michi.jpg 《Eimei「みちしるべ」》


(3月30日から4月3日の週)

週末の2日続落。
特に金曜は上下500円幅での動き。
瞬間日経平均の配当落ちを約110円を埋めてそれから100円超の上場。
終わってみればマイナス展開。
期末で機関投資家が動かない隙を見ての日ばかり商いといったところだろう。
アムロが225先物を3万枚超のウリカイをしており群がったイナゴの大群といった印象。
所詮春の淡き夢と考えればいつかは目覚めるものだろう。

投資心理の世界でもプロスペクト理論は活躍する。
ダニエル・カーネマン氏とエイモス・トヴァスキー氏の提唱した理論。
「人間は損失のショックの方が大きく、利益を得たときの喜びの方が少ない」。
つまり「人間は本能のまま行動すると利益を早めに確定し、損失を拡大する傾向がある」。
だからこそひよどり越えの鳥の水音のようなものに慄き売り先行となる。
しかし、よく考え直してみれば事態は悪化してはいない。
単に投資心理がネガに傾いただけ。
それが売り行動に直結するから相場が動くのだが、マスコミはその上下変動の材料を無理矢理に見つけようとする。
だから相場は見えにくくなる。
大暴落が起こった後に、なぜ株を売ったか質問した調査がある。
殆どの答えは「ただ株が下がっていたから売った」と言うもの。
そこに合理的な理由はないのも相場であろうか。

1日に100キロも移動するイナゴの大群。
時間をかけて1万キロ以上も移動するクジラ。
どちらも市場で散見される。
主力大型株とモメンタム株の共存という市場関係者もいる。
生物学的にはにはクジラの方が巨大だし強いのだろう。
しかし局地的にはイナゴの集合体が耳目を集める。
動くものに興味があるのは誰しも一緒なのだろう。
海面下の静かな動きにはなかなか注意が払われない。


日経平均想定レンジ

下限19225円(3月メジャーSQ値)〜上限20434円(2000年4月14日、日経平均30銘柄入れ替え前水準)


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