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《Eimei「みちしるべ」》

(5月29日から6月02日の週)

北朝鮮やロシアゲート。
外部の問題に神経質な東京市場。
でも先週のイベントで一番大きかったのは水曜に日銀で講演したバーナンキ元FRB議長のコメントだろう。。
「物価上昇率と政策金利が2%になれば政府債務のメイもうGDO比率は21%減少」。
「財政出動や減税で生じる政府債務の悪化を相殺するため日銀は物価目標を一時的に引き上げても良い」。
強いインフレは円の価値が大きく下がる。
そうなれば円建ての債務は実質的に目減りする。
数字の操作の魔術に過ぎないが現実のことでもある。
日銀が円の価値を大幅に薄めると約束すれば財政悪化への懸念は払拭できるという。
次の景気後退期への備えとして金融緩和の余地を作ることが重要だともいう。
これは危険な発想であるとともに実に現実的発想に聞こえるのは気のせいではなかろう。
そして、前FRB議長がこう言うからには、円安許容の姿勢がNYにはあるとも読みたいところでもある。

日経平均想定レンジ

19464円(5月2日窓開け水準)〜20441円(25日線のプラス5%かい離水準)

株式投資にはルーティーンワークが必要であることは言うまでもない。
でもそのルーティーンワークは人それぞれ。
多くの取捨選択の果てにたどりついた「おめざめチェック」はこんなこんなものだろうか。
重要なのはただチェックするのではなく数字を体で感じて、その先を読むこと。
この差はパフォーマンスの違いの肥料には間違いなくなってくれる筈だ。

以下は「おめざめチェック」。
(数字は5月24日現在):数字を体で感じて、その先を読むこと。

【HPなどでの「海外指標」】

NYダウ:20937.91ドル(+43.08)→4日続伸
NASDAQ:6138.71ポイント(+5.09)→4日続伸
S&P500:2398.42ポイント(+4.40)→4日続伸
3市場の売買高:59.5億株(直近20営業日平均69億株)

VIX(恐怖)指数:10.72(−0.21)
VXV(3ヶ月先の変動):12.90(−0.06)
SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数):1067.94(−4.36)
ダウ輸送株指数:9009.67(+45.02)

10年国債利回り:2.281%(前日2.251%)
FT100種総合指数(ロンドン) 7485.29(−11.05)2日ぶり反落
クセトラDAX指数(フランクフルト)12659.15(+39.69)3日ぶり反発
CAC40種平均(パリ)5348.16 (+25.28)3日ぶり反発
1ドル=111.808円
1ユーロ=125.022円

金価格:1トロイオンス=1251.20(−10.20)
WTI原油:51.57(+0.41)
バルチック海運指数:849(−5・7日続落)

シカゴ225先物円建て終値19780円(日中比+140円)
高値19775円、安値19580円
225先物大証夜間取引終値19780円(日中比+140円)

【日経朝刊の「市場体温計」など】

★昨日の日経平均のチャートでの高値安値の時間帯:9時54分高値、14時52分安値
★東証1部の売買代金:2兆63億円(前日1兆9224億円)
★値上がり銘柄:978(前日1354銘柄)
★値下がり銘柄:904(前日531銘柄)
★新高値225銘柄(前日156銘柄)
★新安値25銘柄(前日22銘柄)
★売買単価:1299.6円(前日1310.0円)
★1株当たり時価:1543.83円(前日1545.68円)
★騰落レシオ:149.57%(前日143.75%)
★東証1部の時価総額588兆6069億円(前日589兆3122億円)
★新発10年国債利回り:0.045%(前日0.045%)
★日経平均VI:16.07(前日16.39)

日経朝刊の「株式市場の投資指標」など

★日経平均採用銘柄PER:14.02倍(前期基準15.16倍)
★同EPS(日経平均÷PER)1398.95円 (5月22日1398.60円、16年5月6日1091.24円)
★同PBR:1.25倍
★配当利回り:1.83%
★東証1部全銘柄PER:15.37倍
★同PBR:1.28倍
★同配当利回り:1.73%
★株式益回り:予想6.50%、前期基準6.02%
★空売り比率:40.4%(前日38.1%、)(2016/6/9・47.0%、 2017/4/6・45.2%)
★単純平均(東証1部全銘柄)2790.11円(+2.56円)(2016年末 2763.27円)
★日経VI:16.07(−0.32) 

★NTレシオ:12.53 −0.02(5/23)
(2016年 最大 12.81 8/15 最低12.18 1/7)

★信用残高(水曜日)
信用買い残2兆3968億円(707億円増、6週ぶりの増加)
信用売り残9527億円(150億円減、4週ぶり減少)
★信用倍率:2.40倍(2016年6月4.31倍、2016年12月2.14倍)
★信用評価損率(木曜日)
マイナス8.49%(3週連続改善)

★松井証券経由信用評価損率速報
売り方▲10.145%(前日▲10.251%)
(2014年1/10・−15.37%、16年2/12 +1.843%)
買い方▲5.666%(前日▲5.472%)
(2016年2/12 −25.918%  15年6/24 −1.639%)
★マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率(松井証券速報)
売り方▲18.52 %(前日▲18.23%)(4/14 ▲3.56% 5/22 ▼18.23%)
買い方▲11.33 %(前日▲11.46%)( 5/9 ▲9.94% 4/14 ▲19.41%)
★裁定残(毎週木曜)
買い残:2兆5566億円 前週比 +4187億円(3週連続増加)
売り残:2050億円 前週比 +561億円 (2週連続増加)

★東証投資主体別売買動向(週間)過去5週○買い越し●売り越し
外国人 ○○○○○(6週連続買い越し)
個人  ●●●●●(5週連続売り越し)
信託銀行●●●●●(6週連続売り越し)

★ジャスダック投資主体別売買動向(週間)過去5週○買い越し●売り越し
外国人●○○●○(2週ぶり買い越し)
個人 ○○●●○(3週ぶり買い越し)


★東証投資主体別売買動向(月間)過去5ヶ月(4月まで)○買い越し●売り越し
外国人○○●●○(3ヶ月ぶり買い越し)
個人 ●●△○●(3ヶ月ぶり売り越し)

【紙芝居など】

★日経平均25日移動平均:19302円(1.61%プラスかい離)
★同75日移動平均:19204円(2.07%プラスかい離)
★同200日移動平均:18263円(7.39%プラスかい離)
★一目均衡の雲:5月15日に黒くねじれ6月13日に白くねじれ
★勝手雲(基準線26→3、転換線9→10、スパン26→9)
5月11日に白くねじれ、直近上限は19716円
★ボリンジャーバンド:プラス1σ・19867円、プラス2σ・20428円

(兜町カタリスト 櫻井英明)

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