
その先にある減税やインフラ支出、規制緩和などトランプ大統領の政策遂行能力への懸念が高まったとの解釈。
欧州委員会がEU競争法違反でグーグルに過去最高の27億ドルの制裁金を課したことも悪材料視された。
S&P500は過去約6週間で最大の下げ幅を記録し5月31日以来の約1ヶ月ぶりの低水準。
NASDAQ総合指数は6月9日以来の大幅下落。
CB消費者信頼感指数は前月から上昇。
市場予想を上回ったが見えないフリ。
待たれていたはずのイエレンFRB議長講演。
「金融危機が再びわれわれの時代に起きるとは想定していない」という陳腐な内容で通過。
マーケットインパクトはゼロだった印象。
ドラギECB総裁が金融緩和政策を微調整する可能性を示唆したことから欧州国債利回りが上昇。
これに連れて米10年国債利回りも1.2%台まで上昇。
ユーロが対ドルで10カ月ぶり高値に上昇。
ドル円も112円台での推移となった。
ドイツ銀行が米国インフレに連動した金融派生商品取引で最大6000万ドルの損失を計上する見通し。
もう一つの悪材料は日経朝刊の「米社販売、ローン焦げ付き急増」の記事。
約1兆ドルの米自動車ローン残高のうちサブプライム系は約2割。
直近の貸し倒れ率は9%で2008年レベルまで上昇したという。
同時にリース契約も増加しており中古車市場の価格圧迫要因。
これではNY株式市場が自動車に期待する訳がない。
終値ベースの高値(20230円)にザラバでタッチして3日続伸。
表現上は「まあまあ」の展開となった火曜日。
先週同様に後場失速したがそれでも火曜日2連勝となった。
7日連続での2万円台キープでは志が低いという声も聞こえる。
東証1部の売買代金も2兆円台を回復。
「そのうちに躍動感を伴った動きが出てくるだろう」と市場関係者。
米消費者信頼感指数は118.9と好調に着地したが、オバマケア代替法案採決延期でNY株は大幅安。
ドル円の112円台を消してしまった。
225先物大証夜間取引終値は日中比変わらずの20150円。
6月12月決算銘柄の検知配当落ち分約30円が消えるから現物と先物の逆ざやはやや縮小してわかりやすくなろう。
25日移動平均(19954円)からはプラス1.4%乖離。
プラス2%乖離で20353円。
ボリンジャのプラス2σの20314円と近似値だ。
プラス1σの20134円程度でとどまれば良しだろう。
1週間後の白い「勝手雲」の上限が20124円も支えになろうか。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.803%(前日▲14.323%)。
買い方▲2.689%(前日▲2.919%)。
買い方は2015年6月の▲1.639%)が見えてきた。
4月14日に▲19.41%だったマザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率の買い方。
昨日は▲5.12%まで低下。
新興市場はしっかりしており指数ではなく「個」の相場ということ。
空売り比率は37.3%。
東証1部の単純平均株価は2905円。
もうすぐ3000円だ。
6月23日現在の信用買い残は124億円増で2兆5421億円。
売り残は498億円増で1兆45億円と再度1兆円台乗せ。
また売り方期日が12月23日になる可能性が出てきたのかも知れない。
6月月足陽線基準は19860円で月足陽線はほぼ確定。
配当権利落ち分を即日埋めるかどうかが課題の日。
その権利落ち分は約30円との試算。
225採用銘柄の0.14%で配当は約500億円。
225先物とTOPIX先物、JPX日経400先物を合わせると800億円という試算もある。
明るい活字は「銀行の国債保有最低に」。
銀行や農林系の国債保有額は前年比17%減少し202兆円と05年以降の最低水準。
13年春は43兆あった地銀の国債保有額は30兆円割れ。
「どうやって儲けを出せばよいかわからない」。
紹介された関東地方の地銀のコメントは「嘆き節」。
この愚かさは別にして問題は海外投資家の日本国債買い。
3月末で前年比6%増の116兆円。
保有比率は8%→11%に上昇した。
海外投資家の保有比率が低いから国債残高が増加しても問題無いという論理が通じなくなり始めたかもしれない。
もっとも日銀が保有する国債は427兆円で全体の39%。
ETFの16兆円程度に比べれば相当大きい。
その日銀のETF買いについての昨日日経朝刊の「大機小機」の指摘。
「日銀は市場から徐々に手を引くべきだ」。
「ただのマネーゲームと化している」とこちらも嘆き節。
この論理に同調する気はないが気にかかる点はある。
「日銀の資産状況が悪化すれば円の信用が危ぶまれる」。
円安株高という不滅の論理に対する警鐘という点では評価できる。
いつの日か円安株安の日は来ると考えておいた方が良かろう。
未来永劫の法則など市場にはないに等しい。
「日銀は株価を維持したい。
自分で作った高値相場の維持に奔走せざるを得ない状況だ」。
あるいは「政府・日銀一体の株価維持は投資家にとって好都合だ。
株価が下落しそうになれば政府や日銀が買い支えてくれる。
大船に乗った気分だ。
政府も市場を安心させるだけでお金がわき支持される。
安上がりのバラマキ政策だ」。
そんなコメントは無視していいだろう。
今朝の「大機小機」は「山一20年」。
「保身→暴走→周囲の忖度→問題先送り」。
この構図は確かに見られる。
記憶に残ったのは以下のくだり。
「トルストイ風に言えば『幸福な家庭はみな似ているが不幸な家庭はそれぞれ違う』のではない。
不幸な会社はみな似ているのだ」。
日銀のETF買い。
1月5624億円(8回)
2月4927億円(7回)
3月5068億円(7回)
4月5075億円(7回)
5月3635億円(5回)
6月2912億円(4回)
今月は買い遅れている印象。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
IIF(6545)・・・動兆
インターネットインフィニティに注目する。
同社はリハビリ型通所介護「レコードブック」を運営。
健康寿命延伸革新型デイサービスを展開している。
リハビリ型通所介護はFC施設が月4ペースで純増。
既存直営施設はケアマネジャーとの連携や営業強化で稼働率上昇。
キューピー、名鉄、大同生命との連携にも期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
06月28日 為替市況コメント
【為替】米経済指標がマチマチの中、ドラギ発言によるユーロ上昇にドルも連れ高
・・・続き
欧州市場序盤にドル(111.450円)やユーロ(124.720円)は当日安値まで下げたが、ドラギECB総裁が講演で「インフレを抑制している要因は全て一時的なもの」と発言した事を捉えてユーロは急騰し、連れてドルも買われた。
ユーロは欧州市場序盤過ぎに126円を超え、中盤にはドルも再度112円台に乗せ、NY市場で発表された経済指標(4月S&Pケースシラー住宅価格、6月コンファレンスボード消費者信頼感指数)はマチマチだったが、NY株式市場の上昇にドルはそれまでの高値を上抜いて、中盤には当日高値112.480円まで上げ、ユーロも127円台を越えるまで上昇した。
其の後は株価の下げにドルも上値を抑えられて最後は前日比+47銭高の112.350円と112円台に乗せて引け、ユーロはNY市場引け近くに当日高値127.505円まで上昇したあと、最期は+2.345円高の127.435円と一気に127円台に乗せる上昇で引けた。
ECBは緩和策の縮小を模索していると市場が見ているところにドラギ発言が出て、ユーロは一気に急騰し、ユーロ/ドルは昨年 щu梠カ月23日以来の高値1.1350ドルまで急騰したが、そろそろ売りを考えても面白いと見ている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月28日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■オプトHD<2389>
系列が動画にレコメンド広告表示するサービス開始
■LINE<3938>
独自のAI搭載スピーカーを今秋発売
■窪田製薬<4596>
19年に網膜症の飲み薬の治験開始を計画
■マキタ<6586>
電動工具用の米国工場でモーターを内製化
■日信号<6741>
小型3Dセンサー事業を本格化
■日アビオ<6946>
車用電子部品向け精密溶接装置を開発
06月28日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月28日号
06月28日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
28日の東京株式市場は、欧米株価が下落したことを受け、弱含みの展開が予想される。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9900円−2万300円を想定する。
その後は引き続きこう着感の強い相場展開が続きそうである。前日の配当再投資といった需給要因がなくなるため、利食い優勢の展開になりやすいだろう。
ただ、為替市場でドル・円が1ドル=112円台の前半と円安に振れている。直近でさえない動きをみせていた輸出関連株に、見直しの動きがありそう。
また、27日には世界各地でサイバー攻撃が発生したことから、ネットセキュリティー関連の銘柄に物色の矛先が向かう場面も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所終値比5円安の2万145円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り790万株、買い1210万株で、差し引き420万株の買い越し。買い越しは6営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、小売、自動車、不動産、機械、商社、サービス、食品、その他製品など。買いセクターに、精密、保険、鉄鋼、サービス、銀行、不動産、ゴムなど。
【好材料銘柄】
■フライトホールディングス <3753>
タブレット向けマルチ決済装置「Incredist Premium」が中国銀聯の非接触IC決済システム「Quick Pass」のブランド認定を取得。
■テクノアルファ <3089>
エレクトロニクス事業で大型受注を獲得。受注額は約1.1億円、第4四半期(9-11月)に売上計上する見込み。
■ハピネス・アンド・ディ <3174>
今期経常を99%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
28(水)
【国内】
6月中小企業景況判断(14:00)
《決算発表》
Jフロント、ミルボン、ニトリHD
【海外】
米5月中古住宅販売仮契約(23:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
モンサント
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月27日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落し98ドル安 オバマケア代替法案の採決延期を嫌気
・・・続き
27日のNYダウ工業株30種平均が反落した。終値は前日比98ドル89セント安の2万1310ドル66セントだった。
欧州中銀(ECB)のドラギ総裁が欧州のデフレ圧力はリフレに変わったとの見解を示したほか、米6月消費者信頼感指数、地区連銀製造業指数、住宅価格指数が軒並み予想を上回ったことで長期金利が上昇、株式市場では売りが先行した。
日中小幅上昇に転じる場面もあったが、米上院共和党が医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案の採決を7月以降に先送りすると発表した。税制改革など景気刺激策の審議が遅れるとの見方も売りを誘った。
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は27日、ロンドン市内での討議に参加し、株式などの資産価格が「いくらか高い」との認識を示したと伝わった。イエレン議長は期待インフレ率の低下などに言及し、物価動向を注視する姿勢も示したものの、将来の金融政策について特に踏み込んだ発言はなかったとして相場の反応は限られた。
ナスダック総合株価指数は続落し、同100.526ポイント安の6146.623で終え、5月23日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。欧州連合(EU)の欧州委員会がEU競争法(独占禁止法)に違反したとしてインターネット検索大手の米グーグルに制裁金を課すと発表。グーグルの持ち株会社アルファベットが大きく下げ、指数を下押しした。
欧州委の取り締まりが厳しくなるとの警戒からアマゾン・ドット・コムやフェイスブックにも売りが拡大。ハイテク株は総じて軟調で、ダウ平均を構成する30銘柄ではマイクロソフトやアップルなどの下げも目立った。
セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方で半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスが下落した。
スウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カーと自動運転の開発で提携した画像処理半導体(GPU)のエヌビディアには売りが優勢だった。
通信のベライゾン・コミュニケーションズやAT&Tが安い。TモバイルUS(TMUS)は、スプリントが合併交渉を7月末まで保留することとなり下落した。
一方で、通信のスプリント(S)は、コムキャスト(CMCSA)及びチャーター・コミュニケーション(CHTR)のケーブルTV企業との提携交渉に入ったことが明らかとなり上昇した。朝方に発表した決算が市場予想を上回った外食のダーデン・レストランツが上昇。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,310.66−98.89
S&P500種
2,419.38−19.69
ナスダック
6,146.623−100.526
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅反落した。9月物は前日比40円安の2万0145円で終え、大阪取引所の終値を5円下回った。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言を背景に欧州株が下げたのが嫌気され、米株とともに売られた。
だが、外国為替市場での円安進行が支えとなり、下値も限られた。この日の9月物安値は2万0095円、高値は2万0215円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
20145 ( -5 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
20180 ( +30 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7434.36(−12.44)
FTSE100種総合株価指数は反落。前日終値に比べ12.44ポイント安の7434.36で引けた。医薬品株とたばこ株の下げが指数を押し下げたものの、鉱業や金融株の上げが下値を支え、下げ幅は小幅にとどまった。下落銘柄数は構成銘柄の約7割を占めた。
医薬品のアストラゼネカとグラクソ・スミスクラインが売られた。たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコとインペリアル・ブランズも下落。
半面、銅価格の上昇を背景に、鉱業関連株は軒並み大幅上昇した。アングロ・アメリカンとリオ・ティント、資源商社のグレンコアはそれぞれ3%超上がった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12671.02(−99.81)
ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日比99.81ポイント安の12671.02だった。
タイヤのコンチネンタルが3%超下落した。自動車部品の独シェフラーが利益見通しを下方修正し大幅安となり、売りが波及した。ドイツテレコムと電力のエーオンの下げも目立った。上昇したのは、コメルツ銀行とドイツ銀行、ルフトハンザ、ドイツポストの4銘柄だけだった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5258.58(−37.17)
06月27日 マーケットコメント
06月27日 為替市況コメント
【為替】突然の米ドル売り。
・・・続き
[概況]
27日の東京外国為替市場は、米ドル円が下落した。昨日のイタリア地銀の破たん処理に関する報道は、目先の不安材料が払拭するとの思惑からポジティブな材料へと変わり、市場をリスク選好姿勢へ傾斜させた。
本日もその流れが続いているが、米ドル円に関しては一転して売り圧力が強まる展開となっている。
米ドル円は序盤こそ買いが優勢で約1ヶ月ぶりの112円台を回復したが、中盤以降は売り一色となり111円台半ばまで水準を切り下げることとなった。
米ドル円が売られる特別な材料は出ていないため、節目である112.00を達成したことにより利益確定の売りが出たのかもしれない。
この後は、各国の金融当局者の発言が相次ぐが、中でもイエレン議長の講演が注目を集めそうか。仮に利上げに対してタカ派的な姿勢を崩さないようであれば、米ドル円は再び112円を上抜ける展開が予想される。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月27日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=大引け 3日続伸、一時高値上回る、円安が下支え
【大引け概況】
日経平均株価は前日比71円74銭高の2万0225円09銭、東証株価指数(TOPIX)は6.81ポイント高の1619.02と、ともに3営業日続伸した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分11秒 容量:23.43M
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前日の海外市場で円相場が軟化したため東京市場は買い優勢で始まったが、取引開始直後に日経平均株価がこの日の高値を付けると、その後は買いの勢いが鈍った。
為替以外に売買の材料となるイベントや指標はなく、為替も東京市場では円安一服。手掛かり難の中、後場の日経平均の値幅は30円程度にとどまった。
27日は6月や12月期決算企業の権利付き最終売買日でキヤノンやブリヂストン、JTなど中間配当期待が高い12月期決算企業に権利取りの買いが入った。
東証1部の値上がり銘柄数は1215と全体の6割だった。値下がり654、変わらず152銘柄だった。東証1部の売買代金は概算で2兆1420億円、売買高は15億7397万株だった。
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比61.05ポイント高の1万4392.02だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、6.81ポイント高の1619.02で終えた。
個別では、富士通や村田製、パナソニックが年初来高値を更新した。中国企業の収益改善期待で新日鉄住金やJFEといった鉄鋼株も買われた。トヨタ、ホンダ、マツダなど自動車株が堅調。26日の米金融株高で三菱UFJやみずほFGにも買いが及んだ。ブリヂストンが反発し、ソニー、SUMCOも値を上げた。
一方、自社株買い終了の発表をきっかけにOLCに利益確定の売りが出た。アステラスや塩野義など医薬品株には利益を確定する売りが出た。
JR東海が値を下げ、東エレクやソフトバンク、キーエンスも安い。26日に民事再生法の適用を申請したタカタは取引時間の終了時点、ストップ安水準で取引が成立した。
東証2部株価指数は前日比11.09ポイント高の6161.02ポイントと続伸。値上がり銘柄数は258、値下がり銘柄数は171となった。
個別では、NCS&Aがストップ高。北海道コカ・コーラボトリング、ダイナック、サトウ食品工業、ウィルなど26銘柄は年初来高値を更新。日本化学産業、マルゼン、Oak キャピタル、アドバンテッジリスクマネジメント、アゼアスが買われた。
一方、堀田丸正、マルコ、ジャパンミート、アルメディオ、ジー・スリーホールディングスが売られた。
06月27日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、好業績銘柄を個別に物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比13円65銭高い3273円22銭だった。材料の出た銘柄や好業績銘柄を個別に物色する動きが強かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1038億円、売買高は3億5622万株だった。
値上がり銘柄数は365、値下がり銘柄数は262となった。
個別では、3〜5月期に大幅増益となったNaITO、シンデン・ハイテックス、レカムがストップ高。やまねメディカル、オールアバウト、リーダー電子は一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業、暁飯島工業、データリンクス、湖池屋、B−Rサーティワンアイスクリームなど48銘柄は年初来高値を更新。プロパティエージェント、トレイダーズホールディングス、五洋インテックス、オーネックス、ANAPが買われた。
一方、ZOA、ディーエムソリューションズ、ニッピが年初来安値を更新。ガーラ、ぱど、フォーサイド、イマジニア、AKIBAホールディングスが売られた
06月27日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、時価総額の大きい銘柄の下げが目立つ
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比4.69ポイント安い1197.71だった。
市場からは「外為市場の円安傾向につれ、主力株市場の輸出関連銘柄などに資金が流出した面もあった」との分析が聞かれた。
値上がり銘柄数は130、値下がり銘柄数は102となった。
そーせいやミクシィ、アカツキなど時価総額の大きい銘柄の下げが目立った。
個別では、ビーブレイクシステムズが年初来安値を更新。リミックスポイント、インターネットインフィニティ、駅探、弁護士ドットコム、ミクシィが売られた。
一方、イグニスがストップ高。ジェイグループホールディングス、ドリコム、サイバーステップ、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、テラスカイなど14銘柄は年初来高値を更新。パス、トレンダーズ、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、ジーエヌアイグループ、インスペックが買われた。
06月27日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で推移
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比67円64銭高の2万0220円99銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での推移となっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、7.02ポイント高の1619.23で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円90銭台での値動き。
アジアの主要株式市場は、ほぼ全面高商状となっている。
三菱UFJ、第一生命、三井不が買われ、野村は高い。NTT、ファーストリテが値を上げ、JTは堅調。トヨタ、キヤノン、ソニー、村田製、日立、新日鉄住はしっかり。富士通、SUMCOは大幅高。
半面、KLabが売られ、任天堂、ソフトバンクG、KDDIは軟調。コメダ、ANAが緩み、大日住薬、OLCは大幅安。東芝が値を下げ、東エレクは反落。
中小型株については物色対象が絞られてくることになりそうだ。
強い値動きが続いている銘柄には上げ幅を縮める局面において押し目買いが入りやすく、切り返しも早いと考えられる。
ただ、いったんマイナスに転じた銘柄については、利益確定の売りが出やすくなりそうだ。
ランチバスケットは18件、323.40億円。差し引き売り買い均衡との観測。
06月27日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=60円高と3日続伸。円安など支え、一時年初来高値上回る
27日午前の日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比60円27銭高の2万0213円62銭だった。
・・・続き
26日の欧米株式市場で主要銘柄が値上がりし、投資家心理が改善した。円安に振れた為替相場が日本株にとって追い風となった。円安による採算改善が見込める輸出関連株に買いが入った。日経平均は年初来高値を上回る場面もあった。
ただ、為替以外に買い材料はなく、日経平均の上げ幅は限られた。
「きょうはイエレン米連準備制度理事会(FRB)議長の講演を見極めたいという様子見の口実もある」とされ、後場も値幅はあまり広がらないかもしれない、狭いレンジでのもみ合いになるのではないか。
また、来週いっぱいまでは配当の再投資が支えとなり、米国株や為替動向次第で上値を試す可能性がある」との声も聞かれた。
JPX日経インデックス400は反発し、東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
業種別では鉄鋼や銀行、ゴムなどが高い。半面、医薬品や通信は売られた。
東証1部の出来高は7億7598万株、売買代金は1兆362億円。騰落銘柄数は値上がり1134銘柄、値下がり709名柄、変わらず176銘柄。
個別では、富士通やパナソニックは年初来高値を付けた。トヨタやマツダ、三菱自など自動車株も高い。ファナック、ファーストリテ、ソニーが堅調、SUMCOも反発した。JFEや新日鉄住金など鉄鋼株も上昇した。JXTG、国際帝石、郵船も高い。欧州の金融不安が後退し、三菱UFJやみずほFGなど銀行株が買われた。
半面、OLCや塩野義など内需株の下落が目立った。ソフトバンクGがさえず、任天堂が利益確定売りで軟調、ANAが小安く、東芝も安い。東エレクは値を下げた。
26日に東京地裁に民事再生法の適用を申請し、7月27日付で上場廃止が決まったタカタ株には売り注文が殺到。気配値をストップ安水準まで下げたが、取引は成立しなかった。
東証2部株価指数は前日比8.60ポイント高の6158.53ポイントと続伸。値上がり銘柄数は230、値下がり銘柄数は160となった。
個別では、NCS&Aがストップ高。ダイナック、三光マーケティングフーズ、サトウ食品工業、ウィルなど22銘柄は年初来高値を更新。マルゼン、ウェルス・マネジメント、カネヨウ、あかつき本社、Oakキャピタルが買われた。
一方、堀田丸正、マルコ、アルメディオ、ジー・スリーホールディングス、第一稀元素化学工業が売られた。
06月27日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、好業績銘柄を個別に物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日に比べ12円21銭高い3271円78銭だった。
材料の出た銘柄や好業績銘柄を個別に物色する動きが広がった。ただ円安を背景に輸出採算が改善するとの期待から東証1部の主力株に買いが集まる一方で、新興企業株の上げは限定的だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で599億円、売買高は2億1140万株。
値上がり銘柄数は349、値下がり銘柄数は247となった。
個別では、3〜5月期の連結純利益が大幅に増えたNaITOやレカムがストップ高。
オールアバウト、リーダー電子は一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業、データリンクス、湖池屋、B−Rサーティワンアイスクリームなど41銘柄は年初来高値を更新。オーネックス、トレイダーズホールディングス、プロパティエージェント、マルマン、SEMITECは値上がり率上位に買われた。
一方、ZOAが年初来安値を更新。ソレキア、フォーサイド、ラクオリア創薬、AKIBAホールディングス、ぱどなどが売られた。
06月27日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、新規上場のFringe値付かず
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比4.97ポイント安い1197.43だった。
値上がり銘柄数は118、値下がり銘柄数は106となった。
時価総額の大きいミクシィやそーせい、アカツキの下げが目立った。
個別では、ビーブレイクシステムズが年初来安値を更新。駅探、弁護士ドットコム、ミクシィ、モルフォ、インフォテリアが売られた。
一方、イグニスがストップ高。ジェイグループホールディングス、サイバーステップ、チェンジ、キャンバスなど12銘柄は年初来高値を更新。トレンダーズ、シリコンスタジオ、パス、ディー・ディー・エスが買われた。
きょう東証マザーズ市場に新規上場したFringeは買い気配が続き、午前中に取引は成立しなかった。前引け時点の気配値は公開価格(2600円)の1.7倍にあたる4420円だった。
06月27日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 53円高、伸び悩む、高値警戒感
【10時の概況】
27日10時現在の日経平均株価は前日比53円50銭高の2万206円85銭で推移。
・・・続き
日経平均株価は伸び悩んでいる。日経平均が朝方に年初来高値を上回ると、短期的な高値警戒感から利益確定の売りが増え上値を抑えた。ソフトバンクが一時1.5%安となり、相場全体の上値を重くしている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を21.29円押し上げている。ファナックが4.37円、オリンパスが3.80円、京セラが3.27円、アルプスが2.66円と続く。
マイナス寄与度は9.51円の押し下げで東エレクがトップ。アステラスが4.37円、塩野義が3.8円、ソフトバンクが2.74円、コナミHDが2.66円と続いている。
業種別では33業種中25業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、海運、鉱業、証券・商品と続く。値下がり上位にはその他製品、医薬品、サービスが並んでいる。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も高い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6520億円、売買高は4億9611万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1067と、全体の約52%となった。
値下がりは768、変わらずは179銘柄だった。
個別では、T&Dやコンコルディは上げ幅を広げた。三菱電や富士通も一段高となった。三菱商や丸紅など商社株も高い。
ソフトバンクを巡っては傘下の米スプリントが「Tモバイルとの合併交渉を保留する」と米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどが報じ株価が下げに転じたきっかけとみられる。東芝は下げ幅を広げた。OLCや塩野義など内需株も売られている。タカタは売り気配が続いており、気配値は制限値幅の下限(ストップ安水準)まで切り下がった
東証2部株価指数は続伸している。NCS&Aとラオックスが上げ、堀田丸正とマルコが下げた
225先物はJP・ドイツ・野村が買い越し。
三菱・日興・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はメリル・アムロ・クレディが買い越し・
三菱・GS・JPが売り越し。
テクニカル的には、テンプ(2181)、ビックカメラ(3048)、ドトール(3087)、三洋貿易(3176)、シュッピン(3179)、デリカフ(3392)、ヒトコム(3654)、ネクソン(3659)、ブロドリ(3673)、フィックス(3687)、ベリサーブ(3724)、ティーガイア(3738)、コムチュア(3844)、昭和電工(4004)、宇部興(4208)、ソースネ(4344)、日油(4403)、中外薬(4519)、ジャスト(4686)、アルファシ(4719)、フューチャー(4722)、ITFOUR(4743)、タツタ(5809)、Jマテ(6055)、ライドオン(6082)、渋谷工(6340)、ローム(6963)、三菱自(7211)、フタバ(7241)、ドウシシャ(7483)、ハピネット(7552)、アイフル(8515)、楽天地(8842)、GMO(9449)、よみラン(9671)、日管財(9728)、船井総研(9757)、ファンコミ(2461)、富士紡(3104)、DI(4310)、日コン(5269)、テクノプロ(6028)、土木管理(6171)、島精機(6222)、アイホン(6718)、ジンズメイト(7448)、シチズン(7762)、山善(8051)、東陽テク(8151)、アニコム(8715)、日通(9061)が動兆。
06月27日 為替市況コメント
【為替】米経済指標の悪化にドルは売られたが、NY市場終盤に112円台に迫る上昇を見せる
・・・続き
[概況]
欧州株式市場が上昇で始まると為替市場は円売り優勢となり、ドルは111円台半ばを超えたがNY市場に入り発表された5月耐久財受注が予想を下回るとドルも急落して、欧米市場安値111.350円まで下落した。
其の後揉み合いとなり、徐々に値を戻すと終盤に材料の無い中で一段高となってそれまでの高値を上抜き、当日高値111.950円と112円台に迫る上昇となった。
最後も前週末比+63銭高の111.880円と111円台後半で引け、ドル以外の主要通貨も上昇した。
またこの日はドラギECB総裁が「金利は成長が回復している間は低くなければならない」と発言し、ユーロは対ドルで売られたが対円では上昇するなど、ドル高というより円安という感じの動きだった。
ドルは目先112円を目指す流れとなり、112円を付けたあと更に上値を伸ばす事が出来るか、一旦売られるのかに注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月27日 カタリストコメント
「2日連続日足陽線ならば可」
週明けのNY株式はマチマチの動き。
・・・続き
NYダウは金融・公益関連セクターが堅調で14ドル高と5日ぶりの小幅反発。
一時111ドル上昇した場面もあった。
アルファベットやアップルなどハイテク関連セクターが下落。
NASDAQは逆に18ポイント安と4日ぶりに反落した。
S&P500は小幅高で2日続伸と方向感のない展開。
シカゴ連銀全米活動指数と耐久財受注が市場予想を下回ったが売り込む材料にはならなかった印象。
債券市場も方向感が薄く10年国債は一時2.119%まで低下。
その後2.136%まで上昇。
10年物国債の利回りは低下し2年債との利回り差は一時0.77%まで縮小。
「さらなる利上げに意気込むFRBと低調な米景気指標を重視する投資家との温度差が鮮明」。
そんな声が聞こえる。
原油先物価格は3日続伸。
仮想通貨のビットコインは4日続落。
VIX(恐怖)指数は9.90まで低下。
3か月後の変動率を表現したVXVも12.27%まで低下した。
ドル円は112円に迫る動きとなった。
材料難からイエレンFRB議長のロンドンでの講演(日本時間28日早朝)を待つ雰囲気がある。
残念ながら何か指標やイベントが無いと動けないのが市場の宿命でもある。
タカタの民事再生法申請且つ上場廃止や東芝の東証2部降格などを受けた割にはしっかりの展開。
もっとも東証1部の売買代金は1兆7500億円台と低水準だった。
「陰の極」という見方もできなくはない。
ただ日足は陽線。
20日以降、日足は4日連続陰線だったから変化ではある。
225先物大証終値は日中比60円高の20180円。
25日線(19930円)からのかい離はプラス1.1%。
サイコロは6勝6敗で50%とやや上昇。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲14.323%(前日▲13.961%)。
買い方は▲2.919%(前日▲3.657%)と買い方優勢継続。
空売り比率は35%と安定している。
日経平均採用銘柄のPERは14.27倍。
EPSは1412.29円と微妙に最高値を更新した。
6月権利配当付最終日。
「権利取りの買いが下支え」という声も聞こえる。
しかし売買エネルギーが今年2番目の低水準なのはいかにも不自然だ。
2日遅れで発表となった裁定残。
売り残は653億円。
少なくとも売り方の戦闘意欲はない数字と読むしかないだろう。
しかも1.7兆円レベルの解消売りなどたかが知れている。
5日線(20153円)にサポートされた展開と見る。
(兜町カタリスト櫻井)
06月27日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■FRONTEO<2158>
金融向けにAIと音声認識融合の通話検査提供
■三菱紙<3864>
系列が高機能炭素繊維「CNT」応用製品の開発加速
■コマツ<6301>
工事現場で土砂を効率よく運ぶクラウド実験開始
■ダイフク<6383>
米国の製造業向け物流システム工場を移転・増強
■クラリオン<6796>
ロシアでコネクテッドカー用車載機器の需要開拓
■明電舎<6508>
シンガポールの浄水場にセラミック製水処理膜を供給
■NTTデータ<9613>
仮想デスクトップにスマホで操作できるメニュー追加
06月27日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月27日号
06月27日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
27日の東京株式市場は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行から始まりそうだ。
・・・続き
ただ、その後は上値を追う材料に乏しいことから、伸び悩む場面も想定される。
日経平均株価の予想レンジは、2万円−2万300円を想定する。
27日は6月期や12月中間期の権利付き最終日にあたり、権利取りの動きから、底堅く推移する場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の後半と円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比65円高の2万185円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り860万株、買い810万株で、差し引き50万株の売り越し。売り越しは5営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、化学、銀行、不動産、自動車、小売、陸運、食品、その他製品、保険など。買いセクターに、保険、電機、サービス、建設、情報通信、食品、小売など。
【好材料銘柄】
■シンデン・ハイテックス <3131>
半導体検査装置を45億円で受注。18年3月期第2四半期の連結売上高に計上する見込み。
■NaITO <7624>
3-5月期(1Q)経常は46%増益で着地。
■トランスジェニック <2342>
免疫生物研究所 <4570> [JQG]とアルツハイマー病治療薬に関する共同研究開発契約を締結。
■ディー・ディー・エス <3782>
指紋認証システムを三井住友信託銀行が導入。約2000台のマイクロソフト社製モバイル端末をセキュアに運用する。
■アクロディア <3823>
「インターホン向けIoTシステム」を三井不動産 <8801> が販売した神奈川県横浜市のマンションに提供。インターホンリニューアル向けで初の導入となる。
■JIG−SAW <3914>
同社のソフトウェアによる細胞制御をベースとした、視覚再生プロジェクト「NEW-VISION」に関する特許査定を日本国特許庁から受領。
■キャンバス <4575>
富士フイルムとペプチドを用いたがん免疫治療薬を共同研究。
■カイオム・バイオサイエンス <4583>
スイスADC Therapeutics社とがん治療用抗体 LIV-1205およびLIV-2008b のオプションライセンス契約を締結。ライセンス契約一時金を受け取ることになる。
■UMNファーマ <4585>
医薬基盤・健康・栄養研究所と、新規ワクチンをはじめ最先端バイオ医薬品を創出することを目的に共同研究契約を締結。
【主な経済指標・スケジュール】
27(火)
【国内】
2年国債入札
《決算発表》
パレモ、ピックルス、ハピネス&D、ライトオン、ヒマラヤ、ハイデ日高、さが美
【海外】
米4月S&Pケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米6月CB消費者信頼感指数(23:00)
米6月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
米5年国債入札
イエレンFRB議長がロンドンで講演
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月26日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発し14ドル高 5月耐久財受注の落ち込み受け売り買い交錯
・・・続き
26日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小反発し、前週末比14ドル79セント高の2万1409ドル55セントで取引を終えた。
5月耐久財受注が予想以上の落ち込みとなり長期金利が低下。朝方、一時的に連銀の金融正常化プロセスのペースが鈍化するとの見方で買われる場面もあったが、その後は通信や公益関連などディフェンシブ銘柄が選好され上値の重い展開となった。
イタリア政府が経営危機に陥っていた中小銀行2行の破綻処理を決めた。金融の健全化につながるとの期待から欧州の金融株が買われ、米国でもゴールドマン・サックスなどに買いが広がった。
5月の米耐久財受注額が前月比で市場予想以上に減少した。変動の大きい輸送関連の大幅な減少が響いた。発表を受けて米長期金利が低下、利回り狙いで買われやすい公益事業や通信関連株が上げ、相場を支えた。
ダウ平均は朝方に111ドル高まで上げたが、次第に売りに押された。アップル、アルファベット(グーグル)など大型のハイテク株が軒並み売られ、投資家心理を悪化させた。
ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、同18.101ポイント安の6247.149で終えた。
セクター別では、食品・生活必需品小売や自動車・自動車部品が上昇する一方で半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスが下落した。
会員制卸売のコストコ・ホールセール(COST)は、一部アナリストがアマゾン(AMZN)の食品スーパー買収への反応は過剰であり、業績への影響は軽微との見方を示し上昇。
レンタカーのエービス・バジェット(CAR)は、アルファベット(GOOGL)傘下ウェイモ社と自動運転車の整備を行う契約を結んだことが明らかとなり急騰。また、同業のハーツ・グローバル(HTZ)は、アップル(AAPL)が開発する自動運転車向けに車両を貸し出していることが明らかとなり上昇した。
一方、出前注文サービスのグラブハブ(GRUB)は、モルガン・スタンレーによる投資判断引き下げで下落した。非鉄アルコアの分割会社のアルミ製品のアルコニックが大きく下落。ロンドンで今月発生し多数の死者・行方不明者を出したタワーマンションの火災の原因とされる外装材が同社製だったと伝わり、嫌気売りがかさんだ。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,409.55+14.79
S&P500種
2,439.07+0.77
ナスダック
6,247.149−18.101
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前週末比90円高の2万185円で引け、26日の大取終値を65円上回った。引けにかけて円相場が下落し、この日の高値寄りで引けた。
NYダウ工業株30種平均が小反発したことも相場を支えた。この日の9月物高値は2万200円、安値は1万9850円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
20185 ( +65 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
20225 ( +105 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7446.80(+22.67)
FTSE100種総合株価指数は5営業日ぶりに反発した。前週末終値に比べ22.67ポイント高の7446.80で引けた。銀行株の上昇が指数の上げをけん引した。午後にかけて利益確定の売りなどが出て上げ幅が縮小した。構成銘柄の半数以上が上昇した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12770.83(+37.42)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前週末比37.42ポイント高の12770.83だった。イタリアの銀行株の上昇が波及し、コメルツ銀行が高かった。ドイツ銀行も上げた。航空のルフトハンザも高く引けた。一方で、電力のRWEが安かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5295.75(+29.63)
06月26日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
26日の日経平均は、前週末比20円68銭高の2万153円35銭と小幅続伸。
・・・続き
今日は、まさに相場格言通りの“閑散に売りなし”の状態となった。
全般に手控え姿勢が強まった。個別銘柄でも、売買代金を伴って連日で年初来高値を更新している任天堂<7974>がひとり気を吐く程度だった。
明日の東京株式市場は、もみあい相場となりそうだ。
引き続き手掛かり材料に乏しいとみられ、朝方に海外要因を織り込んだ後は、様子見気分に傾きやすい。ただ、権利取りの買いが続く可能性がある。6月期や12月期中間期の権利付き最終日に当たる。
市場では、「来週の日銀短観への期待感があり、相場をサポートしている」(銀行系証券)との声が聞かれ、売り込みにくい状況とも言えよう。
明日の【信用規制・解除】銘柄 (26日大引け後 発表分)
○PSS <7707> [東証M]
東証が27日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
○アルメディオ <7859> [東証2]
東証が27日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
○MGホーム <8891> [東証2]
東証が27日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■上値・下値テクニカル・ポイント(26日現在)
20823.36 ボリンジャー:+3σ(26週)
20747.96 ボリンジャー:+2σ(13週)
20479.59 ボリンジャー:+3σ(25日)
20353.70 ボリンジャー:+2σ(26週)
20296.55 ボリンジャー:+2σ(25日)
20153.35 ★日経平均株価26日終値
20138.91 6日移動平均線
20137.24 ボリンジャー:+1σ(13週)
20113.51 ボリンジャー:+1σ(25日)
20036.73 均衡表転換線(日足)
19944.12 均衡表基準線(日足)
19930.47 25日移動平均線
19884.05 ボリンジャー:+1σ(26週)
19831.82 新値三本足陰転値
19747.43 ボリンジャー:-1σ(25日)
19731.37 均衡表転換線(週足)
■本日の売買代金増加率ランキング
1. <9709> NCS&A 459 (+21.1%) 642 ( 47.7倍)
2. <7268> タツミ 486 ( -8.3%) 313 ( 18.5倍)
3. <3687> Fスターズ 3,565 ( +7.7%) 2,810 ( 13.7倍)
4. <3390> アイネスト 72 ( +7.5%) 392 ( 13.7倍)
5. <4583> カイオム 451 ( +4.4%) 1,065 ( 11.7倍)
6. <2488> 日本サード 1,330 ( +8.1%) 2,281 ( 8.4倍)
7. <7241> フタバ 950 ( +6.9%) 1,450 ( 8.3倍)
8. <3776> BBタワー 261 ( +7.4%) 3,488 ( 8.2倍)
9. <1326> SPDR 13,270 ( 0.0%) 102 ( 7.2倍)
10. <3526> 芦森工 263 (+13.4%) 8,121 ( 6.9倍)
11. <4743> ITFOR 667 ( +5.9%) 242 ( 6.6倍)
12. <6405> 鈴茂器工 2,403 ( +8.4%) 141 ( 6.5倍)
13. <2703> 日本ライトン 281 ( +6.4%) 122 ( 6.3倍)
14. <5955> ヤマシナ 73 ( 0.0%) 165 ( 6.2倍)
15. <2468> フュトレック 1,049 ( +7.2%) 2,297 ( 6.2倍)
16. <6082> ライドオンE 978 ( +6.4%) 625 ( 6.1倍)
17. <3646> 駅探 840 ( +6.9%) 394 ( 6.1倍)
18. <7818> トランザク 1,203 ( +7.3%) 464 ( 6.0倍)
19. <4719> アルファ 2,407 ( +9.1%) 143 ( 5.9倍)
20. <7220> 武蔵精密 3,190 ( +3.7%) 827 ( 5.9倍)
06月26日 為替市況コメント
【為替】軒並み円安の流れ。
・・・続き
[概況]
26日午後の東京外国為替市場は、軒並み円安が進行する展開となっている。
米ドル円は欧州時間に近づくにつれて上昇し、一時111.655円まで。他方では、豪ドル円が一時84.610円まで本営業日の高値を更新している。
この値動きについて一部の市場関係者からは、先週末にイタリアの地方銀行であるベネトバンカと、中堅銀行のバンカ・ポポラーレ・ディ・ビチェンツァにかかる破綻処理の発表や原油先物価格の上昇などを受けて、投資家のリスク許容度が緩和されてきていることが、円安基調を下支えしているようだ。
この後の時間では、21:30に5月米耐久財受注(前月比:予想:-0.7% 前回:-0.8%)の発表などが控えており注目されている。毎回、振れ幅が大きくなりがちな同指標ではあるため、予想値を上回るかが否かは不透明感があることから、発表された結果に基づいた素直な反応となるだろうといった声が聞かれている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月26日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=20円高小幅続伸、権利取りの買いが下支え
【大引け概況】
26日の日経平均株価は小幅に続伸し、前週末比20円68銭高の2万0153円35銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分10秒 容量:23.73M
過去のマーケット動画はこちら
朝方は、手掛かり材料が乏しいなか、前週末終値近辺でしばらく小幅もみ合いとなったが、円相場が対ドルでやや弱含むとともに株価指数先物買いを交えてジリ高歩調となった。
明日27日に6月や12月期決算企業の権利付き最終売買日を迎えるため、権利取りの買いが指数を支えした。
買い一巡後は上値が重く、小高い水準でこう着商状が続いた。材料難で全般は様子見気分が強まった。
週初で国内外投資家の注文が少なく、時価総額が大きい銀行や保険株の下落が目立ったこともあり上値追いの勢いも限られた。
午後に入ってからも売買代金は盛り上がりに欠ける展開が続き、東証1部の売買代金は概算で1兆7505億円と今年最低だった4月17日以来の低水準だった。日経平均の取引時間中の高値と安値の差である日中値幅は77円程度と5日連続で100円を下回った。
市場からは「後場にほとんど動きがないのは最近の傾向であり、材料不足に尽きる。目先的な話だが、あえてこれまでと違う点は陽線であり、底堅さの表れとも言えよう。ただ、今週は特に目立ったイベントがなく、しばらくウネリは出にくい」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は小幅に反落した。終値は前週末比1.37ポイント安の1万4330.97だった。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に続伸し、0.87ポイント高の1612.21で終えた。
東証1部の売買高は13億9560万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1104と、全体の54.6%だった。値下がりは775、変わらずは142銘柄だった。
個別では、任天堂は連日で年初来高値を更新した。東証1部の時価総額ランキングではホンダを上回り12位に浮上した。東エレクやJTは上昇し、パナソニックとHOYAは年初来高値を更新した。国際帝石が高い。KLab、ソフトバンクGはしっかり。ソニー、ルネサスが締まり、SUBARUは堅調だった。
一方、8月1日付で2部に指定替えとなる東芝は大幅に下落した。野村や三井住友FG、SOMPOなど金融株は下落し、指数の上値の重さにつながった。
2部降格が決まった東芝が下押し、経営破綻したタカタは終日売買が停止された。
東証2部株価指数は前週末比46.13ポイント高の6149.93ポイントと反発。
値上がり銘柄数は277、値下がり銘柄数は154となった。
個別では堀田丸正、NCS&Aがストップ高。サンテックは一時ストップ高と値を飛ばした。工藤建設、三光マーケティングフーズ、スター・マイカ、ウィル、セコム上信越など22銘柄は年初来高値を更新。マルコ、理研コランダム、上原成商事、キョウデン、フュートレックが買われた。
一方、西菱電機<が年初来安値を更新。ジー・スリーホールディングス、JMACS、エムジーホーム、ジーエルサイエンス<、セブンシーズホールディングスが売られた。
06月26日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、好材料の出た銘柄に資金が流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比16円60銭高い3259円57銭だった。大型株の動意が薄いなか、成長期待が高く値動きの軽い中小型株の物色が続いた。新作スマートフォンゲームを夏に配信すると発表したブロッコリーなど、好材料の出た銘柄に資金が流入し、値幅の大きさを好感した買いが追随して大きく上げる銘柄が目立った。
RIZAP関連も軒並み高かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1057億円、売買高は3億353万株だった。
値上がり銘柄数は427、値下がり銘柄数は224となった。
個別では、フォーサイド、パスポートがストップ高。fonfun、デジタルアドベンチャー、タツミは一時ストップ高と値を飛ばした。佐藤渡辺、データリンクス、ソーバル、アルテなど39銘柄は年初来高値を更新。
仮想通貨決済でシステム開発会社と提携するトレイダーズが上昇した。SDエンターテイメント、ぱど、ANAP、システム ディなどが買われた。
一方、ティビィシィ・スキヤツト、ディーエムソリューションズ、オータケ、ハンズマンが年初来安値を更新。オンキヨー、細谷火工、ユニバーサルエンターテインメント、SAMURAI&J PARTNERS、シライ電子工業が売られた。
06月26日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、中小型物色続く
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比26.80ポイント高い1202.40だった。
朝方から買いが先行し、午後に上げ幅を拡大する銘柄が多かった。東証1部で日経平均株価の上値が重かったため、「短期的な値上がり益を狙う投資家が新興市場に資金を振り向けた」という。
値上がり銘柄数は176、値下がり銘柄数は55となった。
個別ではサイバーステップ、リミックスポイントがストップ高。ジェイグループホールディングス、ソケッツ、駅探、ディジタルメディアプロフェッショナル、ソフトマックスなど15銘柄は年初来高値を更新。MRT、モブキャスト、中村超硬、弁護士ドットコム、ソネット・メディア・ネットワークスが買われた。
一方、UMNファーマがストップ安。ビーブレイクシステムズ、ホープは年初来安値を更新。シリコンスタジオ、アンジェス MG、農業総合研究所、バルニバービ、WASHハウスが売られた。
06月26日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を9銘柄更新しました。
[3176]三洋貿易
[7456]松田産業
[8154]加賀電子
[6197]ソラスト
[5956]トーソー
[4674]クレスコ
[3031]ラクーン
[2874]ヨコレイ(横浜冷凍)
[2352]エイジア
06月26日 アフターランチ
「がんばってるじゃん」
日経朝刊のトップは「シェア首位8品目交代」。
・・・続き
対象品目は57。
リチウムイオン電池でパナソニックがサムスンSDIから首位奪還が目に付く。
4面を見ると「日本勢、11品目で首位」の記事。
特にリチウム電池セパレーターの旭化成(19%)、炭素繊維の東レ(42%)、
CMOSセンサーのソニー(47%)、マイコンのルネサス(19.6%)、
中小型液晶パネルのJDL(21.9%)などが目立っている。
頑張っているじゃん日本企業という印象。
6月に高値を付けた主な銘柄
任天堂(7974)年初来56.6%で9年ぶり高値
富士通(6702)同28.3%で2年ぶり高値
ミクシィ(2121)同54.6%で上場来高値
スタートトゥデイ(3092)同43.9%で上場来高値
セリア(2782)同43.4%で上場来高値
トレンドマイクロ(4704)同40.6%で16年ぶり高値
大和のレポートは「6月の最終営業日を含む週は堅調」のアノマリー。
↓
2016年日経平均前週末比730円高
2015年同166円安
2014年同342円高
2013年同447円高
2012年同208円高
2011年同189円高
コメント「昨年7月以降では、毎月の第1営業日の日経平均は前日比で上昇。
一部ファンドのアセット・アロケーションの変更の月初への集中が背景との解釈。
今年7月の第2営業日である7付き4日ETFの分配金権利付き最終日が集中。
このあたりまでは株式市場の需給が特に良いと言えよう」。
もう一つ面白かったのは「FANGとFunction」。
FANGはフェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)。
一方でマイクロソフトやアマゾンのクラウド・サービスなどのITプロダクトを日本に提供している銘柄。
これが「Function」。
富士通(6702)、日本ユニシス(8056)、NRI(4307)、CTC(4739)、トレンドマイクロ(4704)、ISID(4812)、大塚商会(4768)、NEC(6701)の頭文字。
「FANGの販売機能(Function)を持っている日本企業」との解釈だ。
(櫻井)。
06月26日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺での推移
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比24円52銭高の2万0157円19銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での推移となっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、2.28ポイント高の1613.62で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円30銭台での小幅な値動き。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
物色対象については、出遅れ、低位、割安といった銘柄への資金シフトが散見される。
ランチバスケットは28件、254.15億円。差し引き売り買い均衡との観測。
06月26日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=24円高と小動き、模様眺め気分強く
日経平均株価は、前営業日比24円75銭高の2万0157円42銭、東証株価指数(TOPIX)は1.83ポイント高の1613.17と、ともに小動き。
・・・続き
株式相場の方向性を決定づける材料が見当たらず、模様眺め気分の強い展開だった。
日経平均株価の値幅は100円弱にとどまり、動意に乏しい値動きに終始した。
前週末の米国株式市場の方向感が定まらず、為替相場は1ドル=111円台前半でこう着感を強めている。
市場関係者は、「手掛かり材料が皆無」と、お手上げ状態の様子だった。
上値を追う材料が不足しているのは確かだが、相場の底堅さも確認されている。上昇相場入りへのきっかけ材料を待ち望んでいる状態だ。
タカタの経営破綻や東芝の第2部降格と悪材料が出ているが、「個別企業の問題。何度も観測が飛び交っていたため、地ならしが済んでいる」と、市場関係者は冷静に受け止めている。
むしろ、市場全般への影響が見られないことで、地合いの強さを再認識した格好だ。
明日27日に6月期や12月期中間期の権利付き最終日を迎え、権利取りの買いも指摘された。ただ、買い一巡後は引けにかけて伸び悩み商状となった。
JPX日経インデックス400は小幅に上昇した。
東証1部の出来高は6億8930万株、売買代金は8438億円。騰落銘柄数は値上がり1235銘柄、値下がり625銘柄、変わらず156名柄。業種別TOPIXでは「保険業」が下落率で首位。
個別銘柄では、国際帝石が高く、住友鉱、三井金は堅調。任天堂が連日で年初来高値を更新し、KLabは大幅高で、ソニーがしっかり。ソフトバンクG、SMC、東エレクが底堅い。トヨタ、SUBARUは強含み。
半面、東京海上、第一生命HDが安く、野村、大和証Gや三菱UFJ、三井住友など金融株の下げが目立った。JALがさえない。8月1日付で第2部降格が決まった東芝は大幅安となり、経営破綻したタカタは売買が停止された。
東証2部株価指数は前週末比38.19ポイント高の6141.99ポイントと反発。
値上がり銘柄数は271、値下がり銘柄数は152となった。
個別では、NCS&Aがストップ高。サンテック、堀田丸正は一時ストップ高と値を飛ばした。工藤建設、三光マーケティングフーズ、スター・マイカ、ウィルなど20銘柄は年初来高値を更新。マルコ、フュートレック、理研コランダム、コメ兵が買われた。
一方、西菱電機が年初来安値を更新。エムジーホーム、ピクセラ、ジー・スリーホールディングス、JMACSが売られた。
06月26日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、好材料銘柄を物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比15円61銭高い3258円58銭となった。東証1部の主力株に方向感が出ないなか、好材料が出た中小型株に個人投資家の資金が流入した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で657億円、売買高は1億9354万株。値上がり銘柄数は401、値下がり銘柄数は209となった。
新作のスマートフォンゲームを夏に配信すると発表したブロッコリーが大幅高となった。
個別では、フォーサイドがストップ高。fonfun、デジタルアドベンチャー、タツミ、パスポートは一時ストップ高と値を飛ばした。佐藤渡辺、データリンクス、ソーバルなど35銘柄は年初来高値を更新。ブロッコリー、トレイダーズホールディングス、ブロードバンドタワー、マルマン、日本サード・パーティが買われた。
一方、ディーエムソリューションズ、オータケが年初来安値を更新。ネクストウェア、細谷火工、エージーピー、アイ・ピー・エス、トライアイズが売られた。
06月26日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、MRT、アカツキが買われる
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比18.40ポイント高い1194.00だった。
値上がり銘柄数は167、値下がり銘柄数は63となった。
個別では、ジェイグループホールディングス、ソケッツ、駅探、ソフトマックス、サイバーステップなど10銘柄が年初来高値を更新。MRT、リミックスポイント、中村超硬、弁護士ドットコム、モブキャストが買われた。
一方、ビーブレイクシステムズ、ホープが年初来安値を更新。UMNファーマ、シリコンスタジオ、農業総合研究所、ファイズが売られた。
06月26日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時、39円高、27日最終売買日で権利取りの動き
【10時の概況】
26日10時現在の日経平均株価は前週末比39円06銭高の2万171円73銭で推移。
・・・続き
明日27日に6月や12月期決算企業の権利付き最終売買日を迎えるため、権利取りの買いが指数を支えている。
日銀の年間6兆円の買い入れ政策で規模が拡大傾向にある上場投資信託(ETF)は機械的な再投資を実施する必要があり、市場には「27日には700億円規模の再投資に伴う買いが発生する」と期待する声もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に上昇している。この時期は例年、株主総会通過後に支払われた配当金の一部が再投資に回りやすい。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5399億円、売買高は4億5463万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1239と、全体の約6割を占めた。値下がりは579、変わらずは193銘柄だった。
業種別では33業種中23業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、その他製品、海運、非鉄金属と続く。値下がり上位には保険、証券・商品、その他金融が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を4.94円押し上げている。ヤマハが3.42円、コナミHDが3.42円、TDKが3.04円と続く。
マイナス寄与度は5.82円の押し下げでKDDIがトップ。大日本住友が2.36円、アステラスが1.71円、キッコマンが1.52円、ブリヂストンが0.91円と続いている。
個別では、JTと資生堂は上げ幅を広げた。デンソーとSMCも一段高し、三菱商や信越化も上昇している。
一方、第一生命HDとT&Dは下げ幅を広げている。三井住友FGとりそなHDも一段安し、金融株の下落が目立っている。ブイ・テクノロジー、富士通、SUMCO、村田製、東芝、KDDIなどがさえない。
タカタは、終日売買停止となっている。民事再生法の適用申請を発表、上場廃止となるとともに、10割減資の可能性が高いことから、投げ売りが殺到する展開になるとの話がある。
東証2部株価指数は反発している。シャープとマルコが上げ、ピクセラとウェーブHDが下げた。
06月26日 カタリストコメント
「6月末は変動の可能性大だが・・・」
週末のNY株式市場は上昇。
・・・続き
アップル、フェイスブック、マイクロソフトなどハイテクセクターが上昇。
NASDQは週足で3週間ぶりの上昇となった。
一方金融セクターは軟調だった。
「FRB発表した年次ストレステスト。
一部の銀行の審査結果が事前予想よりも弱い内容となったことを嫌気した」と言うとってつけたような解釈が聞こえる。
3市場の売買高は104億株。
直近20営業日の平均で72億株を上回る大商いだった。
債券市場では長短金利差は約10年ぶりの低水準近辺で推移。
ドルは主要通貨に対し下落。
FRBが年内追加利上げに踏み切れるか懐疑的な見方が多いことが背景とされた。
12月 米利上げの確率は49%程度。
週末の日経平均株価は3日ぶりの小幅反発。
ただ22円高は22日の28円安と並ぶ狭い変動幅。
任天堂が東証1部全体の8%強の売買代金1630億円で新値追いとなったのが目立った。
東芝は8月1日付で2部に指定替えが決定。
225採用銘柄も変更になるとすればEPSの増加に期待が高くなろう。
225先物大証夜間取引終値は日中比10円高の20090円。
25日移動平均からのかい離はプラス1,1%。
空売り比率は36.3%と落ち着いている。
2日遅れで発表された裁定買い残は272億円増と5週ぶりの増加で1兆7072億円。
売り残は228億円減と3 週連続減となり653億円。
まるでやる気はない売り残だ。
日経VIは13.72%。
月末期待とETFの配当買いへの期待感。
そして6月急落観測との綱引きとなろうか
(兜町カタリスト櫻井)
06月26日 為替市況コメント
【為替】今週もレンジ内での揉み合い継続か
・・・続き
[概況]
先週末23日に発表された米経済指標は予想を上回る良好なものだったが為替市場には影響薄でドルは小幅続落となり、原油価格は上昇したがNY株式市場はダウが4日続落となる一方、S&P500は反発しナスダックは3日続伸するなど、マチマチな動きで引けた。
ドルはFRBの利上げ継続姿勢(ドル買い要因)とNY株式市場の上値の重さや、米国債利回りが上昇しない事(ドル買い抑制要因)による綱引きが続いており、それが先週の狭いレンジ(110〜111円台)での揉み合いに繋がった様だ。
今週の米国は26日(月)5月耐久財受注、27日(火)4月S&Pケースシラー住宅価格指数、6月消費者信頼感指数、28日(水)MBA住宅ローン申請件数、29日(木)第一四半期GDP確報値、新規失業保険申請件数、30日(金)5月個人所得・個人支出、6月シカゴ購買部協会景気指数、6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値などが発表予定となっている。
他にも27日(火)サンフランシスコ連銀総裁、28日(水)フィラデルフィア連銀総裁、イエレンFRB議長、ミネアポリス連銀総裁、サンフランシスコ連銀総裁、30日(金)セントルイス連銀総裁など、多くの地区連銀総裁による講演が予定されており、其の発言内容が注目される。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月26日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■テンプHD<2181>
系列がレジアプリに中国人向け決済機能を追加
■三井化学<4183>
米国で自動車軽量化用の開発拠点新設
■富士電機<6504>
電力損失低減のパワー半導体モジュールを生産へ
■エスケーエレク<6677>
液晶パネル用フォトマスク製造設備を更新
■ファナック<6954>
CNC装置操作のファイバーレーザー発振器開発
■フクダ電<6960>
睡眠時無呼吸症候群の自宅検査装置を開発
■河西工<7256>
合成表皮を立体に木目込む技術を車メーカーに拡販
06月26日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月26日号
06月26日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
23日の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか、もみ合い商状が続きそうだ。
・・・続き
26日の東京株式は、方向感の出づらいもみ合い展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万円−2万200円を想定する。
2万円台固めの推移となりそうだ。
手掛かり材料に乏しいなか、先週に引き続き値動きの軽い小型株が物色の中心になるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比15円高の2万95円だった。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
20095 ( +15 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
20130 ( +50 )
( )は大阪取引所終値比
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り600万株、買い420万株で、差し引き180万株の売り越し。売り越しは4営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、薬品、自動車、不動産、化学、電機、小売、その他製品など。買いセクターに、REIT、通信、サービス、情報通信、その他製品、不動産、電機、機械、商社など。
【好材料銘柄】
■KLab <3656>
ブロッコリー <2706> [JQ]と共同開発しているスマートフォン向けゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の配信が今夏に決定。24日に事前登録の受付を開始。英語・繁体字中国語に対応したグローバル版も開発し、海外への展開も予定している。
■ブロードバンドタワー <3776>
今期最終を3.2倍上方修正、配当も5円増額。
■NEW ART <7638>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.1%にあたる360万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月26日から7月21日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
26(月)
【国内】
6月15・16日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」
5月企業向けサービス価格指数(8:50)
《決算発表》
あさひ、日本オラクル、瑞光、NaITO、壱番屋、オークワ、しまむら、高島屋、パルコ、タキヒヨー
【海外】
米5月耐久財受注(21:30)
米5月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
米5月ダラス連銀製造業活動指数(23:30)
米2年国債入札
独6月Ifo景況感指数(17:00)
休場:シンガポール、マレーシア、インド・トルコ(〜6/27)、インドネシア(〜6/30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月24日 マーケットコメント
06月24日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月24日号
06月23日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し2ドル安 材料難で方向感欠
・・・続き
23日のNYダウ工業株30種平均は小幅に4日続落した。
終値は前日比2ドル53セント安の2万1394ドル76セントだった。
小幅下落して寄り付いたものの、原油価格が続伸したことが好感され上昇に転じた。朝方は金融セクターが買われる場面もあったが、週末を控え持ち高調整や利益確定を目的とした売りがやや優勢だった。
ヘルスケア株を中心に利益確定売りが出て相場の重荷となった。米共和党上院は22日に医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案を提出し、制度見直しで採算が改善するとの期待からヘルスケア株が上昇していた。しかし、下院を通過した法案からは修正が必要で共和党内でも意見が割れている。週末を前に医療保険のユナイテッドヘルス・グループなどヘルスケア関連株に売りが活発となった。
週前半まで上げの勢いを強めていたホームセンターのホーム・デポは約3%安となり、ダウ平均を28ドル強押し下げた。
ダウ平均は上げに転じる場面もあった。NY原油先物相場は小幅ながら続伸し、下げの勢いが一服。業績への警戒が和らぎ、シェブロンやエクソンモービルなどエネルギー関連株が買われた。このところ大きく下げていたハイテク株が上げたのも相場全体を支えた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比28.565ポイント高の6265.250で終えた。アップルのほか、アルファベット(グーグル)やフェイスブックなど主力株への買いが目立ち、指数を押し上げた。
セクター別では、ソフトウェア・サービスや耐久消費財・アパレルが上昇する一方で食品・生活必需品小売や各種金融が下落した。
カナダのソフトウェアのブラックベリー(BBRY)が急落した。取引開始前に発表した四半期決算で最終損益は黒字転換したものの、市場予想よりも減収幅が大きかったのを嫌気した売りが出た。
アマゾン・ドット・コムに対抗して高級スーパーのホールフーズ・マーケットに買収を提案する意欲はないと伝わった小売りのウォルマート・ストアーズが下落した。
一方、不動産開発のフォレスター・グループが高い。住宅建設のDRホートンが買収の提案価格を引き上げたと発表し、買収価格にさや寄せする形で買いが広がった。
未公開株(PE)ファンドが買収意欲を示したと伝わった携帯端末向けの技術開発を手掛けるシンクロノス・テクノロジーズが急伸。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,394.76−2.53
S&P500種
2,438.30+3.80
ナスダック
6,265.250+28.565
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅に下落した。9月物は前日比5円安の2万0095円で終え、大阪取引所の終値を15円上回った。週末を控え、持ち高調整の売りがやや優勢だった。
新たな取引材料を欠き、米株式と円相場をにらんだ動きに終始して動意は乏しかった。この日発表の米景気指標は強弱入り交じった結果で相場を方向付ける材料とはならなかった。9月物安値は2万0045円、高値は2万0125円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
20095 ( +15 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
20130 ( +50 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は4日続落した。前日終値に比べ15.16ポイント安の7424.13で引けた。上昇・下落銘柄数はほぼ拮抗した。
週末を控えて取引は低調。医薬品株や資源株が利益確定目的などの売りに押されて、指標は下落した。
半面、メディアのITVが高かった。大手アナリストが投資判断を引き上げたことが手掛かりになった。金価格の上昇を受けて関連のフレスニージョとランドゴールド・リソーシズは続伸した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日比60.59ポイント安の12733.41だった。構成銘柄の約8割が下落した。電力のRWEとエーオンが安かった。
一方で、航空のルフトハンザや不動産のボノビアなどが小幅高で引けた。
06月23日 マーケットコメント
06月23日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、方向感が出ず。
・・・続き
[概況]
23日、東京時間の米ドル円は、111.200円から111.400円の狭いレンジでの振幅となった。
新規材料不足から手控える動きが優勢となり、小幅な値動きでの相場展開となっている。
この後のイベントとしては、5月米新築住宅販売件数(予想:59.9万件 前回:56.9万件)の発表やパウエル米FRB理事などの講演が予定されている。
特に、水曜日に発表された5月米中古住宅販売件数(予想:555万件 結果:562万件)が好結果となった事から、今晩の5月米新築住宅販売件数も好結果となれば、米ドル円の買いの反応となりそうか。
また、来週27日にイエレン米FRB議長の講演が予定されているため、タカ派的な発言が出るかどうか注視したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
日経平均株価は前日比22円16銭高の2万132円67銭と3日ぶりに小幅反発。
・・・続き
今日の東京株式市場は、週末に伴うポジション調整の影響があったと考えられる。
前日の海外市場を引き継ぐ形で方向感の定まらない狭いレンジでの値動きに終始した。
乱高下の銘柄も散見されているが、資金回転が速いため、シコリは残っていないと考えられる。スタンスとしては仕切り直しといったところであろう。
【今週の相場概況】
今週は堅調な展開となった。
円安を好感して日経平均は週初から節目の2万円を回復する展開。
米国株高と一段の円安を誘引し、年初来高値を更新した。
その後は欧米株が原油安への警戒を強めて円安も一服となったことから上値が抑えられた。国内外とも材料難の中、次第にこう着感が強まった。
騰勢を強めたマザーズ指数が週末に大きく下げるといった動きも見られたが、週を通しては全般的に強い動きとなった。日経平均は週間では約189円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
【来週相場展望】
来週は堅調か。
来週の材料は、米国では、5月耐久財受注や6月CB消費者信頼感指数など指標発表が多く、米国のファンダメンタルズを確認する材料として注目されるだろう。国内でも月末にかけて指標発表が多い。
個別材料としては、29日が株主総会集中日で、企業側のアナウンスなどが、株価を刺激する可能性がある。
また、東京都議会選挙が告示となり、7月2日に投開票となる。今回は国政選挙ではないものの、激戦が予想され注目度も高く、政策絡みの銘柄が動意づく展開も想定される。
原油安は引き続き警戒も、これら他の材料がネガティブ影響を一定程度打ち消し、ポジティブ材料により強く反応する格好で、良好な地合いが続くと予想する。
日経平均株価 20132.67円 +22.16
レジスタンス
20500.00円
20462.19円
20318.11円
20278.62円
20136.03円
サポート
20095.04円
20087.71円
20036.73円
19997.63円
上値・下値テクニカル・ポイント(23日現在)
20720.89 ボリンジャー:+3σ(26週)
20635.66 ボリンジャー:+2σ(13週)
20462.19 ボリンジャー:+3σ(25日)
20278.62 ボリンジャー:+2σ(25日)
20272.07 ボリンジャー:+2σ(26週)
20132.67 ★日経平均株価23日終値
20103.90 6日移動平均線
20095.04 ボリンジャー:+1σ(25日)
20036.73 均衡表転換線(日足)
20033.24 ボリンジャー:+1σ(13週)
19911.47 25日移動平均線
19907.70 均衡表基準線(日足)
19831.82 新値三本足陰転値
19823.25 ボリンジャー:+1σ(26週)
19727.89 ボリンジャー:-1σ(25日)
19579.12 均衡表転換線(週足)
19544.32 ボリンジャー:-2σ(25日)
19430.82 13週移動平均線
19429.09 75日移動平均線
19417.85 均衡表雲上限(日足)
19374.43 26週移動平均線
本日の売買代金増加率ランキング
1. <6034> MRT 1,625 ( +9.9%) 1,651 ( 72.8倍)
2. <9439> MHグループ 261 ( +0.4%) 151 ( 61.2倍)
3. <4644> イマジニア 1,020 ( +6.0%) 1,336 ( 53.1倍)
4. <3583> オーベクス 252 ( +8.2%) 368 ( 38.8倍)
5. <2323> fonfun 380 ( +8.9%) 321 ( 32.5倍)
6. <1418> インタライフ 279 ( +6.9%) 848 ( 27.2倍)
7. <2330> フォーサイド 316 (+19.7%) 9,377 ( 25.7倍)
8. <5162> 朝日ラバー 932 ( -0.5%) 187 ( 19.1倍)
9. <7577> パスポート 422 ( +7.9%) 267 ( 16.4倍)
10. <6888> アクモス 319 ( +6.7%) 259 ( 15.5倍)
11. <3264> アスコット 381 ( -1.0%) 766 ( 11.3倍)
12. <6050> イーガーディ 2,141 ( +4.3%) 5,272 ( 9.9倍)
13. <3230> スターマイカ 2,648 ( +4.3%) 674 ( 9.8倍)
14. <5704> JMC 1,736 ( -0.8%) 299 ( 9.3倍)
15. <8572> アコム 526 ( +5.6%) 8,371 ( 8.2倍)
16. <6769> ザイン 1,227 ( +5.1%) 167 ( 7.9倍)
17. <4820> EMシステム 2,496 ( +3.9%) 620 ( 7.9倍)
18. <3815> メディア工房 749 (+12.8%) 413 ( 7.8倍)
19. <4410> ハリマ化成G 871 ( +4.1%) 123 ( 7.5倍)
20. <3160> 大光 2,400 (+20.0%) 451 ( 7.2倍)
06月23日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日ぶり小反発、円安好感も上値重い、手掛かり難で小動き
【大引け概況】
23日の日経平均株価は3営業日ぶりに小反発した。前日比22円16銭高の2万0132円67銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
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前日の欧米主要株価指数が高安まちまちで手掛かり材料にならず、朝方から方向感に乏しい値動きが続いた。日経平均株価は前日終値を挟んで約60円の小動き。週末で積極的な買いが手控えられた一方、前日まで上昇が続いた中小型株には目先の利益を確定する売りが目立った。
円相場が1ドル=111円台前半と前日夕に比べ円安・ドル高に振れ、主力企業の輸出採算の改善期待が強まったとして投資家心理が改善した。ただ、前日の米株安や米金利低下が重荷となり、上値は重かった。週末前に積極的な売買も見送られ、日中の値幅(高値と安値の差)は63円にとどまった。
東証1部は前日に続き薄商いとなったが、「小さい銘柄でも高値が更新できるというムードがあり、地合いは悪くない」との声が聞かれた。好材料が出れば再び主力株が株価を押し上げる場面が予想されるという。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比14.26ポイント高の1万4332.34だった。
東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発し、0.96ポイント高の1611.34で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆114億円。売買高は15億3220万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は853と、全体の42.1%を占めた。値下がりは1005、変わらずは164銘柄だった。
個別では、任天堂や村田製、富士通は年初来高値を更新した。ヤフーが上伸し、ダイキンや三井不の上げも大きかった。住友鉱やアステラスが上昇した。日東電やりそなHDのほか、住友大阪や太平洋セメが買われた。
一方、6月末が期限となっている2017年3月期の有価証券報告書の提出を延期すると発表した東芝が大幅安となった。キリンHDや大東建の下げが目立った。資生堂や新日鉄住金が下落した。日水が下押し、楽天や中部電が安く、東エレクやJFE、Vテク、トヨタ、SUBARUが売られた。
東証2部株価指数は前日比34.36ポイント安の6103.80ポイントと反落。値上がり銘柄数は147、値下がり銘柄数は290となった。
個別では、ダイトーケミックスが年初来安値を更新。JMACS、サンテック、関門海、ウェーブロックホールディングス、アルメディオが売られた。
一方、セブンシーズホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。大盛工業、三光マーケティングフーズ、アヲハタ、篠崎屋など25銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、オーベクス、フジコピアン、マルコ、スター・マイカが買われた。
06月23日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=6日ぶり反落、利益確定売り優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比20円78銭安い3242円97銭だった。直近に高値を付けていたゲーム株やマクドナルドなどに高値警戒感が強まり、利益確定売りが出た。
売買代金は概算で1328億円と2016年3月30日以来およそ1年3カ月ぶりの大きさだった。21日に発表したiPhone向けスピーカーフォンの発売が材料視されているオンキヨーの売買が膨らんだ。
ジャスダック市場の売買高は概算で3億8672万株だった。値上がり銘柄数は235、値下がり銘柄数は403となった。
個別ではネクストウェアがストップ安。ディーエムソリューションズ、ハンズマンは年初来安値を更新。ラクオリア創薬、オプトエレクトロニクス<、日本一ソフトウェア、トレイダーズホールディングスが売られた。
一方、タツミがストップ高。fonfun、パスポートは一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業、佐藤渡辺、幼児活動研究会、フォーサイドなど37銘柄は年初来高値を更新。オンキヨー、五洋インテックス、インターライフホールディングス、アクモス、イマジニアが買われた。
06月23日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日ぶり反落、利益確定売り優勢
・・・続き
東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比34.36ポイント安い1175.60だった。下落率は4月12日以来およそ2カ月ぶりの大きさだった。
東証マザーズ指数は前日比34.36ポイント安の1175.60ポイントと3日ぶり反落。
マザーズ指数は下落率が大きかったが、市場関係者からは「評価損益が悪化して売りを迫られたのではなく、利益が出ているため売っている。地合いは悪くない」との指摘が聞かれた。
値上がり銘柄数は45、値下がり銘柄数は189となった。
個別では、みんなのウェディング、ビーブレイクシステムズが年初来安値を更新。
リミックスポイント、インフォテリア、ミクシィ、テモナ、ホットリンクが売られた。
一方、駅探、UMNファーマがストップ高。MRTは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、ソケッツ、サイバーステップ、シリコンスタジオ、ネオジャパンなど15銘柄は年初来高値を更新。メディア工房、Abalance、インターネットインフィニティ、ディー・ディー・エス、中村超硬が買われた。
06月23日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前日比プラス圏に浮上
・・・続き
23日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比25円43銭高の2万0135円94銭で始まった。日経平均株価は前日比プラス圏に浮上している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.56ポイント高の1611.94で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円30銭台での小幅な値動き。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
5日線辺りでの攻防であり、下げ渋りがみられている。
週末要因からポジション調整の動きが出やすく、中小型株には利益確定の売りが出やすい状況であろう。
日経平均の2万円固めから来週以降の反発に期待したい。
ランチバスケットは33件、152.91億円。差し引き売り買い均衡との観測。
06月23日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続落、手掛かり材料難、買い手控え強く
23日午前の日経平均株価は小幅に続落した。
・・・続き
前日比2円75銭安の2万0107円76銭で前場を終えた。
前日の欧米株市場が高安まちまちで、米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数とも前日終値近辺で引けるなど手掛かり材料を欠いた。
円相場が1ドル=111円台前半と前日夕時点に比べて円安・ドル高に振れたことを好感し朝方は高く始まったが、前日の米株安や米長期金利が重荷となった。
手がかりとなる材料に乏しいなか、投資家の様子見ムードは強かった。
株式市場では「海外ヘッジファンドなどの短期筋を含め国内外の機関投資家が積極的な売買を見送っていた」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9458億円、売買高は7億3799万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は982と、全体の48.6%を占めた。値上がりは865、変わらずは172銘柄だった。
個別では、ソフトバンクグループが軟調、東京エレクトロンも冴えない。東芝やキリンHDが安い。JFEや大東建の下落も大きかった。新日鉄住金や中部電が下げ、アサヒや楽天が売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが軟調に推移したほか、スターティア、芦森工業も売られた。
一方、任天堂断トツの売買代金をこなして続伸、富士通が年初来高値を更新した。住友鉱やダイキンの上げが目立った。いすゞや日東電が高く、村田製やHOYAが買われた。
タカタが急反騰しストップ高に買われた。東京鉄鋼が大幅高、イー・ガーディアン、Lifull、アイフルなども高い。
東証2部株価指数は前日比17.53ポイント安の6120.63ポイントと反落。値上がり銘柄数は177、値下がり銘柄数は219となった。
個別では、サンテック、ラクト・ジャパン、ピクセラ、築地魚市場、関門海が売られた。
一方、セブンシーズホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。大盛工業、三光マーケティングフーズ、アヲハタ、篠崎屋など23銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、オーベクス、ジー・スリーホールディングス、スター・マイカが買われた。
06月23日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=6日ぶり反落、時価総額の大きな銘柄に利益確定売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。午前終値は前日比5円35銭安の3258円40銭となった。
マクドナルドなど直近まで高値を更新していた時価総額の大きな銘柄に利益確定売りが出た。午前の売買代金は732億円と22日の日通し売買代金の76%まで膨らんだ。22日の売買代金は2016年3月30日以来およそ3カ月ぶりの大きさだった。
ジャスダック市場の売買高は2億1340万株だった。値上がり銘柄数は270、値下がり銘柄数は325となった。マクドナルドやアエリア、Nutsが下落した。半面、オンキヨーやトレイダーズ、シンバイオは上昇した。
個別では、ネクストウェア、オプトエレクトロニクス、ディーエムソリューションズ、ミズホメディー、セグエグループが売られた。
一方、fonfunが一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業、佐藤渡辺、幼児活動研究会、フォーサイド、アルテ サロン ホールディングスなど29銘柄は年初来高値を更新。オンキヨー、イマジニア、クリムゾンインターライフホールディングス、ザインエレクトロニクス上が買われた。
06月23日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日ぶり反落、ミクシィ、リミックスが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は3日ぶりに反落した。午前終値は前日比9.0ポイント安の1200.96だった。
値上がり銘柄数は88、値下がり銘柄数は136となった。
個別では、みんなのウェディングが年初来安値を更新。リミックスポイント、トランスジェニック、エンバイオ・ホールディングス、テモナ、ミクシィが売られた。
一方、駅探、UMNファーマ、MRTが一時ストップ高と値を飛ばした。ソケッツ、サイバーステップ、シリコンスタジオ、ネオジャパン、ダブルスタンダードなど12銘柄は年初来高値を更新。Abalance、ディー・ディー・エス、中村超硬、フィル・カンパニー、シグマクシスが買われた。
06月23日 カタリストコメント
「兜町ポエム」
・・・続き
「相場は新高値を目指す」
ひとりで行くんだ
幸せに背をむけて
さらばあの安値
懐かしい売りの板よ
今ウウウ・・・2万円の壁を超え
相場は相場は新高値を目指す
もうすぐ夜明けだ
出発のときが来た
さらばバブル崩壊
思い出のマイナス金利
今ウウウ・・・新高値のNYを超え
相場は相場は天井を目指す
みんなで行くんだ
苦しみを分け合って
さらばリーマンショック
チッポケな売りの材料よ
今ウウウ・・・2万円の丘を超え
相場は相場は新高値を目指す
・・・・・・・・・・・・・・
「銘柄と相場の中で」
果てしない銘柄と広い相場のその中で
いつの日か幸せを
自分の腕でつかむよう
歩きだそう明日の日に
振り返るにはまだ若い
吹きすさぶ売り板に
飛ばされぬよう飛ばぬよう
凍えた相場に息を吹きかけて
しばれた株価を温めて
新安値が辛いとか
売り気配だとか言う前に
野に育つ株ならば力の限り生きてやれ
・・・・・・・・・・・・・・・
「投資の空から」
深く耳をすませば
朝一番の寄り付き
兜町(シマ)はにわかにざわめいて
長い投資の末の身に付いた便りは
力任せの成行買い
回り道でも旅の終わりに
株でもう一度儲かったらいいね
いつも怯えていたね
売りの板に震えて
吐き出す言葉は愚痴ばかり
今ならよくわかるね
こんなダメな相場観
今なら一から買えるよね
回り道でも旅の終わりに
株でもう一度儲かったらいいね
スケジュールを見てみると・・・
週末:イスラムのラマダン明け
26日(月):企業向けサービス価格指数、米耐久財受注、シカゴ連銀活動指数、独IFO景況感
27日(火):米ケース・シラー住宅指数、CB消費者信頼感
28日(水):米中古住宅販売仮契約
29日(木):株主総会集中日、米1〜3付きGDP確定値
30日(金):失業率、鉱工業生産、消費者物価、米シカゴ購買部景気指数、個人所得、中国製造業PMI
【6月】
24日(土)新月
25日(日)ラマダン終了
29日(木)上げの特異日
30日(金)変化日、通常国会会期末
(兜町カタリスト櫻井)
06月23日 為替市況コメント
【為替】米経済指標は概ね予想通りで、原油価格の反発にドルも買われるが上値は伸ばせず
・・・続き
[概況]
NY市場に入って発表された新規失業保険申請件数はほぼ予想通りとなり、続いて発表された5月景気先行指数も予想通りで為替市場には影響薄だったが、NY原油価格が反発して始まるとドルは買われ、NY市場序盤に当日高値111.455円まで上昇した。
しかし株価の上値の重さや原油価格の反発の弱さにドルも上値を伸ばす事が出来ず、揉み合いのあと最後は前日比-4.5銭の111.330円で引ける小幅続落となった。
ユーロも下げたが原油価格の反発にカナダドルは+53銭高で引ける一方、豪ドルは-18銭で引けるなど、主要通貨はマチマチで方向感の出ない動きとなった。株式市場と共に為替市場も次の材料待ちといった感じの状況で、本日も小幅揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月23日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 7円安 方向感の定まらない展開で利益確定の売りで
【10時の概況】
23日10時現在の日経平均株価は前日比7円45銭高の2万117銭96銭で推移。
・・・続き
前日の欧州株市場は高安まちまち、米国株市場でもNYダウが小幅安でナスダック指数は小幅高と方向感の定まらない展開が続いている。
為替相場が円安・ドル高に振れているのが相場を支える半面、日経平均が年初来高値圏にあるため利益確定の売りが出て上値を抑えている。
前週に日米の金融政策の決定会合を通過した後は、株式市場で手がかりが乏しいとの見方が広がっている。「短期筋も含めた国内外の機関投資家は様子見ムードを強めている」との声があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は前日終値を挟んで小動き。10時現在の東証1部の売買代金は概算で6015億円、売買高は4億9122万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は877と、全体の43.5%を占めた。値下がりは923、変わらずは216銘柄だった。
日経平均プラス寄与度トップはダイキンで、日経平均を5.13円押し上げている。次いで日東電が2.66円、ファストリが2.66円、京セラが2.36円、アルプスが1.90円と続く。
マイナス寄与度は5.25円の押し下げでKDDIがトップ。以下、コナミHDが3.04円、ユニファミマが2.28円、東エレクが2.28円、キリンHD <2503>が2.28円と続いている。
業種別では33業種中16業種が値上がり。1位はガラス・土石で、以下、その他金融、その他製品、非鉄金属と続く。値下がり上位には水産・農林、食料、鉄鋼が並んでいる。
個別では、任天堂や富士通が上げ幅を広げ、年初来高値を更新した。住友鉱やダイキンが一段高。小野薬や三菱重が上昇し、村田製や日産自が買われた。一方、JFEや大東建が一段安。KDDIやアサヒ、武田が下げ幅を広げた。キリンHDや東芝は引き続き安い。
東証2部株価指数は反落。ウェーブHDとTスマートが下げ、シャープとDACHDが上げた。
225先物はアムロ・バークレイズ・モルスタ・GS・野村が買い越し。
ソジェン・パリバ・メリル・日興・UBSが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・みずほ・バークレイズ・アムロが買い越し。
JP・ドイツ・UBS・GS・野村が売り越し。
テクニカル的には、サカタのタネ(1377)、日道路(1884)、住友林(1911)、日工営(1954)、JACR(2124)、キューブシス(2335)、パル(2726)、JP(2749)、アルフレッサ(2784)、日東紡(3110)、サイバーコム(3852)、gumi(3903)、アイビーシー(3920)、住友精化(4008)、カーバイド(4064)、大日精化(4116)、日立化成(4217)、武田(4502)、大日塗(4611)、ID(4709)、オラクル(4716)、洋ゴム(5105)、オハラ(5218)、ツガミ(6101)、WSCOPE(6619)、IDEC(6652)、富士通ゼ(6755)、新電元(6844)、メガチップス(6875)、スタンレー(6923)、京セラ(6971)、佐鳥電(7420)、Uアローズ(7606)、キャノン電(7739)、ノーリツ鋼(7744)、芙蓉リ(8424)、スターツ(8850)が動兆。
06月23日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■日工営<1954>
福島に小水力発電所を建設
■旭化成<3407>
20年までに二次電池用絶縁材の年産能力を2.5倍に増強
■ブリヂストン<5108>
系列がシミュレータ活用ゴルフ施設を多店舗展開
■千代建<6366>
浮体式の液化天然ガス発電に参入
■オリックス<8591>
系列がドローンと3Dシステムの一括レンタル開始
■IDEC<6652>
ナノバブル測定研究開発支援サービスを提供へ
■NTTドコモ<9437>
ポイント付与など組み合わせた料金プラン検討
06月23日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月23日号
06月23日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
23日の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか、もみ合い商状が続きそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、2万円−2万200円を想定する。
上値は限定的と考える。
物色は外部環境の影響を受けづらい中小型株に引き続き資金が向かう展開が想定され、低位材料株などが賑わいやすい地合いの展開が続くとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所終値比30円高の2万100円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1000万株、買い550万株で、差し引き450万株の売り越し。売り越しは3営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、機械、陸運、不動産、電機、保険、食品、情報通信など。買いセクターに、電機、通信、サービス、薬品、化学、不動産、ガラス、石油など。
【好材料銘柄】
■土木管理総合試験所 <6171>
道路・軌道の路面下ビックデータ共有システム「ROAD-S(ロードス)」を開発。AIを活用した地中情報の超高速診断を地図データと同期させて保存・共有するシステム。来春からユーザーに向けて共有サービスの提供を始める。
■エフ・ジェー・ネクスト <8935>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.71%にあたる90万株(金額で9億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月23日から12月29日まで。
■スター・マイカ <3230>
上期経常を41%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■トレイダーズホールディングス <8704>
仮想通貨取引所を運営する子会社みんなのビットコインがdeBit社と仮想通貨を用いた資金決済サービスで業務提携。
■イマジニア <4644>
「ニンテンドー・スイッチ」向けタイトルの開発に着手。来期以降の販売を目指す。
■ネオジャパン <3921>
株主優待制度を新設。毎年1月末時点と7月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、年2回一律にクオカード1000円分を贈呈する。
■MRT <6034>
経済産業省が推進する「IT導入支援事業者」に認定。「遠隔診療ポケットドクター」がIT導入補助金対象サービスになる。
【主な経済指標・スケジュール】
23(金)
【国内】
東京都議会議員選挙告示(7/2投開票)
4月毎月勤労統計確報値
《決算発表》
サツドラHD
【海外】
米5月新築住宅販売件数(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月22日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ12ドル安、ストレステスト発表を前に模様眺め
・・・続き
NYダウ工業株30種平均は小幅に3日続落し、前日比12ドル74セント安の2万1397ドル29セントで終えた。
朝方は前日終値を挟んで小動きとなったものの、共和党上院による医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案共和党上院の詳細が明らかになると、ヘルスケアセクターを中心に上昇。原油価格が反発したことや、ハイテク大手決算も好感されたが、引けにかけて原油相場に対する警戒感が根強く上げ幅を縮小し、ダウ平均は下落に転じた。
前日に期近物として約10カ月ぶりの安値を付けた指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の戻りが鈍かった。
また、ゴールドマン・サックスが下げ、ダウ平均を下押しした。大手銀行株は総じて値動きがさえなかった。
米連邦準備理事会(FRB)が大手銀行を対象としたストレステスト(健全性審査)の結果を22日夕に発表するのを前に、様子見ムードが広がった。足元で進む長短金利差の縮小も銀行株の売り材料になっている。
一方、ヘルスケア株への買いが相場を下支えした。薬価引き下げ圧力が想定ほど強くないとの期待が関連株の買いにつながった。ダウ銘柄では、ファイザーやメルクなどの医薬株、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が上昇した。
ナスダック総合株価指数は小幅に続伸し、前日比2.732ポイント高の6236.685で終えた。
セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーやヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で食品・生活必需品小売や保険が下落した。
個別では、2017年3〜5月期決算が大幅減益だったコンサルティングのアクセンチュアが急落。会員制卸売り大手のコストコ・ホールセールやドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスなど小売株の一角が安い。
一方、オバマケア代替法案の進展で、病院運営のHCAヘルスケア(HCA)や医療保険のエトナ(AET)などが買われた。投資ファンドによる買収が近いと伝わったオフィス用品のステープルズが急伸。ソフトウェアのオラクル(ORCL)は売上高及び利益とも予想を上回る好決算を発表して上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,397.29−12.74
S&P500種
2,434.50−1.11
ナスダック
6,236.685+2.732
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は横ばい。9月物は前日比変わらずの2万100円で引け、22日の大取終値を30円上回った。目立った材料に乏しいなか、米株と円相場をにらんで小動きとなった。この日の9月物安値は2万40円、高値は2万155円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
20100 ( +30 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
20135 ( +65 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7439.29(−8.50)
FTSE100種総合株価指数は3日続落した。前日終値に比べ8.50ポイント安の7439.29で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。金融関連株が下げたほか、配当の権利落ちとなった銘柄の下落も指数を押し下げた。終盤にかけて売りが膨らんでいた石油株と鉱業株が買い戻され、下げ幅を縮小した。
保険株が全面安、バークレイズをはじめ銀行株もほぼ全面安で引けた。
半面、医薬品株が上昇した。なかでも欧州当局が新薬販売の申請を受理したと伝わったシャイアーが高かった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12794.00(+19.74)
ドイツ株式指数(DAX)は3日ぶり反発した。終値は前日比19.74ポイント高の12794.00だった。売りが先行して始まった後、上昇に転じた。下落銘柄数が上昇銘柄数を上回ったが、鉄鋼のティッセン・クルップが大幅上昇し、指数を押し上げた。
ティッセン・クルップは4%超高で引けた。一方で、工業用ガスのリンデやハイデルベルクセメントが安かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5281.93(+7.67)
06月22日 マーケットコメント
06月22日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は111円台前半付近で上値が重い。
・・・続き
[概況] 22日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.940円まで下落し、上値が重い展開となった。
東京時間の米ドル円は手掛かり材料に乏しく、じり安の動きとなっている。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は110.100円付近を推移している。
この後、5月米先行指数(予想:0.3% 前回:0.3%)や6月米カンザスシティ連銀製造業活動(予想:9 前回:8)など米経済指標の発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は、20日移動平均線(110.632円)や一目均衡表基準線(110.455円)が下値付近に控えており、下値の支持線として機能するか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
日経平均株価は小幅に続落した。
・・・続き
終値は前日比28円28銭安の2万0110円51銭だった。
模様眺め感の強い地合いとなった。
こう着ながらも5日線を支持線とした底堅さが意識されており、センチメントは悪くないだろう。想定内のこう着のなか、個人の資金は新興市場の中小型株にシフトしており、バイオ、ゲーム、有機ELといったテーマ株への循環的な物色がみられている。
明日も日経平均が5日線を下回ってくるようだと、心理的な警戒感から利益確定の流れに向かわせる可能性があるが、押し目買い意欲は強そうだ。
サポート
20098.14円
20087.71円
20077.91円
20036.73円
20000.00円
上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
20715.77 ボリンジャー:+3σ(26週)
20630.03 ボリンジャー:+2σ(13週)
20454.13 ボリンジャー:+3σ(25日)
20268.37 ボリンジャー:+2σ(26週)
20266.02 ボリンジャー:+2σ(25日)
20110.51 ★日経平均株価22日終値
20077.91 ボリンジャー:+1σ(25日)
20053.76 6日移動平均線
20036.73 均衡表転換線(日足)
20029.57 ボリンジャー:+1σ(13週)
19889.79 25日移動平均線
19883.92 均衡表基準線(日足)
19831.82 新値三本足陰転値
19820.97 ボリンジャー:+1σ(26週)
19701.68 ボリンジャー:-1σ(25日)
19579.12 均衡表転換線(週足)
19513.57 ボリンジャー:-2σ(25日)
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06月22日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=28円安と小幅続落、手掛かり材料難
【大引け概況】
日経平均株価は前日比28円28銭安の2万0110円51銭、東証株価指数(TOPIX)は1.18ポイント安の1610.38と、ともに小幅続落。
・・・続き
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前日の海外市場ではっきりした方向感が出なかった上、国内にも売り買いの手掛かりとなる材料がなく、値動きは小さかった。
米原油先物相場の下落を受けて石油関連銘柄に売りが出て全体の重荷になった。一方、収益拡大期待の高いIT(情報技術)関連銘柄が海外投資家などの買いで上昇。割安感のある主力銘柄の一角にも押し目買いが入り、下値は堅かった。
上値を試す動きにはつながらず、前日終値(2万138円79銭)を中心としたもみ合い商状が続いた。
市場では「手掛かり材料難のなか方向感が出づらかったが、押し目買いで売りを吸収する展開が継続するとみられ、15年6-8月にもみ合いとなった2万500円前後の水準が意識されそう」との声が聞かれた。
東証1部の出来高は15億5040万株、売買代金は2兆0771億円。騰落銘柄数は値上がり992銘柄、値下がり876銘柄、変わらず152銘柄だった。
業種別株価指数(33業種)は、保険業、鉱業、電気・ガス業などが下落。ゴム製品、医薬品、鉄鋼などが上昇した。
個別では、キヤノン、ファナックが続落。国際帝石、三井物が軟調で、日揮は大幅安。SOMPOHDの下げがきつく、住友不は売られた。KDDI、JT、関西電も下落した。
タカタ、トーセ、沢藤電機、エムアップ、Sサイエンスなどが売られた。
半面、三菱UFJ、三井住友が堅調で、ソフトバンクGが締まり、武田、JALは買われた。任天堂は反発。JFE、東邦鉛は値を上げた。Vテクがにぎわい、トヨタ、ブリヂストン、ソニーは高かった。スターティア、カーバイド、ティアック 、Wスコープ、ブラインドなどが上昇した
東証2部指数は前日比35.35ポイント高の6138.16ポイントと反発。値上がり銘柄数は246、値下がり銘柄数は195となった。
個別では、サンテックがストップ高。関門海は一時ストップ高と値を飛ばした。大盛工業、エスビー食品、カワサキ、イーグランドなど24銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、篠崎屋、ソリトンシステムズ、パルステック工業が買われた。
一方、クレアホールディングス、ニッチツが年初来安値を更新。JMACS、クロスプラス、ピクセラ、D.A.コンソーシアムホールディングス、FDKが売られた。
06月22日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=5日続伸、1991年6月以来、26年ぶりの高値
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比8円74銭高の3263円75銭で1991年6月以来、26年ぶりの高値を付けた。
投資余力の高まる個人投資家の資金が値動きの良い銘柄に入った。上場3日目のDMソリュも大幅に上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算959億円と16年3月30日以来の多さだった。売買高は2億4798万株だった。値上がり銘柄数は358、値下がり銘柄数は278となった。
個別では、iPhone用スピーカーフォンを投入オンキヨー、ロボット分野の強化に乗り出すと一部メディアが報じているタツミがストップ高。ディーエムソリューションズ、Nuts、トレイダーズホールディングス、GFAは一時ストップ高と値を飛ばした。
太洋基礎工業、佐藤渡辺、データリンクス、幼児活動研究会など35銘柄は年初来高値を更新。エスケーエレクトロニクス、エヌジェイホールディングス、五洋インテックス、ガーラ、クレオが買われた。
一方、ナフコ、メディアリンクスが年初来安値を更新。シライ電子工業、常磐開発、ベクター、ネットマーケティングが売られた。
06月22日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、新興市場への資金流入は継続
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比15.57ポイント高の1209.96と16年5月以来、1年1カ月ぶりの高値となった。
東証1部市場が手掛かり材料不足で小動きとなる中、新興市場への資金流入は継続している。値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は96となった。
個別では、サイバーステップ、シリコンスタジオ、UMNファーマがストップ高。ミクシィ、トランスジェニック、ユナイテッド、ジェイグループホールディングス、じげんなど16銘柄は年初来高値を更新。ファイズ、テモナ、チェンジ<、ダブルスタンダード、FRONTEOが買われた。
一方、みんなのウェディングが年初来安値を更新。ホットリンク、フリークアウト・ホールディングス、リミックスポイント、ビーブレイクシステムズが売られた。
06月22日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は一転して前日比プラス圏に浮上
・・・続き
後場寄り付きの、日経平均株価は、前営業日比3円77銭安の2万0135円02銭で始まった。日経平均株価は、一転して前日比でプラス圏に浮上している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、0.86ポイント高の1612.42で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円を挟んでの小幅な値動き。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
こう着ながらも5日線を支持線とした底堅さが意識されており、センチメントは悪くないだろう。午後は日銀のETF買い入れへの思惑がある一方で、円相場はやや円高に振れて推移しており、強弱感が対立しやすい。
そのため、中小型株物色の流れが続きやすい。中小型株では、バイオ、ゲーム、有機ELといったテーマ株への循環的な物色がみられている。
ランチバスケットは18件、591.16億円。差し引き20億円の売り越しとの観測。
06月22日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続落、原油安、石油など資源関連株に売り
22日午前の日経平均株価は小幅に続落し、午前の終値は20円54銭安い2万0118円25銭だった。
・・・続き
前日の米国株市場でNYダウが続落したほか、下げ止まらない原油市況に対する警戒感などが重荷となった。米原油先物相場が10カ月ぶりの水準に下落したのを受け、石油など資源関連株に売りが出たのが重荷となった。
一方、米国のハイテク株指数が反発した流れでIT(情報技術)関連が買われ、下値を支えた。日経平均は朝方に上昇する場面があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9759億円だった。売買高は7億4381万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は845と全体の42%を占めた。値上がりは984、変わらずは188だった。
個別では、原油安で国際石開帝石やJXTGが下落。鉱山開発の停滞懸念でコマツが下げた。一部報道で民事再生の適用を申請する方針が伝わったタカタは大幅安。
きょう午前に株主総会を開催した三菱重も下落した。東京海上など保険株は売られた。
東京エレクトロンが軟調、花王も冴えない。
半面、前日の米ナスダック総合株価指数の上昇を受け、ソフトバンクなどに買いが入った。村田製やアルプスなど電子部品関連が上げた。原油安による製造コスト減の期待でブリヂストンが上昇した。任天堂が断トツの売買代金をこなし上昇、ブイ・テクノロジーが値を飛ばし、村田製作所も5日続伸と戻り足を加速させている。三井住友FGなどメガバンクが上昇した。
スターティアがストップ高に買われ、日本カーバイド工業、オルトプラスなども急伸となった。
東証2部株価指数は前日比25.35ポイント高の6128.16ポイントと反発。値上がり銘柄数は219、値下がり銘柄数は182となった。
個別では、大盛工業、エスビー食品、イーグランド、セックなど17銘柄が年初来高値を更新。堀田丸正、ジャパンエンジンコーポレーション、スターフライヤー、ソリトンシステムズが買われた。
一方、クレアホールディングス、ニッチツが年初来安値を更新。ピクセラ<、クロスプラス、東京ボード工業、D.A.コンソーシアムホールディングスが売られた。
06月22日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=5日続伸、中小型株への買い活発
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比9円01銭高の3264円02銭だった。
22日発表の東京と名古屋の取引所を合わせた信用評価損益率は3月下旬以来のマイナス幅に縮小していた。含み損が少なくなっている個人投資家の投資余力は高まっており、中小型株の選別投資は活発になっている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で535億円、売買高は1億2042万株だった。値上がり銘柄数は344、値下がり銘柄数は261となった。
米アップルの「iPhone」向けスピーカーフォンを発売するフォンオンキヨーは一時ストップ高。コーヒーを無料にすると発表したマクドナルドなど個別に買い材料のある銘柄を中心に上昇した。
個別ではタツミ、がストップ高。オンキヨー、Nutsは一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業<>、佐藤渡辺、データリンクス、幼児活動研究会など30銘柄は年初来高値を更新。トレイダーズホールディングス、エスケーエレクトロニクス、GFAが買われた。
一方、ナフコ、メディアリンクスが年初来安値を更新。シライ電子工業、細谷火工、ネクストウェア、常磐開発が売られた。
06月22日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、バイオ関連銘柄に買い
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午前終値は12.56ポイント高の1206.95だった。
値上がり銘柄数は127、値下がり銘柄数は100となった。
個別ではUMNファーマがストップ高。アンジェスやそーせいなどバイオ関連銘柄に買いが入った。
シリコンスタジオは一時ストップ高と値を飛ばした。アカツキやシリコンスタ、サイステップなどゲーム関連株も高い。
半面、ホットリンク、エニグモ、アクロディア、リミックスやインフォテリ、ビーブレイクは下落した。
06月22日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 18円安、円強含みで値がさ株に売り
【10時の概況】
22日10時現在の日経平均株価は前日比18円63銭安の2万120.16円で推移している。
・・・続き
外国為替市場で円相場が1ドル=111円10銭台と朝方に比べてやや強含んだ。株価指数先物に売りが出て、KDDIや東エレクといった値がさ株の一角に裁定取引の解消に伴う小口の売りが出た。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も前日終値を下回る水準で推移している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5767億円、売買高は4億5142万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は805と全体の40%を占めた。値上がりは981、変わらずは228だ
った。
業種別では33業種中17業種が値上がり。1位はゴム製品で、以下、鉄鋼、精密機器、海運と続く。値下がり上位には保険、鉱業、食料が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は6.39円の押し下げでKDDIがトップ。以下、東エレクが5.32円、ファストリが3.8円、ユニファミマが3.42円、日東電が3.23円と続いている。
プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を14.49円押し上げている。次いで京セラが3.42円、TDKが3.42円、テルモが2.66円、武田が2.24円と続く。
パナソニックなど円相場の影響を受けやすい大型株にも買いが入りにくいことも重荷になっている。引き続き原油関連銘柄の一角も安い。
個別では、資源開発の後退懸念からコマツが下げ幅を広げている。三井物が安い。T&Dも下落している。朝方高かった東エレクも売りに押されている。一部報道で民事再生法の適用申請が伝わっているタカタは一時下げ幅を50%超えた。
半面、村田製が上げ幅を広げている。原油安が原料コスト削減につながるとの期待からブリヂストンも高い。新日鉄住金も上げ幅を広げている。キーエンスは買われている。
東証2部株価指数は反発している。シャープと朝日インテクが上げ、ラオックスとFDKが下げている。
外資系等は、三菱UFJ(8306)、Vテク(7717)、朝日インテック(7747)、ツルハ(3391)、バルニバーニ(3418)、テルモ(4543)、ニッタ(5186)、クレハ(4023)、塩野義(4507)、ソディック(6143)、みずほ(8411)に注目。
225先物はUBS・HSBC・アムロ・メリル・パリバ・JPが買い越し。
野村・ソジェン・ドイツ・SBI・GS・松井・日興が売り越し。
TOPIX先物は、みすほ・バークレイス・JP・アムロ・UBS・メリルが買い越し。
SBI・ソジェン・GS・モルスタ・三菱・シティが売り越し。
テクニカル的には、九電工(1959)、トラスト・テック(2154)、SMS(2175)、明治(2269)、スタジオアリ(2305)、アスクル(2678)、東洋水産(2875)、日管理(3276)、ムゲン(3299)、ボルテージ(3639)、テクマト(3762)、アミューズ(4301)、メディカルシス(4350)、JCRファーマ(4552)、リライア(4708)、三浦工(6005)、EG(6050)、M&Aキャピ(6080)、マース(6419)、日立(6501)、田淵電(6624)、富士通(6702)、スミダ(6817)、沢藤電(6901)、オプテックス(6914)、岩崎電(6924)、村田製(6981)、KOA(6999)、トピー(7231)、パラマウント(7817)、IFIS(7833)、フラベッド(7840)、ニチハ(7943)、兼松(8020)、西鉄(9031)、ドコモ(9437)、アークランド(9842)、ミスミ(9962)が動兆。
06月22日 カタリストコメント
「NYバイオセクターしっかり」
NY株式市場はマチマチの動き。
S&P500とNYダウは続落。
・・・続き
背景は原油安を嫌気したエネルギー株セクターの下落との解釈。
「原油先物相場の軟調展開からインフレについて投資家の懸念が拡大。
その結果として銀行株や工業株などの循環銘柄が売られている」という指摘だ。
ただNASDQAQ総合指数は反発。
こちらはヘルスケアセクターやハイテク関連セクターの堅調が背景。
特にNASDAQ・バイオテクノロジー株指数は4.1%上昇。
昨年11月8日のトランプ当選以降の最大の上昇となった。
セルジーン、リジェネロンが5%超の上昇。
バイオジェンが4.7%上昇した。
「トランプ大統領の薬価を抑制する取り組みが予想よりも医薬品業界寄りになりそうだ。
そういう報道がヘスルケアセクターへの追い風」という解釈もある。
「NYダウが過去最高値の更新を続ける中、ダウ輸送株は3月1日つけた高値を約3.5%下回る水準で推移。
年初来ではNYダウは8.6%上昇したがダウ輸送株は2.9%の上昇。
両指数の動向にかい離がみられると、株価反転の兆候を示唆している可能性がある。
ダウ輸送株の構成銘柄では航空および鉄道株がプラス圏で推移。
一方、トラック輸送は下落傾向。
宅配大手フェデックスがダウ輸送株を押し上げレンタカーのエイビスが最大の重石。
ダウ輸送株の四半期ベースのローソク足パターンが1999、2008年の動きに似通っている。
これは大幅な下げに転じるリスクの可能性があるということ」という声も聞こえる。
「ダウ輸送株が年初来高値の9639.33を超えることができず
8744.36を下抜けることになれば市場の不安定性を招く恐れがある」という警戒論も出てきた。
これは記憶しておくべきかも知れない。
債券市場では5年債(1.77%)と30年債(2.72%)の金利差が0.95%。
2007年12月以来約10年ぶりの水準に縮小。
「今週は主な経済指標の発表がないため、FRB当局者の発言に市場の注目が集まっている」。
刹那的な面白い解釈が横行するのは市場だ。
ドルは主要通貨に対して下落。
「株安をきっかけに一部のトレーダーが利益確定のドル売りに動いた」。
超目先的解説が幅を聞かせているのも市場の特徴だ。
5月の米中古住宅販売戸数は年率換算で前月比1.1%増の562万戸。
過去10年で3番目の高水準で着地。
市場予想は0.5%減の555万戸。
供給不足が続く中、販売価格の中央値は過去最高をつけている。
4日続伸の限界を意識したのかどうか水曜の日経平均は4日ぶりの反落。
もっとも上下100円幅の狭いレンジでの小動きに終始。
方向感が定まらなかっただけという見方もできる。
「NY市場で原油安が意識されつつあり相場のかく乱要因」。
江戸の敵を長崎で討つような解釈も聞かれはじめた。
そうではなく「時価総額が明確に600兆円を超えるためには誰が上を買うのか」という方がメインテーマだろう。
「火曜が高寄りして伸び悩み。
水曜が安寄りしてじり貧。
水曜寄りから下放れたことで日足ローソク足の並びは『放れて十字』の捨て子線。
陽線・十字線・陰線の組み合わせで『宵の明星』。
一般的に売り線」という悩ましい指摘もある。
225先物大証夜間取引終値は日中比変わらずの20110円。
25日線(19867円)からの乖離はプラス1.37%。
空売り比率は35.4%。
サイコロも5勝7敗で41.7%と過熱感はない。
QUICK調査の信用評価損率は7.76%(前週は8.40%)と本来は買い方イケイケの水準。
通常は水曜引け後に発表予定の裁定残は「精査中」とのことで発表延期。
この珍しい事態は相場に響くことはなかろうが、理由が気になるところ。
ボリンジャーのプラス2σ20254円を抜ければ元気も出るのだろう。
週末の24日と25日。
昨年は安値、一昨年は高値を付けて反転したタイミングを迎える。
市場はその記憶を気にしているに違いない。
日経朝刊の「春秋」。
引退を表明した加藤一二三・九段の言葉があった。
「将棋は戦いであると同時に人に感動を与える芸術」。
これは株の世界でも通用するに違いない。
「株は戦いであると同時に人に感動を与える芸術」。
結構シックリする。
その加藤九段。
最終局は負けたものの枯淡の境地の引退劇ではなかった。
「勝つことしか考えないという棋界きっての個性派らしい終局だった」。
「喜寿を過ぎ、ない尽きぬ勝利への思い。誰が真似できよう」と評されていた。
そういえば、先月津山で出会った90代の投資家さん。
「若者が将棋で連勝しているだろ。ワシも今年は連勝記録を目指すんじゃ」。
この言葉が甦ってきた。
昨日後場のストボのゲストは日経マネー深田武志編集長。
最新8月号の特集「個人投資家3000人大調査。勝つ投資家大研究」についてのインタビューだった。
毎年恒例の人気企画だという。
編集長から「櫻井さんも登場してますよ」の一言。
「スゴ腕投資家が参考にする人」の12位にランクインしていた。
最初は「なんだかなあ」と微妙な気分だったが、3位がウォーレン・バフェットさん。
「ま、いいか」と心理が変化したのも事実。
いつも車のギアで言えば「ローでふかすばかり」の銘柄選択。
いくら踏んでも燃費は悪いことが多い。
サードやトップで軽やかにスピードアップする人たちが羨ましいのも事実。
でも一応ランクインしたのだから、ローギアでの銘柄探しを続けられるのかもしれない。
NYダウは57ドル安の21410ドルと続落。
NASDAQは45ポイント高の6233ポイントと反発。
S&P500は1ポイント安の2435ポイント。
ダウ輸送株指数は11ポイント安の9292ポイント。
3市場の売買高は71.6億株。
CME円建ては大証10円安の20100円。
ドル建ては大証比25ポイント高の20135ポイント。
大証夜間取引は日中比変わらずの20110円。
ドル円は111.37円。
10年国債利回りは2.165%。
非公式外資系5社動向は売り950万株、買い750万株。
金額ベースは5億円の買い越し(4日連続)。
売りは銀行・化学・医薬品・REITセクターなど。
買いは小売・機械・石油石炭セクターなど。
売買交錯は不動産・輸送用機器・電気機器セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
インフォテリア(3853)・・・動兆
インフォテリアに注目する。
同社はデータ連携用「アステリア」、データ管理用「ハンドブック」が中核。
プログラムなしで様々な通信手順でIoT機器との接続を気軽に実現できるミドルウエア「グラヴィオ」を発売。
英語版も製品化する予定。
内閣府の「未来投資戦略2017」の中の「企業の成長力強化のためにフィンテック」。
「XML新システムの2018年稼働と2000年の全面的な移行」は見逃せない。
(1229円)
(兜町カタリスト櫻井)
06月22日 為替市況コメント
【為替】良好な経済指標にドルは当日高値を付けるも、原油大幅安にドルも売られて続落
・・・続き
[概況] 欧州市場序盤にドルを始めとした主要通貨は当日安値まで下げたが其の後は徐々に値を戻し、英政策委員が「年後半には刺激策の一部解除が望ましい」と発言するとポンドは買われ、それまでの高値を上抜いて141円台を越えるまで急騰した。
そしてNY市場に入り発表された5月中古住宅販売件数は予想を上回り、其の後発表された週間石油在庫統計で原油やガソリン在庫の減少が示されるとNY原油先物価格は上昇で始まり、NY市場序盤にドルは当日高値111.750円まで上昇した。
しかし原油価格が上昇を維持出来ず下落に転じるとNY株式市場は圧迫され、株価の下げと共にドルも売られてNY市場終盤には111.230円まで反落した。
最後も前日比-9.5銭の111.375円と小幅続落し、原油価格の下げにカナダドルや豪ドル、NZドル、南アランドといったいわゆる資源国通貨も値下がりしたが、ユーロやポンドは上昇するなどマチマチな動きとなった。
原油の下げにドルは上値を抑えられたが111円台を維持して引けるなど下値も堅く、FRBによる利上げ姿勢(ドル買い)と原油安でインフレが進まない(ドル買い抑制)事による揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月22日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
22日の東京株式市場は、もみ合いとなりそうだ。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、2万円−2万200円を想定する。
手掛かり材料難のなか、足元では軟調な展開となっているが、日経平均株価の5日線(21日時点で2万42円)やフシ目の2万円が意識されるとみられる。
日経平均株価採用銘柄の今期予想のPERが14倍台前半と極めて割安水準にあることで、多くの投資家は下値不安をあまり意識せずに済んでいるのではないか」との見方が出ている。
自立反発狙いや押し目を拾う買いなどで、底堅い動きとなることが期待される。
個別でも、マザーズ銘柄に引き続き資金が向かう展開になると考える。そして、マザーズ指数が昨年4月の高値1230.82pを更新するまでは、強い基調が続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ばと円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比10円安の2万100円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り950万株、買い750万株で、差し引き200万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、銀行、不動産、輸送用機器、化学、電気機器、医薬品、REITなど。買いセクターに、小売、電気機器、輸送用機器、機械、不動産、石油石炭など。
【好材料銘柄】
■シャープ <6753>
17年3月期に債務超過を解消したことにより、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄から解除された。
■FRONTEO <2158>
りそな銀行が人工知能「KIBIT」を導入。アンケートを高い精度で分類したり、面談記録から顧客のニーズなどを抽出。顧客の要望への対応力強化の実現を目指す。
■アプリックス <3727>
世界的キッチンメーカーFrankeが同社の浄水器向けIoTソリューションを搭載したフィルター・モニタリング・デバイス「FM100」を発売。浄化した水の量を検出し、フィルター交換時期になるとスマートフォンに通知する。
【主な経済指標・スケジュール】
22(木)
【国内】
6月月例経済報告
《決算発表》
オプトエレクト
【海外】
NZ準備銀行金融政策決定会合
EU首脳会議(〜6/23)
ECB拡大理事会
米4月FHFA住宅価格指数(22:00)
米5月CB景気先行総合指数(23:00)
《米決算発表》
アクセンチュア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月22日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■極洋<1301>
冷凍食品を3割増産 水産関連商品特化で独自性出す
■大成建<1801>
コンクリート床仕上げロボを現場に導入
■伊藤園<2593>
茶葉収穫判断にドローンや固定カメラを活用
■電通<4324>
米社とネット動画広告の効果高めるサービス開始
■アドバネクス<5998>
カーボンナノチューブ事業に参入
■NTT<9432>
系列がスマホ上で施設内部を立体表示する技術開発
■KDDI<9433>
動画配信でAIが映画など薦める機能を導入
■NTTドコモ<9437>
貯蓄や投資診断する金融サービス開始
06月22日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月22日号
06月21日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し57ドル安 ハイテクに買いも石油関連株の下落が重荷
・・・続き
21日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比57ドル11セント安の2万1410ドル03セントで終えた。
一部ソフトウェア企業の決算や中国電子商取引大手の強気の見通しが好感され、ハイテクセクターには買いが広がったものの、原油先物相場が約10カ月ぶりの安値を付け、エクソンモービルなどエネルギー関連銘柄が売られダウ平均を押し下げた。
なかでも、エネルギー関連の投資が落ち込むとの見方から建機のキャタピラーも売られ、1銘柄でダウ平均を24ドルあまり押し下げた。
相場全体を方向付けるような材料は乏しく、個別に材料が出た銘柄の売買が中心になった。
一方、米ゴールドマン・サックスが「アマゾンでの直接販売に近づいている」と指摘したスポーツ用品のナイキが買われた。データセンターなどサーバー向け高性能チップの販売を前日夕に発表したアドバンス・マイクロ・デバイス(AMD)が大幅高となるなど、半導体株への物色も相場全体を下支えした。
朝方発表の5月の中古住宅販売件数は前月比1.1%増と市場予想に反して増加した。「住宅関連指標は下振れが続いていたため上振れはやや驚きを誘った」といい、投資家心理を下支えした。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比45.922ポイント高の6233.953で終えた。アップルやアマゾン・ドット・コム、グーグルの持ち株会社アルファベット、フェイスブックなど主力IT(情報技術)関連株が軒並み反発し、指数を押し上げた。
セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーやソフトウェア・サービスが上昇する一方でエネルギーや電気通信サービスが下落した。
ナイキの製品がアマゾンで直販されるとの思惑からスポーツシューズを販売しているスポーツ用品販売店のディックス・スポーティングやヒベット・スポーツ、靴小売りのフットロッカーが軒並み下落。原油価格の続落で、石油大手のエクソン・モービル(XOM)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などが軟調推移となった。
一方で、朝方発表した四半期決算が市場予想を上回る増収増益となった中古車販売のカーマックスが上昇。インテリア・家具のレージーボーイ(LZB)は好決算を発表して急騰した。
同業が買収すると伝わった企業向けソフト開発のCAも大幅に上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,410.03−57.11
S&P500種
2,435.61−1.42
ナスダック
6,233.953+45.922
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。9月物は前日比70円安の2万100円で引け、21日の大取終値を10円下回った。
原油安を背景にダウ工業株30種平均が続落したうえ、円高も嫌気され、日本株相場を下押した。この日の9月物安値は2万40円、高値は2万180円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
20100 ( -10 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
20135 ( +25 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7447.79(−24.92)
FTSE100種総合株価指数は続落。前日終値に比べ24.92ポイント安の7447.79で引けた。石油株と金融サービスのプロビデント・フィナンシャルの下げが指数を押し下げ、構成銘柄の約6割が下落した。
プロビデントは17%の大幅安となった。一部部門の再編成が業績に悪影響を及ぼす可能性があるとの見通しを示し、売りが広がった。アナリストによる投資判断の引き下げも売り材料となった。
半面、アングロ・アメリカンや資源商社のグレンコアなど鉱業関連株は買われた。
レジャー・外食のウィットブレッドも市場予想を上回る四半期増収を示し、3%超上昇した。米食品医薬品局(FDA)から新薬の承認を取得した医薬品のシャイヤーも上がった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12774.26(−40.53)
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比40.53ポイント安の12774.26だった。
ドイツ取引所と不動産のボノビア、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは下落した。一方で、鉄鋼のティッセン・クルップと医薬・化学大手のメルクは買われた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5274.26(−19.39)
06月21日 マーケットコメント
06月21日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を9銘柄更新しました。
[4548]生化学工業
[4792]山田コンサルティンググループ
[6070]キャリアリンク
[6433]ヒーハイスト精工
[4559]ゼリア新薬工業
[4326]インテージホールディングス
[3022]山下医科器械
[2763]エフティグループ
[2749]JPホールディングス
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
21日の日経平均株価は、利益確定売りに押される展開となった。
・・・続き
日経平均株価は円高・ドル安が進行する外国為替相場を横目に下値を探る展開となった。
日経平均株価終値は、前日比91円62銭安の2万138円79銭と4日ぶりの反落となった。
さて、22日の東京株式市場は、買い手掛かり材料に乏しいなか、利益確定の売りが先行し弱含みの推移となりそうだ。
外国為替市場の円相場の動向や、海外株式市場の推移に左右されるケースが目立っている。
ただ、企業業績面での底堅さに対する認識が根強いことから、売り圧力は限定的だろう。
日経平均株価採用銘柄の今期予想のPERが14倍台前半と極めて割安水準にあることで、多くの投資家は下値不安をあまり意識せずに済んでいるのではないかとの見方が出ている。
明日も米国株と原油に振らされる展開が想定される中、マザーズ銘柄に引き続き資金が向かう展開になると考える。
06月21日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、更なる下落はあるか。
・・・続き
[概況] 21日の東京外国為替市場は、米ドル円がじり安の展開。今週の米ドル円はダドリーNY連銀総裁が直近のFOMCの姿勢を支持したことで上昇が続いていたが、本日は一服している。特段材料が出ていないため、潮目が変わったわけではないだろうが、米ドル円は東京時間を通し売りが継続した。
そして欧州時間に入ると売り圧力はさらに強まり、安値111.065円まで下落している。この後の米ドル円は節目であることや100日移動平均線が位置していることを理由に111.00円がポイントとなりそうだ。
この後発表される5月米中古住宅販売件数の結果次第で米ドル円は売られる可能性あり、上記価格帯の攻防に注意したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月21日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=4日ぶりに反落。米株安や円安一服で売り優勢
【大引け概況】
21日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比91円62銭安の2万0138円79銭だった。
・・・続き
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前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに下落した事や為替の円安一服で、輸出関連銘柄に売りが出た。
日経平均は午前中から終始売りが優勢となり、午後に、一時112円安まで下げ幅を広げる場面があった。円相場が一段高となったため、海外投資家から持ち高調整の売りが出た。
もっとも、好業績銘柄中心に、押し目買いニーズも根強く一部の電子部品株などに海外投資家の買いも観測され、日経平均は2万100円台を割り込むことはなかった。
JPX日経インデックス400は前日比43.35ポイント安の1万4338.68、東証株価指数(TOPIX)は5.69ポイント安の1611.56でいずれも4日ぶりに反落した。
東証1部の売買代金は概算で2兆2639億円、売買高は16億3436万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1330、値上がり589、変わらず101だった。
個別では、半導体事業の売却で日米韓連合と優先交渉すると発表した東芝は2%安で引けた。任天堂、ソフトバンクグループが軟調となり、ソニーやキヤノンが下げた。エムアップは急反落となり、KLabも売られた。エアバッグの大規模リコール問題に直面しているタカタは、本日もストップ安となった。
半面、沢藤電機がストップ高、トーセが一時ストップ高と値を飛ばした。enish、石川製作所、ボルテージが高く、マクロミルも買われた。
東証2部株価指数は前日比2.36ポイント安の6102.81ポイントと3日ぶり反落。値上がり銘柄数は231、値下がり銘柄数は197となった。
個別ではダイトーケミックスが年初来安値を更新し、RVH、あかつき本社が売られた。 一方、三光マーケティングフーズ、カワサキ、エスビー食品、ラクト・ジャパンなど24銘柄が年初来高値を更新し、豊洲への市場移転決まった築地魚市場が買われた。
06月21日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日続伸、26年ぶり高値を連日更新
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら4日続伸した。前日比1円28銭高い3255円01銭となり、26年ぶりの高値を連日で更新した。
個人投資家の物色意欲が強く、好材料の出た銘柄に資金が流入した一方、高値圏にある銘柄には利益確定の売りが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で789億円、売買高は1億6205万株だった。値上がり銘柄数は283、値下がり銘柄数は350となった。
個別では、米アップルの「iPhone」用のスピーカーフォンを発売すると伝わったオンキヨーがストップ高まで上昇した、中国スマホゲームの独占ライセンス獲得でベクターもストップ高。東北特殊鋼、シーシーエスは一時ストップ高となったほか、任天堂への部品供給の思惑が広がったシライ電子が買われた。プラップジャパン、エスプール、暁飯島工業など30銘柄が年初来高値を更新した。
一方、極楽湯ホールディングス、ナフコが年初来安値を更新し、タカチホ、博展、ティムコが売られた。
06月21日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発。アンジェスMG シリコンスタジオなどストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は27.09ポイント高の1194.39ポイント。値上がり銘柄数は135、値下がり銘柄数は93となった。
個別では、シリコンスタジオ、トランスジェニック、アンジェス MGがストップ高。インターネットインフィニティは一時ストップ高と値を飛ばした。
サイバーステップ、ダブルスタンダードなど12銘柄が年初来高値を更新し、ハイアス・アンド・カンパニー、ファイズが買われた
一方、リファインバース、エンバイオ、ソレイジア・ファーマが売られた。
06月21日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は下落幅を拡大
・・・続き
21日午後寄付きの日経平均株価は、前営業日比71円95銭安の2万0158円46銭で始まった。日経平均株価が下落幅を拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、4.11ポイント安の1613.14で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円20銭台の推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
物色は中小型株に向かいやすく、個人主体での売買が中心になりやすいだろう。
中小型株物色とは言え、主力処が強い動きをみせられないと、物色意欲も盛り上がりに欠ける展開になっている。
ランチバスケットは37件、385.01億円。差し引き70億円の売り越しとの観測。
06月21日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=46円安と反落。前日の米市場軟調や円相場下落一服で売り優勢
21日午前の日経平均株価は反落した。
・・・続き
終値は前日比46円51銭安の2万0183円90銭だった。
前日の欧米株市場が総じて軟調で、米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに安かった事に加え、円相場の下落一服を受けた利益確定目的の売りもあり、終始売り優勢となった。原油先物相場の下落傾向も強気心理に水を差した。
もっとも売り圧力は限定的で、下値では海外投資家が拾う動きも観測され、日経平均は小幅な下げにとどまっている。中小型株などを個別に物色する動きは旺盛だった。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1155億円、売買高は8億1311万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は837、値上がりは1001、変わらずは179だった。
業種別では、33業種中値上がり15業種、値下がり18業種となった。
値上がりは、1位空運業、次いでガラス、陸運業と続く、値下がりは、1位鉱業、次いで証券・商品、非鉄金属と続いた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は共に反落した。
個別では、みずほ、UFJなどメガバンクが冴えないほか、JT、ソニーも軟調。ファーストリテーリングが下げた。
半面、スマホゲーム「ドラゴンクエストライバルズ」の思惑買いからトーセがストップ高、沢藤電機も「アンモニアの新合成技術を開発」と伝えられストップ高となっている。 その他、トレンドマイクロが高く、太陽誘電、村田製作所など電子部品株が買われた。ペプチドリーム、JCRファーマなどバイオ関連も活況な動きとなっている。
東証2部株価指数は前日比16.30ポイント高の6121.47ポイントと3日続伸。値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は176となった。
個別では、セック、ラクト・ジャパン、三光マーケティングフーズなど18銘柄が年初来高値を更新。ピクセラ、堀田丸正、岡本工作機械製作所が買われた。 一方、シャープ、あかつき本社、RVH、Oak キャピタル、は売られた。
06月21日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、好材料銘柄に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は前日比0.41円高の3254.14円と4日続伸した。値上がり銘柄数は273、値下がり銘柄数は308となった。 好材料が出た銘柄に資金が集まった。一方、前日までに大きく上昇した銘柄に利益確定売りが出て、指数の上値を抑えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で495億円、売買高は1億1055万株。値上がり銘柄数は273、値下がり銘柄数は308となった。
個別では、ベクターがストップ高、シーシーエス、東北特殊鋼が一時ストップ高となった。その他、プラップジャパン、エスプール、常磐開発など25銘柄が年初来高値を更新した。 半面、極楽湯ホールディングスが年初来安値を更新し、博展、ケアサービス、ティムコが売られた。
06月21日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、アンジェス MGなどがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は前日比29.12ポイント高の1196.42ポイントと反発した。値上がり銘柄数は139、値下がり銘柄数は85となった。
個別では、アンジェス MG、シリコンスタジオがストップ高となり、ジェイグループホールディングス、エディア、ユナイテッドなど10銘柄が年初来高値を更新した。その他、ハイアス・アンド・カンパニーや夢展望、ファイズが買われた。 一方、エンバイオ、テモナ、ITbookなどが売られた。
06月21日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=米株安や円安一服で、主力株中心に売り先行
【寄り付きの概況】
21日の日経平均株価は前日比38円25銭安の2万192円16銭で寄り付いた。
・・・続き
前日の米国株市場では目先利益確定の動きが表面化しNYダウが3日ぶり反落、ナスダック指数も安く、これを受けて東京市場でも主力株中心に売りに押される展開となった。
外国為替市場では1ドル=111円台前半で円高含みに推移、これも重荷となっている。日経平均は前日までの3日間で約400円の上昇をみせており、キャッシュポジションを高める動きが優勢だが、下値では日銀のETF買いや出遅れた向きの押し目買いが予想され、売り一巡後の動きが注目される。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落している。
寄り付き時点で業種別では値上がり上位にゴム製品、空運、保険など。値下がりで目立つのは鉱業、海運、証券、石油など。
個別では、ソフトバンクやファストリといった値がさ株が安い。三菱UFJや三井住友FGなど金融株も売られている。ソニーやキヤノンも下落している。
前週末に民事再生法の適用申請に向け最終調整入りと報じられ、きのう連日ストップ安配分のタカタがウリ気配。田淵電、オルトプラス、日本エンタなどの下げも目立つ。
一方で、半導体事業の売却を巡り「日米韓連合と優先的に交渉する方向で検討に入った」と各紙が報じた東芝は上昇している。村田製やキーエンス、日本電産が買われている。ブリヂストンやNTTが高い。
トーセ<、沢藤電、SHOBIなどの上げも目立つ。
225先物はSBI・モルスタ・メリル・バークレイズ・HSBC・クレディ・東海東京が買い越し。
アムロ・パリバ・大和・シティ・UBS・JP・GSが売り越し。
TOPIX先物はJP・バークレイズ・SBI・アムロが買い越し。
メリル・みずほ・パリバ・GS・クレディが売り越し。
外資系等は野村不(3231)、鉄(5401)、JFE(5411)、オムロン(6645)、フルヤ金(7826)、グリコ(2206)、日揮(1963)、堀場(6856)、積ハ(1928)、三井金(5406)、ツルハ(3391)、電硝(5214)に注目。
テクニカル的には、三井ホーム(1868)、東京エネシス(1945)、日電設(1950)、大気社(1979)、ヤクルト(2267)、プリマ(2281)、オプト(2389)、エムスリー(2413)、アルコニックス(3036)、マツキヨ(3088)、綿半(3199)、ニッケ(3201)、稲葉製(3421)、宮地エンジ(3431)、セーレン(3569)、TIS(3626)、グリー(3632)、オルトプラス(3672)、メディアトドゥ(3678)、三菱ケミ(4188)、田辺三菱(4508)、テルモ(4543)、オービック(4684)、CTC(4739)、EMシステム(4820)、マンダム(4917)、バンドー(5195)、住阪セメ(5232)、ノリタケ(5331)、OSJ(5912)、ウィル(6089)、アイダ(6118)、豊和工(6203)、ナブテスコ(6268)、日立建(6305)、新東工(6339)、オルガノ(6368)、フジテック(6406)、JUKI(6440)、モリタ(6455)、ホシザキ(6465)、第一精工(6640)、電気興(6706)、京三(6742)、パナ(6752)、帝通工(6763)、アズビル(6845)、堀場(6856)、キーエンス(6861)、シスメックス(6869)、ウシオ(6925)、太陽誘電(6976)、ニチコン(6996)、ナガイレ(7447)、ダイトロン(7609)、コロワイド(7616)、スギ(7649)、ダンロップス(7925)、バンナム(7832)、SHOEI(7839)、大日印(7912)、ヤマハ(7951)、リンテック(7966)、信越ポ(7970)、スクロール(8005)、西華産(8061)、カナデン(8081)、極東貿易(8093)、イワキ(8095)、兼松エレ(8096)、ヤマトイン(8127)、リョーサン(8140)、上新電(8173)、チヨダ(8185)、松屋(8237)、ゼビオ(8281)、青森銀(8342)、ジャフコ(8595)、山九(9065)、住友倉(9303)、東電(9501)、メタウォ(9551)、NSW(9739)、ダイセキ(9793)が動兆。
06月21日 カタリストコメント
「上げの特異日だが3日続伸でリセットの方が気楽」
NY株式市場は反落。
原油価格の急落でエネルギー株が下落。
・・・続き
アマゾンのアパレル事業拡大計画を受けて小売関連セクターも下落した。
ダラス地区連銀のカプラン総裁が「追加利上げに慎重になる必要がある」と発言。
米景気に対する投資家の警戒感が台頭し下落幅を拡大した。
「最近の指標の内容を踏まえると、FRBは過去に比べかなりタカ派的となっている」。
そういう認識が市場では支配的になってきた印象。
SOX指数は1074ポイントと下落。
ドルは主要通貨に対して上昇。
ドル円は一時111.86円をつけ5月26日以来の高値水準となった。
米下院のライアン議長とトランプ政権幹部は税制改革を年内に実施する意向を表明。
米経済成長が加速するという期待につながり、ドルの上昇要因となった。
ライアン議長、ムニューシン長官、コーン米国家経済会議(NEC)委員長、
マコネル上院共和党院内総務ら6人は、税制改革案の取りまとめを水面下で進めているという。
もっとも終値ベースのドル円は111.42円レベルで前日とそう変わらない水準。
3日連続3ケタの上昇で高値を更新した日経平均株価。
後場は伸び悩んだが5週間ぶりにプラスで終わった火曜日。
6月2日高値を更新し12日ぶりで年初来高値を更新した。
「業績好調が見込まれる銘柄がまず買われ、割安感のある銘柄などにも資金が向かうだろう。
全体の底上げが進む中で、為替感応度の高い銘柄などにも見直し買いが入る展開」という指摘もある。
次は2016年6月24日高値10868円(ザラバ2万0952円)。
その前に2000年4月の2万0833円という高値もある。
「今度は20800円台が目標ライン」という格好だ。
5月の「海外投資家地域別売買動向」は「欧州」投資家が8883億円の買い越し。
これは4月の6847億円を上回る買い越し規模。
「北米の投資家の買い越しは875億円に過ぎないから、海外勢の主力は完全に欧州。
売買シェアでも75%台を占めて圧倒的。
欧州には産油国資金や年金基金など大きなグローバルファンドの運用拠点がある。
そこからロング系資金が流れ込んでいる」との見方だ。
信用買い残は560億円増加し2兆5297億円。
信用売り残は339億円減少し9546億円。
踏み上げは少しづつ継続している印象。
225先物大商夜間取引終値は日中比60円安の20140円。
25日線(19854円)からの乖離はプラス1.9%。
騰落レシオは107.10まで上昇した。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は14.606%(前日▲14.173%)。
2014年1月10日のマイナス15.37%が目前。
買い方は▲3.271%(前日▲3.758%)。
2015年6月24日のマイナス1.639%が視野に入ってきた。
空売り比率は34.9%まで低下。
昨日まで3日続伸。
今日高ければ今年の「4日続伸」の限界。
となると3日続伸で終わってリセットの方が気楽という感じもある。
「6月21日上げの特異日」のアノマリーとの綱引きになろうか。
ボリンジャーのプラス3σは20411円。
さすがに昨日はココまで到達しなったがプラス2σの20255円が終値ベースの限界値だった。
プラス1σは20040円。
そこまでの下落はないだろう。
2016年度の個人株主比率は17.1%。
前年度よりも0.4%減少し過去最低水準。
金額では99兆4667億円。
前年度比9,6%増加したが日本株の上昇率12%を下回った。
株主数は23万人増加。
一方で外国人投資家の保有比率は0.3%増加し30.1%。
2年ぶりの30%台復活となった。
保有金額は174兆7307億円。
前年度比13%の増加。
こちらは純粋に増加した格好。
3割保有の外国人が売買では7割を占める歪な構図の日本株。
これは残念ながらしばらく変わりそうもない。
興味深かったのは昨日のETFの立会外での大商い。
JPX日経400連動の「One ETF JPX400」(1474)。
9時52分に5回の約定で総額160万口、金額で233億円。
市場では「国内金融機関の買い」との観測。
「上昇の波に乗り遅れまいとする出遅れ国内勢」との解釈。
何かシックリしないのだが・・・。
MSCIの新興国株指数の見直し結果発表。
中国本土上場の人民元建て株式(A株)を組み入れることのなった。
アルゼンチンは新興国株指数への組み入れを見送り。
サウジアラビアの組み入れは今後検討する。
ナイジェリアはフロンティア指数に残る。
中国株の指数組み入れ。
中国本土株に資産管理会社や年金、保険会社から今後10年間で4000億ドル以上の資金流入が見込まれる。
「長期的にみて、中国本土株式市場のさらなる自由化や規制改革があると仮定すれば、
中国株は相当程度の指数ウエートを得ることになるだろう」。
あるいは「MSCI指数への組み入れは市場の開放性を強める強力なシグナルとなる。
そして指数組み入れにより、国際的な投資家の参加を促し、A株市場がより幅広い注目を集める。
国際的な市場参加者の急増により、中国市場のファンダメンタルズが大幅に変化するだろう」。
そんな声が多い。
「今回の指数組み入れ直後には約80億〜100億ドルの資金が流れると予想。
ただ、A株の1日平均出来高700億ドルに比べるとさほど大きな額ではない」というところか。
NYダウは61ドル安の21467ドルと5日ぶりの反落。
一時史上最高値を更新した。
NASDAQは50ポイント安の6199ポイントと反落。
S&P500は16ポイント安の2437ポイント。
ダウ輸送株指数は172ポイント安の9303ポイント。
3市場の売買高は71億株。
CME円建ては大証30円安の20170円。
ドル建ては大証比5ポイント高の20205ポイント。
大証夜間取引は日中比60円安の20140円。
ドル円は111.42円。
10年国債利回りは2.156%。
非公式外資系5社動向は売り1160万株、買い830万株。
金額ベースは59億円の買い越し(3日連続)。
売りは機械・化学・情報通信・証券・精密セクターなど。
買いは電機・サービス・その他製品・陸運・石油セクターなど。
売買交錯は建設・不動産・精密セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
旅工房(6548)・・・動兆
旅工房に注目する。
同社はネット専業の旅行会社。
低価格旅行の自動販売に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
06月21日 為替市況コメント
【為替】原油価格の下げに米国債利回りも低下してドルは小幅安
・・・続き
[概況]
欧州市場序盤にポンド(142.55円)やドル(111.800円)、ユーロ(124.660円)、は当日高値まで上昇したが、其の後は上値を抑えられて揉み合いに戻った。
またポンドは高値を付けた直後、カーニー英中銀総裁が「インフレ圧力は抑制されており、今は利上げを開始する時期ではない」と発言した事に大きく売られて、高値から1円以上も急落した。
NY原油価格が下落して始まると米国債利回りは低下し、ドルはNY市場朝方に当日安値111.300円まで下げたが下値は堅く、直ぐに111円台半ばまで戻した。
しかしNY株式市場の下げに上値を抑えられて111円台前半で推移すると、最後は前日比-6.5銭の111.470円で引けた。ドルは下値は堅いが112円にも抵抗があるようで、揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月21日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■富士フイルム<4901>
バイオ医薬品の開発・製造受託を強化
■ダイニチ工<5951>
燃料電池の生産に再参入
■日精工<6471>
ロボ活用で大型軸受け生産を自動化
■洋エンジ<6330>
発電設備の設計・建設事業を強化
■日立造<7004>
「遠隔監視・運転支援センター」を拡大
06月21日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月21日号
06月21日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
21日の東京株式市場は、もみ合い展開となりそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、2万100円−2万300円を想定する。
現地20日の米株式市場は、利益確定売りに反落した。
日経平均株価3日続伸でやや過熱感が高まっていることや、終値ベースの年初来高値を約半月ぶりに更新し、目先的な達成感もあることから、利益確定の売りが先行し一服商状となりそうだ。
ただ、下値には押し目を拾う動きもあり底堅い動きが続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ばと小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比30円安の2万170円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1160万株、買い830万株で、差し引き330万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、機械、化学、不動産、建設、情報通信、証券、精密など。買いセクターに、電機、建設、不動産、サービス、その他製品、陸運、石油、精密など。
【好材料銘柄】
■エスプール <2471>
上期経常を一転10%増益に上方修正・最高益更新へ。
■ベクター <2656>
中国BAIOO社が開発したスマートフォン向けゲーム「造物法則」の国内独占ライセンスを獲得。また、東証が21日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。
■グッドコムアセット <3475>
東証はグッドコムAを27日付で東証2部に市場変更する。
■No.1 <3562>
中期経営計画を策定。20年2月期に売上高81億円(17年2月期実績は70.5億円)、営業利益4億円(同3億円)を目指す。
■シーシーエス <6669>
今期経常を33%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額。
■トランスジェニック <2342>
大阪市立大学の森 啓特任教授らが開発したアルツハイマー病モデルマウスに関するライセンス契約を締結。契約により、アルツハイマー病モデルマウスの生産・販売サービスの提供を始める。
■夢展望 <3185>
親会社RIZAPグループ <2928> [札証A]とECプラットフォームのプランニングに関する業務委託契約を結んだ。グループ全体のEC化推進を加速する。
【主な経済指標・スケジュール】
21(水)
【国内】
4月26・27日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨
4月全産業活動指数(13:30)
5月訪日外客数(16:00)
【海外】
米5月中古住宅販売件数(23:00)
《米決算発表》
フェデックス、オラクル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月20日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは反落し61ドル安 原油安を嫌気る
・・・続き
20日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比61ドル85セント安の2万1467ドル14セントで終えた。
供給過剰への懸念などから原油価格が1月の高値から20%を超す下落となっていることが嫌気され、エネルギーセクターを中心に売りが先行した。
原油安が業績を押し下げるとの警戒感からシェブロンやエクソンモービルなど石油株が軒並み売られた。石油株に投資するヘッジファンドや、エネルギー関連企業への融資が多い金融機関の収益悪化にもつながるとの連想が働き、リスク回避姿勢がやや強まった。
ダウ平均が連日で過去最高値を更新した後とあって、目先の利益を確定する目的の売りも出やすかった。
また、アマゾン・ドット・コムがアパレル通販の新たなサービスを発表した。ギャップやラルフローレンなどアパレル関連銘柄に競争激化を警戒した売りが膨らんで、相場の重荷となった。
ナスダック総合株価指数は反落し、前日比50.982ポイント安の6188.031で終えた。グーグルの持ち株会社アルファベットやフェイスブックなど時価総額の大きい主力株が下落し、指数を押し下げた。
セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや公益事業が上昇する一方でメディアや運輸が下落した。
個別銘柄では、ゼネラル・エレクトリック(GE)や半導体のインテル、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなどが下落した。原油価格の下落を受けて、深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)や石油のマラソン・オイル(MRO)が軟調。
一方、ファストフードのマクドナルド(MCD)はアナリストの目標株価引き上げで堅調推移となった。3〜5月期決算が市場予想を上回った住宅建設大手のレナーも高い。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,467.14−61.85
S&P500種
2,437.03−16.43
ナスダック
6,188.031−50.982
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅ながら4日続伸した。9月物は前日比40円高の2万0170円で引け、20日の大阪取引所の終値を30円下回った。
前日上昇した地合いを引き継ぎ買いが優勢だったが、新たな材料に乏しく値動は小幅だった。原油安を背景にした米株安が嫌気され、一時は小幅安となった。この日の9月物の高値は2万0285円、安値は2万0125円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て) 20170 ( -30 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て) 20205 ( +5 )
※( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7472.71(−51.10)
FTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反落した。前日終値に比べ51.10ポイント安の7472.71で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。
為替相場でのポンド安などを背景に買いが先行して始まり、朝方に一時、最高値を上回る場面もあった。ただ、その後は主力の資源株と銀行株を中心に売りが膨らみ、下落に転じた。
アントファガスタ、BHPビリトン、資源商社のグレンコアが3〜4%超安となり、指数の下げを主導した。
半面、ポンド安の恩恵を受けやすいとされる医薬品株が上昇した。ファッションのバーバリー・グループも上げた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12814.79(−74.16)
ドイツ株式指数(DAX)は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比74.16ポイント(0.58%)安の12814.79だった。買いが先行して始まり、一時、前日に付けた最高値を上回る場面もあったが、午後にかけて利益確定目的などの売りが広がった。構成銘柄の約8割が下落した。
コメルツ銀行とドイツ銀行も下落した。一方、電力のエーオンが上昇した。前日下落した放送大手のプロジーベンザット1メディアは買い戻され、小幅高となった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5293.65(−17.07)
06月20日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
日経平均株価は前日比162円66銭高の2万230円41銭と3日続伸。
・・・続き
2万円の大台で勢いをつけてきた。
外部環境が良好だと日本株の好業績・低PERは買い安心感があるようで、広く薄く銘柄が買われている印象がある。
このまま米国の金利上昇とドル高(円安)が続けば、次は2万500円くらいを目指す流れとなりそうである。
さて明日の株式市場は、堅調展開か
15年8月18日(2万554円)以来1年10カ月ぶりの高値水準に浮上した。市場では、「高値超えで上への期待が出てきた、上値の余地を探るところ」などの声が聞かれ、先高観が意識されている。外部要因に大きな変化がなければ、投資家心理の安定化が期待されるだろう。
ただ、終値ベースの年初来高値を約半月ぶりに更新し、目先的な達成感もある。
日経平均株価は3日続伸で合計398円高と400円近い急騰で、短期急騰の反動からスピード調整となる可能性がある。
20661.68 ボリンジャー:+2σ(13週)
20411.44 ボリンジャー:+3σ(25日)
20289.22 ボリンジャー:+2σ(26週)
20230.41 ★日経平均株価20日終値
20225.82 ボリンジャー:+2σ(25日)
20050.01 ボリンジャー:+1σ(13週)
20040.19 ボリンジャー:+1σ(25日)
20036.73 均衡表転換線(日足)
19975.92 6日移動平均線
19883.92 均衡表基準線(日足)
19854.57 25日移動平均線
19833.70 ボリンジャー:+1σ(26週)
19831.82 新値三本足陰転値
19668.95 ボリンジャー:-1σ(25日)
19579.12 均衡表転換線(週足)
19483.32 ボリンジャー:-2σ(25日)
19438.34 13週移動平均線
19402.83 75日移動平均線
06月20日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は111.800円まで上昇。
・・・続き
[概況]
20日、東京外国為替市場の米ドル円は一時111.800円まで上昇し、堅調となった。米国時間におこなわれたダドリーNY連銀総裁の講演において、経済の信頼感の水準は非常に高く、経済の拡大は長期的に続くと確信しているなど発言が報道された。
これらを受け、米ドル高円安の流れが続いている。現在、欧州時間に入り、米ドル円は111.620円付近を推移し、買いが優勢か。
この後は、第1四半期米経常収支(予想: -1212億USD 前回: -1124億USD)など米経済指標発表のほか、ローゼングレン米ボストン連銀総裁やカプラン米ダラス連銀総裁の講演が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表先行スパン2(雲の下限)111.820円が上値付近に控えており、上抜けられるかにも注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月20日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日続伸、162円高、ハイテク株買われ年初来高値を更新
【大引け概況】
20日の日経平均株価は3日続伸し、前日比162円66銭高の2万0230円41銭で終えた。
・・・続き
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6月2日以来、半月ぶりに年初来高値を更新した。
2015年8月18日以来、約1年10カ月ぶりの高値となった。
前日の米国株市場ではNYダウが大幅高で最高値を更新、ナスダック指数も4日ぶりに大きく切り返したほか、外国為替市場でドルが買われ、1ドル=111円台後半の推移とドル高・円安に振れたことで、主力株を中心に追い風となった。
輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。スズキやコマツ、SMCが上げた。19日の米国株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、村田製や東エレク、三菱電などが買われた。パナソニックは年初来高値を付けた。
NY連銀のダドリー総裁が米景気の拡大局面が続くとの見方を示し、19日に米長期金利の低下が一服。東京株式市場でも利ざや拡大への期待が高まった保険や銀行など金融株には買いが先行した。
もっとも国内金利が長期的に低位に推移するとの見方が強いなか金融株の上昇には懐疑的な見方も多く、大引けにかけては利益確定目的の売りが出て伸び悩んだ。SOMPOは年初来高値を付けた後に上げ幅を縮小し、T&Dは下落に転じた。
JPX日経インデックス400は3日続伸した。終値は前日比96.84ポイント高の1万4382.03だった。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、11.18ポイント高の1617.25で終えた。年初来高値を付け、15年8月20日以来約1年10カ月ぶりの高値となった。
東証1部の売買代金は概算で2兆5192億円。売買高は18億3654万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1532と、全体の76%を占めた。値下がりは389、変わらずは99銘柄だった。
個別では、人工知能(AI)を使った新素材の研究開発で協力すると発表した三菱ケミHDや旭化成、三井化学はそろって上昇した。任天堂と資生堂は年初来高値を付けた。住友鉱やNTT、ファストリも買われた。
三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクもしっかり。村田製作所、東京エレクトロンも上昇した。田淵電機はストップ高カイ気配、オルトプラスが一時値幅制限いっぱいに買われたほか、デクセリアルズも値を飛ばした。
一方、年初来高値を付けていたソニーやキヤノン、OLCは利益確定売りに押され下落に転じた。東ガスや中部電、JR西日本など内需関連株の一角が下げた。
KLabも軟調。長谷工コーポレーションへの売りがかさんだほか、日本冶金工業下落した。ヤーマンが大きく利食われ、北陸電力など電力株に安いものが目立った。トーセ、サイボウズなども大幅安した。
東証2部株価指数は前日比77.91ポイント高の6105.17ポイントと続伸した。値上がり銘柄数は250、値下がり銘柄数は188となった。
東証1部への市場変更を月内に申請すると伝わったシャープが大幅に上昇した。
個別では東京ボード工業がストップ高。図研エルミックは一時ストップ高と値を飛ばした。高田工業所、三光マーケティングフーズ、カワサキ、イーグランドなど31銘柄は年初来高値を更新。JMACS、ラオックス、シャープ、築地魚市場、ヒガシトゥエンティワンが買われた。
一方、西菱電機、櫻島埠頭が年初来安値を更新。フュートレック、RVH、ジー・スリーホールディングス、アドバンテッジリスクマネジメント、あかつき本社が売られた。
06月20日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続伸、博展、ソレキアがS高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比8円16銭高い3253円73銭となり1991年6月21日以来、26年ぶりの高値を連日で更新した。
ハイテク株の一角や好材料の出た銘柄に買いが入った。一方、バイオ関連などは午後に売りが出て、指数も伸び悩んだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で784億円、売買高は1億2941万株だった。
値上がり銘柄数は356、値下がり銘柄数は268となった。
個別では、博展、環境管理センター、ネクストウェア、シライ電子工業、ソレキアがストップ高。常磐開発、UTグループ、ソーバル、エスプールなど42銘柄は年初来高値を更新。
アエリア、ケアサービス、日特エンジニアリング、ジーダット、日本コンピュータ・ダイナミクスが買われた。
一方、極楽湯ホールディングスが年初来安値を更新。クロスキャット、シンバイオ製薬、東京日産コンピュータシステム、スマートバリュー、サンオータスが売られた。
20日にジャスダック市場に上場したDMソリュは買い注文が集まり、終日買い気配のまま上場初日を終えた。取引時間終了時点の気配値は公開価格(2500円)の2.3倍にあたる5750円だった。
06月20日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=6日ぶり反落、アンジェス、ジーエヌアイが売られる
・・・続き
マザーズ指数は6日ぶり反落、アンジェス、ジーエヌアイが売られる
東証マザーズ指数は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比5.83ポイント安い1167.30だった。値上がり銘柄数は106、値下がり銘柄数は124となった。
マザーズ指数も朝方は高かったが、東証1部の銘柄が勢いよく値を上げたため、「新興企業市場で最近人気になっていた銘柄を売って、東証1部に資金を振り向ける動きが出た」といい、値を保てずに終わった。
個別では、ビーブレイクシステムズ、ホープが年初来安値を更新。アンジェス MG、ジーエヌアイグループ、ホットリンク、メドレックス、オンコリスバイオファーマが売られた。
一方、日本アクア、比較.com、ユナイテッド、ジェイグループホールディングス、じげんなど12銘柄が年初来高値を更新。インターネットインフィニティ、アクアライン、うるる、ソケッツ、マルマエが買われた。
06月20日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=219円高と3日続伸、年初来高値を上回る、米株連騰を好感
・・・続き
20日前場の日経平均株価は前日比219円92銭高の2万287円67銭と3日続伸して引けた。
前日の米国市場でNYダウ工業株30種平均が前週末16日に続いて史上最高値を更新した流れを受け、東京市場でも買いが先行した。
為替が1ドル=111円台後半の円安・ドル高に振れたことも株価上昇を加速した。
寄り付きの買いが一巡した後も相場全体の騰勢は衰えず、日経平均株価は2日に付けた取引時間中の今年最高値(2万0339円81銭)を上回り、前場後半には前日比250円36銭高の2万0318円11銭まで上昇する場面があった。
市場では「連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ後も米国株の上昇基調が崩れなかったため、世界的の主要市場で株式投資に安心感が広がっている」と指摘する声が聞かれた。
東証1部の出来高は9億7727万株、売買代金は1兆3107億円。
東証1部の値上がり銘柄数は1607、値下がりは301、変わらずは109と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を27.00円押し上げ。次いでソフトバンクが18.71円、東エレクが13.31円、スズキが9.51円、KDDIが9.13円と続いた。
マイナス寄与度は1.33円の押し下げで花王がトップ。以下、日ハムが1.14円、中外薬が0.95円、日揮が0.61円と並んだ。
業種別では33業種中30業種が上昇し、下落は水産・農林、電気・ガス、不動産の3業種にとどまった。値上がり率1位はゴム製品で、以下、保険、証券・商品、機械、ガラス・土石、非鉄金属と続いた。
個別では、第一生命HD、MS&ADなどの保険株や、野村、大和証Gなどの証券株が買われた。任天堂 の「Nintendo Switch」好調で部品を供給する関西の電子部品メーカー各社の業績に追い風と報じられ、田淵電機がストップ高後に同値カイ気配。第2四半期(16年12月-17年5月)の連結利益予想を上方修正したイワキも上伸。17年5月期の連結業績予想を上方修正したアスクルや、デクセリアル、ホクシン、ダイトエレクなどの上げも目立った。
半面、日水、マルハニチロなどの水産農林株が軟調。前週末に民事再生法の適用申請に向け最終調整入りと報じられ、前日ストップ安配分のタカタがストップ安ウリ気配。トーセ 、ヤーマン、CYBOZU、長谷工などの下げも目立った。
東証2部株価指数は前日比44.51ポイント高の6071.77ポイントと続伸した。値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は176となった。
個別では、図研エルミック、東京ボード工業がストップ高。高田工業所、カワサキ<3045>、イーグランド、クロスプラスなど27銘柄は年初来高値を更新。花月園観光、ファステップス、ピクセラ、ラオックスが買われた。
一方、西菱電機、櫻島埠頭<9353>が年初来安値を更新。フュートレック、アドバンテッジリスクマネジメント、NCS&A、フマキラー、ジー・スリーホールディングスが売られた。
06月20日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日続伸、博展がS高
・・・続き
日経ジャスダック平均は前日比11.09円高の3256.66円と3日続伸。
19日の米国市場でIT(情報技術)株が上昇し、20日の新興企業株市場ではハーモニックなどハイテク株に買いが及んだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で421億円、売買高は6967万株だった。
値上がり銘柄数は357、値下がり銘柄数は242となった。
個別では博展がストップ高。常磐開発、UTグループ、ソーバル、プラップジャパンなど34銘柄は年初来高値を更新。ソレキア、アイル、シライ電子工業、アズジェント<、倉元製作所が買われた。
一方、極楽湯ホールディングスが年初来安値を更新。クロスキャット、東京日産コンピュータシステム、スマートバリュー、サンオータス、アテクトが売られた。
ディーエムソリューションズ <6549>がジャスダックに新規上場。前場は公開価格2500円を70%上回る4250円買い気配のまま取引を終えた。
同社はダイレクトメール(DM)や宅配便の発送代行サービスや、インターネット広告やSEOなどのインターネット事業を手掛ける。公募10万株、売り出し9万7000株のほか、オーバーアロットメントによる追加売り出し2万9000株を実施した。
06月20日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】 東証マザーズ指数=6日続伸、アトラエ、クラウドWが買われる
・・・続き
20日前引けの東証マザーズ指数は前日比1.51ポイント高の1174.64ポイントと6日続伸。値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は104となった。
個別では、日本アクア、比較.com、ジェイグループホールディングス、じげんなど11銘柄が年初来高値を更新。ソケッツ、クラウドワークス、メディア工房、アトラエ、アクアラインが買われた。
一方、ビーブレイクシステムズ、ホープが年初来安値を更新。アンジェス MG、ハイアス・アンド・カンパニー、メディネット、ITbook、総医研ホールディングスが売られた。
06月20日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 202円高堅調、金融株が高い
【10時の概況】
20日10時現在の日経平均株価は前日比202円40銭高の2万270円15銭で推移。
・・・続き
市場では、海外投資家の買いがけん引しているとの声があった。輸出関連株に加え、銀行や保険などの金融株も高く、株式相場を押し上げている。
19日の米株式市場では米長期金利の低下一服を背景に金融株が高く、東京株式市場でも銀行や保険株が上昇した。三菱UFJや三井住友FG、第一生命HDが高い。SOMPOは年初来高値を更新した。「各国の金融株は米金利を意識した値動きになっている」という。強気になった海外投資家は日本の金融株にも買いを入れているという。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も高い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で8545億円、売買高は6億4258万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1536と、全体の約76%を占めた。値下がりは343、変わらずは137銘柄だった。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を23.73円押し上げている。次いでファストリが21.67円、東エレクが12.93円、スズキが7.45円、KDDIが7.30円と続く。
マイナス寄与度は3.04円の押し下げでコナミHD がトップ。以下、花王が1.03円、中外薬が0.57円、長谷工が0.56円、キヤノンが0.51円と続いている。
業種別では33業種中31業種が上昇し、下落は水産・農林、石油・石炭の2業種のみ。値上がり率1位は保険で、以下、ゴム製品、証券・商品、銀行、機械、情報・通信と続いている。
個別では、パナソニックとNTTが上げ幅を広げ、年初来高値を更新した。SMCやスズキ、ソフトバンクも一段高となっている。住友鉱と東エレクの上げも目立つ。一方、花王やキリンHD、東芝が安い。
東証2部株価指数は続伸している。シャープやラオックスが上げ、ベネ・ワンとTスマートは下げた。
225先物はメリル・クレディ・モルスタ・バークレイズ・野村・パリバが買い越し。
ソジェン・大和・GS・三菱・UBS・ライブスター・アムロが売り越し。
TOPIX先物はUBS・モルスタ・メリル・クレディ・ソジェンが買い越し。
パリバ・ドイツ・JP・三菱・GSが売り越し。
テクニカル的には、ミライト(1417)、PS三菱(1871)、四電工(1939)、関電工(1942)、三機工(1961)、明星工(1976)、LIFULL(2120)、GCA(2174)、システナ(2317)、ツクイ(2398)、アウトソ(2427)、Vコマ(2491)、ローソン(2802)、味(2802)、東洋紡(3101)、ウェルシア(3141)、キリン堂(3194)、シップ(3360)、クリレス(3387)、ツルハ(3391)、Klab(3656)、MDV(3902)、LINE(3938)、AOITYO(3975)、信越(4063)PI(4290)、日理化(4400)、塩野義(4507)、キッセイ(4547)、ゼリア(4559)、ペプチド(4587)、OLC(4661)、USS(4732)、コーセー(4922)、エステー(4951)、三ツ星(5192)、三協立山(5932)、ホソカワ(6277)、日トリム(6788)、ホシデン(6804)、エスペック(6859)、エンプラス(6961)、TSテック(7313)、第一興商(7458)、システムソフト(7527)、ゼンショー(7550)、理計器(7734)、HOYA(7741)、前田工繊(7821)、アシックス(7936)、ピジョン(7956)、ナカバヤシ(7987)、ワキタ(8125)、京都銀(8369)、山口FG(8418)、イオンFS(8570)、アコム(8572)、東祥’(8920)、西武(9024)、阪急(9042)、名鉄(9048)、MTI(9438)、ゼンリン(9474)、中国電(9504)、北海電(9509)、松竹(9601)、西尾レント(9699)、丹青社(9743)、メイテック(9744)、ベネッセ(9783)、吉野家(9861)、ミロク(9928)が動兆。
06月20日 カタリストコメント
「時価総額の壁を抜けるか」
週明けのNY株式市場は続伸。
・・・続き
NYダウとS&P500ザラ場・終値ベースの史上最高値を更新。
NASDAQ指数は1.41%高で昨年11月7日以来の上昇率を記録した。
欧州の株価上昇を好感。
NY連銀のダドリー総裁は「労働市場の改善が続き、賃金が上がってくればインフレ率はピックアップするだろう」とコメント。
インフレ見通しに楽観的と解釈された。
NY採用銘柄は21銘柄が上昇。
9銘柄が下落。
上昇率トップはアップルの2・86%。
1銘柄でNYダウを27ポイントほど押し上げた。
前週末まで3日続落していた反動もあった。
アルファベット(グーグル)やフェイスブック、アマゾン・ドット・コムといった代表的なネット関連株も上昇。
アマゾンは続伸。
一時6月6日に付けた上場来高値を半月ぶりに更新。
エヌビディア、AMDなど半導体関連も大幅高。
また長期金利低下一服からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融セクターも上昇した。
市場では「攻める企業を好評価。買収合戦の思惑」などの声が聞こえる。
米10年債利回りは2.189%。
ドルは111円台半ばで推移。
週明けは日経平均2万円台、TOPIX1600ポイント台をキープ。
6月9日以来6営業日ぶりの2万円回復。
そして4度目の2万円台での大引けとなった。
メジャーSQ値19997円も超えた。
225先物大証夜間取引終値は日中比100円高の20130円。
6月2日の20239円、15年6月24日の2万952円(ともにザラバ高値)が近づいてきた格好。
松井証券経由信用評価損益率速報では売り方▲14.173%(前日▲12.94%)。
買い方▲3.758%(前日▲4.77%)と差は拡大。
空売り比率は35.5%まで低下。
日経平均採用銘柄のPERは14.28倍(EPSは1405円)とまだ15倍割れ水準。
25日線(19842円)からのかい離はプラス1.1%。
4%かい離で20635円だから過熱感はまだない。
課題は2兆円を割れた売買代金の低下傾向。
そして東証1部の時価総額の600兆円の壁になってきた印象。
もしも600兆円の壁を明確に超えることが出来れば実は1989年のバブル以上に強い相場に遭遇していることになる。
(兜町カタリスト櫻井)
06月20日 為替市況コメント
【為替】NY連銀総裁の利上げを支持する発言にドルは急騰して111円台後半に乗せる
・・・続き
[概況]
ドルは111円を挟んだ揉み合いが続き、NY市場でダドリーNY連銀総裁が「インフレは米金融当局が望ましいとする水準をやや下回っている」と発言した事が伝わるとドルは一旦111円割れまで急落した。
続いて「経済の拡大は長期的に続くと確信している」とし、更に「まだ十分に金融環境を引き締めていない」と発言して、先日のFOMCでの利上げ姿勢を支持する姿勢を示した事でドルは反発した。
それまでの高値を上抜く上昇となった。そしてNY株式市場の上昇と共にドルは上値を伸ばし、NY市場中盤には111円台半ばも超えて当日高値111.615円まで上昇して、引けでも+68.5銭高の111.535円と111円台半ばで引けた。
ドルは111円台後半に値を伸ばした事で112円台への期待が出て来たと見ており、新規売りは未だ早いのではないかと思われる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月20日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■エーザイ<4523>
原薬を効率生産する設備を稼働
■ペプチド<4587>
20年めどに研究開発者を倍増へ
■Dガレージ<4819>
家電から情報検索できるプログラム開発
■リコー<7752.>
IoTで保守効率化しエンジニアの訪問削減図る
■NTTデータ<9613>
ITシステム運用監査を自動化
■シーイーシー<9692>
工場内IoT一元管理の情報基盤を開発
06月20日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月20日号
06月20日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
20日の東京株式市場は、底堅い展開か
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9900円−2万200円を想定する。
NYダウとナスダック総合指数がそろって史上最高値を更新した動きを受け、買いが先行するスタートとなりそう。ドイツのDAX指数も史上最高値を塗り替える動きのなか、世界的な規模で分散投資を行うファンドなどから、株価水準で出遅れている東京株式に対し、資産構成の見直しによる買いも期待される。
25日移動平均線がサポートラインとして機能しており、「チャート的には良い形」との見方も出ている。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ばで推移している。対ドルで円安に振れており、輸出関連銘柄には追い風となる可能性もありそう。
また、動きの軽い新興市場の選好が一段と強まると考える。
シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比100円高の2万130円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り710万株、買い800万株で、差し引き90万株の買い越し。買い越しは5営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、電機、不動産、その他製品、電力、ガス、情報通信など。買いセクターに、自動車、食品、機械、電機、サービス、精密、石油、化学など。
【好材料銘柄】
■アズジェント <4288>
同社が販売するイスラエルのカランバセキュリティ社のソリューションが、仏官民団体VEDECOM Techが導入するサイバー攻撃防御機能を持つ世界初の完全自動運転車に採用。
■ラクオリア創薬 <4579>
選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のうちの1つ、ピラゾロピリジン誘導体の中国特許査定を受領。欧州に続き、知的財産権を強化。
■セルシード <7776>
日本医療研究開発機構が公募した「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療等の産業化に向けた評価手法等の開発)」に採択。採択を受けたのは「同種軟骨細胞シートのための有効性品質評価手法の開発」で、東海大学、DNAチップ研究所 <2397> [東証2]と共同で実施する。
【主な経済指標・スケジュール】
20(火)
【国内】
5月全国百貨店売上高
《決算発表》
ツルハHD、アークランド
【海外】
米1-3月期経常収支(21:30)
《米決算発表》
アドビ・システムズ、レッド・ハット
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月19日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続伸し144ドル高、主要ハイテク株に買い広がる
・・・続き
19日のNYダウ工業株30種平均は続伸した。
終値は前週末比144ドル71セント高の2万1528ドル99セントと、連日で過去最高値を更新した。
トランプ大統領が主要ハイテク企業経営陣と本日会談を予定していることもあり、ハイテクセクターに買いが広がった。またNY連銀ダドリー総裁が米景気に強気の見通しを示し、金利が上昇したことで金融セクターも堅調推移となった。
19日はアジアや欧州など主要国の株価指数が軒並み上昇した。米市場でも投資家が強気に傾き、このところ下げが目立っていたアップル株は3%近く上昇した。アルファベット(グーグル)やフェイスブック、アマゾン・ドット・コムといった代表的なネット関連株も軒並み上げ、相場全体に買い安心感が広がった。
米長期金利の低下が一服したことも金融株買いにつながった。NY連銀のダドリー総裁は19日の講演で、米景気について「総じて良い状況」と評価したと伝わった。労働需給の逼迫に伴い物価も上昇していくとの見通しを示し、米金利上昇を促した。利ざや改善への期待からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスに買いが入り、ダウ平均を押し上げた。
ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、前週末比87.255ポイント高の6239.013で終えた。主力株に加え、マイクロン・テクノロジーやエヌビディアなど半導体関連株が大きく上げ、指数を押し上げた。S&P500種株価指数は0.8%高の2453.46と、1週間ぶりに過去最高値を更新した。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や半導体・半導体製造装置が上昇する一方でエネルギーや公益事業が下落した。
航空機のボーイング(BA)はパリの航空ショーで新型機「737 Max 10」を公開し、既に240機以上の注文を受けていることを明らかにして上昇した。
米メディア大手のタイムワーナーと番組宣伝用の動画を配信する契約を交わした写真・動画共有アプリのスナップが上昇。
一方で、会員制卸売のコストコ・ホールセール(COST)が安い。前週末にアマゾンが米高級スーパー、ホールフーズ・マーケットの買収を発表したのを受け、証券会社が投資判断を下方修正するなど競争激化を警戒した売りが続いた。
同業ライス・エナジーの買収を発表した天然ガス開発のEQTコーポレーションは目先の財務負担増を警戒した売りが広がった。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,528.99+144.71
S&P500種
2,453.46+20.31
ナスダック
6,239.013+87.255
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は3営業日続伸し、6月8日以来となる2万円を回復して引けた。9月物は前週末比210円高の2万0130円で引け、19日の大取終値を100円上回った。
円相場が反落したうえハイテク銘柄を中心に米株が上げ、日本株にも買いが入った。この日の9月物高値は2万145円、安値は1万9910円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
20130 ( +100 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
20165 ( +135 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7523.81(+60.27)
FTSE100種総合株価指数は続伸。前週末終値に比べ60.27ポイント高の7523.81で引けた。石油株と鉱業株中心に買いが広がり、構成銘柄の約7割が上昇した。
石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが高くなった。銅価格の上昇を背景に、鉱業関連株も買われた。アングロ・アメリカンと資源商社のグレンコアの上げが目立った。
フランスの銀行株の上昇に連動し、バークレイズやスタンダードチャータード銀行など銀行株が軒並み買われた。
半面、軟調な金価格を受けて、関連のランドゴールド・リソーシズとフレスニージョは売られた。ハマーソンやブリティッシュ・ランドなど不動産投資信託(REIT)も下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12888.95(+136.22)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前週末比136.22ポイント高の12888.95と、最高値を更新した。
鉄鋼のティッセン・クルップと化学のBASF、ドイツ銀行が上昇した。下落したのは、不動産のボノビアと放送大手のプロジーベンザット1メディア、電力のRWEの3銘柄だけだった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5310.72(+47.41)
フランスの株価指数CAC40の終値が前週末に比べて0.9%上昇した。18日に即時開票のフランス下院議会選の決選投票で、マクロン大統領が率いる新党「共和国前進」が系列政党とあわせて過半数を獲得した。大統領が掲げる改革が進みやすくなるとの期待で、銀行株中心に買いが広がった。
06月19日 マーケットコメント
06月19日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は一時111円台前半まで強含み。
・・・続き
[概況]
19日、東京外国為替市場の米ドル円は一時111.205円まで上昇した。手掛かり材料に乏しいなか、米ドル円は一時111円台前半まで強含みするも、111円台では上値が重い。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は110.940円付近を推移し、やや売りが優勢か。この後、米国時間でも特段注目となる米経済指標などが予定されておらず、米ドル円は小幅な値動きが続きそうか。
テクニカル的には、米ドル円は上値付近に一目均衡表基準線(111.320円)が控えており、一方で下値付近には200日移動平均線(110.652円)や20日移動平均線(110.667円)が控えている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
日経平均株価は前週末比124円49銭高の2万67円75銭と続伸。
・・・続き
日経平均は、2万円を回復し、緩やかながらも理想的なリバウンド基調、5日線を上回っての推移をみせている。
明日(20日)の東京株式市場は、もみ合い展開だろう。
国内、海外とも材料難だが、大きく下げる材料もない上値志向が強まっていることは確か。ただ、ここから買い上がる手掛かり材料に乏しい面も否定できない。強調地合いが想定されるものの上値の重さからは脱皮できそうもない。
跳ねる銘柄が多く出てきて相場をけん引するという動きとなりやすいため、動きの軽い新興市場の選好が一段と強まると考える。
20261.45 ボリンジャー:+2σ(26週)
20181.69 ボリンジャー:+2σ(25日)
20177.28 新値三本足陽転値
20067.75 ★日経平均株価19日終値
20022.65 ボリンジャー:+1σ(13週)
20011.92 ボリンジャー:+1σ(25日)
19925.68 均衡表転換線(日足)
19922.28 6日移動平均線
19844.77 均衡表基準線(日足)
19842.15 25日移動平均線
19816.69 ボリンジャー:+1σ(26週)
19672.38 ボリンジャー:-1σ(25日)
19539.97 均衡表転換線(週足)
19502.61 ボリンジャー:-2σ(25日)
19425.83 13週移動平均線
06月19日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を8銘柄更新しました。
[1433]ベステラ
[3137]ファンデリー
[9678]カナモト
[7955]クリナップ
[3093]トレジャー・ファクトリー
[2925]ピックルスコーポレーション
[2599]ジャパンフーズ
[2492]インフォマート
06月19日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=124円高、6日ぶり2万円台回復 円高一服などを好感
【大引け概況】
19日の日経平均株価は続伸した。終値は前週末比124円49銭高の2万0067円75銭。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:37秒 容量:12.58M
過去のマーケット動画はこちら
2万円を上回るのは9日以来6営業日ぶり。
円高が一服したこともあって、フタを開ければ総じて買い戻される流れとなった。
東エレクなど足元で売りが目立っていたハイテク関連銘柄を中心に買いが入り、指数を押し上げた。外国為替市場で円高・ドル安が進まなかったことも投資家心理を支えた。
市場では「海外ヘッジファンドが株高をけん引した一方、中長期志向の機関投資家は積極的な売買を見送っていた」との声が聞かれた。日経平均は一時140円高となったが、短期筋主導の買いが一巡すると上値が重くなった。
JPX日経インデックス400は続伸し、前週末比77.30ポイント高の1万4285.19。
東証株価指数(TOPIX)も続伸し、10.03ポイント高の1606.07だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆9867億円と、5月30日以来の低水準。売買高は14億8469万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1414と、全体の70%を占めた。値下がりは508、変わらずは97銘柄だった。
個別では、ソニーや任天堂が年初来高値を更新した。ソフトバンクグループ、コマツや東芝の上げが大きかった。住友鉱や塩野義が上昇した。ヤマトHDや小野薬が高く、資生堂や花王、旭化成が買われた。KLabが急騰、東京エレクトロン、SUMCOなども高い。
一方、日本郵船が値を下げ、日本郵政による買収検討を中止すると発表した野村不HDは13%超安で終えた。SUBARUは年初来安値を付けた。マツダや日産自が下げ、丸紅やセブン&アイが安かった。第一生命HDやファストリが下落し、JXTGやアサヒが売られた。森永製菓、雪印メグミルクも安い。
このほか、トーセも利益確定売りが続いている。前週末急騰した芦森工業も小幅ながら反落
東証2部株価指数は前週末比47.69ポイント高の6027.26ポイントと3日ぶり反発。値上がり銘柄数は286、値下がり銘柄数は162となった。
個別では東理ホールディングス、パルステック工業<6894>が一時ストップ高と値を飛ばした。高田工業所、ベネフィット・ワン、ピックルスコーポレーション、ソリトンシステムズなど39銘柄は年初来高値を更新。日本システム技術、エリアクエスト、ジー・スリーホールディングス、神鋼鋼線工業、RVHが買われた。
一方、クレアホールディングス、ダイトーケミックス、川上塗料、櫻島埠頭が年初来安値を更新。三井金属エンジニアリング、アイスタディ、セックが売られた。
06月19日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、26年ぶり高値
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。
終値は前週末比25円07銭高い3245円57銭で、1991年6月21日以来ほぼ26年ぶりの高値を付けた。値上がり銘柄数は442、値下がり銘柄数は195となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で631億円、売買高は1億2154万株だった。時価総額の大きいマクドナルドが上昇。シンバイオなどのバイオ銘柄や、ブロッコリーなどのゲーム関連銘柄の上昇が引き続き目立った。
個別ではクロスキャット、アイル、アテクト、ネクストウェアがストップ高。システムディは一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、大本組、UTグループ、ソーバルなど46銘柄は年初来高値を更新。スマートバリュー、シンバイオ製薬、プラコー、GFA、オプトエレクトロニクスが買われた。
一方、極楽湯ホールディングス、ナフコ、ZOA、センチュリー21・ジャパンが年初来安値を更新。ホロン、テクノ・セブン、日本コンピュータ・ダイナミクス、LCホールディングスが売られた。
06月19日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=5日続伸、指数1年1カ月ぶり高値
・・・続き
東証マザーズ指数は5日続伸した。終値は前週末比25.17ポイント高い1173.13で、2016年5月13日以来、1年1カ月ぶりの高値を付けた。
値上がり銘柄数は161、値下がり銘柄数は69となった。
マザーズは商いを伴い大幅高。時価総額の大きいミクシィやそーせいが上げ、指数を押し上げた。
市場関係者からは、「個人投資家は強気。マザーズ、ジャスダックの上昇基調は当面続くだろう」との見方が出ていた。
個別では、ジーエヌアイグループ、ホットリンクがストップ高。サイバーステップは一時ストップ高と値を飛ばした。日本アクア、総医研ホールディングス、じげんなど17銘柄は年初来高値を更新。
シリコンスタジオ、弁護士ドットコム、ユナイテッド、プレシジョン・システム・サイエンス、メディネットが買われた。
一方、みんなのウェディング、シャノン、ビーブレイクシステムズが年初来安値を更新。イトクロ、ホープ、エンバイオ・ホールディングス、ケアネット、アンジェス MGが売られた。
06月19日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小幅な値動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比120円04銭高の2万0063円30銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、9.62ポイント高の1605.66で始まった。
日経平均株価は2万円台で堅調な値動き。東証株価指数(TOPIX)もしっかり。
任天堂、KLabが年初来高値更新後も値を保ち、ソフトバンクGは底堅い。ソニー、東エレクが上伸し、東芝は大幅高。三菱UFJ、三井住友が小高い。
半面、トヨタ、SUBARUが甘く、パナソニックは軟調。NTTが売り物、野村不HDは急落。タカタがストップ安売り気配となっている。
外国為替市場では、1ドル=111円を挟んで小動き。アジアの主要株式市場は、ほぼ全面高の値運びとなっている。
ランチバスケットは25件、91.05億円。差し引き10億円の売り越しとの観測。
06月19日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸し2万円台回復。買い戻し優勢、ハイテク株中心に
19日午前の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
前週末比118円93銭高の2万0062円19銭で前場を終えた。取引時間中に2万円に乗せるのは2営業日連続。
前週末の米国株市場ではナスダック指数は軟調だったものの、NYダウは小幅ながら上昇し過去最高値を更新、為替も前場取引時間中に1ドル=111円台に入るなど円安傾向となり、全体リスク選好ムード支えた。
足元で売りが続いていた半導体関連、ハイテク関連株に買い戻しが入った。
前週末まで5日続落していた東エレクが反発し、日経平均を押し上げた。株式市場では「前週末まで売っていた海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家による買い戻しが優勢だった」との声が聞かれた。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9811億円、売買高は7億7035万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1436と、全体の71.1%を占めた。値下がりは462、変わらずは121銘柄だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
個別では、ファナックやソフトバンクなど値がさ株の上昇が大きかった。ソニーや任天堂が年初来高値を付けた。東京エレクトロン、コマツや東芝の上げも目立った。住友鉱や資生堂が高く、小野薬やユニチャーム、KLab、ゼリア新薬工業、日本エンタープライズ、TOKYO BASEなども買われた。
一方、日本郵政による買収検討を中止すると発表した野村不HDが大幅安。SUBARUが年初来安値を更新した。マツダや日産自が安い。パナソニックや丸紅が下落し、第一生命HDやアサヒが売られた。
芦森工業、エンシュウも軟調。森永製菓、JR九州なども冴えない。なお、タカタはストップ安ウリ気配となっている。
東証2部株価指数は前週末比31.88ポイント高の6011.45ポイントと3日ぶり反発。値上がり銘柄数は262、値下がり銘柄数は168となった。
個別では、パルステック工業が一時ストップ高と値を飛ばした。高田工業所、ベネフィット・ワン、ピックルスコーポレーション、ソリトンシステムズ、スター・マイカなど31銘柄は年初来高値を更新。日本システム技術、エリアクエスト、あかつき本社、ジー・スリーホールディングス、エルナーが買われた。
一方、クレアホールディングス、ダイトーケミックス、川上塗料、櫻島埠頭が年初来安値を更新。三井金属エンジニアリング、アイスタディ、北越メタル、セコニックホールディングス、セックが売られた。
06月19日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、ゲーム株など買われる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比17円91銭高い3238円41銭となった。5日に付けた1991年6月21日以来ほぼ26年ぶりの高値を上回る。
ジャスダック市場の売買代金は概算で315億円、売買高は5257万株。値上がり銘柄数は395、値下がり銘柄数は222となった。
個別では、クロスキャット、システムディがストップ高。アテクトは一時ストップ高と値を飛ばした。常磐開発、大本組、ソーバル、ブロッコリーなど36銘柄は年初来高値を更新。プラコー、スマートバリュー、GFA、東洋合成工業、オプトエレクトロニクスが買われた。
一方、ナフコ、ZOA、センチュリー21・ジャパンが年初来安値を更新。ホロン、テクノ・セブン、リバーエレテック、ナガオカ、シノケングループが売られた。
06月19日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=5日続伸、時価総額の大きい銘柄が買われる高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前週末比14.84ポイント高い1162.80なり、前週末16日に付けた2016年6月10日以来の高値を上回った。値上がり銘柄数は152、値下がり銘柄数は75となった。
ミクシィやアカツキ、そーせいなどの時価総額の大きい銘柄が上昇し、指数を押し上げた。15日にマザーズ市場に上場したビーブレイクシステムズは下げた。
個別では日本アクア、総医研ホールディングス、比較.com、じげんなど16銘柄が年初来高値を更新。サイバーステップ、ホットリンク、弁護士ドットコム、ジーエヌアイグループが買われた。
一方、みんなのウェディング、シャノン、ビーブレイクシステムズが年初来安値を更新。イトクロ、アンジェス MG、ホープ、ケアネットが売られた。
06月19日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時、131円高 ハイテクに買い 野村不動産が急落
【10時の概況】
19日10時現在の日経平均株価は前週末比131円68銭高の2万74円94銭で推移。
・・・続き
円相場が1ドル=111円台前半まで伸び悩み、投資家心理を支えた。
値がさ株を中心に幅広い銘柄に買いが広がり、JPX日経インデックス400や東証株価指数(TOPIX)も一段高となった。
株式市場では「海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家がハイテク株などに買いを入れて日経平均を押し上げた」との声が聞かれた。前週末まで5日続落していた東エレクが反発している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5939億円、売買高は4億8079万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1467と、全体の72.7%を占めた。値下がりは403、変わらずは147銘柄だった。
日経平均プラス寄与度トップはファナックで、日経平均を12.74円押し上げている。次いで東エレクが10.27円、ソフトバンクが9.01円、KDDIが7.07円、信越化が6.65円と続く。
マイナス寄与度は3.04円の押し下げでトレンドがトップ。以下、SUBARUが1.52円、ファストリが1.14円、ホンダが1.06円、住友不が0.65円と続いている。
業種別では33業種中28業種が値上がり。1位はその他製品で、以下、医薬品、サービス、化学と続く。値下がり上位には不動産、石油・石炭、証券・商品が並んでいる。
個別では、ファナックやソフトバンクなどの値がさ株が高い。任天堂が年初来高値を更新した。コマツや楽天が上げ幅を広げた。塩野義や旭化成が買われた。
一方、野村不HD急落で下落率トップ。日本郵政が検討していた同社の買収交渉が白紙になる見通しとの報道が伝わっている。依然として買収プレミアムを織り込み、観測報道前からは約2割上昇した水準にあったことから、失望感が強まる状況になっている。
SUBARUが年初来安値を更新した。マツダや日産自が下落し、住友不や三井不が安い。三井住友トラや野村が売られた。
東証2部株価指数は反発。RVHと朝日インテクが上げ、ペッパーとマーキュリアが下げた。
06月19日 カタリストコメント
「むすび」
以下は、電子書籍の新刊「禍福は糾える縄の如し 第5次産業革命とバイオ相場」の結び。
・・・続き
↓
4月28日に完成した自民党の「経済構造改革に関する特命委員会の最終報告」。
題して「経済構造改革戦略:Strategy5」。
その中の《戦略2》は第4次産業革命の社会実装によるSociety5.0の実現。
「医療・介護革命」を積極的に推進するためにICT、AI、ビッグデータ、ロボット、
高度センサーなどの最先端技術を医療・介護の分野において社会実装し、
日本の隅々まで質の高い医療・介護サービスが受けられるようにする。
これが骨子である。
(1)人工知能を活用したがん治療・難病治療の実現
(2)「遠隔医療」の社会実装
(3)革新的「創薬」の支援
(4)医師が患者の病歴・薬歴を瞬時に把握できるデータ利用システムの構築
(5)「介護革命」の実践
(6)「医療・介護革命」の推進に向けた「サンドボックス型特区制度」の活用
特に(3)の革新的「創薬」はまさにバイオベンチャーの世界。
国策に沿った動きであるとも言えよう。
「不老長寿」を求めている訳では決してない。
難病、難地疾患で苦しむ患者さんのためにバイオベンチャーは
「志追求型企業」として日々行動しているのである。
ここを忘れることなく、それでも株式市場に携わるものとして、
バイオベンチャーの研究の進展と株価の発達を願わざるを得ないというのが正直な気持ちである。
「日本の医薬品の質と競争力を高めるとともに、
日本市場にとどまらず世界を見据えた展開を図ることが」できるよう積極的な推進を図る」。
その延長線上に世界で活躍する日本のバイオという日々がやってくると信じたいものだ。
(兜町カタリスト櫻井)
06月19日 為替市況コメント
【為替】今週も米経済指標の結果に影響を受けるもレンジ内での揉み合い継続か
・・・続き
[概況]
先週末16日は米経済指標が軒並み予想を下回る悪化となり、それまで111円台で推移していたドルは売られて111円を割り込み、NY株式市場が売られて始まると序盤に当日安値(110.640円)まで下落した。
NY株式市場は最期ダウとS&P500が小反発で引ける一方ナスダックは続落して引け、ドルも110円台後半で引けるなど111円台は維持出来なかった。
先週14日(水)に108円台に落ちたドルは直ぐに値を戻したが、111円台に乗せると売り材料に反応し易くなる様で、未だしばらくはレンジ内での動きが続きそうだ。
今週の米国は20日(火)第1四半期経常収支、21日(水)MBA住宅ローン申請件数、5月中古住宅販売件数、22日(木)新規失業保険申請件数、4月住宅価格指数、5月景気先行指数、23日(金)新築住宅販売件数、などが発表予定となっており、FRBの利上げ姿勢(年内あと1回)に変化を及ぼす様な状況が発生しない限り、ドルはレンジ内での動きが継続すると見られる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月19日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
19日の東京株式市場は、堅調な展開となりそう。
・・・続き
日経平均は節目の2万円を意識しつつも、上では戻り売りに押され、下では押し目買いが入り、レンジ圏での推移が続くと予想する。
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円−2万100円を想定する。
前週末のNYダウが史上最高値を更新したことも、下支えとして意識されそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半と円高に振れている。対ドルでの動きに神経質な展開となることも予想される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比20円安の1万9920円だった。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
19920 ( -20 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
19975 ( +35 )
( )は大阪取引所終値比
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り620万株、買い560万株で、差し引き60万株の売り越し。売り越しは4営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、不動産、電機、情報通信、倉庫、自動車、食品、薬品、REIT、通信など。買いセクターに、サービス、化学、石油、商社、自動車、保険、その他製品、薬品、精密など。
【好材料銘柄】
■ゼリア新薬工業 <4559>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.39%にあたる180万株(金額で36億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月19日から11月2日まで。
■セレス <3696>
ブロックチェーンの研究開発ベンチャーであるシビラと資本提携。
■日本システム技術 <4323>
東証が日シス技術を23日付で市場1部に指定替えする。
■アイル <3854>
ブロックチェーンの研究開発ベンチャーであるシビラと資本業務提携。
【主な経済指標・スケジュール】
19(月)
【国内】
5月貿易統計(8:50)
《決算発表》
サンオータス
【海外】
EU外相理事会(ルクセンブルク)
中国主要70都市新築住宅価格動向
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月19日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ソースネクスト<4344>
米ソフトウエア開発コールリッジと提携
■DOWA<5714>
10億円投じインドで車用熱処理加工を拡大
■SUBARU<7270>
アイサイトの海外導入地域を拡大
■ミツバ<7280>
24年めどに生産拠点30カ所にロボ3000台導入
■日通<9062.>
インドデリー向け翌日配送航空貨物サービス開始
■KDDI<9433>
系列が自由視点映像の効率伝送技術開発
06月19日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月19日号
06月17日 マーケットコメント
06月17日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月17日号
06月16日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ小反発24ドル高、アマゾンの食品スーパー買収で明暗
・・・続き
16日のNYダウ工業株30種平均は小幅に反発し、2日ぶりに過去最高値を更新した。
前日比24ドル38セント高の2万1384ドル28セントで終えた。
原油安の一服で石油株が上昇し、指数を下支えした。
オンライン小売のアマゾンによる食料品スーパーの買収で、食料品を扱う小売各社に売りが広がったものの、その後は徐々に下げ幅を縮小する展開となった。
前日に約1カ月ぶりの安値を付けた原油価格がひとまず下げ止まった。石油株が買われ、シェブロンとエクソンモービルの2社でダウ平均を20ドル強押し上げた。
ただし、相場の上値は重かった。取引開始直前にアマゾンが米高級スーパーのホールフーズ・マーケットを137億ドル(約1兆5000億円)で買収すると発表。競争激化への懸念から小売株が軒並み売られた。小売り最大手のウォルマート・ストアーズ(WMT)、会員制卸売のコストコ・ホールセール(COST)、ディスカウントストアのターゲット、食品スーパーのクローガー(KR)などが大幅に下げた。
ナスダック総合株価指数は3日続落した。前日比13.743ポイント安の6151.758で終えた。アップルやアルファベット(グーグル)など主力のハイテク株の売りが続き、指数を押し下げた。
セクター別では、エネルギーや公益事業が上昇する一方で食品・生活必需品小売や自動車・自動車部品が下落した。
会計処理について米司法省の調査を受けていると公表したコンサルティング会社のブーズ・アレン・ハミルトンが大幅安。JPモルガン・チェースの投資判断引き下げを受け、スポーツ用品のナイキも続落した。
一方、スイスのバイオ医薬品大手のアクテリオン・ファーマシューティカルズの買収手続きが完了したと発表したジョンソン・エンド・ジョンソンが上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,384.28+24.38
S&P500種
2,433.15+0.69
ナスダック
6,151.758−13.743
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。9月物は前日比50円高の1万9920円で引け、16日の大取終値を20円下回った。引けにかけて米株が上昇した局面で買いが入った。
朝方は低調な米景気指標を受けて円高が進み、日経平均先物は売りに押された。この日の9月物高値は1万9980円、安値は1万9855円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
19920 ( -20 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
19975 ( +35 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は5営業日ぶりに反発。前日終値に比べ44.18ポイント高の7463.54で引けた。石油株の上げが指数上昇に貢献し、構成銘柄の約7割が上昇した。
石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが高くなった。セント・ジェームズ・プレイスなど保険株も上がった。
半面、鉱業のアングロ・アメリカンは下落した。南アフリカの鉱業関連の新規制が業績に悪影響を及ぼすと懸念された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比60.92ポイント高の12752.73だった。ギリシャへの融資再開が決まったことで、ユーロ圏の政治的懸念が後退し、欧州各国株式相場が上昇した。
半導体のインフィニオンテクノロジーズとドイツテレコムは上昇した。一方で、重電のシーメンスと工業用ガスのリンデは下落した。
06月16日 マーケットコメント
06月16日 為替市況コメント
【為替】円売りが活発。
・・・続き
[概況]
16日の東京外国為替市場は、円売りが活発となっている。本日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、金融政策は現状維持を決定した。声明の目新しさもなく、市場の反応は軽微だった。円売りの背景はその後に行われた黒田日銀総裁の会見で、市場が注視していた出口戦略に関する言及を避けたことが挙げられる。
米ドル円は序盤から買いが優勢で、111円台を東京市場の早い時間帯から回復。その後、黒田総裁の会見を受け、高値111.380円まで上昇する動きとなっている。この後の米ドル円は、111円台をしっかりと維持できるかが焦点となりそうかだ。
この後発表される、5月米住宅着工件数や6月ミシガン大消費者信頼感指数の結果次第では、再び110円台へ下抜けする可能性も残っており注意が必要だ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
今週は、方向感に乏しい展開となった。
・・・続き
米国でアップルやアマゾンなど主力ハイテク株が軒並み大きく売られる場面があったことから、週前半は売りが優勢。
FOMCを前に様子見姿勢も強まる中、円強含みへの警戒もあり、軟調な展開が続いた。FOMCでは追加利上げが実施されたが、声明文やイエレンFRB議長の発言内容はほぼ市場の想定線で、マーケットへの影響は限定的。
日銀の金融政策は大方の予想通り現状維持となったが、イベント通過による買い戻しが続き値を戻した。
16日の日経平均が5日ぶりに反発。終値は前日比111円高の1万9943円で1週間前の水準まで値を戻してきた。
日経平均は週間では約70円の下落となったものの、週足では陰線を形成した。
さて、来週はもみ合い展開か。
底堅い展開は期待できる一方、米ハイテク株の調整が一段と進むようだと上値を抑える要因となる。
日米の中央銀行イベントを通過して、やや材料難の週となる。そのため、日経平均は節目の2万円を意識しつつも、上では戻り売りに押され、下では押し目買いが入り、レンジ圏での推移が続くと予想する。
下値は25日移動平均線(1万9834円)に支えられるだろう。
20192.77 ボリンジャー:+2σ(26週)
20177.28 新値三本足陽転値
20161.36 ボリンジャー:+2σ(25日)
19997.80 ボリンジャー:+1σ(25日)
19954.15 均衡表転換線(日足)
19943.26 ★日経平均株価16日終値
19931.97 ボリンジャー:+1σ(13週)
19913.20 6日移動平均線
19844.77 均衡表基準線(日足)
19834.23 25日移動平均線
19770.04 ボリンジャー:+1σ(26週)
19670.66 ボリンジャー:-1σ(25日)
19507.10 ボリンジャー:-2σ(25日)
19379.03 75日移動平均線
06月16日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=5日ぶり反発、111円高の1万9943円、円安が支え
【大引け概況】
16日の日経平均株価は5営業日ぶりに反発した。
・・・続き
本日のマーケット動画
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終値は前日比111円44銭高の1万9943円26銭だった。英ポンドの急伸や米国の利上げ継続の見通しから円の対ドル相場が大幅に下落し、株式市場では輸出関連銘柄に採算改善を期待した買いが入った。
日銀が16日昼に金融緩和策の現状維持を決め、日米金利差の長期的な拡大期待につながったのも株式相場を支えた。日経平均は取引時間中としては2日ぶりに節目の2万円を上回る場面もあった。
買い一巡後は、円安一服や週末要因もあり、利益確定売りに傾き、終盤に向けて伸び悩んだ。
市場からは「日経平均2万円乗せ後は上値が重いが、25日線がサポートラインになっている。もうしばらく日柄調整を挟むかもしれないが、それを経て再度上に向かうイメージだ。ただ、外国人買いが入らないと上には行きにくい」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比73.95ポイント高の1万4207.89だった。
東証株価指数(TOPIX)も7.95ポイント高の1596.04としっかり。
東証1部の売買代金は概算で3兆1900億円だった。株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出のあった9日以来、1週間ぶりに3兆円台となった。16日は海外株価指数の構成銘柄見直しに伴う取引が膨らんだ。売買高は22億8556万株だった
騰落銘柄数は値上がり1237銘柄、値下がり652銘柄、変わらず129銘柄。
個別銘柄では、郵船、商船三井が上伸した。野村、大和証Gが高く、三菱UFJや第一生命金融株、生保株はしっかり。ソフトバンクG、NTT、KDDIが買われ、LINEは堅調。JTが強含みで、小野薬は買い優勢。東芝が締まった。資生堂や旭化成、パナソニックも高い。
半面、15日に米ベインキャピタルが保有株の追加売却を公表したすかいらーくが下落した。7&iHDもさえない。日水が下押し、関西電は軟調で、任天堂が安く、東エレク、ファナック、ソニーは売られた。民事再生法の適用申請に向け最終調整入りと報じられたタカタは終日、売買が停止された。
東証2部株価指数は前日比5.34ポイント安の5979.57ポイントと続落。値上がり銘柄数は217、値下がり銘柄数は209となった。
個別では、価値開発、ダイトーケミックス、川上塗料、櫻島埠頭が年初来安値を更新。ピクセラ、エムジーホーム、NCS&A、アイスタディが売られた。
一方、RVHが一時ストップ高と値を飛ばした。高田工業所、ベネフィット・ワン、まんだらけ、三光マーケティングフーズなど23銘柄は年初来高値を更新。ラクト・ジャパン、カネミツ、クロスプラス、あかつき本社、アドバンテッジリスクマネジメントが買われた。
06月16日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、押し目買いの勢い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら反発した。終値は前日比67銭高い3220円50銭だった。手がかり材料に欠ける中で、小幅な値動きとなった。週末を控えて利益確定目的の売りが出た一方、取引終了間際には押し目買いの勢いが強まり上昇に転じた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で582億円、売買高は1億452万株だった。
値上がり銘柄数は337、値下がり銘柄数は304となった。
個別では、ネクストウェアがストップ高。エスプール、エヌジェイホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。藤田エンジニアリング、常磐開発、山加電業、クロスキャットなど27銘柄は年初来高値を更新。テクノ・セブン、シンバイオ製薬、アテクト<4241>、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が買われた。
一方、極楽湯ホールディングス、夢真ホールディングス、ナフコ、メディアグローバルリンクス、ニッピが年初来安値を更新。ホロン、シンデン・ハイテックス、アグレ都市デザイン、ジオマテックが売られた。
06月16日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=4日続伸、テーマ銘柄に買い
・・・続き
<東証マザーズ指数は4日続伸した。終値は前日比8.31ポイント高い1147.96だった。2016年6月10日以来およそ1年ぶりの高値を付けた。
朝方から買いが先行した。円安に加え、東証1部の日経平均株価の上昇も新興株の値上がりを後押しした。テーマ性重視の銘柄に買いが続いた。
値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は120となった。
個別では、ジーエヌアイグループ、エンバイオ・ホールディングスがストップ高。リミックスポイント、ハイアス・アンド・カンパニーは一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、ティーケーピー、ホットリンクなど10銘柄は年初来高値を更新。インターネットインフィニティ、メドレックス、オロ、中村超硬が買われた。
一方、みんなのウェディング、CYBERDYNEが年初来安値を更新。パス、ホープ、ASJ、トランスジェニック、CRI・ミドルウェアが売られた。
マザーズ上場2日目となるビーブレイクは公募・売り出し価格(公開価格、1670円)の約4.6倍にあたる7700円で初値を付けた。終値は8200円だった。
06月16日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を6銘柄更新しました。
[1430]ファーストコーポレーション
[3371]ソフトクリエイトホールディングス
[2186]ソーバル
[2471]エスプール
[2594]キーコーヒー
[4348]インフォコム
06月16日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均、162円54銭高の1万9994円36銭で始まる
・・・続き
後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は、前営業日比162円54銭高の1万9994円36銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、13.08ポイント高の1601.17で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。なお、日銀は15日から16日に開いた金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決定した。
日経平均は狭いレンジ内での推移が続いており、5日線や25日線レベルでの攻防をみせている。日銀の金融政策決定会合の結果待ちといったところだが、市場はそれ程期待をもっていないため、結果を受けた市場反応は限られそうだ。
ランチバスケットは29件、235.59億円。差引き40億円の売り越しとの観測。
日本銀行は15日、16日の金融政策決定会合において、現状の金融政策の維持を決定。
具体的には
1)長短金利操作(賛成7反対2)
短期 政策金利残高に-0.1%適用
長期 10年物がゼロ%程度で推移するように買い入れ、額についてはおおむね現状程度のペース(保有残高増加年額80兆円)を目途
2)資産買い入れ(賛成7反対2)
EFT Jreitはそれぞれ年間約6兆円、年間約900億円
CP,社債はそれぞれ約2.2兆円、約3.2兆円
06月16日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=5日ぶり反発、円安など好感し買い戻し優勢に
16日前場の日経平均株価は前日比105円33銭高の1万9937円15銭と、5営業日ぶりに反発した。
・・・続き
外国為替市場で1ドル=111円台への円安・ドル高進行を受け、広範囲に買い優勢で始まった。その後いったん伸び悩んだが、株価指数先物にまとまった買い物が入ったのをきっかけに一段高し、一時1万9967円74銭(前日比135円92銭高)を付ける場面があった。
買い一巡後は上げ一服商状となった。
日経平均は、午前11時前に再び戻りを試すなど地合いの底堅さもうかがわせる展開だった。日経平均は4日連続で値下がりしていたこともあり、「外部環境の好転が、投資家の押し目買い意欲を刺激した」格好だった。
堅調な企業業績は確認されているため、市場関係者からは「円安が一段と進むようなら、2万円トライもあり得る」と前向きな声が上がっていた。
た。
JPX日経インデックス400は反発した。
東証株価指数(TOPIX)も8.23ポイント高の1596.32と、3日ぶりの値上がりとなった。
午前の東証1部の売買代金は概算で1兆1176億円、売買高は8億5770万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1257と、全体の6割強を占めた。値下がりは609、変わらずは149だった。
個別銘柄では、野村や大和といった証券株が上げ幅を拡大した。三菱UFJ、第一生命も堅調。三菱重や旭化成、パナソニックも一段高となった。住友鉱や小野薬、村田製も上昇した。
ソフトバンクG、LINEが買われ、NTTは値を上げた。
半面、ユニチャームや関西電、大ガスが安い。菱地所、JR東日本が売られた。16日付の日本経済新聞朝刊が「民事再生法の適用申請に向け最終調整に入った」と報じたタカタは取引開始前に売買停止になった。
任天堂は利益確定売りに押され、ソニー、ファナック、東エレクは軟調。KLabがさえない。
東証2部株価指数は前日比3.94ポイント高の5988.85ポイントと反発。値上がり銘柄数は212、値下がり銘柄数は191となった。
個別では、RVHが一時ストップ高と値を飛ばした。高田工業所、ベネフィット・ワン、まんだらけ、ピックルスコーポレーションなど17銘柄は年初来高値を更新。カネミツ、明治機械、アドバンテッジリスクマネジメント、ソリトンシステムズが買われた。
一方、ダイトーケミックス、櫻島埠頭が年初来安値を更新。ピクセラ、エムジーホーム、D.A.コンソーシアムホールディングス、大日本コンサルタントが売られた。
06月16日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続落、利益確定目的の売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比95銭安い3218円88銭となった。
約2カ月ぶりの新規株式公開(IPO)となるビーブレイク(3986)に買いが集るなか、直近で上昇していた銘柄に利益確定目的の売りが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で292億円、売買高は5024万株。値上がり銘柄数は325、値下がり銘柄数は271となった。
マクドナルドやセリア、ブロッコリーが下落した。半面、アエリアやDWTI、ユニバーサルは上昇した。
個別では、極楽湯ホールディングス、夢真ホールディングス、ナフコ、メディアグローバルリンクスが年初来安値を更新。シンデン・ハイテックス、ノムラシステムコーポレーション、ホロン、メイコーが売られた。
一方、エスプールがストップ高。エヌジェイホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。山加電業、クロスキャット、ブロッコリー、ハピネス・アンド・ディなど23銘柄は年初来高値を更新。テクノ・セブン、第一化成<、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が買われた。
06月16日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=4日続伸、HyAS&Cが一時S高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比10.85ポイント高い1150.50だった。
値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は119となった。
やあかつき、ミクシィが上昇した。一方、そーせいやサイステップ、モブキャスは下落した。
個別では、ハイアス・アンド・カンパニーが一時ストップ高と値を飛ばした。ティーケーピー、ホットリンク、メディア工房、リミックスポイントなど9銘柄は年初来高値を更新。アンジェス、エンバイオ・ホールディングス、ジーエヌアイグループ、オロ、グレイステクノロジーが買われた。
一方、みんなのウェディング、CYBERDYNE<が年初来安値を更新。パス、ホープ、アールエイジ、うるるが売られた。
マザーズ上場2日目となるビーブレイクは買い気配が続き、午前中の取引では初値が付かなかった。前引け時点の気配値は公開価格(1670円)の約4倍にあたる6620円だった。
06月16日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 伸び悩む、高値圏で利益確定の売り
【10時の概況】
16日10時現在の日経平均株価は前日比91円09銭高の1万9922円91銭で推移。
・・・続き
高値圏で短期的な利益確定の売りが出ている。
「日経平均が節目の2万円に近づくと個人投資家を中心に利益確定の売りが増える」との指摘があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も伸び悩んだ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6856億円、売買高は5億3458万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1356と、全体の約7割を占めた。値下がりは504、変わらずは149だった。
業種別では33業種中28業種が値上がり。1位は海運で、以下、証券・商品、ガラス・土石、情報・通信と続く。値下がり上位には電気・ガス、水産・農林、食料が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を22.01円押し上げている。次いでKDDIが7.98円、ダイキンが5.89円、NTTデータが3.80円、日電硝が3.48円と続く。
マイナス寄与度は6.65円の押し下げで東エレクがトップ。以下、ファナックが3.99円、日ハムが3.04円、トレンドが1.14円、デンソーが1.03円と続いている。
個別では、ソフトバンク、パナソニックや三菱ケミHDが上げ幅を拡大している。SOMPOや第一生命HDが高い。楽天、塩野義やヤマトHDも買いが優勢だ。
半面、ユニチャームや関西電、東エレクが下げた。ソニー、大ガスやJR東海が下落している。
東証2部株価指数は反発している。RVHと技研製が上げ、ピクセラとウェーブHDが下げた。
225先物はSBI・ドイツ・三菱・GMO・GS・日興・大和が買い越し。
JP・シティ・メリル・クレディ・アムロ・カブコム・パリバが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・SBI・GS・ソジェンが買い越し。
シティ・アムロ・パリバ・モルスタが売り越し。
テクニカル的には、大東建(1878)、東洋建(1890)、トーエネク(1946)、ダイダン(1980)、コシダカ(1980)、パソナ(2168)、寿スピ(2222)、丸大食(2288)、Sフーズ(2202)、インフォマート(2492)、Hamee(3134)、ヨシックス(3221)、ハウスドゥ(2457)、タキロンCI(4215)、リゾーオトラ(4681)、ベル24(6183)、レオン自販(6272)、ドンキ(7532)、壱番屋(7630)、リズム(7769)、トランザ(7818)、任天堂(7974)、サト(8163)、イオン(8267)、イズミ(8273)、東急(9005)、JR西(9021)、日立物(9086)、サンドラッグ(9989)、ジェコス(9991)が動兆。
06月16日 カタリストコメント
「貪欲」
NY株式市場はマチマチの動き。
・・・続き
兜町ポエム」
「株唄」(島唄)
相場のツケが咲き売りを呼び嵐が来た
ウリカイが咲き乱れ株価呼び嵐が来た
繰り返す値動きは島渡る波のよう
アベノミクスで株価よろこび
アベノミクスで株価ふらつき
日経平均よ風に乗り
ダウとともに高値に渡れ
TOPIXよ風に乗り
届けておくれ市場の願い
ドラギよ宇宙よ神よイエレンよ
このまま永遠に夕凪を
日経平均よ風に乗り
ダウとともに高値に渡れ
TOPIXよ風に乗り
届けておくれ相場の先へ
ラララララ〜
「涙(なだ)そうそう」
古いチャートをめくり「ありがとう」ってつぶやいた
いつもいつも持ち株を励ましてくれる株よ
大幅高の日も下げの日も浮かぶあの相場
思い出遠くあせても
面影探してよみがえる場は涙そうそう
寄り付きの値に祈るそれが私のくせになり
夕場に見上げる先物心いっぱい明日を探す
悲しみにも喜びにも思うあの相場
あなたの場所から値動きが
見えたらきっといつか戻ると信じ生きていく
大幅高の日も下げの日も浮かぶあの笑顔
思い出遠くあせても
さみしくて恋しくて相場への思い涙そうそう
逢いたくて逢いたくて相場への思い涙そうそう
「兜町(シマンチュー)ぬ宝」(島人ぬ宝)
僕が育ったこの兜町(シマ)の株を
僕はどれくらい知っているんだろう
輝く株も流れる板も
コードを聞かれてもわからない
でも誰より誰よりも知っている
悲しい時も嬉しい時も
何度も見上げていたこの空を
新聞に書いてあることだけじゃわからない
大切な株がきっとここにある筈さ
それが兜町(シマンチュー)ぬ宝
僕が育ったこの兜町(シマ)の歴史を
僕はどれくらい知っているんだろう
消えていった立会場減っていく商い
どうしたらいいのかわからない
でも誰より誰よりも知っている
ウリにまみれてカイに揺られて
少しづつ変わっていくこの兜町(シマ)を
テレビでは映せないラジオでも流せない
儲かる筈の株がきっとここにある筈さ
それが兜町人(シマンチュー)ぬ宝
僕が育ったこの兜町の未来を
僕はどれくらい知っているんだろう
スプレッドもカバードコールも
言葉の意味さえわからない
でも誰より誰よりも知っている
雇用統計の夜もSQの朝も
何処からか聞こえてくる戦いを
いつの日かこの兜町(シマ)を離れてくその日まで
大切な株をもっと深く知っていたい
それが兜町人(シマンチュー)ぬ宝
スケジュールを見てみると・・・
19日(月):貿易統計
20日(火):米経常収支
21日(水):全産業活動指数、訪日外国客数、米中古住宅販売
22日(木):米CB景気先行指数、EU首脳会議、ECB拡大理事会
23日(金):都議選告示(7月2日投開票)、米新築住宅販売
◇━━━ カタリスト ━━━◇
NTL(3849)・・・動兆
アンビシャスの日本テクノ・ラボに注目する。
同社は産業用特殊プリンタに特化した制御システムソフト開発・販売が中核。
セキュリティ関連に期待感。
業績は復調。
(兜町カタリスト櫻井)
06月16日 為替市況コメント
【為替】英中銀の政策金利決定が5対3の僅差による据え置きだった事にサプライズの円売り
・・・続き
[概況]
欧州株式市場が下落して始まった事で序盤にユーロ(122.390円)やポンド(139.20円)は当日安値まで下げたが、中盤に英国の政策金利が予想通り据え置きと発表され、其の決定が5対3の僅差で利上げ賛成が前回の1人から3人に増加していた事がサプライズとなってポンドは急騰した。
ポンドは一気に140円台半ばを超える上昇となり、連れてドルは110円台、ユーロは123円台に乗せる上昇となり、NY市場に入って発表された米経済指標はマチマチだったが円売りは更に進んだ。
ドルはNY市場序盤に110円台半ばも超えて中盤には当日高値110.990円まで上昇し、NY市場終盤にドル以外の主要通貨も多くが当日高値まで上昇した。
ドルは111円を付ける事は出来なかったが、最後+1.375円高の110.930円と大きく上昇し、南アランド以外の主要通貨も上昇して引けた。前日のFOMCでFRBが利上げ姿勢継続を示したのに続き、英中銀も利上げ賛成派が増えた事でドル買い・ポンド買いが進んだと見られるが、このドル高・円安の流れがどこまで続くかに注目している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月16日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ミライトHD<1417>
ドローン活用サービスを提供へ
■ALSOK<2331>
国際会議などのセキュリティを強化
■富士フイルム<4901>
半導体生産向けフォトレジスト生産を増強
■JVCKW<6632>
業務用無線事業を本格化
■GSユアサ<6674>
アイドリングストップ車向け蓄電池開発
■サンワテクノス<8137>
データ収集用工場向けソフトウエアに参入
■イーレックス<9517>
シンガポールでバイオマス燃料調達会社設立
06月16日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月16日号
06月16日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
16日の東京株式市場はシカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行の展開になりそうだ。
・・・続き
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比60円高の1万9870円だった。ただし、週末要因もあって、上値は重そう。25日線を挟んでのこう着といった流れになろう。
日経平均株価の予想レンジは、1万9700円−1万9900円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半と円安に傾いている。
手掛かり材料難のなか、日経平均株価は、昨日15日まで4日続落していただけに、押し目買いが先行するとみられる。足元で軟調な展開を強いられていた輸出関連株には、見直しの動きが進みそうだ。
日銀の金融政策決定会合の結果は昼頃には判明するとみられるが「政策方針は現状を維持する」との声が大勢で、波乱はなさそうだ。
バイオ株を中心とした小型株への物色意欲は継続している。昨日、1か月半ぶりに登場したIPO(新規上場)案件は大量の買い注文を集めた。アクティブな値動きを求める投資家は多く、新興市場への資金流入はまだ継続しそうだ。
【好材料銘柄】
■大黒屋ホールディングス <6993>
ブランド中古品買い取りで業界シェア3位のブランドオフと資本業務提携。中国CITICが30%出資する予定の同社子会社、エスビーオーがブランドオフの全株式を取得する。
■串カツ田中 <3547>
株主優待制度を拡充。現行は100株以上保有株主に一律で3000円相当の食事券を贈呈しているが、新制度では保有株数に応じて食事券の金額を増やす。100株以上200株未満で3000円相当、200株以上300株未満で5000円相当、300株以上で7000円相当となる。
■リミックスポイント <3825>
子会社ビットポイントジャパンが仮想通貨「イーサリアム」での店舗決済サービスを8月に開始。
■オロ <3983>
7月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
【主な経済指標・スケジュール】
16(金)
【国内】
黒田日銀総裁会見
《決算発表》
西松屋チェ-ン
【海外】
AIIB年次総会(〜6/18韓国)
米5月住宅着工件数(21:30)
米5月建設許可件数(21:30)
米6月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)
休場:南ア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月15日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落し14ドル安 ハイテク株に売り ナスダックは続落
・・・続き
15日のNYダウ工業株30種平均は小反落し、前日比14ドル66セント安の2万1359ドル90セントで終えた。
欧州株の下落を受けて売りが先行した。また一部でインフレ低下のリスクが指摘される中、昨日連銀が利上げを実施し、年内の利上げ見通しやインフレ目標を据え置いたことも警戒された。
朝方からアップルなど主力のハイテク株への利益確定売りが続いた。航空機のボーイングなどの上昇が支えとなり、午後にかけて下げ幅を縮めた。
今年の株高をけん引してきたアップルやアマゾン・ドット・コムなど大型ハイテク株への利益確定売りが続いた。前日に上昇したゴールドマン・サックスなど金融株が下げ、原油安を受けてシェブロンなど石油関連株が売られたことも相場の重荷となった。
ダウ平均の下げ幅は午前中に112ドルに達したが、午後にかけて下げ渋った。アナリストが目標株価を引き上げたボーイングなどが買われ、相場を下支えした。
経済指標は強弱まちまちとなり相場の反応は限られた。NY連銀とフィラデルフィア連銀がそれぞれ発表した6月の製造業景況指数はともに市場予想を上回った。一方、輸入物価指数は前月比で市場予想以上に下落した。
ナスダック総合株価指数は続落し、同29.391ポイント安の6165.501で終えた。大型ハイテク株への売りが続き、指数を押し下げた。
セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や資本財が上昇する一方で食品・生活必需品小売や耐久消費財・アパレルが下落した。
人員削減を含むリストラ策を発表したスポーツ用品のナイキ(NKE)はが3%超下落。アナリストが投資判断を引き下げた検索サービスのアルファベット(GOOGL)も安い。減益決算と併せて利益見通しの引き下げを発表したスーパーのクローガーが急落。経営計画とあわせて減配を発表した玩具のマテルが安い。写真・動画アプリ運営のスナップは一時3月の上場時の公開価格まで下げた。
一方、ゼネラル・エレクトリック(GE)や建機のキャタピラーが買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,359.90−14.66
S&P500種
2,432.46−5.46
ナスダック
6,165.501−29.391
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小反発した。9月物は前日比20円高の1万9870円で引け、15日の大取終値を60円上回った。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて円安が進み、日本株買いにつながった。ただ米株がハイテク株主導で下げ、日経平均先物の上値を重くした。この日の9月物高値は1万9935円、安値は1万9705円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
19870 ( +60 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
19920 ( +110 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7419.36(−55.04)
FTSE100種総合株価指数は4日続落。前日終値に比べ55.04ポイント安の7419.36で引けた。鉱業株と石油株の下げが指数を押し下げた。8銘柄を除く全ての銘柄が下落した。イングランド銀行(英中銀)の金融政策委員会で利上げを主張したメンバーが増えたことが示されると、下げ幅が拡大する場面もあった。ただ、その後下げ渋った。
銅価格の下落を受けて鉱業株が下がるなか、アングロ・アメリカンは6%下落した。 医薬品株と住宅建設も売られた。水道のセバーン・トレントと住宅建設のパーシモンは配当権利落ちでともに大幅下落した。
半面、建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループとロンドン証券取引所(LSE)グループ、銀行のHSBCホールディングスとロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は上昇した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12691.81(−114.14)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比114.14ポイント安の12691.81だった。
ドイツテレコムとアディダス、鉄鋼のティッセン・クルップが売られた。
上昇したのは2銘柄だけだった。ドイツ取引所は、複数のアナリストが株価目標を引き上げたことが好感された。コメルツ銀行も上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5216.88(−26.41)
06月15日 マーケットコメント
06月15日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を9銘柄更新しました。
[7600]日本エム・ディ・エム
[8075]神鋼商事
[9368]キムラユニティー
[2397]DNAチップ研究所
[9179]川崎近海汽船
[8946]ASIAN STAR
[6264]マルマエ
[7564]ワークマン
[7501]ティムコ
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
15日の日経平均は4日続落。
・・・続き
売り買いの手がかりに乏しい中、値動きのある銘柄に資金が集中しており、買いを集めたアンジェスMGは売買代金が任天堂、ソフトバンクに次ぐ3位と市場の注目を大きく集めた。
FOMC前にこう着感が強まったぶん、イベント通過で大きな動きが出るかと思われたが、きのうまでと雰囲気は大きくは変わらず。
為替が円安には振れづらいという点が上値を抑えながらも、下値では買いが入り、物色では引き続き任天堂など動きの良いものへの買いが続いた。
下を売り込む流れにもならず、結果的には25日線を挟んでのこう着が続いている。
明日は、日銀会合後の黒田総裁会見を見極めたいとの見方が強まり、様子見姿勢の強い展開を予想する。
ただし、下値の堅さが意識されるだろう。
20177.28 新値三本足陽転値
20156.64 ボリンジャー:+2σ(25日)
19994.25 ボリンジャー:+1σ(25日)
19989.94 均衡表転換線(日足)
19915.37 ボリンジャー:+1σ(13週)
19907.53 6日移動平均線
19844.77 均衡表基準線(日足)
19831.86 25日移動平均線
19831.82 ★日経平均株価15日終値
19760.22 ボリンジャー:+1σ(26週)
19669.46 ボリンジャー:-1σ(25日)
19507.07 ボリンジャー:-2σ(25日)
19367.88 75日移動平均線
19355.32 13週移動平均線
19344.68 ボリンジャー:-3σ(25日)
19343.03 26週移動平均線
19337.30 均衡表雲上限(日足)
06月15日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、重要イベント通過後で動きにくい。
・・・続き
[概況]
15日、東京時間の米ドル円は、109.500円付近でのもみ合い相場となっている。前日の米経済指標や米連邦公開市場委員会などの重要イベントを通過したこともあり、新規材料が出るまでは、方向感の乏しい展開が続きそうか。
ただ、モラー米特別検察官がトランプ大統領の司法妨害疑惑で捜査に着手したとの報道が早朝出ているため、トランプ政権に不利な材料が追加で出てくれば、ドル売り要因となる恐れがあるため注意したい。
この後のイベントとしては、米新規失業保険申請件数(予想:24.1万件 前回:24.5万件)、NY連銀製造業景況指数(予想:5.0 前回:-1)などの発表が予定されている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月15日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=小幅に4日続落、円高進行を嫌気
【大引け概況】
15日の日経平均株価は4日続落した。
・・・続き
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前日比51円70銭安の1万9831円82銭で終えた。
米連邦準備理事会(FRB)は14日に3カ月ぶりの利上げを決めた一方、円高・ドル安を警戒した売りが先行した。14日発表の米経済指標が振るわなかったため、今後の米利上げペースが鈍化し円高・ドル安基調が強まるとの見方が強まった。
日経平均は取引開始から下落。午前中頃には一時切り返す場面も見られたが、昼前には鉄鋼株などへのまとまった売りに値を消し、午後は手掛かり材料難もあってマイナス圏での小幅な値動きに終始した。
市場関係者からは「重要イベント通過で、取引参加者のポジション調整売りが下押した」との指摘のほか、「米市場が(FOMCを)消化できているのか様子を見たい」との声も上がっていた。
JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比42.32ポイント安の1万4133.94だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、3.68ポイント安の1588.09で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4775億円。売買高は18億8192万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1063と、全体の52.6%を占めた。値上がりは817、変わらずは139銘柄だった。業種別株価指数(33業種)は、ゴム製品、鉄鋼、石油・石炭製品などが下落する一方、その他製品、建設業、小売業などは上昇した。
個別では、米金利低下を受けて三菱UFJ、三井住友などメガバンク、第一生命HDやT&Dなど保険株の下げが目立った。JFEや住友鉱の下落も大きかった。ソフトバンクG、ファナックの値がさ株が安く、ブリヂストンや新日鉄住金が安い。三菱電やトヨタ、ホンダが下押し、マツダも売られた。
一方、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けの新作ソフトを開発すると発表した任天堂は年初来高値を更新した。小野薬や大東建が大幅高となり、ハウスやJR西日本の上げが大きかった。ユニチャームや資生堂も上昇し、ソニーや塩野義が買われた。
ソニー、キヤノン、キーエンスが堅調で、ファーストリテ、ユニー・ファミマはしっかり。大東建も上伸した。
東証2部指数は前日比22.47ポイント安の5984.91ポイントと反落した。
値上がり銘柄数は179、値下がり銘柄数は252となった。
個別では、フライトホールディングス、ダイトーケミック、象印マホービン、櫻島埠頭が年初来安値を更新。太平製作所、JMACS、コンテック、ピクセラ、エルナーは値下がり率上位に売られた。
06月15日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日ぶり反落、値動きの軽い中小型の材料株が買われる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに小反落した。
終値は前日比56銭安い3219円83銭だった。半導体関連株など高値圏に位置する銘柄に利益確定の売りが出た。ただ東証1部の主力株が下げるなか、値動きの軽い中小型の材料株が買われ、指数は下げ渋った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で527億円、売買高は1億207万株だった。
値上がり銘柄数は235、値下がり銘柄数は397となった。
個別では、夢真ホールディングス、ナフコが年初来安値を更新。明豊エンタープライズ、テクノ・セブン、五洋インテックス、山王、ニューテックは値下がり率上位に売られた。
一方、ホロンがストップ高。業績上方修正をきっかけに連日ストップ高となっていたシステム ディ、SDエンターテイメントは一時ストップ高と値を飛ばした。第一カッター興業、山加電業、エフティグループ、ホットマンなど28銘柄は年初来高値を更新。
06月15日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日続伸、HyAS&CがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は午後に上昇に転じ、小幅続伸で終えた。終値は前日比1.10ポイント高い1139.65だった。
前日に発表された米国の経済指標がさえず、「経済指標とギャップのあるFOMCのスタンスには理解が進まず解釈は困難」との声が聞かれた。
海外の動きを確認したいと様子見気分が強く、小型の内需関連銘柄に物色が傾き、マザーズでは引き続きバイオ関連銘柄に人気が集まった。
アンジェスとリミックスに資金が流れ、いずれも大幅高となった。減益決算を発表したエニグモは下落した。
個別では、ハイアス・アンド・カンパニーがストップ高。G−FACTORY、パスは一時ストップ高と値を飛ばした。日本アクア、ベガコーポレーション、バリューゴルフ、アンジェス MG、イトクロなど10銘柄は年初来高値を更新。リミックスポイント、ジーエヌアイグループ、ケアネット、弁護士ドットコムが買われた。
きょうマザーズに新規上場したビーブレイク(3986)は終日買い気配で、上場初日は取引が成立しなかった。大引け時点の気配値は15日の上限で、公開価格(1670円)の2.3倍にあたる3845円だった。
06月15日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小幅な値動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比83円75銭安の1万9799円77銭で始まった。前場終値近辺での小幅な値動きとなっている。
日経平均は支持線として意識されていた25日線を割り込んでおり、利益確定の流れが強まりやすいだろう。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、6.55ポイント安の1585.22で始まった。
外国為替市場では、1ドル=109円50銭台での推移。アジアの主要株式市場は、ほぼ全面安の値運びとなっている。
中小型株についてもまちまちの展開になってきており、材料のある銘柄に商いが集中する一方で、動きの鈍い銘柄からは資金の逃げ足は速い状況。
ランチバスケットは12件、363.25億円。差し引き90億円の売り越しとの観測。
06月15日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落、米利上げ鈍化に警戒、原油安、円高など受け売り優勢
15日午前の日経平均株価は続落した。前日比86円06銭安の1万9797円46銭で前場を終えた。
・・・続き
前日の米国株市場でNYダウは最高値を更新したもののナスダック指数が軟調だったことや、WTI原油価格の急落などでリスクを回避する動きが優勢だった。FOMCは波乱なく通過したが、今後利上げペースが鈍化するとの見方が優勢となり、為替がドル安・円高に推移したことも買いを慎重にさせた。
短期で売買をする海外ヘッジファンドの売りも出た。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2635億円、売買高は9億9245万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1020と、全体の50.6%を占めた。値上がりは850、変わらずは144銘柄だった。
個別では、米長期金利の低下を受け、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンク、T&Dや第一生命HDなど生保株が下落した。JFEやJXTGの下げも大きかった。住友鉱や新日鉄住金が安い。ブリヂストンやりそなHDが下落し、三菱ケミHDやコマツが売られた。ソフトバンクグループが軟調、ルネサスエレクトロニクスが大幅安、東京エレクトロン、SUMCOも軟調だった。
一方、新作ソフトの発売を発表した売買代金トップの任天堂は年初来高値を更新した。小野薬や大東建の上げも目立った。JALやJR西日本が高く、資生堂やユニチャームが買われた。平田機工も買われた。Hameeが急騰、KLabも値を飛ばした。
東証2部株価指数は前日比21.22ポイント安の5986.16ポイントと反落した。
値上がり銘柄数は157、値下がり銘柄数は244となった。
個別では、フライトホールディングス、象印マホービン、櫻島埠頭が年初来安値を更新。太平製作所、コンテック、JMACS、ピクセラ、マーチャント・バンカーズが売られた。
一方、ベネフィット・ワン、ペッパーフードサービス、セック、第一稀元素化学工業、フマキラー、花月園観光、東洋テック、カネヨウが買われた。
06月15日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日ぶり反落、ゲーム株が売られる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比4円52銭安い3215円87銭だった。
米金融政策の先行きに不透明感が漂うなか、高値圏にある新興株に利益確定売りが出た。ハイテク銘柄への売りも引き続き重荷になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で309億円、売買高は6448万株。値上がり銘柄数は207、値下がり銘柄数は383となった。
個別では、夢真ホールディングス、ナフコが年初来安値を更新。明豊エンタープライズ、山王、テクノ・セブン、ベクター、シンバイオ製薬が売られた。
一方、SDエンターテイメント、ホロンがストップ高。システム ディは一時ストップ高と値を飛ばした。第一カッター興業、エフティグループ、ホットマンノムラシステムコーポレーション、ナガオカ、プラコーが買われた。
06月15日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日ぶり反落、ハイテクに売り
・・・続き
東証マザーズ指数は前日比7.55ポイント安の1131.00ポイントと3日ぶり反落。値上がり銘柄数は75、値下がり銘柄数は155となった。
個別ではエニグモ、ASJ、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、うるる、ソレイジア・ファーマが売られた。
一方、G−FACTORY、日本アクア、ベガコーポレーション、バリューゴルフ、シグマクシス、トランスジェニック、弁護士ドットコム、リミックスポイントが買われた。
きょうマザーズ市場に上場したビーブレイク(3986)は朝方から買い気配が続き、午前中の取引では初値が付かなかった。前引け時点の気配値は公開価格(1670円)を70%上回る2846円だった。
06月15日 為替市況コメント
【為替】予想を下回る経済指標にドルは急落したがFOMCで買い戻される
・・・続き
[概況]
欧州株式市場が上昇で始まると為替市場の円売り優勢の流れは続き、NY市場序盤にドルは当日高値110.355円まで上昇したが、5月小売売上高と5月消費者物価指数の予想を下回る結果に急落し、NY市場序盤には109円も割り込んだ。
そして終盤のFOMCで0.25%の利上げが発表されると材料出尽くし感もあって当日安値108.780円まで下落したが直ぐに値を戻し、声明で今年の成長が上方修正され、イエレンFRB議長も「引き続き緩やかな利上げが正当化される」とタカ派姿勢を維持した事からドルは安値を付けたあと109.870円まで買い戻された。
最後は前日比-54銭の109.555円と109円台に落ちて引けたが、FRBの利上げ姿勢は維持されており、ドルは下値では買われる一方上値も重い状況が続いており、揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月15日 カタリストコメント
「貪欲」
NY株式市場はマチマチの動き。
・・・続き
NYダウは続伸し史上最高値を更新した。
FOMCは想定通りに利上げで通過。
金融セクターの上昇がNYダウの上昇につながった。
ただハイテクセクターの下落でNASDAQとS&P500は反落。
利上げとFRBのタカ派的姿勢が米景気に及ぼす影響の懸念からハイテクセクターは売られたとの解釈。
「利上げがGDPを鈍化させて将来の業界の利益を圧迫するとの心配から売られている」との声が聞かれる。
5月の消費者物価指数予想に反して前月比下落。
5月小売売上高は1年4カ月ぶりの大幅な落ち込みを記録。
これもやや悪材料視された上に原油先物価格の下落も響いた。
年内あと1回の利上げができるかどうかが判断材料となっており、債券市場は小動き。
FOMC声明は「最近の低調な経済指標は一時的。
利上げは続ける方針。
4兆ドル規模のバランスシートを縮小する計画」。
「早ければ9月にも政策正常化へのプロセスを開始する可能性」と解釈された格好。
政策引き締めに向けたプロセスは遅れる可能性があるとみられていたことからするとある程度サプライズ。
FOMCを通過した事実だけは残った。
日経平均は3連敗。
NYダウの史上最高値更新を受けても後場の大引けにかけての軟調展開。
「需給(売り・買い)の主体が夕刻勢というのが今年に入っての相場の特徴」とう声も聞こえる。
セクター的には内需優勢の展開で円安への期待感はない。
「それでも日経平均は2万円近辺。
円安の助けがなくても19000円水準は正当化できる」という指摘もある。
9日時点の裁定取引買い残4週連続で減少。
前週比べて1669億円減の1兆6800億円。
裁定売り残は2週連続の減少。
前週比1520億円減の880億円。
メジャーSQ週だったことから減少幅が多かった。
FOMCは「利上げ且つ年内あと1回の利上げ、且つバランスシート縮小の計画」で着地し通過。
225先物大証夜間取引終値は日中比40円安の19840円。
再度25日線水準(19837円)に近づいた。
騰落レシオは96.22%。
松井証券経由の信用評価損益率速報で売り方は▲12.609%(前日▲12.721%)。
買い方は▲4.816%(前日▲4.706%)。
ほとんど変化はなし。
QUICK調査の信用評価損率は▲8.40%と3週連続改善。
日経平均のPERは14.18倍でEPSは1402円。
19628円でPER14倍割れとなる。
ボリンジャーのマイナス1σが19672円だから可能性は薄そう。
昨日はプラス1σ(20001円)で頭打ちとなったのは後講釈。
株主総会のシーズン。
日経朝刊では「株主総会、お土産廃止の流れ」との見出し。
理由は出席できない株主との不公平感の解消。
三菱UFJや東レなどが取りやめるという。
この影響で株主総会の参加者が半分程度減少する可能性もあるとの指摘。
おみやげだけで株主総会の出席者が減るというのは少し異常な気もする。
ただココ数年、総会の弁当とかお茶とかの問い合わせが増えたという話も聞いていた。
投資の見返りを貪欲に求めるのは理解できるが、どうも本末転倒な気がしていたのも事実。
「お土産にかける費用を配当に」というのが当たり前の声でもあろう。
今年からお土産を廃止する6月総会の企業は50社。
それでも全体の7割近くが配っているのが現実。
食品系の商品とか電鉄系の割引券などは、理解できる。
しかし、いっそのことクオカードやお米など業容に関係ない株主優待などは配当に回した方がスッキリする。
そもそもいずれも株価低迷時に株主増加策として採用されたようなもの。
企業を身近に感じられるという意味もあるかも知れないが、配当や株価で報いるのが当たり前の世界。
お弁当やお土産、あるいは優待の品物選びに使う時間は勿体無い。
本質でない斜めのところで使う労力ほど無駄なことはなかろう。
「なぜ株価は動くのか」を追う姿勢。
あるいは「どう株価は動くのか」を追う姿勢。
市場では前者の立場が多く後者の立場は少ない。
だから見えない影に怯え、過大な期待に右往左往する。
これが相場の一つの本質でもあろう。
NYダウは46ドル高の21374ドルと続伸。
NASDAQは25ポイント安の6194ポイントと反落。
S&P500は2ポイント安の2437ポイント。
ダウ輸送株指数は69ポイントや安の9397ポイント。
3市場の売買高は71億株。
CME円建ては大証30円安の19850円。
ドル建ては大証比20ポイント高の19900ポイント。
大証夜間取引は日中比40円安の19840円。
ドル円は109.56円。
10年国債利回りは2.127%。
非公式外資系5社動向は売り700万株、買い300万株。
金額ベースは24億円の売り越し(11日ぶり)。
売りは不動産・銀行・食品・化学セクターなど。
買いはサービス・通信・精密・小売・陸運・その他製品セクターなど。
売買交錯は電機・自動車・情報通信セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
セグエ(3968)・・・動兆
セグエに注目する。
同社はセキュリティ製品の輸入販売とソリューション関連が中核。
自社製品に自治体向けが拡大。
子会社ジェイズ・コミュニケーションがBTジャパン(非上場)と提携。
IPアドレス管理の最適化が可能な「BT Diamond IP製品」の販売を日本で開始。
信用規制の強化で株価は軟調。
リバウンド期待。
(兜町カタリスト櫻井)
06月15日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、売り一巡後は押し目買いが優勢に
【10時の概況】
15日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落した。
・・・続き
前日比67円98銭安の1万9815円54銭で寄り付いた。
14日発表の米経済指標が振るわず、円高・ドル安をうながす米利上げペースの鈍化を警戒する売りが出た。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落して始まった。
売り一巡後は、押し目買いが優勢となり、プラスに転じ午前9時31分には同79円84銭高の1万9963円36銭を付けている。
円相場が1ドル=109円台後半まで伸び悩み、輸出採算が悪化するとの懸念が後退。投資家心理が改善した。
米経済指標の結果を受けて米利上げペースが鈍化するとの見方から円高を警戒した売りが一巡。米連邦準備理事会(FRB)が保有資産の縮小を年内に始めると初めて明言したため、企業業績の重荷となる円高・ドル安基調が弱まると好感する買いも入った。
個別では、アシックスや任天堂や、日水、マルハニチロなどの水産農林株が上昇。大林組、清水建などの建設株や、JAL、ANAなどの空運株も高い。エンシュウ、Hamee、ソルクシーズ、インフォMT、パソナなどが上昇。
半面、エムアップ、ルネサス、大真空、U−NEXT、バロックなどが下落している。
225先物はみずほ・パリバ・大和・カブコム・楽天・アムロが買い越し。
クレディ・バークレイズ・JP・GS・東海東京・ソジェン・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・アムロ・メリル・野村・GSが買い越し。
クレディ・モルスタ・UBS・バークレイズが売り越し。
外資系等は、前田建(1824)、五洋(1893)、応化工(4186)、花王(4452)、第一生命(8750)、ソニーF(8729)、味(2802)、忠(8001)、住商(8053)、クラ(2695)、第一希元素(4082)、コニシ(4956)、日立(6501)、福島工(6420)、太陽誘電(6976)、新光電工(6967)に注目。
テクニカル的には、東建コーポ(1766)、ヤマウラ(1780)、西松建(1820)、熊谷組(1861)、福田組(1899)、森乳(1899)、サッポロ(2501)、あらた(2733)、セントラルSP(4801)、旭硝子(5201)、MARUWA(5344)、エンシュウ(6218)、化工機(6331)、ヤーマン(6630)、ホーチキ(6745)、東亜DKK(6848)、大真空(6962)、パイロット(7846)、ツカモト(8026)、エネクス(8133)、千葉銀(8331)、ふくおか(8354)、アクリーティブ(8423)、東北電(9506)が動兆。
06月15日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■enish<3667>
月額制洋服レンタルを拡充
■ソフトバンテク<4726>
プロジェクト管理資格社員を倍増
■JUKI<6440>
ロボ活用でミシンの生産効率向上
■シャープ<6753>
液晶技術活用で保冷・保温材開発
■新明和<7224>
空港旅客塔乗橋を3次元表示で遠隔監視開発
■ユニー・ファミマ<8028>
系列がグーグルと協業で業務改善図る
■NTT<9432>
系列がセキュリティー製品の運用代行サービス提供
06月15日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月15日号
06月15日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
15日の東京株式市場は、買い手控えで上値を抑える形で弱含みの展開を予想する。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9700円−2万円を想定する。
米国株式市場は、史上最高値の水準にあることなどから、FOMC通過後の動きはまちまちだった。東京市場も手掛かり材料に乏しいことから、上値が重い動きとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半と円高に振れている。引き続き、輸出関連株を避け、内需系の中小型株への物色が中心とみられる。
こう着感の強い相場展開のなか、利食い優勢の流れに向かいやすくなり、物色は個人主体の中小型株が中心になりそうだ。
中小型株は相当過熱警戒感が強まっているが、主力大型株へのシフト、つまり機関投資家の本格的な参戦が見えない状況では、個人主体の中小型株物色は続くだろう。
明日16日にかけて日銀の金融政策決定会合が開催されることから、様子見気分が広がることも想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比30円安の1万9850円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り700万株、買い300万株で、差し引き400万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、不動産、自動車、銀行、食品、情報通信、電機、化学など。買いセクターに、サービス、通信、電機、自動車、精密、小売、情報通信、陸運、その他製品など。
【好材料銘柄】
■ブラス <2424>
8-4月期(3Q累計)経常は70%増益で着地。
■Hamee <3134>
今期経常は10%増で8期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は0.5円増配へ。
■オハラ <5218>
上期経常は黒字浮上で上振れ着地。
■ナガオカ <6239> [JQ]
スクリーン・インターナル(石油プラント用内部装置)の大口受注を獲得。受注金額は3.9億円、売上計上は18年6月期の予定。
■第一カッター興業 <1716> [JQ]
今期配当を3円増額修正。
■ハイアス・アンド・カンパニー <6192>
今期経常は16%増で3期連続最高益、8円で初配当へ。
【主な経済指標・スケジュール】
15(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合(〜5/16)
5月首都圏新規マンション発売(13:00)
【海外】
NZ1-3月期GDP(7:45)
トルコ中銀金融政策決定会合
英国金融政策発表
米5月輸出入物価(21:30)
米6月NY連銀製造業景気指数(21:30)
米6月フィラデルフィア
連銀製造業景況感指数(21:30)
米5月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
米6月NAHB住宅市場指数(23:00)
核兵器の法的禁止措置について交渉する国連会議(〜7/7NY)
休場:ブラジル
《米決算発表》
クローガー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月14日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続伸し46ドル高 連日最高値、米利上げで
・・・続き
14日のNYダウ工業株30種平均は続伸した。終値は前日比46ドル09セント高の2万1374ドル56セントと、連日で過去最高値を更新した。
注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)では大方の予想通り、政策金利が引き上げられた。利ざや縮小への警戒から下げていた金融株に買い戻しが活発になった。もっとも、主力ハイテク株への売りが重荷となり相場の上値は限られた。
FRBは14日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを決めた。あわせて公表したFOMC参加者の見通しによると、2017年中は、残り1回、18年は3回の利上げを見込んでいる。利上げペースは3月時点と変わらず、米長期金利の低下が一服した。ゴールドマン・サックスなど金融株が上げに転じ、取引終盤にかけてダウ平均を押し上げた。
また、朝方発表の5月の米小売売上高は前月比0.3%減と横ばいを見込んでいた市場予想を下回ったほか、5月の米消費者物価指数(CPI)も前月比で下落に転じた。米長期金利は一時約7カ月ぶりの低水準を付け、継続的な配当が期待される公益事業株などに投資妙味が増すとして買いが入ったのも相場を支えた。
一方、相場の上値は重かった。FOMCの結果公表後にアマゾン・ドット・コムやアルファベット(グーグル)、フェイスブックといった代表的なネット関連株が軒並み下げに転じた。軟調なハイテク株に対する警戒感が残り、市場心理に影を落とした。
米原油在庫が市場の期待よりも減少しなかったのを受け、NY原油先物相場は節目の1バレル45ドルを割り込み、1カ月ぶりの安値を付けた。シェブロンやエクソンモービルといったエネルギー関連株が下落したのも相場の重荷となった。
ナスダック総合株価指数は反落し、前日比25.477ポイント安の6194.892で終えた。アップルのほか、主力のネット関連株が売られ指数を下押しした。
セクター別では、食品・生活必需品小売や食品・飲料・タバコが上昇する一方でエネルギーや素材が下落した。
税務サービスのH&Rブロック(HRB)は決算内容が好感され、上昇。航空機のボーイング(BA)は、航空宇宙・防衛部門の再編を発表し、買われた。
同業バイオジェンから最高財務責任者(CFO)を迎えると発表したバイオ製薬のアレクシオン・ファーマシューティカルズも上昇。
一方、米地銀のホライゾン・バンコープが安い。同業ウルヴァリン・バンコープの買収で合意したと発表し、目先の財務負担が利益を圧迫するとの懸念から売りが膨らんだ。子会社の破産を申請した電力のNRGエナジーが下落。コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,374.56+46.09
S&P500種
2,437.92−2.43
ナスダック
6,194.892−25.477
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。9月物は前日比105円高の1万9915円で終え、大阪取引所の終値を25円上回った。
米株式相場の反発で投資家心理が改善。外国為替市場での円安進行もあって買われた。だが、14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表と、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控え、市場の様子見ムードは強かった。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
19915 ( +25 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
19960 ( +70 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7474.40(−26.04)
FTSE100種総合株価指数は3日続落。前日終値に比べ26.04ポイント安の7474.40で引けた。石油株の下げが指数を押し下げた。ただ、構成銘柄の半数以上は上昇した。
ポンドが午後に上昇したことに伴い、株価指数の上げ幅が縮まった後、原油の一段安を受けた石油株の売りで下げに転じた。石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルはともに下げ幅を拡大した。
半面、インペリアル・ブランズなどたばこ株は上昇した。ブリティッシュ・アメリカン・タバコは、マーケットシェアが引き続き伸びているほか、良好な業績見通しを示したことから買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12805.95(+40.97)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比40.97ポイント高の12805.95だった。
電力のエーオンとドイツポスト、日用品のバイヤースドルフが買われた。一方で、ドイツ銀行と自動車のフォルクスワーゲンは下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5243.29(−18.45)
06月14日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
14日の日経平均は、前日比15円23銭安の1万9883円52銭と小幅に3日続落。
・・・続き
長期的にボトム圏で推移している銘柄などには、きっかけ次第で短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しやすい。
中小型株は相当過熱警戒感が強まっているが、主力大型株へのシフト、つまり機関投資家の本格的な参戦が見えない状況では、個人主体の中小型株物色は続こう。
06月14日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=小幅に3日続落。一時2万円回復も、FOMC控え上値重く
【大引け概況】
14日の日経平均株価は3日続落し、前日比15円23銭安の1万9883円52銭で終えた。
・・・続き
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前日の米国株の反発を好感し、朝方は日経平均株価が2万円を回復する場面があった。前日の米国市場でハイテク関連株が反発した流れから日本市場でも情報・通信や電子部品株などに買いが先行し、株価の押し上げに貢献した。
その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に米国の金融政策の方向性を見極めたいと積極的な買いが手控えられ、徐々に上げ幅は縮小した。午後は様子見気分が一段と強まり大引けにかけて下落した。
買いが先行したソフトバンクや東エレクなどの主力IT関連銘柄は売りに押された。13日の米国株式市場で下落していたハイテク株が持ち直し上昇した流れから買われたものの、年始から見れば大幅に上昇している日本のハイテク株には持ち高調整の売り圧力が強まっている。電気機器では日電産や日立、村田製も下落した。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落した。
終値は前日比13.96ポイント安の1万4176.26だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、1.74ポイント安の1591.77で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆2075億円。売買高は17億127万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1082と、全体の約5割を占めた。値上がりは774、変わらずは162銘柄だった。
個別では、有価証券報告書の提出先送りが伝わった東芝が売られた。旭化成やユニチャーム、JXTG、住友鉱の下げも目立った。ソフトバンクG、ファーストリテが3日続落し、KLabは急落した。三菱UFJが値を下げ、第一生命は軟調。トヨタ、東エレクが売られた
一方、業務提携の提携を検討すると発表したユニファミマとドンキHDはともに上昇した。自社株買いを発表した小野薬は大幅反発した。新作ソフトの詳細を明かした任天堂も上昇した。ANAHDとJR東日本が上げ、年初来高値を付けた。
京セラやHOYA、楽天も買われた。ペプチドリは大幅高。JT、大林組、JR東日本、ソニー、ファナック、ロームなどが買われた。
東証2部株価指数は前日比44.19ポイント高の6007.38ポイントと5日ぶり反発した。値上がり銘柄数は245、値下がり銘柄数は188となった。
個別では太平製作所がストップ高。ベネフィット・ワン、まんだらけ、三光マーケティングフーズ、ペッパーフードサービスなど28銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、エムジーホーム、マルコ、セブン工業が買われた。
一方、櫻島埠頭が年初来安値を更新。ピクセラ、Oak キャピタル、ウェルス・マネジメント、石井表記、フュートレックが売られた。
06月14日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、バイオ株に資金が流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。
終値は前日比1円60銭高の3220円39銭だった。バイオ株の一角や材料が出た値動きの軽い銘柄に資金が流入した。一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の相場が見通しにくく、アエリアや日本一ソフトなど直近に上昇していたゲーム株の持ち高を減らす動きが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で701億円、売買高は1億1066万株だった。値上がり銘柄数は308、値下がり銘柄数は318となった。
個別では、システム ディ、日本コンピュータ・ダイナミクスがストップ高。川辺は一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、神田通信機、データリンクス、ケア21、オールアバウトなど42銘柄は年初来高値を更新。パスポート、ブロッコリー、イデアインターナショナルが買われた。
一方、リバーエレテックが一時ストップ安と急落した。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ナフコ、ティビィシィ・スキヤツト、シャクリー・グローバル・グループは年初来安値を更新。セーラー広告、買取王国、ホロン、ニューテックが売られた。
06月14日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、アンジェスがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は前日比11.14ポイント高の1138.55ポイントと続伸。
9日に付けた高値を更新。バイオ株人気が高まっており指数への影響力が大きいそーせいグループも堅調展開だった。値上がり銘柄数は108、値下がり銘柄数は126となった。
個別では、アンジェス MGがストップ高。ジーエヌアイグループは一時ストップ高と値を飛ばした。トランスジェニック、ASJ、ベガコーポレーション、ホットリンクなど12銘柄は年初来高値を更新。夢展望、PR TIMES、ITbook、ジーンテクノサイエンス、シリコンスタジオが買われた。
一方、ジェネレーションパス、エムビーエス、グレイステクノロジー、リミックスポイント、アクロディアは値下がり率上位に売られた。
06月14日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値近辺での小幅な値動き
・・・続き
14日午後寄付き日経平均株価は、前営業日比26円89銭高の1万9925円64銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小幅な値動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.26ポイント高の1594.77で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円を挟んでの小動き。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
日経平均は朝方に節目の2万円を回復した後は上げ幅を縮めており、5日線レベルでの攻防をみせている。FOMCの結果待ちの中では想定されたこう着であろう。
中小型株物色が活発であるが、資金回転が速く、逃げ足の速さから値動きの荒さも目立ってきている。
イベント通過後の仕切り直しが意識されやすい。押し目拾いのスタンスだろう。
ランチバスケットは27件、148.33億円。差引10億円の売り越しとの観測。
06月14日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=米株高受け反発も、円高で伸び悩む
14日午前の日経平均株価は反発し、前日比20円34銭高の1万9919円09銭で前場を終えた。
・・・続き
13日の米株高を好感し朝方から買い優勢で始まったものの上値も重く、前場終盤になって円高に振れる為替相場を横目に急速に上げ幅を縮小する展開となった。
外国為替市場で円相場が1ドル=109円台と円高・ドル安に推移したことが投資家心理を冷やした。業種別では買いが先行した電気機器が下落に転じ、相場の重荷となった。年初来高値を付けたパナソニックや東エレクが下落に転換。値がさ株の京セラやファナックなども上げ幅を縮小した。
東証株価指数(TOPIX)続伸したが、JPX日経インデックス400は反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1046億円、売買高は8億8294万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1049と、全体の約52%を占めた。値下がりは791、変わらずは174銘柄だった。
個別では、任天堂が断トツの売買代金をこなし上昇したほか、自社株買いを発表した小野薬が大幅に上昇した。HOYAやJAL、ANAHDが買われた。ヤマトHDやJR西日本など陸運業が上げ、JR東日本は年初来高値を付けた。ペプチドリーム、ローム、ユニー・ファミリーマートホールディングスも買いを集めた。
一方、東芝が大幅に下落した。旭化成やMS&AD、ユニチャームも売られた。
KLab、エムアップが大幅安、日本触媒が下落、JSR、タカラレーベンなども売られた。
東証2部株価指数は前日比42.15ポイント高の6005.34ポイントと5日ぶり反発。値上がり銘柄数は240、値下がり銘柄数は164となった。
個別では、ベネフィット・ワン、まんだらけ、ペッパーフードサービス、ラクト・ジャパンなど23銘柄が年初来高値を更新。堀田丸正、マルコ、中西製作所、JMACS、東洋テックが買われた。
一方、ピクセラ、Oak キャピタル、石井表記、ファステップス、ウインテストが売られた
06月14日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、半導体関連株に買い戻し
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比5円33銭高の3224円12銭だった。
13日の米国市場でIT(情報技術)株が反発したのが投資家心理の改善につながり、ハーモニックなど半導体関連株に買い戻しが入った。高値警戒感のある銘柄から出遅れている銘柄への資金移動が活発になっており、朝方上昇していたアエリアや平田機工など時価総額の大きい銘柄の一部は下げに転じた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で439億円、売買高は6958万株だった。値上がり銘柄数は304、値下がり銘柄数は283となった。
個別では、システムディ、日本コンピュータ・ダイナミクスがストップ高。大本組、データリンクス、ケア21、ブロッコリーなど30銘柄は年初来高値を更新。イデアインターナショナル、テクノ・セブン、フジトミ、ネクストウェアが買われた。
一方、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、シャクリー・グローバル・グループが年初来安値を更新。リバーエレテック、ホロン、買取王国、セーラー広告、MICS化学が売られた。
06月14日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、アンジェスがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午前終値は前日比10.40ポイント高の1137.81だった。値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は109となった。
個別では、アンジェス MGがストップ高。ジーエヌアイグループは一時ストップ高と値を飛ばした。トランスジェニック、ASJ、ベガコーポレーション、サンバイオなど9銘柄は年初来高値を更新。夢展望、PR TIMES、フィット、ジーンテクノサイエンス、鎌倉新書が買われた。
一方、ジェネレーションパス、エムビーエス、アプリックス、リミックスポイン、サイバーステップが売られた。
06月14日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 78円高、伸び悩む、上値では利益確定売り
【10時の概況】
14日10時現在の日経平均株価は前日比78銭16円高の1万9976銭91円で推移。
・・・続き
前日の米国株市場ではNYダウが最高値を更新、ここ急落していたナスダック指数も切り返しに転じた。これを受けて東京市場でもハイテク株中心に買い安心感が広がり上値指向となっている。買いが一巡し、上値では利益確定目的の売りが出ている。
日経平均は一時2万円を上回ったが、外国為替市場で円相場が円高・ドル安で推移するなか、上値を追う動きは限られている。値がさ株では電気機器業のファナックや京セラへの買いが続いているものの、ソフトバンクは売りが優勢となり下げに転じた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6717億円、売買高は5億1620万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1312と、全体の65%を占めた。値下がりは513、変わらずは188銘柄だった。
業種別では33業種中24業種が値上がり。1位はその他製品で、以下、水産・農林、電気・ガス、サービスと続く。値下がり上位には石油・石炭、鉄鋼、保険が並んでいる。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上げ幅をやや縮小している。
日経平均プラス寄与度トップはファナックで、日経平均を15.02円押し上げている。次いで京セラが14.75円、ユニファミマが9.51円、ファストリが3.80円、コナミHDが3.04円と続く。
マイナス寄与度は5.48円の押し下げでKDDIがトップ。以下、花王が1.37円、中外薬が1.14円、コマツが0.99円、太陽誘電が0.84円と続いている。
個別では、東ガスやJR東日本が買われ、年初来高値を付けた。HOYAや楽天も一段高となった。SUBARUやJALも高い。小野薬は日中の高値圏で推移している。
一方、JXTGやNTTドコモが下げ幅を拡大した。コマツや日立は下落に転じている。旭化成や第一生命、大東建も安い。
東証2部株価指数は反発している。シャープとペッパーが上げ、ピクセラとOakが下げた。
225先物は大和・野村・UBS・クレディ・JPが買い越し。
三菱・みずほ・SBI・アムロ・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・ドイツ・UBS・GSが買い越し。
野村・モルスタ・SBI・JPが売り越し。
テクニカル的には、大成建(1801)、清水建(1803)、ヤマト(1967)、太平電(1968)、ミライアル(4238)、CTS(4345)、TOW(4767)、シーズ(4924)、クボタ(6326)、JVCKW(6632)、ルネサス(6723)、コジマ(7513)、日ライフL(7575)、JSP(7942)、イトーキ(7972)、小林産業(8077)、三愛石(8097)、千趣会(8165)、ロイヤル(8179)、伊予銀(8385)、ジャックス(8584)、乃村工(9716)、ニチイ学館(9792)、アルテック(9972)が動兆。
06月14日 カタリストコメント
「白くねじれて」
NY株式市場は反発。
・・・続き
NYダウとS&P500は終値ベースの史上最高値を更新した。
背景はハイテクセクターへの買い戻しと利上げ期待。
過去2で約1年ぶりの下げを記録したハイテク株。
特にFAANG5銘柄で時価総額を一気に13兆円も減少したが持ち直した。
「直近2日の値下がりはファンダメンタルズではなく心理的な要因」との楽観論も聞かれる。
VIX(恐怖)指数は10.45%まで低下。
ダウ輸送株指数は上昇、SOX指数も上昇。
FOMCでの利上げ期待から金融セクターも上昇した。
5月の卸売物価指数は前月比横ばいで着地。
ただサービス価格は0.3%上昇。
「サービス価格の上昇は14日発表の消費者物価指数上昇の前兆」と言う解釈も出てきた。
FOMCを控えドルは主要通貨に対し下落。
トランプ大統領が市場に与えるインパクトが減少したように映るのは気のせいだろうか。
日経平均が続落。TOPIXは反発。
ともに極めて小幅な展開で高いのか安いのか不明瞭だった火曜日。
値上がり銘柄1106に対し値下がり銘柄748。
TOPIX構成33業種中プラスは22業種(石油、不動産、建設、鉱業、海運等)。
マイナスは11業種(鉄鋼、精密、証券、非鉄金属、電気等)。
日経平均は25日移動平均がサポートとなったことだけは確かだった。
9日時点の信用取引買残は2兆4736億円。
前週比598億円増加。
2週ぶりの増加となった。
信用売り残は前週比429億円減の9886億円。
減少は3週ぶり。
東芝やみずほFGなどの売り残が減少したのが目に付く。
225先物大証夜間取引終値は日中比30円高の19920円。
25日線(19837円)からの乖離はまだプラス0.3%。
騰落レシオも98.47%と100%割れ。
空売り比率も36.8%と落ち着いている。
一目均衡の雲は昨日しろくねじれた。
勝手雲は瞬間黒くねじれまた明日白くなる状況。
「FOMCを待つ」と言う理由での見送り姿勢の可能性もあるが、反転モードに期待したい水曜日。
メジャSQ値19997円の奪還が急務。
今日は一応「変化日」だが・・・。
日経朝刊の見出しは「米商業モール苦境」の見出し。
サブは「ネット通販に押され・・・」。
アメリカの代表的な商業施設のショッピングモールが苦戦しているという。
デッドモールと言う表現も登場。
「昔はせいかつに必要なものは全部ここで揃った。
コミュニティにとっても大切な場だった」。
そんな怨嗟の声も聞こえてくる。
今後5年で最大4分の1のモールが米国から消える」というのクレディの分析。
興味深いのはREITの動向。
小売商業用対象のREIT価格は下落し、ネット通販に必要不可欠な倉庫のREITの価格は上昇。
「優勝劣敗が鮮明」とされる。
アメリカで起こったことは日本でも起こるというのが通説。
かつてウォールマートやJCペニーなどを対象としたREITは我が世の春だったが・・・。
昔日の面影になるのだろう。
NYダウは92ドル高の21328ドルと反発。
NASDAQは44ポイント高の62207ポイントと3日ぶりに反発。
S&P500は10ポイント高の2440ポイント。
ダウ輸送株指数は67ポイント高の9456ポイント。
3市場の売買高は64億株。
CME円建ては大証25円高の19915円。
ドル建ては大証比70ポイント高の19960ポイント。
大証夜間取引は日中比30円高の19920円。
ドル円は110.05円。
10年国債利回りは2.210%。
非公式外資系5社動向は売り1910万株、買い1800万株。
金額ベースは39億円の買い越し(10日連続)。
売りは化学・不動産・情報通信・自動車セクターなど。
買いは小売・その他製品・商社・石油・銀行・陸運・サービス・建設・精密セクターなど。
売買交錯は電機セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
カナミックネットワーク(3939)・・・動兆
カナミックネットワークに注目する。
同社は自治体、医師会、介護サービス事業者向けクラウドサービスが中核。
社名の由来は「介護(カイゴ)と活性化(ダイナミック)」そして「ICT(ネットワーク)」の3つのキーワード。
医療・介護分野に特化したクラウドサービス「情報共有システム」と「介護ソフト」で今後の超高齢社会を支える。
医療向けシステムでは医療・看護・介護の専門職で必要とされる情報をシームレスに提供しチームケアを実現。
また子育て支援クラウドサービスは「地域ぐるみの子育て」をサポートし快適で明るい未来の街づくりに寄与。
経産省サービス等生産性向上IT導入補助金の対象に認定。総務省の「IoTサービス創出支援事業」の医療・福祉分野委託先候補にも選定された。
IoT化とクラウドのビッグデータ化を組み合わせたヘルスケア分野の事業化は国の重要戦略。
(5930円)
(兜町カタリスト櫻井)
06月14日 為替市況コメント
【為替】米FOMCを前にドルは110円を挟んだ小動きが続く
・・・続き
[概況]
欧州株式市場は上昇で始まり、株価の上昇にドル(110.285円)やユーロ(123.750円)は序盤に当日高値まで上昇したが買いは続かず、戻りを売られて値を下げた。
NY市場に入り発表された5月生産者物価指数の前年比予想を上回る結果に再度ドルは買われたが今度も戻りを売られ、NY株式市場が反発して始まる中を110円を割り込む下げとなった。
しかしNY株式市場が序盤以降も上げ幅を拡大した事でドルも下値では買い戻され、110円台を回復したあとは110円を挟んで小動きとなり、最後は前日比+16銭高の110.095円と110円台で引けた。
またドル以外の主要通貨も上昇して引けたが、ポンドは+1.15円高の140.36円と前日の下げを取り戻す大幅上昇で140円台を回復した。
FOMCでの利上げは確実視されており、市場は其のあとの声明で今後の利上げ姿勢に関し、何らかの言及がされるのかどうかに注目しているようだ。
日本時間15日未明に出されるFOMC声明までは小動きではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月14日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■住友精<6355.>
航空機の降着装置の修理・メンテを拡大
■東芝<6502>
系列が眼球データでバス運転手の眠気を監視
■NEC<6701>
系列が高齢者向け会話訓練システム開発
■シャープ<6753>
OS内蔵型電子看板を発売
■村田製<6981>
LPWA通信モジュールをサンプル出荷
■パナソニック<6752>
来年1月に情報調達をケムシェルパに
■岩田産<8088>
バイオマス発電向けにヤシ殻輸入販売拡大
06月14日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月14日号
06月14日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
14日の東京株式市場は、売り買い拮抗のもみあい商状となりそうだ。
・・・続き
FOMC(米連邦公開市場委員会)やその後のイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を控え、様子見ムードが広がりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円−2万円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半と円高に振れている。
輸出関連銘柄には重しとして意識されることも想定される。
また、マザーズ指数やジャスダック平均は堅調な動きを示していることから、中小型株への物色は継続しそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比25円高の1万9915円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1910万株、買い1800万株で、差し引き110万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、化学、電機、不動産、情報通信、自動車など。買いセクターに、小売、その他製品、商社、電機、石油、銀行、陸運、サービス、建設、精密など。
【好材料銘柄】
■小野薬品工業 <4528>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.77%にあたる2000万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施。買い付け期間は6月14日から9月29日まで。今回取得する全株と既に保有する3000万株の自社株を消却する。消却予定日は10月31日。
■ヤーマン <6630>
今期経常は3%増で2期連続最高益更新。また、10月31日現在の株主を対象に1→10の株式分割を実施。最低投資金額は現在の10分の1に低下する。
■大真空 <6962>
従来品比1/2以下の厚みとなる世界最薄を実現した水晶タイミングデバイスを製品化。スマートフォンやIoTデバイス、車載用途などを想定。18年5月に量産開始する予定。
■イデアインターナショナル <3140>
親会社RIZAPグループ <2928> [札証A]とマーケティング戦略の強化および販売機会の最大化に向けて協業することで合意。RIZAPのノウハウを活かしたマーケティングを本格展開するほか、RIZAPが持つ顧客基盤を活用し販売機会の拡大を目指す。
■ザインエレクトロニクス <6769>
モバイル機器内のカメラインターフェース規格「MIPI CSI-2」に直結可能な「V-by-One HS」新製品の量産出荷を開始。
【主な経済指標・スケジュール】
14(水)
【国内】
4月鉱工業生産指数確報値
《決算発表》
Hamee、丸善CHI、菊池製作、バロック、エニグモ、バリューゴルフ、サンバイオ、SAMURAI、オハラ、ファーストロジ、サクセスHD、HyAS&Co.、ウインテスト、オービス、総合商研、アルデプロ、明豊エンター、東京ドーム
【海外】
イエレンFRB議長会見(経済見通し)
中国5月鉱工業生産(11:00)
中国5月小売売上高(11:00)
中国5月都市部固定資産投資(11:00)
米5月小売売上高(21:30)
米5月消費者物価(21:30)
米4月企業在庫(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月13日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発し92ドル高 最高値更新、IT株持ち直しや金融株高受け
・・・続き
13日のNYダウ工業株30種平均は反発した。終値は前日比92ドル80セント高の2万1328ドル47セントと、2営業日ぶりに過去最高値を更新した。
下落していたハイテク株に買い戻しが入り、投資家心理が改善。規制緩和への期待から金融株が買われたのも相場を押し上げた。終日堅調推移となった。
「FAANG」と呼ばれる、フェイスブックやアマゾン・ドット・コム、アップル、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)といった時価総額の大きい主力IT株がそろって反発した。マイクロソフトや画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディアなど前日まで大きく下げた銘柄にも買いが入った。
ただし、13日発表の5月の米卸売物価指数(PPI)は前月から横ばいで、市場予想に一致した。セッションズ米司法長官は米議会公聴会に出席し、コミー前米連邦捜査局(FBI)長官の更迭を推奨したのはロシア疑惑捜査の回避にはあたらないとの見方を示した。
明日のFOMC(連邦公開市場委員会)でのバランスシートの縮小や年内の利上げペースに関する見解を見極めたいとの思惑から上値は限られた。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比44.904ポイント高の6220.369で終えた。主力IT株が軒並み反発し、指数を押し上げた。
S&P500種株価指数も3営業日ぶりに反発し、2日に付けた最高値を7営業日ぶりに更新。
セクター別では、素材や小売が上昇する一方で電気通信サービスやメディアが下落した。
米財務省の規制緩和案は中堅以下の銀行に対する恩恵が大きいとの見方からリージョンズ・ファイナンシャルなど地銀株が買われた。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)と中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は。一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、上昇した。
一方で、13日朝にリストラ策の一環として400人規模の人員削減に踏み切ると発表した総合小売りのシアーズ・ホールディングスが下落した。自動運転車130台の生産を完了したと発表したゼネラル・モーターズ(GM)も安い。製薬のメルク(MRK)は多発性骨髄腫の臨床試験を中断したことが報じられ、下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,328.47+92.80
S&P500種
2,440.35+10.96
ナスダック
6,220.369+44.904
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。9月物は前日比105円高の1万9915円で終え、大阪取引所の終値を25円上回った。
米株式相場の反発で投資家心理が改善。外国為替市場での円安進行もあって買われた。だが、14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表と、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控え、市場の様子見ムードは強かった。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
19915 ( +25 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
19960 ( +70 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7500.44(−11.43)
FTSE100種総合株価指数は続落。前日終値に比べ11.43ポイント安の7500.44で引けた。ポンドの上昇に伴い、多国籍企業の銘柄中心に売られ、株価指数は下落に転じた。ただ、構成銘柄の約6割は上昇した。
シャイアーなど医薬品株が安くなった。たばこのインペリアル・ブランズとブリティッシュ・アメリカン・タバコも売られた。
半面、2019年までに利益率が上昇するとの見通しを示したロンドン証券取引所(LSE)グループは5%超上昇した。航空のイージージェットとインターナショナル・エアラインズ・グループも上がった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12764.98(+74.54)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比74.54ポイント(0.59%)高の12764.98だった。
航空のルフトハンザは、アナリストが投資判断と株価目標を引き上げたことが好感され買われた。一方で、日用品のバイヤースドルフと通信のドイツテレコムは売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5261.74(+21.15)
06月13日 マーケットコメント
06月13日 為替市況コメント
【為替】米ドル円110円を挟み小動きな展開
・・・続き
[概況]
13日の東京外国為替市場の米ドル円は110円付近での小動きとなっており、方向感の定まらない展開が続いている。
FOMCでの利上げ期待があるもののなかなか上昇はしてこない。利上げも織り込み済みともとれるが、本日発表の米生産者物価指数や明日発表の消費者物価指数、小売売上高の伸びにも期待したいところだ。
しかし予想は弱く米ドル円には弱い材料となってしまいそうか。いづれにせよ目先はまだ円高方向優勢か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
13日の日経平均株価終値は、前日比9円83銭安の1万9898円75銭と小幅続落した。
・・・続き
前日の米株安を受け日経平均株価は売りに押されたものの値上がり銘柄数が値下がりを大きく上回るなど、個別物色意欲は旺盛だった。
明日(14日)の東京株式市場は、現地14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表と、その後のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見内容を見極めたいとの姿勢が強まり、明日は材料待ちでこう着感が強まると考える。
ただ、出遅れセクターの好業績銘柄への押し目買い意欲は継続しそうだ。
06月13日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=小幅続落 値がさ株に利益確定売、FOMC控え小動き
【大引け概況】
13日の日経平均株価は前日比9円83銭安の1万9898円75銭と小幅続落した。
・・・続き
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前場は、12日の米国株安や円高・ドル安を受け、利益確定売りが先行し、一時1万9850円86銭(前日比57円72銭安)を付けた。
その後は、円相場がやや伸び悩んだこともあり、株価指数先物買いを交えてプラス転換する場面もあったが、上値は重く引けにかけて小安い水準で推移した。
後場は、買い物がちで始まり、再度プラス圏入りしたが、その後は方向感に乏しく、前日終値近辺でもみ合いとなった。
13-14日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、様子見気分が強まった。
利上げ後の米長期金利や為替がどう反応するかが読みづらく、持ち高を買いに傾けづらかった。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比19.05ポイント高の1万4190.22だった。東証株価指数(TOPIX)は反発し、1.96ポイント高の1593.51で終えた。
東証1部の出来高は16億1438万株、売買代金は2兆1192億円。騰落銘柄数は値上がり1106銘柄、値下がり748名柄、変わらず164銘柄。
個別では、売買代金トップのソフトバンクG、ファナック、KLab、キヤノンなどが軟調で、日電産やキーエンスなど直近に高値を付けていた銘柄の下落が目立った。アドテストも下落した。傘下の富士ゼロックス会長の解任を前日に発表した富士フイルムは売られた。東芝は午前に年初来高値を付けたのち、利益確定売りに押された。
また、オルトプラス、オンリー、東天紅などが東証1部下落率上位となった。
一方で、住友不や菱地所が高い。米国のゲーム見本市で日本時間14日発表を控える任天堂は、発表内容への期待感から午後に上昇に転じた。クボタやANAHD、旭化成は年初来高値を更新した。
株式売出しに係る売出価格が決定したルネサスは急伸し、エムアップも強いリバウンドを見せた。また、トーセ、フォーカス、スターティアなどが東証1部上昇率上位となった。
東証2部株価指数は前日比4.80ポイント安の5963.19ポイントと4日続落。値上がり銘柄数は251、値下がり銘柄数は184となった。
個別では、ピクセラがストップ安。児玉化学工業、象印マホービンは年初来安値を更新。コーセーアールイー、神島化学工業、ジャパンミート、アドテック プラズマ テクノロジー、プレミアムウォーターホールディングスは値下がり率上位に売られた。
一方、まんだらけ、ペッパーフードサービス、Oak キャピタル、ラクト・ジャパンなど22銘柄が年初来高値を更新。エルナー、JMACS、オリエンタルチエン工業、明治機械、石井表記が買われた。
06月13日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、高値圏にある銘柄には利益確定売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小反発した。終値は前日比5円22銭高い3218円79銭だった。アエリアなどゲーム銘柄の一角、マクドナルドなどの好業績銘柄に買いが広がり、午後は一段高となった。もっとも平田機工やアズジェントなど高値圏にある銘柄には利益確定売りも出て、上昇幅は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で655億円、売買高は1億1199万株だった。
値上がり銘柄数は342、値下がり銘柄数は290となった。
個別では、セーラー広告、買取王国、システム ディ、テクノ・セブン、ホロンがストップ高。大村紙業は一時ストップ高と値を飛ばした。シベール、アルテ サロン ホールディングス、ACKグループなど39銘柄は年初来高値を更新。ラクオリア創薬、五洋インテックス、こころネット、アエリア、プロパストが買われた。
一方、極楽湯ホールディングス、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ナフコ、ナビタスが年初来安値を更新。ニューテック、桜井製作所、伊豆シャボテンリゾート、テリロジー、シンバイオ製薬が売られた。
06月13日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、アンジェスMGがストップ高。
・・・続き
東証マザーズ指数も小反発した。終値は前日比2.23ポイント高い1127.41だった。
値上がり銘柄数は110、値下がり銘柄数は116となった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えて、大型株への投資意欲が冷え込んだ。このため、値動きが活発な中小型株が多く上場する新興企業市場に投資資金が流入した。好材料が出た銘柄が急騰するなど、「株価の素直な反応は地合いの強さを示している」とされ、堅調な相場展開だった。
個別では、エムビーエス、ホットリンク、アンジェスMGがストップ高。トランスジェニック、ASJ、アプリックスは一時ストップ高と値を飛ばした。アールエイジ、ベガコーポレーション、アカツキ、サンバイオ、イトクロなど12銘柄は年初来高値を更新。シンプロメンテ、インソース、ケアネット、中村超硬、ジャパンエレベーターサービスホールディングスが買われた。
一方、バリューデザイン、CYBERDYNEが年初来安値を更新。リミックスポイント、フィット、リネットジャパングループ、総医研ホールディングス、ソレイジア・ファーマが売られた。
06月13日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は下落幅が縮小
・・・続き
13日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比4円35銭安の1万9904円23銭で始まった。日経平均株価は下落幅が縮小している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、3.87ポイント高の1595.42で始まった
外国為替市場では、1ドル=109円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
日経平均は5日線に上値を抑えられるものの、25日線が支持線として意識されており、狭いレンジでの取引が続いている。
ハイテク株などは小幅な下げにとどまっており、市場のムードはそれ程悪くないだろう。
物色は個人主体の中小型株に集中している。
ランチバスケットは31件、269.76億円。差引き売り買い均衡との観測。
06月13日 アフターランチ
「禍福は糾える縄の如し」
6月1日に「禍福は糾える縄の如し 第5次産業革命とバイオ相場。
・・・続き
バイオ関連 稼足銘柄20銘柄」という電子書籍を出しました。
↓
https://www.amazon.co.jp/dp/B071J8JF59/
以下はその「はじめに」。
↓
2002年秋。
阪急茨木駅からモノレールに乗り換え大阪大学医学部のある研究室を訪ねた。
日本初のバイオベンチャーとして上昇したアンジェスMGの創業者インタビューが目的だった。
不思議なことに当時はあまり魅力を感じることがなく、取材はそれきり。
以後10年近く訪れることはなかった。
ところが、その後田町の東京本社に取材して改めて同社のポテンシャルを認識したのも事実。
研究は進んでいたのである。
2006年、ナンキャリアというバイオベンチャーを取材した。
患者さんのQOLを高めるために幹部に直接に制がん剤を運ぶという研究に感動した。
しかも資本面では当時まだほとんど話題にもなっていなかった「株主割当増資」を実施。
株価が何回も急騰した記憶が残った
新横浜のメディネットを訪問したのも同じ頃。
点滴を受けている患者さんの姿を見たのが印象に残っている。
数年前の秋。
カイオムバイオという会社を取材した。
パンデミック症候群に対する期待感で株価は一気に20倍以上に暴騰した。
2年間の初夏。
山形県鶴岡市へ飛んだ。
HMTの研究所見学。
何もない畑の真ん中に大きな研究棟。
うつ病のマーカー研究を続けている研究者の姿を見学。
今年になって株価は3倍近く上昇した。
苦節2年というところだろうか。
どの銘柄にも共通していたのは「志」。
患者さんを治し、新たな医学や健康の提供を行うという必死の研究だった。
たぶん株価だけの問題ではない。
しかし患者さんを救うというのは否定できない共通理念だろう。
残念ながらバイオセクターというのは株価的には抱擁か、心中かの苦しい選択の繰り返し。
歓喜と失望の時期がほぼ1年ごとに落とすれるリズムがあるような気がする。
前回バイオ相場があったのは2016年5月までの相場。
あれから1年。
リズムはバイオに巡ってきたように思えるのは気のせいだろうか。
バイオ株を取り巻く環境、そして市場動向を改めて考察してみた。
そして「おわりに」
↓
4月28日に完成した自民党の「経済構造改革に関する特命委員会の最終報告」。
題して「経済構造改革戦略:Strategy5」。
その中の《戦略2》は第4次産業革命の社会実装によるSociety5.0の実現。
「医療・介護革命」を積極的に推進するためにICT、AI、ビッグデータ、ロボット、高度センサーなどの最先端技術を医療・介護の分野において社会実装し、日本の隅々まで質の高い医療・介護サービスが受けられるようにする。
これが骨子である。
(1)人工知能を活用したがん治療・難病治療の実現
(2)「遠隔医療」の社会実装
(3)革新的「創薬」の支援
(4)医師が患者の病歴・薬歴を瞬時に把握できるデータ利用システムの構築
(5)「介護革命」の実践
(6)「医療・介護革命」の推進に向けた「サンドボックス型特区制度」の活用
特に(3)の革新的「創薬」はまさにバイオベンチャーの世界。
国策に沿った動きであるとも言えよう。
「不老長寿」を求めている訳では決してない。
難病、難治疾患で苦しむ患者さんのためにバイオベンチャーは「『志』追求型企業」として日々行動しているのである。
ここを忘れることなく、それでも株式市場に携わるものとして、バイオベンチャーの研究の進展と株価の発達を願わざるを得ないというのが正直な気持ちである。
「日本の医薬品の質と競争力を高めるとともに、日本市場にとどまらず世界を見据えた展開を図ることが」できるよう積極的な推進を図る」。
その延長線上に世界で活躍する日本のバイオという日々がやってくると信じたいものだ。
以下は今朝の場況。
↓
「とんがっていたものが売られ冴えなかったものが買われた」
週明けのNY株式市場は軟調展開。
NYダウは4日ぶりに反落した。
アップルやマイクロソフトなどハイテク株の下落が継続。
「投資家心理を冷やした」との解釈。
VIX(恐怖)指数は11.46%まで上昇した。
先週末に3.87%下落し昨年1月7日以来の下落率を記録していたアップル。
週明けも2.38%安と大幅に3日続落。
アイフォンの販売が懸念されておりみずほ証券などの投資判断引き下げも影響した。
もっとも日足チャートは長い下ヒゲ。
「底入れ感」という指摘もある。
ネットフリックスが4%超の下落。
フェイスブック、アマゾン、アルファベット(グーグル)なども軟調。
週末に6%超の急落を見せたエヌビディアは小幅反発。
イメルトCEO退任を発表したGEやIBMなど値動きが冴えなかった銘柄は逆に堅調展開。
セクター間の巻き戻しのような動きも見られた。
FOMCを控え「低リスク通貨」とされる円は強含み。
ユーロは対ドルで4日ぶりに反発。
金が4日続落しており地政学等リスクは低下している印象。
資金流入が続いてきたIT株と並んで上昇してきたビットコインも急落。
「大きな資金移動の予兆」という声も聞こえる。
週末のNY市場でのFAAMG株急落のあおりを受けた格好で軟調となった週明けの東京。
NYほどITセクターが市場をけん引してきた訳でもないのに不思議な構図となった。
ここまで冴えなかったセクターの自動車や金融がしっかりしてきたのは主役の交代場面なのかも知れない。
昨年も6月を境に主役セクターがガラリと一変したことも市場の記憶には残っていよう。
「中長期の視点では、良い押し目買いのタイミング」という声もある。
時間軸を長くすれば右肩上がりに変化はなかろう。
問題はその長い時間軸を許容し我慢できる投資家がどれだけいるかということ。
せっかちな投資家にとっては、市場の息吹の変化は結構重要なファクターとなる。
225先物大証夜間取引終値は日中比40円安の19820円。
25日移動平均(19835円)は下回った水準。
騰落レシオも96.86%まで低下。
サイコロは4勝8敗で33.3%だ。
空売り比率も37.6%と売り方も戦闘意欲が旺盛ではなさそう。
見極めるべきはFOMCとかフランス選挙などではなく、セクター移動が起きるのかどうかということだろう。
(櫻井)。
06月13日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=22円安、小幅続落。米株安で売り先行も、下げ渋る
日経平均株価は小幅に続落した。午前の終値は前日比22円86銭安の1万9885円72銭だった。
・・・続き
東証株価指数(TOPIX)は2.74ポイント高の1594.29と小反発。
週明け12日の米主要株価指数は下落したが、「前週末のハイテク株安の余波という程度。エレクトロニクス関連が全て安いわけでなかった」とされ、東京市場でも値がさ株の下げ幅は前日に比べ小さかった。値がさ株の売りに押されて軟調に始まったが、売りが一巡すると値頃感などから買いが入り、指数は下げ幅を縮めた。
東証1部の騰落銘柄数を見ても、前場中盤以降は上昇が下落を上回る状態が続いており、「地合いの悪さはない」との声も聞かれた。
もっとも、出来高や売買代金は最近の平均的な水準と比べて少なめで、活況と言うには程遠い。業種ごとに見ても、原油高が追い風になったエネルギー関連株が比較的大きく上昇した以外は、全般に小幅な動きにとどまっている。
当面の最大の注目材料である米連邦公開市場委員会(FOMC)直前のため、「全体的には売買が手控えられている」という状況だ。
東証1部の出来高は8億3561万株、売買代金は1兆441億円。騰落銘柄数は値上がり1181銘柄、値下がり687銘柄、変わらず150銘柄。
個別では、ソフトバンクグループ、任天堂が大商いも軟調。JFE、新日鉄住金などの鉄鋼株や、オリンパス、島津製などの精密株が売られた。第2四半期の連結決算で営業利益4.1%減のオンリー大幅安。Sサイエンスイーブック、オルトプラス、ザッパラス、東天紅などの下げも目立った。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクがしっかり。JXTG、コスモエネHDなどの石油石炭製品株や国際帝石、石油資源などの鉱業株が堅調。ゲーム関連でトーセが4営業日連続のストップ高となり、フォーカスもストップ高。スターティア、シーズHD、ソフトクリHDなどの上げも目立った。
東証2部指数は前日比14.47ポイント安の5953.52ポイントと4日続落。値上がり銘柄数は209、値下がり銘柄数は192となった。
個別では、ピクセラが一時ストップ安と急落した。象印マホービンは年初来安値を更新。コーセーアールイー、神島化学工業、プレミアムウォーターホールディングス、ジャパンミート、セックが売られた。
一方、まんだらけ、ペッパーフードサービス、Oak キャピタル、クロスプラスなど15銘柄が年初来高値を更新。エルナー、明治機械、富士通フロンテック、JMACS、JFEシステムズ上が買われた。
06月13日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、好材料銘柄に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら反発した。
前引けは前日比1円78銭高い3215円35銭となった。堅調な業績を公表するなど好材料の出た個別銘柄に買いが入り、新興企業株の相場全体の下支えとなった。一方、平田機工やマクドナルドなど足元で高値圏にあった銘柄には利益確定売りが出て、ジャスダック平均の上げ幅は小さかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で353億円、売買高は6375万株。値上がり銘柄数は293、値下がり銘柄数は299となった。
個別では、セーラー広告、大村紙業、ホロンがストップ高。シベール、アルテ サロン ホールディングス、仙波糖化工業など30銘柄は年初来高値を更新。テクノ・セブン、ラクオリア創薬、プラコー、こころネット、クレステックが買われた。
一方、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ナフコ、ナビタスが年初来安値を更新。ニューテック、桜井製作所、テリロジー、リバーエレテック、伊豆シャボテンリゾートが売られた。
06月13日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、アンジェスMGがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は小反発した。前引けは前日比2.21ポイント高い1127.39だった。
値上がり銘柄数は91、値下がり銘柄数は125となった。
個別では、アンジェスMG、アプリックスがストップ高。アールエイジ、ホットリンク、アカツキ、サンバイオなど6銘柄は年初来高値を更新。ASJ、インターネットインフィニティ、シリコンスタジオ、メディネット、チェンジが買われた。
一方、バリューデザインが年初来安値を更新。フィット、リネットジャパングループパス、クロス・マーケティンググループ、ネオジャパンが売られた。
06月13日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 16円安、資源など出遅れ株が買われる
【10時の概況】
13日10時現在の日経平均株価は前日比16円36銭安の1万9892円22銭で推移。
・・・続き
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに下落、特にハイテク株比率の高いナスダック指数が下げ止まらないことで、目先は東京市場への影響がでている。
売りが一巡する一方、出遅れ感の強い資源株や海運株、不動産株への資金シフトが続き、相場全体を底上げした。
前日同様に日経平均は25日移動平均(1万9800円台前半)が下値支持水準となっている。テクニカル分析面で底堅さがみられるのも買い安心感を誘っているようだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上昇に転じた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6289億円、売買高は5億1013万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1171、値下がりは668、変わらずは176銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は13.31円の押し下げでファストリがトップ。以下、ファナックが13.12円、ソフトバンクが9.92円、東エレクが6.46円、ダイキンが2.85円と続いている。
プラス寄与度トップはTDKで、日経平均を9.51円押し上げている。次いで大和ハウスが2.97円、信越化が2.66円、クボタが2.22円、電通が1.90円と続く。
業種別では33業種中22業種が値上がり。1位は石油・石炭で、以下、鉱業、海運、建設と続く。値下がり上位には証券・商品、精密機器、鉄鋼が並んでいる。
個別では、クボタやANAHDは年初来高値を更新した。ハウスや菱地所も高い。国際石開帝石や三井物も一段高となっている。
一方、ソフトバンクやSMCは下げ幅を広げた。JFEや日電産も一段安となった。コマツは下げに転じた。東芝は上げ幅を縮めた。
東証2部株価指数は続落している。シャープとOakが下げ、ピクセラとペッパーが上げた。
225先物はアムロ・みずほ・SBI・シティ・日興・メリルが買い越し。
三菱・JP・大和・モルスタ・GS・野村・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・ソジェン・ドイツ・モルスタ・クレディ・UBSが買い越し。
野村・JP・アムロ・みずほ・カブコムが売り越し。
テクニカル的には鹿島(1812)、前田建(1824)、日特建(1929)、協和エク(1951)、リニカル(2183)、ポール(3657)、モバクリ(3669)、ガンホー(3765)、ザッパラス(3770)、日本紙(3863)、大王紙(3880)、リブセンス(6054)、ハマキョウ(9037)、都競馬(9672)、カナモト(9687)が動兆。
06月13日 カタリストコメント
「とんがっていたものが売られ冴えなかったものが買われた」
週明けのNY株式市場は軟調展開。
・・・続き
NYダウは4日ぶりに反落した。
アップルやマイクロソフトなどハイテク株の下落が継続。
「投資家心理を冷やした」との解釈。
VIX(恐怖)指数は11.46%まで上昇した。
先週末に3.87%下落し昨年1月7日以来の下落率を記録していたアップル。
週明けも2.38%安と大幅に3日続落。
アイフォンの販売が懸念されておりみずほ証券などの投資判断引き下げも影響した。
もっとも日足チャートは長い下ヒゲ。
「底入れ感」という指摘もある。
ネットフリックスが4%超の下落。
フェイスブック、アマゾン、アルファベット(グーグル)なども軟調。
週末に6%超の急落を見せたエヌビディアは小幅反発。
イメルトCEO退任を発表したGEやIBMなど値動きが冴えなかった銘柄は逆に堅調展開。
セクター間の巻き戻しのような動きも見られた。
FOMCを控え「低リスク通貨」とされる円は強含み。
ユーロは対ドルで4日ぶりに反発。
金が4日続落しており地政学等リスクは低下している印象。
資金流入が続いてきたIT株と並んで上昇してきたビットコインも急落。
「大きな資金移動の予兆」という声も聞こえる。
週末のNY市場でのFAAMG株急落のあおりを受けた格好で軟調となった週明けの東京。
NYほどITセクターが市場をけん引してきた訳でもないのに不思議な構図となった。
ここまで冴えなかったセクターの自動車や金融がしっかりしてきたのは主役の交代場面なのかも知れない。
昨年も6月を境に主役セクターがガラリと一変したことも市場の記憶には残っていよう。
「中長期の視点では、良い押し目買いのタイミング」という声もある。
時間軸を長くすれば右肩上がりに変化はなかろう。
問題はその長い時間軸を許容し我慢できる投資家がどれだけいるかということ。
せっかちな投資家にとっては、市場の息吹の変化は結構重要なファクターとなる。
225先物大証夜間取引終値は日中比40円安の19820円。
25日移動平均(19835円)は下回った水準。
騰落レシオも96.86%まで低下。
サイコロは4勝8敗で33.3%だ。
空売り比率も37.6%と売り方も戦闘意欲が旺盛ではなさそう。
見極めるべきはFOMCとかフランス選挙などではなく、セクター移動が起きるのかどうかということだろう。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ラクーン(3031)・・・動兆
ラクーンに注目する。
同社は衣料・雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」運営が中核。
掛け売り決済代行・売掛債権保証も拡大。
GMOペイメントゲートウェイの「BtoBEC向け決済パッケージ」との連携に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
06月13日 為替市況コメント
【為替】NY株式市場の下げと共に為替市場も円買いの動き
・・・続き
[概況]
欧州株式市場が下落で始まると為替市場も円買い優勢となり、ドルは110円を割れ、ユーロもそれまでの安値を下抜く下げとなった。NY株式市場もナスダックが大幅安で始まると為替市場の円買いは続き、米国3年債入札の高い倍率(利回り低下)もあってNY市場中盤にドルは当日安値109.620円まで下げ、其の後ユーロも122.785円(当日安値)まで下落した。
しかし売り込まれるほどの下げとはならずに其の後は揉み合いとなり、ドルは最後109.935円(前週末比-29銭)と110円近くまで戻して引けた。
トランプ相場に対する市場の期待は続いており、ドルは下値では買われ易いと見ているが上値も重いので、利食いしておいた方が安心のようだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月13日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■鹿島<1812>
建設工事でAI活用自動施工計画ツールを導入
■大和ハウス<1925>
ICT活用運送会社仲介サービスを開始
■田辺三菱<4508>
MRの営業活動にAI活用
■大塚HD<4578>
系列が乳酸菌の風邪予防効果を確認
■東洋電<6505>
鉄道用モーターや駆動装置を小型化
■新コスモス<6824>
ガス漏れ検知器点検を簡単にできる装置開発
■ホンダ<7267>
中国・武漢で年63万台まで生産能力増強
06月13日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月13日号
06月13日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
13日の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか、弱含みの展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9700円−1万9950円を想定する
FOMC前でもあり積極的な売買は限られるだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半と円高に振れている。
現地12日の米国株式市場で、ハイテク株がさえない展開が続いたうえ、為替が円高方向にあることから、輸出関連銘柄には重しとなりそう。
中小型株へ物色の矛先が向かうことも想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比50円安の1万9810円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り510万株、買い720万株で、差し引き210万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、機械、電機、化学、情報通信、薬品、自動車など。買いセクターに、小売、ゴム、卸売、薬品、精密、保険、石油など。
【好材料銘柄】
■RS Technologies <3445>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■日本和装ホールディングス <2499>
上期経常を60%上方修正、通期も増額、配当も2円増額。
■正栄食品工業 <8079>
今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■プロパスト <3236>
前期経常を42%上方修正。
■エムビーエス <1401>
パシフィックコンサルタンツと共同で「対象物管理サーバ及び対象物管理システム」に関する特許を取得。道路や学校、病院などの構造物を効率良く管理することができるシステム。
■アプリックス <3727>
チェンジ <3962> と、「Amazon Alexa」を用いたUX(ユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験)改善の共同研究を開始する。音声発注が可能になることによる電子商取引およびフリマ体験の変化を初期の重点テーマとする。
【主な経済指標・スケジュール】
13(火)
【国内】
4-6月期法人企業景気予測調査(8:50)
20年国債入札
《決算発表》
東建コーポ、太洋基礎、ファーマフーズ、ミサワ、ジェネレーションパス、トーエル、システムディ、ジャストプラ、TBCSCAT、ウエスコHD、石井表記、ヤーマン、コーセル、オーエムツー、MICS化学、TASAKI、ナイガイ、小林産、日本テレホン、きんえい
【海外】
FOMC(〜6/14)
独6月ZEW 景況感指数(18:00)
米5月生産者物価(21:30)
ゲーム見本市「E3」開催(〜6/15ロサンゼルス)
米30年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月12日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは36ドル安、売りが続くIT株安で心理悪化
・・・続き
12日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前週末比36ドル30セント安の2万1235ドル67セントで終えた。
先週、一部アナリストが主要ハイテク株への投資リスクを警告したことを受けて、引き続きハイテクセクターに利益確定の動きが広がり、終日軟調推移となった。
前週末に米市場でフェイスブックやアマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグルの持ち株会社のアルファベットなど「FANG」と呼ばれる主力IT株などが急落した。
12日は世界の株式市場でIT株に売りが広がり、投資家心理が悪化。運用リスクを避ける目的の売りが朝方から目立った。ダウ平均では証券大手が投資判断を引き下げたアップルが下げ、指数を押し下げた。
しかし、原油相場が上昇したほか、明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での発表内容を見極めたいとの思惑から下値は限られた。
ナスダック総合株価指数は続落し、前週末比32.453ポイント安の6175.465と5月24日以来ほぼ2週ぶりの安値で終了した。ネットフリックスやアマゾン・ドット・コム、アルファベットなど時価総額の大きい銘柄に売りが続き、指数の重荷となった。
セクター別では、メディアや電気通信サービスが上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や消費者・サービスが下落した。
個別銘柄では、証券会社が投資判断を引き下げたITのアドビ・システムズが下落。
主要ハイテク株であるフェイスブック(FB)、アマゾン(AMZN)、マイクロソフト(MSFT)、アルファベット(GOOGL)は軒並み下落。一方、スポーツ用品のナイキや映画・娯楽大手ウォルト・ディズニーなどが上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,235.67−36.30
S&P500種
2,429.39−2.38
ナスダック
6,175.465−32.453
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続落した。9月物は前週末比105円安の1万9810円で終え、大阪取引所の終値を50円下回った。円相場の反発や欧米株安が投資家心理が悪化し売られた。この日の9月物の安値は1万9755円、高値は1万9925円。市場は13〜14日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目している状況だった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
19810 ( -50 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
19850 ( -10 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7511.87(−15.46)
FTSE100種総合株価指数は反落した。前週末終値に比べ15.46ポイント安の7511.87で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。
英政局の先行き不透明感から欧州連合(EU)離脱交渉への影響が懸念され、企業の景況感が悪化したことも投資家心理を冷やした。一方で石油株が全面高となり、下げ幅は限定的だった。
朝方からソフトウエア開発のマイクロフォーカスとセージ・グループへの売りが膨らんだ。
半面、堅調な原油相場を背景に石油株が上昇した。ロイヤル・ダッチ・シェルの上げが目立った。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12690.44(−125.28)
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5240.59(−59.12)
06月12日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
12日の日経平均は反落、ハイテク株が売られた。
・・・続き
日経平均は3桁の下げとなったものの、比較的落ち着いた動きとなった。
値がさ株には売られるものも目立ったものの、良品計画やニトリなど、内需の値がさには後場に買いが入っているものもあった。
明日も新たな材料には乏しく、今晩の米国株の動向に左右される地合いになると予想されるが、仮に下げが続いたとしても悲観に傾く局面ではないと考える。
短期的にはグロース株は売りで、バリュー株優位の流れが強まると予想する。しかし、グロース銘柄も個別の成長シナリオが崩れたわけではない。イベントに絡む需給要因で下げが加速するようなら、中長期の視点では、良い押し目買いのタイミングになると考える。
また、今回のFOMCに関しては、6月の利上げは確実視されており、次の利上げタイミングや金融引き締めのスケジュールについて、具体的な明言があるかが注目されている。
06月12日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、手掛かりがなく動意薄。
・・・続き
[概況]
12日、東京時間の米ドル円は、約30銭幅での動意に欠ける展開となった。序盤から米ドル円は、110円前半での推移となっている。一部市場関係者は、新規材料難のため、明日から明後日にかけて行われるFOMC待ちの状態との見方が出ている。
一方、ユーロ円は、底堅い動きとなっている。週末の仏大統領選挙で、マクロン大統領が率いる新党が7割の議席を占めると伝わると買い支えする動きが出ている。
ただ、こちらもイベントを経過した後のため、材料不足感が否めず、その後は小動きでの推移となっている。この後も、主要な経済指標の発表が少ないため、日本時間15日午前3時の発表前後までは、方向感の乏しい展開が続きそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月12日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反落104円安、ナスダック急落受け半導体やIT関連に売り
【大引け概況】
12日の日経平均株価は反落した。
・・・続き
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終値は前週末比104円68銭安の1万9908円58銭と、前週末に上回った2万円を再び割り込んだ。
前週末の米国株市場ではNYダウが続伸し最高値を更新する一方、ナスダック指数が100ポイントを超える急反落となり、この売り圧力が波及した。また、朝方発表された機械受注が市場コンセンサスを下回ったことなども嫌気された。
半導体やIT(情報技術)関連銘柄の売りを誘った。日経平均の下げ幅は一時170円ほどに広がった。
ただ、売り一巡後は下げ渋り、1万9900円を挟んだもみ合いとなった。
為替は1ドル=110円台前半で比較的落ち着いた動きをみせていたほか、前場はTOPIXがプラス圏で着地するなど全体的な地合いはそれほど悪くはなかった。
業種別には米長期金利上昇に伴い保険株が買われ、石油、建設、鉄鋼株なども終始買いが優勢だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3132億円。売買高は17億8576万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は980と全体の49%。値上がりは896、変わらずは142銘柄だった。電気機器や精密機器、情報・通信業などハイテク関連株の下げが目立った。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落し、前週末比0.11ポイント安の1591.55だった。JPX日経インデックス400は反発し、前週末比1.47ポイント高の1万4171.17。
個別では、売買代金トップの任天堂やソフトバンクは出資先の米半導体大手エヌビディア株の下落を受けて売られた。東エレクやアドテストなど半導体株が下げ、ファナックも売られた。筆頭株主のファンドが株式の売り出しを発表したコメダが下げた。
前週末に決算発表したgumi、フリービット、サムコ、鳥貴族が売られた。
半面、米長期金利の上昇や原油先物相場の上昇を受け、保険株や石油株に資金を移す投資家が目立った。前週末までに空売り比率が上昇していた業種では買い戻しが優勢となった。三菱商や日揮が上昇した。
前期連結純利益を上方修正した富士フイルムが反発。2017年2〜4月期の純利益が69%増となった積ハウスが高く、JTやNTT、エーザイやアステラスが買われた。
半導体メモリー事業売却を巡り米社の新たな買収案が伝わった東芝は9%超上昇した。
トーセやミライアルがストップ高まで買われた。
東証2部指数は前週末比13.26ポイント安の5967.99ポイントと3日続落。値上がり銘柄数は220、値下がり銘柄数は201となった。
個別では、フライトホールディングス、象印マホービンが年初来安値を更新。明治機械、JMACS、ジーエルサイエンス、PALTEK、テクノスマートが売られた。
一方、Oak キャピタル、コーセーアールイー、クロスプラス、ピクセラがストップ高。北海道コカ・コーラボトリング、クリヤマホールディングス、情報企画、セックなど29銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、SECカーボン、ジー・スリーホールディングス、京進が買われた。
06月12日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日ぶり反落、半導体関連銘柄売り
・・・続き
日経ジャスダック平均は前週末比14.29円安の3213.57円と4日ぶり反落。
日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前週末比14円29銭安の3213円57銭だった。9日の米国市場でハイテク株が急落し、半導体関連銘柄を中心に売りに押された。製造装置に使う精密減速機メーカーのハーモニックなどが売られた一方、宅配ボックスの販売が伝わったダイケンをはじめ好材料が出た銘柄は個別に物色された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で782億円、売買高は1億5073万株だった。値上がり銘柄数は302、値下がり銘柄数は339となった。
個別では、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ナフコ、大伸化学、ハーバー研究所、メディアグローバルリンクスなど8銘柄が年初来安値を更新。買取王国、ナ・デックス、リバーエレテック、OSGコーポレーション、ガーラが売られた。
一方、ケア21、桜井製作所、ホロンがストップ高。ダイケンは一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、シベール、ACKグループなど39銘柄は年初来高値を更新。プラコー、ニューテック、シンバイオ製薬、五洋インテックス、プロルート丸光が買われた。
06月12日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、アンジェスMGはストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前週末比6.97ポイント安い1125.18だった。
前週末の米国市場でのハイテク株下落を受け、寄り付きから値を下げた。主力株市場と同様、ハイテクやエレクトロニクス関連銘柄への売り圧力が強かった。
値上がり銘柄数は81、値下がり銘柄数は153となった。
個別ではモブキャスト、シャノンがストップ安。グレイステクノロジーは一時ストップ安と急落した。バリューデザインは年初来安値を更新。フィット、フルスピード、エディアが売られた。
一方、エムビーエス、ASJ、アールエイジ、アンジェス MGがストップ高。ALBERT、ネオジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、GMOリサーチ、サイバーステップ、アクロディア、リミックスポイントなど14銘柄は年初来高値を更新。パス、ソレイジア・ファーマ、グレイステクノロジー、モルフォ、ハイアス・アンド・カンパニーが買われた。
06月12日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は下落幅を拡大
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比102円51銭安の1万9910円75銭で始まった。日経平均株価は下落幅を拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、0.88ポイント高の1592.54で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
ファナック、東エレク、SUMCOが売られ、キーエンスは下げがきつい。ソニー、SUBARUは軟調。ソフトバンクGが反落し、ファーストリテは大幅安。任天堂も下落。半面、三井住友、三菱UFJの銀行株や、第一生命が堅調で、積水ハウス、JR東日本、JTは値を上げている。
ハイテク株を中心とした関連銘柄への利益確定の動きが目立っている。ただし、売り先行後は下げ渋りをみせていることもあり、センチメントはそれ程悪くないようである。
中小型株などは売り一巡後に切り返す動きも目立っており、押し目買い意欲の強さが窺える。
06月12日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は下落幅を拡大
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比102円51銭安の1万9910円75銭で始まった。日経平均株価は下落幅を拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、0.88ポイント高の1592.54で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
ファナック、東エレク、SUMCOが売られ、キーエンスは下げがきつい。ソニー、SUBARUは軟調。ソフトバンクGが反落し、ファーストリテは大幅安。任天堂も下落。半面、三井住友、三菱UFJの銀行株や、第一生命が堅調で、積水ハウス、JR東日本、JTは値を上げている。
ハイテク株を中心とした関連銘柄への利益確定の動きが目立っている。ただし、売り先行後は下げ渋りをみせていることもあり、センチメントはそれ程悪くないようである。
中小型株などは売り一巡後に切り返す動きも目立っており、押し目買い意欲の強さが窺える。
ランチバスケットは36件、252.07億円。差引30億円の売り越しとの観測。
06月12日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落、半導体や通信が下げるも値上がり数は1000超
12日午前の日経平均株価は反落した。午前の終値は前週末71円46銭安い1万9941円80銭だった。
・・・続き
前週末の米国株市場ではNYダウが最高値を更新したものの、ナスダック指数が113ポイント安と急落したことでハイテク株中心に、目先利益確定を急ぐ動きを誘発した。また、寄り前に発表された4月の機械受注が市場コンセンサスを下回ったことも嫌気された。
日経平均は170円ほど下落する場面があたった。
ただ、半導体関連や通信、機械株などが下げたが、投資資金が株式市場から流出したというわけではない。原油高や米金利上昇を受け、割安感の強かった資源関連銘柄やメガバンクや保険など金融株が買われ、相場を下支えした。
JPX日経インデックス400は反発。時価総額の大きい銀行株の影響を受けやすい東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2411億円だった。売買高は9億7546万株。東証1部の値下がり銘柄数は850と全体の42%を占めた。値上がりは1025、変わらずは141だった。
個別では、任天堂が安く、東エレクやソフトバンク、ファストリが売られた。ファナックやキーエンスも下げた。LINEは軟調だった。2017年7月期の業績見通しを下方修正した鳥貴族が大幅安。筆頭株主のファンドが株式の売り出しを発表したコメダは反落した。は下げた。
半面、前週末の米長期金利の上昇を受け、T&Dや三菱UFJといった金融株が買われた。原油高を背景に三菱商など商社株が上昇した。前期連結純利益を上方修正した富士フイルムが上げた。半導体子会社「東芝メモリ」の売却を巡り、売却額2兆円に現実味が出てきた東芝は大幅高だった。
津田駒工業が値を飛ばし、ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス、東邦亜鉛、市光工業が高い。
東証2部株価指数は前週末比15.03ポイント安の5966.22ポイントと3日続落。
値上がり銘柄数は203、値下がり銘柄数は190となった。
個別ではフライトホールディングス、象印マホービンが年初来安値を更新。明治機械、JMACS、ジーエルサイエンス、PALTEK、技研製作所が売られた。
一方、ピクセラがストップ高。北海道コカ・コーラボトリング、Oak キャピタル、クリヤマホールディングス、セックなど20銘柄は年初来高値を更新。京進<4735>、石原ケミカル、ジー・スリーホールディングス、堀田丸正、SECカーボンが買われた。
06月12日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=4日ぶり反落、半導体関連銘柄などに売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。午前終値は前週末比11円96銭安の3215円90銭だった。9日の米国市場でハイテク株が急落し、東京の新興企業株市場でも半導体関連銘柄などに売りが波及した。
製造装置に使う精密減速機メーカーで、時価総額も大きいハーモニックなどが指数を押し下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で476億円、売買高は8115万株。
値上がり銘柄数は285、値下がり銘柄数は319となった。
個別ではヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ナフコ、大伸化学など7銘柄が年初来安値を更新。
ナ・デックス、リバーエレテック、アンドール、ユークス、セグエグループが売られた。
一方、ケア21、ダイケン、ホロンがストップ高。桜井製作所は一時ストップ高と値を飛ばした。ACKグループ、石光商事、やまみ、イデアインターナショナルなど30銘柄は年初来高値を更新。シンバイオ製薬、プラコー、ソレキア、テラ、GFAが買われた。
06月12日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、アンジェスがストップ高買い気配
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に反落した。午前終値は0.81ポイント安の1131.34だった。
上がり銘柄数は89、値下がり銘柄数は137となった。
個別では、モブキャスト、グレイステクノロジーが一時ストップ安と急落した。バリューデザインは年初来安値を更新。フィット、フルスピード、AWSホールディングス、クロス・マーケティンググループ、エディアが売られた。
一方、アンジェスがストップ高買い気配。ネオジャパンが一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、GMOリサーチ、サイバーステップ、アクロディア、リミックスポイントなど9銘柄は年初来高値を更新。パス、AMBITION、ハイアス・アンド・カンパニー、モルフォ、ソレイジア・ファーマが買われた。
06月12日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 下げ幅広げる160円安 半導体が下げる
【10時の概況】
12日10時現在の日経平均株価は前週末比160円16銭安の1万9853円10銭で推移。
・・・続き
前週末に2万円大台に乗せて引けた日経平均だが、きょうは主力株中心に売りに押され2万円台を割り込んで始まった。
半導体や関連する機械や電気機器株に国内外の投資家から売りが続いている。一方、三菱UFJなど金融株や資源株の一角に買いが入り、指数を下支えしている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で8039億円、売買高は6億3886万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1181と全体の59%を占めた。値上がりは661、変わらずは174だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下げている。
日経平均マイナス寄与度は39.16円の押し下げでファストリがトップ。以下、ソフトバンクが30.11円、東エレクが23.76円、ファナックが17.3円、TDKが7.22円と続いている。
プラス寄与度トップはJTで、日経平均を2.89円押し上げている。次いで積水ハウスが2.60円、富士フイルムが2.36円、アステラスが1.52円、東京海上が1.52円と続く。
業種別では33業種中14業種が値上がり。1位は保険で、以下、石油・石炭、鉄鋼、銀行と続く。値下がり上位にはその他製品、電気機器、情報・通信が並んでいる。
個別では、ホンダが下げ幅を拡大。ファナックやSMCが安い。米マイクロソフトによる新型ゲーム機発売の発表を受け、任天堂が下げ幅を広げている。東エレクやソフトバンクなどハイテク株は引き続き安い。
半面、東邦鉛が上げ幅を広げた。T&Dなど保険株は引き続き高い。前期の連結純利益を上方修正した富士フイルムも高い。アステラスは上げ幅を広げている。
東証2部株価指数は続落している。シャープとTスマートが下げ、フュトレックやピクセラが上げている。
225先物はSBI・ソジェン・アムロ・クレディ・GS・JPが買い越し。
ナティクス・三菱・ドイツ・パリバが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・岡三・メリル・バークレイズが買い越し。
ソジェン・シティ・GS・JP・みずほが売り越し。
外資系等は、日清食(2897)、IHI(7013)、神戸鋼(5406)、スタンレー(6923)、武蔵精密(7220)、アカツキ(3932)、THK(6481)、キッツ(6498)、NEC(6701)、前田建(1824)、Sフーズ(2292)、鴻池運(9025)、H2O(8242)、日写(7915)、T&D(8795)、かんぽ(7181)、第一生命(8750)、ソニーFH(8729)に注目。
テクニカル的には、日ハム(2282)、コア(2359)、東エレデバ(2760)、八洲電(3153)、シュッピン(3179)、ウィンパートナー(3183)、北越紀州(3865)、gumi(3903)、化薬(4272)、ニッタ(5186)、菱製鋼(5632)、ネツレン(5976)、電気興(6706)、本多通信(6826)、日セラ(6929)、エフテック(7212)、紙パ商事(8032)、三信電(8150)、スルガ銀(8358)、アイフル(8515)、日新(9066)、丸運(9067)、ワイヤレス(9419)、スバル興業(9632)が動兆。
06月12日 カタリストコメント
「マチマチ」
週末のNY株式市場はマチマチの展開。
・・・続き
主要3指数ともに日中最高値を更新する場面があったがNYダウは3日続伸。
NASDQとS&P500は3日ぶりの反落となった。
特にアップルなどITセクターの下落が大きかったことからNASDAQは大幅下落。
アップルは3.9%安。
新型「アイフォーン」に搭載されるモデム半導体のダウンロード速度。
競合他社の高額スマートフォンに劣るとのブルームバーグの報道が影響した格好。
フェイスブックとアルファベットも3%超安、マイクロソフトは2.3%安。
エヌビディアは6.5%安。
空売り専門の投資情報会社のネガティブな株価見通しを嫌気した。
「ローテーションの動き。資金はハイテクセクターから他のセクターにシフトした」という声が聞こえる。
国債価格は下落(利回りは上昇)。
英国選挙やコミ─証言に向いていた市場の目はFOMCにシフトしたという指摘もある。
メイ英首相が率いる英国の与党・保守党が総選挙で過半数割れとなりポンドが急落。
ドル指数を押し上げた。
メジャーSQは通過。
東証1部の売買高は3兆2000億円と増加。
SQ値19997円も上回った。
昨年3月以来メジャーSQ値はズ〜と前回を上回って推移しており9月SQ値にも期待したいところ。
今週は、全営業日で日経平均が2万円台をつけた。
ただ2万円より上で終えたのが2日、下で終えたのが3日、週末値が20013円。
2万円を挟んだ動きが続いており値固めをしたいところだ。
「誰が上を買うのか」というテーマは続く。
日経平均は週間では約164円の下落。
週足は3週ぶりに陰線。
225先物大証夜間取引終値は日中比50円安の19900円と軟調な推移。
25日移動平均からのかい離はプラス0.9%とほぼ25日線がサポートした格好。
騰落レシオは104.75%まで低下。
空売り比率は38.2%。
今度はFOMCを控えて金利と金融と株価というテーマがメインとなる。
SQ値が幻でなかったところが救いだろうか。
骨太の方針を見て「小粒感」。
英国保守党の選挙劣勢を見て「離脱プロセスの遅れにつながる」。
なんだかなあ〜という感じ。
NYダウは89ドル高の21271ドルと3日続伸し史上最高値更新。
NASDAQは113ポイント安の6207ポイントと3日ぶりの反落。
S&P500は2ポイント安の2431ポイントと3日ぶりの反落。
NASDA、S&P500ともにザラバの史上最高値は更新。
ダウ輸送株指数は60ポイント高の9334ポイント。
3市場の売買高は87億株と急増。
CME円建ては大証35円安の19915円。
ドル建ては大証比10ポイント高の19960ポイント。
大証夜間取引は日中比50円安の19900円。
ドル円は110.33円。
10年国債利回りは2.202%。
非公式外資系5社動向は売り860万株、買い1030万株。
金額ベースは38億円の買い越し(6日連続)。
売りは自動車・空運・機械・薬品・倉庫・情報通信セクターなど。
買いは化学・小売・食品・サービス・精密・石油・銀行セクターなど。
売買交錯は機械セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ランドコンピュータ(3031)・・・動兆
ランドコンピュータに注目する。
同社は独立系SI。金融系が強い。
流通・エネルギー関連が拡大。
業績は復調。
クラウドサービス関連に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
06月12日 為替市況コメント
【為替】イベントを無事に通過して、ドル高再開となるか
・・・続き
[概況]
8日のイベント(ECB理事会や前FBI長官の議会証言)は波乱なく終わり、週末9日のNY株式市場はダウが3日続伸(ナスダックとS&P500は反落)してドルやユーロは小幅上昇で引けた。
一方ポンドは英国の総選挙で与党保守党が過半数を制する事が出来なかった為に2円以上も急落して、一時140円を割れる下落(前日比-2.17円で引け)となった。
イベントを波乱なく通過して、市場にはトランプ政権が当初掲げた減税や公共事業といった目玉政策に集中出来る様になったのではないかという見方(期待)が出ており、今週は其の期待を背景にドルが上値を伸ばす事が出来るかに注目している。
今週の米国は13日(火)5月生産者物価指数、14日(水)MBA住宅ローン申請件数、5月消費者物価指数、5月小売売上高、FOMC(13〜14日)、15日(木)5月輸入価格指数、6月NY連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数、6月フィラデルフィア連銀景況指数、5月鉱工業生産・設備稼働率、4月対米証券投資、16日(金)5月住宅着工・許可件数、6月ミシガン大学消費者信頼感指数などが発表予定となっており、経済指標の結果や米政府の政策実現性に注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月12日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
12日の東京株式市場は、日経平均株価は2万円をはさんだ展開となりそうだ。
・・・続き
シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行の展開になりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万9900円−2万100円を想定する。
前週のコミー前FBI長官の議会証言や、英総選挙などを波乱なく通過。下値不安が後退したとみられるが、上値を追うだけの材料にも乏しいことから、模様眺めムードが広がるだろう。
物色対象は、値動きの軽い中小型株が物色の中心になりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半と小動き。
シカゴ市日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比35円安の1万9915円だった。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
19915 ( -35 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
19960 ( +10 )
( )は大阪取引所終値比
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り860万株、買い1030万株で、差し引き170万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、自動車、空運、機械、薬品、倉庫、情報通信など。買いセクターに、化学、小売、食品、サービス、精密、機械、石油、銀行など。
【好材料銘柄】
■ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス <3657>
2-4月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.18%にあたる40万株(金額で6億8000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月12日から6月30日まで。
■ミライアル <4238>
2-4月期(1Q)経常は46%増益で着地。
■クロスプラス <3320>
2-4月期(1Q)経常は2.2倍増益・上期計画を超過。
■ミロク <7983>
今期経常を14%上方修正。
■アイル <3854>
8-4月期(3Q累計)経常が70%増益で着地・2-4月期も2.5倍増益。
■アールエイジ <3248>
上期経常は95%増益で着地、今期配当を2.5円増額修正。
■AMBITION <3300>
業務提携先のエボラブルアジア <6191> と新たに資本業務提携する。業務面では同社が管理する民泊物件をエボラブルAの旅行サイト「AirTrip」に掲載するなど提携強化を図る。資本面では、エボラブルAを引受先とする第三者割当増資(約4億円)を実施する。
■モルフォ <3653>
上期経常が39%増益で着地・2-4月期も3.3倍増益。
■アイリッジ <3917>
8-4月期(3Q累計)経常が2倍増益で着地・2-4月期も46%増益。
■ネオジャパン <3921>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。2-4月期(1Q)経常は24%増益で着地。
【主な経済指標・スケジュール】
12(月)
【国内】
4月機械受注(8:50)
5月国内企業物価指数(8:50)
《決算発表》
サトウ食品、神戸物産、ビューティガレージ、稲葉製作、日東網、ジャパンミート、ザッパラス、神島化、シーズHD、萩原工業、正栄食品、オーエス
【海外】
米5月財政収支(6/13 3:00)
米3年国債入札
米10年国債入札
休場:豪、ロシア、マレーシア、フィリピン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月12日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月12日号
06月10日 マーケットコメント
06月10日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月10日号
06月09日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは89ドル高、1週間ぶり最高値更新、金融株に買いが広がる
・・・続き
9日のNYダウ工業株30種平均は3日続伸した。
終値は前日比89ドル44セント高の2万1271ドル97セントと、2日以来1週間ぶりに過去最高値を更新した。
英国総選挙の終了で欧州株が全面高となり、米国株も買いが先行した。
昨日の前FBI長官の議会証言など重要イベントが通過し、投資家心理が回復しつつあるなか、金融規制改革法(ドッド・フランク法)見直し法案が下院で可決され、金融株に買いが広がった。
米長期金利の上昇で利ざや改善への期待も浮上しておりJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスが買われてダウ平均を押し上げた。
だが、一部アナリストが主要ハイテク株への投資リスクを警告すると、ハイテク株の大幅安が重荷となりダウ平均は下げに転じる場面もあった。
午後に入ると成長期待の高いハイテク株に売りが加速。ダウ平均ではアップルに利益確定を目的とした売りがかさんだうえ、マイクロソフトやインテルが大きく下落。3社でダウ平均を60ドル近く押し下げた。
米在庫増を受けて大幅に下げていたNY原油先物相場は1バレル45ドル台でいったん下げ止まった。シェブロンやエクソンモービルなどエネルギー関連株に買い戻しが活発となった。
ナスダック総合株価指数は3日ぶりに急反落した。前日比113.846ポイント安の6207.918で終え、下げ幅は5月17日以来およそ3週ぶりの大きさとなった。取引開始後は過去最高値を上回る場面もあったが、次第に利益確定の売りに押された。
グーグルの持ち株会社アルファベットやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックといった代表的なネット関連株が軒並み下落。エヌビディア(NVDA)など大幅高となっていた半導体関連株に売りがかさんだのも指数を下押しした。
セクター別では、エネルギーや銀行が上昇する一方で半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が下落した。
データセンター関連の不動産投資信託(REIT)を手掛けるデュポン・ファブロス・テクノロジーが高い。同業のデジタル・リアルティー・トラストに身売りすると発表し、買収価格にさや寄せする形で買われた。
一方で、証券会社の投資判断引き下げが嫌気され、写真・動画共有アプリのスナップが安い。米食品医薬品局(FDA)からオピオイド鎮痛薬の販売取りやめ要請を受けたアイルランドの製薬会社エンドー・インターナショナルが急落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,271.97+89.44
S&P500種
2,431.77−2.02
ナスダック
6,207.918−113.846
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。この日から中心限月となった9月物は前日比85円安の1万9915円で終え、大阪取引所の終値を35円下回った。午後に入り、米株式市場でアップルなどハイテク株が軒並み下げ幅を拡大した場面で売られた。
米ダウ工業株30種平均は過去最高値を更新しており、米株高の勢いが増していた午前には日経平均先物も節目の2万円を上回る場面があった。この日の9月物の安値は1万9820円、高値は2万0070円。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
19915 ( -35 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
19960 ( +10 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は5日ぶり反発した。前日終値に比べ77.35ポイント高の7527.33で引けた。構成銘柄の7割近くが上昇した。為替相場でのポンド安を受けて、海外で収益を得る輸出株を中心に買いが広がった。朝方に一時、最高値(7547.63ポイント)に迫る場面もあった。
主力の鉱業株と、石油株がともに全面高で引けた。なかでも金関連のフレスニージョやアントファガスタが高かった。
半面、テイラー・ウィンピーをはじめ住宅建設株が売られた。小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)とネクスト、航空株も下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比102.14ポイント高の12815.72だった。構成銘柄の約8割が上昇した。
アナリストが投資判断と目標株価を引き上げたハイデルベルクセメントが大幅高で引けた。化学のBASFと航空のルフトハンザも高かった。一方で、電力のRWEが安かった。同業のエーオンも連れ安した。
06月09日 マーケットコメント
06月09日 為替市況コメント
【為替】英総選挙の思惑から英ポンド下落。
・・・続き
[概況]
9日、東京外国為替市場では英ポンド円が一時139.52円まで下落している。英国総選挙で保守党が第1党の座を守ったものの過半数割れとの思惑から、英ポンドが売られているようだ。
一方で、米ドル円は一時110.490円まで上昇し、堅調な推移となっている。引き続き英国総選挙などの報道には注目をしていきたい。
この後、米経済指標の予定では、4月米卸売在庫【確報】 (予想:前月比-0.3% 前回:前月比-0.3%)などが発表される。
テクニカル的には英ポンド円は200日移動平均線(138.89円)付近が下値の支持線となるか注目したい。
一方、米ドル円は一目均衡表転換線(110.408円)付近を推移しており、仮に上抜けた場合には一目均衡表先行スパン1(雲の下限)110.960円が控えている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月09日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=104円高 反発、リスク要因通過で2万円台回復
【大引け概況】
日経平均株価は反発し、前日比104円00銭高の2万0013円26銭で終えた。
・・・続き
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8日のトランプ米大統領周辺とロシアの不透明な関係を巡るコミー前FBI長官の議会証言は「政権を揺るがすような発言は出なかった」との受け止めが広がり、先行き懸念が和らいだ。 前日の米国株市場ではナスダック指数が過去最高値を更新するなどハイテク銘柄中心に強く、為替も1ドル=110円台前半まで円安が進み、懸念された波乱展開は回避された。
メジャーSQ算出に伴って売買代金3兆2000億円と膨らんだ。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を74.71円押し上げ。次いでファストリが29.28円、東エレクが8.55円と続いた。
マイナス寄与度は6.31円の押し下げで富士フイルム がトップ。以下、花王が5.32円、セコムが4.64円と続いた。
業種別では33業種中21業種が値上がり。1位は銀行で、以下、情報・通信、その他製品、非鉄金属が続いた。値下がり上位には陸運、サービス、食料が並んだ。
JPX日経インデックス400は小幅ながら5日続落した。終値は前日比1.69ポイント安の1万4169.70だった。 東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発し、1.25ポイント高い1591.66で終えた。
東証1部の売買代金は概算で3兆2000億円。売買高は22億6387万株だった。値上がり銘柄数は903、値下がりは982、変わらずは133だった。
個別では、米ロボット会社の買収発表などを受け、ソフトバンクが大幅上昇、任天堂も上昇した。三菱UFJ、みずほ銀行などメガバンクも堅調。 年初来高値を付けた東芝、東京エレクトロンが上げ、住友不や菱地所、三井不といった不動産株も上昇した。
半面、9日の日本経済新聞朝刊が「傘下の富士ゼロックスのニュージーランド子会社で発覚した会計問題を巡り、オーストラリアでも不備がみつかったことがわかった」と報じた富士フイルムは前日に比べ4%下げたほか、 花王やOLCも軟調。資生堂、エムアップ、ヤマトHD、セコム、ダブル・スコープが売られた。
東証2部株価指数は前日比2.13ポイント安の5981.25ポイントと続落。値上がり銘柄数は236、値下がり銘柄数は186となった。
個別ではライトホールディングス、西菱電機が年初来安値を更新した。日本アビオニクス、エルナー、明治機械が売られた。
一方、コーセーアールイー、ピクセラ、エヌ・デーソフトウェアがストップ高。東理ホールディングス、中西製作所など13銘柄は年初来高値を更新した。
06月09日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続伸、ゲーム関連に買いが広がる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比3円19銭高の3227円86銭だった。
アエリア、日本一ソフト、ブロッコリーなどゲーム関連株に買いが広がった。 半面、ユニバーサルやマクドナルドなど時価総額の大きい銘柄の下落が重荷となり、午後にかけて伸び悩んだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で914億円、売買高は1億6万株だった。
値上がり銘柄数は353、値下がり銘柄数は288となった。
個別では、買取王国がストップ高。アエリア、リバーエレテックは一時ストップ高となった。アルテ サロン ホールディングス、大本組、ヒップ、ケア21など43銘柄が年初来高値を更新し、伊豆シャボテンリゾート、FCホールディングスが買われた。
半面、大伸化学、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、日本アンテナ、ハンズマンが年初来安値を更新し、ユニバーサル、アルトナー、マクドナルドが下落した。
06月09日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、リミックス、サイバーステップなどがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は14.39ポイント高の1132.15だった。2016年6月10日以来1年ぶりの高値となる。
マザーズ市場でもモブキャスやアカツキ、ドリコムなどのゲーム関連株が上昇した。
値上がり銘柄数は146、値下がり銘柄数は78となった。
個別では、サイバーステップ、リミックスポイント、アールエイジがストップ高。アセンテックは一時ストップ高となった。 GMOリサーチ、日本アクア、アクロディアなど15銘柄が年初来高値を更新し、鎌倉新書、エディア、モブキャストが買われた。 一方、バリューデザインが年初来安値を更新した。ミクシィは下落し、サイバダインやマルマエも安かった。
06月09日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=180円高と大幅反発。買い安心感広がり2万円台回復
9日午前の日経平均株価は大幅反発し、前日比180円64銭高の2万0089円90銭で終えた。
・・・続き
朝方は、8日の米国株高を支えに買いが先行した。 8日に行われたコミー前FBI長官の議会証言は「政権を揺るがような発言は出なかった」との受け止めが広がったほか、 同日投開票の英総選挙の影響は限定され、投資家心理の落ち着きにつながった。
9日に算出の株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)値は1万9997円63銭で、日経平均の午前終値はこの水準を上回った。
円安・ドル高の動きとともに、株価指数先物にまとまった買い物が入り、上げ幅を拡大して一時2万96円1銭を付け、その後も高値圏で推移した。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もそれぞれ反発した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆9771億円、売買高は13億4451万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1115と全体の55%を占めた。値下がりは730、変わらずは172だった。
個別では、ロボット開発会社を買収すると9日に発表したソフトバンクが7%程度上昇、三菱UFJ、みずほ、三井住友などメガバンクが上昇。任天堂、凸版も堅調。 スマホ向けデジタルカードゲーム「ドラゴンクエストライバルズ」が本日からクローズドβテストとなり、その開発担当であるトーセが連日ストップ高となっている。
オルトプラスも新作スマホゲーム配信開始を材料にストップ高となっている。
半面、「子会社がオーストラリアでも会計不備がみつかった」と伝わった富士フイルムが売られ、武田薬品工業も軟調。 ポーラ・オルビスホールディングスが下げ、J-POWERも売られた。
東証2部株価指数は前日比0.51ポイント安の5982.87ポイントと続落した。
値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は180となった。
個別ではフライトホールディングス、西菱電機が年初来安値を更新し、ベネフィット・ワン、日本アビオニクスが安い。
一方、コンテック、ピクセラ、日本電通など8銘柄が年初来高値を更新した。テクノスマート、フュートレックが買われた。
06月09日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日続伸、米株高や円安で新興企業も買い優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。前引けは前日比5円10銭高い3299円77銭となった。
8日の米国株高や円相場で進んだ円安・ドル高を背景に、投資家心理が改善し、新興企業向け株式市場でも買いが優勢となっている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で537億円、売買高は5576万株。
値上がり銘柄数は339、値下がり銘柄数は250となった。
個別では、買取王国、リバーエレテックがストップ高、ゲーム開発のアエリアが一時ストップ高となった。
ヒップ、大本組、ケア21、ACKグループなど31銘柄は年初来高値を更新した。電子部品メーカーのリバーエレも高い。
半面、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、日本アンテナ、大伸化学、ハンズマンが年初来安値を更新した。 アクシーズ、遊技機大手のユニバーサルや創薬ベンチャーのラクオリア、マクドナルドが下落した。
06月09日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、ゲーム関連のモブキャス、アカツキが上昇
・・・続き
東証マザーズ指数も反発した。午前終値は9.82ポイント高の1127.58だった。
値上がり銘柄数は113、値下がり銘柄数は107となった。
個別では、サイバーステップ、リミックスポイントなど11銘柄が年初来高値を更新。アンジェスMGやゲーム開発のモブキャスやアカツキが上昇した。
一方で、バリューデザインが年初来安値を更新し、ミクシィやサイバダイン、アトラエ、精密部品加工のマルマエは下落した。
06月09日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 37円高、コミー氏証言に買い安心感広がる
【10時の概況】
9日10時現在の日経平均株価は前日比35円78銭高の1万9945円04銭で推移している。
・・・続き
本日の東京市場では、225先物にサヤ寄せする格好から、買い先行となった。注目されたコミーFBI前長官の議会証言のほか、英国総選挙についてはいずれも想定内となり、アク抜け感が強まった。
一方、来週13-14日の連邦公開市場委員会で予想通り利上げが実施されるかを見極めたいとのムードも高まっており、上値が重い展開となっている。
為替市場では、ドルは110円近辺で推移している。重要イベント通過で短期筋などのドル買い興味は後退していないようだ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3396億円、売買高は9億795万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は745と、全体の4割弱にとどまる。値下がりは1085、変わらずは187銘柄だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はきょうの高値圏で推移している。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで73.46円押し上げ、次いでファストリが15.21円、TDKが4.56円と続く。
マイナス寄与度は7.41円の押し下げで富士フイルムがトップ。次いで、花王が5.28円、テルモが4.94円と続いている。
業種別では33業種中12業種が値上がり。1位は情報・通信で、以下、水産・農林、銀行、不動産と続く。値下がり上位には精密機器、化学、食料が並んでいる。
個別では、みずほ証券の投資評価引き上げでソフトバンクが堅調、三菱UFJ、三井住友などメガバンクが強く、任天堂も買われた。
半面、会計問題への警戒感が一段と強まる形となった富士フィルムのほか、ホンダ、パナソニックが下げている。
東証2部株価指数は続落している。シャープと朝日インテクが下げ、ピクセラとフュトレックが上げた。
テクニカル的には日駐(2353)、ライク(2462)、ALサービス(3085)、メック(4971)、東海カ(5301)、UMCエレ(6615)、鈴木(6785)、TOA(6809)、ユニデン(6815)、ケーヨー(8168)、東天紅(8181)、オークワ(8217)、愛媛銀(8541)、U−NEXT(9418)、ベルク(9974)が動兆。
06月09日 カタリストコメント
「格言」
相場のカネとタコの糸は出し切るな
・・・続き
利乗せは最後にやられる
株式と結婚するな 眠られぬほど、株を持つな
売り買いを一度にするは無分別、二度に買うべし、二度に売るべし
文殊でも備えの立たぬ商いは、高下の変あれば破るる
目先観で投資するな
パラを切る如く売るべし
猟師は潮を見る
株を買うより時を買え、
登り百日、下げ十日
売れば二上がり、買いや三下がり、切ってしまえば本調子
手じまいは脱兎のごとく
もちあい放れにつけ
上り坂の悪材料は買い、下り坂の好材料は売れ
名人は相場の恐さを知る
ケイ線を過信するな
人の商い、うらやむべからず
年の内、三度より商い場なし
石が浮かんで、木の葉が沈む
最良の預言者は過去なり
自信ある自己流は確信なき正統派に勝る(パーマー)
窓開けには逆らうな
三空叩き込みは買い向かえ
相場は明日もある
NY株式市場は小動きの展開。
コミーFBI前長官の上院情報委員会の公聴会証言は特に波乱なく通過。
ECBはユーロ圏の物価見通しを引き下げる一方で利下げ打ち止めの方針を示したことを受け欧州株は不安定な動きとなった。
週刊新規失業保険申請件数は前週比1万件減の24.5万件だった。
「最近の雇用拡大ペースの減速にもかかわらず、労働市場が引き締まっている」との解釈。
残る6月8日イベントは英国総選挙となっている。
「日銀が異次元緩和の出口を巡る議論について姿勢を改め、市場との対話を重視する方向に修正しつつある」
日銀も出口戦略を意識し始めたとの一部報道が売り材料視された木曜日。
「出口論が出てきて、それに市場が反応し始めた」ということは金融緩和の縮小、金利上昇観測。
本来であれば正常に戻ってきたというサインなのだか、教科書的にネガ視するのは市場の誤解なのかも知れない。
「9日は満月。11日から入梅。イベント通過しても快晴にはなりにくいかも」という声も聞こえる。
5月第5週の外国人投資家は9週連続で買い越し。
買越額は4282億円と大きい。
個人は2週連続で売り越し
売越額は3217億円とこれも大きい。
信託銀行は3週ぶりの売り越し。
都銀・地銀等は10週連続で売り越し。
海外からの買い、国内の売りの構図は変わらない。
SQを通過すれば足かせも取れるように思えるのは気のせいだろうか。
(兜町カタリスト櫻井)
06月09日 為替市況コメント
【為替】ECB理事会や前FBI長官の議会証言は概ね予想通りでドルやユーロは小動き
・・・続き
[概況]
ECB理事会では政策金利が据え置かれ(予想通り)、金利追加引き下げを示唆するガイダンスが削除された事を受けてユーロは昨日高値124.000円まで上昇したが、金利は長期に渡り現行水準に維持する見込みとされて直ぐに値下がりした。
其のあとで行われたドラギ総裁の会見でも出口戦略に舵を切る一方で慎重な姿勢も示した事からユーロは揉み合いとなった。
一方コミー前FBI長官の議会証言ではロシア疑惑に関して大統領から操作の中止命令は受けていないと述べた事からドル売りは進まず、ダウのマイナス圏落ちにNY市場終盤にドルは110円を割れる場面もあったが、最後は前日比+18銭高の110.005円と110円台に乗せて引けた。
一方ユーロはECB理事会を終えた材料出尽くしなどに売られて-25.5銭の123.385円で引けるなどマチマチな動きとなった。イベントを通過してドルは更に上値を伸ばす事が出来るかに注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月09日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月09日号
06月09日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
本日の日経平均株価は、堅調展開を想定する
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円〜2万0200円を想定する
メジャーSQ日に材料満載で、短期的な相場の転換点となる可能性もある。注目イベントをまとめて消化することで不透明感が一気に払しょくされる。
日経平均も短期調整をこなして、再び2万円台回復からその上をうかがう可能性が高い。一方、為替の動きが鈍い場合には、来週13〜14日のFOMCまで様子見相場が継続し、為替リスクを避け、内需や中小型を物色する地合いが続くと考える。
【注目の開示銘柄】
■コーセーアールイー[3246]
2018年1月期の第1四半期(17年2月〜4月期)連結決算を発表。売上高は63億1800万円(前年同期比2.9倍)、純利益が7億900万円(同5.6倍)だった。ファミリーマンション販売が大きく伸びた。売上高118億2500万円(前期比15%増)、当期純利益8億1300万円(同20%増)などの通期予想は据え置いた。8日終値は931円(▲2)
■スバル興業[9632]
2018年1月期の第1四半期(17年2月〜4月期)連結決算を発表。売上高は65億2600万円(前年同期比11%増)、純利益が9億9000万円(同29%増)だった。維持・補修分野を中心に主力の道路関連事業が好調だった。これを受けて通期予想を上方修正。売上高は200億円から210億円(前期比4%増)に、当期純利益も12億6000万円から16億2000万円(同11%増)にそれぞれ増額した。8日終値は502円(▲8)
■神戸物産[3038]
2017年10月期の第2四半期(16年11月〜17年4月期)と通期の連結業績予想の上方修正を発表。第2四半期累計の売上高は1239億円から1242億円(前年同期比4%増)に、純利益も30億円から44億円(同4.3倍)にそれぞれ増額した。主力である業務スーパー事業の新規出店が順調に進んだうえ、既存店の売上も堅調に推移した。PB商品の開発に注力して採算も向上した。通期の純利益予想も第2四半期と同額上方修正し、71億円から85億円(前期比86%増)に修正した。8日終値は4485円(△5)
【主な経済指標・スケジュール】
9日
【国内】
5月マネーストック(8:50)
4月第三次産業活動指数(13:30)
メジャーSQ算出日
《決算発表》
積水ハウス、エイチーム、カナモト、ロックフィールド、鳥貴族、gumi、丹青社、ベルグアース、ベステラ、大盛工業、フルスピード、ケア21、アスカネット、テンポス、ラクーン、ストリーム、アゼアス、アールエイジ、クロスプラス、山岡家、バルニバーヒ、シーアールイー、グッドコムA、モルフォ、ポールHD、フリービット、アイル、アイリッジ、ネオジャパン、シャノン、ミライアル、ユークス、ロングライフ、アイモバイル、インスペック、OSGコーポ、トミタ電機、ナ・デックス、ウイルコHD、精養軒
【海外】
中国5月消費者物価(10:30)
中国5月生産者物価(10:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月08日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは8ドル高、英国総選挙の行方を注視
・・・続き
8日のNYダウ工業株30種平均は前日比8ドル84セント高の2万1182ドル53セントで終えた。
コミー前米連邦捜査局(FBI)長官の議会証言を波乱なく終え、買い安心感が広がった。ただ、最高値圏にある相場の上値を追うほどの材料には力不足として、ダウ平均の上値は重かった。
また、英国選挙結果を見極めたいとの思惑から引けにかけて上げ幅を縮小した。
ナスダック総合株価指数は同24.384ポイント高の6321.764と、2日以来ほぼ1週間ぶりに過去最高値を更新した。
証券会社が目標株価を引き上げた画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが急伸したほか、交流サイト(SNS)のフェイスブックなど主力株の一角が買われ指数を押し上げた。
コミー氏は議会証言で、トランプ米大統領が自身の解雇理由としてFBI内での指導力不足を挙げたことについて「ウソだ」と非難。トランプ氏がフリン前大統領補佐官の捜査中止を要請したことが司法妨害にあたるかどうかについては、「私が述べることとは思わない」と言及を避けた。証言内容は前日公表の草稿と大きく変わらず、トランプ政権の政策運営への悪影響は限られると市場では受け止められた。
トランプ政権とロシアを巡る疑惑が晴れたわけではなく、減税などの景気刺激策が進みやすくなったわけではないとの見方が広がった。目先の利益を確定する目的の売りに押され、ダウ平均は下落に転じる場面があった。
市場がコミー前FBI長官の証言と並んで注目していた欧州中央銀行(ECB)理事会の結果はほぼ想定通りだったとして、米株式相場の反応は限られた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や銀行が上昇する一方でメディアや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
個別では、エヌビディアは7%上昇し、上場来高値を更新した。2018年3月期の売上高が45〜49%増になるとの見通しを示した中国の電子商取引最大手のアリババ集団が急伸。創業一家が非上場化を模索していると発表した百貨店のノードストロームも10%高となった。
中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は、投資家向け説明会で増収見通しを発表し、大幅上昇。同社株を保有する検索大手のヤフー(YHOO)も連れ高となった。
一方、リゾート施設運営のベイル・リゾーツ(MTN)は決算内容が嫌気され下落。
衛星ラジオのシリウスXMホールディングスが出資を検討していると伝わったネットラジオ局のパンドラ・メディアは下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,182.53+8.84
S&P500種
2,433.79+0.65
ナスダック
6,321.764+24.384
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅に続伸し、3日ぶりに2万円を回復して終えた。6月物は前日比40円高の2万0030円で引け、大阪取引所の終値を60円上回った。
この日のコミー前米連邦捜査局(FBI)長官の議会証言は前日公表した草稿に沿った内容だったと受け止められ、重要イベントを無事通過した安心感から米株とともに上昇した。
この日の6月物高値は2万0070円、安値は1万9895円
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は4日続落。前日終値に比べ28.64ポイント安の7449.98で引けた。携帯電話サービスのボーダフォン・グループの下げが指数下落に影響し、構成銘柄の半数以上は下落した。英総選挙の結果発表を前に、売りが広がった。
ボーダフォン・グループは5%近く、広告のWPPグループと鉱業・化学のジョンソン・マッセイもそれぞれ配当権利落ちで売られた。
半面、銅価格の上昇を受けて、リオ・ティントや資源商社のグレンコアなど鉱業関連株は買われた。
建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループと衣料小売りのネクスト、ガス供給・販売のセントリカも上昇した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比41.09ポイント高の12713.58だった。
核燃料税の廃止が決まり前日に大幅上昇した電力のエーオンとRWEがともに、この日も買われた。一方で、アディダスと放送大手のプロジーベンザット1メディアは売られた。
06月08日 マーケットコメント
06月08日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は109円台前半では底堅い。
・・・続き
[概況]
8日、東京外国為替市場の米ドル円は底堅い動きとなった。7日に公表された米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官による証言草稿は、トランプ米大統領周辺とロシアとの不透明な関係を巡る疑惑を深める内容ではなかったと受け止められ、リスク回避姿勢がやや後退、米ドル円は一時110.015円まで上昇した。その後、東京時間午後では日銀の異次元緩和の出口論を巡る議論について、「時期尚早」としていた姿勢を改め、市場との対話を重視する方向に修正しつつあるとの報道が伝わった。
これらの報道を受け、米ドル円は一時109.390円まで弱含むも、再び110円台まで水準を戻している。現在、欧州時間に入ると、米ドル円110.165円まで強含み、本日の高値圏を推移している。
ただ、この後は英国総選挙やECB理事会、米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官による上院情報特別委員会での証言など需要イベントを控えており、発表まで米ドル円の値動きは上下共に限定的となる可能性も考えられる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
買い優勢で日経平均株価は反発基調となりそうだ。
・・・続き
明日の東京株式市場は、重要イベントが通過することから、極端な円高・ドル安進行などネガティブな外部材料が加わらない限り、上値圧迫要因が払拭されることにより、買い優勢で日経平均株価は反発基調となりそうだ。
一目均衡表では転換線が支持線として意識されているが、基準線辺りまでの調整は想定内。遅行スパンは上方シグナルを継続させているが、5月のもち合いレンジの実線に接近してきており、2万円固めからのリバウンドをみせないと、いったんは下方シグナルを発生させてくる可能性が高まる。
週間形状では13週、26週線を上回っての推移であり、トレンドは変わらず。ただし、両線の乖離が1円程度に縮まってきており、週末での反発をみせられないと、再びデッドクロスが警戒されてくる。まずは2万円を固めたいところである。
20165.20 ボリンジャー:+2σ(25日)
20121.52 ボリンジャー:+2σ(26週)
20013.65 6日移動平均線
19988.73 ボリンジャー:+1σ(25日)
19909.26 ★日経平均株価8日終値
19904.97 均衡表転換線(日足)
19895.70 新値三本足陰転値
19859.75 ボリンジャー:+1σ(13週)
19812.26 25日移動平均線
19721.99 ボリンジャー:+1σ(26週)
19692.22 均衡表基準線(日足)
19635.79 ボリンジャー:-1σ(25日)
19459.32 ボリンジャー:-2σ(25日)
19329.63 75日移動平均線
19323.45 13週移動平均線
19322.46 26週移動平均線
06月08日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[6309]巴工業
[3242]アーバネットコーポレーション
06月08日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=75円安反落、朝高後に値消し後場後半は円高が重荷に
【大引け概況】
日経平均株価は反落し、前日比75円36銭安の1万9909円26銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分12秒 容量:23.70M
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朝方こそ買いの勢いが勝ったが、その後は売り物に押される展開を余儀なくされた。前日の米国株市場でNYダウが3日ぶりに反発したことや、朝方は為替が円安含みに推移していたことから、日経平均は高く始まった。しかし買いは続かず、寄り付きに2万円台を回復したものの、その後は値を消した。
朝方発表の名目国内総生産(GDP)の下方修正が嫌気された。英総選挙など8日の重要イベントを前に手じまい売りも出て、日経平均は取引時間中では1日以来1週間ぶりに1万9900円を割り込む場面があった。
日銀の出口戦略を巡り「時期早々から説明重視に姿勢を改めた」との一部報道をきかっけに、午後の債券市場で長期金利が一時0.075%と約3カ月ぶりの水準に上昇した。三井不や菱地所などの不動産株に売りが広がった。
日米金利差の縮小が意識され、円売り・ドル買いの流れが一服。トヨタやホンダ、スズキなどの自動車株も下げ幅を広げた。
加計学園問題を巡る政治の混迷で経済政策がおざなりになることへの懸念も買いを手控える一因となった。
JPX日経インデックス400は4日続落した。終値は前日比60.93ポイント安の1万4171.39だった。
東証株価指数(TOPIX)は反落し、6.68ポイント安の1590.41で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆5299億円。売買高は19億8375万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1198と、全体の約6割を占めた。値上がりは698、変わらずは121銘柄だった。
個別では、中部電や任天堂が冴えず、ユニチャームの下げが目立った。ブイ・テクノロジーも値を下げた。花王、信越化学工業なども軟調。エムアップが下落したほか、前日まで上値追いが続いていたフォーカスシステムズも9日ぶりに反落。ジャパンディスプレイも安い。PALTAC、アイスタイルも売られた。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが堅調、第一生命HDやT&Dは上昇した。東芝が買われ、富士フイルムとコマツ、ANAHDも高い。
日本電産が上昇、東京海上ホールディングスも高い。日本水産が物色人気となり、三井ハイテックも続急伸となった。ユニデンホールディングス、TOWA、スターティアが買われ、東邦亜鉛も商いを集め上昇した。
東証2部株価指数は前日比15.56ポイント安の5983.38ポイントと反落。値上がり銘柄数は218、値下がり銘柄数は204となった。
個別では西菱電機が年初来安値を更新。ランドコンピュータ、アルメディオ、JMACS、ウイルコホールディングス、キーウェアソリューションズが売られた。
一方、ピクセラがストップ高。三井住建道路、日本電通、ペッパーフードサービス、Oak キャピタルなど19銘柄は年初来高値を更新。明治機械、PALTEK、コンテック、川西倉庫が買われた。
06月08日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、ゲーム関連やバイオ株への買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比2円55銭高の3224円67銭だった。アエリアなどスマートフォン(スマホ)ゲーム関連やバイオ株の一部に買いが入った。直近に高値を更新した銘柄などには利益確定の売りも出て、上値を抑えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で828億円、売買高は1億4518万株だった。
値上がり銘柄数は317、値下がり銘柄数は301となった。
個別では、買取王国、リバーエレテックがストップ高。ラクオリア創薬、FCホールディングス、ホロンは一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、UTグループ、アルテ サロン ホールディングスなど42銘柄は年初来高値を更新。アエリア、オンキヨー、タツモ、ムトー精工、セグエグループが買われた。
一方、KYCOMホールディングスがストップ安。ナフコ、メディアグローバルリンクス、ハンズマン、センチュリー21・ジャパンは年初来安値を更新。ジェクシード、ノムラシステムコーポレーション、サンオータス、ガーラ、ナガオカが売られた。
06月08日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、売り買いの決め手となる材料に乏しく
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は5.36ポイント安の1117.76だった。
朝方は買いがやや優勢だったが、当面の利益を確保する売りが次第に増え、上値は重かった。円高・ドル安進行に対する警戒感は強く、「手持ちの銘柄が値上がりしたら売りたい投資家が多い」という。
値上がり銘柄数は85、値下がり銘柄数は146となった。
個別では、バリューデザインが年初来安値を更新。メディアシーク、インフォテリア、ファイズ、ジーエヌアイグループ、マーケットエンタープライズが売られた。
一方、リミックスポイントがストップ高。アプリックス、マルマエは一時ストップ高と値を飛ばした。ベガコーポレーション、ソケッツ、ソフトマックス、サイバーステップなど15銘柄は年初来高値を更新。アンジェス MG、チェンジ、シンプロメンテ、テラプローブが買われた。
06月08日 アフターランチ
「FANG連動」
大和のレポートは「FANG連動の日本株を抽出。遜色ない上昇率」。
・・・続き
フェイスブック・アップル・アマゾン・ネットフリックス・アルファベット(グーグル)頭文字で「FAANG」。
☆以下はIT関連のFANG連動日本株。
↓
オービック(4684)、モバクリ(3669)、芝浦メカ(6590)、フジクラ(5803)、丹青社(9743)、キャノン電(7739)、VOYAGE(3688)、∨コマース(2491)、セレス(3696)、NSSOL(2327)、ソニー(6758)、フリービット(3843)、ファンコミ(2461)、マーベラス(7844)、富士ソフト(9749)、富士機械(6134)、CKD(6407)、ソースネクスト(4344)、ゼンリン(9474)、DTS(9682)、新日本無(6911)、イビデン(4062)、テクマトリックス(3762)、ネクソン(3659)、GMOインターネット(9449)、電通国際(4812)、アスクル(2678)、システナ(2317)、ホソカワ(6277)、ソフトバンク(9984)、TIS(3626)、フォーカス(4662)、パナ(6752)、コムチュア(3844)、ネオス(3627)、enish(3667)、ポール(3657)、バンナム(7832)、ファンケル(4921)、日マイクロ(6871)。
☆FANGと連動性の高い非IT関連銘柄。
↓
アークランド(3085)、クイック(4318)、コーセー(4922)、メディパル(7459)、浜ホト(6995)、大建工業(7905)、ニホンフラッシュ(7820)、パソナ(2168)、マンダム(4917)、日油(4403)、東急建(1720)、トーホー(8142)、
ファーストコーポ(1430)、日M&Aセンター(2127)、コニシ(4956)、
日MDM(7600)、トラストテック(2154)、クオール(3034)、レオパレス(8848)、パカライ(4095)、リンナイ(5947)、九電工(1959)、一工薬(4461)、三和(5929)、タケエイ(2151)、岩谷(8088)、フルキャスト(4848)、T&K(4636)、あらた(2733)、アークランドサカモト(9842)、日金(5491)、芦森工83526)、いなげや(8182)、マツキヨ(3088)、三洋化成(4471)、大日精化(4116)、ムゲン(3299)、日新(9066)、シーズ(4924)、全国保証(7164)、今仙(7266)、片倉コ(4031)、小林製薬(4967)、船井総研(9757)、ユアサ商(8074)、大日本塗料(4611)、ノーリツ鋼機(7744)、ケーユー(9856)、アルインコ(5933)、京三(6742)、CDS(2169)、リオン(6823)、ジーテクト(5970)、富士ダイス(6167)、木村化工機(6378)、アトラ(6029)、日コンクリート(5269)。
☆FANGと連動性の高いフロンティア市場銘柄。
↓
インテリジェントウ(4847)、カネミツ(7208)、ナトコ(4627)、テリロジー(3356)、ヤマノ(7571)、ジャパンシ(9758)、ソーシャルワイ(3929)、レントラック(6045)、IPS(4335)、ピクスタ(3416)、ベネワン(2412)、ロングライフ(4355)、Rワールド(3691)、ITbook(3742)、ラック(3857)、アイル(3854)、エムジーホーム(8891)、クリエアナ(4336)、高度紙(3891)、ハーモニックド(6324)、カワサキ(3045)、エリアクエ(8912)、アンドール(4640)、京写(6837)、明豊エンター(8927)、セコニック(7758)、五洋インテ(7519)、フライング(3317)、ソネット(6185)、天昇電気(6776)、本州化学(4115)、エキサイト(3754)、Aimng(3911)、アルメディオ(7859)、シグマクシス(6088)、アルトナー(2163)、ニチリン(5184)、クロスマーケ(3675)、ニューテック(6734)、ネクストジェン(3842)、日コンピュータシダイ(4783)、コンテック(6639)、アイエックス(9753)、ミクシイ(2121)、日プリメ(2795)、システム情報(3677)、フェローテック(6890)、ケル(6919)。
インフォテリア(3853)の昼のリリース。
<リリースタイトル>
日本たばこ産業株式会社の「分煙コンサルタント」が使う
コンサルティング資料の配信ツールに「Handbook」を採用!
〜 全国で年間3,000件のコンサルティング案件に効率的に対応 〜
<概要>
インフォテリアは、日本たばこ産業が、分煙に関する
さまざまな質問や相談などに対応する「分煙コンサルタント」が
保有するタブレットへコンテンツを配信するツールとして、
NTTドコモの法人向けクラウドサービス「ビジネスプラス」の
「Handbook(ハンドブック)」を採用したことを発表します。
6月6日のリリース。
<リリースタイトル>
「BCCCスマートシティー部会」設立に向けたプレイベントの開催について
日時:6/9(金)16:30〜、会場:FINOLAB(フィノラボ)
<リリース概要>
一般社団法人ブロックチェーン推進協会は、このたび、スマートシティーおよび
IoT分野におけるブロックチェーンの普及を目的に、2017年6月に
「スマートシティー部会」を新設することを決定いたしました。
当部会の新設に際し2017年6月9日に参加を希望する企業・団体向けの
プレイベントを開催します。
結構、矢継ぎ早な印象を受ける。
(櫻井)。
06月08日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比7円89銭高の1万9992円51銭で始まった。
日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.35ポイント高の1598.44で始まった。
外国為替市場では、1ドル=109円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
外部要因のリスクを回避する流れからも、中小型株に資金は向かいやすいだろう。個人主体の逃げ足の速い資金でもあるため、引けにかけてはポジション調整の動きが強まる可能性があることは注視しておきたい。
ランチバスケットは560億円、差し引き売り買い均衡との観測。
06月08日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=東京株式(前引け)=小幅続伸 円安を好感 GDP下方修正で上値も重い
8日午前の日経平均株価はわずかに続伸し前日比9円35銭高の1万9993円97銭で終えた。
・・・続き
前日の米国株高に加え、為替もドル安円高が一服したことなどを受け、買い優勢で始まった。日経平均は寄り付きに2万円大台を回復したが、その後は上値が重く水準を切り下げる展開となり、一時前日終値を下回る場面もあった。
8日に行われるコミー前FBI長官の議会証言や欧州でのECB理事会、英国総選挙の結果などを見極めたいとの思惑が上値を押さえた。
また、1〜3月期の国内総生産(GDP)の下方修正を嫌気した海外投資家の売りで日経平均は下げに転じる場面があった。不動産株が売られた。
JPX日経インデックス400は反発し、東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆203億円、売買高は8億3735万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1132と全体の56%を占めた。値下がりは699、変わらずは181銘柄だった。
個別では、半導体事業の売却が前進するとの見方が強まった東芝が大幅に上昇した。仮想現実(VR)端末の国内取扱店を大幅に拡大すると7日に発表したソニーも買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが堅調。T&Dや第一生命HDなど保険株の一角も高い。伊藤忠やコマツ、JALが上昇した。日本電産なども買い優勢、スターティアが値を飛ばし、日本水産、東邦亜鉛も高い。
一方、トヨタやスズキ、いすゞなど自動車株の一角が売られた。ユニチャームや花王、住友電の下落が目立った。
ブイ・テクノロジーも下落した。ジャパンディスプレイ、ルネサスエレクトロニクスなどが下げ、電通、ホシデンなども売られた。
東証2部株価指数は前日比8.66ポイント安の5990.28ポイントと反落。
値上がり銘柄数は228、値下がり銘柄数は152となった。
個別ではランドコンピュータ、キーウェアソリューションズ、ウイルコホールディングス、ウエスコホールディングス、テクノスマートが売られた。
一方、三井住建道路、ペッパーフードサービス、Oak キャピタル、コーセーアールイーなど15銘柄が年初来高値を更新。那須電機鉄工、明治機械、第一稀元素化学工業、エムジーホームが買われた。
06月08日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、セキュリティー関連に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比12円35銭高の3234円47銭となった。5日に付けた年初来高値を上回った。
テリロジーやセグエGといったネットセキュリティー関連銘柄やラクオリアなどバイオ株の一角が大幅に上昇し、指数を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で476億円、売買高は8043万株。
値上がり銘柄数は362、値下がり銘柄数は218となった。
個別では、買取王国、FCホールディングスがストップ高。ラクオリア創薬は一時ストップ高と値を飛ばした。UTグループ、エフティグループ、セリアなど31銘柄は年初来高値を更新。アエリア、オンキヨー、セグエグループ、テリロジーが買われた。
一方、ナフコ、メディアグローバルリンクス、センチュリー21・ジャパンが年初来安値を更新。KYCOMホールディングス、ジェクシード、ノムラシステムコーポレーション、サンオータス、アルトナーが売られた
06月08日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、ビットコイン関連に関心集まる
・・・続き
東証マザーズ指数も続伸した。午前終値は2.05ポイント高の1125.17だった。値上がり銘柄数は113、値下がり銘柄数は107となった。
個別では、リミックスポイント、マルマエが一時ストップ高と値を飛ばした。ベガコーポレーション、ソフトマックス、アプリックス、サイバーステップなど13銘柄は年初来高値を更新。シンプロメンテ、アクセルマーク、AMBITION、チェンジ、グレイステクノロジーが買われた。
一方、バリューデザインが年初来安値を更新。マーケットエンタープライズ、ASJ、サイジニア、ソケッツ、イノベーションが売られた。
06月08日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 続伸、2万円台回復するもGDP下方修正が重荷
【10時の概況】
8日10時現在の日経平均株価は前日比32円46銭高の2万17.08円で推移。
・・・続き
北朝鮮が朝方に飛翔体を発射したとの報道を受け、地政学リスクが改めて意識されるなか積極的な買いも入りにくい。欧州でのECB理事会の結果や英国総選挙の結果などを見極めたいとの思惑も上値を重くする可能性が指摘されている。
また、1〜3月期の国内総生産(GDP)改定値の下方修正が投資家心理に重荷となっている。ただ、下値ではこれまで買えていなかった国内の機関投資家の押し目買いも入っているようだ。
GDP改定値では個人消費が速報値から引き下げられた一方、設備投資が上方修正された。藍沢証券の三井郁男ファンドマネージャーは「設備投資が伸び、雇用環境が堅調ななか、今後消費が悪化する可能性は低い」と指摘。市場への影響は限定的とみていた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は一時下落に転じる場面もあった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6240億円、売買高は5億3242万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1018と、全体の51%を占めた。値下がりは781、変わらずは195銘柄だった。
業種別では33業種中15業種が値上がり。1位は水産・農林で、以下、空運、保険、電気機器と続く。値下がり上位には鉱業、不動産、パルプ・紙が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を15.97円押し上げている。次いでTDKが11.41円、ファナックが7.41円、日東電が2.85円、ソフトバンクが2.17円と続く。
マイナス寄与度は7.87円の押し下げでKDDIがトップ。以下、電通 <4324>が6.84円、スズキが3.35円、花王が3.27円、東エレクが2.85円と続いている。
個別では、東芝は上げ幅を広げ、6%超上昇する場面があった。三菱電とファストリが上げ幅を拡大。日電産とOLCが買われ、年初来高値を付けた。T&DとJAL、ソニーも高い。一方、三井不や住友電、三菱重が下げ幅を拡大した。関西電やヤマトHDも軟調に推移している。
東証2部株価指数は続伸している。Oakとペッパーが上げ、シャープとアルチザが下げた。
225先物はナティクス・大和・GS・みずほ・シティ・HSBC・三菱・メリルが買い越し。
野村・パリバ・ソジェン・UBS・ドイツ・JP・クレディが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・野村・大和・三菱・メリル・ナティクスが買い越し。
バークレイズ・三菱・JP・ドイツ・UBS・みずほ・GSが売り越し。
外資系等は、くら(2695)、アイン(9627)、亀田菓(2220)、横河ブ(5911)、忠(8001)、紅(8002)、日水(1332)、キリン(2503)、TDK(6762)に注目。
テクニカル的には、ホクリョウ(1384)、新日科学(2395)、アルコニックス(3036)、鳥貴族(3193)、スターティア(3393)、オプティム(3694)、ベリサーブ(3724)、GMOPG(3769)、オープンドア(3926)、東ソー(4042)、リケンテク(4220)、東芝(6502)、タムラ(6768)、山一電(6941)、日CMK(6958)、ニチユ(7105)、武蔵精密(7220)、市光工(7244)、ネットワン(7518)、イオンFS(8570)、いちよし(8624)、ビジョン(9416)、四国電(9507)、よみラン(9671)、セコム(9735)、CSP(9740)、バイテック(9957)が動兆。
06月08日 カタリストコメント
「イベント控え」
NY株式市場は3日ぶりの反発。
・・・続き
コミー前FBI長官の議会証言に新たな事実は含まれていないという見通しが安心感につながったとの解釈。
とはいえ英総選挙やECB理事会がまだ控えているのも事実。
通過することが重要であることに変わりはない。
週間在庫統計で原油在庫が予想外に増加し、原油価格が5%超急落。
エネルギーセクターは軟調だった。10年債利回りは2.17%台まで上昇(価格は下落)。
「市場はコミー氏の証言からより悪い材料が出てくることを織り込んでいた。
リスクがひとつ解消された」という声が聞こえる。
一方で「アレコレ言っても証言が行われるのはこれから。
資本市場は、実際の出来事に即して反応するだろう」という指摘もある。
トランプ米大統領は1兆ドル規模のインフラ整備計画の推進を訴えたが影響は限定的。
ECBは今後3年のインフレ目標を引き下げる方向で調整しているという方向。
「実際に物価見通しが下方修正されれば、ECBの金融政策は市場関係者の思惑よりも緩和的」という声もある。
欧州株は続落。
3日ぶりに2万円台を一時回復したSQ週の水曜日だった。
前引は63円安。午後になってプラスに転換。
明日への期待が漂ったということだろう。
指数が反発しても商いは減少。
6月に入って最低の売買代金だった。
「コミー前FBI長官の証言は材料としては既に一度消化済み。
ECBは悪いアナウンスは出さない。
英総選挙は保守党が苦戦となってもEU離脱方向が薄れるだけ」。
イベント通過が重要との声が聞こえる。
225先物大証夜間取引終値は日中比60円高の20010円。
シカゴ225先物終値19990円を上回った。
25日移動平均は1.0%のプラスかい離。
騰落レシオは上昇したとはいえ115.91%。
サイコロは5勝7敗で41.7%と低下した。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲12.686%(前日▲12.554%)。
買い方は▲4.350%(前日▲3.803%)。
Quick調査の信用評価損率は2週連続の改善でマイナス8.43%。
空売り比率は36.4%(前営業38.0%)と低下した。
裁定買い残高は3週連続で減少。
前週比1169億円減の1兆8469億円。
裁定売り残高は5週ぶりに減少。
前週比298億円減の2401億円。
今夜のイベント通過そして明日のメジャーSQ。
商いが盛り上がるかどうかがカギとなる。
OECDの経済見通し。
2017年の日本経済の実質GDP成長率は1.4%。
昨年11月時点比0.4ポイント上方修正された。
2018年見通しが1%に乗ったのは救い。
日本16年1.0%(11月比+0.2)、17年1.4%(+0.4)、18年1.0(+0.2)。
米国16年1.6%(+0.1)、17年2.1%(−0.2)、18年2.4%(−0.6)。
ユーロ圏16年1.7%(0)、17年1.8%(+0.2)、18年1.8%(+0.1)。
NYダウは37ドル高の21173ドルと3日ぶりの反発。
NASDAQは22ポイント高の6297ポイント。
S&P500は3ポイント高の2433ポイント。
ダウ輸送株指数は60ポイント高の9334ポイント。
3市場の売買高は66億株。
CME円建ては大証比40円高の19990円。
ドル建ては大証比40ポイント高の19990ポイント。
大証夜間取引は日中比60円高の20010円。
ドル円は109.79円。
10年国債利回りは2.176%。
非公式外資系5社動向は売り1470万株、買い1320万株。
金額ベースは38億円の買い越し(6日連続)。
売りは繊維・陸運・倉庫セクターなど。
買いは小売・医薬品・精密機器・石油石炭・食料品セクターなど。
売買交錯は電気機器・化学・機械・サービスセクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
イワキ(8095)・・・動兆
イワキに注目する。
同社は医薬品・医薬原料商社で化学品も展開。
ジェネリック薬や表面処理薬品製造子会社に期待感。
業績は好調。
前期は黒字。
(兜町カタリスト櫻井)
06月08日 為替市況コメント
【為替】前FBI長官の事前テキストでNY株式市場は上昇し、ドルも買い戻される
・・・続き
[概況]
欧州株式市場が下落で始まるとリスク回避の動きが進んでドルは序盤に当日安値まで下落したが109円台は割れず、其の後はイベントを前に買い戻された。
そして109円台半ばを挟んだ揉み合いの中、NY市場終盤に伝わったコミ―前FBI長官による議会証言前の事前テキストでは、大統領による違法な捜査終了圧力は無かったとする見方が広がってドルは買われた。
それまでの109円台半ばから一気に109円台後半に値を伸ばして当日高値109.900円まで上昇し、最後も前日比+39.5銭高の109.825円と反発して引けた。
主要通貨な概ね上昇して引けたが、米週間石油在庫統計で原油在庫が大幅に増加した為にカナダドルは売られ小幅安で引けた。前FBI長官の議会証言が事前テキスト通りならば弱材料出尽くしでドルは買われると見るが、それ以外のイベント(ECB理事会や英総選挙)もあり、それまでは様子見が無難か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月08日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■東エレデバ<2760>
液体分離装置ベンチャーと提携
■富士フイルム<4901>
自家発電電力のグループ内利用を拡大
■ファインシンター<5994>
焼結時間短縮の新ラインを米国で導入
■ジェイテクト<6473>
中・大型車向け電動パワーステアリングを強化
■NTT<9432>
系列が人間と議論できるAIシステム開発
06月08日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月08日号
06月08日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
8日の東京株式市場は、手控え姿勢が強まりもみ合いとなりそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9900円−2万100円を想定する。
現地8日に行われる英総選挙の行方や、ECB(欧州中央銀行)理事会、コミー前米連邦捜査局(FBI)長官の米議会での証言を前に、上値は追いづらいとみられ、小動きに終始する可能性もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半と円安に振れている。足元でやや軟調な展開を強いられてきた輸出関連銘柄には、見直しの動きが期待される。
市場関係者からは「投資家の関心は外国為替市場の円相場に集まっている。円が1ドル=108円台まで上昇すると、フシ目となる4月17日の1ドル=108円台前半の水準に急接近するため、株価への警戒感も強まりそうだ」との見方が出ていた。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比40円高の1万9990円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1470万株、買い1320万株で、差し引き150万株の売り越し。売り越し6営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、電気機器、化学、機械、サービス、繊維、陸運、倉庫、機械など。買いセクターに、小売、電気機器、化学、医薬品、機械、精密機器、サービス、石油石炭、食料品など。
【好材料銘柄】
■アークランドサービスホールディングス <3085>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。また、今期配当を実質増額修正。
■Oak キャピタル <3113>
出資先ピクセラ <6731> [東証2]の次世代テレビ事業の進捗状況について、ピクセラの開発力は米グーグルに評価され、グーグルが展開する新しいテレビ事業におけるパートーナー10社のうちの1社として紹介されたと報告。
■ピクセラ <6731>
出資を受けるOak キャピタル <3113> [東証2]が同社の次世代テレビ事業の進捗状況について「ピクセラの開発力は米グーグルに評価され、グーグルが展開する新しいテレビ事業におけるパートーナー10社のうちの1社として紹介された」と報告。
■日本スキー場開発 <6040>
8-4月期(3Q累計)経常は56%増益・通期計画を超過。
【主な経済指標・スケジュール】
8(木)
【国内】
1-3月期GDP改定値(8:50)
4月国際収支(8:50)
5月都心オフィス空室率(11:00)
5月景気ウォッチャー調査
5年国債入札
《決算発表》
クミアイ化、鎌倉新書、シーイーシー、東京楽天地、土屋HD、コーセーアールイー、イムラ封筒、トップカルチャー、スバル興
【海外】
中国5月貿易収支
英国総選挙
ECB定例理事会(ドラギ総裁会見)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月07日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ3日ぶり反発で37ドル高 重要イベントを前に不透明感がやや後退
・・・続き
7日のNYダウ工業株30種平均は、前日比37ドル46セント高の2万1173ドル69セントで終え3営業日ぶりに反発した。
欧州中央銀行(ECB)が明日開催の理事会でインフレ見通しを引き下げるとの観測が強まり、買いが先行。原油安を受けて一時下落する場面もあったが、金融株に買いが入り下値を支えた。
前FBI長官とトランプ大統領の面談内容が記載された証言原稿が公表されると不透明感がやや後退、引けにかけて堅調に推移した。
スペイン最大手銀行のサンタンデールが、経営危機にある同業のバンコ・ポピュラール・エスパニョールを救済買収することが決まった。欧州の金融システムが安定に向かっているとの見方から金融株が買われたことも指数を押し上げた。
草稿の公表前にはダウ平均は前日比で下げる場面があった。原油先物相場が1カ月ぶりの安値を付け、エクソンモービルなど石油株に売りが優勢になった。英国の総選挙や欧州中央銀行(ECB)理事会など重要日程を8日に控え、様子見姿勢も強かった。
ナスダック総合株価指数は前日比22.322ポイント高の6297.380で終えた。アップル、グーグルの持ち株会社アルファベット、アマゾン・ドット・コムなど主力株の一角が買われ、指数を押し上げた。
セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方でエネルギーや資本財が下落した。
傘下の個人向けネット銀行が貯蓄口座の金利引き上げを発表したゴールドマン・サックスが上昇。不採算店舗を追加閉鎖すると伝わった総合小売りのシアーズ・ホールディングスは大幅高。前日に広報担当者が主力の画像用半導体(GPU)の引き合いの強さを説明した半導体のアドバンスド・マイクロ・デバイスが引き続き高い。
アナリスト説明会で提示した収益見通しが失望されたビール大手のモルソン・クアーズ・ブリューイングに売りが膨らんだ。複数の証券会社による投資判断引き下げが伝わった百貨店のメーシーズも下げた。トラックメーカーのナビスター(NAV)は決算内容が嫌気され、下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,173.69+37.46
S&P500種
2,433.14+3.81
ナスダック
6,297.380+22.322
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小反発。6月物は前日比50円高の1万9990円で取引を終えた。前日の大阪取引所の終値を40円上回った。
8日にあるコミー米連邦捜査局(FBI)前長官の議会証言の冒頭部分が事前に公開され、内容が報道の範囲内だったことから投資家のリスク回避姿勢が後退。米国株が小反発し、日経平均先物もつれ高となった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19990 ( +40 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19990 ( +40 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7478.62(−46.33)
FTSE100種総合株価指数は3日続落。前日終値に比べ46.33ポイント安の7478.62で引けた。石油株と医薬品株中心に売られ、構成銘柄の約6割が下落した。ポンド高と原油安を受けて、午後に株価指数は下落に転じ、引けにかけて下げ幅が拡大した。
午後遅くに原油相場が一段安となったことを受けて、石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルもそれぞれ下げ幅が大きくなった。アストラゼネカなど医薬品株も売られた
半面、スタンダード・ライフなど保険株は上がった。リオ・ティントなど鉱業株も買われた。次期会長を任命したアングロ・アメリカンも高くなった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12672.49(−17.63)
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比17.63ポイント安の12672.49だった。
透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアと自動車のフォルクスワーゲン、医薬・農薬大手のバイエルは下落した。
一方で、電力のRWEとエーオンはそれぞれ5%超上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5265.53(−3.69)
06月07日 マーケットコメント
06月07日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=小反発、4円高。重要日程を前に手控えムード
【大引け概況】
7日の日経平均株価は3営業日ぶりに小反発した。
・・・続き
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終値は前日比4円72銭高の1万9984円62銭だった。
前日の米国株市場が軟調だったほか、外国為替市場でも1ドル=109円台前半まで円高傾向に振れたことを受け、主力株中心に売りが先行した。
これまでの上昇局面で買い遅れていた国内外の投資家が押し目買いに動いた。2万円を上回る場面もあった。一方、英総選挙など海外の重要な政治日程を控え、全体に上値は重かった。
8日に英国の英総選挙やコミー前米連邦捜査局(FBI)長官の議会証言などが控えている。朝方は米株安などもあり、相場は下げる場面が目立った。ただ、日銀による株価指数連動型上場投資信託(ETF)買いの期待などが投資家心理を支えた。
JPX日経インデックス400は3日続落し、前日比2.93ポイント安の1万4232.32だった。東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発し、0.65ポイント高の1597.09だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3239億円。売買高は17億1817万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1150と全体の57%を占めた。値下がりは693、変わらずは174銘柄だった。
個別では、世界の半導体市場の拡大期待から、東エレクやアドテストが上げた。今期業績を上方修正した三井ハイテクは大幅高。外部資本での再建が伝わったJディスプレは上昇した。半導体子会社の売却で、日米連合と米ブロードコムが有力と伝わった東芝は買われた。
三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクもしっかり。コナミホールディングスも高い。サイバーコム、スターティアがいずれもストップ高に買われたほか、ルネサスエレクトロニクス、グリーも値を飛ばした。
半面、今期業績見通しが市場予想を下回ったアインHDが大幅安。上昇の続いていたハウスや信越化も売られた。「ポケットモンスター」のキャラクターが登場するゲームを家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けに発売すると伝わった任天堂は下落した。ファストリやユニファミマも下げた。米長期金利の低下を受け、MS&ADなど保険株が軟調だった。
スタートトゥデイが急落したほか、安藤ハザマも大幅安となった。大成建設が値を下げ、大和ハウス工業、イーレックスなどの下落も目立った。
東証2部株価指数は前日比7.10ポイント高の5998.94ポイントと反発。値上がり銘柄数は217、値下がり銘柄数は186となった。
個別ではアルチザネットワークスが一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、鉄人化計画、サトウ食品工業、ペッパーフードサービスなど17銘柄は年初来高値を更新。ピクセラ、ウエスコホールディングス、日本システム技術、ランドコンピュータが買われた。
一方、川上塗料、東京汽船が年初来安値を更新。大興電子通信、井村屋グループ、富士古河E&C、パーカーコーポレーション、ニッキが売られた。
06月07日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、好業績期待の銘柄への買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価が反発した。終値は前日比11円94銭高の3222円12銭だった。平田機工やマクドナルドといった好業績期待のあるジャスダック市場での主力株に買いが入り、相場を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で650億円、売買高は1億2364万株だった。値上がり銘柄数は365、値下がり銘柄数は243となった。
個別では、ヒップ、リバーエレテック、KYCOMホールディングスがストップ高。ネクストジェン、ソレキアは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、UTグループ、アルトナーなど28銘柄は年初来高値を更新。アイレックス、ガーラ、ネットマーケティング、オンキヨーが買われた。
一方、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、クリムゾン、メディアグローバルリンクスが年初来安値を更新。毎日コムネット、アトムリビンテック、ウィルソン・ラーニング ワールドワイドが売られた。
06月07日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、引き続き個人投資家の買い
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比15.24ポイント高の1123.12となり年初来高値を更新した。2016年6月10日以来、約1年ぶりの高値となった。
英国総選挙など欧米での重要日程を前に様子見の雰囲気が強い中、引き続き個人投資家による好材料株や人気銘柄への物色が活発となった。
値上がり銘柄数は145、値下がり銘柄数は82となった。
個別では、アプリックス、リミックスポイント、アカツキ、AWSホールディングスがストップ高。PR TIMESは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、ベガコーポレーション、ソケッツ、アンジェス MGなど13銘柄は年初来高値を更新。マルマエ、中村超硬、ソネット・メディア・ネットワークス、グレイステクノロジー、シンプロメンテが買われた。
一方、バリューデザイン、リボミックが年初来安値を更新。フィット、モブキャスト、デジタルアイデンティティ、バリューゴルフ、ジェネレーションパスが売られた。
06月07日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を9銘柄更新しました。
[4563]アンジェスMG
[4832]JFEシステムズ
[9621]建設技術研究所
[2761]トシン・グループ
[2714]プラマテルズ
[8059]第一実業
[4712]アドアーズ
[3902]メディカル・データ・ビジョン
[2134]燦キャピタルマネージメント
06月07日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅を縮小
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比32円90銭安の1万9947円00銭で始まった。日経平均株価は下落幅を縮小している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、2.14ポイント安の1594.30で始まった。
日経平均は狭いレンジでのこう着が続くことになりそうだ。
ただ、マザーズ指数やJASDAQ平均がプラス圏で推移しているなど、個人主体の中小型株での物色は活発である。
個別の材料のほか、ビットコインやゲーム関連辺りに注目か。
ジーンテクノサイエンス<4584>が後場急浮上。前引け後に、アインホールディングス<9627>などと共同で、幹細胞治療の事業化を目的とする会社ミネルヴァメディカを設立したと発表しており、これを好材料視した買いが入っているようだ。
外国為替市場では、1ドル=109円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている
ランチバスケットは、29件、530.83億円。差し引き10億円の売り越しとの観測。
06月07日 アフターランチ
「犬」
「子は繁栄、丑つまずき、辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる」
・・・続き
相場格言の干支のアノマリーでは2016年と2017年はボラ高く。
2018年は笑い、2019年で固める。
来年が笑えるかどうかは、戌関連銘柄の動向にもよるのかもしれない。
酉関連は結構今年頑張っているので、そろそろ戌関連の銘柄を探し始めてみる。
↓
「ダウの犬」:割安株投資という思考法→NYダウ採用銘柄で配当利回りの高い順に投資する法
「dogs」=「さえないもの」の意味もある
ブルドッグソース(2904・二部)
雑貨屋ブルドッグ(3331・JQ)
ワンダーコーポレーション(3344・JQ)
ラウンドワン(4680)
デザインワン(6048)
イメージワン(2667)
21LADY(3346)
レオパレス21(8848)
フロイント産業(6312・JQ)
アニコム(8715)
ユニチャーム(8113)
トランザクション(7818)
ハチバン(9950)
日本動物高度医療センター(6039・M)
FRONTEO(2158)人間ドック予約
サノヤス(7022)造船ドッグ
名村造船(7014)
三菱重工(7011)
森乳(2264)犬用介護食
コスモバイオ(3386)イヌ由来細胞株
アサンテ(6073)犬でシロアリ探し
大昔。
「巨人が勝った翌日は株価が上がりやすく、
巨人が負けた翌日は株価が下がりやすい」というアノマリーがあった。
あるいは∨9時代には「巨人が優勝すると株高」というのもあったと聞く。
しかし昨今は「巨人が優勝すると株価が暴落、阪神が優勝すると長期上昇」。のアノマリー。
根拠がないのがアノマリーだが「阪神・広島」の優勝は株高、「中日・ヤクルト」の優勝も株高。
そんな気がするのは気の所為なのだろう。
しかし巨人の11連敗は1975年以来46年ぶり。
もしも今日負けると新記録の12連敗。
市場の視点からはどう捉えたら良いのか結構興味深い。
(櫻井)。
06月07日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続落、重要な政治イベント控え買い手控え
7日午前の日経平均株価は小幅に続落した。終値は63円05銭安い1万9916円85銭だった。
・・・続き
機関投資家のポジション調整の動きなどが観測されるなか、売り優勢の地合いとなり日経平均は続落となった。
8日には英総選挙に加え、米国のコミー前米連邦捜査局(FBI)長官の証言などを控える。外国為替市場では円の対ドルの下値が堅く、日本株全体の重荷となった。
一方で、相場の下値は堅い。日銀は6日に株価指数連動型上場投資信託(ETF)を購入。購入額を小幅に増やしていた。相場が下落する場面では日銀の買いが入るとの期待が支えとなり、日経平均の下げ幅は一時10円ほどに縮まった。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆0460億円だった。売買高は7億8291万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は944と全体の47%を占めた。値上がりは898、変わらずは170だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。
個別では、米長期金利の低下を受け、第一生命HDなど保険株が下落。今期業績見通しが市場予想を下回ったアインHDが利益確定売りに押され、一時13%安まで下げた。ファストリやユニファミマが下げた。前日に年初来高値を更新していたハウスや信越化が売られた。
任天堂が軟調、ソニーも売りに押されている。武田薬品工業、JTも値を下げた。アインホールディングス、安藤ハザマが急落、フォーカスシステムズも利食われた。
一方、今期業績見通しを上方修正した三井ハイテクが大幅高。外部資金による再建期待が高まったJディスプレは上昇した。世界の半導体市場の拡大期待から、東エレクやアドテストも堅調だった。原油先物相場の持ち直しで、国際石開帝石や石油資源は買われた。
コナミホールディングスも買い優勢。三井ハイテック、サイバーコムがストップ高に買われ、グリーも値を飛ばした。アンリツも物色人気となった。
東証2部指数は前日比3.76ポイント安の5988.08ポイントと続落。値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は208となった。
個別では、川上塗料が年初来安値を更新。日本食品化工、大興電子通信、キーウェアソリューションズ、セメダイン、ジー・スリーホールディングスが売られた。
一方、アルチザネットワークスが一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、鉄人化計画、ペッパーフードサービスなど12銘柄は年初来高値を更新。明治機械、ピクセラ、ランドコンピュータ、日本アビオニクス、インタートレードが買われた。
06月07日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、ゲーム関連買われる。
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。午前終値は前日比6円41銭高の3216円59銭だった。時価総額の大きなマクドナルドが、月次売上高の増加を手掛かりに買われ指数を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で331億円、売買高は6643万株だった。値上がり銘柄数は284、値下がり銘柄数は290となった。
個別では、ネクストジェン、ソレキアが一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、アルトナー、ACKグループ、日本マクドナルドホールディングス、エフティグループなど19銘柄は年初来高値を更新。
アイレックス、五洋インテックス、アズジェント、FCホールディングス、インテリジェント ウェイブが買われた。
一方、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、クリムゾン、メディアグローバルリンクスが年初来安値を更新。ガーラ、ルーデン・ホールディングス、アトムリビンテック、ベクター、タカチホが売られた。
06月07日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、アプリックス、リミックスなどS高
・・・続き
東証マザーズ指数も反発した。午前終値は11.01ポイント高の1118.89だった。
値上がり銘柄数は108、値下がり銘柄数は118となった。
個別では、アプリックス、リミックスポイント、PR TIMES、AWSホールディングスがストップ高。アカツキは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、ベガコーポレーション、ソケッツ、クロス・マーケティンググループ、アンジェス MGなど12銘柄は年初来高値を更新。グレイステクノロジー、インフォテリア、ソネット・メディア・ネットワークス、中村超硬が買われた。
一方、バリューデザイン、リボミックが年初来安値を更新。フィット、メディカルネット、カイオム・バイオサイエンス、ジェイリース、バリューゴルフが売られた。
06月07日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 69円安、下値では個人の買い戻し
【10時の概況】
7日10時現在の日経平均株価は前日比69円12銭安の1万9910円78銭で推移。
・・・続き
225先物にサヤ寄せする格好から、売り先行となった。
その後は1万9900円台半ばで推移している。海外の政治イベントを前に持ち高調整の売りが出やすい。一方、個人投資家の買い戻しが入り、下値は堅い。
個人投資家の信用売り残高は2日時点で約8年9カ月ぶりの高水準になる。下落場面での買い戻しが相場の底堅さにつながっている。
日経平均の2万円台の定着は厳しいとの見方から「国内外の投資家から売りが出やすい」との指摘もある。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を広げる場面があった。業種別TOPIXでは、「小売業」が低い半面「鉱業」は上げている。
日経平均マイナス寄与度は9.13円の押し下げでファストリがトップ。以下、KDDIが5.02円、ユニファミマが4.18円、電通が3.04円、大和ハウスが2.93円と続いている。
プラス寄与度トップはコナミHDで、日経平均を6.46円押し上げている。次いでセコムが2.66円、日ハムが2.47円、花王が2.09円、ヤマハ発が2.02円と続く。
業種別では33業種中10業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、証券・商品、石油・石炭、倉庫・運輸と続く。値下がり上位には小売、精密機器、建設が並んでいる。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6260億円、売買高は4億7105万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1069と全体の53%だった。値上がりは740、変わらずは193だった。
個別では、今期業績見通しが市場予想に届かなかったアインHDが下げ幅を拡大。前日に年初来高値を更新していたハウスや信越化は売られている。ファストリやKDDIも下げている。セブン&アイも売りに押されている。
半面、今期業績見通しを上方修正した三井ハイテクが引き続き高い。外部資金による再建期待が高まるJディスプレは一時4%高となった。花王は実質的な上場来高値を更新し、野村は上げ幅を広げている。原油先物相場の持ち直しを受け、石油資源や国際石開帝石も買われている。
東証2部株価指数は小幅に続落している。シャープと朝日インテクが下げ、アルチザとペッパーが上げた
225先物はナティクス・アムロ・HSBC・みずほ・日興・ドイツが買い越し。
三菱・メリル・モルスタ・クレディ・ソジェン・大和・シティ・UBSが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・HSBC・三菱・メリル・パリバ・日興・ドイツが買い越し。
GS・モルスタ・バークレイズ・クレディ・アムロが売り越し。
外資系等は、三和(5929)、ショーボンド(1414)、トリドール(3397)、マキタ(6586)、味(2802)、JFE(5411)、岡村製(7994)、コクヨ(7984)、ピジョン(7956)、リロ(8876)、ディスコ(6146)、トーカイ(9729)、アカツキ(3932)、メニコン(7780)、東祥(8920)、ユーザベース(3966)、フジシール(7864)、地所(8802)、ハウス(1925)、森乳(2264)、森菓(2201)、花王(4452)、東ソー(4042)、任天堂(7974)に注目。
テクニカル的には、明治(2269)、アダストリア(2685)、ニチレイ(2871)、大光(3160)、旭化成(3407)、ダイキアク(4245)、カーボン(3402)、KeePer技(6036)、サトー(6287)、ツバキナカシマ(6464)、ヒロセ(6806)、宇徳(9358)が動兆。
06月07日 カタリストコメント
「それでも売る?」
NY株式市場は続落。
・・・続き
「コミー前FBI長官の議会証言や英総選挙、ECB理事会などを控えた買い手控えムード」との解釈。
「8日には多くのイベントがありポジションを軽くしておきたい」という声も聞かれる。
個別では小売セクターの下落が目立った格好。
長期債利回りは一時7カ月ぶりの水準に低下。
こちらは「イベント控えで安全資産としての米国債買い」との解釈。
中国の米国債買い増加観測も債券市場の買い材料視された。
10年国債利回りは一時2.129%まで低下。
「2.0%を試しにいく」という声や「民主党がトランプ氏に抵抗し、共和党が主導権をとることに失敗すれば、
トランプ政権の財政刺激策はそもそも初めから頓挫。
その場合10年債利回りは早い時期に1.30%に向けて低下する」という極端な見方も登場した。
債券利回りの低下を受けてドル・円は4月21日以来の安値となる109.23円まで下落。
一時200日移動平均を割り込んだ。
足元IT関連銘柄の業績の堅調さとトランプ政権の政策執行能力の綱引きのような格好だ。
「また2日天下ですか」とか「6月6日は6月で一番上昇確率が低い株安の特異日」などの声。
円高進行を嫌気した格好での2万割れとなった。
特に大引け間際のウリが嫌な余韻を残した印象。
「日足は不気味な大陰線」と表現までおどろおどろしい。
「短期系ファンドのドル売りを仕掛けた」から発展しての株安。
メジャーSQ前の特有の減少と見るか、スケジュールの集中の影響と見るかということになる。
日経平均リンク債のノックアウト水準が20200円レベルというのももっともらしい解釈に聞こえてくる。
2日時点の信用取引の買い残は2兆4138億円。前週比374億円減。減少は3週ぶり。
信用売り残は前週比114億円多い1兆315億円。2週連続の増加。
2008年9月以来、8年9ヶ月ぶりの水準まで増加した。
225先物大証夜間取引終値は日中比30円安の19940円と2万円復活はならず。
5月SQ値19991円も下回ってきた。
騰落レシオは111.10%と1ヶ月ぶりの水準に低下。
空売り比率が38.0%(前日36.1%)と40%に乗せなかったのは救いだ。
日経∨Iも14.51と変化なし。25日線(19756円)からの乖離はプラス1.13%まで低下。
ボリンジャーのプラス2σは20211円、プラス1σは19984円。
一方マイナス1σは19529円。
可能性としては25日移動平均が支えという格好だ。
SQ週の荒れる水曜日は「変化日」でもある。
「ドル円と株価の逆相関」という指摘は昨日寄り前の電子端末。
2010年1月以降ドルと日経平均が月間ベースで逆相関になったのは13回。
そのうち日経平均がプラスだったのは11回。
結論は「ドルと株価が逆相関な時の指数は堅調な傾向」。
加えると、この場合、日経平均は米国株よりも好パフォーマンスのことが多かった。
日本株が米国株を上回ったのは13回中7回。
「円安が進まないといって悲観することはない」だったが、昨日の動きで残念ながら劣勢になってきた印象。
世界の半導体市場は今年11%拡大。
3778億ドル(41.4兆円)の市場になるとの見通し。
2年連続で過去最高を更新。
スカホ・車載の伸びが牽引し、半導体メモリーは30%増。
特にNAND型フラッシュメモリーの伸びが顕著。
センサーも13.9%増だ。
半導体製造装置の出荷については1〜3月は58%増の131億ドル(1.4兆円)。
3月は単月ベースでの過去最高を記録した。
それなのに・・・。
東芝は半導体部門を売却交渉中。
目先の2兆円がそれほど欲しいのはわかるが・・・。
その東芝が日経平均から除外された場合の新規採用候補。
JDI(6740)、エプソン(6724)、HOYA(7741)、
日電産(6594)、村田製(6981)。
NYダウは47ドル安の21136ドルと続落。
NASDAQは20ポイント安の6275ポイント。
S&P500は6ポイントや安の2429ポイント。
ダウ輸送株指数は32ポイント高の9274ポイント。
3市場の売買高は64.2億株。
CME円建ては大証比5円安の19940円。
ドル建ては大証比25ポイント安の19945ポイント。
大証夜間取引は日中比30円安の19940円。
ドル円は109.40円。
10年国債利回りは2.145%。
非公式外資系5社動向は売り920万株、買い1080万株。
金額ベースは32億円の買い越し(5日連続)。
売りは倉庫・陸運セクターなど。
買いは化学・食品・精密セクターなど。
売買交錯は小売・機械・電機・銀行・サービスセクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
昭和システムエンジニアリング(4752)・・・動兆
昭和システムエンジニアリング注目する。
同社はシステム開発が中核。
証券、生損保向けシステム構築が強い。
業績は復調。
今3月期は増収増益見通し。
新中計2年目。
出来高が薄いのが難だが。
(兜町カタリスト櫻井)
06月07日 為替市況コメント
【為替】イベントを控えてリスク回避の円買いが進行
・・・続き
[概況]
日経平均は大幅下落し、欧州株式市場も下落して始まると為替市場はリスク回避の円買いが進んで、欧州市場序盤にドルは109円台前半に落ち、中盤にユーロは123円を割り込んで当日安値122.935円まで下落した。
NY株式市場も軟調に始まるとドルはNY市場序盤に当日安値109.215円まで下げたが、コミー元FBI長官は議会証言で大統領が司法妨害をしたかどうかまでは証言しないと報道されて、一時109円台半ばを超えるまで回復した。
最後は前日比-1.045円の109.430円と大幅下落して引け、ユーロ(-94.5銭)やポンド(-1.32円)も大幅下落するなど、イベント(ドルはFBI元長官の議会証言、ユーロはECB理事会、ポンドは英総選挙)を前にしたリスク回避の動きが進んだ。8日までは様子見が無難か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月07日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ディスコ<6146>
窒化ガリウムの結晶を高品質・大口径で製造
■クボタ<6326>
GPS活用自動運転トラクターをモニター販売
■NEC<6701>
インドでビッグデータ分析専門組織を設立
■IHI<7013>
欧エアバス小型旅客機エンジン向け部品を増産
■日立造<7004>
ゴミ処理施設用クレーンの運転管理システム開発
■大日印<7912>
セキュリティ強化版オフィス機器を開発へ
06月07日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月07日号
06月07日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
7日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円−2万200円を想定する。
昨日の日経平均株価は続落し、3日ぶりに2万円の大台を割り込んだ。2万円越えの水準では、戻り待ちの売りが控えているとみられ、上値は重そうだ。
週末9日の日経平均先物・オプション6月限のSQ(特別清算指数)値算出を控え、「SQ週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリーもあり注意したい。
イベント前の過度な警戒感が払しょくされるかに注目したい。ここまで強い円高の動きが出てくると、8日の各イベントを消化するまでは大きく円安に振れる展開は期待しらいだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ばと小動き。米金利の低下を受け、対ドルで円高の方向へ振れる可能性もあることから、為替動向に神経質な展開となることも予想される。
シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比30円安の1万9940円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り920万株、買い1080万株で、差し引き160万株の買い越し。買い越し5営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、倉庫、陸運、小売、機械、電機、銀行、サービスなど。買いセクターに、銀行、化学、機械、サービス、小売、食品、電機、精密など。
【好材料銘柄】
■三井ハイテック <6966>
上期最終を一転2.1倍増益に上方修正、通期も増額、配当も1円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.29%にあたる50万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月7日から7月10日まで。
■クミアイ化学工業 <4996>
上期経常を一転3%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
■ウエスコホールディングス <6091> [東証2]
今期最終を2.2倍上方修正・23期ぶり最高益更新へ。
■ヒップ <2136>
上期最終を2.1倍上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
【主な経済指標・スケジュール】
7(水)
【国内】
4月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
くらコーポ、アルトナー、カイカ、日本駐車場開発
【海外】
インド準備銀行金融政策決定会合
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月06日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し47ドル安、投資家のリスク選好姿勢が後退
・・・続き
6日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比47ドル81セント安の2万1136ドル23セントで終えた。
特段の買い材料が見当たらない中、米株には朝方からリスク回避の売りが先行。下げ幅は一時60ドルを超えた。
8日に実施される前FBI長官の議会証言、英国総選挙欧州中央銀行(ECB)理事会への警戒感が強まり軟調推移となった。ただ原油相場の上昇を受けて、下値も限られた。
航空機のボーイングや小売りのウォルマート・ストアーズ、外食のマクドナルド、映画・娯楽のウォルト・ディズニーが下げ、相場の重荷となった。
6日はパリ中心部で男が警察官を襲う事件が発生。週末のロンドンに続き、テロと疑われる事件が続いたことで地政学リスクも意識された。米国債や円など安全資産に投資資金が向かうなか、米株は軟調に推移した。
一方、原油相場が持ち直し、エクソンモービルやシェブロンなど石油株が買われたことは相場の支えになった。
ナスダック総合株価指数は続落し、前日比20.626ポイント低い6275.058で終えた。
セクター別では、エネルギーや素材が上昇する一方で食品・生活必需品小売や小売が下落した。
百貨店のメーシーズ(M)は急落した。投資家向けイベントで、ネット通販との競争激化で通期の売上総利益が前期から大幅に低下するとの見通しを示したのが嫌気された。コールズやノードストロームなど大手百貨店株が軒並み連れ安になった。小売り世界最大手のウォルマート・ストアーズも安い。ネット小売のアマゾン(AMZN)は低所得の利用者に対して、会員制サービス「プライム」の会費を引き下げることを発表し、売られた。
原油相場の上昇でエネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が堅調推移。
半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が急伸した。米メディアに対し、ビットコインなど仮想通貨の急伸が半導体需要の拡大につながっていると明らかにした。電気自動車(EV)メーカーのテスラは米証券による目標株価の引き上げを好感した買いが優勢だった。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,136.23−47.81
S&P500種
2,429.33−6.77
ナスダック
6,275.058−20.626
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続落し、3営業日ぶりに2万円を割り込んで引けた。6月物は前日比215円安の1万9940円で引け、6日の大取終値を30円下回った。
8日にコミー前米連邦捜査局(FBI)長官の議会証言や英総選挙など重要イベントを控え、リスク回避の売りに押された。円高も弱材料。この日の6月物安値は1万9890円、高値は2万155円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19940 ( -30 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19945 ( -25 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7524.95(−0.81)
FTSE100種総合株価指数は小幅続落。前日終値に比べ0.81ポイント安の7524.95で引けた。保険株の下げが指数を押し下げ、構成銘柄の約6割が下落した。
保険株が売られた。アドミラル・グループとオールド・ミューチュアルの下げが目立った。
テーマパーク運営のマーリン・エンターテイメンツと小売りのキングフィッシャー、鉱業・化学のジョンソン・マッセイも下がった。
半面、銅価格が下げ渋ったことに伴い、鉱業関連株は買いに転じた。フレスニージョとランドゴールド・リソーシズ、アングロ・アメリカンの上げが目立った。たばこ株も上昇した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12690.12(−132.82)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前週末2日と比べ132.82ポイント安の12690.12だった。2日に過去最高値を更新した後だけに、利益確定の売りが広がった。
医薬・農薬大手のバイエルと自動車のフォルクスワーゲンなどが下落した。一方で、航空のルフトハンザは上昇。同社の経営幹部が需要に関し楽観的見方を示したことなどが好感された。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5269.22(−38.67)
06月06日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
円高進行を嫌気して日経平均は3日ぶりに2万円を割り込んだ。
・・・続き
終値は前日比190円安の1万9979円。
ドル円の動きはやや気味が悪く、110円を明確に割ってしまうと、テクニカル的には4月中旬につけた108円台前半まで円高が進む展開も想定される。一目均衡表でも雲を下に抜けた。
指数は2万円より下の時間帯は少なかったものの、引け間際に売り崩された格好となったため、あすも序盤は弱いムードが持続する可能性がある。
目先は8日のイベント集中日を超えれば落ち着きを取り戻すだろうが、来週13日〜14日の米FOMCでどう動くか、しばらくは円相場に敏感な展開が続くだろう。
20132.64 ボリンジャー:+2σ(26週)
19984.23 ボリンジャー:+1σ(25日)
19979.90 ★日経平均株価6日終値
19919.41 6日移動平均線
19904.97 均衡表転換線(日足)
19895.70 新値三本足陰転値
19871.41 ボリンジャー:+1σ(13週)
19756.80 25日移動平均線
19728.91 ボリンジャー:+1σ(26週)
19692.22 均衡表基準線(日足)
19529.36 ボリンジャー:-1σ(25日)
19328.89 13週移動平均線
19325.18 26週移動平均線
19312.14 75日移動平均線
06月06日 為替市況コメント
【為替】各通貨とも株安などを受けリスク回避展開に。
・・・続き
[概況]
6日の東京外国為替市場の米ドル円は110円台を割り込み、現在109.66円で推移している。前日のNY市場での株安を受け、東京市場でもリスク回避の動きが強まったことや米債利回りの低下などにより米ドルが売られ、円が買われる展開となっている。
また、豪ドル円は第1四半期経常収支が予想を大きく上回る赤字幅となり、82円を割り込んだ。
その後政策金利の発表で現行の1.50%据え置きとされたが、材料とはならず、現在82円を挟む動きとなっている。本日の東京市場は各通貨とも円高が進行しており、目先買い方にとっては苦しい展開が続きそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月06日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=190円安、続落。2万円割れ円高警戒で心理悪化
【大引け概況】
6日の日経平均株価は続落した。前日比190円92銭安の1万9979円90銭で終えた。
・・・続き
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6月1日以来、3営業日ぶりに心理的な節目となる2万円を割り込んだ。
東京外国為替市場で円相場が1カ月半ぶりに1ドル=109円台後半に上昇し、輸出企業の採算悪化を警戒した売りが出た。
株価指数先物にまとまった売り物が断続的に出て下げ幅を拡大し、前引けにかけて2万100円割れの水準で停滞した。後場は、日銀のETF(上場投資信託)買い期待を支えに、いったん下げ渋ったが、戻りは限定的で、その後は再度軟化した。
明日はSQ(特別清算指数)週の水曜日で荒れやすいというアノマリー(理論的に説明のつかない動き)もあり、一時的に振らされる可能性もある」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比123.19ポイント安の1万4235.25だった。
東証株価指数(TOPIX)も続落し、13.53ポイント安の1596.44で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4671億円。売買高は17億482万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1635と、全体の81%を占めた。値上がりは292、変わらずは90銘柄だった。
個別では、ソフトバンクやファナック、ファストリなど値がさ株の下げが大きかった。前日まで連日上昇した武田やエーザイなど医薬品株の下げも目立った。アステラスは年初来安値を更新し、4%安で終えた。ヤマトHDやいすゞも下落した。
エムアップが大幅続落となったほか、enish、アイスタイルも急落した。
一方、任天堂が底堅さを発揮し、半導体メモリー事業の売却を巡って米ウエスタンデジタル(WD)が譲歩案を提示したと伝わった東芝は高い。旭化成やJALが上昇し、アサヒや三菱商の上げも目立った。キリンHDや信越化、ANAHDはそれぞれ年初来高値を更新した。
リクルートホールディングスも買い先行。リバーエレテックはストップ高で買い物を残した。前日まで3日連続ストップ高のフォーカスシステムズは後場伸び悩んだものの、きょうも大幅高した。
東証2部株価指数は前日比24.97ポイント安の5991.84ポイントと4日ぶり反落。値上がり銘柄数は111、値下がり銘柄数は331となった。
個別では、バナーズ、イクヨが年初来安値を更新。マルコ、エムジーホーム、アルデプロ、大興電子通信が売られた。
一方、日本電通、鉄人化計画、まんだらけ、ラクト・ジャパンなど18銘柄が年初来高値を更新。ピクセラ、川西倉庫、正栄食品工業、日本アビオニクス、エイジアが買われた。
06月06日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=7日ぶり反落、利益確定売りが広がる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は7営業日ぶりに反落した。終値は前日比22円83銭安い3210円18銭だった。
英国の総選挙の行方など海外発のリスクが意識されるなか、ジャスダック平均は26年ぶりの高値圏にあるため手じまい売りが優勢となった。直近で上昇の目立った銘柄に利益確定売りが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で770億円、売買高は9626万株だった。
値上がり銘柄数は181、値下がり銘柄数は458となった。
個別では、ガーラがストップ安。ノムラシステムコーポレーションは一時ストップ安と急落した。アマガサは年初来安値を更新。ニューテック、日本コンピュータ・ダイナミクス、ルーデン・ホールディングス、コンセック、Mipoxが売られた。
一方、リバーエレテック、KYCOMホールディングスがストップ高。ソレキアは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、大本組、アルトナー、サニーサイドアップなど40銘柄は年初来高値を更新。グッドコムアセット、GFAアサカ理研、ザインエレクトロニクス、精工技研が買われた。
06月06日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、アンジェスMGは午後に急騰
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比14.76ポイント安い1107.88だった。新規の買い材料が見当たらない中、これまで高値圏でもみ合っていた銘柄などに利益確定売りが広がった。
値上がり銘柄数は41、値下がり銘柄数は187となった。
個別では、ミクシィなど主力株が総じて下落し、指数を押し下げた。高値圏で推移していたインフォテリやPSSも売られた。メディカルネット、イグニス、サイバーステップなども売られた。
一方、アプリックスがストップ高。インタースペース、ベガコーポレーション、モブキャスト、ソフトマックス、PR TIMESなど14銘柄は年初来高値を更新。リミックスとアンジェスMGは午後に急騰した。マルマエ、ソケッツ、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが買われた。
06月06日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅をやや縮小
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比127円52銭安の2万0043円30銭で始まった。
日経平均株価は下落幅をやや縮小している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、8.87ポイント安の1601.10で始まった。
外国為替市場では、1ドル=109円80銭台と円高・ドル安が進行している。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
日経平均は売り先行後もじりじりと下げ幅を広げており、押し目買いを入れづらい状況である。後場は日銀のETF買い入れが需給面での下支えとなろうが、積極的な押し目買いの動きは期待しづらいところか。
ランチバスケットは23件、437.67億円。差し引き20億円の売り越しとの観測。
06月06日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落、144円安 円高懸念で海外投資家が売り
6日の日経平均株価は続落した。
・・・続き
午前の終値は前日比144円37銭安の2万0026円45銭だった。
前日の米国株が軟調だったことを受け、売り先行で始まり、その後は1ドル=110円台を割り込むなど急速に円高に振れる為替相場を横目に日経平均は下げ幅を拡大する展開を強いられた。2万円大台はかろうじてキープした。
ヘッジファンドなどの短期筋の売りが地合い悪を助長する形となっている。東証1部全体の73%の銘柄が下落。値がさ株などの押し目に買い向かう動きもみられた。
重要イベント控えた中では、当面の利益を確保する動きが広がりやすい状態で、市場関係者は「売り注文を消化しながら、しばらくは2万円台を固める展開になる」と指摘していた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2192億円、売買高は8億5341万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1481と、全体の73.4%を占めた。値上がりは424、変わらずは112銘柄だった。
個別では、ソフトバンクやファナック、ファストリなど値がさ株の下げが目立った。武田や中外薬など医薬品株が下げ、アステラスは年初来安値を更新した。三菱電や富士通が下落し、ヤマトHDや関西電が売られた。任天堂が利益確定売りに押され、エムアップも大幅続落。
キーエンスも値を下げた。enish、イーレックスが大きく売られ、サイバーエージェントも安い。
一方、半導体メモリー事業の売却を巡って米ウエスタンデジタル(WD)が譲歩案を提示したと伝わった東芝は高い。MS&ADやキリンHDは年初来高値を更新した。旭化成やマツダが上げ、三井住友FGやJALも上昇した。
フォーカスシステムズの上値追い継続、協栄産業、太陽誘電も物色人気となった。
東証2部株価指数は前日比29.70ポイント安の5987.11ポイントと4日ぶり反落。値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は286となった。
個別では、バナーズ、イクヨが年初来安値を更新。マルコ、エムジーホーム、ピクセラ、アルデプロ、アルメディオが売られた。
一方、日本電通、鉄人化計画、まんだらけ、ラクト・ジャパンなど16銘柄が年初来高値を更新。川西倉庫、ぷらっとホーム、正栄食品工業、築地魚市場が買われた。
06月06日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=7日ぶり反落、利益確定する売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比18円65銭安い3214円36銭となった。
英総選挙など海外で重要なイベントを控えるなか、相場は約26年ぶりの高値圏にあるため、いったん利益を確定する売りが優勢になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で491億円、売買高は6383万株。
値上がり銘柄数は179、値下がり銘柄数は419となった。
個別では、前日まで大きく上昇したノムラシステムコーポレーション、ガーラが一時ストップ安と急落した。アマガサは年初来安値を更新。アズジェント、ニューテック、ルーデン・ホールディングス、栄電子、エヌジェイホールディングスが売られた。
一方、KYCOMホールディングスがストップ高。アクシーズ、大本組、アルトナー、サニーサイドアップなど36銘柄は年初来高値を更新。東証1部への市場変更を発表した平田機工は上昇した。グッドコムアセット、アトムリビンテック、ネットマーケティング、ソレキアが買われた。
06月06日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、利益確定売り
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比16.18ポイント安い1106.46だった。
値上がり銘柄数は42、値下がり銘柄数は183となった。
個別ではメディカルネット、インフォテリア、リミックスポイント、サイバーステップ、中村超硬が売られた。
一方、ベガコーポレーション、モブキャスト、ソフトマックス、PR TIMESなど10銘柄が年初来高値を更新。マルマエ、グリーンペプタイド、ディー・ディー・エス、エディア、カイオム・バイオサイエンスが買われた。
06月06日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 98円安 円高を嫌気、海外ファンドの売り
【寄り付き概況】
5日の日経平均株価は前週末比41円86銭安の2万135円42銭で寄り付いた。
・・・続き
6日10時現在の日経平均株価は前日比98円60銭安の2万72円22銭で推移している。
東京外国為替市場で円相場が1カ月半ぶりの高値を付け、輸出企業の採算悪化を懸念した売りに押された。
海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家による売りが下げを加速した。
円高・ドル安の進行に歩調を合わせるように日経平均は下げ幅を広げた。前週末の2日間で500円超上昇した後の5日の日経平均が小幅の反落にとどまり、6日は利益確定売りが出やすかった。半面、市場では「中長期志向の国内外の機関投資家は持ち高を一方向に大きく傾けていない」との声も聞かれた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も一段安となっている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7149億円、売買高は5億2421万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1390と、全体の69.0%を占めた。値上がりは480、変わらずは144銘柄だった。
業種別では33業種中7業種が値上がり。1位は保険で、以下、空運、銀行、ゴム製品と続く。値下がり上位には医薬品、機械、パルプ・紙が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は12.32円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、アステラスが7.79円、中外薬が5.32円、テルモが4.56円と続いている。
プラス寄与度トップは太陽誘電で、日経平均を2.97円押し上げている。次いでアドテストが2.59円、アサヒが2.05円、キリンHDが1.25円、ニチレイが1.24円と続く。
個別では、アステラスが下げ幅を広げ、年初来安値を更新した。武田やエーザイなど医薬品株の下落が目立った。関西電やいすゞが安く、菱地所やコマツが売られた。
一方、MS&ADやANAHDが上げ幅を広げ、年初来高値を更新した。マツダや第一生命HDが一段高。半導体メモリー事業を巡って米ウエスタンデジタル(WD)が譲歩案を提示したと伝わった東芝が引き続き高い。
東証2部株価指数は4営業日ぶりに反落した。朝日インテクとベネ・ワンが下げ、マーキュリアと川西倉は上げた。
225先物はメリル・大和・GS・ナティクス・UBS・三菱が買い越し。
JP・クレディ・みずほ・ソジェン・ドイツ・日興・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・パリバ・三菱・野村・HSBCが買い越し。
メリル・GS・バークレイズ・クレディ・JPが売り越し。
テクニカル的には、大林(1802)、戸田建(1860)、日ハウス(1873)、日工営(1954)、九電工(1959)、カルビー(2229)、丸大食(2288)、オエノン(2533)、ハニーズ(2792)、カゴメ(2811)、アリアケ(2815)、JINS(3046)、あい(3076)、スタートト(3092)、セブンアイ(3382)、Klab(3656)、ネクソン(3659)、エイチーム(3662)、オルトプラス(3672)、HUG(3676)、テイカ(4027)、東亜合成(4045)、三井化学(4183)、花王(4452)、一工薬(4461)、武田(4502)、日新薬(4516)、ロート(4527)、キッセイ(4547)、ゼリア(4559)、大日塗(4611)、高砂香(4914)、ファンケル(4921)、アース(4985)、ベクトル(6058)、栗田工(6370)、シンフォニア(6507)、ヤーマン(6630)、KOA(6999)、全国保証(7164)、カッパ(7421)、良品計画(7453)、コロワイド(7616)、ニコン(7731)、ナカバヤシ(7987)、岡村(7994)、菱洋エレ(8068)、木曽路(8160)、千趣会(8165)、チヨダ(8185)、サンヨーナゴヤ(8904)、富士急(9010)、スクエニ(9684)、KNT(9726)、ベネッセ(9783)、ダイセキ(9793)が動兆。
06月06日 為替市況コメント
【為替】イベント終了後の一服感にドルは上下の変動幅がわずか45銭に終わる
・・・続き
[概況]
為替市場は小幅揉み合いが続いていたが、欧州株式市場(独市場は休場)が下落して始まるとユーロも売られてそれまでの安値を下抜き、NY市場で発表された経済指標の弱めの結果にドルが売られてユーロも連れ安となり、NY市場序盤に当日安値124.190円まで値下がりした。
ドルも110円台前半に落ちたが揉み合いの範囲で、最後は前週末比+6.5銭高の110.475円と小幅高で引けたが、この日のドルの上下の変動幅はわずか45銭に過ぎなかった。
またユーロは-23.5銭で引けたが、豪ドルは財新5月サービス業PMIの予想を上回る結果に買われて+57銭高で引けるなど、主要通貨はマチマチな動きとなった。
今週は8日にECB理事会や英国総選挙、コミー前FBI長官の議会証言などを控えており、それまでは方向性の出ない揉み合い継続を予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月06日 カタリストコメント
「6月6日」
週明けのNY株式市場は3日ぶりの反落。
・・・続き
もっともNASDAQはザラバの史上最高値を更新する場面もあった。
英ロンドン中心部でのテロ。
サウジアラビアなどがテロ組織を支援したとしてカタールとの国境を断絶。
これら地政学リスクの高まりから売り先行の展開となった。
もっとも中東の混乱は原油価格の上昇につながりエネルギー関連セクターは上昇。
長期金利低下一服から金融セクターが反発。
悪材料を逆手に解釈するという高値圏特有の動きだろうか。
グーグルの持ち株会社アルファベットが節目の1000ドルを突破。
一方でアップルは投資判断の引き下げの影響からNYダウを10ドルほど引き下げた。
フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は3日続伸。
「仮想通貨」関連としてAMDやエヌビディアの上昇が寄与した格好。
半導体関連セクターの強さは継続している。
ISM非製造業景況指数は56.9。
前月から0.6ポイント低下したが材料視されず。
VIX(恐怖)指数は10.07まで上昇。
金先物価格の堅調さがやや違和感。
10年国債利回りは先週末比0.021%上昇し2.178%。
週末発表の軟調だった5月雇用統計などは話題にもならずの週明け。
とはいえ小幅なプラスとマイナスを繰り返し終値はマイナスだった月曜の東京株式市場とでも解釈できよう。
「弱材料に対する耐性はついている」というのは高値局面でよく聞く言葉。
その昔は「今日の高値は明日の安値」という言葉があったことも思い出される。
225先物大証終値は日中比10円安の20140円。
2万円復活から3日目も2万円はキープできる数字。
TOPIXが1600ポイント台に乗ってきたが、むしろこちらの出遅れ感の方が目立つ。
2015年8月高値1702ポイントが一つの目標だ。
ドル建て日経平均でさえ182.98ポイントまで高値を更新。
比較すれば出遅れ感は顕著だ。
25日線(19727円)からのかい離はプラス2.2%。
2012年12月のアベノミクススタート時にゴールデンクロスした12カ月移動平均と24カ月移動平均。
昨年6月にデッドクロスしたが5月に再びゴールデンクロス。
中長期的な紙芝居チックな支えになろう。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲13.081%(前日▲12.298%)。
買い方は▲3.803%(前日▲3.860%)。
10%以上かい離してきており買い方有利の状況。
空売り比率も36.1%と問題ない水準。
日経平均採用銘柄のEPSは1408円58銭と増加継続。
東証一部の単純平均株価は週末比6.19円高の2863.23円。
JPX日経中小型株指数が06年8月以来の高値水準まで上昇。
全体かさ上げの方向は続いていると見るべきだろう。
ボリンジャ─バンドのプラス2σ(20223円)への挑戦と見たい。
邪魔するのは火曜安のアノマリーだろうか。
6月6日は「おけいこの日」
芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると昔から言われてきたという。
株も6月6日にスタートすれば良いのかも・・・。
かえるの鳴き声「けろ(6)けろ(6)」の語呂合せから「カエルの日」。
「6」が羊の巻いた角の形に見えることから「羊の日」。
そして「補聴器の日」、「ワイパーの日」、「ロールケーキの日」。
新約聖書「ヨハネの黙示録」に登場する「獣の数字666」を背景に「恐怖の日」でもある。
コックさんの絵描き歌。
↓
棒が一本あったとさ
はっぱかな
はっぱじゃないよ
かえるだよ
かえるじゃないよ
あひるだよ
6月6日に雨ざあざあふってきて
三角じょうぎに
ひびいって
あんぱんふたつ
豆三つ
コッペぱんふたつ
くださいな
あっというまにかわいいコックさん
「ドラえもん」の絵描き歌。
↓
まるかいてちょん まるかいてちょん
おまめにめがでて うえきばち うえきばち
六月六日に UFOが
あっちいって こっちいって おっこちて
お池がふたつできました
お池におふねをうかべたら
お空に三日月のぼってた
ひげをつけたら ドラえもん♪
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アイネット(9600)・・・動兆
アイネットに注目する。
同社は情報処理・システム開発が中核。
エネルギー関連・金融・流通系が強い。
訪日客対応の観光用HP構築事業の自治体、観光協会向け拡販に期待感。
JAXAの各種プロジェクトにも参画。
業績は好調。
(兜町カタリスト櫻井)
06月06日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ニッケ<3201>
室蘭工大と羊毛から樹脂作る技術開発
■サイバーエージ<4751>
広告掲載箇所の監視サービス開始
■住友ゴム<5110>
路面状態自動検知のソフトウエア開発
■加藤製<6390>
建機生産工場を群馬に集約
■三井造<7003>
メタンハイドレート回収で独社と提携
■エイチ・アイエス<9603>
先進ベンチャーと地方観光を仲介
■NTTデータ<9613>
AIやロボ活用物流開発支援を開始
06月06日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月06日号
06月06日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
6日の東京株式市場は、方向感の出づらいもみ合い商状の展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、2万円−2万300円を想定する。
2万円を突破した後は、上値では利益確定売りが、下値では押し目を拾う動きが出ているもようで、手掛かり材料難のなか、もみ合い商状となりそう。
一方で、東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均が年初来高値を更新する動きを示していることから、引き続き中小型株への物色が中心になるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ばと小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比5円高の2万155円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り230万株、買い440万株で、差し引き210万株の買い越し。買い越し4営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、小売、電機、機械、通信、自動車、サービスなど。買いセクターに、情報通信、商社、ゴム、建設、化学、サービス、食品、精密など。
【好材料銘柄】
■大光 <3160>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■グッドコムアセット <3475>
上期経常を27%上方修正。
■リバーエレテック <6666>
世界最小サイズの音叉型水晶振動子「TFX-05」を開発。スマートフォンやウェアラブル端末、IoT関連機器への採用が期待される。下期に量産対応を予定している。
■アプリックス <3727>
米Amazonが提供する音声認識機能「Alexa」に対応する家電向けのトータルIoTソリューションを発売。音声で操作できる家電の開発を支援する。
■カイオム・バイオサイエンス <4583>
「ヒト化TROP-2抗体」に関する中国特許を取得。同特許はヒトTROP-2を標的としたヒト化モノクローナル抗体に関するもの。
【主な経済指標・スケジュール】
6(火)
【国内】
4月毎月勤労統計調査(9:00)
30年国債入札
《決算発表》
アインHD、三井ハイテック
【海外】
豪州準備銀行理事会
休場:韓国
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月05日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落22ドル安 重要イベント控え様子見ムード
・・・続き
5日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落した。
終値は前週末比22ドル25セント安の2万1184ドル04セントだった。
英国で発生したテロ事件や、中東主要国がカタールとの国交断絶を発表したことによる地政学リスクへの警戒感から売りが先行した。しかし、8日に前FBI長官の議会証言、英国総選挙、欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて、週内に重要イベントが相次ぐため市場の様子見ムードも強く、値動きは小さかった。
ただ、相場の下値は限られた。中東での混乱を受けて原油価格が一時上昇し、エクソンモービルなどエネルギー関連株が上げた。米長期金利の低下が一服し、利ざや縮小への警戒が和らぎ、ゴールドマン・サックスなど金融株が買い戻された。グーグルの持ち株会社アルファベットが節目の1000ドルを突破するなど成長期待の高い主力ハイテク株の上昇が続き、相場を支えた。
米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した5月の非製造業景況指数は56.9と前月から0.6ポイント低下し、市場予想とほぼ同じだった。4月の米製造業受注は前月比0.2%減となったが、重要イベントを控える中、相場の材料とはならなかった。
ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、前週末比10.112ポイント安の6295.684で終えた。
セクター別では、ソフトウェア・サービスや各種金融が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器やメディアが下落した。
アップルが安い。5日の世界開発者会議で人工知能(AI)を搭載したスピーカーを米国などで12月から販売すると発表した。だが、市場の想定通りだったうえ、一部の証券会社が投資判断を引き下げたのを嫌気した売りが優勢だった。
2017年4〜6月期の売上高見通しを下方修正した健康食品のハーバライフ(HLF)が下落した。写真共有アプリを手掛けるスナップ(SNAP)はJPモルガンによる目標株価引き下げを受け、軟調推移した。
一方で、不動産開発のフォレスター・グループ(FOR)が急伸した。DRホートン(DHI)が買収を提案したと発表し、投資会社との買収合戦で価格がつり上がるとの思惑が買いを促した。
トヨタが持ち株を全て手放した電気自動車のテスラが売り一巡後は上げに転じた。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,184.04−22.25
S&P500種
2,436.10−2.97
ナスダック
6,295.684−10.112
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は4営業日ぶりに反落した。6月物は前週末比10円安の2万155円で引け、5日の大取終値を5円上回った。サウジアラビアなどがカタールとの国交断絶を発表するなど国際情勢の緊迫感が高まり、米株とともに売りに押された。
今週、コミー前米連邦捜査局(FBI)長官の議会証言や、英総選挙など重要イベントを控え、取引には慎重な向きが多い。この日の6月物安値は2万90円、高値は2万225円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
20155 ( +5 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
20150 ( 0 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7525.76(−21.87)
FTSE100種総合株価指数は反落した。前週末終値に比べ21.87ポイント安の7525.76で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。主力の鉱業株を中心に売りが広がった。なかでも、3日に起きたロンドン中心部のテロ事件を受けて、影響を受けやすいレジャー関連銘柄の下落が目立った。
ろう人形館のマダム・タッソーを含むテーマパーク運営のマーリン・エンターテイメンツや旅行のTUIが軒並み下落した。イギリス国内でテロ事件が続いていることが投資家心理を冷やした。
半面、石油株と銀行株が買われ、小幅ながらそれぞれ全面高で引けた。保険のオールド・ミューチュアルが高かった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
休場
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5307.89(−35.52)
06月05日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
日経平均が小幅ながらも3日ぶりに小反落。
・・・続き
終値は前週末比6円安の2万170円だった。
円相場の動きに押されて全般的に利食い売りが優勢となったが、取引時間中はプラス圏に浮上する場面を見せるなど需給の良さは変わっていない。
この先は市場の円高耐性力を試しつつ2万円の大台を固める流れとなりそうだ。
今週は英国の総選挙がひとつの不安定要因として注目されるが、与党勝利の流れは根本的に変わらなそうで、昨年のようなまさかの「ブレグジットショック」再現はなさそうだ
個人主体の資金は中小型株にシフトしている需給状況とみられる。
06月05日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は110円台半ば付近で膠着状態。
・・・続き
5日、東京外国為替市場の米ドル円は、110円台半ば付近で小動きとなった。先週末、米国時間に発表された米雇用統計は5月米非農業部門雇用者数変化(予想:18.2万件 結果:13.8万件)などが市場予想値を下回ったことなどから、米ドル円は110円台まで水準を下げている。
本日、東京時間では米ドル円は110円台半ば付近で膠着状態が続いている。この後、欧米時間において、5月米ISM非製造業景況指数(総合)(予想:57.1 前回:57.5)など、幾つかの米経済指標発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表先行スパン1(雲の下限)110.158円付近が下値のサポートとなるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月05日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=小反落 6円安、終了間際に利益確定売り
【大引け概況】
5日の日経平均株価は小幅に反落し、前週末に比べ6円46銭安い2万0170円82銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分17秒 容量:10.45M
過去のマーケット動画はこちら
前週末の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数いずれも過去最高値を更新したものの、外国為替市場で1ドル=110円台前半まで円高が進行したことを受け、主力輸出株中心に利益確定の売り優勢で始まった。
今月の株価上昇局面で買いそびれた機関投資家の押し目買いが入り、前週末の終値を上回って推移する場面もあったが、取引終了間際には利益確定売りが優勢になった。
英ロンドンのテロ発生で地政学リスクの高まりを警戒する投資家も多く、日経平均は2万0100円近辺まで下落した。その後は下げ渋り、午後には50円近く上昇する場面もあった。岡三証券の大場敬史・日本株式投資戦略部長は「日経平均が膠着する中、個別の材料が出た銘柄を物色する動きは旺盛」とみていた。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落した。終値は前週末に比べ27.12ポイント安い1万4358.44だった。
東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反落し、2.23ポイント安い1609.97で引けた。
東証1部の売買代金は、2兆3784億円で、売買高は16億4811万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1070と、全体の53%を占めた。値上がりは829、変わらずは118だった。
個別では、三菱UFJや三井住友FG、野村といった金融株が下げた。トヨタやホンダ、SUBARUの自動車株が安い。キヤノンやファストリ、NTNも売られた。
エムアップはストップ安となり、enish、東京計器も下落した。神戸製鋼所が売られ、ジャパンディスプレイも値を下げた。
一方、売買代金トップの任天堂が1000円を超える上昇、ソフトバンクと東エレク、キーエンス、コナミHDは上げた。花王、エーザイや資生堂は高かった。「産業用ロボットの部品の生産能力を7倍に増やす」と報じられた日電産は終日高値圏で推移した。
KLabが値を飛ばし、フォーカスシステムズは3日連続のストップ高で買い物を残した。ホシデン、リンクアンドモチベーションも大きく買われた。
東証2部株価指数は前週末比12.89ポイント高の6016.81ポイントと3日続伸。
値上がり銘柄数は255、値下がり銘柄数は171となった。
個別では、明治機械、川西倉庫がストップ高。親会社で札証アンビシャス上場のRIZAPとの協業を発表したマルコは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、日本電通、鉄人化計画、ベネフィット・ワンなど26銘柄は年初来高値を更新。JMACS、テクノスマート、ラクト・ジャパン、アドバンテッジリスクマネジメントが買われた。
一方、アルメディオ、エムジーホーム、ハイレックスコーポレーション、築地魚市場、ラオックスが売られた。
06月05日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=6日続伸、アエリアやガーラなどゲーム関連銘柄も堅調
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。
終値は前日比30円71銭高い3233円01銭と、1991年6月21日以来ほぼ26年ぶりの高値を付けた。円相場の上昇で1部の輸出関連銘柄が下げるなか、新興市場ではマクドナルドなど好業績の内需株に買いが入った。
アエリアやガーラなどゲーム関連銘柄も堅調だった。「任天堂(1部、7974)の大幅高を受けてゲーム株に買いが波及した」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で779億円、売買高は1億44万株だった。
値上がり銘柄数は390、値下がり銘柄数は252となった。
個別では、アエリア、ノムラシステムコーポレーション、セグエグループ、ガーラ、KYCOMホールディングスがストップ高。内外テック、アズジェントは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、大本組、アルトナー、サニーサイドアップなど59銘柄は年初来高値を更新。ヤマノホールディングス、アイサンテクノロジー、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、タカギセイコー、テリロジーが買われた。
一方、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、センチュリー21・ジャパンが年初来安値を更新。タカチホ、オプトエレクトロニクス、ナガオカ、共和工業所、カーディナルが売られた。
06月05日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、個別株物色が続く
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比12.37ポイント高い1122.64と、2016年6月10日以来ほぼ1年ぶりの高値だった。
中・小型株に対し根強い投資意欲があり、個別株物色が続いた。
値上がり銘柄数は154、値下がり銘柄数は73となった。
個別では、モブキャスト、PR TIMES、AWSホールディングスがストップ高。マーケットエンタープライズ、サイバーステップ、プレシジョン・システム・サイエンス、日本アクア、フィット、ミクシィ、アクロディア、レントラックス、アクセルマーク、イグニス、グレイステクノロジーなどが買われた。
一方、リミックスポイント、インフォテリア、ソケッツ、ロコンド、ソレイジア・ファーマが売られた。
06月05日 アフターランチ
「楽しみ」
先週から登場してきたアノマリーは月末安月初高。
NY市場の月末はこの1年で3勝9敗。
・・・続き
ところがその翌日となる月初の日経平均は12連勝。
昨年7月106円高(前日のNYダウは235ドル高)
8月66円高(同24ドル安)
9月39円高(同53ドル安)
10月148円高(同164ドル高)
11月17円高(同18ドル安)
12月204円高(同1.98ドル高)
1月479円高(同57ドル安)
2月106円高(同107ドル安)
3月274円高(同25ドル安)
4月73円高(同65ドル安)
5月113円高(同40ドル安)
6月209円高(同20ドル安)。
12月3月6月と決算開示終了翌月に200円以上の上昇となる傾向が指摘されている。
「好業績を受けて株式の割安度合いが高まるからだろう」という声も聞こえる。
「月初に、資産ウェイトを変更するタイミングが集中」という指摘もある。
アノマリーは皆が言い始めると途絶えるのお約束。
今月末と来月初が楽しみだ。
日経ヴェリタスでは「前回日経平均2万円だった15年12月比株価上昇率ランキング」
↓
★イノベーション
1位ペプチドリーム(4587)株価上昇率2.1倍
2位東京エレク(8035)同94%、3位古河電工(5801)91%
4位アルバック(6728)81%、5位スクリーン(7735)81%
6位アドバンテスト(6857)76%、7位ダイフク(6383)70%
★値上げ力
1位森永製菓(2201)2.1倍
2位ラウンドワン(4680)2.0倍、3位ライオン(4912)93%
4位フマキラー(4998)72%、5位ポーラ・オルビス(4927)45%
6位信越化(4063)44%
★イノベーション(時価総額1500億円以下)
1位平田機工(6258)7.4倍
2位日特エンジ(6145)2.9倍、3位フロイント産(6312)2.1倍
4位技研製作所(6269)77%、5位福島工(6420)71%
6位テイカ(4027)59%
大和のレポートは「5期連続増益見通し且つ高ROE銘柄」。
↓
ビジョン(9410)、東京エレ(8035)、ベクトル(6058)、トウキョウベース(3415)、
ディスコ(6146)、EG(6050)、日本ライフL(7575)、モノタロウ(3064)、
東建コーポ(1766)、スタートト(3092)、コシダカ(2157)、ツルハ(3391)、
九電工(1959)、ダイフク(6383)、ミスミ(9962)、オープンH(3288)、
エムスリー(2413)、ニトリ(9843)、コスモス薬(3349)、日電産(6594)、
乃村工芸(9716)、ライオン(4912)、テクノプロ(6029)、日ユニシス(8056)、
良品計画(7453)、コナミ(9766)、薬王堂(3385)、デジア(2326)、
ヤマハ(7951)、イズミ(8273)。
日経平均2万円台への道のりで元気づけてくれた「兜町ポエム」
↓
「見上げてごらんあの2万円を」
見上げてごらんあの2万円を
小さな株の
大きな動きがささやかな復活を
示している
見上げてごらんあの2万円を
投資家のように
名もない株がささやかな復活を
祈っている
マド埋めよういつか
追いかけよう夢を
戻るならなら苦しくなんかないさ
「めぐる」
39000円もあったねと
いつか話せる日が来るわ
7000円割れもあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
市場の風に吹かれましょう
回る回るよ株価は回る
喜び悲しみ繰り返し
今は塩漬けの銘柄たちも
生まれ変わって巡り会うよ
「必ず最後に株は勝つ」
心配ないからね投資家の勇気が
市場に届く明日はきっとある
どんなに困難でくじけそうでも
信じることさ必ず最後に株で勝つ
信じることさ必ず最後に株で勝つ
「新しい株価になって♪」
私の株価の前で泣かないでください
そこに私はいません
死んでなんかいません
新しい株価に
新しい株価になって
この小さな市場を暴れまくっています
「負けないで」
負けないでほらそこに
ゴールは近づいてる
どんなに下がってきても
心はそばにいるわ
感じてね出てくる材料
(櫻井)。
06月05日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比20円24銭高の2万0197円52銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、2.35ポイント安の1609.85で始まった。
個別では、任天堂、ソフトバンクGが値を上げ、花王、大林組、関西電が買われ、明治HD、JR東日本は堅調。ファーストリテ、東エレク、キーエンス、日本電産などがしっかり。
半面、三菱UFJ、第一生命、野村が値を下げ、クレセゾンは安い。三菱商が下押し、新日鉄住、ブリヂストンはさえない。トヨタが売られ、東芝、コマツは軟調している。
外国為替市場では、1ドル=110円50銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均は高値圏での推移が続いており、先高観の強い相場展開である。
JASDAQ平均やマザーズ指数もプラス圏で推移しており、日経平均の底堅さを睨みつつ、個人主体の資金は中小型株にシフトしている需給状況とみられる。
ランチバスケットは460億円、差し引き120億円の売り越しとの観測。
06月05日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=3日続伸。円高を嫌気した売り展開も一巡後は押し目買いでプラス圏へ
6日午前の日経平均株価は3日続伸し、前週末に比べ28円37銭高い2万0205円65銭だった。
・・・続き
朝方は2日公表の米雇用統計をきっかけとした円高を嫌気した売りに押される展開で始まったが、売り一巡後は出遅れた機関投資家による押し目買いが入りプラス圏に切り返す展開となった。
月替わりから国内機関投資家のスタンスが変わり、きょうも押し目に買いを入れているとの観測が出ていた。騰落レシオなどテクニカル面では過熱感はあるものの、時価総額の高い銘柄を中心に買い意欲が強く、全体相場を支えている。
午前の終値時点で東証1部の売買代金は1兆2141億円、売買高は8億6122万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は830と、全体の約4割にとどまった。値下がりは1046、変わらずは140銘柄だった。。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落した。
個別では、ソフトバンクや東エレク、コナミHDといった指数寄与度の高い値がさ株がそろって上昇し、3銘柄で日経平均を約50円押し上げた。
売買代金トップの任天堂が買われ、KLab、ソニーも高い。キーエンス、SUMCOやNTTが買われた。
半面、トヨタ自動車が売られたほかマツダやSUBARUなど輸出比率の高い自動車株が売られた。
野村や三菱UFJ、第一生命HDといった金融株が下げた。急騰が続いていたエムアップが利益確定売りにストップ安となり、enishも大幅安となった。
東証2部株価指数は前週末比18.88ポイント高の6022.80ポイントと3日続伸した。
値上がり銘柄数は243、値下がり銘柄数は158となった。
個別では、マルコが一時ストップ高と値を飛ばした。日本電通、鉄人化計画、ベネフィット・ワンなど19銘柄は年初来高値を更新した。テクノスマート、ピクセラが買われた。 一方、浅香工業、アルメディオ、エムジーホームが売られた。
06月05日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=6日続伸、ガーラ、セグエなどストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。
前引けは前週末比27.45円高の3229.75円となり、前週末2日に付けた約26年ぶりの高値を上回った。
日経平均株価が上昇し、投資家の運用リスクを積極的に取る雰囲気が高まった。
時価総額の大きいマクドナルドが15年10カ月ぶりの高値を付けたのも投資家を強気の姿勢にした。
ジャスダック市場の売買代金は概算で454億円、売買高は6185万株。
値上がり銘柄数は382、値下がり銘柄数は230となった。
個別では、ノムラシステムコーポレーション、セグエグループ、ガーラ、KYCOMホールディングスがストップ高。
日本マクドナルドホールディングス、ACKグループ、アルトナー、木徳神糧など、45銘柄は年初来高値を更新した。アエリア、多摩川ホールディングスなどが買われた。
半面、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、センチュリー21・ジャパンが年初来安値を更新したほか、
オプトエレクトロニクス、タカチホ、共和工業所、が売られた。
06月05日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発。AWSホールディングス、PR TIMESなどがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比15.45ポイント高の1125.72ポイントだった。
値上がり銘柄数は157、値下がり銘柄数は71となった。
個別では、サイバーステップ、AWSホールディングス、PR TIMESがストップ高。マーケットエンタープライズは一時ストップ高となった。 ミクシィ、ビリングシステム、インタースペース、ビリングシステムなど16銘柄は年初来高値を更新した。アクロディア、グレイステクロノジーは買われた。
半面、インフォテリア、ロコンド、メディカルネット、インスペックは売られた。
06月05日 為替市況コメント
【為替】予想を下回る米雇用統計の結果にドルは売られて出直し
・・・続き
[概況]
先週末2日(金)に発表された米5月雇用統計は失業率が低下する一方、非農業部門雇用者数は予想を大きく下回った為にドルはそれまでの111円台後半から一気に111円を割れる急落となった。
前日に発表されたADP雇用者数が予想を大きく上回った為にドルは買われ、雇用統計に対する期待も高まっていた分、予想を下回った時の失望も大きかったようだ。
ドルは110円台前半まで落ちて最後は-95銭の110.410円で引けたが、NY株式市場は3市場ともに連日の史上最高値を更新する上昇となっている事から、ドルが売られる続けるとは考えにくく、ドル高は出直しといった感じだ。
今週の米経済指標は5日(月)5月ISM非製造業景況指数、4月製造業受注指数、7日(水)MBA住宅ローン申請件数、8日(木)新規失業保険申請件数が予定されている。
他に今週は8日(木)にECB理事会が予定されており、このところの堅調なユーロ圏景気を受けて、理事会後のドラギECB総裁による会見では、緩和策の解除に向けて何らかの見解が示されるかに市場の注目が集まっている。今週はユーロの動きに注意したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月05日 カタリストコメント
「豚は太らせてから」
NY株式市場は主要3指数が終値ベースの過去最高値を連日の更新。
・・・続き
雇用統計は、非農業部門雇用者数が13.8万人増と市場予想の18.5万人増を下回って着地。
過去2カ月分も6万6000人下方修正された。
時間当たり賃金は前月比0.04ドル(0.2%)増。
失業率は0.1%ポイント低下の4.3%と2001年5月以来16年ぶりの水準をつけた。
市場予想よりは低調な雇用統計だったが6月利上げの予想は変わらず。
市場は90.7%の確率で織り込んでいる。
市場が雇用統計よりも他の労働指標や経済指標をより信頼するという「いいとこ取り」の奇妙な構図。
ハイテク関連セクターが上昇をけん引した。
週足ではS&Pが0.95%、NYダウが0.59%、NASDAQが1.54%の上昇。
トランプ大統領が気候変動対策の枠組み「パリ協定」からの離脱を正式に表明したことは市場的には悪材料視。
米国内のシェール掘削が一段と活発化し、原油の過剰供給問題がさらに悪化するとの懸念から原油先物が下落。
エネルギー関連セクターは下落した。
軟調な雇用統計を受けて債券市場では「金融引き締めは慎重になる」との観測が拡大。
長期債利回りが約7カ月ぶり、短期債利回りは約2週間ぶりの水準に低下した。
為替市場ではドルがユーロやスイスフラン、主要通貨バスケットに対して一時7カ月ぶり安値。
対円で2週間ぶりの安値水準となった。
週末の日経平均は寄り付きからすぐに2万円台を回復。
5月16日にあと1円51銭まで迫りながら届かず、その後に3ケタの下落となった失速感は払しょくされた。
2015年12月の高値20012円も一気に上回った。
「次の節目の2015年6月の20952円までは抵抗は少ない」という声も聞こえてきた。
もっとも日経平均は大幅高。週間では490円の上昇となり、週足では2週連続で陽線。
しかし週前半のマーケットをけん引したマザーズ指数は11日ぶりのマイナス。
新興市場には利益確定の動きが強まった印象。
TOPIXも1600ポイント台を回復。
東証1部の売買代金が5月8日(3兆4434億円)以来の水準まで増加。
「月初の木曜に続いて内外の機関投資家の買い付けが進んだ」という指摘もある。
NY株式市場は3指数そろって史上最高値を更新したが低調な米雇用統計を受けて債券利回りは低下。
ドル円は円高トレンド。
それでも225先物大証夜間取引終値は日中比30円安の20140円としっかりした展開。
ドルベースの日経平均も180.86と年初来高値を更新している。
25日移動平均(19692円)からのかい離はプラス2.5%。
プラス5%が警戒ラインとすれば20676円と計算できる。
騰落レシオは128.85と低下。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲12.298%(前日▲11.961%)。
買い方は▲3.860%(前日▲4.527%)と買い方圧倒的優勢。
日経平均採用銘柄のPERは14.39倍と上昇したがEPSも1402.17円とやや増加。
東証1部の単純平均株価は2857.04円(+30.32円)。
3000円も視野に入ってきた。
ボリンジャーのプラス2σは20172円。
プラス3σは20412円。
5月SQ値が幻を脱却。
週末SQメジャーSQに向けて買い方有利の展開の可能性は高いと見る。
週末段階で、セミナーなどで聞いてみると2万円に乗せて「ワクワクドキドキ」派は全体の3分の1程度。
3分の2は「ハラハラドキドキ」派で、踊っていう様子は全くない。
この投資心理が逆転するのはたぶん日経平均が22900円(バブル高値→その後の安値の半値戻し水準なのだろう。
日経平均が20012円の高値を付けた2015年12月1日時点の円相場は1ドル=122円台。
日経平均の予想PERは15.71倍。
予想EPSは1274円。
先週末の予想PERは14.39倍。
予想EPSは1402円台。
2015年当時の1ドル=122円台と比較すれば現在のドル円相場は10円程度高い。
為替から収益力に視点は変化していることの証左だろう。
相場の大きな変化は6月後半に訪れることが多い。
「豚は太らせてから食べる」という市場マネーの常とう手段が残っているとすれば、20日過ぎくらいまでは結構な過熱局面も想定できよう。
そして「山より大きなイノシシは出ない」。
また「ミネルヴァのフクロウは黄昏に飛び立つ」。
鳥獣戯画の世界がやってくるのだろうか。
★内閣府が作成した6月2日付けの資料は「科学技術イノベーション総合戦略2017【概要】」
★経済財政諮問会議で登場した「骨太の方針」の素案。
登場したのは「働き方改革」、「子育て安心プラン」、「消費と民間投資の喚起」など。
健康・予防分野の需要喚起というのが目につく。
そして「沖縄振興」や「国土強靭化」もある。
キーワードが「Society5.0」であることは変わりない。
NYダウは62ドル高の21206ドルと連日の史上最高値更新。
NASDAQは58ポイント高の6305ポイントと連日の史上最高値更新。
S&P500は9ポイント高の2439ポイントと連日の史上最高値更新。
ダウ輸送株指数は54ポイント高の9331ポイント。
3市場の売買高は63.7億株。
CME円建ては大証比5円安の20165円。
ドル建ては大証比10ポイント安の20160ポイント。
大証夜間取引は日中比30円安の20140円。
ドル円は110.40円。
10年国債利回りは2.159%。
非公式外資系5社動向は売り660万株、買い1030万株。
金額ベースは36億円の買い越し(3日連続)。
売りは通信・保険・自動車・空運・機械・その他製品セクターなど。
買いはセクターなど。
売買交錯は建設・化学・サービス・商社・情報通信・ガラスセクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アイネット(9600)・・・動兆
アイネットに注目する。
同社は情報処理・システム開発が中核。
エネルギー関連・金融・流通系が強い。
訪日客対応の観光用HP構築事業の自治体、観光協会向け拡販に期待感。
JAXAの各種プロジェクトにも参画。
業績は好調。
(兜町カタリスト櫻井)
06月05日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=2万円回復で上昇一服、円高受け目先利益確定の動き
【寄り付き概況】
5日の日経平均株価は前週末比41円86銭安の2万135円42銭で寄り付いた。
・・・続き
前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに過去最高値を更新したが、発表された米5月の雇用統計は雇用者数の増加が市場コンセンサスに届かず、米利上げペースが緩慢な流れになるとの見方が外国為替市場でドル売り円買いの動きを誘発した。
1ドル=110円台前半まで円高に振れており、これを背景に東京市場では主力株中心に目先利益確定の動きを誘っている。日経平均は前週末についに2万円大台に乗せたが、直近2日間の上昇幅は520円超に達し、東証1部の騰落レシオも130%近い水準にあり過熱感も意識されている。
下値では好調な企業業績を背景に押し目買いの動きも予想され、売り一巡後の動きが注目となるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は、6.81ポイント安の1605.39で始まった。
寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種が高く値上がり上位に電気機器、情報通信、海運など。値下がりで目立つのは鉄鋼、非鉄、輸送用機器など。
トヨタやホンダ、日産自といった自動車株が安い。みずほフィナンシャルグループが売り先行している。
ストライク <6196>が17年8月期の経常利益(非連結)を従来予想の8.2億円→10.4億円に26.9%上方修正。増益率が4.1%増→32.0%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。
225先物は野村・みずほ・ドイツ・大和・岡三が買い越し。
メリル・アムロ・ソジェン・三菱・ナティクス・日興・クレディが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・三菱・GS・モルスタ・アムロ・日興が買い越し。
メリル・バークレイズ・ナティクス・UBS・野村が売り越し。
外資系等は安川(6506)、ファンケル(4921)、ホシデン(6804)、ダイセキ(9793)、大正薬(4581)、IHI(7013)、アジアパイアル(5288)、大真空(6962)、エンジャパン(4849)、アズビル(6845)、リコー(7752)、アイフル(8515)、三住トラスト(8309)、りそな(8308)、あおぞら(8304)、住商(8053)に注目。
テクニカル的には、高松(1762)、錢高組(1811)、北野建(1866)、
東亜道(1882)、日基礎(1914)、大和ハ(1925)、日清粉(2002)、東洋糖(2107)、M&A(2127)、ドトール(3087)、ジョイ本田(3191)、USMH(3222)、三交(3232)、東急(3289)、飯田(3291)、クラレ(3405)、中越パ(3877)、ザ・パック(3950)、昭電工(4004)、大阪曹達(4046)、積水樹脂(4212)、ADEKA(4401)、ミヨシ(4404)、JCR(4552)、浜ゴム(5101)、BS(5108),アキレス(5142)、有沢(5208)、日電硝(5214)、大特鋼(5471)、文化シャッタ(5930)、ユニプレス(5949)、岡部(5959)、東プレ(5975)、Nフィールド(6077)、リクルート(6098)、東芝機(6201)、豊田織機(6201)、新東工(6339)、ダイフク(6383)、理想科学(6413)、マックス(6454)、グローリー(6457)、キッツ(6498)、マキタ(6586)、ダイヘン(6622)、ソニー(6758)、ウシオ(6925)、新電工(6967)、じもと(7161)、三菱自(7211)、フタバ(7241)、ヤマ発(7272)、東京精密(7729)、理研計(7734)、スクリン(7735)、キャノン電(7739)、IFIS(7833)、アーク(7873)、リンテック(7966)、ニフコ(7988)、長瀬産業(8012)、ユアサ商(8074)、デサント(8114)、サンゲツ(8130)、加賀電(8154)、コメリ(8218)、高島屋(8233)、H2O(8242)、イオン(8267)、あおぞら(8304)、京都銀(8369)、三井不(8801)、平和不(8803)、エスリード(8877)、NTT都市(8933)、サンフロンティア(8934)、東急(9005)、京成(9009)、JR西(9021)、近鉄エクス(9375)、大ガス(9532)、富士ソフト(9749)、NSD(9759)、因幡電産(9934)が動兆。
06月05日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ヨコレイ<2874>
冷蔵倉庫でカーゴナビ導入を加速
■インフォコム<4348
が電子コミック配信で韓国参入検討
■カシオ<6952.T>
AIで皮膚がん診断支援の技術開発進める
■シャープ<6753>
メガソーラーに鴻海精密の部材採用
■トヨタ<7203>
ボートや映画などでレクサスブランド向上図る
■大日印<7912>
対インフラサイバー攻撃向けに人材育成開始
06月05日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月05日号
06月05日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
東京株式市場は底堅い展開が意識されそうだ。
・・・続き
本日の東京株式市場は、NYダウ、ナスダック、S&P500いずれも史上最高値を更新するなか、この流れを受け底堅い展開が意識されそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万〜2万0250円のレンジを想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ばと円高に振れている。輸出関連の主力株には重しとなりそう。
日本株にとってはドル円が円高には振れづらくなると期待できる点が下支え要因となり、円安進行なら騰勢を強める展開もあり得る。2万円を固めつつトレンドが強まる展開が期待される。
投資家の注目は、東証1部の主力銘柄に集中している。ここまでの続伸記録もあって、新興市場からいったん資金が流出している。
ただ、小型株への投資意欲が一気に後退しているわけでもなく、日経ジャスダック平均は5日続伸で3200円台入りしている。東証1部市場の主力銘柄と新興市場を物色する資金は性格が違うため、資金はいずれ新興市場に戻ると考えられる。先行きへの警戒感は特段高まっていない。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り660万株、買い1030万株で、差し引き370万株の買い越し。買い越し3営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、通信、保険、自動車、空運、機械、その他製品など。買いセクターに、建設、化学、サービス、商社、情報通信、ガラスなど。
【好材料銘柄】
■インターアクション <7725>
C-MOSイメージセンサー検査用光源装置の大口受注を獲得。受注額は1.4億円、売上計上は18年5月期上期を予定。
■川西倉庫 <9322>
東証が川西倉を9日付で市場1部に指定替えする。
■マルコ <9980>
親会社のRIZAPグループ <2928> [札証A]から業務支援を受け、「RIZAP型マーケティング」を本格的に導入・実践するほか、RIZAPと新商品・サービスの共同開発、相互送客などで連携していく。
■ナトコ <4627>
上期経常は88%増益で上振れ着地。
■共和工業所 <5971>
前期経常が上振れ着地・今期は1%増益へ。
■ソケッツ <3634>
感情分析エンジンを活用してドラマのあらすじから感情スコア値を算出し、今期春ドラマの視聴率予測を行ったレポートを公開。
【主な経済指標・スケジュール】
5(月)
【国内】
《決算発表》
ピジョン、日ハウスHD、泉州電、フジコーポ、学情、アマガサ、ティーライフ、エイケン工業
【海外】
米4月製造業受注(23:00)
米5月ISM非製造業景況指数(23:00)
アップル世界開発者会議(〜6/9)
休場:独、スイス、NZ、ギリシャ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月03日 マーケットコメント
06月03日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月03日号
06月02日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ62ドル高と続伸。最高値更新 米景気への懸念が後退
・・・続き
2日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比62ドル11セント高の2万1206ドル29セントで終えた。前日に続いて過去最高値を更新した。
朝方発表の5月雇用統計で失業率が約16年ぶりの低水準に改善したことが好感され、買いが先行。非農業部門雇用者数が13万8000人増と予想を大きく下振れたものの、失業率が低下するなど好調な雇用状況が続いているとの見方が大勢を占めた。ハイテク株を中心に買いが広がり、堅調推移となった。
米連邦準備理事会(FRB)による6月利上げは確実視されているが、その後の利上げペースは想定より緩やかになるとの見方が浮上。株式市場への資金流入が続くとの思惑を呼び、買いが優勢になった。海外景気の回復を背景に欧州株やアジア株も連日上昇しており、これを受けた市場心理の改善も支えになった。
一方でゴールドマン・サックスやバンク・オブ・アメリカなど金融株には売りが先行した。雇用統計を受けて長期金利が7カ月ぶりの水準まで下がり、利ざや縮小が懸念された。エクソンモービルやシェブロンなどエネルギー株も安い。米原油生産が増えるとの思惑から、米原油先物が一時3週ぶりの安値まで下げたことが嫌気された。
ナスダック総合株価指数も続伸し、前日比58.966ポイント高の6305.796で終えた。前日に続いて最高値を更新した。アマゾン・ドット・コムやフェイスブックなどが上場来高値を付けた。S&P500種株価指数も連日の最高値更新となった。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方でエネルギーや銀行が下落した。
個別銘柄では高級品衣料のカナダグースが上昇。朝方に発表した1〜3月期決算で売上高が市場予想を大幅に上回り、赤字幅も予想より縮小した。
ヨガウェアのルルレモン・アスレティカ(LULU)と半導体のブロードコム(AVGO)は決算内容が好感され、大幅上昇した。
株利益が市場予想を上回ったスポーツ衣料のルルレモン・アスレティカも高かった。
一方、前日夕に発表した決算発表で通期見通しを引き下げた家具販売のRH(RH)が大幅安だった。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,206.29+62.11
S&P500種
2,439.07+9.01
ナスダック
6,305.796+58.966
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は3日続伸し2万円を回復して引けた。6月物は前日比235円高の2万165円で引け、期近物終値ベースで15年8月18日以来の高値をつけた。
大取の2日終値は5円下回った。大取終値の2万円台回復を映し、夜間取引で買い進まれた。米株高も相場を支えた。2日発表された5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回ったものの、米景気は堅調との見方が優勢になった。この日の6月物高値は2万245円、安値は1万9920円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
20165 ( -5 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
20160 ( -10 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は小幅続伸し、前日終値に比べ3.86ポイント高の7547.63で引けた。5月26日に付けた過去最高値と同水準となった。構成銘柄の半数以上が上昇した。原油安を受けて石油株が下落したほか、金融株の一部に利益確定などの売りが出て、午後にかけて上げ幅を縮小した。日中取引時間帯に7600ポイントに迫る場面があった。
金相場の回復を背景に金関連のランドゴールド・リソーシズとフレスニージョが4%前後上げた。医薬品株とたばこ株も買われた。
半面、原油相場の大幅下落を受けて石油株が売られ、全面安で引けた。午前は全面高で推移していた銀行株と資産運用株の一部が利益確定目的の売りなどで下落して引けた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は3日続伸。終値は前日比158.02ポイント高の12822.94と、5月15日に付けた過去最高値を更新した。構成銘柄の9割が上昇した。
工業用ガスのリンデと医薬・農薬のバイエルが高かった。一方でドイツの長期金利の低下を受けてコメルツ銀行、ドイツ銀行と、電力のRWEが下落した。
06月02日 マーケットコメント
06月02日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は111円台半ば付近を推移、この後は米雇用統計に注目。
・・・続き
[概況]
2日、東京外国為替市場の米ドル円は、一時111.715円まで上昇した。米国時間に発表された5月ADP米雇用統計(予想:18万人 結果:25.3万人)や5月米ISM製造業景況指数(予想:54.8 結果:54.9)など、米経済指標が市場予想値を上回ったことなどから、米ドル円は111円台半ば付近まで強含んでいる。
この後の予定では、21:30に米雇用統計が予定されている。前哨戦となる5月ADP米雇用統計が市場予想値を上回ったことなどから、本日の米雇用統計においても雇用増への期待が高まりそうか。テクニカル的には一目均衡表先行スパン2(雲の上限)111.820円付近を上抜けられるかにも注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
今週は堅調な展開となった。
・・・続き
週前半は米国株の軟調や円高進行を受け、主力株は上値の重い展開。一方で中小型株には資金が向かい、大賑わいとなった。一方、6月に入ると地合いが変化。良好な法人企業統計を手がかりに1日の日経平均は主力株がけん引して大幅上昇。
日経平均終値は2万177円28銭とおよそ1年半ぶりに2万円の大台を回復した。
日経平均は週間では約490円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
来週の相場は堅調展開か。
日経平均が2万円を回復して一段高となったことから、投資家心理の一段の改善が期待でとりあえず目先は2万500円目指して、いずれは2015年6月高値(2万952円)、アベノミクス最高値を目指して水準を切り上げて行く流れとなるだろう。
きる。
翌週にFOMCを控える中、6月利上げを織り込む展開が想定される。
日本株にとってはドル円が円高には振れづらくなると期待できる点が下支え要因となり、円安進行なら騰勢を強める展開もあり得る。
8日にはイギリスの総選挙やコミー前FBI長官の公聴会が予定されており、これらは相場のかく乱要因となるが、トレンドを変えるまでの材料にはならないと考える
場合によっては政治面で安定感のある日本株の相対優位性を高める可能性もあるとみる。
06月02日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[3753]フライトホールディングス
[8508]Jトラスト
06月02日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=317円高と大幅続伸。米株高と円安追い風に2万円乗せ
【大引け概況】
2日の日経平均株価は前日比317円25銭高の2万0177円28銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:0分59秒 容量:20.05M
過去のマーケット動画はこちら
2015年8月19日以来、約1年9カ月ぶりの高値となった。2万円台回復は、ほぼ1年半ぶりとなる。
良好な米経済指標を受け、前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要3指数が揃って過去最高値を更新し、円安を背景に投資家心理が改善した。運用リスクを積極的に取る先物買いが入り、値がさ株の上げが目立った。
東京株式市場は朝方から買い優勢でスタート、寄り後早々に買いの勢いが増して日経平均株価は2万円大台を回復した。
一方、日本時間今晩の米5月の雇用統計を見極めたいとの思惑もあるが、前日のADP雇用報告の結果を受けて、米国経済の強さが再確認されたことで、相場全般はリスク選好ムードが強かった。
業種別では、33業種中値上がりが30業種、値下がりが3業種となった。値上がりは、1位:鉄鋼、2位:証券・商品、3位:海運業とつづく。 値下がりは、1位:食料品、2位:情報・通信業、3位:水産・農林業と続いた。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比242.74ポイント高の1万4385.56だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、26.06ポイント高の1612.20で終えた。JPX日経インデックス400とTOPIXはそれぞれ15年8月20日以来、1年9カ月ぶりの高値を付けた。
東証1部の売買代金は概算で3兆2232億円で、売買高は23億1512万株だった。 東証1部の値上がり銘柄数は1509と、全体の75%近くを占めた。値下がりは420、変わらずは88銘柄だった。
個別では、任天堂が大商いで上昇、米金融株高を受けて、メガバンクの三菱UFJ、証券の野村や大和が大幅高となった。 ファーストリテイリングが高く、ファナックも買い優勢、神戸製鋼所、新日鉄住金など鉄鋼株も物色人気となった。ソニーやキヤノンは年初来高値を更新した。
一方、食料品のキリンHDやアサヒは下落し、NTTやNTTドコモが軟調、ブイ・テクノロジーも売りに押された。 前日まで急伸していたエムアップは利食われ、北の達人コーポレーションが下落した。
東証2部株価指数は前日比3.95ポイント高の6003.92ポイントと反発した。値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は191となった。
個別では、アルメディオがストップ高となり、鉄人化計画、ピックルスコーポレーションなど24銘柄は年初来高値を更新した。象印、ラオックスが上げた。 一方、ヨネックス、丸八倉庫、バナーズが年初来安値を更新し、浅香工業、アイスタディが売られた。
06月02日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=5日続伸、約26年ぶりの高値更新
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比8円67銭高い3202円30銭と約26年ぶりの高値を更新した。 東証1部の主力株が大幅高となり、新興市場から資金を移す動きも見られたが、成長期待の高い銘柄を物色する動きは根強く相場全体を支えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で699億円、売買高は9656万株だった。
値上がり銘柄数は349、値下がり銘柄数は290となった。
個別では、マクドナルドが6日続伸と買われた。ノムラシステムコーポレーション、インテリジェントウェイブ、ガーラ、タカチホ、ソレキアがストップ高。ナガオカは一時ストップ高と値を飛ばした。 データリンクス、エプコなど46銘柄が年初来高値を更新した。 一方、ベクターがストップ安、ルーデン・ホールディングスは一時ストップ安と売られた。 センチュリー21・ジャパン、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ZOAが年初来安値を更新し、ケアサービス、ブロッコリー、日本サード・パーティが売られた。
06月02日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=11日ぶりに反落、メディカルネットがストップ安
・・・続き
東証マザーズ指数は11日ぶりに反落した。終値は4.22ポイント安い1110.27だった。
値上がり銘柄数は80、値下がり銘柄数は144となった。
仮想通貨関連で買われてたインフォテリが売られリミックスが横ばいまで伸び悩むなど、関連銘柄の一角に利益確定売りが出た。
個別では、メディカルネットがストップ安となり、ファイズ、ホットリンク、ドリコムが売られた。 一方、モブキャスト、マーケットエンタープライズ、AWSホールディングスがストップ高。 ソレイジアが一時ストップ高と後場にかけ買われ、ソケッツ、インタースペースなど14銘柄が年初来高値を更新した。 その他、アスカネット、フィル・カンパニーが買われた。
06月02日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅を拡大している。
・・・続き
2日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比311円68銭高の2万0171円71銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、22.67ポイント高の1608.81で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円60銭台での推移。アジアの主要株式市場は、ほぼ全面高の値運びとなっている。
野村ホールディングスや大和証券グループ本社など証券株が軒並み高。野村は一時前日に比べ5%高と急伸している。松井証券やマネックスグループなどネット証券も買われている。
日経平均はあっさり2万円の大台を回復し、その後も上げ幅を広げてきている。
ショートカバーを誘い込む流れになりやすいだろう。もち合いレンジを突破したことで需給状況は大きく改善している。上へのトレンドが強まりやすいだろう。
ランチバスケットは32件、362.30億円。差引き20億円の売り越しとの観測。
06月02日 アフターランチ
「祝2万円」
1年6か月ぶりの日経平均2万円。
2015年4月10日も金曜寄り直後に日経平均2万円回復。
・・・続き
今日も9時7分に2万円。
何とか「トランプ相場でオタオタするな」の出版パーティに間に合った格好だった。
というか前夜祭だったことになる。
あとは終値ベースでの2万円は欲しいところ。
そうすればSQ値も幻から脱却できる。
仕組み債からみの葉っぱ踏み踏みも出てくるのだろう。
もっとも・・・。
むしろTOPIXの1600ポイントの方がうれしい数字。
昨日の出版記念パーティ。
100人近くの方においでいただいた。
日本IFA協会の金子昌資理事長(元日興証券社長)からのお祝いの言葉。
「ベートーベンだって交響曲を9つ書いてようやくヒットした。
書き続けることが大切です」。
日興証券退職時は社長次長の関係だったがありがたい言葉。
あるIR担当者からの今朝のメール。
「IR女子担特集(年齢制限なし)も是非!笑」。
これは今年企画しようと考えた。
スケジュールを見てみると・・・
2日(金):マネタリーベース、米雇用統計、貿易収支
5日(月):米ISM非製造業景況指数、製造業受注、アップル「世界開発者会議(〜9日)」
6日(火):韓国休場
7日(水):景気動向指数、OECD経済見通し、米消費者信用残高
8日(木):GDP改定値、国際収支、都心オフィス空室率、計器ウォッチャー調査、英国総選挙、ECB定例理事会、中国貿易収支
9日(金):マネーストック、メジャーSQ、中国消費者・生産者物価
(櫻井)。
06月02日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=米株高、円安背景に1年半ぶりの2万円大台回復
2日午前の日経平均株価は続伸し、前日比279円28銭高の2万0139円31銭で終えた。
・・・続き
取引時間中として2万円台を回復したのは2015年12月2日以来、1年6カ月ぶり。
前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が揃って過去最高値を更新したことや、為替が1ドル=111円台後半まで円安が進んだことなどを背景に日経平均株価が大幅続伸となった。米経済指標の結果を受けた米株高や円安を好感した投資家の買いが断続的に入った。
国内の景況感の改善を評価した買いも入った。市場では「法人企業統計の結果を受け、8日に公表する1〜3月の国内総生産(GDP)改定値の上方修正期待が高まっていることも株高につながっている」との指摘があった。
商いも膨らみ、東証1部の売買代金は概算で1兆4417億円に膨らんだ。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
午前の終値時点で東証1部の売買高は10億4287万株だった。値上がり銘柄数は1427と、全体の7割を占めた。値下がりは475、変わらずは114だった。
個別では、時価総額の大きいメガバンクの三菱UFJや三井住友FGが大幅高となった。生命保険のT&Dや第一生命HD、証券の野村の上げも目立った。任天堂、ソフトバンクやファストリが上昇し、トヨタやソニー、キヤノンも高い。村田製作所、TDKなど電子部品株も買われた。
一方、2017年12月期の連結純利益見通しを修正したキリンHDは下落した。武田やNTT、JTが下げ、キーエンスやキリンHD、花王が安かった。アサヒグループホールディングスも冴えない。GMOクラウド、リンクアンドモチベーションは利益確定売りに安く、エムアップも値を下げた。
東証2部株価指数は前日比0.60ポイント高の6000.57ポイントと小幅続伸している。
値上がり銘柄数は230、値下がり銘柄数は172となった。
個別では、アルメディオが一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、金下建設、日本電通、ピックルスコーポレーションなど21銘柄は年初来高値を更新。セブン工業、マルゼン、野崎印刷紙業、ラオックスが買われた。
一方、バナーズ、ヨネックス、丸八倉庫が年初来安値を更新。浅香工業、ジー・スリーホールディングス、アイスタディ、アルデプロ、京進が売られた。
06月02日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=5日続伸、高値圏にある銘柄に換金売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比8円69銭高い3202円32銭となった。業績の伸びが見込まれる銘柄やゲーム関連株に引き続き買いが入った。
半面、日経平均株価が1年半ぶりに2万円台を回復するなど東証1部の主力株が大幅上昇したため、新興市場では高値圏にある銘柄に換金売りが出て上値が抑えられた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で399億円、売買高は5293万株。
値上がり銘柄数は336、値下がり銘柄数は273となった。
個別では、インテリジェント ウェイブ、ソレキアがストップ高。アクシーズ、大本組、データリンクスなど40銘柄は年初来高値を更新。業績期待の強いマクドナルドやメイコーが続伸した。仮想通貨関連の一角とされるULSグループやノムラシステムコーポレーション、内外テックが買われた。
一方、ベクターが一時ストップ安と急落した。ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは年初来安値を更新。ルーデン・ホールディングス、コンセック、ケアサービス、高見澤、ラクオリア創薬が売られた。
06月02日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=11日ぶり反落、高値圏にある銘柄に換金売り
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比2.27ポイント安い1112.22だった。
値上がり銘柄数は76、値下がり銘柄数は145となった。
高値圏のインフォテリやASJには売りが出た。そーせいも下げた。半面、サイステップやイグニスなどゲーム株の一角が買われた。
東証マザーズ指数は前日比2.27ポイント安の1112.22ポイントと11日ぶり反落。
個別では、ASJ、メディカルネット、ユーザベース、ファイズ、ケアネットが売られた。
一方、モブキャスト、AWSホールディングスがストップ高。マーケットエンタープライズは一時ストップ高と値を飛ばした。インタースペース、ビリングシステム、ソケッツ、クロス・マーケティンググループなど14銘柄は年初来高値を更新。インスペック、ソネット・メディア・ネットワークス、リミックスポイント、GMO TECH、フィル・カンパニーは値上がり率上位に買われた。
06月02日 為替市況コメント
【為替】予想を大きく上回るADP雇用者数の結果にドルは一段高となる
・・・続き
[概況]
ドルは欧州株式市場の上昇にそれまでの高値を上抜き、NY市場で発表されたADP雇用者数の予想を大きく上回る数字に一段高となってNY市場序盤に当日高値111.515円まで急騰した。其の後発表された新規失業保険申請件数は予想より増加したが数字自体は少なく、続いて発表された4月建設支出は予想を下回ったが5月ISM製造業景況指数は予想を上回るなど良好な結果にドルは111円台前半で揉み合いとなった。
ダウが取引開始後にマイナス圏に落ちるとドルも111.150円まで下げたが、其の後は株価の上昇と共にドルも買い戻されて、最後は+61銭高の111.360円で引けた。ドル以外の主要通貨も上昇したが、豪ドルだけは5月財新中国製造業PMIの予想を下回る結果に一時81円台に落ち、最後も前日比-19銭の82.120円と値下がりして引けた。
ADP雇用者数の良好な数字に本日発表の雇用統計に対する市場の期待が高まっており、ドルは111円台半ばを超えて更に上値を伸ばす事が出来るかに注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月02日 カタリストコメント
「ボリンジャのプラス2σは20143円」
NY株式市場は反発。
主要3指数は終値ベースでそろって過去最高値を更新した。
・・・続き
ISM製造業景気指数は54.9と、前月の54.8からやや上昇。
予想の54.5も上回った。
「米経済は年初に軟調となったものの勢いを回復している可能性がある」との解釈。
ADP雇用レポートは25.3万人増と、市場予想を大幅に上回って着地。
「2日に発表予定の5月雇用統計も堅調となる可能性」との解釈。
週間新規失業保険申請件数は前週比1.3万件増の24.8万件。
市場予想の23万9000件を上回った。
新規申請件数は30万件を切ると労働市場は力強いとされる。
117週連続でこの水準を下回っているのは強い指標だ。
雇用統計の非農業部門雇用者数は前月比18.5万人増の見通し。
実際にこのレベルで着地すれば「FRBが今月利上げするとの観測が一段と強まりそうだ」との声が聞こえる。
しかし6月の利上げ確率は既に91%。
利上げは既定路線になっていよう。
むしろ9月利上げが視野に入ったと見た方が良いかも知れない。
VIX(恐怖)指数は9.89%まで低下。
「トランプ大統領が球温暖化対策の国際枠組みパリ協定から離脱を発表したことを受け債券利回り上昇幅は縮小」。
そんな意味不明な声も聞こえる。
ドルは主要通貨に対して上昇。
欧州では英FT100が3日ぶりの反発。
独DAXは続伸。
仏CACは7日ぶりの反発。
月初は世界株高で通過した。
昨日の日経平均株価は209円高の19860円と5日ぶりの反発。
多くの市場関係者の予想を裏切った格好の上昇は月初の機関投資家買いとの解釈。
もっとも「月の最終日は今年4月まで陰線」なんて声ばかりだった市場。
「月の初日は昨年7月から11か月連続高。
しかも3ケタの上昇は9回」なんて言う指摘が株高の後に登場した。
ボリンジャのプラス1σで止ったのは御愛嬌だろうか。
(プラス1σ=19896円、プラス2σは20143円)。
東証マザース指数は10日続伸。
日経ジャスダック平均は4日続伸。
どちらも年初来高値を更新。
不思議な上昇となった6月月初め。
一夜明けてみれば世界株高の前哨戦だったと言えようか。
日本株反落の大きな原因となる米国市場や欧州市場も株高でのスタート。
日経1面トップの見出しが「世界の株、時価総額最高」というのが象徴的に映る。
「5日ぶり反発、機関投資家の買いでほぼ全面高」という声も聞こえる。
機関投資家は個人ほど気まぐれでない点に期待したいところ。
ドルベースの日経平均が178.90と年初来高値を更新したのも好材料だ。
5月第4週の外国人投資家は8週連続で買い越した。
買越額は220億円で前週の301億円の買い越しから減少。
信託銀行は2週連続買い越し。
買い越し額は405億円。
個人は2週ぶりに売り越し。
売越額は792億円。
先物の投資部門別売買動向で、外国人投資家は2週連続で売り越し。
売越額は1490億円で前週の665億円の売り越しから拡大。
個人は2週ぶりに買い越し。
買越額は457億円。
証券会社の自己売買部門は2週連続の買い越し。
買越額は1088億円と前週の1430億円から減少。
証券自己は年初から2兆4008億円の買い越し。
背景は日銀のETF買いとの解釈がある。
日銀の年間ETF購入額は6兆円。
これを5ヶ月分に換算すると2.5兆円という計算だ。
外国人の年初からの累計買い越し額2877億円と比較すると日銀の大きさは理解できよう。
225先物大証夜間取引終値は日中比50円高の19910円。
ようやく幻の5月SQ値19991円が視野に入ってきた。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲11.961%。
買い方は▲4.527%と差は拡大。
空売り比率が35.7%まで低下。
日経VIも13.68と14割れとなってきた。
25日線(19648円)からのかい離はプラス1.08%。
25日線にサポートされているものの過熱感は上手に薄れている。
2万円に期待したい週末。
「昨夜の余韻と明日への期待」のどちらが勝るだろうか。
今夜の米雇用統計は常識的には悪くない筈。
これを受けて為替は円安トレンドと読めば週明けの2万円期待。
しかし常識に裏をかかれることはママあるから悩ましい。
相場の最初は外国人、相場のフィナーレは日本人なんて悪弊は断ち切りたい場面。
日経朝刊の経済面から3つの報道を取り上げると・・・。
一つは「日銀総資産500兆円」。
国債を大量に買い入れて市場に資金を供給しているのが背景。
GDPNお93%という強烈な数字となった。
因みに米国が23%(4.5兆ドル)、ECBが28%(4.2兆ユーロ)。
「金融緩和の手じまいで利上げにすると逆ザヤが一時的に発生」。
あるいは「2%の物価目標を達成した場合は日銀は10年以上も赤字」。
そんな警戒論もある。
でもETFでその損失を補えばいいという声も聞こえないではない。
そして、2%の物価目標が達成されれば一時的には株高の筈。
「これから始まる大レース」ということになる可能性があるだろう。
もうひとつは「設備投資、リーマン前回復」の見出し。
1〜3月の設備投資は前年同期比4.5%増の14兆2901億円。
これを受ければ1〜3月GDPは上方修正の余地アリ。
05年〜06年までの設備投資の伸びは前年比平均10%超。
それが今は同2.8%程度。
まだ物足りない感はある。
一方で諸悪の根源は「所得税収前年割れ」の見出し。
09年以来7年ぶりの前年割れとなる見通し。
企業は儲かり個人は疲弊。
この構図が変わらないと世界には伍せない。
NYダウは153ドル高の21144ドルと4日ぶりの反発。
NASDAQは48ポイント高の6246ポイントと3日ぶりの反発。
S&P500は18ポイント高の2430ポイントと3日ぶりの反発。
3指数揃って史上最高値を更新した。
ダウ輸送株指数は113ポイント高の9277イント。
3市場の売買高は68.9億株。
CME円建ては大証比70円高の19930円。
ドル建ては大証比75ポイント高の19935ポイント。
大証夜間取引は日中比50円高の19910円。
ドル円は111.34円。
10年国債利回りは2.213%。
非公式外資系5社動向は売り630万株、買い810万株。
金額ベースは58億円の買い越し(2日連続)。
売りは機械・建設・空運・電機・通信・薬品・電力セクターなど。
買いは商社・その他製品・自動車・化学・サービス・小売・精密・食品セクターなど。
売買交錯は保険・銀行セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
FRONTEO(2158)・・・動兆
FRONTEOに注目する。
旧社名はUBIC。
昨年7月に現社名に変更。
同社は訴訟などの際に電子データの収集、分析解析事業が中核。
業績は復調。
行動情報学から進んだ人工知能KIBITなどAIデータ解析事業に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
06月02日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 2万0100円に迫る,投資家の買いが断続的
【10時の概況】
2日10時現在の日経平均株価は前日比229円53銭高の2万89円56銭で推移。
・・・続き
米株高に加えて企業の海外収益を改善させる円相場の下落を追い風に強気になった投資家の買いが断続的に入っている。
節目となる2万円を上回り、利益確定目的の売り圧力が弱まったのも相場上昇に弾みを付けた。
日経平均株価が2万円近辺になると利益確定売りを出していた国内勢の売りは峠を越したとの見方が出ている。「国内機関投資家からの売りが減っている」という。米株高や円安を好感した買いが優勢となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上げ幅を拡大した。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で8322億円、売買高は6億2002万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1444と、全体の7割を超えた。値下がりは435、変わらずは137だった。
業種別では33業種中29業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、証券・商品、石油・石炭、非鉄金属と続く。値下がり上位には食料、情報・通信、医薬品が並んでいる。
10時 2万0100円に迫る 機関投資家の利益確定売りが減少
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を50.95円押し上げている。次いでファナックが12.93円、京セラが11.41円、TDKが10.27円、ソフトバンクが6.96円と続く。
マイナス寄与度は2.32円の押し下げでアサヒがトップ。以下、コナミHDが1.52円、テルモが1.52円、日産化が1.33円、ニチレイが1.33円と続いている。
個別では、ファストリやJFE、新日鉄住金は上げ幅を拡大した。三菱電や村田製も一段高になっている。T&Dや第一生命HDの上昇も目立つ。一方、キーエンスは年初来高値更新した後は下げに転じた。アサヒやキリンHDも下げ幅を拡大している。
225先物は日興・JP・HSBC・メリル・三菱・アムロが買い越し。
野村・モルスタ・ドイツ・GS・バークレイズ・大和・SBIが売り越し。
TOPIX先物は日興・野村・GS・バークレイズ・大和・パリバが買い越し。
メリル・ナティクス・みずほ・クレディ・アムロが売り越し。
外資系等はTHK(6481)、NSSOL(2327)、
CTC(4739)、物産(8031)、住商(8053)、
アスカネット(2438)、任天堂(7974)、鈴茂器工(6405)、
スクエニ(9684)、丸和運輸(9090)、スズキ(7269)、
鉄(5401)、神戸鋼(5406)、DOWA(5714)、
三電機(6503)に注目。
テクニカル的には、日水(1332)、大豊建(1822)、中電工(1941)、住電設(1949)、NESIC(1973)、山パン(2212)、モロゾフ(2217)、NSSOL(2327)、ALSOK(2331)、ファンコミ(2461)、キリン(2503)、DyDo(2590)、サーラ(2734)、神戸物産(3038)、ディア・ライフ(3245)、トウキョウベース(3415)、ケイアイスター(3465)、芦森工(3526)、クスリアオキ(3549)、TIS(3626)、enish(3667)、IIJ(3774)、SRA(3817)、大日精(4116)、太陽(4626)、洋インキ(4634)、OLC(4661)、ダスキン(4665)、トレンド(4704)、フルキャスト(4848)、資生堂(4911)、アグロカネ(4955)、小林薬(4967)、ニチレキ(5011)、東特線(5807)、三和(5929)、リンナイ(5947)、三浦工(6005)、ASB機械(6284)、SKD(6407)、山洋(6516)、アンリツ(6754)、コロムビア(6791)、本多通信(6826)、堀場(6856)、スタンレ(6923)、日電子(6951)、ホトニクス(6965)、スズキ(6965)、サイゼリア(7581)、キャノン(7751)、レック(7874)、エフピコ(7947)、東エレ(8035)、カメイ(8037)、山善(8051)、ユニシス(8056)、明和産(8103)、Gウィン(8111)、上新電(8173)、MrMax(8203)、興銀リ(8425)、ダイビル(8806)、Gクレスト(8871)、リロ(8876)、小田急(9007)、近鉄(9041)、京阪(9045)、日新(9066)、ニッコン(9072)、福山運(9075)、丸和運(9090)、上組(9364)、関電(9503)、中国電(9504)、東ガス(9531)、アイン(9627)、カナモト(9687)、DTS(9682)、藤田観光(9722)、NSW(9739)、イオンディ(9787)、加藤産(9869)、サンドラッグ(9989)に注目。
06月02日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■三菱ケミHD<4188>
炭素繊維加工の新工場建設
■TDK<6762>
電磁雑音抑制効果高い薄型シート開発
■第一生命<8750>
企業年金運営で事務作業を有償で請け負い
■JR東日本<9020>
安全運行に向け津波早期検知の研究開始
■SCSK<9719>
ウェブアプリ作成・運用支援クラウド拡販
■KDDI<9433>
ベトナム大手キャリアと組みゲーム参入
06月02日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月02日号
06月02日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
2日の東京株式市場は続伸後、2万円を試す場面もありそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円−2万円を想定する。
NYダウ、ナスダック総合指数ともに史上最高値を更新。米国株高を受け、リスク許容度が高まり、買いが先行するとみられる。
海外投資家は出遅れている日本株に対し資金を振り向ける可能性が高まり、2万円トライへのきっかけとなりそう。
日経平均は節目の2万円を前にしては上値も抑えられるだろうが、先高期待から売りは出づらく、2万円を射程に入れつつ19900円台の値固めが進むと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と小動き。
シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比70円高の1万9930円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り630万株、買い810万株で、差し引き180万株の買い越し。買い越し2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、機械、建設、空運、保険、電機、銀行、通信、薬品、電力など。買いセクターに、商社、その他製品、自動車、化学、サービス、小売、銀行、精密、食品、保険など。
【好材料銘柄】
■ダイヤモンドダイニング <3073>
今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■タカラバイオ <4974>
膵がんを対象とした腫瘍溶解性ウイルス「HF10」の国内第1相臨床試験を実施するため、治験計画届を医薬品医療機器総合機構に提出。
■インフォテリア <3853>
自社の株主総会でブロックチェーンを活用した議決権行使の実証実験を実施。主催者でも改ざんができない、公正で透明性の高い投票システムの実現を証明する。
■インスペック <6656>
5月受注額は前年同月比7.8倍の2.1億円。
【主な経済指標・スケジュール】
2(金)
【国内】
5月マネタリーベース(8:50)
5月消費者動向調査(14:00)
《決算発表》
モロゾフ、クリムゾン、ナトコ、共和工業、ゼネパッカー、巴工業、ハイレックス、ファースト住
【海外】
米5月雇用統計(21:30)
米4月貿易収支(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月01日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは135ドル高、米景気への懸念後退
・・・続き
1日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、前日比135ドル53セント高の2万1144ドル18セントで取引を終えた。
3月1日に付けた過去最高値(2万1115ドル55セント)を3カ月ぶりに更新した。
5月ADP全米雇用統計が予想を上回る堅調な内容となり、買いが先行した。米国債利回りの上昇で、昨日下落した金融株に買い戻しが広がったほか、5月新車販売台数が前年同月比で横ばいとなり、数か月続いた減少に歯止めがかかったことも好感され、上げ幅を拡大した。
トランプ大統領は地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」から離脱する方針を発表したが、株価への影響は限定的だった。
5月のADP全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数(政府部門は除く)が前月比25万3000人増えた。市場予想(約18万人増)を大幅に上回り、米景気減速への警戒感が後退。2日に米労働省が発表する5月の雇用統計が上振れする可能性が意識され、投資家のリスク選好が強まった。
米原油先物相場の反発も追い風となった。シェブロンやエクソンモービルなど石油株に収益改善を見込んだ買いが入り、素材株なども上げた。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。前日比48.313ポイント高の6246.830で終え、5月26日に付けた過去最高値を更新した。アマゾン・ドット・コムなど時価総額の大きい銘柄が上昇し、指数を押し上げた。
S&P500種株価指数も3営業日ぶりに反発し、過去最高値を3営業日ぶりに更新した。業種別S&P500種株価指数は「金融」「ヘルスケア」「素材」をはじめ全11業種が上昇した。
個別銘柄では、農業機械のディア(DE)が上昇。ドイツの建機メーカーの買収を発表し、事業拡大を期待した買いが入った。1ドルショップを展開するダラー・ゼネラルは2〜4月期決算が予想を上回る増収となり、好感した買いで上げた。自動車のゼネラル・モーターズ(GM)は5月の米新車販売は低調だったが、人員削減が伝わると収益改善を見込んだ買いが優勢になった。新車販売が増えた同業のフォード・モーターも上昇した。
一方、前日夕に赤字決算とあわせて発表した業績見通しが市場予想に届かなかったヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)が下落。業績見通しの引き下げを発表した衣料のエキスプレスも安い。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,144.18+135.53
S&P500種
2,430.06+18.26
ナスダック
6,246.830+48.313
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前日比260円高の1万9930円で引け、前日の大取終値を70円上回った。円安と米株高を好感した。民間の米雇用指標が市場予想を上回る改善を示し、投資家心理が上向いた。
市場は2日発表の5月の米雇用統計に注目している。この日の6月物高値は1万9935円、安値は1万9665円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19930 ( +70 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19935 ( +75 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7543.77(+23.82)
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ23.82ポイント高の7543.77と、5月26日に付けた過去最高値(7547.63)をわずかに下回って引けた。石油株と医薬品株の上げが指数を押し上げ、構成銘柄の約7割が上昇した。
石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが上がった。アストラゼネカなど医薬品株も買われた。リーガル・アンド・ゼネラル(L&G)など保険株と、アントファガスタなど鉱業株も堅調だった。
半面、医療のメディクリニック・インターナショナルは、複数のアナリストが投資判断を引き下げたことなどが響いて売られた。電力・ガス供給のナショナル・グリッドも下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12664.92(+49.86)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比49.86ポイント高の12664.92だった。
自動車のBMWとフォルクスワーゲン、工業用ガスのリンデは上昇した。一方で、ドイツテレコムと鉄鋼のティッセン・クルップは下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5318.67(+35.04)
06月01日 マーケットコメント
06月01日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、小動きながら上昇。
・・・続き
[概況]
1日、東京時間の米ドル円は、株価の上昇を手掛かりに111円台を維持しながらの推移となっている。
トランプ政権のロシアゲート疑惑の続報が警戒されている中、今月の利上げ確率が90%を超えているため、買い意欲は強くジリ高の展開となっている。
現在、欧州時間に入っているが、本日高値111.175円を更新している。この後のNY時間には、21:15に米雇用統計の前哨戦となる米ADP雇用統計(予想:18万人 前回:17.7万人)の発表を控えている。
足元での米雇用状態は改善が継続しているとの見方が大半であることから、予想を上回る結果となれば、更なる上昇も期待できそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月01日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=大幅反発。半月ぶり高値 機関投資家が見直し買い
【大引け概況】
1日の日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前日比209円46銭高の1万9860円03銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分17秒 容量:21.74M
過去のマーケット動画はこちら
5月16日以来、約半月ぶりの水準を回復した。
6月の月初めで国内外の機関投資家から資産配分見直しに伴う買いが幅広い銘柄に入った。6月から製品を値上げするゴム株や食料品株の上昇が目立ったほか、出遅れ株物色の矛先が自動車株に向かった。
株価の派手な値動きとは対照的に為替は小動きに終始しており、「遠からず、利益確定売りが出てくる」との市場の見方もあった。
取引開始前に発表された法人企業統計調査で1〜3月期の設備投資が前年同期比プラスになったことを株高の理由に挙げる向きもあったが、設備投資の緩やかな改善傾向は日銀短観や企業決算などで既に確認されており、株価の上げ幅に見合うほどの強い買い材料ではなかった。
中国メディアの財新と英調査会社IHSマークイットが10時45分ごろ発表した中国の5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は16年6月以来11カ月ぶりに景気判断の境目となる50を下回った。発表直後は機械株などに売りが出て、日経平均は1万9800円近辺に伸び悩む場面があったが下値は限られた。
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比165.81ポイント)高の1万4142.82だった。東証株価指数(TOPIX)は反発し、17.77ポイント高の1586.14で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4665億円。売買高は17億3830万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1620と、全体の8割を占めた。値下がりは309、変わらずは88銘柄だった。
個別では、東ガスと関西電、東エレクが年初来高値を付けた。三井住友、東京海上、オリックスが堅調で、セコムや菱地所、キヤノンも買われた。住友倉が買われ、積水ハウスは反発。NTT、JR東海、JTは値を上げた。
一方、前日の米原油先物相場の下落で国際石開帝石やJXTGの下落が目立った。ファナック、ホンダがさえず、ソニーは小幅安。任天堂が続落し、ソフトバンクG、東芝、富士通も安かった。
東証2部株価指数は前日比39.45ポイント高の5999.97ポイントと反発した。値上がり銘柄数は254、値下がり銘柄数は180となった。
個別では、アルメディオがストップ高。エムジーホームは一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、日本電通、ベネフィット・ワン、ピックルスコーポレーションなど31銘柄は年初来高値を更新。
ピクセラ、セック、FDK、浅香工業が買われた。
一方、バナーズ、Jトラストが年初来安値を更新。アイスタディ、井村屋グループ、堀田丸正、アルチザネットワークス、いい生活が売られた。
06月01日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日続伸、ゲームや仮想通貨など買われる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比25円09銭高い3193円63銭と連日で年初来高値を更新した。スマートフォン(スマホ)ゲームや仮想通貨などテーマ株を中心に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で751億円、売買高は1億620万株だった。
値上がり銘柄数は393、値下がり銘柄数は241となった。
個別では、ノムラシステムコーポレーション、ガーラ、FCホールディングス、コンセックがストップ高。ルーデン・ホールディングス、ケアサービス、ユビキタス、ソレキアは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、第一カッター興業、大本組など55銘柄は年初来高値を更新。ニッポン高度紙工業、ユークス、ムラキ、内外テックなどが買われた。
一方、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、シャクリー・グローバル・グループが年初来安値を更新。伊豆シャボテンリゾート、トリケミカル研究所、IMV、アズジェント、日本色材工業研究所が売られた。
06月01日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=10日続伸、堅調地合いも継続。
・・・続き
東証マザーズ指数は10日続伸した。連騰記録は2月20から3月6日までの11連騰以来。終値は前日比9.68ポイント高い1114.49だった。
値上がり銘柄数は138、値下がり銘柄数は89となった。
東証1部市場で日経平均株価が大きく上昇しており、新興市場の堅調地合いも継続。主力級銘柄が堅調に推移した。
個別では、前日一服した仮想通貨関連のリミックスポイント、AWSホールディングス、プレシジョン・システム・サイエンスがストップ高。日本アクア、フィット、ビリングシステムなど18銘柄は年初来高値を更新。インフォテリア、サイバーステップ、AppBank、はてななどが買われた。
一方、バリューデザインが年初来安値を更新。ゼネラル・オイスター、ASJ、ACCESS、ホットリンクが売られた。
06月01日 アフターランチ
「ドクターイエロー効果?」
今日の夜は証券会館で「トランプ相場でオタオタするな」の出版記念パーティの予定。
・・・続き
まさか2万円付けないと思うがあと100円強の水準。
日曜日に岡山駅でドクターイエローを見た効果で幸せになれるのかも知れない。
どうせなら・・・。
市場のゆがみ具合やチャートの状態、板の状況などを検測しながら市場を走行してくれないものだろうか。
米国株はIT関連主導で元気な動き。
これに対して東京は金融メガバンクの寄与度期待の動きが底流。
飛躍のITと落日の銀行。
この主役の差は結構大きい。
その米国IT関連はFANGともFAANGとも言われる。
あるいは「BIG5」とも呼ばれている。
フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグル(アルファベット)。
米国機関投資家の32%がITとネット通販などをオーバーウェイト。
FANGは7割がオーバーウェイトだという。
S&P株価指数の今年の上昇率が7.8%の中でIT指数が20%超の上昇をしている背景でもある。
時価総額も当然増加してきておかしくない状態の中でアマゾンの株価は1000ドル超。
時価総額が4763億ドル(約52兆円)となった。
この数字はトヨタとNTTとドコモとソフトバンクの時価総額の合計よりも大きい。
アマゾンは1998年に1対2、1999年に1対3、9月に1対2の分割。
実数は12000ドルに近付いており、株価は何百倍にもなった。
メモリアルデーからレーバーデイまでがアメリカの夏。
「一部銘柄に買いが集中したことで過熱感は少ない。
サマーラリーに期待」という声も聞こえる。
因みに東証1部のPBRは1.3倍程度。
米S&P500のPBRは3.05倍。
だから「日本株は割安」という声もある。
残念ながら「日本企業は歴史的に非効率。だから割安」と言う声も無視はできない。
日本株の微かな支えは日銀のETF買い。
1月5624億円(8回)、2月4927億円(7回)、3月5075億円(7回)、
4月5075億円(7回)、5月3635億円(5回)。
3月末に保有するETFは時価ベースで15兆9303億円。
簿価ベースで13兆1611億円。
含み益は2兆6792億円。
前期末の1長1984億円からは2.3倍になったことになる。
因みに日銀のETF平均コストはTOPIXde1249ポイント。
20%程度の含み益と計算できる。
年間6兆円のETFを買うのだからこのままいけば年間1.2兆円の含み益。
消費税を上げなくてもよいように偉大な投資国家になるべきなのかも知れない。
気を長くすれば、日経平均の12か月移動平均と24か月移動平均。
12か月(18020円)が24カ月(18142円)を下から上に突き抜けるゴールデンクロス。
6月に示現しそうな気配。
悪くはない。
経産省と東証が選定した「攻めのIT経営銘柄2017」。
ハウス(1925)、清水建(1803)、アサヒ(2503)、東レ(3402)、住友化(4005)、フィルム(4901)、BS(5108)、JFE(5411)、日立建機(6305)、NEC(6701)、富士通(6702)、トッパン・フォーム(7862)、中国電(9504)、JR東(9020)、郵船(9101)、JAL(9201)、ヤフー(4689)、CTC(4739)、IDOM(7599)、物産(8031)、日ガス(8174)、Hamee(3134)、みずほ(8411)、三菱UFJ(8306)、野村(8604)、SOMPO(8630)、東セン(8439)、レオパレス(8848)、Lifull(2120)、セコム(9735)。
候補になった新興企業というのが結構興味深い。
システム情報(3677)、ラクス(3923)。
(櫻井)。
06月01日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比205円41銭高の1万9855円98銭で始まった。前場終値近辺での小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、15.36ポイント高の1583.73で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
月初により、機関投資家の資金が流入しているとの見方がされている。
日経平均は足元で25日線レベルまでの調整を経て、煮詰まり感が台頭するなかで、理想的な反発をみせている。直近戻り高値を捉えてきており、19800円処で底堅さが意識されてくるかが注目される。
ランチバスケットは12件、466.78億円。差し引き20億円の売り越しとの観測
06月01日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=203円高、急反発。国内機関投資家の買い観測
1日午前の日経平均株価は反発し、前日比203円70銭高の1万9854円27銭で終えた。
・・・続き
前日の米国株市場が軟調だったほか、原油市況の下落などを受けリスクオフ環境にあったが、前日まで日経平均は4日続落と調整を入れていたこともあって、自律反発狙いの買いが優勢で始まり、その後も次第に上げ幅を広げた。
月替わりで国内外の機関投資家から資産配分見直しに伴う買いが広がった。取引時間前に財務省が発表した1〜3月期の法人企業統計で設備投資の伸びが確認できたのも好感された。
電気・ガスやゴム製品、食料品など6月からサービス・製品価格が上昇する業種に採算改善を期待した買いが優勢となった。
市場では「5月末まで様子をみてきた機関投資家が業績堅調な銘柄に見直し買いを入れているようだ」との声があった。
中国メディアの財新と英調査会社IHSマークイットが10時45分ごろ発表した中国の5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.6と、2016年6月(48.6)以来11カ月ぶりに景気判断の境目となる50を下回った。発表直後は建設機械株などに売りが出て、日経平均は1万9800円近辺に伸び悩む場面があった。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2100億円、売買高は8億6860万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1602と、全体の約8割を占めた。値下がりは309、変わらずは102銘柄だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
個別では、東京エレクトロンやキヤノンが買われ、日本電産も上昇した。三井住友FG、トヨタやJTも高い。エムアップが値を飛ばし、LINEも高い。フォーカスシステムズがストップ高に買われ、リンクアンドモチベーション、アマダホールディングスも値を上げた。アコムも物色人気に。
半面、任天堂が利益確定売りに押され、パーク24が大幅安。ソフトバンクが売られ、スズケンも大きく下げた。マーベラスが売られ、リクルートホールディングス、パーク24も軟調。
東証2部株価指数は前日比26.55ポイント高の5987.07ポイントと反発。値上がり銘柄数は237、値下がり銘柄数は158となった。
個別ではエムジーホーム>がストップ高。アルメディオは一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、日本電通、ソリトンシステムズ、ウィルなど25銘柄は年初来高値を更新。浅香工業、明治機械、ピクセラ、キョウデンが買われた。
一方、Jトラストが年初来安値を更新。井村屋グループ、アイスタディ、堀田丸正、大興電子通信が売られた。
06月01日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=4日続伸、ゲームやバイオに資金流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比18円08銭高の3186円62銭となった。5月31日に付けた年初来高値を上回る水準。ゲームやバイオ、住宅関連などに買いが集まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で425億円、売買高は6284万株。
値上がり銘柄数は358、値下がり銘柄数は236となった。
ベクターやユークス、ルーデンが上昇した。半面、平田機工やトリケミカル、ブロッコリーは下落した。
個別では、ガーラがストップ高。ルーデン・ホールディングス、ユビキタス、ノムラシステムコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、第一カッター興業、大本組、UTグループ、など43銘柄は年初来高値を更新。ケアサービス、ムラキ、東洋合成工業、ニッポン高度紙工業、ユークスが買われた。
一方、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、シャクリー・グローバル・グループが年初来安値を更新。トリケミカル研究所、伊豆シャボテンリゾート、アズジェント、Mipox、京写が売られた。
06月01日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=10日続伸、リミックスがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午前終値は前日比6.60ポイント高の1111.41だった。
値上がり銘柄数は132、値下がり銘柄数は95となった。
インフォテリやリミックス、PSSが上昇した。一方で、イグニスや下落した。
個別ではリミックスポイントがストップ高。プレシジョン・システム・サイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。日本アクア、フィット、比較.com、ビリングシステムなど16銘柄は年初来高値を更新。はてな、レアジョブ、AppBank、エナリス、ケアネットが買われた。
一方、バリューデザインが年初来安値を更新。ゼネラル・オイスター、ACCESS、エルテス、イグニスソレイジア、ミクシィが<、ASJがに売られた。
06月01日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 一時、上げ幅200円超す 半月ぶり高値
【10時の概況】
1日10時現在の日経平均株価は前日比188円46銭高の1万9839円03銭で推移。
・・・続き
取引時間中としては5月16日以来、約半月ぶりの高値。月初めで資産分配を見直す機関投資家の買いが株式市場に向かっている。
電気・ガスやゴム製品など6月からサービス・製品価格が上昇する業種には採算改善を期待した買いが優勢だ。
円相場や海外株が落ち着いているのも引き続き買い安心感につながっている。機械や電気機器、輸送用機器などの輸出関連株には買いの勢いが増した。外資系投資信託会社の運用担当者は「国内だけでなく、海外の機関投資家も買いを入れている」と話していた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も高い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7138億円、売買高は5億2557万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1641と、全体の82%を占めた。値下がりは247、変わらずは113銘柄だった。
日経平均プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を24.90円押し上げている。次いでファストリが9.51円、セコム が6.73円、キヤノンが5.82円、中外薬が4.94円と続く。
マイナス寄与度は2.17円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、ユニファミマが1.9円、ファナックが1.33円、ソニーが1.29円、イオンが0.42円と続いている。
業種別では33業種中32業種が上昇し、下落は鉱業の1業種のみ。値上がり率1位は電気・ガスで、以下、倉庫・運輸、ゴム製品、金属製品、その他金融、保険と続いている。
個別では、東エレクは上げ幅を拡大し、年初来高値を更新した。6月からガス価格を引き上げる東ガスや大ガスも高い。キヤノンやコマツ、三菱電が買われた。
一方、任天堂は下げ幅を前日比1%強に広げた。JFEや国際石開帝石、ソニーも安い。東芝が売られた。
東証2部株価指数は反発している。シャープや正栄食、アルメディオが上昇している。半面、プロスペクトとウェーブHDが下げた。
225先物はGS・ソジェン・三菱・東海東京・野村が買い越し。
アムロ・ドイツ・モルスタ・ナティクス・クレディ・大和が売り越し。
TOPIX先物はHSBC・日興・ソジェン・三菱・バークレイズが買い越し。
クレディ・モルスタ・メリル・ドイツ・みずほ・アムロが売り越し。
外資系等は、LINE(3938)、リクルート(6098)、住友不(8830)、KHネオ(4189)、ディスコ(6146)、マキタ(6586)、関電(9503)、東北電(9506)、ミスミ(9962)、古河電(5801)、住友電(5802)、フジクラ(5803)、コカコーラ(2579)、新晃工業(6458)、ジャックス(8584)、SCSK(9719)、ADEKA(4401)、TOA(6809)、任天堂(7974)、島津(7701)、三井不(8801)、アマダ(6113)、コマツ(6301)、日立建機(6305)、グリー(3632)、クレセゾン(8253)、パイオニア(6773)、ネクソン(3659)に注目。
テクニカル的には、ディップ(2379)、サントリー(2587)、応化工(4186)、テルモ(4543)、MORESCO(5018)、ニチアス(5393)、デザインワン(6048)、Jマテ(6055)、ディスコ(6146)、三井海洋(6269)、ミネベア(6479)、パナソニック(6752)、イリソ(6908)、三井ハイテク(6966)、トッパンF(7862)、ユニチャーム(8113)、イズミ(8273)、ポケットC(8519)、光通信(9435)、EF−ON(9514)、メタウォータ(9551)、ベルーナ(9997)が動兆。
06月01日 カタリストコメント
「14倍台と15倍台の差」
NY株式は小幅安。
JPモルガンやバンカメの低調な業績見通しが投資心理を悪化させたとの解釈。
・・・続き
ナイジェリアやリビアの増産でOPEC主導の減産効果が損なわれるとの見方からエネルギーセクターも下落した。
結論は「トランプ大統領の政策への期待がしぼんだ」ということになろう。
月末要因もあり3市場の売買高は78.5億株と増加した。
4月の中古住宅販売仮契約指数は前月比1.3%低下の109.8。
低下は2カ月連続。
市場予想は0.5%の上昇だった。
これを受けて30年債利回りは一時2.856%と4月20日以来の水準に低下。
10年債利回りは2.196%と約3週間ぶりの低水準となった。
債券市場では「6月に続く利上げが年内に実施されるどうかに疑問符」との声が聞こえる。
シカゴ地区購買部協会が発表した5月の景気指数は上昇した。
ニューヨーク外為市場ではドルを売る動きが拡大。
ドルは円に対して一時2週間ぶりの安値に下落。
ユーロに対しては過去1週間強で最低の水準となった。
ベージュブック(地区連銀報告)は話題にも上がらず。
ロンドンFT100 は続落だが一時史上最高値更新。
日経平均は27円安で4日続落。
ただ東証1部の値下がり銘柄は1282銘柄と全体の63.5%。
「肌感覚は27円安以上」という声も聞こえる。
また騰落レシオも129.30まで低下した。
しかし日足は陽線。
「今年の月末は4月まで日足。だから5月も」という罫線派の予測は見事に外れた。
前月末比では453円83線の上昇。
2か月連続プラスで連続陽線。
因みに日経JASDAQ平均は月間で6.3%上昇。
新興中小型が頑張った5月という印象だ。
東証マザーズは9日続伸、日経ジャスダック平均は3日続伸。
もっともソフトバンクが9000円台乗せ。
NTTがGSのレポートをきっかけに上昇し2000年10月以来の水準を回復。
「大昔の借金の返済がようやく始まった」という声も聞こえる。
キーエンスが日本郵政を抜いて時価総額9位になったことも市場の話題となった。
MSCIの指数採用銘柄入れ替えの影響から東証1部の売買代金は3兆176億円まで増加した。
26日時点の裁定取引買い残は2週連続で減少。
前週比498億円減の1兆9639億円。
裁定売り残高は4週連続で増加。
前週比504億円増の2699億円。
225先物大証夜間取引は日中比20円安の19680円。
3月メジャーSQ値19434円はクリアしているが5月SQ値19991円はまだ幻のままという苦しい展開。
空売り比率が39.1%(前非40.5%)まで低下。
日経VIが13.90まで低下。
2010年11月の算出以来過去最低となった。
大きなリスク要因をマーケットは感じていないということになる。
25日線(19604)円にサポートされた格好でかい離はプラス0.2%。
6月メジャーSQに向けてポジパワーに変化が欲しいところ。
まずは「勝手雲」の上限19685.19円を上抜けることが必須条件。
「平成丁酉(ひのととり)29年相場予見」の検証。
↓
★睦月(1月)小浮動(日経平均前月比73円安)
★如月(2月)持ち合い(同77円高)
★弥生(3月)下押す(同209円安)
★卯月(4月)小反発(同287円高)
そして★皐月(5月)は「乱高下」。
前月比は453円高だった。
5月1日19144円→16日19998円→18日19499円。
854円上昇→499円下落。
多少「乱高下」という印象は残ったからハズレではなかろう。
となると★水無月(6月)は「急落」、★文月(7月)は「軟弱」。
6月25日近辺での相場に変化には備えが必要かも知れない。
出来ればこの相場予見はそろそろハズレて欲しいのだが・・・。
日経平均の算出が5秒間隔になるという。
現行の15秒でも構わないとも言えるが、「投資家の利便性のため」と言うのが大義名分。
裁定などでは「取引の精度が上がる」というのは間違いない。
でも個人投資家はそこまでの精度を求めるのが多数派とは言い難いだろう。
その昔は9時15分、10時、前引け。
1時15分、2時、大引け。
たった6つの日経平均を手計算で出していた。
コンピュータの進化はこれでは物足りなく1分間隔になり挙句の果てには5秒。
それよりも解明して欲しいのは妙に歪な指数からの脱却ということではなかろうか。
こんな声もある。
↓
「日経平均株価」は採用225社の株価をみなし額面が50円になるように調整。
その合計値を現在の序数である26.301で割って算出。
時価総額とは相関のない「みなし額面50円の株価」で指数におけるウェイトが決まる。
ウェイト上位銘柄は1位がみなし額面50円の株価が36000円水準のファースト・リテの7.1%。
2位がみなし額面50円の株価が27000円水準(株価×3の調整)のソフトバンクの5.2%。
3位がみなし額面50円の株価が21000円水準のファナック。
日経平均のPERは14倍台、TOPIXのPERは15倍台と異なる。
「採用225銘柄の時価総額合計」÷「採用225銘柄の当期利益額の合計」で計算されているらしい。
日経平均株価は調整株価の単純平均だがPERは時価総額加重平均という不思議な構図だ。
225採用銘柄の時価総額上位銘柄とそのウェイト。
1位トヨタ5.6%、2位NTT3.2%、3位ドコモ3.1%、4位三菱UFJ2.8%、
5位ソフトバンク2.8%。
「上位には低PER銘柄が並んでいる。
本来のウェイトが高いファーストリやファナックなど高PER銘柄のウェイトは激減」という声。
この指摘は結構重要だ。
今後株式併合などが起こるとみなし額面の変更は多発し複雑怪奇さはますます高まろうか。
NYダウとS&P500の関係同様に主役の見直しは必要な気がする。
NYダウは20ドル安の21008ドルと3日続落。
NASDAQは4ポイント安の6198ポイントと続落。
ザラバで史上最高値を更新した。
S&P500は1ポイント安の2411ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は0.24ポイント高の9163イント。
3市場の売買高は78.5億株と増加。
CME円建ては大証比10円高の19670円。
ドル建ては大証比15ポイント高の19675ポイント。
大証夜間取引は日中比20円安の19680円。
ドル円は110.75円。
10年国債利回りは2.866%。
非公式外資系4社動向(先月までは5社)は売り310万株、買い350万株。
金額ベースは19億円の売り越し(3日連続)。
売りは小売・銀行・自動車・建設・機械セクターなど。
買いはサービス・商社・保険・食品・精密・電力・通信セクターなど。
売買交錯は化学・不動産セクターなど。
5月 4510万株買い越し 買い16日,売り4日
4月 870万株売り越し 買い9日,売り10日
3月 960万株売り越し 買い8日,売り14日
2月 3010万株買い越し 買い17日,売り3日
1月 2300万株買い越し 買い9日,売り10日
2016年(1億500万株売り越し 買い111日,売り134日)
◇━━━ カタリスト ━━━◇
AOITYO(3975)・・・動兆
AOITYOに注目する。
同社は今年1月に統合されたAOIProとTYOの共同持ち株会社。
テレビCM制作国内大手。
受注は電機・通信や飲料を軸に増加基調。
業績は好調。
今12月期上期の連結営業利益予想を16億円→22億円に引き上げ。
40万株(発行済み株式数の1.7%)・4億円を上限とする自社株買い方針も好感。
(兜町カタリスト櫻井)
06月01日 為替市況コメント
【為替】予想を下回る米経済指標に米国債利回りが低下してドル安
・・・続き
[概況]
東京市場終盤に111円を割れたドルは対ユーロでの下げもあって対円でも下げ幅を拡げ、NY市場朝方にユーロは当日高値124.550円まで上昇する一方、5月シカゴ購買部協会景気指数と其のあとで発表された4月中古住宅販売成約指数の予想を下回る結果にドルは一段と値を下げた。
そしてNY株式市場の下落と共に米国債利回りが低下するとNY市場序盤にドルは当日安値110.480円まで下落し、其の後は下げ止まりから110.805円まで値を戻したが111円台を回復する事は出来なかった。
最後は-5.5銭の110.750円と小幅続落し、ユーロ(+53.5銭)やポンド(+32銭)は上昇したが、原油価格の下落に資源国通貨のカナダドル(-27銭)や豪ドル(-39銭)は値下がりするなど主要通貨はマチマチな動きで引けた。ドルは続落したが小幅にとどまり、週末の米雇用統計発表まで揉み合い継続を予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]
06月01日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■東レ<3402>
3年で繊維事業に100億円投資
■VOYAGE<3688>
美容院向け動画配信サービス開始
■アマダHD<6113>
IoTで板金工程管理を効率化
■ソニー<6758>
低電力広域通信で異業種と実証実験
■TDK<6762>
デジタル出力型TMRセンサ−開発
■島津製<7701>
系がICタグを高精度認識する機器開発
■三井住友<8316>
店舗刷新などで1000億円費用削減へ
06月01日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 06月01日号
06月01日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
31日の東京株式市場は、軟調な展開となりそうだ。
・・・続き
1日の東京株式市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万9500円−1万9800円を想定する。
全体相場は方向感が出づらい展開が続いており、主力銘柄を避け、中小型銘柄への物色が中心になるとみられる。
現地2日に米5月雇用統計や4月貿易収支の発表を控えることもあり、模様眺めムードが広がることも想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半と小動き。
シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所終値比10円高の1万9670円だった。
【好材料銘柄】
■ペプチドリーム <4587>
創薬プラットフォームシステムの非独占的ライセンス許諾契約を結んだ米ジェネンテックへの技術移転がすべて終了し、2回目の技術ライセンス料を受領することとなった。
■ラクオリア創薬 <4579>
選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のうちの1つであるアミド誘導体の国内特許査定を取得。
■FCホールディングス <6542>
今期経常を一転15%増益に上方修正・最高益、配当も8円増額。
■日本アクア <1429>
発行済み株式数(自社株を除く)の11.25%にあたる406万5000株(金額で20億円)を上限に、6月1日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は31日終値の492円)を実施する。
■PR TIMES <3922>
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■はてな <3930>
今期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ。
【主な経済指標・スケジュール】
1(木)
【国内】
1-3月期法人企業統計(8:50)
5月自動車販売台数(14:00)
10年国債入札
《決算発表》
伊藤園、ダイサン、不二電機、アルチザ、ピープル
【海外】
米5月ADP雇用統計(21:15)
米4月建設支出(23:00)
米5月ISM製造業景況指数(23:00)
《米決算発表》
ダラー・ゼネラル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月31日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し20ドル安 長期金利低下で金融株に売り
・・・続き
31日のNYダウ工業株30種平均は3日続落した。
終値は前日比20ドル82セント安の2万1008ドル65セントだった。
原油安が嫌気されたほか、米国債利回りの低下で金融株を中心に売りが広がり、軟調推移となった。地区連銀経済報告(ベージュブック)では全体的に景気が緩やかに拡大したとの認識が示されたが、個人消費が弱まったこともあり、相場への影響は限定的だった。
石油輸出国機構(OPEC)などの協調減産に加わっていない産油国のリビアが増産していると伝わり、NY原油先物相場は1バレル48ドル台に下落。業績への悪影響が警戒され、エクソンモービルやシェブロンといった石油大手が売られたこともダウ平均の重荷となった。
ナスダック総合株価指数は続落し、前日比4.672ポイント安の6198.517で終えた。アップルやアマゾン・ドット・コム、アルファベット(グーグル)といった主力ハイテク株に利益確定売りが出て軒並み下落した。
セクター別では、自動車・自動車部品や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で銀行やテクノロジー・ハード・機器が下落した
アパレルのマイケル・コース(KORS)が急落した。取引開始前に発表した2017年1〜3月期決算で既存店の販売が落ち込んだうえ、新たに不採算店舗を閉鎖する計画を明らかにしたのを受け、先行きを警戒した売りが膨らんだ。
大手行のJPモルガン(JPM)とバンク・オブ・アメリカ(BAC)は、相次いで経営幹部が4-6月期のトレーディング収入の減少を予想し軟調推移した。
一方で、半導体のアナログ・デバイセズが高い。発表した17年2〜4月期決算が大幅な増収となり、市場予想を上回る結果となったのを好感した買いが膨らんだ。前日夕公表の四半期決算で1株利益が市場予想を上回ったアイルランドの製薬ペリゴが上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,008.65−20.82
S&P500種
2,411.80−1.11
ナスダック
6,198.517−4.672
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。6月物は前日比45円高の1万9670円で引け、前日の大取終値を10円上回った。円相場と米株の動きをにらみ、方向性に乏しい展開だった。
朝方に米株安と円高が進んだ場面で売りが優勢になった。その後は米株の下げ渋りや円高一服を受け、小幅高に転じた。この日の6月物高値は1万9710円、安値は1万9585円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19670 ( +10 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19675 ( +15 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7519.95(−6.56)
FTSE100種総合株価指数は小幅続落。前日終値に比べ6.56ポイント安の7519.95で引けた。ポンド安を受けて、国外での収益が大きい銘柄中心に買いが広がった後、ポンド高に転じると売られた。鉱業株と石油株の下げが指数を押し下げた。ただ、構成銘柄の半数以上は上昇した。
中国の鉄鉱石の価格安を背景に、鉱業関連株が売られた。リオ・ティントとBHPビリトン、資源商社のグレンコアの下げが目立った。
半面、グラクソ・スミスクラインなど医薬品株と、インペリアル・ブランズなどたばこ株は上昇した。住宅建設株も買われるなか、バラット・ディベロップメンツの上げが目立った。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12615.06(+16.38)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比16.38ポイント高の12615.06だった。
電力のエーオンと透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアが買われた。電力のRWEは、アナリストによる株価目標引き上げが好感され上昇した。一方で、ドイツ銀行と自動車のフォルクスワーゲンは下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5283.63(−22.31)
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