【特別版 稼足銘柄紹介】

GCAサヴィアン (2174) 東証1部 

■株式データ
株価  1379円(5月11日終値)
単元株数株 100株
時価総額 約366億円

■会社概要
M&A助言が主体。米同業と経営統合、国際案件強化。独立系。
M&A取引に関するアドバイザリー事業を主たる業務とし、M&A周辺業務にも事業展開を図っている。同社は3事業区分を通して運営する。アドバイザリー事業区分は、連結子会社であるGCA Savvian Advisors, LLC.、デューデリジェンスが企業価値向上の戦略立案から、資金調達、M&A実行後のポストマージャーインテグレーション(PMI)に至るまでのM&Aアドバイザリーサービス、財務・税務デューデリジェンス、企業価値評価サービスの提供を行う。アセットマネジメント事業区分は、連結子会社メザニンが独立系メザニンファンドの運営に従事する。ファンド事業区分は、連結子会社であるMCo1号、MCo2号とMCo3号投資事業有限責任組合が優先株・劣後債ローンを用いた企業への投融資を行う。

■業績動向
4月24日に決算を発表。15年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比78.8%減の3300万円に大きく落ち込んだ。

 同時に、従来未定としていた今期の上期配当を10円(前年同期は5円)実施するとした。従来未定としていた下期配当も10円実施する方針とした。年間配当は20円となる。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の8.2%→0.9%に急悪化した。
■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社


日本農薬 (4997) 東証1部

■株式データ
株価  1,196円(5月11日終値)
単元株数株 100株
時価総額 約838億円

■会社概要
農薬大手。自社開発品比率高める。緑化・造園や医薬品など事業拡大。
事業としては、農薬の製造・販売を主として行い、この他にも医薬品の製造、関係会社による造園緑化工事、スポーツ施設の経営、不動産の賃貸、農薬の生産・物流業務等の請負、建物の付帯設備の営繕、作物・環境中の残留農薬の分析等を行う。
農薬事業においては、殺虫剤、殺菌剤、殺虫殺菌剤、除草剤、農薬原体等の製造販売を行う。具体的には、同社が製造し、全国に跨る特約店網、農業協同組合(JA)、全農及び農薬製剤メーカー等を通じて販売。
農薬以外の化学品事業においては、同社が木材薬品、水処理剤を製造し、製品を仕入れ、特約店などを通じて販売。農薬資材を仕入れ、特約店等を通じて販売。外用抗真菌剤、肝蛋白代謝改善剤、動物用医薬品、飼料添加物等の医薬品等を主として同社が製造し、医薬メーカー等を通じて販売。その他の関係会社のADEKAより原料を購入し、製品を販売。その他事業においては、連結子会社のニチノー緑化は、緑化・造園その他の建設工事の請負、設計、施工、監理を行う。連結子会社のニチノーレックは、ゴルフ練習場、テニスコート等からなるスポーツクラブの経営を行う。連結子会社のニチノーレック及びニチノーサービスは、不動産の賃貸を行う。連結子会社のニチノーサービスは、農薬の受注、保管、配送の請負等を行う。連結子会社の日本エコテックは、作物、食品、ゴルフ場の排水、河川等に含まれる農薬残留の分析を行う。

■業績動向
4月21日に業績修正を発表。15年9月期第2四半期累計(14年10月-15年3月)の連結経常利益を従来予想の73億円→94億円(前年同期は83.4億円)に28.8%上方修正し、一転して12.6%増益を見込み、4期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。 なお、通期の経常利益は従来予想の91億円(前期は93.6億円)を据え置いた。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社


過去のレポート

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

下記のブラウザでご利用いただけます。
Android
Chrome、ファミリーブラウザ for docomo、あんしんフィルター for docomo
iOS
Safari、あんしんフィルター for docomo
※ブラウザのバージョンによってご利用できない場合がございます。