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【今日の言葉】国有系銘柄VS新興系銘柄

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『国有系銘柄VS新興系銘柄』

日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命が上場して3日目を迎えた。さすがに2日目までの好人気が薄れ3銘柄とも反落している。これら3銘柄は上場までは言うまでもなく完全国有企業であった。そして、上場後も政府の保有がまだ多いことから国有色の濃い銘柄である。

 親方日の丸的な国有色の濃い銘柄が人気となれば、民間企業、それも国有企業に比べればひ弱な新興系企業が比較感から人気の圏外に置かれてしまう。いつまでも、国有系銘柄が人気となることは好ましいことではないが、中期的には政府保有株が完全放出されれば、NTT、JR各社がそうであったように民間の市場の波に揉まれマーケットの評価を受けることになる。

 政府の完全放出が終わるまでこれから3年ていどは、政府系銘柄の人気が薄れることはあっても、「冷える」ことはないだろう。ここから数年は、「国有系銘柄」と「新興系銘柄」が交互に物色される展開ではなかろうか。

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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【相場展望】

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■年末の日経平均2万円を目指した展開、順主力株や新興系が出番も


年末の日経平均2万円台を目指した展開が予想されそうだ。背景としては、(1)NYダウに対する比較感、(2)日本郵政(3銘柄)上場で循環買い、(3)9月期決算の好調、(3)補正予算などアベノミクス第2章に期待〜などがあるだろう。

NYダウは8月の中国ショック安を埋め、5月につけた最高値1万8351ドル(場中)まで400ドルを切るところまで上昇している。一方の日経平均は中国ショック直前の2万0500円前後まで約1200円も残しているし年初来高値2万0952円(6月)まではさらに遠い。NYダウに対し出遅れているといえる。

9月の決算発表がほぼ一巡した。中国関連の主力どころは業績の伸び悩みは見られるものの、順・主力どころは好調である。こうした、順・主力銘柄に対する株価評価は十分行われていないため、これから12月にかけて見直されるものとみられる。とくに、今回の日本郵政他2銘柄の上場で短期マネーが潤い、利食った資金で業績のよい銘柄に目を向けている。

安倍内閣がスタートして1カ月が経過した。この1カ月は中央アジア訪問など引き続き外交が中心だったが、日中韓の首脳会談が実現したことで、いよいよ国内の経済対策が本番だろう。来年の参議院選挙、さらに17年春の消費税10%を考えると補正予算などの景気対策が急務といえる。とくに、日本郵政上場で盛り上がったマーケットの好人気をここで消すことはないだろう。

年末に向け日経平均の上昇と、それ以上にTOPIX型銘柄や新興系銘柄が注目されるものとみられる。

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR=犬丸正寛の相場展望)

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かんぽ生命保険は割安感消えるが値幅妙味強く売り出し価格から8割高

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◆値動き大きくゆうちょ銀や日本郵政から換える様子も

上場2日目となったかんぽ生命保険(7181)(東1・売買単位100株)(公開価格2200円、初値2929円、昨日の終値3430円)は5日の後場寄り後に再び上値を追い、前場の高値を上回って約17%高の4120円(590円高)まで上げる場面があった。公開価格(売り出し価格)からは87%高、初値からは41%高となり、同時に上場した郵政3銘柄の中で出色の出足となっている。

同時上場3銘柄の中では最も時価総額が小さいことなどが言われ、上場初日はストップ高。値動きが3銘柄の中で最もダイナミックなため、5日は「値幅狙いの短期資金なども活発に流入している」(市場関係者)。また、日本郵政<6178>(東1)(公開価格1400円、初値1631円、初日の終値1760円)、ゆうちょ銀行<7182>(東1)(公開価格1450円、初値1680円、初日の終値1671円)も十分に利食い出来る展開のため、これらを売却してかんぽ生命に乗り換える動きも出ているようだ。

ただ、当初言われた割安さの面では、1株純資産の何倍まで買われているかを示すPBR(株価純資産倍率)が公開価格での0.7倍から5日は1倍台に乗り、たとえば第一生命保険<8750>(東1)の同0.7倍台との比較では逆に割高になった。また、配当利回りは、株価が上昇した結果、2016年3月期の会社側の予想配当56.0円から見て1.3%台になってきた。このため、市場関係者の間では、「国策がらみのご祝儀相場なので5000円台への上昇も十分にあり得るが、4000円から上は地に足の着いていない状態といえるのではないか」(同)との見方も出ている。

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)

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