michi.jpg 《Eimei「みちしるべ」》


(6月8日から6月12日の週)
米雇用統計は非農業部門雇用者数28万人増で着地。
利上げの早期観測もあるが、どうせなら早く利上げしてくれた方が良いという声もある。
日経平均2万円は台固めと通過点。
おそらく25000円になれば買い心理一色となるのだろう。
安いと買えない日本株。
安いと不安な市場心理。
今までは高いと怖い日本株。
高さに不信の日本株だった。
しかし、少し市場心理は変化。
高くなければ買えない日本株。
みんなでわたろう日本株みたいな心理になってきた。
この変化こそ、株高への道しるべなのだろう。

日経マーケット面では「株、値動き小さく」の見出し。
5月12日以来変動率1%以下の日が19日連続しているという。
記録あは05年8月8日までの29日連続。
しかしその8月8日に郵政解散でその後の株高に結びつく「すくみ」だった。
これは記憶の片隅にもある出来事。
だったら今回のすくみもジャンプの前の静けさと読みたいところ。


日経平均想定レンジ

下限20348円(勝手雲の上限)〜上限21029円(25日線の5%かい離水準)

メジャーSQ。
アベノミクススタート以降SQ値は切りあがってきた。
今の水準の2万円台を振り返ってみると4月が20008円。
これは抜けそうな気配。
その前は2000年4月の20305円。
その前は1997年6月の20838円。
2000年をキープして1997年に挑戦というところだろうか。
一方でTOPIXのSQ値。
1600ポイント台で決まれば07年10月(1671ポイント)以来のこと。

(兜町カタリスト 櫻井英明)

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