michi.jpg 《Eimei「みちしるべ」》


(6月22日から6月26日の週)

覚えておくべきは反転時の指標。
リーマンショックや東日本大震災の時の日経平均株価は200日移動平均から40%以上下方かい離だった。
水準にして7000円。
これが絶対的最低ラインなのだろう。
あるいは2013年5月23日のバーナンキショックの時の日経平均の200日移動平均。
47%のプラスかい離だった。
これも上の絶対的水準だったのだろう。
先週金曜の反転のサインはと考えてみると・・・。
日経平均の2万円割れで日経平均採用銘柄の予想PERは15.95倍に低下した。
計算してみるとEPSは1255円と微増継続。
そして株式益回りは5.88%まで上昇。
カラ売り比率は38.3%で今年最大だった1月6日の37.8%を抜いた。
そしてリーマンショック以降の最高水準を更新。
PER16倍割れと今年最大のカラ売り比率は目先反転のタイミングだったのだろう。
SQ値20473円はまだかけ離れたレベルではない。

儲かると思うからお金が集まるのが株式市場。
必要だ方とかアレを持ちたいとう欲望とは少し違った欲望に左右されている。
だから、フツーのものは価格が下がれば皆喜んで買いに来る。
ところが株式市場は、価格が下がると不安になって手が引っ込む。
未来永劫この構図は変わらないのだろう。
ところが価格の上昇局面ではどちらも一緒。
我先にと買いを出し始める。
ただ、フツーのものは高値になると諦めが登場するは株の高値は諦めどころか希望満載。
これだけ違うのが消費心理と投資心理。
おなじ心理も司るものが違うとこれだけの差が生じてくるから面白い。
日経平均株価が25000円を超えてくれば、投資心理は明らかに変わる。
眠っていたりおたまじゃくしのようにかわいく水面下にいたお金がいきなり踊りだすもの。
だったら2万円で買えばいいのにと思うのだが、価格に背中を押してもらわないと踏み出せない心理は変わらない。

夏至。
昼の時間が最大になった。
あるからは短くなる。
株だってそんな四季感があろうか。
本当はマックスになっているのに相場は後付け。
終わった材料を蒸し返して安値をあとに付けたりする。
さやかに見えた時には事は進んでいるもの。
ギリシャだってそんな風にならないものだろうか。

日経平均想定レンジ

下限20318円(25日移動平均水準)〜上限21131円(25日線の5%かい離水準)

日経平均は勝手雲の白い雲の中で約1週間の停滞前線みたいなもの。
24日に20284円で黒くねじれているのは気にかかるが、今の黒い雲はゲリラ的刹那的と思いたい。
因みにMRF(マネー・リザーブ・ファンド)の残高は減少傾向。
6月2日が12兆4855億円、15日が12兆1518億円と3338億円減った。
消費に回った訳でもなさそうだから待機資金の出動の兆候だろうか。

今週は株主総会ピーク。
東証の調べによると・・・。
22日31社。
23日199社。
24日が321社。
25日が444社。
ピークの26日が977社。
合計1972社が株主総会を開催する予定。
27の土曜日が10社、28日の日曜日に2社が予定。
因みに27日は、健康コーポ(2928)、フージャース(3284)、ブックオフ(3313)、アイフリーク(3845)、ラウンドワン(4680)、ガーラ(4777)、エヌアイシ・オートテック(5742)、HMT(6090)、岡村硝子(7746)、カブコム(8703)、ベネッセ(9783)。
28日(日)はアミューズ(4301)と松井証券(8628)が予定。
従来の会社側論理の延長戦上を脱皮した銘柄として評価したいところ。
(兜町カタリスト 櫻井英明)

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