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《Eimei「みちしるべ」》

(10月24日から10月28日の週)

SQ通過後の1週間。
10月SQ値16741円に対しては終値ベースで6勝。
9月SQ値17011年に対して終値ベースで2勝。
明らかに水準は変えてきた。
空売り比率は37.7%と30%台定着。
日経VIは週末一時17.97と1年2カ月ぶりの水準まで低下(終値ベースは18.48)。
週末の下落はかすり傷程度と考えても良かろう。
土曜日経朝刊では「国際協力銀、ロシア銀に単独融資」の見出し。
地政学の変化の兆しは、日本の地政学的重要性の復活感。
株式市場に日差しをもたらしてくれそうな気配。
「日経平均の年初からの騰落率はマイナス9.7%。
出遅れ感は強く、これまでとは一転して独歩高の可能性」という声も聞かれる。
日経平均は10カ月ぶりに52週線を上回った。
日足の200日線回復とともに、大きな転換点を示唆するものだろう。
決算発表が序盤戦を迎える中で初陣的存在の安川が減益決算でも通過感から年初来高値を更新。
幸先の良さを感じさせる出来事でもあった。


日経平均想定レンジ

下限16722円(25日線)〜上限17613円(4月25日高値)

9月5日高値17156円を一時上回った。
2016年3月月中平均は16897円。
9月月中平均は16737円。
そして9月メジャーSQ値は17011円。
52週移動平均が17077円。
1月29日に日銀がマイナス金利を導入した時は17518円。
ココを抜ければマイナス金利の功罪論も消えてくるかも知れない。
4月25日高値は17613円。
来週絶対期日を迎えるが期日が明けたのかどうかが一つの課題だろう。
そして気になってくるのが昨年末終値19033円。
年足陽線基準は18450円。
再来になるかどうかというところ。
そういえば「勝手雲」は10月19日に白くねじれていた。

野村證券の調査チームが2017年の注目銘柄を選定したという。
タイトルは「変革する日本企業、十本の矢2017」。
(1)ミスミ、(2)日立化成、(3)ファーストリテ、(4)Jフロント、(5)みずほ、
(6)前田建、(7)セイコー、(8)アシックス、(9)滋賀銀、(10)郵船。
「17年に向けて業績の天井を打ち破るような構造改革がαの源泉につながること」。
これがこの銘柄群に期待されているという。
指数と「個」の連立時代が来たかもしれない。

歴史は繰り返すものなのか、霞が関に創造力が欠如しているのか。
あるいは前例が好きなのか。
夏季五輪→万博→冬季五輪の流れ。
1964年東京五輪→1970年大阪万博→1972年札幌五輪。
高度成長期のメルクマールでもあった。
今回も大阪万博招致が登場してきた。
2000年東京五輪→2025年大阪万博→2016年札幌五輪。
夢よ、もう一度なのかも知れない。

「これか」と思ったのは「米で新原発稼働」の見出し。
テネシー州のワッツバー原発2号機の営業運転が開始されたという
米国で商用原子炉が稼働したのは1996年のワッツバー1号機以来20年ぶり。
これで米国の稼働中の原発は100基となったという。
今回の2号機は73年に着工。
79年のスリーマイル島事故の影響で中断。
昨年、東電福島原発後に策定した新たな安全指針に基づいて稼働が認可されたという。
穿って考えれば、福島原発事故がなければ新たな安全指針も策定されなかっただろう。
残念ながら点を線にすればそう考えられなくもない。
もっとも福島原発はGEが担当し、沸騰水型。
今回のワッツバーはWHが担当し加圧水型。
このWHの親会社は東芝で東芝傘下の会社というややこしい関係がある。
陰謀論めいて恐縮だが・・・。

(兜町カタリスト 櫻井英明)
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