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《Eimei「みちしるべ」》


(7月19日から7月22日の週)

週末の日経平均は5日続伸(7月第3週は全営業日3ケタの上昇)。
週間上昇率は9.2%。
アベノミクス相場になってからの週間上昇率の過去最大は2013年11月第2週の上昇率7.7%。
これを更新した。
週末の指数上昇に寄与したのはファーストリテ。
ストップ高となり日経平均場寄与度は197円。
これが日経平均の 続伸をもたらせた格好。
週末の主役は任天堂の大商い。
売買代金4760億円は一銘柄で1日の売買代金として過去最高。
東証1部の売買代金の約15%を占めた。
6連騰で週間上昇率は70.1%。
値幅は11510円。
225非採用大型銘柄の復活は指数万能主義から個別銘柄相場の象徴だろうか。
東証マザーズ指数先物は抽象的な指数の代表なのか具体的な銘柄の代表なのか。
この分水嶺の週となろうか。
先週の主要市場で日経平均は9.21%の上昇で上昇率トップ。
以下トルコ6.16%、香港5.33%、ブラジル4.59%。
一方最下位はベトナムの0.89%、英国1.19%、マレーシア1.45%、スイス1.47%、米国2.04%。
NYを仰ぎ見てきた風 景に変化があった印象。
16000円キープに期待する気持ちと25日移動平均からのプラス5%かい離を懸念する声が交錯するのだろうか。

日経平均想定レンジ

下限16586円(3月 SQ値)〜上限17684円(2月2日マド空け水準)

因みにQuickのマーケットカレンダー。
「マーケットのお日柄がわかる」となっている。


《7月》
7月初旬に天井。
7月後半の大阪天神祭ごろに底入れする「七夕天井」・「天神底」というアノマリーがある
国内ETFの決算シーズン
4〜6月期決算の発表が始まるため業績に関心が向かいやすい
7月18日は日経平均株価が下落しやすい特異日

《8月》
中旬には4〜6月期決算が出そろう
お盆前の持ち高整理に注意

《9月》
9月末は中間配当の権利確定日が集中
9月下旬に株価が底入れしやすい「彼岸底」のアノマリーがある
5月同様、9月も長期休暇を 挟んだ売買に注意
2008年9月11日にリーマン・ショックが発生
「株は5月に売れ、しかし9月に戻ってくるのを忘れるな」という「sell in may」というアノマリーが有名

《10月》
月初めに中国の国慶節(建国記念日)
中旬から日本企業の4〜9月期決算の発表が始まる
中旬は海外ヘッジファンドの決算が多いとされる11月末の「45日前」。
需給の転換点になりやすい
アメリカのミューチュアルファンドが決算(10月末)に向けて利益確定売り、節税目的の売りを出す
1987年10月19日にブラックマンデー(暗黒の月曜日)の暴落があった
10月20日は日経平均株価が上昇しやすい特異日
「株を10月末に買って4月に売る」戦略
通称「ハロウィーン効果」というアノマリーがある

《11月》
海外ファンドの持ち高整理の売りが続く可能性に注意
中旬には日本企業の4〜9月期決算が出そろう
3月 期通期業績に対する過度な不安が後退し、割安に放置されていた株が動きだすことも
金融機関各社が来年の相場見通しを公表し始める
後半から米年末商戦(クリスマス商戦)が始まる。内容によって米国景気への見方が変わる可能性も
11月7日は日経平均株価が下落しやすい特異日

《12月》
12月は日経平均株価が月間で上昇しやすい月
海外投資家が24日ごろから年始にかけてクリスマス休暇
海外勢の需給が細りやすい
個別株には確定申告に向けた税金対策の売りが出やすい
年内最終取引日「大納会」に向けて株価が上昇する「掉尾(とうび)の一振」というアノマリーがある。
大納会の数営業日前から年内の課税対象となる売買ではなくなるため、
節税を目的にした損失確 定売りがなくなることが一因
来年の干支にちなんだ相場の見通しなども出てきやすい。


(兜町カタリスト 櫻井英明)
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