05_report27.jpg
【銘柄フラッシュ】
NTTドコモが高値に進み資本救済観測のシャープは朝安の後急回復

3日は、日経平均などに過熱感が言われたためか、材料株の個別物色が活発となり、小野薬品工業<4528>(東1)はクレディスイス証券による投資判断と目標株価を6000円引き上げて1万8000円にしたとされて11.4%高の高値更新となり、サイゼリヤ<7581>(東1)はゴールドマン・サックス証券が目標株価を200円引き上げて2500円に見直したとされて6.5%高の高値更新となりました。朝、資本支援を要請するとの報道が出たシャープ<6753>(東1)は朝方に10%近く下げましたが、大引けは3.5%安となり東証全銘柄の出来高2位となって大きく戻しました。


 NTTドコモ<9437>(東1)が5G(第五世代)移動通信方式などでバルセロナで開催中の世界最大級のモバイル機器展示会で脚光とされて2.8%高と高値を更新し、サントリー食品インターナショナル<2587>(東1)はネスレが缶コーヒー事業を縮小と伝えられて勝ち組との見方が強まり0.7%高程度だが4日けて高値を更新、J.フロント リテイリング<3086>(東1)は2月の月次好調などが言われて2.4%高となり高値を更新し、決算が好調だったピジョン<7956>(東1)は高値を更新したまま後場も高く12.8%高となり、東証1部の値上がり率1位になりました。


 佐渡汽船<9176>(JQS)は後場の前半に北陸新幹線の開業に対応する運行体制に向けた高速船の購入と既存船の売却が好感されて一時ストップ高となり大引けは4.8%高、ジェイテック<2479>(JQS)は飲食店向けの多言語注文システムを材料に27.6%ストップ高、フィックスターズ<3687>(東マ)は先の第1四半期決算の進ちょく度が高かったことなどが言われて出直りを強め6.8%高となりました。一方、昨日までの3日連続ストップ高の大塚家具<8186>(JQS)は朝方に大幅続伸となりましたが、後場はスルスル値を消して9.9%安となり5日ぶりに反落しました。
シリコンスタジオ上場後快調に上値追い、早くも今期の増額見込む見方強まっています

シリコンスタジオ<3907>(東マ・売買単位100株)は、1万8270円と上場後の高値に進んでいます。今期の予想一株当たり利益から判断するとマネーゲーム化の色彩を強めやや買われ過ぎの嫌いがありますが、早くも増額修正を期待する相場展開となっており、新規投資は今期の収益見通しがポイントと言えます。


 同社は3次元コンピュータグラフィックス(CG=コンピュータを使って製作された映像)技術を利用した、ゲーム開発の支援が主力事業となっています。スマートフォンなど携帯端末で遊べるゲームコンテンツに関連する事業を展開する同社にとってスマートフォンの契約件数の増加(平成26年9月末6248万件、端末契約数に占める割合は50%を突破)は、大きなビジネスチャンスとなっています。


具体的にはCG技術を活用してゲーム開発の効率化に威力を発揮するミドルウェア(基盤ソフト)をゲーム会社に販売しています。ミドルウェアは前期に新規販売33件、保守サポート66件と順調に拡大したのです。

2014年11月期の業績は、売上高80億5600万円(前々期比10.9%増)、営業利益8億4100万円(同51.3%増)、経常利益8億3200万円(同47.3%増)、当期純利益5億700万円(同28.3%増)と増収大幅増益となりました。


ポイントは今期の見通しです。今のところ会社側では売上高92億7700万円(前期比15.2%増)、営業利益9億300万円(同7.5%増)、経常利益8億8700万円(同6.6%増)、当期純利益5億3200万円(同4.9%増)を見込んでいます。前期同様に開発・支援事業の拡大を背景にしています。いずれにしても前期大幅な増益を確保したのに続き、今期も増益基調を堅持するというのは、それ自体、立派だと考えられます。が、株式市場は早くも増額修正を望んでいます。


今期の予想一株当たり利益240円64銭で計算した時価のPERは57倍と、高いと言わざるを得ません。少なくとも今期の利益は2ケタ成長を達成し、高成長銘柄という印象がなければ、ここまで買われることはないでしょう。同社は海外でも顧客開拓に乗り出したもようで、こうした積極的な事業展開が奏功して今期の業績見通しは明るさを増していると言えます。つまり、増額修正の期待が日ごと高まりを見せています。


このことがハッキリしてくれば、株価は、さらに上昇相場をたどるものと予想されます。それまでは、同社株への新規投資は下押した局面を丹念に拾い上げることが最善ではないでしょうか。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
過去のレポート

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。