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慎重多い中で日経平均は2万円うかがう展開か、中小型優良株中心の展開

日経平均は2007年の高値1万8300円を抜いたことで弾みがつき1万9000円が目前となっている。売方の買い戻しと短期マネーの買いを中心に、今週の1日平均出来高21.7億株が示す通り薄商いの中を今週の日経平均は約0.77%上昇した。ただ、週足での陽線が今週で7本連続となり、株価面での過熱感がみられる。今週4日、一時300円を超す下げとなったように、位置が高いだけに今後も小さい懸念材料にも敏感となっていることは留意しておくところだろう。もちろん、ここで出来高が大きく増えるようなら、これまで買った向きの格好の利食い場面提供となり相場のピークとなるだろう。今夕、アメリカの雇用統計が発表となるが、一方でECB(欧州中央銀行)の量的緩和が始まることから、マーケットでは、「今は経済指標を気にしないほうがよい。ヨーロッパの量的緩和が加わることで世界的な金融相場の到来である。雇用統計がどのような数字になろうとNYダウには大きな影響はないだろう」(国内大手証券)との見方となっている。

天井を掴むくらいの気持ちでないと今の相場には乗れないという見方はけっこう多い。過去の天井パターンと似てきたところは気になる。
一方で、「日経平均2万円目標では残り1000円ちょっとしかない。その上を誰が買うのだろうかとという心配な点もある。日経平均2万3000円くらいの目標がないと、ここからは強気になり難い」(国内中堅証券)との見方もある。

ただ、指標を横に置いてみれば、物色銘柄は輸出関連の優良銘柄から薬品、住宅などの内需系優良銘柄に買いの矛先が向かい好循環となっている。ただ、出来高の少ないことが示す通り、中低位の数量銘柄までは買い人気は本格化していない。

来週もNYダウが大きく崩れなければ日経平均は中小型の優良銘柄を中心に日経平均は2万円にチャレンジの展開が予想されそうだ。

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR 犬丸正寛の相場展望より)
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