michi.jpg 《Eimei「みちしるべ」》


(6月1日から6月5日の週)

史上6位の10日続伸、4週連続週足陽線、5か月連続月足陽線。
この間日経平均株価は20655円まで上昇した。
月間上げ幅は1043円。
株価が下げやすいとされ5月としては1994年以来、21年ぶりの大きさ。
日経平均の続伸記録はバブル期の88年の13連続に次ぐ27年ぶりの長さ。
年初来高値銘柄100以上は15日連続で、2年ぶり。
5月営業日は18日で下落した日は2日だけ。
しかし騰落レシオは120%以下。
25日線からのかい離もプラス2.9%程度。
過熱感はほとんどない。

《過去の株価高値時との比較》

東証1部時価総額:
バブル高値(1989年12月)606兆円
ITバブル高値(2000年4月)466兆円
2015年5月606兆円
時価総額上位3銘柄:
89年 NTT、日本興業銀行、住友銀行
00年 ドコモ、NTT、トヨタ
15年 トヨタ、三菱UFJ、NTT

PER(株価収益率):89年61.7倍、00年132.5倍、15年17.6倍
PBR(株価純資産倍率):89年5.5倍、00年2.6倍、15年1.4倍
ドル=円:89年143.40円、00年105.47円、 15年123.47円
長期金利:89年5.62%、00年1.82%、15年0.39%
実質GDP:89年402兆円、00年474兆円、15年532兆円
日経平均:89年3万8915円、00年2万0833円、15年2万655円。

6月は本来は公的資金の配分等もあり上昇可能性の高い月。
一方でセルインメイの2ヶ月目。
この綱引きではあるが、需給も業績も良い今年は「関係ねぇ〜」かも知れない。
むしろ問題は「売った後の買い戻しが効かない」という嘆き。
MRFの残高12兆円や普通預金の増加は、まさにこの傍証でもあろう。
このマグマが一気に噴出してくると結構投資心理は変わる。
そして焦りもありそうなのが日銀のETF。
買わせてくれないのは担当者としては一番困るだろう。
予算はあるが消化できないということ。
市場関係者の多くは21000円とか22000円などでお茶を濁しているが相場の方向性はそんな小さなものではなかろう。
少なくともTOPIXが1800ポイント台の高値を抜くと仮定すれば日経平均22000円。
そこからが正念場であろうから、まだ先の話である。

日経平均想定レンジ

下限19709円(25日線値)〜上限21003円(200日線の20%かい離水準)

1月月足陽線基準は17408円(1月5日終値)
昨年比プラス基準は17450円(12月30日終値)
4月月足陽線基準は19034円(4月1日終値)
5月月足陽線基準は19531円(5月1日終値)
12月SQ値は17281円。
3月SQ値は19225円。
4月SQ値は20008円。
5月SQ値は19270円

6月水無月。
過去25年は14勝11敗で3位。
雨も降るが、日差しは強烈。
そんな季節感のある展開だろうか。
3日(水)満月、ECB理事会
12日(金)メジャーSQ、ポイントの日
13日(土)水星順行開始
14日(日)海王星逆行開始
16日(火)新月、FOMC
17日(水)ECB理事会
18日(木)日銀金融政策決定会合、ラマダン入り
19日(金)NYメジャーSQ、ポイントの日
22日(月)ポイントの日
25日(木)月内最終受け渡し日


(兜町カタリスト 櫻井英明)

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