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《Eimei「みちしるべ」》

(9月5日から9月9日の週)

米雇用統計は15.1万人増で通過。
今週はメジャーSQの荒れる週となる。
日経平均の日足は金曜まで陽線が5本続く5陽連で底堅い展開。
日経平均は週間では564円上昇。
週足は3週ぶりの陽線となった。
米雇用統計もつつがなく通過。
225先物は17100円台まで乗せてきた。
こうなると期待するのは上値を追う動き。
25日線=人気線16612円からは2%程度のプラスかい離。
ただ今年一度も上抜かなかった200日線は17047円。
ようやくこれを終値で上回れそうな気配となってきた。
200日線=景気線はまだ下向きとはいえこれを上抜ける意味は結構大きい。
もろもろの節を取り払って長い雌伏の時間を取り戻せる可能性は出てきたと言えよう。
あとは週末のメジャーSQに向けてのバトルの週となろうか。

「レイバー・デー明け火曜日のNYダウ過去3年連続上昇。
過去7年間でレイバー・デー明けの週は、前週比6勝1敗。
その翌週までも6勝1敗」とのアノマリー。
ウラジオストックから土曜の夕方に帰国した安倍首相。
また彼のせいで羽田着陸では足止めさせられた。
セミナーで台風に遭遇する確率と羽田や新幹線で首相に足止めされる確率は個人的には一緒のような気がする。
もっとも・・・。
安倍さんは日曜の朝に中国杭州に向かって出発。
還暦過ぎてた元気さが目立ってきた。
ロシアでは対中国けん制コメント。
G20でも中国けん制コメント。
中国の零落を見越したようなアジアの地政学的行動は、いずれ市場の強さにつながるに違いない。


日経平均想定レンジ

下限16926円(9月月足陽線基準)〜上限18943円(12月メジャーSQ値)


武者さんのレポートは「 世界的イールド・ハンティング、余剰資本は株式に向かう」。
株の配当利回りはすべての先進国において国債利回りより著しく高くなっている。
例えば米国では企業は株価に対して2%の配当と3%の自社株買いの合計5%を株主に還元。
それは1,5%の長期金利の3倍以上である。
問題は企業の稼ぐ力、価値創造にあるのではなく、稼いだ金を適切に配分する機能を失った金融市場にある。
そして「米利上げでハンティングは日本株に向かう」。
第一に政策使命の達成がほぼ見えてきたこと。
第二にこれまでの利上げ先延ばしの主因であった新興国経済と金融市場の不安定さが解消したこと。
これによりFRBの利上げの可能性が強まってきた。
来るべき米国利上げは、2016年に入ってからの米ドル安に歯止めをかける。
世界的イールド・ハンティングの向け先を変えるかもしれない。
新たなイールド・ハンティングのターゲットとしては日本株式が注目されるのではないか。

「日経平均は16900円どころを上抜けると大きな値幅が計測できる」と大和のレポート。

現在の日経平均には、二つのチャートパターンが含まれている。
大きくは、2月・6月を安値とするダブルボトム。
その間の高値(4月)である17600円どころを現在値が抜けると、
ダブルボトムの値幅である約2700円の同幅上げが最小の上値計測値となる。
具体的には20300円どころが計測値となる。
小さく見ると、6月以降に形成しているのが上向き三角保ち合い。
16900円どころに水平な抵抗水準がある。
このネックライン(16900円)どころを現在値が上抜けると、
底値からの上昇幅約2000円の同幅上昇で19000円どころの上値が計測できる。
まとめると・・・。
現在値が短期の上向き三角保ち合いのネックライン16900円どころを上抜けると、
自動的に中長期のダブルボトムのネックライン176000円を上抜けることが期待できる。
結果的に20300円の上値が期待できることになる。
16900円抜け後は大きな値幅が計測されよう。


(兜町カタリスト 櫻井英明)

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【相場展望】ドル高・円安で日本株はボックス上放れを試す可能性

■ドル高・円安で日本株はボックス上放れを試す可能性

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 9月5日〜9日の日本株は堅調な動きが想定される。前週末2日発表の米8月雇用統計は非農業部門雇用者増加数が市場予想を下回ったものの、米景気後退を警戒するほど弱い内容ではなかった。

 この結果を受けて、米国株は米FRB(連邦準備制度理事会)の9月利上げ観測が後退したとして買い安心感が広がり上昇した。米国債券市場では年内利上げ観測が高まり、9月利上げの可能性もあるとして10年債利回りが1.60%台に上昇した。そして外国為替市場では日米金利差拡大で一時1ドル=104円30銭台までドル高・円安方向に傾いた。CME日経225先物(円建て)は1万7130円だった。

 当面は9月20日〜21日に同日程で開催される日米の金融政策決定会合待ちという慎重な見方もありそうだが、米国株の上昇、為替のドル高・円安という日本株が上昇するための好材料が揃った形だ。そして下値は日銀のETF買いが支えてくれるのだから、完全に買い方有利・売り方不利の状況である。売り方を踏み上げる形で日経平均株価が1万5000円〜1万7000円のボックスレンジから上放れを試す可能性もあり、機関投資家が慌てて買い出動する可能性もありそうだ。

 セクター・銘柄としては、引き続きドル高・円安を好感して自動車セクターを中心とする輸出関連・円安メリット関連セクター・銘柄が物色されそうだ。そして買い安心感で循環物色の形となり、売買高が低調な新興市場にも資金が流入するかが注目点となる。

(情報提供:日本インタビュ新聞社)

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