05_report27.jpg
【株式・為替相場展望】10月19日〜23日

kabu17.jpg

■決算発表控えて不安定だが全体としてリスクオン優勢

10月19日〜23日の株式・為替相場については、国内3月期決算主要企業の業績発表を控えてやや不安定だが、全体としてリスクオン優勢の展開を想定する。

いきなり週初19日発表の中国7〜9月期GDP(国内総生産)、および9月小売売上高・鉱工業生産・固定資産投資が焦点となる。ただし中国の景気減速に対する過剰反応はピークアウトしている。

多少の低下であれば、市場予想の範囲内となって無難に通過しそうだ。また市場予想を下回った場合には政策期待が一段と高まる可能性があり、仕掛け的な売りが出た場合でも影響は一時的だろう。

その後は国内3月期決算企業の7〜9月期業績発表を控えてやや不安定な動きとなりそうだ。業績修正発表や観測報道で大きく動く可能性もある。

ただし一方では、10月30日の日銀金融政策決定会合における追加金融緩和「黒田バズーカ3」に対する期待感も根強い。特に銀行、証券、保険、その他金融、不動産などのセクターが注目されそうだ。

そして21日発表の訪日外国人旅行客も注目される。インバウンド消費に大きな影響がないと判断されれば、売り込まれた関連銘柄に対する買い戻しの動きが強まりそうだ。大筋合意したTPP(環太平洋経済連携協定)関連も、長期的なテーマとなって関連銘柄への物色が続きそうだ。

また需給面では、11月4日IPO予定の日本郵政グループ3社公募株購入に向けた換金売りもピークアウトする。エネルギーが低水準だった新興市場への資金流入も期待できそうだ。

なお為替については、米景気減速に対する警戒感で米FRB(連邦準備制度理事会)の利上げ時期先送り観測が一段と強まる可能性もあり、一時的にドル安・円高方面に傾く場面がありそうだ。20日の米9月住宅着工件数・建設許可件数、22日の米9月中古住宅販売件数、米9月コンファレンス・ボード景気先行指数などが注目される。また22日のECB理事会に関しては、金融政策の現状維持という見方が優勢であり、影響は限定的だろう。

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)

michi.jpg 《Eimei「みちしるべ」》


(10月19日から10月23日の週)

日経平均という指数と言えども顔はあるもの。
例えば16日段階の日経平均は18291円だが予想PERは14.75倍。
EPSは1240円となる。
PBRは1.26倍でBPSは14517円。
益回りは6.78%、配当利回りは1.55%。
これらの数値が意外と日々変化する。
この上下を記憶にとどめておきたいもの。

日経朝刊「エコノフォーカス」ではGDP600兆円のからくりが示されている。
それはやはりルールの変更。
内閣府が16年末に予定している計算方法の見直しだという。
国連の「国民経済計算基準(SNS)」の基準が08年に見直された。
アメリカ、EU、豪州はすでにこれを使用している。
因みにアメリカは13年に移行したが02年〜12年のGDPは3〜3.6%増加したという。
日本の15年度の名目GDPは504兆円。
しかし新基準では20兆円ほどかさ上げされるという計算。
新基準は付加価値を生む投資がGDPに入ってくる。
例えば、フェイスブックなどの書き込みは個人が行う作業だが実は経済効果はある。
このあたりまで踏み込んでくれると経済指標も肌感覚と合致してくるのだろう。
このままいけば2020年度に600兆円。
夢ではなく大した努力もなしに容易に達成可能な数字。
だったら東証1部時価総額700兆円だって遠くはなかろう。


日経平均想定レンジ

下限17966円(25日線)〜上限19359円(75日線)

中国国家主席の習近平氏はバッキンガム宮殿に泊ると言うからすごい。
オズボーン外相のコメントは「両国関係は黄金時代に突入した」。
背景は「経済力をテコにした中国の存在感の高まり」。
そもそも英国は中国を一時支配下においた国。
1840年のアヘン戦争など中国は歴史の向こうに忘れることが出来たのだろうか。
香港や上海の租借という問題も消え去ったのだろうか。
というよりも、米と接近せず英になびく中国。
どうも世界の情勢をよく知っているという感じがする。
そもそも英国のかつての支配の概念は「その国の経済繁栄を搾取する」。
本来は内乱に乗じて進出するのが大国のやり方。
しかし日本が明治維新に際して内乱を起こさず平和裏に大政奉還となったのも多くは英国の導きチック。
だったら、今回も中国の経済を英国がうまく料理するということになるのだろうか。
地政学は歴史に学べば結構いろいろなことが今でも起きているような気がする。

【来年の干支のサル関連銘柄】

東京モーターショーを前に登場したのはホンダ(7267)の新型燃料電池車。
名前は「クラリティ」の予定で3月発売予定。
価格は700万円台。
水素のフル充填が3分で走行距離はトヨタのミライの650キロを超える。
明らかにホンダの優位性が出てこようか。
自動車三国志の幕開けとなる気がする。
ホンダはかつてモンキーというバイクを発売していたから来年の干支の「申」関連でもある。

因みに申関連では・・・。
東武(9001):日光猿軍団
ソフトバンク(9984):創業者が孫悟空と同じ孫さん。
名古屋企業・大阪企業:豊臣秀吉に縁。
イナ・リサーチ(2176)医薬品非臨床試験受託でサル試験に強み。
アウンコンサル(2459)社名にサル
山田コンサル(5782)社名にサル
大日本コンサルタント(9797)社名にサル
フジHD(4676)映画「海猿」
U−NEXT(9418):猿の惑星先行配信
ソニー(6758)ウォークマンのCMはサルだった


(兜町カタリスト 櫻井英明)

過去のレポート

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。