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《Eimei「みちしるべ」》

(11月21日から11月25日の週)

10年国債利回りがプラスに転じたことから225先物と現物指数の逆ザヤは解消。
裁定買いを誘発しながらのマトモな展開に戻った印象。
マイナス金利がもたらした株式市場への負の影響は和らいだ格好。
約1年3か月ぶりの高水準。
200銘柄への路線を歩み始めたのだろう。
そして今年の日経平均のレンジは15000円〜18000円。
これが18000円を越えてくると18000円〜20000円へのレンジへ1年ぶりに以降。
まさに95年型相場の再来。
その萌芽は年初6日続落と3日続伸が3月にあったということだろう。

日経月曜朝刊の「今週の市場」。
結論のない世界はここにもあった。
まずは「株式」。
「18000円前後でもみあう展開となりそうだ」。
としながらも、「上値を試すには追加の材料が必要かも知れない」。
そして「NY株。
「過去最高値圏で底堅く推移しそうだ」。
としながらも「輸出企業には業績悪化懸念が出ている」。
「為替」は「下落余地を探る展開になるとの見方が多い」。
としながらも「投資家のリスク回避姿勢が高まり円安が一服する可能性もある」。
一体強気なのか弱気なのか読み取れないる老練な書き方。
言質を取られないのがマスコミチックなものなのだろうか。
というか、傾きの感じられない見通し。
これが蔓延して不毛の議論ばかりしているのは時間の無駄だろう。

市場が好調になりそうになってくると登場する「持たざるリスク」と言う言葉。
いつも思うのだが、持つリスクはある。
しかし「持たないリスク」ってあるのだろうか。
得られる筈の利益を設け損なう可能性があるから「持たざるリスク」。
しかし持ったからとて必ずしも儲かる訳ではない。
押し目を待って押し目が来ても買えず、上がってくれば後悔の念。
だからと言って無理やり株を買う必然性はどこにもない。
業界人の戯言として聞き流すべき言葉だろう。

今朝の兜町での朝活。
「日経新聞は横に読む人は多いけど縦に読む人は少ない」。
毎日1面から40面程度まで眺めるのは誰もがする仕事。
しかし政治面、外交面、証券面、商品面を時系列的に並べて記事比較することはめったにない。
しかし、この時間差攻撃が結構虚実を浮き彫りにすることが多いのが経験則。
商品面は明らかに証券面の3週間ほど先を行っている。
政治面からは数カ月先の証券市場動向を推理することもできることがある。
1週間貯めておいて比較することで儲けられそうなシナリオができるならば悪くはないだろう。
因みに・・・。
電子書籍で今度出す予定の署名は「投資シナリオのつくりかた〜考えるヒント」。
生臭い個別銘柄も重要だがイロハのイを確認することも必要だろう。


日経平均想定レンジ


下限17596円(11月SQ値)〜上限18450円(年足陽線基準)
勝手雲は18日に黒くねじれ24日に白くねじれ

『平成丁酉(ひのととり)二十九年相場予見』

夕暮れ時の街明かり
そんな気持ちと裏腹に
丁酉の年の拡大路線
新常態の時到来
海に宇宙に伸び盛り

矛盾の先に光明あり
つき合いにくい銘柄も
そこに金が溶けている
外の力を梃子にして
小が大飲む下剋上

1月 小浮動
2月 持ち合い
3月 下押す
4月 小反発
5月 乱高下
6月 急落
7月 軟弱
8月 往来
9月 上放れ
10月 急伸
11月 続騰
12月 堅調

世界的リスクオフの時代は去った。
丁酉の年は2年ぶりに増益となる企業業績見通しを背景にGDP、東証時価総額ともに拡大路線。
IoA・ロボット・AIそしてビッグデータなどの国策を中心に新常態の時が到来しよう。
金融経済から実態経済への移行を予想する。

トランプ政権の目標はレーガノミクス。
インフラ整備に軍事費拡大、大型減税だけでなく高金利ドル高の動きはマーケットにプラス。
当然ネオコン関連も浮上しようがITやバイオを抜きにして今の経済は浮上できない構造。
債券から株式への動きがようやく登場しよう。

(兜町カタリスト 櫻井英明)
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